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マシロくんはとにかくきゃわいい inエロパロ

1ニナ=ウォン:2006/02/22(水) 00:51:37 ID:c.whaskc
このスレは、本スレでは書きづらい
または、長すぎて迷惑が掛かりそうと言う人の為の
私とマシロ様とのエッチな妄想を皆さんが書き殴るスレです

別に、アリカやエルスとのエッチな妄想でもいいんですよ?


現行スレ

【舞-乙HiME】マシロくんはとにかくきゃわいいPart5
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1140450578/

2名無しさん:2006/02/22(水) 01:00:47 ID:Dofy3gwQ


3名無しさん:2006/02/23(木) 17:31:15 ID:Ub6w3qsQ
>>1


4名無しさん:2006/02/24(金) 03:33:25 ID:FEClCTrI
投下してみる。

真夜中に目が覚めると、何故かボクは赤ちゃんの着るような服を身に着けていた。
ご丁寧におしゃぶりまで加えている。
一瞬またセルゲイさんにやられたのかと思い周囲を見回したけれど、
よく考えればセルゲイさんがここにいるはずもなかった。
その代わり、ニコニコ顔でボクを見つめるエルスちゃんをボクは発見したのでした。

「うふふ、マシロ様寝顔も可愛かったですよ。」
なんてのん気に話しかけてくるエルスちゃん。もうどう見てもこの子が犯人です。
ボクが男だとわかってからのエルスちゃんは日に日に過激になっています。
ご飯を口移しで僕に食べさせようとしたり、お風呂でいきなりボクを押し倒してきたり。
ニナちゃんやアリカちゃんが止めに入ってくれなければ、
とうの昔にボクはシズルさんにチョッキンされていたかもしれません。

5名無しさん:2006/02/24(金) 03:36:50 ID:FEClCTrI
「エルスちゃん、何で僕にこんな格好させるの?というかこんなのいつの間に用意したんだい?
 お願いだから早くもとの服を返してよ。こんな服恥ずかしすぎるよ。もし他の人に見られたりしたら…」
セルゲイさんとの日々の賜物か、命令できる立場のはずなのに何故かおどおどしてしまうボク。
そんなボクに構わず相変わらず笑顔なエルスちゃん。
「こないだマシロ様が寝てる間に、サイズ計っておいたんです。ふふ、ぴったりでよかったぁ。
あ、安心してくださいねマシロ様。アリカちゃんとニナちゃんは当分は起きてきませんから♪」
え、どういうこと?まさかエルスちゃん…2人に睡眠薬を?まさかそこまで…
そんな事をボクが考えてる間にエルスちゃんはパジャマのボタンを一つまた一つとはずしていきます。
何もできず呆然とエルスちゃんを見つめるボク。
あっという間にエルスちゃんはボタンをはずし終わり、コーラル1の巨乳がぷるんと弾けます。

「マシロ様、いつも私の胸で興奮してますよね。授業中もしょっちゅう私の胸みてるし。
 いいんですよ、マシロ様。私の胸いくらでも触って。」
そういいながらエルスちゃんは僕の手を取り、自分の胸を触らせます。
「だ、ダメだよエルスちゃん。エルスちゃんはオトメなんだよ。こんなHなことしちゃいけないよ!」
理性をどうにか保ち、ボクは必死でエルスちゃんを説得します。
万が一このことがシズルさんに知られてしまったらと思うと、いくら魅力的なエルスちゃんの胸でも揉みしだくわけにはいきません。
その間にもエルスちゃんは僕の手を使って自分の胸をもませています。あえぎ声がまたエッチです。
巨乳の人は胸ではあまり感じないと聞きますが、エルスちゃんは例外のようです。
「はぁん、マシロ様ぁ。何で自分で揉んでくれないんですかぁ。もう私我慢できません。」
「え?」
言うが早いかエルスちゃんは僕の顔にその豊満な凶器を押し付けてきました。

