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【場所】『病院』その4
1
:
『我々は皆運命に選ばれた兵士』
:2005/12/05(月) 23:30:57
『怪我』をした者は、当然『病院』に行く……。
『長期入院』の場合、厳密にする必要はない。
頭を冷やす『休息期間』と考えれば良いだろう。
前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/8604/1112101219/
301
:
鳥越 勇司『シンプル・プラン』
:2006/11/16(木) 02:18:01
>>300
予想通りカゼと診断され帰った。
302
:
布川『ストリームライン』
:2006/11/16(木) 22:46:50
「めんどくせぇけど予防はしとかなきゃなあ」
インフルエンザの予防接種を受けにやってきた。
「金かかっちまうけど感染して発病して治療に時間と金とられるよりはまだ『近い』しなぁ」
ぶつぶつ呟きつつソファで呼ばれるのを待っている。
303
:
布川『ストリームライン』
:2006/11/17(金) 02:25:57
痛む腕を押さえながら家路に着いた。
304
:
弓曳 董吾『ナールズ・バークレイ』
:2007/07/04(水) 23:25:26
というわけで『入院』の運びとなったのである。
おとなしく造血と勉学に励むぞ。
305
:
弓曳 董吾『ナールズ・バークレイ』
:2007/07/10(火) 21:07:43
中庭のベンチを昼間から陣取り、読書をしている。
今は左手首から先がそっくり欠損しているため、これまでのように片手で辞書をめくりながら
書を読みすすめることができず大変不便である。
そのうえ入院中は自分の好きな服も満足に着れず大変不満である。
分厚い本には付箋ばかりがべたべたと貼られている。
306
:
弓曳 董吾『ナールズ・バークレイ』
:2007/07/10(火) 21:58:50
手持ちの付箋が尽きたので部屋に(補充しに)帰った。
307
:
那雲 マサムネ『ソン・オブ・ペイン』
:2007/11/27(火) 21:37:55
ロビーで呼び出されるのを待ってるツンツン金髪。
首から下げられたお守りを握りながら何かを呟いている。
308
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/11/27(火) 22:10:37
>>307
内科と書かれた案内表示の奥の通路から見覚えのある銀髪が歩いてくる。
手ぶらだ。診察や見舞いに来たような雰囲気ではなさそうだ。
そっちには気付いてないらしい。
気のせいかも知れないが、傍を通りかかる人や看護師さんが
ヒソヒソ ( ´Д)( ´Д`)( Д` ) ヒソヒソ
しながらそちらに視線を送っては通り過ぎている。
309
:
那雲 マサムネ『ソン・オブ・ペイン』
:2007/11/27(火) 22:21:49
>>308
「注射痛くない注射痛くない注射痛くない
注射痛くない注射痛くない注射痛くない
注射痛くない注射痛くない注射痛く――――んあ?」
自己暗示している最中に見知った顔がいることに気付いた。
ついでになんか言われてることにも気付いた。
「(……あ? なんだオイ、何言われてんだ?)」
周りのヒソヒソに耳をかたむける。
310
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/11/27(火) 22:27:35
>>309
ヒソヒソに耳をかたむけてみたら・・・
『・・・若いのに・・お気の毒ね・・』だの
『何か・・・な病気・・・かしら?』だの
『最近は・・・・ね・・・とか・・・』だの
何か思いっきり誤解されているらしいことだけは伺えた。
とてつもなく大変な病気にかかっていると思われているんだろう。たぶん。
銀髪はどんどん近づいてきますよ。
そして──
「あ、久しぶり。風邪?お見舞い?この世の終わりみたいな顔しちゃってさ。」
ずいぶんな声のかけかただ。
311
:
那雲 マサムネ『ソン・オブ・ペイン』
:2007/11/27(火) 22:42:15
>>310
自分が何を言われてんのか理解した。
その上で、『あえて』反論はしないことにした。
『あえて』なッ!
けして注射をちょっとばかし警戒してんのをバレんのが恥ずかしいからじゃねー。
俺が大人だからだッ!
