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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その3

1 『名無しは星を見ていたい』 :2018/08/18(土) 19:51:06
短編、単発のミッションなどにお使いください。
長編やシリーズものの予定でしたら、自分のスレで行うことをお勧めします。

2 『ペイズリー・ハウス』 :2018/08/18(土) 20:06:06

【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その2からの大体のあらすじ


夢見ヶ崎明日美 天雨サトリは、砂金(いさご)と言う年配の貴婦人から
ひそひそ星の園と言われる、孤児院兼託児所のような施設で年長の一人
『アオキ』と、園児の『カンナ』『まつり』『くぬぎ』の世話を頼まれた。

明日は夕暮れに台風が来ると言う予報を、送迎バスで聞きながら
二人は、午前中は一緒に遊んだり、森へ水浴びをしたり おやつを作るなどして
四人との交友を深めていく。

少々、読めない過去か事情を抱えているアオキを誘い。外でのお茶会と
洒落こむ事になったのだった……。

 ―――――――――――――――――――――――――――
(前回の980-981から続き)


まつり「あっ! お茶を運ぶのでしたら、『ヴァロッテ』を
使えば楽に運べましてよ!」  パシーンッ!

園児の一人。何処ぞの裕福な家庭の子らしい まつりはスタンド器具である
杓を取り出し。椅子へと十二冠位の色で構成した群体にさせるらしい能力を
かける。なるほど、確かにそれを使えば茶器を持ち運ぶのも簡単かも。

アオキ「シートは……ロッカーに置いてる」

カンナ「運ぶの手伝うぞー!」

くぬぎ「……わ……たし……も」

 まつりは、スタンドでティーポットなり食器を運ぼうとしている。
アオキとカンナ くぬぎの三人はシートを運ぶ事をするようだ。

このまま、玄関から出て外で優雅なお茶会は出来そうだ……
何か不足があれば、その前に指摘すればいい。

3 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/08/18(土) 21:29:53
>>前スレ981
>>2

「あ〜〜〜……」

『ヴァロッテ』かー……。
わるくないっちゃあわるくないけど、だいじょうぶか??
いや、マジで。
ここでおとすとかしたら、なにもかもぶちこわしになるきしかしないんだけど。
ふあんだ……。

  チラッ

ひそかにサトリにアイコンタクトを送る。
本当に任せていいものか、どうにも判断に困る。
だからといって、せっかく良さげな雰囲気になっているのに、
あれこれ口うるさく言うのはマイナスになりかねない。

「ポットは、わたしがもちたい!!いいよね??
 わたしも、みんなみたいにかつやくしたい!!」

内心の不安を表に出さないように注意しつつ、
念のためにポットだけは確保する。
信じてないワケじゃないけど、落としたとしても被害は抑えられる。
保護者として、最悪の事態まで想定しておくべきだ。
その代わり、カップとかは任せたい。
ここで全部取り上げると反感を買いそうだ。

4 天雨 サトリ『10cc』 :2018/08/19(日) 00:23:38
>>2(GM)
>>3(夢見ヶ崎)

夢見ヶ崎からのアイコンタクトを受けて―――

「『ヴァロッテ』でしたら、『カップ』を運ぶ方が適任に感じますわ。
 ポットは数がたくさんはないけど、カップは沢山必要ですもの」

「運ぶのに何度も往復していたら、
 折角のお紅茶が冷めてしまいますし、
 それをまつりさんにお任せしてもよろしくって?」

すかさずポットから遠ざけるように動く。
そのための手段は『もっといい仕事があるよ』だ。

           「私はディップソースとパンを運ぼうかしら」

      カチャ

それと、『全員で分担をする』という口実により、
まつりだけが敬遠されていると思わせないよう努力する。

『ヴァロッテ』の能力は今のところ完全には把握していないが、
見た限りでは『同種』のものを操作している。つまり同種が多い方が良い。
確信しているように話すのは、まつりからの『訂正』で正答を引き出す狙いもある。

5 『ペイズリー・ハウス』 :2018/08/19(日) 19:32:03
>>3-4(ALL)

まつり「ん〜 まぁそうですわね! では、カップにしておきましょう!」

パシーンッと、再度振り直すと。陶器のカップが紫・青・赤・黄・白・黒の
色合いへと変わり。ピョコンとまつりの頭や肩に飛び移る。

まつり「カップが余っちゃいますけど。これもご愛想と言うものですわ!」


……まつりの『ヴァロッテ』も、特に問題は無くスタンドを扱い。誰一人と
して転倒して、おやつなり何なり台無しになると言う事はなく外に出る。

雲も殆どない、良い天気だ。シートを敷くと、各自でお茶を注いで
おやつのスティックを食べ始める。和やかな空気が形成されていく

アオキ「……美味しい」

カンナ「みんなで一生懸命作ったんだー!」

くぬぎ「……紅茶も……おいし……ぃ」

まつり「ふふんっ! 我が家の直伝ですものっ」

そして、園児三人は森でフキを貰った老婆の話をし始める。
アオキは。『あの、御婆ちゃんか』と得心を浮かべたので、知り合い
な事は間違いないだろう。カンナが積極的に質問に移る。

カンナ「なーなーっ。アオキは何で此処に来る事になったんだ?」

核心的で、直球だ。それに対し、アオキは僅かに眉毛を片方あげる。
だが、特に空気が張り詰めるとか。激昂するとか言う様子でもなさそうだ。

アオキ「……まぁ、言うなれば能力制御の特訓。
あんた達がスタンド能力教えてくれるなら、私の事情を詳しく説明する事を
考えてもいいけどね」

カンナ「んー? スタンド能力をかー……」

まつり「個人事情ですわねー……それはー」

普段から無口のくぬぎを除き、この言葉は流石に二人もプライベートと言うか
軽々しく話す内容でないと思ったのか、閉口する。

だが、貴方たちの話術によっては。彼女も事情を説明してくれるかも?

6 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/08/19(日) 22:46:23
>>4
>>5

「わたしはアンコとブルーベリーとヨーグルトぜんぶがけにしよ!!」

早速、全種類ディップして食べ始める。
うまいのかって??きくな!!
このひょうじょうをみれば、いちもくりょうぜん!!

(なんか……スゲーいいふんいきだなー)

ほんの少し前までは、
こんな風に全員でお茶できるなんて考えてもみなかった。
今でも、ちょっと信じられない。
うんうん、いいことだ。

(お??カンナ、イイぞ!!ナイスだ!!)

カンナが話を振ってくれたのはありがたい。
アオキのことを聞き出す絶好のチャンスだ。
『能力の制御』というのは、
さっきパソコンで見た『アレ』と関係があるんだろう。
事前にサトリに教えておけなかったのは失敗だったかもしれない。
まぁ、それは仕方がない。

(『のうりょく』をおしえる――かぁ〜〜〜)

言ってみれば『交換条件』のようなもの。
おそらくアオキは、
どの程度の気持ちで聞いているかを試しているのではないだろうか。
自分の能力を教えても惜しくないかどうか――といったところだろう。
平然とスタンドを使っているように見えるカンナやくぬぎが、
自分のスタンドについて話すのを躊躇うのは少々意外だったが。
さすがに最低限のラインは心得ていたか。

「――いいよ」

「 『ドクター・ブラインド』!! 」

      ズギュンッ

あっさりと事も無げに言って、『ドクター・ブラインド』を傍らに発現する。
黙っておいた方が今後のお世話には都合がいいけど、
アオキの口からアオキの話が聞けるのなら、そちらの方がいい。
別に、この四人が敵になるということもないだろうし、
ペラペラと周囲に喋るという心配も少ないだろう。

「『ドクター・ブラインド』はめがみえない。
 そのかわりに『それいがい』はスゴイ」

「そして、このツメで『それ』を『いしょく』できる」

「――なんなら、やってみせてもいいけど??」

傍らに立つ『ドクター・ブラインド』は、
手術に臨む執刀医のように両手を持ち上げた構えを取っている。
決して『嘘』は言っていない。
『伏せていること』はあるが。

7 天雨 サトリ『10cc』 :2018/08/20(月) 00:00:13
>>5(GM)
>>6(夢見ヶ崎)

「お口にあったなら良かったですわ」

           スッ

笑みつつ、紅茶を一口。

     「……!」

「まつりさん……腕がよろしいんですのねぇ。
 この私でも、あなたくらいの年の頃に、
 こんな風に見事には淹れられなかったもの」

褒めるためではなく本音もかなりある賞賛だ。
しかし――――和気藹々の団欒は長く続かない。
カンナが投げ込んだ剛速球に一瞬硬直してしまうが……

(……いや、タイミングとしては悪くない。むしろ、かなりいい。
 アオキさんの機嫌が良く、この三人もいるこの場なら話は聞きやすい)

          (……という打算は顔に出さないように気を付けて)

個人事情とはいえカンナやまつりは能力をかなり見せている。
話すのと見せるのでは後者の方が重いような気もするのだが、
まあそのあたりは『詳細まで話す』事を想定しているという事か。

   スゥ

「『10cc』」

             ポンッ★

小さく上げた手にアンティーク調の如雨露を発現する。

「能力は水をあげたところに『草』が生える事――――
 この草は『振動』を探知して、私に教えて下さるんですの。
 そして、草は時間が経つと『果実』になり、やがて枯れてゆく」

     「それと、果実を食べれば疲労が回復しますわ。
       精神疲労や継続する疲労までは消せませんけれど」

    ポタ…

「果実の味は、まあ……一流の物ではありませんわ。酸っぱすぎますのよ」

言葉だけで能力を説明したのち、地面に少しだけ水を遣る。
こちらもある程度見せておいた方が信頼にもつながるだろう。

「もちろん、私が教えたからといって皆にも話せというわけではなくってよ。
 『10cc』はそうでもないけれど、『種明かし』が致命的な能力もあるでしょう」

           「私はここで明かしても良いと思った。それだけの事」

能力を明かした理由にも、『信頼』をほのめかす。
ただし現時点でそこまで距離感が近いわけでもないし、
その言葉をはっきりと口に出すような事はしないでおく。

そして能力の内――――『制圧』に用いる事が出来そうな部分にはあえて触れない。
それを使わなければならない状況で、なおかつそれが『この面々に対して』だとすれば、
もはや信頼を維持するとか、そういう段階ではないだろう。良い状況にせよ悪い状況にせよ。

8 『ペイズリー・ハウス』 :2018/08/20(月) 19:40:14
>>6-7(ALL)

貴方たちは、『信頼』を見せるためにスタンドを発現して能力を
軽く披露しつつ説明を始める。
 それに乗じて、カンナや、まつりも説明をし始めた。最初こそ
プライベートで、周囲の人間には他言無用な事を言われてたかも
知れないが。交友を深めた事が、彼女達の口を軽くしたのだろう。

カンナ「私の『スティール・パンサー』は黒豹になるぞ!
素早く機敏に動ける! 一直線ならマラソンの選手並み!」

まつり「『ヴァロッテ』は、七……六色でしたわね。
その色合いで同じ種類の無機物に序列をつけて動かせますのよ。
大体12か14m程度までの広範囲で操作できますし。体に
身に着けて動かす事も出来ますわ」

二人は、これまで見せている範囲で説明する。だが、これ以外でも
まだ深い部分は存在する気もする……最後に、くぬぎだが。

くぬぎ「……わ……た し……自分の……能力……わかんない」

これには、園児二人も少々面食らった表情を浮かべた。
 どうやら、くぬぎは自分のスタンドがどういったものか自分でも
わからないらしい……どうやら、彼女の能力も中々特殊なようだ。
皆のスタンドが見えてる事から、くぬぎがスタンド使いである事は
間違いない。とりま、今のこの場で主導権があるのはアオキだ。

アオキ「……ふむ。まぁ、そう言う風に誠意を見せられたら。
考えたけど、やっぱり話すの やーめたなんて事は出来ないよね」

そこまで大人げない事、したくないし。と、彼女は少し吐息と共に
強い視線を投げかける。……まつり、そして『天雨』 貴方に。

アオキ「アスミのスタンドは、近距離型だね。それは、別に良いや
サトリ、そして、まつり。貴方たちが手を貸すなら私がどう言う訳で
どうして、頑なに人と余り接したくないか解る筈だよ。
 けど、これを知ってあんた達が拒絶するんなら……それはそれで良い。
ただ来年には、もう此処の園に来る事はないって事だけは覚えておいて」

どうやら、貴方たちに対して更に『誠意』を証明して貰いたいようだ。
まつりは、その言葉に少し懊悩した顔をしてから、いいですわ と
了承の声を出す。となると、最後に貴方の返事だ……。

アオキ「YESなら、その『10cc』を私のほうに差し出してくれる?」

 ……アオキは、二人に強い目線で問いかけている。

9 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/08/20(月) 22:43:33
>>7
>>8

(よしよし、よしよし)

見た感じ、場の流れは良い方向に向かっている。
このまま順調に進めば、アオキについても聞けそうだ。
しかし、予想していないことも一つあった。

「――わからない??」

意外な答えを聞いて目を丸くする。
カンナとまつりの能力は既に見ているが、
くぬぎの能力は今まで一度も目にしていない。
とはいえ、そのことに対して特に疑問を抱いてはいなかった。

別に無理にスタンドを使わなければならない状況があったワケでもないし。
鬼ごっことかもあったけど、
あの時は単に逃げるには向かない能力なんだろうと思ってた。
だから、自分の能力が分からないという答えは想定していなかった。

(まだ『ねむってるじょうたい』とか、そんなんか??)

『能力が分からない』という言葉は、どう解釈したらいいんだろうか。
そもそもスタンドの発現ができないのか。
それとも、一応スタンドは出せるが、能力を使えないのか。

「『スタンド』はだせる??」

アオキからは『別にいい』とか言われてるし、その間くぬぎに話しかける。
どうしてサトリとまつりだけに問い掛けているのかが分からないが、
アオキのスタンドとタイプが似ているからだろうか。
考えても仕方ないし、すぐ答えは出るだろうから、そっちは任せよう。

10 天雨 サトリ『10cc』 :2018/08/20(月) 23:53:54
>>8(GM)
>>9(夢見ヶ崎)

(『ヴァロッテ』はともかく――――『スティール・パンサー』は、
 私が見聞きした僅かなサンプルの中でも少し『シンプル』過ぎますわね)

          (くぬぎさんは………………)

くぬぎの答えはかなり謎だが、それは夢見ヶ崎に任せた。
サトリが答えるのはもちろん、主導権を握っているアオキ。
回答を誤ればこの場自体が崩れかねないゆえ、迅速に『差し出す』。

               スッ           

「構いませんわ。私の『手』と繋がってますから、お手柔らかに」

信頼と妄信は違う。故に最低限の釘は刺しておいた。
流石に破壊したりはしないだろうが、万が一もある。
器具型=『身体とはつながりがない』という感覚は有り得る。

とはいえ言葉より早く『10cc』はアオキに差し出しており、
誠意に関しては示している――――その上での『安全確認』も一言で済ませている。

                      ・・・妄信はしていないが、信頼はしている。

11 『ペイズリー・ハウス』 :2018/08/21(火) 22:32:54
>>9(夢見ヶ崎PC)

貴方の質問に、くぬぎはつっかえつつも答える。
 今まで、一生懸命念じたりしたけど、能力が出た試しはない事。
くぬぎ「けど……お父さんに、お母さんは……私のスタンドを
知ってる見たい。だから、いつも寝る時は別々で寝てる」

「アリーナの人も、小さいのに……随分凄い能力を持ってるって
言われたけど、詳しく教えて貰えなかったの……」

午前中に、色々と気にかけてくれた貴方だからか。自分が体験した
スタンドに関わりある事を説明してくれた。
 能力や発動条件は不明だが、どうやら両親が意識して自分の娘と
一緒に寝ない所を見ると、危険なのだろうか?

>>10(天雨PC)

 「……わかった。――驚かないでよ」

ガシッ

 アオキは、貴方の『10cc』と『ヴァロッテ』
如雨露と笏に対し、両手の手袋を脱いで握る。

グゥン……ッ

まつり「あら??」

 その瞬間、握られた園児と。貴方も感じた不思議な感覚

……スタンドの主導権が、離れた気がした。

 「手を離してみなよ」

アオキの言葉に促され、手を離しても……『10cc』と『ヴァロッテ』は
解除される事なく、アオキの手に握られている!

   ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

アオキ「……成程、生物に絶え間なく振りかければ。怖い事も出来るね これ」

……! 能力の説明していない所まで、アオキは把握している。

アオキ「私のスタンド能力 『サバジオス』
 大体、どんなのか解ったでしょ? 回答してみる?」

パッと、彼女が手からスタンド器具を離すと。解除された
 貴方の体の中に、スタンドが舞い戻ってきた感覚がした……。

12 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/08/22(水) 00:15:22
>>10
>>11

「ふんふん、ほうほう、なるほどなるほど」

念じたけど出ないということは、
やっぱりスタンド自体の発現ができないということか。
少なくとも、自分の意思では出せないようだ。
そして、両親やアリーナの人間は知っている。
知っていて本人に言わないというのは、言いたくない理由があるのだろう。
または、言うとマズイ訳でもあるのか。

(ねるのはべつべつ??
 でも、ふだんはイッショにいられるワケだ。
 まるで『ねてるときがキケン』みたいなカンジだな……)

『本体が寝てる時』に無意識に発動する能力なのだろうか。
くぬぎが寝てる時に、こっそり様子を覗いてみるのもいいかもしれない。
別に絶対に知らなきゃならない理由はない。
だけど、こういう『未知の香り』を匂わされると、
『アリス』としては気になってしまうのだ。
――『見てみたい』な。

「――なっ」

「なにぃぃぃ〜〜〜っ!?!?」

驚くなと言われたが、本人でもないのに驚いた。
だって仕方ないじゃん。
『海にいるはずのイルカが空を泳いでいる光景』を見かけて、
驚かない人間がいる?

しっかし、まさか『ヒトのスタンドをパクる』のうりょくとは……。
あのふたりだけにいったってことは、
パクれるのは『どうぐタイプ』だけか……。
あぶねーあぶねー、さっき『だまってたコト』がバレるトコだった。

でも、アオキはのうりょくのせいぎょになやんでるとか、
あのサイトにかいてたような。
じぶんのいしでつかったりかいじょできるってことは、
せいぎょできてるようにみえるけど??
アオキが『ジンセーつまんねー』って、
『さめたティーンエイジャー』みたいなカオしてるのともむすびつかないし、ナゾはまだある。

13 天雨 サトリ『10cc』 :2018/08/22(水) 04:30:43
>>11(GM)
>>12(夢見ヶ崎)

「まあ…………! こういう『能力』もあるんですのね。
 私の『10cc』を深い所まで理解している――面白くってよ、『サバジオス』」

手元に帰って来た『10cc』の表面をなでる。
能力について黙っていた部分があるのがばれたのは気まずいが、

(『サバジオス』の本質に近付くきっかけにはなった。怪我の功名ですわね)

全部話しますとは一言も言ってはいないし『不義理』でもあるまい。
持ち主に危険があるとか、まるで本質と違う説明というわけでもないのだ。

(触れるだけで道具のスタンドを奪える――――というよりは『奪ってしまう』かしら?
 人を寄せたがらない理由は分かるけど『何か』が足りない。情報と食い合わない。
 手袋を着けていないと自動的に発動するのは確かに、危険……とはいっても、
 別に『道具型スタンド使い』という狭すぎる範囲以外には何の関係もないし、
 返すことも出来るなら私が『人間に水をかけるとまずい』のとさほど変わらない危険性。
 つまり『うっかりやるとまずい』領域で、『人を避けなければならない』程とは思えない。
 人型スタンドは『奪えない』のかそれとも『奪わない理由』があるのか……
 興味が薄い楽器を天才的に演奏できるのは、無関係な『ただの才能』と片付けていいものかしら)

         (…………あるいは、『所有権』や『技能そのもの』を奪っている?
           所有と言う形が色濃い道具型のスタンドにも偶然効くというだけで、
            物の権利や『一般的な技能』も奪えるなら、警戒する理由はわかりますわね)

思考で頭を満たす。

スタンドを才能と捉えるか、技能と捉えるか、あるいは単なる道具と捉えるか、
サトリは己の『新しい武器』程度に考えているつもりだが、そこ次第だろうか。

「――――触れた『道具』の所有権を自分に移行させ、『使いこなす』事が出来る。
 といったところかしら。ただ所有権を移すだけなら『使い方』までは分からないでしょうし」

               「この答えは100点満点で何点くらいでして?」

満たされた思考を、口という『蓮口』から流しだす。

あえて『才能を奪う』という危険な路線の追及は後回しにし、
言葉としても『奪う』と言うネガティヴなものは避けるようにする。
要らない気づかいかもしれないが、こういう気づかいはしておかないと落ち着かないのだ。

14 『ペイズリー・ハウス』 :2018/08/22(水) 22:27:35
>>12-13(ALL)

カンナと、まつりは。『サバジオス』の力に対し
すげーっ、と呟いたり。面白いですわねーと単純な感想を述べる。
 能力が不明な、くぬぎは黙って事の成り行きを見ている。

夢見ヶ崎の驚きようには、特に気分を害した様子はない。
予想できえた反応ではあるからだろう。

そして、天雨の回答。

>触れた『道具』の所有権を自分に移行させ、『使いこなす』事が出来る

アオキ「……まぁ、80点台。
正確に言えば『手で使える器具』なら、ほぼ全て所有権を移せるよ。
パソコンとかは、精密器具だし複雑だからか。まだ大丈夫だけど
成長したら触れただけで使いこなせるようになるって言われた……。
 こんな力、言っておくけど欲しくない。
楽器だって、手で扱えるものは全部プロレベル。携帯ゲーム機だって
勝手にクリア出来ちゃう。料理だって、何だって……努力なんてしなくても。
 アオキちゃんは何でも出来ちゃうんだねって、皆が笑ってない目で
褒められる気持ち、わかる? 物事には、限度があるんだよ……」

 スクッと、アオキは立ち上がるとウォークマンを再度付けて
ぶっきらぼうに皆に告げた。

「……事務室に戻るよ」

 プライベートな事を吐いた所為で、感情も昂った所為で不機嫌になったのだろう。
難しい年頃だし、言った事以外でスタンド能力の所為で苦労もあるのかも知れない。
彼女は、困った様子の園児達に見送られつつ園の入口へ向かう……。

カンナ「……なんか、大変そうだな」

まつり「そっとしておくべきかしら? 
夕食まで、何をしましょう」

アオキの様子も気になるが。夕食まで数時間はある……自由時間だし
好きな事を皆でするのも良いだろう

15 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/08/22(水) 23:48:51
>>13
>>14

「――ま、それがいいんじゃないの」

まつりの言葉に対して、あっけらかんとした何気ない口調で同意する。
人は誰でも一つや二つは抱えてる物があるものだ。
それは何もアオキに限った話ではない。
カンナにだって、まつりにだって、くぬぎにだってあるだろう。
おそらくはサトリにもあるだろうし、夢見ヶ崎にもある。

アオキに何かしてやりたいという気持ちはある。
しかし、こういった話は今すぐ解決できる問題ではないし、
その必要も感じない。
こういう心の問題は、本来は時間をかけて解き解していくものなのだ。
だから、考えるべきは解決そのものというよりは、そのきっかけとなること。
これは最終的にはアオキ自身が自分で答えを出すべき問題なのだから。

(いまは、なんもおもいつかんけど――)

「よし!!みんな、ちゅうもく!!
 さっきはリョウリでカツヤクできなかったかわりに、
 いまから『わたしのウデマエ』をみせてやろう!!」

この重い空気を払拭するために、元気よく全員に声を掛けて、
自分の鞄を漁る。
持ってなかったら、今すぐ取ってくる。
鞄から取り出すのは『爪の手入れに使う道具』だ。

「ネイルアートとかマニキュアとかつかわなくても、
 ぜんたいのかたちをととのえたり、
 ひょうめんをみがいてツヤをだすだけでも、
 だいぶミバエがちがってくるからなぁ〜〜〜」

「さーて、きねんすべきさいしょの『オキャクサマ』はぁ〜〜〜……
 ジャジャン!!まずは、カンナからだ!!
 さぁさぁ、エンリョはいらんぞ。ここにきなさい」

ニヤリと笑いつつ、片手に握った『爪ヤスリ』をユラユラと動かしながら、
自分の前をポンポンと叩く。
軽くチャチャッと『ネイルケア』してあげよう。
さっき言ったように、やるのは爪の形を整えることと、表面のツヤ出しだ。

爪の長さにもよるが、カンナは『スクエアオフ』でいいか。
爪の先端を四角く削る『スクエア』の角を少し丸くした形状だ。
爪を長く見せる効果があり、強度を保てるので衝撃にも強く、
活発かつ『豹』に変化するスタンドを持つ彼女にも合うだろう。

16 天雨 サトリ『10cc』 :2018/08/23(木) 00:08:24
>>14(GM)
>>15(夢見ヶ崎)

「…………ええ、話してくださってありがとう」

お礼を今言おう。話しづらい事を話してくれたお礼を。
情報を得た『損得』ではなく、『教えてくれた心』へのお礼を。

(…………『私も昔から何をやっても上手く行っていましたし、
 家柄が良い事もあって妬まれたり不遇に甘んじる事もあったので、
 お気持ちは少しは分かると思いますわ』なんて慰めは恐らく望まれていない)

己の中に溜まった毒を吐き出した後は、嫌な気持ちになるものだ。
しかし時間が経てば『吐き出せた』分だけは楽になる物もあるだろう。
もちろんこれは一般論ですらないサトリの考えで、例外もあるだろうが。

        (それにしても……)

(それで楽器や1人用ゲームに興じているのは『自暴自棄』?
 ダンスや園芸、あるいは知的ゲームなら能力の範疇外のはず。
 パソコンがあるならオンライン対戦のオセロとかもあるでしょう。
 …………というのは『無責任』かしらね、能力はあくまで原因。
 重要なのは『どう見られてきたか』の方でしょうし、彼女はまだ子供)

           (いずれにせよ、今は静観が一番ですわね)

手で扱う道具に依存しない、かつ極めるために『努力』を要する趣味があれば、
少しは自己肯定感も回復するだろうか? しかし人に押し付けられる趣味などない。
せめて同年代の友人が作れるような環境にいられるのなら良いのだろうが・・・

           クル

最後までアオキの背を視線で見送ってから、夢見ヶ崎の声に振りかえる。

「まあ、まあ、その爪はご自分で手入れしていらしたんですのね!
 爪やすりを持ってらしたからまさかとは思っていましたけれど、
 てっきり普段のメンテはプロの方がなさってるのかと思いましたわ」

              「なにせ、とてもお上手ですもの」

ここからは彼女のステージのようだ。良い感じに持ち上げて盛り上げよう。

17 <削除> :<削除>
<削除>

18 『ペイズリー・ハウス』 :2018/08/23(木) 19:25:55
>>15-16(ALL)

カンナ「おっ! ねいるけあか! やるぞ、やるぞー!」

まつり「良いですわねぇ! 爪の手入れは淑女の基本ですもの」

夢見ヶ崎の提案に、重たい空気を払拭させ園児達は喜色の声で応答する。
アオキについては、今は時間が解決するのを待つのがベストだと
二人は考えた。それは、多分 正しい。

   ……コケ―コッコ

くぬぎ「? ……にわ……とり……さわいでる」

 自然に、最後尾として待っていた くぬぎが裏手のほうの
鳴き声を聞きつける。ヨタヨタと駆けだしてそっちへ向かう。

くぬぎ「ちょっと……見てくる……ね」

19 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/08/23(木) 20:44:19
>>16
>>18

「あっ、そうみえた??
 じつをいうと、ふだんのていれは『プロ』がやってるんだー。
 だって、わたしが『じぶんで』ていれしてるからね!!
 なにがいいたいかっていうと、
 『プロなみ』のウデなら『プロ』をなのってもいいんじゃない??ってコトで。
 じぶんでいうのもなんだけど、わたしは『ウマい』からさぁ〜〜〜」

とことん調子に乗る。
あくまでも場を盛り上げるため。
――というのは半分くらいで、
もう半分は本当に調子に乗ってるだけだったりする。

「ほほう!!カンナよ、いい『コトバ』をしってるではないか!!
 そう、『ネイルケア』だ!!
 これは『スクエアオフ』っていうカタチだから、
 おみせでちゅうもんするときは、そういうんだぞ!!」

        シャッ    
             シャッ
                   シャシャッ

慣れた手つきで爪ヤスリを扱い、手際よくカンナの爪を整えていく。
さすがにプロ並みとはいかないかもしれないが、爪にはこだわりがある。
そんじょそこらの女学生やOLには負けない。

「――おん??ニワトリがさわいでる??ハラでもへったか??
 ねえ、サトリちゃん??」

子供達を心配させないために口ではそう言いながら、
『何かあったんじゃないか』とも思っていた。
たとえば、森の中にいる動物が園の庭に迷い込んでしまった。
もしかすると、そんなこともあるかもしれない。
くぬぎ一人に行かせるのもどうかと思うが、今は手が放せない。
たぶんサトリが何かしてくれるだろうと期待しているので、そっちは任せる。

「カンナがおわったら、つぎはまつりちゃんだ!!
 しんのしゅくじょは、ツメのさきにまできをつかうもの。
 このわたしが、キミのツメをプリンセスにしてあげよう!!」

カンナの番が終わったら、次はまつりに取り掛かる。
爪の側面から先端にかけて緩やかなカーブを持たせ、
全体的に上品なイメージを醸し出す形――『オーバル』に整えよう。
イイとこの『お嬢様』である彼女には似合うはずだ。

20 天雨 サトリ『10cc』 :2018/08/23(木) 22:04:14
>>18(夢見ヶ崎)
>>19(GM)

「とても良い自信ですわね、根拠のある自信は素敵でしてよ」

プロの定義には特に口を挟まないで、賞賛だけ送っておくことにした。
現にその技術は高いように見える。自分の爪を任せるのに何の不安もない程度には。

「……そういえば鶏も気になっていましたのよね。
 私も少し様子を見てきますわね、ごめんあそばせ」

夢見ヶ崎にこの場を引き続き任せて、くぬぎの後に着いて行く。
鶏は中々凶暴と聞いているし、一人で行かせてまずい事になってからでは遅い。

(……とはいえ、改めて考えても『スタンド』で対応出来ないと言うことはないでしょう)

(もっとも、私のスタンドはどうにも非戦闘タイプだけれど。
 ……だからと言って遅れを取るか、と言えばそこまで甘くはなくってよ)

アオキやくぬぎのような『能力を使いこなせない子供』もいる以上、
本格的な身の危険を及ぼす生き物はまず敷地内にはいないはず。
子供たちが危険な目に合うのもあるし、能力の暴走を招きかねない。
外部の人間を使ってでもそれを抑制しようとする意思がこの施設にはある。

(……あるいは、狐は鶏を襲ったりするのかしら?
 よく考えてみたら狐の食性ってよく知りませんわね)

単純に鶏が凶暴で暴れてる線を除くと、この可能性も浮上する。
いずれにせよ『10cc』は発現状態を保っておいて、いざという時はすぐ動けるように努めよう。

21 『ペイズリー・ハウス』 :2018/08/24(金) 19:28:21
>>19(夢見ヶ崎PC)

カンナ「おーっ、きれいだ きれいだー!」

まつり「もし、道具に不足がなければ。ジェルネイルも
施して下さいまし」

カンナは単純に喜び、まつりは爪のコーディングに注文を少し付ける。
その間にも、サトリは裏手のほうへと消えてった。

 ―コケ―コッコ   コーコッコッコッ……!

まつり「何だか随分と騒がしいですわねぇ。
あのチキン達、凶暴ですから心配ですわ」

段々と騒がしくなる鶏の鳴き声に、首を回しつつ嘯いた。


       ――クェェェェエ゛ラ゛ァエ!

カンナ「わっ! なんだなんだっ?」

突如、心配してる方向から奇声が轟いた。鳥獣らしき鳴き声だ

>>20(天雨PC)

貴方は、くぬぎの後をついて裏手へと回る。
鶏小屋と10mほどの距離のある場所で、くぬぎは立ち止まって何やら凝視してる。

  カンッ カンッ カンッ カンッッ゛

  パシッッ゛   ピシッ゛    ブチブチ……ッ゛!

 『コケ―コッコッコッコッ』
        『クェーカッコッーコッ!』

鶏小屋は、大体↓のような形状をしている。
ttps://www.inugoyak.com/blog/archives/16408

鶏の様子を、安全に観察出来るように金網が施されているが。雨や時間による
老朽化の所為だろう。一部分が茶褐色に染まり劣化してるところがある。

そこに向かって、何匹もの鶏達が……鋭い嘴で網を攻撃して既に
拳大サイズの穴を形成している!!

 『……クェェェェエ゛ラ゛ァエッッ!!』

  バシュッ!!   ……タラーーッ

 『……クックッェクッッェエッエッエッッ』

       ――ガシ

         ――ガシッ
    
           ―――ガシッ

 ……鋭い眼光をした、人が膨らませた風船よりは少々小さいサイズの
鶏が、金網から這い出て来た。
 残忍な、感情を殆ど出さない小さな眼光が二人へと向けられる。

   ――ギラッ

 鶏は、おもむろに其の片方の前足の鋭い爪を掲げ光らせる。

22 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/08/24(金) 22:06:13
>>20
>>21

「よっしゃ!!まかせとけ!!
 ――と、いいたいところだけど、
 それはワリとやることがおおいから、ちょっとじかんがかかるぞ。
 ジェルネイルは、またあとでやってあげる。
 そのかわりに、わたしのおきにいりのネイルオイルをぬってあげよう」

注文されるということは信頼されていると受け取った。
上機嫌で、まつりの爪にネイルオイルを塗っていく。
保湿効果で爪に潤いを与える、いわば爪の美容オイル。
これはフローラルな花の香りがするタイプで、最近よく使ってるヤツだ。
ついでに、カンナの爪にも塗っておいてあげよう。

「さてと、あともうひとり『オキャクサマ』がのこってるんだけど――」

「――って、うるせーな!!そんなにハラへってんのか??」

あの鶏が、そんなに凶暴だとは知らなかった。
サトリがその話を聞いている時は、
くぬぎと喋っていたので聞いていなかったのだ。
ちょっと見にいってみるか。

「ふたりとも、まっててくんない??
 つぎはくぬぎちゃんのばんだし、ちょっとみてくるわ」

さっきまで食べてたオヤツのパン屑とか残ってないだろうか。
残ってたら、それを片手に握っておく。
それから、レジャーシートを畳んで、もう片方の手に持つ。

     ズギュンッ

『ドクター・ブラインド』を発現して、奇声が聞こえた方向へ歩いていこう。
本体の耳でも聞こえるが、『超聴覚』を使えば、
より正確に位置が分かるだろう。
『超嗅覚』で鶏の臭いを捉えれば、更に探知の精度は上がる。

23 天雨 サトリ『10cc』 :2018/08/25(土) 01:47:53
>>21(GM)
>>22(夢見ヶ崎)

(――――信じられない、としか言いようがありませんわね!)

                ス

くぬぎの前に出るように立つ。
ニワトリ程度なら絞めるなり蹴るなりして殺せるのもあるし、
明らかにこのニワトリたちの様子はおかしい。
小屋から逃げ出すとかより、こちらを攻撃してくる可能性すらある。

(小屋の老朽化を放置していたこと、
 鶏の凶暴性を把握していなかったこと、
 少なくとも以前から鶏は暴威を振るっていたでしょうに)

          (……などと文句を言っても今は仕方がない。
            クライアントが有能な方が珍しいのだから)

サトリに積極的な攻撃能力はほとんどない。
そしてこちらから刺激する理由もない。

「――――くぬぎさん、私より後ろにいてくださいまし。
 あるいはこの場から離れて、ユメミガサキさんを呼んできて。
 このニワトリたちの様子は何やら異常ですわ。ここは私にお任せなさい」

如雨露を構え、いつでも反撃の散水を行えるよう構えつつ、くぬぎをとにかく自分より後ろへ。

24 『ペイズリー・ハウス』 :2018/08/25(土) 22:55:13
>>22(夢見ヶ崎PC)

貴方は片手にレジャーシート。そしてスティックパンの残りを携行して
『ドクター・ブラインド』の『超感覚』を展開する。

クゥゥウウゥッッッッゥエッエッエエ!!

 クェッ クエ クエッ ェッ エッ    

タンッ  タンッ……

まだ少し距離はあるにも関わらず、耳にこだまする叫び。
複数の、鶏であろう声と。地面を掻くような、跳ねるような音も聞こえる。

カンナ「うーん、くぬぎも心配だし。うちらも付いていくぞ!」

まつり「人手は多いに越した事がありましてよっ」

 二人は、貴方の制止に対し否定の声かけをする。
彼女達は庇護の対象ではあるが、それと同時に一端のスタンド使いだ。
自分自身を守るか、本当に危険なら逃げる実力は自負してる故の行動だろう。

>>23(天雨PC)

 「クゥゥウウゥッッッッゥエッエッエエエッッツ!!」

  タンッ! タンッ!! タンッ!!!   バサバサバサッッ!

 小刻みに、恐怖に震えるくぬぎを下がらせて。貴方は前に出る

その貴方に対し、今まで培ってきた平穏を打ち破る鬨の声と独特の
右、左の足を蹴りつつ翼を羽ばたかせつつのステップ。もし人であれば
ボクサーがリズムを取るかのような動きだ。鋭い猛禽類の瞳は
貴方の一挙一動を見逃さないように、睨みつけている。
 距離は未だ十メートルはある。

 『クエェ! クエェッ!!』 バサバサッ

その背後からは、次々に網から戦闘姿勢をとる鶏よりは大きいサイズの
同種達が、バサバサと翼を鳴らし鼓舞をとるように鳴いている。

25 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/08/25(土) 23:53:33
>>23
>>24

二人の気持ちも分からないでもない。
だけど、こっちにも『責任』というものがある。
万が一にも子供達に危険が及ぶようなことがあってはならない。
もしそうなったら、それは『自分達の責任』ということになる。
だからこそ、できるだけ子供達に危ないことはさせたくない。

「しかたないなぁ〜〜〜。
 じゃあ、わたしとサトリちゃんがピンチになったら、たすけてくれ!!
 なかまのききにかけつけるヒーローだ!!かっこいいぞ!!
 でばんがくるまではうしろにいてムチャはしないこと!!オーケー??」

ただ単に『後ろで待て』と言うだけでは効果が薄いのは目に見えている。
だから、『もしもの時のための助け舟』という役割を与えるのだ。
こう言っておけば、無闇に前へ出ることはしないだろう。

「――ほっほ〜〜〜う」

『超聴覚』を駆使して、ニワトリの『進行方向』を捕捉しよう。
その方向に向かってニワトリは進んでいるはずだ。
つまり、その方向と逆の方向が、ニワトリの『背後』ということになる。

       ――コソ……コソ……

小屋をグルッと回り込んでニワトリの後ろに回り、
少しだけ顔を出して様子をうかがう。
サトリはニワトリの正面に立っているはず。
狙うは手堅く『挟み撃ち』だ。

26 天雨 サトリ『10cc』 :2018/08/26(日) 01:00:46
>>24(GM)
>>25(夢見ヶ崎)

「お静かになさい」

         ヒュンッ

「これは見世物ではなくってよ」

境界線を引くように前方に水を撒く。
突然突進して来たなら当たるように。
あるいは、本当の意味で『線』を引くように。

(――――血を流すのは不味いですわね。
 服の上からであれば傷も隠せるでしょう、
 私よりむしろ鶏を『そうする』のが難しい)

        (それにしてもこの動き……
          普通の鶏じゃありませんわね。
           闘鶏か何かを仕込まれているか、
            あるいは何かに操られているか?)

当然だが人間は鶏より強い。
が、それは普通の鶏なら、
なおかつ全力で死闘を繰り広げるならだ。

「家畜の分際でこの私に勝負を挑むのはけっこう。
 ですが、その線を超えればただの『じゃれ合い』では済みませんわよ」

子供を守りながら、あまり血みどろにならず、危険な鶏と戦う。

              (…………)

汗は暑さのせいだけではない――――だがやるしかないだろう。
鶏が自分以外、たとえばくぬぎや、背後などに気を取られないよう堂々と構える。

27 『ペイズリー・ハウス』 :2018/08/26(日) 23:07:28
>>25(夢見ヶ崎PC)

 貴方は、カンナとまつりに対して何かあるまでは後ろに控えるよう告げる。

それに対して、了解と言う意味合いの返答を二人は返しつつ小走りに付いて行く。

ひそひそ星の園の鶏小屋に向かう裏手は、サトリ達の方向と逆方向から
向かう事は可能だ。少々遠回りではあるが、それでも辿り着ける。

 コケ―クォッコォッコ     コケ―ッ! コケーコッコッコッ!
  
   ――クエェェェッッ゛!

 裏側に辿り着いて目にしたのは、6〜7羽程度の普通の鶏が羽ばたく中。
それより、少し小さな鶏がサトリの『10cc』が生やしたらしい
横列に伸びた草木へと突進する姿だった。

>>26(天雨PC)

貴方は、真横に振りかけるように『10cc』のスタンド水を振りかける。
数秒経って地面から伸びる草木、そして花が咲き誇る。

 ――――クエェェェッッ゛!

 盛んに鳴き立てる鶏達の声を受けながら、軍鶏のような闘気を纏う
ボス鶏は、草木に向かって 駆ける(スB) ……早い!

    ――クァッ゛ラァ゛ァクカァァ!!
                 ザシュッゥゥッ!

 貴方の生やしたスタンド植物に対し、その鶏は宙を跳ねて
一回転したかと思うと……その鋭い前足を突き出し、草花数本を切り飛ばす!
 凄まじい切断力だっ! もし、人体に受ければ皮膚の表皮より深く筋肉
にまで届きそうな斬撃を、その鳥は備えている!

  『クゥゥゥ゛ァァアァッッ゛』  タンッ゛ タンッ゛ッ

 着地すると共に、約1m程。また再度右足、左足を地面に蹴りつつの
ステップを刻み、咆哮する。

 この鶏は、そのサイズに見合わない戦闘のポテンシャルを秘めている。
だが、何をそこまでして。この鳥は猛り天雨に対し敵意を向けてるのだろう?

28 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/08/27(月) 00:23:14
>>26
>>27

(まさかとおもったけど、マジでだっそうしてやがる……。
 しかも、なんかすげーキレてるし。
 だけど――それも、すぐにオワリにしてやるぜぇ〜〜〜)

いくら獰猛でもニワトリはニワトリ。
ただのニワトリなら、まさかスタンドを認識できるワケもない。
まず、『ドクター・ブラインド』の片手にパンの残りを握らせる。
そして、自分は姿を隠したままで、『ドクター』だけを接近させよう。
静かに音もなく、大体3メートルくらいまで近付きたい。

(ショクブツがきられた――あれ??)

『10cc』によって生み出された植物が実体化しているかどうかは、
まだ聞いてなかった。
もしそうでなければ、あのニワトリはスタンド使いの可能性もある。
心の中に警戒心が生まれる。

(スタンドつかいだろーと、そうでなかろーと――)

本体の自分はレジャーシートを広げて両手で持っておく。
広げる時には音を立てないように気をつける。
これだけうるさければ、たぶん平気だろう。

(つぎのしゅんかんには、みたことのないモノをみせてやる)

サトリの動きを見守りながら、仕掛けるタイミングを待つ。
次のサトリの動きに合わせて、背後から飛び掛るつもりだ。
相手も速いが、虚を突いた方が『より速い』。

29 天雨 サトリ『10cc』 :2018/08/27(月) 01:30:06
>>27(GM)
>>28(夢見ヶ崎)

数本。数本であれば特に問題はない。じきに実が現れるだろう。
鶏が『飢えている』という線もあるので、その場合は餌になり得る。

(――――速い)

             タラ…

これは自分でも明確にわかる。冷や汗。

(そしてやはり、脱走ではなく『人間に危害を加える』つもりでいる。
 ……何故そうなるのか、他に可能性があるなら飼育環境か、知らない人間への警戒)

           (先ほど建物から見た時は、特に騒いでいなかった。
             飼育環境や生来の性質よりは警戒がありえるかしら?
              ……でも、それにしては騒ぎ出したタイミングがおかしい)

鶏が騒ぎ出したのは誰も小屋を見ていなかった時だ。
ありえるとすれば見ていないその隙に誰かが何かをしたか、
本来行われるはずだった何かが行われなかったか――――餌説はやはりあり得る。

(……この速度と鶏の自然から外れた動作。単純な水撒きは躱されそうだけれど)

                    ヒュン

「草刈りがお得意ですのね」

             「幾らでも追加はありましてよ」

再び水を撒く。今度は鶏にもかかるような――――ではなく、『現在位置のすぐ前』にだ。
もし前に出てくれば水を被らざるを得ないように。後ろに退くとか動かないとかは問題ないのだ。

30 『ペイズリー・ハウス』 :2018/08/27(月) 22:17:21
>>28(夢見ヶ崎PC)

 カンナ「アレは! ボス鶏の『オピネル』だっ」

 まつり「まぁ! 金網を蹴り破ったのですねっ」

二人の園児は、現状を見て小さく叫ぶ。そして、スタンドにパン屑を
握らせつつ、貴方はレジャーシートを持って静かに忍び寄ろうとするが……
ここで問題が生じる。
 ボス鶏と天雨は大体2m程の間合いで睨みあっており。それを見守るように
6〜7m付近で陣を組んで、手下であろう鶏達が騒いでいる。
 一人と一匹の戦闘に集中してるので、まだ夢見ヶ崎達には気づいていないが
ボス鶏を挟み撃ちにするには、少し工夫が必要だ。手下の鶏達が気づいて
騒げば、ボス鶏も貴方に気付くだろう。

>>29(天雨PC)

 ジョロロロロロㇿㇿ

  ――クゥゥゥ゛ゥッ゛エェ゛……!

 天雨は、スタンド水を自分の前に振りかける。言うなれば
スタンド水のカーテンによる防壁。土に振りかけ植物が生えるのを
このボス鶏ことオピネルも視認している。
 体を膨らませるように、鶏らしからぬ鳴き声を発しながら天雨を
睨みつけつつ、タンッタンッと地面を鳴らす。

 『――クェェェエッッ!』

   『クエッ!』 『クエッッ!』 『クエッェ!』

 貴方と対峙するボス鶏が一声を発すると、傍観していた鶏達が
一斉に距離を詰め始める……。天雨の『10cc』の水カーテンを
打ち破る秘策が、その行動に意味があるとでも言うように。

 『コォォケェェェェ゛ェ゛』

 鶏冠を震わせ、ボスは一際強く跳ねた。

31 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/08/27(月) 23:32:53
>>29
>>30

『ドクター・ブラインド』は射程限界の5メートルまで離して先行させる。
そして、そのまま『オピネル』に近付いていく。
途中でニワトリ達が気付いて騒ぐだろうが、
ニワトリに視認できるのは『夢見ヶ崎のみ』だ。
夢見ヶ崎の前にいる『ドクター・ブラインド』を見ることはできない。
だから、『夢見ヶ崎』は注意を引くための囮だ。
さらに言えば、『オピネル』が『夢見ヶ崎』に注意を向けたなら、
今度はサトリがフリーになる。
どちらにしても、一人は自由に動けるというワケだ。

「そぉ〜〜〜れ!!『おしょくじ』のじかんだ!!」

   ブンッ!!

『オピネル』がこちらに気付いて顔を向けた瞬間、
その顔に『パン屑』を投げつける(パス精DBB)
『ドクター』のパワーは強くはない。
まかり間違っても失明させるようなことはないと思うが一応手加減はする。

「そして――くらえぃ!!」

           ババッ!!
                    シュバッ!!

間髪を容れず『ドクター・ブラインド』で飛び掛り、
パン屑を投げたのとは逆の腕を振るう(パス精DBB)
その指先に備わったメス状の爪で軽く引っ掻き、
『存在しない視覚』を移植する。
                       ブラックアウト
『ドクター・ブラインド』の『切り札』――『盲 目 化』を発動させる。

直後、『オピネル』の視界は闇に閉ざされるだろう。
『オピネル』が見たことのないモノ――
目を開いているにも関わらず、
何も見ることのできない『真の暗闇』を見せてやる。

32 天雨 サトリ『10cc』 :2018/08/28(火) 00:18:24
>>30(GM)
>>31(夢見ヶ崎)

「私は一対一で済ませてあげようとおもっていたのに」

       「貴方が先に仲間を使ったんですのよ」

空中に逃げ場は存在しない。
なのに空中に行ったのだから、
そこに何かしらの策があるのだろう。

ハッキリ言ってここまでの武闘派に一人では勝てまい。
鶏の域と思って油断していたが、明らかに別生物の次元。

――――だがこちらには『夢見ヶ崎』がいる。

「群れを成す動物で最強は人間。
 社会動物の真価を教えて差し上げましょう」

           バシャ

サトリの『10cc』が戦いで出来る事は基本的に『これだけ』だ。
空中に水をまいた動きの延長で両腕を交差させ、如雨露で顔を守る。

背後にくぬぎがいる以上、
後ろに跳ねたり避けたりは不可能。
ここは――――『防御』を選ぼう。
鉄を刎ねる威力は流石に無いと思いたい。

33 『ペイズリー・ハウス』 :2018/08/28(火) 22:24:27
>>31-32(ALL)

 夢見ヶ崎は『ドクター・ブラインド』によるパン屑の投擲と
必殺の『盲目化』をお見舞いしようとスタンドを前衛に。

 そして、天雨は背後にいる くぬぎの守備のため。スタンド如雨露
『10cc』を構えてオピネルの攻撃に備える。

 対して、現状の敵であるボス鶏の動きだが……そいつは、貴方たちの
予想斜め上の行動を繰り出した!

 ――クゥェェエッ゛ッッ!

     バサバサバサッッ!!

 クエェ! クエェェ!!

 何と! 鶏達は、ボスの号令の下に一気に羽ばたく!
無論ニワトリと言う生き物は飛行能力は最低ランク。精々必死に
動いても1m上昇出来るかどうかが関の山。
 だが、その1m程羽ばたく鶏達より高く跳躍していたオピネルはと言うと。


   ――コォォォォッッ!!  ケェェェエェアッ!!

       タンッ  ――ターーーンッッ!!

な、何と『飛行する鶏達を踏み台』に、更に高く空中を跳ねた!!?

約4m程の高度。羽ばたき終えた鶏達が、ドクターブラインドの投げたパン屑を
啄むのを尻目に、ボスの小柄な鶏は獰猛な目つきで滞空時間を利用しグルっと
首を回し、二人を睨みつける。その目の何とも凄まじい事か!

 カンナ「気を付けろーーー! 多分、どっちかに滑空して攻撃してくるぞー!!」

 まつり「足に気を付けるんですわー!」

 二人の園児が注意喚起する。相手も必殺技を繰り出してきそうだが……
こちらも迎撃の時間の猶予がある!

34 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/08/28(火) 23:56:57
>>32
>>33

「おぉん??なんだなんだ〜〜〜??
 そのみるからに『はんこうてきなめつき』はよぉ〜〜〜??
 そんなモンでビビるとでもおもってんのか??」

     バサッ

「――なんのために『コレ』をひろげたとおもってんだよ!!」

踏み台にするのは想定外だが、
攻撃してくること自体は最初から『予想済み』だ。
今、手の中には広げた『レジャーシート』を構えている。
こっちに突っ込んでこようものなら、
この『レジャーシート』を盾にして防御する。

いくら威勢が良かろうが、所詮はニワトリだ。
『力』そのものは大したことはない。
要するに、爪や嘴を食らわなければ大事には至らない。

滑空に対して、『レジャーシート』を構えた両腕を大きく伸ばして、
その攻撃を防ぐ。
防御しきれたなら、それはそれで良し。
貫通されたなら、それを利用してオピネルを『拘束』する。

「さっきから『カァカァ』うるせーぞ!!この『ヤキトリ』が!!
 てめーは、だまって『コレ』でもくらってろ!!」

防御と同時に、
背後から『ドクター・ブラインド』で一撃を浴びせる(パス精DBB)。
『狙い』は『同じ』だ。
さっきは外したが、『二度目』は『ない』。

            チキン
この思い上がった『鳥類』に一発ブチかます。
攻撃対象がサトリだった場合は全力でそちらにダッシュし、
着地する寸前に『ドクター』で切り掛かる。
続いて、上から『レジャーシート』を被せ、暴れようが力ずくで押さえ込む。

35 天雨 サトリ『10cc』 :2018/08/29(水) 03:05:05
>>33(GM)
>>34(夢見ヶ崎)


「『大声』と『睨み』で恫喝し!」

         「部下を足蹴にする!」

言葉に深い意味はない。
言うならば心を確かめ、整えるため。

交差させていた腕を振るい、空中に向けて水を撒く。
この動きで顔の前、頭上にジョウロを位置させる事で、
即席の盾とし、上空からの攻撃軌道の『不自然化』を狙う。

ただでさえ普通の鶏には出来ない動き。
防御を避けて回り込むなど高度になれば、
なった分だけ攻撃の勢いや到達速度は削られる。
自在な制空能力があるならわざわざこんな飛び方はしまい。

「そんな『代表』がこの天雨サトリに勝てる道理はなくってよ……!」

             ヒュン

そして――――もし真っ直ぐ攻めてくるならそれでもいい。
自分を囮にし、気持ちよく一撃を入れてきたところで、
夢見ヶ崎の『ドクター・ブラインド』の奇襲が成功するように。

あるいは――――気の迷いで水に触れたなら、『行動不能』を予約するように。

36 『ペイズリー・ハウス』 :2018/08/29(水) 18:58:08
>>34-35(ALL)

 ――コォォォッケェェラァァ゛ッ!

 シュンシュンシュンシュンッッ  ズバァッッ!

 『オピネル』は、凄まじい旋回と共に『夢見ヶ崎』目がけ
滑空を行う。それは、鶏の形をした手裏剣のようなものだろう。

だが、二人のタッグコンビネーション……スタンド使い二人の
併せ技。『10cc』のスタンド水飛沫 及び 『ドクター・ブラインド』
とシートの防御と迎撃は……上回る!!

 パシャァッ   グングンっ

   『クェア゛ッ!!?』

   バサァ!    バシュッ!!

     『ギャァ゛ッケェェエ!!』

 滑空する中で受けた水飛沫。宙で自在に方向転換が出来るなら未だしも
『オピネル』には、天雨が大きく振り撒かれた『10cc』を防ぐ手立てはないっ!

数秒遅れて体に生える植物。突如の異物により滑空のスピードも衰え
隙が出来る。ソレを逃す事なく、夢見ヶ崎のシートが覆いかぶさり
『ドクター・ブラインド』の『盲目化』の爪撃が掠める。

 ――ガサガサガサガサッ!   ギャェ゛ェェ!

小さな悲鳴と共に、シートの中で激しく暴れる小さな隆起が見られる。

まだ、このボス鶏は自分が盲目になってる事も理解してないかも知れない。
今なら、思う存分死角から攻撃を繰り出す事も可能だが……。

37 『ペイズリー・ハウス』 :2018/08/29(水) 19:09:18
>>34-35(ALL)

 ――コォォォッケェェラァァ゛ッ!

 シュンシュンシュンシュンッッ  ズバァッッ!

 『オピネル』は、凄まじい旋回と共に『夢見ヶ崎』目がけ
滑空を行う。それは、鶏の形をした手裏剣のようなものだろう。

だが、二人のタッグコンビネーション……スタンド使い二人の
併せ技。『10cc』のスタンド水飛沫 及び 『ドクター・ブラインド』
とシートの防御と迎撃は……上回る!!

 パシャァッ   グングンっ

   『クェア゛ッ!!?』

   バサァ!    バシュッ!!

     『ギャァ゛ッケェェエ!!』

 滑空する中で受けた水飛沫。宙で自在に方向転換が出来るなら未だしも
『オピネル』には、天雨が大きく振り撒かれた『10cc』を防ぐ手立てはないっ!

数秒遅れて体に生える植物。突如の異物により滑空のスピードも衰え
隙が出来る。ソレを逃す事なく、夢見ヶ崎のシートが覆いかぶさり
『ドクター・ブラインド』の『盲目化』の爪撃が掠める。

 ――ガサガサガサガサッ!   ギャェ゛ェェ!

小さな悲鳴と共に、シートの中で激しく暴れる小さな隆起が見られる。

まだ、このボス鶏は自分が盲目になってる事も理解してないかも知れない。
今なら、思う存分死角から攻撃を繰り出す事も可能だが……。

38 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/08/29(水) 20:36:49
>>35
>>36

   グググッ……!!

本体の両腕で、シートの上からオピネルを押さえつける。
ここまで持ち込めたなら、『やること』は『一つ』だ。
『次の攻撃』で、この『馬鹿騒ぎ』を『終わらせる』。

「さぁ〜〜〜て――『おしょくじ』のあとは『おひるね』のじかんだよ??
 よぉ〜〜〜くねむれるように、
 やさしく『こもりうた』をうたってあげるからねぇ〜〜〜??」

     シュバッ!!

『ドクター・ブラインド』で、
オピネルの露出している部分に切りつける(パス精DBB)。
移植するのは――『超人的聴覚』だ。
それから、サトリの方を向いて呼びかける。

「サトリちゃん――わたしといっしょに、
 『ハラのソコ』から『ぜんりょく』で『おおごえ』だしてくれない??
 いま、このしたであばれてる『コイツ』にむかって」

     ――スゥゥゥゥゥ……

深く息を吸い込み、肺に目一杯の空気を溜め込む。
そして、レジャーシート越しにオピネルの耳元に顔を近付けていく。
次の瞬間、その口が大きく開かれる――。

   「アァァァァァァッ!!!!!!!!!!

        ルゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!!!!!

            カァァァァァァッ!!!!!!!!!!

               ラァァァァァァ――ッ!!!!!!!!!!」

『至近距離』から、全力で叩き付けるような勢いで、
                    シ ャ ウ ト
オピネルの耳元に『大音量』の『子守歌』を轟かせる。
これが普通の状態なら、せいぜい『うるさい』という程度だろう。
                ブースト
だが、通常の数倍にまで『鋭敏化』された『超聴覚』では、
『うるさい』などという生ぬるい程度では済まない。

この『安らかな子守歌』でオピネルをぐっすり『オネンネ』させてあげよう。
――もし眠らなかったら?
『オネンネ』するまで何度でも『繰り返す』だけだ。

39 天雨 サトリ『10cc』 :2018/08/30(木) 01:12:06
>>37(GM)
>>38(夢見ヶ崎)

動物をいじめるのは勿論好きではないが、
ここまで本気の敵に情をかけるつもりもない。

              スゥ

      バシャ
             バシャ

                   バシャ

如雨露は――地面に水をかける道具だ。
レジャーシートの上から、粛々と水をかけ続ける。

「ええ。構わなくってよ。
 このニワトリも情など望んでいないでしょう」

「くぬぎさん、耳をおふさぎなさい。
 私こう見えて、本気を出せば声が大きいので」

               「すぅーーーー・・・」
     ス

地面に膝を付け、如雨露をシートに近付けることで、
もし仮に飛び出してきてもすぐ打ち落とせるようにする。
もちろん、声を叩きつけるにも、距離の近さは重要だろう。

「わあああああああああああああああああああああああああああああああ」

                  スゥ

        「あああああああああああああああああ」

                      ゥーー

              「ああああああああああああああああああああああッッッ」       

言葉を選ぶ必要はない――――もっとも自然に大きな声を出し、『ニワトリ』の意識を吹き飛ばす。

40 『ペイズリー・ハウス』 :2018/08/30(木) 18:21:42
>>38-39(ALL)
アァァァァァァッ!!!!!!!!!!
ルゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!!!!!
カァァァァァァッ!!!!!!!!!!
ラァァァァァァ――ッ!!!!!!!!!!

わあああああああああああああああああああああああああああああああ!!

シート越しに『ドクター・ブラインド』で『超感覚』をオピネルへ移植させる。

そして、タッグによる大絶叫。

 ギェ゛ァッ! と言う、小さな鳴き声か悲鳴が聞こえた後。
その後、長い沈黙が起きた。シートを取り外せば……舌をダラリと出して
白目を向いて痙攣しているボス鶏の屍が転がっていた。
 無論、比喩的な表現であり。気絶してるだけで、暫くしたら覚醒はするだろう。

カンナ「ふぅ〜〜っ! 危げなく勝てたぜっ」

まつり「しかし、何でまたあんなにあらぶってたんでしょうね?
このチキンは……何か鶏小屋にでもあるのでしょうか」

二人の園児は、そう呟いて鶏小屋まで近づく。くぬぎは、少し
心配そうに指先で、痙攣しているオピネルの足部分を突っついている。

 パン屑を突っついていた部下達だが……その餌を咥えると一目散に
鶏小屋の中に戻っていた。腹が単純に空いてたのだろうか?

41 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/08/30(木) 20:02:45
>>39
>>40

「よしよし、ちゃんと『ねてる』な。いいコだ。
 やっぱり『デュエット』だと『あんみんこうか』もばいぞうだな〜〜〜」

シートを外して、『子守歌』の効果を確認した。
サトリ共々ケガはしなかったし、オピネルにも大きなケガはさせていない。
大方『理想的な勝利』と呼んでも差し支えないだろう。

「サトリちゃん、さっきの『みず』と『こえ』のおかげでたすかった!!
 ちじょうにまいおりた『てんしのうたごえ』……
 そのうち、ふたりでアイドルデビューもできるな!!グッジョブ!!」

屈託なく笑いながら、サトリに向けてビシッと親指を立てて見せる。
それから小屋の方に視線を移す。
この惨状も、どうにかしなければいけないだろう。

「で――『コイツ』も、こやのなかにいれとくとして……。
 サトリちゃぁ〜〜〜ん、この『あな』もなんとかしたほうがいいよね??
 とりあえず『しゅうりや』には、わたしかられんらくしとくけど」

   カシャッ

スマホで小屋の写真を撮影し、その画像を添付したメールを作成する。
送り先は『金一』だ。
文面は以下の通り。

  『鶏小屋が壊れてるから直しといてってイサゴさんが言ってた』

        ピッ

金一が来たら、掃除のついでに直させよう。
送信したらスマホをしまい、オピネルを両手で抱える。
その時、取り巻きのニワトリ達が視界に入った。

(エサをくわえて……なかにはいった。
 なんで、すぐにたべないんだ??)

「こやのなかに、なんかいる??」

小屋の中にいる誰かにエサを運んでいるとすれば筋が通る。
しかし、外から何者かが中に入ることはできなかったはずだ。
とすれば、考えられる可能性は一つ。

「『ピヨピヨ』――なんつったりして」

オピネルに与えた『超聴覚』を解除する。
『ドクター・ブラインド』に戻ってきた『超聴覚』で、小屋の中の音を聴く。
ひょっとすると、『何かの鳴き声』でも聞こえてくるかもしれない。
まぁ、直に見た方が早いか。
オピネルを抱えて小屋に近付いていく。

42 天雨 サトリ『10cc』 :2018/08/31(金) 09:23:58
>>40(GM)
>>41(夢見ヶ崎)

「成功は貴女の『ドクター・ブラインド』の力あってこそ。
 誇りなさい。それにしても……アイドル。悪くありませんわね。
 ただ、舞踏はともかく、私歌にはさほど覚えがありませんのよ。
 ルックスはまあ、言うまでもございませんけれど…………」

           スッ

「とりあえず板か何かで抑えておくのがいいでしょう。
 修繕費は流石にイサゴさんがお出しになるでしょうし、
 なるべく早く来てくださる『修理屋』を見繕って下さいまし」

自分はその修理屋が来るまで――――多分明日とかだろう。
それくらいまで、空いた穴を塞いでおくための板でも探す事にする。
木製でもいいし、金属の板があるならそれが一番話が早い。

とはいえ、それ以上に気になるのは――――

「怪我をしている鶏がいて、外敵に過敏になっている……
 あるいは何か別の生き物が中にいるか。いずれにせよ、
 警戒すべき事態ですわね。…………見てみれば早いかしら」

      「少なくとも尋常な防衛本能には見えませんでしたわよ」

ただ人間が小屋に近付いたから、と言うだけではない何かがあるのだろう。
上述したように穴をふさぐための資材が視界に無いかは探しつつ、
自分も小屋に近付く。ただし子供たちが違う場所に行こうとしたらそっちに着いて行く。

43 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/01(土) 19:31:31
>>41-42(レス遅れ失礼しました)

 夢見ヶ崎は、写メで鶏小屋の破損を金一に報告する。イサゴの
指示ではないが、彼女が居ても恐らくは翌日に来る彼に掃除のついでに
任せた可能性もあるし不自然ではない。文句を言いつつも修理はするだろう。

天雨は、その傍ら。修理担当が来るまで、鶏小屋を補強する板を探す。
丁度、このオピネルの対策としてか何枚かの大き目な木の板らしきものは
施設の壁に鎮座していた。適当なサイズは置いてあるので、適当に一枚
破れた金網の横に置けば一先ず安全だろう。

カンナ「普段は、あんな風に破って出てこないけどなー」

まつり「餌やりの為に出入口を開けても。無理に触れようとしたり
しなければ、あぁも襲ってこない筈ですけど」

 園児二人も、普段の様子を説明しつつ鶏小屋へ近づく。

超感覚では、成体の鶏以外で複数の。予想している『ヒヨコ』らしき鳴き声
もしている。だが、近づいて貴方たちには分かったが、ヒヨコはヒヨコで
元気に鳴いているが、鶏達は子供にパン屑を渡してる様子はないし、餌も
十分餌箱に置いている。水も勿論そうだ

          ――クックルゥー……

鶏小屋奥に、一羽が藁に座っている。その姿は、烏骨鶏のように普通の
ニワトリ達より白く、美しい容姿をしている。

 だが、座り込んでいる様子には力が無く。鳴き声も何処となく元気がない

『コォーケッケ!』

ニワトリ達は、夢見ヶ崎から入手したパン屑を近くに置くも。その烏骨鶏
らしき生き物は、少しだけ顔を上げるも口づける様子はない。

カンナ「あれは……確か」

まつり「ボス鶏の番いですわ。まさか……弱ってる彼女に滋養の良い
餌を与える為に脱け出そうとしたんですの……!?」

 
 園児二人は予想を立てる。それが正しければ、あのボス鶏こと
オピネルの昂っていた行動にも納得が出来る。

 しかし、弱ってる鶏。どう対処すれば良いのだろうか

44 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/01(土) 22:01:28
>>42
>>43

「――たいへんだ!!『ジュリエット』がつらそうにしてる!!
 『びょうき』か??『おさん』か??くぬぎちゃん、なんかしらない??」

もちろん本当の名前は知らない。
だが、今この瞬間、このニワトリを『ジュリエット』と呼ぶことにした。
別に、特別な理由など何もないが。
とりあえず、一番ニワトリを気にかけていたくぬぎに、
何か知らないか尋ねる。
まぁ、つきっきりだったワケでもなし、何も知らなくても無理はない。

「あ〜〜〜……『じゅうい』でもよぶ??
 しょうじき、それくらいしかおもいつかないなー。
 『シロート』のウチらがなんかして、それがぎゃくこうかになって、
 もっとひどくなるかもしれないし。
 それか、『げんだいっこ』らしく、ネットでしらべるとか??
 でも、それだって、
 かいてあるのがホントかどうかなんてわかんねーしな〜〜〜」

自分達は『獣医』でも『動物学者』でも『養鶏家』でもない。
下手に手出しをして、それが原因で状態が悪化するというのが一番怖い。
とはいえ、何もしないというのが心苦しいのも事実だ。

「わたしの『ドクター』は『げか』せんもんだし……。
 だいいち、『ちりょう』なんかできないしな……」

「――とりあえず、『けんしん』だけでも……」

『オピネル』を下ろしてから、『ジュリエット』に近付く。
『超人的聴覚』で、『ジュリエット』の『呼吸音』と『鼓動音』を聴く。
周りにいる『取り巻き』の『呼吸音』および『鼓動音』と比較して、
現在の具合を確かめる。
ひょっとすると、何が原因で苦しんでいるのか分かるかもしれない。
もっとも、いくら『超人的』とはいえ、
流石に音だけで分かるとは思っていないので、期待はしてない。

「あ――」

その時、ふと思いついた。
袖を捲って腕を外気に晒す。
そして、その腕をサトリの方へ差し出す。

「サトリちゃん、わたしに『みずやり』してくれない??
 『ノイチゴ』ができるんだよね??
 それを『ジュリエット』にたべさせてみるってのは??
 いまより、すこしはマシになるかも。どう??」

「コイツは『ジュリエット』のためにとびだしたワケで……。
 でも、わたしの『ノウリョク』で『トドメ』さしちゃったから、
 それがダメになったワケで……」

「だから、ブッたおれてるコイツのかわりに、
 『なんか』しとかないとねってコトで――」

「いま、わたしがおもいつくのは――まぁ、これくらいかな」

「――どう??」

提案してサトリの意見を聴く。
根本的な解決にはならないが、今より悪くなることもないはずだ。
サトリに他の案があれば、それも聴こう。

45 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/02(日) 00:51:00
>>43(GM)
>>44(夢見ヶ崎)

「まあ、まあ、まあ……美談じゃあありませんこと!
 獣医は後で、電話で手配いたしましょう。
 今は『初期対応』について考えるべきですわね」

(身内を助けるために他を脅かす――――
 獣の考え方だけれど、獣だからこそ『美談』になる)

「夢見ヶ崎さん、その必要はありませんわ。
 人間に実った果実じゃ『警戒』されるかもしれない。
 ――――『そのニワトリ』に、そろそろ実りの季節が来ますわよ」

当然その分『オピネル』は疲労するわけだが、死ぬような疲労ではない。
そして、つがいを守るために身を切るべきは夢見ヶ崎ではなく彼だろう。

「彼が手に入れた、いえ、少なくとも『彼が関わった餌』である方が、
 ニワトリにとっては『プライド』や『男心』を守れるんじゃあないかしら。
 返り討ちにあったうえに敵に情けを掛けられてしまった――――
 というよりは、返り討ちで受けた『怪我の功名』で仲間を救う方が良い」

         「絵面は少し、えげつなくなりますけれど」

そうは言いつつも、夢見ヶ崎の腕に如雨露を差し出す。

「とはいえ、貴方の気持ちも分からなくはないですから。
 腕に実が着くまで『30秒』ほどはございますわ。
 もし不要であれば、言って下さったら解除しますわよ」

                 ス

「それに、『重ね掛け』は出来なくとも、果実の量は少しでも多い方が良いでしょう」

水を掛けたら、そのあと自分の腕にも僅かに水を掛けておく。
暴れるとか他の鶏に邪魔されるとかで、『野イチゴ』が無駄になったときのための『保険』だ。

46 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/02(日) 22:39:20
>>44-45(ALL)

オピネルの番い、もとい夢見ヶ崎命名のジュリエットの変調を
名付け親の夢見ヶ崎が、くぬぎに聞くと少し思考してから答える。

「卵……温めてたと 思う」

孵化の最中との事だ。恐らく、全身全霊で我が子を外に出す為に
栄養失調になりかける程に、生命を注いでるようだ。

『呼吸音』と『鼓動』は、他の鶏達と比べると低い気はするが……
烏骨鶏と言う種類からかも知れないし。出産を控えてる為に
衰弱してるからかも知れない。後者の可能性は高そうだ。

 ドサッ、と鶏小屋の中に横たえた『オピネル』に『10cc』が
振りかけられる。クゥッ と、仮称ジュリエットが心配気に夫の鶏を
見つめ、生えて来た植物と実に更に目玉が丸くなるのが見えた。

カンナ「食べなよ! 食べないと倒れちゃうぞ」

まつり「そうですわ。生まれてくる雛の為にも力を付けませんと!」

 ククゥ……

烏骨鶏の妻は、不安気にオピネルと生えてる草木に実を交互に見る。
 行き成り、このように自分の旦那から産み出された植物を食べろと
言われても困惑はするだろう。このまま食べないと思ったが、その時
ようやく、パチリと白目を戻してオピネルは覚醒した。

 『クァアア゛ァェッ! ……クゥア?』 パシッ  『っ……! クゥアッ』

 覚醒すると、自分が戦闘中であった事を思い出して翼を広げて高く鳴くが
訝し気に、自分に生えてる植物を見て足で器用に切断し。落ちてくる実を
嘴で受け止め咀嚼し、その効能を理解してか目を瞠る。
 夢見ヶ崎と天雨、園児達をズラッと鋭い目で一瞥した後。複数の実を
妻のほうに、コォアッ! と高く鳴いて渡す。

 ……パクッ  ……!!
    ……コォー コッコルゥ

 反応は劇的だった。信頼する夫が特に何事もなく無事な様子と
そして食べるように薦めた事で。その妻ニワトリは一つ口にすると
人間で言えば、とても美味しいわ と言う感じの鳴き声を柔らかに唱えた。

 ポロ ポロ ポロ……! 『クァァ゛ァエ゛ッ』

 オピネルも、自分の妻が何も口にせず衰弱していたのが少しでも
改善した事に安堵の涙を流す。愛する二羽達は、互いに伸ばした首を
絡め合いながら、その確かな絆を更に確かめ合うのだった。


……。

カンナ「いい話だったな゛ーっ」

まつり「グスンッ…! ふ、不覚にも思わず涙が出ましたわっ」

 突然の感動ストーリに、園児二人も感動の涙を流して感想を口にする。
くぬぎも、声にはせずとも顔は感動で溢れていた。

 もはや、居る意味が不要になった鶏小屋を出ると。あっと言う間に
5時近くだ。遊んだり、鶏達を観察してただけでも楽しい時間は早く過ぎる。

 カンナ「……んっ!? なんか……凄く美味しそうな匂いが園からする!」

 まつり「これは  カレーの匂いですわーー!」

 二人の言う通り、玄関のほうに戻ってくると とても良い匂いがしてきた。
カレーの匂いだ……作ってる人物は、間違いなく彼女だろう。

47 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/02(日) 23:10:33
>>45
>>46

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜ッ」

わざとらしく思いっきり派手な溜息をついて、一足先に小屋から出る。
そして、誰にも見られないようにコッソリ袖を直す。
この一連の行動は、まぁ照れ隠しみたいなものだ。

「――はぁっ……」

小屋に背中を預けて、今度は小さな溜息をつく。
その意味は――まぁ色々とある。
無事で良かったとか、単純に疲れたとか。
とにかく、騒ぎは終わった。
しんじられるか??これでまだ『いちにちめ』の『ごご』だぜ??

「なんだ、もうバンめしのよういしてんのか??
 まぁ、そだちざかりばっかりだしな〜〜〜」

「みんな、カレーはなにがすき??」

「わたしは『チキンカレー』が――いや、なんでもないなんでもない」

「あーえー、『からくち』がすき??『あまくち』がすき??」

うっかり口を滑らせてしまったが気にせず話を続ける。
ごまかしているとも言う。
わたしのたくみなわじゅつをもってすれば、だれもきにしないはずだ。

「よし!!ちゅうぼうのほうへいってみようぜ!!
 なんかてつだうことがあるかも」

子供達――特にカンナとまつりは、放っておいても厨房へ向かうだろう。
ちゃんと様子を見ておかなければいけない。
手伝うことがあれば、手伝えるかもしれないし――
拒否されなければだが。

48 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/03(月) 01:24:48
>>46(GM)
>>47(夢見ヶ崎)

「………………………」

              ハァァ

(少なくとも――――多くの『初期問題』は解決したでしょう。
 他にトラブルになりそうな物は、『くぬぎさんのスタンド』と、
 ……台風。あとはハチの巣と狐……まあこれは良いでしょう。
 少なくとも、蟲は雨天の時わざわざ人の住処には近寄らない)

ため息を吐きつつ、『10cc』を解除する。
真意を口には出さないが、『悪い気』はしていない。
だが今何を言ってもそれは余計な演説にしかなるまい。

「カレー! よろしくってよ。素晴らしい御馳走じゃあないですの」

                  ニコ

「甘口から辛口かで言えば……間を取って中辛ですわね。
 スパイスの味があってこそだから、甘口じゃ満足できない。
 けれどアツくて辛いと何を食べているのか分からなくなりますから」

             「贅沢にいいとこどりですわ」

(私が本当に好きなのはホウレン草のカレー。
 ……そして好きな具は『シーフード』だけれど、
 これを言えばチキンが再燃しそうだし、やめましょう。
 この子達の好きなカレーの具を知れるチャンスにせよ、
 この3日でもう一度カレーを作るとは思えませんもの)

             スタ
               スタ

「そうですわね、カレーはアオキさん一人で作れても、
 付け合わせとか、炊飯とか……やる事はいくらでもありますもの」

             (無ければ探せばいいんですもの)

一人で何もかもできてしまうアオキに、一人で何もかもはさせない。
外にいるうちに服のほこりを払い、板をとりあえず穴にあてがい厨房へ行こう。

49 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/03(月) 19:19:43
>>47-48(ALL)

 トントントントン

 鶏小屋の一時的な補強をした後に、五人は厨房へと向かう。
丁度、アオキが寡黙にニンジンやジャガイモと言うカレーでは
当たり前に入る材料を切ってる最中だ。寸胴鍋からカレーの湯気が立ってる

アオキ「お帰り……ひとまず中辛のルーで入れてるから。
甘さや辛さは、希望すれば調節するから」

カンナ「はいはい! 甘口で! うちは鶏肉たっぷり入れてー!」

まつり「私は、ポークですわっ! それと牡蠣も入れて欲しいですわ!
隠し味でリンゴジャムを入れてくださいまし!」

二名の園児は各自勝手な事を告げるものの、アオキは慣れてるからか
はいはい、と二つ返事で言われたものを出して別のフライパンで
調理をしようとする。くぬぎは無言であるが、それに対し自分から
要望を聞く気はそれ程無さそうだ……。

アオキ「なに? 別に見てても面白い事なんてないけど」

 少し、じと目で夢見ヶ崎と天雨を見て返答する。
おやつの一件で、余り後味良くない別れ方もした手前、少しだけ
ギスギスした様子は見られる。

50 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/03(月) 22:01:12
>>48
>>49

「おっ、いいねぇ〜〜〜。
 やっぱ『ツウ』なら『ちゅうから』だもんな〜〜〜。
 さすが、サトリちゃんはわかってる!!」

とかなんとかいってるそばから、
カンナが『トリニク』とかいってるんだが……。
『デリカシー』ってコトバしってる??
そこは、せめて『ビーフ』にしときな。
さっき、あれだけかんどうてきなシーンがあったってのに、
ほかのふたりもとくにきにしたようすがないし……。
せっかくウチらがきをつかったのが、まったくのムダじゃねーの!!

「――まったく、このくうかんには『こまやかさ』がたりてないなぁ」

誰よりも真っ先に『チキンカレー』と発言した自分を棚に上げて、
小さな声でブツブツ独り言を言う。
それからアオキの方を向く。
その顔に浮かぶのは、何とも言えない微妙な表情だった。

「いや、そうともかぎらないよ。
 『なにもみたことのないヒト』にとっては、
 ほかのヒトがあたりまえにおもえるようなコトだっておもしろいし、
 キョーミあるからさ」

特に気負った雰囲気のない何気ない口調で、それだけ言う。
そして、子供達の方を振り返る。
その表情は笑顔だ。

「――さっ!!みんな、いこ!!
 こんなにおおぜいだと、さすがにココせまいし。
 カレーができるまで、むこうでまつよ!!」

     チラッ

(サトリちゃん、ここは『やくわりぶんたん』ってコトで……)

二人でアオキを手伝うとなると、子供達を見ている者がいなくなる。
かといって子供達に手伝わせるというのも、
アオキと話しながらでは目が行き届かなくなる可能性が高い。
サトリに視線を飛ばし、こちらの意思を伝えよう。

自分は、子供達の面倒を見る。
その間、アオキの方はサトリに任せたい。
料理なら、彼女の方が向いているだろうというのもある。

     ドンッ
         シュカッ

そして、できる手も打っておく。
厨房を出た直後に『ドクター・ブラインド』を発現し、
厨房の外の『壁』に『聴覚』を移植する。
『無生物』に移植した『感覚』は、
全て『ドクター・ブラインド』にフィードバックされる。
これにより、厨房の中で交わされる『会話』や『音』を聴き取る。
あとは、子供達を遊戯室にでも誘導しよう。

51 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/04(火) 07:29:12
>>49(GM)
>>50(夢見ヶ崎)

「いいですわよ、もっとお褒めなさい。
 私こう見えてカレーを食べ歩いたこともありますのよ」

等と言っているうちに厨房に到着した。

「只今帰りましたわ。見ているだけではなく、手も出すつもりですの」

     「『料理』の『正解』は料理人の数だけ有り!
      かくいう私もカレーには一家言ありましてよ。
      勿論、味付けに口は出しませんけれど……
      食材の準備を手伝わせてはくれませんかしら?」

ここは子供達を夢見ヶ崎に任せ、手伝いを申し出る。
別のフライパンがあるという事は働き口があるという事だ。

いくら『調理器具』を使いこなせるとしても人手は1人分だし、
手が増えることにはアオキにとってもそれなりの意味はあるだろう。
それに―――――料理は『道具を使うのがうまいから上手い』物ではない。

「くぬぎさんは何かお好きな味付けとかございまして?」

           スッ

どけ!!!!とでも言われたら流石に引き下がるが、
ここでまたアオキを一人にする気はサトリには無い。
鬱陶しそうにされる程度なら居座って手伝わせてもらう。

ついでなのでくぬぎの要望も聞いておく。無ければ別にいいが、調理場に立つついでだ。

52 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/04(火) 19:39:41
>>50(夢見ヶ崎PC)

 まつり「それじゃあ、私。少々パソコンを使わないといけない
御用時を思い出したので、事務室に行きますわ」

 カンナ「うちも、カレーが出来るまで。ちょっと体動かすかー」

二人は、貴方に促されると。一人は事務室、もう一人は遊戯室で
少々汗をかきそうな運動をしに向かう。
 どちらの様子を見守るもいいし。カレーが出来るまではフリーで
自分のしたい事をしてて問題ない筈だ。

 『ドクター・ブラインド』で、聞こえる会話は……。

>>51(天雨PC)

 「手伝うって言うんだったら。カレー以外で、あのお婆ちゃんの
野菜でも下処理してもらえる?」

 付け合わせにするなら、あの好意で貰ったフキも一緒に食べるのは
カレーの味に合わない事はないだろう。

 くぬぎ「……あま……ぐちで……ヨーグルド」

アオキ「ヨーグルド入りね」

 貴方のフォローで、食べたいもののリクエストも受け取った。
彼女は冷蔵庫からヨーグルドを取り出す。そして、思い出したように
天雨に振り返って聞く。

「そう言えば、二人はなにカレーが食べたいの?」

 態度はつっけんどんな所が多いが。別に完全に仲違いしてる訳でもない
夢見ヶ崎が出るまで忘れてたようだが、要望に沿おうとする意志はある。

53 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/04(火) 21:40:46
>>51
>>52

とりあえず、事務室や遊戯室付近の廊下に立っておく。
ここで、くぬぎが厨房から出てくるのを待っていよう。
しかし、ただ待つだけというのもヒマだ。

(あっ、そうだ〜〜〜。『アレ』があるじゃ〜〜〜ん。『アレ』が〜〜〜)

小さく鼻歌を歌いながら、スマホを取り出して弄る。
アオキが見ていたサイトの名前やら管理者名やらは覚えている。
それらを検索して、あのサイトが引っかかるかどうか試してみよう。
引っかかったらラッキーだ。
更新順に内容を閲覧する。

(むこうも、いまのところは『イジョーなし』――と。
 こどもむけなんだから、『あまくち』にするのは『だとう』だな〜〜〜)

厨房内の会話は、まだ当たり障りのないものだ。
味や具材の好みについてはアオキに言わなかったが、
これといって注文はない。
まぁ、その辺はサトリが適当に対処してくれるだろう。
よっぽどヤバいものが出てきたりしない限りは、特に何でも構わない。
あの二人なら、その心配もなさそうだし。

54 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/04(火) 22:30:19
>>52(GM)
>>53(夢見ヶ崎)

「私に野菜を任せるとはお目が高いですわね。よろしくてよ」

(カレーが主役なのだし、あまり凝った物はやめておきましょう)

とりあえずフキの下処理を始めよう。
無難にやる。あまり色気を出して失敗するのも不味い。

(ヨーグル『ド』? 言い間違いにしては……それとも)

「私は、『シーフード』とか『野菜』が好みですから、
 冷蔵庫からそれらしいものを探させていただこうかしらね。
 夢見ヶ崎さんの好みは存じ上げませんけれど…………
 チキンカレーなら、無難においしく食べられるんじゃあないかしら」

要望を聞いてもらってばかりだが、ここはちゃんと答えよう。
夢見ヶ崎についてはカンナが言ってしまったのだから問題無いだろう。

          「そういうアオキさんは何カレーがお好きですの?」

そして、フキの下処理がひと段落したら実際に冷蔵庫を覗きに行く。

55 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/05(水) 19:20:06
>>53(夢見ヶ崎PC)
貴方はスマホで、アオキが居眠りをしてた時に盗み見たサイトを
再検索する。『イマジン』と呼ばれるサイトと運営者の『キーア』は
絞り込まれてる為に直ぐサイトは表示される。

最近の内容は、全て大まかに外国での訪れる観光客たちとの交流
近所のペットが起こした珍事など、日常のふとした事を日記風に
撮影したらしい写真を掲載しつつ書かれてる。
 アオキ宛てに乗せた返信は、プライベートルームなどで書かれた
ものらしく、スマホで見る限り盗み見た時と同じページは出てこない。

>>54(天雨PC)
(あ、ヨーグル『ド』は普通に誤字なんで気にしなくて大丈夫です)

アオキ『じゃあ、そっちは『シーフード』、アスミはチキンね。
……私? しいて言えばスープカレーかな」

 天雨が冷蔵庫を開くと、魚介類を解凍させてたらしい具材もあり
シーフードカレーを作るのに最適なものは全部 用意できる。

「カレーと、フキの野菜……あと福神漬け用意するとして。
何かほかにいる? 要らなさそうなら、ちゃっちゃと作るけど」

 好みのカレーが決まったのなら、あとは本格的にそれを用意するだけだ。
サバジオスと言う、手で握れば自動的にクッキング出来るであろう事を
考えても、多くのオーダーを引き受ければ相応の時間が掛かる。

これ以上、余計な手間が増えるのは流石にアオキも嫌だろう。
 カレーを食べた後に、あの食欲旺盛な園児達ならデザートでも希望しそうだが。

56 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/05(水) 20:01:56
>>54
>>55

「ふんふん」

今度は『古い順』に記事を見ていく。
一番古い日付は、どれくらい前だろうか。
アオキのことは置いといて、このキーアについて調べよう。
本人はどういう人間か、また周りにいるのはどんな人間か。
そして、彼らは現在どのような状況にいるのかとか、そういったことをだ。

(『がいこくにいく』っつってたな……)

昔ここにいたアオキの友達は、みんな外国へ行ってしまったらしい。
そして、イサゴは確か『外国へ行く』とか言っていた気がする。
キーア達の所へ行ってるんじゃないかと夢見ヶ崎は考えていた。
イサゴの立場を考えれば、様子を見に出向くのは不思議ではない。
多分、キーア達は外国に引き取られたんだろうし。

(――でてこない)

こうして廊下で突っ立っているのも飽きた。
スマホを弄りながら、事務室に入っていく。
もちろん、『聴覚』の射程外に出ないことを優先する。

「なにしてんの??マインスイーパー??」

まつりに呼びかけてから、そちらに近付いていく。
個人的なことだったら気まずいからだ。
特に問題なさそうだったら、後ろからディスプレイを覗き込む。

57 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/05(水) 22:54:03
>>55(GM)
>>56(夢見ヶ崎)

冷蔵庫から必要そうな食材を集めよう。

「いえ、私からは特に他には。
 それじゃあ作ってしまいましょうか」

手は2本しかない。
なのでアオキがまだやっていない事、
かなり種類の多い食材の下処理とか、
福神漬けの開封、皿の準備といった、
カレーの調理と両立出来ない作業をする。

(スープカレーの話――――は広がらなさそうかしら?
 どうせ調理には時間がいるのだし、するだけして見ましょう)

「スープカレーってなぜか『スープカリー』って言いがちですわよね。
 グリーンカレーとか、バターチキンカレーとかは『カレー』ですのに」

            「有名な店がそう名乗ってるのかしら」

手を止めるほどではないとりとめのない話もしておく。
興味を引く話題かどうかは知らないが、『話せる空気』を作りたいわけだ。

58 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/12(水) 09:14:30
(レス遅れ失礼しました)
>>56(夢見ヶ崎PC)

一番古い日付は、『一年と数ヵ月前』……アオキが以前この園に居た頃など
逆数すれば、出て直ぐにフェイスブックらしきサイトを開始した事がわかる。
最初のページには『僕らの第二の家族と、第一の親友の為に作ったサイト』と
記入されている……書き込まれたコメントも概ね好印象だ。
 時々一人が寂しいと思う時に聞きたい曲や画像なども張り付けたりなど
遠くの人間を想っての丁寧な作業も欠かせてない。

 「ふっふっ……好調 順調 絶頂ですわ」

事務室に入ると、何やら怪しげな笑みでパソコンを見る まつりの姿。
話しかけても、特に反応せず熱中して何かを観察している。
 後ろに近寄ると、画像が小さな頭部の上から覗き込める。
……これは、『株価チャート』?

 「わっ! ちょっと、嫌らしいですわよっ。そんな乙女のプライバシーを!」

後ろに立って見た時に、ようやく気付いて少し怒った素振りで
まつりは、体をパソコンの背にして隠した。……この歳で 株?

>>57(天雨PC) 

 「何かのCM効果とかじゃない? よく私も知らないけど」

特に無視をする訳でもないが、話しが広がる感じでもない。
 受け応えはするものの、仲の良い女の子同士での長話となる
雰囲気でもない。その辺の割り切りは継続している。

 「……」

アオキ「……なに?」

 くぬぎは、厨房の出入り口付近でモジモジしつつその様子を
眺めている。料理している様子が興味深いからと言う感じでもなさそうだ。

その視線に、少し手が止まってアオキが少々強い口調で尋ねる。
 くぬぎは、顔を横に振って何でもないと言うジェスチャーをすると
アオキは顔を顰めつつも、無言で調理を続け始めた。
 多分、入所当初から。どちらも遠慮し合うので良い空気が生まれないのだ。
誰かがフォローに入れば、もしや……?

59 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/12(水) 17:48:42
>>57
>>58

キーアの人柄については大体分かった。
遠く離れていても、アオキのことを気にかけているのが、よく伝わってくる。
そして、アオキもキーアのことを大切に思っているはずだ。

「いやいや、さっきちゃんとよんでたし。
 ゆだんしすぎなんじゃな〜〜〜い??
 ケーカイがたりないよ、ケーカイが」

「ヒミツにしときたいんなら、もっとヨージンしないと。
 いつだれにみられるかわかんないよ??
 たとえば――ホラ、いまみたいに!!」

満足した様子で、まつりの慌てた様子を眺める。
カブなんかより、こっちを見てる方がよっぽど面白い。
まつりが見てたのは、たぶん自分の家のカブかなんかだろう。
無理に確かめるのはやめておく。
見ても楽しくなさそうだし、まつりの機嫌が悪くなると困る。

「それって、おもしろいの??
 『セミのウカ』のどうがみようぜ!!
 すげーキレイだから!!」

横に移動して、画面が見えない位置に立つ。
同時に、厨房で行われている会話も聞き逃してはいない。
サトリとアオキの間では他愛のない会話が続いている。
しかし、唐突にアオキが誰かに言葉を投げた。
ここまでの流れから判断すると、サトリではなさそうだ。

(コレは、くぬぎちゃんか……)

まだ厨房から出てきていないところを見ると、そうらしい。
言葉は発していないものの、くぬぎが何かしたのだろう。
それに対して、アオキが反応した。
しかし、それっきり話が続いてないということは、
そこでやり取りが終わってしまったのだろう。
まぁ、何事にも遠慮がちなくぬぎと、
はっきり要求されない限り動かないアオキでは、そうなるのが当たり前か。

60 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/12(水) 21:43:13
>>58(GM)
>>59(夢見ヶ崎)

「流行り言葉とテレビは切っても切れませんものね。
 CMじゃなければ、バラエティ番組か何かか……あら?」

下手に距離を詰める気はない。
今後も関係性は続くかもしれないけれど、
それならそれで今は無理に距離を詰めない。

だから会話をアオキのパーソナリティに結び付けたり、
自分語りを混ぜたりはせず、『雑談』として継続する。

「くぬぎさん、どうかなさいましたの?
 ヨーグルト以外で何か希望が出ましたの?
 ……それとも、何か別のご用がありまして?」

「まあ遠慮はするでしょうけれど、
 出来るだけ遠慮なく仰いなさいまし」

くぬぎについても無理にこちらに引っ張ったりはせず、  
何か言いたげな所だけをくみ取って発言を促しておく。

アオキとくぬぎをいきなり何でも言い合える仲には変えられないので、
まずは自分が間に入って『疎通する意思がある』事を明確にしていきたい。

61 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/13(木) 17:39:58
>>59(夢見ヶ崎PC)

>『セミのウカ』のどうがみようぜ!!

「つまんなそーですわ! それなら未だドッキリ動画でも
見るほうが有意義そうですわよ」

 すげなく返される。まぁ、彼女も本気で夢見ヶ崎が提案
してると思ってない。雑談の延長線で冗談を飛ばしてると受け取ってる。

 pululululu……!

 「あら? お電話ですわ」

事務室の子機から電話が鳴り響いた……。

 pululululu pululululu!

 そして、壁伝いの会話は……。

>>60(天雨PC)

 >出来るだけ遠慮なく仰いなさいまし

 「……あの ね」

「…………良かった ら。あし たにでも……たいふう 過ぎたら……」

 「……………………」

 ガタンッ。

 「言いたい事があるなら、はっきりしなよっ」

 くぬぎが、何か言いたげだが。その間が余りに長い事に対し
ボルテージが上がり過ぎたのか。アオキは、調理の為に使用してた
鍋を思わずと言った調子で強めにコンロに置きつつ声を荒げた。

 びくんっ……! タッタッタッ……ッ

 くぬぎは、その強い口調に涙目になると。背を向けて小走りに
厨房から立ち去ってしまった。外までは出ないと思うが……。

 「……ぁー くそっ」

 アオキも、本心で嫌悪しての行動ではない。色々な鬱憤が溜まっての
はずみの行動だと自覚してるし、園児にあたる事が間違っている事も
理解はしてるようで、顔を顰めている。だが、追う気はなさそうだ……。

62 <削除> :<削除>
<削除>

63 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/13(木) 19:24:51
>>60
>>61

なに、つまらんだと!!
セミのヨウチュウは、なんねんかんも、つちのなかですごすんだぞ!!
がんばってちじょうにでてきて、4じかんもかけてウカするんだ!!
ヨウチュウのせなかがわれて、
なかからシロっぽいセイチュウがでてくるところをみたコトがあるのか!?
セイメイのしんぴ、ちいさなウチュウ、みちなるロマンをかんじるだろう!!

