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映画感想スレ(3)
洋邦実写アニメまとめて語りましょう
>唯野さん
書いた後で勘違いだと気づきました。
演じてたのは日本人でした。
○キャプテン・アメリカ ファースト・アベンジャー
モヤシが投薬でマッスルボディに、ってバキのジャックハンマーみたいな経歴だ
4作中のキーアイテムの次元キューブ、マイティ・ソーの方に出てきた巨人の力を封じた箱と見た目が似ていて紛らわしい
○キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー
退役兵が「キャプテン・アメリカが助けを求めてる。これ以上の戻る理由があるか?」と言って復帰するの、
キャプテンが歴史上の偉人でかつ尊敬を受けてるんだなと一発で分かるいいシーンだと思う
○キャプテン・アメリカ シビル・ウォー
友人はヒドラに洗脳されて連続殺人鬼に仕立て上げられ、当時の上司は老衰で死亡、上司の残した組織もヒドラに浸食されてました、と
キャプテンの中のスティーブ・ロジャーズ要素がゴリゴリ削られていく…
もう自分の中に正義感くらいしか残ってないこの状況で、アベンジャーズを国連の管理下にして、
殴る相手まで自分で決められなくなるってのはキャプテンには受け入れられないだろーなーと
キャプテンのプライベートというと、アベンジャーズ2の飲み会以外じゃ一人寂しく筋トレしてる場面しかなかった気がするので、
出来れば彼をキャプテン・アメリカと知らない友人なり恋人なりを作った方がいいと思うが、多分無理なのだろうな
知名度の高さが逆に呪いに思えてくる、やっぱりヒーローは仮面をつけてないと駄目だな
○キングコング
コングの武装がどんどんレベルアップしてるのに笑う
vsゴジラでは高層ビル引き抜いて戦いそうだ、はやく毒男最強決定戦がみたい
>次元チューブ
似てるのは伏線ですね
サノス向けのフェイクとかそんなんでしょうか
○キングコング
売上いいようで何より
これならゴジラvsキングコングもできるか
○マイティ・ソー3
PVの再生数が異様にいいらしいが何が原因なんだかさっぱり
○スパイダーマン ホームカミング
登場するヴィラン・ヴァルチャーがアベンジャーズのザコ兵士の装備を改造して使っていると聞いてすごくがっかりしたが、
考えてみればグリーンゴブリンは人間が最新装備で武装してるだけだったので、
異世界の技術で作られた装備を持ってるヴァルチャーは今までにない脅威になるか…?
○アベンジャーズ1
ラストの社長、ファーストアベンジャーのキャプテンと同じことしてたのか
○アベンジャーズ2
1はコールソンの死でチームがまとまるのに説得力を感じられたが、2は…微妙
なんか流れ作業のように感じてしまった
ムジョルニアを持ち上げられるヴィジョンの言うことなら…なのかもしれないけれど、
同じようにムジョルニアを持ち上げられるソー(やキャプテン)も、善良ではあるけど正しさが保証されてるキャラではないし
あとエスパー兄弟はもっと文句言うべき
でも「幸い俺は、マイティー・ソーだからな」は最高でした、アレはズルい
次点でパーティでの真顔
序盤の「弱い奴を〜」で真っ先に負傷したホークアイが活躍できるか心配だったが、杞憂に終わってよかった
銃で撃たれたら死ぬレベルの微超人ぐらいの方が見ていてい面白い
○X-MEN フューチャー&パスト
設定が違うので比べるのは良くないんだろうけど、
同じロボットでもアベンジャーズ2のウルトロンより今作のセンチネルの方が強さも実績も上に見える
マグニートーが指輪物語のゴクリみたいな扱いで笑ってしまった
○ブレードランナー
脱走した5体ののアンドロイドを主人公が追う、という話らしいけれど悪い意味であっという間に時間が過ぎていったなー
名作と聞いてたが合わなかった、残念
巨大オイランの立体画像?には吹いた
○GARO 炎の刻印 ディバインフレイム
人気のない場所でセックスしてるカップルを襲うモンスター、という気持ちの良いくらいクラシックなホラー作品の導入から始まって
アニメでしか不可能な騎士やホラーの造形、アクションを堪能できて幸せでした
出来れば劇場で見たかった
PVにヘルマンが写っていたので、レオンのピンチに颯爽と現れて
美味しい所持っていくんだろうなと思っていたら最初からがっつり登場していて笑った
もうちょっと感動的な親子の再会を演出してもいいのでは…とてもヘルマンらしくはあったが
歴代主人公で最も紙メンタルだったレオンが、
最愛の人間を失って堕ちた元騎士に守りし者の心構えを説くシーンはお前立派になったな…と胸が熱くなった
ガルムは最悪の事態に備えて独自に行動(裏目に出たけど)、最終決戦で支援砲撃、
そして今回は体を張って増援の手配と相変わらずすごく仕事してるな
変な…特徴的な声もくせになってきた
…ヘルマンと感覚がリンクしてるみたいだけど、仮にナンパが成功してたらどーなってたのだろう
やっぱりそう言う事になっていたのだろうか
残念だったのはアルフォンソのエマの出番がちょっと少なかったことか
アルフォンソの一番印象に残ってるのシーンが、ロベルトの教育方針を巡ってレオンと言い争ってる所なのが悲しい
しかもスパルタの父親と甘い母親みたいに見えてしまった
あと毎回恒例の牙狼の特殊形態、
アニメ版の双烈融身が変身方法、強さ、作品のテーマの回収のどれも完璧だったのでどーしても比べてしまうのだけれど、
なんでこの形態になれたのかよく分からない…
歴代英霊の方たちはなんで来たの、甥の顔を見に来たの
○ひるね姫
この1年で見た映画で一番つまらなかった
監督はこの映画で何を言いたかったの?
ていうか、夢の世界って何だったの?
現実とリンクしてるんだかしてないんだか、さっぱり分からない
・帝一の國
完成度たけーなオイww
原作は一年生編までしか読んでなかったんですが、原作を踏襲しつつも所々で上手くオリジナル要素も挟んでおり、凄い面白かったです。
菅田将暉の演技は連ドラ『民王』の時から好みだったんですが、今回もエキセントリックな部分から程度差を付けた棒読み具合までなかなか良かったです。
こりゃ新八も期待できるかなw
町山智浩の本を読んでたら、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と「フォレスト・ガンプ」はアメリカ人の潜在的な人種差別意識と保守的な歴史観でつくられていると書かれていたのですが、
そう言われてみれば納得できるなぁと思いましたね。
特にフォレスト・ガンプの方はすごい納得。ヒロインなどの描き方が極端すぎるよなぁとは思っていましたが
ベトナム戦争を主人公の栄光のエピソードとして扱ってるところに歪んだ自国史観が表れてますね。
原作未読ですが、原作者は改変に強い不満を表明しています。
同じ脚本家のベンジャミン・バトンの方がそういったナショナリズムが薄い分見やすいです。
あと、ここまで書いておいてなんですが、フォレスト・ガンプは好きな映画です。
僕もフォレスト・ガンプは好きですよ。
ただ、あの映画はアメリカ人の保守的な心理にうける映画だということは知っておいても損はないでしょうね
たぶんあの本だと思うけどあれは牽強付会が過ぎると思った
まぁ言い過ぎな部分もあるけど、「フォレスト・ガンプ 保守」とか「フォレスト・ガンプ 共和党」とかで検索すると考察も結構出てくるので昔から言われていた話のようですけどね
・ガーディアンズ オブ ギャラクシー vol.2
文句なしの面白さ。前作に引き続き、笑えて泣けて萌えられる最高の作品でした。
今回は個人的に「こうだったらいいなー」と思ってたことが実現して、なんかもう胸が一杯で…
カート・ラッセルは相変わらずカッコイイ。意図的かどうか、クリプトン人の方のラッセルに似てた気もしましたが(笑)
そしてあの人が特別出演のはずなのに存在感ありすぎてヤバい。ギャラクシーミッション、超観たいです。
余談。予告編で流れたホームカミングとマイティ・ソー、どちらもめちゃくちゃ面白そうで期待大。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス
前作からの正統進化でとんでもない化けっぷりの面白さだった
Dlifeで前作復習してて良かった
あと個人的MVPはクラグリン、ズルイよあれは
ラヴェジャーズ関係は前日譚も後日譚も濃そうで見てみたい
帝一の國
原作で一番おもしろいと思っているエピソードが2巻の合宿編なのですが、そこは丸々カットされていて悲しい。
いや、映画の尺を考えたら間違いなくカットすべきなんですけど、でも合宿編ラストのあの「自決!?」は実写で見たかったんだよな。
原作キャラの容姿や異常なノリの再現はかなりがんばっていて、原作ファン的にはうれしいんですが、やはり尺の都合でドラマ的な掘り下げがあまりに薄くなってしまったのが惜しい。
氷室先輩の暴走とか森園先輩、堂山会長の関係とかね。
原作でもそうなんですけど帝一は自分の将来に有利かどうかという基準でしか行動してなくて、こんな奴が主人公でいいのか感は甚だしかったですね。
ただ、ラストは非常によかったです。
映画の本筋には関係ないんですけど、男性俳優やらアイドルやらの脇毛ってけして見栄えのいいものじゃないけど綺麗に処理されててもそれはそれでなんか気になってしまうのは私だけでしょうか。
プレゼントを「誰に」上げるのかわかるぐらいならオールマイトが誰に殺されたのかなんて余裕でわかるんじゃ…?
