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蜜柑が蛍達に裏切られてZに入る。そこには蜜柑の双子!?

1白猫:2015/02/24(火) 18:03:30
題名通り♪
蜜柑最強
自分やここにいる、他の人をださない
なんらかの理由で蛍達に裏切られた
蜜柑の双子は妹か弟で!
姉や兄はできればださない!
ルールを守らない人は、
出ていってね★
荒しNG
この小説を書きたい人は来てね☆

2さな:2015/02/24(火) 18:30:14
1番!

3木葉 時雨:2015/02/24(火) 18:49:15
にっばんー!!

4白猫:2015/02/24(火) 18:49:51
プロフ

 佐倉 蜜柑
 安積 蜜柑
アリス 全部
性格 学校では本編と同じ
   だが、Zに入ってから
   おとなしく(?)なった
みため 超超超超超超超超超超超超超
    超超超超超超超超超超超超超
    美少女
安積 柚香の娘
双子の妹の柚子の姉
Zでの裏名『桜姫』
柚子にそっくり

安積 柚子
アリス 無効化・盗み・入れる
性格 普通(?)w
みため 美少女
安積 柚香の娘
双子の姉の蜜柑の妹
Zでの裏名『舞蝶』
蜜柑にそっくり

5白猫:2015/02/24(火) 18:50:49
さなが一番だ〜♪
そして、時雨が二番だ〜♪

6リュウ:2015/02/24(火) 18:57:03
3番

7白猫:2015/02/24(火) 19:20:23
リュウ!
なんか久しぶりな気がするw

リュウが三番!

8さな:2015/02/24(火) 19:51:01
おー、リュウ。
久々♪ここではww

9木葉 時雨:2015/02/24(火) 21:18:25
“Z”全然出ないけど書いてみる(笑)

設定
佐倉 蜜柑(さくら みかん)
殆ど原作通りです(身長は167cm)
毒のアリス→毒を出して相手を苦しめるアリス。
“Z”での名前は“毒女王(ポイズン・クイーン)”
“Z”の中で一番強い。
黄泉崎 絢晴(よみざき あやせ)の姉。


黄泉崎 絢晴(よみざき あやせ)
いつも蜜柑の後ろにいる。表は無愛想。裏は蜜柑の次に強い“Z”の優秀人物。
闇のアリス→暗い暗い闇に突き落として出られないようにするアリス。
“Z”での名前は“闇小姫(ダークネス・リトルプリンセス)”
名前は蜜柑と一緒だとバレるとの事で、蜜柑から貰った。
佐倉 蜜柑(さくら みかん)の妹。

…厨二全開の裏名ですねえ(笑)

10白猫:2015/02/24(火) 21:59:58
プロローグ








友情は






















恐ろしい。






















友達になんて
























ならなければよかった…

11さな:2015/02/24(火) 22:09:04
Profile☆

佐倉蜜柑…ほぼ本編通り。
裏切られてから、塞ぎ込む様になってしまった。
アリスも本編通り+氷
任務名〈祀櫻〉(しおう)

東雲 林檎(しののめ りんご)
アリス…幻覚・記憶操作・櫻唄
一見、姉思いの頑張り屋。
赤い髪で紫の瞳。



櫻唄とは…桜の木を祀るアリス。1年に1度、生け贄を捧げなければならない。

12白猫:2015/02/24(火) 22:13:18
1
私は蛍達に裏切られた
なんでかって?
私が……………………
安積 柚香の娘だから
蜜柑「ここがZ…
よし!入ろ。」

ビービー
柚子「!?侵入者!?」
柚子は監視カメラを見た
そこにいたのは…
自分の姉。
柚子「お姉…ちゃん……?」
蜜柑「久しぶり。柚子。」
柚子「アリス学園の任務…?」
蜜柑「いいえ。
私は……………
アリス学園を潰すためにきたの。」
柚子「お姉ちゃんが
Zに来てくれたら、
100人力だよ!!!
ってか、お姉ちゃん!
なんで、ここに来たの?」
蜜柑「…親友達が………
私が柚香の娘だと知って、
私を裏切った。
私は………………
裏切ったあいつらを………
学園を………
許さない。」
柚子「じゃあ、
BOSSのところにいこ♪」

コンコン
BOSS「どうぞ。」
柚子「BOSS♪
お姉ちゃんがここに入りたいって!」
BOSS「ほう。
理由はなんだ?」
蜜柑「私は、
親友達に裏切られました。
私は、親友達を………
学園を………
許さない。」
蜜柑は心が無いような目で話していた
BOSS「いい目だ。
よし。お前を認める。」
柚子 パァァァアア
柚子「良かったね!お姉ちゃん!」
蜜柑「うん。」
続く
Zの人は、オリキャラでやるから!
プロフィールは書かない☆

13白猫:2015/02/24(火) 22:26:57
2
蜜柑「うん。」
BOSS「お前の名前は?」
蜜柑「学園では、
佐倉 蜜柑。
本名は、
安積 蜜柑。」
BOSS「そうか。
蜜柑。お前の裏名は、『桜姫』だ。」
蜜柑「はい。」
柚子「じゃあ、蜜柑の自己紹介に
行ってきまーす♪」

ガチャ
柚子「ねぇねぇ皆!
新しい子が来たよ♪
ほらお姉ちゃん!
自己紹介して!」
蜜柑「ってか、柚子!
本名の方を言った方がいいの?」
柚子「じゃあ、本名言って!」
蜜柑「ok!
私は、
安積 蜜柑です。
よろしく。
ちなみに、アリス学園から
来ました。
学園を潰したいので、
ここに来ました。」
男A「可愛い!」
男B「アリスはなんのアリス?」
男C「なんで、学園を潰したいの?」
男D「柚子ちゃんにそっくり!」
蜜柑「えっと、
アリスは全部です。
理由は、
親友達に、裏切られたからです。
私は、柚子の姉です。」
柚香「み…かん………?」
蜜柑「あ!お母さん!」
柚香「蜜柑…本当に蜜柑なの?」
蜜柑「うん!そうだよ。お母さん。
よろしくね!」

