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『キラキラ☆プリキュアアラモード』ファンの集い!

1 : 運営 :2017/01/11(水) 21:56:19
2017年2月スタートの、『キラキラ☆プリキュアアラモード』専用スレッドを作りました。
本編の感想、妄想、雑談をここで語り合いましょう。このシリーズのSSと感想もこちらにてお願いします。
掲示板のローカルルール及び、保管庫【オールスタープリキュア!ガールズSSサイト】(ttp://www51.atwiki.jp/apgirlsss/pages/1.html)のQ&Aを読んで下さい。
※一部地域によって、放送日程が異なる場合があります。ネタバレ制限は設けておりませんので、注意して閲覧してください。


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2 : (全スレより転載) :2017/01/11(水) 21:57:27
プリキュアアラモードで有栖川ひまり/キュアカスタード役を務める福原遥さん、
以前Eテレの「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」に出演してたんだけど、
その時のキメ台詞が「みんなも作ってア・ラ・モード♥」だったんだよね。アラモード繋がり。


3 : 名無しさん :2017/02/05(日) 22:22:00
略称は「プリアラ」でいいのかしら。
表情豊か……というか変顔満載の主人公&妖精でしたね〜w
残り四人がどんな風に仲間になっていくのか楽しみだ♪
オープニングを見る限り、長老以外の妖精がもう一人居るの??


4 : 名無しさん :2017/02/07(火) 22:47:38
実写を織り交ぜてくるとか、プリキュアの進化はとどまる事を知らない


5 : 名無しさん :2017/03/02(木) 06:30:15
今週から高校生登場かぁ。
中学生三人組の絡みも、なかなか面白いけどね。


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6 : Mitchell & Carroll :2017/03/04(土) 00:04:26
『もしも宇佐美いちかが“プリキュア5つの誓い”をひらったら』


 春一番であろうか、昨日は大風だった。小鳥たちの今朝の木の上会議も、開口一番そのことのようである。その下をいちかは、大きなゴミ袋を両手にぶら下げ、エッサホイサと収集所へ運んでいた。途中、おそらく風で飛んできたのであろう、A4サイズ程の紙が、可哀相に幾つかの足跡を付けられて道にへばり付いていた。いちかはその紙を拾い上げ、裏返して見ると、ただでさえ大きな目をさらに拡げて驚愕した。

「こ、これは……“プリキュア5つの誓い”!?」

 プリキュアといえば、先日いちかが変身したそれである。そのプリキュアの、秘伝書のような内容がコピーされた紙を拾ってしまったのである。いちかは抜群に良い視力で辺りをキョロキョロと見回し、誰にも見られていない事を確認すると、その紙をポケットに突っ込んで隠した。その様子はまるで、卑猥な本を見つけた少年のようであった。

 ゴミを出し終えたいちかは脱兎の如く家に帰り、そのまま自分の部屋へと収まった。そしてドアに鍵を掛け、替わりに自分の心の鍵を外した。万全な体制はユートピアとでも呼ぼうか、はたまたパラダイスか。

(こんなドキドキ、初めて―――)

 高鳴る鼓動を必死に宥(なだ)めながら、ポケットから先程の紙を取り出し、改めて内容を確認してみる。

 ―――いちかは迷った。この紙を、他の誰かにも見せるべきかどうか。まだまだ幼い心のどこかに、この興奮を独占したいという気持ちがあった。だが、手にする紙に書かれている二つ目の誓いが目に止まる。

「……そうだよね。独り占めは良くないよね。今度、みんなにも見せてあげようっと!」

 さっそく誓いをひとつ実行したいちかは、まだまだ幼いその胸を誇らしげに張る。そして部屋の中をうろうろしながら、誓いを声をあげて読み始めた。

「ひとぉ〜つ!プリキュアたるもの、いつも前を向いて歩き続けること!!」

 だが丁度その時、足元に転がっていたぬいぐるみを踏みつけて、つんのめってクローゼットに鼻をぶつけてしまった。鈍痛と激痛が入り混じったハイブリッドな痛みに、いちかの瞳はジワリと濡れる。すぐさま紙をグシャグシャに丸めて窓から投げ捨てたくなったが、プリキュアとしての使命感からか、いくらか忍耐強くなったらしく、そこは何とか耐える事ができた。そして涙と鼻水交じりの声で、残りを読み上げる。

「ひ、ひとぉ〜つ!愛は与えるもの!!ひとぉ〜つ!愛することは守りあうこと!!ひとぉ〜つ!プリキュアたるもの自分を信じ、決して後悔しない!!ひとぉ〜つ!プリキュアたるもの一流のレディたるべし!!ひとぉ〜つ、みんなで力を合わせれば不可能はない!!」

 読み終えるやいなや、ガックリと肩を急降下させ、ベッドにダイブしてしまった。
「自分を信じるって難しいよ〜……」
 ちょうど先日、自己流でプリンを作ろうとしたが上手く出来ず、結局、友達の助けを借りてようやく完成したところであった。
「それに、一流のレディって?レディのたしなみと言えば……やっぱり、“スイーツの美味しいお店を知っている”、これだよねっ!!」


 いちかの頭の中に追いつくように、外もだんだんと暖かくなり、いちかとその仲間が、偉大な先輩達と出会う季節がもうそこまでやって来ている。ひょんな事からこっそり予習をした彼女は、この春、どんな活躍を見せてくれるのであろうか。誓いに秘められた、プリキュア達によって受け継がれる“思い”とは――。



 劇場版へ続く


7 : 名無しさん :2017/03/04(土) 11:08:56
>>6
まさかここで、”5つの誓い”が出て来るとは!?
今のいちかたちのスイーツづくりを見たら、亜久里ちゃんにズバッと言われそうだもんねw
え? そこじゃない??


8 : Mitchell & Carroll(全スレより転載) :2017/03/06(月) 22:22:56
スイプリ×プリアラで
『Waiting for U』


奏「――ねえ、肉球触らせてったら」

ハミィ「嫌ニャ!かにゃで、最近そればっかりニャ!!会うたび会うたび、肉球触らせて、肉球触らせて……」

奏「だって、気持ちいいんだもの」

ハミィ「ハミィは苦痛ニャ!会話もロクにしないで、かにゃでは直ぐハミィの肉球を求めてくるニャ!そんなに肉球に触りたいにゃら、ほかの猫の肉球でも触ってればいいニャ!ハミィじゃなくたっていいニャ!!」

奏「でも、ハミィも気持ちいいって喜んでたじゃない」

ハミィ「最初のうちだけニャ!最近のかにゃでは独り善がりで、全然ハミィの気持ちを考えてくれてないニャ!!」

奏「そんなことないわよ。ほら、ねっ?」

ハミィ「痛いニャ!ぜんぜん愛が伝わってこないニャ!!」

ゆかり「あらあら、何を揉めているの?」

ハミィ「助けてニャ!ハミィは襲われてるニャ!!」

ゆかり「よしよし(撫撫)」

ハミィ「ニャプ〜♡」

奏「(ハミィ、お腹を撫でられてあんなに気持ちよさそうに……私、ハミィの肉球にばかり目が行ってて、全然気が付かなかったわ……)」

ゆかり「可愛い子猫ちゃん。そうそう、マカロンがあるのよ。よかったら食べにいらっしゃる?」

ハミィ「行くニャー♪」

奏「(マカロン……私、カップケーキばかり与えてて、ぜんぜん変化球を覚えてなかったわ……)」

響「――あ、いたいた!奏、探したよ〜」

エレン「ハミィを追っていきなり飛び出すんですもの」

アコ「……泣いてるの?」

奏「……ううん!さっ、帰りましょ!今日はマカロン焼くわよ!」

響「へぇ〜、珍しい!」

アコ「たまにはいいかもね。じゃないとマンネリになっちゃうから」

エレン「マカロンなら任せて!音吉さんの本によると、マカロンていうのは管状のパスタの総称で――」



おわり


9 : 名無しさん :2017/03/06(月) 22:31:24
>>8
かにゃでとハミィの会話が完全に倦怠期のカップルみたいだったニャw
そしてエレンの曲解が相変わらずwww


10 : cherry :2017/03/24(金) 00:17:19
私の名前は有栖川ひまり。スイーツ大好き中学2年生。
最近私にはじめての友達が出来た。名前は宇佐美いちかちゃん。
元気で明るくて可愛くてこんな私を受け入れてくれたとっても優
しい素敵な女の子。初めて一緒にプリンを作って一緒に食べたと
きのあの味は一生忘れる事はないだろう。それからはいちかちゃ
んと二人で行動することが多くなった。それから私に二人目の友
達が出来た。立神あおいちゃん。この子も歌がとっても上手くて
たよりになる子。そういえば3人でシュークリームを作ったことも
あったっけ。あの時の事がきっかけで私達は名前で呼び合えるよ
うになったんだ。初めて会った時からいちかちゃんって呼ぶ練習
を何度もしていたのは内緒だ。それから琴爪ゆかりさんというと
ても綺麗な人とも友達になれた。でもここらへんで私の中に少し
もやもやが生まれ始めた。確かに友達が増えるのは嬉しい。だけ
どいちかちゃんと二人きりの時間が減っちゃったな………。うう
ん,せっかくいちかちゃんがみんなと友達にしてくれたんだからそ
んな風に考えちゃダメ。そう言い聞かせてきたけどその矢先にあ
の事件が起こるのだった。


11 : cherry :2017/03/24(金) 00:18:06
一端ここで終わります。続きはまた随時書きます。
pixivにも投稿しています。


12 : 運営 :2017/03/24(金) 07:13:44
運営です。cherry様、投稿ありがとうございます。
SSの投下についてですが、ローカルルールにあるように、短くてもいいので一話書き上がってからの投下をお願いしております。内容的に一話に満たないと判断したので、今回は保管を保留させていただきます。
一話書きあがった時点で、今回の分も含めて、タイトルを付けて再度投下していただけると助かります。以上よろしくお願いします。


13 : cherry :2017/03/24(金) 12:02:29
>>12
運営様この度はご指摘ありがとうございます。自分の中の予定では前編、後編と分けて書くつもりでしたが、タイトルもつけ忘れた上に長さ、内容も明らかに中途半端な状態であったためにルールに添わない投稿をしてお手を煩わす形となりました。大変申し訳ございません。ご指摘を受けました通りきちんと一話完結で投稿し直しますので何卒宜しくお願いいたします。
今回は申し訳ございませんでした。


14 : 名無しさん :2017/03/24(金) 19:25:57
>>13
ドンマイ、がんばれ。


15 : 名無しさん :2017/03/24(金) 21:27:03
>>13
がんばってー。続き待ってます♪


16 : 名無しさん :2017/04/02(日) 14:13:51
青山さんの描くあおい、可愛いな…。


17 : 名無しさん :2017/04/10(月) 00:09:20
今作はおジャ魔女的なテンポの良さがあると思います。10話の、ファンの子がズラッと並ぶところとか、
エグイくらい反復させるところとか、イケメンのあきらにコミカルな動きさせるところを見て思いました。
あとはモブキャラに力が入ってるように感じます。先週の男性もそうでしたけど。
みんな魅力的に描かれていて、丁寧な作品だなーと思いました。


18 : 名無しさん :2017/04/12(水) 23:52:20
>>17
親衛隊の子たちの手の動きがアヒルみたいで、DX1最後のフレッシュ組のダンスを思い出しましたw


19 : 名無しさん :2017/04/16(日) 23:19:57
親衛隊の子、一人ずつ増えた?
ゆかり親衛隊の子の中に、ほのかっぽい子と、れいかっぽい子いるよね。
あきら親衛隊の中には咲っぽい子がいる。あとGoプリのストップ役だった井澤詩織っぽい子もいる。


20 : ドキドキ猫キュア :2017/04/17(月) 22:27:40
ひまりちゃんの誕生日を記念してのお話
タイトルは最近いちかちゃんの様子がおかしい

3スレです


21 : ドキドキ猫キュア :2017/04/17(月) 22:29:24
最近いちかちゃんの様子がおかしい

ひまり「あおいちゃーん><」

あおい「どどど どうしたひまり(汗) 」

突然泣きついてくるひまりに慌てるあおい

ひまり「あおいちゃん・・・ いちかちゃんって何かありましたか?」

あおい「え、ええ? 何 急に」

ひまり「何だか 最近 避けられてる気がするんです・・・ 私 いちかちゃんに何かしたんでしょうか・・・><」

あおい「気、気にしすぎだって・・・ いつものいちかだろ(苦笑) 」

ひまり「そうでしょうか?」

あおい「そ、そうだよ いちかだってきっと色々あるんだろ 私たちに言えない事が・・・」

ひまり「私たちに言えない事ってなんですか?」

あきらかに動揺している様子のあおいに不審がって問うひまり

あおい「そ、そんなの私が知ってる訳ないだろ(汗)」

ひまり「ほんとですか?ところでそれは・・・」

あおい「な、なななんでもない!! 」

慌てて机の上のものを隠すあおい。

あおい「わ、私も忙しいから それじゃあまたな(汗)(汗)」

ひまり「あおいちゃん・・・!?」

あおいは逃げるように去ってしまいましたした。

ゆかり「・・・」

ひまり「ゆかりさん?」

ひまりが校門を出るとゆかりさんがいました。

ひまり「どうしたんですか?」

ゆかり「あら?あなた 今日は一人なのね(微笑)」

ひまり「二人とも忙しいみたいで」

ゆかり「ねぇ 一緒に帰らない?」

ひまり「な、なんでですか?」

ゆかり「なんとなく(笑)私とじゃ嫌かしら?」

ひまり「そ、そんなことはないです」

何故かゆかりさんと帰る事になるひまり

ひまり「・・・」

ゆかり「・・・」

考えてみれば二人きりになった事はなく ひまりは気まずくなります。


22 : ドキドキ猫キュア :2017/04/17(月) 22:30:36

ひまり「あ、あの!!」

ゆかり「ちょっといいかしら?(ニッコリ)」

ひまり「え?ええー!?」

そういうと ゆかりさんはひまりを連れていってしまいす。

ひまり「・・・」

ゆかり「ふふふ よく似合ってるわ(微笑)」

ひまり「あ、あの・・・😳💦」

何故かゆかりさんにブティックに連行されたかと思うと 可愛い服を着せられひまりはとても戸惑っていました。

ひまり「こ、こんな服・・・私には」

ゆかり「駄目よ?女の子はお洒落しなあと(笑)」

ひまり「でも こんな高そうな服・・・」

ゆかり「気にしないで それは私からのプレゼントだから(微笑)」

ひまり「そ、そんな!貰う理由なんて!!」

プレゼントだと言われ 尚更戸惑うひまり

ゆかり「いいのよ 私がプレゼントしたといと思ったのだから。それに今日は特別な日でしょ?(笑)」

ひまり「えっ?」

ゆかり「せっかくお洒落したんだもの お洒落なカフェでお茶でもしましょう?(笑)」

ひまり「ちょ、ちょっと待ってください><」

ゆかりさんは今度は近くのカフェに入っていきます。

ひまり「・・・プリン♪♪」

ゆかり「ふふふ(笑)」

ひまり「はっ!!」

さっきまで緊張していたひまりですが大好きなプリンを目の前にして子供のように明るい顔になりました。それを見てゆかりさんは笑います。

ゆかり「やっと笑ったわね(笑)」

ひまり「す、すいません 私ったらつい><」

ゆかり「あなたってプリンが本当に好きなのね(笑)」

ひまり「は、はい・・・」

ゆかり「どうかしたの?」

ひまり「スイーツは・・・プリンは好きです。でも」

プリン・・・ ふんわりして甘くて美味しい スイーツ。ひまりにとって初めての友達と食べた大切なスイーツ。

ひまり「いちかちゃん・・・」

ゆかり「・・・」


23 : ドキドキ猫キュア :2017/04/17(月) 22:37:19


ひまり「あの!ゆかりさんは もし、あきらさんに隠し事されたら どう思いますか!!」

ゆかり「突然何を聞くのかしら?」

思いきってゆかりさんに聞いてしまうひまり。

ひまり「す、すいません 変な事を聞いて」

ゆかり「まぁ あきらに限ってそれはないと思うけれど もしそんな事があったとしても 私は気にしないわね」

ひまり「えっ!!」

ゆかり「友達でも言えない事もあるかも知れない・・・それは仕方ないと思うわ」

ひまり「そう・・・ですか」

余りにクールな返答に言葉もないひまり

ゆかり「・・・そういうあなたはどうなの?」

ひまり「私は・・・私は・・・ 不安なんです。いちかちゃんに嫌われたんじゃないかって なんで私を避けるのかって・・・ひっく」

ゆかり「いちかが嫌うわけないじゃない(微笑)」

泣きそうになるひまりを撫でながら言うゆかりさん。

ひまり「ひっく ひっく でも でも〜〜><」

ゆかり「そんなに気になるなら本人に話を聞きに行ってみる?(微笑)」

そう言って ゆかりさんはひまりをまた連れだします。

ひまり「行くって キラキラパティスリーに? でも・・・」

ドーン

ひまり「な、なんですか!?」

ゆかり「あれはキラキラパティスリーの方向ね」

ひまり「いちかちゃん・・・いちかちゃーん!!」

突然の衝撃音 ひまりはいちかを心配して駆け出します。

プルプル「プルプル!そのケーキのキラキラルよこせ」

ホイップ「絶対に渡さない!! これはひまりんの為に作った大事な 大事なケーキなの!!」

ひまり「!!」

ジェラート「今日は大事な日なんだ」

ショコラ「だから これ以上 邪魔はさせない!!」

プルプル「うるさい!さっさとよこせプルプル〜」

ホイップ「きゃあー!!><」

ショコラ「ホイップ!!」

ジェラート「くっそー・・・」

プルプル「プルプル〜!!」


24 : ドキドキ猫キュア :2017/04/17(月) 22:39:11
ひまり達がかけつけると ホイップ達が敵の妖精と戦っていたのでした。ひまりの為に作ったケーキを守る為に・・・それを知ったひまりは

