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自動車DIY掲示板

1K.H:2008/01/09(水) 00:49:49
掲示板変更のお知らせ
このたび自動車DIY掲示板を迷惑投稿対策の為一時的に変更させていただきます。当サイトをご覧の皆様にご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます。to-sou.com管理人

115:2015/12/22(火) 18:21:12
赤色LED表示
自動ブレーキがブレーキをかけている状態をダッシュボードの赤色LEDに表示をさせたい。最近のコンピュータ制御の車であると単なる分岐をするとエラー表示がでて車自体が動かないそうです。何か解決方法があれば教えてください。

116管理人:2015/12/22(火) 20:58:46
赤色LED表示 
自動車の車種と年式、エンジン型式はお分かりになりますでしょうか?
年式とメーカー、型式によって制御が異なりますので
車種別の配線図等で確認する必要があります。

その上でブレーキ時の信号などがとれる部分があれば
信号をとることは可能だとおもいます。
しかしながら方法はいろいろありますので
配線図やその自動車のシステムを確認したうえで行う必要があると思います。

117:2015/12/24(木) 15:05:10
赤色LED表示
車種 パサートバリアント 2015年式 型式 DBA−3CCZE コントロールユニットかオンボードサプライコントロールユニットから取れそうですが、当方コンピュータ制御の車の電装品の取り付けは経験ありませんが古くはオートスピード機器を自分で付けています。デーラーのメカからおどされてDIYに迷っています。

118管理人:2015/12/26(土) 00:08:32
赤色LED表示
考え方としてはアイーダ様のお考えの通りで配線はとれると思います。
基本的に自動車ディーラーはメーカーの保障の規定外になることはお勧めしないと思いますが
復元が可能なDIYであれば復元した状態であれば通常の保証も受けれると思いますので
トライしてみる価値はあるともいます。

しかしながら制御の理解をして作業を行う必要があると思います。
配線図等は入手可能そうですか?
日本車であればすぐにご返答できるのですが外車ですので少しお調べする時間を
いただければと思います。
後日メールにて内容をお送りいたします。

119:2015/12/26(土) 14:59:19
赤色LED表示
親切な回答ありがとうございます。一応回路図の一部は入手しています、前席に近いコントロールユニットからの分岐は難しそうなので後部ブレーキランプから分岐はメカから確認できました。後は影響のでない無接点リレーの入手がポイントになりそうです。電圧が12V定電圧ではなく電流制御をしているそうなのでどんなリレーが使えるか教えていただけると助かります。

120管理人:2015/12/27(日) 01:07:48
赤色LED表示
配線図は入手できているということですね。

SSR(ソリッドステートリレー)無接点リレーであれば
G3CN-DX03P(3A)この型番を応用すればできそうですね。
LEDランプですのでこれくらいの電流に対応できれば十分だと思います。


またトランジスタ回路でも可能だとおもいます
NPNトランジスタを使用して下記のような設計でもよいかもしれません。
ACC⇒ヒューズ⇒LED⇒トランジスタ回路⇒車体アース
この際はNPNトランジスタのベース(B)電流が流れる部分をブレーキランプから分岐
するとよいかもしれません。ちなみにアース側になるコレクタ(C)エミッタ(E)が一般的に
スイッチの接点部分となります。アース制御の回路となります。
トランジスタの増幅率などもありますので若干の回路設計について考えなければならないと
思います。


また電流制御場合でも基本的にはブレーキランプなどは12ボルト程度の電位(電圧)はあるはずですので
テスターなどでブレーキランプを作動させている時の電位(電圧)の変化を測定して測定値がリレーの
作動の範囲内であれば使用できると思います。
使用の際はチャタリング(リレーのバタつき)
なども少ないユニット用リレーを使用するとよいかもしれません。


今回の場合は私個人的にはユニット用のリレーを使用したDIYがよいと思っております。
ユニット用のリレーは無接点ですのでアイーダ様のお考えにも合うとおもいます。

121:2015/12/27(日) 16:43:36
赤色LED表示
具体的回答ありがとうございます。影響の少ない無接点リレーを使いDIYでチャレンジしてみます。チャッタリングが少ないユニットリレーについてもう少し詳しく教えてください。

122管理人:2015/12/27(日) 19:01:42
(無題)
チャタリングを簡単に説明するとリレーのスイッチ部分のON、OFF動作の振動で
リレーから異音がするといった感じです。
音は小さいので室内以外に取り付けた場合、気がつかない場合もあるかもしれません。

ONとOFFの信号伝達が速い回路などで発生しやすいと思います。
ブレーキランプからの分岐なのでもしかしたら通常のリレーでも大丈夫かもしれません。

ユニットリレーはエーモン工業のもので大丈夫だと思います。
下記のURLのものを利用して回路をつくれば大丈夫だと思います

http://www.amon.co.jp/products2/detail.php?product_code=1558

123:2016/01/08(金) 15:16:31
赤色LED表示
無事赤色LED表示がDIYでできました、ありがとうございました。これで自動ブレーキがいつ掛けたかのタイミングが分り追加のブレーキをいつかけるかが分ります。国産のアイサイトと比べるとVWの自動ブレーキは開発途上の出来です。

124ひろ:2016/01/15(金) 12:22:07
ロードスター リヤブレーキパット交換作業手順
12番の写真のリターンスプリングですが、自分の車は写真とは逆になっています。
MとWの違いです。
もしかしたら、自分のが間違って付けられているのかも知れません。

当方修理書が無い物で、確認いただければ幸いです。

125管理人:2016/01/20(水) 18:04:00
ロードスター リヤブレーキパット交換作業手順
お待たせして申し訳ございません。明日には確認できると思いますので
掲示板にてお知らせいたします。

126管理人:2016/01/26(火) 00:33:24
ロードスター リヤブレーキパット交換作業手順
12番の写真のリターンスプリングですが、自分の車は写真とは逆になっています。
MとWの違いです。
もしかしたら、自分のが間違って付けられているのかも知れません。



12番目の画像のリターンスプリングについて確認いたしましたのでご連絡いたします
確かに12番目の画像のリターンスプリングは画像の状態では逆となっています
作業した車を確認いたしましたが写真の状態とは反対でした

おそらくブレーキのキャリパーを降ろす際に起こして取り付ければ正の状態となりますので
ひろ様のお車のリターンスプリングの状態は正常に取り付けされていると思います。
後から画像の参考資料もアップしておきますので掲示板でご確認いただければ幸いです