6名無しさん:2006/02/24(金) 03:54:42 ID:FEClCTrI
もうボクのエレメントはきちきちのオムツの中で暴発寸前です。
いくらチョッキンの恐怖があるとはいえ、この胸の破壊力にはもうこれ以上抗えません。
ニナちゃん、アリカちゃん、ゴメンね。
ボクはエルスちゃんのおっぱいを丁寧に舐め回します。
でかいだけでなく、張りもあり、きれいなおっぱい。
ボクがひと舐めするたびに、プルンと揺れる二つの球体。
このおっぱいにはシズルさんですら敵いません。
「マシロ様ぁぁ、私のおっぱい…もっと舐め舐めしてください。
 私、シズルお姉さまのおかげでミルクも出るんです。
せっかっく赤ちゃんの格好してるんだから、たっぷり飲んじゃって下さぁい…」
赤ちゃんの格好をしてることを思い出し、再び恥ずかしくなってきました。
よく考えたら、ニナちゃんもアリカちゃんもすぐそこにいるのです。
睡眠薬を使われてるのでは?とは僕が勝手に思っただけ。今にも2人は起きてしまうかもしれないのです。
でも、心のどこかでボクは「2人に見られるのもいいかもしれない。」とも感じていました。
神学校の頃、いじめっ子のボス格に二人っきりでいじめられたときには辛いだけだったけど、
教室で皆に見られながらやられたときは何故か気持ちよくもあったことを思い出してしまったのです。

7名無しさん:2006/02/24(金) 03:55:47 ID:FEClCTrI
少し眠くなってきたので、いったんこれで。

8名無しさん:2006/02/24(金) 17:04:06 ID:jThnjeo.
「マシロ様が男だなんてまだ信じられない。」
ベッドにねっころがりながら、ニナは思っていた。
ふと、隣のベッドでアリカと一緒に寝ているマシロの方を振り向く
マシロはすやすやと寝息を立てながら寝ていた
「どっからどう見ても、女よね・・・。」
「ん、ニナちゃん・・・・・。」
びくっ、としてニナが驚く
「すやすや・・zzzz」
「寝言・・・?私の名前が出るなんて、マシロ様どんな夢見てるんだろう。」
いろいろなことを想像して顔が真っ赤になるニナ。
「そんなこと考えちゃだめ、マシロ様は私のご主人様なんだから・・・・・」
頸をブンブンと横に振り、寝返りをうつ。
「それに私はアルタイに仕える身、マシロ様のオトメにはなれない。」
下半身が熱くなるニナ
「やだ、私何考えてるの。」
言葉ではそういいつつも、下半身に手をもっていく。
「だめ、そんなことしちゃ」
考えていることとは裏腹にゆびであそこをさわる。
「んんっ、」
少しづつ指の動きが早くなる、
「だめ、こんなことしちゃ、でも、あっ。」
少しづつあそこは湿ってくる、それにあわせて指の動きも早くなる。
着ていたパジャマも脱ぎ布団の中で下着一枚という姿になる
「ニナちゃん?」
「!!、マシロ様!!。」
後ろを振り返ると、マシロがたっていた、
「なんかうなされていたみたいだったけど、だいじょうぶ?
顔も赤いし、誰か先生呼んで来ようか?。」
「いえ、だいじょうぶです・・・。」
「そう?じゃあ氷枕だけ作るね。」
マシロが、タオルと水を取りに行こうとする。
「いけません、そんなことマシロ様にさせるわけには・・・。」
といって立ち上がろうとするニナ、それとともにニナにかかっていた布団が落ちる。
振り返りながらマシロが
「別にいいよ、困ってるときはお互い・・・・ってええ!」
そこには、ズボンをはいてないニナの姿があった。
「どうなさったのですかマシロさ・・・・きゃあっ。」
ニナは必死でそこにあった布団を拾い、自分の体を隠す。
「ご、ごめん」
そういい、あわてて後ろを向く
そして、しばらく沈黙が流れる。
「ひっくひく・・・」
「ニナちゃん?」
マシロが後ろを向くとそこには泣いているニナの姿があった。
「え、あわわご免ニナちゃん。」
謝るマシロ
「何でこんな私に謝るんですか!マシロ様は悪くないのに。」
「えっあっ、ご、ごめん」
「・・・私なんて、マシロ様のことを思いながらふしだらな行為をして・・・
なんで、なんでそんなにやさしくするんですか・・・。」
まだなき続けるニナ
「ニナちゃん・・・・。」
「・・・私オトメ失格です、オトメは恋しちゃいけないって言うのに
自分のご主人様を好いてしまったんですから。」
「えっそれって・・・。」
なくのをやめ一息ついたところでニナが
「・・・好きです、マシロ様のことが・・・。」
「ニナちゃん・・・」
「・・もう忘れてください。オトメがご主人に恋するなんて、っマシロ様?」
後ろから急にマシロに抱き疲れて驚くニナ。
「じゃあ、僕もご主人失格だね。オトメを好きになっちゃたから。」
「マシロ様・・・。」
「僕も好きだよ、ニナちゃんのことが。こんな僕じゃ頼りないかも知んないけど、
だめかな?」
「だめだなんて、・・・うれしいです。とっても。」
二人は正面を向き合ってどちらかともなく口付ける。
少し時間がたち、はなれる。
そこには今までに見たニナの笑顔の中で一番のニナの笑顔があった。