ひまり「やめてー!!><」

ホイップ「ひまりん!!」

ひまり「私の大切な友達をこれ以上傷つけさせない!!」

ゆかり「せっかくのパーティを台無しにする 悪い妖精さんにはお仕置きが必要ね(不適な笑み)」

キュアラモードデコレーション! プリン

カスタード「キュアカスタード出来上がり!」

マカロン「キュアマカロン できあがり」

プルプル「ケーキよこせ〜」

カスタード「そのケーキは絶対に渡しません はぁ〜」

プルプル「プルプル?すばしっこくて 目が回る><」

マカロン「隙あり キラキラキラル キラキラル」

プルプル「しまった・・・ (汗)」

マカロン「いまよ カスタード!」

カスタード「はい! キラキラキラル キラキラル!!」

プルプル「おぼえてろ><」

ホイップ「カスタード♪」

カスタード「ホイップ(微笑)」

ジェラート「やるじゃん(笑)」

ショコラ「助かったよマカロン」

マカロン「どうってことないわ(笑)」

いちか「それじゃあ あらためて パーティの始まりです!ひまりん」

4人「お誕生日おめでとう!!」

ひまり「みなさん・・・私の為に ありがとうございます(嬉し泣き)」

あおい「何も泣かなくても(汗)」

ひまり「だって だって とっても嬉しいんです〜(嬉し泣き)本当に美味しいですプリンのケーキ〜><」

いちか「ひまりんが喜んでくれて私も嬉しいよ。それにその服 とっても可愛いね ひまりんにぴったり♪」

ひまり「ゆかりさんがプレゼントしてくれたんです♪ゆかりさんも今日は色々とありがとうこざいました〜」

あきら「流石はゆかりだね☆」

ゆかり「知ってるわ(笑)」

あきら「ははは・・・」

あおい「ひまりに想いをこめて 歌います!!」

いちか「よっ!まってました!!」

ひまり「あおいちゃん 素敵です〜」

あおいは ひまりの為に作った歌を歌います。

大好きな友達に 仲間に祝われてひまりは本当に嬉しそうでした。

今日は ひまりにとって 大切な思い出が 大好きなものが また一つふえた とっても素敵な誕生日になったようです。

最近いちかちゃんの様子がおかいしい 終わり


25 : ドキドキ猫キュア :2017/04/17(月) 22:39:53
以上です


26 : 名無しさん :2017/04/17(月) 23:15:02
>>24
こまけぇこたぁいいんだよ的な勢いがあった良かったです(o^-')b
でも3レスって言っておきながら4レスだったので、罰としてもう一本!


27 : 名無しさん :2017/04/18(火) 00:01:06
>>25
GJ! こういうノリ、嫌いじゃないんだぜw


28 : 名無しさん :2017/04/19(水) 21:45:00
ドキドキ猫キュアさんとMitchell&Carrollさんは作風?というかスタイルが似ている……気がする。


29 : Mitchell & Carroll :2017/04/19(水) 23:32:54
1人死んじゃいましたケド、堪忍して下さい。

『ゆかりんクエスト』

長老「――うむぅ、どうにかしてゆかりの慌てた姿を見てみたいものジャバ」
ペコリン「それなら、選ばれし勇者たちを募ったペコ!」
ゆかり「あら、何を相談しているの?」
長老「ほほっ、丁度良いところに来たジャバ!」
ペコリン「皆の者、出あえペコー!!」

いちかひまりあおいが現れた!
いちかひまりあおいの攻撃!
いちか「ゆかりさん、見て見て!高速餅つきー!!」
ひまり「砂糖が100グラム、小麦粉が150グラム、卵が3個、この場合の……」
あおい「ねこじゃらし〜ねこじゃらし〜」
しかし、ゆかりに動揺を与えられなかった!
ゆかりの口撃!
ゆかり「あなた達にかまってる暇は無いわ」
いちかひまりあおいに213のダメージ!
いちかひまりあおいは倒された!

きららがあらわれた!
きららのタメ口攻撃!
きらら「よろしくね、ゆかりん!」
しかしゆかりに動揺を与えられなかった!
ゆかりの攻撃!
ネーミング返し!
ゆかり「こちらこそ……きらりん」
きららに185のダメージ!
きららは倒された!

せつながあらわれた!
せつなの攻撃!
せつな「スイッチ・オーバー!!」
せつなはイースに変身した!
太ももが露わになる!
ゆかりに8の動揺を与えた!
ゆかりの攻撃!
ゆかりはイースの太ももを撫で回した!
イース「ああぁあ゛ーーー!!!」
イースに280の快感!
イースは倒された!

えりかとゆりがあらわれた!
えりかの攻撃!
えりかはゆりのスカートをめくった!
ゆりに10のダメージ!
ゆかりにダメージを与えられなかった!
ゆりの攻撃!
渾身の一撃!
えりかに999のダメージ!!
えりかは息絶えた!
ゆかりの攻撃!
ゆかりはゆりの眼鏡をはずした!
ゆかり「眼鏡をはずした顔も……素敵よ」
ゆりに370のドキドキ!
ゆりは倒された!


30 : Mitchell & Carroll :2017/04/19(水) 23:33:46
のぞみがあらわれた!
のぞみの攻撃!
のぞみ「ねーねーキスしたことあるー?」
しかしゆかりに動揺を与えられなかった!
どこからともなく りんが乱入した!
りん「のぞみっ!なに失礼なこと訊いてんの!す、すみません、ハハ……」
のぞみはどこかへ連れ去られてしまった!

エレンがあらわれた!
エレンの攻撃!
エレンはサンバのダンサーに変身した!
エレン「さあ!あなたも一緒に!」
ゆかりに12の動揺を与えた!
ゆかりの攻撃!
ゆかり「ふふ、面白い格好ね。でも……まだ昼間よ?」
しかしエレンにダメージを与えられなかった!
エレンの攻撃!
エレンは町娘に変身した!
エレン「私と一緒に、どこか遠くへ旅に出ましょう」
ゆかりに17のダメージ!
ゆかりは守備力が低下した!
ゆかりはマカロンを使った!
ゆかりのこころの余裕が 30 回復した!
エレンの攻撃!
エレンは音吉を召還した!
ヘンテコな自転車に乗って音吉があらわれる!
ゆかりに158の動揺を与えた!
ゆかりの攻撃!
ゆかりは親衛隊を召還した!
親衛隊「「「ゆかり様にこれ以上関わらないで下さい」」」
しかしエレンにダメージを与えられなかった!
エレンの攻撃!
エレンは口を大きく開けて叫んだ!
よく見ると口の中に小さな黒猫がいる!
ゆかりに95の動揺を与えた!
ゆかりは微笑を守っている!
エレンの攻撃!
エレンは音吉を召還した!
町娘の格好をした音吉がサンバを踊り出す!
ゆかりに490の動揺を与えた!
ゆかりは逃げ出した!


ジャバ「見事ジャバ、勇者・エレンよ!ぜひワシと握手してほしいジャバ」
エレン「どういたしまして……ってアレ?」
ペコリン「長老は実体がないから、触れられないペコ〜」
エレン「ってことはオバケ……キャァァーーーー!!!」
ペコリン「行っちゃったペコ……」
長老「寂しいジャバ……お、娘や、こんな所で寝ていると風邪を引くジャバ」


長老はえりかに話しかけた!
へんがない。
ただの しかばね のようだ。


GAME OVER


31 : 名無しさん :2017/04/20(木) 06:52:58
>>30
そして でんせつが はじまった!
キレッキレだなw 楽しかった!!


32 : 名無しさん :2017/04/20(木) 23:08:29
>>30
訂正お願いします。
ジャバ「見事ジャバ、勇者・エレンよ!ぜひワシと握手してほしいジャバ」

長老「見事ジャバ、勇者・エレンよ!ぜひワシと握手してほしいジャバ」


33 : 名無しさん :2017/04/20(木) 23:42:14
ジャバでも通じるけどねw


34 : 名無しさん :2017/04/23(日) 22:06:46
肉弾戦を封印する事で、却って戦闘シーンが進化している事に気付いた第12話。


35 : 名無しさん :2017/04/30(日) 13:32:04
やっぱりお嬢様だったかぁ、あおちゃん。
来週が楽しみ。
今日のひまりんは、とてもカッコよかった。
自分が語りたいことを語るんじゃなくて、「わかってもらう」ってことを
ちゃんと考えて、相手の目線に立って話が出来たんだね。
だから、守りたいものもハッキリ持ってジュリオに立ち向かえた。
しかしジュリオは実験を重ねて何がやりたいのか。
なんか彼がラスボスな気がしないから、その辺も気になる。


36 : 名無しさん :2017/04/30(日) 23:14:25
今回はなんか昔のアニメみたいなほのぼのした感じというか、
温かさみたいなものを感じた……と思ったら作画が海外組だった。
アニメは技術ではないんだなと感じた。
ひまりの成長話と相まって、「熱意」を感じた印象的な回だった。


37 : 名無しさん :2017/05/21(日) 22:24:46
あきら様の袴姿、ファンの子たちが見たら卒倒必至でしょうな


38 : 名無しさん :2017/05/21(日) 22:36:53
この調子だと夏祭りでみんな浴衣姿なのにあきら様だけ甚平の可能性が高い


39 : 名無しさん :2017/05/21(日) 22:38:17
そこは浴衣にしようかw


40 : ゾンリー :2017/05/27(土) 10:19:23
おはようございます。
みくアコで投稿させて頂きます。
タイトルは…「しっかり者の9歳」です。


41 : ゾンリー :2017/05/27(土) 10:19:55
朱色のポシェットを拾った。辺りを見回しても何かを探してるような人はいない。
「どうしよう…?」
ついでにいつも一緒の奏太とスズも今日はいない。
「おまわりさんに届ければいいんだよね。」
交番の方向を確認して、アコは歩き始めた。
「すいません、これ拾ったんですけど。」
交番に入ってそう言った瞬間、後ろから声が聞こえた。
「あの!小さなカバン、落ちてませんでしたかっ!?」
息を切らせているアコと同い年位の少女。赤い髪と大きなつり目が特徴的だ。
「もしかして…これ?」
アコがポシェットを差し出すと彼女は一層目を見開いた。
「これです!」
初老のおまわりさんは「もう大丈夫だね」という顔をしたので、アコ達は二人揃って交番の外に出た。
「拾ってくれてありがとう!私は剣城みく!あなたは?」
「アコ。調辺アコよ、みく」
「うん!ありがとねアコ!」
白い歯を見せて笑顔のみくは、何かを思い出したかのようにポシェットを漁り始めた
「これ、お礼にどうぞ!」
とみくから手渡されたのは、
「犬のチョコレート…?」
「うん、お姉ちゃんが作ってくれたの!」
口に運ぼうとしたその時、遠くで子供の泣き声が聞こえた。
顔を見合わせて、走り出す。
「うわぁ〜ん!」
座り込んで泣いている小さな女の子。どうやら転んだみたいだ。
どこを見ても外傷はない。みくがどうしようかうんうん唸ってる横で、アコはチョコレートを女の子に差し出した。
「みくごめんね。」言葉はそれだけで十分だった。
「だいじょーぶ。」アコにもそれだけで十分伝わった。
チョコを食べて笑顔になった女の子は母親の元へと走っていった。
日が暮れ始めた道を、アコ達は歩いていた。
「ほんとによかった?チョコレート、最後の一つだったんでしょ。」
「へーき!それよりもあの子が笑顔になってくれてよかった〜
あ、私の家こっちだ。」
Y字路に差し掛かる。立ち止まって、別れの挨拶。
「バイバイ、みく!」
「バイバイ、アコ!」
(困ってる人をほうっておけないの、響達といっしょ…まさかみくも…?ふふっ、なんてね)
少し軽い足取りで、帰路につくつのだった。(終)


42 : ゾンリー :2017/05/27(土) 10:20:29
以上です。ありがとうございました!


43 : 名無しさん :2017/05/27(土) 12:07:20
>>42
そうか、みくちゃんとアコちゃんは同い年なんだ。
しっかり者でよく気が付く小学生。
泣いてる女の子を前にしても二人の短い会話が良かったです!


44 : 名無しさん :2017/05/27(土) 12:08:52
43です。
「前にしての」でした。失礼!


45 : 名無しさん :2017/05/27(土) 23:35:23
>>41
これはええ話や。


46 : Mitchell & Carroll :2017/05/30(火) 22:39:54
『とけたプリン』

 その子ときたら、根を詰めて本とにらめっこを続けるものだから、左右のほっぺたは知識でパンパン。そんなこんなでもう二時間。気温はぐんぐん上昇中。5月のくせに。
 いちかとあおいは買い出しに行ったきり戻って来ないし、気まぐれ猫も何処をほっつき歩いているか分からない。となると、いま彼女を救えるのは自分のみ――取り出だしたるは牛乳、卵、砂糖、バニラエッセンス。これらをシェーカーに入れて、これでもかというくらい振ってやったら、あとは氷の入ったグラスに注ぐだけ。

「冷たいミルクセーキをどうぞ」
「あきらさん!」

 ぐんぐんと飲み干し、「ぷはっ」と一息ついたその顔が、どことなくみくに似ていたものだから、ついつい眺めていたら、せっかく下がったひまりの温度が……また上がってしまった。


47 : Mitchell & Carroll :2017/05/30(火) 23:32:42
『あきら50%』

いちか「うわっちょっあきらさん!!」

あきら「どうしたの?いちか。大丈夫?」

ひまり「お盆をそんなふうに使うなんて……!」

あおい「くぅ〜っ、見えそうで見えない……!」

ゆかり「まあ、面白い試みね」

いちか「服、着てください、服!」

ひまり「あきらさんの服がどこにも見当たらないんです!」

あきら「家からこれで来たからね」

ゆかり「うふふ、ファンの子たちが見たら、なんて言うかしら?」

いちか「とりあえずエプロンしてください!」

あおい「これはこれで……」

ひまり「お、お尻がっ……!」

ゆかり「丸見えね。クスッ」

ペコリン「!お客さんが来たペコー!!」

ゆかり「いらっしゃいませー!!」


48 : 名無しさん :2017/05/31(水) 18:45:32
>>46
あきらさん! 罪なお人だ。

>>47
あきらさん!? 本当に罪なお人だ。。。


49 : Mitchell & Carroll :2017/06/11(日) 00:40:26
アイカツとのコラボで『血を吸いに来てやったわよ!』

あきら「――ふぅ、今日はお客さんが止めどもなく来るね」
ひまり「ゆかりさん、キッチンのほう、お手伝い願えますか……?」
あおい「猫の手も借りたいとはこのこと……!」
いちか「なんだか空が真っ黒……さっきまで晴れてたのに」
ペコリン「不思議なお客さんが来たペコ。真っ黒なマントの……」
ユリカ「ユリカ様が血を吸いに来てやったわよ!!」
あおい「な、何だって!?」
あきら「血を吸いに……まさか、吸血鬼かっ!?」
ユリカ「その通りよ!さあ、血をおよこし!」
ゆかり「うっ……!」
いちか「ゆかりさん!!」
ユリカ「ふふふ。吸血鬼に血を吸われた者は、吸血鬼になってしまうのよ。さあ、お友達の血を吸ってあげなさい!」
ゆかり「ひまり、こっちに来なさい」
ひまり「いやぁぁぁっ!?」
あきら「ひまり!!」
ひまり「……う、うへへへぇ〜。血、血を下さい」
いちか「ひまりん!?」
あきら「そ、そんな……!」
いちか「逃げて、あきらさん!」
ひまり「血を下さい〜」
あきら「くっ!は、速い……!!」
ひまり「カプゥゥゥッ!!!」
あきら「し、しまった!」
ひまり「チュウチュウ……」
いちか「ああっ!あきらさん!!」
あおい「あ、あきらさんまで……!!」
ユリカ「観念しなさい、あなたたち!おとなしく生け贄となるのよ!!」
あきら「いちか、血をくれる?」
いちか「い、いやぁぁっ!!」
あおい「危ないっいちか!!」
いちか「あおちゃん!?」
あおい「うぁああ゛ー〜〜っ!!!」
いちか「あおちゃんーー!!!!」
ユリカ「いい悲鳴……」
あおい「いちか……いちかぁぁぁっ!!」
いちか「痛たたたたたたたたたたたたたた!!あおちゃん、痛い!!!!」
あおい「あ、ゴ、ゴメン」
いちか「うぅ〜、これであたしも吸血鬼に……ってアレ?」
ゆかり「………」
ユリカ「これをご覧なさい」
いちか「……“ド”」
あきら「そういうわけなんだ、いちか」
いちか「……“ッキ”」
ひまり「あ、あの……」
あおい「へへ〜」
いちか「……“リ”。そ、そんな〜」
ゆかり「それと、ユリカさんのギャラ、よろしくね、あおい」
あおい「そ、そんな〜」
ゆかり「あと、天候の演出は四葉財閥の協力を得たの。この分はギャラから差っ引くわね、ユリカさん」
ユリカ「そ、そんな……」
ゆかり「そんな顔をしないで。ほら、大好物のニンニクよ、拾いなさい」
あきら「そんな……鳩に豆をやるみたいに……」
ゆかり「まあでも、ひまりの首にキスマークを付けるという今月の私の目標も達成できた訳だし」
ひまり「そ、そんな……」


