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【ミ】『想貌』

1 『敗残者』 :2019/01/18(金) 00:26:01
彼らは何処へ消えたのか――――

【過】『武闘列伝』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453728318/

181 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/10(水) 00:05:07
>>179

「そうですか」
「ちなみに、こちらで『金銭』ではなく『原稿』などの盗難は起きていませんか?」

質問を重ねる。
切江さんが『被害届』を出してくれていれば、『非通知』の電話番号も知る事ができたかもしれないが。
非協力的な以上、それも難しいだろう。

182 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/10(水) 00:38:59
>>180(塞川)
>>181(夕立)
二人の『質問』を訊き終えると、
『切江』は沈黙し、ややあってから重々しく口を開いた。

    「……これは、私の『恥』になる。

     『金庫』や『現金』を用意したのも、
     『被害届』を取り下げたのも、
     全ては、私の『恥』が原因だ……」

    「『時雨蛙』は、夏を迎える前に『打ち切り』となる。
     ――――長く連載を続け、何時かはその日が来ると思っていた。

     本当を言えば、私は『時雨蛙』を終わらせたくはなかった。
     『木山』から聞いたと思うが、あれは私の『ライフワーク』。
     連載が終わってしまえば、衰えた『腕』も動かなくなり、
     私の『作家生命』が消えてしまうと、言い知れぬ予感があった……」

全てを『観念』したかのように、『切江』はポツリポツリと語り始める。
振っては止み、それを繰り返す『時雨』のように。

    「その一方で、『打ち切り』だと解った瞬間に、
     怒涛のように『構想』が、脳髄を走り広がっていく……。

     理想的な『最終回』は、既に出来上がっていた。
     それを『脳奥』に封じるのは、私自身の『腕』を裏切る行為だ。
     今すぐにでも『ペン』を振るって、『終幕』を描きたかった。

     だが、それを『掲載』し、『終止符』を打つことを、
     私はどうしてもしたくなかった。私の、ワガママだ。
     ――――だから、『木山』を『銀行』へ走らせた」

    「『現金』を、……『千円札』を『千枚』、用意した。
     そして、『それ』を仕舞う『金庫』を設置して、
     ――――それから、『木山』を呼んだ。

     私ももう『老齢』だ。……彼の『指紋』を登録し、不測の事態に備えた。
     ……極端を言えば、私が死んでから『最終回』を公開してくれるのなら、
     それで構わなかったが、――――恥ずかしながら、私は『生き汚い』男だった」

肝心の『恥』の内容について触れないまま、『切江』は語り続ける。
シビレを切らした『立石』が、おもむろに切り出した。

     「『切江』先生、貴方は一体……?

      貴方は『最終回』を描いたんですよね?
      だが、それが『掲載』されないようにした、……そういう、ことですか?」

     「――――、   そう、なる」

このまま黙っていても、『切江』はいずれ、話すかも知れない。
しかし、『恥』とまで言い切った己の『所業』を、黙して『告白』させるのは、
今の様子を見るに、『酷』なことだろう。

183 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/10(水) 01:11:56
>>182
話を聞いている内に、一つの答えに辿り着く。
『ありえない』と思った。
だが、この話が導く結論は、そうとしか思えない。
『確かな事を拾っていく』……自分で言ったことだ。

「つまり……あなたは、『描いた』の?
その…………『千円札』に。そして封じ込めた。
自らが死んだあと、『最終回』が世に出るように」

そんなことが可能なのだろうか?
そして、『可能』だとして、どれだけの技が必要なのか。
真っ白な『原稿』でなく、模様の入った『千円札』に。
『塞川唯』は、自他ともに認める適当な女だ。
この『捜査』だって、いつ飽きて辞めるかもわからない。
そんな自分に、『切江』の気持ちは理解できないと思った。

(だが、それなら………)

184 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/10(水) 22:06:52
>>182

自分には夢がない。将来こうしたいという具体的な目標がない。
現在は『剣道』に対して真剣に打ち込んでいるものの、それを職にして食べていけるとも、食べていこうとも思っていない。
だから、切江さんがここまで情熱を傾ける理由を完全には理解できていないし、
『終幕』を描きたいが、それを『掲載』したくないという複雑な心境も察しかねていた。
しかし彼がこの仕事に対して『偽り』がないことだけは理解できた。

「事情は多少ですが、理解しました」
「───しかしそれなら何故、同じ『金庫』に大量の『万札』と『書類』を置いておくのですか?」

『金庫』を指差しながら、切江さんへと訊ねる。

185 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/11(木) 23:37:11
>>183(塞川)
『塞川』の切り出した『真実』に、
『切江』は、小さな首肯を返した。

「私が死に、『描けなく』なると周知されれば、

 私のアシスタントである『木山』に、
 紙幣の『ネーム』を基にした『清書』の依頼が、
 滞りなく出来ると、――――『逃げ』の期待が、あったのだ」

『切江』の独白は、自嘲的なものだった。
聞き手に回っていた『立石』が、おもむろに口を開く。

    「経緯はともかく、
     『紙幣』に『原稿』を描くというのは、
     なんとまあ、……『傍迷惑』なことを……」

    「――――『紙幣』への落書きは、罪には問われない。
     だが、『紙幣』を勝手に『印刷』する行為は、
     『通貨及証券模造取締法』で禁じられている」

    「千円札の『顔』が『野口英世』になった時に、
     郵便局が『新紙幣』のデザインを流用した『中吊り広告』を作り、
     問題視された『回収騒ぎ』になったが、――――おっと、君らは知らないか」

少なくとも、『切江』の行為は『罪』には問われないが、
『立石』が呆れがちに呟いた、『傍迷惑』という言葉が、事態を形容していた。

>>184(夕立)

>「───しかしそれなら何故、同じ『金庫』に大量の『万札』と『書類』を置いておくのですか?」

    「〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!