『BOSSの部屋へ全員集合
もう一度言う。
BOSSの部屋へ全員集合』
柚子「お姉ちゃん!行こ!」
蜜柑「わかった。」
続く

14さな:2015/02/24(火) 22:33:15
プロローグ


『近寄らないで』
『蛍…?』
『くんな、裏切り者』
『棗…』
『佐倉……』
『ルカ…ぴょん、ねぇ…』
『……っ!』

ダダダッ…

『嘘…なぁ、嘘やろ?』
『邪魔』

ドスッ

『かはっ…』

ドスッゴスッドッ

『ぐ……』

クスクス…クスクス…
クスクス…クスクス…


『っ…くっ…ふっ…』
『何泣いてるのよ。泣きたいのはこっちよ』
『なぁ…蛍…ウチらの友情は偽りやったん?』
『……さぁ。』
『答えてよ』
『………………』
『…もういい。』





信頼?
そんなものは無い。

信実?
何を信じるっていうの。

裏切り?
裏切られたのはこっちよ。

偽り?
当たり前よ。
















ブツッ






プロローグ終了。

15さな:2015/02/24(火) 22:51:03
ツー、ツー、ツー、ツー。

?『成功…ね。』


〜〜〜〜〜〜〜〜

「…“Z”…ここが…」
「…あ、お姉ちゃん!?」
「林檎…来ちゃったよ…入れてくれる?」
「もちろん♪」

蜜柑は、Zに来ていた。
ここには、安心できる居場所がある。

「…この人がボス?」
「うん♪」
「………」

ボスは、少しつり目の可愛い男の子だった。

「可愛いぃーー!www」
「でしょー!…でも、この人強いよ」
「分かってるって〜」

あまりの可愛さとそのふてぶてしい表情にゲラゲラと笑い出す。

「煩い。お前のその口は人を嘲笑うために付いているのか?」
「……ぷっ…」
「っな!」

見た目6歳ぐらいからの外見から発せられた、ギャップあり過ぎの毒々しい言葉に再び蜜柑は噴き出した。

「…はー、最高。よろしくねー、おチビちゃん」
「チビっていうなぁ!」
「チビじゃん」

あれ?プロフにあった「ふさぎこんでしまった」の文字はどこいった?

「…で、入れてくれるよね?」
「あぁ。だが…一つ条件がある。」
「…何?」
「チビって言うな!」

くだらないことを真顔で言うリトルボスの姿に、蜜柑はまたもや噴き出した。

「…っ…っくくっ…」
「笑うなーーっ!」

16木葉 時雨:2015/02/25(水) 16:31:59
00

「ウチが何したって言うねん!!」
「煩いわ、喋らないで」
ウチは何もしてへんのに、何で皆にこんな冷たい目で見られなあかんの!?
「この後に及んでまだしらばっくれる気かよ、いい加減にしろよ!」
「だからウチが何をしたって言うねん!!」
「うるっせえなあ…早く自分の罪を認めろよ」
罪って何の話や!!
「佐倉…俺、佐倉に好意を抱いていたのが間違いだった。」
ルカぴょんまで…!!
「そんなに言うんやったら、ウチが犯したその罪をウチに教えてや!!!」
ウチがそう言うと皆黙った。
「…ほら、誰一人言えないやん!!
言えないくせに人を疑うなっ!!!」
____バシッ!!!
「った…何すんねん蛍!!」
「貴女には失望したわ蜜柑。」
「何や、その言い草は…!!ふざけんな蛍っ!!」
ガツン!!
「きっ…きゃああああああ!!!」
ウチは蛍の顔をを精一杯の力で殴った。
その後は、覚えてへん。
アリス学園を退学させられたけど、逆にこっちの方がせいせいした。
じゃあ、これから妹がいる“組織”にでも入団してみよかな__

17白猫:2015/02/25(水) 18:44:29
皆小説上手!!!(・д・)
3
蜜柑「わかった。」

BOSS「任務だ。
学園に行って、
気をつけろとでもいってけ。
後、蜜柑がZに入ったことを教えてもいいぞ。
柚子と蜜柑で行け。
私が、蜜柑はZにいるという
紙を学園に送っておいた。」
蜜柑「了解。」
柚子「OK☆」

学園
蛍「……蜜柑…
どこへいったの……?
私が悪かった……
だから……
戻って来て………」
ルカ「佐倉……」
棗「…蜜柑………」
鳴海「皆!手紙を聞いてくれ!」
クラス「……?」
鳴海「Zからだ。
蜜柑は私のところにいる。
と書いてある…」
蛍「蜜柑が……!?」
パーマ「あの子は……私のせいで…」
ルカ「…佐倉………Zのところに…」
棗「………蜜柑……」
柚子「こんにちは〜
Zの者です♪」
棗「蜜柑…?」
柚子「こんにちは〜
私の双子の妹です♪」
蛍「蜜柑を返して!!!」
柚子「だって!お姉ちゃん!」
蜜柑「行くわけないでしょ?
親友に裏切られた。
なのに、戻るバカがどこにいるの?
あんた達のところに
戻る気はない。
今はあんた達を殺したい。
そういう気分。
わかる?
わからないわよね?
だって、
私にこんな思いをさせた
張本人だものね。
私はね。自分からZに入ったの。
あんた達のところに
いるより、いいとこだった。
後、棗。
私は、あんたが好きだった。
でも、好きな人に裏切られて、
私はどんな気持ちだと思う?
後、ルカ。
あんたは、私が
二番目に信頼していた
親友。
今はあんたが大っ嫌い。
蛍。あんたは私の一番の親友だった。
いつも、あんたの事ばかり
考えていた。
棗のことも。ルカのことも。
あんた達と……
親友にならなければ良かった。
じゃあ柚子。
後はよろしく。」
柚子「ok!お姉ちゃん!
皆さんにお伝えします。
気をつけてね。
じゃあ、バイバーイ」

蛍「私達が……
蜜柑をあんなふうに
変えてしまったの………?」
ルカ「佐倉………」
棗「まさか、両思いだった
とはな………」

蜜柑「………」
続く

18さな:2015/02/25(水) 21:57:37
続き

「あ、そうだ。お前の任務名は『祀櫻』だ。」
「しおう…?」
「あ、私の読み仮名一緒だ!私は『尸櫻』だよ♪」
「おおおー!よろしくな!」
「こちらこそ♪」

姉妹2人できゃっきゃしているのをみて、煩い。とボスはいった。

「あ、チビちゃんの名前も教えてよ〜!」
「私も知らないや!教えて!」
「馬鹿か!名前は重要な言霊。教えると厄介な事になる。」
「じゃあ、一生おチビちゃんね。」
「わー待て!分かった分かった!」
「やったぁ。で?」
「夜闇(やみ)だ。」

