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【ミ】『ハッピーハッピー・コメットテイル』

1 『幸せ兎』 :2016/02/19(金) 23:13:31
なんだ、あれが僕たちの探している青い鳥なんだ。
僕たちはずいぶん遠くまで探しに行ったけど、 本当はいつもここにいたんだ。

――メーテルリンクの『青い鳥』より。

869 『猫の心、メイド知らず』 :2016/09/24(土) 19:01:19
>>868(須々木)

寝心地は当然悪く――体の節々が痛む。
とはいえ、寝ないよりは幾分かましではある。
少なくとも、動作に不自由するほどの痛みではない。

   ナ〜オ

         ニャオ

三毛猫は特に異常を見せていない。見た目も行動もだ。
マナビの『ペインキラー』に、後遺症などはないらしい。
あるいは単に、時間が経ち過ぎたというだけかもしれないが。


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

スマホなどを確認すれば、現在時刻は『9:30』だという事が分かる。
冬川は10時以降――とだけ言っていたので、まだ問題は無い時間だろう。

とはいえ、ここは廃工場。
人目が無いとはいえ、あまり長居するのは好ましくもないかもしれないが。

870 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/09/25(日) 22:06:48
>>869

 扉を少し開いて隙間を作り、猫二匹を抱え、再び扉を押し開けて外に出る。
 行動は早めに済ませておくに越したことはない。
 昨日も日中はあれほど蒸したのだ。
 太陽が昇り切る前に、出発しておきたい。

 小屋を離れる前、軽く辺りを見回して、蝙蝠やほかの猫たちがいないかを確かめておく。

871 『猫の心、メイド知らず』 :2016/09/25(日) 23:08:42
>>870(須々木)

      ザッ

小屋から出ると、案の定外は既に熱され始めていた。
へばるほどの暑さではないが、季節はまさしく夏だ。

小屋の周りには……蝙蝠は、いない。
彼(彼女?)は夜行性だから、今は寝てるのかもしれない。

       タタッ

他の猫は……一匹いたが、目が合うとすぐどこかに行った。

   ニャオ

         ナ〜オ

特に関係の無い一般猫だったのだろう。
あるいは両脇に猫を抱える姿勢を怪しまれたか。
一応カゴはあるが、二匹いれるとややキツそうだ。

    ザッ

ここから『言森家』までは、そう遠くもなかった。
むしろ、道が知れている分昨夜よりも早いだろう。
特別飛ばさずとも、太陽が昇り切る前に到着まで出来るはずだ。

特に寄り道や、思い当たることが無ければ――じき、門の前に着く事になる。

872 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/09/26(月) 22:49:05
>>871

 門の前に着いたら、チャイムがあれば押そう。
 インターホンがあれば、それに向かって話しかける。

「すみません、須々木ですが。」

873 『猫の心、メイド知らず』 :2016/09/26(月) 23:27:43
>>872(須々木)

インターホンがあった。
なので、それを使うことになる。

    ピン

        ポーーン

よく通る音だ・・・いいインターホンらしい。
やはり金があると違うのだろうか。

『冬川』:
「おはようございます。
 門は開いておりますので、どうぞ中へ」

あまり待たないうちに、冬川の返答があった。
確かめていれば、実際門は開いている。

   ニャ〜オ

びろうどがやや長く鳴いた。
家に帰ってきたからかもしれない。

特に暴れ出すといった様子はないのは安心か。
三毛猫の側は、借りてきた猫のように今はおとなしい。

              ・・・玄関まで行ってもよさそうだ。

874 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/09/27(火) 20:55:46
>>873

 「ただいまー」的なことなのだろうか。
 だとしたら律儀な猫だ。育ちの良さなのかもしれない。

 一方で、三毛猫がおとなしいのは緊張しているのだろうか。
 未来の住処となるかもしれない家だ。
 気に入ってくれればいいのだが、さすがに家人ではないので住み心地までは保証できない。
 ただ、それはまだ皮算用だ。

「……お邪魔します」

 門をくぐる。

875 『猫の心、メイド知らず』 :2016/09/27(火) 23:19:13
>>874(須々木)

