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おちゃめくらぶ掲示板

2584御茶目菜子:2021/06/24(木) 12:40:27
小さいは正義!Windows 10ポケコン!? OneMix 2Sを手に入れた
先日、7インチUMPCである「OneMix 2S」を買ったにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1406452583699423237
スペックはCore m3-8100Y、メモリ8GB、SSD256GB(PCI-E)で中古で51300円だったにょ。
買ったのは、「さくらピンクエディション」でピンクがとても可愛いモデルにょ。
このさくらピンクエディションは、天板に描かれたネコの模様もいい感じで付属の専用の
スタイラスペンも本体と同色なのがいい感じにょ。

ちなみに、これは私が購入した通算54台目のノートPC(ノートPCにはWindowsタブレットPCを
含める)となっているにょ。
http://ochameclub.web.fc2.com/shokai.htm

私はちっちゃい子(ガジェット)が好きで昔からポケコンとかザウルス等のPDAとかソニーの
VAIO UXや富士通のLOOX UのようなUMPCを買ってきているのでまずはUMPCについての歴史に
ついて少し振り返ってみることにしたにょ。
UMPCというのはUltra Mobile PCの略で超小型のモバイルPCを示すわけだけどこの言葉自体は
2006年頃にIntelが言い始めて広まっただけであり、UMPC(小型PC)が2006年に始まったという
わけではないにょ。

まず、最初の小型サイズのコンピュータとなるとやはりポケコンが真っ先に挙げられるにょ。
1977年に登場したPC-1200はポケットに入る小型サイズのボディにQWERTYキーボードと液晶
モニタを乾電池で動き標準でBASICが使える正真正銘のコンピュータだったにょ。(メモリは
128ステップと非常に少ないけど)
マイコンブームによって1980年代になると多くのメーカーがポケコンに参入して数多くの
ポケコンが作られたにょ。
ポケコンはその名のようにポケットに入るような小型のコンピュータにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1389575357733359616
ちなみに私が最初に買ったポケコンはPC-1245(リンク先にあるPC-1262と同じサイズであり
PC-1245は当時のPC-12シリーズの入門機だった)でこのポケコンは1486バイトしかメモリが
無かったもののRPG等の多くのゲームを作ったにょ。
ポケコンはポケットに入るほどの小ささがウリだけど機種によってはポケットに入れたら
はみ出てしまうような機種や入れにくいレベルの大きさの機種もあるけどサイズ面で今の
UMPCと比べても十分にアドバンテージがあり、機種によってはスマホと同レベルのサイズの
ポケコンもあるにょ。
そのためポケコンがUMPCの元祖といっても過言ではないと思うにょ。
ポケコンの話を始めるとそれだけでも糞長くなるのでこれくらいにしておくにょ。

小型のパソコンの話をするとなるとポケコンであるPB-100はボディに「Personal Computer」と
書かれたカシオ公認のパソコンなのだけどそうではなくパソコン用のOSが動く小型マシンの
話をしておくにょ。
1986年には当時主流になりつつあった16bitパソコンPC-9801と互換性があるラップトップPC
PC-98LTが登場したにょ。
ラップトップPCというのは小型の液晶を採用して手でつかめるサイズのハンドヘルドPCに
対して膝の上において使える大画面液晶を搭載したPCを示しているにょ。(ラップトップPCは
後に薄型化によって「ノートPC」と呼ばれるようになったけど英語圏では未だに「ラップ
トップ」と呼んでいる)
普通のサイズのノートPCをUMPCと呼ぶのはさすがに無理だけど実は1990年にPC-98LTと互換の
ある小型のPC-98HAが発売されているにょ。
PC-98LTがパソコンならばPC-98HAはUMPCといっても過言ではないにょ。
まぁ、昨今の10インチノートPCクラスのサイズ(昔のLet'snoteのような分厚いボディ)で
1?超えなのでUMPCとして考えると微妙なんだけどね。

MS-DOSが動作する小型PCは90年代には数多く作られたにょ。
やはり外すことができないのはヒューレットパッカードから1991年に発売されたHP95LXにょ。
これはIBM-PC/XTと互換性のある超小型のコンピュータにょ。(実際はパソコンではなくPDA
扱いされることが多いけど)
この機種はサイズ的にはポケコンに近い大きさにょ。
その後、HP100LX→HP200LXと進化していきスペックアップによってデフォでは英語しか扱う
ことができなかった機種だけど日本語を扱うことができるようになったにょ。