・劇場版コナン から紅
何気に映画館で観たのは初なんですが、今回のはアクションが大人しめな分、それ以外にも力が入れられていてなかなかクオリティが高かった印象です。
京都の再現度が前回程ではなかったのは寂しいですが…w
今回は前回のクロスロード以上に平次がフューチャーされてまして、もはやコナンを喰ってる勢いでしたねー
かつての平次の名言をなぞるかのような台詞も飛び出したのも良かったですが、
1番気に入ってんのは服部が土壇場に言う『コレが終わったらお前に言うとかなあかんことがある』にときめかなくなった和葉ですかねw
今まで事件後に照れた平次がしょうもないこと言って逃げるのがお約束だったので、この展開は地味に良かったですw
首都高を分断した結果それに巻き込まれて大人が多数死んで子供が泣きながら「ママ―!どこー!?」と
言ってるのを見てガレキが「革命の為には必要な犠牲だ」と言ってそれに対してクドー君が「戦うってのはこんな強い覚悟を持つことなのか」と
崇高な意思表示をしてくれたら単行本100冊買います
○アベンジャーズ インフィニティ・ウォー
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが参戦するらしいけれど、
宇宙つながりでファンタスティック・フォー(2015年版)にも救いを…
○ヘルボーイ ライズ・オブ・ザ・ブラッドクイーン
リブートしてホラーに転向か、残念
エクトプラズムチンポ先生が活躍する予定の3が見たかった、こっちも見るけども
・ローガン
ヒュー・ジャックマンが演じる最後のウルヴァリンに恥じない、骨太な漢泣き映画でした。
兎にも角にもまず暴力描写に感動。R15でここまでやっていいのかよ、というくらいに攻めてる。
アクションのキレも凄まじく、特にローラ役のダフネ・キーンちゃんは正にクズリそのもの。ヘッドスライディングがちょっとかわいい。
話の筋で説明不足なところもあったように思えたけど、情緒的な部分は数あるアメコミ作品の中でも随一ではないかと。
長きにわたり頑張ってきたプロフェッサーとウルヴァリンの年輪が作品にずっしりと乗っかっている気がします。
非常に興味深かったのは本作に初代『マクロス』のTVシリーズと劇場版のような含みを感じたところ。
リブートは今や珍しくもないですが、それらの作品間の齟齬を解消しようという試みに感じられて個人的には非常に好印象でした。
プロフェッサー役の交代はまぁ成功として、気の早い話ですが次代のウルヴァリンはどのタイミングで登場するのか気になりますね。
中継ぎのデッドプールさんがいくらか時間稼ぎしてくれそうではありますが。(ケーブルはリーアム・ニーソンがよかったなー)
・BLAME!
やはり何と言っても重力子放射線射出装置、これに尽きる
描写も良いが音も良い、空気が震える感じが堪らなく好き
駆除系の超キモい機動も見れて満足
霧亥の声を出すのも久しぶりのようなカスレ具合も広大さも感じられる
戦闘は集落と人間の近くだったからか大人しめだったかな
次があるなら珪素生命体も交ぜて周りの被害気にしない戦闘が見たい
全力パンチからの下段キックは会心の出来
ttp://bit.ly/2q4mPE6
2001本目
ttp://bit.ly/2q4mPE6
もう何回も見ている「ソナチネ」をまたCSで見たけど、勝村政信だけ生き残る理由ってなんかあるんだろうか。
単純に、この人はたけしの子分でもなんでもないし、何かあったらすぐに逃げ出す人だったからということだろうか
意味というより最低1人でも生き残るのが武映画という印象がありますね。
芸術性の高さも魅力ですが、ソナチネは北野武のバイオレンス映画の中で一番無駄がない印象があります。
アウトレイジは1作目も2作目もどうも物足りなくて。
久々にファニーゲームを見たくなった
見ると一週間ぐらいイライラが止まらなくなるんですけどねw
>>590 レトさん
>>最低1人でも生き残る
なるほど確かにそれはあるかもしれませんね。
アウトレイジは役者の個性や迫力を前面に押し出しすぎている感じはします。
アウトレイジを動的な作品だとすると、ソナチネは同じバイオレンス映画だけど静的な作品だと思いますね。
フランス人に受けたというのもなんとなく分かるし、ゴダールの影響があるとか言われたりするのもなんとなく分かりますね。
まぁゴダールの作品は有名なやつしか見たことないけど
北野武のバイオレンス映画は暴力の不条理さを前面に押し出した作風が特徴なので
そこがぼやけてる作品はどうも不満が残ります。
HANA-BIもその点では残念でした。
ワンパンマン
今回のとなジャン版で、サイタマがやけに考え込んでたのが気になって仕方ない・・・。
何か重要なフラグのように見えるけど原作には無かったし、となジャン版はこのまま原作とは違うストーリーに進んで、パラレルワールドみたいになるんだろうか。
モブサイコ100
死亡フラグからの闇落ちとは・・・。前々から???%が何なのか気になってたので、(多分もうすぐ作品が終わるであろう前に)いくらか説明がありそうで良かった。
???%のモブはサイタマ並みに対抗しようが無さそうだけど、ツボミちゃんが説得か何かでどうにかしてくれるのかな。
勇者が死んだ!
なんか熱血漢で裏表無さそうな新キャラが出たけど、こんな人でも3年前にアンリを仲間外れにしてはいた筈だから、トウカが警戒するのは正解だな。
石化したディアナは賢者の島に置き去りにしてたんだろうと思ってたのに、まさか普通に持ち歩いてたとは・・・。結構えげつない人だったから仲間化はしないだろうと思うけど、魔力タンクにでもすると予想。
すみません、漫画雑誌総合スレと間違えました。
●ローガン
俳優のキャラ引退作としてこのような作品が与えられるとはなんとも素晴らしい。
これまで演出の都合で抑えられてきたた流血描写も解禁し、
暴力の世界に生きてきた男が最後の命を燃やし尽くす様を描く。
X-MENのスピンオフ映画の一つであるが、作品自体はサム・ペキンパーの作風に近い。
とにかくプロットそのものが最大の勝因だろう。
これまでのように圧倒的な力で敵をなぎ倒していくわけではない、
衰え傷つきボロボロになりながらも最後まで戦う姿が涙を誘う。
元ネタはあるものの、ミュータントが絶滅危機にあるディストピア設定もプロットとガッチリ噛み合っており、
終末的な世界観と最後の盟友まで失う展開がローガンの捨て鉢な生き方にシンクロしている。
他人より長く悲痛な人生を歩んできたローガンが最後の最後のわずかな時間で報われるという演出も憎い。
ローラが遺伝子だけでなく、生い立ちまでローガンとダブっているのは世代交代だけでなく共感もさせる上手い設定だった。
チャールズもローガンも物寂しい最後ではあったが、その最後が幸福なひとときであったことこそが救い。
本作でローガンの物語は終わりだけれども、子供たちの将来を描く続編の構想もあるようだし、
一つの時代の終わりにして次の時代への橋渡しにもなりうる、わずかならがも希望を持たせる作品だった。
過剰な暴力表現しかり、ワイルドバンチっぽいなー とは見ていてぼんやりと思いました>ローガン
カナダ国境とメキシコの壁、オンボロ車と自動運転トラック等、ローガンとローラに限らず随所に対比要素があるのも面白かったです。
ワキシーメイズスターチ(トウモロコシのサプリメント)がミュータント衰退の一因というモダンな裏設定? には驚きましたが。
主人公の枯れ具合とかは「ガルシアの首」に通じるものがありますね。
こちらは全く救いがないですが。
ttp://bit.ly/2q4mPE6
ttp://bit.ly/2s9yWC3
bit.ly/2paTTNF
●スティング
コン・ゲームの代表的な作品にしてどんでん返しのルーツともいえる作品。
今となってはそのような作品は珍しくなくなっただけにオチは簡単に読めるのだが、
逆に現代の作品が見失いがちなエンタメの基本を改めて教えてくれる。
それは「悪役を騙すカタルシス」という要素だ。
現代のどんでん返しにおいては主人公が騙される側に回ることも多く、そのような作品はどうしても後味の悪さが残ってしまう。
一方で本作は勧善懲悪の王道をしっかり押さえることでシンプルにして最高の爽快感を与えてくれる。
これこそがエンターテインメント。
監督の演出は正に軽妙洒脱。
ロバート・レッドフォードの若々しさとポール・ニューマンのナイスミドルな魅力もまたガッチリとフィットしている。
ただ、難点は終盤の女詐欺師の件。
フッカーがプレイボーイとはいえ、大してオーラもない彼女になぜあんなに簡単に引っかかったのかが少し納得しかねる。
あのシーンだけは蛇足に感じたが、それは大した問題ではないだろう。
痛快なストーリーを突き詰めた教科書のような作品である。
・ハクソーリッジ
確かに迫力は凄かったです。
日本兵の異端ぶりもよく描けてましたし、前半はサイコさが目につく主人公がそのひたむきさで奇跡を成し遂げるあたりのカタルシスはなかなかでした。
ただやっぱ戦場に銃は持ってくべきだと思うけどなー主人公も戦友の銃によって生き残れた訳だし…
まぁ非武装を美談として押し出そうって感じも薄かったので、自分の信念を貫いて戦い抜いたあたりは凄いとしか言いようがありませんでした。
ところどころシリアスな笑いが溢れてたのも(制作側の狙い通りかはともかく)良かったです
bit.ly/2q4mPE6 検索で〇〇の秘密
・銀魂
チープさとクオリティの高さが共存する福田監督ならではの銀魂でした。
小栗さんをはじめキャストがキャラに溶け込みきってるのは流石でしたが、もうちょい映画オリジナルの部分を入れてくれた方が良かったかなー
台詞はちょこちょこ改変しててくれて楽しかったんですが、大筋を知ってる人を引き込めるかって意味では中盤は火力不足か。
まぁでもアクション、ギャグどちらをとっても実写化作品としては総じて優秀といえるラインは超えてくれてたと思うので、
いつかしれっと『柳生篇』か『真選組動乱篇』あたりを深夜ドラマでやって欲しいな
MVPはやっぱ安田顕かなー
危ない馬鹿をギャグとシリアスどちらも対応する隙のなさで演じ切ってくれてましたw
・パイレーツオブカリビアン
こちらは思い出補正でなんとかなってる感じかなー
もっとターナー夫妻が活躍してくれるかと期待してたのもあって少し肩透かしでした
●ノーゲーム・ノーライフ ゼロ
公開日の時点で全国の当日券全滅&入場者特典が全滅していて涙。
この手のアニメ映画は2週目の特典があまり期待できないだけに心が非常に痛い。
それはさておき、元々「前知識がなくてもそこまで問題ない涙腺破壊誘発前日譚」として劇場版向けのシナリオだったけど
実際映像化されて声がつくと涙腺破壊力増幅されるよなぁと感無量。
とりあえず、アニメ版や原作小説経験済みの人なら絶対観るべき作品。
原作知らない人にPRするなら、
ちょっとした厨二センスが大丈夫・終末世界のSFとか好き・ロボット少女の恋愛ものに萌える、辺りの単語に当てはまるなら多分問題ない。
・メアリと魔女の花
超絶作画でメアリちゃんの脚を堪能する映画。
「信じる心が私の魔法!」…とは言わない。
どうしてもLWAと比較してしまうのだ。
ハイソックス・ニーソ・生足より、ハイソックス・生足・ニーソのほうが良かったか?