――などと、2じかんほどかたりたくなったが、ウンがよかったな。
こんかいは、ゆるしてやろう。
まったく、いまどきのコドモはジョウチョってもんがうんぬんかんぬん。

「いやいや〜〜〜ドッキリどうがよりも、
 『なまドッキリ』のほうがオモシロイって!!
 さっきのあせったカオなんて、なかなかみごたえあったし??
 あ!!カメラかまえときゃよかった。しっぱいしっぱい」

サラッと流しつつ、厨房の会話にも耳を傾ける。
どうやら、ちょっとしたトラブルのようだ。
今は手が空いてるし、自分がくぬぎを追いかけるべきかとも思った。
しかし、サトリが行くなら彼女に任せた方がいいだろう。
そんな時に、電話が鳴った。

「あー、わかったわかった。いまでるから、そうせかすなって。
 え〜〜〜オホンオホン――よし」

相手に伝わるはずもないが、鳴り続ける電話に静止の声をかけつつ、
受話器に手を伸ばす。
同時に軽く咳払いして、喉の調子を整える。
それから電話に出る。

「――お待たせ致しました。こちらは『ひそひそ星の園』でございます。
 本日は、どのようなご用件でしょうか?」

思いっきり猫を被って、まるで受け付け嬢のような声色と物腰で対応する。
電話の向こうにいるのが、まさかこんなヤツとは夢にも思うまい。
やる意味?そんなこときくな!!

64 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/14(金) 04:54:33
>>61(GM)
>>63(夢見ヶ崎)

「……………………」

アオキをたしなめるべきかは悩ましいが、
実際くぬぎの話し方はここまでくると『困る』。

(とはいえくぬぎさんも、まだ子供。
 けれど、アオキさんもまだ子供。
 どちらかの個性が悪いとはしたくない)

大人相手ならくぬぎが悪いうえで、
アオキの『言い方も悪い』で済むが、
子供の話し方に『悪い』とは言いたくない。

(とはいえ――――くぬぎさんを放置すると不味い)

「アオキさん、貴女は料理を。
 私がくぬぎさんを見てきますわ」

        「美味しいカレーを期待してますわよ」

まずはくぬぎを追おう。
アオキには目の前の料理に集中してもらって、
とりあえずあまり思いつめないようにしてもらいたい。

65 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/14(金) 22:15:47
>>63(夢見ヶ崎PC)

 猫っ被りで、電話の対応をする貴方を。まつりが少々不気味なものを
見る目つきで眺めてるのを横目に、電話口から少々の間のあと
若い男らしき声が聞こえて来た。

 『……あれ? あの、おっさん。此処の園に今は園児と世話係の
学生ぐらいの子しかいねぇって言ってた筈だが。
 あー、そちら。園の事務の人ですか?
明日、金一って人に手伝い頼まれて。清掃と、あと台風が来る前に
補強の手伝いに来る者なんですがね。
 午前中には来ようと思うんですけど、そちらの希望に沿った時間に
来ようと考えてるのと、それと他に必要なものがあれば持ってきますが
何かいま現在で不足の物はあるでしょうか?』

 そう、青年らしい声の人物は聞いてきた。どうやら、金一と同行して
やって来るようだ。

 それと 事務室を横切る小さな影も目の端で捉えられた。

>>64(天雨PC)

 >アオキさん、貴女は料理を。
 >私がくぬぎさんを見てきますわ


 「……うん、頼むよ」

 アオキは、少々気落ちした声でカレーのほうに目線を戻す。

厨房を出ると、廊下を走る くぬぎの小さな背中が見える。
ある程度の速さを保ちつつ、園の出入り口に到着し。小さな手で扉を押し
外へと出ようとする所だ……。

66 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/14(金) 23:20:03
>>64
>>65

(どーよ??なかなかのモンでしょ??
 『オジョーサマ』じゃなくても、これくらいはできるってコト)

        フフッ

まつりの方を向いて、ニヤリと笑ってみせる。
さっきは、まつりに『面白いもの』を見せてもらった。
そのお返しに、今度はこっちが『面白いもの』を見せてあげよう。

「『金一さん』ですか。あの方は存じています。
 少し、そそっかしい所がありますからね」

別に不都合があるワケでもないが、すぐにバラすのは面白くない。
よって、このまま続行する。
ちなみに、演技の参考にしているのは他ならぬ『天雨サトリ』だ。

「かしこまりました。時間は、午前の内に来て下されば結構です。
 必要なものも、今は特にございません」

「電話があったことは、後でアルバイトの子達にも伝えておきます。
 何か要望が出れば、『金一さん』に連絡させていただきますね。
 その際は彼を通して、そちらにも連絡が行くと思いますので」

        チラッ

いけしゃあしゃあと言葉を続けながら、小さな人影を目撃した。
それがなくとも、厨房での会話を聴いていれば、
その人影がくぬぎであることは明白だ。
そちらはサトリが対応するようだし、とりあえずは任せる。
この電話が終わったら、遊戯室にいるはずのカンナの様子を見に行こう。
その後で、電話があったことをサトリに伝えに向かうつもりだ。

67 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/15(土) 00:33:23
>>65(GM)
>>66(夢見ヶ崎)

「くぬぎさん、どこに行きますの?」

後ろから声を掛ける。
今の今でアオキが、ならともかく、
特に何もしていない自分のことを、
すげなく無視するような子ではないだろう。

どちらにせよ、大人の歩幅で距離を詰める。
子供には子供の考えがあるだろうし、
無理やり力で捕まえるつもりはないが、
勝手に外に出て事故にでも会われたら不味い。

「お外に出るならお供させて頂戴。
 料理のけむりを吸い過ぎましたから、 
 少し外の空気を吸いたかったんですの」

        「――――お嫌かしら?」

はっきりした拒絶が無ければそのまま着いて行く。

今、無理やり連れ戻すよりは、様子を見守っておく方が良い。
連れ戻すにしても言葉が良いが、加熱した子供は簡単には冷めない。
そして喋り方は急には治らないし、アオキの気分も落ち着いていないはず。
であればお互い少し時間をおいて、頭を冷やすのがちょうどいい。

・・・ただし、敷地外に出ようとするとか森に行こうとするなら何としてでも止める。

68 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/15(土) 18:23:35
>>66(夢見ヶ崎PC)

「わかりました。それじゃあ、大体10時頃を目途に向かいます
おっさん……金一さん含めて三人で来所しますので宜しくお願いします」

pu tu- tu- tu-……

 まつり「見事な化けの皮でしたわねー」

まつりから、微妙な賞賛を受けつつ電話は切れた。明日の午前には
清掃と台風対策の男手が来るらしい。一先ず、女性陣だけで窓に戸板を
つける等の力仕事は無くなったようだ。

 通路で、サトリが横切っていくのが見える。

>>67(天雨PC)

 >お外に出るならお供させて頂戴。

「……」コクっ
 
 僅かに、目元に涙を貯め込みながら縦に少女は頷く。

「……ブランコ 乗る」

 そのまま、言葉通りに。最初にちゃんと姿を目にした時のように
ブランコへと向かうと、くぬぎはゆっくり漕ぎ始めた。

 「……きらきら お目め きらきら光る 髪の人♪

 まっくら空に 一番星つけて お月様の友達つくろう♫

    きらきら お目め きらきら光る 髪の人♪

 お空の星を輝かせて♫  ひとーつ ふたつ 夜明けまで……♬」


 何か不思議な調子の歌を くぬぎは口ずさみながらブランコを漕ぐ……。

69 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/15(土) 19:21:14
>>67
>>68

「はい、お待ちしています。こちらこそ、当日はよろしくお願いしますね。
 それでは、失礼します……」

    ――ガチャリ

「ふっふ〜〜〜ん。ザッとこんなモンよぉ〜〜〜。
 ダレがむこうにいるかわかんないんだから、
 デンワにでるときはチューイするんだぞ〜〜〜」

ちゃっかりと教育指導も行いつつ、視界にサトリの姿を認める。
とりあえず向かった先が分かっていればいい。
自分は後で行くことにする。

「さーて、いまごろカンナはなにをやってんのかなー??」

まずはカンナの様子を見るために遊戯室へ向かおう。
一応『聴覚』の移植も継続する。
アオキの性格だと独り言を言うことはなさそうなので、期待はできないが。

70 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/15(土) 22:55:27
>>68(GM)
>>69(夢見ヶ崎)

 スタ  スタ

くぬぎについてブランコの方に向かおう。
もし二つあったりするなら、自分も腰掛ける。

(……聞いた事のない歌ですわね。
 それに不思議な調子。海外の歌を、
 日本語に訳して歌っているとか……)

    (あるいはオリジナルかしら?
      きらきら光る『髪』の人……?)

調子もだが、歌詞も聞き覚えの無いものだ。
星月夜を想う歌なのだろうか――――

「お歌が……お好きなんですの?」

歌を遮らない程度に尋ねる。
パーソナリティを知る助けになるかもしれない。

71 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/16(日) 17:30:05
>>69(夢見ヶ崎PC)

 厨房からは、黙々と鍋でカレーを調理してると思われる音が
超感覚から捉えられる。遊戯室では、カンナが再度 服を脱いで
豹らしきスタンドを身に着けて、三転倒立やバク転などの新体操を
行っていた。まつりと一緒に部屋に入ると、運動を止めて近づく。

カンナ「お! ちょーど暇だったところだっ。
なんか御飯前に楽しいことやりたいぞ! なんかない?」

 適当に、カレーが出来るまで暇をつぶしたいようだ。

>>70(天雨PC)


「……まえに 夢でね……会った人が唄ってたの」

「優しそうにしてたけど…………たぶん こわいひと」

 天雨の問いかけに、静かに くぬぎは少し暗い顔つきで呟く。

「こわいひとだけど……お歌は いっしょに会うたびにコレだけは
教えてくれたの……いろんなことを解決できる おまじないの歌だって」

「歌ったら……みんなで仲良くできるかな」

 そう、天雨に顔を向けて少女は尋ねる。

72 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/16(日) 20:45:47
>>70
>>71

(もうなんもなさそーだな)

『ドクター・ブラインド』の『聴覚』を解除する。
そして、スタンド自体も解除する。
ずっと出しっぱなしにしているのも疲れる。

「ふっふーん、そういうときに『ちょうどいいゲーム』があるんだ〜〜〜。
 みんなで『カードゲーム』しようぜ!!『トランプ』ある??」

ここは遊戯室だし、トランプの一つや二つくらいあるだろう。
カンナとまつりと自分に、それぞれ『1〜5までのカード』を配る。
もしトランプが見当たらなければ、適当な紙に数字を書いて使えばいい。

「――『ルール』をせつめいしよう。
 いまくばったヤツが『てふだ』だよ。
 みんなでどうじにカードを『ば』にだして、すうじのおおきいヒトがかち」

「かったヒトは、『ば』にでてるカードをぜんぶとれる。
 とったカードは『てふだ』とはべつにおいておく。
 それを『5かい』くりかえして、
 いちばんたくさんカードをもってるヒトが『ゆうしょう』!!」

『戦争』と呼ばれているトランプゲームを自分なりにアレンジしたものだ。
ルールは単純だが、それなりに頭を使うゲームでもある。
たとえば、『1』に勝つために『5』を出してしまうのは明らかな損だ。
『1』に勝つためには『2』を出すのが最善ということになる。
このように、次に相手が出すカードを予想することが必要になるのだ。

二人がゲームに乗るなら、早速開始したい。
このゲームは、最初の内は予想が難しい。
自分は、まずは様子見で『3』を出すつもり。

73 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/16(日) 23:48:51
>>71(GM)
>>72(夢見ヶ崎)

(夢――――そういう能力の持ち主と考えるか、
 深層心理の記憶と考えるか。どちらにせよ、
 この歌がくぬぎさんにとって大事なのは間違いないけど)

(夢で会う『たび』というのが気になりますわね…………それより)

「ええ、そうですわね……仲良くできますわよ。
 けれど、歌う『だけ』では仲良くなれないでしょう。
 『おまじない』をしているだけじゃあ前には進めない。
 仮に絶対に当たる当たり付きのアイスがあっても、
 それを食べなきゃ『当たりの棒』は出ないでしょう?」

                 キィ…

ブランコを少し揺らす。

「おまじないは、自分のやるべきことを勇気で後押ししてくれるもの。
 歌うのは素敵だけれど――――みんなで歌うために、何かをしなくちゃあ」

ここで『出来るに違いない』と宣言するのは簡単だが、
くぬぎにはこれから十年以上の青春時代と、数十年の人生がある。

祈っていれば解決するよ、といってあとは助けてやるだけ。それは『だめだ』。
いくら『見ているだけの仕事』でも、そんなふうに育ててしまうのは『見てられない』。

74 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/17(月) 19:53:35
>>72-73(ALL)

 カンナ「へー、それじゃ私は ホイっと」

 まつり「中々知的な遊戯ですわね。……それと、トランプの他にも
面白いものを見つけましたわ」

 夢見ヶ崎は、ちょっと私用ルールを交えたトランプ遊戯に誘う。
カンナは『4』を出して、まつりは様子見で『2』と言う感じで……。
(勝敗の結果で、特に心象の悪化とかは考えてないので、順位は
好きに決めて貰って構わない)


>何かをしなくちゃあ

 一方、くぬぎの助言を天雨は行っていた。暫く、くぬぎは
ブランコを揺らして押し黙っていたが。短くも そうだねと言う
ニュアンスの呟きをしてから、ブランコを降りて園の入口に戻る。

 そのまま、彼女は何やら遊んでる三人へ気づき。入口から顔だけ出して
覗く感じで様子を伺う。(合流するなりして一緒に遊ぶのは自由)

 
 園児三人が思い思いに動いていて十数分。ある程度遊んだ頃合いに
アオキが少し大きめに厨房方面から告げた。

 「出来たから、受け取りに来てっ」

 カレーが出来上がったようだ。良い匂いが充満し始める……。

75 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/17(月) 22:13:06
>>73
>>74

「――ほほーう、そうくるか……。
 『いっかいせん』は『カンナのかち』だ……。
 さぁ、『ば』にでているカードをうけとりたまえ……」

     ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ……

(さいしょの『いって』……。
 これでふたりのケイコウがよめたぞ……!!
 カンナは、『つよいカードをさきにつかってしまうタイプ』……。
 はんたいにまつりは、『よわいカードからさばいていくタイプ』とみた……!!)

      ド ド ド ド ド ド ド ド ド

「それでは、『にかいせん』をはじめよう……。
 ……じゅんびはいいかね?――『オープン』ッ!!」

(おそらく、つぎにカンナがだしてくるのは『5』のカード!!
 ならば、わたしは『1』をだすッ!!
 よそうがただしければ、まつりのカードは『1』か『3』……)
 つまり、『にかいせん』も『カンナがかつ』……。
 しかし!!カンナのしょうりは『そこまで』だッ!!)

       バァァァァァァ――――ンッ!!

(はるかに『かくした』のカードあいてに、
 『さいきょう』のカードをうしなったカンナのかちは、そこで『ストップ』するッ!!
 フフフフフ……コレこそが『ゆめみがさき』の『せんりゃく』……!!
 『さいごにかつ』のは――この『アリス』だ!!)

――とかなんとかやってあそんでた。

いか、『さいしゅうけっか』をはっぴょうします。

いちい:まつり
にい:ゆめみがさき
さんい:カンナ

「――カンナのうごきにきをとられて、はんだんをミスってしまった……!!
 まさか、あのきょくめんでハッタリをかますとは……まつりちゃん、やるな!!
 ゆうしょう、おめでとー!!ハイ、はくしゅ〜〜〜!!」

カンナと一緒に、優勝したまつりに拍手を送ろう。
その途中で、くぬぎに気付いて、五人で第二ゲームをやったかもしれない。
しばらくして、アオキの声が聞こえてきて、顔を上げる。

「あ、もう??はやいなー。
 わかった〜〜〜!!いま、いくから〜〜〜!!」

返事をしつつ立ち上がり、子供達と厨房へ向かおう。
その道中で、サトリに話しかける。

「サトリちゃん、どんなカレーだとおもう??
 わたしは、あまくちでヨーグルトがはいってるとおもうな。
 ただの『カン』だけど」

まぁ、ホントは『カン』じゃないことはすぐバレるだろう。
それから、だいじなコトがひとつあった。

「あ、そうそう。
 あしたごぜん10じごろに、そうじとかもろもろのヒトたちがくるんだって。
 で、なんかひつようなモノとかないかってきかれたけど、なんかある??」

76 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/17(月) 23:24:07
>>74(GM)
>>75(夢見ヶ崎)

「何か思い付いたら私におっしゃいなさい。
 手伝える事なら手伝ってさしあげますから……」

あまり無責任なことはしたくないので、
そこは伝えておく。やるかどうかは自由意志に任せるが。

     ・・・
             ・・・ 
                      ・・・

    「――――あら!出来ましたのね。
     それじゃあ参りましょうか、皆さん」

自分の手札を山札に混ぜてしまって立ち上がる。

「――――私もそんな気がしていますわ。
 私、一番良いと思う所に賭けるタイプなので」

     (この場合『一番悪い』なんてありませんもの)

               「……?」

「ヒト『たち』? イサゴさんは金一とやら一人のような口ぶりだったけれど、
 その彼が孫請けで別の誰かを雇った……という認識でよろしかったかしら?」

            「『金一』から、そう連絡がありましたの?」

夢見ヶ崎の言葉には一抹の疑問が生まれる。
まあこの規模の施設の掃除だし、一人で全部やるのは厳しいのは分かるが、
もし仮にその男自身からは何の連絡も無いなら流石に『社会人』としておかしい。

「ま、必要な物は特に思いつきませんけれど。
 食べ物の備蓄も、あれだけあれば流石に十分でしょうし」

77 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/18(火) 20:45:51
>>75-76(ALL)

トランプ遊びは中々白熱の盛り上がりとなった。
 軍配は子供達に上がったようだが、誰々が勝ったから有頂天に
なったり機嫌が悪くもなりはしない。少しは、悔しいかなーと
感想は呟かれるだろうが、美味しい御飯を食べれば収まる範囲だ。

『金一』から、他の手伝いが来る連絡が来ない事に天雨は疑問を述べる。
 元々彼女には預かり知らぬからして、男の素性や性格を知らないから
ズボラ故に連絡しないのか、または何か悪意あって隠してる可能性だって
もしかすれば有り得る。ただ、悪意があるとして何を目的にするかだ。


 厨房へ向かうと、幾つかの鍋から湯気が立ち昇っており
カレーの匂いが強烈に立ち籠っている。

 カンナと夢見ヶ崎が要望したチキンカレー、まつりの海産物を
のせられたカレー。天雨のシーフドに、くぬぎのヨーグルト入り
甘口カレーも出来ている。


アオキ「明日の朝の分までは有るからね」

 一日寝かせたカレーは美味しいと言うし、スタンドで自動的に
作れるとして、使うのは自分の肉体。今日作り置きすれば朝食での
手間暇も掛からない事を考えれば良い判断とも言える。

アオキ「それじゃあ、飲み物は好きに注いでね」

 そう言って、彼女は皆の横を通り過ぎて出て行こうとする。

? 夕飯は食べないつもりだろうか……。

78 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/18(火) 23:49:34
>>76
>>77

「ちょっとまえに、じむしつにデンワがかかってきたんだ。
 『キンイチ』のなまえをだしてたから、
 たぶんアイツにたのまれたんじゃない??
 くわしくはわかんないけど」

「まぁ、そそっかしいヤツだし。
 だから、ジブンからはレンラクいれてないのかも。
 そんなんだからウダツがあがらないんだなぁ」

そう言いつつ、自分のスマホを見てみる。
ひょっとすると、連絡が来てるかもしれない。
まぁ、期待してないけど。
ついでに、こっちから確かめてやろう。
以下の文面で金一にメールを送る。

『明日、午前10時頃、三人で来るってこと忘れずに』

      ピッ

送信を済ませたら厨房に入る。
そして、出来上がった数種類のカレーを見た。
内心『頑張りすぎだろ』と思ったが、それを顔には出さない。

「おー、ウマそうだ!!よし、もってくぞ!!」

これは正直な感想だ。
しかし、そこでアオキの行動に疑問を感じる。
まったく『キョーチョーセー』のないやつだなぁ。

これは一人で食べたいのか?
それとも食欲がないのか?
なんにせよ、何か理由があるのは確かだ。

「コレはカンナとわたし、こっちはまつりちゃん。
 アレはサトリちゃんで、そっちはくぬぎちゃん」

「――で、『アオキのぶん』はドレだっけ??」

指差して言いながら、キョロキョロと視線を動かす。
実際に探しているワケではない。
立ち去ろうとしている理由を間接的に聞くためだ。

79 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/19(水) 02:59:11
>>77(GM)
>>78(夢見ヶ崎)

「私、貴女にならこういう事を言っていいと考えてるけれど、
 ……私はその『人たち』とやらのことを少し警戒していますの。
 いえ、『金一』のことも警戒していると言っていいでしょう。
 この場所は少し繊細過ぎるから……考えすぎなら、良いのだけれど」

懸念を話せる相手は貴重だ。

とりあえず金一への確認は夢見ヶ崎に任せておく。
その男が話を知っているならダメな大人というだけだが、
もし『そんな事は聞いていない』とでも言い出したら?
あるいは返信が無ければ――この箱庭では些細な悪意すら危険に繋がる。

兎も角、今はカレーを食べるのだが。

(アオキさんは――――流石に気まずいのかしら?
 無理してでもここで食べろとは流石に言いづらいし、
 ここは夢見ヶ崎さんの流れに乗るのがいいでしょう。
 私がすべきなのは……食べない理由わけをちゃんと言える、
 自然な逃げ場を用意する事かしらね。無言で去らせるのは不味い)

流石に残された子供三人が気まずいだろうし夢見ヶ崎を止めない。
が、一緒になってアオキを呼び止めるのは彼女に厳しすぎる気はする。

「お皿はこの大きさでよろしかったかしら?
 皆様、手に持つのはスプーンでよろしいですわよね?」

アオキが答えに窮するか、空気が険悪になりそうになってから口出ししよう。
今は何も言わない理由付けとして、全員分の食器を用意しておく。『6セット』だ。

80 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/19(水) 21:39:45
>>78(夢見ヶ崎PC)

 貴方は金一にメールする。すると、ショートメールで
返信が少しして表示される。

 『おう 宜しくな』

…………簡潔な内容から、ズバリ 件の要らぬ懐疑を呼び起こした
駄目男が、真に駄目男である事を貴方は理解出来た。

 >『アオキのぶん』はドレだっけ?

その言葉に、アオキはピタッと厨房出入口で立ち止まり。少しだけ
顔を顰めて振り返った……。

>>79(天雨PC)

貴方は、胸の中に浮かぶ不安を吐露する。まぁ、今しがた
夢見ヶ崎のスマホから鳴り響いた返信が次の段階で。金一と言う
ウダツの上がらないマダオがマダオなだけだったと理解するだろう。

アオキを含めた全員の食器を用意する。言葉に対して
カンナとまつりは、元気よくYESの答えが返された。


>>ALL

アオキ「……さっきの事は 御免」

そう、くぬぎへと視線を軽く向け。顔を俯いて彼女は謝罪を小声で口にした。

アオキ「…………私 やっぱ。人と一緒にいても
嫌な気分にさせるだけだよ。能力だって、良いもんじゃないし。
 だから、御飯は後で一人で食べる」

 くぬぎとの件が、彼女にとっては深く陰鬱になる要因になってるらしい。
このまま食事は一人ですると告げるが。このままでは、より彼女と
三人の園児達の溝が深まるばかりだ……。

81 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/19(水) 23:02:53
>>79
>>80

こうして、金一と彼が雇ったらしい二人に対する疑いは、
見事に晴れたのだった……。

           《 The End 》

――いや、ちがうな!!
なぜなら、もうひとつの『ふあんようそ』があるからだ!!
あのボケナスの『ひんのなさ』は、
コドモたちに『あくえいきょう』をあたえかねないぞ!!

心の中で、ひそかに『ある決意』を固める。
まぁ、今はあのアホのコトなんかどうでもいい。
それよりも――。

「………………」

アオキの言葉を耳にして、キョトンとした顔をしてみせる。
アオキとくぬぎの一件は、厨房にいなかった自分には分からなかったはずだ。
それを知っているのは、こっそり『聴いていた』からなのだから。

今ここで自分が口出しするのは不自然に思われてしまう可能性がある。
だから、呆気に取られたフリをした――ワケではなかった。
実のところ、本当の意味でキョトンとしていた。

(……おもったよりも、あのコトきにしてたんだなー。
 なんだかんだいって、やっぱりアオキもトシゴロのコドモってコトか……。
 かわいいトコあるじゃん)

とりあえず自分は黙る。
あの場にいなかった自分が先に口を出すのは、やはり変な感じだ。
ここは、実際に現場にいたサトリの判断に任せよう。
自分は、そのフォローをすればいい。
あと、後押しとか必要になった時に備えて、
さりげなくくぬぎの側に移動しておく。

82 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/19(水) 23:49:46
>>80(GM)
>>81(夢見ヶ崎)

「………………」

(最悪じゃあないけれど、ここまでダメな男なんですのね……!
 この組織に一般的な企業のような『型にはまった常識』が無いのは、
 あの運転手『杉夜』から何となく察せたけれど……これは覚悟すべきかしらね)

最悪の事態である『悪意がある何か』は無いようだが、
これはこれで不安要素だ。知り合いの夢見ヶ崎相手だからこの態度で、
知らない自分や子供達相手にはもう少し『考えて動ける』なら良いのだが・・・

そうではない場合は彼らをあまり長く施設に留まらせたり、
子供達とは積極的に交流させないようなない考えも必要か。
少なくとも『台風で帰れなくなり一つ屋根の下』は厳しそうな相手だ。

            ・・・ともかく。


「アオキさん」

「貴女がもし、『自分が』気まずいから後で1人で食べたいのなら……好きになさい、と。
 私はそう言ったでしょう。貴女が無理をしてまで一緒に食べる必要はありませんもの。
 それで、『後』になって1人で食べるのが嫌になったらこっそり私をお呼びなさいと」

              「そう言ったでしょうけれどね」

(きちんと『謝罪』はしているし、物に当たったりもしないし)

           「けれどね」

      (アオキさんが悪いような空気にすべきではない)

「貴女は今、『人が嫌がるから』、だから後で一人で食べると言いましたわよね。
 もし『皆のために』放っておいて欲しいなら、それは大きな間違いでしてよ。
 私は『皆のために』貴女を引き止めます。当然、その皆にはこの私も含まれていますわ」

「少なくとも私は貴女と食卓を囲むのを嫌だとは思わないし、
 貴女のスタンド能力で作られたこのカレーを喜んで食べますから」

             「それは――――きっと、私だけじゃあないでしょう?」

視線を夢見ヶ崎、カンナ、まつり、そして最後に『くぬぎ』に向ける。

自分1人だけが『そんな事はないから一緒に食べよう』と言っても、
現にくぬぎとアオキは嫌な思いをしていて、自分は部外者である。
重要なのは『くぬぎの口から否定する』事で、自分はお膳立てをする。
アオキの言葉で恐らく静まり返る場を、情感を込めた本音で暖め直し、発現しやすくする。

――それはすなわち。まつりやカンナ、そして誰よりくぬぎを信じる事にはなるが、彼女らの『援護』を期待する事だ。

83 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/20(木) 22:34:00
>>81-82(ALL)

駄目な大人(金一)の事より、今の状況で重要なのは『アオキ』だ。

夢見ヶ崎は、何時でも手を差し伸べられるように静観しつつ
天雨は言葉を投げかけて、園児達三人にも意識を向ける。

カンナ「? べつに、カンナは一緒で食べても嫌がらないぞ」

まつり「くぬぎさんと、喧嘩でもしたんですの?
ちゃんと謝ってるのですし、わたくしは気にしませんわよ!
 たけとりの令嬢として、罪を憎んで人を憎まずですわっ」

外野の二人のフォローを受けつつ、くぬぎはアオキの言葉を
吟味するように少し硬直してから。おずおずとアオキに近寄る。

くぬぎ「…………わたしも、ごめん ね。上手く しゃべれ なくて」

くぬぎ「……一緒に、あした。みんなで 花火 しよう?」

アオキ「っ! ……うんっ、一緒にやろう」

 ギュッ……!

仲直りの握手が、アオキ くぬぎの間でなされた。
 先ほどまでの蟠りが 一気に解消される音が聞こえた気がした。



…………。


カンナ「このカレー めっちゃうめー!」

まつり「ふーっ! ちょっとだけ感じる辛みと牡蠣が上手く調和されてますわ
我が家の専属シェフに、大人になった時に来て貰いたい腕前ですわね!」

昼のピザはともかく。このカレーの腕前は『プロレベル』だ。
 『サバジオス』の技量が、そう成すからだろう。

くぬぎも、無言であるが食べ進めるスピードが美味しさを暗に表現してる。

アオキ「みんなが満足してくれるなら。良かったよ……」

少し照れくさそうに、はにかんでいるアオキは軽く耳朶を撫でて答える。
 段々と、彼女も皆の輪に溶け込んでいるようだ。

まつり「夕食が終わったら、先程のトランプ以外で見つけた
面白いもので勝負しませんこと?」

 唐突に、まつりはカレーを半分ほど食べ進めて宣言する。
いったい何を始める気だろうか。

84 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/20(木) 23:25:17
>>82
>>83

めでたしめでたし――。
ここでエンドクレジットがながれれば『ハッピーエンド』だろう。
だけど、わたしはさらにうえをめざす。
まだまだこんなもんじゃおわらないぞ!!
てにいれるのは『しんのハッピーエンド』だ!!

     「――しょくよくをそそるほうじゅんなかおり」

  「まるでシルクをおもわせる、きめこまやかなしたざわり――」

      「どこまでもおくぶかく、コクのあるあじわい――」

         「つまり、『このカレー』は――」

             「 『 う ま い 』 」

わざわざ『超感覚』を使って無駄に細かく分析した末に、
あまりにもシンプルな結論を下した。
『アオキ』という『一人の少女』が、
自分たちのために作ってくれた料理の味を表現するのは、
その一言だけで十分だろう。
とてもうまかったのでスプーンが止まらず、すぐに完食してしまった。

「――おかわり!!」

そして、二皿目に取り掛かる。
頭の中では、『今なら、もう一皿いけるな』とか考えていた。
自重しようと思ってはいるが、
時と場合によっては実行しかねないかもしれない。

「その『しょうぶ』、のったッ!!こんどは、わたしがかつッ!!」

     ビシィッ!!

右手の親指を立て、その先を自分に向ける。
内容を聞いていないが、そんなことは気にしない。
何か分からないが、『面白いもの』なら歓迎だ。

85 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/21(金) 04:04:16
>>83(GM)
>>84(夢見ヶ崎)

(――――これにて一件落着、と行けばいいのだけれど)

             フゥ

内心胸を撫でおろす。
上手く行ってよかった。が、次が無いとも限らない。
まつりとカンナ、まつりとアオキ、カンナとアオキ、
あるいはくぬぎと他の二人……そして明日くる大人たち。

(人間の性根はそう簡単には変わらない。
 それが『個性』で『多様性』ゆえに尊重すべき。
 だからこそ……『衝突』しないように考えなくてはね)

(……まつりさんは世俗の『粗野な人』と接した経験値はあるのかしら?
 こうして一人で託児施設に預けられてるなら、極端な箱入りではないにせよ)

             (……そもそも、どういう人が来るのかにもよりますわね)

天羽サトリは、そういう他者を『見下ろす』考え方をする。
侮っているのではなく、『悪い方に動いても仕方ない』と思う。
そして、その中でも自分だけはそうはならないように――高く立つ。

まあ、今はそんな事よりカレーを食べるのだが。

「素晴らしい。シーフードがただ入ってるだけじゃありませんわね。
 私こういうカレーが好きなんですのよ。……? トランプ以外のゲーム?」

「どうせ時間もあるし、よろしくってよ。危険なものじゃあなければですけれど」

長く講釈を垂れそうになったが、夢見ヶ崎の簡潔な感想で思いとどまる。
それから――まつりの唐突な提案も、理由だ。いったい何をしようというのだろうか?

86 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/21(金) 22:57:36
>>84-85(ALL)

夢見ヶ崎は、収束しあい結末にてなされるであろう
『ハッピーエンド』に想いを馳せ。
天雨は、明日の来訪者に対し幾つか憂いを持って。

両者心境は違えどカレーに舌鼓をうつ。

まつり「やるのは『キャット&チョコレート』ですわ!」

カンナ「きゃ……なんだ、それ?」

まつりは、トランプのようなカードを高く掲げる。
 そして簡単な説明を全員にし始める。
(※詳しいルールについては、ネットにて見て下さい)

まつり「私たち三人と、アオキさん含めた
明日美さまとサトリさまの三人のチームで優秀な答えを
三回戦のうち、2ポイント先にとったほうの勝ちですわ!
 なお、この竹取まつりの独自ルールも加えての勝負!
優勝したチームには、厨房で見つけた。この!」

 ドンッ

まつり「……期間限定! 星見町クーポン券
10000円分を賭けて勝負ですわあああ!」

カンナ「いええええええええええぇぇいっっ!!」

園児たち三人は、クーポンをかけて勝負を挑んできた。

まつり「まぁ、行き成り本番は厳しいと思うので
チュートリアルですわ。
『貴方がたはワインの保管庫に入った。だが、入ったと同時に
扉は閉められてしまった!』
 この状況を切り抜くのに使用できるアイテムは『二つ』ですわ!」

夢見ヶ崎
『かばん』『自己啓発本』『チョコレート』
天雨
『ズボン』『チェーンソー』『札束』

まつり「なお、自分のスタンド能力込みでの回答もオッケーですわ!
これが独自ルールですの!」


 どうやら、ちょっとした大喜利のようなゲームらしい…。

87 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/22(土) 00:09:58
>>85
>>86

「ほうほう、おもしろそうじゃん。やろーぜ、みんな!!
 ところで、『しょうひん』はさんにんでやまわけってコトでいいの??」

もらったら、新しいネイル用品でも買おう。
ちょっとお高めのヤツに手を伸ばすか?
それとも普段から使ってるヤツをドッサリ買うか?

「いやぁ〜〜〜まようなぁ〜〜〜」

頭の中で皮算用をしつつ、頭を働かせる。
二つということは、パターンは三つしかない。
『カバン』と『本』、『チョコ』と『カバン』、『本』と『チョコ』だ。
だけど、どれもこれも、ろくなもんがねーな!!
『二つ』と言われたので『ワイン』は使わない方向で考えよう。

「よし、わかった!!
 チョコをつまみながらワインでイッパイやって、
 『だっしゅつにせいこうしたユメ』をみる!!」

「――ってのは、かるいジョークで……」

「ホンをカバンにいれてグルグルふりまわしてからドアにたたきつける!!
 あ、『わたし』がじゃなくて。
 なんかいもたたきつけてハデなおとをだして、
 なかにダレかいるコトをソトにしらせる!!」

「または、ホンをやぶいてチョコで『ヘルプミー』ってかいて、
 ドアのスキマからソトにだす!!」

「――まぁ、わたしのは2ばんめのヤツでいいよ。
 くそ!!われながら、これじゃあダッシュツできるきがしねえ!!
 サトリちゃん、ヘルプミー!!」

張り切りすぎて合計で三つも答えてしまったが、
コレはチュートリアルってコトだし。
もちろん本番は一つしか答えないつもりだ。
そして、これはチーム戦。
自分がポイントを稼げなくても、他にも仲間はいる。
大きな期待を込めた眼差しを向けながら、サトリの解答を待つ。

88 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/22(土) 01:36:43
>>86(GM)
>>87(夢見ヶ崎)

「確か――――自主製作のテーブルゲームですわね。
 よろしくてよ、そういう『発想』ゲームは私の得意分野」

                   スゥ

      「私の答えは……」

期待の視線に指を立てる。

「使うのは『札束』と『チェーンソー』で良いでしょう。
 扉をチェーンソーで切り開く。シンプルで良い。それに、
 現代のワインセラーなら電気が通じていないとは思えない」

言葉に迷いは作らず、決まった事のように話す。
前提条件の後出しは、ゲームとして『しづらい』。
だからこそ今見えている条件を有効活用する。

「ただ貴女がた、と言っているのですから人は複数いる。
 その状態でチェーンソーを手に取れば……つまり、
 チェーンソーで脱出する前に札束で懐柔しなくては、
 武器を持っている私を恐れて犯行が起きかねませんわね」

(脱出とチェーンソーは相性が良すぎて逆に難しいですわね。
 サバイバルを出来るようなアイテムがあればよかったのだけれど)

と、つらつらと述べ終えて口を閉じる。
間違いかもしれないが、チュートリアルなら問題は無い。

それと――――賞品のクーポンにはコメントしないでおく。
山分けにするのが面倒な額だし、アオキから夢見ヶ崎が欲しがるならそれがいい。

89 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/22(土) 23:27:59
>>87-88(ALL)

まつり「あ! クーポンは三万円ぶんあるので。
一人一万相当のクーポンは配れますわよ!」

付け加えた賞金の配当額と共に、チュートリアルがなされる。

アオキ「私のアイテムは『傘』『コート』『ナイフ』だったから……。
まず『コート』で暖をとりつつ、ナイフは十徳ナイフだったので
サバジオスの能力込みでナイフを扱い施錠を解除して脱出するかな」

まつり「うんうん! good! ですわ!
じゃあ本番をいきますわよ!」

  

キャット&チョコレート
『地下室へ降りる。そこは広い墓地だ
大量のグール(食屍鬼)が地面から這い出てきた。
貴方は奥にある宝を取らなくてはいけない……』

夢見ヶ崎『携帯電話』 『猫』 『ライター』

天雨『液体の入ったビン』 『コイン』 『スーツケース』

まつり「最初からハード! 使うアイテムは三つ全部ですわ!

尚、アオキのアイテムは『拳銃』 『油』 『オルゴール』だ・・・。

90 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/23(日) 21:49:11
>>88

「ふむふむ、あらかじめ『ゲンナマ』をチラつかせるとはぬかりがない……。
 さすが、オジョーサマだ!!サトリちゃん、やるな!!」

「ほうほう、いわゆるピッキングですな。
 わたしも『ヘアピン』でガッコーの『ロッカー』あけたコトあったなぁ〜〜〜。
 このちょうしで、ウチらが『しょうひん』ゲットするぞ!!」

大きく頷きながら、サトリとアオキの答えに同意した。
二人とも、自分よりも良い答えだったと思う。
っていうか、わたしだけダッシュツできてないぞ!!
おいていかれてしまった!!
こうなったら、あびるほどワインのんでゲンジツトウヒするしかねーな!!

まぁ、二人だけに任せるつもりはない。
自分は自分の考えでやってみることにする。
その結果、『こうなった』のだった。

91 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/23(日) 21:49:48
>>89

『 ALICE IN THE DEAD LAND (邦題:死霊の国のアリス) 』
          
                                   《PG12指定》

こんどの『アリス』のぼうけんのぶたいは、
ちにうえたグールたちがはいかいする、
おそるべき『シリョウのクニ』だった!?
アリスは、あいぼうのネコ『チェシャ』とともに、
おそいくるグールのむれをかわし、
セカイをすくうチカラをもつ『イニシエのオーブ』をおいもとめる。
どとうのおおたちまわりのすえ、
アリスたちは『オーブ』がふういんされている『ちかぼち』――
つうしょう『グールのす』にあしをふみいれる……!!

「アリス、入れたはいいけど、これからどうする気だい?
 このままじゃ、ボクらはグールのオヤツにされて、
 アタマからバリバリ食べられてしまうよ」

「ここまでくれば『オーブ』はめのまえ……
 よし、まずはあわてずに『もちものかくにん』からだ。
 どんなしなものだろうと、そこに『きてん』があわされば、
 そのいりょくは『すうじゅうばい』にもなるという!!」

「アリスの言うことはアテにならないからなぁ。
 明日、『隕石が地球に落ちて人類が滅亡する』って話の方が、
 まだ信じられる気がするよ。
 で――今あるのは、『ライター』と『携帯電話』だけみたいだ」

「いや、もうひとつあるぞ。とうだいもとくらし。そう、それは『ネコ』だ!!」

「マジに血も涙もないな……。グールが驚くレベルだよ。
 一応相棒なんだから、
 もうちょっと優しくしたってバチは当たらないと思うけど……」

「まぁまぁ、それくらい『しんらい』してるってコトさ!!
 『オーブ』、まってろよ……。
 もうすぐオマエを『アリス』のモノにしてやる!!」

まず、墓石に身を隠し、音量最大にして『携帯』のアラームをセットする。
そして、その携帯を別の墓石の陰に投げ入れる。
それから、相棒の『チェシャ』もとい『ネコ』を囮にして、
グールの群れを片側に引きつける。

その反対側には、さっき投げた『携帯』が落ちている。
そのアラーム音によって、『ネコ』に釣られなかったグールを誘導する。
こうすることで、真ん中を手薄にする。

      ドギュンッ!!

『ドクター・ブラインド』を発現し、『ライター』を持たせる。
あとは、『ドクター』を正面に立たせてグールどもを突っ切る!!
わがあいぼう『チェシャ』よ、キミのコトはわすれない……!!

「どけどけ!!ちかよってくるヤツから『がんめん』に『ほうか』するぞ!!」

近付いてくるグールの顔を、片っ端からライターで焼く。
『ドクター』のスピードと精密さ、そして『超感覚』を駆使すればたやすい。
五感で獲物を追ってるなら、それを使えなくしてやる。
感覚を喪失した隙に、正面から蹴りを入れて突き飛ばして後ろに倒す。
そして、ドミノ倒し』みたいにどんどん転倒させていく。

   「うおぉぉぉ〜〜〜ッ!!」

                バシッ

                   「――とったッ!!」

「『アリス』!!こっちは、もう限界だ!!『オーブ』はまだかい!?」

「おお、『チェシャ』!!ぶじだったか!!しんぱいしてたぞ!!
 このとおり、みごと『オーブ』はゲットしてきたぜ!!」

「相棒を囮に使っておいて、よく言うよ……。
 『ボクが実はネコじゃなかった』っていう話と同じくらい信じられるね。
 とにかく……今は脱出しよう!」

          (中略)

かくして、『古のオーブ』の力で『死霊の国』は救われた。
しかし、『アリス』の冒険に終わりはない。
生まれ変わった『死霊の国』を後にし、『アリス』は『チェシャ』と共に、
次なる冒険の舞台に旅立つのだった……。

92 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/24(月) 04:32:58
>>89(GM)
>>90-91(夢見ヶ崎)

クーポンに関してはこれで安心というわけだ。

「十得ナイフとは考えましたわね、アオキさん。
 一見使い道のない道具でも可能性はある、か」

「それにしてもさすが、想像力が豊かですわね……夢見ヶ崎さんは」

言ってから煽りっぽい気がしたが、本音は中々配慮を噛ませ辛い。

(私もそういうクリエイティビティのようなものを持つべきかしら?
 持とうとして持てる物かは分からないけど、無理という事はないでしょう)

自分もストーリー仕立てにしようとも考える。
が、少し考えると――――それは今の誉め言葉を台無しにする気がした。

(参考にするとしても次から、今やると『私もそれくらい出来る』のような、
 本音とかけ離れた『アピール』だと思われてしまう可能性がありますもの)

               (……そう、本音とは離れていること。
                プライドの為に『勝つ』必要はない。
                彼女が優っている事は既に知っているから、
                それを評価し、あえて挑まないのも一つの一流)

上手く行く前提みたいな考え方だが、
失敗する前提というのも変な話だ。
他人絡みや未知の場所、初挑戦の物事なら下限を想定して然るべき。
だが天羽サトリ一人で完結する事象であれば『自信』を持って挑めばいい。

夢見ヶ崎が自分より圧倒的に優れているのは『想像』や『発想』、
そして『気安さ』『親しみやすさ』といった部分だと考える。
そこで無理に勝負をする必要はないと理性でしっかり確認する。

「なら、私は――――まず、液体を頭から被りますわ。
 食屍鬼の存在が噂される地に来る私は当然、『聖水』を持ち込んでいる」

(問題はコインとスーツケースだけれど――――後者が厄介ですわね。
 中身まで勝手に指定してしまうのは、ゲームとしていかがなものでしょう)

           (それなら)

「それだけでは不安ですから、コインを遠くの壁に投げ当てますわ。
 彼らは音や光る物に反応する。盗掘者を妨げる番人なら当然の性質。
 その隙に宝がある場所まで近づき――――スーツケースの中に宝を入れる」

「スーツケースは空。地上に出た時に宝を怪しまれず運ぶための物でしたけど……
 コインを使った時に、ゾンビの特性を把握できたのは重畳でしたわね。
 光る物に反応して宝を盗んだ物を攻撃するグール達は、これで見つけられなくなる」

                 「これで3つ。いかがかしら?」

93 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/25(火) 21:19:26
>>91-92(ALL) (レス遅れ失礼しました)

夢見ヶ崎こと、『アリス』は『携帯電話』での攪乱
ドクター・ブラインドと『ライター』のコンボでグールを撃退しつつ
相棒の『猫(チェシャ)』との共同作業で宝をget!

天雨は財宝を衆人の目に晒さないようケースを上手く使い。
さらに『液体入り瓶』を聖水として扱い、コインをグール誘導に使った。
見事に、こちらも財宝getだ!


まつり「んっん〜〜! トレビアンっですわ!
二人共good!」

アオキ「私は、アイテムが使いやすかったから。
油を撒いてグールの足取りを乱しつつ『オルゴール』で一か所に纏める。
サバジオスで精度がプロとなった『拳銃』でグールを一網打尽。
安全になってから財宝をgetかな」

年長者チームの回答は最初から順調だ!

描写は省くが年少チームのキャット&チョコレートも中々優秀だったが
年長者チームに最初が軍配上がった。
(※特に重要性はないので。余りに問題に対し回答がGMにとって
違和感を抱く内容でない限り、PCチームが勝つ進行です)

カンナ「うーんっ、最初はそっちの勝ちが。
えーっと、次の問題だぞ!」

君は 魔法陣のある部屋に到着した。魔法陣の中から邪悪なる存在が
召喚され、部屋の中にいる君へ襲い掛かるだろう!

使用アイテムは、今回も『三つ』だ!

夢見ヶ崎 『鏡』 『仮面』 『ダイナマイト』

天雨『口紅』 『スプレー』 『ロープ』

94 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/26(水) 00:27:23
>>92

「いやいやいやいやいやいやぁ〜〜〜」

サトリに褒められて、少し照れたように頭をかく。
今のように視力がなかった頃は、何かと想像を働かせることが多かった。
だから、色々なことを空想するのは昔から好きだった覚えがある。

「『ちてきでクールなおんな』をえんしゅつしても、すぐボロがでそうだし。
 いや、ひょっとすると、もうておくれか??
 それに、わたしにはサトリちゃんのマネできないしさ」

まだ出会って間もない間柄ではあるが、これまでの関わりの中で、
『天雨サトリ』がどういう人間なのかは、
ある程度分かっているつもりだった。
彼女は『落ち着いた態度』と『論理的な思考』の持ち主だ。
冷静沈着な彼女だからこそ、
このゲームの中でも『理路整然とした答え』を弾き出してくれるだろう。

自分が同じことをやろうとしても、自信はあまりない。
なので、自分は場を盛り上げる役割に徹することにした。
そういう人間が一人くらい混じっていた方が、
楽しい雰囲気作りには都合がいい。

実際は、単に自分がやりたかっただけというのもある。
サトリという『しっかりした後ろ盾』があるからこそ、
自分は思いっきり自由に振舞える。
もし自分一人だけだったらできなかったかもしれない。

95 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/26(水) 00:29:14
>>93

『ALICE IN THE LAND OF CHAOS(邦題:混沌の国のアリス)』

                      《映像特典付きディレクターズカット版》

『シリョウのクニ』をあとにした『アリス』と『チェシャ』は、
『ヤミのまじゅつし』にしはいされた『こんとんのクニ』におりたった!!
もとは『ちつじょのクニ』であったが、
あるときあらわれた『ヤミのまじゅつし』によってだいちはコウハイし、
ヒトビトのココロはみだれ、キョウボウなモンスターたちがばっこする、
『こんとんのクニ』にかわりはててしまったのだという。
むらのちょうろうからふるい『いいつたえ』をきいた『アリス』と『チェシャ』は、
ちつじょをつかさどる『ヒカリのせいれい』のチカラをかり、
『ヤミのまじゅつし』とそうぜつな『まじゅつがっせん』をくりひろげたすえ、
ついに『ヤミのまじゅつし』をうちたおすことにセイコウしたのだが……!?

「ぐッ……私を倒して勝ったつもりでいるのか?
 この身が滅びても、我が力が費えることはない!
 守ろうとした世界の終焉を――その目で見届けるがいい!!」

        グラリ……
                ドサッ……

「ふぅ〜〜〜ッ、かったッ!!
 さすがのアリスも、こんどばかりはヤバかったな……!!
 きょうてきリストのベスト5にはいるくらい、てごわいあいてだったぜ……」

「勝てたのはいいけど……あいつの言い残したことが気になるな。
 アリス、まだ何かありそうだよ。気を抜かないようにね」

「まったくチェシャは、しんぱいしょうだなぁ。
 あんまりしんぱいしすぎてると、アタマのけがぬけるぞ。
 だいじょうぶだって。ほら、もうゼンゼンうごかないし。
 これで、ゼンブもとどおりに……」

「アリス!あいつの後ろに『魔方陣』がある!
 きっと、やられる前に仕掛けておいたんだ!」

「ハッ!?し、しまった!!いそいでこわさなければ!!」

しかし、かんいっぱつでまにあわなかった!!
『ヤミのまじゅつし』がさいごにのこした『マホウジン』がはつどうし、
きょうだいなアクマ――『こんとんのけしん』がすがたをあらわす……!!
『こんとんのけしん』は、そのりょうめをブキミにかがやかせ、
しっこくの『こうせん』をはなってきた!!

「いまこそ、コレをつかうとき!!
 『さんしゅのジンギ』のひとつ――『セイレイのカガミ』!!」

『カガミ』を盾のように掲げ、放たれた光線を反射する。
はね返された『漆黒の光線』は『混沌の化身』自身に命中し、
一瞬の隙が生まれた!!
そこで、すかさず『第二の神器』を振りかぶる!!

「『だいにのジンギ』――『セントエルモのひ』だ!!」

『セントエルモの火』すなわち『ダイナマイト』を投げつける。
ただし、『混沌の化身』にではなく、その『頭上』にだ。
天井を破壊し、落下する瓦礫で『混沌の化身』の動きを封じる!!

「かった――ッ!!あれ??まだうごいてる??
 もうナニもかんがえてないんだけど。え??え??」

「――アリス!!『仮面』だ!!『第三の神器』を使うんだ!!」

「おお!!ナイスだ、チェシャ!!よし、『かめん』をかぶったぞ!!
 で、つぎはどうするんだっけ??」

「違うよ、アリス!そいつの顔に『仮面』を被せるんだ!
 そいつは『混沌の象徴』……だから、『秩序の仮面』を被せれば……!」

「なるほど……『そういうコト』か……!!
 さすがは、わたしのあいぼうだ!!
 そうとわかれば、アイツがたちあがるまえに!!」

『秩序の仮面』を被せた瞬間、『混沌の化身』は断末魔と共に消滅した。
『混沌』が『秩序』によって塗り替えられたのだ。
こうして、『混沌の国』は『秩序の国』に戻ることができた。
しかし、アリスの冒険に終わりはない。
『秩序の国』を後にしたアリス達は、また新たな世界へ旅立つのだった……。

96 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/26(水) 00:52:30
>>93(GM)
>>94-95(夢見ヶ崎)

「およしなさい夢見ヶ崎さん、
 私が知的でクールなんて……
 本当のことでも照れましてよ」

         フフフ

「ま、貴女も知的ですけれどね。『知』はテストの点だけじゃない」

理路整然とした思考も知だが、
無から有を生み出す思考も知だ。
サトリは上に立つ者ゆえに前者を優先するが、
新しい何かを作る者には後者もまた求められる。

(私もいずれは新しいプロジェクトを生み出す必要がある。
 この際ですから、夢見ヶ崎さんの考え方を参考にしましょう。
 そう……勝つ勝たないではなく、リスペクトして学ぶのこそが肝要)

             「……さて!」

「邪悪なる存在――――ご存知でしょうけれど、私は日本人。
 そして現代人でもありますわ。魔法陣と言えば西洋風ですが、
 出て来る存在まで西洋の存在とは言ってない。むしろ私に合わせるべき!
 ホラー映画でも、邦題で『ピエロ』が暴れたところで怖さは半減でしょう?」

「出てきたのは妖怪『口裂け女』――――それを事前に知っていた私は、
 頬まで口紅を塗りたくった自分の口を見せ、彼女を『動揺』させられる。
 まさか遭遇した相手まで口裂けとは普通思わないでしょうもの……
 私は、そこにすかさず整髪スプレーをかける。『ポマード』はご存知でして?
 口裂け女はポマードという整髪料に弱いんですの。スプレー状のそれを振りかける。
 そして弱った所をロープで拘束ですわ。『物理攻撃』しか出来ない妖怪ですもの」

                   フッ

「縛れば何もできない。これにて妖怪退治完了ですわね」

厳密には口裂け女は妖怪じゃないが、そこまで詳しくは知らない。
ポマードも普通スプレーじゃないのだが、『そういう物もある』。
話の幅を広げるために、『オカルト』分野の本も多少読んでいて助かった。
専門知識は専門家に任せればいいが、浅く広い知識を持っておいて損する事は無い。

97 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/26(水) 22:44:35
>>95-96(ALL)

魔法陣から出て来た邪悪なる存在! それを打ち倒すために
各自が産み出した対応!

夢見ヶ崎は邪悪なる存在を『混沌の化身』として
『鏡』で光線を跳ね返し『ダイナマイト』で天井を破壊!
 更に、とどめに秩序の『仮面』で相手を消滅させた!

天雨は邪悪なる存在を『口裂け女』と称した!
 口紅で自分も口が裂けてると思わせて立ち往生させてからの
整髪ポマード『スプレー』で怯ませる! 最後にロープで捕縛だ!

まつり「う〜〜〜〜〜んっっ! ナイスっっ!」グッ

カンナ「ダイナマイトで簡単に相手を倒そうとしなかったのも良いし、
敵が口裂け女で、スプレーがポマードも面白いなー」

くぬぎ「けど……ラスト……難しい」

 アオキ「確かに、この内容は難しそうかな。
あ、因みに。私のアイテムは『ペンダント』 『懐中電灯』 『マネキン』

だから魔法陣から出た悪魔へと予め私と同じ格好にさせてた『マネキン』を
立たせて囮にしたあとに、悪魔が嫌う聖なる『ペンダント』を身に着けつつ
日の光を嫌う悪魔へと、特に光源が強い懐中電灯を浴びせて撃退する」

まつり「アオキさんのもナイスでしたわ! では 最後ですわよ!
最初に使った札も全部シャッフルしつつ、いきますわ。はい!」



 キャット&チョコレート 最終問題

貴方の目の前に、貴方が一番怖いと思う存在がいる
なんとかしてみよう

アイテム

夢見ヶ崎『猫』 『コップ』 『ナイフ』

天雨『チョコレート』 『拳銃』 『コイン』

アオキ『ナイフ』 『ライター』 『札束』

98 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/27(木) 20:21:23
>>96

「おっ、いいね〜〜〜。
 まさか、『くちさけおんな』がでてくるとは……。
 さすがのわたしもよそうがいだった……!!
 『とうよう』と『せいよう』のユウゴウをやってのけるとは、やるな!!
 こりゃあ、いっぽんとられた!!」

なんというか、もっと優等生っぽい答えが返ってくると思ってた。
だから、これは意外な展開だった。
サトリのコトは、それなりに分かってきたつもりでいた。
しかし、彼女にも、まだまだ知らない一面があるようだ。
それを見るのも、自分にとっては楽しみの一つと言える。

「しょうひんとして、サトリちゃんには、
 わたしのことをニックネームでよぶケンリをシンテイしよう。
 『ユメミン』でもいいし、『アリス』でもOK!!
 でも『アルカラ』だけは、もうしわけないけどNGで!!」

「それか、『ファーストネーム』でもいいよ」

子供達のこともそうだが、できればサトリとも仲良くなりたいと思っている。
呼び方が変わったからって親しさが増すとは限らない。
そもそも断られそうな気がする。
彼女は親しくなるまで時間がかかりそうタイプに見えるし、
親しくなっても、あまり馴れ馴れしいのは好きじゃなさそうだ。
でもまぁ、いちおういっておこう。いちおう。

99 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/27(木) 20:25:17
>>97

『ALICE IN THE DARK(邦題:暗闇の国のアリス)』

                   《『アリス・トリロジー』完結編》

アリス達が最後に訪れたのは、『深い闇』に閉ざされた『暗闇の国』だった。
ここを抜けた先に、アリスが目指す『光の国』があるのだ。
アリスはチェシャと共に、全てを包み込むような『闇』の中に歩み寄る。

「チェシャ、『見えない』よ。私には何も『見えない』」

「――やっぱり『光の国』なんてないのかな」

気落ちした表情で、闇に覆われた空間に座り込む。
隣には、おなじみのチェシャがいる。
今は見えないけど。

「あるよ。『光の国』は、きっとある」

「ありがと。ちょっと気が楽になった。ちょっとだけね」

「気休めじゃないよ、アリス。ボクには見える。
 この闇の向こう側に微かな光が見えるんだ」

「――え?」

『猫』の暗視能力は、人間よりも遥かに高い。
だから、チェシャには闇の先にある小さな光が見えるのだろう。
そこが、私の目的地でもある。

「アリス、行こうよ。あの光を越えた先にさ」

「私――『このまま二度と見えなくなったどうしよう』って思ったんだ。
 それで弱気になってた。でも、もう大丈夫」

立ち上がって、チェシャに笑いかける。
やっぱり見えないんだけど。
私が一番怖いと思うのは『光を失うこと』だ。

だから今、私の前には『闇』がある。
だけど、たとえ『闇の中』でも進むことはできる。
私は、それを知っている。

「『ドクター・ブラインド』」

     ズギュンッ

スタンドを発現する。
視覚を持たない代わりに『超人的四感』を持つ、もう一人の自分。
私の手の中には『コップ』と『ナイフ』があった。
私は、ナイフの刃をコップにぶつける。
このコップは『金属製』だ。

        キィィィィィィィィィィ――――――ン

       エコロケーション
「いわゆる『反響定位』ってヤツ」

『反響定位』――音の反射によって周囲の状況を探知する方法だ。
動物の中では、コウモリやクジラなどが、これを行うことで知られている。
ちなみに、動物ほどじゃないけど『人間』でも少しはできるよ。
『目の見えない人』が、杖で床を叩いた時の反響で、
近くに壁があることが分かったりするんだって。
まぁ、本で読んだ話だけど。

『超人的聴覚』を使って、跳ね返ってきた音を聴き取り、地形を把握する。
『チェシャ』は『目』で『光』の位置を掴み、私は『耳』でそこまでの道順を掴む。
一人と一匹の共同作業だ。

「――よし、行こう!!」

「うん、それでこそ『アリス』だ」

チェシャと一緒に力強く歩き出す。
やがて、私達は『闇』を抜け、『暗闇の国』を出ることができた。
たどり着いた先にあったのは『光に満ちた世界』――『光の国』だ。
アリスの冒険は、これからも続いていく。
だけど、今はこの辺りで一休み――。

        《THE END》

100 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/27(木) 21:59:09
>>97(GM)
>>98-99(夢見ヶ崎)

「上を目指すなら常に進歩する必要がありますもの。
 オカルト分野にそれ程明るい訳ではないけど、
 使える物なら使ってみるのも『統率者』の能力ですわ」

貴女のやり方をまねた、とは言わない。
勝ち負けではなく、わざわざ口に出す事でもない。

「明日実さん。と呼ばせていただこうかしら。
 貴女も私をファーストネームで呼びますし」

    「統一した方が何かと良いでしょう」

ニックネームで仕事仲間を呼ぶほど気安い意識はない。
プライベートな友達じゃあないんだし、そこはラインを引く。
いざという時天秤に載せる物を間違わないためにも。
リスペクトに仕事を逸脱した『慣れ合い』を混ぜないためにも。

(そう……友達を作りに来たんじゃないんですもの)

「さて、一番怖い物――――あまり想像もつきませんわね」

貧困とかそういうのは怖い気もするが、
リアリティを以て想像する事が出来ない。
親の会社がいきなり倒産しても貧困にはならないし、
その場合不幸に見舞われるのは自分より周囲の人間だろう。

あるいは無くしものか……大怪我。そう、大怪我は怖い。
もし頭や手が使い物にならなくなったら自分に価値は残るだろうか?

               ゾク

(……って、そういう話じゃあありませんわよね。
 目の前に再起不能の私の幻が現れたら介錯して終わり。
 今わの際にチョコでもかじらせて、冥土の土産にコインを。
 …………そんなの、ゲームの回答としていかがなものかしら)

            (……何か、何かもう少し……マイルドに)

夢見ヶ崎の答えはなんとなく察している。彼女は以前『目を患った』のだろう。
その影響で今も弱視なのだとすれば、ここまでの考えにつじつまが合って来る。

「私の目の前に現れたのは『誘拐犯』。営利目的で私を監禁していますの」

当然そんな経験はない。サトリの結論は『今新しく恐怖を作る事』だ。
夢見ヶ崎のように器用なストーリ―は作れないが、自分にも想像力はある。
先ほどゼロから作り出したのとは違い、自分の中の原初の恐怖に形を与える。

「私の食糧はチョコレートだけ……拳銃は犯人が手にしていますわ。
 私に出来る事――――『コイン』で日の光を反射させて犯人を怯ませ、
 その隙に『10cc』で思い切り頭か顎、急所を殴打いたしますわ。
 一般人にはスタンドの間合いを見切れませんから、成功するでしょう。
 そもそも殴ったという事にすら気づけるかどうか……といったところ」

「そしてその隙に拳銃を奪い取って、突き付けますわ。
 ……勿論私が持っていても大した脅しにはならない。
 迷わずに撃てるような精神性でもございませんし……
 仮に撃てるとしても、向こうはそうは思わないでしょう。
 ゆえに私は即座に、銃口にチョコレートを詰め込んで撃てなくしますわ。
 チョコはコインでも使った窓から差し込む日と、体温で溶かし済み。
 それから『10cc』の果実を食べて、監禁されていた疲労を癒す私……」

もちろん実際にはそんなスマートな自分はいない。
その場で思い付けるか、思い付いたとして動けるか。
サトリはその懸念を自信で塗りつぶす。そうやって上へ行く。

「後は――――丸腰で負傷した一般人と元気なスタンド使い。間違いなく私の勝利ですわね」

101 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/29(土) 19:52:57
>>99-100(ALL)レス遅れ失礼しました

夢見ヶ崎にとっての『恐怖』は『光が閉ざされる事』。

天雨は、不鮮明な自身の恐怖を『誘拐犯』と言う形にする。

そして、口八丁でアイテムと自由な想像力で困難な展開を
切り開く創造をする。これぞ『キャット&チョコレート』の醍醐味!
 見事、二人の答えは感心の出来栄えとして園児達に評価される。

まつり「あら? アオキさん、答えは……」

アオキ「…………ん、あっ 御免……一番の自分にとっての恐怖ってのを
改めて思い返してみて……ちょっとね。
 私は、そうだね。ある『犯罪者』がいる とても凶悪な犯罪者だ。
本来、私みたいな非力じゃ太刀打ちできない奴だけど千載一遇の
機会で、私は奴の頭上を陣取れるタイミングがあった。
 『ライター』で大量の『札束』を燃やし、上空から降り注ぐ
形に至れた私は。その後、サバジオスの手で投げ『ナイフ』を
プロレベルで投擲し、そいつを倒した……こんな所さ」

カンナ「いいんじゃないか? けど、怖いもんかー。
うちは、嫌いなもんは酢豚のパイナップルかな!」

まつり「それは、怖いものではありませんわっ」

 やいのやいのと、騒ぐ中。くぬぎがぽつりとつぶやく。

くぬぎ「……おふ……ろ」

アオキ「あー、もう良い時間だね。それじゃあ入ろうか。
どう言う順番で入る?」

 そろそろ入浴時間だ。どう言う順番で、どの人と入ろうか?

102 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/29(土) 20:57:15
>>100
>>101

「うんうん、あらためてよろしく!!」

大きく頷いて、サトリに笑顔で言葉を返す。
名前呼びはともかく、ニックネームうんぬんは半ば冗談だったので、
特に気にしない。
サトリの性格を考えれば、まずありえないだろうと思っていたし。

「しかし、ユーカイかぁ……。オジョーサマってたいへんなんだなぁ。
 まさかサトリちゃんが、そんなくろうをしていたとは……」

神妙な表情で、そんなことを言っている。
どうやら、『実話』に基づいた話だと思ったようだ。
真実味のあるサトリの話しぶりから、そう感じたらしい。

「いや〜〜〜、なかなかたのしかったね〜〜〜。
 あ、わたしはまだほかにもコワいモノがあるんだー。、
 『まわらないスシ』とか『こうきゅうヤキニク』とか、
 『すうりょうげんていチョコレートケーキ』とか。
 うわぁー、コワイなぁ〜〜〜。コワいコワい」

アオキの怖いものというのは少し気になったが、今はいい。
ベツに聞かなきゃいけないコトでもなし。
それよりも――。

「あー……おフロねぇ……。わたしはベツにいつでもイイんだけど……。
 サトリちゃん、どうしよっか??」

まだ幼稚園児くらいなんだし、一緒に入浴した方が良さそうな気がする。
全部で6人いるから、3人ずつに分けるか?
それとも、2人ずつに分けて入るべきか……。

「『ひとりではいりたい』ってヒトがいないんだったら、
 『3にんずつではいる』か『2ずつではいる』かするのがイイとおもうんだけど。
 おフロのサイズにもよるけどね。ここのおフロって、ひろかったっけ??」

それ以外にも、ちょっとした『個人的な問題』もあったが。
たぶんなんとかなるだろう――と思っているので言わなかった。
ただひょっとすると、一緒に入るヒトにアレコレ頼むことになるかもしれない。

103 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/29(土) 22:47:33
>>101(GM)
>>102(夢見ヶ崎)

「私の苦悩溢れる過去はご想像にお任せしますわ。
 ……こういう知的ゲームは良いものですわね」

最後のお題は若干デリケートだったが、
子供にそう言う配慮を求めるのは違う。
成長してから、あれはマズかったかも?と思えばいい。
べつに思わなくても良い。あくまで、ゲームなのだから。

「っと、そうですわね。台風が近づいてきているなら、
 お湯が出なくなってもおかしくはないのだし……
 というのは大袈裟だけれど、早めに浴びておきましょうか」

(子供三人は一人でお風呂に入れるか不安ですわね。
 夢……明日実さんやアオキさんは、流石に平気でしょうけど。
 いや、目が弱いならシャンプーとリンスを間違えたりするかしら?)

「広さにもよるけれど……3人がいいんじゃあないかしら。
 3回に分けて入浴していたらお湯が冷めてしまうでしょう。
 追い炊きが出来るなら別に、6回に分けてもいいけれど。
 ともかく、私と明日実さんは分けて入るとして……」
         
「そう、一人風呂をお望みの方はいらっしゃらないのかしら?
 流石に――――お風呂を共にするのを強要は出来ませんものね」

夢見ヶ崎の状態が推測通りなら、小さい子と二人きりするのは不味い気がする。
まあなにもかも、子供たちの持つ『条件』と、風呂の実物を見てからではあるか。

104 『ペイズリー・ハウス』 :2018/09/30(日) 21:09:20
>>102-103(ALL)

カンナ「ここの風呂は、結構ひろいぞー!」

まつり「まぁ、広いといっても精々大人が三人でも窮屈でない程度ですわね」

カンナやまつりの口振りからして、三人程度なら余裕で入る事は出来るのだろう。

くぬぎは、小走りで洗面用具を取りに行くと事務室まで向かう。
アオキは、夢見ヶ崎と天雨の提案を耳にした後に口開いた。

アオキ「それじゃあ、三人で入るか……。どちらか、この子達一人と
私達年長組みで二人。で、もう一人が二人と一緒にって感じで。
……三人ともそれで良い?」

カンナ「私は誰とでも良いぞー!」

まつり「午前中に、明日美さんとも、サトリさんとも
色々と楽しくやりましたしね。誰とでも構いませんわ」

 二人はどちらでも良いようだ。くぬぎは、事務室に向かった為
その意見を聞くのは後で良いだろうが……。

さて、どう言う組み合わせの2グループにしよう?

105 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/09/30(日) 21:49:04
>>103
>>104

「へ〜〜〜、ひろいのかー。じゃ、だいじょうぶだな!!」

入浴する時は、当然サングラスは外す。
しかし、このサングラスを外すと正常な視力は失われる。
これが自宅なら、慣れているので何の問題もない。

ただ、知らない場所となると少し手間取るかもしれない。
裸眼の視力がどうなるかは、その時の体調や周囲の状況にもよるので、
状態は一概には言えない。
今日はそこそこ運動して疲れもあるから『光の有無』が分かる程度だろうか。

もちろん、まともに見えはしない。
でも、別に難しいコトをやるワケじゃないのだ。
ただ風呂に入るだけだし、大きな問題は起こらない――と思う。

「んじゃあさ――だい1グループが、わたしとアオキとくぬぎちゃん。
 だい2グループがサトリちゃんとカンナとまつりちゃんってのは??」

さっきまでは自分がカンナとまつりを見ていた。
そして、サトリがアオキとくぬぎの近くにいた。
だから、今度は担当を逆にしてみようという提案だ。
自分が入る時は、年長のアオキがいた方がイイという都合もあった。
小さい子に頼むよりマシだろうし、
何だかんだアオキと喋れてないというのもある。

「まぁ、ほかのキボウがあったら、そっちでもイイけど。
 わたしからは、コレで。どう??」

そう言って、サトリの方を見る。

106 天雨 サトリ『10cc』 :2018/09/30(日) 22:00:35
>>104(GM)
>>105(夢見ヶ崎)

こちらを見る夢見ヶ崎に頷く。

「それで構わなくってよ、アオキさん、明日美さん」

特に異論は無い。
ここまででほぼ全員と満遍なく交流してきたし、
夢見ヶ崎に思惑が何かあるなら任せてしまおう。

(くぬぎさんとアオキさんなら……
 明日美さんの『目』について何か、
 万が一があっても大丈夫でしょうし)

逆にまつりとカンナの相手は自分がすべきだろう。
二人は放っておいたらスタンド戦をしていた実績がある。
もうしないと思うが、お風呂で気が大きくなれば懸念程度はある。

「それにしても……広いお風呂があるのは良いですわね。
 私、膝を抱えて湯船に入る事になるのを戦々恐々してましたの」

               「あれはとても窮屈でしょう」

とりあえずここは、話ながらくぬぎの戻りを待つことにしよう。

107 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/01(月) 19:34:48
(ミッションのスムーズな進行を優先し、1レスで重要な部分以外
簡略して入浴場面に関しては終わらせて頂きます)

>>105(夢見ヶ崎)
ヨタヨタと、タライにシャンプーなりタオルなり入れたのを抱えて
くぬぎは戻って来た。皆の提案に異論はない。
 浴槽へと入る。二つほどシャワーと椅子が備えており一度に二人は
洗身できる造りになっている。照明も、サングラスを外していても
気を付けて歩行すれば滑る必要ないし、他二人も騒ぐ性質でないから安心だ。
 ズルッ……。
アオキ「ふー……あんまり動いた気がしなくても、夏だから汗ばむね」

上半身が裸になった彼女の右胸から背中にかけて……『切り傷』のような
ものが見られる。くぬぎも、少し目を瞠らせて見つめるし貴方も気づく大きさだ。
 アオキは、その視線に気づくと気分を害した様子はなく淡々と告げる。

アオキ「ちょっとした事故でね……大金さえ支払えば、全く傷痕なく
処置してくれるって紹介はあったけど。色々とあって止めといたんだ」

それで、話しは終わりだと暗に雰囲気が告げていた。
 その後は、差し障りない雑談だ。問題なく入浴は終わった……。

>>106(天雨)

 湯船は、貴方が足を広げ園児二人が入っても問題ない程度には広い。
ある程度のリラクゼーションは期待できるが、予想できた事だが
お転婆傾向の二人は、お湯を跳ねさせ掛け合いっこなどする。
 注意を2、3言すれば素直な斉唱で止め。彼女達も軽くお湯の中で
喋りつつ、その中でこんな話をした。

カンナ「ここだけだと、カンナの秘密おしえちゃうぞっ。
アオキにも言ってないけどな! うちのスタンドには一撃必殺があるんだ!
 けど、危ないから絶対ピンチ以外で使うなって言われてるー」

まつり「そうなんですのー。それはヴァロッテでも敵わないほど?」

カンナ「そーかもなーっ。でも、カンナは絶対に使わないんだっ」

まつり「わかりましたわー」

そんな和やかだか、少し気になる会話。

カンナの『スティール・パンサー』は。おやつ時に公表した以外で
隠された能力があるらしい……それは、どうやら危険なものなようだ。

まつり「それにしても、くぬぎさんの能力はどんなものなんでしょう?」

カンナ「気になるよなー」

やはりであるが、園児二人も。今までまったく能力の片鱗が見られない
仲間の一人の力に興味があるようだ。

108 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/01(月) 21:29:14
>>107

サングラスを外していては『ほぼ見えない』。
せいぜい『暗いか明るいか』が判別できる程度だ。
だから入浴の前に、サングラスをかけた状態のままで、
あらかじめ浴室を観察しておいた。
その間、二人は脱衣所で服を脱いでいた。
そして戻ってきた時、サングラスを外す前に、アオキの傷を見た。

「『治療』には沢山お金が掛かるからねー」

何気ない口調で、それだけ言った。
普通に考えれば、費用を工面できなかったというコトだろうとは思う。
思うけど――ま、いいや。

「――あ、わるいんだけどシャンプーとってくれない??
 『ゆげ』のせいでみづらくて」

手探りでボトルを見つけるが、中身までは分からない。
なので、アオキに頼むことにした。
そんなこんなで――。

「あ〜〜〜サッパリした〜〜〜。
 れいぞうこにサイダーおいてる??
 フロあがりには、いつもサイダーのむコトにしてるんだ」

アオキに聞いてみる。
ところで今どんな格好をしてるんだろうか?
寝巻きなら、白地にブルーのラインとリボンがあしらわれたのを着てると思う。
スカーフは付けてないので髪は下ろしてる。
サングラスはもちろんかけている。

「メシはくったし、フロもはいったし、これからなにする??
 えいがでもみよっか??きょうはなにやってたっけ??
 もしコワいやつだったらどうする〜〜〜??
 よなかにトイレいけなくなるかも!!」

「ところで、ウチらってどこでねればいいのかね??
 みんな、いつもどこでねてんの??
 ぜんいんで、なかよくならんでねるとか??」

109 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/01(月) 21:32:07
>>106

110 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/01(月) 21:56:16
>>107(GM)
>>108(夢見ヶ崎)

「ふぅ……やはりお風呂は良いですわね」

「一撃必殺? それは恐ろしいですわねえ。
 けどまあ、ピンチなんて無いに限りますもの。
 使わずに済むに越したことは無いですわね」

『ピンチになってから最強』は本当に『最後の手段』だ。
『ピンチにならない最強』であればどれ程頼もしいのだろう。

(あるいはくぬぎさんの能力も……
 『ピンチになったら』発動するかもしれない。
 それがどんな物か分からない以上は、
 私や夢見ヶ崎さんの手でその芽を摘むべきですわね)

「お返しに『10cc』の秘密を教えますわ。
 実は私の能力で生えてくる草は、
 振動を探知して私に教えてくれますの」

             「内緒ですわよ」

夢見ヶ崎にはすでに明かした秘密だが、
この二人に明言した記憶は無いので、
秘密の共有という空気には出来るだろう。

それに、知らない人間と嵐が来る明日以降を考えれば、
こちらの能力を自然に教えておけるというのはむしろありがたい。

111 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/02(火) 20:55:02
>>109-110(ALL)

今の全員の恰好は寝間着。子供達は半袖のナイトウェアに身を包み
アオキは短パンにシャツと言った感じで何時でも就寝体勢が出来ている。

夢見ヶ崎の要望にも特に拒否なくアオキは短く肯定の声をあげ、天雨や
他の子達の飲み物もついでに厨房から持ってくる。
 その後、風呂上りの冷たい一杯を遊戯室で飲んで一心地つくだろう。

>ウチらってどこでねればいいのかね?

アオキ「ん……昨日までは。各自好きなように布団を出して
好きな場所に寝てたけど」

カンナ「今日は全員で寝るぞ! 枕投げ大会だ!」

まつり「いえいえっ。此処は人生ゲームなどでいきませんことっ」

アオキ「……とまぁ、こんな調子だし。此処で、布団並べて寝る形で
いいんじゃない?」

苦笑ではあるものの、今まで愛想よくなかったアオキは段々と表情を
柔らかくして自然体になってきた。

くぬぎは、近くの新聞を持ってテレビ欄を広げる。
本日の夜にやってる映画と言えば……『リ〇グ』だ。

112 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/02(火) 21:45:14
>>110
>>111

「いいんじゃない。こういうのってたのしいしさ。
 ウチらにとっては、あんまりできないたいけんだしね」

アオキに対し、にやっと笑いながら肩をすくめる。
これといって問題はない。
ただ、心の中ではくぬぎに注意しておこうと思っていた。

くぬぎの両親は、寝る時は別々だと言っていた。
普通、幼稚園児の子供を一人で寝かせはしない。
両親が薄情でなければ、何か理由があるのだろう。

そして、これからみんなが同じ場所で寝るワケだ。
その時に何かが起こるのではないかと予想している。
多分、くぬぎのスタンドに関わる何かが。

「きょう『リン○』やるんだって。みない??
 ユウメイどころだけど、わたしまだみたコトなくて。
 みんな、しってる??コワぁ〜〜〜いヤツ」

「こぉ〜〜〜んなふうにでてくるヤツだよぉ〜〜〜。
 しってるぅ〜〜〜??」

前かがみになり、うつむいて左右にユラユラ揺れる。
言わずと知れた『アレ』だ。
別に無理に見せる気はないし、枕投げでも人生ゲームでも、
子供達のやりたいコトをすればいいと思うが。

「……サトリちゃん、ちょっと」

折を見て、さりげなくサトリの側に行き、小さな声で呼び掛ける。
夢見ヶ崎にとっても、懸念を話せる相手は今はサトリだけだ。
何事もなければいいが、言っておいて損はない。

「あのさ……ひょっとして、
 『ねてるあいだになんかあるかも』っておもってるんだけど。
 ひるまに、あのハナシきいたからさ。
 で、わたしはみんなねるまではおきてようとおもうんだ」

「サトリちゃんまでおきててほしいってワケじゃないけど、
 いちおういっとくね」

113 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/02(火) 22:54:24
>>111(GM)
>>112(夢見ヶ崎)

「――――ええ、かまわなくてよ。
 一人で寝るのも味気ないですもの」

(雑魚寝なんていつ以来かしら?
 けれど、贅沢は言えませんものね)

「ホラー映画が好きですの明日美さん。
 私もまあ見れない事はございませんけど、
 子供が見るにはいかがなものかしら」

            「……」

言ってから、この言い方だと逆に焚き付けてしまうと気付く。
知識としてのオカルトは兎も角、『ホラー映画』は……
ハッキリ言ってそれほど得意なジャンルでもないので、
出来れば人生ゲームあたりで穏便に行きたかったのだが。

ともかく。

「……? なんですの?」

「ああ……それについては私も同感ですわ。
 少なくともくぬぎさんが寝るまでは待ちましょう」

「まあ、ご両親は能力を確認した……その上で、
 『別れて寝た』のでしょう。つまり『生きている』。
 それに『同じ建物にいるのは大丈夫』と見ている。
 それ程危険極まる事態には……ならないはずだけれど、ね」

くぬぎの話は謎が多いのだが、『気を付ける』に越したことはない。
夜型というわけではないが夜更かしが苦手でもないので、頑張って起きよう。
なにせ、夜だ。暗闇というロケーションが想定されるなら夢見ヶ崎の目も怪しい。

114 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/03(水) 19:32:04
>>112-113(ALL)

貴方たちは、こっそりと『くぬぎの謎』について話し合う。
 それからは……まぁ子供達が騒がしいのは当たり前。
一昔にブームになった恐怖映画に、子供達もおっかなびっくりで
視聴を終えて、その後にまつりの提案で人生ゲームやカンナの
枕投げで一通り遊びほうけた後に就寝に移る。

 
 ……。

貴方たちは、子供たちが眠りについた後も未だ覚醒している。
既に夜の十一時を過ぎた頃合いだ。アオキも静かに寝息を立てている。

 ――ムクッ

 くぬぎが、体を起こした……。

「……とい れ」

 そう、小声で呟きフラフラと立ち上がる。

115 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/03(水) 21:55:05
>>113
>>114

夜の11時――普段なら、まだ起きている時間帯だ。
しかし、今日は色々あったせいで疲れている。
正直、何度か寝かけていたが、どうにか我慢して起きていた。

(だって、なにがおこるかみてみたいじゃん!!)

確かに懸念もあったが、それ以上に好奇心の方が強かったのだ。
目の前に『不思議』があれば、迷うことなく飛び込んでいく。
それこそが『アリス』なのだから。

(――おん??)

サングラスは外していたので、くぬぎが起きたらしい『音』と『声』を聞いた。
さては、はじまったか??
かとおもったら、なんだトイレか〜〜〜。
――などと、気を抜くと思ったら大間違いだ。
ひょっとするとひょっとするかもしれない。

(じゃ、『しろウサギ』をおいかけるとするか。
 『フシギのくに』がまってるとイイんだけど)

まず布団から出て、サングラスをかける。
それからサトリに目配せし、立てた人差し指で自分を指差した後、
同じ指で遊戯室の外を指差す。
様子を見に行ってくるというジェスチャーだ。

      ススス……

そして――廊下に出て、くぬぎの後を追いかける。
自分もトイレに行きたくなったコトにしておこう。
しかし考えてみると、くぬぎの側で何か起きるとは限らない。
ひょっとして、遊戯室の方でなんかあるかもしれない。
もしそうだったとしたらヒジョーにザンネンだ。

116 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/03(水) 22:53:55
>>114(GM)
>>115(夢見ヶ崎)

この時点で推論はいくつかある。

まずA。『夢』のスタンド。
同じ部屋にいる人間に夢を共有するとか、
夢の世界に引きずり込んでしまうとか、
あるいは室内に夢通りの空間を作るとか、
そういう可能性だ。そりゃ親も隔離するだろう。

次にB。『寝ている間だけ発現する』スタンド。
くぬぎが寝ている間にだけ、スタンドが出て来る。
本体の意のままにならないがゆえに強力、
というのはいかにも『ありそう』な話だし、
くぬぎが知らないというのも能力の一環になり得る。

それにC。『夢遊病』のスタンド。
寝ている間のくぬぎが何かの能力を行使し、
夢遊病者のように暴れまわるという可能性だ。
それならくぬぎ本人は覚えていないのも無理はない。

(……これは、『C』かしらね)

当然推論通りではない可能性もある。
くぬぎがいない部屋で何かが起きるとは考えづらいが、
夢見ヶ崎と二人で後を追うのはさすがに『露骨』すぎる。

         コクリ

ハンドサインに頷いて、ここは部屋で待機しよう。
自分だけを指さしたという事は、夢見ヶ崎の意図も『それ』だ。
寝ないようにしばらくスマートフォンでも触っておくことにする。

117 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/06(土) 11:27:47
>>115(夢見ヶ崎PC)

 トイレに辿り着いた。フラフラと頭を揺らしつつも、くぬぎは
貴方が心配して声をかけても。大丈夫と告げてトイレに座り個室の
扉を閉める。まぁ、そこは人としてのプライバシーの領域だ。

 ジジ……。

くぬぎ以外、人気を感じさせないトイレは少しだけ暗さと静けさが
籠っており時折点滅するのが不安感を掻き立たせる。

          ……トン。

 ?

いま、貴方はくぬぎが用を足しているトイレの個室の向かい側に面して
立っている。
 トイレの出入り口のほうに……『誰か立っているような影』がある。

>>116(天雨PC)

 ハンドサインで夢見ヶ崎を見送り、貴方は手持ち無沙汰を埋めて
スマートフォンを操作する。
 熱中して画面を見つめようとしても、部屋の暗さと子供達の寝息
以外に何もなく、普段一日を過ごす自宅と違う環境が妙に貴方の
神経を少し張らせる。

 ……?

いま貴方たちが就寝している遊戯室の出入り口。その廊下の省エネで
小さな明かりのみついている電灯によって……出入口に『人型の影』
らしきものが立っているように思える。

 夢見ヶ崎や、くぬぎにしては……影は不気味に動かない。

118 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/06(土) 19:18:00
>>116
>>117

(――だいじょうぶかな??)

ただトイレに行って戻るだけだ。
何も危ないことはない。
しかし、気になるのは気になる。

        ビクッ

今日初めて来た場所。
いくらか慣れたとはいえ、真夜中だと少し違って見える。
『ちょっと怖いと思った』……かもしれない。

しかし、そんなことでビビッてはいられない。
ねるまえにみた『○ング』にくらべれば、かわいいモンだ。
なにより、『いまだしらない』とかいて『みち』をおそれていては、
『たんきゅうしゃのしょうごう』たる『アリス』はつとまらんのだ!!

        ゾクッ

(……ダレか、いる)

普通に考えれば、遊戯室に残った四人の内の誰かだろう。
でも、なぜ立っているのだろう?
どうして入ってこないのか?

       ズギュンッ

『ドクター・ブラインド』を出して、『音』を探る。
ただ立っているだけでも『呼吸音』や『衣服の擦れる音』がするはずだ。
……それが人間なら。

119 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/06(土) 21:16:20
>>117(GM)
>>118(夢見ヶ崎)

下手にスマホに集中しないよう、当たり障りのない電子書籍をめくる。
音は出さないし、通知も全て切ってある。外の変化にすぐ気付けるように。

「…………!」

(明日美さんやくぬぎさんが一人で戻ってきた……にしては、
 違和感がありますわね。なぜあんなところで止まっているのかしら)

(あるいは、これが…………?)

凝視はせず、出入り口周辺を広く見据える。
暗さで分かりにくいだろうが、大きな変化があれば分かるはずだ。

(寝ていた部屋を出ると発現される……?
 これが寝室を分ける理由なのだとしたら、
 危険な事が起きてもおかしくはないけれど)

    ズギュン

            (……ここからどう動きますの?)

スタンドは布団の中で発現しておくが、意味があるかは謎だ。
そもそも何をする人影なのかもよく分からないし、害があるのかも不明。
急いで排除しなくてはならないとか、そういうものではなさそうに見える。

少なくとも両親がその『結果』を見て部屋を分けたのだけが事実だが、
それについても状況の又聞きでしかない。今はなるべく観察は続けておくことにする。

120 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/06(土) 22:07:19
>>118-119(ALL)

 夢見ヶ崎は『ドクター・ブラインド』で影の正体を見極める。
『衣服の擦れる音』も『呼吸音』もない。ただ、影のみが貴方の目の
中でじっと動く事なく揺れてる。

  ――ザーッ  ガチャ        ――フッ

 「……おわっ た」

眠そうに、目を擦りつつ。くぬぎがトイレの戸を開ける。
 同時に、影も消失していた……。


サトリのほうも同じだ……人型の影らしきものは。貴方が凝視しても
特に襲い掛かったり、動く様子もない。僅かに、そのまま影は経ってた
かと思うと、そのまま何をするわけでもなく消失してしまった。
 その後、夢見ヶ崎とくぬぎも何事もなく戻って来た。あとは、くぬぎも
完全に朝まで熟睡して……朝になった。



      ――コケ― コッコー!

 カンナ「んー よく寝たーっ」

 まつり「ふわぁー 今日の朝食はなんですわー?」

アオキ「カレーの残り……置いてるから。あっ、て言うかもう
9時近いのか……台風が来るまで、そんなに無いな」

 昨日の疲れが残ってたのもあるが、全員けっこうな時間まで寝ていた。

朝食は、昨日の残りもあるしカレーで問題ないだろう。

 アオキ「さて、今日はなにしようか……あっ、鶏達に餌あげてない」

カンナ「じゃー餌やりいくかー!」

まつり「朝ごはんを食べてからですわねっ」

 まずは、御飯を食べてから。鶏たちに餌やりらしい

121 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/06(土) 23:45:47
>>119
>>120

なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??
なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??
なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??
なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??
なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??
なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??
なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??
なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??
なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??
なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??なんだ??

――と思っている内に寝てしまい、いつのまにか朝になっていた。

   「 だ か ら な ん な ん だ 〜〜〜 ッ ! ? 」

            ガバァッ

そう言いながら飛び起きた。

「よし!!まずはメシだな!!」

朝食の後でエサやり。
特に異存はない。
『ジュリエット』は無事か?

「サトリちゃん、きのうのヤツなんだとおもう??
 いや、『なにか』はわかってんだけどさ」

「でてくるのは、たぶん『よなか』だよね??
 ウチら、ひるまに1かいもみてなかったし」

「こしつにはいったらでてきた……。
 こしつからでてきたら、きえた……。
 だから、ここで『スイッチ』がはいったとおもうんだよね」

「こしつにはいったら、ソトからはみえなくなる……。
 ほんたいがみえなくなったらでてくる……??
 だから、くぬぎちゃんはみたコトないのかな……??」

「かずは一ついじょういる……。
 でてきたのは、どっちも『でいりぐち』……。
 くぬぎちゃんがとおったから……だよね??」 

「みまもってるっていうか……ボディーガードっていうか……。
 そんなカンジなのかな……??」

「それとさ……
 わたしがみてないときに『れいの3にん』がきたらコッソリおしえてよ
 『ようじ』があるから」

122 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/07(日) 00:24:31
>>120(GM)
>>121(夢見ヶ崎)

「ご機嫌よう、皆さん。良い朝ですわね」

(アラームを合わせ忘れていましたわ。
 と言っても、早く起きる必要もないけれど)

朝食のカレーを食べ、餌やりをする。
特に異論もないしその通りにしよう。
今自分の中にある引っ掛かりはほぼあの『人影』だ。

「夜中と見るか、『くぬぎさんの就寝中』と見るか。
 後者であればお昼寝にも気を付ける必要がありますわ」

「それにしても……なにか妙ですわね。
 『個室に入ったら発現する』能力で、
 恐らく『通過した出入り口に発現』して、
 『室内の者に危害を加えたりはしない』。
 私も『見守る』ような能力を想像しているけれど、
 ならご両親はなぜ部屋を分けて寝たのかしら……?」

就寝中に自動攻撃をするとかなら、わかる。
だが『部屋から出て』『個室に入る』という、
推定される発動条件とはつながりが見えない。
あれなら別に部屋を分ける必要はなさそうだが。

「恐らく、私達は何か重大な点をまだ見ていないのでしょうね」

つまりは何か、未知の危険性があるのだろう。

もちろん単に怪奇現象に怯えてかもしれないが、
その答えは他の答えが全て無くなってからで良い。

「用事? ええ、よくってよ。
 スマートフォンに連絡しますから、
 肌身離さず持ち歩いていてくださいまし」

    スッ

        「――――さて、いただきます」     

とりあえずカレーを食べてしまい、餌やりもしてしまおう。
特別な変化が無いのであれば、その間は気を張る必要はない。

123 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/07(日) 20:42:09
>>121-122(ALL)

 貴方たちは『くぬぎ』の十中八九スタンドである『影』について
相談しあう。昨夜は特に何事もなく過ぎた……だが寝泊まり最終日の
今日はどうなるのか? それは定かでない。

 
 ――さて

カレーに舌鼓をうつ。一晩ねかしたカレーはやはり美味しい!

うまいうまいっ と園児たちも喜びつつ食べ終わり。ようやく
鶏に餌をあげるかと、食器を洗い終わった頃合いで。


  ――ブロロロロロロォ    キィ――!

     ブルルルゥン  キィ――!


 「う  ぉーーーーーーーい! アルカラー いっかーー!!?」

 ?「おっさん、うるせぇよ! 園の子たちが吃驚するだろうがっ!!」

 「いいんだよっ!! こちとら補強と小屋の修理やったら、すぐ
帰るんだからな! てめぇ等こそ喧しい口とじて早く修理道具出しとけ!
 おーーーーいっっ!! きたぜーーーー!!!」


 どうやら例の奴が来たようだ。車とバイクらしきものが止まる音が
聞こえた。あと馬鹿の大声が。

 ポカーンとした顔で園児たちとアオキは音の方向に顔を向けてる。

カンナ「え? なに?? 不法侵入者???」

まつり「あんなに目立つ侵入者っているのかしらね」

アオキ「……あんた達の事? アルカラって」

 呆れた顔つきを女性陣は隠さない。

124 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/07(日) 21:47:19
>>122
>>123

「――『アルカラ』??さぁ〜〜〜いったいダレのコトやら……。
 どっかのミュージシャンのナマエかなんかじゃない??」

すっとぼける。
どうやらサトリに連絡してもらう必要はなかったようだ。
今こそ『密かな決意(>>81)』を実行に移す。

「サトリちゃん、ちょっといってくるから。コッチはたのんだ。
 もしかしたらキョーイクジョーよくないコトになるかもしれないけど」

       ガラッ……
                ササササッ……

サトリに言ってから、開けた窓を通って建物の外に出る。
気付かれないように、姿勢を低くして『金一』の背後に回る。
『ターゲット』を確認した――次のプロセスへ移行する。

  ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!!

『ターゲット』である『金一』に向かって全速力で駆け抜ける。
そして――。

             ダァンッ!!