家。猫は奔放な生き物だが、
住み家には思い入れがあるのだろうか。
三毛猫はこの建物の『意味』を知っているのだろうか。

猫二匹の心情は不明だが――

    ドタ

        ドタ

びろうどの鳴き声に触発されたのか、
やや早足で冬川がドアに近付いてくる。

ドアが開くまでは絹の可能性もあるが、
まあ、この勢いは冬川ではないだろうか。

     ガチャ

『冬川』:
「――――おはようございます」

       ス

ドアが開き、冬川の視線がびろうどに走った。
表情に安堵の色が浮かんだあと、視線は横にずれる。

「そちらが……いえ。
 立ち話もなんでしょうし、
 どうぞ中へお入りください」

       ニャ〜オ

びろうどが腕の中で小さく身を動かした。
三毛猫についてもやや動いたが、冬川に視線を向けている。

         ・・・冬川も、三毛猫に視線を向けていた。

876 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/09/28(水) 22:05:49
>>875

「野良猫なので、栄養状態が心配です。
 一応、例の市販の餌は普通に食べていたので、
 消化器に問題はないと思うのですが……
 ひとまず、何か栄養価の高いものを食べさせてあげてもらえませんか?」

 三毛猫を差し出す。
 その後、少しだけ距離を詰めて耳打ち。

「……言森さんには、この件は?」

877 『猫の心、メイド知らず』 :2016/09/28(水) 23:17:07
>>876(須々木)

『冬川』:
「畏まりました。
 準備をさせていただきますので」

    ペコ

      「応接間でお待ちください」

  ナ
    ァオ

三毛猫を丁寧に抱えて、冬川が一歩退く。
――前に、『須々木』が耳打ちした。

「……伝えてあります。
 絹さんを口説き落とすのは、
 須々木さんより私が適任でしょう」

「口説くのが得意というわけでもないですが」

確かに、絹の説得まで『須々木』がする理由もあるまい。
説得。そして、その言い分からすると。

      フ…

冬川は冷たい表情に、小さく笑みを浮かべる。

       「――結論から言えば、説得は成功です」

               「あとは、いかに『値切れるか』でしょう」

878 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/09/29(木) 21:51:02
>>877

>       「――結論から言えば、説得は成功です」


「それは、」

 一瞬目を丸くして、

「よかったです。」

 彼女ならわけもないか、と肩を下ろす。
 そもそもこの豪邸のお手伝いさんなど、要領が良くなければ務まるまい。
 なんにせよ、労力の節約に繋がったのはよいことだ。

「他に何か準備することはありますか?
 なければ、彼らに連絡を取ろうと思うのですが。」

879 『猫の心、メイド知らず』 :2016/09/29(木) 23:32:35
>>878(須々木)

『冬川』:
「猫好きな方ですので――
 他に大きな出費もありませんし」

      「快諾していただきました」

何らかの苦労はあったのかもしれない。
だが――それを『須々木』に零しはしないだろう。

『須々木』が役目を果たしたように、
冬川もまた己の役目を果たしたのだ。

「他の準備というと……
 特には思いつきませんね」

     スッ

三毛猫を抱いた冬川がもう一歩下がる。
恐らくだが――台所の方向なのだろう。

「三毛猫の餌を用意しますので、
 連絡をお任せしてもいいでしょうか」

「それとも、私もその場にいた方が?」

        ナァオ

  ニャオ

呼応する猫二匹。彼女らの運命がこれから本格的に決まるわけだ。

880 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/01(土) 23:00:53
>>879

「いえ、では三毛猫のお世話をお願いします。」

 言い出したのはこちらだが、その方が都合よかったりもする。
 心持ち的に、当事者の前ではしにくい話、使いにくい表現というのもあるのだ。

 では、冬川が去ったらあの二人に連絡しよう。

881 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/01(土) 23:34:15
>>880(須々木)

『冬川』:
「――かしこまりました。
 それでは、よろしくお願いいたします」

      ペコ

           スタ
             スタ

冬川は三毛猫を抱いたまま、去って行った。
その所作は素早く――『須々木』の心情を察していたのかもしれない。

     ニャーオ

びろうどはその後は追わずに、一鳴きして気まぐれに動き回っている。
もう一匹の猫、「しるく」に関しては姿が見えない。寝てるのかもしれない。

   ピ

      ポ

と音がしたかは『須々木』のスマホ次第だが、
あとはこの電話(あるいはメール)を上手く片付ければ、全て丸く収まる。

特にこれ以上、事前の準備などがなければ、既に『連絡』の準備は完了している・・・

882 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/02(日) 22:29:32
>>881

「……もしもし、須々木ですけど」

 住所と家の外観を伝え、二人を呼ぶ。
 特に込み入った話はしない。そういうのは、合流してからだ。

883 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/02(日) 23:55:10
>>882(須々木)

