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デジモンアドベンチャー03〜受け継ぐ子供たち〜

1イーグル:2012/09/15(土) 22:23:44
はじめまして。イーグルと言います。
今日から「デジモンアドベンチャー03〜受け継ぐ子供たち〜
を書いていきたいとおもいます。
更新は、遅くなりますが何卒よろしくお願いします。

2イーグル:2012/09/15(土) 22:41:56
登場人物

《中学3年編》
・高石護
ヒカリとタケルの子供。
容姿は、ヒカリに似ている。
【守る】の結界の持ち主。

・一乗寺愛衣
京と賢の子供。
容姿は、京に似ている。
【純情】の矢の持ち主。

3イーグル:2012/09/16(日) 05:38:56
《中学2年生編》

・八神勇気
空と太一の子供
容姿は、太一に似ている。
学校では、相当のわるとして皆に怯えられている。
【信念】の双剣の持ち主

・泉知織
ミミと光四郎の子供
純一の双子の姉
容姿は、光四郎に似ている。
純一以外には、誰にでも敬語を使っている。
【知性】の本の持ち主

・泉純一
ミミと光四郎の子供。
知織の双子の弟
容姿は、ミミに似ている。
なんだかんだいって、知織のことを心配している。
【素直】の短剣の持ち主

4イーグル:2012/09/16(日) 21:36:11
《小学6年編》
・本宮翔
夏美と大輔の子供。
容姿は、大輔に似ている。
【仲間】の盾の持ち主

・高石聖羅
ヒカリとタケルの子供。
容姿は、タケルに似ている。
【祈り】の加護の持ち主

・一乗寺優輔
京と賢の子供。
容姿は、賢に似ている。
【生命】の治癒の持ち主

5イーグル:2012/09/16(日) 22:22:51
《小学5年編》
・城戸誠
夏帆と丈の子供
丈に似ている。
【真実】の鏡の持ち主

・石田友成
さくらとヤマトの子供。
ヤマトに似ている。
【信頼】の鉾の持ち主

6イーグル:2012/09/16(日) 22:31:30
《小学4年編》
・佐山実里(旧姓火田)
まなと伊織の子供。
伊織は、3年前に亡くなっておりその頃
からひとづきあいが苦手となった。
容姿は、伊織に似ている。
【冷静】の槍の持ち主

・八神愛美
空と太一の子供。
空に似ている。
勇気の妹。
【運命】の竪琴の持ち主

7イーグル:2012/09/17(月) 20:15:33
プロローグ
はるか昔、デジタルワールドが闇に包まれた時
12人の選ばれし子供がデジタルワールドを救った。
その子供達は、勇気と友情と愛情と知識と純枠と誠実と希望と光
の紋章を持っていた。子供達は、その紋章の力を使い
闇を追い払っていた。しかし、その闇が強く、邪悪
になった時。新たなる選ばれし子供がデジタルワールドを救う。
新たなる力とともに…。

8イーグル:2012/09/19(水) 19:29:49
〜純一side〜
「純一!純一ってば!早く起きなさいよ。学校遅刻しても知らないから。」
「知織…。はよ。」
俺は眠い目をこすりながら知織に言った。俺、泉純一。今目の前にいるのは、俺の双子の姉泉知織。
俺等は、双子だけど全然似てない。俺は母さん似で、知織は父さん似だ。
性格まで、似てるから知織は真面目だ。
「お父さんが、早くしないとご飯抜きだって。」
「それは、まずい。すぐ支度するから、待っててって言っといて。」
「わかった。早くしてね。」
知織は、フンワリと笑うと俺の部屋から出て行った。
こんな表情も、俺しか知らない。知織は、極度の人付き合いが苦手だからな。
だから、年下であろうと年上であろうと敬語になるんだ。
まぁ、俺的にはいいんだけど。知織は、心配になるからな。
急がないと。父さんに朝飯抜きにされるな。
俺は、ハンガーにかかっていた学ランに手を伸ばした。