勢い良く地を蹴って跳躍し、『金一』の背中めがけて両足から突っ込む!!
助走の加速と全体重を乗せた『ドロップキック』だァァァァァ――――ッ!!
『金一が来たら一撃ブチ込む』という『決意』を現実のものとするッ!!
言うまでもなく、あくまでも『全力』であり、『容赦皆無』。
そして、ブッ飛んで倒れるであろう『金一』に近付いて冷たく見下ろす。

          「 う る せ え 」

氷のような声色で、その一言を言い放つ。

125 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/08(月) 00:05:39
>>123(GM)
>>124(夢見ヶ崎)

「まあっ――――!」

(なんて下品なのかしら! これが『金一』の一味ですのね)

とはいえ来ていただいた理由はありがたいし、
自分達だけでやれと言われても困る事なので、
決して顔には出さないようにしつつここに残る。

「私も『アルカラ』というのは存じませんわね。
 明日美さんも知らないのですし、『冗談』かしら?」

「……そういえば貴女、用というのは」

         「あら」

頼まれごとは果たさなくてよくなったが、
用事とはいったい何だったのだろう?

「……え、ええ。頼まれましたわ。
 何をなさるのかは聴きませんけれど」

引き止めるでもないが、後で聞けばいいか。

「とりあえず、お茶でも入れて差し上げましょうかしらね。
 私が招いたわけではないけど、招かれざる客ではなくってよ」

「施設の修理業者、と。伺っていますわ。
 想像していたより、少々荒々しいですわね」

不審者のまま通すのも不義理な気がするし、
一応子供達に嘘ではない程度の紹介をしておく。

その間にコップを幾つか用意し、冷えたお茶でも準備しておこう。
作業を始める事で、外の『教育上良くない事』から視線を逸らさせるのも狙い。
まあ、この手の手合いは甘くし過ぎればつけあがるが、厳しすぎれば反感を買う。

                         ・・・最初に飴をあげよう。

126 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/08(月) 22:29:27
>>124(夢見ヶ崎PC)

 窓からの迂回。スニーキング ひそひそ星の園の入口へ大股に
近寄りつつ張り叫ぶ金一の背後……取った! 同行者は二人らしく
髪を染めた青年が車のトランクを開き。もう一人は金一より少し横を
歩いて園を見上げている。

  ――ダダダダダダダダダッ!!  ダァンッ!!

金一「っむ!!? 殺気っ!  アルカラぁぁぁああ! 甘いぜっ!!」

 な、何と金一は貴方のドロップキックの瞬間に。余裕の小憎らしい
笑みと共に体を捻って避けようとするっ!?

金一「こちとらアリーナの猛者共と談判する身っ!
てめぇのヘナチョコ飛び蹴りなんぞ『へいっ トンカチ!』ぁん!!?」

  シュルシュル  ガンッ!!   ドゴォォオ!!

金一「ぐほおおおおおomeopi,rei!!!!!」

 ……捻って回避しようとしたが。その前に修理道具をトランクから
取り出して投げ渡そうとした連れの一人が投げたトンカチが当たり。
夢見ヶ崎のドロップキックが止めとなり、見事 小悪は滅びた……。

そして、ドロップキックをした貴方だが。プロのレスラーでも中々
難しい蹴りだ、着地するとなると難しく。大きく尻もちをついて腰を
痛める可能性もある。だが、その前に一つの影が地面に触れる前に
貴方の腰と背中を抱えた。そのまま貴方が直立するように補助する。

「……大丈夫ですか? 余り無茶をしないでくださいね」

 少し、儚いと言うか変わった気配を持つ青年だ。
学生服をバンカラマントのように羽織っている。


>>125(天雨PC)

カンナ「なーんだ、修理の人か」

まつり「台風も来てますし。ありがたいですわ」

アオキ「……今の声、どっかで聞いた覚えがするな」

園児達は、納得した顔つきだが。アオキだけは、何かを思い出したのか
嫌そうに顔を一瞬顰めた。

 貴方はお茶の用意を始める。冷えたての麦茶もちゃんと冷蔵庫に
入っている、冷たいグラスも万端だ。

カンナ「あっ! うちら果物たべたいっ」

ピョコンと、彼女が顔を出して注文つけた。

127 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/08(月) 23:33:47
>>125
>>126

「おっとっとっとっとっ――」

「おうおう、わりーな、にいちゃん」

バンカラ風のお礼を言って、青年から離れる。
そして、何か意味ありげな視線で、その姿を見つめる。
これといった理由はない。
ただ珍しかったからだ。
珍しいものがあったら見るというのが、夢見ヶ崎の習性なのだ。

「『モサとダンパン』〜〜〜??で、そのケッカが『コレ』なんだ〜〜〜??
 スゲーおもしろいわ。こんせいきイチバンわらえるジョーク。
 どれくらいオモシロいかっていうと、
 みちばたにおちてる『いしころ』くらいオモシロいわ〜〜〜」

薄ら笑いを浮かべて皮肉を言いながら金一に近付いてケツに蹴りを入れる。
ついでに『ドクター・ブラインド』で『超人的聴覚』を移植してやる。
さっきみたいにデカい声でやかましく騒げば、自分の耳を傷めることになる。

「きょうは、きてくれてありがとうございます〜〜〜。
 なにかあったら、わたしかもうひとりのコにいってくださいね〜〜〜。
 それじゃ、よろしくおねがいします〜〜〜」

「おらっ、おきろボケナス!!さっさとはたらけ!!
 それと、ちいさいコがいるんだから、しずかにしてろよ??
 うるさくしてると……そっちがこまるコトになるんだからさぁ。
 よ〜〜〜くキモにめいじときな」

「――ねっ??『キンちゃん』っ」

二人に挨拶した後、金一に釘を刺してウインクし、園内に戻る。

128 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/09(火) 01:24:40
>>126(GM)
>>127(夢見ヶ崎)

「『金一』という男だけれど、ご存知?
 私は会った事がありませんから、
 どういうお方かはよく知らないんですの」

もし相性が悪い人間だとすれば、
解れてきたアオキに会わせたくはない。
仮にそうなら彼女が自主的に引っ込むよう、
名前は伝えておく。こちらから促しはしない。

……名前を聞いただけでアウト、といった、
極端なアレルギーではない事は祈りたい。
まあ、そこまでになるほど悪意は無さそうだが。

(悪意が無い方が厄介なのだけれど、ね)

「果物? ええ、そうですわね。
 デザートに用意しましょうか。
 アオキさん、適当に選んでもよろしくて?」

まだお茶は注がない。
実際に会ってからでいい。
出すだけ出して、来るのを待つ。

飴はあげるが『召使い』にはならない。
イサゴに雇われたもの同士、『対等』の範囲で対応しよう。

129 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/09(火) 22:36:48
>>127-128(ALL)

ヤジ「あっ うん。俺は……鈴木 一郎と言う名前だが
頻繁にヤジを唱えるんで、ヤジちゃんとでも気軽に呼んでくれ。
俺は非スタンド使いなんだ。けど、ある程度の知識はあるから
何か困った事があったら気軽に頼んでくれな」

小林「私は、小林 丈(たける)と言います。清月の高等部三年です…
本日は、短い間ですが。宜しくお願いします」

若者二人は、そう軽く自己紹介を唱える。

ヤジ「一先ず、建物内部をザッと見て掃除するところ見て。
子供たちにも挨拶するか」

小林「まぁ、それが賢明です。……金一さん 立てますか?」

金一「痛つつっ ……心配がおせぇよ」

 タフな年長者も体を起こすと、軽く腰を叩き。園へと全員が入っていく。

そこから天雨とも合流し、全員がひとまず顔をつきあわせる。
 そして最初にアオキが、ゲッと言う明らかに少し嫌そうな顔を浮べた。

アオキ「…アリーナの銭ゲバ」

 金一「あぁんっ!? 初対面に失礼な口振っ 痛つ
いま耳がキーンってしたぜ……あ〜 そういや一年ほどまえに
見かけた気がするぜアリーナで、お前さんの事。
惜しいなぁ〜〜〜 もうちょい年齢が上だったら、闘技場の
選手にもなれんだがなぁ〜〜……」

アオキ「ノーセンキュー」

こう言う輩なので、アオキも少し前に一度顔合わせあった程度らしいが
印象に残ってたようだ。互いに毛嫌いする程度ではないが
アオキからすれば、警戒対象と言うより 馴れ馴れしい駄目大人
と言う感じで、あんまり付き合いたくないのだろう。

カンナ「なぁなぁ!? アリーナ闘技場ってなんだ!」

金一「おぅ! 聞きたいかっ!? アリーナってのはな……」

金一が脱線して園児達に嬉々とアリーナ闘技場について語ろうとするが。
今回、彼らの仕事は清掃及び修理だ。思い出させるべきだろう

130 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/09(火) 23:35:21
>>128
>>129

「ふぅん、じゃあ『ヤジちゃんタケちゃん』だ。シクヨロ!!
 で、ふたりはバイトかナンカなの??」

「あ――それから、きのうデンワしてきたのってヤジちゃん??」

思いがけず随分と若いのが来たようだ。
たぶん、年齢はそう変わらないだろう。

「ねぇねぇ、ナゾナゾだしていい??
 『ジブンでいったコトもおぼえてないアホ』のコトをなんてよぶ??」

後ろから金一のケツを蹴り上げる。

「こたえは『キンイチ』っていうんだよ――しってた??」

「クチうごかしてるヒマがあったらァ――ッ!!カラダうごかせよォ――――ッ!!
 よけいなムダバナシしてないでェ――ッ!!さっさとシゴトにかかりなァ――――ッ!!」

       ブースト
『聴覚』を『鋭敏化』させた金一の耳元で叫んでやる。
それから、普通の声量で子供達に呼びかける。

「ほら、『オピネル』や『ジュリエット』たちがオナカすかしてるよ!!
 ゴハンもってってあげなきゃ!!」

次に、サトリの近くへ行こう。
移植した『聴覚』とスタンドは解除しておく。

「みてのとおり『あんなの』なんだ。
 まぁ、キケンはないとおもうけど。
 でも、あんまりコドモたちにちかづけないほうがイイかもね」

131 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/10(水) 00:18:54
>>129(GM)
>>130(夢見ヶ崎)

「ああ、貴方がたが! 始めまして。
 朝早くからありがとうございます。
 私は――――天雨(あもう) サトリ」
 
「ええと、貴方が金一さん。
 お噂はかねがね伺っております。
 そちらのお二人も、ご機嫌麗しゅう」

顔を突き合わせた段階で、挨拶はしておく。
スカートの裾をつまむ『カーテシー』の動作で、
わざとらしいくらい『気位が高そう』に見せて、
あまり馴れ馴れしく接してこないよう牽制はしておく。

(この子達も『アリーナ』と無縁の人生は送れないでしょう。
 であれば、知るのは悪い事じゃあないのでしょうけれど……)

子供に『闘技場』の話をする大人はどうかと思うが、
ただの子供ではない。そこは前提としてある。

「終わったらお茶を用意していますから、
 お仕事の方よろしくお願いいたしますわ」
     
           「期待していますわよ」

コップとお茶については後に回そう。
この手のやつへの褒美はやる事をやってからでいい。
仕事をとにかく始めるように促して、ペースを断ち切ろう。

「……」

「あの馴れ馴れしさ、危険ですわね。
 悪い人間じゃあ無さそうだけれど、『余計な事』をしそうで。
 大人がやっているから自分も……でカンナは流されかねない」

              「私もなるべく見ていますわ」

激しい調子で金一を牽制する夢見ヶ崎に対し、
自分は『冷たく』『ビジネスライクに』牽制していく。
少なくとも野放しにしていたら子供達を余計な流れで呑みそうだ。
もちろん、いい仕事をするならば正当に評価をするのが前提だが。

132 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/11(木) 21:07:32
(レス遅れ失礼しました)
>>130(夢見ヶ崎PC)

ヤジ「俺は、諸事情でアリーナに立ち入る事が出来てな。そんで
事務所なりの待合室で少し暇してたら、おっさんに手が空いてるなら
日当一万で働かないかっで感じで……」

ヤジ「あぁ、あのおっさん自分からやらなさそうだから 俺が……って
もしかして事務の受付嬢と思ってたのって、君かっ!? 声色上手いな」

金一は耳を抑え苦悶の表情を浮かべる。

金一「わーった わーったっ! だから其のスタンド解除しろや!
ったく手厳しよなーアルカラは。
あっ、んでもって今度チーム戦やろうと思ってんのよ。三人チームで
プロレス見たいにピンチなら交代するのも何度か可能って感じで。
この仕事が終わった後でいいから考えてみてくれよな」

小林「まずは窓の補強からいきましょう」

三人は、一先ず。園の窓を補強するようだ

>>131(天雨PC)

小林「これは御丁寧に……わたくし共は昼過ぎには帰所する予定ですので
過剰なもてなしは構いません」

天雨に、男性陣の中で一番礼儀正しい人物であろう青年が対応して
帰る時間は大体2時前後である事を示唆して移動を開始する。

ヤジ「おぉっ、なんか悪いねー。俺ら適当に園の自販機利用するのに」

金一「ぁん? ここ自販機なんて取り付けてんのか」

ヤジ「そりゃあ取り付けてるさ。元は『対策本部』にも利用してたらしいし」

男手は雑談しつつ外へと出ていくだろう。



 カンナ「なんか面白いおっさんだったなー」

 まつり「そうかしら? いかにもマダオって感じでしたわ。
若い人たちも、随分と丁重な方と ヤンキーめいた格好の人と。
アリーナの人達は奇特な人が多いですのね」

 アオキ「アレは連中の中でも特殊だと思うけど……さて
餌やりに行こうか」

 子供達とアオキも、気を取り直しつつと言う様子で裏手に移動し始める。
ジュリエットもとい、オピネルの奥さんの調子はどうだろうか?

133 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/11(木) 22:23:35
>>131
>>132

「そうやってさけぶとジブンがウルサイだけだって、いわなかった??
 はいはい、『カイジョ』しましたァ〜〜〜」

(ったく、『アルカラアルカラ』って……デリカシーがないんだから)

子供達がヘタに興味を持たないように伏せておいたのが台無しだ。
まぁ、もう言ってしまってるものは仕方がない。
もし何か聞かれたら当たり障りのない返事でもしておこう。

「へー……。ケッコーおもしろそうじゃん。
 ま、かんがえてあげてもいいよ。ジカンがあいてればね」

内容を聞く限りでは悪くない話だ。
出場するのもやぶさかではない。
なんにせよ、今はこの仕事が最優先なのだが。

「では皆さん、どうぞ宜しくお願い致しますね。
 私達は、裏手にある鶏小屋の方へ行っております。
 何かお聞きになりたいことがありましたら、ご遠慮なく仰って下さい」

電話に出た時の声色で金一達に挨拶して、子供達と小屋に向かう。
もちろんジョークだ。

「きのう、こんなカンジでデンワにでてみたら、
 うけつけのヒトとまちがわれちゃったよ〜〜〜。
 ちなみに、さんこうにしたのは、あのユウメイなアモウサトリさんなんだ。
 どう??『ハイソサエティ』っぽくみえるかな??
 ところで、『ハイソサエティ』ってなんなんだろうね??」

「それとさ――きにならない??『タイサクホンブ』って。
 もしかしたら、チカシツに『ヒミツキチ』とかあるかも。
 『じかようジェット』とかおいてないかな??」

そんなこんなで鶏小屋の様子を見る。

「よう、オピネルよ。ジュリエットのぐあいはどうかね。
 こんどこそ『ピヨピヨ』か??」

134 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/12(金) 01:11:31
>>132(GM)
>>133(夢見ヶ崎)

「来てもらっておいて自販機で済ませろだなんて、
 とても言えませんけれど……台風の前ですものね。
 長居していただくのも申し訳ない話でしたわ」

           「それでは、ごめんあそばせ」

流れに従い、スッと会話を打ち切る。
早く帰るのを引き止める理由もないし、
無礼にならないならお茶は無しでもいいか。

(『対策本部』? ……『孤児院』ではなく?)

「ゆかいな方々、でしたわね」

「明日美さんも中々愉快ですわよ。
 まあ、私に似てはいませんけれど……
 そう悪くない『ハイソサエティ感』ですわ」

「ちなみに、ハイは高い、ソサエティは社会。
 すなわち、『上流社会』――――
 簡単に言うと『金持ち』という意味でしてよ」

餌やりには自分も同行する。
フルーツを切る許可も出ていないし、
1人で切って待つほど時間がかかるとも思えない。

「私、畜産は然程詳しくないけれど……
 『台風』の具合次第では、
 夜は餌やりが出来ない気もしますわ。
 いつもより少し多めにあげておくべきかしら?」

        「そういうのは健康に良くないのかしらね」

とりあえず鳥小屋の様子を見て、餌もやってしまおう。

135 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/12(金) 21:33:06
>>133-134(ALL)

カンナ「アスミねーちゃん、アリーナって所の闘技者なのか!
すげーっ! 強いのかっ?」

大体予想してたが、この中でも一番アウトドア的な園児は
目をキラキラさせてアリーナの選手アルカラである貴方に聞いてくる。
勝負を挑もうまではしなくても、思い出す度に色々質問はするだろう。

外に出ると、三人はガラスシートを貼り付けたり網戸を付けるなど
地道に作業している。話しかけない限り作業は継続されるだろう。

 コーコッコッ……

鶏の集団は今日も元気に鳴いている。オピネルは、出入口側で外を
睨みつけており。貴方たちを見るとクェェ……! と少し威嚇する
鳴き声を発するものの、昨日のように行き成り襲い掛かる様子はない。
貴方たちがどのような人物なのか、交戦したある程度理解はしたのだ。

オピネルの妻らしき鶏は、奥側でじっと座り込んで孵化を続けている。
 傍には多くの鶏は接しておらず、心なし幾らかの仲間達も落ち着きない。
多分 今日の夕方頃。台風が『山場』なのだろう。

 カンナ「しっかり孵すんだぞー」

 まつり「頑張るのですわー」

 アオキ「余計な刺激させるのは、今は止めておくべきだね。
……ぁ そう言えば、あの連中は完全に初対面だし。行き成り
修理で近づかせても、オピネルが過剰に反応すると思うけど……どうする?」

ここでアオキは気づいた顔で、貴方たちに相談を投げかけた。

ふむ、確かにこのままだと。あの三人がどの程度強いのかさておき
ひと悶着おきる可能性は高い。

136 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/12(金) 22:34:54
>>133-134(ALL)

カンナ「アスミねーちゃん、アリーナって所の闘技者なのか!
すげーっ! 強いのかっ?」

大体予想してたが、この中でも一番アウトドア的な園児は
目をキラキラさせてアリーナの選手アルカラである貴方に聞いてくる。
勝負を挑もうまではしなくても、思い出す度に色々質問はするだろう。

外に出ると、三人はガラスシートを貼り付けたり網戸を付けるなど
地道に作業している。話しかけない限り作業は継続されるだろう。

 コーコッコッ……

鶏の集団は今日も元気に鳴いている。オピネルは、出入口側で外を
睨みつけており。貴方たちを見るとクェェ……! と少し威嚇する
鳴き声を発するものの、昨日のように行き成り襲い掛かる様子はない。
貴方たちがどのような人物なのか、交戦したある程度理解はしたのだ。

オピネルの妻らしき鶏は、奥側でじっと座り込んで孵化を続けている。
 傍には多くの鶏は接しておらず、心なし幾らかの仲間達も落ち着きない。
多分 今日の夕方頃。台風が『山場』なのだろう。

 カンナ「しっかり孵すんだぞー」

 まつり「頑張るのですわー」

 アオキ「余計な刺激させるのは、今は止めておくべきだね。
……ぁ そう言えば、あの連中は完全に初対面だし。行き成り
修理で近づかせても、オピネルが過剰に反応すると思うけど……どうする?」

ここでアオキは気づいた顔で、貴方たちに相談を投げかけた。

ふむ、確かにこのままだと。あの三人がどの程度強いのかさておき
ひと悶着おきる可能性は高い。

137 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/12(金) 23:54:45
>>134
>>135

「ほうほう、つまり『サトリちゃんち』みたいってコトか〜〜〜。
 いいなぁ〜〜〜わたしもあやかりたいなぁ〜〜〜。
 ま、ウケたんならソレでよし!!」

頭の中では、バスタブの中で札束に埋もれる映像が流れていた。
もし口に出していれば、
それは上流社会ではなく成金だとつっこまれたかもしれない。
ただし、口に出さずとも顔には出ていたが。

「――あ、うん。えっと、まぁね」

知らないことを知りたいという気持ちはよく分かるが、
この年で殴り合いに興味を持たせすぎるのもどうか。
ここはカンナを煽らないように注意して答えておこう。
もっとも、『強い』という部分は否定しないが。

(まったく、キンイチときたら……。
 シゴトしにきたくせに、こっちのシゴトふやしてどーすんだ)

呆れた表情で、三人の方を一瞥する。
まぁ、ああやって仕事している分には、新たな問題は起こさないだろう。
そう思っていた矢先だった。

「あ〜〜〜……それがあったか……」

言われてみれば、その通りだ。
ある程度は和解した自分達に対しても、まだ威嚇している。
相手が全く知らない人間なら、もっと攻撃的な態度に出るだろう。

「つまり、さんにんとオピネルをあわせなきゃイイんだよね??
 でも、オピネルをヨソへうつすってのはゼッタイにムリでしょ。
 だったら、さんにんのかわりにウチらがしゅうりするとか??
 でも、このテの『DIY』のケイケンってゼンゼンないしなぁ〜〜〜。
 だいいち、しゅうりするのは、むこうのシゴトでしょ」

「ダキョウアンで、ウチらがあいだにたって、
 トラブルがないようにみはるっていうのは??
 どっちみちキンイチには、しずかにさせとかなきゃダメだろうけど」

138 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/13(土) 01:14:06
>>136(夢見ヶ崎)
>>137(GM)

「もっとうらやんでもよろしくてよ!
 なにせ私の家はお金持ちですし、
 うらやまれるのは気分がいいですから」

        フフ

「それで……そうですわね。
 今すぐ慣れさせられれば一番でしょうけど、
 餌やりを代行させた程度では厳しいでしょうし」

そもそも餌やりをさせるのも危険だろう。
それが問題無くできるなら家も大丈夫なはず。

「見張っておくのが無難でしょう。
 ただ、それで『オピネル』が納得するか。
 知らない人間3人に対して、私達は2人。
 戦いでも『数』の優位を活かそうとしていた、
 あの鶏の感覚では『心もとない』気がしますわ」

「ここは人数を分けて1人……せめて2人で小屋を直していただいて、
 残りの人は施設の方を引き続き進めていただくのはいかがかしら?
 それならば多少は信用を得ている私達の方が人数が多くなりますし」

               チラ

三人組に視線を向ける。
まとまって一カ所で作業しているのだろうか?
それとも、各々で進めている感じだろうか?

「なにも、3人そろわないと作業が進まないわけでも無いでしょう」

プロの修理屋とかなら役割分担とかの都合もあるだろうが、
金一はともかく他二人はバイト。『やり方』にこだわりや決まりは無いはず。

139 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/13(土) 19:09:04
>>137-138(ALL)

 天雨が見るかぎり、三人は一階の窓を手分けして窓が割れないシールの
貼り付け作業などしていた。いま、君達は鶏小屋に集まってる形になるので
三人は表玄関の窓の作業をしているので、見える場所に居ない。
 相談する最中に、一通りの道具を提げた青年が向かって来る。

ヤジ「……んっ、どうかした?」

カンナ「ヤンキーのにーちゃん。表は終わったのかー?」

ヤジ「ヤンキーじゃなくて、ヤジな。
大体一階は連れが終わらせそうだから。パッパーと裏側を俺がね
……あ、なんか問題とかありそうっすか?」

 ある程度聡いらしく、貴方たちの表情から何か不味い事か
ありそうに気づいて鶏小屋より少し距離ある場所で立ち止まる。

 ヤジ「鶏小屋の修繕とか先にして貰いたいなら。俺一人でも
やりますよ。ただ、スタンド関連でなんか問題あるなら
俺一人だと管轄外になるから、手伝い欲しいのが正直な所なんすけど」

 彼一人でも、金網の修繕は可能らしいが……。

140 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/13(土) 21:31:19
>>138
>>139

「――『イギ』なし!!」

サトリの言葉に同意したところでヤジが来た。
彼の方に向き直る。
イタズラっぽい表情で。

「いやー、ベツにたいしたモンダイじゃないよ。
 スタンドとかカンケイないし」

「ただ『ブチキレたキョーボーなニワトリにおそわれる』ってだけだから。
 スタンドにくらべたら、どうってコトないよねぇ〜〜〜??」

ニヤニヤしながら冗談めかして言う。
ま、悪ふざけはこのくらいにして。

「ヤジちゃんはウチらでガードするからさ。
 そのあいだにパパッとやっちゃってよ。
 くれぐれもニワトリさんをシゲキしないよーにね」

         ズギュンッ

トラブルに備えて『ドクター・ブラインド』を発現しておこう。
本体は、作業するヤジの近くに立って、オピネルの動向に気を配る。
『ドクター』は、鶏小屋の中に入ってヤジとオピネルの間に立たせておく。
もしオピネルが飛び掛ってきたら、すぐに妨害できるように。
オピネルにスタンドは見えない。
ジャマされるコトはないハズだ。

141 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/13(土) 22:16:18
>>139(GM)
>>140(夢見ヶ崎)

「あら――――ちょうどいいところに。概ね明日美さんの言う通り。
 鶏の気が立っているから、大勢で行くと危なそうなんですの。
 だから誰か一人でやっていただいて、その方を私達がガードしようと」

「危険な役目ですし……無理強いはしませんわよ。
 貴方方と私達は『対等』。命令権はありませんもの」

無理強いはしないと言われて『じゃあやめときます』とは言いづらいものだ。
もちろんどうしてもいやなら他の二人に当たるが、出来ればヤジに任せたい。

「ああ、そうですわ。お疲れになったら仰いなさい。
 私のスタンド、『10cc』は『疲労回復』が出来ますから」

「ただし、『肉体疲労』に限りますけれどね」

受け入れられたら、『10cc』を発現。
鳥小屋から少し離れた位置に水を撒き、
いつでも『野イチゴ』を供給できるようにする。

疲労は進捗の敵。必要ならどんどん食べてもらい迅速に済ませよう。

142 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/14(日) 22:16:32
>>140-141(ALL)

 ガシ ガシ

ヤジ「狂暴なニワトリ……ねっ。金網の修繕の原因ってのは
そいつなのかい? まぁ、スタンド扱えるわけじゃねぇなら……」

 ポリポリ……

ヤジ「…………ぁー なんかしてるんっすか?」

 最初は頭をかきつつ、そして頬を掻いて天雨が如雨露を傾けるのを
不思議そうに彼は何をしてるのか理解してない表情を浮かべる。

  ――思えば。

貴方がたは最初の交戦時にも、疑問を覚えていた。
天雨の扱うスタンド『10cc』 それに立ち止まり警戒して
近づかない行動をとった『オピネル』に。

ヤジには『10cc』と『植物』が見えていない……と、言う事は。

       ――クェェエエッッッ……!!

 見知らぬ青年。園の中へ入って来た見知らぬ侵入者。
園児達や、アオキ。それに夢見ヶ崎や天雨に関しては別に良い。
 だが、全く匂いも気配も未だかつて認識したことのない大柄な生き物。

ボス鶏にとって、最愛の番いが孵化の為に命を削る今。寛容と言う
感情はなく、ただ排除のみの意思を瞳に宿す。

 ギンッ――!

 オピネルの二束の足の片方に……『銀色の刃』らしきスタンドが。
軍鶏がつける武器のように発現される! 
 昨日でも、植物を切る際に行われてた回転と共に一瞬。これが出ていたのだ!

 『クゥゥウウッッエェェ工!!』

アオキ「っっ相当 ぶち切れてるよ!」

ヤジ「な なんか話が違くねぇか??
 そいつの迫力や気配。普通の鶏の比じゃねぇんだが」

 オピネルは毛を逆立て、いまにもヤジに襲い掛かりそうに
破れた金網から体を覗かせる。
 捕捉された彼との距離は2、3m程で。貴方たちとボス鶏の距離も
同じ程度だが、オピネルの標的はヤジのみだ……。

143 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/14(日) 23:35:14
>>142

「――めんどくせえ」

その光景を前にして、げんなりした表情と共に本音が口から出た。
しかし『ガードする』と言っちゃった手前、やっぱやらなきゃならんよね。

「あ、ヤジちゃん??なんかコイツ、『スタンドつかい』だったんだってさ。
 いやぁ〜〜〜はじめてしったなァ〜〜〜」

まるで他人事のようにノンキな口調でヤジに告げる。
ちょっと驚いたが、襲ってくるのは予想していたコトだ。
『対処』はできる。

「サトリちゃ〜〜〜ん、
 このまえのタッグマッチでタイセンした『オピネル・ザ・チキン』から、
 『リベンジマッチ』のもうしこみがきてるみたいだよ??」

オピネルから視線は逸らさず、サトリに声をかける。
言葉は冗談めいているが、表情はマジだ。
りりしくひきしまってキリッとしてるぞ!!たぶん。

あと、ちゃんときづいてたからな!!
きのう、やられてるクセにスタンドださなかったから、
もってないとおもっただけで!!
はい!!ショウコのビデオをどうぞ!!

           ↓ 以下、証拠の動画を再生します

>>28

(ショクブツがきられた――あれ??)

『10cc』によって生み出された植物が実体化しているかどうかは、
まだ聞いてなかった。
もしそうでなければ、あのニワトリはスタンド使いの可能性もある。
心の中に警戒心が生まれる。

(スタンドつかいだろーと、そうでなかろーと――)

             ※動画ここまで

はい!!ストップ!!
おわかりいただけたでしょうか!?シチョウシャのみなさん!!

「ヤジちゃん、サトリちゃんのそばにいて」

          「サトリちゃん、ガードはまかせた」

                   「ジュリエット、なんとかいってやってよ」

現在、オピネルはヤジにのみ注意を向けている。
多分、次の瞬間には襲い掛かるだろう。
『それでいい』。
                       ブラックアウト
ヤジに攻撃を仕掛ける瞬間を狙って『盲 目 化』を行う。
当然だが、オピネルが飛び上がったりした場合は、
手の届かない位置に行く前に切り付ける。
『ドクター』のスピードと精密さなら十分に可能な芸当だ。

ないとは思うが、オピネルが攻撃を仕掛けなかった場合は様子を見る。
攻撃するのは確実に隙ができる瞬間でなければいけないからだ。
それに、攻撃される前に攻撃するのは何となく気分が良くない。

ヤジを守るコトはサトリに任せる。
当のヤジ本人にしても、スタンドは見えなくてもオピネルは見える。
逃げるなり避けるなりはできるハズだ。

144 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/14(日) 23:46:47
>>143
オピネルの攻撃が自分にも当たりそうなら、その場から動いて避ける。
直接狙われてなくても巻き添えで食らうコトはありうる。
ただし、優先順位はスタンドの操作の方が上。

145 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/15(月) 01:30:47
>>142(GM)
>>143(夢見ヶ崎)

「『10cc』――――私のスタンドは『如雨露』ですの。
 今は水を撒いているところ。勿論意味がありますのよ」

          と。

ここで予想外の事が起きた。
正しくは、一度は予想していたが切り捨てた可能性だ。
あれだけ押して発現していなかったのだから、
てっきり無いものと――単に『無茶な強さの鶏』と思っていた。
草を刈り飛ばしたのも、単に『鋭い前足』だと――甘い考えだったか。

「群れを守る自分は『強者』でなければならない。
 昨日負けた私たちに挑む心持はそういう物かしら?」

                ザッ

「明日美さんは嘘を言ったわけではありませんわ。
 このニワトリはスタンドを『隠していた』。
 彼女は間違える事はあるけど嘘はつかない。
 信用できる人間であると、それだけは伝えておきたい」

今後の仕事のこともある。
ヤジに弁明を入れつつ、
彼とオピネルの間に立つ。
これは話すより早く、可能な限り迅速にだ。

「受けて立ちましょう、明日美さん。
 ヤジさん、下がっていてくださいまし。
 貴方は私が『スタンド使い』としてお守り致します」

                 ジリ

「人間の言葉は通じないでしょうけれど、
 これだけは言っておきますわ。
 この方はあなた方の家を直しに来ただけ」

「だから引くとは言えないのが、『雄鶏』の辛い所かしらね」

『10cc』をやや傾けながら目の前に構え、
攻撃を受けてでもヤジに通さない事を考える。
同時に足元に水を流し続け、自分の目の前に草を生やしておく。

146 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/15(月) 16:41:49
>>144
余裕があれば視線を動かして、金網の穴を塞ぐのに使っていた板を探す。
とりあえず場所を把握しておく。

147 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/15(月) 22:13:26
>>143-146

簡易マップ 現在位置

□■□□
□□□○   ■=鶏小屋及びオピネル
□△☆□   ○=アオキ達 ☆=夢見ヶ崎・天雨 △=ヤジ


ヤジ「えぇ えぇ! 言われずともさっ」

及び腰で、彼は注意深く余り目の前の猛禽類を刺激しないように
ソロソロと数メートル後退を開始する。

 クェェェェッッ!  タンッ  タンッ!

対して、オピネルは行き成り襲い掛かるだろうと二人は考えてたが
始める行動は、貴方たちと交戦の際も行った。その場でのリズムを刻む
跳躍だ。それを行いつつ、ヤジも睨みつけて鳴きながら
貴方たち二人のスタンドに対しても首を向け、唸る。

修繕前に立てかけていた板は、鶏小屋の金網すぐ横に掛かっている。
 ジュリエットもとい、オピネルの妻は孵化に集中して動けない。
そして、天雨は言葉を投げかける。

>これだけは言っておきますわ。この方はあなた方の家を直しに来ただけ


 『クゥゥゥ……ッ! クゥゥウゥ……!!』

その言葉に、激しく鶏冠を横に振りつつオピネルは鋭い威嚇の
細い鳴き声を出しつつ間合いが大分あいたヤジに未だ睨みつけている。

……どうも、何か気に入らない事があるようだ。

148 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/15(月) 23:50:51
>>145
>>147

「おもったんだけどさー……。
 いま、はじめてまともにスタンドをだしたのかもしれないね。
 きのうはスタンドが『でかかってて』、ちゃんとだしたのはいまがはじめてとか。
 もしかしたら……ジュリエットをたすけようとしたのがゲンインで、
 めざめちゃったんじゃないの??」

「きのうのアイツ――あきらかに『ゼンリョク』だった。
 だったら、スタンドださないリユウはない。
 こっちはスタンドつかってたんだから、なおさらそう。
 もし『だしおしみ』してたとしも、
 やられるまでスタンドをださないなんてありえない。
 キゼツさせられちゃったら、ジュリエットをたすけられなくなるんだから」

「めいたんてい『アリス』の『スイリ』――どう??」

           フフン

口元に笑みを浮かべて得意げに胸を張る。
ともかく――。

「なにソレ??
 『リアルバウト』じゃなくて『タップダンス』でたいけつしようって??」

いっそのこと、さっさと襲い掛かってくれたら早く済んだのに。
狙いが分からないから、今は下手に動かない。
板の位置は把握したので、必要があればすぐに確保する。

「なんかさぁ〜〜〜、
 コレってヤジちゃんがいなくなればカイケツするんじゃない??
 サトリちゃん、どうおもう??」

気に入らないコトがあるとすれば、どう考えても一つしかない。
このままヤジの姿が消えれば、暴力ナシで問題解決するんじゃないかと思える。

「でも、そのばあいダレがシュウリすんの??
 ウチらがやる??えぇ〜〜〜??」

「いや、バイトがヒトリでもできるくらいだし、じつはカンタンなのか……。
 デンワでシジとかしてくれたら、そのばにいなくてもイイとおもうんだけど。
 それってどう??」

「まぁ、ヤジちゃんをみとめさせるよりウチらがやっちゃったほうが、
 はやいしラクだよね、たぶん」

「――オジョーサマ、いかがいたしましょう??」

ここは、サトリに意見を求めよう。

149 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/16(火) 00:19:10
>>147(GM)
>>148(夢見ヶ崎)

あからさまな警戒動作。
サトリは――少しだけ如雨露を下ろす。
自分まで相手を警戒させる必要はないからだ。
ただ、万一の場合に備えて解除などはしない。

「……ヤジさん、そのまま下がり続けて。
 このニワトリの人見知りは想像以上ですわ」

深読みはおそらく必要ないだろう。
なにせ相手は動物だからだ。
ヤジを拒否している――――素直に受けとる。

「明日美さんの考えが正しいとすれば、
 彼は自分の能力を上手く制御出来ない可能性もある。
 そうなると『少し離れる』だけではまだ危険かもしれませんわね」

「……やりましょう明日美さん。私達で、修理を」

                フゥ〜ッ・・・

想定外の仕事にため息をつく。

ヤジに出来て自分たちに出来ない事はあるまい。
なにせ彼はただのバイトだ。『偶然頭数になった』人間だ。
同じく『偶然自分たちが修理をする事になった』二人と、そう変わらない。

「…………相手が動物である以上、
 説得は出来ない。何で妥協するのかも見えない。
 スタンド使いでないヤジさんを『認めさせる』危険も大きい。
 であれば、分かり易く『警戒の元』を断つしかありませんわ」

「ヤジさん、こちらの小屋の修理――『手順』などはありまして?
 それとも、全てアドリブで行うように言われているんですの?」

電話か何かで遠隔指示を貰うか、
あるいは指示書でもあるならそれを借りよう。

それはヤジにとっては不本意――――というわけでもないはずだ。

150 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/16(火) 22:29:07
>>148-149(ALL)

ヤジ「まぁ しゃあないか。下手に俺が居続けて
面倒事が多くなるのも、あんた達には酷だろうしな。
 見たところ全体的に錆びも幾つか見られるし。
穴の開いてる場所の網ごと良い機会だから全部取り替えるほうが早いかもな」

夢見ヶ崎と天雨の言葉に、彼は素直に引き下がる。
オピネルが同種を守り抜こうと殺気立っている以上、ベストでなくても
危険が起こる確率が低いベターの妙案を選ぶのも一つの良い選択だ。

ヤジ「とりあえず金網だけは出させて貰いますよ。取り外したりとか
限りなく俺が、その鳥公の目に入る危険がるのは御ふた方に任せるって事で」

彼は金一が乗ってきた車のトランクから、新しい金網を出すと
オピネルが見えない位置に置いた。そして、園の内部の清掃に入ると
中に消えていくだろう。
 金一と小林は窓の補修作業を大体終えそうな形だ……。
オピネルは、ヤジの姿が消えるのを視認すると。落ち着きを取り戻し
妻の近くに座り込む。外に向ける目線は鋭いが、園児たちや貴方たち以外
目に入らないうちは、また逆上する事は低いだろう。

151 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/16(火) 23:37:24
>>149
>>150

「よし、きりかえていこう!!かんがえたってしかたない!!
 あんがい、こういうのもいいケイケンになるかも。
 それに、わたしってテサキはキヨウだしさ。
 チャチャッやっちゃおう!!」

大きく頷いてサトリに同意する。
アオキから危惧を聞いた時点で予想はしていたが、案の定の展開になった。
でもまぁ、やるしかないなら手早くやってしまおう。

「あー、ここにきたのがキンちゃんだったらオモシロかったのになぁ――
 って、お〜〜〜い!!トリツケカタとかは〜〜〜??
 セツメイショとかないの〜〜〜!?」

ヤジが去ってしまう前に聞いておく。
もしかしたら説明書があるかもしれない。
もしあるなら、それを見る。

「サトリちゃん――わたし、シンパイなコトがあるんだけどさ。
 ソウダンにのってくれる??」

子供達に聞こえないように、小さく抑えた声でサトリに言う。
平常時と比べると、どことなくマジメな顔つきだ。

「じつは……きのうのよるにカレーたべすぎたから、
 ウエイトコントロールがみだれてないかどうかコワくって……」

タイジュウケイにのるのがコワい……!!
でも、そだちざかりだし、たぶんダイジョーブでしょ。ね??
そう自分に言い聞かせ、この大いなる恐怖を乗り越えよう。

「それはおいといて、もうイッコ――」

         チラッ

小屋の中に戻ったオピネルを一瞥し、言葉を続ける。

「ここをシュウリしたとするじゃん。でも、スタンドもってるでしょ。
 そのきがあったらカンタンにダッソウできちゃうんじゃない??
 しかも、あのセイカクだし」

まだスタンドの詳細は見ていないが、大いに考えられることだろう。
あの外見から判断すると、ひょっとして金網に穴くらいは開けられるかもしれない。
一回では無理でも、何度も繰り返していれば壊される可能性は十分ある。

「いちおう、あとでキンイチにはいっとくよ。
 ここのニワトリは『スタンドつかい』だって。
 アイツをとおして、イサゴさんにつたえてもらえるように」

「いままでどおりココにおいとくってのは、ちょっとムズカシそーだよね。
 ちいさいコがいるしさ。
 『キョーボーなニワトリのスタンドつかい』がおなじばしょにいるのは……
 さすがに、ねえ??」

ここにいる子供達もスタンド使いとはいえ、子供は子供だ。
常識的に考えれば、危害を加える可能性がある動物が、
子供達と同じ敷地内にいるのはマズイだろう。
まぁ、その辺はここを運営している『アリーナ』が決めるコトだろうけど。

152 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/17(水) 01:51:42
>>150(GM)
>>151(夢見ヶ崎)

ヤジに聞いた事は夢見ヶ崎が聞き直してくれたので、
こちらから二度目は言わないでもいいだろう。
同じことを何度も言われるのは気分も悪いだろうし。

「ええ、いずれこの経験が生きる日も来るでしょう。
 ――――とりあえず軍手でも用意しましょうかしら?」

金網、鶏に対して素手はやや怖い。
そういう手袋のようなものが無いだろうか。
それと、建物方向に水を撒いておく。
金一などが近づいて来るのを察知する用だ。

それから――――

「心配? よろしくってよ明日美さん。
 …………ウエイトは重要だけれど、
 この作業でカロリーは消費出来ますわ」

         「きっと」

カレーのカロリーについては口を濁す。

「……問題はこの作業では済まない方ですわね。
 オピネルは――――流石に看過できませんわ。
 性格だけなら卵が孵るまでの事で済んだけれど、
 貴女の言う通りスタンドを持っているのは不味い」

「とはいえ私達で解決できる話ではありませんものね。
 もし解決するなら、報告しかないでしょう。出来る人間に。
 今は少しでも脱出を防ぎやすいよう、補強するのが出来る事」

         (移動で済めばいいけれど……ね)

自分がスタンド使いを運用する組織ならば、
能力に目覚めた動物を――ただ飼いはしない。

              「……」

(オピネルに罪は無いけれど、そこまで面倒は見切れない。
 子供に無理をさせるよりは、鶏に無理をさせる方が良い。
 ……両方を取れるなら迷わず取るけれど、今は思いつきませんわ)

153 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/17(水) 20:51:00
>>151-152(ALL)

 夢見ヶ崎がヤジの背に声をかける。彼は、その声に立ち止まり
ポケットからサラサラっとメモ用紙に一枚付け方などの一連の流れを
記入させたものを、金網と一緒に置いた。尚、他にも軍手やら釘と
トンカチなど必要な一式も置いている。

 ヤジ「じゃあ、何か他に必要なものあったら連れか、あのおっさんに
聞いてください。俺個人に用事あるんなら、中で作業してますから」

そう言って、今度こそ彼は立ち去る。

他に残る問題があるとすれば、『オピネルの処遇』だ。
 スタンドが使える以上、このままずっと園で過ごさせるのはどうかと
二人は悩む。それを聞いてたアオキも意見を出す。

アオキ「まっ……こいつは今は奥さんが緊急事態だから気が立ってるけど。
普段はそこまでつっけんどんではないと思うけどね。
でも、スタンドが使えるなら。ただこのまま世話し続けるって言うのも
問題だよね……そのイサゴって人の判断しだいなのかな」

 貴方たちの意見寄りの姿勢だが。ある程度の世話をした愛着もある
正直に言えば、このままの状態でも構わないが。露骨に反対はしない様子だ

カンナ「修理中は、暇だなー」

まつり「餌やりも終わりましたわ」

園児たちは、暇をもてあそんでいる……。

154 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/17(水) 22:29:40
>>152
>>153

「――……??」

不意に押し黙ったサトリの表情を、怪訝そうな顔つきで見つめる。
危険を指摘したとはいえ、夢見ヶ崎にはサトリほどの先見性はない。
別の場所へ移されるだろうとは考えているが、
それからどうかなるかまでは考えが及んでいなかった。

(サトリちゃんはオトナだから、きっとイロイロかんがえてるんだろーな)

自分が思いつくコトといえば、
アオキを含めた子供達が寂しがるだろうということくらいだ。
特に、一番ニワトリ達を気にしていた様子のくぬぎは寂しく思うだろう。

「コドモたちも、オピネルがいなくなったらサビシイとおもうけど……。
 こればっかりは、そのリユウだけじゃねぇ……。
 アンゼンがダイイチだろーし」

相手は動物だ。
お互いに悪気がなくとも、
誤解が重なって大きな事故に発展するという可能性も捨てきれない。
子供達の安全を最優先に考えるなら、やはり共生するのは難しいだろう。

「ま、『ホーコク』はさせてもらうよ。
 『しってるのになんでいわなかった』っておこられるのイヤだし」

とりあえず今やるべきコトは小屋の修理だ。
まず軍手をはめよう。
そしてメモの通りに作業を開始するコトにする。

「あ!!どうせならさ、カナアミを『ニジュウ』にしとく??
 なんなら『サンジュウ』でもいいかも。ま、できそうならだけど」

サトリに声をかけつつ、子供達の方を見る。
退屈してるみたいだし、
あのままにしとくと目が届かないところで何かするかもしれない。
かといって、自分達は今は手が離せないし、手伝わせるというのも危ない。

「ちゅうもく!!キミたちに『ジューヨーニンム』をあたえよう!!
 あのオッサンたちが、ちゃんとシゴトしてるかどうかみはっててくれ!!
 もしかしたらサボってるかもしれないぞ!!」

なので、子供達にも『シゴト』を与えよう。
もちろん本気で言ってるワケじゃない。
修理が終わるまでの間、子供達に大人しく過ごしてもらうための口実だ。
言葉とは逆に、金一らに子供達を見張らせるという意味もある。
子供達の世話は彼らの仕事じゃないが、近くで危ないことをしていれば、
さすがに止めてくれると思う。
彼らも作業中だろうが、ヤジが抜けてきていたところを見ると、
手一杯の状態というワケでもなさそうだ。

「……アオキ、さんにんをコッソリみといてくれない??」

そして、アオキにも念のために頼んでおこう。
子供達の注意を金一らに向かせ、子供達の背中をアオキに見守ってもらう。
万一の場合にも対処できるだろう。

「――サトリちゃん、どうかな??」

顔を動かして、小さな声でサトリにお伺いを立てる。
彼女に他の考えがあれば、それを聞きたい。

155 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/17(水) 23:30:54
>>153(GM)
>>154(夢見ヶ崎)

「ええ、助かりますわ。ありがとう」

            ニコ

とりあえず軍手やらの道具を用意し、作業に入ろう。

「ここに残したい気持ちは分かりますけれど、
 能力がどういうものか分からない以上は…………
 少なくとも網を強化するとか、専用の飼育員を雇うとか、
 何かしらオピネルのストッパーは必要になるでしょうね。
 普段来る職員がそういう能力の持ち主なら話は早いでしょうけど」

「当座は明日美さんの言う通り、二重三重にでもしましょうか」

内心は、そう上手くはいかないだろうと考えている。
大人と言えば聞こえはいいが、小賢しいだけかもしれない。
サトリはそれを恥ずかしい事とは思わない。『成熟』はそういうものだ。

                     チラ

と、暇そうな子供たちが目に入った。あまりよくなさそうな兆候だ。

(……子供達にも何かひまつぶしを与えるべき?
 遊びの指示までするのは過保護な気がしますわね。
 とはいえ……どうしましょう。私達に構ってあげる余裕はない。
 作業の邪魔になる可能性もあるし、金一達に近付けるのは……
 けど、勝手に近づくよりはいいかしら? 何か『やること』を与えれば)

機能から見ている限りではそこまで分別がない子たちではない。
空気は読めるというか、真剣に作業しているのを邪魔したりはするまい。

「…………」

(見張り――――私達が作業を代わっているのだから、
 その分ということで仕事としての妥当性もありますわね)

「とても重要な任務ですわよ。私達の家の安全に関わる事ですもの!
 しっかり見張っておやりなさい……ただし、手は出さないようにね。
 あの方たちにはあの方たちなりの『進め方』があるでしょうから、
 おかしな事をしてたりサボっていたら戻ってきて報告してくださいまし」

             「出来るかしら?」

子供に仕事をさせるのはどうかとは思うが、
これくらいならまあ、お手伝いの範疇だろう。
あとで時間があれば御褒美に何か作ってあげる気はある。

カンナなどの暴走を防ぐためにも、異常事態が起きた場合は戻るよう補足する。
また、目的をはっきりさせるために『手出し無用』も明言しておくのがいいだろう。

                 「――――私なら、こうしますわ。
                   それ以外に変える必要はない。
                     名案だと思いますわよ明日美さん」

夢見ヶ崎には、同じく小声でそう返しておく。彼女の案ありきなのでそこははっきり伝えておく。

156 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/19(金) 20:20:58
>>154(夢見ヶ崎PC)

貴方はアオキに対し三人の見張りを頼みつつ修理に勤しもうとする。
 だが、彼女の返答は肯定とは異なった。

アオキ「私も手伝うよ。一人だけじゃ、何かと大変だろうし
そっちも知ってる通り。わたし、こう言う『手仕事』に関しては
専門分野だよ?」

 少し淡く輝く手、『サバジオスの手』でトンカチを握るアオキ。
なるほど、確かに彼女はこう言う仕事ならプロレベルだ。
 効率を考えるなら、彼女が修繕を担当しつつ。補助に誰か一人
付けば短時間で終わるだろう。

アオキ「逆に、三人の見守りは。サトリか、明日美どっちかに
お願いしたいんだけど どう?」

>>155(天雨PC)

 カンナ「あいつらの見張りかー しょーがないなー」

 まつり「その代わり、お昼は豪華にお願いしますわー」

二人は口々に勝手に告げて了承に入り、園児三人は表口に向かおうとする。

そこで、アオキから貴方に対し提案を向ける。

アオキ「別に見守りが嫌とかじゃなくて、効率を考えると私が
修繕したほうが確実に早いんだよね。一応、支えたり鶏が勝手に
逃げ出したりしないように一人手伝いは欲しいから。その間だけ
どっちか、あの子達の御守りをしてくれない?」

 と、言うのがアオキからの提案だ。

157 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/19(金) 22:21:06
>>155
>>156

「おうおう、たのむぞ!!
 セカイのメイウンは、キミたちにかかっているのだ!!」

テキトーなことをほざきながら、三人を送り出す。
ひとまず、あっちはコレでよし。

「じゃ、さぎょうのメインはアオキにまかそっか??そっちのほうがはやいね。
 のこるのは、わたしがリッコウホしようかな〜〜〜。
 ニワトリがにげだしたら、ババッととっつかまえるよ」

『ドクター』はパワーに関してはイマイチだが、
ニワトリ一匹くらいならどうとでもなる。
パワーがなくとも、『能力』を使って抑え込めばいいんだし。

「サトリちゃん――むこうのほう、たのんでもいい??
 キンイチがキョーイクジョーよくないコトしてたら、ビシッといってやってよ」

ニワトリ達の方も気にしながら、サトリに問いかける。
個人的にアオキと話したいというのもあるが。
結局、昨日は入浴中もあんまり喋れなかったし。

「ま、アイツはソンザイじたいがキョーイクにはんしてるかぁ。
 『ハンメンキョウシ』ってヤツ??
 いや、そんなコトいったら『ハンメンキョウシ』にシツレイだなー」

好き放題のことを言っているが、良心は痛まない。
実際にそう思っているからだ。

158 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/19(金) 22:46:26
>>156(GM)
>>157(夢見ヶ崎)

「――――ああ! それもそうですわね。
 でしたらお任せしましょうかしら……
 ええ、お手伝いは明日美さんに任せましょう」

明らかに適役である『サバジオス』というか、
アオキを手伝わせるのを想定していなかった。
彼女は『仕事』でやってるわけじゃないからだ。
が、本人がやるというのなら任せない理由がない。
そして『サバジオス』に欠けた点を埋めるなら、
自分よりも夢見ヶ崎の『ドクター・ブラインド』がいい。

「つまり見張りは任されましたわ。
 私が見張っているからには、
 余計な事は起こさせなくてよ」

(もっとも……金一もこちらから構わない限り、
 少なくとも今の時点では何も妙な事はしていない。
 信用出来る人柄ではないにせよ、やはり悪党ではないのでしょう)

自分から騒ぎを起こすとか、ちょっかいをかけにくるとかは無い。
むしろ子供達が迷惑をかける事を懸念した方がいいのかもしれない。

ただ、聡明な夢見ヶ崎がああも厳しく当たる相手だ。
ちゃらんぽらんという言葉だけで済まされないような、
何か致命的な『やらかし』をする可能性もなくはない。

「――――やっぱり私も着いて行きますわ!
 何かあるたびいちいち報告に戻ってきてもらうのも、
 貴女達を無駄に走らせるようで申し訳ありませんものね」

(あの小林という人もどういった人間か分からないし、
 あまり楽観視はせず――――『仕事相手』として見ましょう)

そういうわけで、数に余裕がないとかではなければ軍手はしたまま、
三人の子供について、金一たちがいるであろう方へと向かうことにする。

159 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/20(土) 22:48:10
>>157(夢見ヶ崎PC)

アオキ「アスミは、あの金一って言う人の事。随分毛嫌いしてるんだね」 フッ……

僅かに笑いつつ、彼女はプロフェッショナルにトンカチを扱い新しい
金網を取り付けていく。オピネルは少し鋭い目つきでアオキと貴方を
睨んでるが大人しい。数羽の鶏が千鳥足で外に出ようとするが、スタンド
を使わずとも取り押さえて中に戻せるだろう。

アオキ「……正直さ。アリーナの人達って あんまり好きじゃないな
以前、ちょっと事件に巻き込まれた時から。色々としてくれてるけど
はっきり言うと、あんまりプライベートな生活にまで口出しして欲しくないし」

アオキ「何でも屋てきな人達なんだろうけどさ。別に正義漢でやってるでもないし
趣味とか自分の好奇心満たすのが第一見たいな所があって。それが何か嫌
 助けてもらってる手前、強くは言えないけど……これって我がままかな?」

アオキはアリーナに対しては幾分と含むところがあるらしい。

>>158(天雨PC)

 貴方たち四人は正面玄関に行く。
ヤジは、既に中だとして。残る二人だが……一階の窓の補強は終わったらしく
作業はしてない。代わりに、窓付近で座り込むようにして、小林が何やら
じっと目を閉じて図面のようなもの持って固まってる。金一は貴方達の
目に入る場所にはどうも居ない。

カンナ「なんだー? にーちゃん寝てんの?」

小林「ん……あぁ、四人とも鶏たちへの餌やりは終わりましたか?
 どうも、彼が少し諍いを起こしてたようですが。何か気分を害する
ような事はありませんでしたでしょうか?」

まつり「ボスの鶏が、あのヤンキー風味の方が気に入らなかったですの。
……あら? そう言えば、何故その場に居なかった筈の貴方が知ってますの?」

小林「私の力、ですね。いま、その力で二階から天井付近を観察しています。
宜しければ、御一緒に拝見しますか?」

小林と名乗る青年は、丁寧な口調で貴方達に告げると共に上空30m程から
ビー玉程度のブリキの金魚らしいものを収めたスタンドらしいものを降下させて
貴方たちに見せる。これが、彼のスタンド能力のようだ。

小林「遠隔操作で視察できる能力です。これで、屋根や人の手が届きにくい
窓の傷などを観察して金一さんにご報告してから修理する手筈です」

カンナ「じゃあ、その金一のおっさんは今は何処なんだ?」

小林「二階へ上がってる最中ですね……そろそろ顔を覗かせても良い筈ですか」

小林青年の言葉が確かなら、金一はいま園の二階内部のようだ。

160 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/21(日) 01:07:41
>>158
>>159

(ふんふん、さすがさすが――このペースならパパッとおわりそーだなー)

アオキのテキパキした仕事ぶりを見て、心の中で思った。
また彼女の気分を損ねても困るので、あえて口には出さなかったが。

「――『けぎらい』ねぇ〜〜〜。そうみえる??」

ニワトリ達の見張りをしつつ、そう答える。
実際、客観的に見て厳しく当たっているように思えるのは事実だろう。

「まぁ、ショージキなところ『キライ』ってワケじゃないかな。
 あれは、なんていうか――
 いっしゅの『アイジョウヒョウゲン』みたいなもんだよ」

別の言い方をすれば――『オモチャ』にしているというコトだ。

「あ!!だからって、ベツに『スキ』ってワケじゃないから!!
 カンチガイしないでよね!!」

誤解を招くような言葉を使ってしまったことに気付き、即座に否定する。
いかんいかん、われながらシツゲンだった。
いご、チューイしよう。

「ま、なんつってもアイツはイイカゲンなヤツだしさぁ。
 じっさい、わたしはヒガイシャになったコトあるし」

……いっとくけど、わたしは『あのコト』をわすれてないぞ。
『アリーナ』でシアイをしたとき、
わたしはたたかうまえからノウリョクをかけられた。
かりにもサポーターのクセに、
そのカノウセイをこれっぽっちもシテキしなかったコトをなァ――ッ!!
わたしは、そのコトをちゃんとおぼえている。
だから、イマイチしんようしてないのだ。
デカいクチをたたくワリに、うだつがあがらないというのも、
シンヨウのひくいリユウのひとつではあるケド。

「いや〜〜〜それはフツーでしょ。
 プライバシーしんがいされるのは、だれだってイヤだとおもうよー。
 わたしだって、かってにジブンのへやにはいられたらキレるし」

とはいうものの、アオキの場合は事情が違ってくる。
彼女は、『アリーナ』が運営する施設で暮らしている身だ。
立場上、言いたいことがあっても大きな声では言えないのは辛いだろう。

「……なんつーかさ、これからモヤモヤするコトがあったらいってよ。
 ココロにたまってるモノはきだすと、ちょっとはラクになるしさ。
 かわりに、わたしがモヤモヤしたときもきいてもらうけどね!!」

文句を言えないアオキの代わりに、『アリーナ』にアオキの要望を伝える――
とまでは言わない。
できるならしてあげたいとは思うけど、
そんなことが簡単に実現するとも考えていない。
だけど、アオキの愚痴を聞くくらいはできる。
根本的な解決にはならなくとも、いくらか気持ちを軽くできるかもしれない。

161 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/21(日) 23:35:55
>>159(GM)
>>160(夢見ヶ崎)

一階の窓を一通り確認してから、小林に近付く。
一瞬サボってるのかと思い眉を顰めたが――

「『能力』を仕事に役立てていますのね、
 素晴らしい事ですわ……ああ、
 向こうのことはお気になさらないで。
 諍いの原因はヤジさんではなく、
 うちの『ニワトリ』の方ですもの……」

むしろ逆だったらしい。素直に賞賛を入れておく。

「勿論ニワトリにも罪はないけれどね」

オピネルが悪い、という空気にはしない。
それはくぬぎなどには居心地が悪いだろう。

(金一の現在地も把握しているあたり、
 数は一体じゃあないという事かしら?
 それとも単に推測をしているだけ?
 ……スタンドが絡むと『推理』は無理ですわね)

「……せっかくここまで来たんですし、
 金一さんの様子も見てみましょうかしら。
 小林さんのスタンドの『視察』は、
 私達が見ていたら集中出来ないでしょうし」

(金一に子供達を近づけるのはよくない、
 気はするけれど……下手に避けるのも失礼。
 子供達はあの男に特別嫌悪感もないでしょうし、
 私もそれほどは無い。明日美さんとアオキさんはある)

    (……このメンバーで話しておくのが無難ですわね)

一度くらい交流をした、というのは意味がある過程だ。
金一はかなりの話好きに見えたし、無言で帰るのは『モヤモヤ』もあるだろう。
サトリが見ていないところで勝手に妙な話をされるよりは、今『機会』を設けたい。

            ・・・まずないと思うが、仕事の手抜きが無いかも見ておきたいし。

162 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/23(火) 20:51:14
レス遅れ失礼しました
>>160(夢見ヶ崎PC)

>カンチガイしないでよね!

「はは。わかってるよ」
アオキは貴方の言葉に笑いつつ、テキパキと作業を済ませていく。
一枚の金網はほぼ取り付けられて重ねる二枚目の修繕に移る。

 「……アリーナに入るようになったのはさ。一度、浚われかけた事が
あったんだ。風呂場での傷も、それが原因」

 ぽつりと、彼女は表情を薄くして呟く。

 「アスミは、『エクリプス』って知ってる?」

>>161(天雨PC)

小林「わかりました。何かありましたら、此処で図面のチェックに
暫くあたっているので報告して下さい」

金一「おーしっ、着いたぜー! とりあえず何処からだ、おいっ」

小林青年の言葉が終えると共に、金一が窓から身を乗り出す形で顔を出す。

小林「まずは屋根の、東側の地点ですね。少し罅が入ってますから……」

金一「おぅ! んっ、あぁ そこの嬢ちゃん達。わりーんだが
もう一人の連れに掃除器とか雑巾の置き場所教えておいてくれ!
 これから俺たち結構忙しいからな!」

金一と小林青年は、これから屋根の本格的な修理に移行するようだ。
となると、ヤジが園の内部の清掃に集中するのだろう。
 中から掃除機をかける音などは聞こえない。もっとも、中に入った
ばかりだろうし、チリトリや箒で掃除してる可能性もあるが……。

尚、明日美と天雨も昨日いろいろと内部を見回った事で掃除器具など
何処ら辺に置いてあるか把握してる(※何処に置いてあるかPLが
勝手に決めて問題ない)

163 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/23(火) 22:24:42
>>161
>>162

「『エクリプス』――」

その名前には聞き覚えがあった。
金一から聞いたし、ベティからも確か聞いたような覚えがある。
スタンド使いを擁する犯罪者の組織。
もっと分かりやすく言うと『なんかすげーヤバいヤツら』。
夢見ヶ崎の中での印象は、大体そんなところだ。

「うーん、どっかできいたようなカンジがするけどなぁ。
 『けしょうひんメーカー』だっけ??あ、あたらしい『ファッションブランド』??」

一見とぼけたような言葉を返す。
それから、おもむろに『サングラス』を外した。
『ドクター・ブラインド』を出しているので、何かあれば『音』で分かるから問題ない。

「スタンド使いの『犯罪組織』――私が知ってる事は、それくらい」

「……続けて。私、聞くから。さっき約束したもんね」

鶏小屋を背にして、アオキの話に耳を傾ける。
手の中では、外したサングラスを弄んでいる。
これを外したのは、気持ちを切り替えるためだ。
今、目は見えていない――。

164 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/24(水) 00:11:44
>>162(GM)
>>163(夢見ヶ崎)

「ご機嫌よう、金一さん。
 掃除用具――――ああ! そういえば、
 私達の方からは説明していませんでしたわね」

(この様子だと監視を本当にやる必要はありませんわね。
 少なくとも自分の仕事には熱心に取り組んでいる。
 あとはヤジさんに場所を案内して、それから戻れば、
 恐らくはアオキさんの能力なら一通り済んでる頃でしょう)

「ええ承りました、伝えてまいりますわ。
 屋根に上るんでしたらくれぐれもお気をつけて」

    クルッ

「そういうわけですから皆さん、ヤジさんのところに行きましょう」

自分以外の一行に、次の目的地を告げる。

掃除用具はまとめて置いていたはずだ。
トイレやふろ場、洗い場などの用具は、
それぞれの場所の近くにあったが、
基本的な床清掃の用具はまとめてある。

(――――それにしても、一人で全部やるのかしら?
 まあ、仕事を私が無償で手伝うのは筋違いだけれど)

なかなか重労働だろうし、案内は早めにしてやろう。
とりあえずヤジが居るであろう場所に向かうことにする。

165 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/24(水) 20:43:07
>>163(夢見ヶ崎PC)

アオキ「……あいつ等はさ。数年前に、まだ子供だけどスタンドを
宿してる奴等を浚ってたんだって」

「私も……その一人として目を付けられた。まぁ、スタンドを覚えたてで
まだ周りの事なんて気にかける事が疎くて私が馬鹿だったのも原因の一つだよ。
学校の音楽の授業や、図工とかでも神童レベルのものを演奏したり工作したら
どうなるかなんて、普通に考えればわかる筈だったのにね。
 ……端的に言えば、いま此処に私はいるし助かったけど。あんまり正確に
思い出すのが嫌なぐらいな体験はした。犯罪者だって事は知ってるけど、目の前で
浚ったやつらが死ぬ場面も見たし。家族も危険に晒して、関係も悪化したし……」

そこで、ふぅーと長い溜息がこぼれた。金網の二枚目も完了しそうだ。

「だから、こんな手。私にとっては半分ぐらい忌まわしいさ。
誰かは神の手って言うけど。私からすれば呪い見たいなもんだしね。
……けど、こんな手を持ったから。今日と昨日は幾らか楽しく過ごせたって
思えば、まっ……サバジオスも悪くないのかもね」

そう、少しだけ口の弧を吊り上げて笑う姿に陰は余り見えなかった。

>>164(天雨PC)

 小林の指示に従い、金一は軽い調子で屋根に上がりつつ修理道具を
携えて仕事を開始する。命綱などは無いが、いざとなれば小林もスタンドで
助けるし、アレも一応スタンド使いの筈だし問題ない。

園児たち三人が素直にはーいと言うのを聞きつつ、園に入る。
 掃除をする音などは聞こえない。もっとも、清掃をする器具を探してる
最中だろうし、まだ始めてない可能性もある。

まつり「何処に行ったのかしら?」

カンナ「うーんっ、事務所っぽいと思うぞ! あっ、さぼって
そうなら脅かしてやろう!」

まつり「そうですわね!」

 三人はひとまず事務所に行こうとするようだ……。

166 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/24(水) 22:20:42
>>164
>>165

アオキの話に黙って耳を傾ける。
彼女は笑ってくれた。
話を聞くことで心を軽くする試みは成功したと考える。

「そう――だね」

フッと微笑し、軽く頷く。
それ以上は蛇足だ。

「じゃ、今度は私の話も聞いてもらおうかな。
 ――っていっても『私の友達』の話だけど」

「その子、生まれつき目が見えなかったんだって。
 『先天性の視覚障害』ってやつ。
 誰もが当たり前に持っているものを、その子は持ってなかったんだ。
 『リンゴが赤い』ことも分からない。
 『赤い色がどんな色なのか』さえも分からない」

「この世界は『持ってる人間』が暮らしやすいようにできてる。
 だから、その子は小さい頃から怪我や事故が多かった。
 人にぶつかったり、物につまづいたり、車に轢かれそうになったりして、
 いつも生傷を作ってた。
 誰も気にしないようなほんの小さな段差でさえ、
 『持ってない人間』にとっては命に関わりかねない」

「でも、その子は無事に育った。
 『音』で『匂い』で『手触り』で、『見えない闇』の中を進み続けて成長した。
 辛いこともあったけど、でも前に進めた。
 だけど、一人じゃ無理だったと思う。
 『支えてくれる人』がいたから、それができた」

「今、その子は見えるようになったんだ。
 『支えてくれた人達』のお陰で、『光』を得られた。
 ずっと暗闇の中にいて、光のある世界を初めて見た時、
 凄く感動したんだって。
 目に映る全てが輝いて見えた。
 『リンゴが赤い』ことも分かる。『赤い色がどんな色か』も分かる。
 家族の顔も、その時初めて知った」

「私も、アオキを『支える人』の一人になりたいな。
 もちろん、アオキを支えてくれる人は他にもいると思う。
 だけど、その一人になりたい。
 『彼女』が見た『光』を、アオキにも見せてあげたいと思う。
 ――そう考えるのは良くないことかな」

167 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/24(水) 23:18:39
>>165(GM)
>>166(夢見ヶ崎)

「良い推理ですわね、カンナ。
 私が掃除道具を探すなら――――やっぱり事務所ですもの。
 それとも倉庫か。けれど倉庫の鍵なんかも事務所でしょうし」

           「早速行きますわよ!」

遅れたり、先に行きすぎたりしないよう、
三人と共に事務所へと向かう事にした。

「……ああ、そういえば」

        スッ

「そろそろ『台風予報』が来ているかしら?
 機能は夕方くらいとは言っていましたけれど、
 アレは相当『気まぐれ』なものですものねぇ」

「空はまだ、おかしな様子でもありませんけれど」

道中、スマホを取り出して天気予報を調べておく。
具体的に『何時くらいになるか』、そろそろ出ている筈。

(…………それにしても、静かですわね。
 車の音も、BGMもない。思い返すに『自然豊か』ですわ)

掃除以外の音なども聴こえない、
環境音一色の状況だろうか?
だとすればそれは心地よい物だが、
ヤジを探すためにも耳は澄ませておく。

それから、いつでも『夢見ヶ崎』に繋げる画面にしておく。
不測の事態は何度もあったし、彼女に何か伝えるのは早い方がいい。

168 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/25(木) 19:50:27
>>166(夢見ヶ崎PC)

アオキ「…………悪いわけ ないよ」

「きっと……きっと、その『光』は
とっても綺麗なんだろうなぁ」

そう、アオキは少しだけ。少しだけ頭上を見上げて
万感の思いを込めるように呟く。

アオキ「……でも、まだ私にはさ。
そんな光を見れるか、自信はないよ。
――よし 出来上がった」

 修繕は、一通り終わったようだ。これで
オピネル含め、鶏たちは簡単に出で来れないだろう……。

>>167(天雨PC)

鳥のせせらぎ、森のざわめき。遠くからは金一と小林が
仕事の応答する声が聞こえる。
台風の来る予測時間は『午後六時』だ。

事務所に歩いて行くと、背を向けた人影の姿が見られる。
カンナとまつりが小声でやりとりをする。

カンナ「やっぱ事務所だ。掃除してないぞっ」

まつり「なら、こっそり近寄って大声をあげましょうか」

そう、ソロソロと近寄ろうとして。ヤジの声が静かな一室から
零れるように聞こえて来た。

 「――はい。笹金 蒼樹(あおき)
器具型の支配の女王。今のところ問題あるようには」

 ピタ・・・と、園児たちも聞こえて来た内容と声が
さきほどまで鶏に威嚇されタジタジになってた若者とは大きく異なる
真剣味がある声色を敏感に感じ取って立ち止まる。

 「……はい。残る三人と雇用されてる二名に関しても初期対応のみですが
ランクの兆候はありません。……はい、引き続き任務は続行します」

 pi……。

スマホを切る音が聞こえてくる。まだこちらには気づく様子はなく
扉と言う遮蔽物もあるし、ひっそりと距離もとれるだろう。

だが、ヤジは……彼は何かの『任務』で『アオキ』に関わっている?

169 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/25(木) 20:51:45
>>167
>>168

「――ありがとう」

「見られるよ。その子にだって見られたんだから。
 アオキにだって、いつか見られるはず――」

「私も手伝うし、ね」

サングラスを掛け直す。
修理は終わった。
マジメな話も、ここまでだ。

「さってと〜〜〜シュウリもおわったし、あっちもどろっか??
 ま、サトリちゃんがいるコトだし、ダイジョーブだとおもうケド。
 オピネル!!こんどこそ、おとなしくしてろよ〜〜〜。
 ジュリエット、コイツのボーソーとめてくれよな!!」

「――っていうか、わたしなんもやってなくない??
 ヤバイ!!このままだと、
 きのうたべすぎたぶんの『カロリー』をしょうひできないぞ!!
 この『ギリシャしんわのめがみ』のような、
 ひるいなきプロポーションがくずれてしまう!!」

「ハッ!?そうだ!!はしろう!!
 はしってかえれば、『カロリーしょうひ』できるハズだ!!」

修理の道具やら余った金網やら、そこらに落ちているものを拾い集める。
そして、修理で消費できなかったカロリーを消費するために、
全力ダッシュで園の方へ走り出す。
その前に――。

「あ!!さっきのはナイショにしといてよね!!イメージがくずれるから!!
 アイドルはイメージがたいせつだからさぁ〜〜〜」

と、一言アオキに言っておこう。

170 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/26(金) 02:34:59
>>168(GM)
>>169(夢見ヶ崎)

       ―――― シュッ

指を口元に走らせ、『静かに』のジェスチャーを取る。
夢見ヶ崎に連絡したいが、今はわずかな物音も危険。
意識しているわけではないが、真面目な顔はしている。

(落ち着けば特に『おかしい』言動ではない。
 アオキさんの能力の有用性を考えれば、
 むしろ『監視の目』を寄越すのは自然。
 無い方が『いい加減』すぎる……けれど、
 ――――それを『偶然居合わせた一般人』に任せるのは不自然)

私情を掘り返せば穏やかじゃない』物を感じなくもないが、
アリーナという組織が無償で、何の対価も求めず、
子供達のための施設を用意しているはずなどない。

もちろん子供に対価を求めるのは『下品』だが、
ビジネスの世界で『上品』を求めるのは浪漫が過ぎる。

(それと、問題は……『ランク』。初めて聞く言葉ですわ。
 兆候という言い方からして『症状』か『状態』か、
 少なくともあれだけ短い邂逅時間で判断出来る『なにか』)

問題は闇組織の実態などという一朝一夕で片付くものでなく、
監視を続ける『主因』であるらしい『ランク』なる言葉についてだ。

それは自分と夢見ヶ崎には知らされていない。
わざわざ仲間のはずの金一や小林と離れて一人で、
立ち聞きの危険を冒してまで電話で話している辺り、
『緊急性』と『隠密性』がある『重大任務』なのだろう。

(アオキさん自身もだけれど――――私と明日美さんに危険が及ぶ可能性がある。
 わざわざ素性を隠して、『人手が足りない』アリーナがエージェントを派遣している。
 アオキさんを調べたいなら彼が世話係にもなれたはずなのに、私達を選んでいる。
 昨日一日何があったかを確認するでもなく、彼しか知らない何かの基準で動いている。
 この感じ、本命は彼。私達は何かを知らされていない――――最悪、『捨て駒』かもしれない)

それはある意味仕方がないのかもしれない。
大義の為の犠牲というのは否定できない。
だが、自分や自分の仲間をその箱には入れない。

          (……もしくは、第三勢力の息が掛かっているか)

(私は『天雨サトリ』。私は仕事に責任を持たねばならない……そして向こう見ずではいけない)

                  「…………」

今問いただしても事実を聞き出す事は出来ないだろうし、
子供達にも危険が及ぶ可能性がある。それは仕事に反する。

≪貴女たち、少し扉から離れていてちょうだい≫

が、ヤジに用があって探しているのも事実――距離を取る訳にもいかない。
子供達を少し遠ざけてから、その分の時間を置いて、事務所の戸を叩く。

その前に夢見ヶ崎に一言、『事務室』とだけ文を送っておく。これは戸を叩く直前でいい。

171 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/26(金) 21:56:25
>>169(夢見ヶ崎PC)

貴方は修理に貢献してなかったと言うが。鶏達が脱走しない
牽制としての役目は出来てたし、金網を押さえたりするのも
立派な仕事だ。

アオキ「ちょっと、そんな走らないでよっ。
はは 女神にアイドルって…!」

 文句を言いつつも、アオキの顔つきは明るい。

正面に到着すれば、小林が声をあげて図面を見つつ指示を下し
金一も、それに応じた掛け声を出しつつ修理してるのが見えた。

小林「うん……あぁ、天雨さん達は園の中ですよ」

青年がそう短く、不在の人物たちの事を告げると作業へ戻っていく。
それと共にスマホが震えた。天雨から『事務室』と短い送信がきてるのが
確認できるだろう。

>>170(天雨PC)

 
貴方は、『ヤジ』かアリーナ、若しくは別勢力の手勢である事を
認識しつつ、それに対して思考を巡らしつつも行動をしていく。
子供達は、コクッと無言で首を振りつつ遊戯室のほうまで静かに後退する。

 トントン

事務室へのノック。ヤジは、一瞬だけピクッと肩を揺らして首を巡らし
僅かにだが鋭い目つきが扉の窓越しに天雨の目とぶつかった。

 「うん……あー、なんだ天雨さぁん。いやー、掃除道具探してたんスけど
なくて途方にくれてて、俺ってばうっかり」  ハハハハ

 彼は、顔をくしゃっと如何にも何処にでもいる三枚目な剽軽(ひょうきん)
さを纏い……謂わば鶏小屋で相対してる時と同じ軽々さを戻した上で
天雨に少し近づいて声かける。

 「……なんか聞こえました?」

 その笑顔のまま、天雨に尋ねてくる。目は、余り笑ってない。

172 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/26(金) 22:31:11
>>170
>>171

「すぅぅぅ〜〜〜ッ……はぁぁぁ〜〜〜ッ……」

入り口まで来たところで足を止め、深呼吸する。
なかなかイイうんどうになった。
これで、きっと『100kcal』くらいはショウヒできたな!!

「りょーかいッ!!」

小林に告げ、園内に入る。
金ちゃんは……どうでもいいや。
屋根から落ちたりしたら面白いけど。
持ってきた道具とかは、その辺にまとめて置いておく。

「――おん??」

スマホを確認する。
『事務室』――つまり、そこへ行けというコトだろう。

「『ジムシツ』だって」

アオキに言ってから、事務室に向かう。
『ドクター・ブラインド』は出しっぱなしなので、
近くまで行ったら『声』が聞こえるハズだ。

173 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/26(金) 23:02:34
>>171(GM)
>>172(夢見ヶ崎)

「あら、ヤジさん。こんなところで何をなさってるの?」

          「――――ああ! 掃除道具」

鋭い眼だ。自分も真面目な目をしていると思った。
憶する理由は特にないので、こちらからも近づく。
手の動きには警戒しておく。流石に無いだろうが……

「きっとそうでしょうと思って、探しておりましたの。
 床掃除に使うような『掃除道具』は倉庫ですわ。
 鍵はここにありますから――ちょうどいいですわね」

          ス

鍵かけの方を指さす。

「なにか……『聞こえたか』ですって? それは」

「なにか物でも壊したんですの?
 安心なさい。聴こえませんでしたわよ。
 修理の代金も経費で落ちるでしょう」

「それとも『スマホゲーム』でもしてまして?
 そういう音も聴こえませんでしたわよ。
 まあ、私の部下でもありませんし、
 それを咎める権利はありませんわね」

例示を繰り返して話を長引かせる。

「それとも…………貴方、ここで、なにか。
 私に聞かれては不味いような話でも、してましたの?」

これを聴く権利は『ある』。
むしろ聞かねば仕事に反する。
自分はイサゴと金銭契約を交わして、
子供たちの世話をする様指示を受けた人間だ。

要するに、今この施設の『監督者』のような存在ということだ。
一人で事務室に入り、『何か聴こえました?』などと宣う、
不審な『アウトソーシング』に話を聴く権利は…………ある。

(……問題は、世の中はそういう『常識』だけじゃ回らない事だけれど)

もちろんしらを切られればそれで構わない。
おどけてかわされても、小バカにされても、
こちらに知られたくない一心ならかまわない。
外に出せない長期的な計画というのはあるものだ。
それがこの園やアオキに害をなすことだとしても、
今の自分達の仕事と無関係なら首を突っ込み過ぎてはいけない。

問題は暴力を振るわれた場合や、脅迫を受けた場合についてだ。
立ち聞きのリスクを自分で生んで、そんな手に走る連中がマトモなはずがない。
そんなマトモじゃあないやつに任せた掃除も、マトモな結果になるとは限らない。
これの目撃者が必要になる。だから夢見ヶ崎を呼んだ。これは『子供』じゃだめだ。

夢見ヶ崎明日美は信用できるビジネス・パートナーだ。だから危険な役回りを押し付ける。

174 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/27(土) 23:02:22
(このレスだけ、順序を逆に投下する)

>>173(天雨PC)

『ヤジ』の服装は、小林と同じ清月の制服を着崩した格好だ。
 手元は、片手はズボンのポケットに。もう一つの手は一瞬
胸のポケットを掻くものの、まだ特に不審な動きはない。

貴方の例示と、切り込むような問いかけに対し数秒だけ
沈黙を生じさせた後、少し悩むように目を閉じて頭を彼は掻く。

「……いんや。何も不味い事は話してないさ
まっ、こりゃ俺の独り言だが。上は身辺がしっかりしてる
彼女よりも、『あんた等』のほうが情報が少なすぎて不審だとよ」

 片目を軽く細めて開けて彼は忠告するように告げる。

「あんた等が、ただの世話好きのスタンド使える以外は普通の
可愛い少女ってだけなら何も問題ないって事さね。
 薮蛇つつかず、って奴さ。お互いな」

 さーて、掃除っすっか と。
彼は、そこで真剣味を完全に打ち消して軽い雰囲気に立ち戻り
清掃を開始し始めた。

>>172(夢見ヶ崎PC)

 貴方たちは使用した大工道具類や器材を纏めておく、片付けるのは
男手の小林がやってくれそうだ。

園に入ると、最初に目に付いたのは。遊戯室の中から顔を出すように
事務室方面を見る子供たちだった。

アオキ「? 三人とも、どうしたの」

『しー……っ』

子供たちは口元で指を押さえるジェスチャーを同時に行う。
不思議そうにアオキが見遣る方向では、少し固い表情に見えるだろう
天雨が事務室の前に立っていた。

 ブィーーーーン……!

掃除機の音がし始める。どうやら、ヤジが清掃を開始し始めたようだ。

175 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/28(日) 00:03:45
>>173
>>174

「しっかりキアイいれてはたらけよー」

掃除の音を聞いて、独り言を言う。
こっちは小屋の修理を代わりにしてやったのだ。
その分、1ミクロンのホコリも見えないくらいピカピカに掃除してもらおうじゃないか。

「――で、こっちは??
 『でんしレンジでタマゴあっためようとしてバクハツした』とか??
 それをやるんなら、タマゴをアルミホイルでつつんでから、
 ミズをいれたマグカップにしずめてチンするとイイぞ。
 ただし、やるときはオトナのヒトといっしょにするコト」

サトリに声をかけたいが、なんだかわからんが近寄りがたい雰囲気だ。
本体は腕を組んで入り口前の壁に寄りかかり、様子を窺う。
『ドクター・ブラインド』は事務室に入り、サトリの横に立つ。

   《 L(エル) 》 
                     《 I(アイ) 》 
            《 G(ジー) 》 
  《 H(エイチ) 》 
                 《 T(ティー) 》

『ドクター』は誰に言うでもなく、無機質な声で独り言を呟いている。
それから、『ドクター』はサトリに向けて肩を竦めて見せた。
『何かあった?』という意味のボディランゲージだ。

176 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/28(日) 01:33:25
>>174(GM)
>>175(夢見ヶ崎)

返答は想像以上に『真っ当』な物だった。不穏さこそあるが、
不審と目されている自分達への態度としては十分上等と言える。

「私は――――天雨家の長女、天雨サトリ。
 貴方のおっしゃる通り、『世話好き』で『才色兼備』の跡取り娘。
 それ以上の事はありませんし、それ以上の事も出来ませんわ」

          ニコ…

「貴方が『掃除のお手伝い』である限りは、ね。
 ――――それでは、お掃除お願いいたしますわね」

少なくとも、自分が彼や彼の上司なら『丸腰』ではない。
これ見よがしな胸ポケットか、手を入れたポケットか、
何かしら武器を持ってはいるのだろう。今は関係ないが。

こちらとしても『仕事』を邪魔しない限りは何もしない。
というより出来る事がないし、する理由も見当たらない。
事務室の入り口から数歩離れて、ドアを軽く閉めておく。

≪事務室に立ち寄ったら、彼が中で誰かに電話を掛けていましたの。
 察するに――彼は『アリーナ』か何かのエージェントのようですわ。
 恐らく私達の『監視』、あるいは『観察』を任務として受けている。
 ……『ランク』というものの『兆候』が無いかを見張っていて、
 今のところ、私達含めてそれは誰にも出ていないと、そう言っていた。
 それが具体的にどういうものなのかは、聞き出せそうもなかったけれど≫

≪それと……素性の知れない私達は警戒されてるそうですわよ。
  ねえ、まるで『サスペンス・アクション映画』じゃありませんこと?≫

夢見ヶ崎ならこの話を聞いてヤジを襲うような、
短絡的な行動はしない。そういう信頼がある。

≪もっとも、私は『ハートフル・コメディ』をしに来たのですけれどね。
  厄介事には首を突っ込まず、この『三日間』きちんと仕事を終えましょう≫

               ≪向こうから厄介が飛び込んで来ない限りはね≫

スタンド会話で、声を潜め子供達には聞こえないよう、『ドクター・ブラインド』に話す。
それを終えたら『10cc』を解除して、子供達や夢見ヶ崎本人と合流する事にしよう。

177 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/28(日) 23:59:46
(レス遅れ失礼しました)
>>175-176(ALL)

天雨の言葉に対し、ヤジは特別に何か反応するでもなく
短い返答と共に事務室の掃除を続けていく。

彼がアリーナ、それに関わるであろう組織的な人物で監視員のような
役割である事を二人は互いに共通した。ソレを薄々察するのは
さきほど驚かそうとした園児たち三人も含むのだろう。

カンナ「……なんか、あのヤンキーにーちゃん怪しいんだな」

まつり「まぁ、君子危うき近寄らず ですわっ」

アオキ「? なにがあったかは知らないけど。あまり他所から
手伝いにきた人を邪魔しないようにしよう」

自分が中心となり動きがあるとは思ってないアオキが子供たちを
誘導すると共に、そう言えばと言葉を続ける。

アオキ「昨日の川原に連れてってくれる? お婆ちゃんに
会えるかも知れないし。会いたそうにしていたのなら
挨拶はするほうが良いから」

中にいても、掃除音で子供たちも気になると考えての配慮だろう。
それに、色々隠して動いてる者が近くにいれば敏感な子供達なら
気が散るだろうし、良いアイデアではある。

178 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/29(月) 00:55:41
>>176
>>177

《おっ、いいねぇ〜〜〜。おもしろくなってきたじゃん。
 いよいよ『スリルとサスペンス』のまくあけってカンジぃ??》

《ま、このまま『あかるくたのしいファミリーむけロセン』でもイイけどさ》

とりあえず『ドクター・ブラインド』は解除する。

「かわら――イイんじゃない??じゃ、いってみよっか。
 そういやフキもらったんだっけ。
 っていうか、フキってどうやってたべるモンなの??
 さすがに『ナマ』でくうのはキツそうだよね。
 『テンプラ』にするとか『おひたし』にするとか??
 それとも、やっぱり『ケーキ』か……」

アオキに同意しつつ、四人の後ろから少し遅れてついていく。
その道中、小さな声でサトリに話しかける。

「さっきのハナシさ――わたしのにらんだところによると、
 『ランク』ってのは『キケンかどうか』ってコトなんじゃないかな。
 『ヤツはランクAだ。シマツしろ』みたいな??
 『なつやすみえいが』にはむいてないね、コレだと」

自分達は警戒されており、何か知らないが『ランク』なる物を見張られている。
そして、その『ランク』が変化するような『兆候』は現段階では出ていない。
これらを考え合わせて真っ先に思い浮かぶのは、
自分達が『危険人物かどうか』を調べているという可能性だ。
警戒されているという前提を考慮すると、それが一番妥当に思える。

「それと、コレじたいが『テスト』ってセンもあるんじゃないかなぁ〜〜〜。
 デンワのないようをきかせたのは『エンギ』で……
 わざとアヤシイそぶりをみせて、
 ウチらがどういうタイオウをするかみようとしてるってコト。
 もしヘンなコトしたら、『ソイツはキケンだ』ってコトになるワケだしさぁ〜〜〜」

監視役というからには、きっと重要な役割だろう。
そんな大事な仕事を任されている人間が、
そうそう簡単に正体を知られるというのも不自然といえば不自然だ。
あえて正体を曝すことが目的であったとするなら納得はいく。
そして、もしそんなことをする理由があるとすれば、
まず『テスト』という可能性が浮上する。

「――でもまぁ、たぶんソレはナイとはおもうケド」

軽く笑って、たった今自分が口にした可能性を否定する。
だが、内心では『もしかしたら』とは思っている。

「あと、きになるのは……コレって『ミス・イサゴ』のシジだとおもう??
 『アリーナ』っておっきいからイロイロとゴチャゴチャしてるみたいだからさぁ。
 ってことは、『ほかのトコ』からおくりこまれてきたってコトもあるかもねー」

『アリーナ』は様々な派閥を持つ組織だ。
組織でありながら、集団に近いと呼んでもいいだろう。
だからこそ、イサゴ以外の派閥が監視役を送り込んでくる可能性も、
十分に有り得る。

179 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/29(月) 06:13:17
>>177(GM)
>>178(夢見ヶ崎)

「何か妙な事をしている、という様子でもありませんでしたから、
 お二人の言う通り、あまり近寄って邪魔しないようにしましょう」

まつり達の言葉には短く、それだけ返す。
細かい事情はアオキの前では口にしない。
過剰に警戒して、一触即発になるのは避けたい。

(…………とはいえ、彼に今すぐ子供達に手を出す理由はないでしょうし、
 じきに来る台風より恐ろしいものではないでしょう。……少なくとも、今は)

実際の彼の立場は分からないのでなんとも言えないわけだが、
何か起きるまでは気にしない、というのが正解なのだろう……とは、思う。

「河原? ああ! そうですわね、雨風が来る前に外に出るのはよろしくてよ」

「ちなみにフキはほかに煮物か、炒めるか、何かと和えるか……
 あとは、そう、伽羅蕗(きゃらぶき)なんかも有名ですわね。
 私もそう頻繁には食べないし、子供好みの味かは……存じませんけれど」

そういうわけで、異論もないので河原に向かうことにしよう。
施設に男三人を残すのはやや不安だが、どうせずっと見張ってもいられない。

「アオキさんに今のところ問題はない、他の五人にもランクの兆候はない。
 ……記憶が定かなら、確かそのような言い方をしていた気がしますわ。
 そう考えれば貴女の説は支持出来ますわね。危険度、あるいは価値判断か」

それでも完全に忘れる、とはいかないのが人情。
夢見ヶ崎の考えは興味深い。同じく、声を潜めて推測を返していく。

「わざと聞かせた、というのもあり得ない話ではないでしょうね。
 私が彼を探したのは、金一さんにそれを頼まれたから……でもありますの。
 そして、小林さんは私の位置を把握できそうな能力を持っている。
 これを組み合わせれば、程よいタイミングで『電話』を始める事は出来ますわ」

「そして、その対応から危険性を探る。無理筋とは言えませんわね。
 ……だとすれば、明日美さんにノータッチなのは気にかかるけれど。
 偶然私に仕掛けられそうな状況だったから、アドリブでやった、という目もある」

金一が探すように仕向け、小林の能力で位置を把握し、丁度いいタイミングで電話を聞かせる。
急造チームならともかく、元より知り合いにも見えるあの三人なら、出来ないコンビネーションではないはず。

「……まあ、『あり得るかもしれない』くらいに思っておきましょう。
 仮に試されていたとして、それが仕事に影響するとも限りませんものね」

決めてかかればドツボにハマりかねないし、あくまで想像に留めてはおく。
それに基づいて動いたりすると、それこそ危険と見なされてもおかしくない。

「ああ、イサゴさん……私がイサゴさんなら、監視を送りたい気持ちは分かる。
 というより、三日間放置するのはあまりに怖過ぎますもの。
 金一さんだけでは足りないと考え、他の手勢を使う……無くはない話。
 この場合、金一さんや小林さんも同じ任務を担っているか、
 少なくとも……任務について、承知はしているのが自然でしょうね」

子供の世話、というだけでも、見知らぬ二人組に任せたくはない。
ましてや『宝石』や『武器』を凌ぐ価値と危険に満ちた子供達だ。
金一だけでは足りぬと考え、非スタンド使いながら聡明そうな彼を送るのは『分かる』。

「逆に、イサゴさん以外の『派閥』がこの施設に噛んでいるとすれば……
 自派閥以外が雇った『素性の知れない人間』を警戒して、人を寄越すのも分かる。
 この場合、推定・非スタンド使いを寄越した理由は見えませんけれど……ね」

この場合イサゴが金一を、他の派閥が金一に乗じてヤジを、という事になるか。
これもまた自然だが、幾分か憶測の色が濃い話にはなるだろう。
非スタンド使いを送る理由も、人手不足で一応の解説は出来るとはいえ不透明だ。

「……まっ、彼が誰の差し金にせよ、仕事を全うしている限り『敵』にはならないでしょう。
 もし私達を無条件で排除するつもりなら、不審視している事を伝える理由はありませんもの」

180 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/29(月) 21:12:03
>>178-179(ALL)

 彼『ヤジ』が、アリーナ直属の配下なのか。小林や金一も
隠してるだけで、それに関わっているのか。
ランクとは、いったい何を指しての言葉なのか。
 幾つかの疑問は増えたものの、それでも彼らが清掃業のために
来たのは間違いない。貴方たちは再び昨日と同じように森林浴に
繰り出す。今回は、水着も持参してないしアオキ一人も増えたと言う
違いはあるものの、森は変わらず過ごしやすい気温だ。空を仰げば
南西付近に黒っぽい雲が未だ遠くながらも漂っているのが見えるだろう。

 「……うん。おぉ アオキちゃんかぁい。久しぶりやねぇ」

河原まで行くと、あの老婆が同じように山菜取りに来てるのに遭遇できた。
皺くちゃの顔を綻ばせ、老婆とアオキは暫し再会の感動を味う。

 「フキは美味かったえ?」

「あー、まだ食べてないんです。今日にでも佃煮にしようかなって」

 「そうかいそうかい。今日は嵐が来るからねぇ
みんな早めに家でじーっとしとるんやよ」

 『はーい』

 子供達の元気な賛同の斉唱に、目を柔らかに細めて小刻みに
老婆は頷くと共に、夢見ヶ崎と天雨にゆっくりと顔を向ける。

 「あんた達も、嵐の夜は気をつけてなぁ。
此処いらは、たーまに変な風で体を切るのも珍しくねぇからなぁ」

「特に嵐の晩わだ。昔、爺さんの家の者の血筋のもんが
度胸試しだと馬鹿やって、嵐の晩に出て体を切り刻めたってぇ話だ」

 カンナ「へー、そんな事あったんだ」

 まつり「物騒な鎌鼬ですわねー」

……老婆の話だと、夕方 嵐が吹きすさんでる時に屋内から出る事は
余り良く無さそうだ。尤も、老婆の話が信憑性におけるものかさておいて。

アオキ「今度、ゆっくり時間があれば家に顔を見せますので」

 「あー、えぇなぁ。そん時は、腕によりかけて甘い餅でも作るでぇ」


老婆との会話、それに森林浴を楽しむと十二時頃になった。
遅い朝食だったからして、まだそんなに貴方たちのお腹空かない
かも知れないが、万年欠食童子たちは別だ。

カンナ「今日は何のピザだー!」

まつり「十二時はピザと決まった訳ではないですわ。
それで、何のランチなのでしょうか?」

アオキ「うーん……せっかく貰ったフキもあるし、どうするかな」

昼食の献立は未定だ。流石にカレーはもう殆どないか空だろう。

181 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/29(月) 22:31:05
>>179
>>180

「そだねー。
 ガッコーの『ふくそうケンサ』みたいなモンだとおもっときゃあダイジョーブでしょ。
 このままフツーにやってれば、ナニゴトもなく『ハートフル・コメディ』に……」

「でも、もうちょいシゲキがあるのもワルくないかなぁ〜〜〜」

「――なぁんて??」

口ではこう言っているが、サトリの意見には同意する。
自分達は子供達の世話を頼まれたバイトなのだ。
見張られていようといまいと、それをこなしてお給料をもらえばいい。
さすがにプライベートな部分まで見られることはないだろう。
もしそうなったら、うったえてイシャリョウせいきゅうしてやる。

「あ、シューリはちゃんとおわったよ」

「あとさ……アオキは『エクリプス』にさらわれて『アリーナ』にたすけられたんだって。
 『エクリプス』っていうのは、スタンドつかいの『ギャング』みたいなモンで、
 なんかスゲーヤバいヤツら。
 そんなこんなでアオキはココにいるみたい」

本人が近くにいて話すのはどうかと思ったが、
タイミングを逃すと忘れそうなので言っておこう。

「ボチボチきそうだなー……」

空模様を見て呟く。
『視力』を得てから『台風』というものを見たことはまだなかった。
もっとも、『台風』は見るものではないだろうが。

「ほうほう……」

老婆の話を興味深げに聴く。
これこそ、もとめていたシゲキじゃないか??
『カマイタチ』――話では聞いたことがあるが、見たことはもちろんない。

「『アラシのよるにはソトにでない』――ま、ジョーシキだよね」

そう言うものの、内心は『嵐の夜に外に出てみたい』という気持ちがある。
『不思議の気配』が心を惹きつけるのだ。
『怪奇現象・カマイタチ』――なんとも好奇心をそそられる。

(よなかに、ひとりでコッソリでてみるか??)

