氷帝でホラー小説 - 1365560287

1：上沼みどり：2013/04/10(水) 11:18:07 ID:ei3fP.TU0: タイトルの通りです。
私なりの妄想が詰まった氷帝のキャラ達を使ったホラー小説スレッドとなります。
公式は勿論、実在する諸々全てとは何にも関係がありませんのでご理解のほどお願いします。
二次創作を含め創作物はフィクションだということを踏まえ、大人の対応をお願いします。

学園物なので『７不思議』を応用し、私なりに『氷帝男子テニス部に副部長がいない』というのをホラー風味にした作品となります。
それと……榊監督が氷帝テニス部の歴史を作った伝説の先輩……という設定になっているので宜しくお願いします。
使う『７不思議』は以下↓の通りです。
『叩く窓』
『花子さん』
『テケテケ＆トコトコ』
『音楽室』
『保健室の女の子』
『理科室』
『階段の減少』
です。
しかし、このお話を書くにあたり私なりにアレンジを加えてありますので、皆さんが知っている通りでないことを先に申しておきます。
では予告とプロローグを……、
↓
【予告】
『日吉です。皆さん御存知の通り、我がテニス部には副部長がいません。榊監督に聞いてみてましたが『ＮＯ．２の地位は必要ない』とのことでした。しかし……何か裏に隠された秘密があるのではないか！？……と、報道委員の血が騒いだ俺は調査に乗り出すことにしました。
近々皆さんに面白い情報をお届け出来ることと思いますので、楽しみにしておいて下さい。では、日吉若でした』
そのメッセージを残して失踪した日吉。
『警察に任せておけ』という監督の命令を無視し、跡部達は捜査に乗り出す。
しかし、彼等に襲い掛かる数々の怪奇現象。
明るみになる真実。
今……、恐怖の幕が上がる……。
↑
本編はこんなにぬるくなく、結構グロかったりなどしますのでご注意を。
↓
『プロローグ』
全国大会も終了し、氷帝では正式に３年生が引退し、部長は跡部から日吉へと引き継がれた。
そして……例年通り、此処に副部長はいない。
少々疑問も感じるが、監督が決めた方針なら従うしかない……。
これからは日吉を部長にし、来年ことは全国制覇を狙う。
それを胸に誓い、皆残りの夏休みを有意義に過ごすハズだった……。
日吉が……突然失踪してしまったのだ。
↑
怖くなってきた方は、引き返すなら今がチャンスですので。
それでも尚進みたい方は続きをお楽しみに。
2：上沼みどり：2013/04/12(金) 07:30:30 ID:ei3fP.TU0: 設定の変更のお知らせ。
『階段』を『減少』ではなく『増加』にします。
では↓より本編どうぞ。
↓
暗闇の中で、声だけが飛び交う。
「男子テニス部、関東１回戦敗退だってな……」
「でも、開催地枠で全国大会出場だってさ……」
「そんな恩情貰っておいて、結果はベスト８……」
「全く……だらしねぇなぁ……」
「そして……今度部長になったのが、あの子……」
「負け犬のクセに……」
「そんな甘ちゃん達には、ちょっとイタズラしちゃおうかなぁ……！」
その謎の声は、真っ直ぐ日吉に向かって放たれていた。

【一方その頃】

警察や大人達は日吉の失踪に、誘拐の可能性も視野に入れて捜査していた。
しかし２日、３日と経っても身代金の要求も何もこなかった。
日吉が失踪したという話は瞬く間に広まり色々な噂が飛び交った。
それは、大雑把に分けて２つ。
１つは、
『新部長のプレッシャーに耐えられなくなって失踪した』
日吉には荷が重かったのだと……。
ずっと目標にしていたモノが、いざ手に入って急に怖くなったのだと……。
「違ぇ！！日吉はそんな弱虫じゃねぇ！！」
「岳人、落ち着き！？大声出したら見つかってまうわ！！」
「わ、悪ぃ……！？」
ここは氷帝学園の図書館。
日吉が失踪してからは、学園内部には立ち入り禁止となっているが、しかし彼等は日吉が失踪したもう１つの噂のことを調べる為にこっそり潜入していた。
もう１つの噂、それは……、
『男子テニス部に副部長がいないことの真相を知ってしまったせいで、秘密裏に消された』
と……。
何を聞かれても顧問の榊監督が「警察に任せておけ」と言うだけなのが更に噂を広める原因となっていた。
その為、彼等は独自の捜査を始めていた。
副部長がいない理由。
信憑性は低いが、それには７つの噂があった。
よくある『七不思議』のような感じだが、本当だから仕方あるまい……。
「元々不思議系な話が好きな上に、報道委員としての使命として調べようともしてましたし。だから……日吉のヤツ……」
「あぁ……。それでわざわざこんなメールまで寄越しやがってよ……」
日吉から届いたメッセージを見せ合った。
↓
続く
3：名無しさん：2014/09/30(火) 07:59:13 ID:SMbsOUp20: 続くと言いつつ、続いてねぇw