『神前』:
「ああ――『須々木』クンか」

神前が電話に出て、滞りなく家の外観と住所を伝えた。
そもそもが大きな家だからか、反応は良かった。

「大体想像のつく場所だな。
 そこなら『30分』もかからねえはず」

        「昨日の現場からも近いし」

などと、神前は言っていた。

合流前に何かする必要があるなら、
十分出来るし……待つほど長くもない。

「もう向かっていいんだよな? それなら切るぜ」

             「いいか?」

問題ないなら――

かつ、特にこれ以上やる事などはないなら、
電話を切ってそう経たずに彼らは到着するだろう。

884 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/03(月) 23:20:59
>>883

「すみません、一つだけ」

 切ろうとする神前を引き留め、言及する。

「危惧していたことなのですが……
 僕の依頼主はかなりの『愛猫家』で、相場に対しても多少の知識があります」

「『三毛猫のオス』……もちろん本来なら、高い買値が付くでしょう。
 しかし、野良猫で『血統書がない』ことと、『栄養状態が悪い』こと。
 この二点に関して言及されました、多少は値が落ちるかもしれません。」


 つまりは予定調和を行う。


「もちろん、『それをネタに買い叩こう』みたいなことはなさそうですし、
 最終的に提示された値段が気に食わなければ、その時点で破談でも問題ありませんので」

「そのことだけ、念頭においておいてください。」

885 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/03(月) 23:36:12
>>884(GM)

『神前』:
「…………成る程」

電話口の向こうの、渋い顔が想像に易い声。

「まぁ、買い叩かれないだけマシだな。
 数百万にもなるなら、悪くねえ仕事にはなる。
 んじゃ現地に着いたら、電話かけ直させてもらうぜ」

           「それじゃ、切る」

他のルートでは、買い叩かれる――または売れない。

神前の中で元より『懸念』として確かにあったであろうそれは、
『須々木』との交渉を、一晩の経過を経て『確信』に近付いたのかもしれない。

         ・・・

              ・・・今度こそ、電話は切れた。

                       ・・・

特に何もなければ、神前はじき、この場所に来るだろう。
それを終えた時こそが、今回の仕事の終わり――に、なるはずだ。

                     ニャオ

            びろうどは鳴いて、廊下の奥へと歩き去った。

886 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/05(水) 21:33:54
>>884

「はい、失礼します」

 『数百万』――――噂される相場の値段からしてみれば、相当足元を見た値段だ。
 けれども、それで納得してもらえるのなら悪くはない。
 問題は、それが妥当かどうか。
 彼らに割を食わせてしまう形になるのは、好ましくない。
 こちらはあくまで仲介者、中立でいなければならない。

「……まあ、命を取られるわけでもないか」

 冬川に連絡が取れた旨を伝えて、二人の到着を待ちたい。

887 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/05(水) 23:22:50
>>886(須々木)

『冬川』:
「――畏まりました」

冬川に、神前達が来ることを伝えた。
特に問題はないのだろう、首肯される。

冬川――言森家と、神前とマナビ。
その間に立つのが、『須々木』だ。
仲介者として立つ以上、中立が求められる。

    ナ〜オ

三毛猫は、冬川が用意したらしき餌を食べている。
栄養があるのかは、猫の感覚でしか分からないけれど。

    ・・・・

            ・・・・

      ・・・・


そして数十分ほど経って――

    prrr

           prrrr


      prrrrr

携帯電話が鳴った(マナーモードなら振動だ)
確認すれば分かるが――予想通り、神前からの通話である。

         恐らく、家の前に着いた――ということだ。

888 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/06(木) 22:13:40
>>887

「すみませんが、冬川さん。
 到着したみたいなので、出迎えてもらえますか」

 使用人である彼女に伝える。
 自分の客でもあるのだが、自分の邸ではない。
 こちらが迎えるのもおかしな話だろう。本職にお任せしたい。

「男の方は『神前』さん、女の方は『マナビ』さんです。
 僕の名前を出してもらえれば、彼らも分かると思いますので」

889 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/06(木) 23:45:33
>>888(須々木)

『冬川』:
「畏まりました、取次ぎありがとうございます。
 『須々木』さんは良ければ応接室でお待ちを」
 
         スッ

冬川はそう言って、玄関へと向かって行った。
特に問題も起こすまい――すぐに、役者は揃う事になる。

応接室で待つにせよ――
あるいは、廊下などで待つにせよ、だ。

        prrrr


    prrr

            ・・・

携帯の反応が止まった――冬川と、神前達が接触したらしい。
特にやることが無いとしても、その時はもう今にも、訪れるだろう。

890 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/07(金) 20:46:43
>>889

 冬川を見送った後、適当な椅子に腰かけて、体を預ける。
 思い返せば、この小さな冒険はあの自転車を殴った時から始まったのだ。

 不思議と、『面倒だ』という当初の気持ちは消え失せていた。
 労費には変わりない。省エネとはお世辞にも言えないだろう。

(……『大岡裁き』とはいかないだろうなぁ)

