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【ミ】『コメットテイル、禍福の星巡り』

1 『幸せ兎』 :2017/11/19(日) 16:05:07

――――禍福は糾える縄の如し。

                    『史記 南越伝賛』

―――――――――――――――――――――――――――――

★ここは『薬師丸』がGMのミッションを行うスレです。

☆過去スレ(星見板)
【ミ】『ハッピー・ハッピー・コメットテイル』 
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1455891211/

【ミ】『コメットテイル幸福奇譚』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1482053460/

★過去スレ(黄金板)
【ミ】『黄金色ハッピーテール』 
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1427557344/
【ミ】『黄金色ハッピーテール』 #2
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1439137290/

824 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』 :2019/02/04(月) 23:02:19
>>822
その場(星見横丁)にあっても違和感のない設備であれば、『注文』可能と解釈してよろしいですか?

825 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/05(火) 06:15:02
>>823-824(美作・回答)
>通行人の特徴の『注文』は常識の範囲なら可能と考えてもよろしいでしょうか?

『常識の範囲』なら可能。
多少逸脱していても『いないとは言い切れない』なら可能だが、
あまりに珍しすぎる場合『確実性』に関わる可能性はある。

>その場(星見横丁)にあっても違和感のない設備であれば、『注文』可能と解釈してよろしいですか?

可能。『黒服』の見た目や装備のみ『制限』がかかっている。
ただしこちらも、『ありえなくはないが珍しすぎる』場合は『確実性』に関わり得る。

826 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』 :2019/02/05(火) 19:37:33
>>825
回答に感謝します。

>>821

「 『 A t t e n t i o n P l e a s e ! ! 』
 この会場の全員に、可憐に響く『カナリア』の『歌声』を聴かせてあげるわッ!!
 耳を澄ます用意は良いかしら?」

          フフッ

「――――さあ、始まるわよ」

所持品は『スマホ一台』のみ。
それだけあれば十分に事足りる。
先程と同じく余計な音は切ってある状態だ。

「『プラン9』には、目の前の敵を叩きのめせる力なんてない」

「だけど、何の問題もないわ。そんな物は必要ないんだから。
 腕尽くに頼らず、この状況を切り抜ける為にはね」

「『プラン9』なら――――それが出来る」

スタート地点は最下段付近の位置
前方からは通行人が歩いてくる。
自分も前に向かって一定のペースで歩みを進めていく。

     チラリ

そして、視界の端で『ある物』を捉える。
『それ』は、どこか私自身と似通っている物。
かつては多くの人から大事にされていたけど、今では見向きもされなくなった。

視線の先にあるのは――――『電話ボックス』だ。
携帯電話の普及で数は減ったものの、災害時に安定した通話が行える利点から、
現在でも一定の台数が維持されている。
それを『マトリクス・オデッセイ』に『注文』しておいた。

「ねえ、教えて欲しいの。あなたの『電話番号』は?」

『プラン9・チャンネル7』を通して、『公衆電話』に語り掛ける。
『公衆電話』にも『電話番号』は存在するが、悪用される事を防ぐ為に、
一般には公開されていない。
『プラン9・チャンネル7』なら、その『非公開情報』を手に入れるのは容易い事だ。

スタンドを発現する際には、
通行人と通行人の間に入る事で肩の上のヴィジョンを隠し、
『電話番号』が分かった時点で解除する。
『プラン9・チャンネル7』は小さなヴィジョンであり、
発現の時間も短くすれば視認される危険性を抑えられる。
たとえスタンドが見えていても、『プラン9』の発する『スタンド音声』は聞こえない。

「私が、あなたを輝かせてあげるわ。あなたの存在を皆に知らしめる事でね」

「だから――――あなたが私を輝かせてちょうだい」

         pi

後の手順は簡単だ。
見張りにギリギリ気付かれない程度の距離に入ったタイミングを見計らって、
自分のスマホからボックス内の『公衆電話』に電話を掛ければ良い。
番号を打ち込んだスマホをジーンズのポケットに移し、ポケットの中で発信する。

通常、番号が公開されていない『公衆電話』が着信する事は起こり得ない。
『普通でない出来事』が起これば、周囲の人間の注目を集める事が出来る。
それは『黒服』も例外ではないだろう。

『電話ボックス』の場所は、十字路の上方付近。
そちらに見張り役の注意を誘導して隙を作り、
近くの通行人も遮蔽物として利用しながら、歩調を速めて通り抜ける。
残った仕事は、目的の相手に『USB』を受け渡す事だけ。

「――――ほら、『忘れられたカナリア』の可憐な『歌声』が聴こえたでしょう?」

827 音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』 :2019/02/05(火) 21:16:04
>>820-822
「(たった今、全員に『最高得点』が課された。
  ――――これより先は『減点方式』ッ!)」

   「つまり、今までにない『剣技』、『盾捌き』を魅せる必要がある――――」

『USBメモリ』は『ケース』に入ってるものとしたい。『自転車』を押して歩く。
MAP左下にある『扉』の傍に『自転車』を立て掛け、入店するのは『酒屋』。

『自動ドア』をすぐに潜り、『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』を発現。
右側のドアレールに『ジュリエット(剣)』を挟み、左側の『ドアレール』上に『ザ・リックス(盾)』を立てかける。
『盾』は『ドア』の動きを『吸収』し、『剣』はつっかえ棒となって『ドア』を閉ざす。
追ってきた『黒服A』は開くはずの『ドア』に阻まれ、『入店』が出来ない。(『盾』は手放しても使える。)

      「店長、すぐに『ビール瓶』を『1ケース』ごと売ってくれッ! ビール掛けだッ!」

『一万円札』を数枚渡し、『ビールケース』をヨタヨタと持ってくる『店長』に両手を差し出し、

      「助かったッ! 後は『自転車』で運べるから、『離して』くれるか?」

『自転車』の『後輪』を指さし、『自動ドア』の傍まで引き下がり、足元の『剣』と『盾』を解除。
再発現した『盾』を『店長』の抱える『ビールケース』の下に滑り込ませ、『受け取らない』。
手放されたビールケースの『落下』を『攻撃』と看做し、『盾』で実体ごと『吸収』し、踵を返す。
『店長』からは、背中を見せた『ピエール』が『ビールケース』を抱えたように見えるはずだ。

      「――――ま、待ってくれッ!
              . .
       ……これが『欲しい』んだろう、ほらッ!」

ドアが開く瞬間、追ってきた『黒服A』に、中身を抜き取った『USBケース』を緩く放り投げる。
本来なら在り得ない行為。『黒服A』が反射的に『掴む』か、『反応』を見せた時。
                      . . . .
『盾』を掠めるように、『剣』を『発現』しながら『黒服A』へ押し込む。
放り投げる挙動のまま、発現した『剣』を押し込む、『器具型』独自の瞬間攻撃だ。
『剣』の切っ先が触れた瞬間、『盾』から移した『ビールケース』の『紋章』を解放。

              ――――ドスンッ!!

おおよそ『27kg』の『ビールケース』を抱えさせ、よろめかせる。
そのまま一直線に押し込んだ『剣先』をケースの隙間を捻じ込み、
中に入った『ビール瓶』を次々に破砕し、肉体に触れた時点で『剣』を解除。

『剣』を押し込んだ『掌』で襟首を掴み、身体ごと『盾』を押し込み、
『黒服A』が手放す『ビールケース』を吸収しながら、『大内刈』で確実に『転倒』させる。
『気絶』すれば御の字だが、一般人であっても肝が据わっていれば、そう容易くはないだろう。

    「あ、あぁー……、大丈夫かね……
     先行ってるからなァ……、お騒がせしましたァァ〜〜〜ッッ」

発現してた『剣』と『盾』は『ピエール』の背中に隠れ、
『ビールケース』を抱え損なった『黒服A』が転倒したように見せかける。。
『盾』を前カゴに入れ、『ミュージシャン』の真向いにある『自販機』へ『自転車』で向かう。

事態に気付いた『黒服B』は愚か、回復した『黒服A』も追ってくると想定する。
『自販機』の傍に『黒服B』をおびき寄せ、『2m』に至った時、『盾』を投擲し、『解除』する。

            ブアシャァァァッッ!!

飛び出した『ビールケース』をぶつけ、破砕したビンから『ビール』をまき散らす。
『黒服B』をよろめかせて足を止め、『ビールまみれ』にするのが目的だ。
そして、『黒服A』と共に、『ピエール』を捉えようとした時――――

          ブツッ
                   ――――――バビビビビビビッッ!!!

『自販機』の裏に手を伸ばし、『剣』を発現。刀身の重みで『電源ケーブル』を切る。
そして、地面に広がった『ビール』を通じ、『ビールまみれ』の『黒服A、B』は『感電』する。

         「――――『優勝記念』は、気を急ぎ過ぎたかな」

『両脚』に通電すれば、しばらくは行動出来ない。
周囲からは『ビールケース』を落とした上、『漏電』した自販機に触れて『感電』した、
哀れな通行人として映るだろう。――――『事件性』を消し、無駄な騒ぎは起こさない。

    「(見せて当たり前の『第一回』、見られて当然の『第二回』とは違う。
      決して『見せない』、このステージで新たな『価値』を提示するッ!)」

悠々とゴール地点に『凱旋』する。

828 天白真尋『アルビノ・ホリデイ』 :2019/02/06(水) 00:09:50
>>821-822

口を開けた『カバン』の中に『USBを入れたケース(透明)』と『空のUSBケース(黒)』を入れておく。
『アルビノ・ホリデイ』を発現。
体中に蜘蛛の巣が出るので自分がスタンド使いだと間違いなくバレる。
自転車に走って進みながら『USB入りのケース』『空のUSBケース』に糸を吐き出す(パス精CBC)。
ケースをカバンの中に入れる振りをしながらなら分かりにくいだろう。
『アルビノ・ホリデイ』を頭の上に移動させ(スB)、前かごにカバンを入れる。

「れっつごー」

自転車をこぎだす。
後ろの黒服に糸の弾丸を吐いて牽制しつつ、自転車をこいで前方へ。
距離があるから軽く牽制すれば距離は開けられる。
それにいくらスタンドが見えていても、この速度の弾丸を人間が即座に判断してかわせるだろうか。
大きく飛べばかわせるかもしれないが、そうなれば回避に相手は時間を割くことになる。
途中、ストリートミュージシャンにも糸の弾丸を当てておく(パス精CBC)。

「さてと」

前進しながら片手を離し、カバンの中に手を突っ込んで『空のUSBケース』をBに投げる(パス精CCC)。
色的に中身が入ってるかどうかは分からないだろう。
相手がキャッチにしに来たらUSBケースに『アルビノ・ホリデイ』をジャンプさせる(スB)。
『アルビノ・ホリデイ』に面食らって動かないのならそのまま『糸の弾丸』を顔面に撃って脇を素通り。
取りに来るなら『アルビノ・ホリデイ』をストリートミュージシャンにジャンプさせながら『糸の弾丸』をBに撃つ(パス精CBC)
USBケースのキャッチ、糸の弾丸による攻撃、そして天白自身もBに向かって突進する。
自転車との衝突は少なからずダメージになるだろう。
ぶつからなかったらそのまま素通りするし。

