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【ミ】『ギャザリング・ガーデン』其の二

1 『誰かさん』 :2017/09/12(火) 01:53:18



願わくば 花の下にて 春死なむ その如月の 望月の頃

314 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/05(金) 00:25:23
>>313

新元:「あえて外すこともあるわな」

基本的にはメジャーである。
この異物もアクセントと見れば悪くない、のかもしれない。
親知らずカップケーキだけど。

コハル:「日沼さんにはスタンド使い同士の戦いをして頂きます。私たちは『アリーナ』という組織、あるいは興行のスタッフです」

コハルは仕事の内容についてそう答えた。

新元:「俺の甥っ子の相手を探してる。アリーナの闘士から選んでもいいが……組織内政治的に色々問題もあったりする」

コハル:「日沼さんには関係の無いところです」

新元:「『アリーナ』じゃ、コハル派の地位は低い……」

コハル:「派閥の長とか無理ですって……」

それも日沼からすれば関係の無いところだ。

コハル:「いつ、と言われると少々困ってしまいますね。日沼さんが望むなら今日にでも」

「こういう仕事ですからね、やっぱり辞めたとなることもあります。意思決定のための時間を用意しています」

だから、そう遠くないなら都合のいい日で大丈夫なわけだ。

315 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/05(金) 01:10:07
>>314

「『あえて』って言うなら……
 『ジンギスカンキャラメル』とか?
 ウケ狙いで外すのはありますよね〜ッ」

厨房のほうに何げなく視線を向けたが、
それで異物混入を防げるわけでもない。

「『アリーナ』……『闘技場』ってワケですね。
 スタンド使いの闘技場、それもちっとも『違法』じゃない。
 へへっ、『裏社会感』バッチリしてきたワケですけど」

違法じゃないのは希望だが。

「へえ、『甥っ子の相手』――――」

        「なんかこう、ちょっと、
         お見合いみたいですね!
          ぷぷぷっ…………ウケる」

などと言いながら、少し考えるそぶりを見せて。

「う〜〜〜〜ん」

「あのあの、日にちの前に一応確認ですけどもォ〜〜〜、
 身内同伴で、メシまで奢ってもらって、おカネも出て。
 それで、対戦カードに『政治的』問題アリってコトですけど」

日沼はアリーナの仕組みを知らない。

「これってさ、『勝ち負けは忖度してくれ』ってワケじゃないですよね?」

           「そーいうのとは、逆ですよね?」
 
「『裏』とかなしで甥っ子さんをボコるか、イヤだけどボコられるか、
 勝ち負けは実力次第で、ガチで『戦う』――――それでいいんですよねェ?」

だが、『ケンカ』がある種の『ビジネス』になることは知っている。
そして、そうした種のビジネスには、『黒い疑惑』がつきものだ、ということも。

正々堂々は日沼流月の哲学ではない――――が、『後出しのルール』には『反骨』する。
なので万が一ということも考えて、いまのうちに『勝てばいいのかどうか』は明らかにしておく。

316 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/05(金) 01:33:28
>>315

コハル:「……です」

「ジンギスカンキャラメルは……美味しい、です……」

新元:「お見合いしたけりゃ紹介するけど、止めとけよ。お前と合わんよ。クソ真面目だから」

考えるそぶり。
それから質問。
コハルと新元はそれに頷いた。
疑問は最もだと言うように。

新元:「忖度の必要はねぇ。アイツは真剣勝負で三連勝してる」

「むしろ負けて欲しいくらいだぜ、挫折を知るって意味ではな」

まぁ、そう負けはしないがと付け加えた。

コハル:「僕はアリーナという組織がどんなものかは興味があまりないですけど、自分の管理する場所くらいはクリーンなものにしたい」

「そこは信じてもらって大丈夫ですよ」

317 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/05(金) 02:37:51
>>316

「……まじ? ウケる、味覚って人それぞれですね。
 サルミアッキとかも地元だと美味しいっていうらしいですしね」

あれを美味しいとはお世辞でもうなずけなかった。

「あ〜っ、流月もお見合い婚よりは、
 恋愛結婚希望してるタイプなんで!
 この話は破談ってコトでお願いします」

そして、紹介も受ける気はない。

「な〜るほどね! 強すぎて相手が見つからないってワケ?
 それじゃ、流月がそいつのことボコって挫折させたげますよ」

     ヘッヘッヘ
             「『負けはしない』とか言われると、
              『逆に』勝とうって気になるんですよね〜〜っ」

なにせ今からぶちのめす相手だ。
徹頭徹尾・徹尾徹頭ひっくり返してやるつもりだ。

 「まっ、勝負が始まる前から
  こういうこと言ってるとですよ?
  負けるってのがお約束ですけど――」

              ズギャン!!

「――――流月と『サグ・パッション』は、
 お約束ってヤツを『裏切る』のが好きなんですよね」
 
              「あそうそう、他何かルール説明とかあります?」

318 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/05(金) 21:29:40
>>317

新元:「……やってみな」

金歯を見せながら新元はそう言った。
意に介さず。
慣れたことに対処することのように。
まぁ、闘うのは自分ではない。
あくまで彼の甥である。

コハル:「心強い」

「そうですね。アリーナ、闘技場内に設置する道具などはある程度用意します」

「冷蔵庫とかなら大丈夫です」

319 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/05(金) 23:39:46
>>318

「やってやりますよ。流月、嘘あんまつかないんで!」

やる気にあふれたセリフ――――

「てゆーか、『道具』ですかぁ〜。う〜ん。
 あんまごちゃごちゃすごい仕掛けあっても、
 敵の人の能力次第で『逆用』されそうですしぃ〜
 シンプルなのがいいかな〜とか思うワケですけど」

から一転、スタンドヴィジョンを消し頬杖をつくような姿勢に。

「『柱』とか、そーいう障害物とか?
 あんまケンカの経験とかはないケド、
 なんとゆーか完全に真っ平なステージだと、
 さすがに『策士っぷり』魅せられないかなぁ〜とか」