おわり


50 : 名無しさん :2017/06/12(月) 00:16:50
>>49
まさか四葉財閥が登場するとはw
何気にノリノリなひまりんが素敵。でも、ゆかりさんにキスマーク付けられちゃうのねw


51 : makiray :2017/06/12(月) 22:43:33
HAPPY BIRTHDAY TO US (1/3)
---------------------------

「今度の日曜日、キラパティはお休みにします」
「あら、そう」
 宇佐美いちかが言うと、琴爪ゆかりはいつもの調子で答えた。
「実は私、ちょっとこないだの中間テス卜の成績があれで…」
「あぁ…」
「ゆかりさん、今、思いっきり納得した!」
 剣城あきらが苦笑する。
「だって、ものすごく説得力があるもの。
 補習?」
「再試験の勉強をしないと…」
「いちかがそうなのはわかったとして、ひまりとあおいは?」
「三人で勉強しようっていうことになっています」
「いちか一人じゃどうしようもないからね」
 みんな、ひどい、といちかがベそをかく。有栖川ひまりと立神あおいが、よしよし、と慰めた。
「ゆかりと私だけじゃ流石にお店は回らないし」
「そうね。
 じゃあ、久しぶりにゆっくり休ませてもら――」
「そうは行きません」
 いちかが急に元気を取り戻す。
「試験勉強のない二人には、新しいレシピを考えてもらいます」
「新しいレシピ?」
「おかげさまで、マカロンもチョコレー卜も好評です。そこでもうー品、増やしたいんです」
「人使いが荒いわねJ
 ゆかりは不満そうだったが、あきらが助け舟を出した。
「まぁ、いいじゃないか。
 試験が終わったら、今度はいちかちゃんたちが考えるんでしょ?」
「もちろんです!
 ゆかりさんには、お茶を使ったスイーツをお願いします」
「いいわ」
 ゆかりは、試験勉強そっちのけでレシピ考えたリしないようにね、と釘を刺した。

 そして日曜日の朝。
 いちかはきれいな箱を持って家を出た。ところが、その後から、ひまり、あおい、あきらの三人も出てくる。
 その箱を大事そうに抱えながらも鼻歌の出るいちか。
「なんだか、いちかちゃんの方が楽しそうだね」
「だって、お誕生日ですよ、お誕生日!
 みんなが楽しくなる日です」
「ゆかりさんもきっと喜んでくれます」
「そうかなぁ。またなんか一言ありそうな」
「喜ぶと思うよ。何かは言うかもしれないけど」
「うん。
 みんなで作ったネコケーキ、きっと喜んでくれると思う」
「嫌いじゃないわ、とか言って」
「そう。
 ゆかりさんの『嫌いじゃない』は最上級の褒め言葉!」
 今日は、ゆかりの誕生日である。最初は、キラキラパティスリーで誕生日フェアをやろう、とも考えたのだが、そういうやり方は好まないだろう、ということはすぐにわかったので、サプライズ プレゼン卜をすることにした。
 プレゼントはもちろんケーキ。ブドウやブルーベリーでゆかりの好きな紫色をメインにしてある。サプライズなので、キラキラパティスリーではなく、いちかの家に集まって作った。
 ただ渡しただけでは、ゆかりもいちかたちも面白くないので、お店をお休みということにし、得意のお茶を使ったレシピを考えろ、という宿題を出してある。そうすれば家に閉じこもらざるをえないだろう、そこを襲撃、という作戦だ。
「こんにちわー!」
 元気に琴爪邸のベルを押す。
 ところが。


52 : makiray :2017/06/12(月) 22:45:25
HAPPY BIRTHDAY TO US(2/3)
-------------------------

「出かけちゃったんですか?」
「えぇ。
 お菓子がどうとか言って」
 いちかたちは顔を見合わせた。
「材料を探しに行ったのかも」
「せっかく、お茶のスイーツって言ったのに」
「家にあるものだけじゃ物足りないとか」
「ありうる。なんだかんだ文句を言うくせに、いざとりかかると凝るタイプ」
「じゃぁ、商店街だ!」
 四人は、形ばかりの礼をすると いちご坂商店街へ急いだ。
「手分けして探そう」
 あきらが言った。
「いちかちゃんは、ケーキを持っているから走れないね。ひまリちゃんとー緒に行動した方がいいな。慌てないでいいからね」
「はい」
「私とあおいちゃんが走ろう」
「うん」
「見つけたら、いちかちゃんのケータイに連絡。
 いいね」
「了解!」
 時間が過ぎる。いちかは、ケータイが鳴るたびに飛びつくようにしてそれを取ったが、見つかった、という報告はなかった。
《お茶屋さんや、食料品店は全部見た》
《スイーツのお店もチェック完了》
《…。
 ブティックとか宝石店は》
《スイーツはぁ?!》
《もうレシピが決まってたら、寄り道してる可能性も》
《わかった》
 やがて日も高くなる。
《今、ファンクラブの子たちと会った。
 あの子たちもゆかりを探してるらしい》
《ファンクラブも行方を掴んでないってことですか?》
《もう一度、商店街を回ろう。入れ違いになってる可能性もある》
《はいっ!》

「あとは、焼きあがるのを待つだけ」
 長老とペコリンは、卜レイがオーブンの中に納まるのを、待ちきれない様子で見ていた。やがて、キラキラパティスリーの厨房に甘い香りが漂い始める。
「それにしても、自分の誕生日に、人にご馳走するためのお菓子を焼くとは」
「面白いでしょ」
 ゆかりが笑った。
「いちかたちがびっくりするペコ」
 ふふ、と笑うゆかり。
「私にサブライズをしかけるなんて百年早いのよ」
「ばれてるペコ」
「なんでわかったんジャバ」
「再試験なんてことになったら、いちかはもっと前から大騒ぎしてるはず。それをあんな落ち着いた顔で言うなんて信憑性のかけらもないわ。
 それが本当なら、ひまりは心配して何度も口にしてるだろうし、あおいは呆れてるでしょうね。あきらにはそもそも人をかつぐ真似なんて無理だし」
 見事な推理に、長老も頭をかいていた。また静かに笑うゆかリ。
 それにかぶさるようにペコリンのお腹が鳴った。
「お腹空いたペコ」
「だめよ。
 みんなが来るまで待って」
「本当に来るペコ?」
「心配ジャパ」
「大丈夫よ」


53 : makiray :2017/06/12(月) 22:46:19
HAPPY BIRTHDAY TO US(3/3)
-------------------------

 はぁ、はぁ、と激しい呼吸。 
 あきらもあおいも大粒の汗を流しいる。
「これだけ探してもいないなんて」
「ゆかりさん、どこ行っちゃったの」
 あきらは汗を拭いた。まだ息が荒い。
「ファンクラブも見失ってる、っていうのが不思議だね」
「町の外に出かけてるってことはないでしょうか」
「いや、それだったら彼女たちも知ってると思うんだけど…」
「お家にもいない…。
 商店街にもいない…」
 それぞれに手掛かりを求めて周囲を見渡す。
「あ」
 ひまりが叫んだ。
「どうしたの?」
「一か所だけ、探してないところがあります」
「商店街はもう三周もしたよ」
「今日、お休みのお店があります!」
「お休み…あっ!」
 お互いの顔を指差す。
「キラパティ!」

 きれいなマカロンが焼きあがった。
「でも、マカロンだけでいいペコ?」
「折角の誕生日、ちょっと寂しくはないジャパか」
「主役はケーキだもの」
 そろそろ紅茶の準備をしましょう、とゆかリは立ち上がる。そして、アイスティーにしようかな、とつぶやいた。


54 : 名無しさん :2017/06/13(火) 07:35:57
>>53
ゆかりさんの分析がらしくて笑えたw
でもそう言いつつめっちゃ楽しそうじゃないすかwww
良かったね。


55 : Mitchell & Carroll :2017/06/16(金) 00:00:06
マジで閲覧注意
『London Burning』

 いちか、入魂のケーキ。数日前からの準備、厳選された素材。溢れんばかりのキラキラルが、仲間達の瞳をも輝かせる。だが喜んでいたのも束の間。見知らぬ老婆がキッチンに上がり込んで来て、今しがた完成したばかりのいちかのケーキを中途半端に破壊すると、そこらにあるものを使って勝手にデコレーションをし始めた。皆が呆気にとられていると、老婆はそのケーキを頭上に掲げ外へ駆け出していき、ケーキに自分の名を冠して、道行く人に押し売り始めた。いちかは膝から崩れ落ち、そばにいたあおいとあきらが、破壊されたいちかの心がこれ以上バラバラにならないように、二人で何とか必死に押さえた。ひまりは恐怖のあまり動けない。ゆかりは怒りを押さえるあまり一歩も動けない。「いちかを頼んだよ、あおい」と言って、あきらが一歩前へ、老婆に物申す。しかし老婆は聞く耳持たず、「このわしに文句を言うつもりかえ。平和じゃないのう」と言い、血だらけの眼鏡を掛けた男と地獄へ帰っていった。


56 : 名無しさん :2017/06/16(金) 00:09:49
>>55
なんか凄い話だな。元ネタあり?


57 : 運営 :2017/06/16(金) 23:31:11
こんばんは、運営です。
Mitchell & Carroll様、いつも楽しい作品ありがとうございます。
昨日投下して頂いた>>55ですが、これは何か元ネタがあって、キラプリとコラボさせたお話でしょうか?
特に注釈を設けるつもりはありませんが、トラブルを避けるため保管に際して確認させてください。
宜しくお願いします。


58 : Mitchell & Carroll :2017/06/17(土) 00:06:08
元ネタは無いです。


59 : 運営 :2017/06/17(土) 00:43:39
運営です。早速のお返事ありがとうございました。
それでは、保管させて頂きます。


60 : 名無しさん :2017/06/28(水) 07:58:10
いちかとシエルの対比が面白いな〜。
同じ目標を持ってスイーツを作ってるのに、アプローチが対照的な二人。
「この子……」って密かにシエルがいちかを見るシーンがスポ魂アニメっぽくてw好みです。


61 : 名無しさん :2017/06/28(水) 23:56:38
確かに、拙い技術のいちかのパンケーキにキラキラルがいっぱい溢れている描写は印象的だったケロ。
今後、シエルがどう変化していくのか楽しみケロ。
そしてやっぱり今作はモブキャラに力入ってるケロ。あの顎ヒゲの男とその横の帽子の女性、絶対モデルいるケロ!


62 : 名無しさん :2017/07/03(月) 00:45:01
6人目のプリキュア、妖精兼人間というとミルキィローズで有名な5GoGoですが、
ここんところハピでハト踏襲、姫でフレ踏襲、まほで初代踏襲と来て、
今年5GoGo踏襲となると、来年は一体全体どうなってしまうんでしょう?


63 : Mitchell & Carroll :2017/07/09(日) 00:47:01
「プリキュア無双 in 坂上家」

いちか「それでは師匠、ご教示よろしくお願いいたします!」
あゆみ「うむ!いちかくんは初心者だから、扱いやすいキュアパッションがおすすめかな」
やよい「キュアブラックで、ボコボコ敵をブン殴って爽快さを味わうのもいいかも」
いちか「パッションか、ブラックか……ところでこの“キュアベリー”ってどんなキャラなんですか?」
やよい「それは必殺技が貧弱だから使わないほうがいいよ」
あゆみ「あと、操作性がなんかね」
いちか「そうなんだ……パッションにしよーっと!」
やよい「じゃあまず上行って。ずーっと上」
いちか「うわっ!敵が出てきました!」
あゆみ「連打連打!!」
いちか「おりゃおりゃおりゃー!!」
やよい「やっぱりパッションはカッコイイなー♡(ジュースで水分補給)」
あゆみ「声が良いよね、声が♥(お菓子で糖分補給)」
いちか「師匠!なんか下のゲージみたいなの満タンなんですけど!」
あゆみ「必殺技のチャンスだね!」
やよい「待って!なるべく敵の多い所で!」
いちか「うわははは!パッション様が必殺技をお見舞いしてやるぜー!」
(パッション「プリキュア!ハピネスハリケーーン!!」)
いちか「うわはははは!!」
やよい「ハピネスハリケーンはね、攻撃範囲が広くてとっても使いやすい技なの。って聞いてる?いちかちゃん」
いちか「うわはは……あれ?必殺技が出ないよ!?」
あゆみ「キュアゲージを使っちゃったからだよ。また溜めないと」
(味方「ウェ、ウェ、ウェ、ウェスターだぁ〜!!」)
(ウェスター「どけどけどけぇー!!」)
いちか「うわっ!なんかパンダに乗った奴出てきた!」
あゆみ「気をつけて!そいつ攻撃力メチャクチャ強いから!!」
いちか「何ですとぉー!?」
やよい「防御防御!!」
いちか「ぼ、防御!?あわわわ……」
(GAME OVER)
いちか「………」
あゆみ「………」
やよい「……なんか、切ないね」
いちか「クッ……私にもっと力があれば……」
あゆみ「いちかちゃん、それ貸してあげるから、家で極めてきなよ」
いちか「えぇっ?いいの!?」
あゆみ「ほら、攻略本も貸してあげる!」
やよい「よかったね、いちかちゃん!」

〜帰宅〜
いちか「――お父さん、晩ゴハン冷めちゃってるよ」
源一郎「もうちょっと待ってくれ、いちか。今、ハートキャッチのシナリオ、クリアするから……」

〜朝〜
いちか「おはよ〜、お父さ……ってエェッ!?徹夜でやってたの!!?」
源一郎「見てくれ、いちか!サンシャインの能力値MAX!!」

〜坂上家〜
源一郎「おじゃまします。僕のキュアサンシャインと対戦して下さい!」
あゆみ「誰!?」


おわり


64 : 名無しさん :2017/07/10(月) 22:10:06
>>63
お父さ〜んw
次のチョイスはきっとキュアフォーチュンですね。
しかしゲームの中でもオールスターズでも、いじられキャラのmktn、カンペキ……(泣)


65 : 名無しさん :2017/07/10(月) 23:03:13
>>63
これはまた…ネタが尽きなさそうな物をw
いちかちゃんはコントローラーを握ると性格が豹変する恐ろしい子!
プリキュア無双、ホシイナー


66 : Mitchell & Carroll :2017/07/11(火) 00:11:21
なんか分類に困るような小ネタで、スイマセンでした。あゆみ優先なんですね。


67 : 運営 :2017/07/11(火) 20:31:21
>>66
投稿ありがとうございます!
分類は、読み手の方が「こんなジャンルのお話が読みたい」って探すのに使われるので、オールスターズならオールスターズの世界観が出てるお話を分類するようにしています。
だから、あゆみちゃんが登場するお話はこの分類になることが多いですね。
でもいろんなお話があるからきっちり分類するのって無理ですし、別のジャンルとも言えるじゃないか、ってお話はたくさんあると思います。
作者の方からの「こっちに分類してほしい」ってご希望にはなるべく沿いたいと思いますので、ご希望ありましたら[掲示板管理者へ連絡]から遠慮なくお知らせください。


68 : 名無しさん :2017/07/17(月) 21:30:49
キュアパルフェ登場!
しかしピカリオ、ホントに消滅しちゃうの?
どうにか生き残って欲しいんだけどなぁ。


69 : 名無しさん :2017/07/18(火) 01:12:11
パルフェ(仏語、parfait)=完璧。
「あたし完璧!」が口癖だった某先輩の立場が……


70 : 名無しさん :2017/07/24(月) 12:48:10
ピカリオが消滅しなくて良かった。
そしてキラリンの腹ペコキャラw
悪くないです。


71 : 名無しさん :2017/07/30(日) 23:33:35
ゆかり回の脚本って必ず坪田文さんなんですね


72 : 名無しさん :2017/08/03(木) 22:13:40
坪田文さん=ゆかりさん回のことは、なんかの記事でも読んだ気がする。
しかし25話はノリノリでしたねぇ。これ公式?って思ったくらい。
この後、他のメンバーとの絡みも含めてどうなっていくのか楽しみ。


73 : 名無しさん :2017/08/06(日) 23:35:14
漂流にツッコんでたら、再登場のビブリーの過去と、キラリン=シエルとの絡みに釘付けになった。
ノワールの能力、何気にえげつない。
しかし、お腹ぺっこぺこだった面々、かき氷だけで満腹できたんだろうか……。
そしてまさかの天然氷を前にして、はー先輩が現れたらどうしようかと思ったw


74 : Mitchell & Carroll :2017/08/07(月) 00:07:56
『ぼっちクライシス』

いちか「あおちゃ〜ん、私の唇を潤おして〜」
あおい「しょうがないなぁ、いちかは」
ひまり「はわわっ!あおいちゃんがいちかちゃんにジュースの口移しを!?」
ゆかり「あきら、日焼け止め塗ってくれる?」
あきら「OK」
ひまり「目のやり場に困りますぅ〜」
シエル「ビブリー、ほら、カキ氷、あ〜ん」
ビブリー「あ、あ〜ん……」
ひまり「――ハッ!?わ、私、一人ぼっちですか!?」

ザッパーン


75 : 名無しさん :2017/08/07(月) 17:10:13
がんばれ、ひまりん!