また作業した車両を実際に確認いたしましたのでご返事が遅くなってしまいました
申し訳ございませんでした。

127:2016/07/21(木) 12:39:36
ミラジーノ サスペンション交換
はじめましてyoshiです。
質問なんですが、ミラジーノ サスペンション交換に出ている赤いサスペンションはL600ムーブのサスペンションですか?あとサスはカットしてますか?それとL600ムーブ用のサスペンションはL700ミラにポン付け可能ですか?
加工が必要なら必要な加工方法などがあれば教えてください。
質問ばかりですいませんが、よろしくお願いします。

128管理人:2016/07/22(金) 20:30:36
ミラジーノ サスペンション交換
ミラジーノのサスペンションの交換なのですが、私の知り合いのエンジニアがDIYでやったものでした。詳細を聞いてみたのですが何分結構な時間がたっておりましたので本人があまり覚えていないとのことでした。

ちなみにショックなどは加工も一切せずにポン付けしたとのことでした。
カットなどもしていないそうです。

また、私の記憶ではL600とL700は足回りの構造が若干違っていたと思いますので
加工が必要かもしれません。
実車をみれば大きな加工が必要なのか若干の加工か、つかうものによってはポン付け可能か
がわかると思いますが、現在は実車がないので、まだ確認が取れていない状態です。
もう少し調べてみますので、分かり次第再度ご連絡差し上げます。
即答できなくて申し訳ありません。

129:2016/07/22(金) 20:49:35
ミラジーノサスペンション交換
ありがとうございます。
自分はL700にL600の足回りを付けようと色々サイトで調べていたところこちらの掲示板を見つけました。もし詳しくわかるのであれば教えてください。

130管理人:2016/07/22(金) 20:53:36
ミラジーノサスペンション交換
わまりました。できる限り調べてご連絡いたします。
比較的販売台数の多い車ですので実車確認も難しくないと思いますので
確認でき次第ご連絡いたします。

131はるぽん:2016/08/09(火) 13:27:01
サブウーハー取付けについて!
ドンキホーテに売っているfusionのアンプ内臓のウーハーを先日買いました!

KENWOODmdv-l503ナビに取付けしたいのですがrca端子の差し込み口がわかりません。

教えてくださる方がいましたらお願い致しますm(_ _)m

132:2017/01/17(火) 19:57:40
タッチペン塗装(エアータッチ)
お世話になります。偶然 ここにたどりつきましたので、質問させていただきました。
ど素人なので、いきなりホームセンターでコンプレッサーを購入してなどと安易に
考えていましたから、このサイトが本当にものすごく参考になりました。
ありがとうございます。

困っているのは、子供の車 トヨタアイシス カラーNO 073の補修塗装です。
場所は、バンパーの右下にある擦り傷で、深さ1mm程度が20センチで、
軽い擦り範囲は、ハガキ5枚くらいの面積です。
タッチペンを差し込んでのエアータッチは、せいぜいハガキ1枚分しか
塗れません。

すでに、何度かチャレンジしたので、150番で磨いたため
見るも無残な状態です。

トヨタの073カラーは、市販での販売が、ソフト99のタッチペンしかなく
調合を頼んでも1本3000円くらいなので、エアータッチでやってみましたが、
塗料が全然出てこなくて、すでに調合費用の倍以上を使いました。

とうとう焼けくそになって、エアータッチスプレー缶を逆さまにして吹いたら
ボトボトと靴に塗料がべったりで、どうしていいかわからない状況です。

サイトでの高レベルなQ&Aを読むと、はずかしいですし、
プロの方に「エアータッチかい!!!」と思われると聞きにくいのですが、
自分の今の力量では、これが精いっぱいです。

どうか、タッチペンとエアータッチで遠目に見て
擦り傷を目立たなくする「コツ」などがありましたら
ぜひ、教えていただきたいのです。

あと、「乾燥」は、「ヒートガン」を使っても
大丈夫なのかどうかもわかりません。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

133管理人:2017/01/18(水) 12:41:02
アイシスバンパー補修
困っているのは、子供の車 トヨタアイシス カラーNO 073の補修塗装です。
場所は、バンパーの右下にある擦り傷で、深さ1mm程度が20センチで、
軽い擦り範囲は、ハガキ5枚くらいの面積です。
タッチペンを差し込んでのエアータッチは、せいぜいハガキ1枚分しか
塗れません。

そうですねタッチペンベースのエアータッチは小さい範囲の補修に考えられていると
思いますので塗装範囲が広くなるとかなり難しいと思います。
又、容量が少なければ、入っているガスも少ない、→霧化が悪いという状態になり
結果的にボソボソとした感じになりやすいです。バケツにお湯などを用意しておいて
温めながら塗ることで多少霧化の状態は改善可能だと思います。

すでに、何度かチャレンジしたので、150番で磨いたため
見るも無残な状態です。

#150で研磨したとのことですが、塗装前か塗装後かで作業の内容が異なります。
基本的には塗装の後には#150で研磨することは下地からの塗り直し以外では
ありませんので、塗装前の処理としてアドバイスさせていただきます。

#150番で傷の面を研磨すると基本的にはパテをぬりその後、#240番程度の
ペーパーで研磨→プライマサフェーサー(下塗り)→#800でサフェーサー研磨
→上塗り(073なので)カラーベース(最初に塗る色)
→パールベース(カラーベースの上に塗るパール)→クリヤ(トップコート)となります。
上塗りは一つ一つの工程をしっかりと指触乾燥(指でさっわても塗料が手につかない)
を行いながら塗ることが大切です。

パテ(下地作業)をしない場合(深い傷は残ってもよい場合)は#150でバンパーの傷を
できるだけ取り除いた後、次の順番でペーパーの目消し作業
180→240→プライマサフェーサー→#800番で研磨
→上塗り→カラーベース→パールベース→クリヤとなります。

※ここでのポイントは#150番のペーパー目はサフェーサーや上塗りでは消えないので
上塗りした際に#150のペーパー目がはっきりわかってしまう事にあります。
#150番のペーパーで研いだ後に、180番→240→360→サフェーサーといった流れが理想といえます
もし最低限度で行いたい場合は準備するペーパーは#150→240→サフェーサー→#600か#800で
あれば傷は目立たないと思います。


長くなってしまったので2回に分けてご説明させていただきます。続く

http://

134管理人:2017/01/18(水) 19:01:18
アイシスバンパー補修
トヨタの073カラーは、市販での販売が、ソフト99のタッチペンしかなく
調合を頼んでも1本3000円くらいなので、エアータッチでやってみましたが、
塗料が全然出てこなくて、すでに調合費用の倍以上を使いました。