 しかし、ほんのちょっぴりだけ。
 『ベストを尽くしたい』という気持ちが、ふつふつと湧いている。

 頃合いを見て、応接室へ向かう。

891 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/07(金) 23:30:57
>>890(須々木)

『須々木』は椅子に腰かけて――回想する。
メイドに頼まれた、猫を巡る小さな町の冒険。

『省エネ主義』の小さな英雄がその中で、
どのような思いの変遷を経たのかは分からない。
だが、結末は、そう悪い物にはならない気がする。

           ・・・それが浪費の報酬だ。

   カチャ…

応接室に入り、少し待つと――

『冬川』:
「こちらへどうぞ」

冬川が二人を誘導して、部屋に入ってきた。
神前も、マナビも、昨日より整った装いをしている。

『神前』:
「どうもどうも……っと。
 ああ、『須々木』クン。おはよう」

『マナビ』:
「…………」

         ス

『冬川』:
「お茶を用意させていただきます。
 その後にすぐ、『商談』に移りましょう」  

冬川はそういうと、 部屋を去って行った。
その場には、『須々木』と――神前、マナビの三人が残る。

               ・・・・やや緊張感の漂う場だ。

892 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/08(土) 22:56:39
>>891

「お二方とも」

 昨日よりも、やや硬い声、形式ばった呼び。
 半分は意図してのもので、もう半分は自然と。
 場の空気にでもあてられたのだろうか。

「改めて、応じていただいてありがとうございます」
「最初に……冬川さんが戻るまでに。
 売りの『希望金額』と『最低ライン』を、参考までに聞いておきたいんですが」

893 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/09(日) 00:16:26
>>892(須々木)

冬のような雰囲気の冬川が去った今の方が、
むしろその場の空気は張り詰め――冷えていた。

『神前』:
「商売がうまく行くなら応じるともよ」

『マナビ』:
「相当、良い家ね――――
 良い買い手とイコールかもしれない」

彼らは短くそう行った感想を返すと、
頷き合った。それから神前と目が合った。

『神前』:
「希望金額は……300万だ。
 最低ラインは……200万にしとくか」

恐らくだが――最低ラインは、
しっかりは想定してなかったのだろう。

この辺り、彼らもまた、交渉のプロではないのだ。

「相場は都市伝説によれば3000万……
 んまあ、実際の所は――『300万』で取引された例もある」

            「傷物とはいえ、希望はそこでいきてえな」

894 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/12(水) 22:55:21
>>893

「200万から300万ですね。分かりました」

 復唱して確認。
 あとは、家の主の到着を待つ。

895 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/12(水) 23:33:20
>>894(須々木)

『神前』:
「売れないってのが最悪だが……
 他にルートが皆無なわけでもねえからな」

真偽は不明だが――
神前がそういうと、再び場が静まった。

      ・・・

          ・・・


    コン
       コン

ドアがノックされる。
マナビが開いて――冬川が入室する。

『冬川』:
「お待たせいたしました。
 それでは――『商談』を始めましょう」

冬川は各人の前に、冷えた緑茶を配膳する。
飲まなくても冷えているのは分かる――

『神前』:
「ああ、早い方がいいからな。こういうのは。
 それで……『相場』は知ってるんだって?」

最後に着席した冬川に、神前が投げかけた。
故意に低めたらしき声は、真剣みと威圧の演出か。

『冬川』:
「『300万』――もっとも、あの三毛猫は、
 『血統書』もなければ『健康状態』も不良。
 『カセットだけの中古ゲーム』のように……
 『相場通り』の値段とは、行かないかと思いますが」

冬川は臆す様子もなく――そのように言葉を返した。
一旦、場が静かになる。口を挟む必要があるなら今、挟めるだろう。

                ・・・成り行きに任せることも、勿論できる。

896 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/14(金) 22:27:40
>>895

 顔をしかめる。
 先に明確な値段を明示されたのは、神前・マナビ側には痛い。
 どうしてもそこが指標になってしまう。

 ともあれ、中立を気取るからには積極的な介入はすまい。
 神前たち側の反応を見る。

897 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/14(金) 23:13:40
>>896(須々木)