心の中では不穏なことを考えている。
いや、ソレはちがうぞ。
ワタシはコドモたちがおなじようなコトをしないようにケイカイしておこうと……。
とくに、カンナとかはギャクにキョーミもってソトにでるかもしれないし!!

「フキねぇ〜〜〜。じゃ、『フキのピザ』とか??」

「それがダメなら、いためモノとかてっとりばやいんじゃない??
 おにくやキノコなんかといっしょにいためて、ササッともりつけてできあがり!!
 テンプラとかニモノはジカンかかりそうだし。
 おひたしじゃメインにはならないしさ」

「もしくは、フキをミキサーにかけて『フキジュース』!!
 まいにちのケンコウにコレいっぽん!!」

あれこれと言いながらサトリの方を見る。
彼女の意見を聞こう。

「そういえば、あのさんにんは??おべんとうとかもってんのかな。
 っていうか、まだかえってないよね??」

さすがに三人の分まで作ってやる義理はない。
作業が長引くなら、たぶん昼食は持参してるだろうし。
だから、一応言ってみただけだ。

182 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/30(火) 15:10:58
>>180(GM)
>>181(夢見ヶ崎)

「……刺激は『くぬぎさんのスタンド』で十分。
 自分から作るような物ではございませんわよ。
 何事もなく、普通に……それが一番、大切な事ですわ」

口ではこう言っているが、内心『アリーナ』の影は消せない。
解決するのは無理だろう……無理だと分かっている。
危険な事に首を突っ込んで仕事を台無しにするのは、駄目だ。
勿論分かっているし、弁えているが、脳裏から消す事は出来ない。
気にし続けながら『ハートフル・コメディ』を最後まで演ろう。

「ひとまず、お疲れ様ですわ明日美さん。
 あとで一応、私も強度を確認はしますけれど、
 手を抜いたりしないのは『信頼』していますから」

「飴でも食べます? ………………」

などと思っていたらアオキの素性にも大きく絡んできた。
まあ、これで『アリーナ』がアオキを観察する理由が、
少なくとも表向きは『保護』なのは察する事は出来るし、
それは安心なのだが……『テロ組織エクリプス』ときた。

(…………ええ、そうでしょう。私だって考えは出来る。
 私の能力はともかく、夢見ヶ崎さんやまつりさん、
 アオキさんの能力を『テロ』に使えば莫大な戦力になる。
 スタンド能力を得て『平和利用』で終わらせるのは、
 それなりに、己を律している……その証左だという事は、
 心のどこかで理解はしていたけれど……やはり『いる』んですのね)

スタンドを『商売』に使う『アリーナ』がいる。
なら当然、スタンドを『破壊』に使う集団がいてもおかしくない。
アオキの『サバジオス』など、その気になればいくらでも悪用は出来る。

・・・そうなると、『アリーナ』による監視は絶対に『必要』なのだ。

(勿論、『アリーナ』がそういう野望を秘めていないとは言えないけれど)

「……かまいたち? 噂には聞いた事があったけれど、
 本当に被害に合った話を聞くのは初めてですわね。
 お話ありがとうございますわ、おばあ様。
 一層気を付けて家から出ずに済むようにしておきましょう」

鳥小屋や花壇くらいしか家の外に施設がないし、
流石に人の命に代えて良いものであるはずはない。
懸念があるとすれば、くぬぎ等がそれらを守るために無茶をする事か?
カンナが遊びた過ぎて外に出る……というのは、流石に子ども扱いし過ぎか。

(……夜中に鶏の様子が気になって、くぬぎさんが外に出る。
 追いかけようとしたところをあの『スタンド』に阻害される。
 有り得なくはなさそうな話ですわね、考えてはおきましょう)

(あるいはかまいたちでオピネルたちが被害を……
 というのは、少し『ネガティブすぎる』発想かしらね)

当然夢見ヶ崎が何を考えているかなどは把握できていない。
サトリは彼女をやや知性的に美化して見始めている節があるのだ。

「フキ……フキ料理は思いつくけれど、流石にレシピまでは……
 インターネットで調べましょうか。幸い、合わせる食材はありますもの」

何も見ずに調理できる『フキ』料理のレパートリーでも
パッと出せたらかっこいいのだが、流石に思いつかない。

「彼ら(三人)の分は……まあ、そうですわね。
 特には考えなくていいんじゃあないかしら?
 確かお昼には帰るような事を言ってらしたし、
 台風を考えれば足止めするのも悪いでしょうから」

「仮にどうしても食べたい、と言い出したら、少し分けて差し上げましょう」

せいぜいお茶の一杯と、なにかお茶請けでも出すくらいが適正だろうし、
それも固辞されてなんらおかしくはない。昼食を共にする必要までは無いだろう。

183 『ペイズリー・ハウス』 :2018/10/30(火) 20:49:21
>>181-182(ALL)

 貴方たちは、老婆から『かまいたち』の話を聞き、そして
『エクリプス』と言うスタンドを悪用する破壊的な組織たちについても聞いた。
アオキは、夢見ヶ崎の話しを首を向けたが、それに対して特に自分から
何か話したりする様子はなかった。多分、自分が中心の話題だとしても
それが身の危険に直接関わるものでなく、そして話してる事が貴方たちの
仕事としても必要ならばと考えた上での黙認なのだろう。

 さて……貴方たちは園へと戻った。

そして

――驚愕なる場面を目にする事になる。




    ――ジュ―   ジュ―……っ!


カンナ「…………なんで、おっさんは料理をしてんだ?」

 「おぅ! お前ら帰って来たかっ。あと、俺はおっさんじゃなくて
金一って言う素ん晴らしい名前があんだよ! ちびっ子ぉ!
 なんで俺が料理してっかっで!?
小腹が空いたから、この俺が特製金一炒飯作ってるってだけだよ!
 なんならお前等も食うか!? 一人、500円だがなぁ!!」

 まつり「……はぁ……」

 
 ……厨房で、金一が何やら炒飯を作っていた。
でかめのフライパンで、まず御飯を炒めている。隣には、この園の
食材らしき野菜なり解凍したらしい肉も置いてるし……ちゃっかり
貴方たちが老婆から貰ったフキまで置いている。

 色々疑問はある。こいつは修理の為に来てたんじゃないだろうか?
普通、掃除のために来ただけの奴が。なんの許可もなく炒飯を作るのか?
 これは、もしかしたら何か新手のスタンド攻撃なのではないのか……。

ヤジ「……何で俺は、このおっさんと同行する事に頷いてしまったんだろう」

小林「あぁ、お帰りなさい。窓などは割れないように保護は終わりましたし
屋根の修理も終わらせておきました。内部の清掃に関しては、この一階は
終わらせましたが二階が、もう一時間かかると言った感じですね。
 ……このように、あの方が料理をしてる事に関しては私も少々状況を
理解するのに時間を費やしてる次第です」

厨房の隅で、ヤジが頭を抱え。小林青年は貴方たちに出迎えの挨拶と
共に修理と清掃の過程を説明してくれた。残り一時間もしたら終了のようだ。

184 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/10/30(火) 22:56:58
>>182
>>183

   ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ 
               ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ 
                            ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

            「このヤロー……」

      「なんてコトをかんがえやがる……」

            「『まさか』ッ!!」

            「『それ』はッ!!」

       「 『 チ ャ ー ハ ン 』 ッ ! ! 」

     バァァァァァァァァァァ――――――ンッ!!!!

炒飯ッ!!それは炊いた米飯を多種多様な具材と共に油で炒めた料理であるッ!!
中華料理の一種として分類されるが、冷蔵庫の残り物を活用することができ、
短時間で気軽に作れるという理由から、家庭料理としても根強い人気を誇っているッ!!

「はぁぁぁ〜〜〜ッ」」

「なんかもうリアクションするのもつかれた。
 ランチくらいジマエでよういしとけよな」

「みんな、こんなオトナになっちゃダメだよ。
 しぬまでうだつのあがらないジンセーおくるコトになるから」

大げさな動作でため息をつき、呆れた表情でサトリの方を見た。
『ドクター・ブラインド』で『引っかきラッシュ』でもしてやろうかと思ったが、
さすがに火を使っている時は危ない。
小屋の修理の代わりに昼食を作らせるというのも、まぁ悪くはないかもしれない。
マズいとか、変なモノが入ってなければだが。

「――『ひとり500エン』??『いいよ』」

言いながら、サトリに目配せしておく。
『考えがある』という意味だ。

「でも、アジにジシンはあるんだろーね??」

料理の様子を見る。慣れた手つきだろうか?
金一の好みは知らないが、おかしなモノを混ぜてる可能性もなきにしもあらず。
同時に金一の全身を観察し、念のために『サイフ』の在り処を探す。

185 天雨 サトリ『10cc』 :2018/10/31(水) 23:40:03
>>183(GM)
>>184(夢見ヶ崎)

「まぁ〜〜〜〜……っ!!! 金一さん貴方……」

無能とかそういう問題じゃないだろう。
何故勝手にフキを使っているのか。
何故勝手に厨房を占拠しているのか。
何故勝手に金を取ろうとしているのか。

「…………呆れましたわ!!」

          「私、呆れましたッ!!!」

「『仕事場』でそのような行いを………………! ましてや『出向先』でっ!!」

天雨サトリはこういう『バカなやつが起こす予定外』が本当に嫌いなのだ!
とはいえ大騒ぎしては子供達を不安がらせるし、自分の『級位』を落とす。
 
     「…………」

             「はぁ〜〜〜〜っ」

「…………ふぅ〜っ。呆れ返って逆に…………落ち着いてきました。
 ヤジさん、小林さん、金一さん、修理の方はありがとうございますわ。
 あと1時間ほど、ええ……最後までよろしくお願いいたしますわね」

                 ニコ…

「ただ、私達も昼食のために厨房を――――明日美さん?」

(どういうつもりなのかしら? ここで500円を払えば、
 それは炒飯は食べられるでしょうけれど…………
 それがマズければ最悪ですし、美味しかったとしても、
 場違いな事をした金一を図に乗らせてしまうだけなんじゃあないのかしら?
 それとも、彼と以前から付き合いがある明日美さんには違う物が見えている?)

夢見ヶ崎に何か考えがあるなら、乗ってみるのもまた一興だろうか?
いつ終わるかもわからない炒飯作りを待ち、その後残った食材だけで、
なんとなく昼ごはんを作るよりは、『金一炒飯』を選ぶのもいいのかもしれないが。

「……まあ、妙なものが入っていないなら、止めはしませんけれど」
 
             「私達のご飯の食材はちゃんと残っていますかしら?」

とりあえず夢見ヶ崎を止める事はせずに、冷蔵庫でも見てみよう。
なんか妙な食材が減ってたりしないだろうか? そこでもある程度当たりは付けられる。

186 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/01(木) 19:35:10
(レス遅れ失礼しました)
>>184-185(ALL)

>アジにジシンはあるんだろーね?

金一「おいおいっ。こちとら、もう34歳だぜ!?
家事 洗濯 自炊なんでもこざれだぜ!」

自信のある口調で動かす手つきは、確かに言う程度には慣れた手つきだ。
ラー油とか入れすぎな気がしないでもないが、まぁ 普通の炒飯だ。
だからと言って、勝手に親切な老婆がくれた食材を使ってるのは大幅な減点だが。

カンナ「おくさんとかがしてくれないのかー?」

金一「おふっΣ ……ごふっ……」

まつり「カンナさん、察してあげなさいですわ」

カンナの純粋な質問に、軽く金一は崩れ落ちかける。ズボンの後ろ
ポケットに、趣味の悪い色柄な財布がはみだしていた。
 
>私達のご飯の食材はちゃんと残っていますかしら?

ヤジ「えーっと……くそ、あのおっさん。炊飯器の飯ほとんど
使ってやがる。冷蔵庫とかには、まぁ食材は余裕であるけど
これから早炊きすんのも面倒だぜ」

小林「冷凍食品などもありますから。御飯に限定する事もないでしょうが……」

御飯は、ほとんど。あのバカが使ったようだ。

冷蔵庫からは、野菜類とパックに入っていた牛肉類と卵も減っていた……。

187 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/01(木) 21:48:28
>>185
>>186

「――お、おう……」

激しい憤りを見せるサトリの剣幕に気圧されて、やや後ずさる。
なだめようかとも思ったが、それをやるのも躊躇われた。
なので、サトリが落ち着きを取り戻してくれたことに内心で安堵していた。

「ふぅ〜〜〜ん。
 じゃ、そのコトバがホントかどうかたしかめてあげるよ。
 だから、『6にんぶん』よういしてよね」

サトリの方を向いて、悪戯っぽい笑みを浮かべながらウインクして見せる。
こちらの意図は伝わったようなので『ここは任せて』という意思を伝えておこう。
それから――。

     チラッ
          ズギュンッ

金一に悟られないように、金一の背後で『ドクター・ブラインド』を発現する。
金一が料理とカンナの質問に気を取られている隙に、
『ドクター』のスピードと精密さを生かし、ポケットから金一のサイフを抜き取る。
そして、中から『3千円』を抜いて自分のポケットに入れ、
サイフは元通り金一のポケットに戻す。
それから『ドクター』を解除してしまう。
少しでも気付かれそうな気配があるなら、これらの行動は止めておく。
教育上よろしくない行為なので、
抜き取る際は子供達にも見られないように注意したい。

(※テレビのまえのよいコは、けっしてマネしないように!!)

サイフから札を抜いたからといって、別にそのままくすねようとは思ってない。
それは犯罪だし、自分は犯罪者になりたいとは思わない。
これは、あくまで金一がゴネた場合の『念のため』だ。
だから別にできなくても構わないが、まぁできても後で返せばいい。

(みなさん、おしずかに……)

『3千円』の抜き取りが成功した場合は、口元で人差し指を立てて、
黙っておいて欲しいことを三人の子供達以外の全員に伝える。

188 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/03(土) 16:46:31
>>186(GM)
>>187(夢見ヶ崎)

「どうも、見てくださってありがとう。
 今夜と明日の分が残っているならよろしくってよ」

米が無くなったのは、もう仕方ない。
金一を使わざるを得ない懐事情が悪い。
台風への備えが残っていればそれでいい。
フキの扱いはやや義理を欠くが、食べる訳だから最低限良い。

「…………」

夢見ヶ崎がやろうとしている事は褒められたものではない。
綺麗事だけでは仕事は進まないが、進んで汚い事をする理由もない。
……とはいえ、彼女は私怨で攻撃に走る人間とは思えないし、
今のアイコンタクトは「私に策あり」という意味のはずだ。

ここは強いて止めずに静観し……少しサポートする。

「そういえば、フキを炒飯に入れるのは初めて聞きますわ。
 貴方のレシピ……金一炒飯では普通のことですの?
 それとも、『ある食材を活用する』のが貴方流という事かしら」

           「拝見させていただいても、よろしいですわよね?」

                   ススッ

横から近づいて、調理風景を観察しておく。
あくまで横からだ。後ろからだと振り返られかねない。
また、調理中の腕が当たったり、油が跳ねまくる距離も避ける。

料理を監視するのは自然な動機があるし、実際見ておく必要はあるだろう。
それが夢見ヶ崎の講じる策の補佐にもなるなら一石二鳥、といったところだ。

189 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/04(日) 20:11:20
>>187-188(ALL)
(ちょっとだけ進行早めるレスでお送りします)

夢見ヶ崎は、六人分の言葉に簡潔に おいおーいと悪い意味での
適当な返事と共に半ばあざとくプロっぽい感じで御飯など上に投げる
金一の背後にスタンドを忍びよらせ……見事、財布から三千円を巻きあげた!

まぁ、この行動に対して園児たちも結構近くにいるので。流石にバレずにと
言うのは不可能だ。だが、彼女たちもアオキや清掃の他ふたりも含め
貴方の行動は悪いものの、指摘するような悪とは感じなかったようで黙認する。
まつりとかは、クスクス笑いそうなのを手で抑えて一瞬気づかれそうになった
ものの、無事に財布も金一のケツの同じ場所に収め直せた。

金一が気づかなかったのは、隣で天雨が横につき背後への気配りを彼の
選択肢から潰したのも大きいだろう。

金一「これは俺の持論だが……フキであれ何であれ。
刻めるもんであるなら、細かく刻んで炒めれば食べれないものはねぇ!!」

アオキ「絶対に威張って言う事じゃないと思うんだけど」

そんな、不安が微妙に拭えない金一のスペシャル炒飯クッキングは
続いて行く。フキの葉や茎を細かく刻んで牛肉、人参などと炒め
更に最初に炒めた御飯と混ぜて溶き卵を終盤部分で混ぜる……そして。

  ドン!!

金一「出来たぜ……これぞ我が金一秘伝の炒飯だぜぇぇぇ!」

カンナ「なに……っ この味は……!」

まつり「そんなっ……期待通りの、焦げた御飯を包む卵とフキの味
更に大体こんな感じだろうなぁと思う炒めた野菜に隠し味だろう醤油っ……」

『ふ……普通の炒飯だーーー!!?』

金一「……ふつーに失礼だなっ、てめぇ等」

 なお、作成終わった炒飯は子供たちには余り好評価とならずだった。
まぁ、不味すぎるとかでもないだけマシ……か?

金一「おぅ、アルカラ。そんで三千円な!
 …………あれ? うん……? ……何時つかったけっなぁ? 俺」

ヤジ「どうかしたのか、おっさん」

金一「あー、うん。何でもない」

三千円も結構な額ではあるため、金一は夢見ヶ崎から受け取った時に
財布の中を改めて、妙な顔つきはしたものの。この状況で盗んだとか
何とかと言っても自分が不利な事を理解する頭はある。
 微妙な感じで、お金を受け取り後片付けなどはした。

 ・・・。

金一「さーって、あとは二階をさっさと済ますかぁ。おら二人とも行くぞぉ!」

ヤジ「……絶対、アレが指揮とるの間違ってんだよなぁ……」

午後になり、残る清掃が開始される。勿論、貴方たちにソレを手伝う
理由もないし、子供たちも参加する気はない。

カンナ「どうすっかなー。河原も行ったし、なんか暇だー!」

まつり「お昼寝するにも早いですわねー」

暇を持て余し始めている……アオキも、少々夕方まで時間あるのを
どう埋めるか悩んでる顔だ。

190 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/04(日) 22:27:05
>>188
>>189

        「――こ、これはッ……!!」

         「この『アジ』はッ……!!」

     「『いたってフツーのチャーハン』ッ!!」

   ドォォォォォォォォォォ――――――ンッ!!

「とくにウマイってわけじゃないけど、かといってマズイってほどでもない……。
 『えッ??おいしい!!』ってハンノウもできないし、
 『ぶッ!?なにコレ!?』ってリアクションもできない……。
 これは――『いちばんコメントにこまるヤツ』だ!!
 『コメンテーターなかせ』だ!!うわーん!!
 『コメンテーターつぶしのキンイチ』という『ふたつな』をしんていしてやる!!」

こんなので500円も取ろうとしてたのか。
その根性だけはスゴイけど、500円も払うほどの価値はない。
まぁ、払ったけど。『金一のサイフ』から。
こんなイイ加減なヤツへの対応は、これで十分だろう。

元々は、500円『払うとは言ってない』と言って、
逆に500円請求してやるつもりだった。
味見してやったお駄賃という名目だ。
当然、金一が出すはずがないのは分かっているので、
お互いの認識に誤解があったという理由で、
こっちが金を受け取らない代わりに、
金一にも金は払わないという形に収めようとしていた。

だけど、まぁ収まったんならイイかな。

「サトリちゃん、おこってない??」

「もしかして――おこってる??」

厨房での自分の行いについて、おそるおそるサトリに尋ねてみる。
やったのは自分だが、かといって良いことだと思ってるわけじゃない。
サポートしてくれたものの、サトリも同じようなことを考えただろうと思う。

「なにしよっかなぁー。たいふうっていつくるの??
 もうそろそろきてるかな??」

窓から外を見て、現在の空模様を確かめる。

「まだきてないんだったら、ニワトリごやのようすでもみにいく??
 たいふうがすぎるまでは、みられなくなりそうだしさ」

特にやることを思いつかないし、
今の内にオピネル達の様子を見ておくのもいいかもしれない。

191 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/05(月) 03:40:48
>>189(GM)
>>190(夢見ヶ崎)

「確かに、『刻む』と食感は分かりにくくなるし、
 味も――――濃い味付けなら、ごまかせますものね」

         「悪くない発想ですわ」

その刻んで味をごまかした食材は『貰ったフキ』なわけだが。
まあともかく、実食に入るとしよう。食べないのは大損だ。

「これは…………」

(……普通ですわね。大学の頃食べた『学生食堂』の炒飯に似てますわ。
 工夫しているようで特に工夫はなく、材料が混ざっただけの味……
 フキの風味も何もあった物じゃあないけれど……けど、ある意味、
 子供たちに『山菜を普通に食べさせる方法』としては悪くないのかしらね)

「ええ、味も……悪くは無くってよ。ご馳走様」

(当然、この場で……結果が良ければ総て良し、などと言うつもりは無いけれど)

そして、食後。

「…………『外道』には『外道』。
 明日美さんが責められる謂れは無くってよ。
 清廉潔白ですべてが丸く収まるとも思っていない」

「貴女が――――特別間違ったことをしたとは思いませんわ」

           「だから、私は怒ってませんわよ」

夢見ヶ崎には、そのように答えておく。
もちろん子供達にはこのやり取りを聞かれないよう気を遣う。

そうありたい、とサトリは思っている。
合理が感情に勝るのは、仕事の場ではほぼ間違いない。
グレーな状況で、夢見ヶ崎を強く糾弾する事など出来ないし、したくない。

「そろそろ空が怪しくなってきても、おかしくない頃ではあるけれど……」

「そうですわね、一度オピネルたちを見ておきましょうか。
 何かと気がかりですもの……今のうちに不安を減らしておきましょう」

192 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/05(月) 20:24:57
>>190-191(ALL)

空を見てみると、黒く目立つ積乱雲と思しきものが未だ少し遠くのほうながら
漂っているのが確認出来た。

朝食も9時ぐらいで、お昼ご飯は三時間おいたかおいてないか位で
食べたからして、流石にお腹いっぱいだ。

 コーコッコォコッ・・・

カンナ「おー、綺麗に直ってる」

まつり「相も変わらず、奥さんは動いてませんわねー」

鶏小屋へ六人へ赴くと、ギラッとした眼光でオピネルは入口に
近づいたが。貴方たちである事を視認すると、直ぐに関心失い
また自分の番いの元へ戻っていく。

アオキ「……あっ!」

まつり「どうかしました?」

アオキ「ブレーカー落ちた時、懐中電灯使わないといけないけど。
電池が未だ使えるかちゃんと確認してなかったよ」

成程、確かにそれは大事な事だ。いざと言う時、使えなかったとなれば
一大事に他ならない。

アオキ「事務室の引き出しだったね、確か」

カンナ「うーん、カンナは庭でもう少し遊びたいっ。
腹ごなしの運動もまだだしなー」

まつり「わたくしは、事務室に行くのは吝かでもありませんわ。
少し、確認する事もありますし」

 どうやら、また分担して別行動になりそうだ……。

193 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/05(月) 21:51:37
>>191
>>192

「おー、それはイチダイジだ。アリス・イン・トラブル!!」

「ちなみにブレーカーってどこにあるの??
 そのばしょもおしえといてくれると、さらにオトクでイイよね。
 『セットでかうと50エンびき』くらい」

一日経って、この園の構造も大体は把握できた。
もし真っ暗になっても、ある程度は安全に行動できる自信がある。
暗闇の中で動くことは慣れているからだ。
とはいっても、明かりがあった方がいいに決まってる。

「わたし、のこっていい??
 ダイジョーブだとおもうけど、オピネルとジュリエットのようすもきになるし。
 なんかあったらなんかするから」

「それに、まだ『カロリーしょうひ』できてないし。
 ちょっとカラダうごかしたいなぁ〜〜〜って。
 このスタイルをいじするのもタイヘンでさ」

「でも、もうそろそろ『きそう』だし、ほどほどにしとくよ」

まだ離れているとはいえ、もう目で見える距離だ。
本格的に風が吹き荒れるようになるのも時間の問題だろう。
カンナが避難を渋ったりしなければいいけど――という不安はある。

194 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/06(火) 04:58:20
>>192(GM)
>>193(夢見ヶ崎)

「特に問題なさそうですわね」

オピネルはある程度慣れてくれている。
人に慣れやすい、というのは良い所だ。
もちろんなついてくれる事は無いだろうが。

「では、私も事務室に行ってまいりますわ。
 運動は後で、室内で出来る物をするつもりだから」

「まつりさんも着いて来て下さる?」

アオキについては当然来るのだと思うが、
まあもし来ないとしても探すのに時間はいるまい。

(まさかヤジさんがまた『密談』をしてる、
 ……なんてことがあったら困りますわね)

予想外の事態はいつでもありえるので、
一応人の気配には気を配っておくことにする。

事務室は先ほどヤジが掃除していたはずなので、
金一や小林と遭遇する事もまずない……とは思うが。

195 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/06(火) 17:35:19
>>193(夢見ヶ崎PC)

アオキ「ブレーカーは、厨房を向かう通路に配電盤らしいのがあったから
それだね。あれ、結構古そうだけど まぁ大丈夫かな」

ブレーカーの位置を教えつつ、アオキたちは事務へと向かう。

カンナ「よーし、それじゃあ かけっこだ! 園の周りをグルっと
一周して、最初に到着したら優勝だ!」

 タッタッタッ!

カンナは競争を提唱すると、賛成の合否を決める間もなく走り出した!
 くぬぎも慌てて走るが、元々の運動神経の差ゆえかカンナは数秒経たず
建物の陰へと入っていく……。

>>194(天雨PC)

アオキ、まつり そして貴方は事務室へと入っていく。
 ヤジは、居ない。清掃音が二階から響いている。順調に三人とも
掃除は進行していってるのだろう。

 アオキ「大型のは一台だけか……小型のは結構あるけど」

手で提げるタイプの、普通の懐中電灯より大き目のサイズのが一つ。
 在宅にでも一つは置いている、小型の懐中電灯は人数分は置いている。
どれも、スイッチを入れてみたが問題なく使えそうだった。

 その点検の最中、まつりが「株を見るのですわー」と、適当な
パソコンを起動させる。

まつり「ふふふふ♬ 売上は順調に伸びてるようですわー。
えーっと、あら? あれ? 待ち受け画面に戻るのにどうすれば良かった
ですっけ えい このっ!」

アオキ「こらこら、そんな乱暴に……」


      ――ヴゥン

 まつり「あら……誰でしょう?」

 まつりが出鱈目にキーを走らせると、履歴に残ってたのか
誰かの人が映っている画面に切り替わった。
 
大よそ20代の後半ほど。グレーのジャケットを身に着けて
左目より少し斜め下に三日月のような古い切り傷を帯びている男性写真だ。

  ガタンッ

 その画面が映ると、不意に物音が響いた。

視点を切り替えると、アオキが近くの椅子を倒しつつ尻もちをついている。
その顔は真っ青になり、僅かに脂汗を流して画面を凝視している。

 アオキ「……どうして」

 呼吸が荒い……全身が小刻みに震えているのが見て取れる。

196 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/06(火) 20:09:50
>>194
>>195

(――『ジムシツのひきだし』だったな……)

例のカマイタチの正体を確かめる時に、懐中電灯は役に立ちそうだ。
外に出るチャンスがあったら使わせてもらおう。
多分いくつか用意してあるだろうし、一つくらいならヘーキだろう。

「!!」

「カンナさん、おまちなさい!!」

(ただ、ここでくぬぎさんをおいていくのもよくないですわね……)

サトリの物真似をしつつ、カンナの後を追う。
運動神経がいいとはいえ、幼稚園児の脚力だ。
スタンドを使われなければ追いつくのは難しくない。
しかし、そうなるとくぬぎを放置することになる。
なので、くぬぎの横につき、同じくらいのペースでカンナを追いかけることにする。

(ジブンからルールをテイジしたいじょう、
 ヒトリでどこかへいくコトはないとはおもうけれど……)

カンナにルールを破る気がなくても、『外部の要因』の介入も考えられる。
台風が近付いている今、カンナを見失うことは避けたい。
常に自分の目の届くところに置いておく必要がある。

197 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/06(火) 21:58:12
>>195(GM)
>>196(夢見ヶ崎)

(株取引――――でなくて、彼女のグループの株ね。
 この年で自社の業績に興味を持つなんて、感心ですわ)

などと思いつつ起動したパソコンを見ていたが。

「――――――??」

アオキの動揺する『写真』には、まず奇妙に思った。

この部屋に入った人間は、自分達以外ヤジだけのはず。
わざわざ彼が――――アオキに悪影響を与える写真を、
履歴に残したのだろうか? 見るとも限らない履歴に?
視点を変えて言えば、『見てしまうかもしれない履歴に』?

(見せたいなら印刷でもして、置いておけばいい。
 どうせ『状況証拠』で誰がやったのかは分かる事。
 それなら『印刷したのを取り忘れてた』とででも言えばいい。
 あるいはストレートに『こいつを知ってるか』と聞いてもいい。
 いつ見るかも分からないパソコンを使うのは悪手でしょうに)

(逆に、これがヤジさんとしても見せたくない写真なら、
 意図が分からない……単純に消し忘れただけにせよ、
 わざわざこのパソコンで見る理由が私には見出せない。
 彼も金一さんのように『抜けている』のだとしたら、
 今度はそんな男を密偵として使っている理由が分からない)

(あるいは……第三者が? いえ、まずありえないでしょう。
 現状で答えが出せないからと珍答に走るのは悪癖ですわよ)

「――――まつりさん、待ち受けに戻す操作はこうするんですのよ」

横からマウスに手を伸ばして、その画面を『最小化』して消す。

(恐らくこの、不可解な状況に対する回答には何かピースが足りない。
 ヤジさんの目的か、この男の正体か、あるいはこのページの意味か……)

なので今はその男の顔だけ覚えておく。あと、『閉じる』ではなく『最小化』だ。
アオキをこの場から外した後戻ってきて、確認しておきたい。
どういうページから飛んだのか、とか。写真以外に情報はないか、とかだ。
下手な詮索すら危険な男なら、よそのパソコンに画像を残すまい。

「……アオキさん、落ち着けとは言いませんから、少し外してお休みしましょう」

「話は……話せるなら、その後で聞かせて頂戴。無理なら構いませんわ」

なんにせよ、とりあえずアオキのケアが先だ。
無理をさせるわけにもいかないのでとりあえず言葉で促す事にする。
画面という大本を断っている以上、それほど長引かない事は願いたい。

            ・・・一応、懸念事項が一つあるので、『10cc』は発現しておく。

198 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/07(水) 20:05:09
>>196(夢見ヶ崎PC)

貴方は仲間の物真似をしつつ、くぬぎと並走しつつカンナを追う。

カンナ「うわーっ?!」

すると、軽い悲鳴が聞こえてくる! 何事かと思い走って追いつくと……。

カンナ「来ないでっ! ヘビ嫌いっ!」

 カンナが自身のスタンド、スティール・パンサーを纏うと共に
大きな蛇に、あっち行けと言う風に爪を振るっていた。

大きな蛇だ……アオダイショウらしき蛇は、少し威嚇するように
鎌首をもたげている。

>>197(天雨PC)


アオキ「……ぇ あ……あぁ、うん」

蒼褪めていたアオキだが、貴方の言葉に我に返り
未だ少々気が動転している様子ながらも事務室から出る。
まつりは、何が起きたのか分かってない様子だ。

まつり「大丈夫なのですわ? わたし 厨房で何か
飲み物をとってきますわ」

 とにかく、出来る事をしようと彼女は厨房に向かう。清掃音は
まだ上で続いている。

アオキ「……あれ あの写真。
私を、私を誘拐しようとした奴」

アオキ「何で今更? わ、私……忘れようとしてたのに」

 そう、何処となく目の焦点が合わさらぬままに呟いている。
余り、気分が安定しない様子だ……。

199 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/07(水) 23:26:47
>>197
>>198

「――カワイイ……」

大きなヘビを見ても夢見ヶ崎はビビらない。
むしろ好きな方だ。
なにせ、以前『爬虫類カフェ』で大きな白ヘビを首に巻いたこともある。
(参照→ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647744/301)

ヘビってヌメヌメしてると思われがちだよね。
でも、実はヘビの鱗ってサラサラしてて肌触りがいいんだ。
あと冷たいイメージがあるけど、手に乗せるとほんのり温かいし。
手に乗ったヘビがスルスル動いて、
少しずつ腕に巻きついていくのを見守るのが楽しいんだよなぁ。
持ち方がヘタだと動き回るけど、上手い持ち方だとちゃんと落ち着いてくれる。
ヘビは『気持ち悪い』とか『危ない』とか言われて差別されすぎ!!

ペットとしても人気があるんだぞ!!
散歩しなくていいし、毛も落とさないし、鳴くこともないし、臭いもないし、
エサは二週間に一回とか月一くらいでいいし……。
でも、脱走すると見つけるのに骨が折れるけど。
『冷蔵庫の下』とかの狭くてあったかい所によくいるらしいよ。
(『爬虫類カフェ:Funny Little Forest』での体験談と店長から聞いた話である)

『ドクター・ブラインド』を発現させて、カンナとヘビの間に割って入る。
だが、ヘビを攻撃したりはしない。
そんな可哀想なことができるワケがない。
しかし、カンナも放っておくことはできない。
とりあえず、カンナをヘビから離すことが第一だ。

「カンナ、そのままうしろにさがりな。ダイジョーブだって。
 このコは『アルカラ』がなんとかするから。
 いったでしょ??わたしは『アリーナ』の『ファイター』なんだぜ。
 ここはセンモンカにまかしとけって」

カンナを落ち着かせ、退避を指示する。
万が一ヘビが襲ってきたとしても、間に立っていれば『ドクター』で対応できる。
カンナとヘビの両方を守る――それが夢見ヶ崎の方針だ。
おそらくは、くぬぎも同じようなことを思ってるんじゃないだろうか。

「でも、いじめたりはしないよ。ダイジョーブ。よそへはこぶだけだから」

くぬぎには、そのように言っておく。

200 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/08(木) 00:09:59
>>198(GM)
>>199(夢見ヶ崎)

「――――お願いいたしますわ、まつりさん」

清掃音を考えれば、単独で金一たちと鉢合わせ、
意図せぬ時間を食う――――という事も無いだろう。
それを狙ってあえて音を響かせている可能性は、
否定できないがそれを言い出すと何も否定できない。

(仮定するなら――『ランク』とはあの男の能力に関する言葉。
 現在あの男をアリーナ、いいえヤジさんの勢力は追っていて、
 画像を情報共有に……いや、それなら尚更、ここのPCは使わない)

問題になるのは、それをヤジに問い質すべきかどうか。
現状問題はないとか、ヤジらがなんとかしてくれるなら、
わざわざこんな話題を長引かせる必要はないし、やめるべきだ。
あるいはヤジがわざと見せようとしたなら、問い質しても無駄だろう。
それすら望み通りでしかないか、言い訳を用意しているか、のはずだ。

だが――『コレ』が故意ではなく、『ヤジも想定外』という可能性がある。
故意にここのパソコンであの画像を残す理由は、あまりにも『分からない』。
欠けているピースがあり、それが決定的な理由になるかもしれないが…………

(そこを聞いただけで『踏み込み過ぎ』になるなら、私はそんな線は認めない)

何らかの閲覧理由があって、ただの消し忘れならいい。
悪びれず『見るかもしれないと思った』などと言い出してもいい。
絶対にバレると分かっていて『知らない』というのなら、それもいい。
恐ろしいのは――――『そんなの見た覚えはない』と、本気で言われた場合。

「そうでしたのね……アレが……」

「…………なんでそんな画像が残っていたのか、分からないけれど。
『アリーナ』が介入した事件なら、消し忘れたデータが残っていたのかもしれない。
 あるいは……閲覧履歴でも残っていたのかしら。あの三人の誰かがこの部屋に入って、見た?」

「私からアリーナの人間にきつく注意しておきますわ。アオキさんは……今は、ただ、休みましょう」

ここは、仮に嘘になる可能性があるとしても、『あの3人のせい』かつ『唯のミス』と仮定する。
第三者の介入など無駄に不安をあおる必要はないし、アリーナへの不信感を強めすぎるのも不味い。
アリーナ全体ではなくヤジらの『ミス』とするのは、最低限度の不安感に留めるのが狙いだ。

なお、アリーナに注意をするのは『適当な話』ではない。何か特別な事情でも無いならこれは重大な過失だ。

201 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/08(木) 06:38:43
>>199
カンナとヘビの間に入るのは『ドクター・ブラインド』だけ。

202 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/08(木) 22:10:36
>>199(夢見ヶ崎PC)

カンナ「アスミねーちゃんは蛇が好きなのか? うちは
ほんっっとに嫌い。このにゅるにゅる動くのとか全部
すっごく苦手だぞ……っ」

どうやら、カンナは大の蛇きらいなようだ。
活発なカンナの怖いものと言うのは、どうやら目の前に
いるそいつのようだ。夢見ヶ崎の背後に回り、少しビクビク
しつつ蛇の動向を彼女は見守る。

蛇は、カンナが離れると。ニョロニョロと回って雑木林の
方角に体全体を迂回させる。多分、そのまま逃げるつもりだろう。

>>200(天雨PC)

アオキ「あぁ……あっ、うん。そうだよね
あいつ等、アリーナから来たんだし。私に関する資料集とかで……写真
出したんだろうね。
 私、私……ちょっとだけ、遊戯室で休んでるよ」

 天雨が優しくフォローするものの、未だ少々気の動転から回復するには
時間が掛かるようだ。それ程、彼女のトラウマと言うのは根深いのだろう。
 フラフラと遊戯室へ彼女は移動する。まだ、まつりは厨房から帰らない。

 ――ウィ――ン……シュウン。

金一『おーし! 大体こんなもんで良いだろっ!』

 上階から、野太い金一の終了の声と。掃除機の掛ける音が途絶えるのを
天雨は耳にする事が出来た。そろそろ、彼らの仕事も終わりのようだ。

203 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/08(木) 22:33:02
>>200
>>202

「まあな!!つぶらなオメメがキュートだ。
 ドウブツはだいたいスキだぞ!!
 まえに『はちゅうるいカフェ』にいったコトもあるし!!」

怖がらせないために、詳しい内容は話さないようにしよう。
『首に巻いた』とか言ったら、どんなリアクションをするか見てみたいような気はするが。
でも、カンナをいじめたいわけじゃないからやめとこう。

「ばいばーい」

そのままヘビを見送る。
アオダイショウというのは人家の近くにいることが多いと聞いた。
エサになるネズミが人家にいるからだ。
だから、この辺りにいてもおかしくはない。
毒はないし、大人しい性質らしいから、こっちから手出ししなければ何もしてこないだろう。

「――さて、ベツなコトしたほうがよさそうだね。
 ニワのまんなかでかけっこでもやる??
 まぁ、わたしがかつけどな!!」

空模様を気にしつつ、カンナとくぬぎに提案する。

204 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/09(金) 03:04:09
>>202(GM)
>>203(夢見ヶ崎)

「――――ええ、それがいいでしょう。
 私はまつりさんの様子を見てきますけれど、
 きっと早く行きますから……少しお待ちになっていて」

まつりが戻ってから遊戯室に案内したかったが、
これは当然誰を責める事も出来ない状況だ。
とりあえず、厨房に行ってまつりの様子を見る。
記憶が定かなら、それほど距離はないはずだ。

火等を使っていて危険な目に合っているのが最悪だが、
この短時間でならそこまで深刻な事にはならないのが自然。
都合よく厨房に手練れの侵入者がいたとかなら別だが・・・

(っと、また珍説に頭が回っていますわね……)

アオキについては横にべったりついているべきなのか、
それとも少し一人にしてやるべきかも、答えを出せない。

(…………懸念があるとすれば、あの3人。
 アオキさんの居場所は誰にも言っていないけど、
 小林さんも加担しているなら筒抜けかもしれない)
 
(もし、万が一、あえてあの画像を見せたなら、
 一人になったアオキさんを狙う可能性がある。
 本格的に手なずけるにせよ、暴走させたいにせよ、
 そんな不合理で非道な手を選ぶ理由は薄いけれど)

普通に考えてありえない手ではあるが、
ヤジの思惑も分からないし警戒はしておく。
2階から降りる足音には注意しておこう。
厨房に向かう道中に遊戯室前を通るなら、
発現している『10cc』で水を撒いて草を生やしておきたい。

(……念は入れておきましょう。
 もしも、ということはありえる。
 私しか居場所を知らないのは不味い)

移動中、夢見ヶ崎に『アオキは遊戯室で休んでいる』旨をメール。
自分しか居場所を知らないという致命的な欠陥を塞いでおく。
まつりと合流出来たあとは、そのまま遊戯室に二人で向かう。

なお、もし『この場から厨房に向かう方法が複数あり』、
『ここから動くとまつりとすれ違う可能性が高い』場合は、
大人しく動かずに待つ。メールについてはその状態で行う。
ここで1日半過ごしているので、その辺りの構造は把握できている筈だ。

205 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/09(金) 18:24:43
>>203(夢見ヶ崎PC)

カンナ「庭のほうで駆けっこ? いいよ!
まあ、カンナの勝ちは決まったも同然だけどなっ」

カンナは蛇との遭遇による恐怖は、アオダイショウが
居なくなると直ぐに抜けたようだ。普通の怖い対象ではあるが
そこまで引き摺る子ではないと言う事だ。

 庭のほうで、特に危険もない平和な駆けっこを少し行う。

〜♫

スマホにメールが来る。アオキが遊戯室で休んでると言う内容が
天雨から送られてきたようだ。

 ――キィ。

金一「あー、疲れた……三人いても結構しんどかったな」

小林「大体予定通りには終われましたし、十分でしょう」

玄関から二人出てくる……金一と 小林だ。清掃道具の入った大き目の
袋を置いて金一は伸びを行い、もう一人は他の道具を車の中に入れている。
 
>>204(天雨PC)

 貴方は、遊戯室で蹲るようにして休むアオキに声をかけてから
厨房に入る。

まつり「あぁ、すみません さとりおねーさま。
どうせ飲み物を持っていくのなら、気持ち落ち着かせるハーブティー
でもと思って作ってるんですのよ」

厨房で、小さい彼女はそう告げて陶器の食器を用意していた。
お湯は電子ポットで湧かせており、台所の火は使っていないが
それでも熱いお湯を子供一人で使うのは少々危ない事ではある。

『10cc』には、振動の反応はおきない。然し階段から早足で
ドタドタと五月蠅く降りる音と、それに続く足音。二つの歩行音を
天雨は耳にする事が出来た。音はそのまま玄関まで向かったようだ。

まつり「出来ましたわ。早く、アオキおねえさまのほうに行きましょう」

 ゴボゴボ・・・

ハーブティーは完成したようだ。

206 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/09(金) 21:29:52
>>204
>>205

「――おん??」

二人と庭を駆け回った後、サトリからのメールを確かめる。
なんでもない内容に見えるが、少し前のことを思い出す。
『事務室』というメールが送られてきて、行ってみたら一悶着あった。

(またなんかあったのか??)

前回、サトリからのメールを受けて現場に向かうと何かが起こっていた。
今回もそうである可能性は十分ある。
ただちょっと休んでるというだけなら、
いちいちメールを送ってくる必要はないだろう。

「あ〜〜〜つかれた。カンナ、まんぞくしたか??」

そろそろ台風が本格的に近付いてきてもおかしくない。
この辺りで切り上げるべきだろうかと思いつつ、黒雲の様子を見る。
ついでに『ドクター・ブラインド』を発現して現在の『湿度』を確かめる。
台風の接近に伴って、かなり高くなっているだろう。

「あ、おわった??おつかれ!!もうひとりはまだやってんの??」

小林と金一に呼びかけて近付いていく。

「それと、キンちゃん――ちょっときなさい」

「ふたりは、ちょっとまっててね」

カンナとくぬぎを待たせておき、軽く手招きして建物の陰に金一を呼ぶ。
いくつか聞きたいことがある。
こんなヤツでも、一応『アリーナ』所属だし。
まぁ、大してアテにはしてないけど。

「わたしの『のうりょく』はしってるよね。
 それをあちこちでベラベラしゃべったりしてない??」

まず、これを聞いておく。
金一が知ってるのは仕方ないとして、
ヤジや小林に知られてないか確認する。
仮に『アリーナ』から来た人間でも、
『アリーナ』が保有する全てのスタンド使いの情報を、
無制限で知ることはできないはずだ。
一行が来た時点で『聴覚』の『移植』は見せているが、
それだけで全貌を把握されるということもあるまい。
まぁ、金一がウソをつかないというのが前提だが、ウソはつかせない。

207 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/09(金) 22:57:55
>>205(GM)
>>206(夢見ヶ崎)

(よかった、こちらはトラブルなく済んだようですわね)

         ホッ

「いい心がけですわ、まつりさん。流石淑女ですわね。
 ええ行きましょう。一人でいさせるのはやはり心配ですわ」

ヤジをはじめ誰も『草』の意味を知る筈はないし、
振動探知が行われていないならだれも近付いていないはず。

他にあの部屋に入るとすれば、窓から侵入するか、
天井裏から入るくらいだが、どちらも音や振動を伴う。
推定一般人のヤジなら、少なくともそうなるはずだ。

「少し重そうですし、私が持ちますわね。
 そう、『役割分担』といったところですわ」

          スッ

      「アオキさん、お気に召すと良いのだけれど」

ハーブティーは自分が持ち、やや足早に遊戯室に向かう。
当然ながら足元には気を付けるし、驚いても手は離さない。

手に持っていた『10cc』は小脇にでも抱える事にしよう。
あるいは、肘に掛けて手を空けても良い。ここで解除する必要はない。

208 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/10(土) 17:17:31
>>206(夢見ヶ崎PC)

カンナは、まーまーだっ! と無駄に威張りつつ貴方の指示に
元気よく返事して、くぬぎと適当なタイヤに座り待機する。

『ドクター・ブラインド』を発現させ、気候の変化を確認する。
段々と湿度は高まってきているのが超感覚でわかる。

小林「親友は……確か、少し見ておきたいものがあるから少々
時間が欲しいとの事です。二階のピアノが置いてある休憩スペースの
居室にいる筈ですよ」

ヤジは、どうやら何かの用事があって少し残ってるようだ……。

金一「あん? へーへー何ですかっと。

あぁん? 俺が、あの二人に。お前の能力教えてるか ってか?
あのなぁ、アルカラ。俺とてアリーナの経営に口挟んでる立場なんだぜ?
そりゃ、この前の観戦に居たとかならともかく。俺個人で明け透けに
人のスタンド能力教えるわけねぇだろ。そりゃ、超えちゃいけない部分だ」

俺だって自分の能力を人に見せる事殆どねぇんだぜ。
弱っちいからって事もあるけどさ、と付け加えつつ金一は喋る。
超感覚でも、嘘をつく音色や不自然さは無い。

>>207(天雨PC)

貴方と、まつりはハーブティーを運んで遊戯室に向かう。
 敵の襲撃などは無い。元より、そう言う物騒な鉄火場は
そうそう、この平和な園の空間ではありえないものだ。

アオキ「あ……ありがとう。うん、美味しいね……」

遊戯室では、少し意志薄弱な 心此処にあらずと言う感じのアオキが
居たが、まつりがカップを差し出すと。お礼を告げてホッと一心地ついた。

アオキ「御免ね。行き成り 心構えないままに
あの男の姿を見ちゃったから、一気に記憶がフラッシュバックしちゃって」

まつり「ほんのちょっとだけ拝見しただけですけど。怖い人なのですわ?」

アオキ「うん……とっても、恐ろしい奴だった。
何人もさ、あいつは。
 ……ぁ。う、うん 恐ろしいんだっ! とにかくね」

年長者の天雨はともかく、まだ情操教育を受けてる過程の まつりには
ショッキングすぎる内容だと考えたらしく、全てを告白するのを
アオキは中断する。

 〜〜♫

 まつり「ん? ピアノの音ですわ」

上階。アオキもピアノを弾いてた場所から演奏が流れてくる。

――トロメライだ。プロ級までは行かずも、何度か引き慣れてる
音程が園に満ちていく……。

209 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/10(土) 20:44:25
>>207
>>208

「――ふーん……」

金一の言葉に対し、ある程度は納得しつつも、
完全には拭いきれない疑いの眼差しを向ける。
言ってることは確かに真っ当だ。
ただ、それが本当に心からの言葉なのかどうか。
念のために確認させてもらおう。

         ドシュッ

金一が喋り終わる前に、『ドクター』の手を金一の口の中に突っ込み、
『舌』を摘んで(>>206)軽く爪を立てる。
一応、血は出ないように手加減はしておく。
『ドクター』のパワーは弱いから、金一が大きく動けば振り解けるだろう。
しかし、舌に爪を立てた状態で激しく動けば、自分で舌を傷つけることになる。

「ちゃんとたしかめとかないと。ひょっとすると『2まい』あるかもしれないから。
 けど、『1まい』しかなさそうだね」

少し観察した後で、金一の舌から手を離す。
もちろん一枚しかないことは最初から分かっている。
これは『ウソはつくなよ??』という意味を込めた軽い牽制だ。
もし金一に避けられていたら、上記の行動はなかったことになるが。

「ところで――わたしの『ランク』ってどれくらい??」

そして、もう一つの質問を投げかける。
質問の中にある『ランク』という言葉が何を指しているのかは、
こちらからは説明しない。
どのようにでも受け取れる質問を投げかけることで、
それに対する金一の反応を見るのが狙いだ。
つまり、曲りなりにも『アリーナ』に所属する金一が、
『ランク』という単語をどのように解釈するかということだ。

210 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/11(日) 04:48:12
>>208(GM)
>>209(夢見ヶ崎)

警戒し損ではあるが、異常事態なのは確かだ。
まあ、ただの『ドジの積み重ね』かもしれないが、
気がかりなことが続いている今くらいは損をしてもいい。

「見るからに凶暴な顔つきでしたものね。
 まあ――――その話は、今はよしましょう」

男の話については、流す。
気分がもう少し落ち着いてからでいい。
というか、話させるのは酷なものだろう。

それにしても。

「トロイメライ――――ですわね」

クラシックにはそれなりに造詣があるので、
これくらい有名な曲であれば流石にわかる。
問題は、誰が、なぜ引いているか。

(……『音が鳴るかを確かめた』?
 そういう言い訳を私なら思いつくし、
 実際、それをしてもおかしくはない)

       チラ

アオキの顔色を窺う。様子はおかしくないか?
これも、彼女の核心に触れる何かかもしれない。

ただピアノがあったから弾いてみました、という、
平和な可能性ももちろん大いにあるわけだし、
それなら聴き入っておかないのは損なのだが、
これについても――――『今は損をしてもいい』。

「ヤジさんか誰かが弾いてるのかしら?
 中々お上手ではあるけれど……また、勝手に」


また一応、可能性は低いが、これが何かの引き金かもしれない。
部屋の様子や、自分の身体には注意しつつ、手近な壁に水を撒く。

「アオキさん、紅茶のお供に『果実』はいかが?」

実際、80%くらいはそういう理由でやっている。あとは僅かばかりの警戒心。

211 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/11(日) 19:20:30
>>209(夢見ヶ崎PC)

金一「わ わーふぇっふほ(わ わーってるよ)!」

スタンドに舌を握られ、舌に爪たてられても。素直に返答するだけで
彼は自ら、スタンドを発現して抵抗する様子もない。
……以前、アリーナに参加した時からでもあるが。彼自身、まったく
スタンド使いである素振りは見えない。スタンドが見えると言う事以外は。

金一「ランク? そりゃー、何かアルカラ。闘技場での出場における
成績って話なら、お前はまだまだ駆け出しのCぐらいだぜ。この前勝ったから
Bランクに昇るのも夢じゃないけどな。まぁ百戦錬磨の使い手が蔓延る
Aや栄光を決めるSランクまで行くには、まだまだ精進が必要だがな!
でも、お前にはそうなって欲しいぜ。そうなれば俺はアリーナ最短で
闘技場Sランク闘士を産み出した慧眼スポンサーよ!」

貴方の『ランク』と言う言葉に、アリーナの闘技場の話だと思ったようだが
ヤジの言ってた『ランク』とは、多分 恐らく いや絶対に無関係だとは解る。

>>210(天雨PC)

 この園では、まだ平和が保ってるが。スタンドが絡む以上 何時その
均衡が崩れるかも判らない。『警戒』を余念なく続ける貴方の意志は
決して無駄にはならないであろう。

弾かれる『トロイメライ』に、アオキは特に反応しない。少し上に目線が
向けられたがピアノを弾いている事実を認識したぐらいで、それが
トラウマであったりする事はないようだ。

アオキ「有難う、うん」

『10CC』の効力を、『サバジオス』によって理解してるのだろう。
警戒なく、アオキは実を口にする。幾らか顔色も良くなるのが見てとれる。

その間に、ピアノの伴奏は止まった。そして、少しの間の後に10CCの
振動が伝わると同時に、遊戯室にヤジが入って来た。小脇に、何か厚みのある
本らしきものを抱えているのが見て取れる。

ヤジ「掃除 終わりましたよ……そっちの娘、大丈夫ですか?
何か体調が凄く悪いとかなら、良ければ町の病院まで直ぐ送るんでね。
 大丈夫なら、それで良いんですが。
それと、ちょっと事務室のコピー機借りますよ」

 そう言って、彼は事務室へ行くために背を向ける。

まつり「……何か怪しい動きですわね! サトリおねーさま。
宜しければ、私が見張っておきますわっ」

まつりも、つい先程にヤジがアリーナか何かの組織と不自然な会話を
立ち聞きした仲間だ。警戒心を露わにしている。
 勿論、貴方が代わってヤジに直接質問をするのも良いだろう。
彼は何か隠し事をしてるのは間違いないが、先程のパソコンの件にも
関わっているのなら、動機を確かめる必要もある。

212 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/11(日) 20:35:13
>>210
>>211

「わかればよろしい」

世の中、戦闘向きではないスタンドはいくらでもいるだろう。
今の相棒であるサトリの『10cc』がそうであるように。
金一のスタンドも、恐らくはそういったタイプだと判断する。

どちらかといえば『ドクター』も味方の補助のような役割の方が向いているのだ。
今は他に適任者がいないから、自ら戦闘の矢面に立ってはいるが。

「そう、ありがと。
 まぁ、わたしがAとかSになれたときは『それなりのたいぐう』はキタイしてるよ。
 イマみたいなあつかいしてたら、ベツのサポーターにクラガエしちゃうから」

金一の答えは、ある意味当然のものだった。
闘技場に関わる人間なら、普通はこう来るだろう。
しかし、元々たいしてアテにはしていなかった。
だから、期待外れという程でもない。

「もういっていいよ。ごくろーさん」

これ以上聞いても、実入りのある情報は得られなさそうだ。
軽く手を振って、金一と別れる――その前に。

「さいごにもうイッコ。
 あのふたりってキンちゃんのしりあい??」

「それとも『めんせつ』でもしてえらんだとか??
 『ソウジがとくいか』とか『テサキがきようか』とかさ」

「もしかして、いつかファイターとしてつかおうとかおもってないよねえ??」

最後に、これだけ聞いておく。
あの二人は、金一が選んで連れてきた人間なのかどうか。
それによって、こっちの判断も変わってくる。
ファイターうんぬんというのは質問の意図を誤魔化すための方便だ。

213 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/11(日) 22:51:35
>>211(GM)
>>212(夢見ヶ崎)

ピアノはただの趣味か、何か試していたのか。
まあ、特に変化はなさそうだし、今は気にしない。

「ご心配なく、『貧血』のようなものですわ」

ここからは小声だ。

「如何にも怪しい動きは『誘導』かもしれない。
 ここは私にお任せなさい、まつりさん――――
 彼が秘密を知られているのは、私一人の方が良いはず」

「私達にとっても、彼にとっても、ね」

まあ秘密はもうみんな知ってるに近い訳だが、
探りを入れるのが――――というニュアンスだ。

まつりやアオキの立場を考えれば、
彼女らがアリーナに妙な態度を見せると不味い。
自分ならせいぜい『睨まれる』程度だろうし、
睨んだところでこの仕事を終えれば埃も出ない。

自分の仕事を果たすために一人奔走するヤジに対して、
明確に反目する気もなく……『こっちの仕事も果たす』だけだ。

「借りるのはよろしいですけれど……
 さっきの金一さんの件もありますから。
 使うところは横で見させていただきますわ。
 もちろん貴方を疑うわけじゃあ、ないけれど」

食材無断使用事件を盾に、堂々とした監視を申し出る。
正直ヤジが『不穏な側面』を見せていなかったとしても、
この理由から監視はしておきたい。たらればに過ぎないが。

ともかく明確に断られでもしない限りは、ヤジについていこう。
当然『10cc』を発現した状態で、『自衛の意志』は保つ。

「まつりさんはアオキさんに着いていてくださいまし。
 明日美さんがここに来たら、私は事務室に行ったと伝えて頂戴ね」

そう伝えておく。
もし違う所に向かうならメールなりで軌道修正する。

残される二人はやや心配ではあるが、夢見ヶ崎がじきに戻るはず。
この状況で警戒とは一所に固まって身を寄せ合うだけにあらず、
何が真の警戒すべき対象なのか、この目で見極める必要があるだろう。
ここでヤジを大人しく好きに動かすのは、彼の不透明さからして避けたい。

           ・・・必要な危ない橋の、渡り方を示すのは『上に立つ者』のつとめだ。

214 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/13(火) 21:11:49
>>212(夢見ヶ崎PC)

金一「おいおい、お前のスポンサーは俺 一筋!
そう思ってくれねぇと、俺も困っちまうぜ。
ん? あぁ、あいつ等な。
 まず、あの『ヤジ』って奴だな。俺が色々と次のイベント決めるのに
事務で上の奴等に話してる時に、あのイサゴの婆さんから清掃の連絡
あってよ。面倒くせぇし、断ろうかと思ったけど。まぁ小金も少々
欲しいと思ったから結局引き受けたんだが……。
 話が逸れたぜ。で、あいつも何の用か知らないけどアリーナに居たわけよ。
清掃って結構重労働だろ? けど、んなスタンドも余り関係ねぇ事に
時間を割こうって物好きは地下闘技場の場所に居ないんで、少し頭を
捻ってた時、ちょうど、あいつが何かある程度簡単で危険のない仕事が
あるか聞いてきたんで、こりゃ都合が良いやって事で雇ったんだよ」

広範囲を見渡せる能力のツレの手伝いも得たし、結果オーライだよなと。
金一は、殆どヤジの素性や背後関係を知らず引き受けたようだ……。
まず、そんな都合よく手伝いを申し出る事に疑問も思わなかったのだろうか?

>>213(天雨PC)

貴方は、まつりに言い聞かせてヤジと共に事務室へ入る。スタンドも
危険性を見越して発現したままだ。

ヤジ「まぁ、大した用じゃないんスけどね。このアルバム、何枚か
コピーしたいってだけなんで」

 彼が抱えてたのは、一冊のアルバム。園に置いてあるのだろう何年か
前の昔の子供達を撮ったものだ。アオキが過ごした頃よりも、もっと昔
である事は、風景や写真を撮った日の記載からわかる。

ヤジ「何でこんなのコピーするのかって顔してるから、簡単に説明すると。
俺 此処の元出身。
 つっても、一年未満だし、俺の事覚えてるやつはまず居ないんだけど……。
アルバム見てたら、何人か世話してくれた懐かしい人達が載ってたんでね」

コピー機が稼働するのを、彼は壁に凭れ掛かりつつ作業が終えるのを
待っている。ポケットから飴など取り出し、舐めつつ呟く。

ヤジ「そんで、そちらは多分 俺の事かなり警戒してるだろうから。
これ終わったら、もう帰って。町で偶然ブラブラした時に会うとか以外で
滅多に顔は合わせないと思うんで。疑問とかあれば答えますけど」

まぁ、俺に命令してる人の情報教えろとかは無理だけど。
と、彼も天雨が幾らか警戒した事を読み取って告げる。

ヤジ「俺は、あのおっさんとは別の命令で動いてはいるけど。
あんた等に危害加えろとか、完全に秘密裡で仕事を完了させろとかの
スパイ行動してる訳じゃないんでね。
 出来るなら、美女との別れ方はさっぱりした形で終わりたいのよ」

世辞を交えての、彼からの親切心による提案のようだ。

215 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/13(火) 22:29:05
>>213
>>214

「へー、そりゃ『ラッキー』だったね。スゲーいいタイミングじゃん。
 まぁソージするだけなら、わざわざスタンドつかうコトもないし」

口ではそんなことを言っているが、心の中では全く逆のことを考えている。
ヤジが金一が『清掃のための人手を探している』ことを知っていたことは、
まず間違いない。
だから、自分から金一に接触したのだ。
そうすれば金一はヤジを採用し、ここに連れてくる。
それが分かっていたからこそ、『仕事がないか』と聞いたのだろう。

ツレの小林は分からない。
あるいは、小林が本命でヤジはダミーということもありうる。
ヤジが怪しい動きを見せて注意を引いている間に、
小林がスタンドを使って色々するとか。
普通の状況なら、一般人よりスタンド使いを警戒するのは当たり前のことだ。
ヤジが一般人だというのは自己申告なので、
それも信用できるかといえば怪しいが、考えを進めるために、
とりあえず一般人ということにしておく。

とはいえ、金一は小林の能力を知っているらしい。
おそらく小林が喋ったのだろう。
本当に何かする気なら自分から能力を明かしたりするか?
この点が引っかかる。
だから、ひとまず小林は『シロ判定』ということにする。

ヤジはいうまでもなく『クロ判定』だ。
別に悪人とかじゃないが、分かりやすいので『クロ』と呼ぶ。
彼は、誰かから指示を受けている。
それがイサゴか別の誰かか。
そこが問題だ。

仮にイサゴだとする。
そうなると金一には言わなかったわけだ。
まぁ、それも当然かもしれない。
わたしだったら、絶対こんなヤツに頼みたくないし。
よって、頼んだのがイサゴだったとしても別に不思議はない。

イサゴではないとすると?
その誰かはイサゴが金一に清掃を任せたことを知った。
そして、ヤジをその中に紛れ込ませたことになる。
目的は既に分かっている通り、ここにいるスタンド使いの監視だろう。
正体は不明だ。

現状、ヤジを送り込んだのがイサゴか別人かは判断する材料がない。
なので、この点は保留とする。
現段階では、どちらもありうる。

普段は監督するであろう大人がいないから、自分達を連れてきた。
そして、子供達と自分達が上手くやっているか心配で見張りを送る。
『イサゴ説』だと、こうなる。

『別人説』も大体は似たようなところだが、少し違う。
より正確に言うと、『心配してる』というよりは、
『危険視している』という言い方の方が正しいような気がする。
わざわざ回りくどいやり方でヤジを送ってよこしたところを見ると、
表立って見張りを送れない理由でもあるのか?

あぁ、忘れてた。
多分、金一も『シロ』だろう。
ヤジがここに来る口実として利用されたところを見ると、そう考えるのが妥当だ。

(――こんなトコか……)

一通りの考察を終えて、現実に立ち戻る。
色々と考えてはみたが、これが意味のあることなのかも正直分からない。
自分達の仕事は子供達の世話だ。
それ以外のことをやる必要はないし、する気もない。
ヤジが金一達と帰ってしまえば、それで終わりという気もする。

(……ま、かんがえすぎかもね。
 なんでもないなら、ソレにこしたコトないケド……)

台風のこともある。
そろそろ園内に戻るべきか。
遊戯室にいるらしいアオキのことも気になるし。

     ザッ

「イサゴさんとは、ふるいツキアイなの??
 『コゾーあつかい』されてたみたいだけど??」

カンナとくぬぎの下へ戻りながら、金一に尋ねる。
『ドクター』は解除する。
それからカンナとくぬぎを連れて、園に戻ることにしよう。

216 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/14(水) 00:16:50
>>213(GM)
>>214(夢見ヶ崎)

「そう、アルバムを……では、ここで見ておりますわ。
 ああっ、勿論写真を覗いたりはしませんので。お気になさらず」

         「プライバシーですものね」

やや離れた位置から、コピーを取るヤジの様子を見守る。
写真は言葉通り凝視はしない。写真を抜き取って、
勝手に持ち帰ろうとしているなどは、流石に見れば止める。
つまりアルバムではなくヤジの『手つき』を観察するという事。

「……ええ。露骨に警戒していて申し訳ないのだけれど、
 私は子供達を平穏に過ごさせるのが仕事ですから。
 貴方が掃除とは違う動きをするなら、それは監視しますわ。
 もちろん、貴方だけじゃなく、金一さんや小林さんでもね」

「けれど……私の仕事は、あくまで平穏に過ごさせること。
 謎を解いたり、この園にまつわる真実を暴いたりは横道に逸れる。
 才色兼備なのは貴方の言う通りだけれど、ひけらかすつもりもなし。
 だから、私達に危害を加えるつもりがない……それが真である限り、
 貴方のしている事を探ったり、邪魔したりはしませんわ。私は、ね」

          クルッ


「――――ただ、一つだけよろしくって?」


先ほどの『例の画像』のパソコンに向き直り、
最小化していた画面が画面下に残っているか確認する。
もし何らかの理由で残っていないようなら、
それはそれでいい。見せつけるのは狙いではない。

「ここのパソコンで……妙な『傷面の男性』の画像を見ていたのは貴方かしら?
 他にこの部屋に入っていた人間が思い当たらないから、消去法ですけれど
 一応子供達も使う事があるから、履歴は消しておいて欲しかった、という話ですの」

「私くらいなら大丈夫だけれど……突然表示されたら、中々びっくりしますものね」

責めるような口調ではなく、あくまで『パソコンを勝手に使ったこと』を、
すなわち『勝手に料理をした金一』の延長上にある行為を指摘するにとどめる。

狙いは糾弾や罰を与える事ではなく、事態を把握する事。そのために、反応を見たい。

217 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/14(水) 22:23:25
>>215(夢見ヶ崎PC)

『ヤジ』が、誰の指示を受けて潜入してきたのか。
砂金(いさご)の可能性もある。だが、朗らかで子供達の世話を重視
してた彼女が、わざわざ非スタンド使いの彼を潜り込ませてまでアオキを
密かに監視させると言うのは妙な感じがある。ならば『第三の謎の人物』だが
こうなると情報不足だ。これ以上金一から得られるものも無いだろうし。

金一「あの婆さんの事については、余り話したくねぇ!
良い思い出がねぇんだよな〜。やれ、言葉遣いが宜しくねぇ
ヤクザめいた仕事やるより、あんたは真っ当に社会生活送れだの
俺のオカンかってぇの!
 まぁ、正直いって経歴とか結構な人だぜ。オウムとか有名所の
カルトめいた組織とも、若い時はだいぶやりあって先頭きって
その功績あって、今はアリーナの重鎮として海外も行ったりきたり
してるしな。まぁ、俺は俺でアリーナ闘技場の経営トップの座に
いくんだから、イサゴのばーさんなんぞ目じゃねぇんだ!」

言うなれば、会社の平社員と専務ぐらい立場が異なるのだろう。
とりあえず、イサゴはかなりの大物らしい。
 貴方は、くぬぎの周りをスタンド込みのバク転などして暇つぶしてた
カンナを共に引き連れて園の中に入っていく。
 事務室から、コピー機を稼働する音が聞こえてくる。

>>216(天雨PC)

 彼は数枚の写真をカラー印刷する。作業が終わるとアルバムの中へ
写真は戻し、その行動に特に問題はない。このアルバムは別に事務に
置いといて、上に戻さなくても別に良いんでと彼は告げる。

>ここのパソコンで妙な『傷面の男性』の画像を見ていたのは貴方かしら?

「――あ? ……ちょっと待ってくれ、どう言う事だ?」

 ヤジは、露骨に訝しむ顔になった。
貴方に詳細を訊き、それが終わると無言で画像が出てたパソコンへ向かい
それを表示する。そして、マウスカーソルを動かし、履歴部分をチェックする。

「……最後の表示は2週間前。……ギボスの写真を誰が残した
一体 どう言う意図で……」

 画面を覗くヤジは、独り言のように呟く。その顔つきは先程までの
陽気さが残ってたのが消えて強張っている。
 その顔つきのまま、天雨に向き直り短く告げる。

「……悪いな。このまま俺は事の次第をアリーナに報告しに戻る。
あんた達には迷惑かけた」

 画像を、もう一度最小化し直すと。彼は幾分険しい顔で
印刷した写真を懐に収めると、事務から出る。帰るつもりだろう

218 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/14(水) 23:26:02
>>216
>>217

「ダイジョーブ、ダイジョーブ。キンちゃんだったら、きっとなれるよ。
 たぶん『1000ちょうネンご』くらいだとおもうケド」

金一の妄言はテキトーにあしらっておく。
この調子が今後も続くのなら、人類の歴史が終わるまで下っ端のままだろう。
まぁ、そんなことはどうでもいい。
とりあえずイサゴが大物だということは分かったが、
それは既に大方の予想はしていたことだ。
既に知っていることを改めて再確認しただけで、新しい収穫にはならなかった。

「ゴメンね〜〜〜またせちゃって。ちょっとハナシがあったからさ。
 『アリーナ』でやる『つぎのシアイ』のうちあわせしてたんだー」

        エヘッ

この園には、何か秘密めいたところが感じられる。
しかし、秘密の一つや二つくらいなら、誰だって持っているものだ。
それに園の背景に何があろうと、自分達の仕事とは基本的に関係がない。
自分は今こうして事情を探っているが、
それは自らの好奇心による部分がほとんどなのだ。
『未知への興味』――それは夢見ヶ崎明日美を動かす大きなエネルギーだ。

とはいえ、完全に『それだけ』というわけでもない。
この園に何かがあったとして、
それが子供達に害を及ぼすものではないという保証はない。
もし、その『何か』が子供達の幸せを脅かし、未来に影を落とし、
『光を奪う』類のものであるとしたら――。
自分自身と『ドクター・ブラインド』の力で、その『何か』に立ち向かう意思がある。
なぜなら、わたし達の仕事は子供達を楽しく過ごさせることなのだから。

(――なーんて、カッコつけてるのは『らしくない』、か……)

(でも――そうおもっちゃうんだよね。『かなしいコト』に)

事務室から機械の音が聞こえる。
誰かいるのかもしれない。
ひょっとすると、『さっき』みたいなことも考えられる。
ただ、今は自分一人じゃなく、カンナとくぬぎもいる。
ここで二人を巻き込むわけにはいかない。

「じゃ、こんどはユウギシツであそぼっか。
 カンナとくぬぎちゃんはナニしたい??」

カンナとくぬぎに声をかけて、立ち止まらず真っ直ぐ遊戯室に向かわせる。
自分は、その少し後ろからついていく。
その途中で――。

      ズギュンッ
              ドシュッ

『ドクター・ブラインド』を再発現し、事務室前の壁に『聴覚』を移植する。
そのまま事務室を素通りし、遊戯室を目指す。
『内偵』という分野なら、『ドクター』も得意とするところだ。
壁に設置した『聴覚』は、さながら『盗聴器』の役割を果たす。
それによって、遊戯室にいながら事務室内の『音』や『声』を聞き取る。

219 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/15(木) 22:14:33
>>217(GM)
>>218(夢見ヶ崎)

「へえ? 『ギボス』 ……そう、それがこの男の名前ですのね。
 まあ、詳しい事は聞かないし、貴方も喋ってはくれないでしょう」

本当にきな臭い事態になってきた。
二週間前ならほぼ間違いなく、『アリーナの人員』がここに居たはずだ。

(普通に考えてアオキさんと監視で二人きりにはしないでしょうから、
 恐らくでしかないけれど……『3人』は監視の目があったはず。
 それらの目を盗んで、する事が『画像を見る』事だけ……あり得る話かしら?)

(いいえ、あり得ない。『アオキさんが』『履歴欄をいちいち確認して』……かつ『一括削除せず』に、
 『覚えのないページも閲覧する』事を確信しないと、そんな仕掛けはしないし……したところで、動揺させるのが関の山)

(実際……今日の今日までアオキさんは履歴の確認をしていなかったし、
 まつりさんがアオキさんが見ている時に操作ミスをしたのも、『偶然』なのは明白ですもの)

見せるために残すなら『閲覧履歴』を使うのはやはり不可解だ。
溜まった履歴は、消すためにある。履歴にしか残さないのは迂遠すぎる。
なら、もし二週間前に『見せた』なら? アオキの言動と食い違う。
ただ見ただけ? なら履歴を消さないのは単なるドジか? ……思考は堂々巡りだ。

今出せる推論は……もし大きな見落としが無いなら、『アオキを害する為の策』とは思えないという事。

(今これ以上考えても、きっと私の先入観を固めてしまうだけですわね。
 少なくとも結論を断定してはいけない。そのために動くべきではない。
 視野は広く……そして遠くを見据える。なぜなら私は天雨サトリなのだから)

きっと他の目的か、見落としがある。それは今は深追いしないでおく。

「……明日美さんには、事の次第を伝えさせていただきますわ。
 万が一という事もありますから。それから私の雇い主にも、ね」

「貴方は台風に気を付けてお戻りなさい。そして、余さずお伝えなさい」

アリーナにも悪意はあるかもしれないが、
それはより大きな悪意への傘にもなり得る。
ヤジが本当にアリーナとは限らないのだが、
今そこを疑っていては、お話にならない。

「あっ、そうですわ。明日美さんは特にこの件を探ったりしていませんから……
 彼女は特に危険な素振りはなかったと、上の方にお伝えなさってくださる?」

「ファイターというのをやっているそうですし……
 悪評は、そちらの評判にも関わりかねませんから」

信じられるかは知らないが、夢見ヶ崎はこの場にいないし、
先ほども場にいなかった。疑いを解く理由には薄いとはいえ、
そもそもの疑う理由も『素性が知れない』くらいのものだろうし。

「私の方は……どうかしら? 貴方にはやっぱり、私は今も得体の知れない女に見えていまして?」

こっちはもちろん、ある程度冗談だ。

サトリは頭が良いし、家柄も良いが、他社の思考を推し量るのは厳しい。
それは『経験』で得る能力だ。そして得なければならない。
ヤジとの『交渉』も、そういうものだ……得たかった経験を、将来に活かせる。

220 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/15(木) 23:06:04
>>218(夢見ヶ崎PL)

金一「おぅおぅ、甘く見てると後悔するぜっ。今に見てろよ
数年以内には経営の中核に触れるぐらいに昇格してやるからよ!
 つうか、あいつおっせぇなぁ。クソでもしてんのか??」

小林「宜しければ、親交ある女性の前とは言え、もう少し丁寧な言葉遣いを。
あと数分待ちましょう。あとは車を発進するだけですし」

既に帰り支度は万端になったようだ。貴方の言葉に
カンナは『頭使わんゲーム!』 くぬぎは『おままごと』と小声で告げた。

アオキ「……ん、あぁ お帰り」

少しだけ顔色悪い様子ながら、笑みを見せてアオキは貴方を出迎える。

アオキ「御免、ちょっとだけ横になってていい? もう少しだけ
何も考えず休みたいんだ……」

そう、彼女は申し訳なさそうに告げた。だいぶ 疲れてる様子だ。

事務への壁に『聴覚』を移植……して会話は↓

>>219(天雨PC)

>詳しい事は聞かないし、貴方も喋ってはくれないでしょう

ヤジ「……口伝にはなるが、既に『故人』だよ。
アリーナの戦闘派とやりあってな、ガセじゃなきゃ確かだ」

彼は、少し固い顔つきながらも そう教えてくれた。写真の男は既に
死亡しているらしい。

>彼女は特に危険な素振りはなかったと、上の方にお伝えなさってくださる?
>貴方にはやっぱり、私は今も得体の知れない女に見えていまして?

ヤジ「出来れば、此処の子供達や雇われには余り刺激せずって言われてるが。
どうにも、こちら側の組織も一枚岩って訳じゃないようだから助言するが。
 あの『アオキ』って娘の能力は、更に急激な成長を遂げれば恐ろしい
兵器運用にも利用出来るらしい、そして、スタンド使いの中には稀にいるんだよ
能力を制御するんじゃなく、自分の力に溺れてしまう奴もな。
 幸い、今日見たところ。酔いしれてるとか、園児達を道具見たいに使役してる
危険な兆候やあからさまな不審点は無かったし、ほぼ俺はシロと思ってる。
んで、得体が知れないってのは。それ俺へのブーメランにもなるからな。
スタンドが使えないのに、諜報部員まがいの事してるって時点でよ」

「俺は、俺が目にしたものと。あんたの発言を信じるよ
あんた達の任務が、穏やかに収束するのを祈っている」

 それじゃあな、と彼はそこで言葉を止めた。
事務を出て、外に通ずる道へ行く。もう数分もすれば
彼らは車を走らせ、この園から完全に消え去るだろう……。

221 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/16(金) 00:18:16
>>219
>>220

「じゃ、『アタマつかわんオママゴトゲーム』でもやるかぁ」

それがなんなんのかはしらないけど。
しってたらおしえてね。
あてさきは、わたしのココロ。
アイがあれば、とどくはず。
『つたえよう、ひろげようキャンペーン』じっしちゅう。

「あ、うん。
 みんな、アオキはおひるねするからしずかにしてよう」

案の定だが何かあったか。
事務室ではサトリとヤジが話しているようだが、
アオキの変調は二人の会話と無関係ではないだろう。
しかし、そのやり取りも終わった。
どうやら少しばかり出遅れたようだ。
その代わり、金一から色々と聞き出してはいるが。

(――そろそろ『ふたりきりで』はなしたいかなー……)

この園に来てから様々なことが起きた。
それらの対処に追われて、
サトリと一対一で話し合う機会をなかなか見つけられていない。
別行動になったり、そばに子供達がいたりで、
落ち着いて意見を交換できていないのだ。
それが自分達の仕事なのだから当たり前といえば当たり前ではあるが、
一度くらいは話し合いの場が欲しいところだ。
既に二日目も後半に入っているし、タイミング的にも今くらいが丁度いいだろう。

     『ここらで、ちょっとそうだんしない??』

               ピッ

『機会を見て、二人だけで意見の交換をしたい』旨を、サトリにメールで伝える。
その間は子供達に目が行き届かなくなるが、全員が遊戯室にいてくれるなら、
『ドクター』の『聴覚移植』で、ある程度の状況把握は可能だ。
こちらが入手した情報も伝えておきたいし、今後も何か起こらないとも限らない。
その何かが起こる前に、話し合う機会を設けたいというのが本音だ。
起こった後では、話をするどころではなくなるかもしれないから。

222 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/16(金) 22:50:56
>>220(GM)
>>221(夢見ヶ崎)

「故人? ――――そうなんですのね」

どういった人物なのかを知りたかったが、
ヤジも多くを知らないのだろう。
それに、死んでいるなら情報の価値も死ぬ。
今アリーナの発表を疑う理由も、合理もない。

「スタンドの成長がどういうものかは、存じ上げませんけれど。
 『サバジオス』は今でさえ、悪用せずとも多くの可能性がある」

「善悪問わず、人を動かすのも頷けますわね。
 幸いアオキさん自身に、その気はないようだけれど」

価値があるからギボスとやらは動いたのだろうし、
価値があるから今はアリーナの庇護下にいるわけだ。
サトリと夢見ヶ崎が彼女の味方をするのには、価値は関係ない。

「ええ、ありがとう。貴方も息災を。
 無事に伝えて下さるのを祈っておりますわ」

「……」

ヤジを引き止める理由はもうない。
アルバムだけ、回収しておくことにする。
それからパソコンに向かい、履歴を確認する。
ギボスの写真の前後は何のページを見ていた?
とりあえず、履歴欄からタイトルだけでも見る。

(そういえば、明日美さんはもう、戻っているのかしら)

操作の間にスマホにも軽く視線を走らせ、連絡の有無を確認しておこう。

223 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/17(土) 18:01:08
>>221-222(ALL)

ブロロォ……。

車を走らせる音が遠ざかっていく。清掃員と秘密裡に動くエージェントと共に。

カンナ「おままごとかー、まぁ沢山走ったし 良いかっ
うちは、お父さん役だっ」

まつり「くぬぎさんは、ママの子供ですわ!」

くぬぎ「うん……」

おままごとは、比較的拒否なく受け入れられてる。アオキは、じっと
目を瞑り心を休めている。

夢見ヶ崎からの情報交換のメールは、天雨に届く。天雨も、それを
確認するので、廊下なり問題の画像があった遊戯室なりで相談は可能だ。
 子供達が大人しく十数分遊んでる間は意見を交換出来るだろう。

天雨は、問題の画像のあった履歴の前後も確認する。
 
履歴の後ろにあったのは、エクセルで作成された何かのデーターの
数字のみが羅列されており、特にそれ以上の情報はない。
前のほうには、ある事件の記事が記載されていた。約五年ほど前の
『誘拐事件』が記載されている。内容は簡潔に纏めると
以下のような文面が表記されている。

『〇月▽日、笹金家に何者かが侵入し笹金〇〇氏が重傷
長女の笹金蒼樹氏が誘拐される。
 警察では、ここ最近の頻発する児童誘拐事件の関連を疑っている』

『星見町に激震走る? 住居不法侵入 児童誘拐の魔の手!

最近に渡り、星見町の幾つかの家宅に昼夜問わず違法な手で
侵入し、児童を誘拐する異常な事件が目立っている。
 この一連の事件は、目撃した住民によると顔面に特徴的な
傷を帯びた20から30代の男性との事だ。
 警察は、この男に関し児童売買などの闇グループに関与する
可能性を示唆した上で、近辺住民に警鐘を鳴らしている』

どうやら、『アオキ』に関わる事件の記録のようだ。中々
大きな事件だったようで、新聞かネットにも掲載した事はあったようだ。
(※PCの記憶で、この事件の知識を大まかに保有してるか
どうかは各自任せる)

履歴で重要と思えるのは、それだけだ……。

224 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/17(土) 20:07:51
>>222
>>223

三人が乗っているであろう車が、園から離れていくのを見送る。
これでサトリと話しても聞かれる心配はない――などと安心はできない。
ヤジが何らかの『仕掛け』を残していった可能性があるからだ。

(どっかに『しこんで』ねーだろーな??)