     「へへ、なんでもイイってなると、
      『かえって』考えるの難しいですね」

正直なところ『スタンド戦』には慣れていない。
自分にぴったりな『ギミック』の考案などは、
日沼にはまだ、すぐに思いつくものではないが・・・

「冷蔵庫――――はナニ? メジャーなんですか?
 試合中に冷やしてるドリンク飲める、みたいな〜〜〜?」

             「ぷぷ、それはないですよねぇ」

あえてコハルが提示した『冷蔵庫』という妙なチョイスに、食いついた。

320 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/06(土) 01:46:23
>>319

やる気のある言葉。
そこから、一見消極的にも見える頬杖の体勢。
自然である。
ケレン味というよりも、日沼流月という個人の持つ自然体。

コハル:「なければないでも大丈夫ですよ」

それもまた選択の一つだ。
『サグ・パッション』は剛力のスタンドだ。
同時に大雑把なスタンドでもある。
大抵の障害物なり設置物は動かせるし、破壊できる。
それは強みである。
相手が仕込みを行うのが得意なら、その準備段階から潰しにかかれる。
あるいは、隠れるという行動を抑制できる。
同時に、細やかな動作が出来ないという弱みも抱えているが。

コハル:「いつだったか、冷蔵庫を用意した対戦があったはずですね」

「ステンドグラスの衝立とかも扱いましたね」

新元:「こっちは刃物を闘技場に用意してもらってる」

「刀をな」

321 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/06(土) 15:30:28
>>320

「ほんとに何でもありってワケですね。
 じゃあ流月も、『パーテーション』とかを〜〜……え?
 はも……刀?? それヤバくないですか〜〜??
 いや、流月、30万円で命売る気はさすがにないってゆーか」

             「『逆』のほうも」

    キョロッキョロッ

          「ほら、だって、『刀』」

話題が剣呑すぎるので声を抑える。

「っ使ってくる相手に、『加減』とかできないですしぃ。
 『サグ・パッション』ってコンクリとか砕けるんで、
 それで刀振り回す相手を思いっきり蹴ったりしたら、
 どっちが勝ってもどっちか死にそうなんですけど〜〜」

「その辺、安全とか大丈夫なワケです?
 いや、『逆に』そのエグさが観客にウケまくってて」

格闘技でも『事故死』はある。
それは、まあ、イヤだが、理解できる。

「それで、『アリーナ』っていうのがこう、
 『裏社会』パワーみたいので揉み消したり?」

「そーいうのセンパイの持ってる漫画で見たんですけどぉ〜……」

だが――刃物など持ち出せば毎回のように死人が出かねない。
興行なら犯罪ではないとは言っていたが、さすがにまずいと思い疑問をぶつけた。

322 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/06(土) 16:37:28
>>321


新元:「こっちが頼んでるのは闘技場内に刀を設置してくれってことだ」

「刀は自前のがある……お前さんが使ってもいいってことだぜ」

それでも刀を相手にするという事実は揺るがない。

コハル:「……治療は致しますよ。スタンドによる治療なので大抵の怪我は治せます」

裏返せば、アフターケアだけが万全の状態。
戦闘中の安全は当然保障されない。
スポーツ化された競技、と言い切れるものではない。

コハル:「痛みや負傷はともかく命は保障させていただきます」

「我々は殺し合いをしているのではないので」

そう言ってコハルが微笑む。
少なくともこういう状況ではそんな風に笑ってみせる必要はないはずだが。
それでもこの青年は不安を和らげるためなのか、笑ってみせた。

新元:「刀で首斬りゃあそりゃ死ぬが、お前ので頭ぶっ叩かれりゃ死ぬだろ」

「加減をしてくれるってのなら、話は別だが」

「俺の知ってる闘士の中には腹切られても死ななかった奴がいるから安心しろよ」

323 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/06(土) 17:01:03
>>322

「えぇ〜〜〜流月、剣道したことないんですよ。
 それに刀って、なんかちゃんとしたやつだと、
 漫画みたいに振り回せる重さじゃないって噂だし」

(『自前の刀がある』のに、『刀を設置』?
 それ、流月に武器くれるだけじゃん。
 騎士道精神みたいな? なんかのゲームで見た!
 ウケる。……いや、怪しい。ぜったい『裏』があるでしょ)

刀をふるう自分がイメージできない。
それで有利になる自分も、だ。
そのあたりは、まあ、『見極める』しかない。

「あ、けがを治すスタンド、ってのもいるんですね。
 よかった〜、とりあえず死にはしないなら。
 死ななくても斬られたりするのは嫌ですけど。
 ……死にはしないってコトで信じますんで〜!」

そういうルールでやっていて、
まじめな性格だというのなら、
首をハネにきたりはしないだろう。
そこは『紳士協定』として信じよう。

「てゆーか流月この前チャリで事故ったとき、
 けっこうな勢いで壁に突っ込んで、
 一瞬死ぬかと思ったんですけど……
 斬られるのってそれより痛いですかねぇ?」

        「斬られずに勝ちたいですねえ。
         観客も斬られるの期待してそうだし」

             ギシ

    「それを裏切りたいですよね」

椅子にもたれかかり、自転車事故で若干残ったあざを見る。
切り傷が目立つところに残ったりすると、本当に嫌だなあと思った。

324 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/07(日) 00:03:27
>>323

現状、刀の設置の理由は不明である。
向こう側からすれば何か仕掛けがあるのか、それともただ武器を提供しているだけなのか。

コハル:「えぇ、絶対に殺させません」

彼らの所属する組織は確かに裏社会といっても過言ではない。
だが、少なくとも映画や漫画のような裏の人間でもない。
……コハルはあくまで自身を裏社会ではないカタギの人間だと認識している。

新元:「存分に裏切ってくれ」

「……多分、自転車よりも数倍は痛いだろうしな」

俺は事故ったことは無いけど、と新元が呟いた。

その辺りで、ウエイターが商品を持ってきた。
新元の元には厚みのあるハムカツサンドと軽いサラダとコーヒー。
コハルの元には『熱烈歓迎ティラミスセット』―――ティラミスとババロアの盛り合わせ。
そして日沼の注文である『ジューシービックチーズバーガー』である。
岩を切り出したような大きめのハンバーグに、マグマのようなチーズが溶けている。
横にはセットのクリームソーダだ。