『神前』:
「……一説には『3000万』とも言うぜ?」

『冬川』:
「都市伝説の域ですね、『300万』です。
 あいにく、『猫』には詳しいので……
 彼らが考えている事以外は、分かります」

神前は顔をわずかに顰める――
が、ハナから狙いは『300万』前後と言っていた。
あまり無理なゴネはしない方向性で行くのだろう。

『マナビ』:
「…………」

マナビは何か言おうとしたが、
上手い事が思いつかなかったか?
開きかけていた口を再び、閉じた。

『冬川』:
「『200万』でいかがでしょうか。
 これでも十分な儲けになるでしょう」

一般市民からすれば高額もいい所。
実際、買い叩くような値ではないだろう。

とはいえ――『最低ライン』だ。

『神前』:
「……その『300万』取引の個体だって、
 万全だったとは限らねえはずだぜ。
 それで百万も値切られちゃたまらねえ」

「……せめて『280万』だな。相場よりは相当安いぜ」

神前は反論するものの――
『値を保つ』良い文句は浮かばないらしい。
実際この取引は、冬川の側に理が強いようだ。

このまま行けば――順当に冬川が言い勝ちそうな気がする。
『須々木』が口を挟めば結果は変わるかもしれない。向き直る方向は分からないが。

898 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/16(日) 22:08:52

>>897

「冬川さんは中古品の例を出しましたが」

 そろそろ口をはさんでおこう。

「中古でも、新品より値が張る例は幾らかあるでしょう。
 冬川さん、『200万』というのは『今この状態の猫に最低でもそれは出せる』と見て問題ありませんか?」

 体を量りて衣を裁つ、でもないが。
 条件はより簡略化されるべきだ。

「そして、そうだとするなら。
 冬川さんに他の好要素を積み上げることが出来るなら、
 額はそれよりも上がる。それを『確約』してもらえませんか」

 まずは、この状況を『交渉』にする必要がある。

899 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/17(月) 00:21:01
>>898(須々木)

『神前』:
「――――!」

神前が、助け船を出した『須々木』を見る。
その目に、再び強い『欲』が滾るのが分かる。

『神前』:
「そうだ、こっちにも引けねえラインがある。
 200万を切るなら、儲けになりゃあしねえからな」

マナビは『須々木』の弁舌にも、
相変わらず余計な口を叩く様子はない。
あるいは、神前が彼女に制止をかけているのか。

『冬川』:
「…………ええ。
 『200万』なら。まあええ、いいでしょう。
 価値のあるものには、相応の価格がつくべきです」

        コク

冬川も、『三毛猫』はぜひ入手したいのだろう。
あるいは『良心』やらがこれ以上の値切りを嫌ったか。

「そして――そうなると、ええ。
 より良い条件があるならば、
 『買い取り価格』を上げてもいいでしょう」

『神前』:
「そりゃ、『確約』って受け取っていいのか?」

『冬川』:
「ええ、構いません。……あるのですか?
 価格に関わるような――『好要素』
 鳴き声がかわいいとかではだめですよ。
 猫の鳴き声はたいていかわいいものなので」

            フ…

冬川は静かに笑みを浮かべた。

神前は――やや考え込む様子を見せている。
当事者の彼には見えづらい物もある、だろう。
あるいは、『無い』と思っているのかもしれない。

『須々木』から何かあれば言ってもいいだろうし、
言わずとも彼らが何かを思いつく、かもしれない。

900 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/18(火) 23:20:03
>>899

「……最初の依頼で」

 実のところ、第一発見者こそ自分ではあるのだが。
 それとは別の功労が、彼にはある。

「あの場にいたのが僕だけであれば、この三毛猫は見逃していました。
 『びろうど』ちゃんと三毛猫が恋仲にあるのを見抜いていたのは、彼らです。」

 付加価値をつけるとするなら、一番容易いのは『恋人』であるということだ。

「つまり、彼らがいなければ……
 僕は無理矢理にでも『びろうど』を連れ帰り、その仲を引き裂いていたでしょう。
 彼らは、いわゆる『きゅーぴっど』の役割を果たしたといっても過言ではありません。」

「本人たちの口からは、言いにくいことでしょうが」

「僕は、そこにしかるべき報償があってもいいと思います。
 それを金額に上乗せする、というのはどうでしょう……?」

 ……通るとしても、大きな額は望めないだろうが。ないよりはましだ。

901 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/19(水) 00:03:10
>>900(須々木)