名前とは言い難いその言葉にハッと蜜柑は閃く。

「まさか…任務名」
「勿論だ。」
「ちょっとぉー!本名教えてよ!」

この叫びは林檎のものである。

「…本名?」

一瞬、痛々しげな顔をしたが、すぐさま引き戻す。

そして、ボスらしい威厳のある声で言った。

「本当の名前なんて、ない。」
「あ…」

姉妹が顔を見合わせ決まり悪そうな顔をする。

「ごめん…チ…夜闇…」
「ごめんなさい」

素直に謝る姉妹に、気を良くするどころか慌て出す夜闇。

「…いやっ、良いんだ。」
「そ?ありがとう。」
「チ…夜闇やっさしーぃ!」
「お・ま・え・い・ま・な・ん・て?」
「スンマセンっした〜」

軽口を言い合う2人に、ふと、蜜柑が。

「…仲良いね。」
「「そんな事ないっ!」」
「ワォ。」

2人の声がピタリと重なる。
その声、反応に蜜柑はニヤリとする。

「お姉ちゃん…?」
「祀櫻…?」
「ふぅーん。へーぇ?」
「な、何でもないよ?」
「そ、そーだぞ?」

あまりの2人の慌て様に冷ややかな顔をする。

そして、低い声で囁いた。

「この、リア充共が。」

19白猫:2015/02/26(木) 16:40:02
夜闇と蜜柑の妹に言う。

リア充は死ねぇぇええ!!!

20さな:2015/02/26(木) 16:41:23
はははw

21白猫:2015/02/26(木) 16:48:46
4
蜜柑「………」
柚子「お姉ちゃん?」
蜜柑「いや、
スッキリしたな〜って!」
柚子「本当?」
蜜柑「うっ………
本当はね…
あんな形でなんで告白したんだろう
って………」
柚子「そこかっ!」
蜜柑「え…?
ダメだった…?」
柚子「えっ………
タシカニアンナコクハクハ
カワイソウデスネー(棒)」
蜜柑「棒読みじゃんw」
柚子「ww」
蜜柑達は楽しく話しながら帰った
Z
しばらくすると
『任務。BOSSの部屋へ来い。』
蜜柑達はBOSSの部屋へ行った
BOSS「任務だ。
アリス学園へ潜入してこい。」
続く
一回止める!

22さな:2015/02/26(木) 16:53:46
うぅ〜っ!

続き気になる!

23リュウ:2015/02/26(木) 16:55:28
おー、小説が。いっぱい

24白猫:2015/02/26(木) 17:39:24
蜜柑につけたし
みため 黒 ロング
    緑の瞳

柚子につけたし
みため 茶色 ショートヘア
    瞳は水色

宮本るり
アリス『魔法』
性格 蜜柑と似たような性格
みため 茶色の髪でポニーテール
    すごく長い
    瞳は茶色
メガネをしている
メガネをはずすと美少女
小咲の親友

小野寺 小咲
アリス『巫女』
性格 柚子と似たような性格
   「〜です!」とか
敬語(?)になる
みため 茶色 ショートカット
    黒の瞳
美少女
るりの親友

4(後編)
BOSS「蜜柑。柚子。るり。小咲。
行ってこい。
その前に、自己紹介してもいいぞ。」
部屋へ戻ると

蜜柑「安積 蜜柑。裏名は『桜姫』
アリス持ち。アリスは『全部』。」

柚子「安積 柚子!裏名は『舞蝶』
アリス持ちで、アリスは
『無効化・盗み・入れる』!」

るり「宮本るり。裏名は『魔女』。
アリス持ちでアリスは『魔法』。」

小咲「小野寺 小咲です!
裏名は『巫女』です!
アリス持ちで、アリスは
巫女系のアリスです!」

蜜柑達「よろしく。/よろしくね!」

蜜柑「でも、私と柚子は
変装しなきゃね。
前会ったし。」
柚子「そうだね!
とくに、お姉ちゃんは
ばれないようにした方がいいよ!
棗って人、カンが良さそう
だったし。」
蜜柑/柚子「るりと小咲は、
変装しなくてもいいね。」
小咲「そ、そうですか…?//」
蜜柑/柚子「タメ口でいいよ。」
小咲「う、うん!」
るり「よろしくね。」
蜜柑「よろしく。」
柚子「二人は気が合うね………」
小咲「よろしくね!柚子ちゃん!」
柚子「呼び捨てでいいよ!
よろしくね!!!」
小咲「うん!」
というわけで、
4人は仲良くなりました

どうでもいい。dy蜜柑
続く

25白猫:2015/02/26(木) 17:41:11
小説の続き書いた☆
5では、アリス学園に行くよ!
………多分…

リュウも小説書いてみる?

26さな:2015/02/26(木) 17:42:17
みかーーん!

27白猫:2015/02/26(木) 17:48:15
さなって、『ニセコイ』
知ってたっけ?

28白猫:2015/02/26(木) 17:55:06
まちがった!

つけたし
るり
みための
瞳は緑!

小咲
みため
瞳は茶色!

29さな:2015/02/26(木) 19:14:40
聞いたことあるけど…
内容は知らんw

30木葉 時雨:2015/02/26(木) 21:34:23
>>16の続き!!だけど、>>16は見辛かったからこれから一行空けるね(笑)

01
「失礼しまーす。絢晴おりますか?」

ウチがそう言うと、絢晴が真っ先に此方に来た。

「蜜柑お姉ちゃん!?どうしたん?」

「そんなんええの。てか絢晴、アンタ口調変わったなあ!」

「せやろ!?ウチ頑張ったんやから!!」

ウチと絢晴が話してると、ボスらしき人が此方に来た。

「…お前は、誰だ?」

「ウチ…いや、あたしは佐倉 蜜柑。
アリスは…そのうち分かるわよ」

「蜜柑お姉ちゃん…も口調変わったね!いや、変えたね。」

「…Who is that girl?」

ああ、あたしに聞いたんじゃなかったのね。

「She is my sister!!(彼女は私のお姉ちゃん!!) She name is Mikan… Mikan Sakura.(名前は蜜柑。佐倉 蜜柑よ。)」

「It’s OK.(そうか…分かった)」

へえ…英語も喋れるようになったのね

「I’m proud of her!!(私の自慢のお姉ちゃんなのっ!!)」

は…!?何言ってるの、絢晴…!!

