エレン｢ベルトルトを射ち堕とした日｣

1：名無しさん：2014/02/22(土) 02:59:47: 百合っぽくなるかも

エレン｢なぁ、覚えてるか｣

ベルトルト｢何?｣

エレン｢初めて話した時の事さ｣

ベルトルト｢うん｣

エレン｢あの時お前が話しかけてくれなかったらオレは兵士になれなかったのかもしれない｣

ベルトルト｢買い被りだ｣

エレン｢そうかもな｣
2：名無しさん：2014/02/23(日) 03:01:38: ベルトルト｢君は変わらないな｣

エレン｢ああ?｣

ベルトルト｢君がうらやましいよ｣

エレン｢そういやそんな事言ってたな｣

ベルトルト｢僕にはやりたいことなんてないもの｣

エレン｢なら今からそれを見つければ｣

ベルトルト｢無理だよ｣
3：名無しさん：2014/05/04(日) 12:03:37: ベルトルト｢それは君がよくわかってることだろう｣

エレン｢ああ、そうだったな｣

ベルトルト｢僕はただの人殺しの化け物｣

エレン｢オレも｣
4：名無しさん：2014/05/13(火) 13:02:29: ベルトルト｢君は目的があったからだろ｣

エレン｢お前だってそうじゃないか｣

ベルトルト｢僕は、ただ死ぬのが怖かった｣

ベルトルト｢それだけだよ｣
5：名無しさん：2014/05/13(火) 13:12:43: エレン｢戦わなきゃ殺されるのは俺たちだって同じだ、だから戦う｣

ベルトルト｢戦う相手が誰かわからない｣

エレン｢…｣

ベルトルト｢怖い…｣

エレン｢死ぬが怖いのは当たり前じゃないか｣

ベルトルト｢怖い…｣
6：名無しさん：2014/05/13(火) 13:19:52: エレン｢怖いのはお前だけじゃない｣

ベルトルト｢わかってるよ。でも、泣き言をいいたくなるときだってあるだろ｣

エレン｢なら一生そこで怯えてろ｣

ベルトルト｢待って｣
7：名無しさん：2014/05/15(木) 01:05:46: 　例え誰かを失ったとしても、世界は廻り続ける。

　孤独のあまり色を失った世界に、希望の光は灯るのだろうか。

　生き長らえた命、費えた命、凍った時間。

　狩人の射つ放物線は獣の胸を貫く。
8：名無しさん：2014/05/27(火) 00:47:12: 面白いと思うから続けて

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