9名無しさん:2006/02/24(金) 17:04:46 ID:jThnjeo.
少しの時間がたった後、マシロ君はいきなり顔を真っ赤にして顔を後ろに向けた。
「どうしましたか、マシロ様?。」
「えっと・・・下。」
下と言われ不思議そうに、自分の下を見る二ナ
そこには、何も着ていない自分の下着姿があった。
「きゃ、」
二ナはそこに落ちていた布団で身を隠した。
「ご、ごめん。」
「いえ、私が悪いんですから・・・。」
二ナは布団の中でもぞもぞとして、パジャマを着て出てくる、
「じゃあ、僕、寝るから。」
「えっ・・・、おやすみなさい」
「・・・?お休み、二ナちゃん。」
といい、二人は自分のベッドに戻った。
「ってねむれるか〜。」
一応、マシロ君は女の子の格好をしているが、中身は立派な男の子である。
すぐ顔をそらしたとはいえ、あんな姿を見ては興奮して眠れなくなるのは当然であった。
普通の人だったらここで一発抜くのだろうが、マシロ君のおかれた立場ではその行為も制限されていた。
「変なことしたらちょっきんだからなぁ〜・・・。」
マシロ君はこの学園に着てから特定酵素である精子を出すことを禁止されていた。
最初のうちはどうにかなると思っていたが、最近になってピークになってきた。
それでも今まで抜かなかったのは、シズルのチョッキンが怖かったからである。
「今だったら誰も起きてないだろうし・・・。」
とそう思い立ちあがろうとした瞬間
「あの、マシロ様・・・?。」
何故か後ろで立っている二ナが小さな声でたずねてきた。」
「!!!、えっ!なに?」
驚いたマシロは、冷静を保ったふりをしながら、二ナのほうを向き返事をした。
「?・・・あのマシロ様・・・・今日一緒に寝てくれませんか?。」
「うんって・・・、ええっ!。」
「だめですか?・・・。」
「いや、だめというかうれしいけど・・・。」
「じゃあ、お願いします・・・。」
そういうと二ナは、マシロ君の横に入った。
二人は背中を合わせて、布団に入る。
「じゃあ、お休み二ナちゃん。」
「・・・お休みなさい、マシロ様。」