HP200LXを出すならばPDAについても少し触れておくにょ。
PDA(携帯情報端末)はスマホの祖先といっても過言ではないもので日本においては1980年代に
発売が開始された電子手帳の発展型となっているにょ。
日本では90年代前半はザウルスが主流であり、90年代後半になると海外からPalm OS機がやって
きて(日本ではソニーのCLIEシリーズが有名)、Windowsの簡易版ともいえるWindows CEを搭載
したPDAも数多く登場したにょ。(当時のキーボード付きのWindows CE搭載機はハンドヘルドPC
と呼ばれていたけど80年代のハンドヘルドPCとは異なる定義によるものなので注意)
これらのPDAは90年代後半からのインターネットの普及によってヒットとなり、スマホが登場
し始めてからはどんどん廃れていったにょ。
まぁ、2019年に発売されたGemini PDAのようなAndroidスマホだけど昔のPDAを彷彿させる機種も
あるけどね。
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/1165943.html

話は戻り普通のWindowsを搭載したUMPCで元祖は何なのかというとIBMから1995年に発売された
「ウルトラマンPC」ことPC110だと私は思うにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/729679148961042432
このPCは標準ではMS-DOS搭載の小型PCだけど上位モデルは15MBのCF(コンパクトフラッシュ)を
搭載してWindows 3.1がインストールされているにょ。
さすがにスペック的にWin3.1の動作は重かったけどこのPC110の先進性は素晴らしかったと
思うにょ。
サイズはフルキーボードを搭載したUMPCとして今でも最小クラス(GPD micro PCと同程度の
大きさ)だし、HDDを搭載しない世界初のシリコンディスク搭載のWindows PCとなっているにょ。

日本において非常に重要となるのは「ミニノート」というジャンルを確立した1996年に東芝から
発売されたLibretto 20にょ。
VHSビデオテープサイズの本体にフルのWindows 95が搭載されていたのに当時は驚いたにょ。
ただし、HDDの容量が270MBと小さく圧縮保存のため読み込みがさらに遅くなっていて実用的に
Win95が動くと言われたら微妙な感じだったにょ。
その後、Librettoはシリーズ化されていったけど画面サイズがどんどん大きくなり、本体も
どんどん肥大化していったにょ。
Libretto対抗としてNECから発売されたmobio NXは逆に1機種のみで姿を消したにょ。

ミニノートブームができた要因はWin95によってPCが爆発的に普及して一般的なA4サイズの
ノートPC(当時は2〜3kg程度の機種が大半であり持ち歩きが困難だった)よりも小型軽量の
機種の需要も高まったためにょ。(A4サイズのノートPCと呼ばれているものは実際はA4
ファイルと同クラスのサイズであり、12インチ液晶搭載機でも今の14〜15インチクラスの筐体
サイズとなっていた)
あと、HDDの大容量化も進んでミニノートに内蔵できるようなHDDでWin95が使えるレベルの
容量に達したのも大きいにょ。
さらに主流がニッケル水素バッテリからリチウムイオンバッテリに変わりつつあったため
小型軽量化がしやすくなったのも理由として挙げられるにょ。
そして、当時のモバイルPC用のCPUはメインストリーム向けのものでもTDPが2〜3W(今より
1桁小さい)であったため当時の排熱技術でも容易に小型化できたことに加えて当時は液晶が
高価だったため小さいボディで小さい液晶であれば低価格化も実現しやすかったのもミニ
ノートが盛り上がった理由と言えると思うにょ。
96〜97年にはこのようにミニノートPCが出てくる下地ができあがったわけだけどミニノートは
多少スペックが低くても小型軽量で安いからヒットしたにょ。
スペックが低いといっても今のAtomのようにメインストリーム向けのCPUと比べて極端に性能が
低いようなCPUを搭載ではなくメインストリーム向けの下のグレード(今だとCore i3)を搭載
して発熱や価格を抑えたというだけであり、使えないレベルで低い性能では無かったにょ。

