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0700 テンセントVol4
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【 テンセントと中広核が提携、「ネット＋クリーンエネ」構想実現へ 】
インターネットサービス中国最大手の騰訊HD（テンセント・ホールテ゛ィンク゛ス：700/HK）は、
原子力発電グループ大手の中国広核集団と提携し、「インターネットとクリーンエネルギーの融合」を進める。
両社は13日、深センで戦略提携の枠組み協定を結んだ。
ネットと他産業の融合を促す国家戦略「インターネット＋（プラス）」に沿ったもの。
クリーンエネルギー産業との連携としては初のケースとなる。複数メディアが14日伝えた。
今回の協定では、「ネット＋クリーンエネルギー」構想の実現に向けたラボ（実験室）を立ち上げることが決まった。
また、同構想を核とした全方位の業務提携を築く。
これには、ハイブリッドクラウド、ユニファイド・コミュニケーション、オンライン金融など、
各種のネット技術が含まれる見込み。両社は今後、具体的な提携の内容・方法について模索していく方針だ。
中国の習近平・国家主席は昨年9月、ニューヨークで開催された国連の「持続可能な開発サミット」で、
「中国は“世界的なエネルギーネットワーク”を構築し、世界の電力需要を満たしていく」と述べている。
この「世界的なエネルギーネットワーク（Global Energy Interconnection：GEI）」とは、
クリーンエネルギー活用のための世界的な送電ネットワークを構築する構想だ。
テンセントと中国広核集団の今回の提携も、
“1兆人民元（約17兆円）市場”への成長が期待される同構想をにらんだ動きとみられている。
テンセントはネット・モバイル関連の付加価値サービス、ネット広告、Eコマースを収益の柱とする。
看板商品のIM（インスタント・メッセンジャー）「QQ」で築いた膨大な顧客基盤とブランド力を背景に、
SNSやオンラインゲームなど次々と新分野を開拓してきた。
足元では、スマホ向けメッセージアプリ「微信（We Chat）」の利用者が6億人を突破。
同サービスを基盤に、各事業の収益を伸ばしている。
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