その隙にストリートミュージシャンの巣から捕食を開始する。

「うわわっ」

ぶつかれば自転車のバランスも崩れるだろう。
倒れたら開いたカバンの口から中身をぶちまけてしまうかもしれない。
その時に足を負傷してしまったら渡すのが遅れてしまうし、Bのダメージ回復が速いかもしれない。
そのためにストリートミュージシャンを乗っ取る。
思い切り走り込み、意識があるならBをギターかマイクスタンドで強打(ギターにストラップがついているならギターでいい)
そのまま『USB入りのケース』を手に取って待ち合わせる人物に投げる。
多分、乗っ取りの時間的にそれが一番手っ取り早い。

829 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/07(木) 01:13:52
>>826(美作)

美作の愛鳥、『プラン9・チャンネル7』は『戦い』には向かない。
だが、『秘密裏に』『ひっそりと』情報を奪い去る。そういう狩りをする。

           ザッ
                  ザッ

――――『電話ボックス』は珍しいものでもない。

          ≪ XXXX-XXXX-XXXX デス ≫

      ≪ オヤクダテ クダサイ ≫

  pipo 

  ≪ ワタシノ 情報 オシエルノハ 惜シクナイ。 アナタノ ファンダカラ! ≫

極めて小さく、動く事もなく、スタンド音声で必要な情報を手に入れられる。
  
                 〜〜〜〜♪
 「何?」 
      ザワザワ
             「電話?」
                     「……!?」

一般的な通行人には多少気になる程度の『異常事態』でも、
気を張っている見張りには『気にしなくてはいけない事態』。

「…………くっ、『着信音』か」

         「…………!?」

             「しまった……『通られた』ッ!
              なんてタイミングだ…………!?」
           
その隙を突き――――ヴィジョンすら晒していない美作は、検問を突破する。
派手ではない。しかし『知識』と『能力』を活かした、他にはまねのできない『解法』。

   ワーー ーッ

          ワ ァ ァ ァ ァ  ――――――― ッ

                    ワーーーーッ


アイドル時代とはまた違う、パーソナリティとして浴びる声援とも違う。
容姿や声、磨いたトークだけではない。明確に『スタンド使い』としての・・・『強者』への歓声ッッ!!

830 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/07(木) 01:14:08
>>827(ピエール)

既に二度の満点を獲得しているのは、唯一ピエールのみ。
それはすなわち、その演技を見る目はどんどん『ハードル』を上げていくという事。
それゆえに選んだのは、『見る目』を変える魅せ方――――今までとは違う『毛色』!

これまで魅せて来たのは『剣』による『剣舞』。
対してこの第三課題、魅せるのは――――『盾』の最大活用!

               『ギュン』

     『ズギュウン』

ドアの閉まる『衝撃』を受けるのは序の口。『ビールケース』そのものを『吸収』し、
それをこれまでと同じく『剣』に移しての『解放』――――『物体の吸収と放出』の側面。

        「!?!?」
                              ァァーーーーッ

今までに見せていない、非常に大きな手札は遥か遠くに遮断されているはずの『歓声』が漏れ聞こえる程だ。
もちろんというか、ピエールの予想通り『黒服A』はそれだけでノックアウトとはいかなかったが、
無事に再び回収した『中が砕け散ったビールケース』は、再び盾に収まり、

       「貴様ッ」
 
                「ぶ、無事で済むと思うな……ッ」

       ダダッ

挟み撃ちにするかの如く迫りくる二人の黒服に対して三度の解放――――そして『水びたし』に『感電』。
             
                             バ!

                   「「!?!?!?!?」」

            バ!
                     バ!
 
特筆すべきはその『見せずに魅せる』という『方向性』の徹底。勿論剣や盾がカメラに映る事はあったが、
それを捉えて指摘できるのは相当な『手練れ』――――それも『第三者視点で見ている』から、に過ぎない。

スタンドが見えている相手に対して、スタンドを明確には見せない。
そこに『合理』がある。意味のない『演出』ではない、そこに『価値』がある。
設定した『舞台』や道具も無理のないもので、『ステージギミック』も活かしている。
そして『この後』の事を、スタンドも、手段も、言葉も、全てで考慮に入れている。

だからこそ。

      オ
           オ

               オォォォォーーーーーー
                            オーーーーーーッ


飛び込んでくる……感嘆や驚きの歓声が。USBケースを渡し終え、世界が戻ったピエールの耳に――――『大歓声』が!!

831 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/07(木) 01:14:25
>>828(天白)

           ズ  オ ォ

「……!」

          ザッ ザッ

スタンド使いと確信できるターゲットを、無言で追い続けるのは『黒服A』。

           パシュ パシュ

自転車に乗ったターゲットを追う……飛んでくる『白い弾丸』は謎めいているが、
運転しながら直撃させて来るような精度ではないようだし、掠めても痛みは薄い。
大きめに動いて回避しながら追う。『見張り』の男と挟み撃ちに出来る所まで。
 
    パシュ  
         ドチュン!

            「ウ ギャッ」
 
ストリート・ミュージシャンは直撃を受けているが『致命傷』ではなさそうだ。
気になるのはこの、『蜘蛛の巣模様』だが――――直ちに影響はなさそ、

     『ポイッ』

          「!?」
                「おいッケースだッッ」
   「拾え!!」

            バッ               『ピョン』

  「な」 「蜘蛛――――」

            パシュ!               「ぐっ」

       ダダダダッ

   「……!? なッなんだ」
                      『バキィィッ!!!!!』

見張りのBが撃たれた。キャッチが遅れた。そこにターゲットが自転車で突っ込み、
なぜか『ストリート・ミュージシャン』がマイクスタンドで見張りに襲い掛かり、
そしてターゲットが落とした『別のUSBケース』を、謎の人物に投げ渡して・・・

          ・・・
             ・・・
                    気が付けば、黒服達は包囲網に失敗していた。

その後の事を彼らが『上』にでも報告しても、無関係のストリート・ミュージシャンの凶行もあり、
天白も『どこまで関与していたのか』が分からないという事になるだろう。『糸蜘蛛』の脅威はそこにある。

         ワ
             ア 
                  ァァァーー ーー ーー  ーー ーー ーッ

歓声は流れるような『暴力』と『謀略』への畏怖も、それなりに含んでいる。彼らはそれを楽しみに来ているのだ。

832 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/07(木) 01:28:20
>全体

             /  /                 /  /            「ピエールがスゴいッッ」
       lー ''''" ̄ ̄"    ̄ ̄`'、       lー ''''" ̄ ̄"    ̄ ̄`'、
      ∠,,、 -z    ,r――― ''"      ∠,,、 -z    ,r――― ''"
      、 '"´,、ィ   /              、 '"´,、ィ   /            「アイツは何者だ!?」
     、 '" ,、 '":ツ   /      |^l     、 '" ,、 '":ツ   /      |^l
  、-' ,、 '´   /  /     /'''',,,," 彡  、-' ,、 '´  /  /     /'''',,,," 彡
  | ,、 '´    /  /     `゙^ _,| │  | ,、 '´    /  /     `゙^ _,| │                      |^l
  '´     / /l/     .,/,_ |   '´    / /l/     .,/,_ |      ;‐i          /'''',,,," 彡
       //        .l_,'" | .|     lニ ニ//       l_,'" | .|    lニ ニl    ;‐i    `゙^ _,| │
                       {_,l゙    .〈/!_|     lニ ニl      {_,l゙     .〈/!_|   lニ ニl   .,/,_ |
                                〈/!_|                〈/!_|   .l_,'" | .|
                                                             {_,l゙ .
     「『天白』ゥゥーーーーーーーーーッ」

                 「良いぞッッ」   「もっとやれェェーーッ」

大歓声がうねり、三選手の名を呼ぶ声や、
思い思いの雑談などは既に薄れつつある。

     「美作ッ」 
   
           「素敵よカナリアっ」


それでも、思い思いの歓声は聴こえてくるものだ――――そして。


≪第三課題、これにて『集計』完了ゥゥーーーーーーーーーッ!!!≫

        オ
            オ
                オッッ

                       ≪講評はオレから述べさせて貰うがッッ≫

≪ここに来て三者の『方向性』が見えて来つつあるッッ!!
 スタンドの性質に合わせた『魅せ方』の自己理解は、
 まさにこの競技のキモとも言える部分だが……!!≫
 
≪『情報系』スタンドの『静かな脅威』を示す『カナリア』選手ッッ!
 『魅せるプロ』は流石と言った所か。『熱』とは騒ぐだけに非ず。
 第三課題においても最小限の動きで課題を突破している……美しいッッ!!≫

≪『射撃』と、恐らく『他者操作』の能力の『悪辣さ』と『バイオレンス』。
 下手に振るえば、見苦しい……残酷すぎるやり方になりかねないが≫

           ≪それを『ベビーフェイス』に秘める『天白』選手!!
              天性の『バランス感覚』があるッッ!!! そう言えるな!≫

≪そして――――ピエール選手ッッ!!! 『剣』と『盾』のスタンドの応用性もさることながら、
  素晴らしいのは『飽きさせない』その見せ方だッ!! スタンドの手札の多さを、本人の発想が活かしているッ≫

                            ≪この第三課題……彼の『真価』を垣間見た。底知れない『使い手』だな≫

桜島は興奮冷めやらぬと言った顔で、マイクを一旦置いた。ポイントと、次の課題の発表は――――もうじきだろう。

833 天白真尋『アルビノ・ホリデイ』 :2019/02/07(木) 02:27:32
>>831-832

「はっ、あぁ……!」

全身で浴びる声の波に背筋が伸びる。
思わず口角が上がってしまう。
もっと、もっとだ。

「もっと下さい……!」

(放送コードを超えちゃうくらいイイのを――――)

834 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』 :2019/02/07(木) 06:23:28
>>832

半ば曖昧な、ぼんやりした意識の中で、桜島の言葉を聞いていた。
今までに味わった事のない類の大歓声。
まるで日光浴でもするかのように、その熱気を全身に浴びながら立ち尽くす。

「アハッ――――」

「良い気分だわ。こんなに気持ち良いのは久しぶりよ」

     クスクスクス

「――――おかしくなっちゃいそうなくらいにね」

恍惚とした表情で笑み、言葉少なに現在の心境を語る。
この気持ちを、どう表現したら良いのだろうか。
パーソナリティーにあるまじき事だが、それ以上の言葉は出て来なかった。

835 音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』 :2019/02/07(木) 19:41:09
>>829-832

      「いいぞ……!」

結果への『手応え』を覚える。
自分がバラまいた『ビール』でも引っかけたいくらいだ。
『採点』を待つ。

836 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/07(木) 23:38:30
>>833(天白)
>>834(美作)
>>835(ピエール)

≪さあッッ 気になる点数は――――――――ッッ≫

                  ≪これだァァッ≫

――――――――――――――――――――――――――――――――

『カナリア』
第一問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『1』
第二問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『3』
第三問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『2』

音無ピエール
第一問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『3』
第二問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『3』
第三問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『2』

『黒い瞳』 
第一問:独自性『3』 鮮烈性『2』 確実性『2』
第二問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『3』
第三問:独自性『3』 鮮烈性『2』 確実性『3』

――――――――――――――――――――――――――――――――

≪…………!?≫

          ≪オレならば全員に投票したところだったがッッ≫

    ≪流石目の肥えた観客諸君に、審査員たちッッ≫

              ≪何か『粗』を見つけてしまった――――か!?!?≫

  ≪或いは『もっとスゴイ物を見たい』という『挑発』なのかァァァーーーーーッ!!!!!≫

恐らくはこれが『減点法』に移行したが所以――――ささいな『瑕』にさえ、
点数を『入れるべきじゃあないんじゃないか』という『先入観』が生まれてしまう。

≪いずれにせよ、競技はあと――――『2つ』ッッ≫

             ≪泣いても笑っても『勝者』はじきに決する事になるがッッ≫

    ≪現在の合計点数は――――――≫

        『カナリア』:24点
        音無ピエール:26点
        『黒い瞳』:24点

≪ピエール選手が一歩リードッッ!!! だが点差はわずかに『2点』―――――逆転の目は、まだまだあるッッッ≫

                     ≪さあ、行ってみようじゃあないか『第四の課題』ッッ≫

   『キュキューーン』

                            ≪――――『マトリクス・オデッセイ』!!!≫

837 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/07(木) 23:42:04
>全体

広がる光景は――――

         ワイ
                 ワイ

     「ハァッ」

                          「ハァッ」

これは、『大通りの一本道』だ。先ほどと同じで全体が歩道になっている。
そして、目につくのは……『約20m』ほど先にいる『挙動不審』なキャラクター。

                      『ジャキン』

その両脚には『イルカ』をモチーフにしたような『ローラーシューズ』の……『ヴィジョン』!
今は決まった動作をただ繰り返すだけの『待機状態』だが、こちらの姿を認めれば……?