ヤジが清掃作業のために来たというのは、あくまでも表向きの理由だ。
実際の目的は、園内の内偵にあったらしい。
そして今日、ヤジは清掃という名目で、園内を自由に歩き回っていた。
例えば『盗聴器』などを仕掛けようと思えば、いくらでもチャンスはあっただろう。
自分も似たようなことをしているからこそ、その可能性に疑いの目を向ける。

「みんな、ここであそんでて。
 ジムシツでオシゴトしてるから、なんかあったらよんでねー」

        シュパッ

子供達に言っておき、事務室前に設置した『聴覚』を解除してから、
遊戯室の壁に移植し直す。
これで何かあったら分かるはずだ。
そして事務室に出向くとしよう。

《ババン!!みなさん、こんにちは。『アリス・ヘッドライン』のおじかんです。
 ほんじつさいしょにおとどけするニュースは、カンナにかんするわだい。
 どうやら、カノジョはヘビがニガテらしいとのコト!!》

スタンド会話を使って、事務室のサトリに声をかける。
自分の口から言わないのは、『盗聴』を警戒してのことだ。
カンナとヘビの話が聞かれたからどうってこともないが。

《ヤジちゃんって、あちこちスキなようにうごいてたでしょ??
 なんか『しかけてる』カノウセイがヒテイできないからさぁ。
 だから、ねんのため》

むしろ、何か仕掛けるのがメインで、
ヤジが子供達や自分達の様子を見ていた方がオマケとも思える。
清掃の間だけ見ているというのは、見張りというには不完全だ。
それに、もし何か仕込んだとして、それを確認するのがヤジとは限らない。

《ここでゾクホウがはいりました。
 キンイチのキョウジュツによると、
 『イサゴのばーさんからソウジをたのまれ、
 めんどくさいとおもっていたちょくごにヤジがセッショクしてきた』とのコトです》

《また、キンイチに『ランク』というコトバをなげかけたところ、
 『アリーナ』の『ファイターランク』だとかいしゃくしたもよう》

《では、げんばのサトリきしゃをよんでみましょう。
 サトリちゃんさん、なにかあたらしいハッケンはありましたでしょうか??》

冗談めかしているが、これでも気持ちは至ってマジメである。
ついでに、サトリが見ているパソコンの画面を覗き込んでおこう。
そこに載っている情報は頭に入れておくことにする。

225 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/18(日) 00:45:16
>>223(GM)
>>224(夢見ヶ崎)

             クルンッ

椅子を回転させ、入室してきた夢見ヶ崎を手で招く。
パソコンの画面を見せるためだし、密談をするためだ。

≪賢明な判断ですわ。――――そう、蛇が。
 意外ではあるけど、珍しくは無いですわね≫

カンナは虫とか爬虫類は大丈夫だと思っていた。
彼女を下手に刺激しないために、覚えておく。

≪ヤジさんは『アリーナ』に情報を持ち帰ると話していましたわ。
 情報を照合するに、『金一さんとは別の派閥』なのでしょう。
 金一さんがアリーナの『エンターテインメント』部門なら、
 彼は『諜報』部門であるとか、『長期計画』部門であるとか……
 スタンドが無くても、知能や忠誠心で果たせる仕事をしている≫

           ≪まあ、そこの真相は今は解けないとして≫

≪こちらで得た情報は、彼がここの出身者であるということと、
 この『アルバム』から何枚か写真を抜いてコピーしてましたわ。
 まあ、コピーをしたいのが本音で、出身なのは建前かもしれないけれど≫

≪申し訳ないけれど、どの写真をコピーしたかは謎ですわね≫

              パララララララ

適当にページをめくる。抜けそうになってる写真でもあれば、
アルバムから抜いて入れたばかりだと推測できなくもないが、
確証に繋がるというわけでもないので……あまり気にし過ぎない。

≪もう一つは――――アオキさんを誘拐したという、このニュースの男。
 この男の『写真』が、なぜかこのパソコンに履歴として残っていた。
 それも、私達が来るより少しばかり前、この履歴が正しければ『2週間前』に。
 それをまつりさんが偶然開いて見てしまったのが、アオキさんの今の状態の原因≫

≪2週間前の来園者を調べられれば、意味はあるかもしれませんわね≫

まだ残っていても夢見ヶ崎に画像は見せない。
見る事がトリガーになる、という可能性を考慮してだ。
それなら、回りくどくても画像を残す意味にはなる。

≪名は『ギボス』。ヤジさんがおっしゃるには、アリーナとの戦いで既に故人だそうだけれど……≫

          ≪『スタンド使い』ですもの、万一は有り得るでしょう≫

ギボス本人でなくとも、その信奉者や、仲間がいる可能性は捨てきれない。
まあ自分なら、得体のしれないスタンド使いが二人も増えていて、しかも台風の時には来ないが、
その『まあありえないだろう』という安易な予想が生む『隙』を突く――――いかにもありえる。

≪ま、私達の仕事は見えない敵と戦う事ではないから……気にし過ぎはよくありませんけれど≫

      けれど、その存在は覚えておいた方がいいでしょう――――と、暗に伝えてはおく。

226 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/18(日) 19:52:58
>>224-225(ALL)
(※前準備に必要な事があれば、纏めて記述して貰えれば助かります)


貴方たちは盗聴を警戒して、スタンド会話で情報交換を行う。
ヤジの不審な動きや所属、カンナの苦手なもの。アオキの心の傷を
大きく占める存在であろう『ギボス』

ヤジがコピーしたであろう、差し込みが真新しい写真が形成した
ページであるが、まずアルバム自体はアオキが話してた時系列よりも
古い写真ばかり貼られている。彼女に関わる年上の人物を調べてたのかも
知れないが、一度抜き取ったと思われる写真には、アオキと関係は薄いだろう
子供達と、成人近いであろう男女が仲良く写っている。
多分ではあるが、この写真はアオキと無関係な気はする……。
(※夢見ヶ崎はパソコンを閲覧しようとして、天雨は写真を見せないよう
ロールしてるが。どちらかを優先するかはPCの判断に任せる)

……ゴロゴロ。

カンナ「あ、暗くなってきたぞっ」

まつり「そろそろ近いですわねー」

特に、それから2、3時間経つものの。目立った異常は起きてない。
アオキは幾らか小康状態に戻り、見た目は回復したように思える。
園児たち三人は、おやつで冷蔵庫の菓子か缶詰の果物など貴方たちに
注文して食べて、夕飯までは適当に遊んでいた形だ。

 時刻は5時……天気予報での嵐が来る。

227 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/18(日) 22:07:46
>>225
>>226

《ふむふむ――たぶんサトリちゃんのいうとおりだろーね。
 さすが!!とぎすまされたチセイがヤミをきりひらく!!
 そのなは『あもうサトリ』!!》

ヤジがここの出身だというなら、幼い頃から『アリーナ』に関わっているはずだ。
それは忠誠心の裏づけになるし、重要な仕事を任される理由にもなる。
園内に保管してある過去の資料を調べれば、
出身者という言葉が本当かどうか分かりそうだが、今はそこまですることもない。

《スタンドもってないから、しんようされてるってのもあるのかもね。
 ま、ユウシュウじゃなきゃたのまないだろうケド。
 キンイチとかゼッタイありえないし》

スタンド使いに重要な仕事を任せることは、『裏切り』のリスクを伴う。
一般人にも同じことは言えるが、
スタンド使いと比べれば一般人の方が格段に制御しやすい。
だからこそ、逆に大事な役割を任せることができるという風にも考えられる。

《さっき、ちょっとかんがえてたんだ。
 ヤジちゃんの『おくりぬし』はだれかってコト。
 『イサゴせつ』と『そのたせつ』――サトリちゃんはどっちだとおもう??》

ヤジを寄越した人間が誰かは不明だ。
それは自分達に分かることではないかもしれない。
だが、考えるのは自由だ。

《アルバムねぇ……。ソレ、もしかしてヤジちゃんがうつってるとか??》

抜き取られたと思しき写真に、ヤジの昔の姿が写っているかもしれない。
さほど期待はしてないが、一応『少年』に絞って確認する。
多めに見積もっても十数年前だろうし、面影は残っているだろう。

《『ギボス』――ソイツは、ゆるせんヤツだな!!
 もし、そのときにわたしがいたら、
 『あっ!!』というまにボコボコにしてやったんだけどなー……》

まぁ、その時はまだスタンドに目覚めていなかったので、できなかったと思うが。
仮に目覚めていたとしても、
あくまでジョークなのでボコボコにできたかは定かではない。
とりあえず『ギボス』の画像は見ないようにしておく。
サトリに考えがあるなら、それに従おう。
彼女が知っているなら問題はないし、無理に見ないといけない理由もない。

《りれきってコトは、ダレかがみてたってコトだよねぇ??
 フツーにかんがえたら、ここのヒトかな。
 『なんのために』っていうのはわかんないなぁ》
 
《『かくにん』してた??ってことは、もしかして??
 まさか――ねえ??》

確認する必要があったとすれば近い内に何か起こると予想したとも考えられる。
もしそうだとするなら、それは『ギボス』と無関係ではないだろう。
現段階では、確たる根拠のない推論の域を出ない話ではあるが。

228 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/18(日) 22:12:30
>>227

《あと、いいわすれてたけど、アオキといっしょにくらしてたトモダチは、
 みんながいこくへいっちゃったみたいだよ。
 きのう、アオキがねてるときに、わたしがパソコンこっそりみたでしょ??
 そのときひらいてたサイトに、ソレがかいてあった》

《イサゴさん、がいこくいくとかいってたし、もしかしたらカンケーあるかも》

可能性はある。
ここはイサゴの息がかかった施設で、彼女は子供達を気にかけていた。
他所へ行った後も様子を確かめているというのは不思議ではない。

《それと……サトリちゃんに、わたしの『ヒミツ』おしえちゃおっかな。
 ホントに『まんいち』ってコトもあるし》

《ちょっとチクッとしていい??『10びょう』でもどるから》

        シュッ
                ブラックアウト
一言断ってから、サトリに『視覚移植』を行う。
口で説明するより、実際にやった方が早いと思ったからだ。
『ドクター』の『切り札』だが、サトリは信用できると考えるから明かした。

《もし『なにか』あったら、やくにたつとおもうよ。
 サトリちゃんのサポートにもなるし。
 あ、いちおう『サイン』とかきめとく??
 じゃ、わたしが『ベロ』だしたら、いまのヤツやるから》

オピネルの一件もある。
サトリの言うように、目に見える危険と遭遇する確率はゼロではない。
順位しておくことは無意味ではないだろう。

《――ところで、かいちゅうでんとうってドコのひきだしにあるんだっけ??》

ついでに、サトリに懐中電灯の場所を聞いておこう。
カマイタチの正体を確かめる時に使うかもしれないからだ。
もちろん、そんなことを考えているというのは少しも表に出さないが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「おー、いよいよほんばんか〜〜〜。
 そういえば、きょうのディナーはなにがいいかな??」

――そして時間は過ぎ、いよいよ嵐が訪れる。
夕食のメニューを考えつつ、窓から外を確認しよう。
外を確認したら、厨房に行ってみる。
食材とか調味料に『匂いの強いもの』がなかっただろうか。
それと、調味料の中に『レモン汁』がないかどうか探したい。

229 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/18(日) 22:21:11
>>228

事務室にいる間に、『防犯ブザー』がないか探しておく。
小さな子供達がいる施設だし、あってもおかしくはないと思う。
もし見つけられたら、それを二つポケットに入れておきたい。
数が少なければ一つでも構わない。

230 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/19(月) 04:13:11
>>226(GM)
>>227-229(夢見ヶ崎)

≪もっとお褒めなさい。――――まあ、いずれにせよ、
 彼が『アリーナ』の子飼いなのはほぼ間違いないでしょう。
 もっとも、イサゴさんが寄越したにせよ第三者にせよ、
 今ある情報だけでは……少し、『不自然』ではありますけれど≫

≪どちらかと言えば、『イサゴさん』絡みじゃあないかしらね。
 でなければ『得体の知れないスタンド使い』が二人もいる上に、
 『どんな能力かもわからない子供三人』が制御されている保障もなく、
 それに……警戒対象のアオキさんも自由の身。そんな『魔境』に、
 わざわざ一般人を寄越したというのはあまり意図が分かりませんもの≫

組織にとってそれほど『重用できる一般人』というのは、
単に『組織のために働くスタンド使い』より希少なはず。

それを、金一のような信用のおけないスタンド使いと、
戦闘能力にそれほど長けていると思えない小林だけつけて、
最悪『サバジオス』の帝国と化していたかもしれないこの場所に、
なおかつサトリ達二人がいる状況で放り込むのは『悪手』であろう。

≪もちろん、私達には把握できない事情の中で……
 何か、仮定をすべて裏返す要素があるかもしれませんから≫

              ≪あくまで『推測』ですけれどね≫

アルバムは夢見ヶ崎に任せ、自分はパソコンの電源を落とす。
一応、時間があれば他のパソコンにも『ギボスの履歴』が無いか見ておく。

≪ええ、許しがたい非道ですわ。
 ……今となっては、どうしようもないけれど。
 というより、『どうしようもなくあるべき』ですけれど≫

≪人に見せたくて残したという風ではありませんから、
 何か調べなくてはいけない理由があったのかもしれませんわね≫

事件のことも調べていたあたり、ギボス個人を調べていたとは限らない。
これも現段階では、どうしようもない未確認事項……一応覚えてはおくこと。

≪外国? そうですのね。
 事情は分かりませんけれど、
 繋がりはありそうですわね……≫

単にアリーナは外国にも支部を設けている、
という可能性もある。あるいは日本が支部か?
その辺りはサトリには分からない事だが……

いずれにせよ、重要なのは

≪――――!≫

            ≪これは…………≫

今わかる事、今この場で判断出来る事をどう考えるかだ。
大局的な視点を無視するわけにはいかないが、
今の自分は、あくまでも現場で働く人間だからだ。

             ニコ

≪良く教えてくださいましたわね、明日美さん。
 かしこまりましたわ、その合図で使っていただきましょう≫

だから、夢見ヶ崎の力と、自分の力で、
今目の前に迫りつつある問題をなんとかしよう。
出来る。お互いに信頼し合える、有能な二人なら。

           ≪ちなみに、懐中電灯はそこですわ≫

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「今のうちに、皆様の必要なものの場所は確認しておきましょうね。
 今夜は…………明日美さんに何か、アイディアがあるんだったかしら?」

率先して材料を探し出す夢見ヶ崎に何か策有と見た。
違ったり、メニュー自体は案が無かった場合を考え、断定口調にはしない。

231 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/19(月) 19:46:59
>>227-230(ALL)

夢見ヶ崎は匂いの強い食べ物を事前に準備する。
匂いの強い食べ物……ならばシュールストレミング   は流石にない。
『レモン』はあるので、レモン汁を用意するのは簡単だ、容器も望む物は
手に入る。改めて匂いの強い食べ物と言ったら、セロリとか沢山あるだろう。
懐中電灯の場所を確認し、防犯ブザーも数種類 約10個は保管されてる。
夢見ヶ崎だけでなく、園児達含め全員の常備も可能だ。

天雨は、他にもギボスの履歴がパソコンに記されてるか確かめてみた。
すると……他のパソコンにも同じ二週間前に載っている。
こうなると、たまたま偶然に まつりが誤ってクリックしたのが画面に
表示された可能性は消えた。誰かの『確信犯』だ。子供達、及び
アオキが確認するように、予め細工されてたと思える。
 貴方は相棒の能力の切り札を知る。肌に薄っすらと刃が走ったが
出血なども無い。三十分もすれば傷とすら言えない痕は消えるだろう。


 ゴロゴロゴロゴロ……   ザアアアアアアアアァァァ……

カンナ「うわー 振ってきた! 風もつよーい!」

まつり「直ぐに過ぎて欲しいですわねー くぬぎさんも
今日は夜に花火がしたいって楽しみにしてましたし。
 そう言えば、花火は何処でしたっけ?」

アオキ「事務に……いや、上だったけ? ちょっと置き場所曖昧だな。
手分けして探そうか」


彼女達は花火を探し始める……アオキとくぬぎ、まつりは二階へ行くようだ。

アオキ「そっちは一階を探して貰って良い?」

カンナ「りょーかいだ。カンナは遊戯室を探すぞー」

 子供達が分散した……今の所、まだ特別とした異常はない。
激しい雨が屋根に当たる音 吹き付ける風が強まっていくのが感じ取れる。
アオキは貴方達に一階を探索してくれないかと提案しつつ移動する。
  
 ――ゴロゴロゴロ……ッ

232 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/19(月) 19:55:39
『ヤジ』に関してだが、写真には彼の面影がある人物は
何処にもない。天雨との会話の最中で、彼はアルバムを
借用する際にこうも言ってた事を貴方たちは思い出す事になる。

ヤジ『俺がこの園で暮らしてたのは一年未満で
写真とかも撮らなかったし、撮らせなかったよ』

その言葉が真実ならば、このアルバムの何処にも彼はいないだろう。

(※描写の中で大事な部分を書き忘れてました、すみません)

233 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/19(月) 22:46:27
>>230
>>231

           チラッ

視線を向け、『セロリ』と『レモン』があることを確認した。
レモン汁は容器に詰められているものがあれば良かったが、
一から作ったとしても、そう手間でもない。
一旦、冷蔵庫から目を離し、サトリ達の方に向き直る。

「――あっ、そうそう。
 カレーとかチャーハンとか『ゴハンもの』がつづいたから、
 きぶんをかえて『めんるい』とかどう??
 サッパリした『れいせいパスタ』とかいいかも。
 『トマトとツナのれいせいパスタ』とか。どう??」

「デザートに、くちあたりのいい『ドリンク』もよういしてさ。
 フルーツとかヨーグルトとか、あとほかのモノもつかって。どう??」

パスタ、トマト、ツナ、粉チーズ――その辺の材料があるか確かめる。
まぁ、パスタさえあれば他のものはどうとでもアレンジできる。

ちなみにドリンクの材料は、『果物とヨーグルトとセロリ』だ。
セロリを言わなかったのは、それを言うと子供達が拒否すると考えたからだ。
セロリだけを飲むのは無理だが、果物やヨーグルトと混ぜると飲みやすくなる。
健康にもいいし、『セロリ』と言わなければ気付かないだろう。

「はなびはだいじだね、うん。
 そのまえに、みんな『コレ』もってて。
 ジムシツでみつけたんだ」

「もしなんか『あぶないこと』があったら、ならすんだぞ。
 ――あるワケないんだけど」

「『イチオー』ね、『イチオー』」

厨房を出る前に、アオキと三人の子供達に『防犯ブザー』を一つずつ渡す。
ピンを引き抜くと音が出るタイプだ。
自分も一つ持っておく。
それから、サトリにも一つ渡しながら小声で言う。

「サトリちゃんにも、ひとつわたしとくね。『まんいち』のために。
 れいの『りれき』のコトもあるから」

履歴に残されていたのが何者かの細工である可能性が浮上している。
あってはならないことだが、『万一』も考慮しなければならない。
それが『今日明日である』かは定かではないが、
『今日明日でない』とも言い切れない。
 
「――また『ぜんりょくでさけぶ』っていうのも、なかなかシンドイし」

『防犯ブザー』は防災用として使われることもあるが、本来の用途は『防犯』だ。
その本来の用途で使う機会が訪れる可能性は捨てきれない。
今まで共に仕事をしてきて、なおかつ明敏なサトリなら、
『こちらの意図』を察してくれるだろうと期待している。

「あ、ちょっとさきいっててくれる??すぐいくから」

カンナとサトリに言って、厨房で少し『下ごしらえ』する。
レモンを絞って『レモン汁』を作り、適当な小さい容器に入れる。
料理に使う分は隠し味程度だし、そんなに沢山はいらないので、
ポケットに収まる程度の容器に入ればいい。
完成したら、それをポケットに入れて二人の後を追う。

234 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/20(火) 05:27:29
>>231(GM)
>>233(夢見ヶ崎)

「――――――――?????」

(な、なんでここまで『露骨』な事をしておいて、
 肝心の見せる手段は用意していないんですの……?
 見せるまでのタイムラグを作りたいにしたって、
 これじゃあそもそも見ないかもしれませんのに……)

傷を撫でつつ、新たに浮かんだ新事実に思いを巡らせる。

まつりが偶然操作したから見た、というだけだ。
もしアオキが几帳面で、履歴を定期的に消していたら?
仮になにか意図したタイミングで見せたかったにせよ、
捨てアドを用いてのメールの予約送信とか……方法はあるはず。

(もしまつりさんがしたような事を、外部から人間を入れて、
 意図的に履歴を誤表示……それなら適当にサイトを作って、
 誤操作を装ってアクセスさせる方が効果的で楽じゃないですの。
 ああ、もうっ、考えても仕方ないと分かってはいますのに……)

       (ノイズを思考から省きましょう。
         重要なのは『謎の第三者』の存在。
          2週間前に、ここに仕込みをした誰か。
           ギボスとアオキさんの関係を知る、誰か)

何故この方法を取る必要があったのだろうか?
偶然を装える、というのがこの方法のメリットと考えていた。
だが、これでは『意図があって残しました』と言ってるようなもの。
重要なピースが欠けているのは分かる。だが、気になりすぎる。

「洒落たメニューを思いつきますわね、明日美さん。
 湿気も強くなってきますし、爽やかな冷製パスタは最適ですわね!」

                 ニコ

イタリアンは好きだ。
ヨーグルトのドリンクも好きなので、イイ夕飯になる。

「…………例の履歴、全部のPCに残ってましたわ。
 意図が分からないけれど、意図的なのは確定ですわね」

夢見ヶ崎には小声でそう返して、ブザーを受け取りポケットへ。
用途は想像がつくが、まあ、それ以外にも幾らかの使い道はある。

「ええ、先に一階に行っておきますわ。遊戯室はお任せしますわね、カンナ」

流石に今団体行動をする必要はないだろう。
防犯ブザーを渡したばかりなのだから、
それを使ってもらう事で不安は忘れておく。

とりあえず、事務室にはないだろうから、他で目についた部屋に適当に入ろう。

235 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/20(火) 22:36:40
>>233(夢見ヶ崎PC)

アオキ「防犯ブザー? まぁ、この屋内で殆ど使う事はないと思うけど……」

まつり「襲い掛かって来るような不審者も、この嵐じゃ外から来ようにも
大変でしょうしね。窓も全部閉まってますし」

 ゴロゴロゴロ  ――ピカッ   ドーンッ
防犯ブザーは全員に手渡された。他の面子が移動する中
まつり「わっ 今の、結構近かったですわ」


貴方も厨房に向かい、レモンを絞ってレモン汁を小瓶に入れる。  


その時だ。

      ――ピカァ   ドーンッ……!

稲光と、轟音。そして、電灯が点滅して部屋が暗くなる。

 ――停電だ。

>>234(天雨PC)


貴方は不可解に思える工作に疑念を覚える。アオキに対する
悪辣な仕掛けだとしても、粗が多く どのような意図や目的が
あったのかも、今のままでは不明だ。
 究明するには必要な情報が少ない……そのような場合は一旦
放置するのも手だ。貴方がたの任務は子供達が健やかに過ごせる為であり
スパイを探したり、危険な組織の裏を読む事ではない……。

貴方は二階にアオキ・くぬぎ・まつりが向かうのを目にし
カンナは遊戯室の物を色々と引っ張り出してるのを見る。夢見ヶ崎は厨房だ
となると、恐らくある確率は低いだろうが風呂場の脱衣所などにも色々と
箱など入ってるのを思い出し、そこへ入るだろう。

その時だ。

 ――ピカァ   ドーンッ……!

風呂場の閉めきったすりガラスが一瞬眩く光ると共に、強い音が走る。
すぐ近くに雷が落ちたのだろう。
 そして、脱衣所の電灯がフッと消える。

数秒もすれば、非常灯は付くだろうが……。

236 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/20(火) 23:20:55
>>234
>>235

「――……」

(……よけいなコトいわないほうがいいかな)

サトリが思い悩んでいることは、彼女の様子を見ていれば何となく分かる。
しかし、自分の意見を言ったりして余計な茶々は入れないことにした。
幅広い視点から物事を深く考えることはサトリに任せよう。
夢見ヶ崎明日美の基本思考は、『瞬発力重視』の『アドリブ思考』なのだ。
いくつもの過程を積み重ねて結果を導き出すような思考には向いていない。

ともかく出来立ての『レモンジュース』をポケットに――。

            フッ

         「 ! ! 」

「――って、なんだテイデンか〜〜〜。おどかしやがって、コイツめ……」

光が消えたことに一瞬驚いて、反射的に身を固くした。
停電したなら、ブレーカーを確かめる必要があるかもしれない。
ブレーカーの場所は事前に聞いてある。
スマホのライトで照らしながら、ブレーカーの場所まで向かう。

『ドクター・ブラインド』を発現した状態で――だ。
どんな小さな音も聞き逃さないように耳を澄ます。

237 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/21(水) 21:37:54
>>235
>>236

現状明らかに危険なのは自然災害だ。
『悪意の第三者』の存在については、
流石に度外視出来るようなものではないが、
かといって現状では先入観を厚くするだけ。
何か起きるまでは、思考の片隅へと追いやろう。

          「!!」

(雷……相当近いですわね、これは)

                 ブンブンブン

如雨露を足元に数回振るい、
振動探知を開始しつつ、
もう片手でスマホを取り出す。

すぐに電気がつけばいいのだが、
一応の備えとしてのライト代わりだ。

(安否確認は……電気がついてからでいいでしょう。
 今大声で叫んだら混乱させてしまうかもしれないものね)
 
      (……もし電気がつかなかったらどうしましょう?)

懐中電灯があるし、スマホもあるので、
最低限必要な明るさは確保できるだろうが、
子供達には不安な夜になる。今はまず復旧を待とう。

238 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/21(水) 22:42:44
>>236(夢見ヶ崎PC)

雷が落ちる。とは言うものの、こう言う施設は大抵非常用の電灯は
備え付けられている。廊下に出ると、薄っすらと光源が戻っている。
とは言え、非常用だけに完全に明るい訳ではない。鈍く小さな光は
逆に不安感を煽る感じでもある。

……そして。

   ジジ    ジジジ

        ヲヲヲォ……

夢見ヶ崎がスマホのライトを付けブレーカのほうへ歩く道中。異変が起きた

『影』だ   昨日の時、トイレで見かけた時と同じ人の形の影が
貴方のライトを照らす中で、くっきりと姿を現した……!

影は貴方のほうにスーッと近寄る……!(スC)

>>237(天雨PC)

貴方は持っているスマホで辺りを照らす。脱衣所に通ずる廊下に設置した
非常電灯が鈍く辺りを照らしているのが見える。

   ヲヲヲォォ……。

! すると、貴方が光を照らす中で。唐突に人型の影が姿を現した

影は、貴方に音もなくにじり寄る……!(スC)

239 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/21(水) 23:55:19
>>237
>>238

           「 ! ! ! ! 」

  (この『カゲ』は――)

               (ゆうべの『スタンド』!!)

夜に発現するのかと思っていたが、今は夕方だ。
台風が近付いて外は暗いだろうしメインの照明も落ちているが、夜ではない。
それでも出てきたということは、夜は発動条件ではないのだろう。
夜は暗く、昨夜と今の園内も薄暗い。
そう考えると、『暗さ』が関係しているのかもしれない。

(『コイツ』はテイデンしたあとにあらわれた)

(スナオにかんがえれば、それがカギになってるとおもっていいハズ)

停電したことで出現したなら、電灯が復旧すれば解除される可能性が高い。
おそらくは落ちているであろうブレーカーを上げれば、解除されるかもしれない。
予定通り、ブレーカーの方へ向かうことにする。

       ババッ
             ダッ

『影』に対して『ドクター・ブラインド』を構えさせながら、影を迂回するように走る。
念のため、非常灯の側を通るようなルートで走ることにする。
相手が『影』では音もしない。
『ドクター・ブラインド』の『超人的感覚』がもたらす利を生かせないのは痛い。

(おいかけてくる??それとも……??)

『影』が追いかけてくるようなら、スマホのライトを『影』に対して向けてみよう。
このスタンドに『暗さ』が関係しているなら、何か反応を見せるかもしれない。

このスタンドの本体は『くぬぎ』だ。
だが、彼女に操作できないのなら、それは十分な危険を孕んでいると言える。
まだ能力は明らかではないが、警戒するに越したことはない。
この園には他の子供達もいるのだから、なおさらだ。

しかし、今までもくぬぎが他の子供達と寝泊りしたことはあったはず。
その時には何もなかったことになる。
実際、昨日も『影』は動かなかった。
でも、今は動いている。
『動かない時』と『動く時』の違いには疑問がある。

昨夜はくぬぎが個室から出てくると『影』は消えた。
それを考えると、やはり『影』の挙動には、
本体であるくぬぎの状態が関わっている可能性がある。

  (『ケイカイ』はしてるんだけど――)

                (『キョーミ』はあるよね、やっぱり)

突如として出現した『未知の存在』。
内心じっくり観察してみたいという思いはあるが、今はガマンしよう。

「おきゃくさまのなかに、
 『サトリちゃんさん』はいらっしゃいませんかァ〜〜〜??」

ついでに、二階には聞こえない程度の程々のボリュームで、
一階のどこかにいるサトリに呼びかけておこう。
彼女の現在位置を把握しておくためであり、できれば協力したいというのもある。

240 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/22(木) 00:26:03
>>238(GM)
>>239(夢見ヶ崎)

「……!」

(これは……恐らくくぬぎさんの『スタンド』。
 発現条件ははっきり分からないけれど、
 いきなり攻撃をしてくるとは思えませんわね)

「ご機嫌よう……私に何か御用ですの?」

(もしそうなら寝室を分けるだけじゃあ済まないもの)

多少の危険性はあってもおかしくない、という事だ。
可能なら脇を抜け、無理そうなら後退し、
いずれにせよ距離を取ってみることにする。
声を掛けるのに深い意味はないが、
『意思』の存在は知る事が出来るかもしれない。

「明日美さん、まだ1階にいらっしゃる!?
 私は『風呂場の脱衣所』ですわ!
 例の『影のスタンド』が1体出て来ましてよ!」

2階にいる子供達には、多分聞こえないだろう。
……別に影の事は聞かれても問題ないけれども。
自動操縦ならくぬぎが気に病むような事でもないし、
気に病むとしても『黙っててもっと危険になる』より良い。

スマートフォンの光は一旦消す。『それ』が原因かもしれないし、
これくらいには明るいなら必要もない。充電を持たせるのが優先とする。

241 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/22(木) 19:48:01
>>239(夢見ヶ崎PC)
貴方は天雨に呼び掛ける。すると声が厨房より少し向こうの
風呂場がある場所から聞こえる……。

>私は『風呂場の脱衣所』ですわ!
 >例の『影のスタンド』が1体出て来ましてよ!

どうやら、そちらにもスタンドが出現したようだ。
貴方は懐中電灯の光を向ける。だが、影は硬直するどころか
更に光によって影の濃さは強まり早くなった!(スB)

 ズズ……っ

すると、人型の影と夢見ヶ崎の体から伸びる影が『同化』していく。
 そして……。

   ――グゥゥン

目の前に、真っ黒な球体上の『闇』が徐々に貴方のいるブレーカーの
ある廊下に出現する。廊下一体を人をすっぽり覆う程の巨大な球形の闇だ。
 

>>240(天雨PC)

>ご機嫌よう……私に何か御用ですの?

貴方の問いかけに、『影』は何も反応しない。そのまま人が歩く速度で
近づくと、特に攻撃などするでもなく。光源によって出来た貴方の
影に同化する……そして。

   ――トン   トン  

 

廊下を歩く反響音、それが聞こえると共に廊下の角より
人影が近づいてくる音が聞こえる。夢見ヶ崎か? いや……もっと背丈がある。

   ┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨ ・・・

 !? 現れたのは……『ヤジ』だ。
馬鹿な、彼は車に乗って確かに町へと戻った筈……それとも
何かしらのトリックで、二人だけ帰し。彼はこの園に密かに
潜伏していたと言うのだろうか?

ヤジ?『………』  トン   トン

貴方に対し。無表情で、ポケットに手を入れて歩み寄って来る

242 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/22(木) 21:08:08
>>240
>>241

   「 !?!? 」

                「 ヤバッ―― 」

    ドグシャアァァァァァァァァァァッ!!!!

彼女が最期に見たのは、『光』を覆い隠す程の巨大な『闇』だった――。

                         リ タ イ ア
夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』⇒『再起不能』





と、そんなユメをいっしゅんみたきがしたんだが、どうおもう??
ともかく――。

「まるで『えいが』みたいだ。キミ、しってる??
 ほら、アレよアレ。ことしイチバンのわだいさく」

「『ALICE IN THE DARK(邦題:暗闇の国のアリス)』
 《『アリス・トリロジー』完結編》」

「それをイメージした『アトラクション』かな??
 かんせいきねんに『しゅえんじょゆう』をよぶとは、イイえんしゅつだ!!」

スマホのライトは切る。
そして、目の前の『闇』だが、さすがに入っていくことは躊躇する。

「――こっちにもでた!!」

「ひかりあてたら、なんかかそくした!!」

「わたしのカゲとガッタイした!!」

「めのまえに『まっくろくうかん』みたいなのがでてきた!!」

「とりあえず――いまからそっちいく!!」

ブレーカーを上げることが第一目標だったが、少々変更する。
前方の闇から目を離さず、後退してサトリとの合流を図る。

身体に何かしら変調は見られないだろうか?
『ドクター・ブラインド』にも変化はないか?
『影』は消えているのか?
自分の影は、今どうなっている?

243 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/23(金) 02:46:42
>>241(GM)
>>242(夢見ヶ崎)

夢見ヶ崎の声を聞き、状況と照合する。
自分の目の前には、ヤジが現れている。
夢見ヶ崎の目の前には、『暗闇』がある。
暗闇……それを自分は聞いたはずだ。間違いない。

その物語の名は……

「明日美さんッ!」

「私の前に現れたのは、ヤジさんですわ!
 私が警戒していた『武器』の所有も仄めかしていましてよ!
 この存在は貴方にとっては、先が見えない『暗闇』で……
 私にとっては、計算を狂わせる『暗躍』の容疑者!
 もしこれらが一致するとすれば……『恐るべきもの』という点ッ!」

『ALICE IN THE DARK(邦題:暗闇の国のアリス)』(>>99

「もしくは警戒心、敵への恐怖、不安! ……なんでもよろしいけど!!
 ヤジさん本人では無い。『私達の心の影』と言ったところかしら!?」

大きく声を上げ、夢見ヶ崎に位置を伝えつつ、推理を重ねる。
当然ながらスマホなど、光を作るものはしまっておいて、自身も光源からは距離を置く。

これ見よがしに叩くポケット。
暗闇というロケーションにおいて、
不意を打たず前から現れる不自然さ。
せっかく多少の顔見知りではあるのに、
言葉で油断や安心を誘おうとしない点。

ヤジ本人がこんな真似をする理由はない。
タイミングを考えても、これは能力だ。
おそらく『警戒心』とかそういうもの、
負の心に由来する『具現化・投影』の能力。
あるいは、具現化の能力で、あえてそういうものを選んでいる。
外れていても良い。得体の知れない恐怖と混乱が、
この状況を悪化させる前に……論理的な仮説を建てる。

「明日美さんっ! もし私の想像が正しければ、
 今この瞬間、真に危険なのは……私達じゃあない!
 危険なのは……濃密なトラウマを持っている人間のはず!
 それも、目に見えるトラウマを……! あるいは不安な存在を!」

         「つまり――アオキさんは危ないッ!
          あるいは他の三人も、過去に何かあったら……
          いずれにせよ全員が合流するべきだと考えますわッ!!」

どんな能力か、もちろん詳細までは分からない。
が、アオキがもしこの術中に置かれたとして、
想像通りの効果があるなら……現れる存在は明確だ。

――『ギボス』。

こうなると、あの残された写真にも大いに意味が生まれる。
イメージの火種という意味が……仕掛け人は、未だ読めないが。
この偽ヤジに対しては、分析の目とともにジョウロの先端を槍のように向ける。
まずは夢見ヶ崎と合流し、然るのち、子供達全員との合流を目指すことにしよう。

244 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/23(金) 21:38:25
>>242-243(ALL)

夢見ヶ崎の前に出現した『闇の球体』 天雨の前に出現した『ヤジ』

これ等を総合し、判断する。これは『心の影』 貴方たちの不安や
恐怖の具現化であると! そして、天雨が推察した、『アオキ』に
危険が迫っている……それは、次のけたたましい音が事実として報せる。

  ピリリリリリ―――――!!!!

防犯ブザーが鳴る。場所は、二階! そして遊戯室、カンナが花火を
探してた方向からもだ!

『ドクター・ブラインド』 『10CC』同様、異常は見られない。
影も切り離されたり、消えた様子もなく普通だ。恐らく、影と同化するのは
貴方がたが抱える闇をトレースする意味合いが強く、相手の影を利用して
スタンドが実体化してるとか、そう言うものでは無いのだろう。だが
光をあてたら動きが加速した事から、何かしらこの影に関係もある。

夢見ヶ崎は目を離さず後退しようとする。だが、『闇の球体』の速度は
人が普通に歩く速度だ!(スC)後退しようとする貴方よりも早い! が
天雨がいる脱衣所のほうまで近づけた。そちらに『ヤジ』もいるのが
認識が出来る!

天雨は『10CC』を『ヤジ』に対し向ける。だが、戸惑う事なく
貴方に肉薄して、その『10CC』に対し片方の手をポケットから抜いて
掴む! ……が、強制的に破壊しようとするよりは、相手が暴力的に
動こうとするのを防ぐ意味合いが強そうな掴み方だ。

ヤジ?「……此処カラ離レロ コノ家屋カラ」

ヤジ?「我々ノ主ノ元ヨリ遠クヘ……」

 そう、機械的な口調で命令を発している……。

245 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/23(金) 23:31:00
>>243
>>244

「なるほど!!どうりで『みおぼえ』があるとおもった!!
 くそ!!『ライセンスりょう』はらえ!!『そしょう』おこすぞ!!
 さすが、サトリちゃん!!とぎすまされたちせいがいかりゃく!!」

自分にとって、闇は恐れるものだ。
だが、それがスタンド能力の産物に過ぎないと分かれば、
行動を縛る程の恐怖ではない。

「――ってことは、
 『テイデンする』→『くぬぎちゃんがこわがる』→『カゲがでてくる』
 ってカンジだろ!!」

「きのうのよるにでてきたのも、
 くぬぎちゃんがなんとなくフアンをかんじてたからでてきたのか……。
 よるにヒトリでトイレいくってこわいもんな!!」

「あのとき『カゲ』がうごかなくてイマうごいてるのは、
 『ボーダーライン』こえちゃったからか??
 ほんたいが『フアン』をかんじるとスタンバって、
 それが『コワイ』にかわるとうごきだす――そんなトコだろ!!」

このままでは追いつかれてしまう。
だが!!もんだいはないな!!

    ――――ガララッ!!

本体の手で脱衣所の扉を全開にする。
そして――。

「そっかァ〜〜〜、ココからでていけばいいんだァ〜〜〜。
 なァ〜〜〜だ、カンタンじゃァ〜〜〜ん」

「――って、でれるワケねーだろ!!ソトみろソト!!
 オメー、『いっぱんてきなジョーシキ』ってモンがねーのかよ??
 あかちゃんからやりなおしてこい!!
 ハナシのつうじんヤツには――『こう』だ!!」

      ドシュッ!!
              シュ バッ!!

『ドクター・ブラインド』で脱衣所に突入する。
そして、『10cc』を掴んでいる腕の手首に、素早く精密な『蹴り』を叩き込む。
パワーは弱いが、サトリが手を振り解く助けにはなるだろう。

「チンタラやってられねーんだよ、コッチは!!」

防犯ブザーの音。
今すぐにでも駆けつけねばならない。
そのために、まずサトリを救う。

「……カクゴきめるか」

当然その間にも『闇』は迫ってくるだろう。
自分が飲み込まれることは承知の上だ。

246 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/24(土) 16:47:33
>>244(GM)
>>245(夢見ヶ崎)

「ッ…………」

夢見ヶ崎の攻撃に合わせ、とにかく手を振りほどき逃げ出すのに専念する。
多少乱暴でいい。これでくぬぎにダメージが伝わる可能性は極めて低いはず。
動きによる狙いのブレも『ドクター・ブラインド』の精密性なら苦にならないだろう。

『自分にダメージが伝わる大群』は、自衛として本末転倒が過ぎる。
自分は『ジョウロ』使いだからほどくだけで済むが、
例えば『ハサミ』使いなら両断してもおかしくないのだ。
本体にも『制御不可』な能力である点も、ダメージリンクの不在を裏付ける。

「……くぬぎさんにとっては貴方がたは守護者でしょうが、
 その行動がアオキさんやカンナ、まつりさんの危険に繋がっているッ!
 今、皆さんを危機に追いやる事でくぬぎさんの心の平穏が訪れるはずはない……
 …………この天雨サトリに『論理的妥当性』の無い説得は通じなくってよ!」

もちろんこのスタンドにとっては妥当な結論なのだろうが、
くぬぎ本人はそういう思想ではない……と、信じている。

ともかくこの状況から脱し、遊戯室なり二階なりへ向かわなくてはならない。
くぬぎを救出し能力を解除出来れば、それが一番早いと言えるが……カンナも無視できない。

247 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/24(土) 20:26:35
>>245-246(ALL)

 天雨は、ヤジを模倣する。元々のヴィジョンは影であるスタンドが
自身のスタンドを確保している手から逃げようと引っ張る。
無言で、それを制止しようと力が強まる。だが、『10CC』が破損
するほどの強さではない。そこに、夢見ヶ崎が『ドクター・ブラインド』
により横から急襲を行う!

 ドガァ――!

『ドクター・ブラインド』の蹴りは、精密に彼の腕へ命中する。
パワーは低くとも、鋭い速さを乗せた威力は天雨のスタンドに集中していた
ヤジ? は回避せず、その腕が弾かれ僅かに蹈鞴を踏んで天雨から見て
左へとよろける。

ヤジ?「……警告スル 離レロ」 ググッ

ヤジの姿形の存在は、体勢を直立に戻すと。馬鹿の一つ覚えのように
天雨に近寄ろうと、再度歩いて距離を詰めようとする。

今のが、DFでくぬぎに伝わったのなら。二階で何かアクションが起きても
可笑しくない筈(防犯ブザーで聞こえない可能性もあるが)

だが、スタンドに変化はない。このスタンドは……ほぼ自立して動いてる
可能性がある。ならば、くぬぎ自体をどうにかしなければ。

 遠くから、カンナの叫び声が聞こえる。

カンナ「うわああああああぁぁぁぁ!!! 来るな来るな来るなぁぁ!!」

その声は、普段の活力が消えて恐怖に満ちている。駆けつけて
対処しなければ、何か危険な感じもする!

248 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/24(土) 21:54:41
>>246
>>247

    「 ジ ャ マ を―― 」

               「 ――す る な ッ ! ! 」

    シュババババババババババ――――ッ!!!!

サトリに近寄る偽ヤジに向けて、『ドクター』の両腕で追撃の『ラッシュ』を放つ。
偽ヤジの行動を妨害し、サトリの脱出を援護する。
サトリの脱出を確認したら、時間稼ぎのために脱衣所の扉を閉める。

「サトリちゃん!!」

「わたしはカンナをたすけにいく!!」

「ハンダンはまかせた!!」

二手に分かれるのは効率的だ。
しかし、同じ場所に二人いた方ができることは増える。
その判断はサトリに一任しよう。

自分は全力で遊戯室に走る。
この場合、現れるのは『アレ』しか考えられない。
カンナの苦手な生き物だ。
つぶらなオメメがかわいらしい『アレ』。
わたしは、けっこうスキな『アレ』。

「カンナ!!!!わたしはココだ!!!!いまいくぞ!!!!」

廊下を駆け抜けながら、声を張り上げてカンナに呼びかける。
それによって、少しでも恐怖を打ち消せるように。
『カンナが抱える恐怖』と『自分自身が抱える恐怖』の二つを、だ。
『球体の暗闇』は無視する。
包まれると視界が利かなくなるのだろうが、構わない。
『見えないこと』には慣れている――そう考えることで心を平静に保つ。

249 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/25(日) 00:12:33
>>247(GM)
>>248(夢見ヶ崎)

           ダッ

駆けて距離を取る。そして、階段へと向かう。

(やはりというか意思……自我はない。
 くぬぎさんの本能の忠実なガードマンであって、
 彼女の理性や性格のやさしさとは、恐らく無関係……)

「――カンナは任せましたわよ!
 二階の三人を放ってはおけませんわ!」

カンナ、蛇、夢見ヶ崎。
いずれも近接戦を行う生物で、
自分がそこにいても邪魔になる。

その上でヤジの偽物まで乱入させてしまう。
これはもう明らかに、別れるべきだ。

(『闇』は明日美さんの恐れるもの……だとしても、
 彼女の『ドクター・ブラインド』の能力はむしろ、
 闇の中での戦闘に極めて向いているとも言える)

          (野生の感覚を持つカンナも同じ)

「明日美さんがすぐそちらに行きますわカンナッ!!!」

「そして私は――――今から二階に向かいますわよッ!!!!」

階段までたどり着いたら大声で叫び、駆け上る。
後ろからは影が来るだろうが、幸いにして、
天雨サトリがヤジを恐れるのは『得体の知れなさ』。
姿だけ似ている傀儡におびえる理由はない。焦らず急ごう。

250 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/25(日) 22:32:34
>>248(夢見ヶ崎PC)

>ジ ャ マ を――――す る な ッ ! ! 

 貴方の咆哮とドクター・ブラインドのラッシュの鋭きメスの如き
爪ラッシュが偽ヤジの体を直撃する。

 ――ド  ガァッッ!!

ヤジ?「……っ」 グ ググッ

普通の人間なら、喰らった衝撃と出血によって戦意を喪失して可笑しくない
に関わらず、傷口と思しき部分は黒色に輝き血は流れない。しかしダメージは
無視出来ないらしく、幾らか立ち上がるのに苦労している。
 天雨を無事脱衣所から出してドアを閉じる。あいにく、外から施錠する
タイプなどで無いが幾らかの時間稼ぎにはなる!

カンナに対し、助ける事を大声で宣告しつつ『闇の球体』を ――突っ切る!

  ――ブゥン

 ――デテイケ  ――デテイケ  ――デテイケ ――デテイケ

球体の中に入ると同時に、体全体に強い圧迫感。幻聴と思しき
外へと出ていくように、偽ヤジが告げたような命令が耳にリフレインする。
かつて、貴方が盲目の頃だった時に感じていた不安感が胸を責める。
 息が苦しく感じた頃に……突っ切った! 疲労感は中々あるが体力の
残りはある感じだ!

 カンナ「うわああああああああああ!!!」

遊戯室が見える! その窓から見える光景は中々凄まじい。
 一人の活発な園児に、大量の『アオダイショウ』と思える蛇が
部屋全体を徘徊しているのだ! 何匹かはカンナに纏わりついている。

 カンナ「ああ  ぁ   ぁ  ……ぅ゛  ぁ゛」

 ピクピクと、カンナは『スティール・パンサー』を帯びつつ
白目を剥きかけている。 ……嫌な予感がする!

>>249(天雨PC)

貴方の前で、偽ヤジが夢見ヶ崎のスタンドのラッシュで吹き飛ぶのを
視認した。そして相棒が脱衣所の扉を閉める。
 彼女はカンナを助けるのを叫びつつ、自分のトラウマの産物だろう
闇の球体を突っ切っていった。数秒して、球体は夢見ヶ崎を追って
遊戯室方面に歩く速度で移動していく。どうやら、トラウマの形をした
影は、その対象のみ追尾するようだ。

 天雨は急いで階段を上がっていく。軽く振り向けば、偽ヤジが
負傷を残しつつも、歩く速度で追って来るのが見える。
 
  ピりリリリリィィ!!

防犯ブザーは喧しい音を響かせている。二階通路の『視聴覚室』と
思える場所だ。

まつり「さとりおねーさまっ」

と、通路で『まつり』を見つけた。彼女は背後に『ヴァロッテ』で
形成したのだろうパイプ椅子を引き連れている。音を聞きつけて
今まさに視聴覚室の中に入ろうとしたようだ。

まつり「何が起きてますの? 一階でもカンナさんの悲鳴が聞こえましたの
こっちでもブザーが鳴ってますし」

 困惑した顔だ。だが、恐怖に囚われてる様子でもない。
理由は不明だが、彼女はまだ くぬぎのスタンドの能力に干渉されてないか
回避出来ているようだ。

251 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/26(月) 00:37:12
>>249
>>250

       ゾ   ク   ッ

     「――……ッ!!!!」

『闇の球体』に突入した瞬間、思わず息が詰まった。
覚悟は決めていたはずだった。
それでも、完全に『恐怖』を拭い去ることはできなかった。
無意識に心臓の鼓動が速まるのを感じる。
『見えないことに対する恐怖』――それが胸の内に蘇ってくる。

(きっと、カンナも苦しんでるはず――)

そのことを、心の中で強く思う。
助けを求めるカンナの悲痛な叫び声が耳に木霊する。
それは、無機質なリフレインが響く闇の中でも聞こえるものだ。

     「 
        う 
          る 
            せ 
              え 
                ッ
                  ! 
                    ! 
                      ! 
                        ! 
                            」

肺に空気を一杯に貯め、腹の底から声を出して、押し寄せる不安感に抗う。

   《――やっぱり『光の国』なんてないのかな》

      《あるよ。『光の国』は、きっとある》

『光の国のアリス』――それは空想の物語に過ぎない。
だけど、『闇を照らす光』は現実に存在する。
それは『天雨サトリ』であり『夢見ヶ崎明日美』でもある。

そう――私は『光の国のアリス』だ。

  ダダダダダダダダダダダダダダダ
                 ダダダダダダダダダダダダダダダッ!!

252 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/26(月) 00:47:30
>>251

         《 L(エル) 》

                     「 どけ! 」

               ドシュッ!

        《 I(アイ) 》

                  「 どけ!! 」

            シュバッ!!

      《 G(ジー) 》

                 「 どけ!!! 」

           バシュッ!!!

     《 H(エイチ) 》

                「 どけ!!!! 」

         ババッ!!!!

              《 T(ティー) 》

  ババババババババババババババババババババッ!!!!

遊戯室に突っ込み、片っ端からヘビの群れを蹴散らし、カンナに接近する。
腕の届く範囲なら薙ぎ払い、足元にいるなら横へ蹴り飛ばす。
偽ヤジならともかく、相手がアオダイショウならパワー不足は問題にならない。
これが本物なら、もう少し優しい手段を選ぶが、これらは『影』だ。
なら、遠慮をする必要はない。

     「――『ドクター・ブラインド』ッ!!!!」

カンナに近付けたら、その身体に巻き付くヘビに『爪』を向ける。
大きさや種類によるが、ヘビの巻き付く力は強い。
『ドクター』のパワーは標準的な人間の力に劣る。
それらを考え合わせると、引き剥がせない可能性もありうる。
だから――こうする。

   ズババババババババババァァァァァ――――z____ッ!!!!

『メス状の爪』でカンナに巻き付いたアオダイショウを切り刻む。
パワーが弱いといっても、同じ箇所を連続で切り続ければバラバラにできる。
『手術中の名医』を思わせる正確な手捌きで、迅速に行う。
『ドクター・ブラインド』のスピードと精度なら、それが可能だ。
同時にカンナを傷付けてしまう心配もない。

      「 ――――カ ン ナ ! ! ! ! 」

             ドシュッ!!

アオダイショウの除去が済み次第、カンナに『聴覚移植』を行う。

           ブースト
カンナの聴覚を『鋭敏化』し、思い切り叫んで呼びかける。
こちらの声を届かせ、カンナに意識を取り戻させる。
カンナは、『スティール・パンサー』には隠された力があると言っていた。
その内容は不明だが、この状況が引き金となる可能性は否定できない。
そして、その隠された力が更なる混乱を引き起こす恐れもある。
万が一にも、『スティール・パンサー』と争うような事態になることは避けたい。

253 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/26(月) 00:51:18
>>250(GM)
>>251(夢見ヶ崎)

「――――?? まつりさんは平気ですのね!?
 お聞きなさい、『スタンド事故』が発生していますわ」

(子供だからまだトラウマが無い? けれどトラウマ……というほど、
 私はヤジさんを恐れてはいないけれど、いえ、『つい最近』の記憶で、
 印象が強いから呼び出された……というのなら、つじつまは合いますわね。
 数か月前のミスより、今日の『ひやりとさせられた』体験が強いのは自然)

       (……けれど、苦手な物や怖い物が、
        一つもない事なんてあるのかしら?
        まつりさんも大変そうな境遇ですし、
        私だって昔はお化けとか怖かったですのに)

(……何か条件があるのか、単に『苦手さの強弱』の範疇の事なのか、
 判断は出来ないし、出来ても今から私や明日美さんの苦手を消せはしない)

攻撃、という言葉は避けた。

「人影のようなスタンドをご覧にならなかったかしら?
 それに襲われると、自分の『こわいもの』ですとか、
 もっと単純に『苦手なもの』とか、そういうのが出てきますの」

    「『それだけ』かどうかは、分からないけれど」

「私の『苦手なもの』も多分、私を追いかけてきていると思いますわ」

くぬぎのスタンドだ、という事も明言は避ける。
まつりに妙な不安を与えてしまう事は避けたいし、
今のところ、100%確実な答えというわけでもない。

「恐らくこの視聴覚室の中にも、『誰か』の心の影が出ているのでしょう」

「……まつりさん、『ヴァロッテ』の椅子を1つか2つ、
 室内へ先行させられまして? 様子見は必要ですわ。
 ドアを開けるのは私がやりますから……お願い出来るかしら」

     スッ

「それと、私がドアを開けた時点で危険なものが見えたら、
 すぐに離れて頂戴。その時は……私が先に動きますわ」

言葉通り、ドアに手を掛ける。
了解が得られないようなら、
自分がまず入室するつもりでいる。

いきなり二人して部屋に飛びいるような真似は、しない方が良いだろう。
急ぐ気持ちはやまやまだが、戦略を建てれば無計画より結果的に早く済み得る。

室内にいるのはかなり高い確率でアオキだ。
となるとその影、『ギボス』がいる可能性が高い。
もちろん、何か別の姿をしているかもしれないが、
ヤジがサトリが警戒する武器の所持をほのめかしたように、
スタンド使いのギボスは『能力』を持っていてもおかしくない。

・・・もちろん、アオキがそれを知っているなら、の話にはなる訳だが。

254 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/26(月) 22:22:46
>>252(夢見ヶ崎PC)

『光の国』 それを追い求める『アリス(貴方)』は
一室で恐怖に囚われる少女を救うべくジャバウォックに果敢に
立ち向かうかのように、貴方に気付き寄って来る蛇たちを切り払う!
 
 ザシュザシュザシュ――!

普通の蛇か、操作されるスタンド蛇なら興奮して噛みつくなどして
来るかも知れないが。コレ等はスタンドで出来た、『カンナのトラウマ』だ。
ヤジ?に関してもそうだが。恐怖や不安の化身ではあるが、直接的な危害は
今の所ない。相手の精神を蝕むものの、それを克服する『勇気』を
貴方は兼ね備えている! そして、勇気を分け与える秘策もあるっ。

 > カ ン ナ!!!!

カンナ「ぅ  ぅ゛  あ  アスミ…ねーちゃん?
 ……ぅ  ひぐっ アスミねーちゃぁん゛」

貴方に気付き、恐慌状態で装具型スタンドが半身ほど鋼のような変色を
してたのが徐々に薄らいでいくのが見えた。そして、カンナは泣き出し
抱き着いてくる。
 蹴散らした以外の蛇は未だ残っているが、取り囲まれるまで猶予はある。
だが、貴方が入って来た出入口から闇の球体が入り込もうともしている。
時間は少ない……本体をどうにかしない事には!

255 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/26(月) 22:44:56
>>253(天雨PC)

>人影のようなスタンドをご覧にならなかったかしら?

それに、合点がいった様子でまつりは頷く。

まつり「あぁ、アレは誰かのスタンドだったのですの? 光の
加減か何かと思って気にしなかったのですけど。
でしたら……あぁ、良かったですわ。この表示はスタンドの悪戯ですのね!」

そう、まつりは。何処かの株が暴落してるらしい画面を携帯を取り出し
安堵した様子を見せた。……どうやら、彼女の苦手と言うか不安は
『投資してる株が大暴落』する事のようだ。現金と言うか、何と言うか……

まつり「わかりましたわ。では紫と青を先行させましょう」

貴方の言葉に了承して、紫と青のパイプ椅子がガタガタと前に出る。
 そして扉を開ける……まつりがギョッとした顔をした後、顔を蒼褪める。

まつり「……あ……アオキ……おねーさまが血だらけに」

その言葉に、貴方は部屋の中に入る事になり そして見るだろう。

   ゴロゴロ…   ズガーァン

          ザアアアアアアアアァァァ

   ザアアアアアアァァァァ

雨が降り注ぐ   雷が鳴る。激しい雷雨が窓に照らされる中

テレビが置かれ 幾つかの長机や黒板が置かれる視聴覚室で。

床に広がる血 そこに仰向けに倒れ、痙攣するアオキ。

そして、目の下に月とも言える疵を宿す男がそれを見下ろす。

         「……なんと穏やかな夜だ」

   「……クィーン 前に言ったな? 必ず お前を迎えに行くと」

       「ようやく それが叶うぞ……家に向かおう クィーン」

 そう告げ、男は振り向く。不気味な光 影のスタンドが実体化した動き
とは思えぬ『自我』とも言えるものが仕草にしっかり宿っている。

       「……有象無象の月下に蠢く影法師共が」

       「クィーンは我等エクリプスのモノだ 今も昔も」

         「これからもだ 永遠にな」

 アオキの恐怖 彼女に決して拭えぬ傷の象徴。

それが、嵐が吹きすさぶ中で発現した……!

256 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/27(火) 00:39:54
>>253
>>254

「よしよし、こわかったねー。もうダイジョーブだぞ」

カンナを抱きしめて、背中を撫でて落ち着かせる。
無事にカンナを救えたことに安堵する。
しかし、まだ危険な状況であることには変わりない。
まず、カンナに与えた『超聴覚』を解除する。
そして、カンナの両肩に手を置いて、ゆっくりと言葉を告げる。

「カンナ、よくきいてね。マドからろうかにでて、2かいにいってくれる??」

「サトリちゃんたちといっしょにまってて。わたしも、あとからいくから」

        ザッ

カンナに『窓』からの脱出を指示し、『ドクター・ブラインド』と共に立ち上がる。
ヘビの群れはカンナを追跡する。
だから、まずはカンナを遊戯室から逃がさなくてはいけない。

       「――ジャマすんじゃねーぞ」

    「ちかづくヤツから『コマギレ』にしてやる」

           シャキィィィィィンッ

カンナを守るような形で共に駆け、
近寄ろうとするヘビを手当たり次第に駆逐する。
当然、『闇の球体』にも注意を払う。
カンナを逃がした後は、自分が脱出しなければならない。

(さっきの感じだと、一回抜けただけでも、かなり精神を削り取られる……。
 もう一度同じように突破するのは、多分危ない)

(だけど、相手が『暗闇』じゃ単純な攻撃は効きそうにない。
 何とか触れられずに切り抜けないと……)

カンナの脱出を見届けたら、自分も部屋から脱出する。
さっきは『後退』を選んだために距離を詰められた。
しかし、脇目も振らない『前進』ならば容易に距離は縮まらないはずだ。
おそらく『闇の球体』は、そのまま入り口から侵入するだろう。
ならば、自分はカンナに続いて『窓』から脱出する。
カンナに『窓』からの脱出を指示したのは、
廊下に面した『窓』を開けておいてもらうためだ。
もしかすると背が足りなくて届かない可能性があるかもしれないが、
『スティール・パンサー』の身体能力なら問題なく実行できるはずだ。

余裕があれば、カンナが落とした防犯ブザーを拾っておこう。
ピンを差して音を止め、ポケットに入れておく。
余裕がなければ、放っておいて構わない。

(このスタンドの『本体』――くぬぎちゃんを落ち着かせなきゃいけない)

(今は、二階にいるサトリちゃんを信じる……!)

サトリのことは信頼している。
もちろん彼女に全てを任せるつもりはない。
しかし、今は彼女を信じ、この場からの脱出を最優先する。

257 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/27(火) 02:49:25
>>255(GM)
>>256(夢見ヶ崎)

「落ち着きなさいまつりさん。『スタンド攻撃』ですわ。
 あれも……『心の影』が見せる幻影かもしれませんから。
 そうでなくても、落ち着かなければ、この状況には対応できません」

想定していた展開であり、実際さしたる驚きはないが、
冷静にならなければ突撃を選んでしまいかねない精神状態。
とりあえずまつりの見せた株の銘柄は覚えておくことにする。
ここには戦いに来たわけではないので、話題の種はあるだけ良い。

           チラッ

それからアオキにも視線を向ける。怪我は目に見えるものだろうか?

(異常な状況であるほど、『冷静』にならなければならない。
 捕縛されてもいないし、ブザーを止められもしなかったのは不可解。
 幾ら気絶させていても、『サバジオス』対策で手くらい封じるはず)

       (それにこんな演説もせずに、すぐ連れ去るべき。
        少なくとも、ここに私達が乗り込んできた時点で。
        ……『怖がらせたい』『不安がらせたい』のでなければ)

(可能性は……私のように『漠然としたトラウマ』ではないからこそ、
 『ギボスの再来』という恐怖を明確に想像出来るアオキさんだからこそ、
 これほどはっきりと……『人間』にしか見えないヴィジョンを作り出した。
 けれど本人ではなく『恐怖の具現化』だから、恐怖させる行動しか取らない)

        (これが有力には思えますわね)               

恐らくは『トラウマの強弱』が、この現象の出力に影響する。
恐らくは弱いトラウマでは漠然とした再現しか出来ず、
その場合『影』そのものの性質が色濃く出るという事か。
例えば『暗躍』こそがヤジに抱く恐怖心なのであって、
スタンドを素手で掴んで止めるなどと言うのは明らかに違う。

(攻撃手段は……いずれにせよ、危険なのは間違いないでしょう。
 仰向けに倒れている辺り、背後からの不意打ちなどではない?
 私が『過労死』させるのはあまり現実的ではない、でしょうね)

得体の知れない相手であり、戦いを挑むのが得策と思えない。
アオキの『影』が見当たらない以上、この男がそうなのは間違いない。
もちろんギボスがネクロマンシーで復活したゾンビとかかもしれないが、
いずれにせよ……ここで必要なのは、アオキ救出のための隙。

「『エクリプス』だか何だか存じ上げませんが、所詮『一夜限りの蝕み』
 私を示す名は、常世を潤す『天雨』――――この時点で格が違いますわ」

     ザッ

自我があるという事は『怒らせる』事が出来るという事だ。
数的優位を生かすためにも、まずは敵のできる事を見ておこう。
また、それによって隙を作ればまつりにつなぐことも出来るはずだ。

「それに……これからも何も、『クィーン』を最後まで手に入れられず、
 『アリーナ』に負けて死んだ駒が貴方でしょうに。 …………違うかしら?」

            スチャ

「ああ、もし違っても『死人に口なし』! 貴方の話を聞く耳も無し。
 ゲスな品性の児童誘拐犯がどれほど大物ぶったところで、
 この『天雨サトリ』にとっては滑稽な『人形芝居』でしかなくってよ」

(理想は『くぬぎさんを止める』こと、けれどアオキさんを放置していいはずはない。
 ただ怖がらせるだけなら、一時的には放っておいても良かったでしょうけれど……)

当然、敵は本物なら大物だ。口では何とでも言えるが油断はできない。
如雨露を構え、『ギボス』を目される男からは視線を外さず、アオキに近付く。
なお、その際まつりとアオキを繋ぐ直線上には入らないよう、位置はやや調整しておく。

「この男も影なら、『スタンド本体』……を、
 止めなければ恐らく完全には解決できない。
 けれど止めに行くにはアオキさんを放置できない」 

「……まつりさん、私があの男と攻撃を交わしたら、その隙に、
 貴女の臣下の椅子でアオキさんをこっちまで運んでくる事は出来て?」

         「もしくは貴女が椅子で攻撃し、私がアオキさんを救出するか」

また、近くにいるまつりには聞こえる程度のトーンで、作戦方針を明かしておく。
彼女も子供だ。完全に頼れはしないし、守らなければならない対象でもある。

だが、彼女もスタンド使いだ。『何もさせない』より、彼女に出来る事をいくつか提案する。
正直、『10cc』だけでこの状況をどうにかするのは無理だ。余裕があるうちに、やっておく。

258 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/27(火) 19:11:20
>>256
夢見ヶ崎PCへ

>マドからろうかにでて、2かいにいってくれる?

との事ですが。これは、窓から一端 外に出て別の空き室・通路窓
などを経路にし廊下の通路に向かうと言う意味合いで宜しいでしょうか?

いま考えてる構図としては
               ●影の球体  〇出入口
  外               ▼夢見ヶ崎・カンナ
□□□窓□□□窓□□□
□□□□□□□□□□▼
□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□●□
□〇□□□□□□□〇□
    通路


通路側に面する出入口にある換気などの窓は、小学校の教室と同じ感じで
大人が脚立など使わないと開けないイメージで考えてたので。そちらは
自然と園児のカンナだと開けるのは物理的に困難だと思われるので。
外側に一端出て迂回し、園の通路に入ると処理して問題ありませんか?

259 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/27(火) 19:58:41
>>258

>>250
遊戯室が見える その窓から見える光景は中々凄まじい。

この描写から、廊下に面した窓があると想像していました。
失礼しました。
通路側に窓がないのであれば、窓から出るという箇所を、以下の行動に変更させていただきたいです。
それが許可されないのであれば、GM氏の判定に一任します。

            ↓

「カンナ、よくきいてね。いまから、いっしょに2かいにいくよ」

「あっちのほうのいりぐちからでよう。そこのいりぐちはヘンなのがきてるから」

『球体』がいる場所を通って出て行くのは問題外。
それなら、『もう一つの出口』しかない。
『もう一つの出口』まで全力で走り、そのまま通路に出て階段を目指す。
後ろから追ってくるだろうが、『球体』の速度は特別速いわけではない。
全力で駆け抜ければ、即座に距離は縮まらないはずだ。
群がっているヘビは、適宜排除する。

ここで考えられるのは、『もう一つの出口』を出た直後に、
『球体』が通路に出てきて、そのまま『通せんぼ』されるという事態だ。

よって、『もう一つの出口』まで来た所で『球体』の位置を確認し、その可能性を潰しておく。
『通せんぼ』される可能性が高いと判断した場合は、『
もう一つの出口』の手前で少し立ち止まり、ある程度まで『球体』を引き付ける。
『もう一つの出口』から出ても前方を『球体』に塞がれない距離まで引き付けることが目的だ。
その場合も、カンナと共に通路を出て階段まで全力で走る。
もちろん、その『通せんぼ』される可能性がなければ、そのまま全力で階段へ走る。

260 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/27(火) 22:25:37
>>259

いえ、こちらこそ申し訳ありません。
描写として、遊戯室の内部が覗けるドア窓からの光景と細かく記入
するべきでした。内容の変更は受け取りましたので
そのような形で返信ロールさせて頂きます。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

>いまから、いっしょに2かいにいくよ

カンナ「うんっ……わかった!」

 貴方はカンナと共に蛇が徘徊する遊戯室の出入り口の一箇所を
突っ切る! 前方を徘徊するアオサンショウなどはカンナ目掛け
進むが、それを『ドクター・ブラインド』はものともしない!
 蛇達は、全て鋭い両手のメスの如き一撃の元に両断される。

    グググ・・・

カンナ「! 真っ黒なのが来るっ」

闇の球体は、入り口から入ると。夢見ヶ崎を追うように最短距離で
歩く速度で進んでくる。だが、二人の走行には及ばない。
 遊戯室から出て、一気に通路へ出る。カンナは夢見ヶ崎に一旦離れ
勢い良くピシャリと出入り口の一つを閉じる。闇の球体は、出入り口の
ほうで立ち止まる。閉じられた入り口に数秒膠着して……。

     ――ズ  ズズッ

カンナ「! 真っ黒いの、入り口を通過しようとしてるよ!」

 スタンドの形や、元も影と言う物理的なものではない。一応
障壁を真っ直ぐ透過するのは難しいようだが、それでも殆ど時間を
かけずに通り抜ける事は可能なようだ。恐らく、どんなに障害物を積んでも
結果は同じ。……本体(くぬぎ)がやはり要だ。

261 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/27(火) 22:48:53
>>257(天雨PC)

   ピリリリリリリリリリィィ

ゴロゴロゴロ…!   ザァァアアアアアアアアァァ

 ブザーの音  雷鳴が落ちる前の前兆 降り注ぎ止む気配のない雨

 挑発をしつつ、まつりへ指示を行いつつスタンドを貴方は構え
油断する事なく『ギボス』の動きを見る。

貴方の言葉に、ギボスはゆっくりと骨を鳴らすように首を回し抑揚の
ない調子で喋る。

「お前は アリーナの尖兵ではないのか。ならば 背後にいる者もだな。
……あぁ、そうか。我々(エクリプス)は滅びたのかな?
 いや、そうなる道筋を辿ろうとしているのか」

         ブゥン

男の片手に『光が見えない鍔もない刀』の形をしたものが発現される。

 「はははは   はははははははっ!!!」

「お前が何を述べようとも 降り注ぐ冷たき真実が如何に残酷であろうと
このうねり狂う嵐の上では、輝いてるのだぞ 陽が例え死のうとも
凛然と、あの空に輝く美しき冷酷なる円球は!」

「クィーンは我々(エクリプス)の元へ送り届けるっ!
この ギボス(十三夜)が!!
蘇りし『ブラック・ムーン』(黒月)が、生誕の産声を紡ぐのだ!!!」

       ザシュゥ――!

まつり「突撃しなさい! ヴァロッテッッ!!」

       
ギボスは『ブラック・ムーン』と唱えた剣を倒れるアオキの元に振りかざす。
それを防ごうとするように、まつりも『ヴァロッテ』の先行させた
パイプ椅子 その二脚を一斉に敵スタンド向け 体当たりさせる!

262 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/27(火) 23:45:28
>>257
>>261

           「――……!!」

『闇の球体』の動きに、思わず目を見開く。
驚いたからではなく、心の中に眠る『恐怖』を呼び起こされたためだ。
今、自分は『視力』を得たことで『光』を手にすることができている。
それは同時に、『光を失うことに対する恐怖』を知ることでもあった。
あの『闇の球体』は、まさしく自分の恐怖の象徴なのだ。

            ド ク ン ッ

無意識に、怯えた表情を浮かべてしまいそうになる。
しかし、自分が不安な顔をしていては、カンナを心配させてしまう。
そう思うことで恐怖を抑え込み、明るい口調でカンナに語りかける。

「だいじょうぶ!!もうカンナには、コワイおもいさせないから。
 アオキにも、まつりちゃんにもくぬぎちゃんにもね!!」

「――いまのうちに『2かい』へいくよ!!」

       ダダッ

カンナを促し、二階へ続く階段へ走る。
階段に着いたら、カンナを先に二階へ上がらせる。
『偽ヤジ』が近くにいるかもしれないが、カンナが狙われることはないだろう。
自分は後ろから続き、同じように階段を上っていく。
後ろから追ってくる『球体』と『ヘビ』に追いつかれないように急ぐ。

「カンナはサトリちゃんたちといっしょにいて。そのほうがアンゼンだから」

「サトリちゃ――――ん!!!!いま、カンナがソッチいくから!!!!」

先に二階へ向かったサトリに大きな声で呼びかけて、無事を知らせておく。
とりあえず二階へ上がって状況を把握しよう。
『影』が消えていないということは、まだ事態は収まっていないことは分かるが。

(――それにしても……)

現時点で一番面倒と思えるのは、『闇の球体』だ。
『偽ヤジ』や『ヘビ』のように、
スタンドで攻撃して一時的に撃退することもできそうにない。
自分が原因とはいえ、厄介な存在が生み出されてしまった。

(いざとなったら……『後始末』は自分でつける……)

最悪、『闇の球体』は自分に引き付けておけばいい。
そうすれば、少なくともサトリ達には被害が及ばずに済む。
自分の心が生み出したものなら、自分で相手をしてやる。

しかし、それは最後の手段だ。
今は、他にもできることがある。
残された時間は少ないが、それを有効に使う。

くぬぎを落ち着かせるにしても、取り巻きの『影』が邪魔になる。
ここには『偽ヤジ』と『ギボス』がいるだろう。
『ヘビ』と『球体』が上ってくる前に、まずそいつらの姿を視界に収めよう。

(私の役目は『影』の足止め――あいつらに邪魔はさせない……!)

263 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/28(水) 11:39:00
>>261(GM)

>>257
>想定していた展開であり、実際さしたる驚きはないが、
>冷静にならなければ突撃を選んでしまいかねない精神状態。
>とりあえずまつりの見せた株の銘柄は覚えておくことにする。
>ここには戦いに来たわけではないので、話題の種はあるだけ良い。

>           チラッ

>それからアオキにも視線を向ける。怪我は目に見えるものだろうか?

アオキのけがの状態やまつりの画面は、
確認できなかったかしてる隙が無かったと認識してよろしいでしょうか?

264 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/28(水) 11:50:13
>>263

まつりの見せた株は『ライ〇ファンド』とかの、自分の家の株では
ない事は確認出来ました。また、結構な出血量と思しき血だまりの
中で仰向けにアオキは倒れてるが。胸部などの衣類は裂けてる様子は
見られない。また、かなりの血が出てると思うが顔に恐怖の色は濃くも
死相が見られない事がわかる。

265 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/29(木) 02:28:35
>>264
回答に感謝

>>261(GM)
>>262(夢見ヶ崎)

「『十三夜の月』も『日蝕』も――――所詮は天上のもの。
 『天雨』に遮られれば誰にも顧みられることはなくってよ」

(――――! やはり、と言うべきかしら。
 それとも『運が良かった』と考えるべき?
 この『ギボス』の能力が本当にただ偶然、
 くぬぎさんの現象と極めて似ているとか、
 そういう事でない限り――――これは)

恐怖体験の『再現』だ。
ギボスの言葉も彼女の恐怖する男の『再現』。
そのスタンドも、彼女が見た物の『再現』。
血に沈む身体も彼女の最悪の日の『再現』。

――――そう考えるのが自然だ。

もちろん万が一があるし、『再現』がすべての原理に優先される、
というのも『希望的観測』でしかない。この場は解決する必要がある。

(……今!)

             ダッ

アオキへと一気に距離を詰める。
仮に『ブラック・ムーン』の一撃を『ヴァロッテ』が止められないなら、
自分が割って入り、構えた『10cc』によって受け止めるのが狙いである。
ヤジの例から考えれば影は物理的実体を有するのだし、痛いかもしれない。
この『痙攣』と『出血』は『斬られたという思い込み』から生じる可能性はある。
単なる恐怖でも、無防備な状態で繰り返されれば『深刻』になりかねない。

「『恐怖を再現するスタンド』ッ!」
「アオキさん、これは『再現』に過ぎませんわ!!」

言葉の励ましは大きな意味はないかもしれないが、
アオキが目覚めて、動けるようになってくれれば良い。
そのために出来る事があるなら、今はそれを選択する。

「まつりさん! そちらへ攻撃が行くなら貴女だけでもお逃げなさい!
 きっと明日美さんも二階に来る……すぐに合流できるはずですわ!!」

攻撃が行かないなら、ここに残ってアオキ救出を手伝ってくれればありがたい。
行くならギボスは自分が食い止め、残りの面々でくぬぎを救ってもらいたい。

なお、もしギボスが椅子で吹き飛ばされるなどすれば、その隙にアオキを担ぐ。
無視できるならしたいし、かといってくぬぎを探すまでアオキを放置はできない。
くぬぎを見つけても、すぐに能力が解除される保証はどこにもないのだから。
ゆえに『ヴァロッテ』か自分の手で連れまわし、追撃を逃れながらくぬぎを探すのがベター。

                  ・・・最短の解決は放置なのかもしれない。だがそれは選べない。

266 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/29(木) 20:09:21
>>262(夢見ヶ崎PC)

貴方は二階にいる天雨へと大声でカンナが行く事を報せつつ階段を
駆けのぼる。『闇の球体』はようやく封鎖した入口を抜けて、通路から
階段を昇ろうとする。遅れて、『蛇』も夢見ヶ崎が開放していた扉から
這い進むが。物理的な動きが不明な球体はともかく、蛇たちはその構造的に
階段を登れるのだろうか……?

カンナ「!? ヤンキーのにーちゃん? ……いやっ、偽物か!
どいて! 邪魔!」 ドガッ

階段を上がると、少し奥側に複数の椅子を動かし視聴覚室の中を
睨むように緊迫した顔で見てる『まつり』が。まつりへ近づくように
『偽ヤジ』が歩いていたが。それを偽物と気づいたカンナが
『スティール・パンサー』の力込みの素早い跳躍からの飛び蹴りで
通路横に蹴っ飛ばす。前に集中していたヤジは消火器の付いた場所へと
頭からガツンと倒れ込むのが見えた。

まつり「カンナさんっ いい所へ! こっちに怪しい敵がおりますの!」

カンナ「わかった! ヘビじゃなきゃカンナが助太刀するぞ!」

>>265(天雨PC)

>『恐怖を再現するスタンド』ッ

ギボス「ハハハハハハハハッ!!! 今の状況が『再現』と言うならば
正解だ! だが、この黒月の恐怖が映画のような造り物だと思ってるなら
大きな間違いだ!! ハハハハハハハ!!!」

哄笑と共に、男は『アオキ』へと『ブラック・ムーン』を振るう。
いや、正確には『アオキの直ぐ傍で鳴り響く防犯ブザー』だ。

 ザシュゥッ    ――ピリリリリッ……

   キィィ――ンッ……

瞬間、けたたましく鳴り響いていた音は消失する。
 すると、ギボスが持つ『ブラック・ムーン』は途端に高速で
黒い刀身が全体的に真っ白へと変色し始めた……!

    ――ドガァッッ!   ガシャアアァァッッ!!

ギボス「ごはぁっ……!  は  ハハハハッ! ハハハハ!!
痛いなっっ! あぁ憎らしい!! だが、良い気分だ!
『痛み』は『生きる証』だ! 『苦痛』と『生命』は両立しているのだ!
もっと、もっともっともっともっともっとだっっっっ!!!
俺に生きてる事を思い出させてくれよっ!!!」

まつり「な なんなんですの……こいつ」

『ヴァロッテ』の操作するパイプ椅子。強化された二脚の一撃で
備品の黒板に叩きつけられ倒れつつも、ダメージを無視してるかのような
邪悪な気配と嘲笑に、まだ純真さを抱える園児は圧倒される。

アオキ「……さ…………さい……げん?
で   でも……あいつは……あの振る舞いは……再現なんか……じゃ」

アオキは、未だ辛うじて正気だが。天雨が助け起こすも、その肌は冷たく
全身が恐怖に襲われてるのが解る。なお、助け起こしてわかるが
彼女の背中に返り血とおぼしき血はべったりだが、刀傷など目立った怪我
が体に無い事がわかる。怪我はしてないのだ。

267 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/29(木) 21:23:59
>>265
>>266

蛇は木登りが得意だが、その中には垂直の壁を這い登れる種類もいる。
鱗の凸凹を壁に引っ掛けることで、上手に上っていく。
そうでなくとも、蛇というのは非常にフレキシブルな生き物だ。
これが現実の蛇なら、階段程度の段差なら苦もなく上ってこれるだろう。
もっとも、『影の蛇』はカンナの恐怖から生み出されている。
カンナが『蛇は階段を上れない』と思ってるなら、その通りになる可能性はある。
もしそうだとするなら、『影の蛇』に関しては放置できることになるが……。

「ふたりとも、あのへやにはわたしがいく。
 カンナは、そのニセモノをおいはらってくれる??
 ソイツはサトリちゃんをねらってるから。
 ただし、ムリはダメだよ。あぶなくなったらよんでね。」

カンナとまつりに言って、視聴覚室に近付いていく。
『スティール・パンサー』の力なら、『偽ヤジ』を食い止めることはできそうだ。
小さな子供に戦わせるのは気が進まないが、今は仕方がない。

          シュバッ
                      ブラックアウト
念のため、倒れた『偽ヤジ』に対して『視覚移植』を行い、カンナを援護しておく。
このスタンド達に『ドクター』の能力が通じるかどうかを確かめる意味もある。
スタンドとはいえ五感があるなら、もしかすると通じるかもしれない。

「それと――さっきの『ヘンなの』がちかづいてきたら、すぐおしえて」

『球体』が見えたら知らせてくれるよう、二人に頼んでおく。
そして、まつりと共に視聴覚室の入り口に立つ。
まだ中には入らず、室内を覗き込んで様子を窺う。

『偽ヤジ』が向かっていたということは、中にはサトリがいるのだろう。
サトリがいるということは、そこにアオキもいるはずだ。
アオキがいるのなら――おそらくは『ギボス』がいると考えていい。

サトリを見つけたら、少しだけ顔を出して自分の存在を知らせておく。
まだ何が起こっているか分からないので、声は出さない。
自分を追ってくる『球体』も警戒するが、今は状況確認を最優先にする。

268 天雨 サトリ『10cc』 :2018/11/30(金) 04:44:06
>>266(GM)
>>267(夢見ヶ崎)

「お手柄ですわまつりさんっ! 異様な男ですけれど、
 ダメージを意に介さないのは『ヤジさんの影』も同じだった。
 そして、これも同じく吹き飛んだり倒れたりと『物理的な反応』は備えている。
 極めて厄介な敵ではあるけれど……『無敵の存在』ではありませんわね」

(『痛い』? ……こいつには『ダメージ』があるんですの?
 それともやはり、『痛いだけでヤジさんのように攻撃は効かない』?)

こいつは特別だ、こいつだけは強すぎる。
そういう『恐怖』は蔓延させるわけには行かない。
そう、自分もだ。サトリ自身も『恐れてはいけない』。

「まずはこの部屋から外に出ましょう、アオキさん」

吹き飛んでる内にアオキと共に扉の方へと引こう。
手に持った『10cc』は黒板側、ギボスの方へと構えておく。
こちらから攻撃をするのはあまり意味を感じられないし、
『疲労』する様な存在なのかは正直な所かなり怪しいだろう。
ここは退避に全力を注ぎたい。折角生み出してくれた隙なのだ。

(月は静寂の象徴でもある。粗暴な男だけれど、
 もしそうだとすれば随分『詩情』的な能力ですわね。
 あるいは『斬撃を無生物に』行う事自体がトリガーで、
 黒い色が抜けたのは――――ブザーに攻撃力を移した?)

(……スタンドなんて考えても意味はないかもしれないけど、
 推測して『可能性』を頭に用意しておくのは意味があるはず)

防犯ブザーをなぜ『今更切った』のか?
恐らく――――『音』を攻撃に活かす能力か、
あるいは音に限らず切った器物を活かすような能力か。
だが、下手にブザーをどうにかするより距離を取るのが一番だろう。
ブザーを介した遠隔攻撃とかだと危険だが、それは近づいても危険だ。

「それなら『記憶からの再現』じゃなくったっていいけれど、
 要はアレは貴女の恐怖から生まれた『偽物』でしかない。
 『ギボス』は死んでいて、この悪夢はスタンド解除で止まる。
 暗黒の儀式でよみがえった地獄からの使者というわけでも、
 執念深い悪魔でもなく、私の如雨露の草と同じ『スタンド存在』」

「それはまず間違いない。……そして原因は『謎の敵』でもない」

怖がるな、なんてことは出来るはずがない。
怖いだろう。それは仕方ない事だし、怖がるべきだ。

だが、必要以上の恐怖はいらない。
理解不能の『復活』ではなく、能力の産物。
それを認識して貰い、不条理への恐怖を消す。

(大丈夫……この前提は合っているはず。『ギボス』だけ経路が違うにせよ、
 わざわざこのタイミングという事は『くぬぎさんの能力』がトリガーなのは間違いない)

(そして……くぬぎさんの能力を知っていてアオキさんのいる施設への滞在を許可したなら、
 これはくぬぎさんさえ止めれば止まる、『永続する能力』ではない……その前提は信じなければ)

仕事の依頼主――――とは別の管轄なのかもしれないが、『前提』を信じる。
くぬぎを止めれば止まる、それくらいシンプルでないなら、この現場自体存在し得ないはずなんだ。

269 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/30(金) 21:08:31
>>267-268(ALL)

 シュバァ!  ザシュッ……ッ

ヤジ?「……」

夢見ヶ崎は『ドクター・ブラインド』の『視覚移植』もとい
『ブラックアウト』を行う。一瞬、動きが硬直するものの
壁に手をつけ、のそっと起き上がると視聴覚室へと迷いなく
偽ヤジは足を運ぼうとする。どうやら、『視覚移植』の効果は薄いようだ。

カンナ「通せんぼ― だ!」

まつり「此処から先は行かせませんわっ」  ガタガタッ

『スティール・パンサー』 『ヴァロッテ』の群体椅子が進行しようと
する偽ヤジを封鎖する。サトリが産み出した心の影自体には特殊な
能力はない。あくまで平均的な男の姿で、筋力も良くて平均男性並み。
獣並みのスピードを持つスティール・パンサー。複数の攻撃が出来る
ヴァロッテなら抑え込む事は可能だ。
 夢見ヶ崎が視聴覚室に入る時に、カンナの声が届く。そして、サトリが
扉の場所にアオキの肩を支えつつ歩いてきた。奥に月のような痣を目の下に
宿す不気味な眼光の男が真っ白な刀のようなものを向けてるのが見える……。

カンナ「あ! 黒いのが階段を上がって来たっ」

天雨は、アオキに説得を試みつつ肩を支え扉まで移動する。アレは
恐怖によって産まれた再現なのだと。そして、スタンドの暴走を
解除すれば消えるのだと。

アオキ「きえ……消える、の? っ だ だとしても。
駄目だ、サトリ だ 駄目だっ。 あいつは……あいつの能力は」

     「――遅すぎる 『蝕(エクリプス)』の力 受けるが良い
      『ブラック・ムーン』 解き放て 月の威光を」

        ――キィィンッッ

 白く染められた刃が淡く光る。

 ――何か不味い  危険な予感を夢見ヶ崎・天雨は感じ取る!

270 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/11/30(金) 21:38:53
>>269

視覚移植された偽ヤジに、
『非ターゲットの人間』を見えなくなっているらしい様子はあるでしょうか?
近くにはカンナとまつりと夢見ヶ崎がいますが、
それら『サトリ以外の存在』が見えている気配はあるでしょうか?

271 『ペイズリー・ハウス』 :2018/11/30(金) 22:36:28
>>270(夢見ヶ崎PC)

『非ターゲットの人間』に関しては、まつりとカンナが阻害した時に
軽く二人を見たような仕草をした為、他の人物を認識はしている様子である。
ただ、特殊スタンド 自動操縦型などにも見られる形で、二人を
攻撃などするより、サトリ自体に接近して何かしら干渉しようとしてる
様子が見られる。

272 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/01(土) 01:26:23
>>271
回答、感謝します。

>>268
>>269

『影』から生まれたスタンド達が、
『ターゲット』の捕捉に五感を用いていないことは最初から分かりきっている。
『球体』は明らかに五感を持っていないにも関わらず、
正確に夢見ヶ崎を追っているからだ。
だから、サトリを追わせないために『視覚移植』したのではない。
重要なのは、『視覚移植』によって『非ターゲット』を見えなくさせられるかどうかだ。
『ギボス』に対して『視覚移植』を行う前に、『実験台』として『偽ヤジ』を使った。

「…………」

しかし、偽ヤジのリアクションが分かりにくい。
カンナやまつりは『声』を発しているし、攻撃を仕掛けてもいるのだから、
見えなくとも大体の位置くらいは察しがつくだろうし。
結局は、直接『ギボス』にやってみるしかなさそうだ。
アイツは他のと違ってベラベラ喋ってるから、リアクションも分かりやすかろう。

「つかえないヤツ」

偽ヤジから視線を外して、『ギボス』らしき男を見る。
器具型のスタンド――つまり、『サバジオス』の『能力対象』。
アオキにあの刀を握らせれば、支配権をアオキに移せるかもしれない。
だが、所詮は『影』に過ぎないアレに対して能力行使できるかどうかという疑念があるし、
仮にできたとしても、今のアオキの状態では、まず不可能だ。

(攻撃が来る……!ここで一番危ないのは、部屋の中にいる二人!)

(私に何が出来る?『ドクター』を間に割り込ませて二人の盾にする?)

(でも……!)

男の言葉から、あの攻撃には何らかの『チャージ』を要すると見た。
もしそうなら、この攻撃を放った直後が、反撃のチャンスだ。
二人に手を貸したい気持ちを押し殺し、もう一つの判断を選ぶ。

「二人とも、急いでこっちへ!!あいつが何かする!!」

せめて二人に叫んで注意を促し、邪魔にならないよう自らも扉から飛び退く。
その時、レモンジュースの小瓶を取り出して蓋を開ける。
そこに『ドクター・ブラインド』の両手の指を突っ込み、満遍なくレモン汁で濡らす。

「……あっちのヤツも来たか。ある意味、『挟み撃ち』ってことにはなるけど――」

「『タイミング』は――悪くないね」

『球体』が追ってくることは、必ずしもデメリットだけにはならない。
考えようによっては『利用できる存在』とも言える。
通じるかは不明だが、試す価値はあると判断する。
攻撃を放った後、『ギボス』が室外に出てくるようなら、
自分は通路の奥に向かうつもりだ。
ないとは思うが、『ギボス』が室内に残るなら、
自分から視聴覚室に踏み込むことを意識しておく。

273 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/01(土) 23:38:55
>>269(GM)
>>272(夢見ヶ崎)

≪『防犯ブザー』! この攻撃の前に彼はそれを斬りましたわ!≫

夢見ヶ崎たちに状況を伝達しつつ――――


「――――――逃げますわよアオキさんッ!!」

(――――『斬撃を飛ばす』ような能力であれば、
 アオキさんを殺しかねないこの状況で使うとは思えない!)

        バッ

           (恐らく想像もつかない能力……!)

とにかく急いで廊下に出て、
アオキを軽く引きずっててでも、押してでも、
ギボスとの射線上に『廊下の壁』と『サトリ』を挟む位置へ。
よほどでない限り、悪手になりえない手を選択する。

            ア
           サ
――――――扉――――――――

         ギ

↑こういう位置取りを目指す。

この際『10cc』は解除していい。両手を使い、急ぐ。

(少なくとも狙いはアオキさんのはず。
 であれば『私に出来ること』は、狙いを遮ること!
 壁と私自身で――――『射線』を塞いで、止める)

      (危険な賭けになるけれど…………
       既に一撃を受けている可能性が高い、
       アオキさんをこれ以上攻撃はさせませんわッ)

それらの回避動作を行いながら、片目は閉じる。
動作を終えられたら耳も塞いでおく。『月の威光』と言う発言と、
音が出る物を選んで切った事――――『光や音』への警戒。

また、『痙攣』というアオキのダメージが恐怖由来でない場合、
そうした感覚に訴えかける『ショック』が原因である可能性もある。

274 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/02(日) 22:19:55
>>272-273(ALL)

夢見ヶ崎が行ったのは『警告』だった。『ドクター・ブラインド』の
両手の鋭きメスの如き五指にレモン汁をたっぷり濡らせつつ扉から飛び退く。

天雨は『回避』を行った。サトリを半ば強引に引っ張りつつ廊下へと出て
床に対しうつ伏せになり両耳を防ぎ、片目は用心のため閉じておく。

 その瞬間だった。


   ――パァァァァアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!

 『破壊音』と称して良い、音波。それが視聴覚室から砲撃のように
発生した。天雨に関しては、両耳を防いだ為 多少耳鳴がする程度だ。

夢見ヶ崎に関しては、幾分深刻なダメージが発生した。
『ギボス』の直線状に居ないとは言え、『ドクター・ブラインド』は
視覚を除く四つの器官の精度が高い。それが災いして音響兵器と言って良い
ブザー音を凝縮に凝縮させ、脳にダメージが及ぼしかねない高音波が
扉から離れてる場所とは言え夢見ヶ崎の耳を通して頭を一瞬かき回し
かねない痛みを感じる。だが、怪我の功名でも無いが貴方は
『ブラック・ムーン』の能力の一端を、その身で理解出来た。
あの黒刀は切りつけた物体から発生する音 目に見えないものを
ブラックホールのように吸引し、蓄積させる事が出来ると言う事を……!

まつり「っ な、何ですの今の爆発音……!」

カンナ「あ 頭が一瞬割れかけそうだったぞ」

園児たちも、子供ゆえに性能高い聴覚が夢見ヶ崎程では無いが耳と
頭を苦しめて苦悶の表情を浮かべている。

 ピリリリリリィ――!

また防犯ブザーの音が視聴覚室から鳴り響く。

275 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/03(月) 00:19:32
>>273
>>274

  「――――――ッ!!!!!」

                    (こ……『これ』は……!!)

一瞬、意識が飛びかける程の強烈な衝撃を受け、
反射的に仰け反らせた顔が苦痛に歪む。
同時に、『ギボス』の能力が身を以って理解できた。
『ギボス』が放った一撃は、
自分がオピネルを大人しくさせた時に使ったのと『同じ手』だ。

「――くっ……うっ……」

(まさか、『これ』を自分が食らうことになるなんて……)

頭を軽く揺すって、どうにか意識を保つが、まだ耳鳴りが残りそうだ。
言ってみれば『自分の十八番』――
当たり前のことだが、それを自分自身が受けた経験はなかった。
その強烈さが、改めて身に沁みる。

「この攻撃は、確かに凄く厄介……。
 でも……今ので、アンタをどうにかする方法を思いついたよ」

「サトリちゃん、ここは私が何とか食い止めてみせる。
 その間に、くぬぎちゃんを見つけて」

小さな声でサトリに声をかけ、『ギボス』を見据える。
『ドクター・ブラインド』を構えさせ、堂々とした態度で声を上げる。
瓶に指を突っ込んだ『ドクター』の爪の先からは、
レモンジュースの雫が滴っているはずだ。

「 『エクリプス』の『ギボス』!!
  私は『アリーナ』のファイター『アルカラ』!!
  その私が、アンタに『決闘』を申し込む!! 」

名乗りを上げたものの、別に本気で『決闘』なんてしようとは思っていない。
この言葉で少しでも『ギボス』の注意を引いて、
サトリ達が離れるまでの時間稼ぎをするためだ。
もちろん――『戦わない』という意味ではない。

       ビシュッ!
              ビシュッ!

『ドクター』の両手を交互に振り、その勢いを利用することで、
銃弾並みの速度でレモンジュースを飛ばす。

一発目の狙いは『ギボス』の顔。
『影』である『ギボス』に通じるかは不明だが、
その目にレモン汁を当てることで怯ませたい。
仮に効かなかったとしても『ギボス』の反応速度を推し量る参考にはなるだろう。

二発目の狙いは『ギボス』の胴体だ。
こちらの目的は匂いによる『マーキング』。
これから行う攻撃のための準備をする。

       ――――ダッ!!

レモンジュースの発射とほぼ同時に、視聴覚室に踏み込む。
刀が届かない距離を保った状態で、
グルッと円を描くような軌道で『ギボス』の周囲を移動し、
『ギボス』の背後に移動する。
これは『ギボス』の背後を取ることが目的ではない。
こちらに注意を引き付けることで、
『ギボス』の背後に入り口の扉が来るようにすることが狙い。
要約すると、入り口と自分の間に『ギボス』が入るようにし、
『ギボス』の背後に扉が来るようにするということだ。

276 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/03(月) 16:58:08
>>274(GM)
>>275(夢見ヶ崎)

                 「フッ」

「―――――――やはり私はスタンド戦においても『聡明』ですわ」

「彼の『ブラック・ムーン』は『斬ったものから生じる音』……
 音だけとは限らないけれど、ともかく斬って溜めて開放する能力」

カンナとまつりにそれを伝えるのは、次以降の防御のためだ。

敵の攻撃は『ちょっと耳鳴りがする』程度。
耳を塞ぎ、壁を跨げばその程度という事は、
この戦場を離れてしまえば大きな影響はない。
 
                グイッ

「明日美さん、貴女の能力は恐らくこいつと複雑な相性関係にある。
 貴方ならば『相性が良い』側に寄せられる…………信じますわよ」

『ドクター・ブラインド』を狙い撃つような攻撃能力ではあるが、
『ドクター・ブラインド』の攻撃を受ければ封殺される能力でもある。

「アオキさん、この場から離れますわよ!
 あいつの攻撃は『厄介』だけれど、
 攻撃の間合いは剣士でしかない……
 今のうちに離れれば、然程怖くありませんわ」

「仮に追ってこようとすれば皆さんが止めて下さいますッ」

アオキが動けなくなっていそうなら手を引き、
即座にこの場から離れる。くぬぎを探しに行く。
ここに残っても援護などできないし、価値がないからだ。
アオキも、この場にいては危険な状態が続く。
くぬぎ探しを手伝える精神状態かどうかは怪しいが、
少なくとも自分が離れるついでに連れて行く必要はある。

「私達でくぬぎさんを探しましょう。危険な状態かもしれませんから」

            「――――くぬぎさん! どこにいますの!?
              聞こえたらブザーを鳴らしてちょうだい!!」

来た方向とは違う方向へ動きつつ、くぬぎに呼びかける。
彼女の性格を考えれば大声で返事があるのは期待できないので、ブザーがあるのは幸いだ。

277 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/03(月) 22:12:17
>>275(夢見ヶ崎PC)

奇しくも貴方が日中にオピネルへ繰り出した技が貴方に一時的な
頭痛と眩暈を引き起こす。だが、未だ我慢して戦闘は継続可能だ!

貴方の宣言に、哂うようにしてギボスは謡うように口開く。

「ハハハッ! 居るに決まってるよなっ 影在る場所に光が潜むのは
当たり前の事だ! 来い!! 例えこの身は朽ちても、そう易々と
倒せるものだと思うなよ!」

 バシュ  バシュッッ!

「っ ちぃ、やはり。影の身では動きも鈍らだ」

両手に滴らせたレモン汁の射撃は、ブラック・ムーンを振って迎撃
しようとしたギボスよりも早く 目と胴体に直撃する。
軽く、目頭を拭い舌打ちを行う。偽ヤジと異なり、アオキのトラウマが
鮮明な故か、その動作や受けるダメージも現実の人間に似通ってるようだ。

タタッと回り込む夢見ヶ崎に対し、それに倣ってギボスも体を反転する。
 
 ――ズバァ!   ピリリリリリ――

ブラック・ムーンの刀がブザーに再度当たる。音が鳴り止み、黒刀が白く
変色していく

>>276(天雨PC)

カンナ「わかった! 何とか別の方法でぶっ倒す!」

まつり「ヴァロッテの操作が中断されてしまいましたわ。
もう一度、掛けなおさないと……!」

ギボスの能力に注意喚起し、くぬぎを探す。

アオキ「く……くぬぎ。
そうだ、あの子。雷が窓の近くに落ちたのを間近で見て、倒れたんだ。
介抱しようとしたら、あいつが……あいつが気付いたら後ろに現れて
ショックで、くぬぎの事を忘れてた。視聴覚室以外の場所に、誰か
連れ去ったかも知れない……」

視聴覚室の目に見える範囲に居たのはアオキと実体化したギボスのみ。
くぬぎは雷が園の窓の近くに落ちるのを見てショックを受けたようだ。
あの影のスタンドが、自動的に彼女を安全と思える場所に移動した
可能性は高い……だが、一体何処に?

278 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/04(火) 00:30:10
>>276
>>277

とりあえず、サトリ達を逃がすという最初の目的は達成できた。
次にすべきなのは、『ギボス』の足止めだ。
今、『ギボス』の背中側には入り口の扉があるはず。

   (さて……)

          (『そろそろ』――かな……)

>>272の時点で、『球体』が階段を上ってきていることは確認している。
球体の速度は人間の速度と同等。
遊戯室の一件を見ても、入り口から入ってくると見て間違いない。
そして『球体』は、生み出した本人である夢見ヶ崎を追跡する。
この瞬間、夢見ヶ崎と『球体』の直線状には『ギボス』が立っている。

           「そう――」

      「『影』ある場所に『光』がある」

           「なら――」

       「『光』の中にも『影』はある」

回り込んだ狙いは一つ。
『ギボス』の背後から迫る『球体』――
自分自身の心が生み出した『闇』に『ギボス』を飲み込ませること。
もちろん『ターゲット』ではないので、一時的なものになるだろうが……。

       ダンッ!!

夢見ヶ崎から生まれた『闇』が『ギボス』を飲み込んだ瞬間――
『ドクター・ブラインド』を『闇』に突っ込ませる。
元々『視覚』を持たない『ドクター』に、
『闇』で視界が効かないというデメリットは存在しない。
さらに、>>275で『マーキング』を行っている。
『闇』に包まれていても、『レモンの匂い』は探知できる。
その匂いを頼りに、『ギボス』の位置を正確に特定する。

               シュバァッ!!

鋭利な爪を閃かせ、音速の攻撃が発動する前に『ギボス』を切り裂く。
『ドクター・ブラインド』の速度が『影ギボス』を上回っているのは確認済みだ。

そして狙うのは――『聴覚移植』。

              ブースト
『ギボス』の『聴覚』を『鋭敏化』させ、自らの放つ強烈な音の一撃を、
今度は『自分自身』に体感させてやる。
『ドクター』は聴覚を失うので問題ないが、夢見ヶ崎本体は両手で耳を塞ぎ、
音波攻撃に備える。

279 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/05(水) 00:40:23
>>277(GM)
>>278(夢見ヶ崎)

「忘れるのは仕方ないですわ、状況が状況ですもの。
 ただ――――この騒動を収める鍵は恐らく彼女にある」

「そう。この現象……皆さんの怖いものが現れる現象は、
 恐らく……彼女自身も把握していない『防衛反応』のスタンドですわ。
 許容量を超えた恐怖で、本人も制御出来ずに強制発現したのでしょうね」

            「あくまで推論、だけれど」

これはアオキには話しておいた方が良いだろう。
解除までの過程でどうせ知られるのだし、
隠しておいてわだかまりを生んでしまうよりは、
あらかじめくぬぎに責任はないことを強調して伝えるべきだ。

(さて…………『影』の言葉が真実なら、屋内なのは確実ですわ。
 それにまあ、いくら人間の常識が通じない存在といっても、
 台風の中に自分の主人を放り出しはしないでしょうものね)

(…………問題は、私はまださほどくぬぎさんを知らない。
 この施設でも彼女は大抵花壇やブランコにいましたもの、
 屋内で彼女が『安心』を覚える場所……それはどこなのか)

ここが彼女の自宅なら、自室とか寝室とか答えは出るのだが。
あるいは、そういう『表面的』な話ではなく、より安全を突き詰めた場所なのか?
単に雷の響く外から遠い、家を立方体と見たときの『中心点』というのが無難な線だろうか?
この園の構造を思い出す。最も『真ん中』に近い部屋はなんだっただろうか。

280 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/05(水) 21:15:05
>>278(夢見ヶ崎PC)


「ハハハハ!! 自棄になったかっ!? 自分で退路のない
場所へと立ち位置を変えるとは、それとも背水の陣のつもりかっ!」

    キィィンッ

 「これで、貴様は終わ」

            ズゥン――!!

             「な――!!?」

見事だ!
 夢見ヶ崎の狙い通り、『闇の球体』は『ギボス』を呑み込む。
その行き成りの影スタンドのトラウマが包んだ事により、かつての
エクリプスの凶悪犯も流石に虚を突かれたようだ。動きを停止する。
 そして、追いうちとばかりにレモンの香りを追尾して
『ドクター・ブラインド』の襲撃が繰り出される!

         ザシュザシュゥ!!