「You’re kidding me?(からかってんの!?)」

あたしがそう言うと絢晴は

「Not really!!(そんなわけないでしょ?)」

へらっとして、そう言った。

切るね

31舞桜 ◆FjOpeTE2Ts:2015/02/27(金) 04:13:19
久しぶりー(´・ω・`)

32さな:2015/02/27(金) 13:23:17
久々♪

33さな:2015/02/27(金) 16:51:06
「「違うっ!!!!」」
「…はいはい。若いっていいねぇ」
「お前何歳だよ」

冷静に突っ込まれる。
その言葉に幾分か冷静さを取り戻したのか、蜜柑は不貞腐れて言った。

「てか、羨ましすぎるよ」
「……あ〜」

アリス学園では、棗が好きだった。
だが今は…憎むべき対象にしかならない。

「あ〜!嫌な事思い出した!!」
「まぁ…大体予想はつくんだが…すまんな、これからお前らは任務だ」
「なんで謝るの?」
「あ〜…アリス学園に行って来て欲しいんだ…」
「成る程〜。どうする?お姉ちゃん…」
「行くわよ。もちろん」
「オーケー。じゃ、行こっか♪」

ダダッと走り出す。
案外学園から近かった。

「お邪魔しま〜す」
「邪魔するわ」

突然の乱入者に、いや、乱入して来た人にナル達はびっくりした。

「蜜柑ちゃん!それに…林、」
「その名前で呼ばないで!それに、なんで妹の名前を知ってるの?」
「いや、そりゃ…この、アリス学園の…」

その言葉の先は遮られた。
林檎が耐えきれなくなったのだ。

「せ…ナル!やめて。」
「………」
「あら?佐倉さんじゃない」

ゆーっくり登校して来たパーマが言った。
その次に、蛍・棗・ルカが入ってくる。

「は…?」

あの時とは全く違う態度に蜜柑は戸惑う。

「「………蜜柑?」」
「佐倉!」

蛍達がキョトンとしていた。
そして『チャキッ』と言う音がし、蛍様のバカン棒が飛んできた。

「……っ!」

蜜柑はそれをすんででかわし、身構えた。

「蜜柑…っ!」

そして、次の衝撃は。
パシッと言う音と共に頬に来た熱さと、
ギュッと抱きしめられた蛍の温かみだった。

「…ぇ…」

消え入りそうな声で戸惑いの声を出す。

「バカっ!今までどこ行ってたのよ…!寮に行ってもいないし…」
「佐倉!佐倉…帰って来てくれて、良かった…」

ルカと蛍の言葉に(棗は林檎を凝視)蜜柑はポカンと呆ける。

「…っ!」

1度は憎んだ相手だが、やっぱり親友である。
絆は厚い。

蜜柑の目の中にも、涙が溜まって来る。

「ほた、」
「お姉ちゃん。」
「___!」

妹に諌められ、ハッと我に返る。
ちらと林檎を見た後、たたっ…とみんなの方へ歩いてくる。

「ごめんっ!みんな…なんか変な夢見てたみたいやw」
「お帰り、蜜柑ちゃん」
「今までどこ行ってたのよ。」
「ちょっとなーw」

ふと、林檎が懐かしそうな顔をする。

「お姉ちゃん…楽しそう。いいな…」

34舞桜 ◆FjOpeTE2Ts:2015/02/27(金) 20:50:40
どうなるの?!

35さな:2015/02/27(金) 23:22:26
続き

「林檎ちゃん…だっけ?蜜柑ちゃんの妹?」
「そーやで!ウチのかわええ妹や♪」
「…こんな人の妹なんて…苦労してるわね」
「全くです。」
「なんやとーっ!て、林檎!?」

いけない。その場に流されて口を聞いてしまった。

「お姉ちゃん、帰ろ?」
「帰るって…どこにやな。」

キョトンとする蜜柑に、呆きれながら林檎はいった。

「Zにだよ。夜闇んとこ行かなきゃ」
「え…ウチは…学園アリスに残る」
「え…!?」

躊躇いがちに発せられた言葉に、林檎は愕然とした。
そして、奥歯をギリ…ッと噛み締め、アリスを発動させる。

「ごめんね…お姉ちゃん。」
「林檎…な、にを…」

フッと意識を無くし、カクンとくずおれる。
それを林檎がお姫様抱っこして連れて行く。

「お姉ちゃんは返してもらうね♪じゃ。」
「おい待てよ」

そのまま立ち去ろうとした林檎を、鋭い声が止めた。

「ソイツをどこに連れて行くんだよ?」
「行かせない」

蛍と棗が畳み掛ける様に言い、同時に蜜柑を奪おうと試みる。
だがそれは、あえなく失敗した。

「…邪魔なんだけど?」
「…くっ…」

林檎は平気で蜜柑を盾にする。
棗も、まさか蜜柑を燃やす訳にはいかず、そのまま睨みつける。

一方、蛍はいつもバカン棒を蜜柑に当てているので、何の躊躇いもせずに当てる。

「…えっ」

一瞬だけ驚いた顔をして、すぐさま表情を引き締める。

「…じゃ、バイバーイ」

それをものともせずに教室から出て行く。

流石に蛍も何連発も当てる訳にはいかない。
グッ…と悔しそうに唇を噛んだ。

36さな:2015/02/27(金) 23:23:26
>>34
こうなりましたw

37舞桜 ◆FjOpeTE2Ts:2015/02/28(土) 06:46:52
おい、蛍…w

38木葉 時雨:2015/02/28(土) 09:32:48
>>30の続き

「お前は、何故此処に来た?」

帰るべき場所があるだろう、と言いたげな目をされた。

「…傷口に塩を塗るような発言は控えてくれる…?」

「おっと、それは悪かった。」

弱々しく怒っている筈なのに、周りからすると結構な気迫で怒ってたらしい

「あたしは…訳の分からない事に巻き込まれて、挙げ句の果てに裏切り者にされてアリス学園を追い出されたの。」

ぽつりぽつりと、糸を紡ぐように話した。

「はあ!?そいつら殺す…!!お姉ちゃんを裏切り者にするなんて!!」

絢晴がアリスを発動させそうな程に怒り叫んだ。

「絢晴、黙りなさい。大声を上げるなんて、みっともないわ。」

淡々と、それでも怒ったように話すあたしはまた恐れられた。

「ほう…で、お前は何がしたい?」

うつ向いていた顔をあげて、静かにボスを見据えてこう言った。

「アリス学園を、潰しに行くのよ」

そう言うとボスは笑って

「俺は待ってるからな。
お前ら2人だけでアリス学園をぐっちゃぐちゃにして、もう二度と這い上がってこれないような闇に突き落として来い」

と言った。

「蜜柑お姉ちゃん!!今すぐに行くべきだよ!!」

絢晴が興奮しながら言った。

あたしは笑って

「絢晴、誰に命令してるの?
当たり前でしょ?すぐに潰してあげる。そしてアイツらの絶望に満ち溢れた顔を見るまでいたぶってあげないと…!!」

今のあたしの顔は人を蔑んで嘲笑っているだろう。

それぐらい、楽しみなんだよ

39白猫:2015/02/28(土) 19:34:27
さなと時雨の小説面白い!!!
今、
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
って感じだもんw

40木葉 時雨:2015/02/28(土) 19:42:32
>>39
ありがとう!!てか39(ミク)おめでとう(笑)

41白猫:2015/02/28(土) 20:07:39
39???