     何故、それを知っている?」

『切江』は眉を吊り上げ、焦燥を浮かべる。
やがて、観念したかのように『金庫』へと歩き出せば、
ブラックガラスに指先を押し当て、

                          <PI!>

     ブワサァァァァァ〜〜〜〜ッッ!!

『金庫』から吐き出され、床に広がった『福沢諭吉』達が、
恨みがましそうな目で、『切江』を睨み上げる。

     「事件のあった『翌日』に、

      金庫をもう一度開けた時、『入っていた』」

     「―――――身に覚えはないが、
      共に入っていた『書類』を見れば、
      綺麗な『カネ』ではないことは明らかだった」

     「……全て、私のみが『知り』、私だけが『隠した』ことだ。

      ――――『木山』は、あの男は何も知らん。
      『金庫』に触れたのは、私と、万札を入れた『何者』かだけだ……」

『アシスタント』を庇い立てる、これが『沈黙』の動機だった。

186 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/12(金) 00:13:09
>>185

「なるほど」「あなたも『木山』さんも、『犯人』ではないようですね」

得心がいった。
現場の証拠からすると、確かに間違いなく切江さんか、木山さんが犯人だと思われるだろう。
事実、自分も先程までは彼らを疑っていた。
彼を庇いだてる為に、静かに沈黙を貫いていたということか。
しかし、件の『千円札原稿』はどこへ消えたのか。
仮に『一千万円』と入れ替わって更にどこかへ消えたのだとしたら、何故『千円札原稿』を戻さないのか?

即座に考えられることは二つ。
元より『千円札原稿』が目的だったか、あるいは切江さんと木山さん、彼らを陥れたかったか。
犯人に仕立て上げた場合、『一千万円』は押収されて犯人の手の届かない所へと行ってしまうかもしれない。
それでもこの金庫に万札を入れたい理由が、犯人にはあったのだろうか。

「切江さん、どなたかと最近トラブルになったりとか、恨まれる心当たりはありませんか?」

「それと立石さん。切江さん本人が再度『被害届』を出した場合、
 あの『非通知』の電話番号を知ることはできますか?」

二人へと質問する。

187 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/12(金) 00:25:39
>>185
「……なるほど、ね。
確かに『はた迷惑』な話ではあるけど……一歩前進ってトコだな。
そして、そんな顔する必要はないぜ」

軽く頭を振って、金庫の『ガラス化』は解除しておく。
切江へと喋りかけながら、吐き出された『書類』を、手袋をした手で摘まむ。

「つまり、私たちはその『何者か』を探してるって事だからな。
しかし、確かにあんたたち二人のどちらかが犯人……『ではない』場合、
何故、ここが中継地点となったのか………?
そのナゾは残るがな」

188 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/12(金) 20:44:50
>>186(夕立)
>「切江さん、どなたかと最近トラブルになったりとか、
>恨まれる心当たりはありませんか?」

    「……いいや、皆目見当が付かん。

     確かに、『連載終了』の旨を聞いた時は、
     『編集者』とは『口論』になったが……」

    「――――だが、『最終回』に着手すると、
     とどのつまりは納得を見せた、そのつもりだ」

そのつもり、が『掲載』できない『原稿』なのはさておき、
周囲との『トラブル』に対し、『切江』は不服そうに反論する。

>「それと立石さん。切江さん本人が再度『被害届』を出した場合、
> あの『非通知』の電話番号を知ることはできますか?」

事態の解決を計るには、『当然』の質問だった。
だが、それに対し、『立石』は複雑そうな表情を浮かべる。

>>187(塞川)
『金庫』の『ガラス化』を解除し、書類を一枚摘まみ上げる。
『朱印』がモノクロであることから、『複写』であるのは明白だった。

    「『中継地点』、――――か。

     ……ああいや、『被害』があったのは、
     『切江』先生が先で、『箱根』さんが後だ」

    「そして、もう一人の『吉本』さんが『最後』になる。

     私は、彼女に『連絡』を取ってみよう。
     まさかとは思うが、その『原稿紙幣』が、
     その『金庫』に移転してないか、念のためだ」

『立石』はポケットからスマートフォンを取り出した。

>ALL

    「『切江』先生が『被害届』を『再提出』したのなら、

     当然、“我々”警察は一から『現場』を確認する必要がある。
     私一人で『再検』するわけじゃあない。ある程度の『動員』は必然だ。

     そうなれば、この『物証』はイヤでも『目』に付くだろうな……」

『床』に広がった大量の『紙幣』と『書類』。
『処分』は愚か、『隠蔽』さえ憚られる、大事な『物証』だ。

    「だが、現場に残された『非通知』の『ファクシミリ番号』。

     ――――………それ自体に『違和感』がある。
     ハッキリ言って、これを『精査』出来ないのは、
     クランケに革ジャンを着せて『手術』をするようなものだ」

    「明らかな『核心』が、この『複合機』には眠っている……」

『迷宮入り』も目前だった『連続金庫破り』、
その最中に発見された『盗品』は、『警察』にとっても『突破口』となる。
――――『真実』はどうであれ、『切江』に容疑が傾くのは『必然』だ。