「よー、久しいな。
俺のこのクールなたたずまいを見てこの世の終わりたァ心外だぜ」
お守りは握りっぱなし。
312
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/11/27(火) 22:46:50
>>311
「この周囲の気の毒そうなというか、何か哀れんでいるような目線を感じないと?」
いやなチェックだ。
「ところで・・・・何を大事そうに手に持っていらっしゃるんで?」
313
:
那雲 マサムネ『ソン・オブ・ペイン』
:2007/11/27(火) 22:58:33
>>312
「イヤちげーよちげーよっつーか心当たりねーよ。
カンチガイだ(バレるわけにはいかねー!)」
周りの視線? アウトオブ眼中だろ。
「……オメーには関係ねーだろ」
態度的に明らかに弱る。
314
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/11/27(火) 23:00:44
>>313
「ふぅん・・・ま、いっか。」
興味はないらしい。
「そう言えばそろそろインフルエンザの予防接種だよね。あれ、痛いらしいよ?
風邪の関係の注射も痛いし。」
何も知らないとはいえ恐怖をあおる発言。
315
:
那雲 マサムネ『ソン・オブ・ペイン』
:2007/11/27(火) 23:08:18
>>314
「イヤ、バッ、オメーあんなあんなもん痛いわけねねねねねーだろ。
ヨユーだヨユー、痛いはずがねーッ!」
さっきよりもお守りを強く握りしめる。
『信じるものは救われる』、そーだろ神さまよォ〜〜?
316
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/11/27(火) 23:11:28
>>315
「つか実際痛かったよ。この前予防接種受けたからね。」
実体験!
「中に入ってる薬の関係もあるんだろうさ、たぶん。」
317
:
那雲 マサムネ『ソン・オブ・ペイン』
:2007/11/27(火) 23:20:48
>>316
「イヤイヤ信じねーぞ、オメーは痛くてもこの俺は痛くねー。
アレはアレだ、ガキには痛くても大人には痛くねーんだ。
だから万が一俺が今から予防接種したとしても痛くねー」
後半は既に自己暗示の領域だ、目がイッちゃってるかもしれねー。
その理論でいくと目の前の銀はガキっつーことになるが……それはこの際どーでも。
318
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/11/27(火) 23:23:22
>>317
「・・・・・・・・・・・ま、いっか。痛くないと思えば痛くないかも知れないし。」
そうこうするうちに何か名前呼ばれてますよ。
『那雲さん 那雲マサムネさん ●×番診察室までお入りください・・』
さぁ、覚悟を決めよう。
「お、呼ばれてるね。」
319
:
那雲 マサムネ『ソン・オブ・ペイン』
:2007/11/27(火) 23:33:23
>>318
ギクウゥッ!
「……呼ばれてんな」
立上がり、行こうとする。
するが、ためらう。
「……」
変な汗かきながら虚空を変な目で睨む。
320
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/11/27(火) 23:41:15
>>319
『那雲さん、こちらですよ』
なかなか来ない患者に、診察室から看護師が顔を出して声をかける。
「お?ラッキーだね。担当医はうちのおかん(継母)か。いってらっしゃい。」
とどめを刺された気分だ。
321
:
那雲 マサムネ『ソン・オブ・ペイン』
:2007/11/27(火) 23:52:19
>>320
「あ? オカン? オメーのおかん?
…………なぁ、オメーのおかんはアレか?
注射の腕は確かなのか?」
覚悟はできてねー、できてねーが……
「チッ! しゃーねェ〜〜行ってやらあァァッ!!」
虚勢をはってグングンと診察室へ進む。
テンション上げてノリでなんとかするっつー作戦よォ〜。
322
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/11/27(火) 23:53:39
>>321
「腕は確かだよ。たぶん。」
嫌な事を言われた気が。
「はいはい、いってらっしゃいー。」
そして見送って近くの自販機で飲み物を買う。
323
:
那雲 マサムネ『ソン・オブ・ペイン』
:2007/11/28(水) 00:04:15
>>322
「(俺はできる! 俺はやれる!