さな
えっと、小咲とるりは、
ニセコイにでてくる登場人物だから!

5
4人は仲良くなりました

柚子「小咲とるり!一緒に来て!
お姉ちゃんも!」
蜜柑「えぇ…」

柚子はなんとなんと!
更衣室(?)に来ました

柚子「私とお姉ちゃんで、
どういう変装するか
決めるの!」
蜜柑「私は髪を染めて、
アリスで顔を
変換させればいいけど?」
柚子「だ〜め!
もっと変装を楽しまなくちゃ!」
蜜柑「楽しむ必要ないじゃない。」
柚子「うっ……
と〜も〜か〜く!
楽しむの!!!」
蜜柑「しょうがないな〜」

※とか言いつつ、
蜜柑はけっこう楽しんでました

数時間後
蜜柑「さて、そろそろ
本当に変装しないとね。」
柚子「そのことなんだけど…」
蜜柑「何?」

柚子は小咲の方を向いて、

柚子「小咲!お願い!」
小咲「え!?無理だよ〜…」
蜜柑「めんどくさいから、
やれ。」殺気
小咲「は、はい………」
(怖っ!?)
小咲「蜜柑ちゃんは…」
蜜柑「蜜柑でいい。」
柚子「私も、柚子でいいからね!」
小咲「蜜柑は、
髪の色は白にして、
髪型を変える!
ポニーテールにして!」

蜜柑は髪の色を白にして、
ポニーテールをやってみた
だけど、蜜柑の髪は
床につくぐらいの
長さで、

小咲「長っ!?
…でも………
以外とかわいい……」
柚子「お姉ちゃん…」
蜜柑「???」
柚子「グッジョブ!」
蜜柑「まぁ、いいや。
早く。柚子。」
小咲「柚子は、
髪の色を変えるだけで
大丈夫!
髪の色は………
黒!!!」

柚子は黒にしてみた

るり「柚子。蜜柑。
並んでみて。」

蜜柑と柚子は並んだ

小咲「思った通り♪
双子みたい!!!」

とにかく、蜜柑達の準備は
ok!!!

続く

42さな:2015/02/28(土) 20:13:50
白黒だっ!

43さな:2015/02/28(土) 20:33:13
続き

〜〜〜〜〜〜

アリス学園からZの基地へ続く道を、
林檎は蜜柑を抱えて歩いていた。

「……お姉ちゃん?」

呼びかけてみるが、返事はない。

「まだ寝てるのかな…」

少々アリスがキツかったらしい。
今だにスヤスヤと眠る蜜柑に、林檎は微笑んだ。

そして、頭は学園の生徒達へいく。

「…ほ、たるぅ…」
「…!?」

一瞬、起きたのかと蜜柑をみると、寝言だと分かった。

「お姉ちゃんの脳内は平和だね。」

少し嫌味も含めて言う。
そして、ポツリと呟く。

「…お姉ちゃんは、みんなに愛されてるんだ…」

無意識に、羨ましいと呟き、続ける。

「あたしとは違うね。…だから、かな。」

たまに、夜闇と蜜柑が話してるのをみる。
羨ましいと思うんだ。同時に、モヤモヤとした感情が残る。

「…憎たらしいよ、お姉ちゃん…」

一粒、ほんの一粒だけ涙が出た。
それは、頬をツウッと流れる。

「…ははっ。」

乾いた笑い声を出した。

〜〜〜〜〜〜〜〜

44木葉 時雨:2015/02/28(土) 20:34:25
>>40
39コメおめでとうって意味なんだけど…分かんなかったよねーごめん

45さな:2015/02/28(土) 22:06:22
あ、ミクだw
40おめー!

46木葉 時雨:2015/02/28(土) 22:25:28
>>45
分かってくれた!?ありがとう…
祝福の感謝を込めて、もう一回お礼を言うね!!

ありがとう!!

47白猫 ルカ:2015/03/01(日) 08:52:36
?ミクコメ???

48小4 女:2015/03/01(日) 09:17:10
>>42
お!わかってほしかったところ!

49さな:2015/03/01(日) 12:14:56
あ、黒猫だったんだ〜

>>48
やんな♪白黒♪

50白猫:2015/03/01(日) 18:14:52
>>49
あ!ばれた…

白黒♪白黒♪

51さな:2015/03/01(日) 18:44:09
ばらしたww

52涼音 ◆FjOpeTE2Ts:2015/03/02(月) 18:15:51
あ、黒ちぃだったのか。

53さな:2015/03/02(月) 18:47:50
あははw

54白猫:2015/03/02(月) 19:27:08
ちっ

55さな:2015/03/02(月) 20:19:03
フハハww

56さな:2015/03/02(月) 20:45:04
続き

〜〜〜〜〜〜〜
ー蜜柑saidー

「お姉ちゃんは、みんなに愛されてるんだ…」

ふと、そんな言葉で目を覚ました。
心地よく揺れるその腕の中は、林檎のそれだった。

(林檎…?あれ?ウチ、何してたんやったっけ?)

「あたしとは違うね。…だから、かな」

(何が違うん?あかん、何にも分からへん…)

ふわふわとした微睡みの中、ゆういつ耳に届いたのは。

「…憎たらしいよ、お姉ちゃん…」

そんな言葉と、思ったよりも温かい涙だった。

頬に滴る涙で思い出すのは、
クールで不器用な親友と…黒髪に紅い目の、
大好きだった愛しい人_____。

(あかん…忘れてまう)

そっと瞬きをして、残ったのは。

(あれ?今、何考えてたんやっけ…?)

言いようがない消失感。

57涼音 ◆FjOpeTE2Ts:2015/03/03(火) 07:00:34
記憶操作?

58白猫:2015/03/03(火) 18:52:05
記憶操作だろうね!