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
                 STAGE4
                『つかまえろ!』
 
      先ほどとは違い、今度はキミが『ターゲット』を追う番だ!
      そしてターゲットも先ほどまでとは違う――――なぜなら。
 
             奴もまた『スタンド使い』だからだ!

     ここは『大通り』を思わせるそれなりに広い『一本道』。
     時間はお昼過ぎで、平日だが人通りは『そこそこ』にある。
    今は追手であるキミに気づいていない。20mほどの距離がある。
    それに、キミが隠れて追う事の出来る『遮蔽物』も近くにある。
    たとえば店の看板や、店頭マネキンの影、その他もろもろだ。

        敵の能力は――――自動車並みの『高速移動』!
        疲労を伴うそれを、敵は軽々しく連発はしない。
       だが、追手であるキミの姿を発見し、危険を感じれば、
      即座に発動し――――常人では追えない速度で逃げられる。
 
            考えられる手は『4つ』ある。
       1つ。環境に紛れて気付かれずに忍び寄り、捕まえる事! 
       1つ。近寄る事なく、何らかの手段で敵の動きを止める事!
       1つ。この場では逃げられても後で捕まえる策を打つ事!
      そして1つ。『見つかってでも逃げられる前に打ちのめす』事!

       あるいは・・・スタンド能力で何か別の手を探すか?
   逃げるだけが能じゃあない、スタンド使いとしての『真価』を魅せてやれ!

    道具:『可』。 常識の範囲で、『手持ち出来る道具』を『貸出』します。
    設備:『可』。 他にこのステージやキャラクターに持ち物に、
            あるべきと思われる物は必要なら『出現』させます。
            ただし『乗り物』については存在しません。

    MAP:『一本道』で、『歩行者天国』のような状態(車道が無い)
        道の両脇にある『店』や、人通りその他の配置物などは『任意』。
        ただし『バイク』や『自動車』については必ず存在しない。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

          ≪ タイキチュウ ≫

                         ≪ タイキチュウ ≫

――――ここまでくれば、あとは『どう解決するか』を考えるのみ。桜島の実況通り『あと2問』。

                                       ・ ・ ・どう、切り抜ける!?

838 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』 :2019/02/08(金) 23:17:02
>>837

採点のハードルが上がっているというのは、
裏を返せば期待されているという事でもある。
望まれている期待に応えるのは『エンターテイナー』として『当然』の『義務』。
『美作くるみ』にとって、そこに一片の疑問も入り込む余地はない。

 「『この課題はカナリア向きじゃないな』」

     「『カナリアの能力は情報を引き出す事だ』」

         「『人間より速い相手を捕まえる事なんて出来っこない』」

             「――――大方そう思ってるんじゃない?」

『一発屋』にならない為に大事なのは『多様性』。
だけど、そこには『芯』が通っていなければいけない。
たとえるなら、色々な方向に『枝』を伸ばす『樹木』のようなもの。
『幹』という主軸がなければ、『枝』が伸びる事は有り得ない。
『芯』のない『多様性』は、進むべき方向性を見失った『迷走』と同じ。
『情報系』という『キャラクター』が、『スタンド使い』としての『美作くるみ』の『芯』。
安易で軽々しい『路線変更』に縋る者に、『栄光の女神』は決して振り向かない。

                チッチッチッチッ★

    「とくと拝ませてあげるわ。『プラン9』の『スペードのエース』をね」

片目を閉じて不適に微笑みながら、立てた人差し指を軽く左右に振る。
所持品は必要ない。
設備の『注文』も不要だ。

         ザッ

適当な街路樹の陰に身を隠し、視線を向ける。
方向はターゲットではなく、その前方。
正確には、そこから見て両脇に位置する建物だ。

通りを挟んで向かい合う、複数階建ての『ショッピングセンター』。
喫茶店やヘアサロン、雑貨屋など様々な種類の店舗が入居している。
私が目を付けるのは、『携帯電話』を扱う『キャリアショップ』だ。

それらは『ショッピングセンター』の上階に出店しており、通りに面している。
店内の窓からは、私達のいる通り全体が見渡せるだろう。
そして、そこには最新モデルの『携帯電話』が陳列されている。

          「 『 Hello Darling 』 」

『プラン9・チャンネル7』を発現し、
左右から通りを見下ろせる位置に置かれた二台の『携帯電話』に囁き掛ける。
これらの『携帯電話』は『カメラ』を搭載している。
『擬似人格』と共にスタンドを捉える『視覚』を付与し、事前の準備は全て完了。

     「――♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜♪〜〜」

自身のデビュー曲『Canary Song』を口ずさみながら、
ターゲットに向かって軽やかに歩いていく。
こちらの姿を見つけたターゲットは逃走するだろう。
そうするように『仕向ける』のだ。

「『ローラーシューズのスタンド使い』――――見えるわよね?」

「――――今どの辺りにいるか教えて欲しいな」

近くのベンチに腰を下ろし、肩の上の『小鳥』に声を掛ける。
その先にいるのは、通りを見張る二台の『携帯電話』。
悠然と脚を組み、『ファン達』と『楽しいお喋り』に興じる。

  「どの方向に向かってるの?」

     「軌道は?真っ直ぐ進んでる?」

        「スピードは一定のまま?」

          「まだ走ってる?それとも止まった?」

            「あなた達から見て、どれくらいの距離にいるのかしら?」

              「今、何をしてるの?どこかに隠れてない?」

                「疲れている様子はあった?その度合いは?」

                   「スタンドに何か変化は見える?」

次々に質問を投げ掛け、『彼ら』からターゲットに関する情報を逐一収集する。
当のターゲットは、観察されている事にさえ気付きはしない。
何故なら、見張っているのは普通の『携帯電話』でしかないのだから。

「――――さてと、どう料理してあげようかしらねえ?」

得た情報を元にして、逃げ切ったと考えているターゲットを追跡して不意を突く。
ターゲットと敵対する者がいるなら、入手した情報を『リーク』する事も可能だ。
どちらにしても――――『生殺与奪』は、既に私の手の中だって事よ。

839 音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』 :2019/02/09(土) 00:05:59
>>836-837
ビールでも一杯引っ掛けて楽しもうと、
『ピエール』がすっかり余裕をぶっこいている時だった―――

>第三問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『2』

        「な、ァ  にィィィィ〜〜〜〜〜〜ッッ」

今の解答は『確実』ではなかった。果たして、何処が……。
一問目、二問目と思い起こせば、その『原因』は明らかだった。

        「(『店主』を利用し、黒服の二人を『感電』させる。
          一見、スマートな解決だったが、その解法に対し、
          明らかに『人間』を『駒』として使いすぎたかッ!)」

例えば、『黒服A』が『USBケース』に手を出さなければ、
『黒服B』が『ビールケース』を回避できなければ、『感電』に繋がらない。
かくも移ろいやすい人の心を定めなければ成立しない策など、『確実性』に欠ける。

       「(慢心したか、『音無ピエール』ッ!
         『原点』に戻れ、『人』に頼るな……)」

       「(最も確実に、『任務』の為に『道具』を使え――――)」
  . . . .
 たらればで『人』を操るなど、下の下でしかない。
 そう確信したからこそ、『ピエール』が向かう『店』は。

      ゴゥン     ゴゥン    ゴゥン  ・  ・  ・

――――『コインランドリー』。
既に洗い終わったか、まだ洗濯中の『シャツ』や『ジーンズ』を回収し、
裾同士を縛って一本の『濡れ縄』を作り上げ、自販機で購入できる『洗剤』をぶちこみ、
『ぬるぬる』にしてから、稼働中の『洗濯乾燥機』へと向かう。

             ゴスッ!

プラスチック製の『丸扉』に『剣先』を突き立てて『穴』を生み、扉を開ける。
しばらくは『ドラム』が運転するが、機械音が鳴って回転が静まっていく。
そこに『濡れ縄』を放り込み、『回転』を再開させる。

             「――――『ザ・リックス』」

『盾』では自身の攻撃を『吸収』できない。
だが、誰かが稼働させた『乾燥機』の回転は、『ピエール』の攻撃ではない。
そこに自身の作った『濡れ縄』を投入し、回しても自身の『攻撃』とはならないのだ。

だから、すぐに『最高回転』へ達する『ドラム』の中に、
丸扉から手を伸ばし、発現した『盾』に触れた『濡れ縄』全てを『紋章』に出来る。

            ドスッ!

そして、『洗濯乾燥機』の『排水ホース』を切り裂き、
勢いよく漏れ出る『排水』を『ザ・リックス』で吸収する。
この『排水』を『吸収』できるのは、『濡れ縄』と同じ理論だ。

そして、『看板』や『マネキン』を利用しながら、『10m』の距離まで近づき――――

            ジョボボボボボボ ロロロロロロロォォォォ〜〜〜〜〜ッッ

『ジュリエット』がアスファルトの地面を突き、地を這う『排水』の『過程』。
追手の『足元』に触れた瞬間、


             ゴォォンッッ!!
                           ――――ズバァッ!!