『神前』:
「…………」

神前は余計な口を挟まない事にしたらしい。
冬川の印象が良い『須々木』に任せた方が、
説得は捗る物だと考えているのだろう――当然か。

マナビもまた例によって沈黙しているが、
これは特に考えがあっての事ではないだろう。

『冬川』:
「……なるほど。『三毛猫』ではなく、
 お二人の働きに対する『追加報酬』」

「――妥当かと思います。
 良い『仕事』には、良い報酬を。
 では、『210万』でいかがでしょうか」

冬川は指を二本立てて、言った。

「『須々木』さんに差し上げる報酬と同額。
 それをお二人に渡させていただきましょう」

『神前』:
「…………」

神前は押し黙っている。
文句も言いづらい空気だ。

『冬川』:
「この町は何かと事件が起きやすい。
 そういった時の『お得意先』として――
 貴方がたの存在を覚えておきましょう。
 手ごろな値段で依頼できるなら――ですが」

冬川はダメ押しをするように、そのように付け加えた。
『須々木』から何か言うことが無いならば、話がつきそうだ。

902 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/22(土) 00:43:31
>>901

「詭弁を言うようですが」

 最低希望額は回避したが、せめてもう一声欲しい。
 譲歩して圧しているのようにみえるが、どちらかと言えばご破算になって困るのは冬川川の方のはずだ。
 そこを、ほんの少し突っついてみる。

「お二人は何も、絶対にここに売らなければいけないということではないんです。
 もちろん、既存の取引先が決まっているわけではないのですが……
 僕が説得して、『びろうど』との仲を汲んで、優先的にこちらに話を持ってきてくれたんです」

 これは、双方に対する共通の認識のはずだ。
 付加価値というには、あまりに外れたところだが。

「先ほどの『追加報酬』も込みで……
 『手数料』、というものがあってもいいんじゃないでしょうか。具体的には、一割ほど」


 『手数料』と言ってしまうには大きすぎるかもしれないが……
 しかし、希望買取価格にはそれでも大きな溝がある。

903 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/22(土) 04:57:09
>>902(須々木)

破談になればこの場にいる全員が困る。
逆に言うならば、全員が破談を望んでいない。
だからこそ、多少の強気でも場は崩れない。
冬川も、大きく表情を変えず、思案の構えだ。

『神前』:
「あー……そうだ。1割くらいは欲しいとこだな。
 手ごろな価格ってのは、安すぎてもダメなもんだろ」

「だから。手数料込み……220万! これでどうだ。
 オークションやらで三毛の雄を買おうとすりゃ、
 この値段は相当、格安ってことになるはずだし……」

提言に乗るように、神前が言う。
破談には、そう簡単にはなりそうにもない――
そういう空気を、察する事が出来たからかもしれない。

「十分、『手ごろな値段』って言えるはずだぜ?」

希望買い取り価格からは大きく離れてこそいる、が……
300万を取れる状況では、どうにもないらしいと悟ったか。

『冬川』:
「……確かに、貴方がたの働きは大きい。
 それについては、間違いない……ですね。
 善意への『謝礼』という意味での上乗せを考えます」

あるいは冬川も――値引きはしたくとも、
やりすぎれば良い結果は生まないと悟ったか。

これ以上突っつく点がなければ、話はまとまりそうな気は、する。

904 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/22(土) 13:29:16
>>903

「……ありがとうございます。」

 まあ、妥当なところだろう。
 本人が要求した値段でもあることだし。

 そういうわけで、あとは口を出さずに成り行きを見守る。

905 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/23(日) 00:06:19
>>904(須々木)

      その後――――

交渉のテーブルは恙なく進んでいった。
『220万』という額は確定し、
三毛猫の現物は既にここにいる。

  ス

『冬川』:
「猫の分は本日中に口座に
 振り込ませていただきます。
 200万きっちりと、間違いなく」

現金数百万を手で持って帰るのは、
神前達の感覚では躊躇されたらしい。
そのような話が交わされていた。

『冬川』:
「手数料と謝礼――『20万』
 それから須々木さんへの報酬金」

「それらは今ご用意いたします。
 申し訳ございませんが、少々お待ちを」

話がほぼまとまる頃、冬川はそう言って一度席を立った。
その場には――冬川を呼び止めたりしないなら、三人だけが残る。

『神前』:
「恩に着るぜ、須々木クン」

『マナビ』:
「堂々としたものね、場慣れしているのね」

そういう彼らは、あまりこういう高額の取引には慣れない様子だった。
冬川が席を立った後、張り詰めた空気がやや弛緩したのを感じた。

906 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/23(日) 23:01:36
>>905

「……まあ、言うだけはタダですから」

 これが初めてだ、とは言うべきではないのだろう。
 おそらく、二度とは会わない相手だ。印象はよく保ち、恩を恩として売っておいて損ではない。
 こちらとて、打算で動いた部分もある。