59さな:2015/03/03(火) 19:14:29
林檎のアリスだからね。
ちなみに、幻覚と、記憶操作が林檎のアリスだよ〜

60リュウ:2015/03/03(火) 22:37:59
あれ?もう一個あったくないか?

61さな:2015/03/03(火) 22:58:18
続き。

消失感のあと、林檎が泣いているのに気付いた。

「林檎…?どうしたの、泣かないで…」
「お姉ちゃん?」
「どっか痛い…?」

頭がガンガンする。
少したどたどしい口調で蜜柑は問うた。

「…ううん。大丈夫だよ」

笑って、かぶりをふる。
その様子に、心底ほっとした様に蜜柑は言った。

「良かった。…悩みなら、ちゃんと言ってね…?」
「うん。心配してくれてありがとう」
「ううん。もう下ろしていいよ…重かったでしょ?」
「ぜーんぜん。お姉ちゃんガリガリなんだもん」

たわいない軽口を言いながら2人は並んで歩いた。
影が二つ分出来る。蜜柑の影だけ薄かった。

「…はぁ…」

何回目だろう。これで。
何回繰り返して来た?この。

過ちを。

「林檎?」
「なーんでも無いよ」

林檎の、どうせお姉ちゃんは憶えてないんだから。
と言う言葉は、蜜柑の耳に届かなかった。

「さ、帰ろう?」
「うん。」

帰ろう。自分の居場所へ。
還ろう。在るべき所へ。
返ろう。全て忘れて。
カエロウ。カエロウカエロウ。

「お姉ちゃんは、黙って見てたらいいんだよ」

櫻咲く。
林檎の任務名。___それは。
〈尸櫻〉屍の櫻。

蜜柑の任務名。___それは
〈祀櫻〉祀られる櫻。




一旦停止

62さな:2015/03/03(火) 23:02:13
>>60
あー、そうそう。
〈櫻唄〉も林檎のアリスだわ。

63リュウ:2015/03/04(水) 20:33:56
なんじゃそりゃ。

64涼音 ◆FjOpeTE2Ts:2015/03/04(水) 22:00:08
なんじゃいそりゃ。

65さな:2015/03/04(水) 22:05:57
あれ?説明しなかった?

年に一回、櫻に人質を差し出す事でアリスの持ち主がどんどん強くなっていくアリス。
その『人質』は櫻が決める。

ちなみに、差し出さなければ弱くなって行くよ。

66木葉 時雨:2015/03/05(木) 20:15:35
>>36の続き!!

[アリス学園]
「な…んなの…!?アリス…学園ってこんなにっ…遠いの!?」
絢晴が息を切らして蜜柑に問う。
「Zが遠いだけ。ほら絢晴、置いてくよ」
「んだっk…いやっ!そうだよね!あははっ、はは…」
絢晴は自分が青森の方言を使っている事を皆や姉の蜜柑にまでも知られたくないらしい。
「てか、入る前にアリスの確認しないと。」
蜜柑は人指し指を右のこめかみの近くでくるくるっと2回程回して前につき出した。
すると。
__ポワアッ…
紫色の光が蜜柑の人指し指から放たれた。
「さあ、全力で潰しに行ってあげなくちゃ…っ♪」
今の蜜柑は相当ゲス顔だろう。
「…っ(ゾクッ
お姉ちゃん、行こう…?」
それは、絢晴をも恐れさせる顔だった。
切るね

67涼音 ◆FjOpeTE2Ts:2015/03/05(木) 21:34:00
あの純粋な蜜柑はいずこ………?

68さな:2015/03/05(木) 22:27:22
あはは…まぁ、そういうキャラだからねw

69さな:2015/03/05(木) 22:44:26
続き

「…私、今までなにしてたの?」
「お姉ちゃんは憶えてなくていいよー」
「そーぉ?」

そう、諭されて違和感を覚えながらも納得する蜜柑。
そして、夜闇の所へ着いた。

「ご苦労。最初にしては上々だ。」
「次はいつ?」
「明日」
「早いな」

また、明日もあの忌まわしい場所へ行くとは…とてつもなく不愉快だ。
だが、あの学園をぶち壊すために。我慢して踏み止まる。

「今日はもう寝ろ。明日も早い」
「はーい」
「分かった」

律儀に2人揃って返事をして、それぞれの寝床に付く。
そして、数分もしないうちに寝息を立て始めた。


蜜柑は。



〜学園〜

もちろん、学園のみんなももう寝ている…はずがなく、
棗は蜜柑捜索に当たっていた。

「どこだ…っ!蜜柑!!」

不意に、トスッと背中を誰かに叩かれ、ドサリとくずおれる。

「…み、か……ん」

フッと意識を無くし、夢へと迷い込む。
そこは、闇の中。桜が舞っていた。

「……どこだ、ここ」

綺麗な桃色の桜。綺麗な美しい栗色の髪…?

「…っ!蜜柑!」

だっと駆け出そうとするのに、何故か足が動かない。

『…………』

夢の中での蜜柑は、何事か呟いている。

「みかっ、」

ザァッと、嫌な風が吹いた。
それはみるみるうちに桜を櫻にしていく。
もう、綺麗な桃色はない。毒々しい紫色_____

「みかん…だめだ、ソコにいたら…」

直感が告げている。行ってはだめだと、触れてはだめだと。

そんな想い虚しく、蜜柑は櫻に触れる。

『………』

すると、櫻は桜に戻っていく。
まるで蜜柑の命をもらったかのように。

ブワリと桃色の花が咲くと、蜜柑は糸が切れたように倒れる。

倒れる、直前。ほんの、一瞬だけ。
蜜柑は言った。棗に向かって。

『________』

声は出ていない。口だけが動いている。

「……蜜柑ーーーーーー!」

夢は現、現は夢。
夢と現は繋がっている。。

70涼音 ◆FjOpeTE2Ts:2015/03/06(金) 19:32:42
ただいまーっ!
疲れたぁ( -。-) =3

71リュウ:2015/03/06(金) 22:22:57
おかえり。
えらい遅いな

72さな:2015/03/07(土) 10:54:47
ほんまや、遅いなw

73マカ@アメリカ:2015/03/08(日) 07:27:34
>>71
おお…関西弁使っとんの初めて見た気がするよー

74さな:2015/03/08(日) 15:49:25
たまに使ってた気がする…?

