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決算時の現金過不足の判明
1
:
もも
:2008/03/16(日) 15:10:04
こんにちは。初めて質問させていただきます。簿記の勉強を始めて間も
ない初学者です。
第3章を読み終えて、つまずいてしまったのですが・・・
第3章現金預金 現金過不足2の末尾に、(追記)として下記のような
仕訳例があります。これは、決算時にお金が多く残っていて、その一部が
買掛金だったことが判明したけど、残りの部分に関しては原因不明のまま
だったので雑益で処理した仕訳例だと考えていいのでしょうか?
>(追記)
>決算時に過不足が見つかった場合があります。この時は、直接ダイレクトに
>処理します。現金過不足勘定を経由しないで、という考え方です。
>例 (借方) 現 金 ××× (貸方) 買 掛 金 ×××
> 雑 益 ×××
2
:
もも
:2008/03/16(日) 15:20:23
(質問者です。)
すみません。仕訳例を入力したら、スペースがずれてしまい(借方)に現金と雑益
があるように表示されてしまいました。正しくは、「雑 益×××」は(貸方)
「買掛金×××」の真下にきます。よろしくお願いします。
3
:
仕訳たろう
:2008/03/19(水) 03:10:39
はじめまして。自分も簿記を学習しはじめて間もない人間です。ついさっき第
3章を読み終えまして、ご質問の件を考えてみました。
結論から申しますと、決算時に現金過不足が発覚した場合、現金が多かった場
合は「雑益×××」を貸方に記入、少なかった場合は「雑損×××」を借方に
記入するだけでいいですよ、という意味だけだと思いました。
例では「雑益×××」だけポツンとあるのも実務的にピンとこないだろうか
ら、一応上の行にも何か書いておこうという意味で書かれていると思います
よ。たぶん・・・。
4
:
簿記検定ナビ・管理人
:2008/05/09(金) 11:34:26
例えば、決算時に現金を計算してみたところ、帳簿の金額よりも20円多く
手元にあったとします。そして、その原因の一部が買掛金15円だったとし
ます。
これは、実際には買掛金を返済したと思って仕訳を切ったんだけど、実際に
は買掛金の返済をしておらず、現金も手元に残っているという状態をいいま
す。
つまり期中に、買掛金の返済をしていないにも関わらず、以下のような仕訳
を切っていたということになります。
①買掛金 15 / 現金 15
しかし、決算日現在、買掛金の返済はしていないわけですから、この仕訳は
取り消さなければなりません。そこで以下のような逆仕訳を切ります。
②現金 15 / 買掛金 15
これで帳簿の現金勘定の額と手元の現金の額とのズレが20→5になったと
思います。この残りについては原因が分からないので、そのまま雑益として
認識することになります。
③現金 5 / 雑益 5
以上の②と③の仕訳を決算時に切ることになりますので、追記の表示のよう
な仕訳になるわけです。現金と買掛金、現金と雑益というふうに2つに分け
て考えると分かりやすいと思います。
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