トヨタの073という基本配合データは1000G(グラム)で
ホワイト987G ブラック6G イエロー6G ブルー1G
といったホワイトパールの中では少し黄色みと、黒味がきわっだった色です。
またパールベースにはかなり黄色よりのパールが入っているので
カラーベースを塗ってパールベースをかけると、さらに黄色く見えてくると思います。


ちなみにトヨタ062はおおよそ同じデータで少し各配合量
ブラック、イエロー、ブルーが少ないくらいです。
裏ワザ的な方法で行くと

最初に塗るカラーベースを062や070
の缶スプレーで塗りその上から073のカラーベースを1回ぬり
その後073のパールベースを塗ればベースの色にかかるコストを
抑えることができると思います。


業界的に言えば、とも色、下色を塗って損傷個所を隠ぺい
した後に本色を塗っていくといった感じです。


とうとう焼けくそになって、エアータッチスプレー缶を逆さまにして吹いたら
ボトボトと靴に塗料がべったりで、どうしていいかわからない状況です。


一度しっかり乾燥させた後に600番か800番のペーパーで研磨します。
下まで研ぎだした場合はサフェーサーを再度塗装したほうがよいかもしれません。


サイトでの高レベルなQ&Aを読むと、はずかしいですし、
プロの方に「エアータッチかい!!!」と思われると聞きにくいのですが、
自分の今の力量では、これが精いっぱいです。


サイトでも記載しておりますが、缶スプレーでの補修はプロが行っても難しいので
初心者の方が失敗するのは仕方ないと思います。しかし、ポイントをしっかりとおさえて
作業を行えばスプレーガンとほぼかわらない仕上がりにすることが可能です。

どうか、タッチペンとエアータッチで遠目に見て
擦り傷を目立たなくする「コツ」などがありましたら
ぜひ、教えていただきたいのです。

ポイントはペーパーの目けしにつきます。150番でバンパーの擦り傷が消えたら
次は180番や240番で傷をすべて240番の傷に変えます。150番の傷が残っていると
サフェーサーで消えないので上塗り後に出てきますのですべては目けしにかかっている
といっても過言ではありません。

あと、「乾燥」は、「ヒートガン」を使っても
大丈夫なのかどうかもわかりません。

乾燥はヒートガンでも大丈夫ですが、ヒートガンは温度が高温になりやすいので
遠目からあぶるほうがいいと思います。普通のヘアドライヤーでも大丈夫です。
温度管理としては50℃〜60℃くらいまででパネル温度を管理しておけば大丈夫です




?

135:2017/01/19(木) 20:00:52
ありがとうございます。チャレンジします。
管理人様とプロスタッフの皆様へ

お忙しく また お疲れのところ 早急 かつ ていねいに教えていただき
感謝しております。

とも色→下色→本色 塗装の「裏ワザ」手順や「目けし」が
いかに大切な作業なのかが 良くわかりました。

素人ほど めんどうになって ここを適当にごまかして
楽しようと考えてしまっていました。反省です。

ここ3日連続でホームセンターやカー用品ショップで
耐水ペーパーや補修材料を買いまくっていました。

お近くでトヨタ073タッチペンが見つからない方、ゴメンナサイ
買い占めの犯人は、自分です。

どうやら to-sou DIYに どっぷりとハマっていきそうです。

ありがとうございました。   感謝

136麻婆:2017/02/12(日) 18:01:43
塗装の剥離
塗装部のトップコートのクリアだけ剥がれてきてしまい、再塗装を考えています。
クリアだけダブルアクションで落とす事も考えたのですが、フェンダー一枚なので
剥離剤で地金まで出して錆を確認してから塗装と考えて居ます。

剥離をした後の地金の処理は(プラサフ入れるまで)何かしておいた方が良いでしょうか。
ウォッシュプラマーや必殺錆封じなどをした方が良いのでしょうか。

137管理人:2017/02/13(月) 22:00:08
塗装の剥離
塗装部のトップコートのクリアだけ剥がれてきてしまい、再塗装を考えています。

フェンダーは自動車にとりついている状態か、単体の状態かで施工法の選択が必要と
なってくると思います。単体であれば剥離剤も施工しやすいので良いと思いますが
自動車にとりついている状態ですと他の部分に剥離剤が付着しないようにマスキング
等をしなければならないので多少面倒な作業になる場合があります。

クリアだけダブルアクションで落とす事も考えたのですが、フェンダー一枚なので
剥離剤で地金まで出して錆を確認してから塗装と考えて居ます。

基本的にはクリヤーをダブルアクションで研磨(♯800程度のペーパー)
した場合はベースコートを塗装する必要が出てくるとおもいます。
ベースコートの上にトップコート(クリヤー)が塗装されていますが
トップコートを研磨している際にベースコートに
傷をいれてしまうので、ベースコートから塗装の必要性がでてきます。


剥離をした後の地金の処理は(プラサフ入れるまで)何かしておいた方が良いでしょうか。
ウォッシュプラマーや必殺錆封じなどをした方が良いのでしょうか。

剥離をしたあとは、剥離剤をしっかりと除去し、剥離後の鋼板に足付け(傷をつける)
足付けの際に錆などを極力除去する、浸潤して除去が難しい場合は
浸潤した部分のみ錆転換する(黒錆に変える)

その後サフェーサーといった流れになります。
剥離してから上塗りまで時間がかかるようであればウォッシュプライマーと必殺錆封じは
使用しないほうがよいと思います。

プライマー系の塗料は指定時間内にベースコート
を塗装する必要があります。その時間をオーバーすると密着不良や塗装不具合の原因となります。

もし私であれば、剥離したあと何日か経過して塗装する場合は、ひとまず薄く1液ベースのラッカーサフ
等を吹き付けておいて、塗装が可能な日に、ラッカーシンナーでラッカーサフをふき取り

プライマー塗装(ミッチャクロン、必殺錆封じ)→2液型サフェーサー→研磨→ベースコート→トップコート
といった具合に塗装をおこなうと思います。

基本的には剥離した後はすぐに、次の作業工程に移行したほうがよいです。
フェンダー単品であれば、マスキング等で空気に極力触れないようにさせれば
2日程度であれば大丈夫だとおもいますが、それ以上間をあけるようであれば
対策が必要です

138麻婆:2017/02/15(水) 18:05:10
塗装の剥離
御解答ありがとうございました。
フェンダーは単体に出来ます。

剥離後は早めに作業を進めたいのですが、錆と凹みもあるので、
剥離→錆除去ブラスト→脱脂&足付け→錆封じ→プラサフ(ここまでは一気に)
→(後日)板金→プラサフ→塗装と考えています。
プラサフは最終的には全て足付け後にもう一度入れるつもりです。