キャラクタ・舞台、良くも悪くも過去のジブリっぽいもので構築されている。
それが望まれている感はあるけど、それを越えないことには…と
モヤモヤしたりしなかったり。
主演の杉咲花は声優でないナマっぽい声を期待しての起用なんだと思うんだけど、
むしろアニメ声優っぽく演じていたのがどうなんだ、と。
私がそう感じただけか?
潘めぐみでよかったのでは?…それじゃ本当にLWAだな。
何故か神木隆之介がアニメ映画の常連になってきつつある。
あこそこを、こういう風にしたい、というのはあるが、まあいいですよ。
クレジットに「感謝:高畑勲 宮崎駿 鈴木敏夫」と入れておけば
なんとなくいい感じにまとまって見えるから困る。
・POWER RANGERS
…まあまあ、こんなもんでしょうか。どうでしょうか。
戦隊ものを期待していたが、アメリカのティーン向けドラマでしたことよ。
吹替えで観たが、沢城みゆきの怪演が見所の8割ほど。
杉田智和という役者について年に数度考えるときがあるが、
今回のトリケラレンジャーの黒人はハマリ役といえますよ。
水樹奈々の存在感もよかった。
採石場と「GoGo power rangers」の歌がかかる場面は有無を言わせず熱い。
人間臭すぎる司令官も好きでした。敵のやられ方も良かった。
でもまあ、B級映画の域を出ないよなあ。
「メアリと魔女の花」を好きといえる人間は、
たぶん、「ももへの手紙」も好きというタイプで、
つまり、まあ、そういうことなんですかね。
・ ハクソーリッジ
アンドリュー・ガーフィールドは図らずも再び信徒の役でしたね。細っこい彼が傷ついた兵を担いで、というのもまた奇跡。
前半の出兵前が長くてちょい退屈でしたが容赦のない白兵戦は凄まじかったです。ゼロ距離の殴り合いはさすがに笑いましたが。
あとコメディ(というかほぼ『ドッジボール』)の印象しかなかったビンス・ボーンが軍曹役で出演してて驚き。シリアスもいけるのね。
良い作品でしたがメル・ギブ監督ならやはりアポカリプトが一番かなー。
・ ジョン・ウィック チャプター2
今回はとにかく投げまくるジョン・ウィックさん。流れるような 打・投・銃。
前作に続き長回しの銃撃&格闘戦の多きこと。撮影難度の高さは分かるけど乱用も芸がないので、もっと割った立ち回りも見たかった。
共演は前回のが豪華だったかな。レグイザモはホント顔見せ程度だし。コモンは存在感あってカッコよかったです。
○東京喰種
…
なんかごっつい尻切れトンボ
俺たちの戦いはこれからだ、的な
○銀魂
こっちは実に素晴らしい
マンガやラノベの実写はともすれば凍死しそうなほど寒くなりますがギャグもシリアスも良い感じでした
>ジョジョ
丈助はともかく、承太郎と億泰のフェルト細工みたいな髪型は勘弁して欲しかったですけど
思った以上に悪くない出来でした。
虹村兄弟戦まで綺麗にまとまっていたのでは無いかと。
アンジェロ戦が終わった時点で2時間くらい経ったようなボリュームで、情報量はかなり多いですが、これで足りているのかどうか。
ジョジョ初体験の人にはどう写ったか、気になります。
・トランスフォーマー 最後の騎士王
派手なところはとにかく派手、雑なところはとにかく雑な、いつも通りの感じでした。
要素要素は面白いんだけど繋ぎが今ひとつ機能してないせいでとっ散らかった印象なのがもったいなかったです。
何の事前情報も無く観に行ったので冒頭のアーサー王伝説にはちょっとビックリ。
アンソニー・ホプキンスとその執事がとにかく軽妙で良かったです。ちょっとキングスマンみたいだった。
主役も惰性感のあるケイドではなく新主人公で良かったかも。それこそ王様の剣のような。
〇ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
4人がかりで石を制御してロナンを滅ぼしたシーンは胸熱なんだけれど、
石って触れた有機物の質量に比例して出力が上がるとかいわれていた記憶が
〇仮面ライダーウィザード 約束の場所
レギオンの攻撃で魔力を失ったはずのハルトが魔法使えたのは多分チンプイ製の指輪のおかげなんだろうけど、
少し都合がいいような気がする
ハルトとコヨミを戦わせないためにキマイラと再契約するマヨラーと、
オーガとの最終決戦の演出が最高だったのでいいけれども
〇ザ・マミー
評価・興行収入ともに振るわないみたいだけどダーク・ユニバース大丈夫なんだろうか
確かもう5作以上タイトル公表していたような
〇ジュラシック・ワールド
続編を出す都合なんだろうけれど、まるで成長していないウー博士が生存して
子供の面倒を押し付けられた部下の女性が何の意味もなく食われて死んだのには言葉が出ない
スパイダーマン ホームカミング
面白かった!
スパイディの成長と青春、子供だからこその葛藤
トニーの不器用な干渉
御披露目だけされたアイアンスパイダーマンスーツ
スパイディの映画だと1番好きですね
最後にソニー側でもまたスパイディの映画やるみたいな感じだったけど大丈夫なのかな?
・ホームカミング
いやー まさかあの人がヒロインとは… 夢にも思わなんだ。面白かったです。早くも次作が気になりますね。
スパイディを大スター扱いせずローカル感で攻めてきたのは意外でした。ヒーロー1年生というより未就学児?
ピーターのキャラクター(+ネッド)も良かったですが、社長やハッピーやバルチャーに物凄く感情移入してしまったなぁ。
不満だったのはフラッシュがしょぼいことですね。やはり彼はジョックじゃないと。その一点のみ残念でした。
あとはキャップが素晴らしすぎた。ジェームズ・ガン監督へのリスペクトだと受け取っておきたいところ。
新ヴェノムはトム・ハーディーの予定だそうですが、いずれ共演する時が来るのかしら? …ぺしゃんこにされそうだ。
お前MJ!?は皆思いますよね
>スパイダーマンホームカミング
スパイダーマン映画で一番好きです。
重いものを背負ってない青春物語のスパイダーマン、良いですね。
そのぶん正義活動への欲求が他のピーターより異常で、ある種狂気すら感じますが
この子ちゃんと見張ってないと死んじゃいそう…。
MJはビックリしましたけど、最初からピーターにアプローチしまくってたし
正直一番可愛かったので嬉しい。あの子とのロマンスがあまり想像つきませんが…。
へなちょこフラッシュも新鮮ですね。
次は大学編だったりするのかな。
キックアスとかアニメのアルティメットスパイダーマンに似た、若く青い新スパイディでしたね。
バルチャーも社長やキャップがわざわざ出向くような大物じゃないってのが良かったです。
守るべき家族があるから小悪党に徹している、一本筋の通った大人の敵というか。
クモ云々の発端はなくともちゃんとオリジンになるんだなぁと感心しました。副題のホームカミングも鑑賞後だと色々と感慨深い。
スパイダーマンホームカミングの感想書こうと思ったらだいたいすでに感じたこと全部書かれてた
スタークは、なんというか、とうとう不良中年を続けられなくなって、キャップみたいな若者に小言を言う立場になって
「俺、親父と同じこと言ってる……」みたいになるところが好き
トニーの親父と同じ事言いたくないけどどう接して良いのか判らないのと
スパイディにキャップの影を見て正しく成長して欲しいと願う気持ちと
色々絡まってて楽しいです
シビルウォー後なので、独自活動するヒーローはかなり厳しくなってるはずですが
トニーが色々と後始末してるんでしょうね
スパイダーマン、あのMJはただのオマージュ、お遊びで、いわゆるMJではないと聞きましたが、どうなんですか?
