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プチ自慢!

1ガリガリ:2006/04/13(木) 06:19:28
どうせド○テイ捨てるならココで売れ!
ちなみの俺は初回60万、ツレは50万でいけた
マジ自分しだいだと思うよ
http://s-url.jp/?91

563ドニ男:2006/06/19(月) 00:10:30
>562
「良い所、だよな。」
(その言葉を受けて、ポツリと漏らすのはそんな言葉だ)

「……あぁ、いや。
 この店にしたって、そんな事を気にして営業している…。
 他の店だって…殆どが、互いを支え合う様に機能してるだろ?
 古い町なのに厭な感じがしないってのは、そんな理由じゃないかなって思ったんだ。」

歩くのが苦にならないのは、そんな理由からか。
そう思いつつも、其れだけではないと、頭の中で苦笑する。
恐らくは、先程までの反動だろう。
そう、思い込む事にはしたが、それが間違いなのは明白だ。

564シル:2006/06/19(月) 00:23:29
>>563
「家や建物が、記憶に残る。そういう町なんでしょうね」
 バス停のベンチに腰掛けて、シルはふぅ、とため息をついた。
けして、不幸せそうではない吐息を。
 
「ドニーは、今までをのろっていますか?
 今までの生を、今までの生き方を」

565ドニー:2006/06/19(月) 00:28:27
>564
「あぁ、俺は行き方……というよりも、自分自身が許せない。

 さっきの事も確かにそうだが、俺は余りにもチャンスを掴めず、選択肢を誤った。

 …だけど。
 生き方や、これまでの生その物は…決してのろわしい物じゃ無いと思ってる。
 それをしてしまったら、俺を支えてくれた人達にも悪いだろう?

 …そういうシルは、どうなんだ?」

566シル:2006/06/19(月) 00:36:05
>>565
「私は、呪いました。
 自分はおろか、世界をも。何もかもを、呪い尽くしました。
 
 ドニー、知っていますか?世界を滅ぼすなんて、簡単なんですよ。
 何もかもを憎むだけでいい。

 それだけで、世界はとても息苦しくて、つらい場所になってしまう。
砲弾も戦争も必要ない。たった、それだけ。
 
 それだけで、居心地のよかった世界は、簡単に滅んでしまうんです。

 ……それに、私は気づけなかった。
 いえ、今も……きっと、気づけずに居る。この世界ではないどこかで、
私はきっとそれを呪っている。呪うことで世界を滅ぼしているのに、
滅びたのだと勘違いしてしまっている。

 本当は、滅んでなんか居ないのに。滅ぼしているのは、自分なのに。


 いえ、仮定の話ですよ?あくまでも、『もしも』の話。
 今の私は、なにものも呪っていない。
 
 あの宿に居る彼らと同じように。
 そう、幸せになるのはこんなにも簡単なこと。
 
 けれど……もしかして、それがあまりにもむずかしいと。
 勘違いしている、私もどこかにいるのかも……しれませんね。

 ……あなたはそれを、気づかせてくれますか?ドニー。
 
 いえ、きっと気づかせてくれますね?
 今の私は、こんなにも幸せなのだから」

567ドニー:2006/06/19(月) 00:40:52
>>566
「そう、だな。
 本当は簡単な事なのに、皆がその方法を忘れてる。
 幸せになるのも不幸せになるのも、本当は簡単な事なんだよな。

 ……俺は本当ならば死ぬ筈だった。
 あの日お前を失い宇宙に上がり、最後の閃光の果てに見たのは死後の世界だ。
 だけど俺は死ななかった、世界を超えてたどり着いた場所は混線世界。
 多分俺はその時から、自分自身を呪って居たんだ、誰にも気付かれない内に。」

「うん、一度は逃したチャンスだけど。
 俺は絶対に気付かせて見せる。
 何故なら……今の俺は幸せだから。
 この幸せを掴む為なら、俺は頑張れると思うんだ。」

568シル:2006/06/19(月) 00:44:57
>>567
「仮定の話なのに、ドニーはそんな顔をしている。
 おかしいです」

 シルは微苦笑しながら、視線をそらす。

「……手を伸ばすのは、私もなのでしょうね。
 あなたの差し出す、手をつかめるように。
 
 これも、仮定の世界の仮定の話」
 
 そして、彼女は立ち上がる。

「あと少し歩けば、小さいですが薬局があります。
 マリアがシャンプーの銘柄が気に入らないと言っていましたし、
そこで少し身の回りのものを買わなければ。
 しばらくは、ここに逗留することになるのでしょうし。

 せっかくの、ひと時です。なるべく、心地よくすごしたいですからね、
ドニー」

569ドニー:2006/06/19(月) 00:48:25
>568
「仮定の話。 …あぁそうだな、仮定の話だ。
 可笑しいな、どうにも心が落ち着かない。」

(苦笑交じりに、立ち上がったシルの顔を見上げて立ち上がる。)