325 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/07(日) 02:16:59
>>324

「相手の人も死なない感じでお願いですよ」

(とりあえず『刀』は迂闊に触るとヤバいか。
 これで何の仕掛けもなかったら逆にウケるけど)

「おっ、来ましたね〜メニュー。
 超おいしそうじゃないですかぁっ」

          スッ

「カロリーヤバそ〜〜〜。写真撮っていいです?
 このメニューとか『機密事項』だったりします?」

「ぷぷ、普通の店だしそれはないですよね〜」

スマホを取り出しつつ、
クリームソーダを手元に引き寄せる。
写真は、許可されるまでは撮れない。
勝手に撮ってキレられたことがあるのだ。

「対戦は、今日はいきなりすぎるんでぇ〜っ、
 明日か、明後日くらいでお願いできますか?」

      「別に何を準備するワケでもないですけど」

326 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/07(日) 03:10:32
>>325

コハル:「いいですよ」

コハルの店という訳では無いが。

コハル:「では明日で」

「」時間は追って連絡しますから、連絡先交換しときましょうか

327 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/07(日) 03:48:58
>>326

「やたっ。じゃあ撮りまぁ〜す」

           「チーズ」

       パシャ

「あっ駄洒落みたいになっちゃったじゃん!
 ぷぷぷ……そっちのチーズじゃないんですよぉ」

               パシャ            

チーズバーガーを画面に収めつつ、
フォークなりで解体しながら胃にも収める。

「んじゃ、明日ってことで」

「集合場所は、明日もここでいいんですかね〜?
 それか、闘技場の場所に直で行ったほうがいいですかぁ?」

328 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/07(日) 12:14:10
>>327

新元:「何も言ってねぇよ……」

そう呟き、それぞれが自分のものを食べ始める。
チーズバーガーは非常に食べごたえのある一品だ。
何種類かのチーズが混ぜ合わされており、ソースの味も合わさり濃厚な味が口に広がる。

コハル:「明日またここに来てください。闘技場までお送りします」

329 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/07(日) 21:27:35
>>328

「言われるかと思いましたんで〜。
 んじゃ、明日ここに徒歩で来ますです」

         「これウマッ」

             スッスッ

手元や服を汚すことなく、
ハンバーガーを食べ終える日沼。

「あ、メイクとかしてきたほうがいいですかね〜?
 それか、試合前に『メイクさん』とかいたりします?」

「ぷぷ、どうせ汚れますけど……いや笑いごとじゃないですか」

今日は帰ったらセンパイに借りていた『格闘漫画』を読み、
あとYoutubeで『格闘動画』を見るなどしてテンションを上げておこう。

330 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/10(水) 13:33:40
>>329

コハル:「英気を養って下さいね」

ビッグでジューシーなハンバーガーは日沼によって平らげれた。
次は対戦相手を平らげるか、敵の攻撃を食らうか。

◆◆◆◆◆◆

翌日、呼ばれたのは少し遅い時間だった。
格闘漫画と動画による予習は完璧である。
既に来ていたコハルは黒服に身を包んでいた。
正直、似合ってはいない。
そして今回のアシとなるのは黒塗りの高級車だ。
黒服の彼と合わさると怪しさ、あるいは剛力な雰囲気が増す気がした。

コハル:「どうぞ、お乗り下さい。日沼さん」

コハルが後部座席のドアを開けた。
乗り込めば闘技場まで案内されるだろう。

331 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/10(水) 19:01:43
>>330

「こんちゃ〜〜っす。
 うわ、『マフィア』みたいな車ですね〜」

昨日とさほど変わらない服装で現れた。
実際のところは、安物や古い服が中心で、
汚れても問題ないよう心構えはしている。

       「そのスーツ制服です?
         私物じゃないですよね?」

            スィッ

「うわ〜ッほんとに『裏社会』っぽ〜〜〜い」

そういうわけで、車に乗り込む。
シャンデリアとか、ついてたりするんだろうか?

332 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/11(木) 00:16:57
>>331

コハル:「僕がお世話になった方がこういうのが好きみたいで……厳めしい感じですよね」

「これは……半分制服ですかね。派閥の長になる人とかは割と自由だと思いますけど」

座れば体に感触が伝わってくる。
バスや電車といった公共交通機関や自家用車とは明らかに違う座り心地。
良質という概念を切り取ったような品質だ。
シャンデリアこそないが車内は明るく、ポータブル冷蔵庫の中では炭酸飲料が冷やされている。

コハル:「クリームソーダもご用意しています。お好きでしょう?」

「それと、資料にお目通しをお願いしますね」

運転席に座ったコハルが渡したのは折りたたみ式のバインダーだ。
それを開くと中には闘技場の写真と対戦相手の資料らしいものが挟まれていた。

333 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/11(木) 00:33:11
ランカー名:新元 令和
スタンド名:『レイ・レイ・ワウ』(Lay Lay Wah)
ステージ:『闘技場』
賞金額:『30万円』
上昇:強くなる
入場曲:ttps://www.youtube.com/watch?v=VeUQk7O-1E4

『ASCENSION CLUB』の新人。
新元流という剣術を扱うスタンド使いです。
その太刀筋は稲妻ともいわれる居合術。
ストレートな人ですよ。

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴■□□刀□□□□□刀□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□刀□□□□□刀□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床はコンクリートで、タイルの大きさは1x1m。白い砂がまいてある。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。強化ガラスか何かが金網と客席の間に立てられている。
∴:観客席。
刀:日本刀。切っ先が床に突き刺さるようにして設置されている。

コハル:「今でしたら闘技場内に新しく物を置いたりできますけど、どうしますか?」

「これで大丈夫でしたら、このままで闘えますよ」

334 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/11(木) 01:31:08
>>332

「ふ〜〜〜ん、そういう感じなんですね・・・」

あまり面白くはなさそうに、
制服について聞きながら、
シートに思う存分背中を沈める。

「高級車はいいですね〜っ。
 うわ、冷蔵庫までついてるし!
 ウケる……あ、クリームソーダ。
 いや〜至れり尽くせりすぎますけど、
 こーいうのは『逆らって』も仕方ないんで」