それは到底、『立石』という一個人では抑えきれない。
そして、一個人の『思惑』で協力していた『二人』は、捜査から『離脱』せざるを得ない。

       ギリリッ

『立石』は歯噛みし、『切江』は思い詰めたように『金庫』を見据えている。

189 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/12(金) 22:08:29
>>188
「犯人の目的が『カネ』だった場合……だがな。
ただ移動させて満足……そんなハナシはないだろうよ」

『鉄』へ、複写と思われる『書面』を渡す。

「そして……『夕立』。
あんたのカンは、かなりいい所まで行ってそうだぜ。
ただ………もう一度確認したいが。
非通知なのは『送信履歴』なのか?『受信履歴』でなく?」

言いながら、『紙幣』を一枚拾い上げる。

「これも、『コピー』じゃないだろうな」

190 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/12(金) 23:30:58
>>188-189

「オレたちだけに留めておくことはできなくなるわけですか…」

この『大量』の『万札と書類』、どうにか隠しておくのも難しいだろう。
そして万が一見つかってしまえば、『切江』さんと『木山』さんは限りなく有罪に近くなる。
犯行に第三者の『スタンド』が使われていると思われる以上、その冤罪を取り消させるのも難儀するだろう。

「少なくとも切江さん側にはないようですね」
「後は、ファンや同業者からの逆恨みの線もありそうですが…そうなると、一切予想はできません」

切江さんの言葉に頷き、怨恨の方向から犯人を絞っていくのは難しそうだと知る。
やはり唯一と思われる物証は、この『複合機』となるか。

「立石さん。その連絡の後で構わないのですが、箱根さんにも連絡して頂いてもよろしいですか?」
「『卓上プリンター』の『外部通信履歴』、それも犯行当日に何か使われていないか、訊ねたいのですが」
「…もし箱根さんの気力がないようでしたら、犯人へ繋がる手がかりになると、お伝えして頂ければ」

立石さんに依頼したい。もちろん自分が電話番号を知っていれば、自分で連絡する。
去り際の意気消沈した様子を思い返しながら、あまり無気力に苛まれているようであれば、少しでも希望を抱いてもらえるように。

「はい、『送信履歴』のようです」

塞川さんの言葉に答える。
先程(>>155)チェックした様子だと、『送信履歴』とはいえ相手から送られてきたものを指し示すもののようだが。
念のため、『メール』なども含めて事件当日の通信履歴を再度洗ってみよう。
何か不審な点はないか?

191 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/15(月) 21:52:24
>>189(塞川)
『書面』を『夕立』に渡し、『紙幣』を拾う。
『透かし』の入ったそれは、間違いなく『ホンモノ』だ。

       じっ . . . 

『切江』の視線を感じる。
落ち窪んだ両目が、『塞川』の腰部を注視している。

>>190(夕立)

    「ああ、連絡をしてみよう。

     ――――仮に繋がったとしても、
     今日、すぐに『確認』出来るかどうか……」

学生である『夕立』が朝から動ける以上、今日この日は『休日』だ。
『箱根地所』に人がいるかどうか、半々といったところだ。

      ピッ
                ピッ

『受送信履歴』を確認する。
この『複合機』から他の『FAX番号』へ書面を『送信』する、
その番号履歴が『送信履歴』に当たる。

他に不審な点は見当たらないが、それは一見して、という意味だ。
『根拠』があれば、より精査できるだろう。

――――が、それはあくまでも『素人』の捜査に過ぎない。
これ以上の『手がかり』が出てくるかは、解らない。

>ALL

     「――――『夕立』、『塞川』と言ったか」

『切江』が口を開いた。
まるで『値踏み』をするかのように、代わる代わるに視線を向ける。

     「お前たち、何故この事件に首を突っ込んでいるんだ?

      ……『警官』じゃあないだろう。
      良く似た格好をしているが、全くの『別物』だ」

     「!?

      何の『冗談』ですかな、『切江』先生……?」

確信的な『切江』の言動に、あくまでも『立石』は白を切る。

192 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/15(月) 22:19:27
>>191
「あんたの『漫画』には、『拳銃』も出てくるのか?」

『切江』の言葉に、ため息をついて『立石』を見る。

「まっ、こんなスタイル抜群な女警官はいないってんなら、
そりゃそうだろうけど、なあ?」

軽口を叩きながら、複合機に近寄っていく。

>>190
「非通知の『送信履歴』………。
その時間の周囲に、受信履歴はあるか?」

193 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/15(月) 22:43:47
>>191

「五日前の事件当日は、やはりこの『送信履歴』だけ・・・」
「なら、『切江』さんが現金に気付き、『箱根』さんが盗難に気付いた四日前の『送受信履歴』はどうだろうか」
「それに、最後の『吉本』さんの事件が起きた日はも調べてみるか」

四日前の『送受信履歴』、それに最後に起きたという『吉本』さんの事件の時間も調べてみよう。
立石さんから聞いていればその時間を、聞いていなければ今訊ねてみよう。


>     「――――『夕立』、『塞川』と言ったか」
>     「お前たち、何故この事件に首を突っ込んでいるんだ?