「うん、そうだな。一緒に来てる人数も増えたし、大荷物になる。

 それは俺もだよ、シル。」

570シル:2006/06/19(月) 01:01:56
>>569 
 言葉に答えず、歩を進める。

 苦痛の中もがきながら、些細な幸せさえも与えられぬ自分が狂う世界を
想像する。
 
 けれど、それはやはり仮定の話だ。
 そんな過程の世界の仮定の私は、仮定のドニーに任せてしまおう。
 
 私の、今の一番の問題は。
  
 きっと、今の彼とどう楽しく過ごすか、ということにこそ
あるのだろうから。

 さて、帰ったら面倒だ。
 椿もマリアも不平党だ。

 シアはシアで、時折妙な事を口走る。
 緋剣は緋剣でときおりマナーを忘れる。
  
 彼らからドニーをどう守ろう。今度はスリッパで足りるだろうか?
 ドニーも少しは、言い返してくれればいいのに。

 見上げる空が、確かに青い。
 些細な幸せの群れが作り上げる、些細な問題をこそ、笑おう。
 
 それは、仮定の世界とは正逆の物語。
 苦痛と煉獄の中に浮かぶ幸せに微笑むのではなく──
 
 幸せゆえに訪れる些細な面倒をこそ、笑おう。

 これもまた、ひとつの物語。
 私が居て、彼らが居て、ドニーが居る……きっとそれだけで
成り立ちうる、もうひとつの──それは,正統。

571馬鹿ども:2006/06/21(水) 19:10:30
「いやー鉄のラインバレルは面白いですわねぇ」
 畳の上をごろごろ転がりながらマリアが漫画を読んでいる。
 お行儀が悪いことこの上ないのだが椿はそういう態度が
あまり気にならないのでほうっておいている。
 ずずりとすする茶が旨い。最近ますますシアはお茶を入れる
のが巧くなった。お茶請けに胡瓜のお新香はどうかと思うのだが、
シアのお新香はそこらの市販品が糞便の類に感じられるほどに
歯ごたえといい香りといい味といい絶品の域に達している。
 そういえばそろそろ胡瓜のシーズンだ。胡瓜の旬は6月から。
 プラント栽培で一年中食べられようが、やはり野菜だろうが
魚だろうが旬のものを旬に食べるのが最も美味い。
 噛むたびに走る青い香り、口を潤す水気。
 塩加減も、程よく胡瓜の甘みを引き出しているのがたまらない。
 ずずり、とすする茶のすがすがしさ。渋みはわずか。
 夏に人がいかなる茶を飲みたがるか、あの娘は本当に理解している。
うむ、戻ってきたら頭を撫でてやるとしようなどと椿は考える。
 そう考える椿の眼前でごろごろと転げる黒アザラシ風味。
 尼僧服をまとったままごろごろ転がるそのさまをアザラシ以外の何に
たとえられるというのか。
 なんだかちょっと悲しくなった。
「主役が程よく道に惑ってますし。シグルイといい、編集部の
気合を感じますわねぇ」
 挙句独り言がオタくさいことこの上ない。
 本誌を読んでもいないくせになぜそのようなことがいえるのか
と後頭部を蹴飛ばしたくなったがどうでもいいのでやはりほうっ
ておく。
 まぁ、平和だ。これが平和だ。
 どうせ埋葬スレに戻ったら世界の滅亡がどうだ戦争がどうだ
憎しみがどうだ人間の業がどうだともうロボットアニメくせー
展開が待ち受けているのだ。
 ならばこのスレで俺は容赦なく日常を日常として過ごさせて
もらうだけのこと。
 だから平和でいいのだ。うん。平和だ平和。
 ずずりとすする、茶が美味い。
 こういう風に茶が美味い瞬間には。

「大変です、椿!大変です!マリア!」

 けたたましい音を立てて障子が蹴破られ、挙句その
障子に押しつぶされる感触を全身で味わいながら。
 
 邪魔が入るってのが漫画だの何だのの横道だよなぁと
ふすま越しに右ほほを踏みにじられる感触を覚えながら
つぶれてゆく椿だった。

572馬鹿ども・緋剣視点:2006/06/21(水) 19:41:27
「大変なのです椿、マリアッ!」
 何かやわらかいものを踏みにじる感触がしたが気のせいだろう。
 それどころではないのだ。これは異常事態なのだ。
 畳の上には一匹黒アザラシが。
 おかしい椿もマリアもいるはずなのに!
「……まさかこれが関東大震災の前触れか!」
「何言ってるのかわけわかりませんわよ」
 むくりと黒アザラシが身を起こしたと思えばそこに
いたのはマリアだった。
 ぬぅ流石は天然災厄の異名戴く埋葬者、よもや
けだものに己の姿を擬態しているとは!
 まさかどこにでもいるアザラシの正体が埋葬者
だなどとは悪魔はおろか神とて見抜けるはずもあるまい!
「さすがだ、『尼僧』マリア・ロッソ、このような平和の
極まって雑菌がわき腐れ果てたような根腐れ平和空間でも
資格が襲い掛かる可能性を考慮し己の存在をアザラシに擬
態するとは……まさに卑怯、緋剣エリュシオン感服の極み!」
「失礼を極めているのはあなたのほうだと思うのですけれど」
「ほめていただいては困る」
 私の言葉に、マリアは感に入ったらしく両のまぶたを閉ざした。
私が己の知らぬ間にひとつの道を究めていたことをたたえている
ということなのか。それとも己の擬態が完全であったことに己自身
で感動しているのか。
 どずり。 
 なんだか頭がすごく痛い。
「エリちゃん突っ込みようのないボケは犯罪なんだよ?だよ?」
 ずぶりと血まみれの鉈を引き抜きながらいつの間にか現れていた
シアが私に困ったような笑顔を向けている。
 理由はわからないのだが私の頭に鉈を叩き込んだのは彼女だった
らしい。どうりで頭が痛むはずだ。
「むぅ、呆けたつもりなどないのだが。
 平和は恐ろしい、これほどに私の実戦の勘を鈍らせるとは。
 うむ、この痛み、忠告としてしかと覚えおこう」
「うーんそういうつもりじゃなかったけど。っていうかどうして 
動けるのかな、かな」
 私は彼女の武による忠告を受け止めたという証をことばとして 
発したがシアはなぜか困ったような表情をうかべたままだった。
 額を血がぬらしてゆく感触がとても涼しい。
 それと体が微妙に冷えていく気がする。
 うむ、夏に涼はありがたいものだ。

 と、それどころではなかった。
 彼女にとっても重大な問題があったのだ!