プラサフから上塗りまではあまり時間を空けない方が(2週間程かな)良いのでしょうか。

139管理人:2017/02/16(木) 12:49:13
塗装の剥離
剥離後は早めに作業を進めたいのですが、錆と凹みもあるので、
剥離→錆除去ブラスト→脱脂&足付け→錆封じ→プラサフ(ここまでは一気に)
→(後日)板金→プラサフ→塗装と考えています。
プラサフは最終的には全て足付け後にもう一度入れるつもりです。

プラサフから上塗りまではあまり時間を空けない方が(2週間程かな)良いのでしょうか。

プラサフは上塗りまでに時間が空いても大丈夫です。
ひとまず塗ったままにしておいて、上塗りの前に
プラサフに足付けして塗装するとよいと思います。

補足・・・プラサフへの上塗り足付けは800番程度です

140麻婆:2017/02/18(土) 13:53:41
塗装の剥離
有り難うございます。
頑張ってみます。

141:2017/07/22(土) 03:08:33
自動車鈑金について
初めまして。



レストアを調べておりましたら、このサイトににたどり着きました。

私自身、アメリカ車の旧車(1970年式)に乗っており、今、室内側のレストアをしておりますが、フロアパネルが朽ちて穴が空いていたり、腐ってる部分があり新たにフロアを張り替えようと画策しております。

そこで、パネルボンド(3M社製)を使ってフロアを張り替えようと思っておりますが、その場合「パネルボンドのみ」で大丈夫でしょうか?

私自身、もうすでにパネルボンドの強靭性は体感しており、フロアも運転席、助手席の足元のフロアなので力はそこまでかからないと思います?

フロアパネルの大きさは500×500位で既製品をかって張り付けようと思っております。

その際、腐っているフロアパネルを切り取り、糊代を作り、パネルボンドにて新たなパネルを「重ねて」貼ろうと思っております。

近場の鈑金屋さんは溶接が一番早いし確実と言っておりますが、私自身、鉄板に熱を加えたくないので、お金と時間がかかってもパネルボンドで補修をと考えております。

また、パネルボンドの硬化後には削ってその上からパテ処理した方がよろしいでしょうか?

また、他の方が言われていた、パテ削り最中のサフェーサーでのガードはしっかりと乾燥させれば、ラッカーのプラサフでも大丈夫でしょうか?

パテ範囲が多くあり1日では決められないので、湿気対策等でサフェーサーを吹きたいのですが、コンプレッサーが無いのと、2液ウレタンのスプレーだと固まってしまうので…

もちろん、ベースコート等がウレタンなので最終仕上げにはウレタンのサフェーサーを使う予定ですが…

長くなってしまい申し訳ございません。。

よろしくお願い致します。

https://img.shitaraba.net/migrate1/8118.74527534/0000142.jpg

https://img.shitaraba.net/migrate1/8118.74527534/0000142_2.jpg

142管理人:2017/07/03(月) 00:10:42
自動車板金塗装について
下記のご返答の続き...

パネルボンドの接着の要点は接着面のしっかりとした足付け→脱脂作業→ボンドに隙間ができない
接着作業→固定した状態での気温にあった接着硬化時間の確保です。

特に隙間ができない接着が重要となります。

パテ研磨作業中のプラサフですが1液でも大丈夫です。

理想的な工程としては、サフェーサーは薄く塗っておき、次の作業時にそのサフェーサーを
研磨して下のパテが露出した状態から再度パテを塗布するという工程が最適だと思います
できるだけ1液ベースをパテとパテの間にサンドイッチにしないようにするための工程です
多少サンドイッチになる分には問題はないですが、できるだけサンドイッチしないのが理想的で
す。

パネルボンド硬化後の旧パネルとの段差の処理ですが段差が気になる場合は足付け後
パテ処理をしてサフェーサー→上塗り塗装といった手順で行えばよいと思います。
フロアパネルなのでパテの割れ等が発生することを考慮してファーバーパテやカーボンパテで
下地処理を行うとよいと思います。



また、段差が気にならない場合は段差の部分を薄くシーリングして水分が侵入しないようにして
その上からサフェーサー→塗装といった順番で行えばよいともいます。


また最終仕上げのサフェーサーは2液のウレタンプラサフが一番良いと思います。


また何かございましたらお気軽にご質問いただければ幸いです

143:2017/07/04(火) 10:29:51
自動車鈑金について
管理人様


お世話になります。

先日は丁寧かつ的確に質問に答えて頂きありがとうございました!

パネルボンドは接着面は地金出し、脱脂は分かっておりましたが隙間なく密着が重要なんですね。

サフェーサーの件についても丁寧な解答ありがとうございました!

ぜひ、実行に移してみようと思います。

今回は室内側のレストアなのですが、錆びがかなり進行しており、ベベル&ブラストでも裏の鉄板のつなぎ部や袋構造の部分など、取りきれてないのが現状なのですがそういうところも含め、全体的に関西ペイントのエポキシ系塗料の「エスコ」を塗装して、取りきれてない錆を固まらせ空気を遮断しようと思っております。

そこで、塗る時の注意点や、他にも錆対策の塗料等がありましたら教えて頂ければ幸いです。

エスコを塗装したら、上塗りに2液ウレタンで塗装しようと考えております。

https://img.shitaraba.net/migrate1/8118.74527534/0000144.jpg

https://img.shitaraba.net/migrate1/8118.74527534/0000144_2.png

144管理人:2017/07/04(火) 16:34:23
(無題)
パネルボンドは接着面は地金出し、脱脂は分かっておりましたが隙間なく密着が重要なんですね。

そうですね隙間なく密着させることがポイントです。
隙間ができるとその間に残った空気で腐食が進行してしまう可能性と、中に空気が残ることで
ボンドとの接着面積が少なくなってしまいます。


サフェーサーの件についても丁寧な解答ありがとうございました!

ぜひ、実行に移してみようと思います。

今回は室内側のレストアなのですが、錆びがかなり進行しており、ベベル&ブラストでも裏の鉄板のつなぎ部や袋構造の部分など、取りきれてないのが現状なのですがそういうところも含め、全体的に関西ペイントのエポキシ系塗料の「エスコ」を塗装して、取りきれてない錆を固まらせ空気を遮断しようと思っております。

そこで、塗る時の注意点や、他にも錆対策の塗料等がありましたら教えて頂ければ幸いです。

塗る時の注意点はいくつかありますが施工方法によってかわってきます

塗装の方法は吹付塗装をお考えでしょうか?