>      ……『警官』じゃあないだろう。
>      良く似た格好をしているが、全くの『別物』だ」

「・・・・・・・・・・」
「格好が違うとしても、やることは同じです。『犯人』を捕まえる、その為にオレたちは動いています」

『複合機』を操作しながら、答える。

>>192

「もう一度、念のために調べてみますか」

塞川さんの言葉に頷き、『送信履歴』の時間の前後に、
同じく見慣れない番号がないか調べてみる。

194 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/17(水) 23:53:35
>>192(塞川)
「そもそもが『警官』らしからぬ『振る舞い』だったか……」

ややあってから、『立石』は諦めたように呟いた。

>>193(夕立)
四日前の『受送信履歴』には、
『非通知』の『受信』、『送信』が残っている。
時間は真夜中の『25時』ごろだ。

この不可解な『受送信履歴』が関与しているのは、
『確定』といっていいだろう。

>ALL

     「ならば、――――私も賭けてみるとするか。

      『立石』さん。すぐに『被害届』を出しましょう。
      そうしたら、後は煮るなり焼くなり、好きにすればいい。

      ……その間、アンタ達が手に入れる『非通知』の『番号』から、
      『真犯人』を割り出し、『原稿』を取り返してくれ――――」

己が『身柄』を差し出すと、意を決して『切江』は告げる。
『立石』はギョッとした表情で『切江』を見返す。

     「私も『最善』を尽くしますが、

      『物証』が出てからの『取り調べ』、
      ましてや『著名人』の『重要参考人』となれば、
      『報道機関』が黙ってはいないでしょう――――」

     「『マスコミ』に嗅ぎ付かれる前に『事件』を解決しなければ、
      『切江』先生の名誉にキズが付く、……『無実』であるなら、
      それはなんとしても、避けねばならない」

195 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/18(木) 21:06:05
>>194

「…やはり『非通知』か」

迂闊に痕跡を残すようなことはしないか。
むしろ、この『非通知』を調べさせない為に『現金』を『切江』さんの金庫に入れた可能性も出てくる。
そして協力しない『切江』さんに警察が諦めた頃に、『現金』を回収する。
非通知とはいえ履歴が残ってしまうが故の対策だとしたら、犯人はかなり頭が切れるようだ。
何か他に手がかりはないだろうか───。


>     「ならば、――――私も賭けてみるとするか。

>      『立石』さん。すぐに『被害届』を出しましょう。
>      そうしたら、後は煮るなり焼くなり、好きにすればいい。

>      ……その間、アンタ達が手に入れる『非通知』の『番号』から、
>      『真犯人』を割り出し、『原稿』を取り返してくれ――――」

「・・・・・それは」

もし、自分たちが犯人を捕まえられなかった場合、どうするのか。
そう訊ねたかったが、意味のない質問だと思って止めた。そのリスクを背負うと、彼は言っているのだ。
ならば、自分たちが何をすべきかは決まっている。一刻も早く、犯人を見つけ出すことだ。

「ご協力に感謝します」

切江さんへと一礼をし、立石さんへと向き直る。

「今からでも動けますか?」

196 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/18(木) 21:16:20
>>194-195
「…………盛り上がってるトコ悪いけどさァ〜〜」

珍しく、少しバツが悪そうに手を挙げて発言をする。

「手口が同じなら、他にも『非通知』の『受送信履歴』……
それがあるトコはあるよな?
そっから取ったらイんじゃないの?」

「ダメ?」

197 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/18(木) 23:47:03
>>195(夕立)
『夕立』の一礼に対し、『切江』は首肯で返す。

    「あの『原稿』を取り戻すのに、
     他に手段はなかろう……」

    「『迷い』は残ったが、
     それでも私の『終止符』は、

     結局のところ、あれだったのだろうな」

『原稿』に対し、『切江』は未練があるようだ。
それこそが『協力』を惜しまない『動機』なのだろう。

>>196(塞川)
『塞川』の提案は非常に的を射ていた。
だが、それを聞いた『立石』は難渋そうに顔をしかめる。

「それが出来れば、
 『人質』を取るようなマネをしなくて済むが、

 『箱根地所』にあった『卓上プリンタ』は、
 『ディスプレイ』の付いていない『旧式』だった。

 『ファクシミリ』の履歴を見られない、ということだ。
 その中で『非通知』の受送信履歴の照会をするのは、
 あまりにも『不自然』になる。――――残念だが……」

    「『受送信履歴』を『手掛かり』にするには、
     『切江』先生に『関与』してもらう他にない」

>ALL

    「これからの流れは、こうだ。

     『切江』先生は『被害届』を提出し、
     私と別の警官で『現場検証』をする。

     ――――『現金』は発見され、『切江』先生は『重要参考人』扱いとなる。
     だが、その間に『照会』される『非通知』の『発信先』が解れば、
     それが『物証』に繋がるかも知れない。――――か細い『賭け』だが」

『立石』は順序立てて話しながらも、不穏さを隠しきれない。
『非通知』の『照会』が出来なければ、『番号』が無関係であれば、
その時点で『手詰まり』となる。

    「君たちは『別行動』によって、『発信先』へと急行してほしい。

     ――――『時間』を費やせば、『切江』先生を庇いきれなくなる。
     私も尽力するが、『警察組織』から『容疑者』として扱われれば、
     ……あまり言いたくないが、『白』も『黒』になる、それだけの『力』がある」

重々しくも『立石』は断言する。

198 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/19(金) 00:02:41
>>197
「ま、確かにそうか………。
色々、『しがらみ』があって面倒なトコだな、『警察』ってとこは」

窮屈な『制服』の上着を脱いで、肩に引っ掛ける。

「フン、あんたたちを庇うわけじゃあないが、
『スピード解決』してやるよ。 なぁ?」

同意を求めるように、『鉄』の方を見る。

「その『マンガ』………そこまでのモノなのか、
ちょっと気になって来たしな。私も」

199 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/19(金) 00:21:29
>>197-198

