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新番組を評価するスレ 避難所 21

1新番組を評価する名無しさん@実況禁止:2012/06/16(土) 23:54:13
新番組を主観で評価するスレ
次スレは>>950が立てましょう
このスレでは実況厳禁です
実況は実況板へ → http://atlanta.2ch.net/liveanime/

■放送スケジュール
http://www.moonphase.cc/Html/anime.html
http://cal.syoboi.jp/
■gooTV番組表
http://tv.goo.ne.jp/contents/epg/008/VHF_1/20000101_0024/anime.html
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前スレ
新番組を評価するスレ 避難所 20
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/8218/1339849349/

951 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/13(木) 20:08:40
織田信奈 10話 D

普通に合戦してるだけだ。しかもこの金ヶ崎撤退戦を次回もやるということは、一体このアニメ作品はどこまで話が進むのか
非常に心配になってきた。まさか本能寺までいかなかったりして

氷菓と変なネタ被りをしたりもして、ピンチの今回みたいな局面の方が面白いことは面白いのだが、
鉄砲隊の三段撃ち戦法を得意顔で指揮するシーンはさすがに普通に流すことができない
一体何百人敵勢の足軽や騎馬武者が死んだか知らないが、ここまで平然と敵を殺しまくった高校生主人公(しかもダークヒーローではない)
ってこれまでいたかな?そりゃ殺さなきゃ殺されるんだけど、しかし完全にゲーム感覚なのはいかがなものか
主人公や信奈の直接指揮によって敵が戦死するの、これまで極力ぼやかしてきたように思ってたが、どうやら気のせいだったようだ

でも五右衛門ちゃんのカミカミセリフは相変わらず可愛い。信奈の黒ブラと五右衛門ちゃんのカミカミはこの作品の発明として称賛されて
しかるべきだろう

952 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/13(木) 22:41:43
TE 11話 C

この作品のロボデザインはゴツゴツと重厚でとてもかっこいい。昔のモビルスーツみたいというか。Zガンダムのジ・オみたいな雰囲気

さてTE今回は、同週の織田信奈とたまたま似ててずっとベータと戦闘中。しかも本格的な戦闘シーンはチラッと見せるだけで、
戦闘を巡りいくつかの思惑が交錯する人間ドラマ中心なところも偶然ちょっと似ている
ソ連軍内部の悪だくみのせいで指揮系統は混乱し、実際に命をかける兵士たちは苛立ちを募らせる、ここの生々しさと暗さは
織田信奈とは違うが、あちらが天皇の代わりにヒミコなる架空のキャラを出してきたのと似て、非道な上層部がいたりもする悪役として
「ソ連軍」を使っているのはちょっと上手いなあと思う。ロシア軍だと今でも実在するのでさすがにさしさわりがあるわけで。

そして最後の引きで、あちらは信長が突然撃たれたように、こちらはユイがとても見事な敬礼ならぬとても見事な独り言デレを
披露した次の瞬間に生身でベータの襲撃を受ける。
まあ、信奈がおそらく絶対胸のスマホのおかげで助かるであろうのと同様、ユイも絶対死なないだろう
メインヒロインだから、というだけでなく第2話の学徒仲間の壮絶な戦死の山によって逆にユイの死亡回避が保証されているからだが、
それでもこちらはその最後のシーン、ドキリとする恐怖を感じさせてくれた。なかなか巧いシーンの作り方だった

信奈との差は当然、当該シーンの迫力のみならず、これまでのジリジリヒリヒリとしたムード作りが活きていることに起因している
もちろん信奈を叩きたいのではなく、あちらは美少女エンタメコメディなんだから茶番じみた話で全然構わないのは言うまでもない

953 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/13(木) 22:43:08
>>952

訂正

×そして最後の引きで、あちらは信長が突然
○そして最後の引きで、あちらは信奈が突然

954 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/13(木) 23:34:49
ゆるゆり 11話 B

話としてはとても面白い。よくあるタイムスリップ過去改変失敗話だが、その改変しようとしている過去というのが、あろうことか
ゆるゆり1期第1話だというのはわりと新鮮な感じがある
過去回を振り返るファンアイテムという側面とともに、1期2期を通じて積み上げてきたあかりちゃん影が薄いネタの総決算としての
あかりちゃん一人メイン回でもあり、そして時間旅行者あかりが秘密を明かす理解者としてのお姉ちゃんを重要なサブキャラポジションに置いた、
これまでで一番お姉ちゃんの出番が多いお姉ちゃん回でもある

いきなりタイムマシンなんてSFアイテムが出てくる、あかりが必死過ぎてキャラが違うといった違和感は、最後に実は京子の作り話だった、
というシメ方で回収しているのだが、なんだか、なるほど!という気分にならなくて、もうちょっと上手くというか親切に描いて欲しかった部分。

それはそうと、今回のあかりや京子の涙のシーンとか、この作品は急に不必要な作画アピールシーンを入れていつも滑ってる気がする
普通に普段通りに描けばいいのにと思う。例えば、あかりちゃんとお姉ちゃんが同じ布団に倒れ込み顔を見合わせて笑うシーンとか、
不自然な作画強調は一切無いが、素晴らしすぎるぐらい素晴らしいシーンだった

955 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/14(金) 00:11:07
はぐれ勇者 10話 C

アカツキとフィルが睨み合い言葉をぶつけ攻撃をぶつけあう、男二人のむさくるしいシーンが冒頭から長く続く
フィルは前回までは最強無敵キャラ風だったが今回、アカツキへの嫉妬に狂っているという心の卑しさを見せ、
そして「魔法攻撃じゃない」と念を押されているのに対魔法防御の構えをとってぶっ飛ばされたり、なんと言うか株がダダ下がりに落ちてゆく

相手が勝手に弱くなる、というのはまあ一般的に言って、あんまり面白い展開ではない
だからそうではなく、例えば無敵の敵の意外な弱点を発見する、とかそういうパターンの方が良いわけだが、作り手側が
「面白い話とはどういうものか」をじっくり考えることもなく、何となく適当に話を書いていると知らず知らずこういう
ダメな方のパターンに陥ってしまったりするものなのかもしれない

しかしそれでも、CM前のアカツキがついにフィルをボコるシーンは、絵的なチープさはもはや論外の域だが、
それでも不思議と良い感じにきまっている。アカツキのキャラだけでギリギリもっている感じ。
その後のBパートのミュウとのやりとりも同様。昏倒までの長いセリフもなんだかとってもかっこいいし、それに続くエロシーンでも
アカツキはとてもかっこいい。ヒロインの頭に手を置くことが許される数少ない主人公キャラだと思う

956 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/14(金) 00:31:58
僕H 10話 B

前回ヒキの、もやしもんのブラック過ぎるパロディみたいなシーンからさあどうなる?と期待が高まるところ、
冒頭から変化球で攻めてきて、なるほどそういうことか、と事情がのみこめる辺りまではとても面白い。
まあ、こんなクライマックスな話数でこの展開に1話丸ごと使わなくてもいい気もするのだが。