実体ある『濡れ縄』が『回転』によって、『逃走者』の足に暴れ絡み、
それを『過程』として、『ジュリエット』自身の『斬撃』による『結果』も乗せ、
自慢の『足』を思いっきり切り裂き、ダメージを与えながら、動きを阻害する。
仮に無理矢理『爆走』すれば、洗剤で滑る『布』同士が擦れ、スリップは必至だ。

――――『過程(排水)』→『過程(濡れ縄)』×『結果(斬撃)』ッ!
未だに『ピエール』が見せていなかった、『奥の手』の内の一つである。

            「逃がすかッ!」

『動き』が止まった瞬間、『7m』の距離まで駆け、
『ジュリエット』を投擲し、『逃走者』に思いっきりぶつける。
『ピエール』は軽やかに振るえる『刀身』も、他者には『鉄塊』と変わりない。
『二の矢』で確実に『痛撃』を与え、至近まで近づいた瞬間、
『ザ・リックス』を利用し、『逃走者』を抑え込む。

            「この方法なら、『百回』やっても『成功』する――――」

『人』に頼らず、『道具』を使いこなし、完膚なきまでに『敵』を打破する。

840 天白真尋『アルビノ・ホリデイ』 :2019/02/09(土) 02:35:12
>>837

「むぅ」

相手を乗っ取れば終わらせられる気がする。
が、そうするとあまり評価が高くない気がする。
それでいいと言えばいいが、悪いと言えば悪い。
自分に出来るのは乗っ取りと糸の弾丸の射撃。
裏返すとそれ以外はからきしだ。
だから、それをとことんまで突き詰める。

「じゃあ人間ラジコン・パート2で」

頬にピースサインを当ててアピールした。

少し近づいて身を隠す。
道行く人に狙撃し、ジャンプ。
乗っ取りがしたいのではない、狙いたい場所がある。

(あった)

街灯だ。
そこに糸を吐き、街灯に取り付く。
敵の動きを観察し、死角に当たる場所にいる人間を二人撃ち、巣を生み出す。
まだジャンプしない、ジャンプするのは逃走者の足か膝を撃って姿勢を崩してからだ。
膝の裏とかを撃てば多分簡単だろう。

相手は警戒している。
だから当然、自分がいると思って確認するかもしれない。
だが蜘蛛は街灯にいたのだ。
そこに蜘蛛はもう居ない。
どこにいるか? 事前に仕込んだ巣だ。
逃走者を撃ったら通行人の巣にジャンプして乗っ取る。
そして、行動する。

(ごめんなさい)

「ッラァ!」

逃走者に思い切り跳び蹴りをぶち込む。
自分と乗っ取った通行人で挟む位置関係で行う。
蹴りをしたら体を掴んで押し倒そう。
通行人と自分で挟むのには理由がある。

通行人(敵)から離れようとすれば自分の方に来なければならない。
一応の保険だ。
一本道だから近づいてくれたら直接捕まえやすい。
押し倒せば解除時のジャンプで逃走者の巣に行ける。
捕食する。

(予告通り。人間ラジコン・パート2)

服を脱ぐぞ。
男だか女だか知らないが脱ぐぞ。
ズボンとかは下ろすだけにし、足に絡まらせて動きにくくするぞ。
自撮りもするか。
意識が戻ったら多分、すごく注目されてると思う。

もう一人、通行人に巣を作ってた。
逃走者の乗っ取りが終わった時に、そこに飛べるなら飛ぼう。
飛べない位置にいるならそれでいい。
やることがひとつ減るだけだ。
捕食出来たら逃走者に近づいてこう言う。

「逃げられると思わないでくださいね?」

時間が余ると思うから殴るなりなんなりしてもっと注目を集めよう。
乗っ取りが終わったらスタンドを解除し、ロングカーディガンを脱いでかけに行く。

「ど、どうしたんですか、こんな所で」

知り合いのフリして保護する。
周りからすれば変なやつらだが、相手には分かるはずだ。
この白々しい子供が自分をこうしたのだと。

「次はもっと酷いですよ?」

小さく、そう耳打ちを添えて。

841 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/10(日) 01:10:36
>>838(美作)

観客からの答えは――――美作の耳には入ってこない。
だが、『アイドル』も『パーソナリティ』も、
他人の心を、あるいは文脈を掴むのが肝要な仕事だ。
その『見立て』は、そして立案するプランは『正しい』だろう。

「!!」   「み、美作ッッ」

   「情報屋のお前が」

            バ  ヒュ!!!!!

          「俺を捕まえられるかよッ」

超高速の逃走で、ターゲットは表通りを一気に駆け抜けていく。
あっというまに、『美作の視界からは』消えてなくなってしまった。
だが……シチュエーションは『失敗』として崩壊せず、尚も続く。

今回その力を借りるファンは――――『携帯電話』。

                ・・・だが普通の携帯ではない。

通行人の電話などを使っていれば容易に見失っただろうし。
もっと言うならそもそも携帯電話をしまわれてしまう可能性もあった。
だが、『上階の』『窓際の』『展示品』という条件さえそろえば。

  ≪西! 西!≫ ≪北西!!≫

       ≪蛇行シテマス!≫  ≪ジグザグ!≫

    ≪周囲ヲ警戒シテルモヨウ≫ ≪歩クヨリ速イ程度≫

  ≪今止マッテマス≫  ≪周囲ヲ見渡シテ≫

                 ≪動キ出シ≫ ≪アッ≫

――――当然のように、『大通り』の広域を常に監視できる。

     ≪急加速!≫ ≪疲レテソウデス!≫

               ≪ブーツが発光シテ≫

             ≪ ≪――――『北北西』ヘ離脱!!≫ ≫

もっとも『上等』な『監視』は――――『気付かれない』事だ。
気付かれない限り相手は『油断』するし、それが長い時間続けば、
相手を撒けた――――そういう安心と優越感がさらなる油断を生む。

       「へ」

            「へへっ」

                 「追ってきてないな……!!」


通りを出る寸前、逃走車の男は誰に言うでもなく独り言ちた。
・・・高空から見張る二台の『監視衛星』が、その情報を無尽蔵に貢いでいるとも知らずに。

もちろん『大通り』を出た先の逃げ道については分からないし、
窓際に陳列された携帯電話は『展示品』である以上人の手にも触れ、
偶然『カメラが窓を向かなくなる』可能性だってあるかもしれない。

だが、そうなれば他の携帯電話だって位置は認識しているのだし、
もっと言うなら町中には無数に『機械』があふれている――――
最初の手が封じられたなら美作は迷いなく、そちらに移れるだろう。
そもそも大通りから向かう方向さえわかれば、あとはその方向に向かい、
道端に存在する機械に聴いて回ればいい。美作には、それが出来る能力がある。

                       ――――すなわち、『詰ませた』のだ。

元の世界では観客たちが忘我するように歓声を、喝采を上げて、美作の名を声に出せない声で叫んでいた。

842 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/10(日) 01:12:28
>>839(ピエール)

      ゴゥン     ゴゥン    ゴゥン  ・  ・  ・

観客の気まぐれか。審査員の好みか。そうした『逃げ道』を選べた。
これはあくまで『競技』――――今の一回は忘れる事も出来た。
だがピエールはあくまで自省し――――己の中に『改善』の道を求める。

             ゴスッ!

            ドスッ!


            ジョボボボボボボ ロロロロロロロォォォォ〜〜〜〜〜〜ッッ

そしてその道は『初志』を貫いてさえいる。
隠し続けてきた『手札』の解放――――『持久戦』を視野に入れたからこそ、
終盤を迎えた今、切る事の出来る『初見』の札。ただ初見というだけではない。

コインランドリーがある以上、そこに服があるのは当然のこと。
洗剤があるのも当然。『動いてる機体』があるのもごく当然。
そして――――いくつもの当然を束ね、『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』は奥の手を繰り出す。

           『過程』――――『結果』――――それだけではない。
           『過程』で届かせた刃に、『過程と結果』を載せる一撃。

奥の手だからえらいのではない。人間を警戒する敵に足元の水は気づけない。

    「なッ」         「こ、これは」



             ゴォォンッッ!!
                           ――――ズバァッ!!

                  「ぐ」「アアアアッ!?!?」

そして――――斬り付けるだけではなく『拘束』をも済ませる。その全てを、『一つの施設』と能力だけで。


「お前は……ッ」 「お……音無ピエールッッ!」


        ドガッ!!!
                 「ウゲッ」
                         ドサッ!!    「は、放せェェ〜〜ッ・・・」

まさしく『百戦百勝』の手立てで、逃走者はもはや逃げられる筈もない。そしてもはや『喝采』が消える事もない!!

843 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/10(日) 01:21:57
>>840(天白)

         ワァァァーーー

喝采が遠ざかり、演技が始まる。

人間ラジコン――――それは『王道』であり『求道』だ。
難しすぎる課題ではなく『簡単にも思える課題』にこそ、
魅せて勝たねばならないこの戦いの『穴』が潜んでいた。
それを天白は理解しているから――――『出来る事』をさらに工夫する。

    パシュ

   「ウッ……!?」

       パシュ       ピョンッ

               パシュ パシュ

                「ギャ!」  「いたっ!?」
   パシュ

「――――ぐあっ!? あ、脚を……『狙撃』」
     
         「いやっこの糸はッ!?」

                 「て……天白の『アルビノ・ホリデイ』!?」
   「くっ」

         「ど、どこに」    パシュ  
                            「ウゲッ……ッラァ!」

             ドカアッ!!!!

   「うぎゃあっ!?」    ピョンッ  「…………」   ヌギ ヌギ

蜘蛛は銃ではない。『本体』と因果関係のない『射線』を引く『工作兵』。
速く逃げるとはいえ、地を駆ける敵にはどこから撃たれるか追いきれない。

                       ・・・動き回り、絞らせない。

飛び蹴りは『素人』に使わせるには隙が大きく、予備動作もあり、派手で、
土壇場で回避される可能性はもちろんあったが……鮮烈には違いない。
天白自身が『挟む』役目を担う事で、最低限のフォローも出来ていただろう。

「……!?」 

「な、なんだこれは……ふ、服が脱げて」「オレも操られて……はっ!?」

             「ヒッ」

                    「ヒィィィッ……!!!」

こうして蜘蛛の動きに翻弄され、ボコボコにされた男を、
助け起こす天白の瞳―――――男は、そして観客たちはそこに、『悪魔』を見て震えた。

844 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/10(日) 01:29:49
>全体

≪さァァァーーーーーーーーーッどうだッッ!!!!≫

            ≪どうだ今の『名演』揃いはッッ!?!?
              オレは今、心の底からッ震えているぞッッ≫

   ≪これがッッ 『スタンド使い』!!≫

                 ≪これが『アリーナ』ッッ!!!≫

 ≪これが『カナリア』の魅力ッッ!!≫

                     ≪これが『黒い瞳』の策略ッッ!!!≫

    ≪これがッ! 『ピエール』の絶技ッッ!!!≫
 
 ≪これがアリーナが届ける新しい『エンターテインメント』の形だァァァーーーッッ≫

                  ワ

                     ァァァ

                         ァァーーーーーッッ!!!!