「了解しました」「全力を尽くします」

立石さんと塞川さんの言葉に頷く。

「しかし現場へ急行するとのことですが、『移動手段』はどうしましょうか」
「オレは自転車しか運転できませんが…」

一応訊ねる。前もって場所の予測ができるなら、それに越したことはないが。
もし番号が『無関係』なら、三人目の被害者へ聞き込みをしなければならないが、
果たしてそれで『切江』さんを無罪に戻せる猶予があるだろうか…。

200 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/20(土) 23:22:05
>>198(塞川)
役目の終わった『制服』を脱ぎ、肩に掛ける。
『夕立』の方を見るが、彼もまた『意気込み』を見せている。

>>199(夕立)
「そうだな、『タクシーチケット』を渡しておこう」

慣れた様子で『立石』が提案をする。
『警察手帳』を提示すれば、『公共交通機関』は無償で利用できるが、
民間の『タクシー』ともなれば、そうもいかないのだろう。

>ALL

    「『切江』先生。また後程に会いましょう。
     ――――今度は、『現職』を連れて参りますので」

『立石』と共に、二人は『アトリエ』を後にする。
そして、『制服』から『私服』に着替え、
『駅前』のカフェにて待機する運びとなった。


    「では、私は『応援』を要請する。

     ――――犯人との『遭遇』になれば、
     君達の言う、『スタンド』の出番となるのだろう」

    「そうなれば、私はどの道『足手まとい』だ。

     ……『健闘』を祈っている」


      ブ ロ ロ ロ ロ ロ ロ ・ ・ ・


二人をミニバンから下ろすと、
『立石』は敬礼を返し、その場を後にする。

201 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/20(土) 23:31:43
>ALL

そして、『二時間』が経過した頃、
『夕立』のスマートフォンに着信が入った。


            <Pi!>


   「私だ。

    たった今、『電話局』からの『照会』が終わった。
    何故、『送信履歴』が『非通知』になったかは不明だが……」

   「発信先は判明した。

    『第七ボックスビルヂング』の『3階』にある、『編集プロダクション』だ。
    地方紙の他、フリーペーパーや連載漫画の『編集業務』を代行している。

    『西東出版社』からの業務委託を受け、『時雨蛙』の『編集業務』をしていた。
    とはいえ、『零細』の会社だから、業務はほぼ『加佐見』という編集者が行っていた」

    「ビルの名前を言えば、『タクシー』で移動できるはずだ。
     此方は『事件』の発表を遅らせようと、腐心している。

     ――――『物証』が得られるよう、祈っている」

『立石』は電話を切ろうとしている。

202 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/20(土) 23:46:50
>>200-201

素早く電話を取り、立石さんの声に耳を傾ける。

「承知しました」「出版業の関係者ですか…それも、『時雨蛙』の」

怨恨の線が強くなったか?あるいはファンの暴走の可能性もあるが。
とにかく『発信源』は割れた、後は物証さえ見つけられればいい。
この世に二つとない、『原稿』が描かれた千円札の束だ。それがあれば言い逃れはできまい。

「塞川さん、場所が割れました」「容疑者は『加佐見』さんと仰るようです」
「向かう前に、何か立石さんに訊ねておくことはありますか?」

やはり目を合わせないようにしつつ、訊ねる。

203 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/21(日) 22:15:41
>>200-202
「基本的な『プラン』としては………確かに『原稿』。
それを探すって事でいいだろうな。
『ファックス送信先』に金庫でもあるなら、私のスタンドで確認をする」

『立石』から電話がかかって来るまでに、
カフェでコーヒーを飲みながら、『鉄』と作戦会議をする。

「………最終的には『力技』にもなりそうだが、
踏み込む『理由づけ』が何かいるか?
『正面突破』でもいいけどな………お前がやったんだろ! ってな」

喋っている最中に、『立石』からの通話が掛かる。
『夕立』の言葉に、テーブルの上の伝票を取って立ち上がる。

「『警察』の方で、そいつの情報は何かあるのか? って聞きな。
短時間じゃあ、そこまで調べるのは無理か?
『前科持ち』って事はないだろーが………」

喫茶店を出て、『タクシー』を捕まえる。
打ち合わせは道中でもできるだろう。

204 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/21(日) 23:23:13
>>202(夕立)
『立石』から聞き取った内容を、『塞川』に告げる。
『塞川』から『加佐見』の情報を聞かれると、
電話越しに聞き取れたのか、『立石』が付け加える。

      「それ以上の『情報』はないが、
       ――――露骨に『怪しい』経歴があるわけじゃあない」

      「真っ当な職を得て、働いている以上、
       後ろ暗いところがあるようには、感じられんが……」

何処にでもいる『一般人』なのだろう。

>>203(塞川)
喫茶店を出て、『タクシー』を捕まえる。
無言で後部ドアが開き、運転手が下りてきた。

      「お客さん、どちらまで行きます?

