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【ノベール】RED STONE 小説upスレッド 七冊目【SS】
189
:
白猫
:2008/06/07(土) 19:13:14 ID:rOHiPurc0
第二回戦(改)
リトルウィッチであり[歌姫]、マペット契約者
[神の母]ルフィエ=ライアット
and
[ブルンの影狼]、エリクシル継承者
[紫電狼]ネリエル=アラスター=ヴァリオルド・Ⅳ
vs
神々に恩恵を受けた正真正銘の[天使]、
リレッタ=アウグスティヌス
and
一体の[傀儡]であり大鎌を薙ぐ武術家、
シャーレーン
凄まじい閃光が再び上がったのを見、カリアスは頭をガリガリと掻いて溜息を吐く。
「なんや、アッチの方が面白そうやったやんけ……」
「で、あの場合決勝戦はどうなるワケ?」
激突する閃光を見ながら、槍を肩に番えるアーティは首を傾げた。
唯一全く興味のなさそうなカリンが、真っ黒の剣を磨きながら小さく言う。
「……決勝戦であの二人と私達が戦い、勝者同士が戦えばいい」
「アッタマええなぁ、黒騎士」
素直に頷くカリアスにクスリと笑い、アネットはひょいと手を上げる。
「で、最後に私が戦うわけね」
そうなる、と頷いたカリンとその背にもたれるアーティ、
その真上に、突如巨大なハンマーが出現する。
リレッタの術が逸れたのだろう、と思考を流したカリアスは、そっと注意を促
「……危ないで、アーティは――」
――ドォオオオオォオオンッッ!!!
せなかった。
哀れハンマーの下敷きとなったカリンとアーティに心中で「ドンマイ」と呟きかけ、カリアスは再び戦場の方を向いた。
「ッハァアアアアアア!!」
【っふ!!】
ネルのグングニルによる刺突、それをサーレは二本のデスサイズで鋭く弾いた。
グングニルの攻撃は以前戦ったときの金色の剣よりも相当重い。片方のデスサイズではいなし切れず、確実に吹き飛ばされる。
だが近接における戦闘ならば手数はこちらが上。勝てないわけでは――毛頭、ない。
【そこッ!】
「ッ!?」
鋭い左手の鎌の一薙ぎ、
その一撃が、見事にネルの盾を捉え、粉々に砕いた。
同時に起こる大爆発にネルは目を細め、しかし強い笑みを浮かべる。
ようやく槍を、"両手"で握ることができる。
同じく距離を取っていたサーレは、突然膨れ上がる魔力に目を細め、デスサイズを構え直した。
〈デカいのが来る〉
「――『 爆、風! 』」
地面に槍を突き刺し、同時に発動する術により凄まじい量の砂を、サーレに向けて巻き上げる。
それを鼻で笑ったサーレは、瞬時にデスサイズを構え、叫ぶ。
【『 竜巻堕落、旋風 』】
目の前の巨大な砂の塊、それを一瞬で吹き飛ばしたサーレは、一瞬だけ感じるネルの殺気にデスサイズを無意識に構えた。
「遅いッ!」
瞬時に回り込み、槍の一薙ぎでサーレの鎌を吹き飛ばしたネル。
その速さに不敵な笑みを浮かべ、サーレは砂で汚れた服も気にせず鎌を両手握りに変えた。
対するネルもここで攻撃を終えはしない。不安定な足場のままで槍に全神経を注ぎ、大技を放つ体勢を取った。
【『 デス、スラッシュ!! 』】
「『 破槍――ッ!! 』」
(この地点でトライデントはまだ使えねーよっていう野暮なツッコミはナシだぜ嬢ちゃん…番外編は何でもアリなのさ)
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