略称が同じですけど、名前が違いますね
盆休みは映画をたくさん観たので(アマゾンプレミアムを讃えよ)つらつらと感想を
●インクレディブル・ハルク
MCUシリーズ第二作。だけど設定も役者も「アベンジャーズ」で変わってしまったし、映画そのものもあんまりおもしろくないので、観なくても大丈夫な作品でした……。
●「トランスフォーマー/ロストエイジ」
最高のアクションと有って無いようなストーリーという、マイケル・ベイの極みみたいな作品でした。あと長いです。二本分見た気分。
●ワールド・ウォー・Z
原作小説とは別物ですが、そこを割り切れば悪くなかったです。特に冒頭30分は文句無しに面白い。予算不足だろと揶揄される後半の「だるまさんがころんだ」も緊張感あって好きです。
確かに脚本の粗はありますが、何千何万というゾンビが全力疾走する映像の迫力は満点。
グロ描写少ないのでホラー苦手な人でも入りやすいかと。
でも原作も読んでね超名作だから。
●ゾンビランド
1時間半の間に「ゾンビネタのコメディ」→「ロードムービー」→「心地よい破滅」と雰囲気が大きく変わる作品
冒頭の凝った演出が好きなので後半それが力尽きてくるのは残念。これもゾンビ映画入門にいいかも。
●ヒューゴの不思議な発明
映画に詳しければ詳しいほど面白く、そうでない人には退屈な作品。
私は恋愛物語にまったく興味がないので、群像劇パートが苦痛なだけ。主人公もうじうじめそめそしていて好感度低い。
おじいちゃんの話だけでつくってもよかったのに……でもおねショタ要素があってそこは良い(良い)。
〇スパイダーマンホームカミング
ヒロインだと思っていた子がハリー・オズボーン的な境遇で次回作不安
市と正式に契約してる業者の仕事を一方的に取り上げて保証もなし&罵倒ってそんな奴いるか?なレベルで横暴だな、訴えられたら負けるだろう
ダメージコントロール局の雑な仕事のせいででそこら中に潜在的バルチャーが存在してそう
バルチャー側も不愉快なのはわかるが、武器の密造&密売より堅気の仕事がリスク少ないんだから社長に電凸なり裁判なりした方がよかったのでは
エレベーターの爆発とフェリー真っ二つが大体スパイダーマンのせいなのはメンターに似たせいか
〇アントマン
主人公「俺は自分の子供に誇れる人間になるぞ。もう不法侵入も盗みもしない。で、どんな仕事をすればいいんだ?」
博 士「あるところに不法侵入してあるものを盗んできてほしいんだ」
博士の鬼畜ぶりが一貫していて喋るたびに笑えた、特に「この技術はスタークに渡せない」は最高
言ってることには同意するがお前が言うなと
○打ち上げ花火上から見るか横から見るか
ダメでした
主役二人の棒読みが話題になってますが、ちゃんとした声優使っててもやっぱりダメだったと思う
君の名は人気に便乗したのか元作品には無い時間移動という要素を付け足しましたが、それがギミックとして役にたってないし、「だから何?」感が強い
主役達の年齢を元作品より上げて(小学生→中学生)スク水やらなんやら萌えをぶっこみましたが、小学生だから成立していた子供っぽさがおかしな事になってるし
◆パッセンジャー(2016年アメリカ)
パッセンジャーとは乗客の事。宇宙移民船で冷凍睡眠120年の旅の途中、事故で睡眠から目覚めた主人公。だが、目的地まではまだ90年かかる。他に起きてる人はいない。
再び冷凍睡眠に就こうと思って、アタフタするのだが、自力では無理と知る。そしてたった一人で一年間過ごすが、一人でいる事に我慢が出来なくなって、ついに眠ってる人を無理矢理起こしてしまう。
その頃宇宙船自体に異常が起こり始めていた。さてこの物語の行方は?って映画です。
たった一人で死ぬまで過ごすのは地獄だなって思ったけど、引きこもりニートなら耐えられるんじゃない?って思ったw視聴者もこの映画主人公一人しか出ないのかいって飽きて来た頃、絶妙のタイミングで二人目が起きる。それもスレンダー美人。
目の保養ができてナイス!でもイチャイチャ、ラブロマンスが続いて飽きて来た頃、バーテンロボがいらん事を・・ナイス!
そして絶妙のタイミングで3人目が、異変が・・・。この映画の面白さは視聴者を飽きさせないタイミング良さだなって思いました。
面白かったんですけど、腑に落ちない点がいくつか。建築技術史の主人公がクルー&宇宙船設計士並みに宇宙船に詳しい事、暇だから独学下にしては、天才過ぎる。火星に独りぼっちの映画を思い出す。
それから、熱を逃がしただけで問題解決かい!自動修復するんかい!まあ細かいことは考えちゃダメかwちょっとだけ大雑把な表現のまあまあ面白いSF映画でした。
◆神様の言う通り(2014)
世界中の空に立方体(UFO?)が現れ、高校生限定の神の子を選ぶための命がけの試練が始まった。
空から立方体・・異方・・神・・ザシュニナ・・。もしかして「正解するカド」の元ネタ?気の所為かなw
とにかく荒唐無稽で、意味不明、突っ込みどころ満載なサバイバルゲームのオンパレードで出来の悪い「カイジ」を見てるかのようでしたw
ただ、つまらないかというとそうでもなく、「深く考えるな、感じてもだめだ、ただ有りのままを楽しむ」ってスタンスなら結構面白い映画です。
よく見かける「謎解き・脱出・体感クイズ番組」を観てるみたいな感覚で楽しむ映画ですね。高校生ウルトラクイズってのがありましたがあれですね。ただし、罰ゲームは「死」なんですけど。
しかし、主人公たち以外のモブが無能すぎて、たまにイラっとします。もう少し演技や行動にリアルさがあればなあ。「だるまさんが転んだ」でも、最初の「だ・・」を言った時から動けよ。
原作は漫画ですか、全然知らなかった。「ガンツ」とかグロいサバイバル系好きならお勧めです。
◆罪の余白(2015年・日本)
いやあ、久々に精神的にきついハードな映画観たわー。でも辛いけど面白かったです。
親しい人に気まぐれ冷たくされ、いじめられ追い詰められた少女が、事故で転落死。その原因を探る父親と苛めの中心人物の女子高生とのねちっこいバトル。
よく復讐は何も生まない、虚しいだけっていうけど、それは綺麗ごとだと思うわ。虚しくても間違ってても後ろ向きでも、本人にとっては一生苦しみ悩み、前に進めなくなるよりは復讐した方がいいと思う。
先に手を出した人やイジメた人が、そのまま何の罰も受けないまま生きられる方が間違ってると思うわ。
つまり、苛めダメ絶対、自分にいつか跳ね返ってくるってことだよね。
この映画のいじめっ子は分かりやすく、自ら墓穴を掘ってくれたからいいけど、実際はこううまくいかないんだよね。
この父親の覚悟も普通の人には真似できないし。
胸が締め付けられるような、でもラストは少しスキっとする映画でした。
大人しい人を、都合よく使ったり、抵抗しないからと言ってイジメちゃ駄目だぞ。
・ワンダーウーマン
時代設定やらも相まってまさに超女戦記といった感じですね。19世紀の集合写真は何度見てもかっこいい。
B v S で一人気を吐いていたワンダーウーマン=ガル・ガドッドがとにかく美しい。お世辞でなく全カット美しかった。
相手役のクリス・パインは凄く良かった。他サブキャラ、敵の博士も良かったです。一次大戦前後の背景美術も好みでした。
問題は内容なのだ…。島の外に出てからはなんか大雑把で没入しづらかったですね。カタルシスが一次大戦の暗さを上回れなかった感もあり。
マーベルとの差別化もあるのでしょうが、戦争ドラマとかヒューマニズムよりも痛快なヒーロー活劇が観たいなぁ。
ホームカミングの後だけに余計にそう感じてしまいました。今思うにバットマン・ビギンズは最良のバランスだったのかも。
ジャスティスリーグは色々な事情で大変ですが、ジョス・ウィードン監督の力量を信じて待ちたい。
◆インフェルノ(2016年アメリカ)
インフェルノとは「地獄」。このまま人口増加すれば人類は滅びると考えた科学者が考えた、増えすぎた人口を減らそうとする計画を防ぐため主人公(大学教授)が活躍するサスペンス。
「ダ・ヴィンチコード」の続編なのか。ただのお使い謎解きではマンネリと思ったのか、味方と敵が何回も逆転したりかつての相棒(女性)を悪者っぽくしたり、主人公を記憶喪失にしたり、いろいろ面白くしようと頑張ってる。
が、結局宝探しクイズゲームなんだよねwでも面白かったです。ラストの水中バトルがもう少し見やすく面白かったらもっとよかったんだが、トムハンクスもいい年で、アクションは無理っぽいのが残念。ヒロインの方が強いんだもんなあ。主人公は判断力と頭の良さで勝負ってか。
一昔前の映画じゃあり得なかった、男女の役割逆転映画ともいえるね。トムクルーズもそろそろアクションきつくてこのヒロインに守られる映画になりそうw
しかし、敵はさっさと計画実行すればいいのに、主人公が来るまで何してたのって言いたいかなw
◆ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年アメリカ)
Never Go Backとは「決して戻らない」だが意訳して「振り返らない」って事かなあ?