他の塗装方法として刷毛塗、ローラー、エアレスなどあります。

ちなみに刷毛塗、ローラー、エアレスは建築塗装でよく用いられる塗装方法で、ローラーと刷毛に関しては
局部的に使用するにはよいと思いますが平面部分は美しく仕上げることが難しいと思います。

エアレスに関しては、スプレーガンの塗装方法とほぼ同じで
違いとして、エアレスはその名の通りエアーが出ずに、色だけが吐出される吹付塗装の方法です

自動車の塗装には、ほとんど使われることはないと思いますが、建築用の比較的自動車用の塗料よりも
粘度が高い塗料に使用されます。



他の錆対策としては
面積も広そうなので必殺錆封じなども良いと思います。下記に商品リンクはっておきます。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/paintjoy/special/sabi_huuji.html



エスコを塗装したら、上塗りに2液ウレタンで塗装しようと考えております。

この方法でもよいと思います。レストアに大事なのは錆対策(下地処理ですので)
エスコをしっかりとした方法で施工できれば半分以上は作業が終わったようなものです

関西ペイントエスコの施工要領のリンクです
http://www.kansai.co.jp/products/catalog/pdf/355.pdf

145:2017/07/06(木) 18:56:49
自動車鈑金について
管理人様

お世話になります。

お返事遅れまして申し訳ございません。。

塗装(エスコ、ウレタン2液)の方ですが、大体は塗装ガンで吹き付け塗装、狭い箇所や袋構造の箇所はベンダーと言うフレキシブルの刷毛で塗ろうと考えております。

エスコは粘度がかなり高いのでエポキシシンナーで10%希釈で塗ろうと考えております。

エアレスなるものは初めて耳にしましたし、専用の機械は良いお値段ですね!

錆び取り、フロア張り替えのあとに、錆によって出来たくぼみ、凹みをパテ処理しようと思っておりますが、パテ処理の場合は完全に錆を取りきらないと錆が再発してしまいますよね?

また、パテ処理した後は、そのままエスコを塗るのか、それともサフェーサー(ウレタン2液)を入れた方がよろしいでしょうか?

素人故、何度も質問してすみません。。

よろしくお願い致します。

https://img.shitaraba.net/migrate1/8118.74527534/0000146M.jpg

146管理人:2017/07/07(金) 09:35:59
下地処理について
塗装(エスコ、ウレタン2液)の方ですが、大体は塗装ガンで吹き付け塗装、狭い箇所や袋構造の箇所はベンダーと言うフレキシブルの刷毛で塗ろうと考えております。


そうですね順番としては、ベンダーで狭い個所と袋構造を前日に塗っておいて、ベンダーでできた段差を、800番程度のペーパーで
取り除いてから吹付を行うと細かい部分が美しく仕上がると思います。


エスコは粘度がかなり高いのでエポキシシンナーで10%希釈で塗ろうと考えております。


エスコはもともと建築材料によくつかわれる塗料ですので、希釈率については自動車用のスプレーガンで吹き付ける場合は
10〜60%希釈で応用的に考えてもよいかもしれません。


10%希釈で塗りにくい場合は薄めたほうがよいと思います。


私自身少し前にエスコに似た建築材料を自動車用のスプレーガンで塗装しましたが10%希釈では塗装することが困難でしたので
40〜60%程度の希釈率で塗装しました。

塗膜性能も自動車の内側でしたら希釈しても、十分に確保できると思います。


エアレスなるものは初めて耳にしましたし、専用の機械は良いお値段ですね!

錆び取り、フロア張り替えのあとに、錆によって出来たくぼみ、凹みをパテ処理しようと思っておりますが、パテ処理の場合は完全に錆を取りきらないと錆が再発してしまいますよね?


パテ処理の場合はできるだけ錆を除去し、できない部分は錆転換しておくとよいと思います
前日に鉄板部分の錆が残っている部分に、錆転換剤を塗っておき黒錆に変化させた後
パテ処理に入ると理想的です。


http://www.nippehome.co.jp/prd/sd_009.html  (サビチェンジ)



又、錆転換しなくても、最近のパテには防錆材のようなものが入っているものもありますので、多少のこる錆なら抑える
ことができると思います。

また、パテ処理した後は、そのままエスコを塗るのか、それともサフェーサー(ウレタン2液)を入れた方がよろしいでしょうか?


パテ処理した後は、できればサフェーサーを入れたほうがよいです。
サフェーサーを入れるか入れないかで仕上がりが変わります。


素人故、何度も質問してすみません。。

よろしくお願い致します。


また、何かありましたらお気軽にどうぞ。
?

147:2017/08/26(土) 12:43:45
部品の溶接補修について
ご無沙汰しております。

レストアは順調に進んでおりますが、この度、溶接にて部品の補修を考えておりメールしました。

写真の部品を補修しようと考えておりますが、写真の通り、錆の侵食で表面がボコボコになってたり、グラインダーでカットしたときの傷が入っている状況です。

この傷とボコボコをガスシールドのアーク溶接で補修、肉盛りを考えておりますが、熱による錆の心配があります。

錆を削って鉄板の地金を出したあと、溶接前に何か処置をすべきでしょうか?

それとも溶接後にエスコを塗装すれば錆は防げるでしょうか?

一度でも鉄板に高熱が入ってしまったら上からの塗装でも内部から錆が発生する感じでしょうか?


いつも質問ばかりで申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。

https://img.shitaraba.net/migrate1/8118.74527534/0000148M.jpg

https://img.shitaraba.net/migrate1/8118.74527534/0000148_2M.jpg

148管理人:2017/08/27(日) 00:10:21
管理人
ご無沙汰しております。

こちらこそご質問ありがとうございます。


レストアは順調に進んでおりますが、この度、溶接にて部品の補修を考えておりメールしました。

なかなか根気のいる作業ですので是非頑張って完成させてください(*^_^*)


写真の部品を補修しようと考えておりますが、写真の通り、錆の侵食で表面がボコボコになってたり、グラインダーでカットしたときの傷が入っている状況です。

この傷とボコボコをガスシールドのアーク溶接で補修、肉盛りを考えておりますが、熱による錆の心配があります。


錆を削って鉄板の地金を出したあと、溶接前に何か処置をすべきでしょうか?

そうですね基本的には、溶接前に防錆処理を施しても、MIG溶接の熱で処理した部分がはがれてしまうので
溶接後に、空気と遮断することによって防錆処理を施せばよいと思います。

それとも溶接後にエスコを塗装すれば錆は防げるでしょうか?

この方法でよいと思います。

一度でも鉄板に高熱が入ってしまったら上からの塗装でも内部から錆が発生する感じでしょうか?