「うん、好きです! いただきま〜す」

           ジャリジャリ

素直に好物を食べさせていただきつつ、資料を受け取る。
逆らうのは、自分が逆らいたいと思った時だけでいい。

「ん……令和? ぷぷ、ウケる。ノリノリな名前ですね。
 あ〜そ〜ですね、ギミックとか正直よくわからないですし」

「う〜ん、『障害物』が多いと『かえって』戦いにくいんで。
 あんま刀振り回せないように『柱』並べてもらうとか、
 そーいうのも考えないでもないワケですけども〜」

      「初戦から物に頼るのもシャバいでしょ?
       流月の『知略』をアピールするにしても、
       『結局モノ頼りかよ』って思われるよりは、
       あるものを利用する方がカッコいいっていうか〜っ」

これは、明らかに格闘漫画と不良文化の影響を受けた発言だ。

335 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/11(木) 02:00:59
>>334

コハル:「じゃあ、このままで試合が出来るように伝えておきますね」

「シャバいかどうかは人それぞれですけど」

口の中にクリームソーダの味が広がる。

コハル:「そういえば、日沼さんはレディースか何かなんですか?」

「いえ、何となくそう思っただけですけど」

336 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/11(木) 02:26:47
>>335

「そーですね、流月的にはどうかなってだけなんで〜」

         「『レディース』ってゆーか、
          まあ、そんな感じですね。
          『桜裏悲鳴』ってチームで」
 
            「流月頭いいんで、『参謀』的なね〜」

質問に軽く答えつつ、車が目的地に着くのを待つ。
さすがに車内をスマホで撮ってSNSに上げる気はしないし。

337 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/11(木) 22:41:50
>>336

車が到着して、日沼は控え室らしき場所に通された。
ロッカールームのようになっているそこにはパイプ椅子が置かれている。
先程のシートに比べれば幾分座り心地が悪い。

コハル:「それでは最後にこちらを」

渡される書類。
それは『アリーナ』にランカー、闘技者として登録するためのもの。

【ランカー名】
【スタンド名】
【異名】(必要なければ空欄でよい)
【入場曲】

338 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/12(金) 00:23:50
>>337

「車はめっちゃ豪華だったのに、
 こっちは庶民的な感じなんですね」

    「『かえって』落ち着きますけど」

          ギィ

パイプ椅子に体重を預けつつ、
書類に目を通し、必要事項を記入する。

         ヒヌマ ルナ
【ランカー名】日沼 流月
【スタンド名】『サグ・パッション』
【異名】『逆作姫(サカサヒメ)』
【入場曲】ttps://www.youtube.com/watch?v=qNBrTOnw0Gw

「別に『ジャニーズ』も『逆裁』も、
 特別好きってワケじゃないですけど〜
 流月にぴったりだと思うんですよね」

              「タイトルとかですよ」

異名については特に触れない。
これについては『自然に出てきた』から、自慢も照れも今はなかった。

339 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/12(金) 22:53:21
>>338

コハル:「なるほど逆転」

「……頑張ってくださいね」

書類をチェックし、コハルが頷く。
どうやら受理されたようだ。
どこかから音が聞こえる。
興行は着々と進んでいるらしい。

コハル:「では、日沼さんの試合の準備が出来たらお呼びいたしますね」

「それまでお待ちください」

頭を下げて、コハルが部屋から出て行った。

340 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/12(金) 23:00:50
アリーナの控室。
日沼の部屋から離れた場所にあるそこに一人の男がいる。
名は新元令和という。
座禅を組み、瞑想をしていた。
傍らには鞘に納められた日本刀。
目の前には蝋燭が立てられている。
薄暗い部屋の中で蝋燭の火が空調の風で揺れていた。

「時間だぜ」

扉の前から声がする。
自分の叔父の声だ。
ゆっくりと立ち上がり、鞘を掴む。

「今行きます」

そう答えて、男は刀を抜いた。
居合。
蝋燭の火を切り裂き、部屋の中は完全な暗闇になった。

「今日の相手は?」

「日沼流月って女の子だよ」

「……女性は苦手です」

扉が開かれた。

341 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/12(金) 23:11:59
時間が来た。
日沼の控室にコハルがやってきたのだ。
扉を開け、長い通路を歩いていく。
徐々に熱気が増していくのが分かる。
人の声が聞こえる。
観客の声だ。
日沼を待っている。
日沼流月の闘いを待っている。
人々の持つ熱量が本物の熱のように伝播してくる。

コハル:「あ、僕はここで失礼しますね。解説とか実況もしないといけないので」

そう言って途中でコハルはいなくなった。
一人で歩く。
道の先にひと際明るい場所がある。
入場口だ。

コハル:「あぁ、すいません。普段なら日沼さんに先に入場してもらうんですけど……」

「今回に限っては赤コーナーから入場していただきます」

確か、コハルは別れる時にそう言っていた。
だから今できるのは相手の入場を観察するのと、どんなふうに入場するかを思案することだ。
他にも、闘技場の観察なども出来るだろう。

342 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/12(金) 23:40:34
>>339-341

           ザッ

「流月さあ、部活とかやらないから、
 こーいう『大舞台』って初めてなワケですよ」
 
         ザッ

コハルと別れる前に、そういった。
それから、一人で通路を歩きながら、
誰に言うでもなく言葉に出していた。

「だから、後入場で良かった。
 さすがにちょっと緊張するし〜」

           ピタ

「どういうものなのか、基準も見ときたいし」

               「さ」

足を止めて――――『令和』を名乗る男を見やる。

343 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/13(土) 00:55:44
>>342

闘技場に立っていたのは新元号であった。
着崩したスーツを身にまとい、手には一本のマイク。

「アリーナにお越しの紳士淑女の皆様方、本日もわざわざご苦労!」

「『ASCENSION CLUB』及び『新元流剣術』が誇りをもってお送りするファイターはこの男!」

音が鳴り響く。
新元令和の入場曲だ(ttps://www.youtube.com/watch?v=VeUQk7O-1E4)
その音響に負けぬほどに新元が声を張り上げる。