まぁ、珍しいわなw

75さな:2015/03/08(日) 19:55:41
続き

「______っめ、棗!」
「!!」

誰かの声で目を覚ました。

「棗?こんな所で寝て…どうしたの?」
「分からねえ…」

声の主はルカだった。
さっきまで視ていた夢は、まだ鮮明に思い出せる。

「蜜柑は?」
「ごめん、まだ…」
「そうか」

今、主にルカと棗が探していたようだが、少し仮眠をとった蛍とパーマ、翼も探し始めた。

「今井も、苦戦してるみたい…」
「Zの基地がわかれば…」
「とりあえず、もう寝よう?疲れてるんでしょ?」

心配そうな親友の姿に、棗は少しほっとし、頷いた。

「あぁ。少し寝させてもらう」

________寮。

「っ、寝られねえ…」

そっと部屋を抜け出し、蜜柑の部屋へと向かった。

「…寒。」

棗は、自身の手で炎を出す。
そして、蜜柑の持ち物に触れないよう、注意深く部屋に入った。

「…広いな…、埃っぽい」

無人の部屋はひどく広く、虚しかった。

「………」

ずっとここにいるのも阿呆らしいので、帰ろうとすると、窓から微かな音がした。

「…誰だ?」

疲労のためかゆっくりと振り返ると、忌まわしい林檎がいた。

「…うわ。あんたいたの?」
「それはこっちのセリフだ」
「うわうわ炎出してるし」
「もともとだ」

のんびりとした林檎の口調に若干イラっとする。

「まってまって、何もしないから。」
「だから?」
「ちょっと待って、出ないと蜜柑を…」
「分かった」
「即答かよ」

弱味を握られている。
そんな言葉が脳をよぎり、すぐさま脳内消去する。

「で、用事は」
「お姉ちゃんの、何か安心するものを…」
「は?」

予想外の言葉に絶句する。
ちょっと、何か無いの?という言葉にやっとこさ復帰した。

「あいつの安心出来るもの…?」

一つの良い案が浮かぶ。
ちょっと待ってろ、と言って北の森へと急ぐ。

「ベア。」

目的のぬいぐるみを見つけて、何とか説得する。動くな、と念を入れてまたもや蜜柑よ部屋にダッシュする。

「これ、熊のぬいぐるみ…」
「あぁ。いつも一緒にいた。」
「じゃあ何でこの部屋にないの?」

確かに。だが想定内だ。

「蜜柑が居なくなってから今井が持ってた。今、今井は蜜柑捜索してるから手間取った」

思い付いた言い訳を言う。
林檎は納得してくれたようだった。

「じゃあまた、明日行くから。待っといてね」
「その時は蜜柑を返してもらう」
「出来るといいね」

本当はこの場で林檎を炙り殺しても良かったのだが、蜜柑の事を考えてやめにした。
そして、すっかり冷えた体を暖めに、自分の部屋へと戻った。

76:2015/03/08(日) 21:43:34
なんかしらんひとばっか〜。
さな!うちちりぃなやで

77白猫:2015/03/08(日) 23:00:40
りぃな!?
久しぶり♪
私のこと覚えてる?

78さな:2015/03/08(日) 23:05:42
りぃな!
久し振り!!

79白猫 翼:2015/03/24(火) 17:52:33
6
蜜柑「準備はokでも、
声はどうすれば…」
柚子「ばれるのも面白いじゃんw」
蜜柑「そう?w
あ!名前忘れてた…」
柚子「小咲よろ☆」
小咲「え!?まぁいいけど…
じゃあ、私とるりちゃんはそのままで
蜜柑は『黒沢白』で
柚子は『黒沢黒』で!」

アリス学園前
小咲「アリス学園でかくないっ!?」
るり「私の家よりでかい…」
蜜柑「そうなの?」
柚子「お姉ちゃんが
なれてるだけだって…」
続く

80さな:2015/03/24(火) 18:01:37
出たーw
白黒ーwww

81愛良 ◆FjOpeTE2Ts:2015/03/25(水) 14:43:03
白黒って何か意味あるの?(;・ω・)

82さな:2015/03/25(水) 16:21:16
黒猫が黒だからじゃないの?

続き

「来たわね…」
「うん、来たよ。」

初っ端から緊張感なさ過ぎである。
蜜柑は、昨日の記憶を封じられている。

「蛍…あんたにはガッカリや…」
「蜜柑、何がなの?」
「裏切った。あんたは。ウチを」
「うら…?」

心当たりがないように聞き返す。
それさえも、蜜柑には鬱陶しいものだった。

「林檎、遠慮なく」
「りょーかい!」

ど、れ、に、し、よ、う、か、な♪

「決めた…いやぁ…最初から貴方なんてね…」
「爆ぜろ!」

ボンッと林檎の目の前で爆発が起きる。
そんな事は気にせず、飛んでくる炎をよける。

「っち!」
「私も、ガッカリよ…」

フッと表情に影を落とした。

「あなたがこんなに、弱かっただなんて」
「うぁ…!」

ガスッと棗の背中が壁に当たる。
一瞬だけ、蜜柑の顔が泣きそうになった。

「なつ…」
「お姉ちゃん」

鋭い声で止められる。

「…こんな、暴力だけで…いいんかな…」
「…次は?ど、れ、に、…」

ふと思い出す、昔の懐かしい楽しかった時期。
何が、歯車を狂わせた?

「ウチ、何もしてへんし…」

勘違い?現に、蛍は本当に知らないようだった。
だが、あの日見た蔑みの言葉は、脳裏から離れない。

「…幻覚…」

幻覚だったらいいのに、と思った。
そして、その可能性を探る。

「委員長…」

違う、委員長はそんなことしない。
出来ない。臆病だから。

「…幻覚って、あと誰が持ってたっけ…」

岬先生…違う。
初校長…違う。

誰か、別の______

「林檎……」

83愛良 ◆FjOpeTE2Ts:2015/03/26(木) 14:11:51
はやく!はやく!
次、楽しみぃ!

84白猫:2015/03/26(木) 16:36:07
>>81
面白いからw

85さな:2015/03/26(木) 17:51:21
お風呂いってきまーす!
だから、その後で!ww
あ、ありがと!

86瑠璃 ◆FjOpeTE2Ts:2015/03/26(木) 18:26:47
はやくない?

87さな:2015/03/26(木) 18:43:43
た、ただいま…
ん?音楽聞くから、早めに入った!

ドライヤーだー…

88さな:2015/03/26(木) 20:38:58
続き

「林檎……」

一つの可能性に辿り着く。
そうだ。林檎は、何のアリスを持っていた?

