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ネ申記事書き起こしスレ
300
:
名無しさん
:2009/08/04(火) 03:24:54
ケータイよしもと
『毎日コラム 今日は誰の日「少年少女 阿部 磨有香」』より
「夏休み」
「夏休み明け待ってて、スゴいの作ってくるから」
それが、オリエンタルラジオのあっちゃんと初めて喋った会話だった。
東京NSCという養成所には、毎年600〜700人ほどの生徒が入学するのだが、
その生徒数に対してネタ見せの授業は週に二回と少なく、
エントリーをしても順番に漏れてしまってネタを見せられないということがよくあった。
そんな状況の中で、
どのネタ見せ授業にも毎回一番でエントリーをしている「中田藤森」というコンビがいた。
一方私たちはといえば、ネタを作ってはいるものの、
大勢の前で披露するということにビビってエントリーさえしないという
糞ヘタレ糞女コンビ糞だった。
だから、そんな「中田藤森」を私たちは密かに尊敬しまくっていた。
夏休み前、
あるネタ見せの授業で「中田藤森」がどんズベリしていた。
教室中に笑いが一つも起こらなかった。
いつもの彼ららしくないその三分間は、私たちにとっても少し辛いものがあり、
本人たちはさぞ悔しかったろうと思う。
授業が終わり、下駄箱の所で私たちが靴を履き替えていると
初めて中田君が私たちに話しかけてきた。
「…なんか慎吾が少年少女のこと好きみたいだから話しかけてやって」
(話しかけてきたお前じゃないんかい)と思わず笑ってしまって、そこから少しだけ中田君と喋っていると、さっきの授業の話になった。
「…いやあれは…しょうがないよねぇ…」
私たちが言葉を濁すと、中田君はこう言った。
「夏休み明け待ってて、スゴいの作ってくるから」
三週間の夏休みが明け、
コンビ名も「オリエンタルラジオ」になっていた彼らが披露したネタは
「武勇伝」だった。
教室中は爆笑の渦で、講師の先生方も「何もいうことはない」と絶賛の嵐だった。
私は、その時本当に、
『あっちゃんカッコいい』と思った。
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