「お二人は……」
「どうしてお金が必要だったのか。聞いてもいいですか?」

 金を稼ぐというのなら、より実直な道は幾らでもあったはずだ。
 『スタンド使い』ならば、なおさら。
 神前はともかく、マナビに『一攫千金』というような言葉は似合わない。
 或いは、猫好きが高じたのだろうか。

907 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/23(日) 23:26:51
>>906(須々木)

神前は感心の表情を保ったまま、
マナビは頷いて『須々木』の言葉に返した。

『神前』:
「どうしてってこともねえけどな。
 数百万で売れる『猫』の話がある。
 んでもって、この町での目撃情報あり。
 俺たちはいわゆる、何でも屋のはしくれ。
 そうなっちゃあ、乗るしかねえってわけだ」

『マナビ』:
「お金はあって困る物じゃないわ。
 この町は特異点……『特別な才能』の持ち主が多い。
 私たちに今後、良い仕事が回って来ないかも、しれない」

『神前』:
「荒事なら需要があるが、そう得意でもねえしな。
 猫探して捕まえるだけ、で済むかもしれねえなら願ったり」

彼らの仕事に――『特別な理由』はないのかもしれない。
それほど名の売れた『使い手』でない彼らにとっては、特に。

『神前』:
「逆に聞くが……須々木クンは?
 どうしたって、この家の仕事をしてんだ」

         「学生だろ? 違ったら悪いが」

神前はごく当然のことを聞くように、そのように返してきた。
マナビも、その問いに小さく頷いて関心の様子を見せている。

彼らは――若くは見えるけれど、恐らく学業は終えているのだろう。

908 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/24(月) 22:43:42
>>907

「特異点、ですか」

 それはまた、大仰なことだ。
 きっと今後、多くのトラブルが起こるのだろう。
 ……どうか、自分にかかわりのないところで。切に願う。


「僕は……」
「普通の、学生です。ただ」
「今日は少しだけ、回り道をしたというだけで」

 急がば回れ、という言葉がある。
 本当に急いでいるのなら、リスクのある危険な近道よりも、安全な迂回路を行けという訓示だ。
 そのように、しただけだ。ひどく曲がりくねった道だったが……けれども、目的にはつながっていた。

909 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/24(月) 23:01:00
>>908(須々木)

『マナビ』:
「大袈裟に聞こえたかもしれないわね。
 でも……この町には本当に、不思議が多い」

マナビはそう言って、グラスに口を付けた。
廊下から冬川の足音が聞こえてくる。

『神前』:
「……そうかい。
 ま、今回は須々木クンに助けられた。
 お礼は保証できねえが、名前は覚えとくぜ」

            フ

神前はそういって、扉に目を向ける――
静かに開いたドアから、冬川が入室した。

『冬川』:
「お待たせいたしました」

     スッ

まず、『須々木』の前に。
それから二人の前に『封筒』が置かれた。

「こちらに入っております。
 ……改めていただいても大丈夫です」

        「間違いはないはずですが、一応」

薄いが……妙な言い方だが、迫力のある『厚み』を感じた。

910 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/10/25(火) 23:02:56
>>909

「……はい」

 曖昧な返事を返す。

 自分の名など覚えておいて便利なものでもない。
 そう言おうとして、止めた。それを言ったところで、どうにかなるものじゃあないだろう。
 覚えるか覚えないかは彼らの自由だ。たとえそれが何の益を生むわけではなくとも。

 少しずつ、調子が戻ってきたように思う。


「……ありがとうございます。では、失礼して」

 封筒を開き、金額を検める。

911 『猫の心、メイド知らず』 :2016/10/25(火) 23:45:28
>>910(須々木)