76 : Mitchell & Carroll :2017/08/10(木) 23:06:47
『直穿きイース』

「そこに直りなさい、あなたたち」
 落ち着きながらも怒気を孕んだ声が、軽率な行いを許さない空気をつくり出す。だがしかし、ある者はそっぽを向き、ある者は後ろ手を組みながら足をぶらぶらさせ、ある者は手に持ったぬいぐるみを凝視している。お構いなしに説教は続く。
「季節には相応の服装というものがあるわ」
 今日は気温35度を越える猛暑日。その炎天下に晒された者達。
「風紀を乱すような服装は、許されないわ!」
 その言葉に、さっきまでそっぽを向いていた銀髪の少女はキッと紅い目を向ける。言葉の主・かれんは、堪らず「何よ、その目は!」と、銀髪紅目の少女の頬に強烈な平手打ちを喰らわせた。「かれんさん!」と、横にいた指導役補佐のいつきが必死に取り押さえ、引き剥がす。ジイジイと蝉が鳴く中、ジワジワとした痛みが少女の左頬を襲う。ただでさえ暑い中、熱を持ったその頬の“思わぬ痛み”が、余計に鬱陶しい。かれんは更に畳み掛ける。
「その暑苦しい襟飾り……それにその胸元と太ももの露出――ふしだらだわ!」
 かれんはいつきの制止を振り切り、再び少女に襲い掛かる。
「生徒会長の名に懸けてあなたを修正するわ、イース!!」
 そう言ってイースの黒いホットパンツをぐいぐいと引き下げようとする。イースも必死に抵抗したが、威信を懸けた生徒会長の力は凄まじく、パンツは太ももの辺りまで下げられてしまった。パンツの中から溢れ出た蒸気が目に直撃したかれんは、思わず「ウッ」と声を上げる。おまけに少女特有の甘酸っぱい、そしていささかの恥じらいを持った匂いも、かれんの嗅覚を刺激する。恐る恐る傍観していたいつきが、イースの衣装の素材を確認する。
「これは……ラバー?」
 空気の通り道など微塵も無い素材だった。かれんは、「あなた、こんなものを身に着けて……」とイースの顔を見上げて、ハッとした。イースの両の瞳に、うっすらと涙のようなものが見えたからだ。
「……い、行ってよし!」
 かれんはそう促した。イースは「フン!」と強がりながら、速やかに両目の涙を拭って、何処かへ去って行った。

「さあ、次はあなた達の番よ、レジーナ、ビブリー!観念しなさい!」
 かれんの視線は二人のゴスロリ衣装に突き刺さる。だがレジーナは、
「ねぇ〜、さっさと終わらせてくれる?このあとマナとデ・エ・ト!なんだから!」
と駄々をこねる。かれんの怒りが上昇する。
「不純異性交遊よ!!」
 熱気で歪む空気の中、砂埃を上げてかれんがレジーナに襲い掛かる。その手はレジーナの頭の上の、真っ赤なリボンに伸びた。
「ちょっと、勝手に触んないでよ!――ねえ、そこの!このリボン、可愛いと思うでしょ?」
 そう言ってレジーナは、いつきの頭に自分の赤いリボンを付けてやった。「ほ〜ら、可愛い!あたしほどじゃないけど!」と褒められ、いつきもまんざらではない様子だ。ビブリーも「悪くないんじゃないの」と決して嫌な顔はしていない。劣勢にまわったかれんは「キーッ」と悔しがりながら、レジーナのスカートを掴んでバサバサさせるほかなかった。
「かれんさんも、似合うと思いますよ?ほら」
 うっかり、いつきはかれんの頭にその赤いリボンをつけてしまった。見てはいけないものを見てしまったようなビブリーの顔。生まれて初めて異人を目にするかのようなレジーナの表情。圧倒的後悔をほのめかすいつきのしかめっ面。唸り声を上げながら、唸りを上げるかれんの右手が今度はいつきの頬を襲う。ひときわ乾いた音に蝉も一旦鳴くのを止めるほどだった。レジーナは「ひどーい!」とかれんを批判し、すかさずいつきを慰める。ビブリーもまた、ぬいぐるみのイルをいつきに貸してやり、いつきはそれを抱きしめて必死に心を回復させている。レジーナに「冷やした方がいいわよ?水道のある所、行きましょ」と促されて、いつきはかれんのもとを去って行った。ビブリーもまた、くるっと振り返ってあかんべーをしながら去って行った。かれんの頭上の赤いリボンに蜻蛉が停まりかけたが、少しためらった後、別の休憩場所を求めて去って行った。

 しばらくして、「かれん、指導は終わった?」と、こまちが訪れた。だが、かれんの、頭に赤いリボンを付けたその姿に、思わず手に持っていた水羊羹をボトリと落とした。こまちが再びかれんに声を掛けたのは、その水羊羹を蟻たちが、すっかり持ち去った後だったという――。


 おしまい


77 : 名無しさん :2017/08/11(金) 07:29:46
>>76
一瞬、暑さを忘れましたわw


78 : Mitchell & Carroll :2017/08/12(土) 23:45:40
2レスお借りします。


『眠れるパティスリーの美女』


いちか「起きないねー、ゆかりさん」

ひまり「さっきまでずっと妖精さん達のお腹撫でてましたから、疲れたんじゃないでしょうか?」

あおい「もうすぐ開店だってのにねぇ〜……」

ペコリン「王子様がキスすると、目覚めるって本当ペコ?」

シエル「トレビア〜ン!それはいい考えね!」

あきら「――ちょっと!何でみんなこっち見るの!?」

いちか「ささっ!遠慮なさらずに!」

あきら「別に遠慮してなんか……!」

ひまり「ドキドキしますね〜!」

あおい「この目にしっかり焼き付けておかなきゃ!」

シエル「さあ!私たちの心の準備はOKよ!」

あきら「君たちはOKでも、こっちの心の準備が……!」

ペコリン「早くするペコ。9時になっちゃうペコ」

長老「“据え膳食わぬは男の恥”というジャバ」

あきら「長老まで……!わかった。一瞬だけだよ」

あきら×ゆかり「(チュッ)」

いちか「……起きませんねー」

あきら「おっかしいな……」

ひまり「愛が足りなかったんじゃないでしょうか?」

あきら「そんなはずは……」

あおい「画ヅラは完璧だったんだけどねぇ〜」

あきら「……ありがとう」


79 : Mitchell & Carroll :2017/08/12(土) 23:46:36
ペコリン「舌を入れた方がいいって本当ペコ?」

あきら「えっ!?」

シエル「セシボン!それはいい考えね!」

あきら「ちょっと!!」

いちか「ささっ!遠慮なさらずに!」

あきら「さっきと同じ流れ……!!」

ひまり「ワクワクしますね〜!」

あおい「親衛隊の人たちにもあとで報告しなきゃ!」

シエル「さあ!私たちの心の準備はパルフェ!」

あきら「君たちはパルフェでも、こっちの心の準備が……!」

ペコリン「早くするペコ。OGも出演する他局の番組が始まっちゃうペコ」

長老「シェ〇ロンに“舌を入れる勇気を下さい”とでもお願いする気ジャバ?」

あきら「ちょ、長老……!わかった。一瞬だけだよ」

あきら×ゆかり「(チュッ……レロレロ)」

ゆかり「――イヤッ!!何するの!?」

あきら「ご、ごめん……!」

いちか「起きた起きた!」

ひまり「心が通じたんじゃないでしょうか?」

あおい「見せつけてくれるね〜!」

ペコリン「王子の面目を保ったペコ!」

シエル「いいものを見せてもらったわ!メルシー!」

ジャバ「“全王様もオッタマゲ”ジャバ!」

ゆかり「最低!(パンッ!!)」

あきら「痛ッ……!」

いちか「ゆかりさん……帰っちゃった……」

ひまり「照れてるんじゃないでしょうか……?」

あおい「乙女心は複雑だね〜……」

ペコリン「気難しい年頃ペコ……」

シエル「ディープキスはフレンチキスとも言うのよ……」

あきら「もういいよ」


80 : 名無しさん :2017/08/16(水) 05:38:42
>>79
ほんと、絵は完璧だったのにw


81 : 名無しさん :2017/08/20(日) 23:49:33
28話のひまりちゃん、湿気で前髪ペッタンコ


82 : 名無しさん :2017/08/26(土) 23:11:44
>>81
牛乳、多めに入れたからね。


83 : ゾンリー :2017/08/30(水) 00:06:21
こんばんは。
「しっかり者の9歳」に続くみくアコです。
タイトルは…「再会の9歳」。
1〜2レス使わせていただきます。


84 : ゾンリー :2017/08/30(水) 00:06:53
「来ましたぞー加音町!」
「ここは音楽の町として有名でこの町の事を、私達と同年代の子達がテレビで紹介してました!」
「へぇ〜じゃあガールズバンドとかもたくさん居るのかな?」
「ウィ〜!スイーツショップも巡らなきゃ!」
中学生組の明るい声を背後に受けながら私__みくは町を見渡した。
「やっぱりお祭りだけあって人が多いね。みく、私からはぐれちゃダメだよ。」
そう言って私の手を握るお姉ちゃん。
今日は加音町の夏祭り、私達7人も浴衣姿で祭り会場までの道を歩く。
すると私の足首に白猫が正面からぶつかってきた。
「あら、カワイイ猫ちゃんね。」
ゆかりさんが喉を撫でる。
「にゃぷ〜」
嬉しそうに喉を鳴らす白猫ちゃん。
すると今度は女の子達が正面から走ってきた。
「「「「ハミィ〜!」」」」
奇遇にもその内の一人には見覚えがあった。
「アコ!」
「みく!?」
明るい茶髪の眼鏡の女の子。この前ポーチを拾ってくれた、病弱な私にとって数少ない同年代の友人。
思わずお姉ちゃんの手を離して、アコと手を取り合う。
「みく、お友達?」とお姉ちゃん。
「アコ、知り合いなの?」と黒髪の子。
私達はこの前の出来事を皆に話した。
へぇー、と相槌を打たれたのもつかの間。人の波にさらわれてお姉ちゃん達が流されて行った。
その場に残ったのは私とアコだけ。
「どうしよう…」
アコが私の肩をつかむ。
「きっと会場を回っていれば会えるわ。あんなに綺麗なお兄さんがいるんだもの。」
「あっ…お兄ちゃんじゃなくて、お姉ちゃん。」
「ええ!?」
「アハハ!よく間違えられるんだお姉ちゃん。そうだよね、向こうはあんなに人数いるもん。大丈夫大丈夫!」
私達はお祭りを楽しみながら、お姉ちゃん達を探すことにした。
「おばさん、コロッケ二つ!」
「お、アコちゃんお友達かい?」
「うん!」
「2人とも浴衣、似合ってるよ。お人形さんみたいだ!その可愛さに免じて、お代はいらないよ」
「「でも…」」
「ほらほら折角の揚げたてが冷めちゃう」
「「あ、ありがとうございます」」
おばさんから貰ったアツアツのコロッケを半分に割り、フーフーして口に運ぶ。
「ん〜美味しい!」
「でしょ?肉屋のおばさんのコロッケは。」

ひとしきり屋台を回って疲れた私は休憩を申し出た。
「そうね…食べ物もあるし、そこのベンチで休もうか。」
ベンチに座り、屋台と人で賑わう会場を眺めながら、私達は話に花を咲かせていた。
「アコ〜!」
さっきお姉ちゃんと一緒にはぐれた女の子が走ってきた。
「奏! みんなは?」
「多分ステージを見てるわよ。私は出張ラッキースプーンのお手伝いで抜けてきたけど。はい。」
そう言って手渡されたカップケーキ。純白のクリームにカラフルなカラースプレー、ミントとチョコレートが載せてあるそれは、キラパティで見たスイーツに負けず劣らず綺麗だった。
「響やいちかちゃん達には振舞ったから、あとはアコとみくちゃんだけ。食べ終わったら、みんなの所に合流しようか。」
美味しくカップケーキを完食し、奏さんに連れられ、遂にお姉ちゃん達と合流した。
「お姉ちゃーん!」
「みく!大丈夫だったかい?どこも具合悪くないかい?」
私を見つけるなりそう言って抱きしめるお姉ちゃん。
隣では「ちょ、ちょっと響…!」とアコが同じ様に抱きしめられるのを嫌がっている。
あたりはすっかり暗くなり、提灯の灯りが点々と遠くまで続いている。
「皆さん!…そろそろです」
ひまりちゃんが言うと同時に周囲が静まり返る。

どん!

漆黒の夜空に、大輪の花が咲いた。

次々と大小様々、カラフルな花が咲き、私達の笑顔が明るく照らされる。
「いや〜一時はどうなるかと思ったけど、無事皆で花火を見れて満足ですぞ!」
「ふふっ今日はありがとね、みく。」
「今度はいちご坂においでよ、アコ!」
そうして交わした握手と笑顔は、どの花火よりも、輝いていた。(終)


85 : ゾンリー :2017/08/30(水) 00:07:32
ありがとうございました!


86 : 名無しさん :2017/08/31(木) 00:40:34
>>85
みくアコいいなぁ。カワイイ。


87 : 名無しさん :2017/08/31(木) 00:47:42
>>85
二人でコロッケを食べるシーンが好きです。


88 : 名無しさん :2017/09/11(月) 00:45:48
今日のキラプリは泣いたわ〜。
台詞の少ない静かな展開の中に、親子三人の気持ちがギュッと濃縮されてて、
なかなかストレートに噴き出さなかった思いが、ストレートに伝わって。
いちかとお母さんの気持ちを分かっていて、さりげなく席を立つお父さんと、
笑顔で戦いに赴くいちかがサイコーにカッコよかった!
キラパティのメンバーとの絆も、いつの間にかもう安定の域だな。
次回はビブリー……と思ったら予告ではプリキュアの仲間みたいに(?)一緒に居たけど、
どうなるんだろう。その行く末が気になりますぞ!


89 : 名無しさん :2017/09/11(月) 01:01:25
今日のキラプリは泣いたわ〜。
台詞の少ない静かな展開の中に、親子三人の気持ちがギュッと濃縮されてて、
なかなかストレートに噴き出さなかった思いが、ストレートに伝わって。
いちかとお母さんの気持ちを分かっていて、さりげなく席を立つお父さんと、
笑顔で戦いに赴くいちかがサイコーにカッコよかった!
キラパティのメンバーとの絆も、いつの間にかもう安定の域だな。
次回はビブリー……と思ったら予告ではプリキュアの仲間みたいに(?)一緒に居たけど、
どうなるんだろう。その行く末が気になりますぞ!