       デカい荷物はなさそうですね、乗ってください」

運転手は平常通りの対応をする。

205 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/21(日) 23:41:55
>>203-204

「はい。塞川さんの『透明にするスタンド』…アレは証拠を探す上でとても心強い能力です」
「いざとなれば、家中をひっくり返してでも探さなければなりません」
「『箱根』さんと『切江』さん、二人の冤罪を証明するためにも」

切江さんは実際に警察に捕まってしまったし、箱根さんは家族から脱税を疑われてしまっている。
例え犯人にどんな理由があろうと、身勝手に罪をなすりつけるのは許される事ではない。
もっとも一番の理由は、そんな危険な人間が野放しにされていることへの警戒心からだが。

>「………最終的には『力技』にもなりそうだが、
>踏み込む『理由づけ』が何かいるか?
>『正面突破』でもいいけどな………お前がやったんだろ! ってな」

「『切江』さんが、『加佐見』さんに『現金』を盗まれたと言っている」
「そしてオレたちはそれを信じて中に踏み込んだ、とかはどうでしょうか?」
「それとなく、『原稿が描かれた千円札』のことが彼の口から出てくれば、重畳なのですが」

仮に現金でなくとも、関係者しか分からないことを喋ってくれれば十分だ。
『被害届』を出していなかった以上、現金を盗まれたことを知る人間はほとんどいないだろう。
ひとまず、タクシーの中に入る。

「『第七ボックスビルヂング』へお願いします」

どうでもいいが、少し発音し辛い建物の名前だ。

206 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/22(月) 00:03:06
>>204-205
「正確には『透明』じゃあない。
『ガラス化』が、私の『能力』……」

能力を『隠す』必要もないだろう。
触れた部分を『ガラス化』する能力、と『鉄』に説明する。

「成程、それでいこうか。
ま、言いがかりでもなんだっていいんだ、そーいうのは」

タクシーに乗る。

207 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/22(月) 00:28:26
>>205(夕立)
>>206(塞川)

     「はーい、乗ってくださーい」

行き先を告げると、運転手は簡単に応じた。
二人は『後部座席』に乗り込み、タクシーは発進する。

          ・

          ・

          ・

程なくして、『第七ボックスビルヂング』に到着した。
『大通り』沿いであり、駅からさほど離れてはいない。

『休日』ということもあり、周囲は閑散としている。
外から見る分にも、『3階』のフロアには灯りが付いていない。

208 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/22(月) 01:13:38
>>207
「ヤツは不在か………?
ま、行くだけ行ってみるか。時間も無いしなァ」

『鉄』から提案がなければ、
素直に『西東プロダクション』へ向かう。

「『スタンド』で様子を伺う事もできるが……。
どこで誰が見てるかも知れないからな」

209 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/22(月) 20:54:02
>>207-208

「不在なら、それはそれで好都合ですが」
「オレの『シヴァルリー』なら、普通の鍵程度は破壊できます」

当然そうしたからには、確実に『証拠』を見つけなければならないが。
万が一見つからず、そして加佐見さんに見つかってしまったから。不法侵入、並びに器物損壊は確定だろう。
だが、切江さんとて名誉をかけてまで自分たちに賭けてくれた。
ならば、自分も法に触れる覚悟を決めておく。

「『ガラス化』…やはり強度も落ちるんでしょうか」「なら、大体のものはこれで壊せますね」
「ちなみに『シヴァルリー』は、視認した『刃物』の切れ味を奪い、操作する能力です」
「ガラスの破片でも、『刃物』の対象に入ります」

相談をしながら、『3階』へ。『西東プロダクション』のインターホンを押してみる。

210 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/22(月) 23:00:00
>>208(塞川)
>>209(夕立)
二人は『3階』へと向かう。
小ぢんまりとしたエントランスの『共用ポスト』を見る限り、
『空き室』があるわけではないが、人の気配はない。

『エレベーター』で『3F』へと移動する。
『鉄扉』の前には、『読人プロダクション』と表札が掲げられている。

         ピーンポーン

『インターホン』を押してみるが、反応はない。

211 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/22(月) 23:05:19
>>210
「『ぶっ壊して入る』はアリなのか?
手っ取り早く、それで行きたいが、『立石』はなんて言ってる?
証拠能力がなくなってアウト……とか言うかもな」

言いながら、扉が開くかどうか試す。
鍵が掛かっているようなら、『ガラス化』で部屋内部を覗くつもり。

212 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/22(月) 23:28:28
>>210-211

「それでは」「・・・・・」
「ドアの破壊…こうでいいのでしょうか」

『シヴァルリー』でドアノブを掴む。
後は力任せにひねれば破壊できるのだろうが、ドアノブを壊せばドアのロックも壊せるか?
なにせドアを破壊したことがないので分からない。
ひとまず手を離し、塞川さんが開けられるかどうか見てみよう。

「ここにはオレたちは一般人として来ていますから、証拠を残して去っていくことになるかもしれません」
「スタンドを使っての犯罪を立証することは難しいでしょうしね…」

しかし、確かにどこまでやっていいのかは気になるところだ。
立石さんは何と言っていただろうか。

213 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/22(月) 23:42:42
>>211(塞川)
>>212(夕立)
『ドアノブ』を捩じるが、当然ながら『鍵』が掛かっている。
『塞川』は『クリスタライズド・ディスペア』を発現し、
『ドア』の『硝子化』を試み、円状の『硝子窓』を作る。

          ィ  ィ  ィ  .  .  ンン

『書類』が積まれたスチールデスクや、
新聞記事の貼られた『ホワイトボード』が見える。

雑然とした『編集室』そのままの様相だが、
『コピー機』の傍に置かれた『金庫』が、
否が応にも『塞川』の視界に入る。

『立石』は『違法捜査』について、特段は何も言っていない。
だが、一般人に『制服』を貸与しての『捜査』は明らかに『違法』だろう。
その一方で、『力』を使おうとした『夕立』を無意識に制するなど、
一見すると、その『姿勢』は一貫しないように見える。