神前達はそれ以上の追及をしなかった。
彼らもまた、己に差し出された封筒を検めている。

『マナビ』:
「……10万円。間違いないわ」

『神前』:
「よし、確かに入ってる。
 ひとます、ありがとうってとこか。
 で、残りの振り込みは今日中だ。
 ……んじゃ、俺らは引き上げちまうぜ」

『マナビ』:
「ええ――お邪魔しました。
 良い取引として終わるのを期待してる」

      スッ 
            ガタ

『冬川』:
「こちらこそ――ありがとうございました」

神前とマナビは、そのまま席を立った。
去り際に神前は『須々木』に一礼を。
マナビもやや遅れて、小さく礼を述べた。

『冬川』:
「お二方を門前までお見送りいたします。
 『須々木』さん、申し訳ございませんが」

           「少々お待ちください」

        ス

そのようにして、部屋には『須々木』一人が残る。
封筒の中には間違いなく、『5万円』が入っていた。
結婚式でもないが、どうやら『新札』のようだった。

                 ニャ〜オ

   ナ〜オ

隣の部屋から、二匹の猫が長く鳴く声が聞こえた。
家の外からもかすかに猫の声が聞こえたが――定かではない。

冬川はほどなく戻ってきて――
『須々木』の冒険は、そこで一先ず幕を下ろすだろう。
もし何かやり残したことがあるなら、今の内かもしれない。

912 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/11/01(火) 22:10:27
>>911

「……」

 札を封筒に戻し入れ、隣の猫の様子を見に行く。
 やり残したことは、特にない。
 最後に、彼らの顔でも拝んでいこう。

913 『猫の心、メイド知らず』 :2016/11/01(火) 23:21:43
>>912(須々木)

      ス…

封筒の重みを感じつつ、
席を立って隣の部屋へ向かう。

   ギィ

ドアの向こうには、三匹の猫がいた。

          ……

一番小さな猫、「しるく」は、
他の二匹を遠巻きに見ている。
『新たな住人』の登場に、気が気でないのか?

そして。

            ニャーオ


     ナァ〜ゴ


二匹の猫は、『須々木』を見て鳴いた。
この物語で最も『幸せになった』のは、
心配の無くなった冬川か。報酬を得た三人か。

言葉や気持ちは分からないが、
二匹の鳴き声を聞けば、『そうではない』気がした。
今後彼らの世界がどうなるかは分からないけれど。

            ・・・・今は、これが彼らの全てだろう。

 コツ

      コツ

『冬川』:
「改めて、ありがとうございました。
 お帰りに、なられますか―――――?」

望むならしばらく残ることもできるだろう。
とはいえ、無用な長居を望まないなら、止められはしないはずだ。

914 須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 :2016/11/02(水) 22:50:17
>>913

 やり方はスマートであったとは言えないし、恩を着せるつもりだってない。
 彼らにしてみれば、与り知らぬところで人間が勝手に決めたことだ。
 更に言ってしまえば、最初は自ら望んだものではなかったのだ。

 だからまあ、これを自身の成果としてしまうのは、少し傲慢が過ぎる。


「……はい、大丈夫です。」

 せめて、それを。
 記憶に収めることを、成果としよう。

915 『猫の心、メイド知らず』 :2016/11/02(水) 23:40:11
>>914(須々木)

『冬川』:
「畏まりました――――
 それでは、門までお送りいたします」

      ペコ

冬川からそれ以上の言葉はなく。
静かに、しかし感謝と共に歩いていく。

  ザッ

      ザッ

「ありがとうございました」

冬川はもう一度言った。
それから。

「寒い季節になりますので、
 お身体には、お気をつけて」

そう付け加えて――
 
       ペコ
 
門に辿り着いて、頭を下げた。
それ以上、冬川が着いてくることはなかった。
こうして、『須々木』の冒険は幕を閉じることになる。
最後に見た幸せの光景は、記憶に確かに焼き付いた。

    ――記憶の中の言森家と、これからの言森家は、
    緩やかに……少しずつずれてはいくだろうけれど。
    それは、幸せの『プラス』の中での誤差に違いない。

                 『猫の心、メイド知らず』→おしまい

916 『猫の心、メイド知らず』 :2016/11/02(水) 23:45:49

須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』 → 『無傷』『報酬5万円』

マナビ『ペインキラー』 → 『無傷』『110万円の収入』
神前『???』 → 『無傷』『110万円の収入』

『言森家』 → 『家族』が一人増えた。

917 『猫の心、メイド知らず』 :2016/11/02(水) 23:51:11

【何でも屋】『マナビ』のスタンド。
銃口を二つ持つ、狙撃銃のヴィジョン。

その能力は――『麻酔銃』。詳細不明。

『ペインキラー』Painkiller
破壊力:E スピード:B 射程距離:A
持続力:C 精密動作性:C 成長性:D

918 『幸せ兎』 :2016/12/18(日) 18:32:18
――ここからは、次のスレで。

★次スレ
【ミ】『コメットテイル幸福奇譚』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1482053460/


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