内部に大きな気泡などがあれば錆びる可能性はありますが、写真の鋼板程度の厚さであれば
溶接時の気泡などはあまり心配ないと思います。

外部からの塗装による空気遮断で十分防錆できると思います。

いつも質問ばかりで申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。

./youhttp://

149:2018/09/22(土) 21:08:04
ご無沙汰しております。
管理人様

ご無沙汰しております。

去年、こちらで色々とお世話になりましたRYOです。

管理人様はお変わりございませんでしょうか?

私の方は、引き続き内装のレストアに励み(時間帯かかりますね…)、フロアパンが完成し、切開した室内側の袋部の防錆にとりかかっているところです。

以前の質問では、袋部にベンダー(ヘラ状のハケ)で防錆塗料を塗布しようと考えておりましたが作戦変更で、ノックスドールを塗布しようと考えております。

ノックスドールが有名なのもありますが、50センチのロングノズルが付属しているのが魅力で、小さな穴からも入れられ、奥まで噴射出来てそれ自体は乾かずワックスのようなコーティングで錆をそれ以上進行させない、と言う事できめました。

現状もう袋内部では錆が進行(表面のみで奥まではいってないようです。)しており、全て切開というわけにも行かずこのような判断となりました。

そこで、このような状況で管理人様は他に何かケミカル
はご存知でしょうか?

また、以前から色々専門的な内容に的確に答えて下さってましたが、管理人様は鈑金屋さんの現場あがりなのでしょうか?

ご回答頂けたら嬉しいです。

よろしくお願い致します。

150管理人:2018/09/24(月) 23:28:16
Ryo様
お久しぶりです。
ご連絡遅くなり申し訳ありません。
明日、再度ご返答させていただきますので
今しばらくお待ちいただければ幸いです。

151管理人:2018/09/25(火) 23:47:57
RYO様
私の方は、引き続き内装のレストアに励み(時間帯かかりますね…)、フロアパンが完成し、切開した室内側の袋部の防錆にとりかかっているところです。

そうですね。レストアは時間がかかります。根気とモチベーションの維持が大切です(笑)
私も、たまにですがレストアベースの車両を扱いますが気合が必要です。

以前の質問では、袋部にベンダー(ヘラ状のハケ)で防錆塗料を塗布しようと考えておりましたが作戦変更で、ノックスドールを塗布しようと考えております。

よい選択だと思います。ハケでは塗布する部分に制約がありますので、スプレーで吹き込むほうが効果は大きいです。

ノックスドールが有名なのもありますが、50センチのロングノズルが付属しているのが魅力で、小さな穴からも入れられ、奥まで噴射出来てそれ自体は乾かずワックスのようなコーティングで錆をそれ以上進行させない、と言う事できめました。

現状もう袋内部では錆が進行(表面のみで奥まではいってないようです。)しており、全て切開というわけにも行かずこのような判断となりました。

プロでも予算や施工方法に応じて切開せずに防錆処理で終わる場合もありますので、判断としてはよいと思います。

そこで、このような状況で管理人様は他に何かケミカル
はご存知でしょうか?

このケースの場合はノックスドールで選択肢としてはよいと思いますが、
国内の自動車ディーラー(BPセンター等)ではラストップ(RUSTOP)がよく使われています。
商品説明リンクです  https://www.juntsu.co.jp/syohinbox/4007006.php


また、以前から色々専門的な内容に的確に答えて下さってましたが、管理人様は鈑金屋さんの現場あがりなのでしょうか?


工業大学付属の自動車工学科を卒業後、整備士資格と車体整備士の資格を取得、某ト※タ自動車BPセンターで6年ほど
板金、塗装、整備、事故車見積もりなどを学びました。その後独立、現在でも作業は行っていますが
今は後輩の育成に力を入れており、たまに、母校で学生に技術指導などしております。
技術を教えることもなかなか難しく日々勉強の毎日です(笑)

私も後輩が現在進行形で、レストアベース車両に挑戦しているので、一緒に作業していますが、
大変です。(笑)

http://

152:2018/09/26(水) 19:40:34
こんばんは!
お世話になります!

バラシ始めた時には1年もあれば…
なんて思ってましたが、気付けばもう2年目に入りレストアの難しさ、奥深さを感じております。

ラストップは初めて聞きましたね。
用途や性質はノックスドールに近い感じですが、期待持てそうな商品ですね!

管理人様は、現場で色々な経験を積まれて、起業し、現在は後任を育てられてるんですね!
まさに筋金入りな方ですね。

私の伝え方が不十分な説明にもしっかり対応して頂き、プライベーターにはほんとに心強いなと思いました!

私自身まだまだ駆け出しのレストアラーで、またアドバイス頂くと思いますが、その時には何卒よろしくお願い致します。

153pak43:2019/01/27(日) 14:15:48
スプレー缶塗装でのスポット補修箇所の足付け範囲に関しての質問です。
管理人様
お世話になります。

先日から自動車のスプレー缶塗装に関して検索して
漸く管理人様の管理されているHPに辿り着きました。
非常に分かり易い塗装解説をされているので
質問したく思い投稿させて頂くことにしました。

早速ですが問題点の説明に移ります。
先日捨て吹きの境界部分がザラついていたので
境界を軽く研磨していると
脱脂が悪いのか足付け範囲が狭すぎたのか
塗膜がパリパリと足付けが結果的に有効だった範囲まで剥がれました。
今までのスプレー缶補修で経験したことの無い状況だったので
ここで基本に戻る質問を致します。

サフェーサーの範囲は補修箇所より
適度に大き目に足付けしています。
捨て吹きの範囲は足付けの範囲より若干小さくしています。
この時メーカー指定のぼかし塗料は前もって塗布していません。
ですので本塗装前にぼかしを塗布し
後で必ず軽く足付け研磨してからスプレー缶塗装でですが
同メーカーのウレタン2液混合型クリアーを吹く予定です。

特に着色本塗装時の
足付けの範囲決定で気を付けるべき点を
ご指導頂けたらと思います。
突然の質問でお手数ですが宜しくお願いいたします。

失礼致します。

154管理人:2019/01/27(日) 16:45:22
缶スプレー塗装
先日から自動車のスプレー缶塗装に関して検索して
漸く管理人様の管理されているHPに辿り着きました。
非常に分かり易い塗装解説をされているので
質問したく思い投稿させて頂くことにしました。

ご覧いただきありがとうございます。できるかぎり解説させていただきます。
詳しく説明させていただくにあたり塗装対象が、バンパー等の樹脂なのか
ドアなどのパネルなのか、わかれば幸いです。