俺はできる! 俺はやれる!
俺はやればできる!)」
何が、と言われたら多分答えられねー。
それほどテンションがウナギ上りだ。
そんな感じで診察室に入る。
324
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/11/28(水) 00:06:49
>>323
たぶん、次に出てきた彼はテンションが下がっているかもしれない。
注射は痛いもんだ。
325
:
那雲 マサムネ『ソン・オブ・ペイン』
:2007/11/28(水) 00:15:32
「『イデエェェェ―――z___ェェェエッ!!!』」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
出てきた、フラッフラで出てきた。
そしてフラッフラでさっきまで座ってた席まで帰還。
326
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/11/28(水) 00:18:08
>>325
「?なんか聞こえたかな?」
お大事に・・・の声に送られ外に出てきた金髪。
周囲にいたお年寄りから気の毒そうに見られてますよ。
「おや、随分早いオカエリで。んでどうやった?美人やったっしょ?おかん。」
327
:
那雲 マサムネ『ソン・オブ・ペイン』
:2007/11/28(水) 00:30:51
>>326
「…………美人? あぁ、確かに……。
……つーかオメーさっきおかんの注射の腕は確かって……
メチャメチャ痛かったんですけど」
グデーンとうなだれながら言う。
もはや診察室に行く前の覇気はない。
328
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/11/28(水) 00:47:51
>>327
「だから、インフルエンザとか風邪の系統の注射は特別痛いんだって。」
腕は・・関係ない。たぶん。ね。
「ま、でも毒を注射されたわけじゃないんだし、キツイ風邪にかかることを思えば
注射の方がましってやつ。」
329
:
那雲 マサムネ『ソン・オブ・ペイン』
:2007/11/28(水) 00:59:52
>>328
「そりゃイテェのはわかってたけどよォ〜〜。
やっぱ『安産祈願』じゃダメだったか……」
首から役立たずなお守りをぶっきらぼうに外す。
イヤ、役立たずではなく場違いだなこの場合。
330
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/11/28(水) 01:02:51
>>329
「・・・・・・・・・・・・・・子供産む気やったんか。そうか、まぁがんばれ。ちゃんと認知してもらえよ。」
ツッコミ半分で返した。
「ここの産婦人科も優秀だからね。」
紙コップのクズをポイと捨てた。
331
:
那雲 マサムネ『ソン・オブ・ペイン』
:2007/11/28(水) 01:25:47
>>330
「男から生まれても対応できるくれー優秀なのかここの産婦人科は」
優秀……なのかそれは。
「行きつけの駄菓子屋のババアが寄越したんだよ。
別に俺は欲しくなかったんだぜ?
それでも役に立つかもしんねーと思って貰ったらよォ〜〜。
『安産祈願』、ババアに一杯食わされた」
そう言って不機嫌そうに立上がる。
思い出したらまた腹立ってきた。
「そんじゃーな。
美人で注射の『うまい』オメーのおかんにもよろしく言っといてくれや」
しんどそーに受付に向かう。
そして会計してこれまたしんどそーに病院を出ていった。
332
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2007/11/28(水) 01:30:20
>>331
「最近はわからんからね。」
優秀・・・・・・なんだろう。
「それなら尚更がんばらなきゃ、ね?」
何をがんばれと言うのだろう。
「そのまんま伝えとくよ。次に来た時はいっぱいサービスしてくれるだろうから。」
注射とか注射とか注射とか
そして見送った後自分も帰宅した。
333
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2008/01/18(金) 22:25:19
目を覚ますと、最初に見えたのは白い天井。
あぁ、ここはどこだっけ?
しばらく天井を見つめたまま思考をめぐらせる。
そして次に、ゆっくりと目線を左右に動かしてみた。
白いカーテンと陽が少しだけ差し込む窓・・・でもここは自宅じゃない。
段々と意識が鮮明になり、ようやく自分がいる場所が理解できた。
「なんだ・・・病院か。」
身体を動かそうにも鉛のように重い。鈍い痛みもあった。
そう言えば自分は何でここにいる?
