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「Sammy社立ギルティ専門高等学校5時限目」

74559:2006/07/06(木) 19:27:11 ID:Qbab1UhA
ようやくまともに時間が取れるように……。復活カキコ。

前回 前スレ>>600-602


「うう、殿一君。負けちゃったよぉ〜……」

火亜が半泣きしながら俺と澪の所に戻って来た。3ラウンド目のストレート負けが効いているらしく、かなり意気消沈してるみたいだ。

「火亜もジャスティス相手によくやったじゃないか。1ラウンド目なんて、かなり凄かったぜ?」
「でも、逆に3ラウンド目はパーフェクト取られちゃったし……」
「けどさ、ロボであそこまでやれてるんだぜ? もっと自信もてって」

これは本当だ。インペリアルレイやN.Bの起き攻めなど、カイやヴェノム以上に苦しいであろう組み合わせにあそこまでやったのだ。
だから、俺は純粋に火亜の事を凄いと思った。いつもはのほほんとしてるのにな……。
と、その気持ちは澪も同じだったようで、俺と同じように火亜を慰めていた。

「大丈夫だって優子。3ラウンド目はただ読み負けが重なっちゃただけで、十分闘えてたわよ」
「……うん。ありがと、澪ちゃん。殿一君」

どうやら、火亜も立ち直ったようである。……立ち直りの早い奴だ。

「おい、お前ら。次は自分達の番だって事を忘れてないか?」
「「あっ」」

音義の指摘に、俺と澪ははもって声を上げる。そうか、次は俺達か……。

「というわけで、次は遠央、お前な」
「えっ!! 私、ですか?」
「俺は二度ものを言うのは嫌いだ。ほれ、早くスタンバイしろ」

俺は心の中でガッツポーズを取った。よっしゃ!! 人身御供になってくれてサンキュー澪。
そんな心の声が聞こえたのか、澪が俺のことを睨んできた。そして、その時、かなり不吉な言葉が聞こえてきた。

「弄り甲斐のある奴は後にとっておく趣味でな」

ニヤっと笑いながらそう言ったのは、音義だ。待て、まさか不幸なのは俺なのか?
見れば、澪がそれを聞いて俺に意地悪く笑いかけながら、ご愁傷様、と呟いていた。くそ、お前なんか開始10秒でシショっちまえ。

「? どうしたの殿一君。ド畜生一歩手前にバニラア○スみたいな顔して」
「……俺、そんな憎々しげな顔してた?」

マズイマズイ、あんなクレイジーな野郎と一緒にされたくないぜ……。

「さぁ、続く試合は、音義先生のジャスティスVS遠央さんのチップ!! さっきみたいな熱い試合を期待しましょう!!」

っと、もう始まるみたいだな。さて、澪のチップがシショる姿を、この眼に焼き付けるとするか。

『お前、死相が出てるぜ?』
『そろそろ出るとしよう』

――HEAVEN or HELL Duel1! Let's Rock!


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