早速ですが問題点の説明に移ります。
先日捨て吹きの境界部分がザラついていたので
境界を軽く研磨していると

脱脂が悪いのか足付け範囲が狭すぎたのか
塗膜がパリパリと足付けが結果的に有効だった範囲まで剥がれました。

塗幕が割れる原因としては大きく、塗装の回数が多すぎること、密着不良
等があげられます。本来プロが樹脂などバンパーに塗装をする場合は
トップコート(クリヤー)にバンパー専用の硬化剤や、ソフトナーとよばれる
軟化剤を少量添加して完全硬化しないようにします。乾燥しても少し軟性が
あるということです。

その理由はバンパーなどの樹脂パーツはドアなどの金属パーツより
変形が大きいからです。

変形が大きい→割れやすいという理屈になります。

ただ今回のケースでは、軟化剤を入れなくてもすぐに塗装が割れるということは考えにくいので
この場合は、密着不良か塗装回数が多すぎるといったことではないかと考えます。
またDIYではスプレーガンで塗らないかぎりは、添加剤を入れることはほとんどないと思います。
実際に私もいろいろテストしてみましたが、添加剤が入っていないからといってすぐに割れる
ことはありませんでした。

今回の場合はミッチャクロン等のプライマーを最初にきちんと塗装することによって
改善が可能ではないかと考えます。


今までのスプレー缶補修で経験したことの無い状況だったので
ここで基本に戻る質問を致します。

サフェーサーの範囲は補修箇所より
適度に大き目に足付けしています。
捨て吹きの範囲は足付けの範囲より若干小さくしています。

この方法で大丈夫たと思います。

参考までにバンパー等を一本塗る場合は色を全部かけるのであれば800番程度
損傷個所だけ塗装しクリヤーを一本塗る場合は1500番程度の足付けになります。
1500番のたわし(シャイネックス)等で足付けした傷は基本的にはクリヤーを
塗装することでわからなくなります。

この時メーカー指定のぼかし塗料は前もって塗布していません。
ですので(本塗装前にぼかしを塗布し
後で必ず軽く足付け研磨してからスプレー缶塗装でですが)
同メーカーのウレタン2液混合型クリアーを吹く予定です。
上記の()内の内容ですが塗装の流れでぼかし剤を使う場合は
ぼかし剤に足付けは基本的には行いません。
プロはアンダークリヤーを足付けしません、この理由はいくつかありますが
長くなるのでここでは説明を省きます。アンダークリヤー(ぼかし剤)
についてだけのご説明を別でさせていただきます。

基本的な塗装準備

損傷個所下地処理→サフェーサー塗装(PPバンパーの場合はサフェーサー塗装の前にPPプライマー必須)
→サフェーサー足付け800番程度(色がかかる部分)→クリヤー塗装足付け(色がかからない部分1500番程度)
これがブロック補修と呼ばれる塗装方法の基本的な方法です。色を全部かけるのであれば全て800番でも大丈夫です。

この後、脱脂して→カラーベース塗装(色決め3〜5回)→ムラとり(2回)→クリヤー塗装(2回から3回仕上げ)
となります。


特に着色本塗装時の
足付けの範囲決定で気を付けるべき点を
ご指導頂けたらと思います。


ブロック塗装かブロック補修かスポット補修で足付けの範囲が変わります。
上記でも少し説明していますが、簡単に説明すると下記のようになります
難易度的には?→?→?の順番で難易度が高くなります。

?ブロック塗装は全部色もクリヤーも塗る
足付けは800番だけでも良い

?ブロック補修はカラーベースはぼかして、クリヤーだけ全部塗る
カラーベースがかかる部分は800番程度、
クリヤーがかかる部分は1500番程度

?スポット補修は、色もクリヤーも全部は塗らない
カラーベースがかかる部分は800番程度、
クリヤーがかかる部分は1500番程度
最後のクリヤーのぼかし終わりの足付けが重要です。
最後のクリヤーぼかしの足付けは1500〜3000番
程度でしっかりと足付けしておかないと磨きで際が消えません。



文章が長くなって申し訳ありません。わからないことがございましたら
ご気軽にご質問いただけると幸いです。

155管理人:2019/01/27(日) 16:59:35
缶スプレー塗装 補足
申し訳ありません。タイトルに気付かないまま返答しておりました。

スポット補修の足付けについて詳しく補足します


特に着色本塗装時の
足付けの範囲決定で気を付けるべき点を
ご指導頂けたらと思います。

足付け範囲の決定=塗装範囲の決定ということが原則になります。
技術者によって塗装範囲は異なります。
カラーベースをぼかしているときに、範囲が広くなっていくので
あれば広い範囲の足付けが必要になります。
その際の足付けは1500番でよいです。

考慮すべき点は、カラーベースをどこまで塗るのか、クリヤーをどこまで塗るのか
イメージが大切です。最初はなかなかイメージ通りにはいかないので苦労する部分だと
思います。

カラーベースを塗ったら、そのカラーベースをクリヤーで覆い隠さなければいけません。
なので最終の足付けのラインは、クリヤーのぼかし終わりがどこに来るのかというのを
予測して広めに足付けすることが大切です。

(広めに足付けした1500番程度の傷は、磨き作業で除去することができます)

156pak43:2019/01/28(月) 13:14:12
缶スプレー塗装のご回答へのお礼。
管理人様

お世話になります。

説明不足の点が有るにも拘わらず
早々の大変丁寧なご回答有難うございました。

丁寧な説明を頂けたので
今回の失敗について
「今回ベースカラーとクリヤーの両方の範囲の足付けを
最小限の大きさでやっていたので
足付けの範囲が小さすぎて処理範囲の不十分な箇所があり
そこから塗装膜が剥離しただけでなく
補修箇所がリアドアのサイドステップ周辺だったので
標準より塗装面の耐久性を考え
余計な厚塗りをしていたので
結果として厚すぎる塗装膜により
尚更に剥離し易い状態となり
剥離の範囲が広範囲になったのでだろう」と
今回の問題点と原因を理解しました。
(補修箇所がボデーなのでサフェーサーのみの下地塗装で
ミッチャクロン等の塗布はしておりませんでした。)

問題点と原因が解明されたので下地処理後に
ご教示頂いたファイルの番数で足付けを余裕を持って丁寧にし
特に塗装膜の厚さにも気を付け塗装と仕上げ研磨をしたいと思います。
バンパー等樹脂部分のご説明も有難うございました。
非常に勉強になりました。

今回はお忙しい所
時間を割いて頂き大変有難うございました。
何かありましたら今後も宜しくお願いします。
この時期の野外塗装は条件が悪いので
間が開くとは思いますが結果のご報告を後日する予定です。