何があった?そう、最近まで自分は何処で何をしていた?
思い当たるのは一つだけ。
「(・・・・・・・喫茶店・・・ ! 店主さんは・・・!)」
断片的だった記憶がどんどん繋がって行く。
あの場にいたほかの人間はどうなったんだ?ドアの外に出た所までは覚えているが。
すぐに思いついたのは携帯電話を使うこと。だが、場所柄なのか携帯はベッド周辺に
見当たらない。
かと言ってナースコールを押せばおそらく、看護師ではなく母親登場で説教が始まるだろう。
「参ったな・・・誰か来ないものか・・」
334
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2008/01/18(金) 23:27:18
色々考えているうちに眠ってしまった。
335
:
鬼斬マナコ『ネガティヴ・スペース』
:2008/01/19(土) 22:32:16
いつかの時間、どこかの期間。
ふらりと、知人の病室にやって来た。
「……ラオ姐、起きてるか?」
声をかけてみる。
336
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2008/01/19(土) 22:41:47
>>335
「・・・・・・誰?」
やや間があって返事が来た。
しばらく返答がなかったのは、熟睡していたからだ。
未だ寝ぼけている。
337
:
鬼斬マナコ『ネガティヴ・スペース』
:2008/01/19(土) 22:45:41
>>336
「鬼斬だ。
……寝てたか? つか起こしたか?
彼氏以外にゃ聞かせられない声してるが」
どんな声なんだろうな。
338
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2008/01/19(土) 22:48:25
>>337
「生憎、何時も私が先に起きているんでね・・・寝ぼけ声を知っているのは
うちのワンコ共ぐらいさ。」
やっと頭が覚醒して憎まれ口。
「鬼斬さんか・・・そういや、彼女・・・心配してたんじゃないの?」
339
:
鬼斬マナコ『ネガティヴ・スペース』
:2008/01/19(土) 22:56:45
>>338
「そうかい。そんな貴重な声音だったら、もっとしっかり聞いておくんだった」
笑って、すぐに顔をしかめる。
「あー……うん。
まだ言ってない」
ていうか会ってない。いや、PC同士は会ってるんだろうけどさ。
340
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2008/01/19(土) 23:02:26
>>339
「二度目は無いよ。たぶんね。」
起き上がろうにも傷がまだ痛むので寝たままで失礼、と一言断りを入れる。
「まぁ、詳しく話す必要はないにしても、家を空けていた間の説明ぐらいは出来る様になったら
しておいた方がいいと思うよ?後でいらん傷口作る事になるからね。」
さて、日常的な話しはここまで。
「・・・よく思い出せない事がある。あの時・・・ドアの外に出てから何があった?」
341
:
鬼斬マナコ『ネガティヴ・スペース』
:2008/01/19(土) 23:08:20
>>340
「いや、順序立てて説明できるようになったら、そうするさ。
加奈も、二人の姉妹も、あの喫茶店を知っているんだから」
そうして本題に。
「そうか、やっぱり覚えてないか。
『何があった?』
『何もなかった』。
翌日、改めて喫茶店に行ってみた。
『何もなかった』。
テーブルやイス、カウンターがなくなっていたワケじゃあない。
だが戸棚の中身は、冷蔵庫の中身は、消え失せていた。
喫茶店を喫茶店たらしめていた物が、全く、無くなっていた。
たとえるなら『モデルハウス』だ。
だが、人は居ない。店主は居なかった。
無人だ。
ここに来る前、もう一度よってみたが……変わりはなかった」
342
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2008/01/19(土) 23:14:57
>>341
「何もない・・か。」
冷蔵庫や戸棚や厨房のそこここに、自分が持ち込んだ調理器具や食品が常に
おいてあったはずだ。
その一切合財がなくなっているのか。
モデルハウス・・・自分の嫌いな言葉のひとつだ。
「全てをリセットって意味に取ればいいのかそれとも・・・・
これから新たに何かが始まると思えばいいのか。」
どっちにしろ、以前のような喫茶店を取り戻すのはもう無理なのかも知れない。
無理となれば、それを知る者の手で少しずつ戻していくしかないのか?