新キャラが可愛くないとかリサラの火傷が痛々しすぎるとか減点したくなる部分もあるが、ミナが黒化しないままにちゃんと前面に
出てきそうな展開になってきたのも嬉しい
結局、前回のおっさんとのバトルと同じく、町がパニックになってる描写を頑張って実際に描くよりは、脱衣ポーカーを見せるのが
この作品の仕事なのは間違いない
でもやっぱり「外の惨状」を一切見せずにこのようなドシリアス展開を繰り広げるのはやっぱりショボいと結論したくもなるのだが、
前回から今回に続く展開の評価については最終回後総評を書く時にもう一度考えてみたいと思う

957 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/14(金) 21:44:47
夏雪 11話 B

最終回だから頑張って盛り上げようとしてるのは分かるが、前回最後で結論を出しちゃったのでどうにもキリッと締まった感じがしない、
微妙な最終回になってしまった印象。前回最後のセリフは、この最終回前半に取っておくべきだったんじゃないかな

旦那が強烈過ぎて葉月君の印象があまりにも薄いし、それ以上に、新恋人が彼である意味すらないじゃないかという感じが漂っていたが、
幽霊旦那に体を貸すような信じられないお人好しで、でもそのおかげで六花ちゃんが亡き旦那と再会もできて、そして今後もずっと旦那の
思い出を共有する唯一の男、という新しい観点が今回提示され、非常に納得がいった
これらの点をはっきり言ってくれないと、恋愛ドラマのはずが途中からわけの分からないとんでもない幽霊話になって、この作品は
結局一体何がしたかったんだ?という感想になってしまいかねないから。

そういうわけで話はなんとか綺麗にまとまったが、最後の数十年後の後日譚、まだ旦那がいるのはどういうことなのか?
もちろん意味は分かるんだけど、構成としてどうなのか。あの幽霊が葉月君だったら、あるいは六花ちゃんだったら、
めちゃめちゃ感動できる最強の終わり方になった気がしてならないのだが…。

あと、まつ毛が震えて綺麗、の六花ちゃんドアップ以外、意外と印象に残る絵が少ない最終回だった
この最終回は美術方面でももっとガンガン攻めてきてほしかったと残念に思う


夏雪 総評 B-

深夜アニメには珍しく、ぎゅっとつまった一つの話を三か月がかりで見せてくれてちょっと長めの映画を見たような気分。
もちろん、2期に続くではなくちゃんと完結させてくれたのもそれだけで嬉しい
こういう形式はむしろ好きなのだが、映画的とは言っても面白い映画だったかな?と考えると、いろいろ難癖もつけたくなる

なによりまずは構成のバランス。4話後半から11話前半までずっと旦那が葉月の体を乗っ取った状態が続く。単純計算で約7話分。
いくらなんでも長すぎる、とは多くの視聴者が思うことではないだろうか
単純にバランスの問題だけでなく、幽霊による体乗っ取りという最終兵器的な飛び道具展開を早い時期に見せてしまったのも
失速感に繋がっている。メルヘン絵本世界パートの店長姫は可愛かったが、このパートの存在意義を明確に打ち出せなかったのも痛い
あと、完全にオチが見えていて実際その通りになったのに、相当な長さでこれを引っ張り続けたのもストーリーとして面白いものではない

それから、キャラを描くという面での評価は、とても上手にやっていたと思う。三人の心情を繊細に描けていたのは女性漫画原作ならでは。
3人の誰をメインに描くか、という点でどこか焦点がぼやけ続けていた印象もあるが、実質3人しかいないのだからこんな感じでもまあ良いだろう
ただ、六花ちゃんが葉月君を好きになる展開、もう1エピソードだけ何か欲しかったかな、という気はする
葉月君のキャラとしては、人が良くて一途なだけが取り柄のボンクラという、このまんまの描き方で良かったのだろうけれども。

まあしかし、恋する可愛い大人の女をハイクオリティ作画で描き倒すこの作品の映像はいつも素晴らしかった
六花ちゃんが素晴らしすぎた6話にはA評価をつけたが、ぶっちゃけどの回の六花ちゃんも最高に美しかった。

 …なんだか異常な長文になったが、他作品の総評はもっとコンパクトになるよう努力します。

958 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/14(金) 22:54:36
恋チョコ 10話 D

今回は後半の超展開で頭クラクラして、前半のチサトトラウマ話すら印象が薄くなってしまうほどだった
前半のチサトと主人公のパート、大袈裟すぎる演出ではあるが、ギリギリなんとか形を保っていた感じで、
作品の体裁そのものがグズグズに崩れ落ちるのはやっぱり後半。森下さんのこと、会長のこと、1話の轢き逃げのこと、
一気に全部繋げてきてまあこうでもしないと多すぎる伏線が最終回までに回収できないのは分かるが…、しかし何だこれ?

いろんな話はちゃんと繋がってきているのである。しかしあまりにも適当に繋げ過ぎだ。これまでわりと丁寧に話積み上げてきたように
見えたのだが、今回でその印象は脆くも瓦解した。異常な高校である、というのは分かってはいたが、それでもリアリズムの水準が
一気に中妹ならむしろ面白いレヴェルまで落ちたのは看過できない
前半でメンヘラヒロインの大泣きや嘔吐まで描いておいて、後半主人公がチョップで拉致られるアホ展開をやっちゃうとは…
悪い意味でなんとも凄いものを見てしまったとしか言えない。それでも話の移り行き自体は興味深いのだが。

959 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/15(土) 06:43:37
中妹 10話 C

ここんとこずっとあんまり面白くない上に、そもそもストーリーの目的というか着地点がどこなのかもぼやけてきて、かつ、関心も持てなくなってきた
というのは、前回からユズリナが登場してまた新たにミステリーじみた流れを作ってはいるが、定期的に燃料投下したという
それだけのインパクトしか無く、ストーリーを追うワクワク感を維持するのが面倒くさい。これまで何度も無駄に複雑だがグズグズな
謎解き編をやり続けてきたのだから、これは仕方のないことだと思う

しかし、ここんとこずっと面白くないというのは、笑えるエロ展開が最近見当たらないからというのが大きい
ヒロインたちが全裸で迫る、お風呂で独り言言う、とちゃんと脱ぎノルマはこなしてくれているのだが…

その中で、生徒会長の腹ボテもどきのシーンだけ、今回はちょっと面白かった。非常にさりげなくこういうの入れるセンスは素晴らしいと思う

960 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/15(土) 07:37:56
戦コレ 24話 B