しかし、90年代末には主流がデスクトップPCからノートPCへと移り変わりつつあったにょ。
モバイルに適した1?代前半のノートPCも多く登場して小さくて使いにくいミニノートは
どんどん機種が減っていったにょ。
そして、CPUのTDPもPentiumII以降は大幅に上がったので小型化が困難になったにょ。
性能は低いけど省電力(低発熱)のCrusoeがTransmetaから発売されて小型軽量のノートPCに
多く採用されたにょ。
VAIOにおいては初代C1はPentium II266MHzだったけどC1VJではCrusoe600MHzを搭載しているにょ。
(Crusoeは同クロックのPentium IIの半分程度の性能しかなかったもののクロックでカバーして
C1VJがC1と比べて極端に性能が劣ることは無かったもののどんどん性能が上がるPentium II、
IIIに性能で引き離されていった)
モバイルに特化したCrusoeが多くのモバイルPCに採用されてくるとそれに対抗してIntelは低
電圧版のPentium IIIを発売したにょ。
しかし、低電圧版PenIIIは高価だったにょ。
そのためかつてはミニノートPCはスタンダードノートPCよりも安価だったのに対してモバイル
ノートPCはスタンダードノートPCよりも高価となってしまったにょ。
これによって筐体のフットプリントがB5用紙未満のいわゆる「ミニノート」と呼ばれるものは
どんどん姿を消していったにょ。

2000年代に入りWindows XPの時代に突入すると日本における主流はノートPCになったにも
関わらずミニノートはほとんど無くなったにょ。(有名なのはLet'snote Rシリーズくらい)
そして、UMPCと呼べるほど小さな機種は完全に姿を消していたにょ。
そんな中で2004年に海外でOQO社から発売されたOQOは衝撃が走ったにょ。
このOQOがWinXP時代の最初のUMPCと思われるにょ。
しかし、ただでさえWin9xやWin2Kと比べると重くなったXPを貧弱なCrusoeで動かすわけだから
動作速度の遅さは想像できるし、何より業務用を想定したためか価格が非常に高価だったため
日本でヒットすることは無かったにょ。
そんな中で安くてフルのWindowsが動作する個人向けの小型PCとして期待が高まったのは
Intelが2006年に提唱したUMPCにょ。
これはマイクロソフトはOrigamiプロジェクトと呼んでいたにょ。
Intelは2007年にA100、A110というUMPC用のTDP3WのCPU(DothanコアのPentium Mがベース)を
発売してマイクロソフトはUMPCにおいては格安でWindowsを提供することで小型軽量低価格を
実現することができたにょ。
そして、Intelは2008年にはAtomと呼ばれる新設計の超低消費電力CPUを発売したにょ。
(IntelはAtom発表前まではARM CPUを作っていたけどARMを売却してAtomを発表したわけだから
Atomの方向性とAtomに対する自信がよく分かった)

では、UMPCが売れたかというと一部の需要はあった(5〜7インチ程度のUMPCは数多く作られた)
ものの国内で大ヒットとなったのはAtomベースの超低価格PCであるネットブック(7〜10
インチの液晶を搭載した低価格ノートPC)の方だったにょ。
2007年にASUSから発売されたEee PC(それまではASUSというとPCパーツベンダーで有名だった
もののこのEee PCによってPCベンダーとして有名になった)が大ヒットしたことが大きいにょ。
それによって、小型だけど使い勝手はあまり良くないUMPCよりもある程度使いやすいサイズで
当時はすでに軽量なOSとなっていたWinXPが選択できて非常に安価だった(国内メーカーの
普通のノートPCが10万円に対してネットブックは海外メーカーならば2〜3万円で国内メーカー
でも5万円程度)上にEモバイルなどの回線セットでは100円で販売されることも多くて
ネットブックは一時期爆発的なヒットとなったにょ。
しかし、初代AtomはNT6系カーネルのOS(Vista以降のWindows)をまともに動作させるだけの
性能はない上にスマホの普及などの様々なな要因が重なって数年で一気に廃れたにょ。

その後、2012年にWindows 8が発売開始されてそれと同時に第3世代Atom(コードネーム:
BayTrail)を搭載した安価なタブレットPCも多く発売されたにょ。
このタブレットPCは「艦隊これくしょん」のヒットで売れまくったにょ。(BayTrailは
CPU性能が大きく底上げされて第2世代と比べてWin8がまともに動作するくらい性能が上がった
のも売れた要因だと思われる)
すでにスマホが普及しつつあったもののスマホではFlashが動作しないためここまでのヒットに
つながったと思われるにょ。
しかし、そんな艦これ特需はそんなに長続きしないにょ。
Win8はタブレットPCに特化したOSであるためユーザーからの改善を期待をする声も大きく
それに応えるべく登場したのが2015年に発売されたWindows 10にょ。