「記憶操作と…あと、何だっけ?」

そこで、蜜柑は気付いた。
林檎の事を何も知らない。と。
実の妹なのに。

「何で…?記憶操作と、名前しか知らない…」

年齢も、住所も、今までの事も、何もかも、全部…

「教えて、林檎…戦いは、それからにしようよ…」

もっと話し合いたい。そしたら、蛍達も変わってくれる。
裏切られた過去は、消える。

「林檎!」
「ふぇ!何?お姉ちゃん」
「ウチ、林檎の事何もしらん。もっと、知りたい。林檎の事。」
「今?」
「……今。」

蜜柑の澄んだ目でじっと見られ、林檎が折れた。

「分かったよ…」
「ありがとう、林檎」

棗達は、散々やられたので、抵抗なんて出来なかった。

* * *

「林檎は、何歳?」
「お姉ちゃんの2コ下だよ」
「じゃあ、今まで何してたの?」
「…長くなるね。」

* * *

「あたしは、お姉ちゃんが学園に連れて行かれてから、ボスに拾われて、Zに入ったの…」

『お姉ちゃん!!』
『うるさいガキだな!やれ』
『やめろっ!離せ…』

あたしは、ただ、連れて行かれるお姉ちゃんを、見ている事しか出来なかった…
そして、お姉ちゃんとの思い出の場所。
大きな桜がある場所へと行った…

『うくっ…お姉ちゃん…』
(なんでお姉ちゃんがこんな目にあうの?なんであたしが独りぼっちになるの?)

ふと、目の前の桜を見上げた。

『おまえも独りぼっちだね…あたしと一緒だ』

それからあたしは、ずっとその桜のところにいた。
そして、何年か経って、10才になった。

『桜。おまえは何年生きるんだろうね…』

もう、死にたいと思ったの。
お姉ちゃんがいないこの世界は、意味が無かった。

『桜。死にたいよ…』


それが、あの優しかった桜を見た、最後だった。

* * *

「あたしが言った瞬間、桜は一気に散り始めた」

Zには帰らず、道端で座って話をしていた。

「久しぶりに街へ行って、肥料と、栄養をいっぱいあげた。なのに…」

桜は、生き返らなかった。
林檎を、絶望へと突き落としたのだ。

「1年経って、やっと桜が蕾をつけた。嬉しかった!だけど…」

桜じゃ無かった。
もう、あの優しかった桜じゃ無かった。

「花が咲いた。花の色は、紫だった…」

桜が、櫻に変わった瞬間だった。

89さな:2015/03/26(木) 20:56:51
続き

「もう、もとの桜じゃなかった!怖かった」
「…林檎…」

何て言ったらいいのか分からず、ただただ口ごもった。

「そして、泣いているところを、ボスに拾ってもらったの。」
「そう…やったんや…」

大粒の涙をボロボロとこぼす林檎に、蜜柑は元気づけるように言った。

「…大丈夫だよ!まだ、戻れる。」

ふいに林檎が、バッと顔を上げた。

「その、お姉ちゃんの言葉…あたし何回聞いた?」
「え……」

林檎が嗤った。

「もう、戻れないよ。お姉ちゃん。あたし達の未来は同じ。変わらない。」

悲しそうに、嗤った。

「何回も繰り返す。あたし達は死なない_____」

ごめんね、と林檎が謝った。

「まだ、言ってない事があった。」
「…林檎」

なんでか、聞きたくなかった。
何か、大切なものが、崩れ去る気がして…

「あたしは、アリスを三つ持ってる」
「…何の?」

違う、聞きたくない。
聞きたくないのに、口が勝手に動く。

「記憶操作、幻覚。」
「幻覚…」
「そして、櫻歌」

おうか。聞いたことがない。

「…櫻が咲いたあの時、手のひらに紫のアリスストーンが落ちてきた。」

それは、手のひらにスウッ…と溶けていった。

「それが、櫻歌のアリスが目覚めた時。その時から、あたし達はずっと繰り返して来た。」

この過去を、この未来を…
ずっとずっと、繰り返して来た。
何回も何回も、同じ事を。

「あたしは林檎っていう名前じゃないの…」
「え?」

あたしの本当の名前は…

「屍。もう、死んでるんだよ…」
「……!?!?」

90白猫:2015/03/27(金) 09:44:01
続きめっちゃ気になる><

91さな:2015/03/27(金) 10:32:07
ありがと!
なるべく早めに更新しまーすww

92フィラ:2015/03/27(金) 12:36:18
入ってもいいですか?

さな
すごい面白い!
続き気になる!

93さな:2015/03/27(金) 12:40:50
ありがとーっ!

私は大歓迎〜♪

94フィラ:2015/03/27(金) 12:42:26
うん!
ありがとう♪

みんなよろしくお願いします!

95さな:2015/03/27(金) 12:44:04
そういえば、全部読んだの?

96フィラ:2015/03/27(金) 12:59:10
全部読んだよ!!

97さな:2015/03/27(金) 17:23:59
早っ!すごいなw

続き

「死んでるって…嘘やろ?ここにいるやん」
「嘘じゃない。実態はあるけど、心はないの」
「嘘…だって、ウチ…」

また、哀しそうに笑った。

「なのに、何でだろう?心はないのに、お姉ちゃんの事、大好きなんだ…!」
「林檎っ!」

ギュッと抱きしめられる。
冷たい。

「屍。死んでる人の名前。だから、あたしは死なない」
「…嫌や!やっと…『家族』が出来たのに…!!」

蛍や、棗では埋められなかった心の穴。
林檎に会ってから、少しずつ塞がって来た。
なのに…

「ごめんね?お姉ちゃん。ずっと、黙ってて…」
「…ウチが、あんたを助ける!『林檎』を、助ける…!」

林檎が首をふる。

「無理だよ。だってもう、死んでるっていうのに、どうやって助けるの?」

どうせまた繰り返す。
止めるためには、林檎がいなくなるしかない。
だが、林檎は死なない。

「…行こう。櫻のところへ」

98フィラ:2015/03/27(金) 18:23:37
うわーい!!
続きが更新されてる!!

さなめっちゃうまい♪

99さな:2015/03/27(金) 18:24:47
ありがとう♪
でもフィラも、めっちゃ上手いよ〜

100白猫:2015/03/27(金) 20:51:54
フィラさんよろしくね!

続き本当に気になる……

フィラさんの小説、ハヤテにでてる?
なんか見たことあったような…


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