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目を語るスレ

5a:2014/02/13(木) 01:51:52
濃度のバランスと理詰め思考

一般的に両目の濃さを同じくらいにすることを心がけるのは当たり前だけどそれと似たような感じで
目の中の濃さもバランスを取る事も自分的には同じくらい大事だと思ってます。
何をもってバランスが取れているかは言葉にするのが難しいけど、自分では
「目全体が均一の濃さ」または「濃さのメリハリが取れている」じゃないかと思う。

均一にするのはなんとなくわかるけど、濃さのメリハリをつけるということについては
感覚だけでなく理屈も存在すると思ってるので少しメモ。

まずわかりやすく目の中を面積を9等分にしてみる。

  ①②③
  ④⑤⑥
  ⑦⑧⑨

こうして見た時に例えば①にとても密度の高い漢字や記号を入れたとしたらそれに対応して⑥⑨あたりの濃さはこのくらいに
する必要があるとかあの字を入れたらよさそうとかできるだけ素早く考え始められるように自分は心がけてます。
(①⑥⑨は適当に出しただけで特に意味は無し)

なぜなら①から⑨までを理屈抜きのフィーリングだけで上手く決めれる人はセンスが元々ある人であって私はそうではないから。
最初から脳内に完成図を作れとは言わずとも、自分で言ったら空間系でいくか密度系でいくか濃さはどのくらいにするか等
完成までなんとなくの見通しも立たない状況で何時間も迷走するのは精神的にも相当つらいし没りやすい。

上では例として9つに分けたけど、つまりゾーンのどこかに鍵となるパーツを置いたらそこから他のいくつかのゾーンに置く
字・記号・カナ・トーンについてある程度「こっちをこう作ったからこっちの部分の密度はだいたいこう作る必要がありそう」というように、
一つの部分から他の部分をロジカルに考えられるようになるべきということが効率な目の作成を進めるうえで経験上私が感じた事です。

でもいくら自分が納得いく理詰めで作ってもAA作らない人がそのAAを見た時可愛くないとか似てないとか言われたら私は終了なので
そのあたりは理詰めをあえて少し外して第三者視点で自分のAAを客観的に見ながら細部を調整することもあります。


まとめると、目の各パーツから全体を理詰めで考えることは目の構想段階のある程度までは可能で効率面で役に立つということ。
でも最後の仕上げや微調整では理詰めではなく単純に絵としてAAを見るような感覚も大事になってくるということでした。


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