失礼します。

157:2020/05/13(水) 15:25:03
レストア時のフレーム補強について
こんにちは!
ご無沙汰しております。
以前、こちらの掲示板でおせわになりましたRYOと申します。
その節はお世話になりました。

あれから少しずつレストアも進み、今現在はボディパネル全般の交換に取りかかっております。
そこで現在はルーフ切除し、これからクォーターパネル、トランク類も全て外し、フレームの腐りを確認すると言う作業をしております。
そこで、海外のレストアを調べるとパイプを溶接し、室内側からフレーム補強をしているショップ(?)がございます。

作業中はフレームに負荷がかかる事はない(走行させたり、ハンマー等で歪み修正等)と思いますが、補強は実施した方がよろしいのでしょうか?
参考の画像も添付いたしますのでよろしくお願いいたします。
ご回答よろしくお願いします。

https://img.shitaraba.net/migrate1/8118.74527534/0000162.jpg

https://img.shitaraba.net/migrate1/8118.74527534/0000162_2.jpg

https://img.shitaraba.net/migrate1/8118.74527534/0000162_3.jpg

158管理人:2020/05/15(金) 15:13:00
(無題)
こんにちは!
ご無沙汰しております。
以前、こちらの掲示板でおせわになりましたRYOと申します。
その節はお世話になりました。


こちらこそご覧いただきありがとうございます。



あれから少しずつレストアも進み、今現在はボディパネル全般の交換に取りかかっております。

プロ顔負けの作業ですね(^−^)

そこで現在はルーフ切除し、これからクォーターパネル、トランク類も全て外し、フレームの腐りを確認すると言う作業をしております。
そこで、海外のレストアを調べるとパイプを溶接し、室内側からフレーム補強をしているショップ(?)がございます。

作業中はフレームに負荷がかかる事はない(走行させたり、ハンマー等で歪み修正等)と思いますが、補強は実施した方がよろしいのでしょうか?
参考の画像も添付いたしますのでよろしくお願いいたします。
ご回答よろしくお願いします。

結論から申し上げますと、強度部材を取り外す作業をいっきに行う場合は、部分的な補強は入れておいたほうがいいと思います。
ボディー寸法がずれないよいうにする為の対策ですね。
後にドアなどの取り付けの際にひずみ等が発生し、取り付けが困難になることがたまにあります。部分的に交換をしていくのであれば
溶接時のひずみさえ気をつけておけば、補強なしでも大丈夫だと思います。

おそらく下記の補強画像は後からドアなどのパネル等を取り付けする際に取り付け寸法が変わらないようにする目的と、加工の際に車両に
乗り込んだり荷重がかかる作業があるのでしっかり補強しているのだと思います。

ご参考になれば幸いです  管理人K.H

159:2020/05/15(金) 19:27:37
こんばんわ!
こんばんわ!
早速のアドバイスありがとうございます!

全て骨にするのではなく、個々に交換なら不要と言う形ですね。
新しいボディパネルが来て合わせる段階を考えて、ドアパネル、トランクパネルやその周辺は残して「基準」が分かるようにして、かつ宙ぶらりのパネルはL字に折ったボンデ板で一応補強は入れてあります。

クルマはモノコックですが、お送りしました写真のように骨の状態にしますと、結構歪みが出るものなのでしょうか?

ボディ補修は応力がかからない部分ですので以前お話しました2液のパネルボンドとスポット溶接の合わせ技で考えております。

160管理人:2020/05/16(土) 09:31:20
(無題)
こんばんわ!
早速のアドバイスありがとうございます!

全て骨にするのではなく、個々に交換なら不要と言う形ですね。
新しいボディパネルが来て合わせる段階を考えて、ドアパネル、トランクパネルやその周辺は残して「基準」が分かるようにして、かつ宙ぶらりのパネルはL字に折ったボンデ板で一応補強は入れてあります。

この施工方法でよいと思います。


クルマはモノコックですが、お送りしました写真のように骨の状態にしますと、結構歪みが出るものなのでしょうか?

モノコックは応力外皮構造とも呼ばれている、字のごとく、ボディ全体、パネルに至るまで全体でボディーの剛性を確保しています。
フレーム式タイプの構造のものに比べると、基盤となるフレーム骨格がない分、取り外しや溶接による、ひずみ影響は受けやすくなります。
実際に、最近の超高張力鋼板などを多用した自動車では、クォーターパネル交換などの作業を行うと、基準寸法にしっかり合わせて、接続しても
溶接時などに若干ずれが生じることがあります。このひずみを多少計算に入れて溶接する必要があります。


また、雑談ですが近年の軽自動車など、応力がほとんどかからない、フェンダーやリヤゲートなどの単体部品については、樹脂製のものが出てきていますが、ボディーに関しては応力がかかるので、鋼板を使用しているのが現実です。


ボディ補修は応力がかからない部分ですので以前お話しました2液のパネルボンドとスポット溶接の合わせ技で考えております。


この方法がベストだと思います。ちなみにご存じかもしれませんが、スポット溶接の際はスポットシーラ等を塗布した後に溶接をすると錆などの不具合が発生しにくくなります。

一応参考リンクです。(スポットシーラー)

https://www.amazon.co.jp/%E6%9F%93%E3%82%81Q%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A3-Somay-Q-Technology-NEW%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC-500g/dp/B00MFM0RP4

161:2020/05/16(土) 12:40:35
(無題)
こんにちは!
ご丁寧な回答ありがとうございました。
モノコックになると大規模な補修に関してはシビアになるのですね!

スポットシーラは名前は聞いてましたがまだ使った事がないので溶接時に合わせて使用したいと思います!

いつも分かりやすくご丁寧に回答して下さりとても助かっております。
また、お世話になる事と思いますがそのときにはよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

162麻婆:2021/10/01(金) 17:48:03
切貼り溶接の防錆
いつも勉強させて頂いています。
錆びて無くなった部分を溶接する際に鉄板の裏側の防錆処理は何か良い物は
無いでしょうか?

163管理人:2021/10/05(火) 13:14:25
防錆処理
すみませんご返答おそくなりました。 (管理人K/H)

基本的に溶接する際に対応した防錆スプレーなら問題はないと思いますが
専門的なものであれば、ジンクスプレーやスポットシーラーを使用するとよいと思います。
私は用途分けで最初に塗れるならスポットシーラー、隙間から注入する形で入れるなら
ジンクスプレーと使い分けております。

https://img.shitaraba.net/migrate1/8118.74527534/0000170.jpg

164麻婆:2021/10/14(木) 12:34:25
切貼り溶接の防錆
管理人様
耐熱のジンクスプレーがあるんですね、知りませんでした。
有り難うございます、購入してみます。


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