Win10登場後、第4世代Atom(コードネーム:CherryTral)を搭載の機種も発売されたにょ。
CherryTralはBayTrailと比べてCPU性能のアップはあまりないもののGPU性能は大きく
上がったにょ。(GPU性能に関しては初代Core iのArrandaleよりもは圧倒的に上で
第2世代Core iのSandyBridgeよりやや劣る程度)
タブレットばかりがもてはやされてしばらく音沙汰が無かったUMPCだけどクラウドファン
ディングによって投資を募りGPD社から販売されたのがGDP WINの初代機にょ。
このGPD WINこそが出ては消えを繰り返してきたUMPCにおける現在の流れをくむUMPCの最初の
1台と言えるにょ。

ここからの流れは普通にUMPCと検索すればたくさん該当ページがヒットすると思うので
さっくりと書いておくにょ。
GPD WINシリーズはGPD WIN 2→(GPD WIN Max)→GPD WIN 3が登場して、それとは別の
シリーズとしてGPD Pocketが登場したにょ。
そのGPD Pocketに対抗してGPD社から抜けた開発者が作ったのはOne Netbook社のOneMixにょ。

これで、UMPC黎明期からOneMixの発売までの流れが大体分かったと思うけど実はOneMixも
たくさんの機種が発売されているため非常に複雑なのでそれについて説明しておくとこんな
感じになるにょ。

◎OneMixシリーズの変遷

 7インチ
 2018年5月      2019年10月   2020年6月
 OneMix(初代) → OneMix 1S → OneMix 1S+
 Atom x5-z8350   Celeron 3965Y Core m3-8100Y
    ↓
 2018年11月   2019年5月
 OneMix 2  → OneMix 2S  、 OneMix 2Sプラチナエディション
 Core m-7Y30   Core m3-8100Y Core i7-8500Y
            ↓
 8.4インチ    2019年8月
         OneMix 3 Core m3-8100Y
         OneMix 3S Core m3-8100Y
         OneMix 3Sプラチナエディション
            ↓
         2019年12月
         OneMix 3 pro Core i5-10210Y
         OneMix 3 proプラチナエディションCore i7-10510Y
            ↓
 10.1インチ
         2021年4月
         OneMix 4 Core i5-1130G7
         OneMix 4プラチナエディション Cpre i7-1160G7

初代OneMixはGPD Pocketとの差別化として360度回転する2in1やペン対応で安いという点が
挙げれるにょ。
その反面でCPUがAtom x7-z8750のGPD Pocketと比べて貧弱なz8350だったり、筐体の厚みが
均一であるためぱっと見た目ではGPD Pocketよりも分厚く見えてしまったにょ。
CPUが貧弱という面を改善するためすぐにKabyLakeコアのCore mを搭載したOneMix 2を発売
したにょ。
GPD Pocket 2が同じCPUを採用したため当時最新のAmberLakeコアのCore mを搭載した
OneMix 2Sを半年後に発売して、同じCPUを搭載した8.4インチ版(OneMix 3シリーズ)も
すぐに発表したにょ。(2Sの3カ月後に発売)
3を発売後、2Sの下位機種となるOneMix 1Sを発売したにょ。
すぐに3の上位モデル(実質3の後継モデル)となるIceLakeコアのCore mを搭載した3proを
発売して、2Sがディスコンになったにょ。
それに伴い2Sと同じ仕様の1S+(2Sの色違い)が追加されたにょ。
という感じで初代〜3proまでは目まぐるしく新機種が導入されていったにょ。
OneMixシリーズは7インチ→8.4インチ→10.1インチとどんどん大型化してきているのだけど
これは7インチのように小型なPCは特殊でありより販売量が見込めるサイズへとシフトして
いっただけのことにょ。
これは90年代のミニノートの衰退、2000年代のUMPCではなくネットブックのヒットを見ても
大型化の流れは過去に何度も行われており、「またか・・・」という感想しか出てこないにょ。

厳密にはOneMixシリーズではないものの同社のUMPCには上記の他にOneGX1、OneGX1 pro、
one netbook A1等が存在するにょ。
その中で冒頭のようにOneMix 2Sさくらピンクエディションを選んだのは下記の4つの理由が
あるからにょ。