   ――パァァァァァ――ッッ!!    パリンッ

         「がっっっ!!?!!!」

 両手で耳を塞ぎ、音波に備える。『ドクター・ブラインド』に相手の
スタンド『ブラック・ムーン』の音波砲撃が直撃する危険性もあったが
突如の暗闇からの精密な攻撃には相手も成す術を失い、天井の蛍光灯が
割れるに止まる。部屋が一段階暗くなると共に、夢見ヶ崎の視界の中で
通り過ぎた暗闇の中で、両耳から血を垂れ流し白目を剥いて膝をつく
ギボスの姿が見えた……全身で痙攣し、ダメージはかなり深刻だ。
 『闇の球体』は愚直に貴方へと歩く速度で追いかけている。

>>279(天雨PC)


アオキ「くぬぎの……スタンド。……あぁ、もっとあの子に
構ってあげたら、こんな風な騒動にもならなかったのにな」

アオキ「あの子が、スタンドで保護されてるなら……何処だろう?」

くぬぎを恨んだり怒ったりなどの様子は見られない。彼女も以前は
スタンドで周囲に恨まれたり、妬まれた過去もある様子だった。だからこそ
くぬぎの暴走に関しても同情こそあれど、負の感情は無さそうだ。

彼女と一緒に貴方も考える。此処『ひそひそ星の園』の中心……。
2Fであれば……確か『ピアノのあった部屋』
 あそこが一番真ん中に近かった筈だ。

281 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/05(水) 23:19:48
>>279
>>280

            「ふう――」

『ギボス』の様子を確認して、軽く息をつく。
なにしろ音の発生源は『ギボス本人』だ。
あれを至近距離から食らっていたら、こっちが危ないところだった。

     「『相性』が悪かったみたいだね――『お互いに』」

どうやら成功したらしい。
でも、まだ安心はできない。
『影』とはいえ相手は『エクリプス』だ。
最後まで何をしてくるか分からない。
油断なく『ドクター・ブラインド』を構えさせる。

   「『過去』の『影』が『未来』の『光』を遮れるなんて有り得ない」

     「だから『月明かりの影絵芝居』は――」

                        「――これにて閉幕」

282 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/05(水) 23:21:51
>>281

         『 L(エル) 』

                    シュバッ!!

『 L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル)
  L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル)
  L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル)
  L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル)
  L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) L(エル) 』

 ズバババババババババババババババババババババババババ
   バババババババババババババババババババババババババ
     バババババババババババババババババババババババババッ!!!!

          『 L(エル) 』
           
                           『 I(アイ) 』
                
                 『 G(ジー) 』
                      
      『 H(エイチ) 』       
                           
                      『 T(ティー) 』
  ズババババババ
            ババババババ
                    ァァァァァ――――z____ッ!!!!

『ドクター・ブラインド』の『爪ラッシュ』で『影ギボス』の全身を切り刻む。

                                ブラックアウト
一発目が当たった時点で『視覚』を移植し、ギボスを『盲 目 化』させる。
これにより、10秒間の間、視界を封じる。
続けて、二発目の命中と同時に『触覚』を移植する。
ダメージ自体は変わらないが、皮膚を裂かれる痛みは何倍にも増幅される。

「カンナ!!まつり!!今の内にコイツを取り押さえちまいな!!」

ラッシュを浴びせる最中、視聴覚室の外にいるカンナとまつりに呼びかける。
『ヴァロッテ』と『スティール・パンサー』の二人がかりなら、
弱体化した敵を鎮圧するには十分だろう。
自分は、間近に迫る『闇の球体』を回り込むようにして回避し、
二人と入れ替わりに部屋の外へ出る。
さっきは役に立ってくれたが、これもこれで面倒な存在であるのは変わりない。
もし『球体』を回避できそうになければ、
仕方がないので最初の時のように走って突っ切り、そのまま廊下に出よう。

283 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/06(木) 04:16:47
>>280(GM)
>>281-282(夢見ヶ崎)

「私くらい親や周囲に構われてた人間でも、
 子供の頃は雷が落ちたら怖かったですわよ。
 アオキさんの落ち度でもございませんわ」

くぬぎの能力を知る者がいなかった以上、仕方がない。

人間は自然災害には勝てない。
出来るのは負けない事だけだ。
今回は負けてしまった。それだけ。

「雷――――」

「窓が無い、内側の部屋。
 あるいは地下ですとか、
 家屋の『中心』になる位置、かしら」

「ピアノを演奏していた部屋は、中心に近い気がしますわね。
 スタンドがそのような素直な考えをするかは、存じませんけれど」

とりあえずそこに向かう。
他の可能性はそれから当たろう。

影のヤジに遭遇した場合に備え、如雨露は発現しておく。
人間より単純なロジックで動く人間並の存在とはいえ、厄介なのは事実。

284 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/06(木) 21:32:12
>>281-283(ALL)

  L(エル)L(エル)L(エル)L(エル)L(エル)!!!!

『ドクター・ブラインド』の猛烈なメスラッシュ!
最初の盲目化を含め、聴覚ブーストによって音波攻撃の自爆によって
深刻な麻痺状態に至っていた『ギボス』に防御する術は無い!

 呻いたり、断末魔を生じる間もなく全身から出血……は、影ゆえに
しないものの、全体がほぼ影である内部の闇が全体の半分ほど露出し
倒れ込むのが夢見ヶ崎の目に映る。

カンナ「やった! 倒したっ!?」

まつり「勝った! 『ペイズリー・ハウス』 完!! ですわ!!!」

二人が口々に言いつつ、倒れ伏すギボスに駆け寄る。その間にも
『闇の球体』は歩く速度で近づいてくる。呑み込まれれば、まず良い事には
起きないので、貴方は廊下へと再度避難する。アオキと天雨がピアノのある
部屋のほうへと向かうのが見えた。
 通路には、サトリによって産み出された偽ヤジが、ヴァロッテに操作
されてるパイプ椅子二脚で抑えつけられてるのが見える。拘束から抜けようと
単調な動作を偽ヤジは繰り返してるが、暫くは脱出出来ないだろう。

天雨と、少し後ろへ下がり何やらポケットに手をつっこむアオキが見える。

             キラキラ……

           ―――? アオキの後ろの床が光っている……?

アオキ「二階は、ほぼ窓が備え付けられている部屋ばかりだから確信は
ないけれど。けど、ピアノ部屋は収納してる棚とか、子供が隠れられそうな
収納スペースもあるし、窓も他と比べれば小さいから……」

天雨とアオキはピアノのある部屋の扉前まで辿り着く。中の見えるドアに
付いた真ん中の覗き窓からは中が真っ暗で見えない。
 通路端の消火器設置近くで、二脚のパイプ椅子に押さえ込まれる偽ヤジが
見えるが、大した脅威では今の所ない。階段からシャーッと言う蛇特有の
呼吸音らしきものが段々近づいてくるのが聞こえて来た。
 アオキが扉を開こうとするが、どうやら内側から鍵が掛かっているようだ。

アオキ「あれ、鍵かけたっけ? ……えぇっと、ちょっと待って暗いから
少し見やすい場所に……」

 そう、天雨より少し2、3m開けてポケットを手探りでアオキは
スペアの扉の鍵を持ってるか探そうとする。
 視聴覚室から、ラッシュ音。そして夢見ヶ崎がこちらへ近寄るのが
天雨は見えた……。

285 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/06(木) 23:09:13
>>283
>>284

「……やったか??コイツら『カゲ』だから、なんかわかりにくいんだよな〜〜〜。
 うーむ、イマイチしんようできん。イチオー『やった』ってことにしとくけど」

疑念は拭い切れないが、ひとまず無力化したと考えていいのだろうか。
しかし結局のところ、くぬぎをどうにかしなければ根本的な解決にはならない。
例の『球体』も、しつこく追ってきているし。

「ふたりとも、ちゃんとみはっとくんだぞ!!
 そとにいるニセモノも……。まぁ、たぶんダイジョーブだとおもうけど。
 なんかあったら、よぶように!!」

防犯ブザーを拾い上げ、ピンを元通りに押し込んで音を止める。
視聴覚室を出る前に、それをカンナに渡しておこう。
『影ギボス』に付加した『聴覚』と『触覚』は、念のために残しておく。

「お、あんなところに……。お〜〜〜い」

「――??????」

アオキとサトリを見つけて二人に手を振りながら声をかける。
その時、床が光っているのが目に留まった。
その正体は分からない。

(わからん……)

(なにかわからんけど……)

(なにかわからんが――『ヤバい』ッ!!)

しかし、今は『非常事態』だ。
その騒ぎの中で、『奇妙な現象』が起きている。
正体が分からなくとも、警戒する理由としては十分だろう。

「――――サトリちゃァァァァァァァァァァん!!
 『アオキのうしろ』に、なんかいるゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」

二人に注意を促しつつ、アオキに向かってダッシュする。
『ドクター・ブラインド』を前方に出し、射程距離5mに入り次第、
アオキを突き飛ばすようにして、光っている床から離れてもらおう。
パワー不足ではあるが、今はスピードを優先する。
サトリが何かする方が早かった場合は、突き飛ばすのは止めておく。
その時は、『光る床』の前で立ち止まり、その様子を注視する。
現状、最も厄介な存在となっている『闇の球体』も無視できない。
しかし、今は謎の『光る床』の方を警戒するべきだと考えた。

286 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/07(金) 00:02:40
>>284(GM)
>>285(夢見ヶ崎)

「アオキさん、失礼いたしますわッ!!!」

      グイッ

             ダンッ!!!!

アオキに近付いて全力で引っ張り、
彼女の背後の床――――あるいは『影』を踏み潰す。
可能であれば彼女の影全体を、両脚で踏んでおく。

床が突然光り出したと考えてもいいが、
アオキの影が光り出したと考える事も出来る。
ゆえに『影踏み』という原始的な方法で、
そこから『なにか』が出るのを塞ぎたい。

(影さえあれば何度でも――――と言う可能性もある。
 あるいは私の体に出来た影でも問題ないのかもしれない)

         (けれど、何もしないのはありえませんわ)

もし見当違いなら――――駆け寄って来た夢見ヶ崎に任せる。
どちらにせよ、引いた時点で床が光った部分からアオキを逃がせてはいるだろうし。

287 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/07(金) 21:35:06
>>286-287(ALL)

 >『アオキのうしろ』に、なんかいるゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!
>アオキさん、失礼いたしますわッ!

 ズ  オォォォオォォッ!!

夢見ヶ崎は大声で注意喚起しつつ駆ける。丁度、その時に視聴覚室の
『ギボス』へ移植した感覚が解除されるのを感じた。

天雨はアオキを引き寄せつつ、床をタンッと強く踏みつける。それと
同時に彼女の背後にあった光る床、謂わば影のある場所が直立して人型に
構成される。だが、貴方の踏みつけてる部分と重なるのを嫌ったのか
約1〜2mほど離れると、徐々にその姿形は変化していく。

 『が……っ  くっ…… はーーっ はーっ……』

予想は出来てたが、『ギボス』だ。『ブラック・ムーン』を右手に提げ
肩を上下し、何やら酷く疲弊した様子でサトリとアオキを睨み、そして
憎々しい表情で駆けよる夢見ヶ崎にも視線を送る。

ギボス『やって……くれたな。
くそ……俺が……俺として動く限界が、近づいてる。
 …………行動を変える、か。せめて……俺を呼び出した餓鬼だけでも
連れて行く、ぞ。そうすれば、いずれまた何度でも 何度でも甦る機会はある』

ギボス『終わらん エクリプス(蝕)は 月は太陽がある限り不滅だ……!』


階段から蛇の首が覗かせる。カンナのトラウマも迫っている
闇の球体も、あと十数秒で夢見ヶ崎のいる通路まで迫るだろう。
 『ギボス』も、自身の意志で危害を加えようとするのにも活動限界
があるようだ。倒されれば、その分その限界も近くなるのだろう。
此処が『正念場』だ……!

288 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/07(金) 23:26:39
>>286
>>287

「『いずれまた』だとォォォォォ〜〜〜??
 ケッ!!そんなセコいセリフ吐いてる時点でよォォォォォ〜〜〜」

  ダダダダダダダダダダダダ          
               ダダダダダダダダダダダダッ!!!!

「――――既にッ!!!!『負ける側』なんだよォォォォォッ!!!!」

依然として、ギボスめがけて全力で駆ける。
今、ヤツは消耗しているはず。
もしかしたらダメージがないんじゃないかと思ってヒヤッとした。
だけど、確実にダメージはある。
このまま攻め続けることで、残っている余力を削り取ってやる。

「まつりィィィィィィィィィィ!!!!階段から上がってくるヤツラを頼んだ!!!!」

「カンナァァァァァァァァァァ!!!!私の後ろから全力でコッチ来てくれ!!!!」

まつりにヘビの対処を任せ、カンナには後ろから追従するように指示を出す。
その分だけ偽ヤジが自由になってしまうが、現状そこまでの脅威ではない。
もし偽ヤジが邪魔になった場合は、カンナに吹っ飛ばして妨害してもらえばいい。
カンナを呼んだものの、積極的に争いに介入させるつもりはない。
しかし、スタンド使いの人数が多ければ多いほど牽制になるはずだ。

「テメーは!!!!この『アルカラ』がキッチリ最後までブチのめすッ!!!!」

攻撃する構えを見せつつ、正面から真っ直ぐ突き進む。
ただし、あくまで『見せる』だけだ。
ギボスの攻撃を誘い、次に来るであろう一撃を避けることに意識を集中させる。
『ドクター・ブラインド』が持つ『超人的四感』――
『超触覚』で空気の流れを感じ取り、『超聴覚』で風を切る音を察知する。
それらによってギボスの攻撃の軌道を読み取り、回避に全力を傾ける。

もし余裕があるなら、その時に再び『聴覚移植』を試みたい。
同じ対象に同じ感覚を連続で『移植』するには『一分』の間を置く必要がある。
さっきは勝手に解除されてしまったが、
コイツに対してインターバルなしの『移植』ができるかどうか確かめておきたい。

      チラッ

行動の直前、一瞬だけサトリに視線を送る。
ギボスの注意が僅かでも夢見ヶ崎に向けば、サトリが動ける。
サトリの『10cc』は、まだ能力を知られていない。
あの『疲労させる』能力なら、ギボスの余力を削り切れるはず。
そういう意図を込めたアイコンタクトだ。

289 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/08(土) 00:22:47
>>288

ギボスの攻撃が横方向なら素早く身を屈めて避ける。
縦方向なら横に跳んで回避したい。
いずれにしても回避が最優先で、余裕があれば直後に『聴覚移植』を行う。

290 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/08(土) 21:39:42
>>288(GM)
>>289(夢見ヶ崎)

「…………アオキさん、扉の近くへ。
 私達で必ずこの男を押し留めますわ」

自分が『10cc』に目覚めてから、その使い道は日夜考えてきた。

           スッ

如雨露を構える。
水をかけるため、それだけではない。

「『剣士』であり、なにかを『斬る』ことで発動する能力。
 それが貴方の敗因……『多勢に無勢』の時点で勝敗は決していた」

ギボスの位置は夢見ヶ崎と自分の間であり、
夢見ヶ崎と自分を同時には攻撃できない。
そして、彼女は自分より攻撃に向いたスタンドを持つ。

               ダンッ

アオキの状態から察するに、おそらくは斬られて出る血も『幻』だ。
当然大人しく斬られるつもりは無いが、その事実は脚を動かしてくれる。

「『10cc』」

「決して人を傷つけるための力では無いけれど……
 人ならざる貴方には、躊躇せず……振るえましてよ」

夢見ヶ崎のアイコンタクトに合わせ、踏み込み、構えた如雨露をギボスの頭に振るう。
振るう軌道は、水を撒き散らし彼に浴びせるだろう。そして鉄の打撃を見舞うだろう。

これの目的は2つある。
1つはシンプルに、強烈な一撃で行動力を刈り取ること。
もう1つは……水が掛かった段階で、ギボスは確実に攻撃に気付くだろう。
頭に正体不明の能力を浴び、背後から鈍器を振るわれ、前方からは敵が迫り、
さらに未知のスタンド使いがそれに随行している焦燥で、『処理能力』を削る事だ。

当てることが仮に叶わなくても、焦りと恐怖で力を奪う。
それは奇しくも、このスタンドが生み出す状況の『意趣返し』になる。

291 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/09(日) 18:19:21
>>288-290(ALL)

夢見ヶ崎は駆け、そして天雨は如雨露を構える。
アオキの影へ瞬間転移したのだろうことに気付いたカンナとまつりも
廊下へと返答しながら飛び出してくる。黒い球体は物理法則を無視しつつ
開いてる入口を無視して通路に面する壁から通過するのが見える。
 今の立ち位置からして

□□□□□□
□▼□□夢□   ←のような状態で、▼=ギボス
□サ□□□□

になっている。ギボスは微かに怒りと笑いと言う相反する感情を
混ぜた複雑な笑みを見せつつ呟く。

「本当 苛つく奴等だ……くそっ あんまり『切り札』は使いたく
なかったんだよ。わかるか? 奥の手って言うのは絶体絶命と
自分から曝け出してるようなもんだからな。そう言うのは弱者の力だ」

 「俺が『剣士』だって言ったな? ははは……違う 
俺は『戦士』だ。どのような手段を使おうとエクリプスが栄光を
築く為ならな、俺は幾らでもこの命を差し出そう ――『ブラック・ムーン』」

  そう、『ギボス』は『何もない空間』。その右手に提げた黒刀を
水平に微かに振って虚空に僅かに刃の先端を振るようにする。

天雨の如雨露から雫が敵の頭から肩に降りかかる。芽が咲き乱れ
夢見ヶ崎の『ドクター・ブラインド』が直ぐにメスを振りかざす事が出来る。
 にも関わらず『ギボス』は疲労の脂汗を流しつつも、未だ勝利を捨ててない
目に強い光を伴わせ、せせら笑いと共に告げる。


 「――さて? 対処方法を考えてみろよ」

敵のスタンド『ブラック・ムーン』
ブザーの音を吸引して、その音を貯め込み貯蓄して音波攻撃が出来た。

……なら、何もない空間へ振ればどうなる?

292 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/09(日) 21:46:50
>>290
>>291

「――カンナ、そこでストップ」

   スッ

片手を伸ばして、こちらへ駆けてくるカンナを静止させる。
自分の2mほど後方で待機させておきたい。
危険だからというのもあるが、次に行う攻撃のためでもある。

     「『命を差し出す』?それは違うね」

  「そういう時は『命を差し出した』って言わなきゃ」

   「死んだ人間に『命』なんてないんだから」

     「――だよねえ??サトリちゃん」

『ドクター・ブラインド』を自分の正面に立たせる。
その後ろでハンカチと小瓶を取り出し、レモン汁でハンカチ全体を湿らせる。
ギボスに悟られないように行いたいが、気付かれても別に構わない。

    「奥の手があるなら、やってみせなよ。
     『見せないまま終わり』なんてみっともないからさ」

   「やることやって、悔いが残らないように『成仏』しな」

   「もっとも、アンタの残り少なくなった寿命も、
    『10cc』の力で底を突きかけてるところだろうけど」

      「――ね、サトリちゃん」

既に『10cc』の花が芽吹こうとしている。
ギボスが自由に振舞える時間は少ないはずだ。
必ず終わらせる。

 「この映画は『ハートフルコメディ』――
  アンタみたいに『教育に良くないヤツ』の名前は、
  キャスティングリストのどこにも載ってない」

      「――だよね、サトリちゃん」

『ドクター・ブラインド』は『存在しない視覚』を移植することで、
対象から『視覚』を消す。
『何も存在しない空間』を斬るという行為が、それと似通っているとしたら。
あの黒刀には『無』が蓄積されているとは考えられないだろうか。

この状況において、ギボスの狙いは、くぬぎの確保だ。
ここにいるスタンド使い全員を相手にしてしていては、それは不可能だろう。
おそらく、自分達よりも先にくぬぎの身柄を手中に収めようとしている。

主に意識を向けるのは、扉の方向だ。
くぬぎの居場所は知らないが、サトリとアオキがいたことから考えると、
そこの扉の奥にいる可能性は高いと判断する。
ゆえに、そちらの方向にギボスが向かうことを警戒する。

逆に言えば、次にギボスが向かう方向に、くぬぎがいると考えられる。
ギボスがくぬぎの位置を知っているかは不明だが、闇雲ではあるまい。
少なくとも、検討はつけているのではないだろうか。

293 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/09(日) 22:38:12
>>291(GM)
>>292(夢見ヶ崎)

「命は、一度賭けて負けたのでしょう?
 今のそれは他人に借りたコインでしかない。
 羽より軽いベットで、逆転勝利は叶いませんわ」

空気を貯蓄して空気の爆発でも起こすか、
空間そのものを貯蓄して空間移動でもするのか。
無を貯蓄することで無をバラまくことが出来るのか。
空気中の水分? ほこり? 静電気? 光? 酸素?
何も斬っていないなら『何も起きない』かもしれない。

ハッキリ言うと…………全く予想はつかないが、
ギボスしか答えを知らないクイズに付き合う気はない。

何が正解でも、あの音より強大な一撃は、
自分のスタンド・この位置からでは防げまい。
今度はスタンドを解除して守りに徹するわけにもいかない。
避ければアオキやくぬぎに被害が及ぶ可能性は高いだろう。

ならば――――『振らせなければいい』。

「そう――――明日美さんの言う通りですわ」

頭に振り下ろした如雨露は幸い、
まだ敵に命中はしていなかったようだ。
なら勢いのまま軌道を曲げ、剣を持つ側の肩を狙う。

既に頭に水がかかる程度に振り下ろされている。
一呼吸も要さず、そのまま打ち抜く事も出来るはず。

「貴方は所詮『前作』のやられ役に過ぎない。
 今日ここにいる事、それ自体が間違っている」

             「場違いですのよッ!!」

自分の位置取りはアオキとギボスの間。
この状態から下手に逃げても遅いだろうし、
ガード出来るような性質の攻撃かも不明だ。

ゆえに、『既に開始し当たる寸前であろう攻撃』を素直に続け、
予備動作を終えたばかりの『今から来るであろう攻撃』を潰す。

(もし失敗したら――――明日美さん、任せますわよ…………!!)

294 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/10(月) 17:47:16
>>292
近付きすぎないように注意し、まだ相手との距離を保っておく。
既に距離が近い場合は、少し後退して離れたい。

295 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/10(月) 17:50:21
>>292-293(ALL)

天雨は、相手の能力発動を潰えさせようと如雨露を叩きつける。
夢見ヶ崎は、ギボスが能力発動後に移動する事を警戒して一端立ち止まる。
なお 『同移植』は出来そうだ。一応同じ対象だが、夢見ヶ崎から受けた
ダメージが表皮部分に少ない事も含め、ある種のリセット機能のような
ものが付いてるのだろう。能力の行使は何時でも行ける。

 ガツンッ と金属が体に当たる音が通路に響く。天雨は手応えを
感じ、ギボスも痛みからか顔を歪めるが……『笑っている』

 「――受けろ 黒き月が織りなす真の力を」

「さっきも、お前達は見たよな? ブザーが『ブラック・ムーン』に
触れて、音が消えたのを。ある程度予想してる通りさ
俺が認識する、物理でないものの確実に存在するものは吸引して蓄積
そして、刀の先端に指向性をもたせ発射出来る。
 ならば……ただの『空気』を吸わせれば……その周囲はどうなる?」


      ギュ      


  ゴ!!!!   キュォオオオオッッッッッ!!!


 「――く っ   は  はははははは!!!」

 なんと!

『ブラック・ムーン』が刻んだと思える部分を中心として周囲の空気が
吸い込まれ、乱気流を通路全体に引き起こす。スタンドを装備しなくては
いけないギボスが一番踏ん張りがきかず、その中心の空気の渦へ飲まれて
体がキリモミ状態へと移動しようとするが。もっとも不味いのは『天雨』
そして、背後に控えてた『アオキ』だろう。一番間合いの近くにいた
貴方たちも、風の渦の中に引っ張られる。
 『ブラック・ムーン』の空気の蓄積がどの程度で終了するのか不明なものの
吸引時点の竜巻のような状態な中心に生身で晒されれば、それは大気で
出来た蟻地獄だ。受け身もとれず地面に墜落すれば大ダメージに繋がる。

夢見ヶ崎は、少し離れた場所にいるが。それでも急激な風の引力を
体で受ける。通路脇でヴァロッテの椅子に縛られてた偽ヤジも、余波で
椅子ごと体が『ブラック・ムーン』の中へと入ろうとする。

ギボス「これが           俺の切り札 
   『黒き月の呼吸(ブラック・ムーン・アナプノエ)』だッッ!!

 全てが荒れ狂いし風の裁きを受ける! 貴様ら全員が重傷負った瞬間
装填された風の砲丸で纏めて仕留めるぜ! 」

 ギボスは、宙に逆立ち状態になりつつ勝利を織った叫びを上げる。

凄まじい力だ。状況は中々芳しくない

天雨とサトリは、体勢が暴風により崩れつつもギボスに限界まで手を伸ばせば
触れられる距離にいる。

夢見ヶ崎は2〜3mほど距離があり、通路横に偽ヤジと椅子
それより背後2m程で反射的に地面に這いつくばって『ブラック・ムーン』の
必殺技から逃れようとするカンナが。
 そして扉に齧りついて必死に自分は吸い込まれるのを阻止してる
まつりが居て。状況は確かに芳しくないが、だが未だ望みはある筈だ。

考えようによっては、誰も犠牲を払わず一瞬で『ブラック・ムーン』を
鎮圧する事だって出来るかも?

296 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/11(火) 00:56:04
>>293
>>295

         「――……ッ!!」

『ドクター・ブラインド』――
もう一人の自分の存在に気付いてから、この力を使う機会は何度かあった。
しかし、だからといって豊富な経験があるわけではない。
おそらくは、生前のギボスの方が多くの修羅場を潜っていただろう。

だが、そんな自分でも積み重ねてきたものはある。
その中で学んだのは、どんな時でも冷静でいなければならないということ。
スタンドの強さは精神の強さ――
本体の動揺は、スタンドにダイレクトに伝わってしまうのだから。

「……全然大したことないね。
 こんな『そよ風』で私達全員を破ろうだなんて本気で思ってるの?」

「ああ――『だから』負けたんだ」

だから、ギボスの宣言も平然と受け流す。
心の中に生じた動揺も、決して表には出さない。
ここで焦ってはいけない。
この攻撃はギボス自身にとっても、かなり無茶なものであるはず。
先程の音波攻撃を見ても、その持続時間は短いと考えていい。

「そして、アンタは『また』負ける」

           バッ

その場で姿勢を低くして風を受ける面積を減らし、風圧を堪える。
強烈ではあるが、瞬時に吹き飛ばされるレベルではない。
ここは、ひとまず耐え切る。

「カンナ、何とか頑張って!!カンナは強い子――
 こんな『扇風機』なんかに負けない子だ!!」

用意した策は、今の状況では使えない。
だから、今は使うことを諦める。
策を準備することは確かに大事だが、
それが使えなくなったと判断した時点で潔く策を捨てることも同じくらい重要だ。
しかし、まだ策を完全には捨てていない。
今は使えないが、風が止めば使える。
その時が来た時のため、カンナには今の位置で耐えてもらわなくてはいけない。
ギボスと自分とカンナが直線上に並んでいることが必要なのだ。

(でも――その必要もなくなるかもね)

最初にギボスと対峙した時のことを思い出す。
あの時(>>272)、自分はこう考えていた。

  >器具型のスタンド――つまり、『サバジオス』の『能力対象』。
  >アオキにあの刀を握らせれば、支配権をアオキに移せるかもしれない。

                    ――と。

「アオキ、怖いのは分かる。私だって怖いよ。
 ほら、もう私のすぐ近くまで『アレ』が来てるんだもん。
 また『アレ』に包まれることなんて考えたくもない」

自分の身体が『闇の球体』に飲み込まれるまで、持って残り十数秒。
正面にギボスがいる以上、挟み撃ちにされているようなものだ。
逃げ道はない。

「でも、アオキだけに怖い思いはさせない。
 『アレ』は私が引き受ける。まだ怖いけど、アイツに皆の邪魔はさせない。
 『アレ』は私が生み出したものだから」

『闇の球体』は、自分の恐怖が生み出したものだ。
だから、それを食らうのは自分だけでいい。
『ハッピーエンド』を思えば、何てことないくらい『軽いリスク』だ。

   「――――アオキ!!!!『サバジオス』だ!!!!
    サトリちゃん……『サバジオス』なら……!!!!」

           スウゥッ……
                    パッ

ギボスの近くにいるアオキと、彼女の近くにいるサトリに呼びかける。
同時に、『ドクター』にハンカチの両端を握らせて大きく広げ、
それをギボスの顔がある方向へ向けて手を離す。
ハンカチは風に乗ってギボスめがけて飛んでいってくれるだろう。
そして、事前に湿らせたハンカチが顔に張り付けば視界を封じられるはず。
成功すれば、多少の時間稼ぎにはなる。
また、これが当たれば再びレモン汁が付着する。
それによって、もう一度『マーキング』を施しておこうという意図もある。

297 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/11(火) 04:51:28
>>295(GM)
>>296(夢見ヶ崎)

『サバジオス』で『ブラック・ムーン』に触れられる。
この距離、そして誰よりバランスを失ったギボス。
もし『サバジオス』の本体が自分なら、それが出来る。

(アオキさんに出来るかは……分からない。
 本当はそんなこと、させるべきじゃあない。
 傷に向き合うのは必要だけれど、荒療治が過ぎる)

          (けれど)

アオキにも、それをしてもらいたい。
しなければ余計に危険だからだ。
風を無限に吸えるとは思えないが、
持ちこたえ続けるには流石に限度がある。

安全圏にいても良いならいさせてやりたい。
だが、ここは既に危険域に突入している。
ならば『危険』を切り開く意志こそ、安全を呼ぶ。

「――――アオキさんッ」

            ヒュンッ

「貴女なら出来るなどと、軽率には言いませんわ……
 けれど、貴女の『サバジオス』が今、誰より的確な仕事が出来るッ」

          「私は私の仕事をする」

               ブンブンブンブンッ!!!

  「明日美さんは明日美さんの」

         「貴女は傷つかない事が仕事ッ!
          だけど、それに一番近い道は、
          手を伸ばして――――奪い取る事ッ!!」

「活路は私達で拓きますわッ!
 私達だけでも、きっとこの男を止めてみせましょう!
 けれど、貴女も乗ってくれるなら――――『手を伸ばして』!!」

サトリ自身は如雨露を振り回し、大量の水を撒き散らす。
これは全て風に乗り、ギボスへと殺到することになる。
自分達も巻き込まれるかもしれないが任意解除できる。
なにより、自分とアオキだけが――――この水の全てを知っている。

ギボスは知らない。
『10cc』の水の性質を。
付着した自ら生まれる草の意味を。
仮に歴戦のスタンド使いなら、それを僅かでも警戒するはず。

水で視界を潰し――――そして得体の知れない攻撃への警戒で、
もしアオキが手を伸ばしてくれるなら、それを邪魔されないようにする。
そしてアオキなら……手を伸ばす先がどこであるかは、頭では分かっているはず。

                 ・・・あとは心だけだ。彼女の心を信じる。剣を取る心を。

298 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/11(火) 22:15:31
>>296-297(ALL)

 (俺は大ダメージを受ける。だが、このガキ共だって同じだ!
ブラック・ムーン・アナプノエに晒されれば、その風の中心へと
全て引き込まれ、最終的に受け身を取る事が出来ず地面に墜落する。
続行不可能なダメージを受けても、俺が俺自身のトラウマの主『アオキ』が
意識継続すれば、また行動継続が可能だ!)

『ギボス』は、自分自身が くぬぎの影として動いてる。アオキのトラウマ
によって産まれた事は自覚してた。トラウマになり得る恐怖の影法師
時に心の闇は只のスタンド能力以上の力を持つ事もある。
 この心の影を産んで持ち主以外は、その安全圏から排除すると言う力。
その持ち主を害する能力から逸脱した異常と言える行動。エクリプスへの狂信

乱気流に体が宙に浮かび、黒き穴に何もかもが引きずり込まれようとする。
人が人として生きるのに欠かせない空気 未来への希望すらも巻き込み。

だが、闇(ギボス)には理解出来ない事がある。光にしか分らない可能性がある

  ――――アオキ!!!!『サバジオス』だ!
       貴女も乗ってくれるなら――――『手を伸ばして』!

アオキ「……わ   たしは    私は!!

未だに そうさ あんた(ギボス)が怖い。縮こまって ついさっきまで
何も出来ずにいた。私より小さい、あの子達や 友達だって思ってる
二人に迷惑かけっばなしで  ――でもっっ!!!」

  「皆がくれた 与えてくれた 教えてくれたものは私の胸の中にある!
受けた時間の短さや 年齢の違いとか関係ないんだ!
 私はあんた(過去の闇)なんかに負けない!! 
       私は・・・私は光(未来)をつかみ取るんだ!!」

          キィィィィンッッ!!!!

アオキは、まず『10CC』に手を伸ばした、それと共に荒れ狂う突風で
今にも天雨の手から離れかけた如雨露は持ち直され、そこから飛び散る
水に更なる不思議な輝きが宿り、その水を受けるギボスの体全身から
生い茂る草花はアオキと天雨に届くほどの長さへと変わる。
 『サバジオス』がなす『10CC』の『可能性の成長』が織りなす力。

 草花を、必死てアオキが掴み強引にギボスを掴み『ブラック・ムーン』を
握ろうとする。だが、相手も素直に応じようとはしない。

 「きさ ま  無駄な抵抗を  す   る」

       ヒュゥゥゥ   バサッ!!

                「な!!!?」

その時、『夢見ヶ崎』のハンカチがギボスの視界を覆う。
 反射的に動きを止める。僅かなタイムラグは、ブラック・ムーンを
強引に出鱈目に振って『サバジオス』の手から逃れようとする機会を失わせる。
 そして、遂に……。

    ガシッ     ――キィィィィンンッッ!!

 「ちく  しょ  
  やめろっ   やめろやめろやめろーーーーーー!!!!」

 風が収束しようとする。アオキの意志で、吹きすさぶ風が
天雨を 夢見ヶ崎の体勢を安全に着陸させるかのように其の場で停滞する
穏やかなものへ代わっていく。ただ、ギボスだけは更に取り巻く風が
暴風と化して無規則にその場で変則的に体がしっちゃかめっちゃかに
回転するのが視認出来る。


「……い け」

無事に地面に足を付いた夢見ヶ崎は、軽く肩を叩かれた。
 見ると、ブラック・ムーンの暴風で椅子からの拘束を逃れた
偽ヤジが立っている! ただ、攻撃や危害を加える様子はなくギボスに
対し止めをさすように示唆しているようだ……一体?

偽ヤジ「……主への 危害を加える発言。危険度を優先……」

どうやら、この自動操縦型の影で出来た産物も。ギボスの主人に
危害を加えようとする発言を聞き取って、行動指針を変更したようだ。
闇の球体も、この分なら偽ヤジが制止してくれるかも知れない。

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301 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/12(水) 07:57:17
>>297
>>298

「…………どーも」

思いがけず偽ヤジが告げた言葉に対し、微妙な表情を浮かべて返答する。
『危険度を優先』ということは、『ギボス』が済んだら次は『ウチら』だろう。
今すぐ襲われるという状況ではなくなったらしいが、まだ安心はできない。

「ほら、あっち行ってな」

       シッシッ

軽く片手を振って、間近に迫る『闇の球体』を追い払う。
さっきまでなら何の意味もないが、今なら止まってくれるだろう。
覚悟をしていたとはいえ、接触を避けられるなら避けておきたい相手だ。

         「――ありがとう」

    「アオキのお陰で、みんな助かった」

         「――――ね?」

アオキに笑いかけ、まつりとカンナの方を振り返って言葉を掛ける。
そして、再び正面に向き直る。
視線の先にいるのは、当然『ギボス』だ。

「あ〜〜〜、そうそう――」

「まだ『アンタ』がいたんだっけ」

どうやら用意した作戦を使う必要はなくなった。
しかし、せっかくカンナを呼んでおいたのだ。
何もさせないというのも忍びないので、ちょっとだけ活躍してもらおう。

「カンナ、そのまま真っ直ぐ走って『ジャンプ』してくれる?
 アイツの上から頭でも踏んづけてやってよ。私が『トランポリン』になる」

「『カンナ』と『アルカラ』の『コンビネーションプレイ』を見せてやろう。
 ここが『アリーナ』じゃないのが残念だけど」

そう言って、カンナに自分の背中を踏ませるために少し姿勢を低くする。

まず自分がカンナの『踏み台』になり、『ギボス』の頭上から奇襲を仕掛ける。
上方向に注意を向かせた隙に、手元の小瓶を『ギボス』の足元に転がす。
それを踏ませて体勢を崩させ、カンナの攻撃に合わせて『ドクター』で突っ込む。
そんな感じの作戦を考えていたのだ。

       「さて、と――――」

         スタ 
              スタ

カンナが『ギボス』の頭を踏んづけている間に、『ギボス』に歩いて近付いていく。
とばっちりを食うといけないので、カンナには横に退いておいてもらおう。
『最後の仕上げ』をしなくちゃいけない。

「もう一度だけ言ってあげるよ」

「『過去の影』が『未来の光』を遮れるなんて絶対に有り得ない」

「誰かを傷つけようとするヤツは、この場所には必要ないってこと。
 今のアンタの姿は『コメディ』だけどさ」

「それに、『ハートフル』なラストは『ハッピーエンド』じゃなきゃ――ね」

『ギボス』に対して、『ドクター・ブラインド』を構えさせる。
そして、サトリに視線を向ける。
ここに来てから何度も行っているアイコンタクト。
そこに込められた意味は、これから『最後の仕上げ』に入るということ。
静かに呼吸を整え、前を見据える。

302 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/12(水) 08:15:30
>>301

         《 L(エル) 》
                   ドシュッ――

『ドクター・ブラインド』が爪を振るい、『ギボス』に『視覚移植』を行う。
それによって『ギボス』は『視力』を奪われ、『ギボスの世界』は『闇』に閉ざされる。
同時に起こるのは、『もう一つの変化』。

             ――スウゥッ……

『ドクター・ブラインド』の閉ざされた両眼が開き、盲目のスタンドに『光』が宿る。
『視力』を得た両眼が、『ギボス』の姿を正面から捉える。
今、『ドクター・ブラインド』は『闇の世界』から『光の世界』に辿り着いた――。


 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》
 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》
 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》
 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》
 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》
 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》
 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》
 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》
 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》
 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》 《L(エル)》

 ズバババババババババババババババババババババババババ
   ババババババババババババババババババババババババババ
    ババババババババババババババババババババババババババ
     ババババババババババババババババババババババババババ
      ババババババババババババババババババババババババッ!!!!

   《 L(エル) 》
           《 I(アイ) 》
                  《 G(ジー) 》
                          《 H(エイチ) 》
                                   《 T(ティー) 》
 シュバババババババ
              バババババババ
                        ァァァァァ――――z____ッ!!!!


全身全霊の力を込めた『ドクター・ブラインド』の『爪ラッシュ』――
『名医が執刀する高度な外科手術』を思わせる速度と精度で、
『闇の世界』に堕ちた『ギボス』の全身をズタズタに切り刻むッ!!
さっきは途中で逃げられたけど、もう『次』はない。
完全に決着をつけ、この『悪夢』を終わらせる!!

303 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/12(水) 22:29:08
>>298(GM)
>>301-302(夢見ヶ崎)

「お手柄ですわよ……アオキさん。
 私の『友』を称するにふさわしい、
 いえ、むしろ『理想的』と言えるでしょう」

        「貴女を誇りに思いますわ。
         貴女の『未来』はきっと明るい」

(『サバジオス』……戦術に取り入れれば、
 これ程の効果を発揮するだなんて。
 私の想像以上――――まさしく『女王』)

アオキのスタンドに。
勇気ある行動に敬意を表する。

万が一を考え、彼女は自分の後ろに下がらせよう。
ギボスとの決着は『今』だろうが、悪あがきは考慮する。

「――――もうお分かりでしょう?
 貴方のようなヴィランの末路は一つ。
 『主演』達の光を引き立たせる『やられ役』ッ」

       「そして、今日の主演は、
        アオキさんと……もう一人」

地に伏す事になる敵を見下ろす。
『10cc』は言わば監督者の力。

現場を〆るのは――――我らが『アリス』。

「――――さあ、やっておしまいなさい! 明日美さん!!」

如雨露の水で彼女の射線を遮るのも悪い。
既に十分すぎるほど浴びせているし、
これ以上は流石に『蛇足』というものだ。
とどめは彼女に任せてしまえば、問題ないだろう。

自分はポケットからハンカチか何かを出して、
そこに水を掛けておく。『実』をいくつか作り出し、
夢見ヶ崎と子供たちのために体力回復の準備をしておく。

         ・・・それが『上に立つ者』の俯瞰的な行動だ!

304 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/13(木) 18:52:30
>>302-303(ALL)

まつり「ちょっと ちょっと、お待ちくださいな。カンナさんばかり
最後に良いところをもっていくのは、ずるくてはなくて?」

カンナ「おー、まつり。なら……
とらいあんぐるふぉーめーしょんアタックだ!」

まつり「ですわ!!」

 まつり「ヴァロッテ!」 カンナ「スティール・パンサー!」

     夢見ヶ崎「ドクター・ブラインド!!!」

カンナ「ちぇぇぇすとぉぉっ!!」 ドゴッ!!

まつり「ヴァロッテ ダブル スタンプッ!」  ゴスンッ!!


まずカンナがスティール・パンサー込みで、夢見ヶ崎の言われた通り
背中から肩にかけ、跳躍台にタタッとギボスの頭上をとると、暴風の
台風の目の中を突っ切り、思いっきり踵落としを喰らわせる。
 更に、地面に撃墜して勢いのままバウンドしたギボスを、まつりが
操作権を戻したパイプ椅子の二脚で体当たりさせ挟み込む。
 そして……。

 LLLLLLLLLLLLL!!!!

 L I G H T!!!! 
               ズババババババッッ!!!

ドクター・ブラインドのラッシュが決まる。ほぼオーバーキルと言って
良いダメージだ。もう、ギボスが動く事はできない。

          『……く  くく』

    『……せい  ぜい、今は勝った気で  い  ろ』

       『弓』     『そう 弓だ……』

   『それが在る限り  継承者が生きてる限り……』

     『おれ  たちは……エクリプスは……滅び……な』


           ……シュゥゥゥゥ…………


                     〜〜〜♫


カンナ「……あれ? ピアノが鳴ってる」

まつり「……きらきら星ですわ、この音色は」


ギボスの捨て台詞、天雨の『10CC』で全員がある程度の精神的疲労を
回復して、偽ヤジや闇の球体は停止してたが再起動しそうな気配になった時。


ピアノのある部屋から『きらきら星』が鳴り始めた……。ドアは開かない
だが、その前に立つと声が聞こえる。

?「あはは  合言葉をどうぞ」


    ゴゴゴゴゴゴゴ…… 

誰かがいるようだ。

305 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/13(木) 23:28:00
>>303
>>304

           「『それだけ』でいいの?」

            「もっとほざけば?」

     「今、アンタにできるのは『それだけ』なんだから」

たとえ人間のような姿をしていようと、影は影でしかない。
CGがどれだけリアルになったとしても、CGは所詮CGに過ぎない。
それと同じように、影が影以上の存在になれることなど有り得ない。
もし、ここでギボスが勝利を手にしていたとしても、
その勝利には何の意味もなかっただろう。
ただ自分の哀れさが際立つだけの空しい勝利だ。

       「そして、もう『それ』すらできなくなる」

          「アンタには『何も』できない」

         「『感じること』も『考えること』も――」

          「――『存在すること』も」

『ギボス(過去の影)』の消滅を見届け、背を向ける。
『過去』は『過去』。
自分達は、『未来』に向かわねばならない。

「お〜〜〜サトリちゃん、さっすが〜〜〜!!
 みんな、キチンとおれいをいおう!!おてほんをみせるからねー。
 『サトリちゃんさん、ありがとう!!』
 はい!!『サトリちゃんさん、ありがとう!!』」

サトリから『実』をもらって、体力を回復しよう。
さすがに少し疲れた。
そういえば、まだ夕食も食べてない。

「――アイツにとっても『ハッピーエンド』だよね〜〜〜」

「これ、いちおう『ファミリーむけ』さくひんだし」

サトリの横に立ち、小さく声をかける。

偽りの勝利を得たところで、ギボスの運命は変わりはしない。
元々、今夜こうして出てきてしまったことが、そもそもの間違い。
本来あるべき場所に戻り、二度と姿を現さないこと。
それが、ギボスにとっての『ハッピーエンド』であり、
だからこそ今夜の敗北は彼の『ハッピーエンド』なのだと思う。

「アオキ、まつりちゃん、カンナ――
 さんにんは、ちょっとうしろのほうにいてくれる??」

「『キョウイクジョウよくないシーン』がはいると、
 『ネンレイシテイ』がついちゃうから」

「『ファミリーむけさくひん』だし」

三人を室内に入らせないように下がらせてから、扉から少しズレた位置に立つ。
そして、無言のままサトリに目配せを送る。
『扉を開ける役目を頼みたい』という意味だ。

       「 『エアリー・フェアリー・ナンセンス』 」

サトリが扉を開ける前に、『コーヒーにミルクを入れる程度の気軽さ』で口を開く。
別に『意味はない』。
ただ『言ってみただけ』だ。

306 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/14(金) 22:59:28
>>304(GM)
>>305(夢見ヶ崎)

「そういう思わせぶりな捨てセリフは、
 映画の中だけにしておきなさい。
 ここは現実――――虚構は貴方だけ」

              「二度滅びなさい」

弓、継承者、それが何を意味するかは知らないが、
この場でこの仕事に関わらないのであれば、
あとでイサゴにでも報告しておけばそれでよかろう。

「呼ぶなら『ちゃん』か『さん』どちらかになさいまし!
 まったく『さかなクン』さんじゃあないのだから……」

        「……ええ」

「今夜は『蛇足』でしょうもの。あの男にとっても」

恐らく、アオキの負傷を考えるに――――
ギボスの行動は、『結果』を生めない状態だったのだろう。
でなくとも、くぬぎのいるこの邸宅からは出られなかったろう。

(あのギボスの写真を考えるに、
 それを仕組んだ誰かがいる。
 あくまで、ギボスは『傀儡』だった)

ある意味では哀れな人形。同情はしないが。

目くばせを受け、前に出る。
扉に向かい……

「――――合言葉?」

(…………合言葉???)

ともかく、問題は目の前に浮上してきた『合言葉』とやらの方だ。
それらしい言葉があっただろうか? どこかで聞いていただろうか。

「まさか『開けゴマ』――――というわけでもないでしょう?」

(まずいですわ。記憶から抜け落ちているのか、発想が違うのかしら……)

307 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/15(土) 18:43:54
>>305-306(ALL)

>エアリー・フェアリー・ナンセンス

>開けゴマ

貴方たちは、一先ず廊下の中央部分に三人を待機させる。まだ敵がいる
可能性も考えられる。アオキも了承して移動する。

 〜〜♫    ガラッ……

きらきら星の旋律が続く中、扉は開く状態になった。

  〜〜〜♪

『きらきら星』が唐突に『A Heroe's Life』の曲調に移った。

「あはは 私も好きですよ。エアリー・フェアリー・ナンセンス
『開けゴマ』 あはは、古典的ですがソレでも良いですよ。
でも、宜しければ。この子がブランコで歌ってた一節を思い出して
くれたら満点でしたね。まぁ、戯言ですが あははは」

グランドピアノを、一人の女が弾いている。殆ど色が無い真っ黒な
長髪は風もないのに僅かに宙に浮いて靡き、ラメスプレーでも吹き付けた
ように、宇宙の星空のように輝いている。
 台風は、激闘の最中で過ぎてたのか。もう雨音はしなくなっている。

「夢見ヶ崎さんは、お久しぶりですと 告げておきますよ。そちらの方は
始めてお目にかかりますね。まぁ、肩の力は抜いて構いませんよ。
この子も眠ってるだけです、この曲が終わったら目覚めますから」

謎の女の腰掛ける椅子の傍らで、毛布を纏って眠る『くぬぎ』がいる。
頭には、僅かに輝く『スタンド枕』らしきものが目立っていた。

「物語の賓客である貴方たちに、二言 三言だけ告げようと思いましてね。
今日の嵐のように、これから先は激しい時流になるかと思いまして。
 その荒波の中を船で漕ぐか、それとも防波堤で見るだけに留まるか。
どちらであっても、幸運をと。まぁ、人生の暇人からのご忠告をね」

まったくもって戯言ですが、と軽やかに女は笑っている。
 伴奏は、もうそろそろ終了しそうだ。
謎の女の言葉が本当なら、くぬぎもそろそろ目覚める。この嵐の一夜の
騒動は終わりになるのだろう。

308 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/15(土) 22:59:47
>>306
>>307

「サトリちゃん――『コイツ』しってる??わたしはしらない」

「ちなみに、さっきいったのは『アパレルブランド』のナマエか
 『コスメティックメーカー』のナマエか『コーヒーショップ』のナマエかなんか」

「ところで、おおどおりに『花時計』っていう『ケーキやさん』があるんだよ。
 そこの『マスカルポーネ・ティラミス』がオススメ。あと、『彩りフルーツゼリー』も。
 イートインがあるから、こんどふたりでいかない??」

世間話をするような何気ない調子で、隣に立つサトリに話しかける。
同時に女とくぬぎの姿を確認し――
おもむろに『サングラス』を外して胸元に引っ掛ける。
それから、事前に見た位置と寝息を辿って、くぬぎの所まで歩いていく。
当然『視力』を失うことになるが、この行動には意味がある。
あくまで個人的な意味であり、客観的には大したものではない。
その歩みは見えている時と何ら変わらない。
見えない状態で歩くことは慣れているし、今は『ドクター・ブラインド』も傍らにいる。

「――――…………」

くぬぎの所まで近付けたら、彼女を抱きかかえて入り口まで引き返すつもりだ。
まだ彼女は起きない方がいい。
くぬぎが目覚めるのは『全て』が終わってからではなくては、
後味を悪くする以外に何の益もない『不要な記憶』が残ってしまう。
今は、まだ『全て』は終わっていない。
この得体の知れない女が居座っているのだから。

309 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/16(日) 03:18:00
>>307(GM)
>>308(夢見ヶ崎)

「きらきら星――――いえ、『きらきらお目め、きらきら光る髪の人』」

「それが貴女だと言うのかしら?」

そういえば――――歌っていた。謎めいた歌を。
あれは実はきらきら星で、ひいては――――この女。
くぬぎの関係者であろう、この女を歌っていたのか。

(…………ずっと見ていた、ということですの?
 なぜわざわざ? くぬぎさんを見守っている存在?
 突然出て来て試すような真似……あまり気に食わないけれど、
 『挑む』べき相手ではないのは……言うまでもない、ですわね)

超然としたものを感じる女だが、不審者であり、
挨拶もないあたり『常識』の世界の人間ではないだろう。
それでも話は通じそうな相手だ。話で済ますに越した事はない。

「――――私も存じませんわ。
 こういうスピリチュアルな方は人脈に乏しいんですの」

夢見ヶ崎と相手の言動は食い違っているが、そこは追及しない。

「フルーツゼリーと聞けば、黙ってはいられませんわね。
 よろしくてよ! この仕事が終わったら同席させていただきましょう」
 
            「…………それで? 『忠告』とは?」

くぬぎの以前からの知り合いらしき人物とはいえ、いやだからこそ、
はっきりいうと限りなく『怪しい』が……言葉に『意味』はあるだろう。

耳を塞いで逆上される、または情報を逃すよりは、一応聞いておくことにする。
一貫して言葉に反応しない方向を選んだ夢見ヶ崎の『逆張り』で、状況を補強する。

310 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/16(日) 17:30:18
>>308-309(ALL)

>『コイツ』しってる?
「あはは そう、露骨に赤の他人だと言う対応をされるも傷つくんですけどね
ああ なんて事でしょう 悲しくて倒れそうです」

>それが貴女だと言うのかしら?
「あはは つい今しがた言いましたが、別にとって食おうって訳じゃない
ですし、どうぞ気を楽に。ま、私が影で出来てるが それとも実体がある
得体の知れない産物かどうかなんて、明日に世界の裏側で恵まれぬ人々が
一喜一憂するぐらい、とるに足らない事ですよ 貴方」

〜〜♪
 二人の異なる対応にも、特にどちらの発言で気分を極端に害したり
快く受け取るような事は無さそうだ。ピアノの曲調は終わりに差し掛かっている。

「『忠告』になるかどうか知りませんがね。まぁ、大雑把に言えば
そう遠くない昔で『エクリプス』は瓦解する前に、スタンドを発現できる
『矢』と『弓』の情報を持っていた。
 そして、その『弓』の真の能力を解放して使用出来れば世界を手中に
収められると考えてる。まぁ、そんな事を考えてると言う事ですよ」

「あとは、貴方がたの依頼者が答えてくださる筈です。
それでは、御二人とも またご縁があれば お会いしましょう」

    〜〜〜♪
            あははは

曲の終わりと共に、一瞬部屋が停電と化し室内が真っ暗になると同時に。
 音色の余韻と共に、名も知らぬ正体不明の女は笑い声だけ残し消えた。


くぬぎ「……    うん  ……ん」

 カンナ・まつり『くぬぎ(ちゃん/さん)!』

 アオキ「……良かった、くぬぎ」

 目覚めた彼女は、何が起きたのか理解が足らず一瞬当惑した顔をする。

くぬぎ「……ぁ   わ  た し…
また……みんなに 力で 迷惑……」

 だが、誰かが責めずとも子供ならではの鋭さでわかる事もある。
そう、涙目で何やら悟った様子となった。

311 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/16(日) 22:47:14
>>309
>>310

確かに以前、自分は女の姿を見たことがあった。
しかし、素性を一切明かさない相手のことを『知っている』とは表現しない。
前に遭遇したのが『夢の中』であれば、なおさらだ。
だから『知らない』と答えた。
その目的や正体について、自分は何も『知らない』のだから。

「――――…………」

正直言って、あれは全部『ただの夢』だと思っていたのだ。
自分が『おかしな夢』を見ただけに過ぎないと。
だから、ヘンなヤツが出てきてヘンなことが起きても、別にヘンじゃなかった。

「……………………」

でも違った。
夢で見た女が現実に現れて、あの夢が『ただの夢』じゃなかったことが分かった。
だからこそ、この正体不明の女に警戒心を抱いている。

「…………――――」

何より、『見えない者』を弄ぶような態度や振る舞いが好きになれない。
夢見ヶ崎明日美は、本当に感情的になった時、『無口』になる。
ケーキ屋の話とか、今の状況と関係ないような話をした大きな理由は、
気持ちを落ち着けるためだ。

「――ふぅ……」

女の気配が消えた後で、『サングラス』を掛け直す。
これを外した理由は単純。
女が消えそうになかったので、自主的に『視界』から消しただけ。
まぁ、消えたみたいだけど。
だけど、あの神出鬼没さを見ると、また出くわす可能性はあるのかもしれない。

「ユミねぇ。『ユミちゃん』のシンのチカラってなんだろね。
 アレかな、『おりがみアーティスト』のサイノウがあるとか??
 それでセカイをてにいれるって、なんかヘイワてきじゃない??
 セカイじゅうのヒトが、ヒトリいっこずつ『オリヅル』をおって、
 それで『センバヅル』をつくるとか。ね、サトリちゃん」

視界が利かなくなっても、耳は問題なく機能する。
だから話は聞こえていた。
それを信じるかどうかは別として。

「でも、ウチらにはカンケーないハナシだろーけどね〜〜〜。
 『ユミちゃん』についてのハナシがホントだったとしても。
 まぁ、もしホントだったら――ショージキちょっと『みてみたい』けどさ……」

「コレ、イサゴさんにいったほうがイイのかな??
 でも、なんとなく、もうしってそうなきもするけど。
 それに、ジョーホーの『ソース』をきかれたときに、こたえづらいし……。
 ソレかんがえると、やっぱだまっといたほうがイイとおもう??」

「サトリちゃんは『オトナ』だから――まかせる!!」

最終的な決定は、サトリに一任することにした。
こうした判断は、自分よりも彼女の方が向いている。
天雨サトリは、『上に立つ存在』なのだから。

        そして――――。

「ほーら、くぬぎちゃん『みて』。みんなダイジョーブだよ。みえるよね??」

くぬぎの力が騒動を巻き起こしたことは否定しない。
それは事実だ。
事実を捻じ曲げることはしない。
本人に自覚がある以上、事実の捻じ曲げは、却って周囲との溝を深くしてしまう。
それによって一番傷付くのは、他でもないくぬぎだ。

「くぬぎちゃんのコト、ダレもキライになってないよ。
 みんな、くぬぎちゃんのコトがスキだから。ね、みんな??」

だけど、全員がくぬぎを恨んだり嫌っているなどという事実はどこにもないのだ。
それもハッキリさせておかなければいけない。
みんながくぬぎを愛していることを伝える必要がある。
『影』を消し去るのではなく、影に打ち勝つ『光』を持つこと。
くぬぎの将来に大切なのは『それ』だと、自分は思っている。

「――――わたしも、くぬぎちゃんがスキだよ」

         スッ

そっとくぬぎの手を取り、両手で軽く握る。
その時、『ドクター・ブラインド』で、くぬぎに『触覚』を移植する。
もちろん最大限に注意を払い、極めて繊細な手つきで行う。
『触覚』の移植によって、手が触れ合う感覚は普段よりも鮮明に伝わるだろう。
その感覚は、自分が告げた言葉の『裏付け』になってくれるはずだ。

312 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/16(日) 23:54:01
>>310(GM)
>>311(夢見ヶ崎)

「――――スタンド使いを生む『弓と矢』」

声を出したのは、女が消えてからだ。
どうにも、話し相手とは思えなかった。

「貴女にスタンドを目覚めさせた人間、
 私のスタンドを呼び覚ましたあの女性。
 ――――現にそれが実在するのですから、
 弓と矢とやらが実在してもおかしくはない、ですわね」

人ではなく道具である方が、ある意味納得はいく程だ。

「さて、ね。全人類をスタンド使いにするか、
 逆に自分たち以外をスタンド使いじゃなくするか。
 私達では恐らく、推測してもし切れない事でしょう」

              フ

落ち着いて、笑みを浮かべる。

「ですから分かりそうな人に……つまり。
 イサゴさんには、報告すべきでしょうね。
 ソースを追及された時の事は……
 その時に考えましょう。勿論、主に私がね」

謎の女はともかく、ギボスについては、
くぬぎとアオキが遭遇する度起こり得るリスクだ。
結局、『ギボスの写真』を残した悪意の第三者は、
ここに至るまで特定できていない。黙っておくべきではない。

「子供が人に迷惑をかけてしまうのは『当然』!
 そして、それで嫌ったりしないのは大人として『当然』。
 私達も、貴女ぐらいの頃は周りに迷惑をかけて生きていたのだから」

あえて『スタンド使い』特有のテーマには触れない。
力があるとかないとかではなく、子供に対して接する。
スタンドが全て片付いた今、イサゴの言葉を思い出す。
 
「……けれど、貴女はそれを自覚して『申し訳ない』と思えている。
 それは素晴らしい事ですわ。くぬぎさん、貴女はいい子なんですのね」

『怒る』ことはしても、『嫌う』ことはしない。
アオキやカンナ、まつりにそれを強要はしない。

                     だが――――彼女らも、きっと。

313 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/18(火) 18:10:29
>>311-312(ALL)

カンナ「うん ちょっとびっくりしたけどな。おこってはいないぞ」

まつり「たまには映画のようにスリルを味わうのも たけとり家の
令嬢の嗜みですわ」

園児二人も、今度の騒動に対し不平や不満はない。

アオキ「……いいんだ。今回の事 逆に良かったかも知れない。
何時までも、昔の事を引き摺ってはいけないって気づけたから。
……私、楽器の件で喧嘩別れになっちゃった子と、もう一度
向き合おうって思うんだ。
 だから、さ。……ありがとう くぬぎ そして、みんなも……」

怒鳴られる覚悟もあった筈の心の影を産む少女は、その言葉に対し
少し硬直してから、またポロポロと涙を流す。
 けど、それは悲しみからではない。未来の光が射しこんだゆえの
熱い涙だから。

その後、少女たちは約束していた花火を台風が過ぎ去り満点の
星空が織りなす空の下で行い 就寝……その後。


― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
翌日  午前、お昼前

    ブロロロロ・・・

カンナ「お? くるまが来た!」

まつり「あっ! こぜにくろうのバスですわっ」

嵐が止み、快晴となった空の下。軽く運動の為に外に出ていた全員だったが
良く周囲が見渡せる土手のほうから大型バスと、数台の車が共に来たのを
確認出来た。

カンナ「あっ うちの車だ」

まつり「くぬぎさんが乗って来た車もありますわ。
知らない方の車もありますけど」

どうやら、『迎え』が来たようだ……。

314 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/18(火) 20:47:38
>>312
>>313

もはや言葉はいらない。
終わったのだ。
ひとまず理想的な形で。

「よし、ハナビのまえにメシくおう!!もうオナカすいちゃってさ!!
 メニューは『トマトとツナのれいせいパスタ』と、
 『セロリとレモンをつかったヨーグルトドリンク』だ!!
 きょうは、わたしがつくるぞ!!」

       そして――――。

「――みよ!!これが『ひぎ・りょうてもち』だ!!」

火花を噴き出す花火を両手に持って、同時に点火する。
しかし、この程度で驚いてはいけない。
まだまだ、こんなもんじゃないぞ!!
                              ク イ ン テ ッ ト
「そして、これがキンダンのワザ『せんこうはなび・ごじゅうそう』だ!!」

五つの線香花火を纏めて持って火を付ける。
こうすることで、普通よりも大きな球が出来上がるのだ。
ちいさいコはマネするなよ!!

       それから――――。

「イイてんきだな〜〜〜。『あめふってじかたまる』ってヤツですな!!
 ――――あってる??」

トントンと地面を踏みながら、サトリに尋ねた。
その時、園に近付く車の群れが視界に入る。
『帰る時間』が来たらしい。

「なんだかんだあったけど、たのしかったね。
 ハートフルでコミカルで、ちょっとしたサスペンスもあり……。
 で、さいごはやっぱりハートフルで……」

「はじめてみたんですけど、すごくよかったです!!
 しゅやくのふたりがキラキラかがやいてました。
 こどもたちも、とってもかわいらしくて……。
 ラストのアクションシーンも、はくりょくまんてんでしたね。
 ちかいうちに、またみにきたいとおもいます!!
 (16歳女性・清月学園高等部一年)
 ことし、さいこうにわらってなけるえいがナンバーワンかな??
 だいにんきにつき、ぜんこくロングランじょうえいけっていだな!!」

「…………でも、けっきょく『カマイタチ』みられなかったな…………」

思わず、つい声に出してしまった。
それが心残りと言えば心残りだ。
いつか真相を確かめる日が来た時のために、このことは忘れずメモっておこう。

「――あ、そういえばジュリエットはどうなった??」

帰る前に、鶏小屋を覗いてみよう。
昨日は出産間近の状態だった。
もしかすると生まれてるかもしれない。

315 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/19(水) 23:46:24
>>313(GM)
>>314(夢見ヶ崎)

「…………ええ。自分の中の悪い何かと向き合う、
 とても苦しい事だけれど、きっと大事な事だから……
 それが出来たのは、本当に素晴らしいことですわ」

自分は金持ちだし頭も顔も良いのだが、
人の心を救う経験は今までになかった。
スタンドの力がこの場に導いてくれたなら、
やはり『10cc』は――――上に立つ者にとっての福音だ。

           そして。

「明日美さん貴女多才ですのね!
 このドリンク、相当美味しいですわよ。
 セロリの『可能性』というものを感じますわ!」

            食事や・・・

「ちょっ、およしなさい、危ないでしょう貴女!
 まったく、私が正しい花火のやり方を教えて差し上げますわ!」

                 花火を楽しみ・・・

    ブロロロロ・・・

「正しくってよ。あらゆる意味で。
 まさしく『雨』は恵みの象徴ですわね」

翌日。

ぬかるんだ地面、少し汚れた靴。
ここに来た時とは少し違っているが、
それはきっと『良い方向』への変化だと思う。

「このお話の主役が私達かどうかは、
 まあ、議論の余地があるでしょうけど……
 少なくとも『名優』として、貢献は出来ましたわね。
 私と貴女が揃っていたから『ハートフル』に出来た。
 それは間違いないでしょう……誇っていいことですわ」

夢見ヶ崎のスタンド、そして機知には幾度となく助けられた。
もちろん自分の知恵もあってこそだという自信はあるけど。

「ただ、多少『謎』を残してはいるけれど――
 『映画』も『仕事』も、それが普通かもしれませんわ。
 かまいたちは、起きなくてよかったと思いますけれどね」

結局、この園に悪意をもって仕掛けられた唯一の攻撃、
すなわち『ギボスの写真』については分からずじまいだ。
が、それは今回自分たちに与えられた仕事ではないし、
おそらく『アリーナ』や、もっと実績のある者が当たるだろう。
結果的にアオキのトラウマは緩和されたとはいえ、あれは危険だ。

(報告するまでが仕事。もう少しだけ……気は抜けませんわね)

「皆さん、改めてだけれど忘れ物ややり残しはなくって?
 私は明日美さんと少し鶏小屋を見てまいりますけれど」

鶏小屋に向かう夢見ヶ崎のあとに続きながら、最後の確認をする。
まあ、彼女らは親が迎えに来ているのだし、あまり引き止めるのも悪いが。

316 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/20(木) 22:36:59
>>314-315(ALL)
貴方は皆で花火を楽しんだ。
 線香花火の裏技は園児達には中々受けたのが記憶に残るし
食事や楽しい出来事は、嵐の中の悪夢を濯ぐに十分な暖かさの日常の一幕だ。
アニマルバスと、親御さん達の車が来るのを視認しつつ裏手に回る。
 鶏小屋を開くと、鋭い目つきのオピネルが最初に出る。そして

ジュリエット「……クー クックゥ」
 
    ピピ   ピヨ  ピヨ

……玉のような、黄金色に輝くヒヨコを連れ立てて。人であれば
微笑んでるような雰囲気のオピネルの番いも共に現れた。

オピネル「 ……クエェッ」 スッ  キラリ……

オピネルは、二人へ近づくと。おもむろに、前足の片方を差し出す。
その鉤爪部分に、二枚の硬貨らしきものが挟んでいる。
 スタンドを備える、中々知性のある鶏だ。恐らく、自分の妻の妊娠に
色々と助けた、彼なりの礼なのだろう……。
 用が済むと、威嚇するような鳴き声と共に自分の子供とジュリエットを
小屋へ戻したあとに自分も戻っていった……。


表に戻ると、アニマルバスが到着する。車も駐車され、カンナやまつり
くぬぎのほうへ両親たちが近づくのが見える。
 
バスから、1人の老婦人が降りる。『砂子(いさご)』だ
それを見て、カンナが声をあげる。

カンナ「あ! 和菓子の、おばあちゃん!」

砂子「あらあら、覚えてくれてて嬉しいわ。前に会ったのは
結構前だったのに。良い子ねぇ
 はい、良かったら胡麻蜜の お焼き。皆でお食べなさい」

……どうやら、砂子は子供達には名前を明かしてはいないが
面識はあるようだ。三人に和菓子を渡したあと、杖をつきつつ
SPらしいバスの他にも乗ってる複数の男女に待機の合図を出しつつ
貴方達に近づく。

砂子「お二人とも、この二日間有難う御座いました。
子供達も、見る限り楽しい時間を過ごせたようで何よりです
……あの子も、前に見た時より大人びた顔になりましたねぇ」

砂子が連れて来た、恐らくはアリーナ関係の大人であろう人達と
何やら話をしているアオキを一瞥しつつ、僅かに遠い目を浮かべ
再度 微笑を保って二人に告げる。

「宜しければ、この二日間。何が大事な事が起きたり
気になる事がありましたら、お話してくださいな。
 私も、出来る限りお答えしますから」

317 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/21(金) 02:52:49
>>315
>>316

「――――へえぇぇぇ〜〜〜〜」

ヒヨコ達と共に現れたジュリエットを見て、歓声を上げる。
無事に生まれたようで何よりだ。
それから、オピネルの方に視線を移す。

「なによ、カワイイじゃないの〜〜〜……おん??」

不思議そうな表情を浮かべて、硬貨のようなものを受け取った。
本当にコインなのか、それに似た別の何かかもしれない。
よく裏表を見て確かめておこう。

「コレって、アイツなりのカンシャのシルシってトコかね??
 ニワトリにしとくにはおしいな!!
 ま、せっかくだしエンリョなくもらっとこう」

もらったものをポケットにしまう。
しかし、今後が気がかりではある。
『スタンド使い』であるオピネルの処遇についてだ。
このまま園で暮らすというのは、やはり考えにくい。
確かに、出産前と比べれば随分とマトモな状態ではあるのだが……。

「じゃあね、オピネル!!ジュリエット!!
 ジカンがあったらコドモのなまえもつけたいところだったけど……。
 アンタらのシアワセは、いのっといてあげるよ!!」

できることなら、彼らには幸せでいてほしいと思う。
もちろん自分には何かを決められる権利はない。
最終的な決定は、アリーナが下すのだろう。

(さて――どーなるのかね……)

そして――イサゴと向き合う。
外国に行くと聞いていたので、まさか直々に現場へ現れるとは思わなかった。
忙しい人間だから、一ヶ所に長くは留まらないということだろうか。

「いえ、こちらこそ良い勉強になりました。
 短い間でしたが、子供達と過ごしたことで、私も少し成長できたように思います。
 その実感を得られたことが、私にとって何よりも大きな収穫です」

人が変わったように丁寧な口調で、イサゴに応じる。
いや、だってSPとかいるし、シツレーなこといったら鉛玉飛んでくるかも。
――というのは言い訳で、本当は単に『そういう気分だった』というだけだが。

「分かりました。『報告』については、主に彼女の方から。
 私からは、何か思い出した時に付け加えさせていただきます」

「――天雨さん、お願いします」

そう言いつつ、少しだけサトリの後ろに下がる。
自慢じゃないけど、こういうことは得意じゃない。
逆に、サトリは得意だろう。
なんといっても、彼女は『オジョーサマ』――天雨家の跡取りなのだから。
『任せる』と言ったことでもあるし、ここはサトリに任せて、
自分は補足のような感じで後から何かしら付け足せばいい。

318 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/21(金) 10:55:42
>>316(GM)
>>317(夢見ヶ崎)

「あら……こんな気を利かせるだなんて、
 本当に『鶏』にしておくには勿体無いですわ。
 ……勿論、鶏である事が貴方の幸せなのでしょうけど」

           「達者になさい」

オピネルから硬貨を受け取り、礼をする。
硬貨が彼の能力とはとても思えないので、
恐らく実在の品だろう。外国のコインか?

彼の処遇は気になるところではあるが、
嘘をついてもいずれは気付かれるだろう。

               クルッ

そして、現れたイサゴの方に向き直り、
カーテシーのような仕草でお辞儀をする。

「お忙しい中御足労ありがとうございます、イサゴさん。
 こちらこそ、御満足いただけたようで何よりでしてよ」

アオキやくぬぎの抱える問題を全て解決したとは思わない。
だが、自分と夢見ヶ崎に任せられた任務以上の働きはした、と思う。
 
「さて、幾つか早急に報告すべきことがありますので、
 全体のあらましの前にそちらからさせていただきます。
 時系列に沿わない所があるでしょうけれど悪しからず」

夢見ヶ崎の前に出て、報告を始めよう。
それが終わって、家に着くまでが仕事だ。

「まず…………単刀直入に、『ギボス』という男をご存知かしら?
 その男に関する事で二、三ほど報告がございます。
 他の何より、これが一番大事な……重大な報告と言えるでしょう」

時系列を無視することにはなるが、
オピネルの暴走なんかは後回しでいい。
そこには明確な悪意がないから、だ。

だがギボスの写真を施設に残した『何者か』の存在と、
ギボスが(あの謎の女が)語った弓と矢という存在。
これは明確な悪意、あるいは悪の遺志が絡む話題で、
それゆえに大組織であろうアリーナに知ってもらうべき事だ。
金持ちとはいえ一般市民の自分が抱えていても、どうにもならないのだから。

319 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/21(金) 20:05:21
>>317-318(ALL)

オピネルの『コイン』は、夢見ヶ崎は『赤』く。
天雨は『青』い色の硬貨だった。ゲームや外国の通貨では無さそうだ……。

夢見ヶ崎の説明などには、老婦人はニコニコと笑みを崩さぬまま
軽く相槌など打って耳を傾ける。

>『ギボス』という男をご存知かしら?

しかし、天雨の言葉には流石に和やかに聞く事は出来なかったのだろう。
真顔になりつつ、話しの続きを促して貴方から全貌の概要を聞く。
パソコンへの仕込み、くぬぎのスタンド暴走によりアオキによって産まれた
影のギボスなど……全て聞き終われば、幾分溜息を吐いてから口を開く。

「……ギボス。覚えてますとも、今でもあの男の事はね。
数年前、アオキさんや 他の同年代の子も浚われかけました。あの者達の
組織が活発の頃は、青田刈りと表現するには余りに不謹慎な言葉ですが
未だ我々の保護下にいない者達を浚い、ゆくゆくは彼らの手足となるよう
才能ある子供達を無理やり彼らの組織に連れ去ろうとね……。
 あの男は、私が目にかけてた部下や 他にも何人かの正義を志す者達を
亡き者と化しました。死因も、スタンド能力による自分も含めてアリーナの
者達を道連れにしてでしてね……現場に居合わせていた、あの娘のトラウマ
は相当なものでしょう」

此度は、たまたま上手い具合に物事が進んでくれたようですが。と前置き
と共に、パソコンの仕込みに対し独自の見解を述べる。

「……アリーナも一枚岩ではありません。
職員の中にも、彼等のシンパか ソレに連なる者達が紛れ込んで
可笑しくはないのです。強硬手段に出るような恥知らずが居ない事は
不幸中の幸いですが、陰湿に工作する者達は今も数多く居ます。
 愚かしい事に物事が大きく動いた時にしか解決に乗り出せないのは
恨めしい事ですよ」

『弓』と『矢』についても、彼女は十分深刻な事と理解した様子で
重々しく語る。

「えぇ、スタンド能力を宿す因子を備える『矢』 私もある程度
年を食った上で、幾らかの地位ですが現物は目にした事はありません。
 アリーナの信用おける者の誰かは、知られず所有してると耳にしますが……。
『弓』についても似たようなものですが、アオキさんの能力と『弓』が
合わさる事には懸念を覚えています。決して良い出来事が芽生えるとは思えません
 彼女自身の性質に関係なく、彼等は『弓』の担い手を昔から探してるようです。
無論、私達はそのような未来を断じて認めはしませんとも」

そこで、一旦話を区切った。
 他にも、聞きたい事や掘り下げたい事があれば今の内に聞いたほうがいい……。

320 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/21(金) 21:22:08
>>318
>>319

(しかし、『コレ』なんなんだろーな。
 ニワトリのセカイでつかわれてるオカネか??
 コレでパンくずでもかってこいって??
 『かわせレート』は『1コケ』=90エンくらい??)

それぞれ異なる色のコイン。
ポケットに手を入れて、その感触を確かめる。
普通のコインなら金属だが。

説明はサトリが言ってくれているので、特に口出しはしない。
理路整然とした彼女の報告を、大人しく黙って聞いている。
ギボスに関するイサゴの話は、大体は予想していた通りだ。
アリーナの人間を巻き込んで自滅ということは、あれを使ったということか。
アオキがいなければ、自分とサトリも危なかったし、他の子供達も危険だった。

(『サバジオス』が『ユミ』のチカラをひきだす――か)

エクリプス残党の一部が狙っているのも、そういうことなんだろう。
それが実現することをイサゴは否定している。
当然だろうし、正しいことだと思う。

(ショージキ、ちょっとみてみたいけど。
 でも――これは、いわないほうがイイよね)

一体どんなことが起きるのか、興味はある。
でも、みんなの幸せのためには、
それは現実にならないのが一番いいことなんだろうとも思う。
それでも、この好奇心が消えるわけじゃないけど。

「二日目に来ていただいた『金一さん』には、お世話になりました。
 それから、連れの『二人』――『小林さんとヤジさん』も。
 わざわざ手配してくださって、ありがとうございました」

サトリの報告と、それに対するイサゴの反応が一段落した頃を見計らって、
三人について言及する。
もっとも、金一の名前を出したのは単なる口実で、実際はどうでもいい。
本当に聞きたいのは、それ以外の二人――特にヤジについてだ。
金一についてはイサゴの手配だが、後の二人は多分違うはず。
その辺りの事情について、イサゴの反応を見たい。

321 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/21(金) 22:22:25
>>319(GM)
>>320(夢見ヶ崎)

(見たことが無い……硬貨?
 そもそも『貨幣』なのかしら?)

謎のコインについては一旦、保留しておく。
おそらくスタンドなどと同じ、考えても答えの出ない物だ。

「成る程……巨大な組織のサガですわね。
 弓と矢のことも含めて、興味深いお話を知れましたわ。
 それに、貴女がとても深い良識を備えてらっしゃる事も」

「お話、心より感謝いたします」

イサゴの言葉にはいくらか『エゴ』も見えるが、
それは『正しい側』に立つ者の『意志』に感じる。
もちろん、巧妙に隠された悪意もあるかもしれないが、
少なくともこの老婆が今、自分達の敵になる事はあるまい。

(弓と矢は『一組』ではない、という事かしらね。
 とはいえここは、あまり掘り下げるべきではないでしょう)

スタンドを生む弓と矢。
手に入れれば『勝者』になり得る、
莫大な力だが……触れるべきではない力だ。

自分は『天雨』という力の中にいて、
いずれそれを率いることになるであろう人間。
余計な欲をかけば、破滅が待つのは必然。

「そういえば――――鶏小屋の雄鶏だけれど、
 イサゴさんは、あの鶏の素性はご存知でして?」

ヤジについては夢見ヶ崎が言及してくれたので、
自分はオピネルについて報告しておくことにする。

「私の『10cc』が見えていたような、気がしましたわ。
 つがいの雌鶏のことになると少し気性が荒くなるようですし、
 小屋の金網はもう少し強靭にした方がいいんじゃあないかしら」

  「『刺激』しなければ、問題ないかもしれませんけれど――ね」

ここに住む『アオキ』や今後ここを訪れる子供達を考えれば、
黙っておいて危険を招くのは絶対にやってはいけない選択肢だ。

あえてギボスの話のあとに持って来た事、
そして雌鶏を攻撃性のトリガーとして挙げる事で、
『家族』を引き裂く選択肢を取りづらくするのは情と言える。

322 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/22(土) 19:55:37
>>320-321(ALL)

『金一』については、あの子が何か粗相をしなかったかしらと
笑いつつ呟き。そして『小林とヤジ』については、眉を少し顰める。

「……部外者の方ね。あの子(金一)が個人的に雇ったようで
余り軽はずみに他所の方を手伝いに行かせるのは控えて貰いたかったですが。
 報告は、あの子に事後で聞いて注意はしましたけどね。
身元も、こちらで軽く調べた上で。どちらも今の所特筆して不自然な方では
無さそうですけど……何か不安はありまして?」

砂金も、どうやら二人の事を詳しくは把握してないようだ。スパイ行動を
とっていた『ヤジ』も、彼女の部下では無いのだろう。

『オピネル』については、深くなった眉間の皺が和らいだ。

「あぁ、彼ですね。スタンドを出したのは驚いたでしょう?
いえ、貴方がたに。あの鶏達の先頭がスタンド使いである情報を
公開してなかったのは、礼儀に反してましたね。申し訳ありません……」
そう、彼女は背を曲げて謝罪の意を示す。

「ですけど、彼もまた。この園の一部として必要なのですよ。
あの子は、まぁ自分の番いが産卵時期な時は神経過敏ですが……それ
以外で、庇護しなくてはいけない人の子や護らなくてはいけない者について
熟知しております。そうでなくは、あの子達だけで此処に住まわせんよ」

どうやら『オピネル』は一種の『防犯装置』との事だ。

「……この園は。かつてはテロリスト達に対応する為に組織が運用していた
拠点の一つでしてね。自然に囲まれ、見晴らし良く襲撃にも気づける。
激しい抗争でPTSDを発症した者の治療や、重要な密会の場としても
重宝されてました。時経つにつれ 前者の意味合いでギボスの時のように
親を失った子達が里親を見つけるまでの仮の家としての形に至りましたが」

今のように、園児達が暫くの休みを満喫する施設。そう平和に稼働して
貰うのが、園としても喜べるものだと思います。と言葉を終える。

 ……まだ幾らか質疑応答は出来るだろう。もし無ければ、彼女達の
両親がこちらに来そうな感じだ。

323 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/22(土) 21:51:59
>>321
>>322

「いえ、何も。金一さんには私からも『注意』はしておきましたし」

なにしろ、出会い頭に全力の『ドロップキック』をブチこんでやったのだから。
もっとも、アレはどちらかというと個人的な意味合いの一撃ではあったが。
ともかく、これでイサゴが関知していないことは確定した。
とはいえ彼女が知らないのなら、これ以上は聞いても無駄だろう。
身元は洗ったという言葉は、あまりアテにはしてないけど。

「――そういえばヤジさんは、ここのご出身だそうで。
 それなら身元は確かですね。小林さんの方は知りませんけども」

話の最後に、こう付け加えておく。
口では身元は確かだと言ってるが、内心は逆のことを思っている。
イサゴに対して、遠まわしに注意を促すという狙いもある。
まぁ、園の出身かどうかは調べればすぐに分かるだろうからウソじゃないと思う。
だからといって全面的に信用できるとも言えないのも当然のことだ。

「鶏小屋は新しくした方がいいと思いますけどね。
 あれ、かなり古そうに見えますから。
 子供も生まれたことですし、新しいお家に引越してもいいんじゃないでしょうか」

(まったくもう、『ボーハンソーチ』が『ボーソー』してどーすんだよ。
 ソレ、カンペキに『コショー』してるって。
 ウチらだってケガしかけたし、そのへんキチッとやっといてほしいよな〜〜〜)

番犬ではないが、確かに部外者に対する警戒としては意味があるだろう。
しかし、管理が行き届いてないことも事実だ。
あの気性と小屋の老朽化を把握していたなら、今回の脱走も予想できたはず。
防犯装置として置いているものが、
そこで過ごす子供達に危害を加える可能性があっては本末転倒だ。
イサゴは忙しい人間だからなかなか手が回らないのかもしれないが、
何でもかんでもその理由だけで片付けられては困る。

(でもまぁ、ヨソへうつされないのはよかったけどさ。
 さっきもみたけど、フダンはマシみたいだし……。
 あばれそうになったらジュリエットがとめてくれりゃーイイんだけどな)

後は特に言うことも聞くこともない。
しいて言えばイサゴと自分の感覚にちょっとばかりズレがあるのを感じたくらい。
どこがどうなのかと言われると答えにくい。
なんというか、上に立つ人間に特有の物の見方というか……。
たとえば、ここは『いわくつきの物件』と呼べなくもないし、
そこで子供達が暮らすというのは微妙なものがある気がしなくもない。

一緒に仕事をしたサトリからも、感覚の違いは少し感じてきた。
やはり、彼女も『人の上に立つ人間』だからなのだろう。
しかし、サトリから感じる感覚の差は、あくまでも少しだ。
年齢が近いのもあるだろうし、彼女が『跡取り』という立場で、
まだ実質的なトップに立ってはいないのもあると思う。
いずれにせよ、この仕事の間、自分はサトリのことを信頼してきたし、
彼女がいたから成功させられたのは間違いない。

「私からは特に気になることはありません
 イサゴさん、今日は来ていただいてどうもありがとうございました」

会釈して、サトリに軽く視線を向ける。
彼女から何かあれば、それを聞こう。
その間、ポケットに手を入れて例のコインを取り出してみようかとも思った。
イサゴに見せれば、その正体が分かるかもしれないからだ。
だけど、万が一没収されても困るので、それはやめて大人しくしておくことにした。

324 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/23(日) 00:27:44
>>322(GM)
>>323(夢見ヶ崎)

「ええ。私達は幸い『無傷』ですから。
 礼儀の範疇という事で、その謝罪だけで十分です」

分かり易い作り笑顔を作り、言葉の裏で牽制を掛ける。

もし自分が『ブラック・ムーン』のような、
攻撃性の強いスタンドを持っていたとしたら?
自分が夢見ヶ崎ともども『情』が無かったら?

あるいは『試す』つもりだったのかは知らないが、
少々を通り越してかなり『不用心』な対応と言える。

「とはいえ、私達二人だけでも無力化してしまえましたし、
 『エクリプス』の野望を考えれば、アオキさんは常に危険。
 せめて警備のために常在できるようなスタンド使いが一人でもいれば、
 安心できますわね。いえ、事情を知らない小娘の考えではありますけれど」

ハッキリ言って非戦闘員に近い自分込みでの二人で、だ。
アリーナは人手不足だ、とは言っているものの、
『エクリプスの野望』がアオキを狙っている(いた)という、
重大にもほどがある案件であれば優先的に人は回すべきだろう。

(……ヤジさんの事を警戒していたようだったのは、
 防犯装置としての『本能』のような物だったのかしら?)

オピネルについても防犯の役に立つかはかなり眉唾だが、
イサゴがあの施設の全てを決めてるわけでもなさそうだし、
これ以上は『忠言』になるまい。仕舞いこんでおく。

夢見ヶ崎からのアイコンタクトには、横に軽く首を振って返した。

「――――そうですわね、私からも、それだけですわ。
 大変お忙しい中御足労いただき、ありがとうございました」

       「またご機会がありましたら、どうぞよろしく……」

325 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/23(日) 22:41:40
>>323-324(ALL)

「えぇ、あの子(オピネル)の事では御迷惑おかけしましたわ
これを機に、少し改装する事にしますよ。新しい家族も出来たようですし」

夢見ヶ崎達の報告から、それとなく裏手の様子を見て事情を察して
戻った部下の話も聞いたうえで砂金は告げる。

「ヤジ……渾名ですかね。まぁ後で金一から詳細を聞いておきましょう
アリーナで会ったと言うのなら、私の管轄外の部門の者なのでしょうが……」


「……アオキさんの事ですけどね」
天雨の声を聞き、少しだけ悲しそうな表情を砂金は浮かべる。

「貴方たちも、ある程度詳しい身の上を彼女から聞いたと思います。
それで……彼女は」

アオキ「そこからは私が話すよ」

アリーナの職員と会話していた彼女は、一先ず話すべき内容は告げ終わった
ようで貴方たちの元に戻って来た。

アオキ「……今すぐって訳じゃないけど。多分 暫く私
この町を離れるか、身を隠すなりする事になると思う。
 この施設でのパソコンの件もそうだけど、エクリプスの動きが
活発化してるようだから……それが落ち着くまでは」

アオキ「ずっと 会えなくなる訳じゃないよ。
ただ……ほんの少し、再会できる時間が先延ばしになるだけだよ
明日美 サトリ」

彼女の事情を考えれば仕方がない事かも知れない。少々衝撃的な
内容ではあったが、これは永遠の別れではない
 いずれ 貴方たちと彼女や子供達が再び交錯する時も来るのだろう。



……その後、各園児たちの両親が二人の元で
子供達の世話への感謝の言葉を贈った。カンナの両親はどちらも
活発そうで、くぬぎの両親は父親は意外にもガタイの良く母親はおっとりしてる。
最後にまつりの両親は、やはり名家らしい天雨のような品格高い雰囲気が
見え隠れしていた。まつりの両親は、二人に粗品を渡しつつ母親は
少し眉を顰める調子でこう零した。

「それにしても、お世話して頂いた手前このような事は余り
言いたくはありませんけど。このような子供だけでたかが数日とは言え
シッターをするのは少々無責任ではありません事?
 せめて、一人でも成人の方がいれば宜しかったのですけど」

そう正論が飛び出してきた。釈明出来れば良いのだが……

326 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/24(月) 00:36:46
>>324
>>325

「――――そうなんだ」

「いや、私もそれでいいと思う。というより、『そうすべき』だよ。
 っていうか、そうするのが『自然』ってもんだね、うんうん」

アオキについては、さほど意外な話でもない。
むしろ、このまま何の対策もしない方が間違ってる。
大きな危険が去るまで身を隠すというのは妥当な判断だ。
そして、喋っている内に少しずつ口調が崩れてきたぞ。
なぜかっていうと、段々と『飽きてきた』からに他ならない。

「まぁまぁ、エンがあったらまたあえるさ。
 ようするに、あとのオタノシミがイッコふえたってコトだな!!
 ウチらのコトわすれんなよ!!」

「あ、そうそう――」

もはや完全に元に戻り、アオキに別れの挨拶を送る。
その別れ際に、自分の鞄から『ツメやすり』を一本取り出し、アオキに渡した。
自分からの『餞別』だ。

「ソレ、あげるよ。ヨソへいってるあいだ、ちゃんと『ツメのおていれ』しときなさい。
 こんどあったとき、そのツメにあう『ネイルアート』をよういしとくから。
 じゃ、そういうコトで――――」

       「 バイバ〜〜〜イ!! 」

アオキに向かって、大きく手を振る。
その姿が米粒みたいに小さくなり、すっかり見えなくなってしまうまで。
『エクリプス』と『アリーナ』の両方から干渉される少女――『アオキ』。
それでも、彼女には幸せでいて欲しいと思う。
自分が思うことは、ただそれだけだ。

        そして――――――。

「いやはや、おかあさまのゴイケンはシゴクごもっとも……!!
 タイセツなオジョーサマをおもうキモチはワタクシよ〜〜〜くリカイしております。
 ですが!!ごあんしんください!!
 ワタクシこうみえても、コトシで『21』でございますので!!
 ネンレイのモンダイにつきましては、いっさいシンパイはございません!!」

一分の隙もない堂々とした態度で、いけしゃあしゃあとデタラメを語る。
まだ二人とも成人してないんだから、納得させるにはハッタリを使うしかない。

      と、まぁ――そうおもって、こういうコウドウにでたワケだが……??

327 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』 :2018/12/24(月) 00:59:11
>>326

まだアオキとわかれてなかったら、わかれるときにてをふるってコトで!!
イマのはアレだ、シミュレーションだから!!いや、シュミレーションだっけ??
コレって、ニラレバとレバニラどっちがただしいかっていうのとにてない??
やっぱり『シミュレーション』なきがしてきたな……!!

328 天雨 サトリ『10cc』 :2018/12/24(月) 01:23:28
>>325(GM)
>>326(夢見ヶ崎)

「……ええ、それはきっと、『正しい』選択ですわ。。
 貴女は否応なく『力ある者』の宿命の中にいる。
 私の『私情』で、貴女に迷惑は掛けられませんわね。
 ――――私からも餞別ですわ。お受け取りになってくださる?」

              スッ

カバンから新品の『いちご飴』を袋ごと手渡す。
アオキには少なからず情は移っているし、
友人との別れを惜しみたい気持ちはある。

「――――実はこれ、私の家の新製品ですの。
 次に会ったら、是非感想を聴かせてちょうだいね」

              「待ってますわよ」

だからこそ『引きとめる』とか『未練を残す』とか、
あるいは『その品だけでつなぎとめる』事はせず、
再会の『意味』を作るような、ちょっとしたものを渡したい。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・そして。

保護者たちに礼節を以て対応していたが、
まつりのご両親(今後のために顔は覚えた)
の言葉に、思わずピシっと背筋が伸びた。

「あの、奥様、ちょっとよろしくて??
 明日美さん、貴女もちょっと。
 いえ、『気のせい』なら良いんですけれど」

「若い女手二人だけでご不安お掛けしましたのは、
 スタッフのスケジュール管理の不手際などを、
 大変申し訳なく存じあげるのですけれど――――」

    「私」

              スッ

「これでも、『国民年金』を支払っているのですけれど……!?」

森ガールとゴスロリを混ぜたような独特な衣装が、
あるいは雰囲気が年齢を推し量りにくい物にしているのだろうか?

天雨サトリ――――『20代前半』の、立派な『成人女性』である。

329 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/24(月) 22:11:33
>>327-328(ALL)

アオキ「……うんっ! みんな   ――またね!」


二人からの餞別を受けつつ、彼女は車窓から顔を出して手を振りつつ先に
星見の町中心へ帰り去っていく。
 もう会えない訳ではない それでも別れは寂しいものだ。
いずれ、またこの園で会える時もある。だから 今は笑顔で見送ろう……。


 ……そして。


>これでも、『国民年金』を支払っているのですけれど……

 
くぬぎ「……ぇ」

カンナ「……な」    まつり「……ん」   etc「だっ」


   『――てぇぇぇぇぇぇえええええええええ!!!!??』


 青空の下で、『ひそひそ星』で過ごした中で一番の大絶叫が迸る。
何事かと、その大声量に鶏達が鳴き出す程だったとか。

 この園での思い出を抱え、夢見ヶ崎と天雨は再度違った運転手の導きで
星見町に戻り家路へと辿り着く。

 そして、『謎のコイン』の効力も段々とか悟れた。
何日かして、二人とも連絡を取り合う事なくとも『偶然』外出する先の
道中などで頻回に顔を会わせる時が、そのコインを携行してる時に限って
より頻回だったから。
 『奇妙な園』の子供達の触れ合いから、『奇妙なコイン』を持ち帰った
貴方たち二人。これから先の未来でも、貴方たちの先に『奇妙な道先』が
待ち受けるのだろう……。


 夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』→『依頼達成 二十万獲得』
 携行すれば、対となるコインを持つ者と引き合う力が強まる奇妙なコイン
                    『ナードマグネット 獲得』

         天雨 サトリ『10cc』→『依頼達成 二十万獲得』
                    『ナードマグネット 獲得』

                   『ペイズリー・ハウス』→終了

330 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/24(月) 22:28:57

  ……カチ。

?「……で 結果は纏めると失敗かぁ    ……あー、うん
『弓』の真の力を引き出せる子、通称クィーンを数で園を制圧して捕獲
するのも一つの手だけどね。まぁ、優先事項としては中の中
 余り大きく動くと『抑止』が働いちゃうからさ。以前もそれで
痛い目見ちゃったから『エクリプス』も指針が済し崩しに消えちゃったし。
 幾らかフェアでやらないと……あーぁ、面倒だな。

うん 嫌がらせとしてはベストだったかな。
 ま こっからが本番さ。『弓』と『矢』 どちらも一揃いにして
『射手座』を創り上げる。それが最終目標だから

……そろそろ本格的に始動しようか」

……カチ。




 ……ジー。

?「経過報告 特定人事災害対策部門

対象の『アオキ』の心理グラフ及び、アリーナに潜伏していると思える
敵対組織の人為的工作によって彼女のスタンド及び精神が変質化する危惧
を汲み、比較的ダメージの少ない場所で観察するにあたって人の手で扱える
器具型を掌握する特異性の高いスタンド『サバジオス』が濫用されてる
可能性は極めて低く、今の所彼女が以前の事件から精神的ショックによって
自動的に発動する形でのスタンドによる地雷を埋め込まれた『ランク』を
下げる事にする。園児たち及び雇用した者達の素性も危険性は少ない。
 敵の工作痕は発見した。今後も攻撃は継続すると思われる。
それでも我々は最後の一人を処理するまで戦争を続けていく」



                       ……to be continued?

