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AIのべりすと作品置き場

46名無しさん:2021/12/19(日) 12:45:28 ID:Du3xpiw6
「これで私とお兄さんの恋が始まるんですねぇ」
「あ、ああ……」
「じゃあまずはキスしましょっか♡」
彼女が迫ってくる。
「ダメだ……ダメ……」
ダメだと分かっている。しかし、身体が動かない。
「抵抗しないならOKってことでぇ」
彼女の唇が触れる。柔らかな感触が伝わる。
そしてそのまま舌を入れてくる。
「んっ……」
彼女の吐息が聞こえる。甘くて脳が蕩けそうになる。
彼女の体温を感じる。とても暖かい。ずっとこのまま時間が止まればいいのにと思ってしまう。
どれくらい経ったのだろうか。永遠に続くような気がした。
彼女の舌が口内に侵入してくる。くちゅくちゅと音を立てて、唾液の交換をする。頭がぼーっとしてくる。
彼女は口を離すと糸を引くように銀色の橋がかかった。
「ふふっ、お兄さんの味美味しい」
彼女は妖艶な微笑を浮かべる。その姿はまさに魔性という言葉がよく似合う。
彼女は顔を近づけるとまた口付けを交わす。今度はさっきよりも深く長く濃厚なもの。
彼女の熱を感じながら必死に受け入れた。
ようやく解放されると彼女はこちらを見てニヤリと笑った。
「ねぇお兄さん。正義を裏切って悪ぅい女とのキスはどうかなぁ?」
俺は何も答えられない。ただ、荒くなった呼吸を整えるだけだ。
「私のこと嫌いになったぁ?」
「そんなことない!むしろ逆だ……」
思わず本音を漏らしてしまった。慌てて口を押さえるがもう遅い。

「そっかそっか〜私の魅力で堕ちちゃいましたね。でもお兄さんの正義ってそんなものだったんですね〜」
言われて気付く。俺は正義のために行動していると思っていた。だが、いつの間にか俺は彼女に魅了されていた。
この蟻地獄のような彼女の魅力から抜け出すにはどうすればいいのだろうか。
抗えば抗うほど彼女にハマって行く気がした。しかし、受け入れても彼女に堕とされていく未来が見える。
どちらにせよ俺は逃げられなくなっていたようだ。

「ねぇお兄さん。私のこと好きになっちゃだぁめ♪私は悪い女なんだから。私を見て勃起しちゃだぁめ♪」
彼女の言う通り意識すればするほど好きになっていく。身体も正直に反応していく。ダメだと思いつつも、つい目がいってしまう胸。男を惑わせる仕草や表情。声。全てが魅力的だった。
「ふふっ♡お兄さん分かりやすいですねぇ」
彼女は耳元で囁き続ける。
「お兄さんはもう私の虜ですよぉ。だから諦めてくださいね。私とお兄さんのラブストーリー」
彼女の言葉が脳内に響き渡る。
「お兄さんはこれから毎日デートしてぇ、いっぱいイチャイチャしながら愛し合ってぇ、一緒にお風呂入ってえっちなことも沢山します」
想像してしまう。彼女との幸せな日々を。
「それでぇ……最後は……♡」
「お金ぜ〜んぶ絞り取られちゃいます♡」
「っ……!?」
突然のことに心臓が止まりそうになった。
「お兄さんは騙されているんですよぉ?それにお兄さんは潜入捜査官なんですからぁ」

確かにそうだ。俺は潜入捜査をしている身なのに何故こんなことになっているのか。
彼女の揺さぶりに俺の心が乱される。彼女は俺なんて容易く魅了してしまえるだろう。しかし俺を堕とすことを楽しむかのように正義と彼女の二者択一を迫ってくる。
「ほらぁ、早く決めないと私が奪っちゃうよぉ?」
彼女が顔を寄せてくる。甘い匂いに包まれる。脳に直接語りかけてくるようだった。
「それともお兄さんは私みたいな女の方が好きなんですかぁ?私はどんな手段を使ってでもお兄さんを幸せにしてあげられますけどぉ……」


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