前作「アウトロー」は覚えてないけど、有名シリーズ小説が原作。
いきなりだが、主人公がリーチャーで協力する軍人がリーチって、そのうちリーって拳法使いが出てくるんじゃないと思ったら、原作者がリーチャイルドだった。w
自分の名前を文字って理想の自分を描き自己投影してたのかは知らないw
話は放浪の元軍人が犯罪に巻き込まれ(いや自分から首を突っ込み)解決していくハードアクション映画。
今回は軍隊の腐敗を暴こうとしてと自分の娘かも知れない女の子と危険な旅をすることになる話。
黒幕ははあの「Tバック」さんだよねw最近は「ワイルドスピード」や「007」とかで見かけたけど、あの若槻のねっとり声ですぐわかったわw
内容に関する感想は、この映画の女性も格闘が強いね。その分頭が固い(悪い)気がしたけどw昔だとアクション映画では頭が良いのは女性で男は肉体労働が普通だったけど最近はだいぶ男女平等感がでてきたねw
といってもトムクルーズのアクションも健在。しかし続編作るなら早くしないと、若手アクション俳優になるんじゃないかな「ミッションインポッシブル」も。
アクションに次ぐアクションでなかなか見ごたえがあったけど、ライバルの敵がバトルマニアかと思ったらしっかり娘を人質にとって堂々と勝負しないのが残念でした。
あの護身術は捕らえられた時にいつか使うと思ったけどねw
スキっとしたい人におすすめの勧善懲悪サスペンス要素ありの映画でした。
しかしリーチャーにかかわった人は悉く死んでいきますなー。死神かよーお前w
◆ジェイソン・ボーン(2016年アメリカ)
CIAのプロジェクトにより、全くの別人ジェイソンボーンとしてスパイ活動をしていたが、記憶を失い自分の過去を探すためCIAと対立し、命を狙われることになる。
ただし、ジェイソンボーンは最強のスパイ、CIAのヒットマンたちを退けてきた。今回はついに自分の過去と殺された父親との関係が暴かれるのだが、CIA長官は真実が公になる前に彼を抹殺しようとする(またかよw)というスパイアクション映画です。
ところでこの映画はシリーズ5作目なのに何故この題名?また初めからやり直し(リブート)するのかと思えば、そうでもない。そういう意味で不思議な立ち位置の映画だなあって思いました。
さて映画の感想だが、相変わらず、臨場感を出すための揺れ揺れブレブレに分かりにくい映像と尾行追跡シーンが長い映画でした。
この尾行追跡が好きな人には好きなんだろうなあ、ワンパターンだけどね。
今回はボーン追跡に加え、ボーンの所為で敵に捕らわれた恨みを持つCIAスナイパーとコンピュータ・インターネット会社の社長(ビルゲイツみたいな感じ)とCIAとのいざこざも加わって、複雑で乱戦になるのかなって期待したけど、意外とシンプルな展開で肩透かしw
その上、ヒロインのCIA局員のリーさんが、簡単にボーンを信じて上司を裏切るは、上司を殺害して自分がのし上がろうとするわ、意味不明な引っ掻き回仕方をして、何このストーリー??って感じでした。
アクションも追跡シーンが長すぎて目が痛くなる。なんか視聴者に対するこれくらいでいいだろうみたいな怠慢・手抜き・妥協を感じました。
アクションもシナリオももう少し頑張ってって感じの映画でしたw
・銀魂実写版
最高点であり、限界点。そしてシャアザクとナウシカ。
構造は非常にシンプル。映画というには小さく纏まりすぎ。
ただし銀魂の実写化としてはこれ以上ない出来。
配役の妙が特に秀逸。邦画・ドラマにありがちなただのコスプレに終わっていない。
ちゃんと銀魂だけど、ちゃんと福田雄一のフィルムになっている。すごいですね。
・スパイダーマン ホームカミング
ヒーローモノであり青春モノであり、良い映画でした
MJが可愛かったのもグッド、といっても初代映画ぐらいしか知らないが
初代映画ではMJの何処がいいのかというのを好き勝手言いあってたのを思い出す
ホームカミングというタイトルも終わってみればスパイダーマンのコピーに寄り添う味わいのあるものでした
ソー三作目のタイトルがいつに間にか変わってた
ただロキが相変わらずロキってたので安心する
Dr.ストレンジの出番が多いといいな
・ワンダーウーマン
ガド・ガドッドが美しい、何やっても絵になる人ですよこの人
ドゥームズデイ相手にあれだけバトってたからアマゾン族の人たちも強いんだろうと思ってたら銃で撃たれて死んだのには驚いた
ダイアナクラスがゴロゴロいたらそれはそれで恐ろしいが
国同士の戦いに介入するのは正直どうなんだろうと思ってたけどアクションが格好良いのでどうでも良くなった
コミック的な戦闘が好きだったの今作も派手な画があって満足
それにより普遍的な立ち位置で戦うのが本編後なんだろうし
異星の敵とも戦ったことがあるらしいけどその時の話も見てみたい
ジャスティスリーグ予告
面白そうではあるけど何も設定とか知らないのでそういった層にも楽しめる映画だと期待する
◆グランドイリュージョン 見破られたトリック【原題Now You See Me 2(今あなたは私を見てる2)】2016年アメリカ
前作の「グランドイリュージョン」の内容があまり思い出せないwでも大丈夫だった、大体楽しめました。
内容は正義の手品師&盗賊集団ホースメン(5人組)が謎の組織アイからの指令を受けて世の中の悪事を手品を使って暴くというもの。
今回はインターネットを使って他人のプライバシーを覗こうとする会社ソフトの暴露(ん?ジェイソンボーンでも見たなw)をしようとしたら敵の罠に掛かって一網打尽にされるのだが・・って話でした。
さて感想、
前作のヒロインがリストラされて新メンバーに新たな女性が加わってきたのを見て、女優の旬って短いなって憐憫の情を覚えました。新しいメンバーの女性はなぜ正義の為とはいえ、一生追われる犯罪者になりたがるのだろうってその辺が腑に落ちなかったなあ。
後この映画製作者は「ルパン三世」がお好きなのかなwなんか全体的に似てますなあ。
あと手品(イリュージョンね)といいながら、魔法並みに便利すぎるだろう。しつこいカード飛ばしパスと催眠術のことだよwもう超能力者だよ。
正義の秘密組織アイのマークはグリニッジ天文台の天井なのねん(意味が分からない人はぜひ映画を見てください)。
最終的な感想としては、まあまあ面白かったかな、都合よすぎるきらいはあるけどね。
FBIもロンドン警察も警備員も「ルパン三世」の銭形と警察並みに間抜けでドジっ子でしたwまあこういう映画ではしょうがないけどね。待てールパーン!。
◆ザ・コンサルタント【原題The Accountant(会計士)】2016年アメリカ
まず最初にコンサルタントとは会社を診断して助言を与えたりする職業なので、会計士とは微妙に違うと思います。
そしてこの映画は思ったより伏線が多くて複雑で推理力・読解力・物事を整理する能力と多少の経営知識を必要とします。
かなり難しい映画だと感じました。
そして、自閉症の計士の正義のヒーローというかなり特殊なスーパーマン映画って所がとっても新鮮な映画でした。
主人公の過去(やばいくらいの精神的障害持ちだった)が現在の無敵の敏腕会計士とどう繋がるのかってのも見どころの一つです。
はっきりいって、「ジェイソンボーン」「インフェルノ」「ジャックリーチャー」よりも新鮮さ・外性という部分で面白かったです。
一回見ただけでは」分からない部分が多くて(特にクレイジーエディと社長の妹の株公開の話)、何回も見直しました。
クレイジーエディとはロボティック社の会計士エドですかね?何故妹が殺されたのかは、不正の首謀者だったから?
でも社長の妹を社長が殺すでしょうか?多分主人公の弟が勝手にやった事なのか、社長が親友エドが死んだのを恨んだのか?そこが一番の謎です(自分にとって)。
あとは、母親が出て行ったのは自閉症の息子の教育方針が父親と違ったからか、子育てに疲れたからなのかな。
FBIの上司が見て見ぬふりをして、主人公が敵を全滅させてるからいるから、この犯罪暴露通報システムがうまく作動してますが、かなり危うい綱渡りだなあ(顔も家も武器所持もみんなにバレたし)。この先どうやってFBIと上手く付き合って行くのでしょうか。
その辺は「ジャックリーパー」「ジェイソンボーン」といい、常に犯罪者や警察から追われるダークヒーローと同じで都合良すぎですね(ちょっとその点が不満)。そういう常にびくびくして生きなければならない日常を見てみたいですw
もう一つ、仕事人の弟(ラスボス)がスイスで行った脅しは、ロボテック社の株を空売りしてた相手だったんですねw
とにかく面白かったけど、ぼーっとして楽しめる映画じゃなかったです。頭使います。
◆ゴーストバスターズ)2016年アメリカ)
1984年の映画「ゴーストバスターズ」の焼き直し)リブート)。但し配役を男女逆転してあるみたいで、主人公たちは全員女性。
内容は幽霊退治の4人組チーム「ゴーストバスターズ」が活躍するドタバタギャグ映画です。
ストーリーとかぶっちゃけどうでも良くて、お祭り馬鹿騒ぎを楽しむ映画だと思う。でもなあ、前作も音楽は良かったんだけど、ぶっちゃけあんまり面白いとは思わなかったのに、今回は女性お笑い芸人の滑り気味な笑いと、女性の見たくない醜い部分が強調されていて、「チャーリーズエンジェル」みたいなお色気美人が生意気な事をするならまだしも、おデブちゃんや奇天烈な女性が汚い言葉を吐き、奇妙な行動をずっと見るのはあんまり笑えなかったなあ。
お笑いはやっぱ男の方が笑えるわ。女性向けなのかなこの映画。ゲイみたいな受付アホイケメンが出てくるし、ラスボスに向かって「不細工」な顔だとはっきり馬鹿にするし、女性向けのお笑いだなあって感じた。
でも音楽は良かったよ。あとはお笑いの好みの問題かな。自分は続編はあまり観たくないかな。長いスタッフロールの後で、続編の予告みたいなのが・・・ズールって次の敵?
・関ヶ原
面白かったです。
真田丸とはまた違った石田三成がなかなか良かったです。
役所家康はまぁ期待通りだったんですが、岡田君も人間的に小さいくせにある意味魅力的な石田三成を見事に演じてくれてました。
官兵衛がウソのようだ……
まぁ三成は原作でも浮世離れした青臭さがあるので、時代小説の改変にありがちな現代的価値観のセリフもそんなに違和感ないのも良かったです。
そして、関ヶ原に至るまでの展開のクオリティの高さは見事としか言えませんが、確かに原作を知らない人には字幕がいる作品ですね。
早口もそうですが、ナレーションは諱呼びなのに、登場人物は前置きもなしで官名や通称で呼び合ってるからなかなか混乱させられます。
『コウシュウ(甲斐守)』が黒田長政だととか暫く気付かなかったよ…
・スパイダーマン ホームカミング
自身の感想もここで既に言われてきってましたw
まぁでもこのシリーズが前作までよりも断然好きかなー
〇ワンダーウーマン
内容自体は好評っぽいのに主演女優の発言のせいで公開中止になった国があるとかもったいない
〇ミザリー
アニーが思い出帳と称しているデスノート(物理)が怖すぎる…どーいう意図であれらの新聞記事をスクラップしてるんだ…勲章?