         ≪ゴホンッ≫

≪・・・さて、只今集計中だが――――ここでオレから、提案したいッッ≫

            ≪この第四ステージィ!!≫

≪接戦を極める今、もし獲得票をこの場で公表した場合!!!
 場合によってはそれが第五ステージで埋まらない差という事も有り得るッッ!!!≫

                  ≪――それは『意気』に関わる!
                    関わらないつもりでいても、
                    価値の決まっている勝負や、
                    勝てない勝負には――
                    燃えない人間も、多いだろう≫

    ≪ゆえにッッ≫

≪ここでのポイントは―――
 『第五ステージ』のポイントと同時発表!!!≫

        ≪それを以て勝者を決するとするつもりだがッッ≫
  
                 ≪如何だろうか!!!≫

                    ≪――――選手諸君の意見を聞こうッッ!!!!≫

845 音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』 :2019/02/10(日) 20:49:03
>>841-844

     「『続行』だッ!」

     「このまますぐ、『最終ステージ』に移るといい!」

846 天白真尋『アルビノ・ホリデイ』 :2019/02/10(日) 21:03:08
>>844

「え……」

自信が無い。
個人的には負けてる勝負というのは厳しいものがある。
ただ、今までの流れなら、そんなに点差は開いていないと思いたい。
それに今この場は天白は自身の自信のなさや不安よりも、熱狂を優先すべきだと考えた。

「ラスト一本を下さい」

最後まで、とことんまで、天白真尋を見せつける。

847 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』 :2019/02/10(日) 21:59:48
>>844

「 『As you like(お気に召すように)』 」

        パチッ★

桜島の提案に対し、言葉とウインクで応じる。
せっかくのフィナーレが『消化試合』になっちゃあ、ギャラリーも盛り下がるでしょうし。
そうなるのは、興行的に考えても良くない事だものね。

「――――で、次が『ラスト』なのよね?」

桜島に向けていた視線を、おもむろに観客席の方へ移す。
そこに並んでいる観客達を、端から順番に眺めていく。
『ファイナルラウンド』の前に、最後の盛り上げに一役買っておこう。

「みんな――――ッ!!!!泣いても笑っても次が『最後』よッ!!!
 『最後の最後』まで、最高に『ホットなハート』でついて来てね――――ッ!!!!
 瞬きしてる間に置いて行くわ!!!あなたと私の約束よ――――ッ!!!!」

大きく手を振りながら、客席に向かって腹の底から叫ぶ。
これによって、自分自身のテンションも上げておこうという意図もある。
何しろ、次が『最終戦』なのだから。

(必要なのは『熱いハート』と『クールな頭脳』――行くわよ、『プラン9』)

848 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/12(火) 00:10:36
>>845(ピエール)
>>846(天白)
>>847(美作)

  「天白くん頑張れ〜〜〜〜ッ」   「かわいいね!」
        「まだよッッもっともっと悪趣味なのを魅せてッッ!!」

                「美作サァーーーーーーーーン」

   「くるみちゃんッ」
       「ついていくよぉぉーーーっ」

                          「ピエェェーーーールッッ」

   「男らしいぞッッ」  「騎士道精神かッッ」

                        「早く見せろォォォーーッ」
 
    ≪  その意気や良しッッッ!!!!!!!!  ≫

割れんばかりの歓声の中――――『喜色』に溢れた桜島が叫ぶ。

   ≪それでは行くぞッッ最終ステージ……『マトリクス・オデッセイ』≫

                    ≪始めてくれッッッ≫

    キュ    キュ ゥ ――――――――――――――ン

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

                   FINAL STAGE                       
     
                      『魅せろ!』   
                                                    
                                                       
        数々の課題を突破してきた今日の『スター』達の最後の舞台!
            それは『駅前広場』を模した、やや開けた場所。
         そして、スタート地点からそこに辿り着くまでの『駅前通り』だ。
         20mほどの通りの両脇にはさまざまな店があり、通貨もいる。
      終点・広場の周囲にはギャラリーが円形に並んで、対峙する二人を見守る。
        中にはカメラで撮影しようとするものなどもいる。多種多様だ。

            相手となるのは『ちょっと芸がある一般人』ではなく、
         『パワーもスピードも精密動作性もある万能のスタンド使い』!
         短い射程を除き、あらゆる能力が『スゴイ(B)』域にある強敵だ。
         
                だが、彼には『ないもの』がある。

                それは――――『固有の能力』。
                それは――――『考える頭脳』。
                それは――――『魅せる発想』。

             こちらが何をしても対応してくるだけだろうし、
             向こうから意外な攻めを打ってきたりもしない。

         最後の課題はこの『平凡なスタンド使い』を『相手』にし、
           キミのスタンドの『応用』を!『特化した強み』を!
       観客たちに改めて提示する事――――必ずしも、倒す必要はない。
                                            
            そして舞台に立つまでの『仕込み』もまた自由だ。
          スタート地点から、ギャラリーの集う『広場』までの間は、
          敵は攻撃への対処こそするがそれ以外のなにかはしない。
    
        最終課題――――出し惜しみなく、全ての手を使って魅せ付けろ!!

        道具:『可』。 常識の範囲で、『手持ち出来る道具』を『貸出』します。
        設備:『可』。 他にこのステージやキャラクターに持ち物に、
                 あるべきと思われる物は必要なら『出現』させます。
    
          敵:パス精BBB,射程は1mの人型スタンドを発現している。
             こちらから分かり易い攻撃を仕掛ければ反撃はする。
        
        MAP:STAGE4に近い一本道が『20m』ほど。。
            その先に半径7mほどの円形の広場がある。
            設置物などもSTAGE4に近いが、乗り物もある。
            広場に一度はいるとギャラリーに囲まれてしまうため、
            再び一本道に逃げるには何かしらの手段は必要。
   
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

849 音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』 :2019/02/12(火) 22:09:41
>>848
長い闘いが終わろうとしている。
指定されたステージは『広場』へと至る大通り。
その場に屈み、朗々とした声色にて口上を唱える。

     「――――ある一人の『青年』がいた。
      彼は穢れた『富』を憎み、幾星霜と続く不平等を『呪った』……」

立ち上がって空手を振るい、その手に『刃』を発現させる。
さながら、『首飾り』を砕いた『第一ステージ』を誇るように。

     「彼は剣を振るい、『悪事』の代償を『徴収』した。
      まるで『災い』を焼き付けたように、『王』は恐れを抱いた」

振るった『剣』はゆっくりと、『貌』を横切らせる。
まるで、『悪漢』に扮した『第二ステージ』を想起させる。

     「無論、彼は追われる身となったが、
      刺客を次々に打破し、苦難の道から『凱旋』する」

振り切った『刃』を解除し、悠々と大通りを闊歩する。
即ち、全ての『追手』を倒した、『第三ステージ』のリバイバル。

     「――――しかし、彼もまた『立場』を変じた。
      人を頼らず、人を捕らえ、人を圧するようになる」

罅割れた『鐘楼』、それを象った『紋章』を刻んだ『盾』を発現。
そして、それを大きく突き翳すのは『第四ステージ』を踏襲したもの。

全てを委ねられた『最終ステージ』で何を『魅せる』か。
『音無ピエール』に流れる『血脈』は、『物語』を選んだ。
――――いや、それは『最初』から決まっていたのかもしれない。

  ┌──────────────────────────────
  │  ≪その、始まりとなる『三人』だッッ!!!
  │
  │          繰り返すようだが!!!
  │
  │      諸君らは今!! 歴史の始まりに立ち会っているッッ≫
  └──────────────────────────────

『広場』の中央へと至り、『スタンド使い』と対峙する。

       Mise en abyme.
    「『重なり、より深く』。

     星々が連なり『神話』を紡ぐように、
     人との交わりが『歴史』であるように、
     瞬間の集合こそ、『物語』となる――――」

『刃』を発現し、『スタンド使い』目掛けて振るう。
無論、この攻撃は『弾かれ』、手痛い『反撃』を受けるだろう。
それを『盾』で受け止め、『紋章化』する。――――『五度』、繰り返す。

     「堕ちた『英雄』は、腐った『革命家』は、

      ――――どんな『末路』を迎えるだろうか?」

『鐘楼』の大紋章、『五つ』の小紋章で完成された『紋中紋』。
『三つ』の『紋章』を『吸収』し、『スタンド使い』の反撃を『理解』する。
『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』が秘匿していた、最後の『能力』を開示する。
そして、『パターン化』している『反撃』の軌道や威力を、完璧に見切り、

     ブォンッ!

『六度目』。
『ジュリエット』を斬り上げ、『スタンド使い』の反撃を誘う。
真っすぐに振るわれた『拳』に重ねるように、その身を飛び込ませ、

             i /
            ス    冷たい『刃』を、
            ダ    己が『首筋』に押し込ませる。
             ッ

『剣柄』に移した二つの『紋章』を『解放』。
『スタンド使い』を襲うはずの『反撃』の『過程』から、
更に『反撃』の『過程』を『真逆』に発生させ、『ピエール』へと『攻撃』する。

『ヴィジョン』の放った『反撃』と全く同じ軌道を描いて、
『反撃』の拳は『ピエール』の首筋に到達し、『斬撃』の『結果』を与える。
『第四ステージ』で見せた、『過程(反撃)』→『過程(反撃)』×『結果(斬撃)』だ。

深々と切り裂いた『首根』に追い打ちを掛けるように、
『反撃』の拳が『ジュリエット』を押し込み、喉笛を断って、

          ド
           サ
            ッ

『広場』の中央にて『群衆』に囲まれながら、その生涯を終える。
仮初の『舞台』で幕を下ろす。魅せるのは『死』、物語の『終着』。

850 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』 :2019/02/12(火) 22:13:40
>>848

『プラン9・チャンネル7』と敵スタンドは、まさしく対照的と呼んでいいだろう。
『プラン9』には、そもそもパワーやスピード自体が存在しないのだから。
そして『プラン9』の真価は、単純な力や速さや精度が及ばない領域にあるのだ。

所持品は『スマホ一台』。
ただし、自分が使う為じゃない。
あらかじめ『ロック』を掛けて、開錠しないと操作出来ない状態にしておく。

「さてと――――始める前に、皆に少しだけ『お手伝い』を頼んでもいいかしらッ?
 マジシャンだって、お客さんに手伝いを頼む事があるでしょう?
 ただ見てるよりも、せっかくなら参加出来た方が楽しいじゃないッ!」

「手伝いっていっても、わざわざ前に出てきてもらう必要はないわ。
 今すぐ、自分の携帯電話を『ロック』してちょうだい。
 もう『ロック』してあるって人も、ちゃんと出来てるかどうか確かめておいてねッ!!」

周囲を取り囲んでいるギャラリーに対し、そのように告げる。
目的は二つ。
一つは、言葉通りに『ロックを掛けさせる』事。
もう一つは、携帯電話を『取り出させる』事。
取り出された全ての携帯電話を視界内に収め、密かに『能力対象』として捕捉する。

「ホラ、これが私のスタンドよ。小さいでしょう?
 私の肩から動かないから、パワーもスピードも精確さもハナから持ってないわ。
 それに引き替え――――」

「あなたのスタンドは凄いパワーとスピードと精確さを併せ持ってるんですってね。
 それだけ揃ってれば、何だって出来ちゃうんでしょうねえ」

          スッ
                   コンッ

「たとえば、『ロックの掛かったスマホを覗き見する』とかね?
 それだけの力があれば簡単な芸当よねえ?」

自分のスマホを地面に置いて、相手の方へ軽く蹴って滑らせる。
『情報系』である『プラン9』には、欠伸をするのと同じくらい簡単に出来る。
しかし、単純なスペックを誇るだけの相手には決して成す事が出来ない。

「だって――――この『プラン9』にも出来る事なんだもの」

その声をギャラリーの『携帯電話二台』に送り、『ファン』に変える。
事前に全ての位置は確認済み。
出していなくても、能力下に置ける。

「ねえ、『あなた達』私のコト好きでしょう?何でも教えてくれるわよね?」

「最後に通話した相手と時間は?」

「電話帳の一番最初に記録されてるのは誰?」

まず、最初に『ファン』にした二台に別々の質問をする。
当然、まだまだこんな程度じゃない。
思考を切り替えて新たな二台に声を送り、更に『ファン』を増やす。

「最新のメールの内容は?」

「閲覧履歴の一番新しいページは何?」

新たな『ファン』に、また別の質問を投げ掛ける。
続けざまに、また新しい携帯電話に声を送る。
次々に『ファン』を増やし、ギャラリー全員の携帯電話を『虜』にして見せる。