10名無しさん:2006/02/24(金) 19:39:19 ID:FEClCTrI
昨日の都筑です。


「マシロ様ぁ、私もう我慢できないですぅ。」
我に返ったボクは、今度はエルスちゃんのデッカイ乳輪を口と手で愛撫します。
エルスちゃんの乳首は既にコリコリになっていました。
名前の通りスケベな女の子です。そこがまた魅力的なんだけど。
口で右の胸をジュルジュルいやらしい音を立てながら吸いたて、左手でもう一方の乳首をいじり倒します。
「ひゃぁん、マシロ様ぁん。もうダメェ。ミルク出ちゃうぅ。」
そういったかと思うと、エルスちゃんの両乳首がびくんと震え、一気に母乳が噴出してきました。
その様は潮吹きのごとくです。ボクは一滴たりとも逃すまいと、エルスちゃんの乳首にさっき以上に激しく吸い付きます。
「ひゃん、マシロ様ぁ、そんな激しくしちゃダメぇぇっ…私、あん」
そう言いながらも僕の顔を両手で胸に押し付けるエルスちゃん。
もう、ボクのエレメントも我慢の限界、崩壊寸前です。一気にラストスパートを駆けることにしました。
「んんっ、ちゅぱ、エルスちゃんのミルクおいしすぎるよ。ボクももう逝っちゃう。」
ボクはエルスちゃんのおっぱいを両手で揉みしだき、芯から搾り出しました。
その度にエルスちゃんの甘〜いミルクが僕の口の中へと入ってきます。
こんなおいしいミルクボクは飲んだことがありません。
「はぁん、マシロ様、もっと搾ってください。ミルク出すの気持ちイイのぉ〜。」
「エルスちゃん、そんなにボクに搾って欲しいの。こんな赤ちゃんみたいな格好しているボクに?」
「あぁん、そうですぅ、エルスのおっぱい揉み揉みして、いっぱいミルク搾ってもらいたいですぅ」
「あぁ、エルスちゃん。エルスちゃんは最高だよ。」
そういうと僕は一気にエルスちゃんの乳首を両手で握り締めます。
エルスちゃんの乳首を握ったまま円を描くように激しく両手を動かします。
ニナちゃんとアリカちゃんが2人がかりでもかなわない、その大きな乳房が僕の動きに合わせて激しく揺れまくります。
その度に聞こえてくるエルスちゃんの天使のようなあえぎ声。もう僕は我慢ができません。
ニナちゃんたちがすぐそばで寝ていることも構わず、ボクは大声を上げ、エルスちゃんと一緒に絶頂に達します。
「エルスちゃん、エルスちゃん、はぁはぁ、ボクもう。」
「ふぁあぁん、マシロ様ぁぁ。」
エルスちゃんは弓なりに体をそらし、その豊かな膨らみから大量のミルクを吹き出しながら絶頂に達してしまいました。

11名無しさん:2006/02/24(金) 19:49:42 ID:FEClCTrI
ボクもオムツの中に大量のミルクを出してしまいました。
いつものパンツだったら面倒なことになっていたところです。
人生何が幸いするかわかりません。
ボクがオムツをとるのに苦労して、ドタバタしていると、
射乳の余韻から回復したエルスちゃんがオムツを脱がしてくれました。
ついでに僕の顔中にかかったエルスちゃんのミルクもふき取ってくれました。
「ふふ、マシロ様の象さん、こんなにたくさんミルク出しちゃったんですね。
マシロ様のことだから、ニナちゃんやアリカちゃんがいつ起きるかわからないと思うと余計興奮しちゃったんじゃないですか?」
「え、な、そんなことないよ。はは、何言ってるのエルスちゃん。」
なんとエルスちゃんにはボクがこのシチュエーションに興奮していたこともバレバレだったようです。
さすがコーラルNo3 影武者のボクじゃあ到底太刀打ちできません。
さっき、僕が優位に立って多様に見えたのも、エルスちゃんの計算のうちだったのかもしれません。
「もう、本当にマシロ様は嘘をつくのが下手ですね。また象さん大きくなっちゃってますよ。
本当にマシロ様は変態ですね。んふ、このミルク、どんな味がするのかな?」
そういったかと思うと、エルスちゃんはオムツに溜まっていたボクのミルクを一気飲みしてしまいました。
「このミルクにがぁい。けど、おいしい。マシロ様、これからは毎日ミルクの飲みあいっこをしましょうね♪」
おかあさん、どうやらボクのガルデローべでの生活はまだまだ過酷なものとなりそうです。

12名無しさん:2006/02/24(金) 19:51:29 ID:FEClCTrI
一応これで終わりです。
おっぱい攻めだけでエロ描写するのは思いのほか大変でした。
感想とかいただけると幸いです。

13名無しさん:2006/02/24(金) 19:54:53 ID:BEdJgH.2
エロパロスレだけどそこまでエロにこだわらんでいいとおもう

14名無しさん:2006/02/24(金) 22:00:47 ID:FEClCTrI
レスサンクス。
やっぱエロ描写は無理があったか。
皆さんの反応も少ないし、もっと修行してくるわ。

15名無しさん:2006/02/24(金) 22:14:21 ID:gBVy8/Ws
そんなことないぞ、GJ!