9イーグル:2012/09/19(水) 20:15:25
〜知織side〜
ドタドタドタ。
純一、降りてきたか。私は、そしらぬ顔をしてご飯を食べる。
「父さん、母さんおはよう。」
「純一、今日は随分と早いんだね。」
え?という風に純一は、お父さんの顔を見て私の顔を見た。
「知織。おま…。騙したな。」
「なんのこと?純一がいつも遅いから起こしてあげただけだよ。」
私は、クスッと、笑ってしまった。
「純一、早くご飯食べなさい。ミミさんの料理が冷めてしまいますよ。」
「はーい。母さんー?今日の朝飯はー?」
純一は、お母さんのところへ行ってしまった。
リビングには、私とお父さんしかいない。小学6年になってからあんまし話さなくなっちゃった。
原因は、わかってる。自分のせいなんだけど、それを認めようとしない。
だから、すごくきまづい。
「知織。最近学校は、どうなんだい?」
「……まずまず。」
「そうか。」
会話終了。お父さん、ごめんね。私、まだ自分が許せないの。
もうちょっとだけ、待ってて。
お父さんも、嫌いだけど。そう思う自分がもっと嫌い。
ごめん。

10イーグル:2012/09/20(木) 20:51:30
〜聖羅side〜
「ーーー。僕は、ーーーの希望なんだね。だからどこにも行かないよ。」
ガバッと私は起きた。私は、高石聖羅。今日からお台場小6年になった。
私は、お父さん似なの。お父さん譲りの茶色い髪の毛を腰まで伸ばしてるの。
そして、なによりはこの青い目。この目のせいで、ちっちゃい頃はよくいじめられた。
「また、この夢…。」
私は、たまに変な夢を見るの。私に向かって話してるのかは、わかんないんだけど、
光がどうたら…って言ってるの。お兄ちゃんには、話してるけど、お父さん達には
話してないの。なんか、いったら行けないような気がして…。
コンコン、とドアを叩く音がした。
「は、はーい。」
「聖羅?起きたの?」
「あ、うん。今起きたとこ。」
私は、急いでベッドから飛び起きた。
「急ぎなよ。父さん達待ってるよ。」
「うん。今行く。」
私のお兄ちゃん、高石護は自慢のお兄ちゃんなんだ。
お兄ちゃんは、どちらかというとお母さんに似てるの。
茶色の髪を、短く刈りそろえてて。目も青くないの。
で、お兄ちゃんはすごくモテるの!バレンタインの時なんかすごいんだからね。
自然と頬が緩んでくる。いけない、急がないと。
私は、タンスの引き出しを開けて服を選び始めた。

11イーグル:2012/09/22(土) 21:23:16
〜護side〜
「諦めるな!ーーーには、私がついてる。光が闇に呑まれてはいけない。」
ガバッと僕は起きた。また、この夢か…。はぁーっとため息をつく。
僕、高石護。お台場中3年。お父さん似か、お母さん似か、って聞かれると
僕は、お母さんに似てるかな。お母さん譲りの顔立ち。髪も妹の聖羅より、茶色ではないし。
なにより、僕は体が弱い。すぐ、熱を出しちゃうんだ。
でも、僕はバスケ部の部長を務めてる。一応上手い方の部類に入ってるからね。
でも…。最近は、プレー中にボーッとしちゃうことがあって…。それが今日見た夢のせい。
なんか、話しかけてくるというかなんていうか…。
そんなことより、聖羅起こさないと。
僕は、自分のドアを開けた。
〈護。私は、お前を待っている。いつまでも。お前がわたしの存在に気づくまで!〉
まただ…。なんなんだろうか、一体…。

12イーグル:2012/09/23(日) 17:25:50
〜勇気side〜
『だ、だめです!そんなこと言っちゃ。あ、あなたがよくても、私がよくありません!』
不思議な奴だな、って思った。どうして、俺をかばうんだろうって正直そんときは、思った。
名前も、顔も知らない相手によく言えんな、って思った。顔を真っ赤にしてよ、俺みたいなのに声かけて…。
でも、なんだろうな。すっげー嬉しかったんだよ。小学6年の頃から、やばい奴とつるんで、何度警察沙汰になったか…。
父さんも母さんも、なんも言わねーけどぜってー心の中では、思ってる。
〈勇気は、なんであんなこに育っちゃったんだろう…。〉
ってな。
でも、そいつはそんなことはないって言った。多分、俺より年下だと思うが…。
親のことを悪く言わないで。っていう奴今時いたんだな。

目を開けると、あの時と同じ空が広がっている。
どこまでも青く、青く澄んでいる…。
あの子に、もう一度会いたい。
俺は、そう思った。


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