――――『ドア』のロックを『破壊』する方法を、『夕立』は知らない。
だが、それを知る術を『塞川』は持っている。

214 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/23(火) 00:17:42
>>213
「『金庫』、そして『コピー機』か………
あいつ、私たちもついでに逮捕しないだろうな」

ドアノブ周辺からドア全体をガラス化していく。
『エレベーター』の動きも、一応は気にしておく。

「ええっと、どうやったら開くんだ? こいつは。
ロックの部分だけ、『ガラス』にしてぶっ壊したらいいのか?」

215 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/23(火) 00:24:52
>>213-214

「恐らく、大丈夫だとは思います」
「もしオレたちまで捕まってしまったなら、『曳舟』さんの仕事の信頼性が疑われますから」

彼は『スタンド使い』を相手に、それなりに幅広く仕事を斡旋しているのだろう。
そして斡旋した仕事をしっかりこなしたにも関わらず、依頼人から逮捕されたとあっては
仲介者からすれば面目丸つぶれといったところだろう。あの人が仕事人であるなら、その心配は要らないはずだ。

「成る程、これでドアの構造も見られるわけですね…」

『ガラス化』したドアノブ付近を見て、ロックの構造を知る。
具体的に何を壊して回せばロックが引っ込むのか、注視すれば分かるだろう。

216 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/23(火) 00:47:11
>>214(塞川)

     ィ  ィ  ィ .  ・  . ン


『鉄扉』全体を『ガラス』に変え、
ドアの機構そのものを『可視化』する。

『エレベーター』に動きはない。

>>215(夕立)
『ガラス化』した扉を注視する。

『施錠』によって扉の内側から飛び出し、
さながら『閂』のように『扉』を固定する、
『デッドボルト』と呼ばれる金具がある。

扉と内壁の間に、ガラス化した『デッドボルト』が見える。
僅かな『隙間』から見える『金具』を破壊すれば、ドアは開くだろう。

217 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/23(火) 20:11:35
>>215-216
「『曳舟』ってあいつかァ〜〜。
あんまり、良く知らないしな、私は」

「そして、『防犯システム』とか、
色々気になるトコもあるが、ま、手っ取り早く行くか」

コツコツ、とガラス化した『施錠』の辺りを叩く。

「なんかツッコむもの、持ってるか?
なけりゃ、鍵の回りだけぶっ壊すって方法もあるがな」

『鉄』のアイデア次第だが、
ガラス化をいったん解除して、施錠近辺だけを『ガラス化』、
そこを『シヴァルリー』で叩くことで、一部分の破壊も用意だろう。

218 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/23(火) 20:50:29
>>216-217

「成る程、パーツに分かれている部分まで『ガラス化』はできるのですね」
「そしてこの隙間…『シヴァルリー』の指で壊すには、少々細いかもしれません」

ドアを透かしてみるだけでなく、内部のロック構造までもガラス化できるとは。
塞川さんにかかれば、文字通り壊せないものはない、といったところか。
やはり、それは『人体』でも同じなのだろうか。個人的には、そこまで剣呑な事態にするつもりはないが。
腰に付けているポーチを開き、中に入れてある『鉄釘』を取り出す。
それを『シヴァルリー』に持たせ、ドアの隙間に突っ込んで『デッドボルト』を破壊する。パス精BCB
もしそれも通らないようなら、塞川さんの策に従い殴打でドアノブ付近を破壊する。

219 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/23(火) 23:09:54
>>217(塞川)
>>218(夕立)
『防犯システム』を警戒しながら、
『塞川』は『ガラス化』を利用した『破錠』を想定する。

――――が、頭の中で考えている間に、
『夕立』は『鉄釘』を取り出し、『シヴァルリー』で叩き込む。


        ガギッ
                 バキィッ!!

釘頭に何発か殴打を加え、『デッドボルト』を破壊した。
ドアノブを捩じれば、『扉』が開いて室内に入れるだろう。

220 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/23(火) 23:16:59
>>219

「良し」

自らの手でドアノブを回し、中に入り込む。もし暗いのなら、電気を点けよう。
ついでにスイッチの近くに、『シヴァルリー』の手に持った釘を突き刺しておく。
その人並外れた膂力なら、容易く壁に刺しておけるだろう。

そして周囲を見渡し、人の気配を探す。
罪を犯した人間は、些細なことにも敏感になる。
例えば、本来誰も来ないはずの時間にインターホンが鳴っただけでも警戒して隠れている可能性もある。
油断はできない。それなら侵入は悟られている、即座に攻撃してくることもあり得る。

221 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/23(火) 23:30:42
>>218-219
「『夕立』……あんた、大工の息子?
なんでそんなモン持ってんの?」

夕立に続いて部屋へと入る。
ただ、明かりをつけるのは静止する。

「ま、『明かり』は要らないんじゃないの?
ほれ、そんなに暗いワケでもないしな」

222 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/23(火) 23:40:09
>>220(夕立)
>>221(塞川)
スイッチに手を伸ばす『夕立』だが、『塞川』に制される。

            ブスッ

スイッチ傍の壁に『鉄釘』を突き刺した。
窓から差し込む『陽光』が室内を照らしており、
『照明』に頼らなくても、室内を見回すことは可能だ。


            シーーン・・・


室内には誰もいない。

223 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/23(火) 23:51:13
>>221-222