331 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/24(月) 22:47:11
『野性味と少し硬度に不安あるダイヤのようなハート』 『カンナ』のスタンド

全身を黒と茶色の体毛で、狼男のような恰好へと瞬く間に変身する。
 変身後は獣のような山野を駆け巡る速さと力強さを兼ね備えるが
未成熟ゆえに、その体は出来上がってはいない。それは心も同じ
 喜怒哀楽を全て失くし、心が鉄のようになれば体も同じく鋼のように変貌し
周囲にいるものを全て切り刻む機械獣と変わる。

 『スティール・パンサー』


破壊力:C(B) スピード:B 射程距離:E(1m)
持続力:B 精密動作性:D 成長性:A


『世界は自分を中心に回る そして回すのは自分の手』 『まつり』のスタンド

スタンドの『笏(シャモジのような木で出来たカンペ棒)』のヴィジョン 器具型

この笏で指す 触れた同質、同量の複数の物体は六色の異なる色へと変化する。
スタンドの影響を受けた物体は本体の簡易的な命令を忠実に守りぬく。
 冠位十二階のように、紫の色合いにかけ椅子であれば、より元の材質より
幾らか頑丈になり逆に黒であれば脆くなる。

 『ヴァロッテ』

破壊力:D スピード:E(C) 射程距離:E(C)
持続力:A 精密動作性:E 成長性:A

※:( )は能力の影響下

(※破壊力、頑丈性が元々ある同じバイクであれば
1:A 2:B 3:C 4:D 5:E 6:E- と出来る)

332 『ペイズリー・ハウス』 :2018/12/24(月) 23:07:41
『小さな身の中に 人々の負う影を斬る心の刃』を持つ 『くぬぎ』のスタンド

彼女は自分自身の意識の中でスタンドを出さない。
 無防備な精神の中でこそ、自身を害そうとする者達に対し
その敵達の自分自身の闇(影)を利用し立ち塞がる。
 ヴィジョンは、倒れた際の頭部を防護するクッション(枕)として
発現するが、それはほんのスタンドの片鱗でしかない。

『コーン(KoЯn)』

破壊力:―(B) スピード:― 射程距離:―(B:家一軒分の範囲)
持続力:意識覚醒まで 精密動作性:― 成長性:A

(※:このスタンドには明確な破壊力・スピード・精密性と言うものは
存在しない。能力の影響下に晒された者の『心の影』によって
スペックは変動していく トラウマのレベルによれば本物より強くなる事も
稀にあるが、基本は弱体している)

『あらゆる手で扱う者達の救世の可能性』を備える『アオキ』のスタンド

彼女のスタンドは、その両手である。
 ありとあらゆる『手で扱えるもの』の真の力を引き出し行使出来る。
単純な道具であればある程に、その引き出す力も強まる。今はパソコンなど
精密器具の脳をオーバフローしそうな物は本人の危機処理により自動拒否
されるが、それもやがてどうなるか誰にも分からない。

 『サバジオス』
破壊力:― スピード:― 射程距離:―
持続力:∞ 精密動作性:― 成長性:B


『エクリプス』 尖兵 あらゆる意味で正道にして忠実なる戦士『ギボス』

黒い刃状のヴィジョン。気体・音など手で触れる事は出来ないが現実に
存在するものを『ミクロブラックホール』のように吸引させ圧縮させ
砲撃のように外部へ放つ事が出来る。
 既に故人であり、影によって形成された存在であるため大幅に
弱体化しているが、生前は効果を及ぼす能力射程も広く
本体自体の戦闘力も高く、歴戦のアリーナの武闘派の幾らかも死傷者を出した。
『弓と矢』の継承者を確保する一件の際、アオキを巡った不注意で重傷を負い
任務の失敗を悟って同行した重要な仲間を逃走する最中に自爆した。
 
 『ブラック・ムーン』
破壊力:C スピード:E 射程距離:E
持続力:―(影の為) 精密動作性:E 成長性:―(影の為)

333 アリーナシステムの整理と調整 :2018/12/30(日) 08:02:40
☆アリーナとは
 ◆『この町のどこか』に存在する空き倉庫、そこで週に一度、行われている『ファイトクラブ』である。

☆基本システム
 ◆アリーナ
  基本的に『NPCとのバトル』を目的とした『アリーナ』である。
  『アリーナ』には、PCかGMのどちらかで参加が可能である。

 ◆PCとして参加する場合
  PCとスタンド名などの情報を以下のテンプレートに沿って提示すること。
  以下、テンプレート。

  ========================================================================
  ◇『異名』(+適当なカッコいいルビ)
  ========================================================================
  ランカー名:『登録名』
  スタンド名:『スタンド名』
  入場曲:『入場曲』

 ◆GMとして参加する場合
  NPCとスタンド名などの情報を以下のテンプレートに沿って提示すること。
  以下、テンプレート。

  ========================================================================
  ◇『異名』(+適当なカッコいいルビ)
  ========================================================================
  ランカー名:『登録名』
  スタンド名:『スタンド名』
  ランク:『登録ランク』
  ステージ:『ステージ名』
  賞金額:『XX万円』
  入場曲:『入場曲』

334 アリーナシステムの整理と調整 :2018/12/30(日) 08:04:12
☆基本ルール
 ◇当スレッドでのバトルは原則として、
  ・ 『PC、NPC共にスタンド使いである』
  ・ 『対戦は一対一で行われる』
  ・ 『殺人は不可。決着は再起不能レベルまで』
  この三つを守ってバトルしてもらいたい。
  GMと相談することで条件を外すことも可能であるが、原則的にこのルールに則る。

 ◇勝利条件
  ・対戦相手のノックアウト。
   対戦相手がノックアウトなど戦闘続行が不可能な状態になった場合、勝利となる。
  ・対戦相手のギブアップ。
   対戦相手がギブアップなど降参に類する行動を行った場合、勝利となる。
  ・対戦相手のリングアウト。
   対戦相手の全身が金網、床、天井を超えて、かつ、帰還困難な場合、勝利となる。

 ◇道具の持ち込み
  ・道具の持ち込みは、日常的に手に入って、かつ、危険でない物品に限り、自由である。
   ただし、持ち込みすぎなどの場合、なんらかのペナルティが入る場合がある。
   これらの裁定はレフェリー(GM)次第である。判断に困る場合、GMに相談すること。

335 アリーナシステムの整理と調整 :2018/12/30(日) 08:06:09
☆『闘技場』ステージのテンプレート。
  参加者は手前(青コーナー)、NPCは奥(赤コーナー)からの入場となる。
  『闘技場』から場外に出たらリングアウトで敗北となる。

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は砂やコンクリートなどで、1タイルの大きさは1x1m。素材はGMが選択。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。GMの選択で高さや、素材への変更が可能。
∴:観客席。

PCとの相談により、柱やギミックなどが設置される事もある。(要相談)

―――側面図―――

━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━
┌──────────籠───────────┐
│■      │                        │      ■│
│■■    │                        │    ■■│
│■■■  │                        │  ■■■│
│■■■■└============┘■■■■│
   座席                        座席

横から見た闘技場ステージ図。
『━』は天井、『─』はフレーム。
これは横から見た図であり、実際はフレームは『十文字』。

籠:実況者のいる実況席。
また、天井や座席の一部にはカメラが設置されている。

―――天井付近まで上昇した視点から見た構図―――

∴∴∴∴■■□┃□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□┃□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□┃□□□□■∴∴
∴■□□□□□┃□□□□□■∴
∴■□□□□□┃□□□□□■∴
━━━━━━━籠━━━━━━━
━━━━━━━籠━━━━━━━
∴■□□□□□┃□□□□□■∴
∴■□□□□□┃□□□□□■∴
∴∴■□□□□┃□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□┃□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□┃□■■∴∴∴∴

横軸のフレームは実際は太い一本で、がっちりと支えている。
縦軸のフレームは比較的細いが、それでも頑丈に見える。

336 『セクションX-IIからの挑戦状』(仮) :2018/12/30(日) 08:10:09
==============================================================================================
◇『皇帝之意思』(ザ・フリーダム)
==============================================================================================
ランカー名:アレックス
スタンド名:『キサンドリア』(Xandria)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=NDTmp2XrrA0 (『皇帝出陣』)

アレックスさんですね。
この人に関してはなんと言っていいのかわかりません。
理由は対戦すればわかるでしょう。『意外な一面』が見られると思いますよ。


==============================================================================================
◇『死風迅来』(デスブリンガー)
==============================================================================================
ランカー名:イクストルフ
スタンド名:『ザスター』(Xasthur)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=1ftld7Ohojg (『旧支配者のキャロル』)

ひ弱で小柄な少年です。
ですが、精神のたくましさは中々のものです。
死の風を運ぶ虫人の像のスタンド『ザスター』の使い手です。


==============================================================================================
◇『終焉一刀』(ラスト・ブレード)
==============================================================================================
ランカー名:我道 戦(ガドー イクサ)
スタンド名:『シャビ・トーレス』(Xavi Torres)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=8iSG4jIUkcU (『そばかす』)

和風然とした日本人女性です。
スタンドは日本刀型の『シャビ・トーレス』。
攻防一体の能力を持っているそうです。

337 『セクションX-IIからの挑戦状』(仮) :2018/12/30(日) 08:10:48
==============================================================================================
◇『大海笑』(ラフィング・シー)
==============================================================================================
ランカー名:ブルバックス
スタンド名:『エクサーツ』(Xcerts)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=wzzD6Y4eqHc (『TSUNAMI』)

漁師の格好をした『海の男』です。
海に関連した破壊力の大きいスタンドを使うそうです。


==============================================================================================
◇『世中金哉』(マネー・イズ・パワー)
==============================================================================================
ランカー名:エキセントリス
スタンド名:『ゼニア』(Xenia)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=A44ZehP53xE (『銭形平次』)

美人ですが、がめつい女性です。
スタンドの名前は『ゼニア』。
……どういう意味かおわかりですね?


==============================================================================================
◇『移気揚々』(ヴァリアブル・ガール)
==============================================================================================
ランカー名:クスクス
スタンド名:『シュシュ』(Xiu Xiu)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=lYmSnjgmu00 (『笑顔』)

含み笑いが好きな白人の女の子です。
小さな体を馬鹿にしていると痛い目を見るのでお気をつけて。

338 『セクションX-IIからの挑戦状』(仮) :2018/12/30(日) 08:11:11
==============================================================================================
◇『修羅竹林』(グリーン・デスティニー)
==============================================================================================
ランカー名:シエ・チュウ
スタンド名:『チュソ・ジョーンズ』(Xuso Jones)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=U_AY5PZ6RXk (『グリーングリーン』)

拳法家の男性です。
まとうタイプのスタンド『チュソ・ジョーンズ』の使い手です。
バランスがよいタイプなので苦戦するかもしれません。


==============================================================================================
◇『猿陣全開』(モンキー・マジック)
==============================================================================================
ランカー名:ワイルダックス
スタンド名:『エックス・ワイルド』(X-Wild)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=4w3zUgaehfo (『愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない』)

服を着たスタンド使いの猿?です。
なぜ猿?なのかですって?
それは対戦してみてのお楽しみです。


==============================================================================================
◇『材産木録』(ゴールデン・ウッズ)
==============================================================================================
ランカー名:セニョール・エグズ
スタンド名:『ザイモックス』(Xymox)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=SzpvteZH5y0 (『We Are The Golden Eggs』)

木材で一財を成した、恰幅のいい太った白人男性です。
戦い方もなかなか豪快だそうですよ。


==============================================================================================
◇『私刑鞭』(ヘル・タイトロープ)
==============================================================================================
ランカー名:アルケックス
スタンド名:『イグジビット』(Xzibit)
ランク:C
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=HIRfc3ybbPg (『Emotions』)

一結びにした金の長髪と黄色のマスクの男です。
『鞭』のようなスタンドを用いた近〜中距離戦を得意としているようです。

339 『セクションX-IIからの挑戦状』(仮) :2018/12/30(日) 08:23:28
街を歩いていた水瀬留美子はあるポスターを見つけた。
スタンド使いにしか見えない『特殊なポスター』だ。
そこにはこう書かれていた。

┌─────────────────────────────────────
│『挑戦者募集中!
│ 超高額アルバイト!勝ったら30万円!負けたら悔しい!
│ 危険的な戦闘スリルと魅力的な報酬がアナタを待つ!』

│『連絡先:XXX-XXXX-XXXX
│ 場所:XXX
│ 労災:対戦上で負った全ての傷は当方で治療させていただきます。』
└─────────────────────────────────────

 それを目にした水瀬はポスターを手に、指定された場所……
 『町はずれの倉庫街』へと向かうのだった。

340 『セクションX-IIからの挑戦状』(仮) :2018/12/30(日) 08:30:55
そして、ここは『町外れの倉庫街』。

立派な倉庫が立ち並んでおり、最低限の明かりもある。
しかし、周囲は薄暗く、あまり活気のある場所とは言えない。
女性一人で来るには少し危険な場所ともいえるだろう。

こんな所に『噂のバイト場所』があるのだろうか?
(『アリーナ』についての噂や知識がある場合、それとの関連性に気づいてもよい。)

>水瀬PC
反応レス及び、【外見】【能力詳細】【持ち物】の提示をお願いします。

341 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2018/12/30(日) 13:05:28
>>340

「ウヒッ」


街頭で見かけた胡散臭いチラシにホイホイと誘われてやってきたのは、ただのアラサー女。


「高収入バイトだって言うけど何もないじゃないの!
ひょ、ひょっとして『ドッキリ』ですかな…しかし何故よりにもよって、私がターゲット!?
こ、こりゃあ参ったわフヒヒッ!」

オタク特有の上擦った笑い声を漏らしながら、周囲を見渡します。何かそれっぽい施設はあるのですかな。


【プロフィール】
学生時代虐められたせいで、色々と拗らせたオタク女。
承認欲求を満たすためなら『嘘松』もなんのその。
また友達らしい友達が居た経験もないので他人とコミュニケーションを取るのが苦手で、
本人もその事に関して非常に強いコンプレックスを抱えてある。


【外見】
中肉中背の成人女性。髪型は黒髪のストレート。
欧米人のクォーターだが顔の掘りはそこまで深くない。
全体的に挙動不審。


【能力詳細】

黒い尾を持つ、小柄な人型のスタンド。
尾で触れた『砕屑物』を底なしの泥沼の入り口にする。

『ブラックボトム・ストンプ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:D(4m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D

能力詳細:
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/83

【所持品】
スマホ、メガネ等の日常品の他には、(可能ならば)
500mlのペットボトルに入った砂×2.
500mlのペットボトルの入った小麦粉×1

342 『セクションX-IIからの挑戦状』(仮) :2018/12/30(日) 14:50:07
>>341
>オタク特有の上擦った笑い声を漏らしながら、周囲を見渡します。

フヒヒヒヒヒヒヒヒ……オーヒョヒョヒョヒョヒョ……キョキョキョロキョロ……

辺りを見回すと……

>何かそれっぽい施設はあるのですかな。

……あった。

とある倉庫の入口にそれらしいサインがあった。
街頭で見かけた胡散臭いチラシと同様の『スタンド使いにしか見えないネオンサイン』が煌々と光っている。
読むと……
┌─────────────────────────────────────
│    『アリーナ:セクションX-II 興行中』

│           『挑戦者募集中』

│ 『このサインを読める方の挑戦をお待ちしております』
└─────────────────────────────────────
と書かれている。
おそらくは、アレが目的の場所だろう。

そして、それが目に留まったとほぼ同時だろうか?水瀬は後ろから突然、声をかけられた。

少年の声「お姉さん、お姉さん。お姉さんはあのサインが見える人?」
少年の声だ。

343 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2018/12/30(日) 16:22:22
>>342
「う、うわァ〜〜っ!胡散臭ぇえ〜〜ぇぇェェ!!
セクションXー『II』〜〜ーっ?

続編商法されても某は知らないからピンとこないんだが〜〜ッ!
10年ぶりにあのゲームの新作が登場でメシウマーッと思いきや、
案の定ハードがスマホのソシャゲでズッコケなんだがぁ〜〜ッ!
それに大体世界一ピュアなキスをする『アレ』も『Ⅹ-2』になったら途端につらぽよでぇ〜〜!」


目の前に現れた看板の文字、誰に語るわけでもなく懐疑的な意見を発していたらーー


> 少年の声「お姉さん、お姉さん。お姉さんはあのサインが見える人?」

「んあ〜ッ!ヒ、は、はい!
いや、『スマホ商法』最高ですよね…すみません」

背後を振り向きます。

344 『セクションX-IIからの挑戦状』(仮) :2018/12/30(日) 16:54:08
>>343
振り向くと……美少年がいた。

なんてったって美少年である。

金髪碧眼!中性的で端麗な顔立ち!年齢15歳くらい!丁寧な刺繍がされたパリッとした衣装!なんかシュッとしてスマートで少し小柄な体型!

人生ボーナスゲームか、この野郎!(GMの表現能力の限界)

act.1
少年 (あ〜、ちょっとヤバい人に声をかけちゃったかな) と言う顔。

act.2
少年 (まぁ、気を取り直して) という顔。

act.3
少年 「お姉さん、あのサインが見えてるね。『僕らへの挑戦者』ってわけだ。僕ら、セクションX-IIの。」

act.4
少年 「ついてきてよ。興味あるなら、案内するよ。」

そういうと、少年は『怪しい倉庫』の入り口へ歩き始めた。水瀬を手招きしている。

345 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2018/12/30(日) 17:33:04
>>344

「フヒッ!す、すみません何処かでお見かけした記憶があるのですか、
どのメーカーの『乙女ゲー』に出演されって、ええ〜現実っすかコレ……」

突如として現れた絵にも描けないような『美少年』に思わず言葉を失うが、
どうやら彼が『小銭稼ぎ』の相手らしい。
掛けているアンダーリムのメガネのブリッジを上げる行為を『スイッチ』とし
ダダ漏れになっていた『クソ松』なオタクを閉じ込め、何処にでもいるアラサーの女に切り替え.

「んっ、ありがとうございます。
それではお言葉に甘えてお邪魔します」

少年に続いていく。

346 『セクションX-IIからの挑戦状』(仮) :2018/12/30(日) 18:05:28
>>345
倉庫の入り口へと歩きながら、少年は話していく。

少年「僕はアレックス。
    『セクションX-II』の看板っていうのかな、そんな感じのことやってる。」

少年「お姉さんは、今回のお仕事と言うか、『アリーナ』は初めてだよね。」

少年「『アリーナ』は簡単に言うと『スタンド使いのバトリング』というか、『闘技場』だよ。
    スタンド使い達のバトルを放映して、収入を得ている団体。」

少年「まず、お姉さんには『ランカー』として登録してもらった後、
    こちらのスタンド使いたちの中から一人を指名してもらう、
    その人と戦って、勝てば丸儲けだし、負けても怪我は治してもらえる。
    あとは……」

>>333-335のルールを説明された。

少年「なにか『アリーナ』について、質問はある?なければすぐに登録に移っちゃうけど。」

話しているうちに倉庫の入口へと着いた。

ここを越えると戻れない気がする。

347 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2018/12/30(日) 18:39:01
>>346

「はあ、なるほど、

(地下闘技場で超能力者同士が戦う映像を肴に悪い金持ち達が酒を呑むとか、
ジャンプ的な展開キタコレ!キマシタワァァァァ〜〜〜!
『スタンド』ってあの『中二病』みたいな奴でござろう!
小生の中の中学二年生が荒ぶってるでござるよぉ〜!ハイハイハイハイッ!!
他人が殴りあってるのを眺めて悦に浸る悪いお金持ちのことなんか、
小生はこぉぁるェェ(巻き舌)ぽっちも知りやしませんが、
買ったらお小遣いをゲットってビッグドリームですぞい!
『お正月ガチャ』が控えてるこの時期に臨時収入はでっかいでーす!
小生、今年は多忙で『夏』と『冬』に開催される、異臭漂うオタク百鬼夜行な『アレ』の参加を見送ったのでェェーーーッ!
ここでの『ガチャ代』はメシウマーーーーーーッ!!
此処はやるッキャ騎士(ナイト)ォォ!!!)

ルールは把握しました。ご説明ありがとうございますフヒッ」


脳内を駆け巡る金銭欲と承認欲求で混濁とした邪な感情などおくびにも出さず、
澄まし顔で『アレックス』の話に頷きを挟む。
『水瀬留美子』は浅ましい人間ではあるが、ある程度の『擬態』なら出来る。


「ならばひとつお尋ねしたいのですが、
その『闘技場』にはこちら側が希望する『ギミック』を設置することは可能なのでしようか?」

348 『セクションX-IIからの挑戦状』(仮) :2018/12/30(日) 18:54:04
>>347
>「ならばひとつお尋ねしたいのですが、
>その『闘技場』にはこちら側が希望する『ギミック』を設置することは可能なのでしようか?」

少年「うん、可能だよ。希望することはできる。」

少年「ただまぁ、こっちもコレがアレだからね」(お金のハンドサイン)

少年「あまりに有利すぎるギミックとかはダメ。一方的な試合とか観客的にコレでしょ。」(テンションsageのサイン)

少年「なにごともバランスってヤツだね。」

少年「希望が叶うかは審判次第、ってとこかな。『誰を相手にするか』でも変わるかもしれない。」

少年「そんなとこだね。」

349 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2018/12/30(日) 19:03:15
>>348
「承知しました。ならば大丈夫です。
『闘技場』のお話お受けいたします。書類の提出が必要ならはサインしますが」

350 『セクションX-IIからの挑戦状』(仮) :2018/12/30(日) 19:18:54
>>349
少年「グッド!」

少年「ザビエル!新規の挑戦者さんだよ!」
少年が倉庫の入り口へと声をかける。

すると、

   ヒュウ……

と風が吹いたかと思うと禿頭(トンスラ)の男が立っていた。

ザビエル「お話、聞かせていただきました。」

ザビエル「この度のアリーナへの登録、誠にありがたく存じます……」

ザビエル「それでは、こちらの書類へとご記入ください。」

↓ のような書類が出された。結構適当である。

┌─────────────────────────────────────
│ ========================================================================
│ ◇『異名』(+適当なカッコいいルビ)
│ ========================================================================
│ ランカー名:『登録名』
│ スタンド名:『スタンド名』
│ 入場曲:『入場曲』
└─────────────────────────────────────

ザビエル「現在登録中のランカーは、>>336-338になります。」
あなたは、>>336-338の情報を得てもよい。

ザビエル「ただ幾人かは、休暇中につき、実際に戦えるのは以下の○がついたメンバーになりますね。」

┌─────────────────────────────────────
│『セクションX-II』戦闘員リスト

│ ○『皇帝之意思』の『キサンドリア』
│ ×『死風迅来』の『ザスター』      →休憩中
│ ○『終焉一刀』の『シャビ・トーレス』
│ ×『大海笑』の『エクサーツ』      →休憩中
│ ○『世中金哉』の『ゼニア』
│ ×『移気揚々』の『シュシュ』      →戦闘不能
│ ○『修羅竹林』の『チュソ・ジョーンズ』
│ ○『猿陣全開』の『エックス・ワイルド』
│ ○『材産木録』の『ザイモックス』
│ ×『私刑鞭』の『イグジビット』     →休憩中
└─────────────────────────────────────

351 『セクションX-IIからの挑戦状』(仮) :2018/12/30(日) 19:20:04
>>350 追記

ザビエル「どなたと対戦なさりたいか、お選びください。」

352 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2018/12/30(日) 23:58:44
>>350

「ザ、ザビエルって宣教師の方じゃあないですよね。
それじゃあ、この『シャビ・トーレス』というのをお願いします」

突如現れた愉快な髪型の人間に動揺しつつも、書類に必要項目を書き込んでいきます。

┌─────────────────────────────────────
│ ========================================================================
│ ◇『黒女王』(コールタール・ウィッチ)
│ ========================================================================
│ ランカー名:『水瀬留美子』
│ スタンド名:『ブラックボトム・ストンプ』
│ 入場曲:『ttps://m.youtube.com/watch?v=G6earlGo0b0』
ジェニーハイ/片目で異常に恋してる
└─────────────────────────────────────

353 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2018/12/31(月) 00:29:21
>>352
あなたは『終焉一刀』の『シャビ・トーレス』に挑戦希望をした。
どこからともなくBGMが流れた。

BGM:ttps://www.youtube.com/watch?v=M4ITkPRHlxk

============================================
          ラスト・ブレード
          『終焉一刀』

          シャビ・トーレス
         『Xavi Torres』
============================================

ザビエル「それでは失礼して……『ザヴィエル・ラッド』!」

       ドシュゥッ!

水瀬の身体の中を『一陣の風』が通り抜けた気がした。だが、それによる違和感は特にない。

ザビエル「……登録作業は、以上でございます。」

ザビエル「それでは、お入りください。」

倉庫のドアが開き、入るように促される。水瀬を祝福するかのように、通路の光がこぼれ出た。

ザビエル&少年「ようこそ、『アリーナ』へ!!」

この先に待つのは栄光だろうか?それとも挫折だろうか……?

    → To be continued......

354 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2018/12/31(月) 08:43:08
>>353

「うおっ、まぶし!
っていきなりバロォースタート!?」

あまりの手際の良さに驚いたりしたが、善は急げだ。

「ウヒヒ…、まさかこの歳で『トーナメント』デビューするとは、ヒヒッ。
いやあ修羅場という修羅場をくぐり抜けてきた拙者も興奮を隠せないでござるなぁぁ……フヒッ!」

誰に言うわけでもなくポツリと呟くと、意を決し『闘技場』へと進んでいく。

355 <削除> :<削除>
<削除>

356 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2018/12/31(月) 09:07:41
>>355
意を決して、『闘技場』の通路を進んでいった……。

……

今、あなたは『アリーナ』の青コーナーへと続く通路にいる。

アレックス少年やザビエルは『アリーナ』の準備があると言い、途中で別れた。
今、傍らにいるのは、選手のサポートをするという、『黒い背広の女』だけだ。

黒い背広の女「『入場』の『合図』があるまで、この通路でお待ちください。」

黒い背広の女「今回の勝負は両コーナーからの開始となります。
          入場後、青コーナーで『開始』の『ゴング』をお待ちください。
          『ゴング』が『戦闘開始』の『合図』です。」

薄暗い通路の先に、鉄網と青いラインの引かれた道が見えた。
この道を真っ直ぐ進めば、『闘技場』の青コーナーに入場できるのだろう。

黒い背広の女「入場パフォーマンスの有無は任せます。気軽にご提案ください。」

入場パフォーマンスを提案するとセッティングしてくれるようだ。
君は提案してもしなくてもいい。

黒い背広の女「これが、戦闘前の最終確認となります。何か疑問点・要望があればお受けいたしますが……。」

何か質問をするなら今のうちかもしれない。

┌───────────────────────
│ →よし待とう
│   考えながら待とう
│   ダイナミックエントリー!
└───────────────────────

357 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2018/12/31(月) 10:15:33
>>356

「入場パフォーマンスは

(陰キャの某には荷が重いですぞぉぉォッ!
そんな『ウェイ』な事、とても考えつかないでござる〜!おろろォォ〜!
此処は『アリーナ』にお任せするのが確実だと思うんだがー)

特に希望はないです。お任せします。
ちなみに何ですが『闘技場』の床の材質はどうなってるのでしょうか?
もう出てしまった以上、今確認しても仕方ないのですが一応念の為に、ね。
フツーに『地面』だと凄く助かるのですが、フヒ」

質問は以上だ。入場の合図を待つ。

358 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2018/12/31(月) 10:31:44
>>357
黒い背広の女「今回の床は……『マットレス』となっておりますね。」

黒い背広の女「タイル状の『マットレス』を敷き詰めた形になります。」

黒い背広の女「ですが、『マットレス』を剥がせば、『地面』が現れるかもしれませんね。なにぶん工事が雑ですので。」

と答えられた。

359 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2018/12/31(月) 10:34:54
>>357
待っていると、『ステージ』からの声が聞こえた。

       『ワーアー!  ワーアー!』

通路の先で、ギラギラと輝く照明が、マットレス敷きの『ステージ』を照らしている。

   「レディィィス ゥアアアンッ ジェントルマアアンッ!」

   「本日の実況はわたくし!謎の覆面解説『レディ・Q』であります!」

         「副実況はわたくし!『セクションX-II』の『ザビエル』です!」

   「みんな!今日は大晦日年越しアリーナに来てくれてありがとうぉぉぉぉぉぉ!!」

      『ウオオオオオオオオオオオオッ!!』
      歓声が響く。

   「みんな!年越しには血沸き肉躍るバトルが見たいよなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

      『イェェェェェェェェェェェス!!』
      歓声が響く。

   「そんな今宵のバトルに来てくれた挑戦者が1人!」

   「羊の皮を被った狼か!はたまた羊の皮を被った羊か!」

   「自分が悪いのか!世の中が悪いのか!どす黒い闇の女王!」

      『ウオオオオオオオオオオオオッ!!』
      歓声が響く。

   「その名も! その名も!」

                     コールタール・ウィッチ
   「青コーナアアア――ッ!   『黒女王』ッ!
           『ブラックボトム・ストンプ』の『水瀬 留美子』――――ッ!」


BGM:ttps://m.youtube.com/watch?v=G6earlGo0b0


  入場曲が耳を弄するほどの轟音で鳴り響く。
  『入場』の『合図』だ。『ステージ』へと入るタイミングだろう。

君はすぐに入場してもいいし、ちょっと待たせてもいい。

┌────────────────
│ →準備オッケー!
│   ちょっと待って
│   そうだトイレに行っておこう
└────────────────

360 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2018/12/31(月) 12:19:18
>>358-359

「ん?ごめんなさい、聴こえなかったんですが。
ええい、ままよ!」


心臓が口から飛び出そうな程緊張しているが、せっかく『お膳立て』してくれたのだから、
せめて『黒女王』の渾名に相応しい立ち振る舞いを見せまいと悠揚迫らぬ様子で、ゆっくりと闘技場へと歩いていく。



「フフッ、ど、どうも。どうも。
こんな感じでよろしいんですかね、イェイ」



湧き上がる観客に手を振って応じ、
所定の位置を確かめる為に足元へと目を落としたが、先程歓声にかき消されよく聴こえなかった『黒い背広の女』の回答を理解するーー


「…ッて、
お、
おイイイイイィィィィィィィーーー!!
床に『タイル』ビッシリなんですけどオォォオォォオォォォーー!!!
私、聞いてないんですけどオォォオォォオォォォーーーー!!!
私、こんな足場じゃあ『逆刃刀』を奪われた流浪人なんですがアァァァァァァァーー!!!
薫殿と一緒に東京に帰れないし『紅蓮腕』でワンパンですがァァァーーー!!
この下に徳川埋蔵金でも埋まってるんですか、この野郎オォォオォォオォォォ!!!!!」


床がマットレス貼りという想定外の事実に、思わず押し殺していた『オタク』の人格が一気に噴きあがり、
周囲の観客の存在を忘れ、インターネットでよく見る『銀』の『アレ』が好きな『オタク』みたいなリアクションを取ってしまう。


「こ、これはマズイ!!マズイ!!
あ、あわあわあわあわあわあわあわあわあわあわ」

361 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2018/12/31(月) 13:15:01
>>360
『レディ・Q』 「……」

   ザビエル「……」

      観客『……』

君のリアクションに会場内が一瞬、シィンとなる。

『レディ・Q』 「え、えー。」

『レディ・Q』 「青コーナー、『黒女王』。早くも個性的な面を見せておりますが!」

『レディ・Q』 「この中に一体どんな獣性を秘めているのか、期待が持てるところであります!」

『レディ・Q』がなんとかフォローのコメントを絞り出した。

ステージ内は以下のような感じだ。

〜〜〜地図〜〜〜

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□水□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』

362 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2018/12/31(月) 13:16:38
>>361
「一方!一方! 戦闘集団『セクションX-II』からの刺客!」

「手にした刀で終わらせる!おしとやかな外見に隠された切れ味鋭い闘志!」

                    ラスト・ブレード
「赤コーナアアア――ッ!    『終焉一刀』ッ!
              『シャビ・トーレス』の『我道 戦』――ッ!」

BGM:ttps://www.youtube.com/watch?v=8iSG4jIUkcU

入場曲と共にしずしずと、一人の女が対面の位置から姿を現す。

女の姿は武道着に袴、古きよき時代の和装戦闘服と言った佇まいだ。

我道戦「よろしくお願いします。」
女は水瀬の方に丁寧な礼を行った。

   『 イクサッ! イクサッ! イクサッ! 』

   『 今日も真っ二つでお願いするよー! 』

   『 サムラーイ!ショウダウン! 』

   観客から応援の声が上がっている。

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□戦□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□水□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』
戦:我道戦『シャビ・トーレス』

363 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2018/12/31(月) 20:38:13
>>362
「ハッ!驚きのあまり『腐女子』のテンプレみたいなリアクションをォ…ォォ。
私とした事がぁぁ〜〜〜〜、こんなんじゃあ切ない夜なのにあの人の笑顔を思い出せないよォォ〜〜!」


1人頭を抱えながら闘技場内に流れる大昔のアニメソングの歌詞を引用し
今、全身を支配するこの『羞恥心』を言語化する事で、一刻も早く消し去ろうと試みる。


「ああ〜ッ!よろしくおねがいしますゥゥ!
その、わざわざ『そばかす』を入場曲にするって事は好きなんですか?『流浪人』の漫画ぁぁぁ?

私も世代なので勿論愛読してはいましたが、
やはり『流浪人』よりも『元・新撰組』や『ミイラ男』の方が好きですかね!
『主人公』は『鉄の棒』で人の頭殴っておいて『殺さず』は今考えたら流石にどうかと思いますし!
それに、言っている事は欺瞞に満ちてると思うんですよ!!!!

今『月刊誌』で連載している『新作』も最初は楽しみにしていたんですが、
作者が『児童に関心』で『書類送検』を起こした件ですっかり興が削がれてしまいましたな!!」

オタクが『同士』を見つけた時に駆け寄るスピードは光よりも速い。
数秒前の『失態』の事など既に消え失せた。自分の知っている『アニメソング』を流した『サムライ』とコミュニケーションを取ろうと試みる。

364 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2018/12/31(月) 21:57:12
>>363
   我道戦「そうですね。
        好きなものは好きなんですよ。
        それに、たとえ作者が間違いを犯したとしても、
        その作品には罪はないと思っていますし……。」

『レディ・Q』 「えーっと、試合前の交流はいいことだけどもーーー!
         時間が押してるので、そろそろゴング鳴らしちゃうぜーーー!」

   我道戦「ふふっ……よい勝負にしましょう。」

『レディ・Q』 「それではー! 両者構えて!」
『レディ・Q』 から『構え』の合図が出た。

『レディ・Q』 「ルールはいつも通り!」

『レディ・Q』 「闘士はスタンド使い! 一対一! 殺しは抜き!」

『レディ・Q』 「両者ともにスタンド以外の武器はなし!」

『レディ・Q』 「ナイスファイトを期待してるよォ――ッ!」


   我道戦「『シャビ・トーレス』!」 シャキィィン!

   『構え』の合図とともに、我道がスタンドを発現した。
   『シャビ・トーレス』……噂通りの日本刀のスタンドだ。なのだが、刀身が妙に『赤黒い』……。まるで『鬼滅のなんたら』の刀のようだ。

365 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2018/12/31(月) 22:11:58
>>363
『レディ・Q』 「それでは開始します!」

『レディ・Q』 「レッツ!」  「STAND & FIGHT !!!」

        『カァアア――ンッ』

      開始のゴングが鳴った! 戦闘開始だ!


   我道戦「参ります……!!」

   バッ……我道がその日本刀のスタンドを上段に構えた。

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□戦□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□水□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』
戦:我道戦『シャビ・トーレス』

366 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2019/01/01(火) 20:37:15
>>364
「か、刀ァァァー!!!キタコレーーー!!!!
日本刀を擬人化したボーイズラブなユニットが紅白歌合戦で歌うこのご時世に『日本刀』ォォーーーーーッ!
『スタンドガチャ』の『SR』来ちゃったァァーーーーー!
その『ガチャチケ』は何処で手に入るのですかなッ。
我も是非おこぼれに預かりたいですな!!!」


『我道戦』が発露した見るからに禍々しい『それっぽい』日本刀に思わず大興奮。
メガネのツルを上下に動かし、じいっと凝視。


「我は基本的に『売れ線』に走りがちなのですが、元々は『雑食』ッ!!
『ジャンプ』は勿論、『BL』やゴリッコリの『エロ』もなんでも食うポリバケツですがぁぁーーーーーッ!!
こんな『ネタ』を提供されてしまったら、来年の我の『薄い本』が厚くなってしまい、アッーーーーーー!!!!!!!」


ゾギョン


≪パミィィーーーーッ!≫

傍に『ブラックボトム・ストンプ』を発現。
鼻息荒げながら、『我道戦』との距離を詰めていく。

367 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/01(火) 21:27:32
>>366
    ≪パミィィーーーーッ!≫

君は刀を凝視しつつ、スタンドを発現し、我道に接近!!

「面白い方……」
彼我の距離 11m!

「……そして、来ますか!
 この『シャビ・トーレス』に正面から!」
我道が刀に力を込めたのが見える。

彼我の距離 10m!

「ならば応えましょう!」
我道の上段に構えた刀がゆらりと揺れたかと思うと……

彼我の距離 9m!   だが、まだまだ刀の届く距離では……

「壱の太刀!」
刀がフッと高速で振り下ろされ……(スピード:B)

「赤閃ッ!」
       ビュンッ!
なんと!縦一文字の『赤い剣閃』を放った!

     シュパーーーーーーーーーーーーッ!
『赤い剣閃』が水瀬へと迫ってくる!
直線的ではあるが、人の剣技とは思えぬ、かなりのスピードで!(スピード:B)

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□戦□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□↓□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□↓□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□↓□□□□□■∴
∴■□□□□□閃□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□水□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□↑□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□↑□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□↑□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』
戦:我道戦『シャビ・トーレス』
閃:赤い剣閃。水瀬目がけて一直線に飛んでくる。

368 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2019/01/01(火) 22:02:41
>>367
「オゲェーーーー!!百八煩悩砲ーッ!!
第1話で飛ぶ斬撃ィィィィィィィーーッ!!ありえないッ!
初手でそんな大技を使ってくるとは『アリーナ』は初心者に厳しいのだがーッ!」

想像の片隅にはあったが、いきなり飛来して来た『飛ぶ斬撃』に驚愕の声を漏らす。

「だが」

その軌道は偉く『直線的』な上、『縦一文字』だ。いくら速度があろうともこの距離なら避けるのは容易い筈。
大きく、一方(左)斜め前に前進し回避ッ!


「そしてッ!こちらも『壱の秘拳』って!
えーっと、ええい『炎殺黒龍波』ァァーーッ!!」

『ブラックボトム・ストンプ』のその小柄な体躯に似つかない獣のような膂力を用い、
床に貼り付けられた『マットレス』をPK戦のサッカー選手のように蹴り上げ、
その精密さを活かし刀を振り回してる『我道戦』めがけ吹っ飛ばす。(ついでにマットレスの下の『床』を確認したい)

369 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/01(火) 22:42:53
>>368
高速で飛んでくる『赤い剣閃』に対し、回避を選択!

     ビシュンッ!

すんでの所で回避は成功!
水瀬の真横を『赤い剣閃』は奔っていった!

我道「なるほど……少し間合いが甘かったですね。
    逆を言えばもう少し、近づけば……でしょうか。」

>その精密さを活かし刀を振り回してる『我道戦』めがけ吹っ飛ばす。
そして、反撃に『ブラックボトム・ストンプ』でマットレスを吹き飛ばす!

    バッコォォォン!!!

我道「ふむ……マットレスを飛び道具に……。
    しかし、間合いの甘さはお互い様と言ったところでしょうか。」

スッ……

スピードと間合いの関係もあってか、我道は無駄な動きもなく、かなりの余裕をもってマットレスを回避した様子だ。
しかし、移動スピードは人間並み……と言ったところだ。
先程の剣技のハンドスピードと比べると、そのスピードは圧倒的に劣っている。

そして、お互いに近づいた結果!
彼我の距離 5m!

我道「この距離ならば……!」
チャキッ……我道が刀を構え……

>(ついでにマットレスの下の『床』を確認したい)
横目でちらりとマットレスの下を確認する……マットレスの下は『地面』だ。『土』の『地面』がある。

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□◇□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□戦□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□◆□□□柱□■∴
∴■□□□□水□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
◇:飛んでいったマットレス。
◆:地面。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』
戦:我道戦『シャビ・トーレス』

370 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2019/01/02(水) 18:11:08
>>369

「オーホッホホ!オーホッホホ!!
また斬撃が来るのですかな。こりゃあ参りましたな!
これは某もここから『名誉卍解』しなければならないですな!
さーて、来週のマットレスの下はッ!」

剥がした床の下の『地面』を一瞥し、『沼』化できそうか確認しておきたい。
(ある程度『砂』があるのならば可能な筈)


「あーッ!ヤバイッ!果たしてこれはッ!どうなってしまうのでしょう。
こんなに怖い思いをしたのは中学生の時に初めて『アニメショップ』に入った時以来ですゥー!
ふへへ、ふへッ!
偉い人も『虎の穴に入らずんば薄い本を得ず』と申しましたがッ!
やっぱり、こ〜わ〜い〜!おろろ〜!!!!!」


『飛ぶ斬撃』が来ると予想したが、やはり怖いッ!
なのでここは一度、足を止め『我道戦』の様子を見る。

371 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/02(水) 19:32:55
>>370
>剥がした床の下の『地面』を一瞥し、『沼』化できそうか確認しておきたい。
『沼』化できそうだ。

>なのでここは一度、足を止め『我道戦』の様子を見る。
君は足を止めて、相手の様子を見る。

相手は……

我道戦「……取りに行く!」
一足で一気に距離を詰めながら、斬り込んできた!

我道戦「壱の太刀!」
刀がフッと高速で振り下ろされ……(スピード:B)
       ビュンッ!

我道戦「赤閃ッ!」
水瀬目がけて縦一文字の『赤い剣閃』を放った!
やはり速い……!(スピード:B)

     シュパーーーーーーーーーーーーッ!

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□◇□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□↓□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱↓□□□□□□■∴
∴■□□□□↓□□□□□□■∴
∴■□柱□□戦□□□□□□■∴
∴■□□□□閃◆□□□柱□■∴
∴■□□□□水□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
◇:飛んでいったマットレス。
◆:地面。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』
戦:我道戦『シャビ・トーレス』
閃:赤い剣閃。水瀬目がけて一直線に飛んでくる。

372 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2019/01/02(水) 19:54:54
>>371
質問です。『我道戦』は一足で一気に距離を『3m』移動したのですか?
(マップ情報を見た限りではそう思えましたので)
大変お手数ですが回答をよろしくおねがいいたします。

373 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/02(水) 20:08:05
>>372
>質問です。『我道戦』は一足で一気に距離を『3m』移動したのですか?
YES。
待ちの水瀬に対し、飛び込み斬りに近い形で一気に移動してきた。
待ちの態勢を取っていたので、近づかれる前に反応のレスをしてもいいが、接近されることには変わりがない。

374 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2019/01/02(水) 20:37:40
>>371>>372

「キターーーッ!!『飛飯綱』ッ!

ひょっとして貴女は『石動雷十太』先生のフォロワーなのですかッ!
確かに『先生』は周りが『チャンバラ』やってる最中、1人『飛び道具』を使って『ガチ感』を出していたのですが、
いかんせんメンタルが豆腐で、『流浪人』風情に敗北してしまいましたがッ!」


先程と違い既に『飛ぶ斬撃』は見ているし警戒もしている。
『様子』を見るという事は『警戒』すると言う事だ。
こちらも『案山子』ではないのだから、『我道戦』が『人並み』のスピードで一気に『3m』のも距離を詰めてきたのならば、
流石にこちらも何かしらの『反応』ができる筈だ。
なので一方的に『零距離』まで移動される事はないだろう。


「ンフォッ!妊娠確実ッ!
先生!日本の剣術の未来の為、我に力をッ!!!」


更に言えば、『斬撃』はまたも『縦一文字』で、その軌道はひどくわかりやすい。
なので必死で斬撃をマットレスを剥がした方向へと回避し、
『ブラックボトム・ストンプ』に生えている『尻尾』を振るい地面スレスレでの軌道の『足払い』を『我道』に放ち転倒させたい。

375 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/02(水) 21:39:58
>>374
君は『赤い剣閃』を回避しつつ、スタンドの『尻尾』での『足払い』を仕掛ける!

まず、『赤い剣閃』の回避……成功!
水瀬の横を『赤い剣閃』は奔っていった!

そして、スタンドの『尻尾』での『足払い』……!

我道戦「ハンドスピードはこちらが上!」

だが、我道もまた『案山子』ではない。
振り下ろした刀を素早く返し……(スピード:B)

我道戦「壱の太刀!」
   ヤバい!これは『尻尾』と『交差するような横軌道の斬撃』……!(スピード:B)
                  『尻尾』を引くべきか?引くべきではないか?

       ビュンッ!

我道戦「赤閃ッ!」
   しかも、同時に『赤い剣閃』を放とうとしている!
                  『横軌道』の『赤い剣閃』!

      ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
おそらく『どちらかには当たってしまう』。

水瀬とスタンドに取捨選択を迫る『通常の斬撃』と『赤い剣閃』!!

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□◇□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□柱□□戦□□□□□□■∴
∴■□□□□刀黒□□□柱□■∴
∴■□□□□□水□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
◇:飛んでいったマットレス。
◆:地面。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子
黒:『ブラックボトム・ストンプ』(◆地面の上)
戦:我道戦
刀:『シャビ・トーレス』(『赤い剣閃』を放ちながらの斬撃)

376 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2019/01/03(木) 20:07:15
>>375

質問です。

・我道は速度差を用いてこちらが『尻尾』を振るうと同時に刀を素早く返した、とありますが
この『軌道』は『横薙ぎ』のような斬りかたと考えてよろしいでしょうか?
また水瀬は斬りはらいと同時に『赤閃』を出すのを予期したとの事ですが、
これは『我道』が「赤閃」と言葉を発した事で直感的に予期できたという事ですか?
それとも『日本刀』から『赤閃』の予兆が見えたのでしょうか?あるいはもう放たれてますか?

また『赤い剣閃』は通常の『斬撃』の軌道をなぞる様に放たれる、と描写されていますが、
同じ軌道で放たれるならば延長線上にいる『ブラックボトム』と『水瀬』の『取捨選択』の意味がよくわかりません。
大変お手数ですが、ご返答の方よろしくおねがいします。

377 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/03(木) 20:47:20
>>376
>・我道は速度差を用いてこちらが『尻尾』を振るうと同時に刀を素早く返した、とありますが
>この『軌道』は『横薙ぎ』のような斬りかたと考えてよろしいでしょうか?
『横薙ぎ』に近いが、ななめ要素もある。
少なくとも『ブラックボトム・ストンプ』の尻尾と交差する軌道。
地図で言う『刀』の位置から『黒』の範囲を斬ろうとしている。

>また水瀬は斬りはらいと同時に『赤閃』を出すのを予期したとの事ですが、
>これは『我道』が「赤閃」と言葉を発した事で直感的に予期できたという事ですか?
>それとも『日本刀』から『赤閃』の予兆が見えたのでしょうか?あるいはもう放たれてますか?
『日本刀』から『赤閃』の予兆が見えた。刀から『赤い何か』が放たれつつある所。

>同じ軌道で放たれるならば延長線上にいる『ブラックボトム』と『水瀬』の『取捨選択』の意味がよくわかりません。
・我道と『ブラックボトム』との戦闘を中心に描写しているが、
 『赤閃』の範囲的に、場合によっては、『ブラックボトム』の後ろにいる『水瀬』も巻き込まれるということ。
・何を避けて、何を避けないのか、『取捨選択』をする必要があるということ。
・少なくとも『無傷で全てを避ける』のは難しい状況であるということ。
を表現したかったのですが、伝わらなかったら、申し訳ありません。

378 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2019/01/03(木) 21:47:23
>>375

「ンゴ〜〜wwwwww
なんという挙動の速さッ!我でなければ見逃してしまうニキ〜〜ッ!
た、助けてくれメンス〜〜!!!」


いくら『速度差』があるとはいえ、こちらの行動の間に『二挙動』を行えるとは全くもって『想定外』だ。
この先も同じような手で責められたら、『泥沼』だ。


「なあんちゃって」


あえて『足』ではなく『尻尾』を使って攻撃を仕掛けたのには理由がーー『ある』。
床に触れる軌道で『尻尾』を振るったのは、露出した『地面』に触れる事で『底なし沼』化する為だ。
(>>374メル欄)
振るった『尻尾』を持ち前の『精密さ』を活かし、『底なし沼』化した『地面』の中へとズブブと沈め、迫る横薙ぎの『斬撃』を『空振り』させ回避する。


交差する『尻尾』の先目掛け放った『斬撃』と同じ軌道の『飛ぶ斬撃』が『スタンド』の真後ろにいる『水瀬』に当たるとは到底思えない。
『尻尾』を狙った軌道はかなり低いはずだ。
ならば『赤閃』は『床』に向かって進んで行き、水瀬は勿論『ブラックボトム』にも届かずそのまま『床』を切り裂くだけに終わる筈。
ーー『取捨選択』など必要ない。これだけで回避できる。


「ハァーッ! ハァーッ!ゼーッ!ハァーッ!
格ゲーでェー!『必殺技』使いがちな奴はァー!
ガードされた時の『硬直時間』を軽視しがちィィィィィヒィィィィィィィ!!
拙者は『ウメハラ』なんだッ!誰がなんと言おうと『ウメハラ』なんだッ!ウヒヒ!!」

≪パァミイィィィィィィィーーーーー!!!≫


ビチャ!ビチャ!ビチャ!


そして『底なし沼』に潜らせた『ブラックボトム』の尻尾を払い上げ、
『沼』の中に存在する『コールタール』のようにどす黒い『泥』を飛ばし、
思い切り刀を振り抜き硬直しているであろう『我道』目掛け『泥』の『目潰し』を放つ。

379 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/03(木) 23:11:03
>>378
>交差する『尻尾』の先目掛け放った『斬撃』と同じ軌道の『飛ぶ斬撃』が『スタンド』の真後ろにいる『水瀬』に当たるとは到底思えない。
>『尻尾』を狙った軌道はかなり低いはずだ。
>ならば『赤閃』は『床』に向かって進んで行き、水瀬は勿論『ブラックボトム』にも届かずそのまま『床』を切り裂くだけに終わる筈。

ちょっと位置関係を整理します。

[上から見た図]
 戦
 刀黒
   水
 ↑

[↑方向から見た図。簡略化のため、剣閃は画面に対し垂直方向に進むものとする。]
刀の軌道(実際はもう少し横薙ぎだが)


  \
   \――― ←回ってくる尻尾の足払い
――――――
地面   \
       ┘
      剣閃はこの方向(床)に進むわけではなく、画面に対し垂直方向に進む。

という処理なのですが、納得いきますか?

(納得いかないようでしたら、そちらの解釈を優先します。長い議論は不毛なので。)

380 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2019/01/03(木) 23:39:57
>>379
こちらの質問不足にも一因はありますが、
現在に至るまで『剣閃』の方向や軌道に関する明確な描写がなかったですし、
この局面で『斬撃』と『剣閃』の軌道が違うと言われてもやはり納得できません。
我を通す形になってしまいますが、今回のレスだけは私の解釈を優先して判定して頂きたいです。

また危険度難易度CCとは言え、解釈違いですれ違った結果、ペナルティを追うのだけは避けたいので、
今後、『斬撃』と『剣閃』の方向性が違う場合は描写を希望します。
大変申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

381 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/04(金) 05:12:01
>>380
>今後、『斬撃』と『剣閃』の方向性が違う場合は描写を希望します。
極力努力はします。しかし、希望に沿えないケースもあるでしょう。

>>378
君のスタンドは尻尾に迫った『斬撃』と『赤い剣閃』を『底なし沼』に沈めて回避した。

         ズブリズブリ……!

   ただ、予想と違ったところが一つ……
   『赤い剣閃』は床を切り裂くものと思ったが、一瞬びしゃりと『赤い何か』が床に広がり、そして消えた。
   床に傷はない……『赤い剣閃』は『斬撃』を飛ばすわけではなく、『赤い何か』を飛ばしているようだ。

そして、君のスタンドは『我道戦』目掛け『泥』の『目潰し』を放つ。(ス精CB)

         ≪パァミイィィィィィィィーーーーー!!!≫
             ビチャ!ビチャ!ビチャ!

我道戦「ぐぅっ……!」
ハンドスピードに優れていてもこれは防ぎきれない。
刀を避けられたのも、『泥』が出てくるのも予想外、液体はなおのこと避け辛い。
『泥』は我道戦の目に直撃した。

我道戦「身を……身を守らなくては……!」
泥を喰らった我道は怯んだかのように一歩下がったかと思うと……

我道戦「『シャビ・トーレス』!」

我道戦「弐の太刀!黒鎧!」
赤黒い刀から『黒い何か』が移動し、我道の身体を覆っていく!(スB)

            ゾワワワワワワワワ

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□◇□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□戦□□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□黒□□□柱□■∴
∴■□□□□□水□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
◇:飛んでいったマットレス。
◆:地面。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子
黒:『ブラックボトム・ストンプ』(◆地面の上)
戦:我道戦『シャビ・トーレス』

382 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2019/01/04(金) 21:38:12
>>381

「おっほォッ!大成功ッ!
実況の『レディQ』氏とオーディエンス様、今の手はどうしでしたかァぁ〜?」


場内を盛り上げる為に上擦った声で精いっぱい喜びを表現するが、
そこで放たれた『斬撃』の『異変』に気付く。


「ややッ!!!これは明らかに異常ッ!!!
名探偵水瀬氏は今のは『血液』なのではないかと思ったんだがァ〜〜。
『血』で『鉄分』をウンタラカンタラしてるのならば、『黒鎧』の正体は『鉄』だと考えらレール!
エリエール!けれどこの推理は頭がしあわせ素肌!
ちなみに私は『サイドギャザー』ですが!!」


『我道』は一旦距離を取り『守り』に入る事を優先した。
顔の『泥』は付着したままーー隙だらけだ。
この機に乗じない手はない。『沼』に落ちた犬は沈める。


「ならば、我も『第二の奥義』を思いつき…ではなく、
使わせてもらいますぞ!

滲み出す混濁の紋章、不遜なる狂気の器、
湧き上がりィ、否定し、痺れ、瞬き、眠りを妨げる
爬行する鉄の王女!絶えず自壊する泥の人形!
あと、えっと、ええい!『黒棺』ッ!!!」


『我道』はわざわざ「守りを固める」と宣言し、全身を『黒い何か』で覆い始めた。
ならば、『何か』の正体が『硬度』を与えるものである可能性は充分にありあえる。
ここから意気揚々と殴りかかったが、『我道』が固かった為ダメージは通らなかった場合を考慮し、ここは殴りかかるのではなくーー


≪パミィィーーーー!!!≫ ガシィ!


『ブラックボトム』の小柄な身体をめいいっぱい捻らせ、その両手で『我道』の足元に敷かれた『マットレス』を力いっぱい引っ張りその上に立つ『我道』を転倒させたい。パス精BCB。
『我道』を覆う『黒い何か』は床を巻き込んでいない。ならば床には『固定』されていない筈だ。
『ブラックボトム』に『鉄板』に穴を開ける程の『膂力』はないが、
『鉄』を持ち上げる程度の『腕力』はある。
なので此処は『ブラックボトム』の能力を『過信』するのではなく、『敵』である『我道』の『言葉』を信じるべきだ。

383 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/05(土) 20:54:36
>>382

   ≪パミィィーーーー!!!≫ ガシィ!

君のスタンドは追撃に我道の足元の『マットレス』を引っ張り上げる!

   ズルンッ

成功!

我道「きゃぁっ!」
目が見えず、顔の泥を取ろうともがいていた我道は……

   ガインッ!

受け身も取れずに転倒した!硬い音を立てながら!

我道「うっ……ぐぅっ……」
我道は転倒した衝撃と顔の泥でもがいている!

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□◇□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□戦□□□□□□■∴
∴■□柱□□□黒□□□□□■∴
∴■□□□□□◆□□□柱□■∴
∴■□□□□□水□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
◇:飛んでいったマットレス。
◆:地面。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子
黒:『ブラックボトム・ストンプ』 (手にマットレス持ち)
戦:我道戦『シャビ・トーレス』(転倒) (◆地面の上)

384 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/05(土) 20:55:44
>>383
   レディ・Q「うーん、これはいい手です!我道選手なすすべなく、スッ転びました!」

   レディ・Q「そして水瀬氏、我道の能力を『鉄』と読みましたが、副実況のザビエルさんこれはどうでしょう!?」

ザビエル「うーん、かなり近い……とだけ言っておきましょう。」

   レディ・Q「それでは、ぶっちゃけの『お年玉クイズボード』を出してみましょう!」

   レディ・Q「当たれば、賞金に『レディ・Q』ちゃんからのお年玉『3万円』をプラス!」

ザビエル「お年玉3万円!これは大きく出ましたね!」

   レディ・Q「これで正解したらスゴイですよ。」

   レディ・Q「なにせ、我道は能力を出す暇をほとんど与えられてませんからね……」

ザビエル「そうなんですよ。『セクションX-II』の一番槍としての本領を発揮してほしい所であります……。」

385 『黒女王』vs『終焉一刀』お年玉クイズボード :2019/01/05(土) 20:59:15
>>384
※○の数は適当。大体当たっていれば正解。不正解のたびに金額が下がる。

  ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
  |                    スタンド名―『シャビ・トーレス』
  |                          本体名―我道 戦
  ├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
  |       破壊力─?         スピード─?※         射程距離─?
  ├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤
  |       持続力─A         精密動作性─?        成長性─E
  ├――――――――――――┴――――――――――――┴――――――――――――┤
  |                能力─ ○○○○○『日本刀』の像のスタンド。
  │                     対象を○○○○○○能力を持つ。
  │                     他者に○○○○○○○○○○○○。
  └──────────────────────────────────────┘
             ※本体の移動スピードはC

    A-超スゴイ     B-スゴイ     C-人間と同じ     D-ニガテ     E-超ニガテ

386 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2019/01/05(土) 23:34:40
>>383-385

『黒い何か』が移った『日本刀』の見た目はどうなってあるのだろうか確認する。
刀身から『黒』が抜けて『赤単色』になっているのだろうか?


「おぉっ!適当に言ったのに『近い』とはー!
フヒへッ!余計に『ガチャ』を回す為にここは水瀬氏いっちょ張り切るんだがー」


『ブラックボトム』と水瀬は共に一歩前進する。
またその際に『底なし沼』を『無視』して移動するようにしておく。


「う〜ん!う〜ん!『我道』氏は私の『同志』ですからねェ〜!
私と同じく『ユニーク』な一面がありますしぃ!
ここは『シャビ・トーレス』の『シャビ』を『錆』とかけていると読んで、
ずばり『我道』氏は『錆』を操る『使い手』だと予想しますぞぉぁ〜〜!」


「あ、そだ」


「ところで『我道』氏ィ、つかぬ事をお尋ねしたいのですがァ〜〜、
『和服』の下って『履かない』って本当ですかぁ?

あッ、いやいや!変な意味はないのですよ!
我はノンケですからなッ!百合は二次元に限ります!フヒッ!
…けれど、もし『ノーパン』ならある意味とても『ラッキー』ですぞッ!」


ただ『我道』を転倒させるのが目的なら『マットレス』を『テーブルクロス抜き』のように最低限の動作で引っ張るだけでいい。
態々、スタンドの体躯を派手に捻らせる必要がない。
勿論、この動作にも理由がーー『ある』。

それは『ブラックボトム』の小柄な身体を派手に捻らせる事で、
そのヴィジョンの延長線上にある全長1mの『尻尾』を『我道』の足元の『地面』に触れ『沼』化する為だ(>>382メルラン)。
上記の行動が成功しているのならば『我道』の足元は既に『1m×1m』の『底なし沼』だ。


「だってオキニの下着を汚さずに済みますからなッ!」


受け身を取れず転倒した『我道』の身体は『沈む』。
『ブラックボトム』の『底なし沼』に『吸引力』などはない為、
『我道』はちょいと身体を使えば這い上がれるだろうがーー


≪パァミィィーーーーー!!!≫

手に持った『マットレス』を間に噛ませ、
倒れている『我道』の身体を思い切り踏み付けて、更に沈める。パス精BCB。
『マットレス』越しに『我道』を蹴れば『黒い何か』が『ブラックボトム』に直接触れる事はない筈だ。

387 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2019/01/05(土) 23:35:26
>>384

┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
  |                    スタンド名―『シャビ・トーレス』
  |                          本体名―我道 戦
  ├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
  |       破壊力─?         スピード─?※         射程距離─?
  ├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤
  |       持続力─A         精密動作性─?        成長性─E
  ├――――――――――――┴――――――――――――┴――――――――――――┤
  |                能力─ 『錆』を纏った『日本刀』の像のスタンド。
  │                     対象を錆び付かせる能力を持つ。
  │                     他者に付着した『錆』はその肉体を蝕んでいく。
  └──────────────────────────────────────┘
             ※本体の移動スピードはC

    A-超スゴイ     B-スゴイ     C-人間と同じ     D-ニガテ     E-超ニガテ

388 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/06(日) 00:09:33
>>386
>刀身から『黒』が抜けて『赤単色』になっているのだろうか?
赤黒いままだ。
(目の付け所は良い。)

>受け身を取れず転倒した『我道』の身体は『沈む』。
我道戦「な、なに……地面がッ!?」
君は!既にッ!地面を『底なし沼』にしていた!

       ガボンッ!!!

我道戦「シャ、『シャビ・トーレス』……能力を解除し……!」
『底なし沼』に沈む我道は能力を解除して、這い上がろうとするが……

>手に持った『マットレス』を間に噛ませ、倒れている『我道』の身体を思い切り踏み付けて、更に沈める。パス精BCB。
君のスタンドの容赦のない『踏みつけ』が我道の体を更に沈める!

我道戦「ガッ……ガボッ……」
もろに喰らった我道戦の姿がみるみるうちに『底なし沼』の中へと消えていく……。

(君はメール欄を見てもよい。)

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□◇□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□柱□□■∴∴
∴■□□□柱□□□□□□□■∴
∴■□□□□戦黒□□□□□■∴
∴■□柱□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□水□□□柱□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□柱□□□■∴
∴∴■□□柱□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床は白いマットレス。一辺の大きさは1x1m。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。
◇:飛んでいったマットレス。
◆:地面。
∴:観客席。
柱:コンクリートの角柱。壊せば壊れる。
水:水瀬留美子(◆地面の上)
黒:『ブラックボトム・ストンプ』 (手にマットレス持ち)
戦:我道戦『シャビ・トーレス』(沈降中)

389 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/06(日) 00:10:09
>>386
   レディ・Q「あーっと!強力な踏みつけが決まったァーーーッ!」

   レディ・Q「我道選手、沈みます!沈みます!これはもう決まったかァーッ!」

ザビエル「うむ、これはもうほぼ決まったようなものですね。」

390 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/06(日) 00:10:53
>>387
   レディ・Q「そして、お年玉クイズボードですが……」

ザビエル「うーん、惜しい!2行目まではほぼ合っております!非常に惜しいのですが、ここは不正解としておきましょう!」

   レディ・Q「ザビエル氏!なにかヒントはありませんか!?」

ザビエル「それでは、ヒント・オープン!ジャカジャン!」

  ├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
  |       破壊力─?〜?    スピード─?※       射程距離─?
  ├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤

   レディ・Q「な、なんと、これは破壊力が変化する系!?」

ザビエル「Exactly(そのとおりでございます)」

   レディ・Q「これは大きなヒントです!」

   レディ・Q「さーて、現在のお年玉金額は『2万円』!ここから当てられるでしょうか!」

  ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
  |                    スタンド名―『シャビ・トーレス』
  |                          本体名―我道 戦
  ├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
  |       破壊力─?〜?       スピード─?※       射程距離─?
  ├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤
  |       持続力─A         精密動作性─?        成長性─E
  ├――――――――――――┴――――――――――――┴――――――――――――┤
  |                能力─サビついた『日本刀』の像のスタンド。
  │                   対象を『サビ』つかせる能力を持つ。
  │                   他者に○○○○○○○○○○○○。
  └──────────────────────────────────────┘
         ※本体の移動スピードはC

    A-超スゴイ     B-スゴイ     C-人間と同じ     D-ニガテ     E-超ニガテ

391 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2019/01/06(日) 20:54:03
>>388


「フヒヒッ!ならば『サビ』つかせる事で『斬れ味』を増すって事ですかなッ!?」


場内に響く『レディQ』の声に答える。
そして沼に沈んでいく『我道』に下卑た笑みを向け、


「フヘア〜、我道氏ようこそ『沼』へぇ〜!
苦しそうですなぁ〜!かわいそうですな〜!
我だってすっごく心が痛いのだがぁぁー!

しかし、ガボガボと溺れる様は『大便器』に顔を押し付けられた『JC』の我にそっくりですなぁ!

単純な暴力や、教科書捨てられたり、制服を『冬のプール』に捨てられたり、
文化祭の打ち上げに呼ばれなかったり、様々なイジメを受けてきましたが、
大抵のイジメは我の『固有スキル』である『寝たフリ』で乗り切りましたがッ!
あの時の『便器』はヒッジョオオ〜に辛かったですぞブヒッ!」


自身のイジメの経験をさも『良い思い出』かのように話し始めるが、
その顔付きは徐々に、徐々に険しくなっていく。

「ーーおっと、我とした事が『黒歴史』を語って自滅してしまいましたぞ。

まッ!我をイジメていた連中は学力も低く全員『大学』には進学できなかったみたいですし、
今頃、キティちゃんのタオルで内装を飾った汚い『軽ワゴン』に、
襟足が伸びた名前の読めない『クソガキ』を乗せて『ドンキホーテ』にでも行ってるのでしょうが!
とりあえず此処は『女剣士様』を『沼』に沈めて『憂さ晴らし』といきますかな」

≪パミッ!パミィィィィーーーーン!!≫


バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!


イジメられた経験が人格を歪めたのか、それとも人格が原因でイジメを受けたのかは最早誰にも分からないが、
この『水瀬留美子』という女は『愚か』で『下劣』な『最低』の人間だ。
瀕死の人間に『追い討ち』を掛ける事に躊躇などーー『ない』。
溺れている『我道』に『ブラックボトム』の蹴りの連打を叩き込み、『再起不能』へと追いやりたい。

392 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2019/01/06(日) 20:56:19
  ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
  |                    スタンド名―『シャビ・トーレス』
  |                          本体名―我道 戦
  ├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
  |       破壊力─?〜?       スピード─?※       射程距離─?
  ├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤
  |       持続力─A         精密動作性─?        成長性─E
  ├――――――――――――┴――――――――――――┴――――――――――――┤
  |                能力─サビついた『日本刀』の像のスタンド。
  │                   対象を『サビ』つかせる能力を持つ。
  │                   他者に『サビ』を移す事で『斬れ味』が増していく。
  └──────────────────────────────────────┘

393 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/06(日) 21:20:31
>>391
>溺れている『我道』に『ブラックボトム』の蹴りの連打を叩き込み、『再起不能』へと追いやりたい。

    ≪パミッ!パミィィィィーーーーン!!≫

我道戦「きゃああああああああああああああっ!!!」

バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!
バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!
バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!
バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!
バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!
バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!
バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!バギィ! メギッ!バゴォ!バギャ!

我道戦「ゴボッゴボッゴボボボボボボボーーーーーーーーーーー!!!」

我道戦「………………………………………………………………………ゴボンッ!」

大便器のようなうめき声を挙げて、我道戦の身体は完全に『底なし沼』へと沈んでいった。

君の勝利だ!

⇒『戦闘終了』

394 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/06(日) 21:21:48
>>393
           『カァンカァンカァン!!!』

              ゴングの音が高らかに響く。

                                      ウィナー
レディ・Q「戦闘終了ーーーーーーーーーーーーーっ!    勝者:水瀬留美子!」

        『ワーアー!  ワーアー!』

                『水瀬ーッ!  水瀬ーッ!』

        『コールタール・ウィッチ! コールタール・ウィッチ!』


ザビエル「ああ、これはまた回復が大変そうだ…………」


レディ・Q「それでは最後にヒーローインタビュー!」


   スルスルスル……

水瀬の前に上空からマイクが降りてきた。

┌────────────────────────────────────
│ →1.勝者としてなにか一言言っておこう
│   2.特に言う事はない (終了パートへ)
│   3.クールなパフォーマンスで決めよう (アドリブの道をひた走る)
└────────────────────────────────────

395 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/06(日) 21:23:14
>>392
   レディ・Q「そしてそして!クイズの結果は!」

ザビエル「ンンッ……………『大正解』であります!!!」

   レディ・Q「それでは賞金に『お年玉』として『2万円』プラスーーーーーーーッ!」

      パラッパラッパーーーーーーーーーーー!!!

  ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
  |                    スタンド名―『シャビ・トーレス』
  |                          本体名―我道 戦
  ├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
  |       破壊力─C〜A       スピード─B※            射程距離─E
  ├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤
  |       持続力─A         精密動作性─本体次第        成長性─E
  ├――――――――――――┴――――――――――――┴――――――――――――┤
  |                能力─サビついた『日本刀』の像のスタンド。
  │                   対象を『サビ』つかせる能力を持つ。
  │                   他者に『サビ』を押し付ける度に切れ味が上がっていく。
  └──────────────────────────────────────┘
         ※本体の移動スピードはC

    A-超スゴイ     B-スゴイ     C-人間と同じ     D-ニガテ     E-超ニガテ

396 水瀬留美子『ブラックボトム・ストンプ』 :2019/01/06(日) 22:04:40
>>393-395

「フーヒッ!ヒヘ!お年玉ゲットですぞ!
2万円ゲットー!ゲットー!メシウマァーーーーーーッ!!!!
これで『課金』が捗るわ〜ッ!
とりあえず『ガチャ』を回して『レアキャラ』を引いてフォロワーに差をつけるべし!」


ジャケットの中にしまっていたスマホを取り出し、『ソシャゲ』アプリを起動。
さっそく『課金』しようとするがーー


「あのー、『我道』氏が浮かび上がってこないのですが、
コレってひょっとして死んでるのでは案件では…?
スタンドで『回復』してどうこうなるとは、とても思えないですが…?

『我道』氏が溺死してしまった場合、私が罪に問われるのでは?
我の輝かしいキャリアに傷が付いて刑務所暮らし………?
そ、それはご、ご勘弁〜〜〜ッ!!!」
≪パ、ミィ、イ!≫


発現した『底なし沼』を全て解除し、『我道』の身体を現実世界へと戻す。
勿論、『我道』の身を案じての行動ではない。『殺人者』の業を背負いたくないという、己の『保身』の為だ。
『愚か』で『下劣』で『最低』な人間に、他人を思いやる感情などーー『ない』。

397 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/06(日) 22:18:03
>>396
君はスタンド能力を解除する。

    シュポーン!!!

我道戦が勢いよく地面から飛び出してきて……(破スBC)

    ドグシャッ!!!

勢いよくマットレスに叩きつけられた。

                \ │ /
                 / ̄\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ─( ゚ ∀ ゚ )< あけぼのフィニッシュ!!!
                 \_/   \_________
                / │ \

我道戦「あっ……あっ……あっ……」   ピクピクピク……

辛うじて息はあるようだ。

        『ワーアー!  ワーアー!』

                         『ワーアー!  ワーアー!』

                                            『ワーアー!  ワーアー!』

観客からの歓声を背に受けながら、君は退場する。



レディ・Q「   以上、最後までオタッキーな水瀬さんでしたー!!!   」

レディ・Q「今日の実況はわたくし!『レディ・Q』と!」

         ザビエル「副実況のザビエルでした!」

レディ・Q「観客のみんな!年越しアリーナ楽しんでくれたかな!?」

レディ・Q「それでは、今年もよい年になりますように!」

レディ・Q「来週もまた見てアリーナ!!!」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【最終結果】

『水瀬留美子』 ⇒ 『勝利』
             『無傷』。
             賞金『30万円』+お年玉『2万円』ゲット!

『我道戦』   ⇒ 『敗北』。『怪奇!埋まり女』。
           『ザビエル・ラッド』で『治療』。『無傷』。『再起可能』。
           『トイレの流す音が怖くてたまらない』。

398 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/06(日) 22:19:09
  ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
  |                    スタンド名―『シャビ・トーレス』
  |                          本体名―我道 戦
  ├――――――――――――┬――――――――――――┬――――――――――――┤
  |       破壊力─C〜A       スピード─B※            射程距離─E
  ├――――――――――――┼――――――――――――┼――――――――――――┤
  |       持続力─A         精密動作性─本体次第        成長性─E
  ├――――――――――――┴――――――――――――┴――――――――――――┤
  |                能力─サビついた『日本刀』の像のスタンド。
  │                   対象を『サビ』つかせる能力を持つ。
  │                   他者に『サビ』を押し付ける度に切れ味が上がっていく。
  └──────────────────────────────────────┘
                     ※本体の移動スピードはC

    A-超スゴイ     B-スゴイ     C-人間と同じ     D-ニガテ     E-超ニガテ

399 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/06(日) 22:20:29
☆我道 戦(本体)

和風然とした日本人女性。
おしとやかな外見の割りに結構マニアックな性格をしている。

我道 戦(本体)
破壊力:C  スピード :C  射程距離:―
持続力:― 精密動作性:C  成長性 :―

400 『黒女王』vs『終焉一刀』 :2019/01/06(日) 22:21:34
☆『シャビ・トーレス』 Xavi Torres

サビついた『日本刀』の像のスタンド。
対象を『サビ』つかせる能力を持つ。
他者に『サビ』を押し付ける度に切れ味が上がっていく。

・このスタンド自身は当初『サビ』に覆われており切れ味が低いが、
 『サビ』を他者に押し付けることで切れ味が増していく。
・スタンドを解除すると『サビ』はリセットされる。(初期の切れ味に戻る)
・『サビ』がついた箇所は、動きがサビつき、スピードが下がる。
 合計2段階のスピード低下分だけ、『サビ』を落とした時に破壊力が最大となる。
 像としては 『サビた日本刀』→『普通の日本刀』→『光輝く日本刀』と変化する。
・『サビを飛ばす』という形で飛び道具として用いる事ができる。
 この際の『サビ』の落ち方は通常よりも低い。
 『直触り』の方が『サビ』が落ちやすいことは言うまでもない。
・『サビ』の種類は選択する事ができる。
 ・赤サビ:脆い。主に敵に付着させる。
 ・黒サビ:硬い。主に自分に付着させて防御に使う。
・『サビ』は『剥がす』などすれば力づくでも解除可能だが、怪我を伴う。
・このスタンドの強度は『強固な日本刀程度』。これは切れ味の増減に依存しない。

『シャビ・トーレス』 Xavi Torres
破壊力:C〜A スピード :B※      射程距離:E(能力射程:C)
持続力:A    精密動作性:本体次第 成長性 :E
※本体の移動スピードはC

401 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/14(月) 22:42:40

「―――ああ、たぶんあそこだ。
 あのデカい家の隣、あれが例の『美容クリニック』だろう」

栗色ソフトモヒカンワインレッドジャケットマフラーつきの不動産屋、
『門倉』の少しだけ後を『鈴元』はついていく。
『門倉』が指した方向には、まだまだ小さいが、
確かにクリニックめいた看板や建物が確認出来る。

 ……… ……… ……… ……… ……… ………

事の発端は、正月の寒空の下、
『鈴元』が『門倉』の悩みを訊いた事にある。

なんでも『門倉』の営む『不動産屋』が爆破され、
その再建や保障に金が要るという話。
それで『門倉』が独自に怪しい『依頼』を受けてきたのはいいが、
独りでは不安で悩んでいる、そんな話だった。

『門倉』の強引なミッション同伴勧誘を『鈴元』はサラッと受け、
そして数日経った今、二人は舞台となる『美容外科』へと向かっている。

この『美容外科』では『顔が崩れる』という、奇妙な事件が起こっているという話。
人気だったこのクリニックはその騒動により、客足が減っているとの事だった。
院長はこれを『呪い』と称し、解決する術を探っており、
それを解決するのが今回の『鈴元』(と『門倉』)の『任務』というわけだ。

(jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647631/548-561n)


※『プロフィール』『能力詳細』『持ち物』
 『外見』『女装ってどう思う?』を提示・返答しつつ、レス下さい※

402 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/15(火) 00:08:12
>>401

門倉の後ろを歩く。
距離にしておよそ三歩。
とてもよく馴染んだ、よく分かっている距離感。
兄と歩く時も、姉と歩く時も、母と歩く時も、父と歩く時も、お弟子さんたちと歩く時も、はじめは必ずこの距離。
なんとなくの遠慮。
なんとなくのこの位置。

「……」

呪いというのがひっかかり、少し緊張した表情だ。
向かうことに抵抗はないが、何が起きるのかは分からない。
分かっていることは、頑張るという気持ちがあることだ。

プロフィール
『鈴眼』という和菓子屋の次男坊。
思春期。
何かが足りない。

能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/76

持ち物
巾着袋(スマホ、大福、小さいスティック羊羹)
和服。羽織。足袋。下駄。
和傘。

外見
肩にかかるぐらいの黒い癖毛を平織りのミサンガを使い、低い位置で結んでいる。
結んだ髪が小さな尻尾のようになる形。
和服に羽織を着ている。
どちらかというと狐っぽい顔。

女装
服装のひとつで、個人の自由。
洋装や和装と同じくらいで見ており、ちょっと変わったファッションという感覚。
見るのに抵抗はなく、するのもまぁまぁまぁ。
昔、親戚の集まりの座興で、母親の和服を着たり大正の女学生風の格好をさせられたが、嫌な思い出とは思っていない。

403 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/15(火) 00:44:34
>>402(鈴元)

「まあ、『呪い』だの『幽霊』だの言うけどもね―――
 その類の殆どは『スタンド』だと思っているよ、俺は。
 『呪い』なんか『スタンド能力』そのものだし、
 『幽霊』は死亡時に発動するタイプってだけだろう。
 あるいはこれもまた能力の産物か―――

 いずれにせよ………一般にとってはまったくの『未知の脅威』でも、
 俺たちスタンド使いにとっては仕組みの知れた『既知の問題』。
   冷静に対処すればなんて事はないはずだ。

                            ………そのはずさ」

『鈴元』の緊張が伝わってきたのか、『門倉』はそんな事を言ってのける。
だが、独りで不安だからと任務に誘ってきたのは『門倉』の方だ。
だとするとこれは半ば、自分に言い聞かせる為の虚勢に近い『語り』なのかもしれない。

     「…………」

      なんとなくの距離を保ちながら、二人の歩は進む。

『鈴元』の方で今のうちに『やっておきたい事』や
『確認しておきたい事』などあれば今のうちに行動に起こしておくといいだろう。
さもなければ、ほどなくして二人は『目的地』へと着くはずだ。

404 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/15(火) 01:25:47
>>403

「その気持ちもまぁ、分かるんやけどぉ……」

未知ではなく、既知。
スタンドを知っていれば、スタンドを持っていれば、あらゆることがスタンドのせいのように思える。
実際、スタンドによる問題も見てきた。
そういう現場に一度でも赴けば、耳に入る不思議な出来事がスタンドに関わるものなのだろうと推理してしまう。
……その場合、未知の脅威が既知の問題になるが、未知のスタンドという脅威が浮き彫りにもなる。

「頑張らせてもらうわ……」

目的地に向かおう。
今はしておくべきことが思いつかない。

405 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/15(火) 20:00:31
>>403(鈴元)

『鈴元』の考えは正論だ。

『スタンド』というシステム自体を知っていてもその挙動は千差万別。
到底、『既知』などと軽々しく呼べる代物ではなく、
結局、『未知の脅威』である事には変わりないのだ。

妙に落ち着かないところをみると、『門倉』もそのへんの理屈は分かっているようだが―――
先ほどの言は結局、『門倉』自身を奮い立たせる為の詭弁だったのかもしれない。

 ……… ……… ……… ……… ……… ……… ………

そうして二人は『門倉』の言う『デカい家』の前を通り、
依頼主の居る『阿多美容クリニック』に到着する。

「あた……いや、ええと、おた、だったか。
 『阿多(おた)美容クリニック』。
 ここの『阿多先生』が今回の依頼主となるね。
 午後の診察前に話をしておきたいという事だが―――」

現在、13時20分過ぎ―――クリニック前の看板を確認すると、
診察時間は午前が9時〜12時、午後が14時〜18時となっていた。

クリニックの外観は『おしゃれなカフェ』といっても通じるような風体の上品な建物だ。
入り口から玄関まで小道のようなものがあり、
その周りには車が10台ほど停められそうな駐車スペースがある。

          「さあ―――行こうか」

『門倉』は小道を渡り、ずんずんと玄関まで向かっていく。

406 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/15(火) 21:23:15
>>405

「阿多」

「これでおた、なんよねぇ。あたって読んでまいそうやけど」

(この字ぃ、なんかで見た気ぃがするんやけど、なんやったかな)

名前というのは難しい。
自分の家の店の鈴眼も、スズメと呼ばれることもある。
眼をまなこと読ませるのは一般的な用法ではないのかもしれない。
そんなことを思い出した。

「……」

ぱっとクリニックを見る。
洒落た建物だ。
車を停めるスペースも十分。
お金が色々かかってそうだ。

「はいな、あんさん」

そう言って門倉について行く。

407 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/15(火) 23:20:55
>>406(鈴元)

玄関まで来ると、透明なドアからホテルのカウンターのような豪奢な『受付』が見える。
ドアの前に行けば、開けるまでもなくドアが開く。自動ドアだ。

『受付』には、穏やかそうな、タレ目の女性。
20才そこそこだろう。胸の名札には『水野』と書いてある。

『水野』は突然入ってきた2人を交互に見やると、

「ええとォ………製薬会社の方ですかァ。
  それとも医療機器の方ァ?
 どっちでもお断りしてるんですけどォ〜〜〜」

見た目通りというべきか―――スットロい口調で話しかけてくる。
どうやら時間外にやってきた二人を医療関係の『営業』だと判断したらしい。
『和服の少年』と『栗色の髪の男』を一瞥しての『判断』。
あるいはオツムの回転も少しスットロいのかもしれない。

「いいや―――そのどちらでもない。
 俺は君に『お断り』されるような存在じゃあないんだ。

  怪しい存在とはわけが違う―――

            なあ、『鈴元』君………そうだろう?」

『水野』に応える『門倉』が、なぜか不意に『鈴元』に話をふってくる。

 それに呼応し、『水野』の視線が『鈴元』へと移る―――

どうやら、『鈴元』の最初の任務(ミッション)は『院長への取次』を頼む事となりそうだ。

408 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/16(水) 06:24:41
>>407

「……ふふ」

なんだか毒気を抜かれるようだ。
緊張して張りつめていたぶん、水野の抜けた受け答えが妙におかしかった。
しかし笑っていても仕方が無い。
門倉からの白羽の矢が立っている。

(うっとこの贈答品でも持ってきとくんやったなぁ)

挨拶に行く時は手土産を持っていくのが礼儀かもしれない。
だとしたら礼を失した。
失礼というやつだ。
あまりいい出だしとは言えない。

「ええっとぉ……初めまして水野さん。僕は鈴元涼ぉ言いますぅ。ほんでこっちのお人さんが門倉さん……」

「今日は門倉さんのお仕事の付き添いで、無理言って着いてこさせてもろてます」

ぺこりと頭を下げる。
この場合どう言うのが効果的か。
単刀直入に呪いの話をしたとして、院長が自分たちのことを言い含めてないと通用しない。
遠回しに伝えたとしてこの女性が壊滅的に察しが悪ければ頓挫する。

「阿多センセに用事があって……個人的な用事やから診察の時間外でこさせてもろてんけど、その……アポイントメント? っちゅうんはとってあるはずなんやわぁ」

「ねぇ、門倉さん?」

なので、とりあえず院長に用があるのを伝える。
鈴元涼は子供だ。
大人の門倉が主体であるように門倉を見る。

『名刺とかあらはるんやったら出した方が信用あると思うけど……』

スタンドを通じてそう言っておこう。

「阿多センセ、いはるやろか?」

409 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/16(水) 20:02:34
>>408(鈴元)

「あァ、これはこれは。受付の『水野 貴理子(みずの きりこ)』です。
 ふぅん……約束はしてあるんですねェ〜〜〜」

『鈴元』のしっかりとした挨拶に『水野』の態度が緩むのを感じる。
スラリとした少年がはんなりとした口調で伝えたのが功を奏したのだろう。
このままいけば、問題なく取り次いでもらえるかもしれない―――

 【名刺―――そうか、それがいいね】

そして『門倉』が『鈴元』の『スタンド会話』での指摘を受け、
         ダメ押しと言わんばかりに名刺を取り出す。

 「そうそう、彼の言う通り、アポはとっているんだ。
        申し遅れたが―――こういう者です」

『水野』は軽く会釈しつつ、『門倉』が差し出した名刺を受け取る。
そこには『門倉不動産 門倉 良次』と書かれており、
その下には会社の連絡先と思しき電話番号、FAX、メールアドレスが記載されている。

それはいいのだが………電話番号とFAX番号には黒ペンで二重線が引かれていた。
そういえば、店舗が爆破したとかいう話だった。
当然、そのへんの『連絡先』も現在、使えないという事なのだろう。

                             「………………」

受け取った『水野』はあからさまに怪訝そうな表情を浮かべる。
連絡先が消された名刺を見て怪しむくらいの知能はあるようだ。

 ………
         ………
                 ………


      そして。

「………まァ、きいてみますねェ〜〜〜しばしお待ちを」

しばらくの沈黙の後、『水野』はカウンターの奥へと消えていく。
それは熟考の末に取り次ぐ事を決断したというより、
考える事に疲れ果てとりあえず院長に丸投げしようという態度にも思えた。

『水野』がそそくさと去った後、

 「うまくいったね。早くも名コンビの様相を呈してきたんじゃあないか?」

『門倉』が得意げな顔で『鈴元』に語りかけてくる。
そもそも取次の依頼程度の些末事をややこしい任務に仕立て上げたのは、
『門倉』の不審な挙動や準備不足のせいな気もするが、
彼にそんな事を気にしている様子はなかった。

410 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/16(水) 23:24:55
>>409

「……」

門倉の名刺に視線を落とし、少し目をそらす。
身元が明らかである方がいいかと思ったが、店舗の情報が塗りつぶされていた。
明らかと不明の狭間の名刺だ。

「名コンビて……」

くすぐったそうに笑う。
女性的な雰囲気のある顔がふにゃっと歪む。

「まぁ……とりあえず、取次は出来たわ」

411 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/17(木) 22:32:45
>>410(鈴元)

様々な思いを抱きながら『鈴元』は取り次ぎの結果を待つ。
そして、ほどなくして『水野』がドアから出てくる。

「院長がお会いになるそうですよォ〜〜〜。これよりご案内いたします」

当然と言えば当然なのだが、院長が許可を出したようだ。
『水野』がカウンターの脇からせかせかと出てきて、二人を導いていく。

          ……… ……… ……… ………

改めて『カウンター前』からクリニック内を見やると、
いかにも高級そうなソファとテーブルが余裕をもって並べられている。
どうやら『待合スペース』といったところらしい。
外から見えないように観葉植物や衝立でうまい具合に隠されているのは、
プライバシーに配慮しての事だろう。

『水野』はその横を抜けたところにある通路へと進もうとしている。
通路の先を見やると『診察室』『カウンセリングルーム』
『セラピールーム』『レストルーム』『W/C』などと書かれたドアが並んでいた。

「さて―――行こうか」

『門倉』が『鈴元』に声をかける。
『水野』や『門倉』と話しながら向かってもいいだろうし、
気になる事があれば確認しながらついていくのもいいだろう。

412 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/18(金) 00:10:16
>>411

「はいな」

とてとてと二人について行く。

「……いろんな部屋があるんやねぇ」

「レストルーム、セラピールーム、カウンセリング……全部違う部屋なん?」

あと通路に何か変なものが飾られたりしてないか確認しよう。
なにか呪いに関するものがあるかもしれない。

413 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/18(金) 21:50:53
>>412(鈴元)
通路を確認しつつ『鈴元』は歩を進める。
ところどころに観葉植物や暖色をメインとした『抽象画』が飾られている。
さすがに『お札』などは貼られていない―――少なくとも見える範囲には。

部屋の名はそれぞれ違うドアに書かれている。
ここまで分かれている意味があるのかどうかは確かに疑問だろう。

「『レストルーム』は施術が終わった後休んで頂くような部屋ですね。
 あとどうしても他の患者様に会いたくないとかの場合に待機して頂いたりって感じです。
 『セラピールーム』は患者様がリラックス出来るように
  いろんな話を聴いてさしあげる部屋です。
 『カウンセリングルーム』は具体的な悩みや希望を確認したり、
  施術の説明を行ったりする部屋となりますよ〜〜〜」

『水野』がそれぞれの部屋の解説をしてくれる。
一応は分かれている意味がある、という事だろう。

   ……… ……… ……… ……… ………

通路を進み切るとT字に曲がる構造となっており、右と左に分かれている。
右を少し見やると『手術室』『スタッフルーム』とそれぞれ書かれたドア、
そして『非常口』のマークが見える。

左には『院長室』と書かれたドア、そして『水野』はそこへと一直線に向かう。

           コン  コン  コン

                             「―――どうぞ」

 『水野』のノックに、少し低い『女性』の声が応える。

414 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/18(金) 23:48:05
>>413

「はぁ、なるほどぉ」

色々プライバシーとか客の精神などに気を遣うのだろう。
多分、ほかのどんな医者よりも注意すべき点かもしれない。
見た目に関する部分を商売にしているのだから。

そうこうしているうちに院長室の前に着いた。
深呼吸をひとつ。
少し心臓が早く動いているのを感じる。
緊張している。
それも仕方の無いことだ。
職員室に向かうのとはまた違う感覚だ。

「入ろか……」

入室する。

415 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/19(土) 18:18:48
>>414(鈴元)
『鈴元』は覚悟を決め、入室する。
まずは『水野』、続いて訪問者である『門倉』『鈴元』の二人という流れだ。

『院長室』には、まず応接の為のローテーブルとソファが中央にある。
奥にはしっかりとしたデスク。書類やらパソコンやら電話やらがおかれている。
脇には書類棚やクローゼットのようなものが設置されている。

そして、デスクに座り、じっと入室者たちを見据えているのが、『白衣の女性』。
キャラメル色の長い髪は先に軽くパーマがかけられている。
メイクもばっちり決まっており、一般的な医者のイメージとはややかけ離れている。
年のころは………30代? 20代?
化粧のせいもあり、少々、年齢不詳のきらいがある。

「『院長』に面会したいという方々、お連れしましたァ」

  『水野』の言葉に女性が頷き、口を開く。

「初めまして、私が院長の『阿多 佳久子(おた かくこ)』。

       ―――水野さん、ありがとう。戻って構わないわ」

その言葉に『水野』は一礼し、部屋を出ていく。

ドアが閉まる音を背にして、『阿多』がデスクから中央の応接テーブルに移動する。
そして、手ぶりで『鈴元』達にソファに座るよう促す。

              「………あなた達が、『呪い』を解いてくれる
                   っていう人たち、という事なのよね?」

『阿多』は二人を値踏みするように眺めながら、そう問いかける。

416 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/19(土) 22:17:32
>>415

「ん」

(ハイカラなお人さん……)

一般的な……鈴元の中にある医者のイメージとは違う。
明るい髪色やその化粧はテレビの中で見るものの側面がある。
いわゆる女優……いや、この場合は文化人と呼ばれる人たち。
そういう人たちの雰囲気に近い。

(おかしいことやないよね)

美容外科の院長は美人の方がいいのかもしれない。
ある種の説得力を生んでくれる。
自分の院で行う治療は全て自分が最初に受ける、そんな医者もこの世にいる。
富豪が服や革靴で財力を示すように、美容外科医は見た目で腕を示す……のだろうか。

「鈴元涼ぉ言いますぅ。よろしゅうに、阿多センセェ」

阿多佳久子。
おたかくこ。
お高く子、では無いことを祈りたいがどうか。
値踏みするような視線はお高いところから注いでくるような気もする。

「えぇ、はい。僕らが、その呪いを解くって仕事を請け負ってるんです」

417 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/20(日) 02:30:36
>>416(鈴元)

『鈴元』が挨拶の口火を切ると、

「ああ、そうです。私が連絡させて頂いた『門倉 良次』と言います。
 よろしく―――よろしくお願いします」

『門倉』も話を繋げていく。

「彼、鈴元君は―――『解呪』のプロフェッショナルでしてね。
 見て下さいよ、この『出で立ち』。いかにも、な感じがするでしょう?