「シア、大変なのです!聞いてください!」
「大変なのはエリちゃんのおつむだと思うんだけど。
いろんな意味で。直接的にはとりあえずはみ出てるものを
なんとかしたほうがいいとおもう」
「ああ、すまん」
 あわてて頭の傷口からうどんだまのように零れ落ちそうな
何かをつめなおして畳針と木綿糸で傷口を縫いつける。
「……なぜ動けますのなぜ」
「……麻酔ぐらい使おうよぅ」
 その様子を見ていたマリアが信じられないような表情を
浮かべ、シアがとてもいやそうな顔をしているのがなぜなのか
わからない。
「うむこれでよい。あとは寝ないで胡坐をかいて寝落ちしない
ようにすれば多分完治する。雑兵物語にそう書いてあるのだから
間違いない。それはそれとして大変なのだが」

573馬鹿ども・緋剣視点:2006/06/21(水) 20:26:04
「で、なんですのその大変な問題って」
 またもぞもぞもそもそごろごろとアザラシの擬態をはじめながら
マリアが聞いてきた。
「そうだ、大変なのだ。

 ……こちらのスレで動いているキャラクターのほとんどが、

人 気 投 票 で 一 票 も 票 を も ら っ て い な い!」

 





              沈黙。











「あ、かーさま。お茶が入ってますよ」
「ありがとう、シア。それとお茶請けはゴマせんべいでお願いしますわね」

 ずずず・ぽり。

 長閑な時間がひたすらに過ぎて行き──


 
 とりあえず私は啼きながら愛と哀しみのエクスカリバーで
マリアとシアの二人を次元の果てまでぶっとばした。

574馬鹿ども・緋剣視点:2006/06/21(水) 20:34:43
 はぁ。
 私は一人ため息をつく。
 マリアとシアはどこか遠くへ消えてしまった。
 
 そうだ、椿は。

 足元を見下ろす。
 唖然とした。
 全身を足跡だらけにしながら、虫の息になっているのは
椿ではないか!
「どうした、何があった!」
 抱き起こす私に、椿は苦しげな瞳を向けると、

「お……」

「お、何だ!」

「おま……」

「エロネタは禁止だーーーーーーーッ!!」

 涙ぐみながら誅殺のエクスカリバー。
 どこかかなたへと青空高く吹き飛び去っていく
椿の姿を呆然と見上げつつ、私はつぶやく。

「……許せ……事後描写はあっても露骨な描写は
禁止されている……それが世界の因果なのだ……!」

 畳に剣を突き立て、体を支えようとするがうまくいかず
片ひざを突く。

 これほどの問題、苦悩を抱えながら、なぜ私は一人なのだ……!

 そう、私も、椿も、マリアも、シアも、そしてドニーもアントも養成所チャンネル(?)に
おいて一票も票を獲得していないのだ……!
 というより名前の項目すらない……!

 由々しいどころではない……いわば、私たちはスレの中においては「空気」同然、
他者に認められていないに等しいという悲しみを背負っているにも等しいと
いえるのだ……!

575名も無き生徒:2006/06/21(水) 20:42:50
「そんな事はありませんよ」

たゆん(垂れる事無く上向き、釣鐘型

「空気だなどと自分を貶めないで下さい」

さらり(銀色の、枝毛など一本も無い艶やかな髪の毛

「居なくても良い人間など、このスレにはいないのですから……」

ふわっ(褐色の肌見せるうなじから漂う仄かなバラの香り

「多分」

何か白地に金で刺繍されたチャイナドレスを纏ったエロい女神様が仰ってます。

「では。
 主人が待っていますので……うふふっ」

たゆーんたゆーんたゆーん

576馬鹿ども・緋剣視点:2006/06/21(水) 20:57:21
>>575
「おのれ10位の分際でーーーーーッ!!」
 半泣きでエクスカリバーをぶっぱなすがしかし届かない。
 それこそが10位と∞位の差。というか得票数ゼロ。
 あれですか一発系パチモノキャラってだめですか元ネタ
じゃ一応人気一位なのにまぁあくまで元ネタなのですがね
あはははは。

 鉄さびの味が口に広がってとてもおいしい。
 そういえばおなかすいたなぁ。
 
 程よく錯乱している自分を感じずにはいられません誰か助けて。

577ドニー:2006/06/21(水) 21:01:20
「待つんだ!俺は一票入っtt……」(ちゅどーん)

(何かアヴァロン放たれた英雄王みたく吹っ飛んでいく騎士男もとい爆弾岩。
 エクスカリバー止められません、何故ならこいつはむしろ弓の騎士故に。)

578馬鹿ども・緋剣視点:2006/06/21(水) 21:11:34
「〜な(の)特殊戦隊員 1」

 この項目を発見した直後の緋剣の行動は恐ろしく迅速だった。
 掟破りの聖剣二刀流。
 風王結界で浮かせてからのエクスカリバースーパーキャンセルカリバーン。
 
 閃光とか暴風とかかまいたちとかそんなかんじ。というかむしろ核戦争。

 挙句機銃担いだマリアが援護開始。
 さらにシアが切断糸をグフというかラフレシアというかオメガレッドというか
まぁそんなかんじに振り回す。
 レッツゴー地獄。

579ドニー:2006/06/21(水) 21:28:54

「あぁ――答えは得た。大丈夫だよシル。オレも、もう失言はしないから。」

(哀れドニー、自分の安いプライドのために放った失言で、
 某笛糸の主人公も真っ青な死にっぷりをネタスレ内で晒す事になろうとは。
 空中を面白い楊に吹っ飛びながら、血みどろになって宿の庭へと落ちて逝く。


 DEAD END No.38271 『失言に溺れて溺死しろ』)

580馬鹿ども・緋剣視点:2006/06/21(水) 21:52:44
>>579
「あんなわかりにくい名前では、たとえ投票したくても投票できる
ものではない。猛省を促す!」