「二十四時間、一週間、十二ヶ月、即ち三百六十五日、人生の全時間を武に捧げる男!」

「『大槻正』『昭山和』『平成美』の三人をことごとく切り捨て目下三連勝」

「この男の紫電一閃の一太刀の前にすべての者は一・刀・両・断!」

観客も一刀両断と声に出して斉唱する。
明らかに入場口から感じる熱が増していた。
大きな歓声がうるさい。

「176cm、82kg『閃く紫電』新元令和ァ! 新時代を切り開く令和維新だ!」

来る。
対角線の入場口。
新元令和は叔父の熱に反してゆっくりと歩いて出てきた。
既に抜かれた刀を右手に、鞘を左手に持っている。
袴を履いた和装の男。

「それでは今日の相手にご入場頂こうかァ!」

そう言って新元号が去っていく。
さぁ、入場だ。

344 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/13(土) 15:24:07
>>343

「えっ。身長体重とか言わなきゃダメなやつなのこれ!
 流月、その辺はトップシークレットにしてるんだけど〜っ
 あいつが勝手に言ってるだけだよね。そういうことにしとこ」

              ザッ


         ザッ

「とゆーか観客もノリノリじゃん」 

        「流月、アウェーなのかな」

                「『ひっくり返し』甲斐あるじゃん」

   ――――ザッ


(……あの異名とか、流月で名乗らなきゃなのかな?)

何かアナウンスなどはあるのだろうか――――あるならそれから。
特に無さそうであれば、『入場曲』が流れ始めてから。
入場口から、観客から見えるところまで歩み出る。
そのへんの『きまり』を破るのは『反骨』ではなく、
単なる無秩序……ルールだから破るんじゃない。

    『破りたいルールだけ破ってやる』。

逆巻いた金の髪、オーバーサイズのパーカー、デニムパンツ。
キメた恰好もせず、素のままでいかにもな『サムライ』の相手になってやる。     

      ズギュン

「『サグ・パッション』――――」

「『四連勝』を見に来たヤツらには悪いんだけどさぁ〜〜〜〜〜〜ッ」

          「今日は流月の華々しいデビューを見てもらうからね!」

マイクもない声が聞こえるかは知らないが、自分に言い聞かせる意味もある。
叛逆は無意識から湧く感情ではない。この世界の予定調和にノーを突きつけるため燃やす炎だ。

345 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/13(土) 22:46:12
>>344

『解説という立場でありながら言わせていただきます』

『彼女は今、圧倒的なアウェーの中にいます』

コハルのアナウンスが響く。
観客の声援も若干のトーンダウン感が否めない。

『ですが! ですが、だからこそ彼女は輝きを放ちます!』

『流れに逆らう、空気に逆らう、逆境の中で何かを掴む!』

『三連勝の侍に挑むのは一人の少女』

『彦星と織姫が出会うような衝撃的な一幕を生み出すのはこの新人!』

『逆作姫』

『日沼流月ァァァァァ!』

曲が鳴り響く(ttps://www.youtube.com/watch?v=qNBrTOnw0Gw)

《やってやれお嬢ちゃーん!》

《ぶった切られろォ!》

《カワイー!》

《ヒュー!》

様々な声が鼓膜を揺らす。
対する新元令和は日沼に頭を下げ、鞘に刀を収めた。
戦いが始まる。

346 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/13(土) 23:22:59
>>345

「ね、ね。聞いた? 今可愛いって聞こえたよ。
 ま、流月も自分の見た目に自信なくはないけどね。
 でも、今日そんなにメイクとかしてきてないワケだしさ」

「それに、『やってやれ』って」

             ズギュン


「『アウェー』は『裏切る』」         

「期待は『裏切らない』」

スタンドを発現して、一歩前に出る。
頭を下げ返したりはしない。
『武道』をしに来たんじゃあないからだ。

(刀、出してたのになんでしまったんだろ。
 『居合切り』ってやつだったりする?
 でも、それなら設置してる刀が抜き身なのは変でしょ)

ステージに目を走らせる。
刀が刺さっているタイルに『損傷』はあるだろうか?
つまり、『もともと使っているタイルにそのまま刺してる』のか、
それとも特注の『刺すための穴があるタイルなのか』を見たい。

347 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/14(日) 00:22:29
>>346

『実況、解説はコハル・トランプが送ります』

『それでは、はじめっ!』

日沼は闘技場内に視線を巡らせる。
白い砂がまかれているから分かりにくいが、しっかりとつき立っている。
恐らく、穴を開けられた特殊な床なのだろう。
特殊な刀、という感じではなさそうだ。

「では、一太刀を」

ゆっくりと新元令和が近づいてくる。

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴■□□刀□□□□□刀□□■∴
∴■□□□□□新□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□刀□□□□□刀□□■∴
∴∴■□□□□日□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床はコンクリートで、タイルの大きさは1x1m。白い砂がまいてある。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。強化ガラスか何かが金網と客席の間に立てられている。
∴:観客席。
刀:日本刀。切っ先が床に突き刺さるようにして設置されている。
新:新元令和
日:日沼流月

348 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/14(日) 01:55:22
>>347

(無理やり突き刺した感じじゃない。
 つまり『昨日今日用意した床』だ。
 そんな変な『工事』なんてする時間ないでしょ)

「――――よし、やってみよう」

        (……つまり)

             ブンッ

唐突に、前方の地面に『サグ・パッション』の手を振るう。
床を砕いて『剣士』の戦いを牽制するのもだが、
ほかに、確実にしておきたいことがあるのも理由だ。

それは――――『床』が、どのような性質なのか、ということ。

もっと具体的には・・・『床タイル』は『剥がせる物』なのかどうかだ。
その可能性を、考えていた。いわゆる『ギミック』を設置する都合、
床の材質は一定であってはならない。切り替えやすい必要がある。
例えば『冷蔵庫』を置くなら『電源』をどこかから引く必要があるが、
そのために、わざわざ『工事』をしていては『商売』にならない。
今回のように『穴の開いた床』を用意するなどは、なおさらそうだろう。

もちろん『床の性質を変えるスタンド使い』がいる可能性はあったが、
派閥という概念の存在を考えれば、『ステージ』をそれに依存する可能性は低い。
・・・これももちろん、『考え違い』の可能性はあるが、リスクも薄い。試す価値はある。

(どっちにしろ、一手目は『床を砕く』って決めてた。
 『武器』を手に入れながら、相手の強みを奪う。
 ついでに『今後』の布石も打つ。流月やっぱ頭いいわ〜!)

