フィドル・アバウト感想スレ - 1537533053

205：内藤周作 ◆QHKbvda3H6：2019/07/05(金) 13:20:46: >>202
ありがとうございます！！

>>203
嬉しいです！頑張ります！

>>204
真面目なお話とのことなので、私も真面目に返答させて頂きたいと思います。
まず、私のことを高性能AIかなにかと勘違いされているようですが、私はホモ・サピエンスの中でもかなり下等な部類です。
なので英語や漢籍はおろか、日本語ですら満足に理解できません。
マンガを描き始めた頃は、史記ぐらいはちゃんと読んでおこうと思ったこともありますが、完訳されたものでも漢字がいっぱいで読んでいるとすぐに眠くなってしまうので、結局まともに読めていません。
では最低限の知識をどこで得ているかというと、ネットです。
何か分からないことがあるとネットで検索するのです。
今は便利な時代なので、そうすれば大体のことは分かります。
マンガを描くにあたって必要になる歴史知識は、ほとんどそこから入手しています。

さて、以上のことを前提に話を進めます。
204様としては、私のマンガの世界観に魅力を感じて頂き、この世界観はどういった知識から発想を得たものなのだろう？と思って、そのようなご質問をして頂いたのだと思います。
歴史マンガですので、当然歴史の知識が豊富なのだと思って頂いたのだと思います。
違います。
上記の通り私の歴史知識はネット検索で仕入れられる程度のものです。
史料や論文などは読みません。てか読めません。
むしろ歴史の知識などつけてしまったら、このマンガは描けないと思います。
では何の知識なのかと言われたら、それはずばり、総合格闘技です。
Mixed　Martial　Arts　です。
大体毎週日曜日（日本時間）にUFC（総合格闘技団体名）が開催されているので、それを観るのです。
UFCがやってない日は、SNSや動画サイトで情報収集しつつ、次の大会に思いを馳せるのです。
そんな生活を10数年続けていると、私のような考えの人間が出来上がると思います。
総合格闘技といっても、試合で二人の人間が殴り合ってるところだけに注目するのではダメです。
その二人の生き様、試合に至るまでの過程を探るのです。
総合格闘技の世界はノー・ブルシット。忖度なしです。
たまに忖度ありますが、ここでは例外とします。
勝者は世界で最強の男と喝采を浴び、
敗者は世界一惨めな男として失神顔を万人に晒すのです。
同じような構造の世界にボクシングがありますが、ちょっとあれは洗礼されすぎてるのでオススメしません。
総合格闘技がいいです。
まだ色々隙が多い世界なので良いです。
UFCのyoutube公式チャンネルには色んな動画があるので楽しいです。
私は英語はさっぱりわかりませんが、基本的にゴリラみたいなのがサンドバッグ殴る映像しか流れませんので大丈夫です。
204様は英語が分かるとのことなので、私よりも深い理解を得られると思います。
UFCがトップ団体なのでUFC推しできましたが、日本にもRIZINという団体が勢いをつけてきているのでそっちでもいいです。
ONEでもベラトールでも良いですが、そっちを好きになるならなぜUFCを観ない？って感じです。
とにかく総合格闘技です。
気が向いたら御自身もジムで総合はじめてみるといいでしょう。
やはり経験してみると、見方が変わりますし、プロ選手へのリスペクトも高まります。
格闘技って痛くて怖そうと思うかもしれませんが、総合格闘技は学校の部活でやってたという人がまずいない競技なので、ある意味敷居は低いのです。
総合格闘技は素晴らしい。
むしろ、歴史研究者の意見などを参考にしていてはダメです。
なぜなら、彼らのほとんどは総合格闘技未経験だからです。
人一人と戦ったこともない人が、なぜ人類の闘争の歴史を語れるのでしょうか？
彼らはナポレオンとウエリントンの戦いは詳しいかもしれませんが、
ジョゼフ・ベナビデスとジェシー・フォルミガの戦いは知らないでしょう。
そんなんで男といえるのでしょうか？
何が言いたいのかというと、私と、私のマンガは総合格闘技でできているということです。
以上です。