 理不尽といえばあまりに理不尽な理由で相手を断罪する緋剣。

「……一票、かぁ。うーん……シアにはよくわからない。
 かあさまは……かあさまーーーーーー?!」

 首をかしげながらマリアの方向を振り返った瞬間首をつろうとしている
マリアの姿と手首切ってふろおけに漬けている椿の姿を見てシア絶叫。

「もーねーこー何年も何年もこのすれに出てますけれど一票も入ってませんのよ
一票も挙句名言スレにもせりふ取り上げられたことすらないんですわ

 もう死のうかと」

「第二部初期からがんばってきましたがきっと中の人がヘボいせいで
もうだめですかもな俺なんだよ畜生」

「うーんとめないほうが慈悲なのかな?かな?」
「私たちもあと数年したらあのような気持ちになるのだろうか」

「?ただいまです」
 ふすまを開けて入ってくるシルの姿をなんとなくうらやましげに
見つめるシアと緋剣。
 よくわかっていない表情であいまいに微笑むシル。

 その笑顔を見て、なんとなく、椿とマリアの二人が何年も何年も
このスレにいるのに一票ももらえていない理由がわかった気がしたのだった。

 死者三名。落ちなどないEND。

581虎使い:2006/06/21(水) 22:01:07
「質問、人気投票ってナンですか?」

 概ねそんなものに縁のない脇役を代表して質問する。

 はっきり言おう。中の人はその存在を忘れていました。

582馬鹿ども:2006/06/21(水) 22:05:56
>>581 
「一応ヒット数見てみたら8400行ってましたわね。
 多いか少ないかについてはあまり考えたくはありませんけれども」
 
 とりあえず首でやるぶら下がり健康法を行いつつぶらーんと答えるマリア。

「まぁ、『いい切り返しをしてもらえたなぁ』と思ったら一票。
 そんな感じで利用する場所なんじゃねえかなぁ、と思うぜ。
 なんとはなしに、だがな」
 
 と、半分バスタブに顔突っ込みながら答える椿。
 二人とも絶命寸前なのは言うまでもない。

583種馬 ◆/cw5MFdBrs:2006/06/21(水) 22:58:33
ちゃっちゃらちゃらりらちゃっちゃっちゃー♪

種馬「はい皆さんこんばんわ、養成所お料理教室のお時間がやってまいりました」
力天使「この番組では、当シリーズ参加キャラのお料理に関するアレやこれや」
種馬「僕の私の自慢料理、貴方のお悩み料理で解決!などなど、様々なコーナーを予定しております」

「「では、最初のお客様、どーぞ!」」
(緞帳が開く)

584椿:2006/06/22(木) 18:33:05
(ファンファーレだかなんだかな音楽と同時にちょっと
放送コードに引っかかるようなものをへそあたりから
はみ出させつつ無言のまま16分割されたヌードをさらす
男約一名)

585種馬 ◆/cw5MFdBrs:2006/06/22(木) 23:03:58
>584
種馬「オイコラ待てや。
 ここはな、食いしん坊万歳とか金子信雄の楽しい夕食とか、あるいは美味しんぼやクッキングパパのような、そういうコーナーだぞ?

 誰が『象印クイズ ヒントでピント』をやれと言ったかぁっ!」

 先生論点がずれています。

百トンハンマー『ぶぅん!』(唸っている)

586マリア:2006/06/23(金) 20:19:40
>>584
「これは事件ですわね!」
 エプロン姿で高らかに叫びながら現れる女一名。
 腰に手を当て偉そうオーラを余すところなく振りまいている。
 シアがその横となりで『ごめんなさいごめんなさい頭がかわい
そうな人なんですごめんなさい』といわんばかりに頭を下げまくっ
ているのがどことなく哀れではある。
 だがそんなことお構いなしに暴走するのもまたマリアなのだ。
「戦慄・生放送中の惨劇!料理番組バラバラ殺人事件!
 スタッフ・エキストラの全員にアリバイが!鉄壁のトリック、
懸命の捜査をあざ笑うように第二、第三の殺人が!
 凶器である包丁に刻まれた銘が導き出す真相の鍵!
 よみがえる10年前の忌まわしい記憶!新都大火災に埋もれた
忌まわしき惨劇とは?手がかりを求め少女探偵たちは西へ向かうが・・・!

次回火曜サスペンス劇場
  『名探偵マリアの事件ファイル
   新都市湯けむり温泉ひとり旅バラバラ殺人事件』にご期待ください」

 そしてカメラ目線で指差しポージング。月の女王な某美少女戦士風。
あまりにも痛々しくてシアは必死に目をそらしている。

587シア:2006/06/23(金) 20:30:25
>>586
「かあさまはそんなに惨劇ネタがやりたいの?」
 何とはなしに聞いてみた。
「ええ無論のことですわよ」
(料理上手な人間がそろうこのスレで料理勝負など。
中途半端に料理が甘い私では、いいところおためごかしな
『中エプ』ポジションをもらってしまっておしまいでは
ございませんの。アグネスのように褒め称えられるか、
あるいはジョイトイ級の殺戮料理でなじられるを通り越して
審査員全員エチケットタイム送りでなくては意味がない)
 
 観応波で思考を読んで悟る、やはりかあさまはわがままだった。
 ともかくここはひとつ警察を呼んでどうにかしたほうが。

 けれどスレッドの流れは料理番組。この流れを殺してしまう
わけにはいかない。 
 そのためにはともかく犯人を捜してどうにかしなければ。

588種馬 ◆/cw5MFdBrs:2006/06/23(金) 23:04:23
>586
種馬「えーい、土曜ワイド殺人事件ではない!料理番組だといっておろうが!」
 こめかみの梅干でご飯は食べられません。

AD甲「ちょ、ちょっとマリアさん何やってるんですか!」
AD乙「貴女、『突撃!隣の晩御飯』で東方不敗マスター・アジアのお宅に伺うんじゃ無かったんですか?」

 そのころ、椿っぽい16分割は徐々に復元し、工程半ばでしろっこさんが正解しました。

力天使「続きましてはクッキング・ファイト!
 本日の対決は我が娘エレナ・コンフォードと白骨海魔アミ・モーティー!