90 : 名無しさん :2017/09/11(月) 01:03:36
あれ……なんか「戻る」ボタンの操作誤って、同じ書き込みが2回保存されてしまった。
すみません。


91 : makiray :2017/09/11(月) 22:51:29
too yellow (1/3)
----------------

「ひまりん…」
「ごめんなさい、もう少し」
「ひまり…?」
「まだ…」
「ひまりちゃん?」
「あの…ごめんなさい」
「どうしちゃったんだろう」
 宇佐美いちかが、キラキラパティスリーのカウンターに肘をついた。閉店後のミーティング時間。有栖川ひまりは、塾がある、とそそくさと帰宅してしまった。
「特に様子がおかしい、ということはないのよね」
 キラ星シエルが言う。店での客への応対も、苦手ではありながら一生懸命にやっているし、バックでスイーツを作っている時もいつもの通り、真剣だ。
「成績が下がってる、とかいうことはないの?」
 琴爪ゆかりが尋ねると、いちかと立神あおいが首を振る。それで、もっと塾に力を入れろ、と家で言われているのでは、と思ったのだが。
「何か悩み事かなぁ…」
 剣城あきらが、ひまりが出て行ったドアの方を見やった。
 皆が、うーん、とうなる。そうとしか思えなかった。
「早くしないと秋が冬になっちゃうわよ」
 とシエル。
 そうだった。夏休みが終わるころから、秋のフェアをやろう、と皆で盛り上がっている。となれば、メニューの決定は、スイーツの知識ならだれにも負けない ひまりしかない。ところが、それが遅れている。気の早い店は、それこそ夏休みが終わる前から秋のメニューを始めたりしている。そこまで行かないにしても、もう9月も中旬である。客の中にも、それを楽しみにしている人がちらほらいる様子で、皆はいささか焦り始めていた。
「あたしが聞いてみる」
 いちかが宣言した。
「何か悩んでるんだったら、力になってあげたいし」
「その内容によっては、秋のフェアとか言ってる場合じゃないかもしれないもんな」
 あおいの言葉に、また皆が頷いた。

「いちか…」
「…」
「いちか」
「うん…」
「いちかちゃん…」
「はい…」
 あおいが、お手上げのポーズ。ひまりが、塾があるので、と帰っていくと、それを追うようにして いちかも帰ってしまう。店をやっている間はいつも通り、というのは同じ。
「ここはプロのお出ましを願うしかないわね」
「プロ?」
 皆の視線が ゆかりに集まる。ゆかりは逆にあきらを見ていた。
「…。
 私?」
「えぇ。
 人助けと言ったらあきらでしょ?」
「はい…」
「言っておくけど、ミイラ取りがミイラになったら私はもう知らないから」
 あおいが頬をひきつらせた。


92 : makiray :2017/09/11(月) 22:52:08
too yellow (2/3)
----------------

「そんなこと、なんて…」
 開店前。
 大きい声ではなかったが、気にしているせいか、厨房にいた ひまりの声が、店の準備をしていた ゆかりたちにも聞こえた。
「ひまりんはみんなのことを考えて――」
 これは いちかだった。
「わかってる。私だって、別に、つまらないことだなんて思ってないよ。
 でも」
 ドアが、やや大きな音を立てて開いた。ゆかりの後に、あおい、シエル。
「どうしたの」
 ひまりがうつむいている。泣いているのかと思ったが、そうではないようだ。その隣にいるいちかは、あきらを見ている。
「説明して」
 いちかとあきらは譲るように、いや、押し付けるように視線を交わした。結局、口を開いたのはあきらだった。
「秋のフェアのメニューが遅れてる理由なんだけど…。
 色だったんだ」
「色?」
 一歩目は難しくなかった。秋の果物、秋の野菜を取り入れたスイーツ。
 まずは定番、栗をのせたモンブラン。
 間もなくハロウィンだが、それを先取りしてカボチャ。これは、パンプキンパイだけでなく和風のアレンジもできる。
 そして、スイートポテト。それ自体がスイーツとして成立するが、トッピングのような使い方もできる。
 だが、ひまりの作業はそこで止まった。
「どうして?」
「みんな…。
 みんな、黄色だから…」
 一瞬の沈黙。シエラが小さく、あ、と言った。そんなこと、と言いかけた あおいが慌てて口を押さえる。
 黄色のドレスをまとった、りすプリンのプリキュア、キュアカスタードである自分が、すべて黄色のラインナップを提案する、ということが ひまりにはできなかった。その気持ちを理解した いちかは、一緒に何か代わりのラインナップを考えようとしたのだが、アイディアが浮かばず、同じように何も言えなくなった、ということだった。
「一緒に考えよう」
 あおいが言った。いちかがすがるような目で見たが、ひまりは震えるような声で言う。
「ありません。
 秋の作物で、スイーツに使えるものはどれもこれも黄色なんです」
「柿はオレンジだよね」
「皮でしょ。果肉は黄色」
 あおいの必死の提案を ゆかりが一言で切り捨てる。
「確かにそうね。
 梨、リンゴ、カリン、マルメロ。見事に黄色ばかりだわ」
 ひまりがさらにうつむく。あきらが、ゆかり…と諌めたが遅かった。
「いいじゃない。黄色で攻めれば」
「でも」
「ゆかりさん、ひまりんの気持ちを分かってあげて」
「黄色の何がいけないの?」
 いちかの弁護を押しつぶすようにゆかりが畳み込んだ。
「だって」
「秋の作物は黄色なんでしょ? それをそのまま取り入れればいいじゃない」
 誰も答えない。
「ひまり」
「…」
「ひまり」
「はい」
「黄色はあなたの色なんでしょ。自信を持ちなさい」
「それは」


93 : makiray :2017/09/11(月) 22:52:56
too yellow (3/3)
----------------

「そうじゃないと、私が紫を推せなくなるわ」
「…。
 はい?」
 また沈黙。だが、今度は意味が違う。ゆかりが何か新しいことを言いだしている。それは。
「ぶどうのことですか?」
 叫んだのはひまりだった。
「紫芋っていうのもあるわね」
「そうか!」
 あおいが指を鳴らした。
「遠慮しなくていいんだよ、ひまり!
 黄色推しで行こう!」
「そうよ。
 秋の前半は黄色、後半は紫。これで行けるわ!」
 シエルの頭にはすでにいくつかのレシピが浮かんでいた。
「ひまりん!」
 いちかがひまりの手を取った。
「どう?
 まず、ひまりんカラーでキラパティを埋め尽くしちゃおう! その次がゆかりさんカラー!
 それって、すごくキラパティらしいと思う!」
「…。
 はい。
 はい!」
「大体、ラインナップとパーソナルカラーを厳格に結びつけよう、っていうのが間違いよ」
「そうなんですか…?」
「そんなこと言ったら、あきらはどうするの。
 茶色よ?」
「チョコだからね…」
 あきらが苦笑する。
「そんな果物見たことないわ」
「栗」
「それも皮でしょ」
「そういう あおいちゃんも苦戦すると思うよ。
 青ってそんなに」
「ブルーベリーとか」
「あれは紫でしょう?」
「ブルーだもん!」
「認めないわ」
 いちかは、ひまりが仕舞い込んでいた『スイーツの科学』を持ち出し、ひまりの手に載せた。
「ここで一気に第一弾を決めちゃおう」
「はいっ!」
 ひまりに笑顔が戻る。それが、キラパティの一番の元気の元だった。


94 : 名無しさん :2017/09/12(火) 00:07:48
>>88
あとBGMとかカメラワークにも今までにない感じのものがあったし、いろいろ挑戦的な感じを受けました。
Eテレのクックルンにも最近似たような話があったから、昨今の女児向けのテーマは「母娘愛」なのかと。


95 : 名無しさん :2017/09/12(火) 00:27:50
>>88
あとBGMとかカメラワークにも今までにない感じのものがあったし、いろいろ挑戦的な感じを受けました。
Eテレのクックルンにも最近似たような話があったから、昨今の女児向けのテーマは「母娘愛」なのかと。


96 : 名無しさん :2017/09/12(火) 19:23:37
>>93
ひまりんらしくて、ゆかりらしい。面白かったです!
しかしパーソナルカラーって言い出すと、あおいはなかなか辛いなぁw


97 : 名無しさん :2017/09/13(水) 00:13:28
>>93
だいぶ想像力が迸った作品とみました。
いつもより更に小っこくなってるひまりが想像出来ました。

ちなみに青は食欲を減退させる色だそうです。なんてこったパンナコッタ。


98 : 名無しさん :2017/09/17(日) 23:04:50
32話感想
なんか展開速いな〜と……さすが女児向け。普通の作品だったら2話以上かけてじっくり行く感じのやつだったんで、ちょっとビックリしました。
名前呼びながら四方八方からジワリジワリ詰め寄っていくシーンとか……
一話に詰め込んで下さいって言われて、パンク寸前だったのかな。昔のプリキュアさんから新アイテムから新必殺技からビブリー浄化から……


99 : 名無しさん :2017/09/19(火) 23:38:09
>>98
いい話だったし、ビブリーが自分でノワールに騙されてたって気付いて駈け込んで来るところとか、超可愛いパワーアップ技とかとても良かったけど、確かに展開速かったね。
二話分は十分にあった。
個人的には、四方八方からビブリーに詰め寄ってくシーンは、ビブリーの身になって考えたら怖いと思うぞ。
だってどこ見ていいのかわかんないもんなぁ。後ろからも横からも声かけられてさ。
あそこはシエルに任せて、他の5人はその後ろから見守っててほしかったな。
関係性は違うけど、ラブ対イースとか、ハミィ対セイレーンとか、マナ対レジーナとか、ハニー対ファンファンとか、そこは1対1が筋だと思ってしまうんだなぁ。


100 : 名無しさん :2017/09/19(火) 23:44:17
ハニー対ファンファン⇒ゆうゆう対ファントム、でした。
なんで一人だけ変身後の名前で書いてしまったんだかw 失礼。

32話、話も展開もとっても好きなのよ。好きなだけにちょっとだけ引っ掛かった。
「全員が仲間に迎える」ってとこがプリアラらしいと言えばらしいんだけどさ。
で、次回はどうやらビブリーがエプロンかけてキラパティに居るらしいのが嬉しい。
楽しみ。


101 : 名無しさん :2017/09/20(水) 23:25:34
>>100
しかも「手練れ」感が有るんスよね、ビブリー。楽しみでおじゃる。


102 : 名無しさん :2017/09/25(月) 00:11:27
手 練 れ じ ゃ な か っ た 。

……ところでペガサスの鳴き声って「パタタッ」なの?てっきり「ヒヒ〜ン」かと


103 : 名無しさん :2017/09/25(月) 23:43:23
>>102
うさぎも「ピョン」だし、鳴き声とは限らないのでは……?
「ヒヒ〜ン」にしなかったのは、ただの馬じゃないアピールなのかもしれないけど。
ビブリー、「レーッツ・ラ・クッキーング!」がドス利いてて良かったです。
あおちゃんも言ってたけど満更じゃないね、ありゃあw


104 : 名無しさん :2017/09/27(水) 00:00:40
>>103
>ビブリー、「レーッツ・ラ・クッキーング!」がドス利いてて良かったです。
一瞬、馬越作品みたいになったのはリスペクトですね。ちなみに千葉千恵巳さんはマリガリでもゴスロリ役でした。


105 : ドキドキ猫キュア :2017/09/30(土) 00:09:56
ちょっと遅くなったけどあきらさん誕生日のあきゆか小説

タイトルはたまには甘えて
6スレです。


106 : ドキドキ猫キュア :2017/09/30(土) 00:11:15
たまには甘えて

あきら「プレゼント?」

突然の質問に首を傾げるあきら

いちか「はい!あきらさんもうすぐ誕生日なんですよね♪」

ひまり「だから 何かして欲しいこととか 欲しいものとか ないかなって・・・」

あきら「うーん・・・特にないかなぁ。 でも祝ってくれる気持ちだけで嬉しいから」

いちか「そうですか・・・」

あきら「何か ごめんね(苦笑)」

少し残念そうな顔をして厨房に向かういちか達を見て申し訳なさそうに思うあきら。

ゆかり「相変わらずお人好しね」

あきら「いちかちゃん達に誕生日の事を教えたのはゆかりかな?」

ゆかり「私の情報網をなめないことね(笑)」

何故 誕生日をいちか達が知っていたのか・・・不思議に思っていたあきらでしたが 見当はついていました。

あきら「ファンクラブか・・・流石だね」

ゆかり「意外ね あなたが誕生日を好きじゃないなんて」

誕生日を黙っていたという事に対してそういう解釈をするゆかり。

あきら「そういうんじゃなくて 私はただ みんなに気を使わせたくなかったんだ(汗)(汗) 」

ゆかり「本当にそれだけ?」

あきら「そ、そうだよ(汗)」

ゆかり「・・・どちらにしても 気に入らないわ」

あきら「え?」

あきらの言葉に不満そうなゆかり。そんな様子にあきらは戸惑う。

ゆかり「あなたはいつも優しすぎる。でもそんなあきらも嫌いじゃないの・・・むしろ好きよ」

あきら「ゆ、ゆかり」

唐突な発言に驚くあきら

ゆかり「でもね たまには他人の事だけじゃなく自分の事を考えてもいいと思うの。」

あきら「私はみんなが幸せならそれで幸せなんだよ」

ゆかり「・・・これ以上言っても無駄なようね」

あきら「ごめん・・・でも心配してくれてありがとう」

ゆかり「ふん」

ゆかりは不機嫌なまま去っていきました。


107 : ドキドキ猫キュア :2017/09/30(土) 00:12:52

あおい「ねぇ ねぇ あきらさんとゆかりさんってまた何かあったの?」

いちか「さぁ」

ひまり「私たちにも分からないです(汗)」

あきら「・・・」

ゆかり「・・・」

気まずい雰囲気の二人。いちか達はどうしていいか分かりませんでした。

ゆかり「・・・行けば」

あきら「え?」

ゆかり「みくちゃんのお見舞い だから時間気にしてたんでしょ?」

あきら「あ、ああ・・・」

ゆかりに言われ 気まずそうにその場を去るあきら。あきらがいなくなるとまた厨房は静まり返った。

いちか「・・・」

ひまり「・・・」

あおい「・・・」

ゆかり「・・・」

シエル「ボンジュール♪」

しばし続く沈黙。それを破るようにシエル達がキラパティにやって来ました

ビブリー「うっわ・・・何この空気(汗)」

シエル「あら あきらはいないのね」

ゆかり「・・・」

ひまり「あ、あきらさんはみくちゃんのお見舞いで(汗)」

ゆかり「・・・」

シエル「そういえば あきらの誕生日は何をするか決まったの?」

いちか「それが あきらさんからは特に要望がなくて 私たちも何をするかまだ悩んでて・・・」

ゆかり「あきらはやりたくないって言ってるんだから やらなくていいんじゃない?」

いちか「なんですと!?」

シエル「そうなの?」

あきらの誕生日についてまだ悩んでいたいちか達。ゆかりは冷たい反応をします。

あおい「ゆかりさん やっぱりあきらさんと喧嘩したの?」

ゆかり「別に 何でもないわ。ただ あきら本人が望まないのなら 無理にやる必要はない・・・そう思っただけよ」

ひまり「でも どうして?誕生日は嬉しいものなのに・・・」

ゆかり「私たちに迷惑をかけたくないんですって」

ゆかりの話を聞いて悲しそうなひまり。ゆかりはやはり不満そうでした。


108 : ドキドキ猫キュア :2017/09/30(土) 00:13:32

あおい「あきらさん 本当優しいもんな・・・」

ビブリー「今時関心ねぇ 贅沢を言わないなんて(笑)」

あおい「ビブリー 何か発言が年寄り臭い」

ビブリー「うっさい!!」

いちか「それでも・・・!! 私はあきらさんの誕生日をお祝いしたい!! だって 大切な仲間だから・・・」

ひまり「いちかちゃん・・・」

いちか「もしかしたら あきらさんに迷惑かもしれないけど・・・」

ゆかり「・・・」

あきらの誕生日を祝いたい・・・。目を潤ませながら そう強く発言するいちか。それを見て複雑な表情をするゆかり。

シエル「ねぇ ゆかり。ゆかりは本当にあきらが誕生日を祝って欲しくないって思ってるの?」

そんなゆかりの様子に気づくシエル。

ゆかり「・・・あきらは優しい。いつも自分の事よりも他人を優先してしまう・・・私はそんなあきらが理解できない。」

いちか「ゆかりさん・・・」

ゆかり「嫌いじゃないのよ・・・ ただ 許せなかったの 私たちに気を使って無理して祝わなくていいだなんて そんな風に 言ったから」

ひまり「ゆかりさんもあきらの事をお祝いしたかったんですよね」

ゆかり「・・・」

シエル「ねぇ ゆかり 言いたい事があるのならきちんと言うべきよ。」

ゆかり「シエル・・・そうね。このままもやもやした気持ちのままじゃよくないものね。ちょっとあきらと話をつけてくるわ」

シエルに言われてゆかりはキラパティを飛び出していきました。

シエル「さぁ 私たちは誕生日に向けて頑張るわよ♪」

いちか「みんなで素敵な誕生日にしよう!!」

ひまり「はい♪」

あおい「あきらさんをびっくりさせちゃおう♪」

ビブリー「なんで私まで・・・」

シエル「ビブリーも仲間なんだから当然でしょ♪」

ビブリー「・・・ったくしょうがないわね」


109 : ドキドキ猫キュア :2017/09/30(土) 00:15:11

あきら「・・・(微笑)」

今はよく寝ている妹の頭をそっと撫でるあきら。その愛らしい寝顔を見つめる顔は何だか寂しそうでした。

ゆかり「みくちゃん 眠ってるのね」

あきら「ゆかり!!」

ゆかり「どうしたの そんな驚いた顔をして 私が来たのが意外だった?」

ゆかりが突然やって来た事に驚くあきら。

あきら「あ、いや・・・その」

ゆかり「ところで 誕生日のことだけど」

気まずそうにするあきらに構わずゆかりは話します。

ゆかり「いちか達はやる気満々みたいよ。あなたは迷惑かも知れないけど・・・」

あきら「迷惑だなんてそんな 嬉しいよ(苦笑)」

ゆかり「本当にそう思ってる?」

あきら「えっ」

ゆかり「みんなの幸せが自分の幸せ・・・ あなたは他人の事ばかりいつも考えている だけど あなたの幸せはどこにあるの?」

あきらの反応にとても不服そうにするゆかり

あきら「・・・」

真っ直ぐに見つめられて 戸惑い目を背けるあきら

あきら「幸せになってはいけない気がするんだ」

ゆかり「あき・・・ら?」

今まで見たことのないようなあきらの様子と思ってもみなかった言葉に 衝撃を受けるゆかり。

あきら「病気で辛そうにするみくを見る度に思うんだ どうしてみくなんだろう 私じゃなかったんだろうって・・・」

ゆかり「・・・」

あきら「小さい時からみくは体が弱くて 両親も大変で 私は迷惑をかけちゃいけないって思った。」

ゆかり「だからこんなに優しい子に育ったのね・・・」

あきら「そうかもしれないね(苦笑)・・・ 勿論両親の愛情は私にだってあったし 誕生日も祝ってもらってた。でもいいのかなって・・・ 私だけこんな幸せで」

ゆかり「あきら・・・」

あきら「みくは元気そうに見えるけど そうじゃない んだ・・・あんな小っちゃい体でずっと頑張ってる・・・」

ゆかり「・・・」

あきら「本当は寂しいのに 辛い時もあるだろうに そんな時でも 心配かけまいと笑顔で振る舞うみくを見てると辛くなるんだ・・・」

ゆかり「あきら・・・」

とても辛そうに語るあきらにゆかりはどう声をかけていいか分からなかった。


110 : ドキドキ猫キュア :2017/09/30(土) 00:15:48

あきら「私はみくの笑顔を守りたい・・・ずっとそう思ってた・・・ でも本当に守れてるのか 心配になるんだ」

ゆかり「あきらは 精一杯頑張ってるわ。みくちゃんだってきっとそれは・・・」

あきらをフォローしようとするゆかり。しかし、あきらは複雑な顔で続けます

あきら「学園祭で襲われた時 エリシオに言われたんだ 他の人の事でみくを蔑ろにしてるって」

ゆかり「そんな事!!あいつの言葉に耳を貸す必要なんてないわ!!」

あきら「あの時は私も反論したさ みくもみんなの事も守ってみせるって・・・でも 今思うとあいつの言うとおりだったのかも知れないって 守るには確かに限界がある。誰もかれもって訳にはいかないんだ」