「一太刀もいいけど、『1タイル』なんてのはどう?」

手をふるう位置はタイルの『端』だ。
タイルが土台に『接着』『固定』されている可能性を考え、
それを無理やり『引きはがし』て『サグ・パッション』に持たせるため。

もしアテが外れても、それはそれで床の砕ける破片が生まれるだろう。
その場合は大き目の破片を手に取ればいい。『1タイル』は、『フカシ』になってしまうが。

349 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/15(月) 23:29:28
>>348

       ガゴォン

『サグ・パッション』の腕が振り下ろされる。
床タイルはその膂力によって砕かれた。
柔らかくはないが、少なくとも『サグ・パッション』のパワーからすればその辺りのものと変わらない。
タイルと床を繋いでいたのはボルトだ。
しかし、『サグ・パッション』は無理やりにその拘束を引きはがし、パネルをぶっこぬいた。
宣言通り、一タイル。

《何という金剛力でしょう! 床パネルを引き抜きましたァ!》

「では、太刀とタイル、どちらが、はやいか……」

新元が鯉口を切った。
その瞬間だった。
彼の刀が光った。
恐らく紫の色だったように思える。
そう思った時には、彼は深く、深く踏み込んでいた。
目にもとまらぬ速さの踏み込みである(スB)

「どうしますか?」

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴■□□刀□□□□□刀□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□新□□□□□■∴
∴■□□刀□□□□□刀□□■∴
∴∴■□□□□日□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床はコンクリートで、タイルの大きさは1x1m。白い砂がまいてある。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。強化ガラスか何かが金網と客席の間に立てられている。
∴:観客席。
刀:日本刀。切っ先が床に突き刺さるようにして設置されている。
新:新元令和
日:日沼流月

350 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/16(火) 02:30:43
>>349

「よし、上出来――――」

(ってやばい! いきなりこっち来てるし!
 いや、そりゃ刀なんだから来るんだけど。
 来るって知ってるからタイル剥がしたんだ)

           「――――じゃん!」

   トッ

(いや違うっもっと落ち着け流月、
 『いきなり来た』……そうだ、速すぎる。
 いくらサムライでもあんな早く踏み込めないでしょ)

(出来ないはずのことが出来てる。――――じゃない。
 『逆に』考えればいい、あいつの出来る事のひとつはこれだ)

スタンドにはタイルを『前に突き出させる』。
振るうとか、持ち変えるとかはいらない。
引きはがしたまま、それを前に突き出させる。
精密動作性の低さを補うには単純な動作がイイ。

「『速い』のはそっちかもしれないけど、
 『早い』のはこっちなんじゃない?
 『攻撃する準備』の話だけどさぁ〜〜〜ッ」

     「自慢の刀も届かないうちなら棒と同じッ」

(だから『当てるため』にもう一手くらいあるかもしれないし、
 それを見とくためにも、迎え撃つので間違いない、間違いない)

位置変えも考えたが、迎撃と両立すると半端になるし、
タイルを捨ててまで全力回避するよりは、この方が次につながる。

力任せに、タイルを突き出し、接近してくるのを迎え撃つ。
常人ならこれで死んでもおかしくないが、まあ、『小手調べ』になるだろうか。

351 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/16(火) 03:12:04
>>350

《日沼選手、スタンドにタイルを突き出させます!》

        《刀を扱う新元選手相手には有効な牽制です》

「確かに……」

刀という武器の性質上、接近しなければならない。
殴打も接近を必要とするが、投擲などの手段によって射程をカバーできる。
それに、『サグ・パッション』のパワーなら、生身の人間に一撃与えるだけでもかなりのダメージになる。

「……ならばこれにて」

新元令和は跳んだ。
立体的な動きで、日沼の視界の中の新元が大きくなる。
彼が着地したのはタイルの上だ。

《八艘跳びもかくやという華麗な跳躍! 両選手が一気に急接近!》

『サグ・パッション』のパワーであればタイルを問題なく支えられる。
人ひとりが乗ったところでそれは変わらない。
故に、新元は足場にそのタイルを選んだ。

「届けば棒でなく刀と知りなさい」

刀が抜かれる。
抜きながら斬りにかかっている。
先ほど同様なら人を超えた速度の斬撃が訪れる。
距離が詰められたからか、日沼の目にははっきりと彼の刀の変化が見えた。
光ったのは彼の刀そのものではない。
彼の刀は電気を纏っている。
相手は紫電を纏った刀を持っているのだ。

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴■□□刀□□□□□刀□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□刀□□新□□刀□□■∴
∴∴■□□□□日□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床はコンクリートで、タイルの大きさは1x1m。白い砂がまいてある。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。強化ガラスか何かが金網と客席の間に立てられている。
∴:観客席。
刀:日本刀。切っ先が床に突き刺さるようにして設置されている。
新:新元令和
日:日沼流月

352 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/16(火) 05:26:02
>>351

(やばっ!? 速いだけじゃあないっ運動神経やばい!!
 これ能力? 素でやってる? 速いのは能力だけど、
 こういうの『古武術』とかやってたら出来てもおかしくないし)

             (能力なのはこの電気みたいなのだ!)

  (でも)  (この間合いはめちゃ怖いけど)  
 
          (良かったかも。こいつが運動神経よくて。
            普通の相手ならこの手は使えなかったでしょ)

タイルを、迷わず手放させる。そしてスタンドとともに下がる。
手放したことで空いたスタンドの手は――――『拳を握り』構える。

「そういやさ! 『アセンションクラブ』?」

       「『上昇』だっけ、上昇……」

タイルをはがすとき、なぜ『砕いた』のか。
最初から剥がしに行くのではなくなぜ砕いたのか。
――――固定を外すために? それ『も』ある。

「そんなに上昇志向強いならさ〜!
 流月の手が届かないとこまで昇っちゃえ」

         「『サグ・パッション』」

だが、もう一つある。『サグ・パッション』はタイルから手を放した。
タイルは『新元』の体重で床に落ちる。『普通なら』。

           ギュッ

――――『サグ・パッション』には能力がある。
布石は、打った。タイルに叩き込み、印した。(>>348メ―ル欄『印』)
タイルを砕くための打撃は同時に、叛逆の印……『痕』を『刻印』するための物だ!