 総員、退避――――!!!」

 触手だの謎の破壊光線などで壮絶なファイトを見せる二人の料理。巻き込まれる、甲乙はじめADたち。

589マリアとか:2006/06/23(金) 23:14:57
「何やってるんですかってそれは私が聞きたいぐらいなのですが」
「っていうかシロッコさんが解決したみたいだよ?だよ?」
「納得できませんわーッ!?っていうか犯人誰なんですの?!」
「高見沢春吉さん(35)独身無職。動機は巨人が負けたから。
凶器は包丁。だって。さっき警察に自白したとこだよ」
「っていうか何が起こったんだ。なんだかわけわかんねーうちに
全身バラバラにぶった切られた夢を見たんだが」
「しかも椿が復活してるー?!」
「うーんこれだと殺人じゃなくて傷害罪になるのかな?かな?」
「っていうかどうやって直したんですのよー?!」
「いや俺に聞かれても困るんだが」
「うんシアにもわかんないよ」
「まさかネタスレだからの一言で終わるのではないのでしょうね?!」
「っていうか、かあさま。逃げないと」
「うん、やばいな」
「何が!」
「いや料理だってのに怪光線とか飛ばす馬鹿どもが」
「dfkじゃどいふぁーーーーー!?」

 ぼかーん。

590クレア:2006/06/23(金) 23:36:58
 そんな戦場に足を踏み入れるショートボブの女が、一人。 
 両手にコンバットナイフ。
 血色に染めたフライトジャケットの下には浅黄色の紬に
やわらかく包まれた肢体。
 いわずとしれたクレア・シモンズだった。
 異様な青い眼光で周囲をねめつけながら。

「クレア・シモンズの戦場料理コーナー」
 
 問答無用で新コーナーの開幕を告げる。
 ADの一人が強引に止めにかかる。
 だがナイフを突きつけられて沈黙。
 やむを得ず誰かがパワーローダーを動かして
武力鎮圧を図るが、細身のナイフがひらめくや
一瞬のうちに16分割。
 生きているのならば神さまだって殺してみせる。
なんだかそんな言葉が聞こえるほどに研ぎ澄まされた
その動き。

591邪黒の猛者:2006/06/23(金) 23:44:05
>590
「誰か――――!!あの女を何とかしろ――――!」

 ドイツの肉屋なんていませんて。

「誰がそんな事を命じた――――!?」

 邪黒のディレクターがわめく中、戦場と化したスタジオが料理されていく……

592ドニー:2006/06/23(金) 23:53:27
>590
「行くぞ化け物、ナイフの貯蔵は充分か―――」

(と、そんなスタジオにあってそんなクレアに向かって行く猛者一人。
 2カメのカメラマン兼音響担当のドニーさん実は警備員が、
 両手に携えた愛用のナイフと共に、クレアに向けて駆けてゆく!)

593クレア・シモンズ:2006/06/24(土) 00:07:41
 スタジオを満たす騒音。

 クレア・シモンズが刃を振るった瞬間、その全てが掻き消えた。

「小うるさい騒音を『殺した』わ」

 そう告げて当然と微笑む彼女は誰が見ても殺人鬼でした。

「そういうわけではじめさせてもらうわね。
 このコーナーは、補給が途絶え死肉を食らわねば生き残れぬ
ことすら珍しくない戦場でも役立つレシピを紹介比較検討する
コーナーよ。

 では、前菜。

『なんだかわからない雑草の若芽のサラダ、ビネガー風味』

 材料。
 やわらかそうな草。あと草の若芽。木の芽、茸などが手に入ったら
それも混ぜる。
 一度湯通しして殺菌しておくと、あとで疫病や寄生虫になやまなくて
すむわ。
 生の触感を生かしたければヨードを適量水に加えてそれにしばらく
浸すこと。 
 もちろんヨードを溶かした水は飲料水として携帯するのが
戦場のエチケットというものね。

 調味料。
 すっぱくなってしまった支給品のワイン。
 無ければあきらめる。タデがあればその絞り汁
を使う。ただしタデにはシュウ酸が多く含まれて
いるので使いすぎは禁物。そうでなければ尿道
結石で苦しむことになるわ。
 塩。
 無ければ燃やした草の灰で代用。
 
 油。
 サラダオイルでもオリーブオイルでもラードでも
かまわない。なければないであきらめる」

マリア
「・・・・・・やたらあきらめるという言葉が多すぎません?」

クレア

「戦場において臨むものが全て手に入ると考えることこそ
おろかのきわみだわ。
 では、調理。

 採ってきた野菜を水洗いする。
 あるいは湯通し。
 このあたりのプロセスは先ほど述べたとおりね。

 ワインもしくはタデの絞り汁をかけて」

マリア
「なんでタデの方をつかうんですの・・・・・・」

クレア
「戦場で(ry)
 そして塩、油の順にかけて手でもみ混ぜる」

マリア
「灰の方を混ぜやがりますかそこで。
 あげく油、それ、使い古しの揚げ油……」

クレア
「戦場で(ry)

 これで出来上がりだわ」

マリア
「……残飯にも劣るを通り越して食い物に見えませんわよこれ……」

クレア
「……死点突くわよ?」

マリア
「……なんでもありませんわよなんでも?
 というわけで試食タイムー?」

(機銃片手に犠牲者を求めるマリアさん)

594火星帰りの女生徒:2006/06/24(土) 00:07:46
>590
「パワーローダー」正解!

 このスタジオに張られた、「象印」の結界。

 これにより、16分割されたものは徐々に復元し、その真の姿を露わにする……

595クレア・シモンズ:2006/06/24(土) 00:10:27
>>592
「ああ、おまえ──」

 口調がいつもと違うんですがクレアさん。

「灰色の中途半端な魂だな。 
 後悔ばかりしている色だ。
 そんなお前なんか、殺してやらない」

 そして、物体に走る「死」を視る──
 
 ナイフの切っ先から刀身の半ばにかけて走る黒い
線を。
 その線に、静かに、そして速やかに。
 手にした切っ先の刃を、走らせて行く──

596ドニー・レイド:2006/06/24(土) 00:18:00
>>595
「君は化け物

 私が屠る。」
(何か口調が違いますよ2カメさん)


ナイフの一閃が走り、男の左腕を走って"殺す"。


だが男は止まらない。
何故なら男の"起源"は爆弾岩―――"命削りて刃と成すモノ"――!