やりたい放題の2話家康ちゃん初登場回で、徹底的に自由奔放アナーキーにやるぞという方針を示してくれたのが懐かしい
ロザリーさんのわけの分からなさや1曲丸ごとキャラソン歌うとかケレン味たっぷりのあの回と違って、今回の二度目の家康ちゃん回は
チープで軽快な筋立てで、これまでの戦コレ各話の王道であり集大成と言っていい作り。
話は二転三転してなんとなくゆるく面白く、その中にいくらなんでもあんまりな犯罪ドラマのお約束をとり込んでは苦笑させる飽きさせない流れ。
家康ちゃんのキャラも芯が通っていて、2話以上にとっても可愛い

ただ最後、昼下がりの情事風に列車に飛び乗ったところで終わってくれた方が馬鹿馬鹿しくて良かったようにも思う
最後にドンデンが付け足されたが、これ19話の明智回でも似たようなことやったし、偶然先日ゆるゆりでも見たばかりだし、でタイミング的に悪く、
またこういうオチかよ、と感じてしまって残念だった

961 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/16(日) 00:38:25
カンピオーネ 11話 C

クール終盤だというのにこの作品は何をやっているのか
いや、王様のハーレムの話だろ、と言い切ってしまうなら見事に愛人たちは増殖していってるし、今回さらに新キャラ出すしで
着実に実績を伸ばしているわけだが…今回のエナはキャラデザが微妙だが、喋りはとても可愛い。

王様になって何をする話なのかいまだによく分からないのだが、まあしかし、ゴドーさんがとてつもなく羨ましい状況になってる時点で
この作品はハーレムアニメとしてはすでに成功を収めていると言っていい。
禁書が1期で終わってればハーレムアニメとしては大成功であったのと同様。複数ヒロインの誰とでもやる気になればヤレる、という
男の夢がここに成立している。しかも明確に第一夫人が確定していてそのキャラが魅力的という安定性もまた、ちゃんとツボを押さえてる感じ。

もうバトルとかいいから早くエナの本格的デレパートやれよ、とか言い出すともはや評価でも何でもなくなってしまうが、
自分の本心はそんな感じである

962 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/16(日) 01:21:16
じょしらく 11話 A

こういう作風の美少女コメディはどうしたってクール後半飽きてくるものだが、この作品は全然息切れしなくて素晴らしい
また今回は、いつもしばしばネタとして入れてくるヌルヌル作画部分がかなり多めで、最後の方の話数までしっかり作ってあるという
商品としての信頼感も高い。Bパートで「スケジュールが厳しい中…」とか言ってるが事実ではないからこその余裕の嘘発言だろう

Aパート水着。単純に水着パートで嬉しいというのもあるが、後半のスク水二人羽織りドタバタが面白い
そこに突入する際の丸京のゆとりスク水のカットは目を疑った
あと、キグちゃんの腹黒ネタはいつもそんなに面白くないが、不幸な過去ネタや友達いないネタにはつい笑ってしまう

Bパート武蔵境。いつものお出かけパートより低調。JCスタッフの社員だけが喜ぶネタを作ってどうするのか

Cパートクリスマス密林。楽屋がジャングル化してから圧倒的に面白い。この作品のCパートはいつもたいてい悪ノリが面白いが、
今回は特に、4話の月見、7話の節電、9話の寝言と並ぶ非常に良い出来だった

Bパートは面白いと思えなかったがそれを差し引いてもAパートCパートがとても良かったので、今回はA評価としたい

963 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/16(日) 12:46:44
SAO 11話 C

話の進み方が悠長すぎる。丁寧というよりスカスカで退屈。倍の速度で流してさっさと続きを見せてよ、と思う。
自分の基準だとこういう回はDにするのだが、記憶喪失+幼児退行した少女がなぜSAO世界に?という提示された謎が興味深いので
C評価にしておく。最後のユイの謎セリフも気になる
でも、ユイを見つけた時は「なんでこんな小さな子が?」と視聴者と共有された驚きを二人は見せていたのに、
町に子供が複数いた時は全然驚いてなくて、何か不安になる脚本である。杞憂だとよいのだが。

シリーズ構成で今回と次回2話かけてユイの謎をやると決まっており、次回謎解き編をやるから
今回は何も明かせない、となり、することないから前回からの続きで二人の新婚生活の幸せ描写とユイの可愛さを描くことにしよう、
という構想だったのだと思う。あくまで想像だけど。
でもそれだったらアスナとのイチャイチャもユイとの生活ももっと内容描写をギッチリ詰め込むべきだろう。そしてユイとのファーストコンタクト、
町でのイザコザも、いくらでも面白くできるのにそれをサボっているようにしか見えない
ついでに言うと「圏内ではHPは減らないが圏内戦闘は恐怖を刻み込む」は滅茶苦茶で、とりあえず聴かなかったことにしたい

なんだか全体として、ストーリーとしての完成形でなく最初に構想した粗筋をそのまま見せられているような気がした。
絵の丁寧さによって高級感を出しているので、いっしょくたにするのはあんまりだと思う人もいるかもしれないが、
今回の話の印象についてははぐれ勇者6話(>>873)と同じような感じ。次回の真相解明に期待したい

964 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/16(日) 15:48:59
ココロコネクト 11話 B

第5話までで人格入れ替わり、第10話までで欲望解放をやって、今回から新章幼児退行変突入。
第二のフウセンカズラとかユイの空手の過去のこととか「西野ナナの姉ちゃん」の件とか、今後の展開に関わる前フリが出てきているので
憶えておかねばならないが、とりあえず今回は子供帰りしたキャラが可愛いってだけで1話引っ張れたので
導入回は成功と言っていいだろう。なにより、今度は全体的に明るい雰囲気なのがホッとする

しかし、子供になった時正確にどういう状態なのか、というのが曖昧なのだが、そもそもちゃんと説明されていない怪現象なので
起きていることをそのまま受け取るしかないのだろう。お互いの名前など高校生の頃の正常な記憶もある程度残っているようだが、
子供時代の記憶も蘇ったり、チューって何?と言いだしたり。明確なルールが無い以上矛盾による破綻の可能性は低そうだが
そのかわりご都合展開に陥りやすい作りなので、その辺はしっかりと作って欲しいと思う

965 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/16(日) 16:53:53
AW 23話 B

またほとんど全面バトル回で、ノウミの助っ人も突如登場し、しかもその能力が後付けで、といつものAWノリで突っ走る
でも今回はいつにも増して作画が良かった。SAOのチャンバラとはちょっと描き方が違うのだが、こっちの方が迫力もスピード感も
あって良いように思える

ベラベラ喋るノウミに「そんなんだからあんたは」とシレッとつっこむ助っ人がちょっと面白かった
しかし止まらないノウミの過去語りの内容も悲惨過ぎて笑ってしまう

そして何より、最初高円寺駅周辺の地名をかなり詳細に出してきて、加速世界のバトルフィールドが現実世界の地図と重なり合っていると
いうのをさりげなく思い出させておいて、最後の「沖縄から走ってきた」というビックリ展開に繋げたのは巧いなあと思った

966 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/16(日) 22:41:35
ラグランジェ 11話 B ネタバレ注意