ゆかり「それは そうだけど・・・」

あきら「大事には至らなかったからよかったけれど 本当に大切だったのなら 私は実行委員の仕事を変わってもらってでもみくの側にいるべきだったと思う」

ゆかり「・・・」

あきら「もし みくに何かあったら 私は自分が許せなかったと思う。あいつの言うとおり私は有罪なんだ」

ゆかり「・・・」

あきら「ごめん こんな暗い話をしてしまって・・・こんな話を急にされても困るよね(汗)」

ゆかり「私 やっぱりあなたが気に入らないわ」

あきら「え?」

ゆかり「自分の事より他人の事ばっかりで・・・」

あきら「・・・」

ゆかり「でも あきらは何も分かってないわ!!」

あきら「えっ!?」

ゆかり「あなたは私が親衛隊から誕生日の事を聞いたんだと思っているのでしょうけど 違うわよ」

あきら「まさか!!」

ゆかり「そうよ みくちゃんから聞いたのよ。あなたはたまたまいなかったけど。勿論 みくちゃんが一緒に祝えない事も聞いてるわ」

あきら「そうだったんだ・・・ うん 最近体調が余り良くなくてね 残念ながら外出許可が出なかったんだ」

ゆかり「あなたはみくちゃんの事が心配で誕生日なんてする気分じゃなかったんでしょうけど それは間違ってるわ!!」

あきら「!!」

ゆかり「みくちゃんはね ずっとあきらの事を心配していたのよ 元気のないあなたの事を気にしていたの!!もうすぐ誕生日なのに自分のせいで暗い顔をしているってとても・・・」

あきら「みく・・・」

妹の気持ちを知り申し訳なく思うあきら

ゆかり「みくちゃんはあきらに・・・大好きなお姉さんには笑顔でいてほしいの!!みくちゃんだけじゃないわ キラパティのみんなだってあなたの事を思っているのよ だから誕生日を祝いたいって言っているの」

あきら「みんな・・・」

ゆかりの話を聞いてあきらは驚きました。そして自分が情けなく思いました。


111 : ドキドキ猫キュア :2017/09/30(土) 00:23:24

ゆかり「わたしだって・・・あきらにも幸せになってもらいたいそう思ってた。」

あきら「ゆかり・・・ごめん」

ゆかり「あなたが一人で思い詰めることなんてない。自分が幸せになっちゃいけないなんてそんな悲しい事言わないで・・・幸せになっちゃいけない人なんてこの世に一人もいないのよ」

あきら「ほんとにごめん」

ゆかり「誕生日くらいは自分の事を優先してもいいと思うわ・・・いえ優先して欲しい」

ゆかりはあきらをギュッと抱きしめます。

あきら「私は本当にみんなに祝って貰えるだけで嬉しいんだ」

ゆかり「本当に謙虚な人ね(呆れ)」

あきら「そういうの慣れていないんだよ(苦笑)」

ゆかり「何でもいいのよ 私たちに出来る事なら」

あきら「・・・そうだな 強いてあげるなら みくと誕生日を祝いたい・・・」

ゆかり「あきら・・・」

あきら「なーんて 無理な事だって分かってるんだけどね(苦笑)」

ゆかり「ごめんなさい・・・」

あきら「いいんだ・・・本当にみんなが祝ってくれるだけで 私は嬉しい」

ゆかり「・・・」

あきらの力になりたい あきらの願いを叶えてあげたい・・・ゆかりはそう思いました。

いちか「あきらさん お誕生日おめでとう!!」

あきら「みんな ありがとう(微笑)」

みく「おめでとうお姉ちゃん♪」

あきら「ありがとう みく(微笑)」

ゆかり「ふふふ」

みく「美味しい〜」

あきら「本当に すっごく美味しいね!!」

シエル「特製のケーキだからね♪」

いちか「喜んでもらえてよかった♪」

あおい「ここで1曲歌を」

ひまり「あおいちゃん 病室で騒いではいけません」

あおい「ちぇっ、残念」

みく「お姉ちゃん お誕生日おめでとう」

あきら「これは・・・」

いちか「笑顔のあきらさんだ〜」

シエル「とっても素敵な絵ね☆」

あきら「うん・・・すごく嬉しいよみく 一生の宝物だよ(ニッコリ)」

ゆかり「あらあら まるで絵と同じ顔ね(笑)」

誕生日パーティーは大成功! ささやかではありますが
あきらにとって素敵な誕生日になりました。


112 : ドキドキ猫キュア :2017/09/30(土) 00:24:10
あきら「今日はありがとう」

ゆかり「よかったわね みくちゃんと誕生日が祝えて」

あきら「みんなのおかげだよ。みくの嬉しそうな顔を見れて私も嬉かった」

ゆかり「そうね(微笑)」

誕生日パーティが終わって 二人っきりの帰り道 今日の事を 振り返り感謝を述べるあきら。

あきら「与えられるってこういう事なのかな・・・何か不思議な感じ」

ゆかり「あなたはいつも与えてばっかりだものね・・・ (笑)」

あきら「・・・!!」

ゆかり「いつも ありがとう。これは私からのプレゼント」

あきら「これは・・・チョコマカロン」

ゆかり「何を驚いた顔をしているのかしら?(笑)」

あきら「いや・・・その・・・さっきのは」

ゆかり「感謝の気持ち・・・と言ったところかしらね(笑)」

あきら「え、え!?」

ゆかり「こんなに素敵な誕生日にしたんだもの クリスマスは期待してるわよ?(笑)」

あきら「もう〜ゆかりは><」

ゆかりの突然の行動に照れくさそうにするあきら。あきらにとって この誕生日は色んな意味で忘れられない日になるのでした。

たまには甘えて 終わり


113 : ドキドキ猫キュア :2017/09/30(土) 00:24:45
以上です


114 : 名無しさん :2017/09/30(土) 01:45:29
>>113
悩めるあきらが、あきららしくって良かったです。
それに一番最初に気付いて、ちゃんと声をかけるのがゆかりっていうのも。
素敵な誕生日になったね!


115 : 名無しさん :2017/09/30(土) 23:54:09
>>113
一段と深みが増しましたな。

ビブリー「うっわ・・・何この空気(汗)」←ココ好き


116 : 名無しさん :2017/10/02(月) 23:36:03
34話……ビブリーちゃんはお家でお留守番?


117 : 名無しさん :2017/10/03(火) 23:52:03
>>116
きっとシエルの店で、「だっさ! だっさ!」って言いながら
卵割りまくってた。


118 : Mitchell&Carroll :2017/10/09(月) 00:02:26
『スマイルマナー講座』

〜きつねうどん〜
なお「ハイ、召し上がれ」
ひまり「わ〜、いただきます!」
なお「………」
ひまり………(無音)」
なお「マナー違反っ!!」
ひまり「えっ!?」
なお「麺類は音を立てて啜るのがマナーなんだよ。その方が美味しいだろ?」
ひまり「そうなんですか……」

〜熱湯風呂〜
あかね「ええか?絶対、押したらアカンでぇ」
ひまり「はっ、はい!」
あかね「………」
ひまり「………」
あかね「マナー違反や!!!」
ひまり「えぇっ!!?」
あかね「“押したらアカン”は“押して下さい”っちゅうことや!!!」
ひまり「ご、ごめんなさい〜!!!」

〜BL〜
やよい「この漫画、読んでみて」
ひまり「はい……(黙読)」
やよい「………」
ひまり「………(目逸)」
やよい「マナー違反っ!!!!」
ひまり「えぇぇっ!?!?」
やよい「どうして目を逸らすの!?一番肝心なトコなのに!!」
ひまり「だっ、だって……!!」
やよい「ホラッ!!よく見て!!!ホラッ!!!!」
ひまり「ひぃぃ〜〜〜っ!!!!!」


119 : 名無しさん :2017/10/09(月) 11:41:09
>>118
これ面白い!

れいか「マナーとは、それを行うための最低限のルール。すなわち『道』を示す道標なのですっ!!」
ひまり「ひぃっ!」
みゆき「あ、涙目になってる。泣いてるとハッピーが逃げちゃうよ。スマイル、スマイル♪」


120 : 名無しさん :2017/10/22(日) 22:12:08
今回(37話)のMVPはビブリー、
そして敢闘賞はキュアカスタードですね。ひまりは全身筋肉痛でしょうけど、
明日は台風の影響で休校なので、存分に休めると思います。


121 : 名無しさん :2017/10/23(月) 17:16:50
>>120
ビブリーとシエルの絡みは実に良かった!
カスタード、ショコラとの腕の角度と身長差を考えると、相当の重力が彼女の腕にかかってたよねw
マカロンは相変わらずマイペースな持ち上げ方してるしw
お疲れ様でした〜。しかも今日、休校じゃなかったんじゃ??
しっかしエリシオ、ディアブルと比較するとチョロい、と見えてしまうところが残念!


122 : ドキドキ猫キュア :2017/11/03(金) 19:46:03
ドリームスターズのハロウィン

タイトルはキラキラ☆ハロウィン
6スレです


123 : ドキドキ猫キュア :2017/11/03(金) 19:46:59
キラキラ☆ハロウィン

1 奇妙な風習

華やかな飾り ヘンテコな格好をする人々・・・いちご坂は何やらいつもとはちがう雰囲気だった。

ついこの間も運動会とかいうイベントをやったばかりだというのに この時代の人間は本当に忙しない そうビブリーが考えていると 聞きなれた少女の呼ぶ声が聞こえた。

シエル「ボンジュール ビブリー♪ 今日は忙しくなるわよ〜 ☆」

ビブリー「なっ、何よその格好」

友人の珍妙な格好にビブリーは驚く

シエル「何って ハロウィンよ」

ビブリー「はろうぃん?」

聞きなれない単語に首を傾げていると シエルが変な服を持ってきてビブリーに着るように言った

シエル「ほら ビブリーも着替えて」

ビブリー「はっ、ばっかじゃないの!?何で私がこんな変な格好をしなきゃいけないなよ!!」

シエル「ハロウィンだからに決まってるでしょ♪」

ビブリー「だからそのはろうぃんって何なのよ!!」

シエル曰く 仮装というものをして楽しむイベントらしい。

シエル「トリック・オア・トリート!お菓子くれなかゃイタズラするぞ♪」

ビブリー「何それ・・・」

シエル「ハロウィンでお菓子を貰う時の合言葉よ♪」

ビブリー「くっだらない・・・」

シエル「そんな事言わないの ほら 着替えて♪」

ビブリー「ったく・・・」

仕方なく 渋々変な服に着替えるビブリー。

シエル「パルフェ☆ 私の思った通り 似合ってるわ♪」

ビブリー「何なのよこの格好・・・」

シエル「魔法つかいよ♪」

黒い服にとんがった帽子 魔法つかいというらしいが ビブリーにはよく分からない。

シエル「さぁ キラパティに行くわよ♪」

ビブリー「はぁ!?」

言われるがままに連れ出されるビブリー。奇妙な格好をする人々を見ながら 何故 こんな変な事をするのだろうと この時代の変わった風習に首を傾げた。


124 : ドキドキ猫キュア :2017/11/03(金) 19:47:33
2 魔法のハロウィン

みらい「まだかな まだかな?」

リコ達を待ちながらうろちょろしているみらい。

みらい「あっ!!」

カタツムリニアが見えてくるとみらいは目をぱあっと輝かせます。

みらい「リコ〜!!はーちゃん!!」

ことは「は〜♪みらい モフルン 久しぶり♪」

リコ「ふふふっ♪今年も賑やかね」

ドロシー 「うわあ〜すごい!!」

シシー「ここがナシマホウ界なんだ」

ナンシー「魔法界と全然違うね」

リコ「こら、あなた達勝手に行動しては駄目よ!みんな くれぐれもナシマホウ界の人達に迷惑をかけないようにね それから魔法を使うのも駄目だからね」

モフルン「リコ先生も大変モフ(苦笑)」

初めてのナシマホウ界ではしゃぐ生徒達を制するリコ。今日はハロウィン・・・ 今年はナシマホウ界と魔法界がまた繋がった事もあり あの時のように 魔法学校のみんなで遊びに来たのです。

ジュン「懐かしいな あの頃ウチらもはしゃいでたっけなぁ」

エミリー「みんなでクレープ作ったりして」

ケイ「ナシマホウ界の子と仲良くなれて楽しかったよね」

リコ「誰かさん達がやらかしたせいでヒヤヒヤしたけどね・・・」

ジュン「あの時は悪かったって(苦笑)」

みらい「あはは・・・(苦笑)」

かな「あっ!魔法つかい!!」

ジュン「二人もな・・・って前にもなかったかこのやりとり」

エミリー「かな まゆみ!!」

ケイ「久しぶり♪」

まゆみ「本当久しぶり♪」

エミリー「二人は相変わらず仲がいいんだね♪」

かな「みんなもね♪」

ジュン「また一緒に楽しもうぜ」

久しぶりの再会に喜び まるであの頃のようにジュン達は はしゃいでいました。

子供「わ〜すごいコウモリ本物みたい」

バッティ「・・・(汗)」

子供「こっちのトカゲとガイコツも面白〜い」

ヤモー「ドクロクシー様大丈夫ですか( ; ゜Д゜)」

リコ「こっちは大変そうね(苦笑)」

チクルン「あいつらは仮装の必要がなくて楽だなwww」

モフルン「モフモフモフルンキュアモフルン♪」

チクルン「っていつのまに(汗)」

ことは「は〜♪」

リコ「あらあら(笑)」

みらい「ふふふ(笑)」

リコ「みらい すごく嬉しそうね♪」

みらい「魔法界とナシマホウ界・・・また みんなが繋がれて やっぱりハロウィンってとってもワクワクもんで素敵な日だよね♪」

リコ「そうね・・・ 本当に素敵な日だわ」

みらい「でも もっとワクワクもんな事があるよね♪」

リコ「そうね♪」

ギュッと手を握りながらリコはみらいに言いました。


125 : ドキドキ猫キュア :2017/11/03(金) 19:48:26
3 再会

はるか「きららちゃーん!!」

きらら「はるはる〜 みなみん ゆいゆい♪」

みなみ「久しぶりね 益々綺麗になった?(微笑)」

きらら「みなみんもね(笑)」

ゆいゆい「後はトワちゃん達だけだね♪」

みなみ「あら?どうしたのはるか」

はるか「みんなと会うなんて久しぶりで・・・幸せ満開すぎて☆」

きらら「はるはるは本当に変わらないねぇ(笑)」

みなみ「でもそれがはるかの良いところよ♪」

ゆい「ふふふ♪あっ!」

トワ「みなさん お待たせしましたわ」

パフ「久しぶりパフ♪」

アロマ「ロマ♪」

はるか「トワちゃん パフ アロマ♪」

きらら「おお!トワっち益々美人さんになった?(笑)」

トワ「きらら程ではありませんわ(微笑)」

アロマ「チッチッチ!トワ様はプリンセスとして日々精進しているロマ」

パフ「パフもメイドとして頑張ってるパフ♪」

ゆい「すごいね♪」

パフ「パフ〜♪」

トワ「こうして みんなで会えるのは夢のようですわ・・・」

みなみ「そうね・・・」

はるか「私は信じてましたよいつかきっとトワちゃん達ともまた会えるって♪」

アロマ「はるかは相変わらず変わらないロマ(笑)」

はるか「え〜私だって少しは成長してるよ〜><」

きらら「アハハwww」

久しぶりの再会に和気あいあいとしているはるか達。

戦いが終わり キーの力を失って一度はホープキングダムとの繋がりを失いました。

けれどみんなの思いが奇跡を呼んだのか 新たに生まれたキーの力で再び会う事が出来るようになりそれからは会えなかった数年分を埋めるように また楽しい時を過ごしていました。