「消え去れ、化け物。
 この番組には、最早お前の居場所は無い―――」

そうして、男の右手に握られたナイフより、黒い物体が迸る。
タールにも似た泥状のその物体は、クレア・シモンズの口元へと真っ直ぐに飛んで行く。


その名は『鼻の曲がるほどクサいカレー』。

597クレア・シモンズ:2006/06/24(土) 00:31:58
>>596
「魂を捨てても代償をつかむ。
 たいした決意さ、本当にすごい。
 
 ああ、お前のその魂にふさわしいほど、お前のこの
一撃は強烈だよ。
 黒くねじれてゆがんでいる。
 だがなーー俺は、もうこれを見ちまってる。
 視てしまってるなら、殺せるんだ。 
 分からないか?なら、教えてやろう。
 俺は、こういう理不尽に対する絶対の殺害者だということを──」

 左の手が凪ぐようにうごく。
 握られているのは、ナイフではない──赤い液体が詰まったビン。
 その内部から放たれる、刺激臭帯びた赤い粘液──タバスコ!

 その強烈な「辛さ」そのものの臭いが、カレーの強烈なまでの
くささを『辛さ』という暴虐もって「殺して」ゆく──
  
 そして、右の手にはいつの間にかご飯が盛られた皿がある。
 この飯のにおいもまたものすごい。どこぞのごはんマニアで
あれば見た瞬間そのご飯をビームライフルにて100度狙撃
せねばすまぬであろう。
 そう、そのご飯はクレア・シモンズにふさわしくただの
ライスではなかったのだ──

 レシピナンバー2
「爆弾飯」

 材料

1;輸送途中でオイルだの火薬だのの臭いをふんだんに吸い込んだ上に、
爆撃やらナパームやら火災やらで中途半端に火が通ってまともな炊き上がり
など望めない米

2;水溜りの生水

調理法

1;炊く

2;盛る

3;喰う

 ちなみに味わいはといえば。
 炊きそこなったお米は通常の炊き上げプロセスとは異なる化学変化を
おこし、内部のでんぷんがベータ化。人類では消化吸収できない
一種の毒物と化します。
 舌触り噛みごたえはさらさらの砂をかみ締めるかのよう。
 人によっては腹壊すことも。まぁそんなご飯。
 臭いについてはまぁご想像通り、かと。


 そんな激臭ライスに激臭カレーが着弾。
 悪夢のようなコラボレーション。

 そこにクレアがタバスコを一瓶2瓶3瓶と
ぶっ掛けていく。
 
 もはや言峰マーボーすら青ざめて見えるほど真っ赤だ。

 そしてそれにスプーンを突っ込む。容赦なくかっ込む。

「タバスコの味がしてうまいぞ。お前も食うか」

 そしてドニーにそれを差し出す。

598種馬 ◆/cw5MFdBrs:2006/06/24(土) 00:39:26
「きゃあっかだぁぁぁっっっ!?」

 それは、カレーに対する冒涜。
 激怒のあまり、ガンダリウム合金削り出しの出刃包丁を振りかざす、『サイド6華麗なるカレー王』。

「二人とも、そこへなおr」

<しばらくお待ち下さい>

599ドニー・レイド:2006/06/24(土) 00:40:52
>597
「―――――食うさ―――!」

(食った、本当に。
 だがスプーンが止まる事は無い、例え身体から吹き出る汗の量がヤバかろうと、
 この男はその程度で逃げはしない。
 これでもスレ内では単独無人島サバイバル経験者である、
 ムサイ飯など、辛い飯など、どうという事は――――)


「…俺の最後のカードは、これだ―――!」

 男の背後からスッと出された料理、これもやはりご飯物だった。
その名は


『ポーション飯』。


「…これを食って帰るがいい、というかお願いですから帰って下さい。」

(――どうという事は、ありまくりだった。)

600クレア・シモンズあるいは食と相克するモノ:2006/06/24(土) 00:52:09
>>598
「おまえこそカレーを冒涜している」
 女は冷然と告げた。
「カレーを名乗るものであるのならそれがいかなる駄作であろうとも
めでるのが真の通人ではないのか。
 淀川長治も言っている、つまらない映画などないと。
 ならばカレーとて同様だろう。
 食ってから言うのだな、食ってから。全てはそれからだ。
 その全てをめでて、はじめて真に傾聴すべき批判が叶うだろう──」

>>599
「薬草のにおいがして(ry)
 
 だが、こういう手でくるというのなら、戦場飯という
ジャンルとはかけ離れているとはいえ、いま少しインパクトある
ものを私は作れるぞ?

 ……」

(何かを、炊き上げる。
 それからはとても辛い臭いが漂っていた。

 そして、それをおもむろに、皿に盛る──)


つユンケル飯

601種馬 ◆/cw5MFdBrs:2006/06/24(土) 01:01:46
(なぜか、某どさんこ君の着ぐるみに押し込められた状態で再登場)
>599-600
「お前ら、なんでそう味覚ぶっ壊せるのかなおい」

 なんかもうがっくりきたまま、

 ユンケル飯をかっ込む。

「……ユンケルは、普通に飲もうよ」

602ドニー・レイド――さらば2カメの人:2006/06/24(土) 01:04:37
>>600
「…なぁに、互いに食えば分かる。
 このエメラルドグリーンに輝く美しい米粒は、
 未だかつて人類が遭遇した事の無い、本能、いや全ての自然あ否定するこの世全ての異物だ。」


(そしてポーション飯をクレアへと投擲し、自らもユンケル飯を口へと運び。



 番組収録スタッフNo.62、2カメ担当のドニー・レイドさん(アルバイト)、リタイア。)

603種馬 ◆/cw5MFdBrs:2006/06/24(土) 01:07:31
>602
「所詮は、アルバイトか……」

 説明しよう!