「あら?どうなさったのかしら?
 その中には、私の『個人情報』が山ほど入ってるのよ。
 どうぞ、遠慮なく見てくれて構わないのに」

「――――その『ロック』をどうにか出来ればの話だけどね。
 『分解』でもしてみる?近くの店でドライバーを探してきましょうか?」

男を横目で見やり、皮肉めいた調子で言葉を投げる。
もし、これが単純な『力勝負』なら、万に一つの勝ち目もないだろう。
しかし『能力勝負』であれば――――『プラン9』が負ける道理は万に一つもない。

851 天白真尋『アルビノ・ホリデイ』 :2019/02/13(水) 01:51:42
>>848

プラスチックのコンテナボックスに350mlの瓶入りコーラを四本。
大瓶のビール瓶を一本。
液体洗剤のボトルを一つ入れておく。
目的地に行く前に、瓶コーラ三本とコンテナ内部にクモの巣に付けておく。
また、巣を付けた瓶コーラ二本はポケットに入れておく。
もう一本の巣付きコーラは手に持つ。

「どうですか? 僕は未成年なので飲めないですけど」

そう言ってビール瓶を持ち上げて地面に置く。

「こっちならいけますけど」

コンテナから巣のないコーラ瓶を取り出す。
奇襲。
巣のないコーラ瓶を投擲する(パス精CCC)
当然、防がれるだろう。
キャッチされるか砕かれるかは分からないが、それは予測出来る。
悔しげな雰囲気で天白は『アルビノ・ホリデイ』をコンテナ内の巣に飛ばし、コンテナを相手の方に蹴り飛ばす。

「じゃあ今度はこっちで……!」

『アルビノ・ホリデイ』のいるコンテナに敵の意識が向いてれば上出来だ。
投擲で空いた手で、巣の付いたコーラ瓶を一本抜き取り、投げる。
一投目は低く、続いて元から持っていた方の手で少し高い二投目(パス精CCC)

「貴方も操作する」

コンテナ内から接近してきた一投目の瓶にジャンプ。
即座に二投目にジャンプしつつ、一投目の対処をスタンドにさせている本体を狙い、糸の弾丸。
当たったとして、『アルビノ・ホリデイ』は瓶ごと攻撃される可能性がある。
それを助けるものがある。

「もう一手」

ポケットに入れておいた三本目の巣付きコーラ。
二本目を投げた後に投げておけば間に合うはずだ。
そこにジャンプして攻撃を回避し、本体の巣にジャンプ。

「……」

置いたビール瓶を掴み、走り出す。
頭上の巣に対処するなら、本体にジャンプさせつつビール瓶で殴り倒す。
もし本体の方を叩くと言うなら、相手にビール瓶を投げて捕食を続行。
ビール瓶で殴ればKO出来るはずだ。
乗っ取りに頼らずとも闘える。
ビール瓶が決まらず捕食出来た時は

「人間リモコン・パート三、未必の故意ならぬ未必の誤飲ってどうですか」

液体洗剤のボトルに口をつけ、わざと飲みに行く。
自分にもフィードバックされるので怖い時は咥えた状態で後ろに倒れ込んで飲まざるおえない形にする。

「これで終わり」

852 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/14(木) 22:56:18
>>849(ピエール)

この男は――――『音無ピエール』は誰よりも理解していた。
5つの過程、それは独立した物でありながら観客には連続した演技。
であれば『演じる側』もその『連続性』を、己を飾り立てる輝きに変えられる。

        ザッ

或いは『主催者』である桜島達以上に――――競技を理解していた。

           ザッ

                ザッ        ―――ザッ

最後の舞台で、剣戟と拳撃が躍り、『5度』の反撃が『盾』に刻まれる。
電脳故か痛みもどこか上滑りする物だが、確かな衝撃に襲われている。
観客は期待する・・・今まで魅せて来た『盾』による『攻撃吸収』からの、
『剣』による放出、そのトリックが生み出す華麗なる『逆転劇』を、

             i /
            ス    
            ダ    
             ッ

          ド
           サ
            ッ

刃は、二つの『過程』により極めて綺麗に、そして無慈悲に己の首を断った。
単なる自害ではなく、状況を、スタンドを、全てを活かし切った――――『幕引き』。

己の『スタンド』だけではない。
用意された『環境』だけでもない。
自前の『物語性』だけでもない。

全てを活かし、『五問』を『一筋』で『一流』の物語にまとめ上げた。

 
      シィ  ――――――――――――――  ン ・・・

ギャラリーとなる観衆が『電脳』のそれからアリーナの観客たちに移り変わっても、
あれほど騒いでいた彼らはまるで水を打ったかのように、殊勝に静まり返っていて。

                   『パチ』

       『パチパチ』

                   パチパチパチパチ

      ウ
         ワァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ

それはさながら直後の『歓声』を引き立てるかのような――――ごく短い沈黙に終わった。

853 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/14(木) 22:56:35
>>850(美作)

             「お手伝い?」  「なんだなんだ」

      「構わねーぞ」  「まあ出来る事なら……」

                     pi

              pi

無茶な要求をすれば――――運よく通ったとしても確実性は低いだろう。
だが、意図の読めない、手軽な要求ならばほとんどの者は従うし、
少なくとも『携帯電話を取り出す』……つまり『獲物』を晒させる事は出来る。

「………………………」

              ビュン
                       ビュンッ

          ビュンッ

                   パシッ

敵は己の人型スタンドで美作のスマホを『蹴り止め』――――それを拾う。
最早何も手などないぞと。『お前に勝ち目はないぞ』と告げるかのように。
だが、続く言葉……『情報戦』へのいざないに、当然敵は乗る事が出来ない。

        ≪ハイッ ダイスキデス!!!≫

                ≪ ママ ト 2時間ホド 昨日ノ 夜10時ニ! ≫

  ≪ 仕事場ノ デンワバンゴウデス! バンゴウハ、XXX-XXXX-XXX!! ≫

≪メール デスネ ヨミアゲマス !!≫
     
             ≪『仮想通貨』系ノ キュレーションメディア デス!!! ≫

そこからはもう、美作の独壇場だ――――幕が下りるまで、そのトークは終わらない。
そしてトークが続く限り、命なきファンたちはいくらでも、命より大事な持ち主の情報を貢いでくれるのだ。

仮に今からスタンド使いの男が美作を叩きのめして、それは本当に勝ちなのか? 答えは――――戦慄するギャラリーが示す。

854 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/14(木) 22:56:49
>>851(天白)

コーラと、ビール瓶と、『洗剤』のボトルと――――瓶コンテナ。
甘い誘惑と危険性を秘めた爆弾たちに、当然下準備もしておく。
巣とはひそかに張られ、気づかないまま通りかかる哀れな羽虫を捕らえるものだ。

      ヒュンッ
                バリンッ

   『ピョンッ!』

        ドカッ
           ヒュンッ
                        『ピョンッ!』

                ドグシャァァァーーーーーッ!!!

       パシュッ

   「…………!?」

                   ――――ヒュンッ

          ダダダッ

                          ド   ガァァッ

      ガシャンッ

残ったのはいくつもの割れた瓶と……木霊する破砕音。ビール瓶か、頭蓋か。
仮に頭上の巣ではなく、敵が天白自身を狙っていても、それに対応する策はあった。
瓶から瓶の乗り移りなど、やや曲芸めいて集中力のいる場面もあったが緻密な策だ。
そしてここまでのステージとは違い、『アルビノ・ホリデイ』の機動性を押し出し、
捕食という――――妙な言い方だが『王道』を行かなかったのも興味深い。

・・・天白が『5つのステージ』で示したのは、『戦士』より『策士』のありかた。
現実に立ち返ったとき、ますます増えるきいろい悲鳴のような応援が、その証と言えた。

855 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/14(木) 23:08:21
>全体

喝采はもはや尽きる事はない。競うように声を張り上げ、
残る結果発表のときまで、三人の名は絶えず叫ばれ続ける。

≪――――――――――選手諸君ッッッ≫

          ≪まずは健闘とッッ≫

  ≪良い物を魅せてくれた感謝を込めて≫

               ≪――――ありがとうッッッ≫

  ワァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ

 ≪講評は後に回そう……皆が知りたいのは『結果ッ!』≫
 
           ≪さあッッ≫

                 ≪過酷な五つの試練を乗り越え、
                   己の『価値』を魅せた選手諸君のッ!≫

  ≪その頂点に立つのは果たして――――華麗なる『騎士』かッッ≫
 
                ≪暗夜を飛ぶ『カナリア』かッ≫

    ≪『黒い瞳』の謀略家かァッッ≫

            ≪それでは――――――――――――開票ッッッ!!!!!≫

――――――――――――――――――――――――――――――――

『カナリア』
第一問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『1』
第二問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『3』
第三問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『2』
第四問:独自性『2』 鮮烈性『3』 確実性『1』
第五問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『3』
合計:39点

音無ピエール
第一問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『3』
第二問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『3』
第三問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『2』
第四問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『3』
第五問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『3』
合計:44点

『黒い瞳』 
第一問:独自性『3』 鮮烈性『2』 確実性『2』
第二問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『3』
第三問:独自性『3』 鮮烈性『2』 確実性『3』
第四問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『2』
第五問:独自性『3』 鮮烈性『3』 確実性『2』
合計:40点

――――――――――――――――――――――――――――――――

モニターに・・・結果が映し出された。それはもう変わる事のない『灼熱』のあかしだ。
それが映し出された瞬間、観客の喝采は火が入ったかのように――――爆発するッッッ

  ≪優勝はッッ≫

        ≪音無ピエェェェェーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!!!≫

856 音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』 :2019/02/14(木) 23:35:07
>>852-855
「ヴァーチャルとはいえ、ゾッとしない手段だったが……

 ――――その甲斐はあったと見える」

喉の渇き、手足の痺れを覚えるような『幻痛』。
それすらも忘れるほどに湧きあがる、『歓声』。

      グッ

片拳を天に突き上げ、己を包む『嵐』に応える。

857 天白真尋『アルビノ・ホリデイ』 :2019/02/14(木) 23:49:52
>>852-855

「ダメだぁ……」

ぺたりとその場に座りこんで天井を見上げる。

「おめでとうございます……」

そう言ってピエールに拍手をした。

858 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』 :2019/02/15(金) 01:31:19
>>855

「――――『また負けた』」

力なく、ただ一言だけ呟いた。
結局、私は引き立て役の一人に過ぎなかった。
良くて『バックコーラスの端っこ』程度。

私は捨てられた存在。
私は一人。
私は――――。

そこまで考えた時、涙が溢れて零れ落ちた。
負けたからじゃなく、自分が堕ちた本当の理由に気付いたような気がしたから。
私は自分一人だけで闘っていると思っていた。

だけど本当は違っていて、私を応援してくれている人達だっていた。
当時を振り返ってみれば、私は彼らの声を無視していたようにも思える。
切羽詰って必死になる余り、ファンの声が耳に入らなくなっていたのかもしれない。

      ぐしっ――――

手の甲で涙を拭う。
泣き顔さらしてお情けかけてもらうなんて真っ平ゴメンよ。
桜島から司会者のお株を奪い取る勢いで、会場の全員に向けて絶叫する。

「さぁさぁッ!!!!!お集まりの皆さんッ!!!!!
 ニューヒーローの誕生よッ!!!!!ピエールに盛大な拍手をッ!!!!!」

859 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/15(金) 23:32:20
>>856(ピエール)
>>857(天白)
>>858(美作)

ピエールは無言のまま『拳』を天に突き立て、
天白と美作は――――秘める思いはあっても、それを讃える。

                        |l|_|l
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                        |l| |                ////
                         |l|              //


スポーツマン・シップを体現したかのような、
それでいて確かに決した『勝敗』の姿に、
観客たちはいっそう、大きな歓声を上げた・・・!!