「思ったより、日当たりがいいですね…確かにこれなら『明かり』は不要なようです」

塞川さんの言葉に頷き、提案に従う。
調査を始めてからそれなりに時間は経ったが、そこまで日も沈んではいないようだ。

「『釘』は、オレの『スタンド』に使うんです」「場所と状況によっては、オレは能力を使えないので」

『金庫』は塞川さんが調べてくれるだろう。
自分はこの部屋の中にあるであろう『LAN回線』を調べておく。
大元から抜いておくことで、ここを回線的に孤立させる狙いだ。
せっかく『金庫』の中身を確かめたところで、またもや別の場所に移動されては困る。
犯人の自室にも、通信機の近くに『金庫』が置いてある可能性はあるだろう。

224 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/24(水) 00:03:23
>>222
「なら、堂々と調べさせてもらうとするかな。
………『クリスタライズド・ディスペア』」

『スタンド』を先行させ、接触によって金庫を『ガラス化』する。
そして、覗き込んで内部を見たい。

225 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/25(木) 22:56:53
>>223(夕立)
『複合機』に近づくと、傍の棚に『無線ルーター』が設置されている。
その『回線』を引き抜こうと、手を伸ばした。

             ブツッ

『LANケーブル』が容易く引き抜かれ、
『複合機』は『スタンドアローン』の状態となる。

>>224(塞川)

             ィ .  ィ  ン ン . . .

『ガラス化』した『金庫』の中を覗き込む。
大量の『千円札』が束となって並べられている。


      ゴ
                ゴ

           ゴ

『千円札』の面には、『文字』や『絵』が掛かれている。
これが漫画の『ネーム』であると、連想するのは容易だった。


>ALL

           ウィィ  ―z____    ン  ン


『電話回線』も『ネット回線』も断たれたはずの『複合機』、
その『電源ランプ』が点滅し、『ローラー音』が響き渡る。

ディスプレイには『Wi-Fi通信』を示す『電波アイコン』と、
『非通知』の送信先が表示される。


           シャァァァ ――――z_____


『FAX受け』から、真っ白な『紙』が現れる。
1枚、2枚、『通信』は継続していく……。

226 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/25(木) 23:19:25
>>223,>>225
「あったぞ……… 『原稿』だ。
これでヤツらも喜ぶ………なんだ?」

急に動き出した『複合機』の方を向く。

「なにしてる、『夕立』ッ!
『回線』を引っこ抜けッ!」

227 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/25(木) 23:52:21
>>225

「・・・・・・・・」

実に順調に行っている。これで外部からこの『複合機』に干渉することはできない。
後は迅速に証拠を入手さえすれば、それで事件は『解決』のはずだが───。

>           ウィィ  ―z____    ン  ン

>           シャァァァ ――――z_____

>>226

「抜いています」「既に」
「しかしどうやらこの『スタンド』、先に潜んでいたか…あるいは現実の通信環境に左右されないのか」
「います」

ケーブルの近くにも『釘』を取り出し、刺しておく。
そして『シヴァルリー』を構えさせながら、周囲を見る。
『遠隔操作型』のスタンドか?それとも本体で視認するタイプか?

228 『アポなし泥棒御用なり』 :2019/04/26(金) 00:05:53
>>226(塞川)
『夕立』へと叫ぶ。

>>227(夕立)

     ブスッ

『釘』を突き刺し、周囲を見回す。

>ALL

『編集プロダクション』らしい、
『本棚』と『文具』に囲まれた室内だ。
その何処にも、『敵影』が見つからない。


       シャァァ―――

                   シャァァ――――


『複合機』へと振り向いた『塞川』は、
『束』となった『FAX紙』が不自然に広がり、


          ブワッ!!


一振りの『腕』となって、『夕立』に飛び掛かるのが見えた。
しかし、視線を外した『夕立』は、この一撃に気付かない。


■─窓窓──窓窓―本棚本棚■
│複□□□□□椅□□□□□鉄  ★:金庫
棚夕□□机机机机□□□□□棚  複:複合機
★塞□□椅□□□□机机机□鉄
│□□□□□□□□机椅□□棚
本□┌───┐■─窓窓窓─■
棚□│応接用││
│□└───┘│
│□□□□□□│
├──┬□┐□棚
│台所□□│□棚
├──┤□│□棚
│便所□□│□│
■─┬┴□┴扉■
│EV.|        非
└─┴────┘

229 塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』 :2019/04/26(金) 00:21:05
>>228
「なんだとォ〜〜〜〜ッ!
『紙』だッ! 紙自体が、『スタンド』!」

『鉄』へ声を上げつつ、
『クリスタライズド・ディスペア』を真っすぐに『腕』へと向かわせる。
『自壊』は狙わずに、爪での攻撃を行う。
目標を分散させて、『鉄』への攻撃を緩めるのが狙い。

「紙自体が『スタンド』!
そして『盗難方法』ッ!
……・こいつを考えると、相当『ヤバイ』んじゃあないか?
この『編集プロダクション』、この場所は!」

230 鉄 夕立『シヴァルリー』 :2019/04/26(金) 00:28:54
>>228-229

「ッ?!」「『陽動』じゃあない…これが攻撃の布石…ッ!」

塞川さんの声が聞こえれば、『シヴァルリー』で『紙』方向に対し両手を交差させてガード。
できれば本体は後ろに下がることで、距離を開けつつダメージを軽減したい。
先手を取られた以上、反撃は不可能だ。防御に専念する。
紙である以上、危険性は少ないと判断したのが仇になった。
それそのものが、『スタンド』に変化するとは。

「『紙』と同化して発現する『スタンド』であれば、この部屋には素材がいくらでもある…!」


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