343
:
鬼斬マナコ『ネガティヴ・スペース』
:2008/01/19(土) 23:22:06
>>342
「リセットか……でも俺たちは『喫茶店のはじまり』を知らない。
何かが始まるのか、それとも始めるのか。何も分からないな……。
ただ、もし。
店主と共に害悪が去ったのだとすれば、リスタートすべきだと思う。
喫茶店に世話になった者として。
……だが。
まだ何も終わっていないのだとするならば。
……あるいは『近づかない』ことも、選択肢の一つになるだろうな」
俺はどうしたいのだろう。
救援要請を見て駆けつけたときに、迷いはなかった。
今は……どうだろう……。
344
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2008/01/19(土) 23:29:57
>>343
「私も始まりなんて知らないよ。知った頃には既にあの店は形が出来ていて、ちゃんと店としての
機能を果たしていた。従業員だっていたし、店主さんも時々顔を出していた。」
こんな事になるとは、あの時は全く考えていなかった。
大切なものが目の前から消えることなど考えもしなかった・・・
以前、誰かが私にそんなことを言っていたのを思い出した。
「私以外に関わった人間がどう思っているかはわからないけど、少なくとも私はここから出た後は
あの場所・・・喫茶店を出来る限り元に戻す努力をするつもり。」
食器や調理器具等の備品がなければ、自分が揃えてもっていけばいい。
食品がないなら自分が選んだものを持ち込めばいい。
どんな小さな事でもいい。自分の手で恩返しがしたかった。
345
:
鬼斬マナコ『ネガティヴ・スペース』
:2008/01/19(土) 23:40:06
>>344
「……そうだな」
こっちだって同じだ。
既にあそこは『そう』だった。
「それを聞くと、俺も手を貸したくなってくる。
くる、ン、だが……。
……終わったのか、終わっていないのかが、まず知りたい。
ラオ姐が退院するまでの間、様子を見ておこう」
ひょっとすると、と思う。
俺は卑怯な、男らしくない立ち回り方をするかも知れない。
346
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2008/01/19(土) 23:44:07
>>345
「巻き込んで悪かったとは思ってる。でも・・・」
ここの鎮痛剤はキツイな。また眠気が襲ってきた。
「ここから先は自由選択。どうしようが個人の自由さ。私は自分がそうしたいと
思ったからそうするだけだし、それを他に関わった人間に強制はしないよ。」
それに、まだ確かめていない事もある。
347
:
鬼斬マナコ『ネガティヴ・スペース』
:2008/01/19(土) 23:50:55
>>346
「巻き込まれたつもりはないな」
それだけは断言できる。
「……まあ、そう言うと思ったさ。
ああ、全く、忌々しい。
自由に責任がつきものだなんて、ガッコじゃ教えてくれなかったなァ……。
何を選んでも……」
何を得ても……。
……何かを失っても?
臆病者になったのは、俺自身が自由に選んできた、責任か。
348
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2008/01/19(土) 23:55:29
>>347
「そうか・・・」
少しずつ眠りに引き込まれていく。
「自由でも強制でも責任は平等につくよ・・・ ただ、後者の場合は強制した人間に
責任転嫁が出来るって特典がつくけど・・・ね・・・」
そしてしばしの間の後、寝息が聞こえてきた。
349
:
鬼斬マナコ『ネガティヴ・スペース』
:2008/01/20(日) 00:02:48
>>348
「……ま、いい大人のするこっちゃあ、無ェよな」
社会的に見てまだ子供なら、それはそれで、有りだろう。
ゆっくりと背負う量を増やせばいい。
「っても、ついついやっちまうモンだけどさ」
きびすを返す。
「……言い訳したくない自由って、結構あるよなァ……」
『呟き、帰った』
350
:
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』
:2008/02/09(土) 13:00:24
さて、こんな所にいるのも飽きたから外へ出よう。
矢萩『ランダム・A・O・S・V』&『テイキング・T・M・B』⇒退院
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