前回に続きスペクタクル映像が美しい。不気味な低い空が鴨川を、いや地球全体を覆う
Aパート、ディセルマインの黒い機体を前に仁王立ちで説教セリフを吐くマドカがかっこいい。ものすごく男前でかっこいい

その後の三人娘の戦闘シーン、これ別々に戦ってるらしいというのが分かりにくかったりして、だんだん前期終盤と同じどんどんシュールに
意味不明な方向に移行していくバトル展開となる。まあこの作品はこれで良いんじゃないかとも思う

一旦海底に墜落し、まどかが携帯で我に返る。これは1期の2話だか3話だかであった展開のオマージュというか焼き直しだが
あんまり上手く決まってないように感じた。
でもそのあとのオジサンの弁当バッグが落ちてきて、三人娘が再会しこれまで散々描かれてきたシュールな謎シーン、
あの浜辺の三つの椅子に三人が座り、将来と友情を語り合う。この辺りは理屈でなく幻想イメージに逃げる形の展開としては
最良のものだった。ここまで見てきて良かった!とまで言う気はないが、ここまで見てきた視聴者への責任はちゃんと果たしている

で、あとはオチだけだが、なんと最後までセルフオマージュを用いる。1期1話のクライマックスであるバックドロップ、これを三位一体しかも
投げっぱなしバージョンでやる。正直、3機が同時にしがみつくところまでは、こんな展開でいいの?と思ったが
そのままヴィラジュリオのまともな反撃もなく空高く放り投げられ空が破れていきなり終わり。唖然とした。
このあっけなすぎるラストは明らかに狙ったものであり、最後にすがすがしい明るい風が吹き抜けたかのようで、再び、これはこれで良かった

967 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/16(日) 23:32:05
TARITARI 12話 C

今回面白く見れたシーンって、田中がサワの写真撮るところぐらいだったかも。
絵的には最終回前だというのにへたれることもなく、写真のポーズをとるサワ、お墓でのワカナとか凄すぎる

でもシナリオの方はおとなしすぎる。全体として全く出来は悪くないのだが、でもほとんどの展開が予想の範囲内に無難にまとまり過ぎている
上記の母親のお墓でのワカナと教頭の和解のシーンとか象徴的。
意地悪教頭に完全勝利する形になったのは良かったけど、なんか平凡だ。まあほとんどこうなることが分かっていたからしょうがない
むしろ、コナツがウエノさんヒロハタさんと話すシーン、ここも平凡なんだけど「私ね、ウエノさんのピアノ好きよ」というセリフの辺りは妙に良かった

まあでも、今回の着実過ぎる話の流れは、一つの正解を選択したということ。綺麗に無難にこの良作の幕を引こうという強い意志を感じる…
…ようにしか見えないのだが、最終回でいろいろひっくり返すためのタメだったりして。

968 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/17(月) 09:29:55
衰退 12話 B

最後の、回想終わって友人Yが寮母ロボ届けてくれた以降のパートはS、それまではC。

まず前半、なんで最終回に表向き優しい少女たちの裏の顔なんて嫌な話をするのか?とブラックジョークのテイストとしても好きではなかったが
好きな人がいるとしても、巻き毛以外の秘密暴露されたキャラたちの表の顔シーンをおそらく尺の関係で全然描けてないので
あまり上手くいってないように思った。Yと同盟を結ぶあたりの明るさは良かったが、これも友情シーンを描く時間が無くてあくまでも
利害関係による同盟という面の印象が強くて残念

で、寮母ロボが届いてからの最後の数分。ここは本当に素晴らしい。1日たつと約束も忘れるはずの妖精さんが、おつとめしゅーりょー!と
あの日から何年もたって意外な場所から飛び出してくる。
前々回以前の話では全くつかみどころの無かった妖精さんたちだが、前回と今回のメインキャラであるたった一人の水色の妖精さんは、
義理堅く恩返しする童話の動物のようでもあり、調停官さんを導く神様のようでもあり、無意識の底、夢の中にずっと住みついて彼女を
支える奇妙な友人のようにも見える。
この特異性のゆえに、今回のエピソードは最後にもってくる意義があったのだと思う
こんなにストレートに感動できる話が最後に用意されているとは、正直驚きだった。


衰退 総評 B+

全体として、世界設定の発想、話運びと映像デザイン双方が醸し出す明るさと終末感、諦念の共存する不思議な雰囲気、ユーモアのセンス、
すべて文句無し。つまり枠組みとしては理想的に良くできていたと思う
各話評価はシナリオ的に、オチが弱い、微妙に納得がいかないって回が多くてBにしたのが非常に多くAは2話のみだったが、
でも各話のシナリオはどれも面白くて毎回非常に楽しみだった。

好みを言うと、非常に重要なところで妖精さんが関わってるが前面に出てこない人間中心の3、4話、7、8話や11、12話よりは
とぼけた妖精さんがガンガン出てくる、果てしなく可愛くそしてそこはかとなく恐ろしい、9話と10話の単発回の印象が良かった

そして、妖精さんとは何者なのか、という最大の問題を一切追及せず不条理ストーリーとしての一線を守り切ったのも素晴らしい
7話の妖精さんの「やさしい空間?」という言葉、これは本当に凄いセリフで、作中の会話の文脈を飛び越え、メタな方向に響き渡り、
作品世界全体を一言で完璧に説明している

ただ、全体の印象として、一つの完結した1クール作品としては物足りなさも強い。舞台設定の魅力ゆえに、もっともっといくらでも
面白い話が出てくるはずだろう、まだ完全にやり切ってないだろう、という感じが強い。ここは一つぜひ続編を作って欲しいと思う

969 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/17(月) 11:04:14
氷菓 22話 A

1話完結話で最終回。ちゃんといつもどおり日常ミステリー話で〆る誠実さは好感が持てる。感動しろ、とこれでもかとこれまでの回想や
キャラ再登場なんかをガンガン入れ込んでくる総まとめ型の最終回ではなく自然体で話を作りつつ、えるの美麗シーンやオレキえるの
恋愛エピソードでは、最終回にふさわしくこれまでの集大成となっている

ミステリー要素はでしゃばり過ぎず鼻に付かず良い感じ、そしてやっぱり行列の際の「よくない…よくない…」から始まるセリフと、
最後のオレキえるの桜並木の会話が今回のメインになると思うが、重い肩の荷がやっと下りたような爽快感がある
最後の肩すかしはしょうがないにせよ、である。

そして今回の話を高評価したいのは、オレキがやっと恋心を言葉にしたという単なる事実にあるのではない
いつも理屈ばかりの低血圧オレキが、悩み考え抜いた末の結論としてえるへの恋心を表明するのでなく、えるの装束と桜の美しさに酔っ払い、
衝動的に情熱的なセリフを言葉にする、この熱さが良かったのだと思う


