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「Sammy社立ギルティ専門高等学校5時限目」
394
:
元463
:2007/01/20(土) 16:34:05 ID:KLcbc2yU
続き
「じ、じゃあ僕はこれで…」
「あーちょっと待ったって」
「?」
「まあまあ、そんな顔せんといてぇな。…ちょっと謝りついでに頼みたいことあんねんけどな」
「天乃、これ以上人様に迷惑かけたら…」
「わーってるって!そんなんちゃうわ! でな?自分今から暇?頼みたいことあんねんけどな〜」
そこまで男が言うと、隣の少女は「あっ」という顔をする。どうやら何か目的があってきたようだ。と団は推測する。
「……」
「いやぁ、そんな怪しい物じゃないっすよ〜。ちょっとした道案内ってやつ?」
「道案内?」
「そうそう」
「えっとなぁ、うちら、最近こっちに引っ越してきたばっかりで地理とかわからんねんやんか。でもいかなあかんとこがあって時間に遅れそうやねん」
だから。と少女が要点を得ない男の会話に付け加えてくれる。
「そういうこっちゃ。ここらへんのはずやねんけど道に迷ってな。悪いけど頼まれてくれへん?」
「…まあ、あんまり詳しいわけじゃないけど、わかる所なら案内するよ?僕もぶつかったの、悪いと思ってるし」
おお、という反応が2つ。どうやら素直によろこんでいるようだ。
「じゃあ決まりやね。ほんまごめんなぁ」
「ほな案内してーな。行き先は『Sammy社立ギルティ専門高等学校』まで!」
これが、僕と、関西から来た不思議な二人のプレイヤーとの出会い。
この二人が僕の日常を壊していくことを、このとき僕はまだ知らない。
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