みんなそれぞれの夢に向かって日々頑張っていて今はバラバラになってしまった5人だけれど 年に数回は集まっているそうです。彼女らの絆は今も変わりません。


126 : ドキドキ猫キュア :2017/11/03(金) 19:49:00

トワ「きららは相変わらずモデルとして活躍しているのかしら」

きらら「当然。」

はるか「パリで有名なモデルさんだもんね♪」

みなみ「パリと言えばこの前は大変だったようね」

きらら「いや〜びっくりしたよ( ; ゜Д゜)突然お菓子になっちゃうんだから・・・」

トワ「まぁ!それは大変でしたわね。きららは大丈夫だったのですか?」

きらら「私をだれだと思ってるの?これでも伝説のプリンセスの一人だからね。・・・まぁ あの子達が頑張ってくれたんだけどね(苦笑)」

トワ「あの子達・・・?」

ゆい「まだ中学生だった頃の春に 突然ノーブル学園にやってきた子達がいたでしょう?」

トワ「ああ・・・あの突然ゆいを口説こうとした不届きものの」

きらら「あれはすごかったよねぇ(笑)」

きらら達が言っているのは烏天狗騒動で出会ったいちか達の事でした。フランスにいたきららはスイーツコンテストに出場したいちか達と会っていたのです。

きらら「それにしてもびっくりだよねぇ まさかいっちー達が年下だったなんて」

トワ「それはどういうことですの?」

トワが聞くとみなみが説明します。

みなみ「あの子達 私たちと同じくらいだけど 実際は違うのよ。未来・・・今の時代から時空を越えて来ていたらしいの」

トワ「???」

アロマ「と、トワ様 大丈夫ですか?」

きらら「まぁ トワっちも実際会ってみれば解るんしじゃないかな(苦笑)」

困惑するトワにきららが苦笑いで言いました。

はるか「あはは・・・ 今日はそんないちかちゃん達の所にこれからいくんだよ♪」

ゆい「キラパティでハロウィンパーティなんだ」

トワ「まぁ!それは楽しみですわ♪」

パフ「パフも楽しみパフ♪」

きらら「その為には仮装をしないとね(ニッコリ)」

ワクワクしているトワにきららは悪そうな笑みを浮かべていました。


127 : ドキドキ猫キュア :2017/11/03(金) 19:51:16
4 ハロウィンパーティ

華やかな飾り付けに やっぱり仮装 いつもより騒々しいキラパティの様子にビブリーはやはり驚いていました。

スイーツもやたらかぼちゃが多く シエル曰くはろうぃんだかららしい。それにしてもオレンジ色のかぼちゃなんてあるんだと ビブリーは不思議そうに思っていました。

あおい「ほらほらビブリーもつったってないで手伝って!」

ビブリー「まったく本当によく分からないイベントねぇ はろうぃんって。」

いちか「ビブリーってハロウィン知らないの!?」

ビブリー「仕方ないでしょ?私の時代にはなかったんだもの」

ひまり「100年前ですもんね」

ビブリー「古い時代で悪かったわね!!」

ひまり「ひぃ!><」

ゆかり「ふふふ(笑)」

ビブリー「ちょっと そこ!笑ってないで手伝いなさいよ(怒)」

今日はこの子達の知り合いが来るらしい・・・プリキュアであるというのだから驚きだ。他にもプリキュアがいたなんて 敵をやめていてよかったとビブリーは内心ホッとしていました。

いちか「よし!飾り付けもスイーツもバッチリ!早くみんなこないかな♪」

ビブリー「これから来る子達もプリキュアなのよねぇ やっぱりあんた達みたいなの?」

いちか「うん♪私たちより先輩で みんなとってもいい人達だよ」

ビブリー「ふぅん」

ビブリーの質問に陽気に答えるいちか。

シエル「会ってみればビブリーもきっと仲良くなれるわよ♪」

ビブリー「私は別にどうでもいいけど」

仲良くねぇ・・・そんな風に思っていると その客達はやって来ました。

みらい「トリック・オア・トリート♪」

はるか「お菓子くれなきゃイタズラするぞ〜♪」

いちか「みらいさん達 待ってました♪」

ことは「は〜♪いい匂い♪♪」

パフ「スイーツがいっぱいパフ♪」

トワ「まぁ 本当に年下だったのですね( ; ゜Д゜)」

きらら「やっほー パリで会った時以来だね♪」

ひまり「あの時はお世話になりました」

きらら「いやいや ひまりん達もすごかつたって(笑)」

みなみ「ごきげんよう あおい」

あおい「ご、ごきげんよう( ; ゜Д゜)」

トワ「あなたはゆいを誘惑した不届き者」

あきら「えっ!!」

ゆい「トワちゃん(汗)」

ゆかり「ふふふ 面白いわ(笑)」

ビブリー「まったく 本当に騒がしいわねぇ」


128 : ドキドキ猫キュア :2017/11/03(金) 19:52:41

賑やかになるキラパティの様子に呆れるビブリー

モフルン「モフモフモフルンキュアモフルン!」

ペコリン「ペコペコペコリンキュアペコリン!」

ことは「は〜♪二人とも可愛い」

キラリン「キラキラキラリンキュアキラリン♪」

ビブリー「あんたまで何やってんのよ(呆れ)」

ことは「ねぇ ねぇ あなたもプリキュアなの?」

ビブリー「残念だけど私は違うわよ」

キラリン「ビブリー?」

ビブリー「・・・はぁ」

リコ「大丈夫?」

テンションに付いていけなくて一人外にでたビブリー。そこにリコがやって来て話をかけてきました。

ビブリー「あんたは・・・」

リコ「十六夜リコよ。あなたビブリーよね。いちか達からだいたいの事情は聞いているわ」

ビブリー「ふぅん?じゃあ私がプリキュアの敵だったて事も知ってるのね」

少し怪訝そうな顔でビブリーは言います

リコ「ええ。」

ビブリー「驚かないのね」

リコ「私の知り合いにもそういうのがいるからね。慣れてるのよ(微笑)」

ビブリー「そうなの」

リコ「疲れるわよねぇ」

ビブリー「な、何よ急に」

リコ「私も 賑やかなのって苦手だったから分かるわよ(笑)」

ビブリー「・・・」

リコ「そんな難しい顔してないで 楽しむ事も大事よ〜(笑) ハロウィンってとっても素敵なイベントなんだから♪」

ビブリーに優しく微笑みかけるリコ

ビブリー「・・・プリキュアはおせっかいが多いのかしらねぇ 」

リコ「そうかも知れないわね(微笑)」

リコ〜 ビブリー

リコ「みらい達が呼んでるわ さぁ 私たちも戻りましょう」

二人を呼ぶ声がしてリコはキラパティに戻って行きました。ビブリーも戻ります。

シエル「ビブリー 心配したわよ 大丈夫?」

ビブリー「何でもないわよ ちょっと風に当たって来ただけよ」

相変わらず賑やか過ぎる雰囲気に包まれながらも ビブリーは思います。この奇妙なイベントも まぁ悪くはないかなと。


129 : ドキドキ猫キュア :2017/11/03(金) 19:53:22
以上です


130 : 名無しさん :2017/11/03(金) 23:24:40
>>129
ビブリーとリコの絡みが特に好きです!


131 : 名無しさん :2017/11/05(日) 08:46:18
しょんなぁ〜、今日プリキュア休みかぁ!
復活の瞬間を楽しみにしてただけに、残念。。。


132 : 名無しさん :2017/11/05(日) 22:57:07
プリキュアの着ぐるみ着て走ればいいのにね。
青山学院大学→キュアジェラート
明治大学→キュアショコラ(チョコレートは明治♪)


133 : 名無しさん :2017/11/05(日) 23:12:42
>>132
ナイス・アイデアw
色で言ったら、愛工大→キュアマカロン?
速さで言ったらみんなキュアホイップかキュアカスタードになりたがると思うんだけどwww


134 : 名無しさん :2017/11/15(水) 07:19:43
ジュリオ復活!
予想はしてたけど、驚きの白さにビックリです。
ビブリーがバリア張ったのにはもっとビックリです。
ガミーもなにげに格好良かったし、旧敵キャラの活躍がめだった回でしたね〜。


135 : 名無しさん :2017/11/17(金) 23:20:32
ジュリオは薄目開けながら「そろそろ出番かな〜」ってタイミング見計らってたのかな。
ビブリーも、お前そんなんできたんかい感ハンパ無いですね。


136 : 名無しさん :2017/11/19(日) 15:52:56
40話。ピカリオとビブリーの共闘が熱かった!
二人とも、なんか斜めに構えながら必死に戦ってるところが実にイイ。
他のシリーズでもそうだけど、プリキュア側の特徴は、プリキュアが頑張ってると周りも頑張ってくれて結果みんなで助かる、力が広がってく構図だと思うんだ。
それに対して今シリーズの悪役が完全にその真逆になってるのが印象的。
グレイブがディアブルの闇を取り込んで、そのグレイブが今度はエリシオに取り込まれて。
キラキラルの使い手がどんどん増えてくのと対照的に、闇の使いはどんどん減ってく感じだけど、果たしてノアールとエリシオ、どっちが黒幕だろう。
しかしグレイブの車はグレイブと同じくカード1枚分の価値を与えられてて、ランクアップしたなー。
元々のネンドモンスターはどうなったんだか。結構ほのぼのだったから、そのまま浄化されて妖精の仲間か、ビブリーにこき使われてたらいいと思いますw


137 : 名無しさん :2017/11/20(月) 22:07:03
>>136
うん。ただ、鼻が……河野〜!!


138 : 名無しさん :2017/11/23(木) 09:03:25
レッツ・ラ・お着換え、あったかそうだった。


139 : 名無しさん :2017/11/24(金) 00:01:01
冬仕様というやつですね


140 : 名無しさん :2017/12/01(金) 22:20:07
41話。エリシオのカード攻め、意外とえげつないなー。
あの闇犬の能力を小出しで使うことが出来るとは。
で、使われた人も自分が酷いこと言っちまったって覚えてるのね。えげつなー。
そんな中で、悩みながら必死でピカリオと向き合うシエルがとても良かったです。
ピカリオとビブリーと、三人で暮らす、と明言したのも良かったな。
お互いムスッと向かい合うビブリーとピカリオも、ある意味自然で良かったw
あと、何気に別行動して犯人逮捕に動く高校生組が良かったです。


141 : 名無しさん :2017/12/05(火) 06:57:01
42話。ライオンパパのたてがみすごかった!
あおちゃんはママ似だけど髪質はパパ似かw
エリシオの攻撃がビミョーにジュリオと被ってる気がしてならない。
エゲツなさは100倍だけどさ。


142 : 名無しさん :2017/12/05(火) 22:02:47
完全に「美女と野獣」でしたね


143 : Mitchell&Carroll :2017/12/09(土) 01:19:22
33話のあとのお話。これって18禁?

『ビヤンヴニュ!』


シエル「――さ、着いたわ!ここが私の店舗兼住宅“シエル・ドゥ・レーヴ”よ!」

ビブリー「フン!お構いなく」

シエル「そうはいかないわ。構って構って構いまくるわよ!だって、ようやく二人きりになれたんですもの!」

ビブリー「ハァ?……ちょっとちょっと、ドアのカギ閉めるだけにあき足らず、椅子やら何やらでドアの前塞ぐって、何考えてんのよ、アンタ」

シエル「もちろん、誰にも私たちの邪魔をさせないためよ!」

ビブリー「言ってる意味が分かんないんだけど。ねぇ、それよりトイレ貸してくんない?」

シエル「ウィ!トイレね!それなら……こ・こ!」

ビブリー「何で仰向けのあんたの口がトイレなのよ。頭オカしいんじゃないの?」

シエル「ちょっと!せっかく積み上げた椅子どかして、どうするつもり?」

ビブリー「外ですんのよ。あんたには付き合ってられないわ」

シエル「そしたらもう、鍵を掛けて二度と入って来れないようにしてあげるわ。あなた、他に行くアテはあって?」

ビブリー「………」

シエル「ね?だからホラ、私はこうして待ってるから」

ビブリー「じょ、冗談じゃないわ!……ああもう、手ぇ引っ張らないでよ!下腹部圧迫するのもやめてくれる!?漏れちゃうから、ホントやめて!!」

シエル「いっぱい漏らしていいのよ!ただし、私の口の中にね!」

ビブリー「嫌よ!!絶っっ対に嫌!!」

シエル「もう!これくらいで恥ずかしがってどうすんのよ!これからも〜っと恥ずかしいことが控えているのに!」

ビブリ「何がも〜っと、よ!くっ……ホント、マジもう我慢できないんだけど……」

シエル「言っとくけど、私の心の準備はパルフェ!」

ビブリー「……ねえ、あんた、この事は絶対、みんなには内緒だかんね?」

シエル「ウィ!ひとつ、いいかしら?出す前に“ボナペティ”って言ってくれる?」

ビブリー「ハイハイ、分かったわよ!……よっこら、せっと……いい?出すわよ?ボ、ボナペティ……」

シエル「ングッ!ングッングッ……」

ビブリー「ふえぇ……」

シエル「ングングングング……」

ビブリー「………」

シエル「――プハッ!トレビア〜ン!」

ビブリー「な、何が、ト、トレ……」

シエル「あ〜ら、顔、真っ赤にしちゃって!ねぇ、嬉しかったんでしょう?自分のおしっこ、全部飲み干してくれたものだから!」

ビブリー「う、うるさいうるさいうるさい!!!」

シエル「あったかい、ビブリーのが、私の中にいっぱい……」

ビブリー「もう嫌……寝る」

シエル「ああん、待って!まずは一緒にお風呂よ!そしてその後は一緒に寝るの、私のベッドでね!」

ビブリー「何ですって!?」

シエル「居候なんだから、私の言う事、聞いてもらうわよ?」

ビブリー「どうして……どうしてこうなっちゃったの〜〜!?」

シエル「まんざらでもないクセに……」


おしまい


144 : Mitchell&Carroll :2017/12/11(月) 21:39:23
あ、飲尿注意です


145 : Mitchell&Carroll :2017/12/12(火) 23:38:07
ガールズ&パンツァーとのコラボで
『キラパティ・ウォー!』
宜しくお願いします。


146 : Mitchell&Carroll :2017/12/12(火) 23:39:05
角谷会長「おー、よく来たねー。試合も終わって皆おなかペコペコだからさ、じゃんじゃん頼むよ」

いちか「まっかせといて下さい!さあみんな、レッツ・ラ・クッキ〜ング!」

ビブリー「なぁ〜にハリキッてんのよ、ダッサ!あたしなんか、この大人数を前にして、おしっこチビっちゃったっていうのに」

シエル「泣きゴト言ってる暇は無いわよ。卵、運んで来て」

ひまり「今日は私、たとえ肘が壊れても、泡立て続けます!!」

あおい「その意気だ、ひまり!」

ゆかり「ウッフ♥」

あきら「ちょ、ちょっとゴメン。作業できないんで、離れてもらっていいかな....?」

阪口桂利奈「困った顔もステキ〜」

大野あや「私の人生もデコってもらっていいですか?」

河嶋桃「ほらほら、散った散った」

坂口・大野「「ちぇ〜」」

あおい「ジェラート、あがったよ〜」

アンチョビ「どれどれ?」

カルパッチョ「お味を拝見....」

角谷会長「お前らは自分の学校の、散々食ってるだろが」

ペパロニ「敵情視察ってヤツだよ。……ん、ワイルドな味だな」

アンチョビ「ノリと勢いはあるな」

あおい「へへ〜、まあね」

アンチョビ「うちの学校、来ないか?」

カルパッチョ「ドゥーチェ、もう少し相手の方の素性を知ってからのほうが....」

ペコリン「あおいはお金持ちのお嬢様ペコ〜」

アンチョビ「何ッ!是非ともうちの学校に!!」

カルパッチョ「これで貧乏我が校も....」

アンチョビ「さあ、善は急げだ!!」

ペパロニ「おとなしく戦車に乗るんだ!!」

あおい「た、助けて!!」

いちか「あおちゃんがさらわれた!?」

ゆかり「ウッフ♥面白いわね」

あきら「いや、笑ってる場合じゃないよ。一人減っちゃったから、そのぶん仕事を頑張らないと」

ビブリー「あんたが余計なことを言うからよ」

ペコリン「ご、ごめんなさいペコ〜!」


147 : Mitchell&Carroll :2017/12/12(火) 23:40:54
シエル「さあさあ、悲しんでる暇は無いわよ!泣いたって、スポンジは焼き上がりを待ってくれないのよ」