≪改めてッ!! 素晴らしい『舞台』を! ありがとうッッ!!≫

           ≪勝者は決したが≫

   ≪決して独りの舞台ではなかったッ≫

      ≪『良い勝負』を魅せてくれてありがとうッッッ≫

≪――――――これにて今日の興行は『閉幕』となるがッッ≫

           ≪最後に『総評』を兼ねた講評を行おうッッ≫

                        ≪まずは――――審査員ッッ≫

カメラが切り替わり、映し出されるのは再び、審査員の吾妻。

≪いや〜〜〜〜お疲れ様でした! 見応えありましたよ!
 オレとしてはやっぱ、ピエール選手は『抜群』でしたね!
 スタンドの応用性が一番高そうってのはあるんですけど、
 そこに奢らず『物語』を作ってきたのがヤバくないですか?≫

≪オレらも見つけてなかった競技の奥深さが見えたっていうか。
  次からの参加者は、これはハードル上がりますね!
   もちろんスタンドの応用も手札の切り方が上手いのなんの≫

         ≪文句なしの一位ですよね。おめでとうございます!!≫

そして次に冬川。

≪『カナリア』さんは完全に『情報特化』のスタンド。
  課題によっては解決策が悩ましい部分もあったと思うが、
  最後まで『スタンド』を使っていたのが非常に印象がいい。
  桜島さんも言っていたが、『方向性』が見えて一貫している。
  使い方についても、情報収集という解決に直結しない力を、
  うまく話術……言葉選びや、状況把握で補っていたと思う。
  スタンドに己の本職や才能を活かす、こういう使い手は『伸びる』≫

≪天白選手も、スタンド自体は『応用』タイプではないのだろうが、
  使い方が堂に入っていた。『手札の切り方』と吾妻が言ったが、
  その点についてはピエール選手にも劣らない物があったと思う。
  ピエール選手が『温存』の上手さなら、天白選手は『再利用』の上手さだな≫

≪いずれにせよ――――『スタンドを最後まで使い抜いた』。
 その点は三者ともに素晴らしい。『独自性』の高得点が、それを物語っている≫

それらの話が終わると、最後に桜島がマイクを取る。
完全に閉幕すれば退場する事になるだろうし、
何か他にリアクションがあるなら、今が良いかもしれない。

860 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』 :2019/02/16(土) 00:16:43
>>859

勝負の世界は結果が全て。
何を言おうと変わらない。
それに対して出来る事は、ただ受け入れることだけ。

「――――『Thanks』」

自分の弱さを受け入れる事は簡単じゃない。
だけど、私にはそれが出来る。
何故なら、私は『プロ』だから。

「勝負の世界は勝って負けての繰り返し。
 勝った人間が次も勝つとは限らない」

「次に勝つのは『カナリア』よ」

「――――いつか必ず戻ってくる」

「その時まで私を忘れちゃダメ」

「私を支えてくれるのは『あなた』しかいないの。
 そう、『あなた』よ」

      「『Good bye』――――」

             「『and』――――」

                 「――――『See you again』」


最後に観客席に語り掛け、退場する。
控え室に戻ったら、やる事がある。
『出演料』を受け取る事だ。

861 天白真尋『アルビノ・ホリデイ』 :2019/02/16(土) 02:27:34
>>859

「えへへ……ありがとうございます」

コメントに照れ笑い。
戦士らしさなどこの男にはない。
ぼうっと日常の延長線上を歩いているだけだ。

「まぁでも……いいかな」

優勝出来る気はしなかったが、いい経験にはなった。
実地で使わないと分からないことも多い能力だ。
それに天白にとっては優勝の栄光よりも大切なことがある。

「にへへ」

ちらちらと観客の方を見る。
笑いながらも、探している。
自分の広げる蜘蛛の巣模様の人間模様の中に入りそうな人間を。
天白真尋は純粋で純白な少年だ。
白々しいほどに真っ白なのだ。

「またね、ですね?」

そう言って手を振って帰ろう。

(あ、ピエールさんとくるみさんからサインもらお)

(何かの記念になるかもしれないし)

862 音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』 :2019/02/16(土) 21:15:14
>>859
掲げた拳を下ろし、その場でアリーナをグルリと見回す。
正確には、己を囲んでいる『観客』、『審査員』達を、だ。

     「『血』も、『汗』も流れぬ、『虚構』の闘いだったかも知れない。

      だが、与えられた課題で『己』を磨き、
      『他者』と切磋し、『皆』によって『精査』される。
      紛れもなく、我々はこの『五戦』を闘い抜いた――――」

去り行く『美作』を一瞥し、再び向き直る。
ピエールもまた同じ心積もりだからだ。

     「それでも尚……これはまだ、『歴史の始まり』に過ぎない。

      『三百年』という歳月、『刃』によって成した『業』ッ
      『咎負』と『応報』を意味する『盾』と『刃』を、
      
      私もまた、更なる『実戦』で磨かなければならないッ」

何度となく叫ばれた歓声に反し、『音無ピエール』は『騎士』ではない。
その父も、祖先も同じく。だがらこそ、『真っ当』でなければならない。

      「私は、誰の『挑戦』でも受けようッ!
       よもや、種の明かされた『ドン・キホーテ』に、
       憶する者はいないだろうなぁッ!?

       ――――『六つ目』の『試練』を、愉しみにしているッ!」

声高に『挑戦状』を叩き付け、会場を後にする。

863 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/16(土) 23:57:07
>>860(美作)

  「美作ぁぁーーーーっ」

       ワァ

                  「また来てくれよォ〜っ」
 
           ァァァァーーーーーーーーーッ

プロ意識――――『魅せる』『聴かせる』プロとして、
最後の最後まで観客たちを『期待』させながら舞台を去る。
声援が背中について来るような感覚を覚えながら、控室へ戻る・・・!

            ・・・もちろん、プロとしての対価のためだ。

>>861(天白)

観客席の人間たちは、入場してきた当初や途中経過とは違い、
天白がどういう人間か理解した――――したつもりで、
歓声を送るものと、そうではないものに分かれた。前者が『獲物』だ。

  「あの子イイわッ」
     「『将来性』があるなァ〜〜〜ッ」

        ワァ  ァアァァアアアアアアーーーーーーーーーッ

             「キャァァーーーッまたねェェェ〜〜〜〜〜〜」

>>862(ピエール)

          「挑戦だとォッ」
            「こいつは期待出来るッッ」

   オ
              「オレだッオレにヤラせろォーーーーッ」
      オ

    「生意気なヤローーだァ」  「だが面白ェ」
 
                「あやつは『A級』の器じゃッ」「儂には分かるッ」
                      「どうかな。口だけじゃねえのは確かだが」

          オ

  「あいつの次のカードはいつだ! 誰になる!?」

          「見たいッ」  「仕事休んででもッッ」

               オォォォーーーーーーーーーーーッ

 「待ってるぞピエェーーーーーーーーーーーールッッッ」

挑戦状を叩き付けたその瞬間、優勝者への『賞賛』や『感心』の幾らかが、
そのまま『スーパールーキー』への『戦意』『好奇』にすり替わった。
清廉潔白の騎士を夢想するような目ではなく……一人の『戦士』への値踏みの目に。

幾重もの『戦い』に飢えた『チャレンジャー』達の視線を浴びながら、
ピエールもまた、颯爽と会場を後にする――――あとは報酬を得るのみだ。

>全員

≪――――三者三様、戦闘に限らない『スタンド使い』の『活躍』ッ!!
  『問題解決』ッッ!! 『作戦』と『行動』の競争ッッッ!!
  オレの見たかったものを、第一回からハイレベルで魅せられたッ!!!!≫

               ≪だがッ≫

     ≪当然これで終わりではない!!!
        オレはまだまだ見たりないッ!!!!≫

                    ≪天白氏ッ 美作氏ッ そしてピエール氏!!≫

   ≪それだけではないッ! この会場にいるスタンド使い諸君!!
     あるいは未だ町に息を潜める、まだ見ぬ実力者たち!!
     一対一の戦闘には長けずとも深謀遠慮を武器とする策士ッ!
     あるいは戦闘だけではない己の価値を示し、磨かんとする猛者ッッ!!≫

            ≪諸君らの、更なる挑戦と活躍をオレは期待するッッッ≫

  ≪そしてッ 期待しているのは――――オレだけではないだろうッッッ!!!≫

  ≪次回開催を心待ちにしようッ≫  ≪或いは次に舞台に立つのは―――君だ!!≫

           オ  オ   オ 

                  オ   オ   オ

                         オ  オ   オ  オォォォォーーーーッ!!!!!

864 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/16(土) 23:57:55
>全体

≪それではッッッ 以上を以て記念すべき第一回のステージを『閉幕』とするッッ!!!!≫

             ≪来場者の諸君は忘れ物、落とし物の無いようにッ!!!!≫

会場では桜島のアナウンスが鳴り響く中――――
舞台を終えた選手たちは控室で、『如月』に迎えられた。

「いやはや、見事なステージでした。初回とはいえこの盛り上がりも、
 皆様の健闘あってこそのもの……アリーナの一員として、心からの感謝を」

            ペコォーーッ

ドリンクなどは用意されているが、
あまり長居するような雰囲気ではない。

「勿論、感謝は口先だけでは済ませません。
 事前の約束通り――――こちらが『賞金』になります。
 高額の手渡しは不安という事であれば『小切手』や、
 口座への振り込みという形でも対応しておりますので申し付けを」

給料袋、というよりは格調高い雰囲気の『封筒』が、三者に差し出される。
これを受け取れば、ひとまず今日の仕事は終わる……ということだ。
もちろん、望むのであれば今後も『アリーナ』での仕事は回ってくるだろう。
それについては如月が口にするでもなく、会場の声援と興行の性質から自明だろう。

「さて……最後に皆様の方から何か『感想』や『ご意見』などはございますか?」

「当競技、そしてアリーナはまだまだ『発展途上』の組織。
 内側で決めた『決まり』や『流れ』だけでは、更なる成長は見込めますまい……
 当事者である皆様の声が、より盛り上がり、より燃えるアリーナの柱となりますのでね」

何も言わずに帰るのも、当然可能だ。如月の声にも、無理に引き止めるような意図は感じない。

865 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』 :2019/02/17(日) 01:51:56
>>864

今回は『メインヴォーカル』を引き立たせる『バックコーラス』に甘んじた私だけど、
大きなステージの上で、多くの歓声や食い入るような注目を浴びる事が出来た。
それがイカレちゃいそうな程に気持ち良かったのも、また事実だ。
この感覚が病み付きになって、仕事に支障が出ないと良いんだけど。

「こちらこそありがとうございました。
 大変貴重で素晴らしい経験をさせて頂いた事に、
 改めて心からの謝意を申し上げます」

高揚感も程よく冷め、両手を差し出して恭しく封筒を受け取る。
中身の確認をする必要はないだろう。
今ここでやるのは失礼だし、やる意味もない。

「では僭越ながら、感じた事を少しだけ。
 『力尽く』が出来ない能力が輝ける場を設けるという趣旨は、
 非常に尊いものだと考えています。
 『力尽くが出来ない事はない』という以外の能力にとっては特に、
 こうした場は非常に貴重でしょう。
 問題は、この催しが『メインの箸休め』という地位で終わらず、
 メインストリームの一部になれるかどうかですね。
 願わくば、こういった『単純な力のみに拠らない競技種目』が、
 『最後は力が物を言う試合』と同等の地位を獲得する事を期待させて頂きます」