 私は普段は『不動産屋』なんて標榜してますが、
 『仲介』するのは『物件』だけじゃあないって事です。
 こういった類の優れた人材と不可思議な事件を『仲介』する………

                    ―――つまりはそういう事です」

ペラペラと思いつくままに語っている感はあるが、
それなりに上手くまとまったところで、

「それでは、院長先生。『依頼内容』の方を改めてお教え下さい」

                       早速、『門倉』が、促す。

418 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/20(日) 02:34:54
>>416(鈴元)

「まずは『呪い』について
 ―――発端は、去年の夏の話」

                 『院長』は語る。

「患者様の話を聴いていた『ナース』がここに駆け込んできてね、
 『患者の顔が崩れた!』とパニック気味に報告していたの。
 慌てて『セラピールーム』に駆け込んで患者様の顔を見ると………

  目や鼻や口がみんな顔の下の方に集まっていた。
  ………不謹慎だけど、季節柄、解けたアイスクリームを連想してしまったわ。

 奇妙な事にそれらの機関はすべて通常通り、機能していた。
 目は見えるし、匂いはわかるし、喋れる―――

 『レントゲン』なんかをとったわけじゃあないから
  具体的にどう繋がっていたかは不明だけど、
  少なくとも現在の医療の知見ではおよそ説明のつかない現象」

  『院長』は小さな溜め息をつき、また語る。

 「患者様もまたパニックに陥っていて、ろくな話は聞けなかった。
  もっとも自分でも『何が起きているか』分からなかったようだから、
  多少冷静でも、得られる情報はなかったでしょうね。

 私は途方に暮れながら、患者様を『レストルーム』に待たせておいた。
 すると、一時間ほどで、なぜだか分からないけど『症状』は勝手に収まっていた。
 私はとりあえず、患者様に十分な『謝罪金』を渡して、彼女を家に返した。
 念入りに『口止め』してね。
                        …………それが『始まり』」

              『院長』はさらに語る。

「その後も、ぽつ、ぽつ、とこの『崩顔の呪い』の発症は続いた。
 日時や時間は関係なく、タイミングや法則は一切、不明だけど、
                  ・ ・ ・ ・ ・
        それは大抵、『話をする場』で現れた。

 そして、対象も患者様だけじゃあなくて、医療スタッフにも『症状』は出た。
 まさに『無差別』………このクリニックが『呪い』にかけられているとしか思えない。
 『呪い』が出るたび『口止め』はしていたけど、少しずつ外部に広がりつつある。

 まだそれなりに患者様は来て下さっているけど、
  いずれは完全にそっぽを向かれてしまうでしょう。
          だから、今、食い止めなくてはならないの」

 ここで『院長』は二人を見る。だから『鈴元』たちに依頼した、そういう事だろう。
 このタイミングで何か訊いておきたい事などあれば口を挟むのもいいかもしれない。

419 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/20(日) 13:24:40
>>417-418

(また適当言わはって……)

解呪のプロフェッショナルではない。
ただの和菓子屋の次男坊で、学生だ。
訂正して混乱させてもいけないので鈴元はにこにこ笑うだけに留めた。

「……顔の下の方ってことは、福笑いにみたいに集まっとったって?」

想像するに尋常ではない事態だ。
途方に暮れたというがそれでもレストルームに患者を通すという判断が出来たのは良かったのかもしれない。
何も出来ないより、何かが出来た方が良かったのかもしれない。

「話をする場ぁ。最初はセラピー? の部屋で、それからはセラピーのとこ以外でもってことでええんやろか」

「反対に、呪いが起きへんかった場所ってあるん?」

部屋の種類が多い。
セラピールームとカウンセリングルームは多分呪いが起きる場所なのだろう。
だとすると、休む目的のレストルームは安全なのだろうか。
事実、レストルームで待たせたら呪いが解かれたわけであるし。

「後、最初の呪いが起きる前になんか、変わったことってしはった?」

「新しく人を雇ったぁとか、新しい業者の人が出入りしたぁとか……」

420 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/20(日) 14:15:03
>>419(鈴元)
「一つずつ答えていくわね」

『鈴元』の数々の問いに『阿多』が応じる。

「『福笑いのように集まった』―――そうね、
 これも不謹慎かもしれないけど、ちょうどそんな感じ。
 最初は下に集まっただけだったけど、それからの事例では、
 『顔のパーツ』は様々な位置に配置されていた。乱雑にね」

「『最初はセラピーの部屋で次からはほかの部屋でも起こったか』。
 そうね、最初は『セラピールーム』で起こったけど、
 その次は『カウンセリングルーム』。主にこの二部屋で起こりやすい事例ではあるけど、
  スタッフの休憩室、『スタッフルーム』で起こった事もあった。
  『診察室』でも一度だけあったわね。
  その流れが呪いにとって『偶然』か『必然』かは、分からないけれど」

「『呪いのおきた事のない場所』………この部屋もそうだし、
 あとは『手術室』や『レストルーム』あたりもまだ出ていないわね。
 記憶している限りだと、先ほど挙げた場所以外では報告例はないはず」

「『最初の呪いが起きる前に変わった事』……………。
  ………ああ、そうね。少し、忙しくなっていたので、
           『ナース』を一人雇ったくらいかしら。
  『鬼塚 郷子(おにづか きょうこ)』さん。
  この『呪い』が始まってからも、辞めないで働いてくれているわ」

『阿多』は『疑問』への応答を終える。
これ以上『問い』がなければ、彼女の話は先ほどの続きに戻っていくだろう。

421 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/21(月) 01:14:08
>>420

一つ一つ、答えを確認する。
手術室やレストルームはまだ呪いが起きていない。
となると、顔が崩れる現象は何かの言葉がきっかけなのかもしれない。

(診察室で一度だけ……後でそのへんも聞いとこか)

「鬼塚さん。なるほどぉ」

静かに頷く。
話を続けてもらおう。

422 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/21(月) 22:25:50
>>421(鈴元)
「―――それで、『依頼内容』というのは
 『この現象をなんとか止めて欲しい』という事。
 その為の『援助』は惜しまないわ」

『鈴元』の質問への返答も終わり、
『阿多』が話題を戻す。
『門倉』がそこへ口を挟む。

「そう―――その為に俺達はここへ来た。
  その『解呪』ッ 成し遂げてみせましょうとも!

  ………ただ、それには『情報』が必要でしてね。
       多ければ多いほど『解呪』の確率は上がる。

        ですので、しばらく『調査』の時間を頂いても?」

『門倉』の言葉に『阿多』は頷く。

「もちろん、最大限の協力はするわ。
 ここのスタッフに話をきいてもらっても構わないし、
 本日の予約の患者様に実際に接して頂いて、
  場合によっては『呪い』を引き起こしてもらっても構いません。

 ………こういう状況でもクリニックに通って下さる患者様を
     『実験台』にするのは心苦しいけれど、今日が『正念場』だと私は捉えているの。
     この事態を乗り切る為には………やむを得ないでしょう」

423 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/21(月) 22:34:14
>>421(鈴元)

「それで、『患者様への接し方』だれど、
 流石に外部の人間として聞き込みをするのは『不審』極まりない。
 ですので、もし患者様と実際に接するというのなら、
 あなた達には『ナース』に扮してもらいます」

そして、『阿多』はさらっとそんな事を言い出した。

「ここには『カウンセリングルーム』と『セラピールーム』があるわ。

 『カウンセリングルーム』は一般の美容外科にもよくある、
 患者様のご要望や施術の希望など具体的な話を聴く場所。
 ここでは異性に聞かれたくないコンプレックスやデリケートな話題が出るので、
 基本的には『同性のナース』が対応している。

 一方、『セラピールーム』は当院独自のサービスとなっているわ。
 ここでは『異性のナース』が話し相手となって患者様を肯定し、
 癒して差し上げる空間です。患者様の話したい話をじっと傾聴する。
 そんなサービスが当院の人気の一端となっているの。

 当院の患者様はほとんどが女性、だから、
 『カウンセリングルーム』は女性のナース、
 『セラピールーム』は男性のナースが配置されている。

  ・ ・ ・
 どちらの『ナース服』も用意出来るので、必要ならば言って頂戴」

  ……… ……… ………
                  ……… ……… ………

ふと、『門倉』を見ると、少し目を泳がせながら『鈴元』に目くばせをしている。
おそらく、『鈴元君に任せるよ』のアイコンタクトだ。おそらく。

方針はすぐに決めなくてもいいだろうし、
一端、外に出て『門倉』と作戦会議をしてもいいだろう。

424 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/22(火) 00:22:57
>>422-423

「わかりましたぁ」

協力は最大限に頂こう。
実際に被害にあった患者に会って得られる情報もある。

「え、あぁ……」

ナース。
その言葉に動揺した。
どうするべきか。
門倉に視線でどうするか尋ねようとしたが向こうはこちらに任せる気らしい。

(どないしよかな……)

(門倉さんが女の人のナースは無理があるやんなぁ……)

「ちょ、ちょっと門倉さんと相談させてもらってええやろか?」

425 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/22(火) 21:37:41
>>424(鈴元)

「―――ええ、いいわよ。聞かれて困るのだったら、
 外に出てもらっても私は構わないし」

 『鈴元』の『相談したい』という申し出に『阿多』はそう答える。

「………それと、一つ言っておきます。貴方たちに頼むのは『今日一日』『クリニックが終わるまで』。
      正直に言ってしまえば、貴方たち以外にも『解呪』が出来るというツテはあるの。
      数日かけるくらいなら、そっちに頼んだ方が『クリニックの為』と私は考えている。
      申し訳ないけれど、それを踏まえて効率的に動いて欲しいものね」

 突然告げられる『タイムリミット』。
確かにいつまでもグダグダ調査してもラチが明かないのは事実だが………。

「承知しました―――もちろん、本日中に『解呪』させてもらいますよ。
 じゃあ、『鈴元君』。外で、少し、話し合おうか」

『門倉』は『阿多』の言葉に頷き、『鈴元』と共に廊下へと出た。
幸いに、というべきか廊下は静まり返っており、誰もいない。

426 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/22(火) 21:40:37
>>425(鈴元)

「さて―――『鈴元君』。とにもかくにもまずは『情報』が必要だが、どうしようか」

 廊下にて『門倉』が早速、語り掛けてくる。

「『院長』に提示された情報収集の方法は

 1.『スタッフへの情報収集』
 2.『カウンセリングルームで患者へ対応』
 3.『セラピールームで患者へ対応』         の三点。

  もっとも、『スタッフ』は複数いるのだろうから、
  その選択肢は更に細分化されるだろうね。

 また、あくまで『優先順位』の話だから、時間があれば、
 最終的には全ての選択をとる事も可能かもしれない。
 ―――時間があれば、だが。

 あとはせっかく、二人居るのだから『分担』するのも手だ。
 君が重点的に調べたいところは君自身が行くといいが、
 そうでなければ俺が単独で調査して、後で情報を擦り合わせる事も出来る。
 『セラピールーム』はともかく、『カウンセリングルーム』の対応は
 俺には『ちょっと厳しい』というのもあるからね―――興味はあるけれど。

もちろん、『院長』が提案した『調査』以外の行動をとるのも自由だろう。
要は『呪いの正体』を暴き、それを無くせればいいのだから。
『解呪』への道筋はいくらでもあるという事さ―――」

『門倉』が状況をまとめる。『院長』との会談時に言葉少なだったのは、
頭の中で『鈴元』と話し合う事を整理していたのだろう。

『門倉』はあくまで『鈴元』に判断を任せていく方針のようだが、
その思惑通り、『どうするか?』をさっさと決めてしまってもいいし、
もう少し『門倉』と相談するのも悪くないだろう。

427 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/22(火) 22:28:29
>>425-426

「どないしよか……」

今日中だ。
今日一日で今回の件に決着をつけなければいけない。
そのためにはもっと情報が必要だ。

「やっぱり……カウンセリングん所は難しいやんねぇ……」

セラピーでもカウンセリングでも、異性の対応であることは変わりない。
男性を相手にする時もそうだが、人によって怒りなどのポイントが違う。
なので、どちらに言っても失敗する可能性はある。

「カウンセリングの所は僕が行くわ。僕もそんな似合うかとか不自然じゃないかはわからんけど」

「門倉さんは……セラピーの所でぇ」

それからどうするか。

「あと、鬼塚さんってナースさんにお話聞きたくて、それと診察室で一回って言ってはったからその時の患者さんの話も」

「鬼塚さんはナースさんやからお仕事の空き時間に話を聞くとして、患者さんの方は都合つくかわからんよね」

仕事などの用事で手が空いていない可能性がある。

「やから、お電話でもええから話出来へんか、阿多センセに掛け合ってもらいたいんよ」

「僕から患者さんに直接……やと怪しいかもしれんから、阿多センセから患者さんにお願いした方が確実かなぁって」

鈴元はカウンセリングルームでの調査を選んだ。
どこかの空いた時間でナースの鬼塚と可能なら呪いを受けた患者からの聞き取りを行う。
門倉にはセラピールームでの仕事と、阿多に患者へアポイントを取ってもらえるかのお願いをしておく。

428 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/22(火) 22:53:26
>>427(鈴元)

「ふむ―――順番としては

 『院長に、診察室で【呪い】の出た患者の話を聞く』
 『出来るのであればその患者と電話にて話をする、その仲介は院長にお願いする』
 『その後は、俺は【セラピールーム】で男性ナースとして、
  君は【カウンセリングルーム】で女性ナースとして、
  それぞれ患者の相手をして呪いの発現をチェックする』
  『時間の調整やアポがとれたら鬼塚ナースと診断室の患者と話をする』 という流れでいいかい?

  今はええと、13時50分か。
  おそらくだけど『患者』は『午後開始』の14時を回れば来てしまうのだろうね。
  それまでに二人で、『院長』から『診察室の呪い』について訊いてしまうのはどうかな。
  ついでに『患者』や『鬼塚ナース』へのアポ調整の依頼もそこで行う―――

  その後にそれぞれの『ルーム』へ………とこんな形でどうだい?」

『鈴元』の意見を『門倉』なりに整理して、再度、確認をしてくる。

429 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/23(水) 02:20:20
>>428

「うん。それで大丈夫です」

門倉の言葉に頷く。
問題は無いはずだ。

「それじゃあ、あんじょうよろしゅうお願いします」

430 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/23(水) 22:16:47
>>428(鈴元)

「よし―――じゃあ善は急げ、だ」

『門倉』は再び『院長室』のドアを開け、
眼前の『阿多』におもむろに語る。

「さて………調査方針が決まりました。

まず、私、『門倉』は『セラピールーム』で、男性ナースとして、患者の『呪い』を見る。
一方、『鈴元君』は『カウンセリングルーム』で女性ナースとして、患者の『呪い』を見る。
つまりハサミ討ちの形となるわけですね。

あとは、時間が出来たらでいいので、新人ナース、『鬼塚さん』と話をしたいので調整をお願いします。

それともう一つ―――『診察室で起きた呪い』について『院長』に訊いておきたいのです。
出来るなら、当事者である患者さんにもお電話か何かでお話してみたいのですが」

『方針』を一気に『阿多』に伝える『門倉』。

                             それに対し、

「分かったわ。正直、『門倉』さん。貴方が女性ナースに扮するのは少し難しいように感じていたけど、
 『鈴元』君なら、当院の技術を用いれば十分に可能よ。
 といっても ――フフフ――― メスを入れたりはしないから安心してね。

 『鬼塚』さんはじゃあそうね、大体、一人目の『患者様』の対応が
 終わった後くらいに、話が聞けるように時間調整しておくわ。

 あとは―――『診察室』の患者様と話したいという件は………
 一応、連絡はとってみるけど、『デリケート』な話だから難しいかもしれない。

 私の方で知っている事は伝えられるけど、具体的にどんな事を訊きたいのかしら。
 もう最初の『予約』まで時間もあまりない事だし、手短に済ませられるといいのだけど」

                             『阿多』がこう返してくる。

と、いう事なので、『鈴元』の方で『診察室』での『呪い』について、
特に重点的に訊きたい点があれば、提示してみるのがいいだろう。
『門倉』の説明に問題があれば、補足をいれてもいい。

431 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/24(木) 00:18:11
>>430

「お、お手柔らかによろしゅうお願いしますぅ……」

「あの、肌があんま強なくて、お化粧とかするんやったらその辺も……」

不安だ。
メスは入らないにしてもどんなことを受けるのだろうか。
ナースになる過程が分からなくてドキドキしてしまう。

「患者さんは出来たらで大丈夫です。そん時は阿多センセにその診察室の時こと聞かせてもらえるとありがたいけど」

今の所、何か呪いが起きるきっかけになる言葉があるのではないかとにらんでいる。
患者に起きたことだから患者の発した言葉が鍵なのだと思うが、その場にいたなら先生でも大丈夫だろう。
それとも今の予想とは違うところが核心なのか。

「診察室の時に一回だけって聞いて思ったんやけどぉ」

「何か、普段とは違うことしたとかあるんやろか?」

「普段せん話したとか、なんか失敗があったとか」

432 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/24(木) 23:42:18
>>431(鈴元)
「そう……それならウチにお肌の状態まで
 しっかり考えてやってくれるナースがいるから、その娘に頼むわね」

『鈴元』の『ナース変身』への不安に、『阿多』が医師として応える。

「そして………患者、『玉置(たまおき)』さんの事ね。
 あの人のことは印象に残っている。30代の女性だったんだけど、
 事前に『セラピールーム』で長時間、愚痴を言ってたにも関わらず、
 私の診療の時も、施術と関係のないお喋りをちょくちょく、しててね。
 なんでも『結婚詐欺』にあったとかで、それの愚痴。
 次はもっといい男を見つけてやる、って事で、二重にする相談をしていたのだけどね。

 彼女の愚痴をしばらく、どこか上の空で聞いていたのだけど、
 突然、短い悲鳴のような声が聴こえたから、ハッと『玉置』さんを見たら………
 崩れてきていたのよ―――『顔』が。
     『目』が離れていったと思ったら、『鼻』が曲がったりね。

 『話』にはきいていたから、私はすぐに彼女に落ち着くよう声をかけて、
 ―――しばらくして『レストルーム』に連れて行って休んでもらったわ。

 一応、彼女には『整形する際の不安が顔に現れる事がある』なんて
 もっともらしい事を言っておいたけど、半信半疑という感じだった。
 結局、彼女に関しては整形代をこっち持ちにして、それとなく『口止め』して、
 それで………おしまいね。特に『失敗』したとかそういうのは無かった」

『もういいかしら』というふうに『阿多』はここで話を止める。

433 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/25(金) 00:19:36
>>432

「おおきに……」

ナースになるのはそんなに気負わなくてよさそうだ。

「結婚詐欺……それは、えらい難儀な……」

それで美容外科に来たということか。
よりいい男性と巡り合うためだろうか。
鈴元には理解しにくい感覚だが、女性の心はそういうものなのかもしれない。
そうでなければ、その感情故に衝動的になっていたのか。

「うわの空ってことは、そんなに詳しくは覚えてはらへんってことでええ?」

「それやったらそれで大丈夫なんよ。お話しいただけるだけで御の字やし」

だから、それ以上情報がなければ変身することになる。
ナースに。

434 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/25(金) 01:12:00
>>433(鈴元)
「ええ………ごめんなさいね。それ以上は特には」

『阿多』が首を振る。

「でも、一応、『玉置』さんには連絡しておくわ。
 大丈夫そうなら、アポをとっておきます」

そういうと『スマホ』をいじり始める『阿多』。
『玉置』の連絡先をチェックしているのだろうか―――

          と………
 ♪
    ズズズズン ズンズン
             ズッズッ ジャジャジャジャァ〜〜〜〜ン
                                       ♪

 なにやら勇ましい音楽が『阿多』の『スマホ』から流れてくる。
  特別、聴き覚えはないが―――

                ………   ポチッ

 『阿多』が尋常でなく素早い動きでスマホのボタンを押し、音量をミュートにする。

         ……… ……… ……… ………

「………じゃあ、『ナース』達には連絡しておくから、
 『スタッフルーム』に行って頂戴。貴方達にはそこで着替えてもらいます。
 もう最初の患者様が来るまで、そんなに時間はないから」

そして、『阿多』は先程のメロディには一切触れずに
少し厳しい口調で二人を『スタッフルーム』へと誘導する。
確かに時間がないのは事実だろう。

435 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/25(金) 01:21:58
>>434

「……」

にこっと笑って、少し頭を下げる。
聞かなかったことにすることに決めた。
波風を立てるようなことを言うのは好きではない。
そもそもこの音に対しての指摘が問題になるかは分からないが、無音状態にする速度があまり触れられたくないのを表している気がした。

「じゃあ、行ってきますぅ」

スタッフルームに移動する。

436 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/26(土) 00:06:55
>>435(鈴元)
公の場でスマホの音を鳴らしてしまい、焦るような事はままある事だ。
時間もない―――『鈴元』はそのまま『スタッフルーム』へと向かう。それに続く、『門倉』。

 ……… ……… ……… ……… ………

「ここだったね」

『スタッフルーム』前に行くと、『門倉』が躊躇なくノックし、そのまま入っていく。それに続く、『鈴元』。

『スタッフルーム』はいわゆる『休憩室』のようで、大きなテーブルに複数の椅子が備えてある。
冷蔵庫や電子レンジ、流し場なども設置されている。ロッカーもある。
また、奥の方に男女に分かれたトイレ、また、文字通りの『化粧ルーム』も設置されているようだ。

『スタッフルーム』には二人の男女が居る。いずれもナース服を着ている。

「ようこそいらっしゃいました。私は『武藤』と申します。
 『武藤 暮(むとう くれる)』、看護師をしています。
 例の怪事件を調査している方々―――ですよね?」

眼鏡をかけた長い髪の女性が二人に会釈をする。
落ち着いた上品な印象だ。

「アレ、一人はまだ若いんじゃん? でもなんか雰囲気あるねェ〜〜確かに。
 『霊』とかそうゆうのバッとハラってくれそうなカンジ?
 こりゃあイケるんじゃあないのぉ? 『インチョウ』もイイ人呼んできたんじゃない?
 あ、オレは『角田 連(つのだ れん)』。よろしーく」

対照的にチャラい男。金髪に近い伸びた茶髪。わりに目立つピアス。
一般的な医療職のイメージとかけ離れているが彼も『ナース服』を着ている。

「―――『少年の方』………貴方ですね。
 『カウンセリングルーム』で私と共に患者の話を聞きたいとの話を伺っています。
 お聞きでしょうが、ここは『同性のナース』が立ち会う場所。
 でも、そうですね―――『院長』が言っていたとおり、貴方なら、大丈夫でしょう。
 早速、『化粧ルーム』に、共に行きましょうか」

二人が『スタッフルーム』に来るまでの間に、『院長』が連絡してくれていたようだ。
どうやらこの『武藤』が当面、『鈴元』の面倒をみてくれるらしい。

「あ、『セラピールーム』の人はオレとねェ〜〜〜」

一方の『門倉』は『角田』と、という事のようだ。

437 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/26(土) 00:25:42
>>436

「鈴元涼ぉ言います」

二人のナースに頭を下げる。
男性の方はなんだかナースというか医療従事者っぽくないが、院長と同じ理由だろう。
……多分だが。

「えっと、じゃあ武藤さんと一緒に、やね」

「よろしゅうお願いします」

「門倉さん、なんかあったら連絡でぇ」

門倉に小さな声でそう伝えて、化粧ルームに移動しよう。

438 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/26(土) 01:07:44
>>437(鈴元)

「ああ―――分かった。幸運を祈るよ」

『門倉』も自己紹介を終え、『角田』と共に準備を始めた。
しばらくは別行動となるだろう。

 ………  ……… ……… ………

「では、始めます………

   ―――力を抜いて―――

              まずはスキンチェックから………」

『鈴元』は『武藤』と共に『化粧ルーム』に行き、

     そして―――

               桜が舞うように

                            生まれ変わる―――ッ!

  これが私……?  そう! これが『鈴元 涼』ちゃんだッッ!
  鏡を見れば、すぐそこに『ナース服の少女』が居る!
  『武藤』のスタンド能力か? と疑うばかりの超絶テクニックで、
  パッと見は完全に少年から少女に変化した『鈴元』。

「髪………束ねたままでもいいですけど、
 ミサンガをとってしまてもカワイイと思いますよ。どうします?」

『武藤』が尋ねてくる。
『医療の場』としては束ねておいた方がよさそうだが、
やはり少し価値観が違うのだろう。

439 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/26(土) 02:02:47
>>438

「は、はい……その、優しゅうしてな……?」

少しビクつきながらそんな風には返した。
力を抜いて、相手を受け入れる。

「こ、これが僕なんやね」

(なんかエラいことになってもうたなぁ)

武藤のテクニックに感嘆する。
と同時に客観的に自分の女装というものを久しぶりに見た。
正月などに親族の余興で母の着物を着たり、姉の服を着たが、それとは訳が違う。
本気の、全身全霊の、女装である。

「ミ、ミサンガ取るん?」

「うん……武藤さんがそう言うんやったら」

「僕はエエよ……?」

慣れた手つきでミサンガを解く。
癖のある黒髪が解放されて揺れる。
ふうと息を吐いた。
ポケットがあるならそこにミサンガを入れておこう。

「これで、エエ?」

440 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/26(土) 02:30:25
>>439(鈴元)
ミサンガをとり、解き放たれる『鈴元』の黒髪。
それなりに彼を知っている者でも
彼だという事を認識できないかもしれない。

「いいんじゃないでしょうか。
   やはり、そちらの方が―――いいですね」

『武藤』が自然に『鈴元』の髪を慈しむように撫でる。

「では、そろそろ行きましょう。患者様には
 すでに『カウンセリングルーム』でお待ち頂いています」

『武藤』と共に、化粧ルームを出る。すでに『門倉』達の姿はない。
『セラピールーム』の方へ移動したのだろう。
『鈴元』たちもそのまま『カウンセリングルーム』へと向かう。

「30歳、女性、会社員、『戸葉 彩江(とば あやえ)』様。
 今からカウンセリングする方です。鼻を高くしたいとのご要望。
 具体的な施術の確認や説明は私が行いますので、
 『鈴元』さんは彼女の『思い』を傾聴してもらえれば、と思います」

着く間に簡単な説明を受ける『鈴元』。
せっかくの機会、この間に『武藤』に質問があればしておくといいだろう。

441 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/27(日) 00:39:46
>>440

「あ……え……」

思わず頬が赤くなる。
くすぐったそうに笑う。

「う、うん。行こか……」

いそいそと武藤について行った。

「戸葉彩江さん……」

「そういえば武藤さんは長いことここに務めてはるん? 落ち着いてはるって言うか……」

「あぁ、いや、こんなん仕事と関係あらへんし、聞かれても困るやんね? えっと、呪いって見たりとかしてはります……?」

442 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/27(日) 01:01:47
>>441(鈴元)
「ええ、もう随分長く勤めていますね。『院長』には、とてもお世話になっています」

『武藤』がそう答える。

「『呪い』……ああ、例の『顔』が崩れてしまう………。
 はい―――ありますよ。二回ほど。

 ………貴女は、あれを調べているんでしたね。

         ………では、聴きますか? 『その時の音声』」

『武藤』から意外な提案を受ける。

「『院長』には内緒ですよ?
 『院長』はプライバシーを重視しているのでそういう事は禁止しているのです。
 ただ、いざ『クレーム』が来た時に困るのは私ですからね。
 適正な対応を行った『証明』として、ひそかに録音しているのです。

 ………もちろん、今すぐは無理ですよ。『予約客数人』の対応がありますからね。
                          それが終わった小休憩の時間にでも」

そんな話をしているうちに『カウンセリングルーム』はもう間近だ。
一応の収穫はあったが、最後に一言二言で
確認できる事があれば、さらに何か聞けるかもしれない。

443 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/27(日) 01:39:01
>>442

「長いんやねぇ。落ち着いてはるというか、慣れてはる感じやったからそうなんかなと思うて」

実際そうらしい。

「え、聞いてエエの? 音声」

「出来るんやったら聞かせてもらいたいんやけどぉ」

真実に近づくことが出来るのなら必要なことだ。
多少院長からの心象が悪くなるかもしれないが、こっちも期限がある。

「あ、その音声ってどこの部屋のやつやろか」

444 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/27(日) 02:06:49
>>443(鈴元)
「音声はここ、『カウンセリングルーム』のものよ」

『武藤』が質問に答えるのとほぼ同時に二人は部屋と辿り着く。

  ………

          コン コン コン

   「失礼します―――『戸葉』様」

そして、『武藤』が一礼しながら部屋を入り、『鈴元』も続く。

部屋には『院長室』と同じような応接用のテーブルとソファが設置されている。
そのソファにどっかりと座るのは少し太めの、セミロングの髪の女性。
この女性が『戸葉』だろう。施術したいという『鼻』は………
確かに少し上向きでお世辞にも高いとはいえなかった。

「少し遅いんじゃなァい?
  ええええと、『武藤』さんだっけ? あとはぁぁ―――」

『戸葉』の視線が『鈴元』に注がれる。

「ナースの『鈴元』と申します。新人なので何卒よろしくお願いいたします」

その視線を跳ね返すがごとく、先輩として『武藤』が『鈴元』を紹介する。
これからこの『戸葉』の話を聴かなくてはならない。
『鈴元自身』からもしっかり挨拶しておいた方がいいだろう。

445 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/27(日) 02:57:35
>>444

「失礼します……」

少し緊張きた心地で中に入る。
この女性が戸葉なのだろう。
頭を下げて一礼をする。

「鈴元です。まだ未熟者ですけど、よろしゅうお願いします」

なるべく標準語のアクセントで話そうとするが、どうしてもお国の言葉が顔を出す。
多分、少し訛っているように聞こえるだろうが、誠意は変わらない。
にこっと微笑む。

446 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/27(日) 23:57:30
>>445(鈴元)
「よろしくお願いいたします、『戸葉』さん」

『武藤』も『鈴元』にあわせ、礼をする。

「ふゥん、『鈴元』さんねェ―――
 随分と若そうだけどダイジョウブなのかしらねェ」

『戸葉』は値踏みするかのように『鈴元』を眺める。

「それはもう………『院長』も認めた『優秀』な人材ですので。

 それでですね、『戸葉』さん………本日はこの『鈴元』に、
   『お話の聞き役』をさせて頂いてもよろしいでしょうか。

    『新人』にもいつかは『経験』させなければいけない事。
     心優しい方にしか頼めない事なのです―――『戸葉』さんのような」

 『武藤』がそんな『戸葉』に依頼する。

 『戸葉』は『えェ〜どうしようかなァ〜〜』などと渋るフリをしていたが、
   『武藤』のヨイショに気をよくしたのか、最後には許可してくれた。

「いいわよォ、じゃあ、『鈴元』さんだったっけ。

   まずきかせてもらうけど、
                   アナタ、『人生の目的』ってなんだと思うゥ?

          『人って何を目指して生きていけばいいのォ?』」

そして『戸葉』が『鈴元』に問いかけてくる。
 見かけのわりに、いや見かけどおりの、『ちょっとヘビィ』な話し始めだ。

447 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/29(火) 01:58:12
>>446

(そら、若いわな)

中学三年生だ。
この院内の平均年齢を下げている一員である。

「人生の目的……ですか?」

考える。
どう答えるか、ではなく答えてもいいかという意味で。
こういう場はなるべく相手に合わせるべきだ。
特に、こういうタイプの人間は。

「美意識」

「あるいは、納得とか哲学と言ってもいいですけど」

じんわりと背に汗がにじむ。
鈴元涼の背にある刺青。
咲いた桜のそれは鈴元涼が咲いた桜のようになりたいと願ったから掘られたものだ。

「なので、何を目指すかと言われれば、自分の思う自分、かと」

448 『せんせいのかくしごと』 :2019/01/31(木) 22:47:31
>>447(鈴元)
「へェ〜〜〜『自分の思う自分』か。
        そうねェ、その通りかもねェ〜〜〜〜」

『鈴元』の答えに『戸葉』はそういうと高笑いする。
印象はけして悪くはなかったようで、彼女はそのまま話し始める。

「ワタシも自分の『美意識』を信じて頑張っていたわ。
 若いころはね〜〜〜志も信念もあったわねェ〜〜〜。

 でも、世の中、いろんな形の『障害』が多すぎるのよ。
  自分の思う自分を目指して一本気に生きても、
    つまァ〜〜らない事で
       足をすくおうとする連中が多すぎるのねェ〜〜〜

  だから、ワタシはもっとも単純で、だけど、
   大抵の困難を解決してくれる魔法の『切り札』を集める事にしたの。

            それはァ〜〜〜『お金』。
      私の『人生の目的』は『大金持ち』になる事よォ〜〜〜〜

    こういうと見下す人もいるけど、シンプルでいいと思わない?
     悩み続けるのも大事かもしれないけど、
      分かりやすい『価値』を見つけたら後はそれを目指せば、
       限りある人生の時間を一番有効に使えると思うのよねェ〜〜〜」

『戸葉』は自分の話を一方的に語りだす。
自分がいかに苦労したかや『金もうけ』の話などを怒涛の勢いで喋り倒していく。

これを聴くというのが、このクリニックのサービスに
なっているようだが、聴く方は結構、大変かもしれない。

とはいえ『鈴元』の目的は『呪いの発現』。
それがこういうシチュエーションで出やすいというのであれば、
とりあえず口を挟まず、彼女に喋らせておくのも手だろう。

あるいは、『戸葉』に『クリニック』について、尋ねてみるのも悪くないかもしれない。

449 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/01/31(木) 23:36:35
>>448

「なるほどぉ」

人間の喋りというのはだいたい三つ。
話したがりか、寡黙か、聞かれれば答えるだ。
寡黙はそもそも答えも淡白で会話になりにくい。
目の前の人間は話したがりだ。
自分の話した言葉をフックにして別の話を展開する。
こういうタイプは気持ちよく合いの手を入れてあげればいい。

「それは大変でしたねぇ」

同調。
下手に口を挟まず、とりあえずは喋らせておいてみよう。

450 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/02(土) 03:49:49
>>449(鈴元)

『鈴元』のとったの態度は『同調』。
それに乗じて『戸葉』はペラペラと話を続ける。


  ペラペラ
          ペラペラ
    ペラペラ
                 ペラペラ

         ペラペラ
                          ペラペラ

  ………
           ………
                       ………

上手く行き過ぎたようで、『戸葉』の話は止まらない。
これがいいのか悪いのか――――

とりあえず、いまのところ、『呪い』の兆候は一切ない。
そんなに数多く出現するような話ではなかったので、
あるいは『戸葉』のケースでは『呪い』は発動しないのかもしれない。

「それでその娘、『株』とか『投資』とかそうゆうのは『よくない』っていうのよね。
 それは『ギャンブル』なんだって! 『邪道』なんだってさァ〜〜〜。
 あ、バカなんだ、って思うわよね。
 日本の教育ってお金を稼ぐ方法については教えないじゃない?
 むしろ『真面目に働く』のが唯一の道、みたいなノリだものね〜〜〜
 あれじゃあ仕方がないのかしらね。ああいう娘が産まれちゃうのは。

 でも、ふふふ、それなのによォ〜〜〜、ふふふ、笑っちゃう。
 その娘、体よく『カモ』にされちゃったのよ。
 ちょっとイケメン風の………ふう、よ。ふう。
 よく見たら大した事のない男に『マルチまがい』の商材
 押し付けられてヒイヒイ言っているの!
 『それだけで儲かる! 大金が入る!』
 そんな話を信じちゃうのねェ〜〜〜〜愚か。

 最後は『戸葉さァん、この化粧品買ってくださァい』なんて
 ナメた事言ってきたから、ブロックして、完全無視。

 今、どうしてるのかしらェ〜〜〜
    転落人生まっさかさまかしら? 自業自得だけど」

『これ、美容外科で話さないといけない話ィ?』みたいな無駄話が続く。
ただ、そういう話をサービスで聴いてあげているから、ここは流行っている(た)のだろう。
『王様の耳はロバの耳』。愚痴の吐露の場の提供は、それだけで『癒し』という事か。

451 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/02(土) 03:53:27
>>449(鈴元)


 ………
         ………


 ゴゴ
            ゴゴゴゴゴ

          ゴ

                 ゴ
                                ゴ


 ―――そして、『その瞬間』は唐突に。

            ふと、『鈴元』は『異変』に気づく。

正確なタイミングは分からなかったが、
 いつのまにか―――『手』。
 『目』を覆うのにちょうどいいサイズの『小さな両手』。
  それが『戸葉』のそれぞれの目を覆っていた。

  その『デザイン』は人間のそれではなく、
           『鈴元』が馴染む『異能』の意匠だ。

  ゴ    ゴゴゴ  ゴ ゴゴゴ ゴ ゴ ゴ

 『戸葉』や『武藤』はそれに気づいていないように思える。
 もちろん、そういう『演技』をしている可能性はあるが―――
 少なくとも目が塞がれている『戸葉』は『見えて』いれば、
 何かしらのリアクションをするのではないだろうか。

 ………

      「………? あら? あらァ?」

『戸葉』が混乱し始めたのは『手』が動き出し、
彼女の目がそれにあわせ、左右に明確に離れていってからだ。
あそこまで離れれば『視界』に確実に影響があるだろう。

『手』は更に移動し、それにあわせ
 『左目』は『頬』に『右目』は『額』に移動し始めた。
『戸葉』は何が起きているのかわからず、
 自分の顔を触りだすが、『現れた手』は『戸葉の手』を『透過』する。

「ちょ、ちょっとォ? なに!?

      どう、どう、どうなってるのォぉぉ〜〜〜〜!?」

『戸葉』の悲鳴にも似た訴え。
『武藤』は意外なほど冷静だが、
彼女はこの現象をすでに何度か見ているとの事。
『覚悟』がある、という事なら、
取り乱したりしないのはおかしい事ではないのかもしれない。

このまま『観察』を続けるか、
     あるいは何かしらの『干渉』を行うか。
              それは、『鈴元』の考え次第だろう。

452 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/03(日) 00:21:58
>>450-451

「それは難儀でしたねぇ……」

柔らかく笑みんで返しながら相手の様子を見る。
話の内容も重要なので聞いておくが、気分のいい話ではないかもしれない。
否定できる立場でも人生でもないし、性格でもないからちゃんと聞くが。

「……!」

(出た、出てきた……!)

特に引っかかるような特別な言葉はなかったはずだ。
だとしたら、これは言葉に反応するものではないのか?

(来て……)

『ザ・ギャザリング』を発現し、現れた手を掴みに行く(パス精CCC)

「……多分、心のどっかの不安な気持ちが出てきてるんだと思いますから」

「目を閉じて深呼吸を……必要なら手を握っても……」

聞きいれられるかは分からないが、一応声はかけておく。
自分が取り乱しても相手の動揺をあおるだけだし。
どんな人間でもここに来た以上は自分の客だ。
この場で安心安全の保障は出来ないが、不甲斐ない姿は見せられない。

453 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/03(日) 00:53:01
>>452(鈴元)
「不安………そう、なの………!?
 でも! グルグル目がァ〜〜!
  『メマイ』って、れ、レベルじゃあないわよォ〜〜〜!!」

『戸葉』に声をかけるが、容易に心を落ち着かせられる状況ではないようだ。

そこで、『鈴元』は、祈り、念じ、

           『 ハ ラ リ 』

     舞い落ちるように『ザ・ギャザリング』を発現する。
               そして、すぐさま、元凶の『手』を掴もうとするが………

                      ―――『するり』

『手』は『ザ・ギャザリング』のそれを『透過』して掴ませない。
おそらくだがこれは『能力(?)』の『象徴』のようなものなのだろう。
すでに『発動』してしまっている証―――普通のやり方で止める事は難しそうだ。

  ………

          ………

『一分』ほど経っただろうか。『両手』はおもむろに消える。
そして、後に残るは『手』が最後に消えた位置に『目』を持つ『戸葉』だった。
『右目』は顎の部分、『左目』は鼻の横あたりで固定されてしまっている。
そんな事態になっても、ずっと『見えて』はいたようだ。

    「…………ど、どうなっちゃったのォ!?」

『戸葉』にとってみれば『視界』が動くのが止まった形だろう。
このタイミングを逃さず、慌てて自らのバッグからミラーを取り出し、

   そして………
                       パたリ。

     自らの顔を確認した『戸葉』は、『意識』を失う。

「………倒れてしまいましたね。まあ、無理もないと思いますけど」

『武藤』が呟くようにそう語る。冷静そうにみえるが、その顔は蒼白。
やはり、『覚悟』していても『呪い』をみるのは
気持ちのいいものではない、という事なのだろうか。

「手伝ってもらえますか?」

『武藤』は部屋の奥に置いてあった『担架』を持ってきた。
さきほどは気付かなかったが、奥のスペースに『ベッド』もあるようだ。

               「一度、ベッドに寝かせてしまうので」

454 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/03(日) 01:57:24
>>453

(うわ)

触れない。
すでに顔の変質は決定づけられている。
回避は事前に謎を潰しておくしかない。

「……」

やってしまった。
申し訳なさそうに目を伏せた。

「はいな……」

武藤を手伝って担架を持とう。

「武藤さん、慣れてはるんやね。僕まだ心臓がバクバクして、全然アカンかったわ……」

「すんません……」

455 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/03(日) 02:29:40
>>454(鈴元)
「『初めて』なら仕方がないでしょうね。
 先ほども言いましたが私は『二回』、直接目にしていますし
 他の人が見た話も聴いてますから―――」

二人がかりで『戸葉』をとりあえずベッドに乗せた。
グッタリとする『戸葉』。目の位置は奇妙な場所のままだが、
改めて見ると、まるで始めからその位置についていたかのような自然な癒着だ。

「―――大丈夫。時が経てば治りますよ。
 今までの発症した方すべてがそうでしたから」

『武藤』が『鈴元』にそう声をかける。

「………次の『予約』まで、まだ時間があります。
 少し落ち着いたら『戸葉さん』を『レストルーム』に運んでしまいましょう。

 ―――しかし、本当になぜ、こんな事が起こるのかしら。
     『呪い』だとか言うけれど『院長』は本当に頑張っていらっしゃるのに」

『武藤』が軽くため息をつく。
幸か不幸か、『呪い』のおかげで少しだが時間が出来た。

『考察』をするもよし、『情報収集』するもよし、いっそ『休息』したっていいだろう。

456 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/04(月) 04:22:59
>>455

「そうやとしても、流石です」

こういうことがそう何度も起きると院としても大変だ。
やはりこれはなんとかしないといけない問題である。

「……武藤さんが前に呪を見はった時もこんな感じやったん?」

457 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/04(月) 21:55:04
>>456(鈴元)
「ええ、そうですね。私の時も、二度とも患者様の『話』を聴いていたら
 患者様の顔の部位があんな風に目まぐるしく崩れていって………
 終わる時間も大体あのくらいでした」

『手』の事には触れない武藤。
 時間については『能力』の施行時間とみるべきか。
 そして『条件』については、素直に考えれば、
  やはり『話』が怪しい、という事になるのかもしれない。

「先程も言いましたけど『録音』についてはのちほど。
 一刻も早く、貴方達に、『呪い』を解いてもらいたいものです」

『武藤』は心から心配しているようにみえる。
もちろん、人間の心中などそう容易く
分かるわけはないので、絶対とは言えないが―――

458 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/05(火) 00:26:38
>>457

「その時になんか変なもん見たりとかせぇへんかったですか?」

多分、手は見えてないのだと思う。
もしも見えていたのだとしたら教えてくれていただろうとも考える。
人を疑うより、人を信じていたかった。
少なくとも、現段階においては。
『ザ・ギャザリング』で攻撃する振りをすれば、反応があるか確かめられるかもしれないが、それをする気にはなれなかった。

「そうやね、録音とかも確認して考えんと」

「実際この目で見れたんは収穫といえば収穫やけど」

院的には起こさないに越したことはないだろう。

459 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/05(火) 22:22:27
>>458(鈴元)
「変なもの……? この現象そのものが変と言えば変ですけど………?」

『武藤』が首をかしげる。やはり、心当たりはない、といった様子ではある。

 ………

        とぅるるるるる

と、ここで『カウンセリングルーム』の電話が鳴る。
手際よくそれに出る『武藤』。

「『武藤』です。

    ―――はい ――――はい。

                    分かりました。伝えます」

少しのやり取りで『武藤』は電話を切り、『鈴元』に話しかけてくる。

「『院長』からでした。『鬼塚』さんの時間がとれそうなので、
 もし、今、話を聴きたいのであれば、『院長室』まで来てほしいとの事です。
 ただ、まだ、他の『患者様』の話を聴きたいのであれば、
 『後回し』にしても構わないとの事でしたが―――」

『鬼塚』は確か、呪いが起こる前に雇ったナースという話だったか。

「いずれにせよ『戸葉』さんを『レストルーム』に運んでから、という事で構いませんか?」

460 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/06(水) 00:23:23
>>459

「いや、ええんよ。ちょっとそう思っただけで」

ひとまず、そういうことにしておこう。
現実はどうか分からないが。

「鬼塚さん?」

思ったより早かったか。
いや、これぐらいの予想だったか。

「……そうやねレストルームに運んでから、鬼塚さんとお話させてもらおかな」

461 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/07(木) 00:02:14
>>460(鈴元)

『鈴元』の言葉に『武藤』は深く頷く。
二人は再度、協力し合い、担架に『戸葉』を乗せた。

 ……… ……… ……… ………

赴いた『レストルーム』は、部屋の雰囲気は他の物と似ていた。
大きなソファとテーブル、中央には『お菓子』が置かれており、落ち着いた雰囲気。
個別にトイレルームが取り付けられており、大きな鏡と洗面台もある。
奥にベッドがいくつかあるのも特徴か。
これなら何人か、倒れても問題はないだろう。

協力し合い、『戸葉』を『レストルーム』のベッドに移す。

「ありがとうございます。後の事は任せて頂ければ。
『院長室』は、分かりますよね?」

『武藤』が軽く会釈する。問題なければ、
そのまま『院長室』へと向かい、『鬼塚』と会うといいだろう。

462 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/07(木) 02:18:23
>>461

ベッドがいくつもあるのはそれだけ人が入れられるようにするためだろう。
他にも理由はあるかもしれないけど。
またこのベッドに寝る人が増える日を作らないといけない。

(それはそれで問題か)

施術が立て込み過ぎている。
鏡で身だしなみを一応チェックしておこう。

「うん。院長室は一人で行けます」

「ありがとうございます」

頭を下げて礼を言って、院長室に向かう。

463 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/08(金) 07:04:11
>>462(鈴元)
まずは鏡で身だしなみをチェック―――
清潔感溢れる『ナース服』、そして主張しすぎない『ナチュラルメイク』。
『鏡に映る鈴元』は『鈴元自身』が見ても十分に『女子』に見える。

その後、『武藤』へ一礼し、『院長室』へと向かう『鈴元』。
『呪い』を『単純なスタンドの腕力』で防止できない以上、
とにもかくにも『解決』には情報が必要だ。
今は黙々と必要な情報を集めていく時だろう。

 ……… ……… ……… ……… ………

「―――どうぞ」

『院長室』にてノックすると、『院長』の声が『鈴元』を出迎える。
部屋に入ると、『阿多院長』および、少し陰鬱そうな印象を受ける
細身の女性が居た。女性は『鈴元』と同じナース服を着ている。

「『調査』は順調? 話のとおり、『鬼塚さん』を呼んできたけど」

 『阿多』の言葉に、

 「『鬼塚』です……よろしくお願いしします………」

ぽつぽつともう一人の女性が喋る。彼女が、『鬼塚郷子』なようだ。

「どうする? 私が居るとよくないなら、席を外すけれど―――」

『阿多』がそう提案する。

464 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/09(土) 00:24:46
>>463

「……」

見られる女装なのがやっぱり不思議な気分だ。
もう少し所作に気を使えば女性として一日過ごせてしまいそうで。

(……うぅ)

自分の男性性に不満は無いが、これこれで困りものだ。

「はは……おかげさんで」

院長の言葉に曖昧に笑う。
順調というか呪いを起こしてしまった。
収穫といえば収穫なのだが。

「鈴元涼ぉ言いますぅ」

鬼塚に頭を下げた。

「あ、えっと……鬼塚さんが院長とおった方が話しやすいんやったらそれで大丈夫なんやけど」

465 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/09(土) 13:54:11
>>464(鈴元)

「いえ……別に、話せます。一人でも」

『鬼塚』がそう答える。大人しそうな感じではあるが、
流石に一人で話せないレベルでは
ここの仕事はこなせないという事だろう。

「そう………では、私は『診察室』の方へ行っているわね。
 そろそろ『セラピールーム』の患者様を診る準備をしておきたいし」

『阿多』はそう言うと、立ち上がる。
『セラピールーム』は『門倉』が立ち会っている方か。
『何事』もなければ、その後に『診察』という流れなのだろう。

このまま行けば、『阿多』は出ていくだろう。
そこから『鬼塚』との会話が始まるはずだ。

自分から何か言うようなタイプではなさそうだし、
『鈴元』から、会話を引き出してあげるといいのかもしれない。

466 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/09(土) 23:15:05
>>465

院長にはご退室願おう。
……『ザ・ギャザリング』を出現させ院長について行かせる。
セラピールームにいる門倉に呪いを起こしたのを伝えるためだ。
射程外の場合はスタンド会話で叫んでおこう。
一応、鬼塚にも見えているか少し確認だ。

「えっとぉ……改めて、鈴元涼です。今回の呪いの騒動をなんとかして欲しいと依頼されて、ここにおります」

改めての自己紹介。

「院長先生に呪いが起きる前に変わったことは無かったか聞いて、忙しなったから人を雇ったって話を聞いたんよ」

「それが鬼塚さん、でええんよね?」

467 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/10(日) 00:25:01
>>466(鈴元)

『ザ・ギャザリング』が院長の後に続く。
『鬼塚』は見えていないように思えるが、それは、あくまで『印象』だ。

「あ、はい……『鬼塚』です」

『鈴元』の再度の自己紹介につられるように『鬼塚』も再び名乗る。

「え………『院長』がそんな事を言ってたんです?
 私が『変わった事』って………や、確かに『変な事件』が起こる少し前に
  私が入ったのは間違いないですけど………

   え………疑われているんですか? もしかして私が?」

『鬼塚』は敏感なところがあるのか、今の話だけで不安になってしまったようだ。

468 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/11(月) 04:27:57
>>467

鬼塚は心配性なのだろうか。
口数が少なそうな感じであるし、そうなのかもしれない。
警戒されたり不安な気持ちがある状態では話もしにくいか。

「でも院長さんはこの呪いが始まっても辞めずに働いてくれてるって言ってはったよ」

「院長さんからしたらありがたいことやと思うし、多分鬼塚さんが頑張ってはるん知ってるんやと思うんよ」

あの呪いを何度も見れば辞表を出したくなる者も出るかもしれない。
しかし、それでもこの病院には人がいる。

「それに僕の聞き方も悪かったんやと思うわ」

「変わったことはないかぁなんて、怪しい人の出入りとかなかった? って、聞くべきやったやんねぇ」

「鬼塚さんが来はったんは、変わったことは変わったことでも、嬉しいことの方やよ」

柔らかく笑ってそう伝える。
鬼塚が気にする事は何一つないのだと伝えたい。

469 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/11(月) 11:51:22
>>468(鈴元)

「え………『院長』が私をよく思っているって事ですか?
 えへへ……本当ならうれしいな。
 『院長』、いつも、カッコいいし、趣味もいいし………」

『鬼塚』は照れる。不安はいくらか解けたようだ。

「それで………訊きたい事というのはなんですか?
 初めに言っておきますけど、私………『呪い』なんて全然分かりませんからね。
 ほかのベテランの方と違って、遭遇した事もないですし……」

真剣な表情で『鬼塚』は語る。

470 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/13(水) 02:06:54
>>469

「僕はそうやと思うます……うふふ、鬼塚さん、院長先生の事尊敬してはるんやねぇ」

信頼というか、憧れのようなものだろうか。
そういう関係になる人がいるのはいいことだろう。
目標のような存在だ。

「とりあえず呪いを見た時のことを……へ?」

遭ったことがない。
遭ったことがないといったのか。
ベテランか若手というのは恐らく関係がない。
鈴元自身が呪いを確認したのだから、きっと関係はないはずだ。

「……それは」

なんでと相手に聞いても分からないだろう。

「鬼塚さんって他のお人さんと対応が違うんやろか……」

「あ、鬼塚さんは一人で患者さんの応対とかのお仕事してはるんやろか」

471 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/13(水) 04:52:49
>>470(鈴元)
「え………そういう話出ちゃってます?
 『鬼塚の対応なんか違うよねー』みたいな感じですか……?
   う……うう……が、頑張っているんだけどなぁ………。

 ひ、一人で応対する事もありますよ……。
   穏やかな方とか………大人しい方とかは………

   でも、私………なんか、『会話』を盛り上げるのが苦手で………
      よく喋る患者様は、『気持ちよく喋れない』とかで、先輩方を指名したり………

       イライラするとか……  なんとか………
                                   ………ううう……」

『鬼塚』は話しているうちに、だんだんと辛そうな感じになってくる。
話の限りでは、『患者が話す時間』が回数、質ともに
圧倒的に他のスタッフより少ないのだろう。

それでも『鈴元』よりは多いだろうが………
逆に『鈴元』が一発目に引き当てたのが『奇跡的』だといえるのかもしれない。

ともあれ、『鈴元』が『呪い体験』について
『鬼塚』に訊きたかったのであれば、あてが外れた事になるが―――

472 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/13(水) 22:57:08
>>471

「あぁ、すんません、辛いこと思い出させてもうて」

「誰で初めのうち慣れへんと思うし、ゆっくりで大丈夫やと思うよ?」

鈴元は彼女が今回の騒動の中心にいるのだと考えていた。
単純な考え方で、犯人の疑いがあると思っていた。
だから接触をしてみようと考えた。
若干毒気を抜かれた感があったが、しかし話してみれば犯人ではなさそうである部分の方が強い。

(気持ちよく……かぁ……)

「鬼塚さん、よかったら一緒にカウンセリングしてもらわれへんかな」

473 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/14(木) 04:25:03
>>472(鈴元)
「あ………
        はい……ありがとうございます………。

 私、こういう感じなので、他の場所ではあんまり上手くいってなくて………
 『院長』みたいなステキな方の元………働けるのは本当に嬉しいです」

『鈴元』の優しい言葉に、『鬼塚』は礼を言う。

『犯人』………アレが『スタンド』ならば基本的にはそれを操る『本体』がいるはずだ。
極論を言えば、『本体』をどうにかすれば『スタンドの謎』など解かなくても事態は解決する。
『呪い』の能力の詳細や、発動条件だけでなく、本体自体を特定するというのも一つの手か。

「え………『カウンセリング』? ああ……今、『鈴元さん』がやっているんでしたっけ。
 『院長』が許してくれるんであれば………別にいいですけど」

『鈴元』の申し出を承諾する『鬼塚』。もっとも彼女が言う通り、
責任者である『院長』の許可は必要だろう。

474 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/15(金) 01:06:13
>>473

「うんうん。大丈夫やよ。いまお話してても鬼塚さん、ええ人やって思うし」

しかし鬼塚が犯人でないとなると困ったものだ。
院長の答えからすると新しい人の出入りもなさそうだし。
……流石に全スタッフを調べるのは難しそうだし。

「そう。もしかしたら呪いが起きる条件みたいなんがわかるんかもしれんと思って……」

「院長さんにお願いしてみよか……?」

475 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/15(金) 07:53:12
>>474(鈴元)
『鈴元』は犯人について考える。
全スタッフ………そもそも全スタッフは何人なのだろうか。
『医師』は、おそらく『院長』一人。
更に『呪い騒ぎ』で人が辞めているとなると、意外と多くないのかもしれない。

「『呪いの条件』……? 私が居たら分かるんです……?
 でも、それが分かって『院長』が喜ぶなら私もうれしいです……
  『院長』、趣味もいいし、私に優しいし………」

『鬼塚』も乗り気のようだ。これ以上訊く事がなければ、
『院長』にお願いしにいくのもいいだろう。

476 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/16(土) 02:29:54
>>475

鍵になりそうなのは今のところ院長か鬼塚だろうか。
まだ分からないが。
原因が分からないことには絞り込みも難しいところだ。

「分かるっていうか、呪いが起きへんのはなんでかって調べられるんちゃうかなって」

(ほんまに院長さんのこと信頼してはるんやね……)

過剰とも思われるものかもしれないが、鈴元にとってはそれくらいの気待ちが普通だった。
院長にお願いしに行こう。

477 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/16(土) 03:41:10
>>476(鈴元)

「なるほど……なんにせよお役に立てるなら喜んで……」

そんな『鬼塚』と共に、『鈴元』は『院長』の元、『診察室』へ向かう。

  ………

そういえば『ザ・ギャザリング』は無事、『門倉』の元へ行き、呪いの事を『スタンド会話』で伝えられた。

『ザ・ギャザリング』で確認した限りでは、『セラピールーム』では最初の患者との対話が終わっていた。
『セラピールーム』で『呪い』が発現した様子はなく、『角田』がそれとなく『門倉』にダメ出しをしていた。
さらっと聞いた感じだと、『門倉』がやたらと喋りすぎてしまったようだ。

そんなわけで『ザ・ギャザリング』は『門倉』に伝言を届けたまま、『セラピールーム』に居る。
そのままそこに居させてもいいし、一旦、戻すのもいいだろう。

        ………

そして、『鬼塚』と共に『鈴元』は『診察室』の前まで来た。

「……そう! ワタクシ、顔をいじるなんて! と思ってましたけれど、
 大事なお友達がねェ、しちゃったって言うんですのよォ。ですから………」

中から声が漏れてきている。どうやら『診察中』のようだ。

流れとしては『セラピールーム』で、『門倉』達が対応した患者なのだろう。
声が非常に大きいようで、それなりに分厚い『診察室』のドアからも患者の声が漏れ聞こえる。

「………主人も、子供たちも賛成してくれて、
     ワタクシ、感激してしまったんですのよ。

  センセは『独身』でしたっけ?

  ………あらそう。

   おキレイなのにねェ〜〜
    やっぱり女のお医者サマだと色々と難しいのかしら? おほほ」

478 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/17(日) 02:31:00
>>477

(喋り過ぎ……かぁ……)

やはり喋る量なのだろうか。
鬼塚が呪いを見た事がないのが気持ちよく話せないからなら、その辺も関係がありそうだ。
まだ一応セラピールームにスタンドはいてもらおう。

「……」

診察室から聞こえてくる会話に少しだけ瞳が揺れた。
無意識のものだ。
あまり聞きたい話ではない。
阿多がどんな人生を歩もうとそれは自由で、独身であることも綺麗であることも何一つ問題は無い。
扉の向こうの客が笑う意味が鈴元には理解出来なかった。

「もうちょっとおろか」

479 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/17(日) 10:33:48
>>478(鈴元)

『鈴元』は『診察室』の前で待つ事を『鬼塚』に提案する。
『鬼塚』は、無言。見ると明白な『怒りの表情』だ。
怒りのあまり、返事もできないような状況なのだろう。

「―――え?
 ああ、少し声が大きかったかしら?ごめんなさいねェ。
 『セラピー』の方であんまり話せなかったもので、つい。

  でも、ワタクシ、さすがにあの『ナース』さん、良くないと思うんですのよォ。
  自分ばっかり話しちゃって、アレじゃあねェ〜〜」

『ザ・ギャザリング』の情報と合わせて考えれば、『門倉』の事か。

ともあれ、『阿多』が患者の声が大きい事をそれとなく伝えたのだろう。
これ以降、『診察室』から声が漏れる事はなくなった。

「………『武藤さん』に聞いたんですけど、かなり昔に
 『院長』には『真剣にお付き合いしている人』が居たんですって。
 でも『お仕事』の事とか色々あって、結局、『結婚』しなかったって。

 『院長』はそれだけこの仕事に賭けているんですよ。
 ああいう厚顔無恥で極悪非道な誹謗中傷にも負けないくらいに………」

『怒気』と『気遣い』が、『鬼塚』の語りから感じられる。

480 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/19(火) 00:36:27
>>479

「……そんなことがあったんやね」

「やとしたら……まぁ、やとせんでも、さっきのは気持ちのええ物言いではなかったわぁ」

鬼塚の言葉に小さく頷いて同意する。
阿多を否定することなどできない。
自分が助ければいけない依頼人だからじゃない。
鬼塚に、人にこれほど慕われるにはよほどの魅力がなければならない。
ただ、人は時が経てば咲く花ではない。
努力の上に実を結ぶものがあるのだ。

「僕は今日のお仕事が終わったらさよならやけど、鬼塚さんはいてはるから」

「その院長センセの賭けを支えたってください」

(……)

そういえば、だが。

(さっき呪いを受けたお客さんもたしかあんな風に人を悪う言うてはったはず……)

(喋りたがりなんも一致してるんかな……)

(服の乱れが心の乱れ。じゃあ言葉の乱れは……)

顔の乱れか?
まさか。

481 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/19(火) 20:34:33
>>480(鈴元)

「はい……! もちろんですとも……!
 『院長』は、出来る女で、趣味がいいですからね………!
  ずっとついていくつもりです………!」

 『鬼塚』が『鈴元』の言葉に強く頷く。

   そして―――

                               バタン

『診察室』から樽のような熟女が出てきた。
チャラチャラとつけた高価そうな装飾品は見せびらかす為につけているかのようだ。

彼女の顔に『異常』はみられない(元々の顔つきは『悪い』が)。
『言葉の乱れ』に着目した鈴元の憶測は、
少なくとも彼女に対しては当てはまらなかったようだ。

女はそのまま受付へと向かおうとしている。
これで『院長』はフリーになっただろう。

482 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/20(水) 23:25:49
>>481

(趣味がええのは知らんけど)

そこまでになると崇拝だが。

部屋から出る人を見る。
憶測は外れた。
また別のところから考えよう。

「行こか?」

鬼塚と院長のところに向かおう。

483 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/21(木) 01:26:00
>>482(鈴元)

気を取り直し『阿多』のところへ向かう二人。
ノックすると、『どうぞ』の声。そのまま入る。

「―――ああ、お話はもう終わったの?
 何か実のある話が出来たならよかったけれど」

『阿多』は二人にそう話しかける。

「え………あ、はい。なんとなく、話は、出来ました。
 それで、ええと………『事件解決』の為に、
  私が『鈴元』さんと一緒に、『カウンセリング』を
    行おうという話になったんですけど………大丈夫でしょうか」

先程の話は『鬼塚』の方からしてくれた。

「それは、別に構わないわよ。
 『カウンセリング』の方は、もうしばらくしたら
 新しい患者様が来る予定だし」

あっさり許可を得る事が出来た。

484 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/22(金) 02:07:59
>>483

「ありがとうございますぅ」

「……正直、意外というか、ええんですか?」

慣れてない同士のペアということになる。

「鬼塚さんが呪いにあったことないってことで、話を聞いてたんやけど」

というか院長は知らなかったのか。

485 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/22(金) 07:32:23
>>484(鈴元)

「………このままじゃあこのクリニックは潰れてしまう状況よ。
 だから『非科学的』だと思っても貴方たちに依頼した。
 『解決』のためだと言うのならよほどの事じゃあなければ許可します。

ただし、私には貴方たちが『本物』かどうか確かめる術はない。
 だから、期限は今日かぎり。今日だけはとにかく信じるし、
 今日で無理なら他を探す、そういう線引きをさせてもらっているわ」

『阿多』はそう答える。確かに補佐をつけているとはいえ
『鈴元』や『門倉』に直接、患者対応させている時点で、
それなりの『覚悟』はあるのだろう。

「『呪い』にあったことがない……ああ、『鬼塚さん』は当たった事がないんでしたっけ。
 『呪い』について訊きたいという事だったのなら、事前に言っておけばよかったわね」

『呪い』の直接体験は重要な情報ではあるが、他の情報に価値がないわけではない。
『阿多』としてはその他の情報を得るために『鬼塚』に接触したのだと思っていたのだろう。

 ………

それはそうと『ザ・ギャザリング』の視覚で、
『セラピールーム』にて『門倉』が一人になっているのが見えた。
どうやら『門倉』の相棒のナース、『角田』が何かの用事で席を外しているようだ。

もし、何かあるのなら一度、『門倉』と相談して
『現状の整理』や『新たな方針の模索』などしてもいいだろうし、
このまま、『鬼塚』と次の患者の『対応』を行ってもいいだろう。

もちろん、他の行動をするのも『鈴元』の自由だ。

486 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/22(金) 23:18:30
>>485

「……おおきに」

頭を下げる。
こちらとしても今日という日を全うしなければならない。
全て、だ。
全てを完全にしないと終わらせられない。

(もっと色々情報をとっときたいけど、どこからにしよかなぁ)

まだ手札も少ないし。
いったん整理した方がいいだろうか。
このまま呪いが起きるかどうかを確認し続けても、前進の兆しが見えないかもしれない。

『門倉さん、僕です』

『えっと、相談してもええやろか』

門倉が了承してくれたら以下のことを伝えよう。

『さっきお話聞いてたら呪いが起きて、その後に鬼塚さんから話を聞いてたんよ』

『鬼塚さん、呪いに当たったことがないって言うてはって』

『もしかしたら、呪いが起きへん理由がなんかあるんかと思ってこれからカウンセリングするんやけど』

『そっちの具合はどない?』

487 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/23(土) 01:01:41
>>486(鈴元)
『鈴元』は『阿多』の話を受け、少し押し黙った。

  ―――ように『阿多』や『鬼塚』には見えただろう。

 ………

実際は『門倉』と『スタンド会話』を行っていた。

【こっちはまだ一人対応しただけで『呪い』に出会っていないね。
 少し、ほんの少しだけ『トラブル』があったが―――
 まあ『呪い』自体とは関係ないだろう】

    『門倉』が喋りすぎてしまった件の事だろう。

【『呪い』の起きない理由、か。
 ううん……時間があればそれもアリなんだろうが、
 話をきくに『呪い』が起こる確率はさほど高くはないんじゃあないか?
 それが『意図的』なのか『偶然』なのかは分からないが。

 例えば今回、俺が立ち会った際に『呪い』は起きなかったわけだけど、
 それが俺のせいかどうかは証明出来ない。鈴元君が明確な根拠の元、
 『実証』の段階に入っている、というのなら話は別だが―――】

     『門倉』はいつもの調子で長々と語る。

【個人的には今回の依頼、いくつか解決の糸口はあると思う。
 具体的には『呪いの条件』『呪いの理由』『犯人』あたりか。

 今、俺達は『呪いの条件』を中心に探っているわけだけど、
 これはもうとにかく『サンプル』を増やさないと難しいように感じる。
 出来るだけ多くの『発症事例』を集めて、それらを精査する事で条件を探る―――
 正攻法だとは思うが、時間がかかるし袋小路に陥る可能性もある。

『呪いの理由』はそもそもなぜこのクリニックが『呪いの標的』になっているのか、という話だ。
これが分かればその理由を排除する事で解決に導く事も出来るし、
更にさっき言った『犯人』にそのまま繋がる可能性がある。

『犯人』………もしかしたらそんな者はいないのかもしれないが、
俺はこの事件はあくまで『スタンド使い』が起こしている事件だと思っている。
だから、いわゆる『本体』だね。それを見つければ解決はグッと近づくんだが】

   『門倉』の言い分を信じるならば、『呪いの条件』と並行して、
   『呪いの理由』や『犯人』に繋がる情報も探っていくべきかもしれない。
   ただそうはいってもこちらも途方もない道な気がするが―――

【それはそうと鈴元君、君は実際、『呪いの現場』を見たという事だが………
 そこでこの『呪い』、いや、『能力』がどういうものか、何か感じた事はなかったかい?

 そもそもどういった『能力』なのか、それが理解できれば、
  芋づる式に『条件』や『犯人』も分かる可能性だってある】

488 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/24(日) 01:26:48
>>487

『鬼塚さんが呪いにおうたことがない理由は……その、おしゃべりが他の人より苦手ってことやと思うねん』

『僕ん時は相手のお人さんが喋りはる人やったから相槌を打っとったんやけど』

『やから、おしゃべりの中身になんかきっかけがあるんかと思ったんよ』

ただ、それは確証ではない。
予想の範囲を出ないものだ。

『うん、そういうところも探りたくて』

途方もないが、核心は近い。
それに犯人も理由も密接にかかわっている。
どちらかが分かれば大きな前進と言って差し支えないはずだ。

『……手ぇやった。スタンドで触ろうと思ってんけどすり抜けて』

『武藤さんが本体じゃないんやったら、勝手に動いてるんやと思う』

『手ぇのスタンドじゃなくて、能力を使うために手ぇが出てるんかもしれへんね』

『……手ぇが目ぇを動かしてて……福笑いみたいに……』

『そういえば、目ぇの位置だけ動かしてた気が……』

思い出してみよう。
あれは目だけを動かしたのか?
多分、そのはずだが。

489 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/24(日) 08:54:35
>>488(鈴元)

【『おしゃべりの中身』、ふむ………そうだね。
 その話をきくに可能性としてはありそうだ。

 そして、『勝手に動いているであろう触れられない手』か。
  こちらのスタンドで無理やり止めるなんて事は出来なそうだね。
   『自動操縦』みたいなものだったら、やはり『条件』がありそうだが――――

 ………目が手を動かす。

           ………『福笑い』………

      確かに、今の話を聞くにその言葉はしっくり来るね】

『鈴元』は記憶を呼び起こす。『手』の動きに沿って動いたのは『目』だけだった。
だが、『阿多』は呪い時には『目や鼻や口がみんな顔の下に集まった』と証言していた。
『目』だけでなく顔のパーツがおかしな方向に動く………
それに『鈴元』の見た『手』を合わせて考えれば、『福笑い』というのは適切な見立てだろう。

【………やはり『鈴元君』を連れてきてよかった。
 そういえば君は最初から、そう表現していたね(>>419)。
 その『直観』―――俺にはないものだよ。

 『福笑いを模した能力』………
  仮にそれが正しいとすると、『呪い』という言葉とは違う趣きを感じるね。
 『条件』『理由』『犯人』、それらに繋がるヒントになるような気もする。

  それを軸にもう一度考察してみて、そして―――

    ………あ、すまない。『角田』さんが帰ってきた。
     この会話なら継続出来なくもないが、
     こちらもこちらで今の話を元に『情報収集』に集中してみるよ。

                            では、また―――】

『門倉』は一方的にまくしたて、そして、一方的に会話を中止する。
『ザ・ギャザリング』の視覚でも確かに角田は帰ってきている。

 ………

「………あの、じゃあ、『カウンセリングルーム』、行きましょうか?」

『鬼塚』が語りかけてくる。

当初の予定通り、彼女と『カウンセリング』しに行ってもいいだろうが、
『名探偵』とは気まぐれなもの。
『門倉』との会話を踏まえ、まったく別の事をしてもいいだろう。

また、どうしてもまだ『門倉』と相談したいという事なら、
その旨を『スタンド会話』で伝え、どこかで合流するのも手だ。

490 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/25(月) 23:16:47
>>489

『せやと、ええんやけど……』

福笑い。
なにか繋がるものはないか。
正月。
笑う門には福来る。
お亀……お多福。

(あぁ、お多福って阿多福やったか……)

そんなことも考えつつ。
ひとまず門倉とは解散しておこう。
後で合流出来そうならすればいい。

「……そうやね」

とりあえず鬼塚とカウンセリングに向かおう。

491 『せんせいのかくしごと』 :2019/02/26(火) 22:45:56
>>490(鈴元)

様々な思いを巡らせながら、
『鈴元』は『鬼塚』と共に、『カウンセリングルーム』と向かう。

「―――よろしくね」

去り際に『阿多』からの言葉。

 ………

「ええと……次の患者様は『板槻 波音(いたつき なみお)』さん。
 二重手術がしたい方みたいですね」

『カウンセリングルーム』に向かう間に『鬼塚』がそう教えてくれた。
『阿多』から渡されたのであろう資料を見ての発言。

移動にさほど時間はかからないだろうが、
今のうちに『鬼塚』に何か訊いておきたい事があれば、
訊いておいてもいいだろう。

492 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/02/28(木) 01:45:10
>>491

「二重手術」

まぶたを二重にするのだろう。
生まれつき二重の自分にはやはり縁がない。

「そういえば阿多先生って落ち着いてはるやんね」

「こないな呪いが起きてるけど取り乱してる様子もないし」

「怒ったりすることとかあるんやろか」

493 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/01(金) 05:54:37
>>492(鈴元)
移動時に『阿多』の話題をふる『鈴元』。

「え………『院長』の話? 『院長』に興味がある?
  『鈴元』さん、もしかして『院長』を狙っているんですか………?」

    何やらおかしな方向へと話を展開させる『鬼塚』。

「やめといた方がいいですよ! やめといた方がいいですよ!
 『院長』は付き合えるようなタイプじゃあないんです!

『どこかに行きましょう』って誘っても、大抵断られる………
『阿多 佳久子』………院長は、33歳、独身……
仕事はまじめでクールビューティーな、『趣味』のいい女性……
なんだかエリートっぽい気品ただよう顔と物腰をしているため、
女子スタッフのあこがれの的だけど、オフの姿はほとんどみせない………」

謎の説明と共に『鬼塚』の話は続く。

「『呪い』についてはずっと起きている事だから、
 もう『取り乱す』という段階は超えているんじゃないですかね………。

『怒ったり』………ですか。
 ミスをすればそれなりに叱られますけど、それも仕事熱心だからでしょう。
 家だって隣だし、何かあったらすぐに対応できるようにしているんです……」

494 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/01(金) 22:32:18
>>493

「え、あ、え、いや、なんで?」

急にそんなことを言われて慌ててしまう。
ぽっと頬に赤みが差した。
別にそんなつもりはなかったのだが。

「あぁ……さいですか」

阿多福というよりはやっぱりお高い人か。
鬼塚の熱意が強いのは十分理解できた。

「家も隣なんや」

不思議な話ではないか。
通勤が楽である。
そのかわり、仕事とプライベートの境目が無くなっていくが。

「やっぱり落ち着いた人なんやねぇ」

『ザ・ギャザリング』にその家に呪いの原因がないか探しに行かせてみよう。

495 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/02(土) 01:39:37
>>494(鈴元)

隣の家―――『門倉』が言っていたデカい家か。
『鈴元』は改めて『クリニック』と『デカい家』の位置関係を思い出す。

『ザ・ギャザリング』の射程距離は『20m』。
隣といってもデカい家、駐車場や塀、庭の位置関係から考えるに、
20mでは『家』を遠巻きに見るのが精いっぱいだろう。

そして仮に入れる距離だったとしても、
鍵がかかっていれば正規の方法では入りづらい。
強行突破するか、あるいは正規の方法、『阿多』に話を通すか―――

 ………

そうこうしているうちに『カウンセリングルーム』はすぐそこだ。
腐っても『鬼塚』は正規のナース、
『カウンセリング』は彼女に任せてもいいだろうが………

496 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/02(土) 02:54:29
>>495

無理そうか。
まぁ、それも仕方ない。
『ギャザリング』は近くに呼び戻しておこう。
何かの役に立つかもしれない。

「……」

とりあえず今回は鬼塚に任せてみようとは思う。
何が原因なのか、というのが気になる。
起きなかった場合と起きた場合の違いだ。
自分が口を出して呪いが起きてしまった時は、手の挙動が気になる。
あの時は目だけだったのには理由があるかもしれない。

「じゃあお願いしますぅ」

497 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/02(土) 03:12:27
>>496(鈴元)

とりあえず、『ザ・ギャザリング』を呼び寄せつつ、
『鈴元』は『鬼塚』と共に『カウンセリングルーム』に入る。

 ………

「どうもォー、板槻です」

中には大学生くらいの茶髪の女性が居た。
切れ長の目は濃いメイクで大きく見せる努力がされている。

「え……あ、はい………あの……『鬼塚』………です。
 お話をききに……あ……ここの『看護師』なんですけど………」

対する『鬼塚』は露骨に緊張している。
腐っても正規のナースのはずだが………

 「あ……はい、よろしくお願いします」

『板槻』は笑顔を見せるが、どことなくぎこちない。
『鬼塚』の対応に少し戸惑っているのだろう。
助けを求めるかのごとく、ちらっと『鈴元』の方を見てくる。

498 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/02(土) 21:44:40
>>497

「……」

正規ナースの仕事振りだ。

「……」

鈴元の目的は基本として呪いが起きないケースを確認して起きたケースと照らし合わせることだ。
だから、極力鬼塚に任せよう。

「……」

任せよう。

「……」

それでも手を差し伸べてしまうのが鈴元の欠点である。

「えっと、鈴元って言いますぅ。今回は鬼塚さんの補佐で入らせてもらってるんですけど」

「お話をさせてもらって、ご要望とかご希望を聞かせてもらいますぅ」

にっこりと笑って話して、相手にリラックスして貰えるように努める。

499 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/02(土) 22:04:58
>>498(鈴元)

「あ、はい。よろしくお願いします。

 あなたが……補佐………あー……補佐なんですね。

   ………なるほど。はい、では、ちょっとお話聞いてもらいますね」

『鬼塚』より明らかに流暢に喋る『鈴元』。
『板槻』は、そんな『鈴元』が『補佐』という立場な事に疑問を覚えたようだったが、
『鈴元』と『鬼塚』の年齢差を確認し、自分なりに納得したらしい。

 ………

「ええと、私は今、大学生なんですけどね。
 高校時代はすごく地味な存在で、クラスの隅で一人で
  本読んでるようなタイプだったんですけど。

 せっかく大学入ったんだからってんで、すこし頑張ってみようかなと思って。
  『普通』になる努力してみてるんですけど、ハハハ、どうも上手くいかないというか。
    自信ってのは『一朝一夕』で、つかないもんなんですよね」

そして、『板槻』は話し始める。

 ここから『鬼塚』に相槌を打たせるか、『鈴元』が話を繋ぐかは自由だ。

500 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/02(土) 22:44:52
>>499

鬼塚に任せよう。

「なかなか難しいですよねぇ」

「自信はねぇ」

相槌はうっておくが。

501 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/02(土) 23:31:16
>>500(鈴元)

「そ………そ………そうですよね………
 自信……自信……そうなんですよね………

         それさえあれば……あれば………」

『鈴元』は『鬼塚』に対話の主導権を任せる事にしたが―――
適度な『鈴元』の相槌と違い、『鬼塚』のそれは、なんというか、『重い』。

「……あー、はい。
  そうなんですよ。自信がなくて、
   出来るだけ友達増やそうとしたり、
    メイクに力入れたり………。
      でも」
         「ダメだった……!
          そうですよね。そんなに性格変えられたら苦労しませんよね………。
          分かる、わかる、分かります………

            私も、本当、どうすればいいのか………
            ………ねえ、どうすればいいんでしょう?」

そして、今度は『板槻』の語りをもぎ取るように途中から『鬼塚』が言葉を紡ぐ。

 ………

話しやすい環境を作るのに確かに『共感』は有効だ。
もしかするとこれが『鬼塚』なりに
必死に編み出した『話法』なのかもしれないが………

「……ええと、あー、どうなんでしょうね。

 とにかく、まあ、私は自信がないので一番のコンプレックスである
  『一重』をなんとかしてもらおうとここに来ました。

   …………あー ……、あとは『先生』と話せば大丈夫ですかね?」

明らかにそわそわし出した『板槻』は
 話を相当端折ってこの場を終わらせようとしている。

  ………

    これが『鬼塚郷子』の『カウンセリング風景』―――ッ!

502 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/04(月) 01:13:15
>>501

不味い。
参考になるならないの問題ではなさそうだ。
もう少し話してもらおう。

「……二重に、とのことですが」

「どのような印象にしたいかなど、理想はございますか?」

「先生ぇにお話頂いてもいいのですけど、術前の時間は限られますので」

「有名人の方のように、とのことでしたら、そう、伝えておきます」

503 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/04(月) 22:07:49
>>502(鈴元)

 「あー……はい。そうですね」

スラスラ問いかける『鈴元』に、『板槻』はホッと胸を撫で下ろす。

ゴソゴソとバッグからスマホを取り出すと………

「この人みたいな感じが理想なんですけど………」

画面に映る写真を見せてくる。

そこには、くっきり二重の20歳くらいの女性が映っていた。スタイルもいい。

「『華麗度100%ッ!』で有名な『成増・カレイド・万華(ばんか)』です。
 成増三姉妹の長女の………知ってますよね?」

『鬼塚』を見ると、オオ……という感じの表情を浮かべている。
彼女も知っているようだ。

「え………そりゃあ………さすがの私も知っています………
 凄いですよね、あの身のこなし………火の扱い………」

504 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/04(月) 22:51:40
>>503

「身のこなし……火の扱い……」

知らない。
世俗には疎い。
疎いというか、数が多すぎて実際に会わないと記憶できない。
テレビの向こうはどうにも世界が違うように思えて。
自分とは違う輝いた世界に見えて。

「こういう風に……ですね?」

「お好きなんですか?」

505 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/04(月) 23:06:33
>>504(鈴元)

「あー、そうですね、憧れの人です。
 『仮面舞踏部 〜ドサ回り編〜』の頃から好きなんですよね。

 アレが出来るって信じられないですよね?

           『めくーるめーく♪ スピィいン ダーンス♪』」

『板槻』がニッコリと笑う。
知っていれば理解できる話なのだろうが………

 ………

このまま『鈴元』が話を促していくのも、
『板槻』との対話をほどほどに打ち切って次の行動に移るのもいいだろう。
もちろん再度、『鬼塚』にチャンスを与えてもいい。

506 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/04(月) 23:33:34
>>505

(ドサ回り編……?)

するのだろうが。
するのだろうが、そこを描写していいのだろうか。

(どこの層を狙って……?)

たぶん自分以外の層だと思われる。
それとなく鬼塚に目配せしてバトンタッチしよう。
多分、この話題なら膨らませられそうだし。

507 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/06(水) 02:58:52
>>506(鈴元)

それとなく会話からフェードアウトする『鈴元』。
会話のスイッチを伝えるべく『鬼塚』に目配せをしたが、
緊張する『鬼塚』にはあまり伝わっていないようだった。

だが、彼女には彼女なりの仕事への『使命感』がある。
憶する事なく、『板槻』との会話へ突入していく。

 ………

20分ほど経っただろうか―――
ぎこちなくはあるがなんとか『鬼塚』の対応は続く。
『板槻』の方も『こういう人なんだ』と受容してくれたらしく、
それなりに会話は継続できていた。

「………あー、でも、ここでこんなふうに話が出来てよかったです。
 やっぱり悩んでいたんですよね。結構シリアスに」

『板槻』はどうやらある程度満足できたようだ。

「………そうですよね。眠れなかったりとかもあったんでしょう?」

『鬼塚』が相槌をうつ。だいぶ緊張は解けてきたようだ。

「ハハハ、寝つきの悪い日々が続いていたのは事実ですね。
 でもそれも今日で終わるかもしれません。
 整形なんてする必要ないよ、なんて言ってくれる人もいるんですけどね。
 あー、なんていうか、心と体って繋がっているんですよね。
 身体のもやもやをどうにかする事で心のもやもやを解決出来るなら、
 私はそれでいいと思っています」

 ………

508 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/06(水) 03:00:53
>>506(鈴元)

 ………



   ギ   ュ   ウ    ン

     そして―――

『鈴元』にとっては二度目の邂逅が訪れる。

     『小さな一対の手』。

『板槻』の鼻と口あたりに出現している。
初出の場所はなんというか、それほど精密ではないように感じられる。
この能力が『福笑い』なのだとすれば、出現場所も『無作為』なのかもしれない。

例によって、この場にいる二人、『鬼塚』と『板槻』はこれに気づいていないようだ。


   ゴゴゴ   ゴ  ゴゴ  ゴ ゴゴ

『手』はゆっくり無軌道に動き出す。
『口』と『鼻』がそれにあわせ、奇妙に動き始める。

「………? なんだか、なんだろう。……おかしい、です」

それにあわせ『板槻』が異変を口にする。
対面する『鬼塚』の顔は、見てわかるほど青ざめている。
彼女にとっては『初』の対面となるのだからそれも止む無しか………

509 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/06(水) 10:11:30
>>507-508


なんとか穏やかに進行しているようでよかった。
あの手の発動条件が何かはわからない。
鈴元的には何らかの言葉があると思っていたが。

「!」

想定内だが、予想外だ。
板槻の言葉に荒っぽさや問題のある言葉はなかったはずだ。
前に見た時との類似点は現状見られなかったように思える。
だとしたら何が問題だったのか。
時間か?
それとも別の要因か?
というか、目の悩みなのに鼻にも手が出ている。
分からないが、この手の妨害は不可能らしいことは分かっている。
ただ、何とかしないといけない。

「……」

『ザ・ギャザリング』を発現。
板槻の顔に触れ、少しだけ揺らす。
花びら化を行い、手の目を奪えるか試す。

510 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/06(水) 23:04:22
>>509(鈴元)

様々な要因に思いを巡らせながら、
『ザ・ギャザリング』を操作し、板槻の顔を揺らす。

 ゆ さ ゆ さ
                  は ら り

少しの揺れの為、『花びら』が数枚、舞い落ちる。
それは『板槻』の肌の表面が変化したものだ。

『花びら』が付着したものの『目を奪う』―――
その効力が『手』に効果があるか確かめたかったが………

   す る り

そもそも『花びら』は『手』をすり抜けて落ちてしまう。
先程もそうだったが『手』は顔のパーツ以外に干渉しないし、されないようだ。

 「え………肌が……? 今度は何………?」

実体化した『花びら』は『鬼塚』に混乱を生み出していた。
『板槻』も『ザ・ギャザリング』に揺らされ、混乱しているようだ。

 ………

 そして、『手』は『口』と『鼻』をバラバラな位置に置いた後、ふっと消えた。

511 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/07(木) 07:22:22
>>510

(あかんか)

花びらは解除しておこう。
やはり干渉はできない。
手が出てきてからでは遅いようだ。

「……」

さて問題はこれからどうするかだな。

512 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/07(木) 23:47:36
>>511(鈴元)

『ザ・ギャザリング』の花びらは解除される。
しかしそれでも場は混沌としていた。

 ……… ……… ……… ………

沈黙が訪れる。実際はそれほど長い時間ではなかったのだろうが、
やけにゆったりと時が流れているように感じる。

「………私、なんか、おかしいんですけど」

 しばらくして、そう発言したのは『板槻』。

口が額近くまで移動しているのだから、異常な感覚があって当然。
だが、現実味がないこの現象に完全にはついていけていない、そんな様子だ。

確か、この『呪い』は時間で切れるという話なはず。
『レストルーム』あたりに上手く誘導して、付き添いつつ、
少し休んでもらうのがいいのかもしれない。
『鈴元』がそれをやってもいいし、傍らで目を白黒させている『鬼塚』か、
あるいは他のスタッフを呼んでその者に依頼してもいいだろう。

もちろん、他の思惑があれば、それを行うのも自由だ。

513 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/08(金) 00:16:44
>>512

「……術前のストレスが原因かもしれませんね」

「一旦休んでから経過を見ましょう」

それっぽいことを言いつつ。
冷静に考えればストレスで顔の部位の位置は変わらない。

「鬼塚さん、レストルームまでお願いできますか?」

「先生への質問は私がしておきますから」

鬼塚に付き添いをお願いしよう。

514 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/08(金) 00:35:28
>>513(鈴元)

「あー………はい。
 声がなんか、頭に響いておかしい感じなので。
 はい、少し休ませてもらいますね」

『板槻』はどこかぼんやりとした様子だ。
明らかな奇異な現象に理性がついていかないのだろう。
感覚はメチャクチャだろうが、鏡などは見ていないので、
とりあえずまだ信じられそうな『鈴元』の言葉に飛びついた形か。

『鬼塚』は無言で『鈴元』の言葉にぶんぶんと首を振る。
かなりのショック状態のようだが、職務はなんとかこなしてくれるだろう。

                         ばたん

そして、二人は『カウンセリングルーム』を出ていく。

 ………

これから『鈴元』はどうするべきか―――

『カウンセリング』の継続、『武藤』が持っているという『録音』の確認、
『阿多』への報告や対話、『門倉』との相談、他スタッフへの情報収集………
その他もろもろ、やれる事は様々だ。

515 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/08(金) 23:47:27
>>514

椅子に座り、天井を向く。
すっかりあてが外れてしまった気分だった。
言葉の乱れでは無いのだろう。
門倉が相手をした患者には起きず、今回の患者には呪いが起きた。
喋る長さなのだろうか。
だとしたは門倉自身が呪いを受けていないとおかしくはないだろうか。
だとしたら、そこではない何かが問題なのだ。
武藤の持つ録音の確認で真実に近付けるだろうか。
……犯人や原因にはまだ遠い。
福笑いという発想が正しかったとして、そこに繋がる部分もまだわからない。

「一旦せんせと話し合うべきなんかな」

情報収集という意味では重要だ。
院全体のことを把握しているのも彼女だろう。

「……」

外部からの犯行でなければ内部からということになる。
呪いが起きる前にあった主な出来事である鬼塚の勤務。
怪しいかと思っが、鬼塚自身は特に関係がなさそうだ。
病院で働く人間は全員灰色だが、重要度が高いのは阿多だ。
彼女が知らず知らずのうちにスタンドに目覚めている、という可能性もあるかもしれない。

「阿多せんせぇー」

カウンセリングルームか、院長の部屋で話をしよう。

516 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/09(土) 23:24:48
>>515(鈴元)
鈴元は独り、途方に暮れる。

 そこで、考える。考える事は重要な事。

   そして、出した答えは―――『阿多』に話を訊く事だ。

 ………

『鈴元』は『院長室』を訪ねる。
幸いというべきか、『阿多』はそこに一人でいた。
自分の机で何やら『書き物』をしていたようだ。
『鈴元』が来ると書いていた紙を裏にし、さっと引き出しにしまう。

 「ああ、貴方………『カウンセリング』は終わった?」

『阿多』が問いかけてくる。
どうやら『板槻』が発症した事はまだ伝わってないようだ。

517 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/11(月) 12:51:24
>>516

「……はい」

何を書いていたのか。
病院に関することだろうか。
それともカルテか何かか。
機密事項なのだろうが、今この場においてはなるべく多くを知っておきたい。
恥ずべきことだが覗き見させてもらおう。

「終わったのは終わったんですけどぉ……呪いが出て……」

『ザ・ギャザリング』を発現。

「とりあえず現状の確認とかも兼ねてお話をしたいんやけど」

「その、試したいこともあるしカウンセリングルームまで来てもろてもええでしょうか?」

カウンセリングルームに移動する流れになったら『ギャザリング』に引き出しを開けさせて中の書類を確認する。

518 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/11(月) 21:16:57
>>517(鈴元)

「『呪い』がまた………」

『鈴元』の報告に、『阿多』は一瞬眉を顰める。

「試したい事? ………ええ、いいわ。
 『解決』の足しになるのなら、付き合いましょう」

『阿多』は『鈴元』の申し出を素直に受ける。
二人は部屋を出て、『カウンセリングルーム』へ―――

 ……… ………

そして、部屋に残されたのは、『鈴元』の異能、『ザ・ギャザリング』。
彼の目当ては、『阿多』がしまった紙だ。

ただの重要書類というだけかもしれない。しかしそうでないかもしれない。
引き出しを開け、紙を取り出し、裏返すと………

        なんだろう、これは?

そこに書いてあるのは、絵だ。『阿多』は絵を描いていた。
『落書き』といってもいいそれはかなり上手い部類に入るだろう。

そのモチーフは―――『奇妙な人型』。
ゴーグルをつけた顔は『皿』のようなものに埋まっている。
身体は黄色を基調としたスーツに覆われている。
傍らには『笑顔のディッシュ』と走り書きがしてあった。

519 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/12(火) 23:30:30
>>518

(え……?)

絵。
なぜ絵を描いていたんだ?
手慰みというか、暇潰しか趣味か?
しかし、この絵はなんというか象徴的だ。
皿に乗った顔。
皿は作った料理を乗せる物だ。
笑顔のディッシュ。

「そういえばせんせぇは仕事熱心な人やって聞いたんやけど」

「ご趣味ってあったりします? お散歩とか絵を描くとか、そういうのは」

「そこで会った人とかそういうのをしてる時に起こったこととかが関係してるかもしれへんから一応」

520 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/13(水) 22:14:58
>>519(鈴元)

「………趣味?」

『カウンセリングルーム』への道すがら、
『鈴元』は『阿多』に問いかける。

その問いかけに怪訝そうな表情を浮かべる『阿多』。

  「いいえ、私は『無趣味』なのよ。残念ながら」

 『阿多』はきっぱりと自らに趣味などないと宣言する。

 「だから、そのへんの事はなんら関係ないでしょうね」

単純な『探り』のレベルでは、『阿多自身』はこれ以上、
この件、つまり『趣味』に関して何か喋る事はなさそうだ。

521 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/14(木) 01:39:14
>>520

「さいですか」

「それやったらよかったです」

微笑んで言葉を返す。
仕事の鬼、ということらしい。
笑顔のディッシュについて急に切り出すと怪しまれる可能性もある。
もう少し、話をしている流れで差し込んだ方がいいだろか。
カウンセリングルームに向かおう。

「カウンセリングを始めんとね」

522 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/15(金) 03:31:45
>>521(鈴元)

『鈴元』は思案し、そして、二人は『カウンセリングルーム』に入る。

『カウンセリングルーム』には、誰もいない。
『鬼塚』は『板槻』を『レストルーム』に連れていっている。
おそらくだが次の『カウンセリング』患者はもうしばらく後に来るのだろう。

 「―――で、試したい事というのは何かしら?」

『阿多』が『鈴元』に早速、こう切り出してくる。

523 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/15(金) 18:20:59
>>522

「カウンセリング……ちゅうか、報告っちゅうか」

阿多が椅子に座ったら自分も座ろう。
座らないなら立ち話でいい。

「現状、二件の呪いと聞き取りの結果の報告」

「それからちょっと阿多先生ぇに聞きたいこともの質問」

「同時に、その間に僕らのどっちかに呪いが起きるかどうかも確かめますぅ」

これからするのはそういう事だ。

「最初の聞取りでなんか患者さんの言葉が呪いを起こすんかと思って調査しました」

「途中で鬼塚さんが呪いを見た事がないって聞いて……呪いが起きた時との相違点を探そうとして」

結果としては呪いが起きた。
鬼塚に任せたままにすれば恐らく起きなかっただろう。

「最初に考えた『言葉』が呪いを起こすっていう予想、僕の見た二人の患者の発言に似たような言葉はなかった」

方向性は似ていても違う悩みであるので当然とは言える。

「やから今度は時間にも注目しようと思います」

だからこの部屋での会話を選んだ。

(まだ発言が鍵であるとは思うけど)

524 『せんせいのかくしごと』 :2019/03/16(土) 00:51:26
>>523(鈴元)

『カウンセリングルーム』―――
『阿多』が座るのに合わせ『鈴元』も席に座る。

「なるほど………
 それで、『時間』というのは『話している所要時間』という事?
 しばらく『話し続ける』必要があるというわけかしら?」

 『阿多』はチラリと『腕時計』を見る。

「あまりにも長い間、話すのなら、スケジュールを調整しないといけなくなるわね」

 『患者』の予約などもあるし、当然といえば当然か。

「出来たらそういう実験は、
 他のスタッフにお願いしたいところだけど―――そうもいかないという事かしら」

525 鈴元 涼『ザ・ギャザリング』 :2019/03/16(土) 22:53:31
>>524

「そう、ですねぇ」

「この呪いがどこから来たのか、はまだ分からんけど」

「外からならこの病院が狙われてるってことで、同時にそれは院長が狙われてる可能性もありますから」

要は阿多に恨みを持った者が犯行をしているのではないかということだ。
だから、趣味のことを聞いたりした。
そういう説明をしよう。

「お忙しいとは思うので、その場合は他の人に手伝ってもらいますぅ」

「それと……ひとつ聞かせてもらいたいことがあるんですけど」

「『笑顔のディッシュ』って言葉に心当たり、あります?」

無いとは言わせないが。
時間が無くてもこれの答えぐらいは聞かせてもらおう。