氷菓 総評 B‐

正直言って、基本的に原作の問題なのだろうが、キャラの内面設定がいろいろ鼻について、どうにも見続けるのがしんどい作品ではあった
もちろん全体として嫌いならば見なきゃいいわけだが、作画はいうまでもなく、脚本も可能な限り綿密に作られており、とてつもない力作で
あったのは間違いない。

自分が性的なことに無自覚な鈍感える、ニヒリストぶったナルシストのオレキ、お調子者だが卑屈なサトシ、情緒不安定過ぎるマヤカが、
お互いを褒めあいっこしているストーリーライン。こう書いてしまうと極論だしまるっきりアンチみたいだが、一般視聴者が肯定しにくい話や
キャラの心情が作中で肯定される気持ち悪さが、全開ではないがしばしば鼻につき、そして実はこれは京アニ作品に特徴的な短所であると思う

それはさておきミステリーとしては、ときどき変だったり穴があったり無理があったりした気もするものの、アニメでここまでカッチリやってくれる
というだけでありがたい。
全体の構成として、映画の話とカンヤ祭の話は長過ぎたが、このような長い話と1話完結話を織り交ぜた作り方はとても良かった
単発回としては19話の偽札の話と最終話が良かった。推理要素の語り口の巧さにさらにオレキえるの恋愛描写を上手に入れ込んできてて
本当に脚本として完成度が高かった
 
でも、オレキの恋心の自覚の段階は、最終話でなく1クール目最後あたりでもってきて欲しかったとは思う。原作の問題で無理だったのだろうけど。
さすがに2クールかけてここまでしか発展しない恋愛関係というのは、見ていて面倒くさく、物足りないことこの上なかった

970 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/17(月) 21:20:38
織田信奈 11話 D

前回はサルが無自覚に戦争をしていたが、今回アバンでも元気いっぱいに敵を銃殺する指揮をしている
今回もまた同じノリなのか、とため息が出そうになったが、今回はガチピンチのサルを五右衛門ちゃんの手下たちが盾になって守る展開
さすがに味方の生死についてはサルも意識せざるを得なくなり、「俺もここで戦って死ぬ!」「お前のために死んだ者たちを犬死ににするつもりか」
といった熱いやり取りが交わされる。ベタもいいところで面白くもなんともないが、やらないよりはよっぽどまし。

そして、今回は最後ではなく中盤でサルとついでに明智も死ぬ。これはさすがに予想外。ちなみに前回最後に撃たれた信奈は
当然のようにスマホのおかげで命拾いしているが、まあ当然サルも明智も生きているに決まっている

あんまり早く死んだので今回最後の方で実は生きてました展開やるのかと思ったら、サルの死を悼むとてつもなく長く感じる後日譚で終わり。
信奈をはじめとする美少女達が動き喋り泣いているのを見られれば幸せなファンはこれでも楽しめただろうが、そうでない一般視聴者は
一体どこに面白みを見出せばよいのやら、全く分からない回だった

971 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/17(月) 22:06:44
TE 12話 B

実はこの作品は今クールで五番目ぐらいに楽しみにしている
こんな冷めた時代に、時代錯誤な侵略宇宙モンスターとのガチンコ戦争を描こうという壮大な心意気、これだけでもこの作品は「面白い」。
敢えて新しい切り口を披露することもなく、古臭い作風を貫き通しているのも「面白い」。
面白い、にカギカッコが付いているのは、作品内容が面白いというより、このような特異な作品の存在自体が興味深く面白い、というニュアンス。

「面白く」あるためには徹底的にやってくれないとダメで、その点今回の話のアバンの女子兵学校の講義のシーン、すごく上手くできていて感心した
いつの時代も女子学生は教官の話を聴かないものであり、その可愛げなお喋りの背後で聞こえる教官の話の内容がめっさ怖くて、
そしてあらためて、こんな教官のショッキングな話を適当に聞き流してる彼女たち、という構図が、いかにこの作品中の日本が異常な状況下にあるかを
浮き彫りにする。ついでに言うと、ユイ以外全員2話で実際死ぬことになるわけである。「(その場合は)可能な限り逃げるんだ」という講義の声が
死んだ彼女らの耳に届いていたかどうかは、今となっては永久に分からない。

さてやっと本編、もちろんこっちも徹底的にクソ真面目にやる。話は分かりやすく、その内容の出来不出来についての評価も
今回はそんなに分かれることはないと思うので自分としては特に書くこともない。
ベータが怖い。超怖い。ソ連軍は糞野郎である。そして山本伍長は泣き叫びながら殺され、最後にかっこつけることさえ許されなかった。
まあそんなところである。

山本伍長の無残な死は、今後もユーヤとユイ以外誰が死んでもおかしくないという極限状況を思い出させてくれた。
そして最後、またもやベータの大群襲来。次回は一人も死なずに勝てるかな?

972 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/18(火) 07:55:14
ゆるゆり 12話 C

氷菓最終回の評価文で「総まとめ型最終回」というものについて言及したが、その矢先にここまで強引豪快にやられて苦笑してしまう

短いAパートは娯楽部部室パート、ここは通常営業で流す。部室パートはつまらない時はほんとつまらないので、今回なんかはましな方だと思う

そして長い長い問題のBパート。完全にメタ設定の特殊シチュエーション。学園祭という体裁をとっているが、当然客席で見ているモブは
TVの前の視聴者である。
テンポも良くテンションも高く、この作品のポテンシャルから引き出せる長時間ドタバタパートとしては全力を尽くしていた
まあ、持ちネタのすべてをここで全部再登場させたのだから当たり前だが。
最後のアンコールの声が響く壮大な引きも、とても巧く作っていたと思う。馬鹿馬鹿しい感動がちゃんと演出できていた

白雪姫という既成のストーリーに乗っからず何とかできなかったか?白雪姫は百合ストーリーではないので必然性が無いのと、
前回11話も特殊回だったので、10話でネタ切れして11、12話はでっち上げ、あるいはおまけで付け足したように見えてしまうのと、
この二点は減点要素。でも1期最終回みたいな普通の総まとめ最終回をやっても今回より面白く作れたかは怪しい
なぜならそれと極めて似たことを、この2期第1話で既にやってしまっているからである


ゆるゆり2期 総評 C+

もともと、持ちネタの引き出しの少ない作品である。2期1話で1期の総復習をし、この回に限っては面白いに決まっているが、
それ以降、それを超えるものなど作れるはずもなかった。
3話で向日葵櫻子回をやって、こういうキャラスポット回で新機軸を打ち出し、そして話数稼ぎをするという方向性を見せたが、
しかしこの作品のスタッフは(具体的に誰が悪いのか知らないが)真面目にドラマ描くのもそんなにうまくない
クライマックスで作画アピールパートを入れたがるのも悪い癖だと思う。メタネタとかのギャグセンスは悪くないと思うのだが。

まあでも、ギャグ回ではあるがあかりスポット回はいつもまあまあ良かった。1話、5話、そして11話。これは嬉しい。
そして8話チナツ回も全体として良くできていた印象がある

