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【ノベール】RED STONE 小説upスレッド 七冊目【SS】

153白猫:2008/05/29(木) 22:45:24 ID:w.NX7p8w0
◇―――――リレー企画―――――――――――――――Red stone novel[4/4P]

「…………」
「…………」
<…………>
ホサナとアナハム、コンピューターはノアの言葉に呆然とした。
条件を破った場合、自分達を含む全ての人類が滅亡する。
ノアほどの力を持つ者なら、その程度簡単に行ってしまうのだろう。
そして条件では、正当防衛であっても敵を殺してはならない、ということになる。
三人の危惧を感じたのか、ノアは笑って手を振る。
「ご安心を。あなたたちは私が命を賭けてお守りいたしますから」
その言葉に少しだけ安堵し、ホサナは思案する。
つまり、この星で得た情報を一切漏らさなければ、全く問題はないということだ。
それならば――問題は、ないだろう。
しばらく思案した後、ホサナはアナハムと顔を見合わせる。
どうやらアナハムも同じことを考えていたらしい。ホサナを見ると小さく頷いた。
コンピューターは、自分の言うことには口を挟まないだろう。

「分かった。条件を飲もう、ノア」





時と場所が変わって、ブルンネンシュティング。

「……ルフィエ、なんですかアレは」
「うーん、槍を振り上げる悪魔に見えなくもないかな?」
「……いや、ゴロツキを瞬く間にぶっ飛ばしてますけど?」
ゴロツキに絡んでいる(ように見える)ミリアを遠巻きに眺めつつ、ネルは溜息を
吐く。
ルヴィラィの騒動が終わっても、このような馬鹿騒ぎはいつまで経っても尽きない。
「止めますよ、ルフィエ」
「どっちを?」
「両方!!」

---


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