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6502 東芝

447:2010/04/16(金) 21:00:08 ID:D2GbywoE
グローバル情報=スマートフォン市場拡大でフラッシュメモリーの需給ひっ迫、「投資するならこの銘柄」

19時29分配信 モーニングスター
現在値
東芝 511 -2
 アップルの「iPhone(アイフォーン)」などのスマートフォン(多機能携帯電話)が人気を集め、今後のさらなる市場拡大をにらんで使用される電子部品に注目が集まっている。その中でも主要部品となるデータ保存用のフラッシュメモリーは需給ひっ迫の継続で価格の上昇が予想されており、関連銘柄に投資妙味があるとみられる。

 フラッシュメモリーの価格上昇が予想されるのはスマートフォン向けなどに需要が増加する一方で、需要の伸びに供給が追い付かない可能性があるからだ。「フラッシュメモリーの価格低迷時に業界大手は損失を被り、キャッシュを失ったため、(製造能力を拡大するための)新しいプロジェクトを開始する余裕がなかった」(米モーニングスターアナリスト)という。

 東芝 <6502> は3月23日に、スマートフォンなどで使用されるNAND型フラッシュメモリーの需要増に対応するため、四日市工場(三重県)に第5製造棟を建設すると発表。しかし、「東芝の新しい製造棟による供給だけでは需要を満たすことはできず、業界全体のフラッシュメモリー不足は11年末まで続く」(同)としている。フラッシュメモリーの不足は価格を押し上げ、「フラッシュメモリー製造企業のサンディスクやマイクロン・テクノロジーの株価上昇要因になるとみられる」(同)。また、フラッシュメモリーを搭載した小型の記憶装置「SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)」が今後さらに普及すると見込まれており、フラッシュメモリー関連銘柄の追い風になると期待されている。

 もっとも、サンディスクなどのフラッシュメモリー製造企業の株価は市況に連動する傾向があり、株価のボラティリティ(変動性)が高い点が懸念される。また、フラッシュメモリー自体がコモディティー化(汎用製品化)しているため、メーカーは競争力を維持するのが難しい。投資対象の企業が長期間にわたり競合他社を寄せ付けない強みを持っているかどうかを評価するモーニングスターの基準「競争優位性」(高い、中立、低いの3段階評価)をみると、15日時点でサンディスクは「低い」となっている。したがって、「(市況が好調を維持している間の)短期の投資対象としては良いが、長期投資には向いていない」(同)。

 むしろ、長期ではフラッシュメモリーの市況改善から間接的に利益を得られる半導体製造装置メーカーの方が投資対象として魅力がある。フラッシュメモリーの製造企業は依然として生産設備の拡大に慎重だが、市況が上向くにつれて半導体製造装置メーカーから大量の設備を購入するようになるとみられる。米モーニングスターは半導体製造装置メーカーのアプライド・マテリアルズと半導体検査装置メーカーのKLAテンコールに投資妙味があると分析している。対象銘柄が割安か割高かを示すモーニングスターレーティング(注)はアプライドが最高評価の「5つ星(割安)」で、KLAが「4つ星(やや割安)」。競争優位性はいずれも「高い」となっている(15日時点)。

 アプライドは半導体製造装置の最大手で、「半導体メーカーが必要とするあらゆる設備を取りそろえるワンストップショップ」(同)としての地位を確立している。KLAは半導体の製造過程で問題がないかをチェックするPDC(プロセス診断・管理)ツールと呼ばれる機器を製造。「ソフトウエア企業のように潤沢なキャッシュフローを創出することが可能」(同)という。(坂本浩明)

(注)「モーニングスターレーティング」は対象銘柄の株価がどの程度割高か割安かを見るための基準で次の5段階で評価する。5つ星が「割安」、4つ星が「やや割安」、3つ星が「中立」、2つ星が「やや割高」、1つ星が「割高」となる。

提供:モーニングスター社


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