百合ギャグアニメとしてのこの作品の野心的な功績は称賛されてあまりあるが、1期総評でもそんなこと書いた気がするし、
作品の出来とは別に考えるべき事柄のような気もする

973キチ玉:2012/09/18(火) 08:03:31
はぁ 歌恋つまんなすぎ

974キチ玉:2012/09/18(火) 08:03:47
ごばく

975 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/20(木) 21:45:43
はぐれ勇者 11話 D

ご存じのとおり、この作品はEDの映像の時だけ原作小説挿絵のキャラデザを用いているらしく、本編と違うエロい感じの顔立ちのミュウが見れる。
で、放送開始当初から、なんでこの絵で本編もやらないのか?という怒りの声をちらほら見たものだが、今回に限っては、ときどきミュウの顔が
ややEDの絵に近い感じに見えるカットがあった。いつものタッチで描かれているシーンもあって統一感が無いのだが、とにかく顔作画は
今回が全話で一番良いように思う

だがそれでも今回は低評価せざるをえない強い失望を感じた。それは最強の白いドラゴンとキャラ総出で戦うという展開のことではない。
ドベタをかっこよく描くのがこの作品の美徳の一つなのでこれはこれでアリだと思う。
そうではなく、耳を疑ったのがミュウとドラゴンの会話内容だった。ミュウはドラゴン=フィルに「あなたは勇者にはなれない」と言う
ここでおおっ?っと思う。本物の勇者の条件とは何なのか、このクライマックスでこの作品の一番深いテーマが当然語られると
予期されるからである
きっとここでもベタなセリフが来るに違いない、でも、きっとそれは、熱い熱いセリフに違いない…
そしてそれは「鬼畜美学(エステティカ)」という謎の言葉の内実を埋めてくれるに違いない…

ところが、ミュウの言葉はとんでもない方向に向かう。「勇者を決められるのは魔王だけ。魔王が命をかけて戦うと決めた相手だけ」
…何を言ってるんだこの子は???

さて、自分が予想した展開にならないから低評価、というのは低レベルな評価の一つの典型なのではあるが、しかしそれでも今回の
肩すかし感はもう許せないレベルだった。この後のアカツキのかっこいい登場や謎の引きがどうでもよくなるぐらい。

次回ちゃんとフォロー入るんだろうか?「魔王が命をかけて戦うと決めた勇者とは…」って感じで。
ぜひともそうあって欲しいのだが。そしてそうなれば、今回の低評価についても再考せざるをえなくなるかもしれないのだが。

976 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/20(木) 22:25:04
僕H 11話 C

8話の制作間に合わずギブアップ宣言が先入見になってしまっているのかもしれないが、10話とこの11話、もしかしたら何か、
当初のシリーズ構成から何か、シナリオ上の強引な変更でもあったのかな?と勘ぐってしまう。
問題の8、9話は意外にもちゃんとできていた。しかし10話で変化球展開になり、この11話ではさらにその変化球が大きくあらぬ方向に逸れていく。
セリフと絵は合ってるので単純な〆切りアウトではないだろうとも思うのだが、まあそれぐらい変だ

今回は分からないことだらけだった。何でここに来て、一話丸ごとミナとリョウスケが、店が無人で営業している不思議な町をデートする展開を
やることになるのか?
そして何より、リョウスケの死を止めるため、という目的でミナの恋心をマックスにさせるための仕込みデート、というのは、
みんなでミナを応援している微笑ましい話のように見えて、ミナを道具扱いしているとんでもなく酷い話なのではないか?

はっきり明確にダメな展開、ダメなシナリオだと断定できればE評価にするのだが、ほんと率直に言って、わけが分からない点が多すぎる。
まあでも、デートシーンの出来はとても良かった。ミナの声の演技も素晴らしい。また最後のリョウスケとリサラのやりとりも素晴らしく熱い。

そして、信奈と一緒で主人公が一旦死んだが、こちらは、一体どうやって復活するのか見当がつかなくて非常に次回が気になる

977 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/20(木) 22:39:07
>>975
ちょっと分かりにくいので訂正
下から4行目

○ さて、自分が予想、あるいは希望した展開にならないから低評価、というのは低レベルな評価方法の一つの典型なのではあるが、…

978 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/21(金) 06:10:04
恋チョコ 11話 E

今期、いや今年一番の奇跡展開を見た。普通にビックリした。
諜報活動をしていて逆襲を受け意識不明となった少女を、親も家族もシカトで秘密裏に入院させていた生徒会。すごい。
森下さんが病院から連れ出して(死んだらどうする)、ハーモニカ聴かせたら即座に目が覚めた。すごい。
この、TV画面上で起きている話の移り行きもすごいが、謎の拷問部屋みたいなところで大島と生徒会長がにらみ合う対立シーンから
ものの数分で、森下さんのこと、意識不明の少女のこと、生徒会長との対立、このすべての流れ、伏線が、
ハーモニカの調べとともに一件落着見事に消滅してしまったのがすごい

こういうのは問題の解決ではなく問題の蒸発とでも呼ぶべきで、これまでちゃんと筋を追っていた視聴者をあざけるがごとき行為だと思う
実は今書いたのは中盤の流れだけで、今回前半のチサトとミーちゃんの流れ、後半の大島とチサトの流れもいろいろ言いたいことはあるのだが…

それでも作画は今回も美麗。特に前半の女二人のドシリアス部分は、絵だけ見てれば眼福だった

979 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/21(金) 06:44:02
中妹 11話 D

ミステリーパートの方、ユズリナが何か企んでる、ってぐらいの理解でとりあえず流しておけばいいのだろう
入試と父の葬式の日取りが一緒、でもミヤビはスポーツ推薦、とか憶えておかなくてもどうせ謎解きパートで全部復習させてくれると思う

今回はずっとミヤビ回、後半はデートだったが、キャラソンのパート、非常に微妙な曲で盛り上がらないのはマイナス。
あと、コミカルなハプニングエロシーンとか入るかと思ってたら、意外にもそれも無しでさらにマイナス。水着シーンはあったけど、
むしろ序盤のお見舞いの時のおそらくノーブラ部屋着姿の方が色っぽいぐらい、異常に健全なデート回。この作品らしくない。

ミヤビの顔に笑顔が戻って良かったね、とそれだけの回だった

980 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/21(金) 19:30:04
戦コレ 25話 A

今回はS〜AにするかB〜Cにするか迷った。というのは、今回の精神世界映像にまで突入する本格釣りアニメ展開の果て、
池の主の釣り糸が見事に切れているってところで笑って終わりかと思ったら雪斎先生が「機は熟した」と言い放ち、信長を討つ!という
宣言が高らかになされる。
この展開にあまりにもビックリして、この脚本書いた人天才じゃないかとまで思った。
釣りの話がそう繋がるのかよ!と。威風堂々と、信長主人公話には珍しく本能寺じゃなく桶狭間オマージュの最終回に突入するのかよ!と。
この不意打ちが見事過ぎて、これはS評価に値する脚本だろうと本気で思った。