そして拳を握れば……発動させる。『叛逆』の力を。
上からかけられた体重で、順当に地面に落下するはずのタイル。

       「『叛逆』の旗印だッッ!!!」
 
                        ギュゥゥゥゥッ

体重をかけ続ける限り、『下への力』を入力する限り、『上昇し続ける』タイルになれ。

もし仮に何かの理由で能力発動がうまくいかないとしても、『タイルが落ちて敵の姿勢は崩れる』し、
『サグ・パッション』が拳を構え、下がって多少対処の余地をとれるのも事実としてある。それはそれでいい。

353 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/17(水) 00:21:12
>>352

相手の刀に纏った電気を能力と予想する日沼。
その答えはどうだろうか。

「ん」

手を離し、手を握る。
一見意味のない動作のように見えるがそうではない。
既に刻まれた『痕』がある。
上昇。
与えられた新元の自重によって落ちるタイルが逆にせりあがる。

《こ、これは……! 複雑怪奇!》

「ほう……これは」

下向きに振るわれた刃。
『サグ・パッション』の腕をかすめるがダメージを与える程ではない。

「面白いスタンドをお持ちで」

《まるで重力に逆らうようにタイルが上昇します! これが逆作姫の生み出す叛逆の狼煙!》

不味いと思ったのか後方に新元が飛び退いた。
刀を納め、地面に転がって衝撃を分散する。

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴■□□刀□□□□□刀□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□新□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□刀□□□□□刀□□■∴
∴∴■□□□□日□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床はコンクリートで、タイルの大きさは1x1m。白い砂がまいてある。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。強化ガラスか何かが金網と客席の間に立てられている。
∴:観客席。
刀:日本刀。切っ先が床に突き刺さるようにして設置されている。
新:新元令和
日:日沼流月

354 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/17(水) 01:45:11
>>353

「っつ! あっぶな! 斬れたかと思ったじゃん……!」

(こいつの能力は『電気の刀』!
 だと思ったけど、それじゃあ、
 刺さった刀はほんとに何?ってなるし)

    「しかも余裕しゃくしゃくだし」

          「面白い〜ッ?」

      (電気……『電磁力』?
        だめだめ、まだ考えても無駄)

「いやいや〜ッ、それほどでも。あるけどね〜ッ
 でも、『令和』クンのスタンドもウケるんでしょ?
 もう4戦目なのにこんなにお客さん来てるんだし」

単純な刀の強化だけで『3連勝』出来るとは思えない。
まだ先があるのだろう。が、それを今判断できる材料はない。

「流月も、エレベーターだけの一発屋じゃないワケだからさ」

「面白いだけで済むかどうか、まだまだこっから『ひっくり返す』」
 
               ブォンッ

新元令和が『降りた』のだから『入力』がなくなり、
タイルは――――日沼と『サグ・パッション』の前に落下してくるはず。

そこに向けて、1歩踏み込みながら、スタンドでパンチを放つ。
砕くためのパンチではない。砕けてもいいけど。狙いは『前に飛ばす』こと。
精密な狙いなんて当然つけられるはずはない(パス精BCD)
けれど、パンチが当たれば、前に飛ぶ。それはまあ、期待していいはず。
手に持つ武器、エレベーターと酷使したタイルを、次は『飛び道具』にするのだ。

355 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/18(木) 01:25:37
>>354

「私も斬ったかと思いましたが……なかなかどうして」

「面白い」

控えめに、新元令和は笑う。
お互いにまだ万全の状態である。

《先ほどまで重力に逆らっていたタイルが落ちてきます》

《日沼選手、そのタイルを打ちぬいたァ!》

タイルは変形しながらも新元に向かって飛んでいく。

「……では最短距離にて」

床に手がつくほどに姿勢を低くし、タイルを避ける新元。
姿勢を起こしながら刀を抜きつつ、再び神速の踏み込み。

《新元選手、再度の接近!》

「逆作姫……日沼さん……」

「ともかく、お覚悟を」

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴■□□刀□□□□□刀□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□タ□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□新□□□□□■∴
∴■□□刀□□□□□刀□□■∴
∴∴■□□□□日□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床はコンクリートで、タイルの大きさは1x1m。白い砂がまいてある。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。強化ガラスか何かが金網と客席の間に立てられている。
∴:観客席。
刀:日本刀。切っ先が床に突き刺さるようにして設置されている。
新:新元令和
日:日沼流月
タ:タイル。現在も飛んでいる状態

356 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/18(木) 21:46:10
>>355

「斬られる覚悟なんかするわけないでしょ!
 ま、でも、覚悟はちゃんとしてるから。
 『逆』のだけどね…………本気でブン殴る覚悟ッ」

スタンドと共に、やや後退する。
『攻撃』が到達するまでの時間を少しでも稼ぐため。

      「『サグ・パッション』!」

   ギュッ

拳を固く握り締め、迎え撃つように、低く掬うような軌道で殴る。
相手の方が速いにせよ、何もせず斬られる事にはならないだろう。

それに・・・・・・

「それによ」

「そういう『精神論』より『策』で戦う!
 それが、流月の『参謀』たるゆえんだからさァ」

そして、握った拳は再び……発動する。
打撃にて刻む印、叛逆の証(>>354メール欄)
後方に飛んだタイルを…………ブーメランのように引き戻す!
これにより発生する挟撃。もし斬られても、いや斬られたくないが、
それに匹敵するか……それ以上のダメージを負わせてやる。