◎OneMix 2Sさくらピンクエディションを買った理由
(1)7インチというサイズ感
(2)スペック
(3)価格
(4)デザイン

上記4つの理由についての解説を書いていくにょ。

(1)私は過去にVAIO UX、LOOX U/G90、GPD WIN(初代)などを買っているにょ。
私は昔から10インチのモバイルノートPCを使っている(現在はLet'snote CF-RZ5を使用)
ためにそのサブ機としてUMPCを使っていたにょ。
しかし、VAIO UXは1.8インチHDDのため起動が遅く、キーボードが絶望的に使えず、
バッテリー駆動時間が短い(軽めの使用で1時間半程度)で結局実用には至らず、LOOX Uは
初代Atomということで(上位モデルのz550搭載機を購入にも関わらず)速度が遅く実用には
至らず、GPD WINはクラウドファンディングで期待して入手したもののOSが非正規品扱い
だったり、初期型であるためか動作が不安定だったりで実用には至らなかったにょ。
それ以降は8インチタブレットPCでサブ用途を満たそうとするもののやはりキーボードが
ないと不便なことが多くキーボードを常に持ち歩くとなると逆に嵩張ってしまうという
問題があるためある程度妥協して使っていたにょ。

7インチUMPCというサイズ感は絶妙で10インチノートPCと使い分けをするならば程よい
大きさとなるにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1406453242729418752
こんな感じでLOOX Uと比べても小さいし、Nintendo Switchよりも横幅が小さくて両手に
持って親指で操作ができるというのが10インチノートPCでは実現できないメリットと
なるにょ。
そして、その気になればポケットに入れることも可能だしね。
キーボードも5本指を使ったタッチタイピングは困難だけどキーピッチは16?あるために
テーブルに置いた状態だと3〜4本指を使ってある程度高速なタイピングは可能に感じたにょ。

個人的には小さい方が好きなのでGPD micro PCも気になったにょ。
価格面やサイズ面でもOneMix 2Sよりアドバンテージはあるもののスペック面での物足りなく
感じたので今回はOneMix 2Sにしてみたにょ。
まぁ、OneMix 2Sのさらなるサブ機としてそのうちGPD micro PCも買うかもしれないけどね。


(2)昨今はドンキのNANOTEのように7インチUMPCは非常に安価で入手ができるにょ。
しかし、過去にUMPCをせっかく買ったのにすぐに使わなくなった理由として動作の遅さが
挙げられるにょ。
そのため使っていてストレスに感じるレベルのものであればどうせ買ってもすぐに
使わなくなるのが明白であるためある程度のスペックの高さを求めたにょ。
個人的には現在モバイルのメインで使っているLet'snote RZ5がWin10を実用的に使う場合の
最低スペックと考えているにょ。
ちなみに、RZ5はCPUがCore m5-6Y54、メモリ8GB、SSD256GB(SATA)となっているにょ。
GPD Pocket 2はストレージがeMMCという点が気になったので必然的にOneMix 2もしくは
2Sとなったにょ。
OneMix 2もOneMix 2Sも体感できるような性能差はないものの不具合が多い初期型を避ける
ために後期版であるOneMix 2Sを選択したにょ。
まぁ、価格差もあまりないし、後述のようにピンクがあるのも非常に重要なポイントにょ。

では、OneMix 2Sの性能はどれくらいかというとCPU性能はCINEBENCH R15においては
シングル121、マルチ241というスコアになっているにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/1406453864639852545
シングルスレッド性能はCleron N4100の約2倍となっていてそれが体感速度に大きな影響を
及ぼしているにょ。
4コアだろうと8コアだろうとシングルスレッド性能が低ければ体感では遅く感じるため
多コアはある程度高いシングルスレッド性能があって初めて真価を発揮できるにょ。
ストレージに関してはPCI-E接続であるためリードでは1.4GB/sと非常に高速にょ。
まぁ、NVMeとかだとリードで3〜4GB/s出る機種もあるためこの速度は決して速いという
わけではないもののSATAだと500MB/s程度、eMMCだと200MB/s以下であるためそれらと
比べると桁違いに高速であり、十分に体感できる差と言えそうにょ。


(3)買う場合にはやはり重要となるのは価格にょ。
メインで使うPCであれば10万円以上出せるけどあくまで用途はモバイルのサブ機にょ。
言ってしまえばサブのサブみたいな感じのPCにょ。
そのようなPCであるためやはり予算的には5万円くらいという感じにょ。
新品で買うならばこの価格帯ではAtomとかCeleronしか買えないにょ。
そうなると買ったけどスペック不足で使えないというオチになるのが買う前から目に見えて
いるにょ。(まぁraytrektabとかはお絵描き専用と割り切ることで低スペックでもそれなりに
使えるレベルにはなっているけど)
しかし、中古であれば5万円でOneMix 2Sが手に入ることが分かったため状態の良さそうな
ものを時間を掛けて探していて今回見つかったので購入に至ったということにょ。