が、でも待てよ、10話でもなんかゴニョゴニョ言ってたな、と思い出してわざわざ10話を見直してみた。
そしたら完全に忘れていたんだけど、実は最後にちゃんと今川義元ちゃんがシンクを反信長軍に勧誘しているのである。
というわけで、むしろこの10話をちゃんと憶えているという視聴者として真摯な態度をもっていたならば、
そもそもシンク北条早雲と義元が出てきた時点でこれは最終回の準備回だと即座に分かり、それゆえ自分が感じたような腰を抜かすような
サプライズ感も感じなかっただろう。
だからこういう見方がちゃんとできていれば、皮肉なことに、この脚本はせいぜいB評価どまりになるはずである。

ちなみにダラダラ見てるだけの自分は、10話のシンクの相方の名前がなぜジュンなのかも、今ごろになって気づいた。
分かってみれば当然のことながら、ローゼンメイデンから拝借してるわけである。それに気づいただけでも10話を見なおしてみて良かったと
思うが、これは今回の評価と何も関係が無い

981 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/22(土) 12:57:02
カンピオーネ 12話 B

話の流れは、グダグダ蛇行運転でよろしくない。なぜかというと、エナVSエリカでエナがムラクモノツルギに身を捧げ勝利、
と思ったら剣がエナを乗っ取って巨大ロボ化してまた襲ってくる、と思ったら最後に黒アテナ=メティスが登場しツルギを吸収する、と
この1話だけで「最強であるべき当面の敵」がコロコロ変わってゆくからで、こちらはポカンと見ているしかない
クール序盤が酷い圧縮脚本だったらしいが、ここに来てまた同じことをやったのかもしれない。ゆっくりやったって面白い話かどうか分からないが、
少なくとも、今回こんなに頑張って多くの展開を描き切った甲斐が無いのは間違いない。

それはさておき、今回のハイライトはもちろんゴドーとエリカの本番寸前のエロキスパート。10話のリリアナさんとのキスシーンが良かったと
以前書いたが、今回はそれをはるかに凌駕するやり過ぎ規格外の暴走シーンだった。
エロ漫画みたいなエリカの表情、なぜかエリカの片足を持ち上げるゴドー、キスシーンでは普通ありえない尻方向からのカメラワーク、出血、
事後なぜか下腹部をなでるエリカ…。むちゃくちゃである、もちろん良い意味で。

でもこれは本当に作画スタッフの暴走で、リリアナやマリヤやアテナとのキスの時とは違い、完全にこの作品本来のタッチを捨てている。
もちろんそれは分かった上でエロけりゃいいんだろ、という方向を選んだのだろうが、健全な画風でエロく激しいキスをするというこの作品の
魅力を逸脱してしまったのは、やはり減点ポイントになってしまうと思う

982 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/23(日) 12:03:11
AW 24話 B

実は、まさかAWが心に響く日が来るとは思ってもいなかったが、序盤のハルとノウミの会話、
とても巧いセリフ回しで意外にも、おおっと思ってしまった。長くなるので正確な書き写しでなく要約になるが
「ノウミ、お前は間違ってたんだよ、全部、最初からさ。お前は入学した時、初めましてって言って対戦を申し込みさえすれば良かった」
「つまりこう言いたいんですか?可哀想だから仲間にしてやる、と?」
「いや…、僕とお前とはもう、永遠に分かりあえない…、決着をつけよう!」というここまでの部分。

ああすればよかった、ああならなければよかった、という取り返しのつかない過去への痛切な言及は、単なる勝った負けたや勧善懲悪の
エンタメストーリーにグッと深みを与える。でもやり過ぎないのも大事で、テンションの高い会話の応酬の中でサラリと言及したのが良かった

で、バトル部分、バトル作画は相変わらずかなりの高水準なのだが、なんで大事なところで全裸のイメージシーン入れるんだよ?とか
チユの種明かし参戦、ハルが自力で勝利しかかっているこのタイミングで入れることが正解だったのか?とかいろいろ言いたいことはある。
でも、ノウミの最後のあがきの描き方は徹底していて良かった。結局、現実世界では記憶喪失になるだけで盗撮の真犯人として罰を受けるとか
そういうペナルティが無い代わりとして、加速世界内の敗北は徹底的に無残に惨めに描いたということ。これでいいんじゃないだろうか。

どうせレベル10を目指すとか王同士の戦いとか災禍の鎧とかの話は全然終わってないので、話全体が終わった感動は当然なく
単なる、これまでの一旦まとめとしてのBパートは見なくてよいレベルのどうでもよさだったのが少しもったいない。


AW 総評 C+

なんだかんだ言ってもこの物語全体の基本プロットは面白いものだと思う。ゲーム世界の設定と、それに伴う現実世界ゲーム世界の関わり方、
そしてゲーム世界内部での、レベル9のなれあい同盟の王たちを裏切り、一人孤高のレベル10を目指す黒雪姫の話も興味深い。
ただし、レベル10の話は2期に続く、なので文字通り「お話にならない」のではあるが。

作品の構造の最大の問題点は、いわずもがなだが、加速世界の中でのみ一筋の光明を見出すハルの悲惨な境遇と、
彼のハーレム状態やラッキースケベシーンの乱発の、食い合わせの悪さ。
ゲームで活躍することによって負け犬いじめられっ子が女にもてる、というのは夢があって良い話(?)ではあるが、不自然なもて方、
ご都合主義な出会いを繰り返し過ぎて、ハルって全然不幸じゃないじゃんってことになって、彼への同情や好感度が壊滅的なことになって
最後まであんまり上向きになってなかった

明確に言い切ってしまうと、現実世界でのコンプレックスの代償が、女、女、女でいいのか?ということ。そうではなくて現実世界での
もっと実際的な地位の逆転しか本当の意味での埋め合わせにならないという当然の事実が、この作品ではすっぱり諦められているのであるが、
それについては割と自覚的に描かれているので、モヤモヤイライラは無い。ただ、現実逃避の虚しさが胸に突き刺さる、どちらかと言うと
なんだか嫌なストーリーだったな、とただしみじみ思うだけのことである

バトル作画にしても、ちょっと特殊な女の子のキャラデザにしても、絵的な側面は最初から最後まで非常に良かった
同じスタッフの作品を、もっとスカッと楽しい話で見てみたいなと思う

983 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/23(日) 13:40:40
じょしらく 12話 C

なんだか今回は低調だった気がする。ギャグが面白いかどうかって明確な根拠を示しにくくて「気がする」と非常に主観的な書き方になってしまうが。

Aパート初夢。楽屋の窓の絵で遊んでるのと、セシウムストロンチウムプルトニウムのところだけ面白かった

Bパート六本木。雑学は面白かったけど、バブル回顧とか灰皿テキーラとか、だからどうしたと言いたくなるどうでもいい話

Cパートクールビズ。放射能防護服のネタをサラリと入れたりする。こういう強烈なネタは、中途半端にやるべきじゃない気がする
と思ったら続けて似顔絵まで出して現総理批判。そして韓流批判。6話(>>862)でも書いたがアニメやマンガは原作者や脚本家のタンツボで
あってはならない

