米銀　ギリシャ債などCDS引き受け増加

1：五時だ辻：2011/11/04(金) 00:10:59: 米銀が今年１～６月にギリシャ、ポルトガル、アイルランド、スペイン、イタリアの
債券に対する保証引き受けを拡大させ、デフォルト（債務不履行）時の支払いリスクが
膨らんでいることが明らかになった。

　国際決済銀行（ＢＩＳ）がこのほど発表した６月末までの最新データでは、これら
５カ国の国債や銀行債、社債に対する米銀の保証規模は８０７億ドル
（約６兆３０７９億円）増加し、５１８０億ドルに達していた。事情に詳しい関係者
２人によるとそのほとんどがクレジット・デフォルト・スワップ（ＣＤＳ）で、
約３分の２が上記５カ国の債券を保証する内容だった。

　ＣＤＳは投資先がデフォルトした際、損失を肩代わりしてもらう
リスクに対して保証料（プレミアム）を支払うデリバティブ（金融派生商品）の一種。
銀行別の引受額は示されていなかった。

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