この辺の予算が人によって異なると思うけどもしも予算が3万円だと通常だとAtomかCeleronしか
選択肢がないためCore mを狙うならば状態をある程度妥協する必要があるにょ。
7インチUMPCが欲しいけど状態が良いものを探すのが面倒とか新品がいいというのであれば
中古で探すのをやめて新品のOneMix 1S+を買うのが得策にょ。
もちろん、その場合は予算が5万円では無理なので予算を8万円くらいに増額する必要があるにょ。
one netbook A1であればもう少し安く買えるのでそれを狙うのもありにょ。(レガシーポートが
必須ならばA1は良い選択肢となる)


(4)買った端末を実際に持ち歩くかどうかは自分が好きなデザインかどうかが非常に重要なもの
となるにょ。
自宅で使うだけならば見た目は拘らず必要な性能を満たしていればいいけど屋外で使うならば
自分好みであることは使うための心理的なハードルを下げてくれる(使いたいと思わせて
くれる)重要な要素になるためにょ。
私は昔からピンクが好きでPDAにしろゲーム機にしろピンクが選択肢にあるのであればピンク
モデルを買ってきたのだけどOneMix 2Sには「さくらピンクエディション」が用意されている
ため迷うことなくこれを選択したにょ。


というわけで、私が今回OneMix 2Sを買うまでの経緯を簡単に書いてみたのだけど使い勝手に
関してはかなり慣れを要求される機種であることは確かにょ。
サイズ等の兼ね合いで誰に対しても手放しにオススメできるものではなくかなりユーザーを
選ぶ端末だからね。
したがって、スペック的に問題無さそうだからこれをメイン機として使うなんてことを
考えていると使いにくさだけが目立ってしまいダメな端末に思えてしまうにょ。
そういう人は素直に普通のノートPCを買った方が256倍は幸せになれるにょ。
多少の不便さはあるけど普通にWin10が使える性能があってポケットに収まるレベルの小型の
PCが欲しいという人ならばその不便さを許容することですごく魅力的なPCへと一変するにょ。

ちなみにOneMix 2Sの不便なところはキーが小さく変態配列である・・・というのはまぁ慣れで
何とかなるとしてハードウェア的にどうにもならない気になる点としては、SSDがM,2スロット
ではなく基板直付けである(交換不可)という点にょ。
これだけで、ダメと思う人はOneMix 1〜2には向いていないので別の機種を買うのが得策にょ。
そして、もう1つは充電には12V、2.5Aが必須という点にょ。
5V充電が可能であれば大抵のUSB充電器やモバイルバッテリーで充電や給電が可能になるけど
12Vという現行のPDでは捨てられたもの(12VはPD rev.1.0では採用されていたので旧規格との
互換性を重視しているACアダプタや古いACアダプタのみ対応)なので非常に機種を選んで
しまうという点がネックとなるにょ。
私は買う前にその辺を理解した上で買ったから問題なかったものの買ってからそれらに
気づいたら落胆したり、ダメ端末扱いする人が必ず出てきそうにょ。

何にせよ「安い買い物ではないのだから買う前には十分に調べておく」というのは非常に
重要なことにょ。
事前に知っているのと知ってないのとでは雲泥の差だからね。
それが、許容できるかどうかは実際に使ってみないと分からない部分があるため許容が
できなかったら勉強代と思ってあきらめるしかないにょ。(発売されてすぐの機種ではなく
発売後1〜2年経って買うならばネット上にいくらでも情報があるため知らなかったというのは
単に自分がちゃんと調べてないのが悪い)
私はこうやって過去に数多くの機種を買ってきたからこそこういった合理的な思考を身に
付けることができたにょ。
1つでも気になる点が見つかったら買わないという考えもありだけど自分に100%完全に
ぴったり合う機種なんてほぼ見つからないので買うことによって得られる幸せや利便性は
手に入らないにょ。(ガラケーからスマホに変える場合も何らかの問題はある場合が大半
だけど買うことによって得られる利便性の方が遥かに大きいというのはスマホユーザー
であれば誰もが理解できていると思う)
そういう意味でも、鳴れや使い方でどうにかなりそうな問題かどうしても許容できない問題
かを理解する上でも迷っている機種があったら「買う」という選択をオススメしたいにょ。
それは、多くの人が「買う理由」よりも「買わない理由」を探してしまがちだからにょ。
まぁ、予算が有限であるためそうなってしまうのは仕方ないんだけどね。




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