その後のパート、「夏休みはタッチの再放送をやめて…」というセリフだけ面白かった。でも自分が面白いと思ったギャグを羅列するのも
下らない作業だ。笑いどころは人によってそれぞれだろうし。ソルジャーブルーで笑った人もいるだろう。
でもオチがまりーさんの蒙古斑ネタというのは、客観的につまらない回だったと言っていい根拠になるんじゃないかなあ

984 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/23(日) 15:28:37
SAO 12話 D

前回と今回だけでなく、これまでもたいていずっとそうだったが、なんでこんなに話を単純化するんだろうか?
ほんとうに粗筋に肉付けをしないでそのまま見せられてる感じ。むしろ逆に、こんなシンプルな展開でちゃんと20数分引っ張れてるのが不思議だ

今回の探検行の経緯も、軍の女性が家に来てお願いされたから快く引き受けた、とそれだけ。桃太郎じゃないんだから。
「裏をとる」もウヤムヤ、ユイの無根拠発言をうけ、キリトは「信じて後悔しようぜ」とのんきなことを言い出す。え?と思った

ユイの正体が、システム側が用意した人工キャラだったというのはまあ納得。しかし自分ひとりで「思い出したよ」と全部真相を喋る
そして当然のようにユイは消える。嫁の前で謎の能力を発揮し、キリトはユイの心をオブジェクト化する
毎回即席ヒロインを殺してばかりじゃ芸が無いので、今回は生かさず殺さずの状態をオチにしてみましたというところか
まあAIなので、今後ご都合復活もあるのかもしれない

今回のシナリオ全体を批判する気はないが、しかし展開のさせ方が適当過ぎるだろうと言わざるをえない
地下迷宮に冒険にいく段取り、バトルへの入り方、真相の明かし方、オチ、あらゆる部分が話の詳細考えるのが面倒くさいって雰囲気に満ちている
恋チョコの衝撃の奇跡展開、意識不明の少女を秘密の病院から連れ出してハーモニカ聴かせたら目が覚めました、と大差ないレベルだと思う

985 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/23(日) 16:22:56
ココロコネクト 12話 C

今回は時々、男女どちらも顔作画が目の位置が高く描かれるカットがあって、違和感があり気持ち悪い
作画監督とか調べてないけど、なんかふとガンスリ1期のキャラデザを思い出した。ちなみにあっちはすごく好きな絵なのだが。

さて今回、ユイの中学時代への退行に触発され、アオキも自分の過去に出会う旅行に出かける。
時間退行を巡るSFドタバタじゃなく、これまでチラホラ描かれてきた中学時代とかのトラウマや重い過去をもう一回ほじくり、
これらに解決を与えるというのが今回の章のメインテーマなのだろう

しかし、堂々とタイチが好きなことをカミングアウトしてアピールしてくるイナバとか、みんなの前で悟りを開いた顔で告白してくるアオキとか、
なんと言うか、人間関係濃すぎて嫌な部活だなあと思う。
あと、それとは別のこととして、熱い告白を受けて逆に抱きついた、と思ったら男性恐怖症克服したかテストしただけっていうユイも、
男から見たら最低で最強の天然悪女である。まあどうせ両想いになるんだろうけど、今回の展開だけ見たら、ないわーとしか言いようがない

986新番組を評価する名無しさん@実況禁止:2012/09/23(日) 22:02:32
鮑と雲丹鯖が落ちてるみたいだな

987新番組を評価する名無しさん@実況禁止:2012/09/23(日) 22:05:36
次スレ

新番組を評価するスレ 避難所 22
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/8218/1348405463/

988新番組を評価する名無しさん@実況禁止:2012/09/23(日) 22:27:00
ラグラン F
糞だった

989新番組を評価する名無しさん@実況禁止:2012/09/23(日) 22:28:20

           γ⌒) ))
           。/ ⊃ ∞' *o 。   
         〃/ / _¥_   ゚ *。
        *γ⌒):.:.:.:.:..:.:..:\ ∩⌒)゚*: 
        .%/_ノl:.:.!/!/"ル:::llマ ノ 〃゚x 
       ;゚゚( <| !:.:|(。) ( ゚)|::/ / )) _/\/\/\/\/|_
      $ \ ヽj::::ゝ"_ワ_"ノ::|(⌒)\ ジャ〜ジ部♪    /
      ∮  `ー∨l´´7、,l 二ン  <   だまっしぃ♪  >
      ゚:      ,|. |iil  l'     <ジャ〜ジ部      >
       ゚。 o   ソ |iil  l    。 /     だまっしぃ♪\
        。    jiiiiiiiiiiiiiiiil       ̄|/\/\/\/\/ ̄
         :o。. i i  _,_  |     +'゚
           ゚ ;| | +.||,.。| +..+* ゚
.            〉〉 ||  |

990新番組を評価する名無しさん@実況禁止:2012/09/23(日) 22:32:47
売りスレで避難所の場所を聞かれたからすのこ避難所のURLで誘導しておいたw

991新番組を評価する名無しさん@実況禁止:2012/09/23(日) 22:35:56
>>990
GJ

992新番組を評価する名無しさん@実況禁止:2012/09/23(日) 22:38:08
ラグラン最終回 C

1期の方が終わり方は良かったな
なんかしまらない感じだった

993新番組を評価する名無しさん@実況禁止:2012/09/23(日) 22:41:21
ハンタ B
鑑定団か

994新番組を評価する名無しさん@実況禁止:2012/09/23(日) 22:42:19
タリタリの最終回今んとこ良い感じだな

995新番組を評価する名無しさん@実況禁止:2012/09/23(日) 22:55:19
TARITARI A
全部のフラグを回収してくれたな
もう思い残すことは無い・・・

996新番組を評価する名無しさん@実況禁止:2012/09/23(日) 22:56:21
2ch映らねーぞ

997 ◆KPx1BZ/psQ:2012/09/23(日) 22:57:07
本スレ止まったのか
いやー、TARITARI最終回予想以上に良かったな
ちゃんとした評価と総評は明日の朝にでも書くけど

998新番組を評価する名無しさん@実況禁止:2012/09/23(日) 23:01:42
TT S

いい最終回だった
駆け足だったしもうちょっと余韻残してもよかったからSSSはやらん
合唱部白祭成功でEDにしてその後は視聴者の想像に任せるほうが好みだった

999新番組を評価する名無しさん@実況禁止:2012/09/23(日) 23:14:22
1000なら早く本スレ戻りますように

1000新番組を評価する名無しさん@実況禁止:2012/09/23(日) 23:16:20
1000




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