なくなった旦那さんの記事がないのは、アニーが手を下していないからか、それとも単に記事にならなかっただけなのか
そもそも旦那はなんでアニーなんかと結婚したのか
保安官が何も言わないうちから家に訪れた理由を察して即座にそれっぽいウソをでっちあげる、
婦長にまで出世、ペンギンの置物の向きを覚えている、と性格と外見以外は優秀なのが本当にタチ悪い
アニーがポールの足をへし折るシーンは思わず声が出そうになるくらい生々しくてきつい
ポールの復讐は原稿を焼き払う、豚のミザリーの像で殴打、致命傷はタイプライターと因果応報が決まってて爽快感はあった
専業作家とは思えない華麗な掌打には笑ってしまったが
○新感染
ゾンビパンデミック物
証券会社のエリートである主人公は幼い娘の学芸会に行けす、誕生日のプレゼントも前回と被っていたお詫びに、別居中の母に会いたいという彼女の願いを聞いて早朝に釜山行き高速鉄道に乗るが、社内には感染者が入り混んでいて…
最初に揉めた兄ちゃんは妊娠中の嫁を守るべく果敢に戦って散り、高校の野球部の少年は、ゾンビと化したマネージャーの少女と運命を共にし、足手まといっぽいホームレスは実際に足手まといだったけど最期は幼い少女と妊婦を救うべくゾンビに挑んで散り…
そして自分さえ助かれば良いというバス会社の常務は乗務員や女子高生をゾンビの前に突き飛ばして囮にしようというクズで、こいつのせいで被害が拡大した感ある
同じく自分達さえ助かれば〜的な一団がその考えのためにゾンビに襲われたのはちょっとカタルシス
ゾンビ化した常務と最後の戦い!
勝つには勝ったが噛まれたため、妊婦に娘を託して、列車から飛び下りて散る
釜山手前のトンネル入り口にはバリケードが組まれ、出口には軍隊が張っていた
感染者が入り込もうとしたら射殺するためである
学芸会で父に聞かせるために練習した歌を歌って妊婦さんを元気つけようとした、正にその歌を聞いて軍は感染者ではなく生存者であると判断して射殺命令撤回
二人は救助された
なかなか良い話でした
かがみさんのハイロー2の感想にちょっとツッコミたい。
かがみさんのハイロー2の感想にちょっとツッコミたい。
全体的には同意なんですが、『ゼロじゃない』どころか、ロッキーの勝利は「文脈バトル」そのものじゃないですか……。
台詞を極力廃して映像とアクションで魅せているから、そう感じないだけで。
”助けに来てくれたコブラに「うるせーバカ」と返した後に、コブラからもらったバンダナを拳に巻いて殴り勝った”に
集約されていますが、ロッキーvs蘭丸は互いの「勝つ理由/負ける理由」が文脈で示された結果通りに決着していますし、
そもそもハイロー2のネームド同士の戦いはすべて文脈バトルです。
対戦する両者の勝つ理由・負ける理由が揃った場合にその通りの結果が出て、それが出尽くしていない者同士のバトルは決着が付きません。
(戦闘シーンそのものが無い対決もあるぐらい。もちろん続編ありきという部分もありますが、それも材料が出ていないこととイコールです)
・ダンケルク
つ、疲れた…。なんて気の休まらない作品なんだ。とにかく疲れる、と同時に凄く良い映画でもありました。
戦争物としての迫力や緊張感はもちろんですが、市井の人々の素晴らしき人間性、何気ない一言や仕草に胸を打たれたなぁ…。
負けて全てが終わりじゃない、勝負はまだこれからだぜ 的な静かな熱さはノーラン監督作の一番の美点だと思います。
ただ時系列が前後、重複するあたりはノーラン監督にしては珍しく少し分かりづらかったかな?
・ジャスティスリーグ予告編
ヒーロー勢揃いのカットはやはり胸が高鳴る。不安はあれどもなんだかんだでめちゃくちゃ楽しみにしてます。
フラッシュが若さと明るさできっと何とかしてくれるよね? DCはもう少しコメディ色があってもいいのではないかなー。
●ダンケルク
やはりノーラン監督作に外れなし。
今回はセリフが少なくストーリーは薄いものの、それでも終盤のセリフはしっかりと印象に残る。
とにかく全編に渡る映像、音声、BGM全ての作り出す臨場感と緊迫感が圧倒的。
「ハートロッカー」においてはそれでも後半には観る側の感覚が麻痺してしまいそれが作品の皮肉でもあったのだが、
本作では作中での緩急を効かせた構成が最後まで緊張感を持続する。
特に駆逐艦内での一時のやすらぎの直後に艦が撃沈されてしまう展開は正に賽の河原というべき戦場の絶望感を演出している。
全体的に灰色がかった映像の中において鮮やかな民間の船と最後の夕日の対比も定番ながら効果的。
敗走し命からがら帰ってきた兵士たちを市民は暖かく歓迎した。
役立たずとの誹りではなく、戦火を生き延びた人々は祝福を受ける権利がある。
戦争映画のイデオロギーから距離を置きつつ、新たな戦争映画として記憶に残る作品だ。
・エイリアン:コヴェナント
前作プロメテウスもそうでしたが、今作も人を選びそうな感じですね。
内容的には… まぁそうなるよね、みたいな。特にこれといった印象はなかったですが、
さすがにクリーチャーに関しては圧巻の出来。奇怪な動きや生々しい血飛沫は怖気をふるいます。
そして今回もやらかしまくるクルーが(笑) まるでB級ホラーの厄介キャラのようだ。パニックになる気持ちは分からんでもないけど。
今更詮無きことですが、やはり前作でスペースジョッキーの大いなる謎を明らかにしてしまったのは大失敗だった気がします。
全く何もわからないからこそ不気味で怖いのであって、タネが割れてしまったらもうそこには神秘的な恐怖は存在しない…。
とか言いつつ、神秘のカケラもないエイリアン2が一番好きなんですけどね。2は誰が観ても傑作だと思う。
さて新ブレードランナーはどうなるか… 秀作にしろ凡作にしろ、事前情報無しで観に行って思い切り振り回されたいですね。
○エイリアン コヴェナント
要らんことばっかりやって、やるべき事をやらんクルー達に草不可避
つかウォルター、最新型とか言って負けたんかい
・猿の惑星 グレートウォー
ひとまずは完結編ということでいいのかな? まさにシーザーサーガを締めくくる(上映時間的にも)大長編でした。
アンディ・サーキスの業前か、もうシーザーの顔が人間にしか見えないですね。ウディ・ハレルソンも名演。
旧・猿の惑星の原作は読んでないのですが、どういった経緯で書かれたものかは知っているので、
途中の強制収容所のシーンは幾重にも感じ取れるものが。良くも悪くも多くの人に響くのではないかと。
余談。マット・リーブスは次のバットマンを監督するとのことですが… 前作今作と見応え充分だったので大いに期待したいです。
・ブレードランナー2049
バティスタにステゴロで勝つ時点で新型レプリカントの優秀さが分かる。が、超人強度がちょっと分かりづらかった。
どこまで大丈夫なのか、どこまでやったら死ぬのかが脚本の都合に左右されてしまっていたような…。
VRヒロイン、ジョイはとにかく可愛かったです。R・ゴズリングは男前だけどその辺にいそうな気安さがいいですね。
ビジュアル的には最早、誰も見たことがない未来 という感じでもなく。まぁ前作が多くの作品に影響を与えた元祖ではありますけども。
いつかこんな映画のような未来が来る、という夢想が通用しなくなった昨今、近未来SFは中々に厳しいのかなぁとも思ったり。
・予告編
COME TOGETHERがバックに流れてるだけでジャスティスリーグへの期待度がグンと上がった気がします。ノリの良さって大事。
あともう何度も目にしてますがマイティ・ソーの『移民の歌』も満を持して、という感じで素晴らしい。
◆ねらわれた学園(1981年)
初めて観たのだが、音楽は名曲なんだよなあ。薬師丸ひろ子さんもそれなりに可愛いし。
アニメ映画の方もいまいちだったけど、これも何か実験映像映画っぽくて一回見たらもういいかなって感じでした。
でも、最初のコマ送りオープニング(主題歌「守ってあげたい」と合っていて)は雰囲気抜群で、大変好みでした。
内容は金星人?が地球を支配する第一段階として、主人公の通う学園をマインドコントロール(命令に従順な人間に)で支配しようとする。それに気づいた主人公(超能力者)が阻止しようとする物語です。
最初の15分は当時の雰囲気が感じられてとても微笑ましく楽しく観れました。昔の高校って大学みたいなクラブ勧誘をしてたのか、面白くするための創作なのかはわからないけど、クラブ同士でダンス合戦で新入生を勧誘し合うのは楽しかったです。
また、規則なんて糞くらえの自由重視な校風、成績重視先生VS体育重視教師の対立がいかにも昭和だなあって微笑ましかったです。
ただね、金星人が現れた時のショック(その恰好)が自分の許容範囲をはるかにオーバーして、呆然としましたよw当時はアレがカッコ良かったのかなあ。あとラストの対決が学生の劇を観てるみたいで、ちょっと悲しくなりました。
でも色々な斬新な映像は色んな工夫がなされていて頑張ってるなあっては感心しました。
そうですね、演出や映像効果が外国映画「ザナドゥ」っぽいというか、影響を受けてそうな気がします。やたらローラーを履いてるのもそうかな。
でも、今の学園物映画に無い温故知新的なものや影響を与えたものが沢山見つかる映画だと思います。ストーリーさえ気にしなければ、結構笑える賑やかで楽しい映画ですよ。
出演者に大山のぶよさんって、あのドラえもんの人なのか?それとちょこちょこ無理矢理映り込む、サングラスでロックっぽい人は誰?w
◆天河伝説殺人事件(1991年)
中森明菜「二人静」(彼女の歌の中で一番好きです)で有名な(有名かな?)、素人探偵&ルポライターの浅見光彦シリーズの映画化。
事件は新宿でサラリーマンが毒殺され、手に持っていたお守りが奈良県の天川村天河神社の物だった所から、舞台は天川村へ。偶然、能の取材に来ていた主人公が事件に巻き込まれるというストーリー。
ミステリー好きな自分としては、なかなか見ごたえがあって面白かったです。ただ、半分観た時点で跡継ぎのお母さんが誰だか分かっちゃって、事件全体は大体こんな感じだろうと推理したらその通りで、意外性やどんでん返し的なものはあまり感じ無かったかなあ。
でも導入部分はかなりワクワクしました。最初に抱き合っていた二人は能の後継者(男の方)と恋人だったんだね。
あとは出てくる俳優が懐かしいというか有名俳優が多くて、豪華でした。それと金田一耕助役の石坂浩二さんが主人公の兄貴って所でクスッと来ました。
第二弾第三弾作ればいいのに、あまりヒットしなかったのかなあ。
ミステリー好きにお勧めの、丁寧に作られていてかつ笑い処も十分な映画でした。関口さんの「二人静」も好きですね。ていうか、能の二人静の場面が無かったのが残念w
それと、伝説って薪能の時に結ばれた恋人は不幸になるってやつですかね。空の天の川とは関係ない映画でしたw
・マイティソー バトルロイヤル
冒頭は分かるけど、まさか劇中にもう一回流れるとは思わなかったなー。やっぱりツェッペリンは最高だぜ!