そこまで言ってから、言葉を切る。
このアリーナに足を運ぶ気になった理由は、再び輝きたかったからだ。
だけど、もう一つ『別の理由』もある。

「そして、ここからは個人的な『ビジネス』の話になるのですが――」

「私の『職業』はご存知ですね?
 単刀直入に申しますと、この会場に集まるギャラリーに、
 『私の番組』を『宣伝』して頂きたいのです」

『新規リスナー』の獲得。
それがアリーナを訪れた『第二の目的』だった。
たった今受け取ったばかりの封筒を、そのまま如月に差し出す。

「私からお願いしたいのは、『20万円分』の『宣伝』です。
 形式は問いません。いかがでしょうか?」

『ギャラ』の『20万円』を全額『宣伝費』として突っ込む(>>860 promotion20)。
コストパフォーマンスを考えれば、十分な利益が期待できるだろう。
後は、この提案が先方に受け入れられるかどうか――――。

866 天白真尋『アルビノ・ホリデイ』 :2019/02/17(日) 02:26:12
>>864

天白は節操なしだ。
衝動に任せられるのなら、後者も狙い目ではあった。

控え室に戻って、ドリンクを手に取る。
残ったら持って帰るつもりだ。

「お疲れ様でしたー」

にこやかな顔で頭を下げた。

「感想……?」

「楽しかったです。あぁ、もっと華やかでキラキラしたものが見たいです」

「極限まで危ないのを」

何を言っているのだろうか。

「今日はどれも解けない問題ではなかったから、危なげなかったです。結構悩みましたけど 」

「あ、あと色紙とペンを貰っていいですか? くるみさんとピエールさんからサインを貰いたくて」

867 音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』 :2019/02/17(日) 22:42:17
>>864
「『感想』や『意見』、か。

 私は、他の『二人』の闘いも見てみたかった。
 例えば、『審査後』にその『映像』が流れるように、
 取り計らったりは出来るだろうか。

 ……これは、『感傷』の話だけにあらず」

『封筒』を受け取って鞄に仕舞い込み、
『感想』を訊かれれば忌憚なく口にする。

「他者の『能力』を知れれば、必然的に利用した『戦略』が組まれる。

 前回の『解法』を利用した、『パスティーシュ』としての『解法』や、
 能力から予想される『同一』の『解法』をぶつけるなどすれば、
 交わらないはずの『個々』の試合に、『繋がり』が生まれる」

「最後の得点表を拝見したが、中々の『僅差』だったじゃあないか。
 『差』を広げる別の手段、それが新たな『燃料』になると思っているのだが、
 君はどう思うかね。――――『欠点』もあるとは思うが、一考してくれるかな」

>>866(天白)
「サイン? 正直に言えば、やったことはないのだが……。

 日本語で書いた方がいいかね、それともフランス語?
 しかし、名前だけだと味気ないように見えるが、
 『家訓』や『座右の銘』も、横に付けておこうか――――」

渋々な感じで近寄ってくるも、ペンを渡されるのを待っている。

868 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/18(月) 00:05:42
>>865(美作)

「勿体ないお言葉です、美作様」

「『経験』――――現代社会において『死闘』を経験できる場は多くはない。
 まして、戦闘ではなく調略などに力を割くスタンド使いであれば尚更でしょう。
 我々がその役目の一端を果たせているとすれば、これほど光栄なことはありません」

                スゥーッ

丁重なお辞儀と共に、感謝の言葉は受け取られた。
その後の『競技』の『在り方』への意見も納得の籠った頷きと共に、
明らかに好意的に受け止められていたのだが――――『宣伝』の話には。

「宣伝、ですか。これはお節介ですが……
 アリーナはとても、『輝かしい』組織です。
 それは間違いないにせよ……それだけではない。
 表舞台に名が上がる事は決してありえませんし、
 社会や政府から、何かの認可を得ている訳でもない」

やや表情が陰る。険しいとか威嚇するようなものではないが、真顔とも違う渋面だ。

「我々は、いわば――――星も太陽も月も無い、
 光の届かない世界に根を張る……『地下組織』というものです。
 ここでの宣伝は決して、『輝かしいもの』だけを呼び寄せはしません」

           「それで良ければ、私から上に掛け合います」

宣伝については如月は否定こそしない物の、難色を示している。
アリーナはグレーゾーンではあるのだろうが『非合法』の匂いがするし、
個人の『ネットラジオ』などであれば問題もないかもしれないが……
事務所や局が絡んでくる『ラジオ番組』の宣伝は、やや危険かもしれない。

もちろん、美作の個人的な活動の宣伝なのであれば、リスクはあっても問題はないだろう。

>>866(天白)

「ええ、お疲れ様でした」

「それは、それは……何よりでございますね。
 選手の『モチベーション』はアリーナの重要課題。
 より楽しめる『難問』や、『危険な状況』の用意も、
 今後充実させていけるよう、取り次いでおきましょう」

最初はどこか値踏みする用だった天白への目も、
今ではピエールや美作に向けるそれと変わらない。
一人の、油断ならないスタンド使いを目にする視線だった。

「天白様含め、ゆくゆくはアリーナに名を轟かせる可能性もあるお三方。
 サインの価値は――――金銭的なものはともかく、確かなものでしょうな」

得心した様子の如月によって、ペンと色紙はすぐに用意される事となる。

>>867(ピエール)

「成る程――――技術的には、不可能ではありませんな。
 持ち帰って検討する価値は十二分にあるアイディアかと。
 主催達も競技の幅を広げる案には積極的でしょうから、
 すぐにでも試験的に運用されるかもしれません……
 試してみてはじめて、見えてくる瑕疵もありますのでね」

「とても興味深い意見でした。心より感謝致します」

              スッ

競技のシステム自体に関わる『具体案』はやはり、歓迎される。
試さずとも見える欠点もあるだろうが、利点が上回れば採用も有り得るだろう。

――――サインペンについては、すぐに用意された。あとの内容は考え次第だ。

>全体

「貴重なご意見、心より感謝申し上げます――――
 これをもって、本日の『競技』は終了とさせて頂きます」

                スッ

ギャラを渡し終え、三人から得た意見をメモし終えた如月が、
自分のものであろう荷物を手元にまとめ、改めてそう告げた。

「――――『競技』も『試合』も、我々は常に『挑戦者』を待っております。
 皆様とは今後も良い関係を築いていければ……それに勝る幸いはございません」

            「本日は、ご参加ありがとうございました。
             そして……ようこそ、『アリ―ナ』のある星見町へ」

喜色を含む如月の目は、この『競技場』に新たに浮かぶ三つの星を確かに映していた。
特に何かそれ以上なければ――――会話が終わるとともに、解散という事になるだろう。

869 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』 :2019/02/18(月) 03:57:43
>>868

「お話は分かりました。ご親切な忠告に感謝します。
 何分、まだ『アリーナ』の事情には明るくないもので。
 不勉強な申し出をしてしまった事はお詫びします」

『アリーナ』に足を踏み入れる事自体も、ある程度の危険は承知の上だったので、
『毒を食らうなら皿まで』という思いだった。
だけど、毒を食らうのは自分だけでなければならない。
万が一にも、周りの人々にまで危害が及ぶような事は避けなければならない。

「では、『私自身』を宣伝して頂く事は可能ですか?
 今日デビューしたニューフェイス『カナリア・美作くるみ選手』の名前が、
 出来る限り認知されるような紹介をお願いしたいのです。
 金額に関しては、先程と同じです」

それらは既に公開されている情報だ。
未知の危険を呼び込むリスクは限りなく抑えられる。
当然リターンも相応に減る事になるが、後は自分の『魅力』でカバーすれば良い。
長期的な視点から、徐々に『ファン』を増やす。
この美作くるみには、自分自身の『魅力』で『それ』が出来る『自信』があるのだ。

「失礼して、封筒はこちらに置かせて頂きます。
 この話が通らなかった場合は、『寄付』として扱って下さい。
 今後の『競技』の発展に対する私からの『心付け』と考えて頂ければ幸いです」

>>866

「サイン?もちろん良いわよ。『真尋くんへ』って入れた方がいいかしら?」

       サラサラ

ペンと色紙を受け取り、慣れた手付きでサインを綴る。
自分の名前と相手の名前を書き入れ、片隅に小鳥のイラストを添えた。
出来上がった色紙を、笑顔で少年に手渡す。

「――――はい、どうぞ。大事にしてね?約束よ」

870 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』 :2019/02/18(月) 04:14:16
>>869

「『またの機会』を心から楽しみにさせて頂きます」

「――――お疲れ様でした」

帽子を取り、如月に頭を下げて挨拶する。
その表情に曇りはなく、どこか晴やかだった。
それから他の二人に向き直り、同じようにして頭を下げる。

「――――お疲れ様でした」

871 音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』 :2019/02/18(月) 23:41:38
>>868
「どれどれ……」

     サララララッ

フランス語で『音無ピエール』と書き記し、
色紙を傾けたり、ひっくり返したりしながら、
余白に何を書き込もうか、考え込んでいる。


      キュキュッ
                   ザッ!

     「 Mise en abyme.

       『紋中紋』、『紋章』が構成する『紋章』だ。
       詳細は、『ダ・ヴィンチ・コード』とかで観るといい。

       君との出会いが、偉大なる『紋章』に繋がらんことを――――」

872 天白真尋『アルビノ・ホリデイ』 :2019/02/19(火) 00:50:59
>>868 (GM)
>>869 (美作さん)
>>871 (ピエールさん)

「ありがとうございます!」

「大事にします、絶対」

二人からサインを受け取りお辞儀をする。
如月にもお礼を言っておこう。

「お疲れ様でした」

そう言って全員に頭を下げた。

873 『喝采無/尽のスターライト・ステージ』 :2019/02/19(火) 23:26:31
>>869-870(美作)

「それでしたら――――特例にはなりますが、問題はないでしょう。
 上には私から通しておきますので……是非今度、一度見に来てください」

        「観客の立場で見る舞台も、中々乙な物ですからね」

>>869-870(美作)
>>871(ピエール)
>>872(天白)

己の『個性』をサインとして描く大人たちと、
それを純白のキャンバスに受けとる少年。
一見すれば『プロ』と『ファン』のようだったが、
実際にはそれぞれが違う技で世界を沸かせた『エンターテイナー』。

完成されたように見える二人も、まだまだ先を見ている。
まっさらに見える少年にも、既に築かれた土台がある。

「ええ、改めて――――お疲れ様でした。どうぞ、またのご来場を」

      「そして、またの『ご活躍』を、期待しております」

                   ペコォーーーッ

――――いずれまた道が交わる時も来るだろう。だが今日は、これにて閉幕だ。

音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』
→ファイトマネーと賞金で『40万円』獲得。

美作くるみ『プラン9・チャンネル7』
→ファイトマネーを『広告費』として投入した。

天白真尋『アルビノ・ホリデイ』
→ファイトマネーで『20万円』獲得。 

                   『喝采無/尽のスターライト・ステージ』→おしまい


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