ミカ「スポンジの焼き上がりは....そんなに大事なものなのかな」

ひまり「それは....ふわふわの食感、香ばしさ、クリームとの相性....」

シエル「ひまり、手が止まってるわよ!」

ひまり「あっ、ご、ごめんなさい!」

ケイ「ハァ〜イ、お嬢さん!何かガッツリしたものを頼むわ」

ひまり「それなら、プリン・アラモードはいかがですか?これは昔、日本に来たアメリカ人女性の為に考案されたスイーツなんですよ!」

ケイ「Wao!凄いボリューム!これはいい!あなた、是非ともうちのサンダース高校に!!」

ひまり「えっ?ちょっ!?」

アリサ「さあ、戦車に乗るのよ!....こら、チョコマカ逃げないの!ナオミ!そっち行ったわよ!」

ナオミ「(捕獲)」

ケイ「よし、そのままお姫様抱っこで戦車に乗せろ!」

あきら「――あっ、ひまりちゃん!!」

ナオミ「....」

あきら「待て!!――クッ!ひまりちゃんまで失ってしまった!!」

ゆかり「ウッフ♥」

あきら「頼む、ゆかり。君だけは....」

ゆかり「あら、私は誰のものにもなるつもりは無いわよ?」

あきら「それを聞いて安心したよ」

ゆかり「クンクン....あら、向こうから良い匂いが」

ダージリン「御一緒なさいます?」

ゆかり「ええ」

あきら「ゆかり!!」

ゆかり「――◎△$の♪×¥....それにこの茶器は●&%#。英国の諺に例えるなら、◎△$♪×¥●&%#といったところかしら?」

ダージリン「あなたとは気が合いそうね」

あきら「ゆかり、戻ってきてくれ!!」

ダージリン「どう?我が校に――」

ゆかり「ウッフ♥戦車....面白そうね」

アッサム「どうやら決まりのようですね」

ゆかり「じゃあね、あきら」

あきら「ゆかりーー!!!」


148 : Mitchell&Carroll :2017/12/12(火) 23:42:14
いちか「どうしよう、ゆかりさんまで....人手が全然足らないよ〜!」

武部沙織「あの....私、手伝おうか?」

いちか「えっ、そんな....」

シエル「助かるわ!」

秋山優花里「さすが武部殿!日頃鍛えた女子力の見せ所であります!」

あきら「ありがとう。助かるよ」

武部沙織「(な、なんて素敵な男性....!)」

シエル「あなた、なかなか手際が良いじゃない。うん、で、そのハート型のクッキーを....なんであきらに手渡すわけ?」

武部沙織「あのっ、コレっ、私の気持ちです!!」

あきら「?あ、ありがとう」

武部沙織「よ、よかったら、私と、その....お付き合いを....」

そど子「不順○性交遊のにおい!!」

ペコリン「あきらは女ペコ〜」

武部沙織「!!!!」

冷泉麻子「撃沈した....」

いちか「せっかくの助っ人が....」

左衛門佐「ちょっといいか?これをこうして....こうして....」

ペコリン「何作ってるペコ?」

左衛門佐「真田こねつけ餅の完成だ」

シエル「トレビア〜ン!ジャパニーズスイーツね!」

ペコリン「もちもち&くるみ味噌が絶妙ペコ〜!」

いちか「すご〜い!!どうやって作ったのか全然分からないけど!みなさ〜ん、真田こねつけ餅はいかがですかー!」

西絹代「それでは(パンッ!)いたーだきーます!!」

玉田・福田・細見「「「(パンッ!)いたーだきーます!!」」」

あきら「――ふう、だいぶ疲れが....ん?あれは....みく?」

カチューシャ「何?あなた」

あきら「みく、外出許可もらったのかい?」

カチューシャ「みくって誰よ?あなた大丈夫?虚ろな目をしてるけど....さ、触るな!!」

あきら「みく....お腹が空いてるんだね....待ってて、今、さ....さ....サ○ウの切り餅持ってくるからね(バタッ)」

ねこにゃー「ひ、人が倒れた....」

磯辺典子「う〜ん、これは過労だね」

あきら「さ....サ○ウの切り餅を....」

ホシノ「サ○ウの切り餅だね、分かった。ひとっ走りして買ってくるよ」

ビブリー「うぅ....トイレはどこ?構わないわ、ここでしちゃいましょ。....ふう。――やだっ、スカートが戦車の履帯に挟まって....」

ホシノ「飛ばすよっ!!」

ビブリー「いやぁぁぁ〜〜〜!!!!」


149 : Mitchell&Carroll :2017/12/12(火) 23:43:14
角谷会長「――いや〜大盛況、大盛況。ご苦労さん」

シエル「De rien!それにしても遅いわねぇ、ビブリー」

ペコリン「ビブリー〜、どこペコ〜?」

オレンジペコ「お呼びですか?」

ペコリン「呼んでないペコ」

あおい「たっだいま〜!!」

ひまり「みなさん、御心配かけました!」

いちか「ひまりん!あおちゃん!!」

ペコリン「よく戻ってきたペコ〜!」

ゆかり「ウッフ♥アンツィオ高校とサンダース高校の戦車を撃破してきたの♥」

シエル「さすが、ゆかり!」

五十鈴華「あの凛とした佇まい....気品....それに砲撃の技術....」

あおい「ん?誰かこっちに担がれてきてるぞ」

西住みほ「あのー、すみません」

西住まほ「おたくのパティシエの一人ですね?倒れてたので、運んできました」

いちか「あきらさん!」

シエル「さて、残るは....」

ペコリン「ペコー!!ポルシェティーガーが物凄い勢いでこっちに向かってるペコー!!」

いちか「履帯に誰か挟まってる!!」

ビブリー「....さ、サ○ウの切り餅....お待たせ....(ガクッ)」






〜おまけ〜

いちか「――はぅあっ!?くまさんクッキー、失敗しちゃった!」

島田愛里寿「....それ、ちょうだい」

いちか「え?これがいいの?」

島田愛里寿「うん。ボコみたいだから....」


150 : Mitchell&Carroll :2017/12/12(火) 23:43:48
以上です。ありがとうございました。


151 : 名無しさん :2017/12/13(水) 20:06:34
>>150
なんかハチャメチャっぷりが3倍増しくらいになった雰囲気w
楽しかったです!


152 : Mitchell&Carroll :2017/12/14(木) 23:46:50
2レスお借りします。

ドラゴンボールとのコラボで

『アイスは冬が旬』


153 : Mitchell&Carroll :2017/12/14(木) 23:47:44
フリーザ「お邪魔しますよ」

いちか「いらっしゃいませ!キラパティへようこそ!」

あきら「ゆかり....!」

ゆかり「ええ」

フリーザ「なかなか派手なお店ですねぇ。さて、おすすめは何ですか?」

ひまり「本日のおすすめは“らいおんアイス”です!」

フリーザ「この寒い時期に敢えてアイスを薦めてきますか。上等です。受けて立ちますよ」

いちか「――お待ちどおさま!」

フリーザ「どれどれ、お味を拝見――ムッ!!これは!?」

ひまり「ど、どうかなさいましたか....!?」

フリーザ「爽やかな甘みに、優しい口溶け――それはまるで、押し寄せてはひいてゆく波のよう....!そして、味覚だけでなく視覚も楽しませる、色鮮やかな見た目!それに....やわらかいホイップクリームを添えることで、アイスのシャキッとした歯触りとのハーモニーを生み出していますね。チョコとアーモンドのトッピングも、良いアクセントです。一体、どこのどなたですか?これを作ったのは」

ひまり「ああっ、困ります!勝手にキッチンに入られては....!」

あおい「――な、何だアンタ!?」

シエル「あおい、気を付けて!コイツからは何か邪悪なものを感じるわ!」

フリーザ「御安心なさい。危害を加えるつもりはありませんよ。ただ一言、美味しい物を頂いたものですから、御礼にと思いましてね」

あおい「そ、そうか」

フリーザ「――そうですか、ここがあなた達のキッチンですか。私も何か一品、作りたくなってきましたよ」

シエル「困るわ、勝手にそんな....」

フリーザ「では、このスポンジに、こうしてクリームを塗って、こうしてブルーベリーを盛り付ければ――出来ました。名付けて“フリーザケーキ”です!」

シエル「(パクッ)お、美味しい....!シンプルだけど、ブルーベリー好きにはたまらないわ....!」

あおい「(パクッ)これが、引きの美学ってヤツか....!」

いちか「この人(?)、一体何者なの....!?」


154 : Mitchell&Carroll :2017/12/14(木) 23:55:52
フリーザ「さらに、このようにお椀に赤エンドウマメ、賽の目状に切った寒天、白玉、サクランボ、ミカンを盛り、その上に餡をたっぷりと乗せます」

ひまり「これは....まさか餡蜜!?」

フリーザ「ホイップクリームを絞り――」

シエル「(ごくり....)」

フリーザ「そしてなんとこのクリームの上に、惜しげもなく金箔をまぶしちゃいます!」

いちか「なんですとぉー!!?」

フリーザ「出来ました。そうですねぇ....“ゴールデンフリーザ餡蜜”、といったところでしょうか」

シエル「(パクッ)これも美味しいわ!!」

あおい「(パクッ)金箔をまぶすことで、物凄く贅沢に感じる!」

フリーザ「ちょっとしたマジックですよ。ホッホッホッホ」

いちか「わ、私を弟子にして下さい!!」

フリーザ「困りましたねぇ。優秀な部下なら是非とも....ですが、弟子とはねぇ」

いちか「そこをなんとか!!」

フリーザ「聞き分けの無いお嬢さんですねぇ。いいでしょう。ただし、この私との闘いで勝ったら、という条件付きです」

キュアホイップ他「「「プリキュア・ファンタスティックアニマーレ!!」」」

フリーザ「ぐわぁぁぁーーーーっ!!!!」





155 : 名無しさん :2017/12/22(金) 06:49:43
44話。あきらさんはみくちゃんがいるから強くなれるんだって思えるお話でした。
ノワールワールドと繋がってるのは電話なのか。
宇佐美家の電話が黒電話なのとなんか関係ある?(多分無いw)
ルミエルの時代にも電話ボックスってあったのか、その後変わったのか。
いずれ電話ボックスがこの世界からさらに減ったら、また別のモノに?


156 : 名無しさん :2017/12/25(月) 00:08:01
45話。
「さよならゆかり!」ってタイトルを見て、
「絶対マカロンがノアール王国へ単身殴り込みをかけるに違いない!」
って思ってた人、手挙げて!


え? 私だけ!?


157 : ドキドキ猫キュア :2017/12/25(月) 19:50:49
キラキラ☆プリキュアアラモード45話その後のお話です

タイトルはその温もりを感じて


158 : ドキドキ猫キュア :2017/12/25(月) 19:51:27
その温もりを感じて

クリスマスパーティーを終えてゆかりと帰っていた

ゆかり「別に送ってくれなくても大丈夫なのに」

あきら「女の子を遅い時間に一人で帰せないよ」

ゆかり「あきらだって女の子じゃない(苦笑)」

あきら「ははは・・・そうだね(苦笑)」

家まで送る そんなのは都合のいい口実に過ぎない。ただ何となく側にいたかっただけだった。

ゆかり「・・・」

あきら「・・・」

一緒に帰ると言ったものの 何を話していいか分からなくて しばらく無言になる。最初に口を開いたのはゆかりのほうだった

ゆかり「クリスマスパーティー 今日は楽しかったわ・・・」

あきら「みんなが喜んでくれてよかったね」

ゆかり「ええ・・・」

あきら「でも驚いたよ 留学の事は」

ゆかり「黙っていてごめんなさい・・・」

あきら「気にしてないよ 中々言い出せなかったんでしょ?」

ゆかり「・・・」

あきら「ゆかりはやっぱりすごいね・・・留学なんて」

ゆかり「あきらだってすごいわ 研究者なんて中々考えられる夢じゃないもの」

あきら「ゆかりのほうがすごいよ みんなの為あんな素敵な飾り付けをして マカロンも完璧につくって みんなの前であんな風に堂々と留学の事を発表して」

ゆかり「そんな事・・・」

あきら「本音を言うとね ホッとしてるんだ」

ゆかり「え?」

あきら「これから 受験勉強で忙しくなるけど 卒業したら私はこの町を出ていくことになる・・・そうな)ば キラパティにはもう」

ゆかり「あきら・・・」

あきら「いちかちゃん達の事が心残りだったんだ。だから その事を中々言い出せなかった。」

ゆかり「・・・」

あきら「だから ゆかりが先に言ってくれてよかったって思ってるんだ」

ゆかり「ねぇ あきらはこの町が好き?」

あきら「暖かくて 優しくて 私はいちご坂が大好きだよ(微笑)」

ゆかり「私もよ(微笑) いちご坂を離れるのは寂しい?」

あきら「寂しいよ みんなと離れるのもゆかりと離れるのも」

ゆかり「そう・・・よね」

あきら「ゆかり・・・?」

ゆかり「こうしていたい気分なの」

あきら「・・・大分冷えてきたもんね」

寄りかかってきたゆかりをぎゅっと抱き締めると温もりとゆかりの髪のいい匂いを感じた

ゆかり「温かい・・・あきらの温もりを感じる」

あきら「私もだよ」

ゆかり「・・・」

あきら「大丈夫・・・全部受け止めるから」

みんなの前ではいつも通りに振る舞っていても 私には分かっていた・・・繊細で優しいゆかりの気持ちを。

ゆかり「あきら・・・あきら(泣)」

泣きじゃくるゆかりを更にぎゅっと抱き締めた。この温もりをずっと感じていたくて 強く 強く抱き締めた


159 : ドキドキ猫キュア :2017/12/25(月) 19:52:19
以上です


160 : 名無しさん :2017/12/25(月) 22:49:52
>>159
GJ!
初めて明確に別れが示された回でしたね。
みんなと居る時と、あきらと二人で居る時で、気持ちの出し方が微妙に変わるゆかり。
こういうシーン好きです。


161 : 名無しさん :2018/01/13(土) 23:38:53
先週は盛りだくさんな展開で、なかなか付いて行けなかった感あるけど……
明日のキュアペコリン、楽しみペコ!


162 : 名無しさん :2018/01/20(土) 15:54:19
47話。キュアペコリン、ビジュアルも変身も、あと攻撃がことごとく当たらないところも可愛かった!
最終戦は総勢7人か〜! 過去最高?
エリシオさんもブラック・クローみたいになってたけど、どうなるのか!?
楽しみです♪


163 : 名無しさん :2018/01/26(金) 22:21:12
遅くなりましたが48話。
キュアペコリンのお陰で自分を取り戻したプリキュアたち。
その必死の戦いで降り注いだキラキラルで、自分を取り戻す町の人たち。
これでハッピーエンドかと思いきや、ブラックホールと化したエリシオが全てを飲み込んで、
もうダメかと思ったところでまさかの長老によるプリキュア再覚醒!
最後は町の人たちだけでなく、エリシオのキラキラルもレッツ・ラ・まぜまぜ!で
地球までアニマルデコレーションしちゃいました。いやぁ、王道のエンターテイメントだったなぁ。
個人的には、エリシオもグレイブも特に改心もせずにそのまんまで救われたのが嬉しかった。
いよいよ最終回! またキュアぺコリン出てくるみたいだし、どうなるか読めない。楽しみ!


164 : 運営 :2018/01/28(日) 21:01:27
こんばんは、運営です。
『キラキラ☆プリキュアアラモード』ついに最終回を迎えましたね。
このスレッドは、今日から1か月の間このまま継続させて頂いた上で、過去スレッドに移行致します。
その後の『キラキラ☆プリキュアアラモード』に関するSS投下と雑談は、”『プリキュアシリーズ』ファンの集い!2”のスレッドにて、よろしくお願い致します。


165 : 名無しさん :2018/01/29(月) 09:15:40
まさか最後の最後で、長老がお化けから元に戻るとは思いませんでした!
別れは悲しく寂しい。
でもそれぞれ自分の方向へホイップ、ステップ、ジャーンプ!しないと夢をキラキラ輝かせられない。
なんかGoプリと似た流れだけど、「それぞれの「大好き」とは別の「大好き」で繋がる」ってとこで、
またその「大好き」が「みんなの笑顔を見たい」ってところで貫かれていたのが良かったな。
ラストの男の子と女の子と子犬のカットが嬉しかった。
あとビブリーと喧嘩してるグレイブと、何故か粘土モンスターまで居る光景も嬉しかった!


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