内容は超王道スペースアドベンチャーって印象でした。脳筋しか出てこないからクドクド ジメジメ 一切無し(笑)
前2作とは打って変わってコメディ色が強い今作。関連作で皆キャラ立ちまくってるから何気ない会話がめちゃくちゃ面白かったです。
ロキさんとかもう画面に映る度に客席から笑いが起こるレベル。愛されてますなー。
ソーは相変わらずカッコイイしロキさんには終始癒されましたが、今回は何と言ってもケイト・ブランシェットに尽きますね。
恐ろしくも神々しい、まさに死の女神のような気高い雰囲気が最高でした。ガル・ガドットのワンダーウーマンに勝るとも劣らない美しさ。
◆砂の器(1974年製作)
調べたら5回ドラマ化されてる有名な作品なんですね。今回観たのは松本清張原作の映画版です。
内容は東京で殺された身元不明の初老。犯人の手掛かりは東北弁と「かめだ」というキーワード。
二人の主人公刑事(丹波哲郎と森田健作)を中心に描かれる日本縦断するミステリーです。
初めて観たのですが、導入で引き込まれました。事件の経過とかが文字で説明され解りやすいのも親切でいいですね。
あと、意外と若い頃の丹波哲郎って結構渋いイケメンですねw森田健作(現在は千葉の知事だっけ?)はエネルギッシュな猛犬みたいです。緒形拳はいかにも正義感溢れる生真面目な感じですね。あと、渥美清(男はつらいよ)も出てました。豪華だなあ。
それと役者たちの演技が上手い。実在の人物じゃないのって感じさせるくらいみんな自然でなじんだ演技をしてます。
それから怪しい天才作曲家が出てくるんですが、某インチキ作曲家とダブってみえて、出てくるたびに苦笑いでしたw
あと、主人公は出張ばかりしてるので、「出張刑事」ですねw
あと特筆すべきは、犯人逮捕までのプロットが凄い。ちょっと推理に強引な部分もありますが、濃密で捜査が丁寧でリアルさがありかつ二転三転して、目が離せないほど面白かったです。
それと、スケールがでかい、捜査範囲が秋田・東京・島根・山梨・岡山・石川って・・旅映画ですかw
ただね、惜しい点があって、殺す理由が良く分からない(動機が弱い)のと、ラスト20分位にわたってコンサートの曲と「父と子」の放浪旅のシーンが長い、堪え性の無い人はちょっと辛いかも。
いや、そこがこの映画を傑作たらしめているメインな部分なんですけどね。音楽はいいし、何回か見ればそのシーンの良さも分かってくると思いますが。
考察をちょっと
この映画の制作当時、ライ病患者って差別の対象だったんですね、今でいうとエイズ患者みたいな。
それから「砂の器」という題名は何を表してるのかって部分ですが、犯人の心情だと思います。砂の器のように脆い心、少しの衝撃で壊れる心(犯行理由に繋がった?)、芸術家の不安定で繊細な心という意味ではなかろうかと思います。
犯人は父と別れてで強く生きようと器(心の形)を作るのですが、それは砂で作ったように脆い器であったって事でしょうか。
あともう一つ疑問なんですが、最初の秋田の村でウロウロしていた怪しい人物はなんだったんでしょうねwもしかしたら犯人が昔、父と旅していて迫害に遭った場所を訪れていたんでしょうか。石川→秋田→島根って旅したのかなあ。
それと、旅した時期って戦前なのかな。
いやあ、子供が旅の途中でいじめられ足り、学校を眺めたりするシーンにはちょっとウルっと来ましたわ。もう一回見たらまだ別の感動があるかもしれません。
原作と違ってる部分が多いらしいので、原作も読んでみたいなって思いました。
・アトミックブロンド
冷戦終結前夜のベルリンを舞台にしたスパイアクション。シャーリーズ・セロン版の『ソルト』というのが一番しっくりくるかな?
思った以上にアクション少なめ・謀略多め。その割に伏線回収が雑なせいか、折角の80年代の名曲たちが何処か虚しく響く…。
アクション監督に真面目な作品は鬼門だなー、と再認識しました。シャーリーズ・セロンがとにかく格好良かっただけに惜しい。
アクション映画狂いの身からすると、やはり10分に1回は地獄のようなアクションがないともう退屈で退屈で…。
共演はマカヴォイやソフィア・ブテラと豪華だったので、もっとシンプルな作りなら現世代ヒロインアクションの決定版になっていたかも?
ちなみにヒロインアクションの私的オールタイムベストは『ロングキス・グッドナイト』です。
・IT それが見えたら終わり
最初の排水溝のところが一番怖かったです。うおお、やりおった…! みたいな。
直感的にわかりやすく怖いし、少年少女たちの演技は上手いし、悪たれ共のいじめは胸糞悪いし…、
スタンドバイミーかヤングゼネレーションのホラー版のような雰囲気。青春エンタメとしても良くできた作品だと思いました。
鑑賞後は、もし子供の頃の自分があの怪現象に遭遇したらいったい何を見ただろう… とつい考えてしまったり。
・シン ゴジラ 地上波放送
面白かったです。エヴァの決戦BGMは笑いましたが、思った以上にマッチしてた。
CGのぎこちなさは終始気になったけど、実写の作り込みがいちいち凄すぎて圧倒されました。脚本(台本かも)と演出の隙間の無さも物凄い。
ラストカットは薄気味悪い尻尾でしたが、何か含みがあるのかな? 続きが作られるのなら今度は劇場で観たいですね。
>>655 みる子さん
>ラストカットは薄気味悪い尻尾
あれはゴジラ第5形態である小さい人型の個体が生えてきてる状態ですね
作中で巨災対の学者のおっさんの予測の一つとして「ゴジラが群体化する」ことがありましたが
これが現実になったわけです
人に近い形を取りつつある理由としてファンの考察では
・自分を追い詰めた強敵である人間を模倣しようとした
・実はゴジラには牧教授が取り込まれており、そのDNAに影響された
といった説をちょくちょく見ます
あと、ラストの矢口とカヨコの会話シーンではまだ第五形態が生えてないようにも見えるので
・ラストカットは実は時間が経ったあとであり凍結が破られかけている
・最初から凍結でもゴジラを封じきれていなかった
という解釈をするファンもいますね
>>656 heavyhandさん
補足ありがとうございます。まだまだ更に進化するつもりだったのか… 頑張り屋すぎる。
確かにどっちにも取れるというか、どっちも頷きたくなる説なんですが… >人型への進化
初上陸した際、既にTレックスのなりかけ(二足歩行)みたいだったので教授を真似ていた可能性の方が飲み込みやすいですかね。
何の工夫もなく上陸したらまずイグアナみたいになっちゃうんじゃないかなーと思うので。
いやでも群体化するっていうなら、人間社会が一つの群体生物とか社会性昆虫みたいなものなので、
人間とやり合った経験を活かして〜 の可能性も捨てきれないのか。うーん… やっぱりどっちとも取れますね(笑) 奥深いです。
ゴッドオブエジプト
真面目に見てたのに「俺は超合神だ」の一言で全て塗りつぶされた
何も間違ってはいないけど実際に見るととんでもねえインパクト
そしてそこまで言ったのにホルスに普通に負けるのがウケる
地球が丸くなかったりラーが空にいたり神話を描いてたのは印象的
マイティソーバトルロイヤル
冒頭、前2作とは違うノリで不安になったが全くの杞憂だった。個人的にシリーズ中最高傑作
ドクターストレンジも存在感発揮して満足
ロキもだけどソーもかなり笑いの神だった
髪切られる時とか最高に情けなかった
助けてーはあんなことやってたらそら裏切られますよ
それでもあんなに格好良いんだから反則
VSハルクはゴリゴリの殴り合いで一番面白かった、やっぱ戦闘は吹っ飛ばされてナンボ
ヘラは髪かきあげる仕草が美しい
強い、硬い、速いのストロングスタイルで覚醒したソーですら歯が立たないの納得の描写
ヘイムダルの殺陣はダークソウルで大剣キャラ作りたくなるくらい惚れ惚れする
ジェーンは今後出ない事確定なんだろうか
ペッパーの件もあるからよう分からん
ラストは百パーロキの所為
・GODZILLA 怪獣惑星
同じ作戦を2回説明したり、仕方ないとはいえ誘導作戦が絵的に同じことの連続になってたり
燃料切れる切れる詐欺みたいになってたところが気になったと言えば気になったけど
全体的に満足だった。
特にラストのメカゴジラの引きは事前情報も何も無しに行ってたのでかなりテンション上がった。
何も無しとは言うが「虚淵ィ!」みたいな反応は見てた、けど言うほど虚淵ィって感じではなかったかな。
お母さんゴジラ(?)はずっと可能性に触れられてましたし。
・ジャスティスリーグ
色々不安だったけど、心配いらなかったです! 面白かったー!