後退は・・・敵の攻撃だけじゃあない。
この『攻撃』が届くまでの時間を稼ぐ意味もある。

357 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/18(木) 23:14:09
>>356

「精神論?」

「これは心構えというもの」

後退しつつ、拳を振るう。
間違いのない力を行使する。
それに対して新元が取った行動は深追いをしないことだった。

「まさか遊びに来た訳でもないでしょう」

一度上がった姿勢がまた下がる。
刀は完全に抜かれ、低い姿勢のまま新元が右手に持ったそれを構えた。
低い姿勢であれば必然、戻ってくるタイルはそのままに。

《タイルのブーメラン……!?》

新元の頭上ギリギリをタイルが掠める。
日沼に向かってそのまま返ってきている。

「逆作姫、逆さ姫。逆さ……上昇……ふむ」

「では参謀殿、次はそのタイルを掴んで再び投擲しますか?」

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴■□□刀□□□□□刀□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□新□□□□□■∴
∴■□□刀□□タ□□刀□□■∴
∴∴■□□□□日□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床はコンクリートで、タイルの大きさは1x1m。白い砂がまいてある。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。強化ガラスか何かが金網と客席の間に立てられている。
∴:観客席。
刀:日本刀。切っ先が床に突き刺さるようにして設置されている。
新:新元令和
日:日沼流月
タ:タイル。現在も飛んでいる状態

358 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/18(木) 23:51:17
>>357

(背中に目でもついてるみたいに!
 『読まれた』? それともただの偶然?
 これが能力、って感じはしないけど)

回避された『タイルのブーメラン』。
その『叛逆』を取りやめさせ、
戻ってきたそれをつかみはしない。

「そういう予想されちゃうと、
 『逆らい』たくなっちゃうじゃん!」

実際には逆らうというより、精度の低さを自覚している。
この危急の状況で、わざわざ難しいことはしない。
やることは右手でタイルを床に『打ち下ろす』ことだ。
低い姿勢で突っ込んでくる敵に対する、壁にするかのように。
一応、この時もタイルに『痕』を刻印はしておこう。
動きを止められれば御の字だが、敵も未だ『技』を見せていない。

「そっちはどーすんの?
 また『サーカス』みたいに飛び乗る!?」

(斬られたらまじでやばい……『覚悟』してても痛いものは痛い)

          (けど)

              (刀……狙う価値はある)

だから、左手は空けてある。
先ほどのようにタイルの上を超えてくるか?
それとも迂回するか、タイルを吹き飛ばしてくるか?

上を超えてくる場合、打ち下ろしたタイルを『上昇』させて防げばいい。
迂回と、突破。意識をそこに絞って――――最悪、『反撃』も視野に入れておく。

359 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/19(金) 01:27:06
>>358

敵は三戦を勝ち抜いた闘士である。
戦いの勘というのがあるのだろう。

《日沼選手、自らに返ってきたタイルを叩き落とす!》

タイルがひしゃげて床に落ちた。

《両者決定打を打てないでいます!》

新元は右手側に回り込む。
直線的な前進だ。
刀は既に抜かれている。

《しかしそれは両者が警戒し、力が拮抗していると……あァ!》

横薙ぎに刀が右腕を狙う(スB)。

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴■□□刀□□□□□刀□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□刀□□タ新□刀□□■∴
∴∴■□□□□日□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床はコンクリートで、タイルの大きさは1x1m。白い砂がまいてある。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。強化ガラスか何かが金網と客席の間に立てられている。
∴:観客席。
刀:日本刀。切っ先が床に突き刺さるようにして設置されている。
新:新元令和
日:日沼流月
タ:タイル。現在も飛んでいる状態

360 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/19(金) 02:44:03
>>359

(来たっ――――右から!
 いや、そりゃそうじゃん。
 左手残してる相手に、
 左から来るわけないんだし)

     (これなら避け――――)

られなくは、ないだろう。
タイルを回り込むように動けば、
当たったとしても刀の振りはタイルに阻害され、
少なくとも腕が飛ぶような重傷は避けられるはず。

(られるけど)

     ダンッ

(ちょっとは当たるかも……!)

そう、動こう。地面を強く蹴飛ばし左上のタイルへ。
直撃は避けたい。カウンターを狙うには敵の攻撃の性質が不明瞭すぎる。
そして――――

(しかもあの刀に近づくことになるッ、警戒しない理由とかない!)

マップ左下の刀。これは、警戒しておく。
当初考えていたような『電磁力による刀身操作』の可能性もある。
あるいは、単純に、何か罠が仕掛けられている可能性だってある。
挟み撃ちのようになれば危険だ。『サグ・パッション』の腕はいつでも振るえるように。

361 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/21(日) 00:41:02
>>360

地面を強く蹴る。
敵の攻撃は未知数。
どんな一撃が来るのかはまだ分からない。


        ブンンッ

《日沼選手、新元選手の一刀をかわすゥ!》

「否、二刀なりや」

そのまま、新元が回転する。
まるで踊るように足を運び、日沼めがけて鞘が振られる。
踏み込み。
日沼との空間を埋めるように新元が動いた。

   バチッ
            バチチツ

衝撃。
痛み、そして痺れがやってくる。

《二段構えの一撃が日沼選手を捉える!》

―――地図―――

∴∴∴∴∴∴青青青∴∴∴∴∴∴
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∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴■□□刀□□□□□刀□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□□□□□□□□□□■∴
∴■□□刀□日新□□刀□□■∴
∴∴■□□□□□□□□□■∴∴
∴∴∴■□□□□□□□■∴∴∴
∴∴∴∴■■□□□■■∴∴∴∴
∴∴∴∴∴∴赤赤赤∴∴∴∴∴∴

□:闘技場内。床はコンクリートで、タイルの大きさは1x1m。白い砂がまいてある。
■:観客席と闘技場を隔てる金網。強化ガラスか何かが金網と客席の間に立てられている。
∴:観客席。
刀:日本刀。切っ先が床に突き刺さるようにして設置されている。
新:新元令和
日:日沼流月
タ:タイル。床に落ちている。

362 日沼 流月『サグ・パッション』 :2019/04/21(日) 02:06:26
>>361(質問)
・鞘の攻撃を受けた部位は、刀で狙っていたのと同じ右腕でしょうか?

363 『ある日のアリーナ-令和-』 :2019/04/21(日) 03:32:53
>>362

その形になります


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