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神のみぞ知るセカイ 二次創作スレ

62名無しさんの次レスにご期待下さい:2015/05/31(日) 21:32:49 ID:ufLEx/DQ0
場所カフェグランパ
少女が一人で食事をとっている
奥から男が現れる
桂馬「頭が重い。ゲームをやりすぎたか。ん?桂十(けいと)ひとりか?母さんとエルシィはどうした?」
桂十「(フレークを食べるスプーンを止めて)おばあちゃんとえりちゃんはお見合い。鮎川のおばさんが、えりちゃんみたいないい子は30までにお嫁に行かないとダメだって。おばあちゃんも断れなくて一度だけってことで会うことにしたんだって。聞いてなかったの?(隣に座るのを見届けて)豆乳飲む?」
桂馬「(豆乳を受け取って)さんきゅ。ふーん。まあ僕には関係ないからな」
桂十「えりちゃんはお父さんのこと好きだから無理なのにね」
桂馬「(むせて)お前な」
桂十「お母さんの友達2人に隣の天理さん。たまにお店に来る小説家のお姉さんにその友達もお父さんのこと好きだったんだよね?」
桂馬「知らん」
桂十「えりちゃんに聞いたらなんで知ってるんですか〜って言ってたよ」
桂馬「あのバグ魔。(眼鏡に手をやり)お前はそんなこと気にしなくていい」
桂十「(顔を覗きこみながら)お父さん本当は他にもいるでしょ。今度宇宙にいく白鳥さんが学校にこーえん?に来た時、私を見てケイちゃんって。私お父さん似だよね?」
桂馬「お母さんにも似てるよ」
桂十「(嬉しそうに)うん」
桂馬「いきなりそんな話をして来ておかしいと思ったが、ちひろから何か連絡があったな?」
桂十「バレた?お母さん、おじいちゃんと一緒に今月中には帰ってくるって」
桂馬「そうか。どこ行ってたんだっけ?」
桂十「マダガスカル。この前写真見せてあげたでしょ」
桂馬「ああ、サファリルックの奴か。意外と似合ってたな」
桂十「(声を強めて)すごく似合ってたよ。おじいちゃんの知り合いから食事に誘われたってお母さん言ってた」
桂馬「僕には何も言ってなかったぞ」
桂十「よくおじいちゃんの娘だと思われてお嬢さんとお付き合いできないかって聞かれるっておじいちゃんも苦笑いしてた」
桂馬「父さんが気に入っただけじゃなく仕事の手伝いまでさせるなんて高校時代のあいつじゃ考えられなかったな」
桂十「お母さんはやればなんでも出来る人だよ」
桂馬「知ってる」
桂十「お母さんも楽しそうだし」
桂馬「さみしいのか?」
桂十「少し。ねえお母さんが帰ってきたら3人でデゼニー行こうよ」
桂馬「そうだな。(ちょっと目を細めて)お前、それが狙いか」
桂十「えへへ」
玄関でチャイムの音、女の声がかすかに聞こえる
桂十「(思い出したように)あ、今日長瀬先生が家庭訪問に来る日だった」
桂馬「何?最悪のタイミングだ。(ハッと気づいて)まてよ。お前、謀ったな」


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