 並外れて料理の駄目駄目な娘を二人も持つ彼の胃袋は、そう簡単には壊れないのだ!

604クレア・シモンズあるいは食と相克するモノ:2006/06/24(土) 01:17:02
>>601
「食べられるということは、おいしいということ。
 それを理解できないのは、魂が文明によって毒されている証拠だわ」

 力説。

>>602
 ぱくり
「薬草のにおいがしてそれでいて甘みがあって糖分は十分ね。
 暖かい分消化器にもやさしいわ」

 褒めちぎっています。

 ところで客席やエキストラの皆さんの感想はというと

マリア・ロッソさん(1x才)

「ただでさえアレでナニな臭いが研ぎの足りない米の
 くささとあいまって亜dsふぃおうあそいうあsdふぁsdふぁ」←コメント途中で昏倒、ショック症状を起こしたため病院に搬送さる

シア・Eさん(1x才?)

「うわぁぁぁぁん!うわぁぁぁぁん!」←食べるまでも無く錯乱、感情失禁様症状を呈したため精神病院に搬送さる

椿平蔵さん(2x才)
「・・・・・・・・・・・・・・・・」←復活のために用いられた呪文の効果のためかアンデッド化していたため
                     ポーションの回復作用によりダメージ、死体にもどる。その後カント寺院に搬送。

その他
錯乱・痙攣・失禁・暴走・暴力行為などの症状を起こしまくりいずれも病院に搬送される。
もはや地獄。

605医療スタッフ(グェネビア):2006/06/24(土) 01:59:48
「・・・・・・
 直せばいいんでしょう直せばはいはいケアルガベホイミエスナにシャナク、
おまけのおまけでザオリクレイズー」

 ものすごくてきとうな口調でDG細胞による強制再生とかをしかけて
全員を回復させるグェネビア。

 どうでもいいがやけに治療体制が整った番組ではある。
 これほどの物的被害をもたらし消えぬトラウマを人々のこころに
刻みつけながら番組制作はすすむのであります。

 ちなみにクレアさんはスポンサーである養成所所長に捕まって
現在小言を食らっている真っ最中だそうです。

 クレアいわく「真祖より怖い」真祖ってなんだろう。

 まぁそんな感じで気を取り直して次のコーナー。

606種馬 ◆/cw5MFdBrs:2006/06/24(土) 02:09:41
「ハーイ次は『突撃!隣の晩御飯』のコーナーです」

いいからそのどさんこ君脱げ。北海道ローカルで誰もわからんぞ。

607マリア・ロッソ:2006/06/24(土) 11:40:05
マリア「最大の惨劇は乗り越えた。あのクレア・シモンズという
   災厄をやり過ごしたというのなら、これ以上の災害など
   起こりうるはずもない・・・・・・ですわよねシア」

シア「うん、そのはず。そのはずだよ。
   いくらなんでもこれ以上の悪夢が起こるはずが無いもん。
   仮に惨劇が起こったとしても、それはモニターの向こう側。  
   こちらに届くはずなんて居ない。
  
   だから、きっともう、安心していいの」

 砲弾病にでもかかったかのようにガクガクブルブルと震えながら
語らいあう二人。

レポーター赤毛「はーいレポーターのアンジェでーす。
       今日はox市のxxさんのお宅に来ていまーす」

マリア「よかった、レポーターは姉さまのよう。

    このスレでも5本の指に入る料理達人の姉さまなら、きっと
   よほどの惨劇でさえも何とかしてくれる……」

赤毛「こんにちわー」

(と、貧乏アパートの一室に入っていく赤毛)

緋剣「よく来たな」

(それはもうにこやかに出迎えるエリュシオンさん1x才)

シア「うわあああああああああああああああん
       うわああああああああああああああああん」

(火がついたように泣きじゃくりはじめるシア)

608マリア・ロッソ:2006/06/24(土) 11:40:18
マリア「シア?!どうしましたのシア?!」

椿「糞、どれほど悪かろうとも『ジャンク王』カガリぐらいのもん、 
  ならせめて節約お手軽3分レシピとでも称して『食うと以外に
 おいしいもんだな』ノリでごまかせた筈なのによ・・・
  やべェ・・・・・・こいつはヤベェ!」

マリア「話が見えませんわよ。あの子はあれで以外に味にうるさい……
   味にうるさいということは、少なくとも味覚のセンスはあるのではなくて?」

椿「そいつは短絡だぜ、マリア……あいつは、イギリス人だ。
  シアはあいつがその典型であることを知っているから、こうも怯えて
 泣いている……

  古人曰く、
  イギリス料理を前にしては、たった一言しかない。曰く、「仕方がない」
  イギリス料理に調味料は使われない。麻酔薬が使われるのだ。
  大英帝国が陽の沈まない国にまで発展したのは、本国の料理から逃れるためにイギリス人たちが世界中に散らばったためである。
  イギリスでは、美味しさは味でなくて量で決まる。
  イギリスでうまいものが食べたければ三食とも朝食のメニューを選べ……ッ

  まだか、まだ足りないのかよ!」

マリア「イギリスに美味しいものが無いわけではない、インド料理もあれば
   中華料理だってある!
    いくら番組製作者だって、これ以上の惨劇を望むはずがありませんわ。
   見てみなさい、あの会心の笑顔……
    緋剣には勝利の秘策があるのですわ……  
    そうでなければレポーターにアンジェお姉さまを使うはずが無い。
   
    アンジェお姉さまは控えめに言っても料理の達人ですわ、その
   域は鉄人に達するほど。

    そう、万が一料理する人物があまりにミステイクを続けるようなら、
   そこでコーナーを「達人アンジェの料理コーナー・冷蔵庫の残り物が
   こんな高級料理に大変身!午後のけだるげな奥様たちにも大・評・判!