やはりフラッシュは正義でした。DCに於けるスパイディかってくらいの賑やかし。JOJOっぽいバトルも迫力充分。
監督交代の影響であることは言うまでもないでしょうが、随所にアヴェンジャーズのような明るさが感じられるのも良かったです。
最低でも『マン・オブ・スティール』『バットマン vs スーパーマン』は観ておかないといけない作りなのが短所と言えば短所ですかね。
小ネタではありますが「彼らは宇宙に帰ってしまったのか?」はちょっとしんみり。
あと毎回言ってるけどガル・ガドットが超絶に美しいです。今回も全カットキメキメ。
噂されるアルティメットエディションも見たいは見たいので、ディスク版で追加してくれたらなーと。
ジャスティスリーグ
次回作や関連作にも期待できる面白さで満足
アクションもみんな格好良くてイケイケゴーゴーなノリも合わせてテンション上がる
予告でもみせた剣蹴り上げてから剣を掴む一連のシーンは実に様になってる
アクアマンは年齢的に若いのかな?
見た目正直おっさんなので判断出来ない
そしてマンオブスティールの時点でアクアマンはスーパーマンを助けてたと
そういうさり気なさをBvSで出来てたらもっと良かった気がするが今作の出来の前には些事か
座頭市喧嘩旅
チクショウと瞽連呼で笑っちまった
特にチクショウはくっころ感に溢れてる
ていうか座頭市若! テレビシリーズは後年の作品だったのか
座頭市の名前の通ってなさと市の人間性が作品の若さを感じさせる
◆グランドホテル (1932年 米)アカデミー作品賞受賞作
1932年といえば第二次世界大戦前ですね。グレタガルボってモード系のブランドかと思っていたけど有名な俳優だったんですねw
あと、ドリューバリモア(ETに出演)の祖父が主人公なんですね。なんか凄く時代の繋がりを感じる映画です。
ストーリーはグランドホテルに偶然止まった5人の客の奇妙な運命の一期一会、人生の交わりすれ違いを描いた物語です。
主人公ガイゲルンはギャンブルの借金でホテル泥棒にまで落ちぶれた男爵。
グルシンスカヤは人気が衰え、神経質になって公演も休みがちなロシアのバレエダンサー。
ブレイジングは経営危機に瀕して、明日重要な会談を控えた体育会系の会社社長。
若き女性フレムはハリウッドスターを夢見る速記記者(臨時秘書・書記みたいな感じ)でブレイジングに雇われてホテルにやってきた。
クリンゲラインはブレイジングの会社でこき使われて、病気で余命いくばくもなく、残りの人生をホテルで豪華に過ごそうとしている会社員。
その他戦争で顔にやけどを負った、ストーリーテラーっぽい役の博士(医者)や妻に赤ちゃんが生まれそうでやきもきしているホテルマンとか出てきます。
物語は30分を過ぎたころから、借金のため主人公がバレエダンサーの部屋に盗みに入る所から面白くなりましたね。
最初主人公は女たらしのお調子者で気持ち悪かったのですが、実は人情に脆く、寂しがりやの紳士だったんですね。まあ、話自体は何だこれ?って?がつくような投げっぱなしで、何が言いたいのかすぐには分からなくて、すごく面白いとは言えませんでしたが、
作られた年代(戦前)を考えると、なんが地味でも丁寧に作られていて時代の深みがあって、結構面白く観れました。ホテルでの日常一部分を切り取って、毎日色んな思いがけないドラマがあるんだよって見せてる感じですか、派手なアクションとかCGとかなくても、味わい深い映画でした。
「有頂天ホテル」の元ネタらしいですね。というか「グランドホテル形式」という言葉を作った映画らしいです。
ちなみに、ギャンブルで設けた14000マルク(当時1マルク=0.864円)を「今」の日本円の価値に直すと、計算が間違ってるかもしれませんが、約3456万円ぐらいになると思います。一生は遊んでは暮らせないですねw
しかし、主人公に関しては、ああ無情ですねw
・機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER
冒頭のア・バオア・クー決戦からして物凄い作画と戦闘描写で大満足。濃密すぎる1時間20分でした。
新ヒロインのビアンカは原作より少し幼い感じがしますが、その分かわいらしくなってて好印象。
宇宙編よりも地上に降りてからの群像劇が好きなので、省略せずにやってくれるのは嬉しいですね。早く海上都市編が観たいなー。
同時上映のトワイライトアクシズは構成が分かりづらかったけど、簡易デンドロビウムは中々に格好良かったです。
主役2人は『ジョニー・ライデンの帰還』にも登場してたので、どうせならそっちも映像化してほしかったり。
◆レベッカ(1940年・米)アカデミー作品賞受賞作品
うわあ、戦時中に作られた映画ですねw白黒で派手なアクションは無かったものの、まあまあ面白かったです。ヒッチコックの作品。
ストーリーはモンテカルロで偶然出会ったキャロライン(主人公)とマキシム(男爵)は惹かれ合い、その場で結婚して故郷コンウォールのマンダレー屋敷で生活することになる。
しかし、どうもメイド長の様子がおかしい、嫌がらせをされるし、自殺した前の女主人「レベッカ」と比較される。マキシムも自殺した前妻の「レベッカ」の事で病むほど悩んでいて、たまに辛く当たってくる。
ぎくしゃくし始めた生活の中、ある日レベッカの従弟と名乗る男が、勝手に屋敷に入ってきて、メイド長と密会してる所を目撃してしまう。レベッカとはどういう人物でなぜ自殺したのかが気になってくる主人公だが・・って感じです。
常に無表情のメイド長ダンバース(ダニー)が不気味ですね。自分だったら解雇しますよ。あそこまで嫌がらせされて、なぜ主人に黙ってるんでしょうかね。
物語が大きく動くのは1時間を過ぎたころからかな。それまでは、昔の貴族の生活や昔の生活、昔の美男美女や昔の男女の付き合い方などを楽しんでくださいっ、温故知新。いやあ、貴族の旦那が強引でキザ!、女の方は従順で一途!今とはかなり違うかも。
あと、メイド長はなんであんなにレベッカにゾッコンなのかな。レズなのかな?
あの事件あと、主人公たちはどこでどう生活をしたのかお金は大丈夫なのかが気になります。
最後に、「レベッカ」といえばラズベリードリーーム♪の方を思い浮かべてしまいますわw
◆地上より永遠に(原題: From Here to Eternity)1953年・米 アカデミー賞受賞作品
まず題名の「地上」は「ここ」って読むんだね。それからパッケージをみると戦争物にみえたけど、実際は軍隊の人間模様を描いたヒューマニズム物でした。
ストーリーは1941年(第二次世界大戦だが、まだアメリカが参戦してなかった頃)のハワイの歩兵隊(陸軍)に主人公が転属してきたところから始まり、彼は上司の命令(軍のボクシング部に入れ)に服従しなかったため、軍隊内で苛めを受ける。ある日中のいい親友とハワイにある軍隊行きつけのクラブに行き、そこでヒロインと恋仲になる。
一方親友の方は営倉の看守長ともめて、恨みを買ってしまう。そしてある事件で営倉行きとなったその親友は、暴行を受けて軍を脱走してしまった。一方、主人公の上官であるウォーデン軍曹も、陸軍をまとめる大尉の奥さんに同情して恋仲(不倫ですね)となってしまう。それぞれに問題を抱えながら、1941年12月7日の真珠湾攻撃の日(太平洋戦争開戦)を迎えてしまうという内容です。
実際戦争シーンは迫力はあるものの、約12分ぐらいでオマケといった所かな。といっても、映画「Uボート」で帰港して一息ついた所に空から奇襲され壊滅させられたくらいの驚きはありました。日常から非日常に落とされたかんじですね。
でも、メインはその日までの人間関係のアレコレ。恋あり喧嘩あり友情あり復讐ありイジメあり、なかなか面白かったです。
特に軍隊内での男同士のさばさばしてかつ情に厚い友情がなんなくカッコいいなあ、こんな軍隊だったら悪くないかもって思いましたね。これも温故知新、現代では忘れかけてる古き良きものですね。上司たちイジメにガッツで立ち向かい、それを見た友達は気晴らしに遊びに誘う、友達がピンチの時は命がけで立ち向かう。そして、理解ある上官と時には飲みながら語り合う、そしてひとめぼれから始まる恋。青春だねーw
この映画を見てると、戦争時じゃない軍隊は体育会系クラブですねw
だからこそ、親を亡くして寂しい主人公は軍隊が好きなんだろうなあ。戦争が始まった時、軍隊の仲間のために軍に戻ったんだろうなあ。ラストが何とも言えない虚しさが漂うけど、それ以外はなかなか面白い作品でした。
あと、上官とのボクシングシーン(喧嘩)、昔のトラウマの所為で顔が殴れない主人公(あしたのジョーかなw)が逆転勝ちする所がなかなかの見どころです。もうひとつ、アーネストボーグナインとのナイフでの決闘シーンは自分としてはごまかさないで全部見せてほしかったなあ。でもいい作品。
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