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投稿するまでもないSSスレ 7/7

328名前が無い程度の能力:2010/07/06(火) 22:03:01 ID:hAnAi6Ic0
以下は東方ファイトスレ37
対戦者1:何者かに命を狙われている霖之助
対戦者2:早苗さんにぼろぼろにされたフラン
お題:怒り狂ったレミリアがうっかりグングニルと間違えてネギを持って飛び出して行ってしまったので、届けてあげて下さい。
について好き勝手書いてたら長くなった上に投下タイミングを失った物です。
折角なのでこちらに張らせて頂きます。
文字数制限があるとはいえ4レス…どうしてこうなった。


フラン「うぅ……へびこわい……かえるこわい……(がたがた)」
レミィ「蛇に蛙……私の可愛いフランをこんな目にあわせたのは青巫女ね!」
>>485のファイト後、咲夜によって連れ帰られたフランを見て怒り心頭に達したレミリアは、
手近にあった長物を掴むと、夜の幻想郷へと飛び立った。
美鈴「あれ、咲夜さん、ここに置いた長ネギを知りませんか?」
が、それはいつものスピア・ザ・グングニルではなくただの長ネギだったのだ。
咲夜「聞けば早苗は妹様の四分身に対抗して六分身したとか……。
いくらお嬢様でも、武器が長ネギでは……!」
非常識事態に緊張の走る紅魔館。
それを打ち破ったのは、霖之助を従えて現れたジャッジメント・シーズンだった。
JS「まさかの時の東方ファイト!という事で本日のファイトは
『レミリア・スカーレットにグングニルを届ける』と決定しました」
霖之助「僕としては窮地を救ってもらった手前、断り難いのだが……相手は誰だい?」
JS「そこのフランドール・スカーレットです」
美鈴「そんな!妹様はこんな状態なんですよ!?」
咲夜「しかもお嬢様が向かった先は、例の青巫女の所……連敗はありえませんが、再戦には早すぎます」
JS「東方ファイトは途中結果を考慮しません。
具合が悪いのであれば、森近霖之助が背負って行けば良いでしょう」
霖之助「……僕の方に異論は無いが、どうする?」
咲夜「不戦敗は紅魔館の恥、お嬢様がいらっしゃれば、妹様をファイトに向かわせるでしょう」
美鈴「大丈夫ですか、妹様……辛かったら、すぐに戻って来て下さいね!」
咲夜「美鈴!甘やかすなとお嬢様に言われているでしょう」
美鈴「でも……!」
霖之助「辛いのは彼女も同じだよ。真っ白になるまで握った拳を見れば、痛い程よく解る」
美鈴「咲夜さん……」
咲夜「雑貨屋に頼む事でもありませんが……妹様をよろしくお願いします」
霖之助「ああ、これでも男だ。か弱い女の子一人、なんとか守って見せるさ」

レミィ「見つけたわよ、東風谷早苗……私の可愛い妹をあんな目にあわせた罪、償ってもらうわ!」
早苗「紅魔館は悪魔の館、いつか祓わねばと思っていました!
……ところで幻想郷では、吸血鬼をネギで食べる風習でもあるんですか?」
レミィ「何を訳の解らない事を……行くわよ、『スピア・ザ・グングニル』」
レミリアの気迫に張り詰める空気を緩める早苗の問い、
しかし自ら構えて投げたのがネギだと悟ると、ショックでレミリアのテンションが一気に下がる。
レミィ「あれ、ネギなんて……ショックだわ、これがほんとのマイハートブレイク……」
早苗「ネギの下拵えが終わったところで早速料理させて頂きます!」
レミィ「くっ……マズいわ、ここは一度凌いでなんとか……!」
早苗の猛反撃をカリスマガードで凌ぐレミリア。
しかし、観客が居ないとはいえ、劣勢は誰の目にも明らかだった。
早苗「む……人の気配!?」
レミィ「ふん、咲夜に美鈴かしら?まったく心配性なんだから」
早苗「助かったなどと思わない事です!神奈子様、諏訪子様、お力を!」
御幣を掲げ祝詞を唱える早苗。
すると早苗の両隣に二人の早苗が新たに現れる。
そして元の早苗と二人の早苗は、各々が二人に分身し、都合六人に増えた。
レミィ「なっ……フランのフォーオブアカインド以上……!?」
早苗「あなたの相手は引き続き私が……いえ、私達二人が行います。
神奈子様と諏訪子様のお力を借りた四人には、援軍を迎え撃ってもらいます」
レミィ「くっ……(咲夜、美鈴……しっかりやりなさいよ!)」




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