    そう、もはや惨劇を通り越して事件、いえ事変の域にすら達しつつ
   あるこの番組を救世するメシアとして、姉さまはいる。
  
    惨劇を抑止するための最高の手札を、番組制作サイドは切った。
   
    ならば、こんどこそ・・・・・・こんどこそまともな、まともな
   食べ物をっ・・・・・食べ物にっ・・・・・・
   変なお香とかファンデーションのにおいがするあたたかくて
  甘ったるくてクサクテクサクテクサイクサイクサイクサイ何かなんてもう食べなくて  
  いいんですのいいんですのよ・・・・・くぅぅうふぅうぅううぅ(号泣)」

シア「かあさま・・・・・・かあさまッ!!!もう、あんな青いご飯見たりかいだり
   しなくてもいいんだよね、いいんだよねッ!!かあさまっ!!」

(ひしと抱き合う母子二人。その二人の肩にやさしく手を置く椿)

椿「ああ、そうだ。信じれば、きっと奇跡は起こるんだよな。
  番組製作者たちは、闘ってる・・・・・・ならば、きっと奇跡は
  起こるさ・・・・・・!
  そう、あの青飯に・・・・・・青飯は・・・・・・青飯などっ・・・・・・
  青・・・・・・青色一号・・・・・・ぽーしょん・・・・・・・
  ぽー・・・・・・・ひぐぅぐううぐううううぐううぐうううううううう(血涙号泣)

(そしてスタジオ中で見知らぬもの同士が肩を寄せ合い抱き合い涙を流す光景。  
 ええとなんですかこれ再会番組でしたか感動番組でしたか。  
 
 しかしその涙をさえぎれるものがどこにあろう。
 彼らは見た。そして食べた。
 それだけで理由は十分ではないのか。
 生きながらにして味覚の地獄を極めた彼らが、ようやく見た曙光の
兆しに涙したとして、いったい誰が哂えよう……!)

609陰謀大佐 ◆eAwRb9qzdQ:2006/07/08(土) 23:56:00
(某楽しい夕食の歌が流れるが、歌詞は省略)

陰謀大佐「え〜、という事で、『陰謀大佐の楽しい夕食』のコーナーだ。
 なんでも、
『あちこちのストーリーに参加しておフランスはじめ色んな郷土料理を味わった貴方なら』とかいう建前らしいんだがね。

 むしろ、アシスタントの凶暴さに対抗とか被害受けても惜しくないとか、その辺だな。

 で、そのアシスタントは誰なんだ?」

610楽屋裏挽歌:2006/08/06(日) 02:13:45
イズク「で、だ」
フレッド「いきなり何だ。ワケワカランからもう少し語れ」
イ「メタもメタ、『メメタァ!!』なネタだがここのところ、出番が無いにも程があると思うのだよ」
フ「仕方ねぇだろ本スレは終結モードでガチWarパートなんだから。非戦闘用員に出番が在るはずねぇーよ」
イ「しかし其処で強引に出番を確保してこその私だと愚考する次第!!」
フ「ウルサイダマレ」
イ「これはまた酷い仕打ちだねフレッド!君だって戦闘パート用に一大革命の準備をしてたのだろう!?」
フ「いやべつにそれはもーいいって。実行してたら間違いなく打ち切り期限ブッチるからな?」
イ「……打ち切り期限?」
フ「なんだその物凄い『私は初耳だぞ』的表情。スレ内部では地獄耳のお前もメタ情報はさっぱりか?」
イ「では私が最後の最後に起爆させる予定だった一大ドッキリも実行不可能なのかね!?」
フ「不可能になって世間一般的には正解だから安心しろ」
イ「おお何足る悲劇サンタルチア!!具体的にはゲド戦記の出来合いとその監督のお脳ぐrへぼあぶほぅ!?」
フ「社会規範の礎となれこのヘンタイ!!」

その後たっぷり十分ほど、「ずごべきがくしゃぬちぇろまほぇやぁ!!」な騒音が続いたとか途絶えたとか。

611名も無き生徒:2006/08/06(日) 09:11:22
こぽぽぽぽ

ずずー

ほぅ……

マ「まーその辺りはなるべくしてなっちゃった感じだからねー」

ちょろちょろちょろ

かこーん……

ア「フフッ、そうだね」

カ「私たちの場合は……結構早い時期に諦められてましたね」

ア「人が居なくて進行の目処が立たなかったからね。ま、ジャンプ漫画みたいになるよりは良いよ、うん」

【ここにも出番無い二人、いや三人。
 マコトとアフランシ、そしてカリンはどこぞの日本庭園を眺めながら静かにお茶を楽しんでいましたとさ】

612二軍待機室(おざしき):2006/08/10(木) 18:22:30
椿「いやー、イズクの野郎思い切った手を打ってきやがったなー」
シア「運動性、加速性能ともにモビルアーマーに匹敵する
  次世代艦艇アークエンジェル級による特攻って、すごいよねー。
  もうVIPっていうかリッチって言うかこれだからブルジョワジー 
  はって感じだよ。もう一寒村を巡ってダム戦争とかやってる 
  ばあいじゃないよね。こういうすさまじいことをやってくる
  資本主義者には革命的鉄槌が必要だよ、主にじぇねしす落としとか」
椿「じぇねしすと申したか」
シア「生き試しにて」

 どちゅごーん

シア「人類粛清のもたらすものは
   つまるところこのようなもの
   それとも椿は…
   人類すべてを引き替えにされても
   このようなものが御覧になりたいと仰せられるか?」

椿 (にたぁ)

シア「暗君……(どばたり)」

マリア「はいはいシグルイはいはいシグルイ!!(ずががががががとマシンガン)」

 メタネタスレ内部で死体が発見された場合、
 その犯人として最初に疑うべきは外部のものではない。

ふみ「出来ておる…
   出来ておる喃…マリアは…」

マリア「養成所管制室…
    まこと広くなり申した……」

シア「そうしたのは銃弾で皆殺したかあさまじゃないのかな、かな……(ばたり」

 
                   疲れておるゆえむりやりに終われ


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