16名無しさん:2006/02/25(土) 03:05:46 ID:Fs9Yb4y2
両方良かったです
自分も練習してみようかなぁ…

17名無しさん:2006/02/25(土) 21:55:10 ID:NbMyL8nM
マシロきゅんはぁはぁ

18本スレで話題が出てたので:2006/02/26(日) 03:04:05 ID:l5Qv/T4c
〜プロローグ〜

休み時間のガルデローベのとある教室
ユカリコ「前に話した演劇のことですが・・・」
ヤヨイ 「ユカリコせんせ〜い、何の劇するんですか?」
ミーヤ 「私は『眠れる森の美女』がいいなぁ。
     私がお姫様役でトモエちゃんが王子様役で・・・(はぁはぁ」
恐ろしい妄想をはじめるミーヤ
ユカリコ「コッホン、演劇は学園長かもう渡されています。
     私たちのクラスのやる演目は『桃太郎』です。」
一同  「えぇ〜〜〜〜〜」
クラス中から落胆の声が上がる。
ユカリコ「静かに、ちなみに特別にこのクラス以外の方も出ます。
     じゃあ、とりあえず配役を決めますよ。
     配役は不公平がないようにくじで決めます」

学級委員長であるトモエが前に出て各々の席を回りくじを引かせていく。
アリカ 「楽しみだね、マシロちゃんなんの役かなぁ」
マシロ 「うん、でも僕演技へただから、簡単な役がいいなぁ。」
トモエ 「次はマシロ様の番ですよ。」
マシロ 「あ、ありがと」
がさがさとはこの中をあさり、くじを引く
そして引いた配役は・・・

19名無しさん:2006/02/26(日) 04:37:21 ID:A2l6DFgM
次まだ?

20名無しさん:2006/02/26(日) 05:05:56 ID:eYP2TPSY
続きが気になり眠れない(文字通り)

21名無しさん:2006/02/26(日) 13:03:23 ID:GiBNeZBA
桃太郎キター。
しかし、この放置プレイ。流石マシロ君スレ。
セルゲイさん、僕もう我慢できないです。

22ごめんなさい、寝てました:2006/02/26(日) 16:50:01 ID:S1dDSLSs
〜第1幕〜

閉じた幕の中であわただしくなっていた物音がなくなる。
ユカリコ「大変長らくお待たせしました。
     これから星組コーラルによる演劇『桃太郎』をはじめます。」
盛大な拍手が鳴り響き、幕が開く。
そこにはいかにも桃太郎といったような古い家のセットがおいてあった。
イリーナ「昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。
     うう・・・なんで私っていつもこんな裏方なの・・・orz 」
ヤヨイ 「イリーナちゃん!マイク入ってる!」
イリーナ「え、やば!えっと・・・二人は大変貧しく生活していながらも幸せに暮らしていました。
     そんなある日のこと。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。

そのとき客のほうから大歓声が上がる。
そこには少しやつれた着物を着た学園長とシズルがいた。
ナツキ 「じゃあ、今から行ってくる。」
シズル 「怪我せんといてよ、じゃあうちも行ってくるさかい」
そういいながら学園長は舞台の出て行き、舞台は川のセットに変わる。
シズル 「今日もいい天気やねぇ。」
イリーナ「川についた、おばあさんは洗濯を始めました。」
シズル 「今日も洗濯物がいっぱいやわぁ・・・!」
驚いたしずるが持っていたのはナツキが普段はいている下着だった。
ナツキ 「おいなんだ、あれは!!」
リリエ 「いえ、ミスマリアにこんな小道具が必要だと話したら
     持ってきてくれて・・・最初は誰のかなぁとおもったんですが・・・」
横で騒いでる学園長をよそに劇は進んでいく・・・
シズルは今もっていた下着をすばやくポケットに入れる。
シズル 「ナツキの下着、ナツキの下着・・・。あとでどないしよw」
イリーナ「早く進めなきゃ・・・、と、そのとき川の上流から
     大きな桃がどんぶらこっこ、どんぶらこっこと流れてきました。」
妄想にふけっていたシズルも大きな桃の存在に今が劇の最中という事に気づき
シズル 「あかん、忘れ取ったわ・・・
     大きな桃やわぁ、うちに帰ってナツキにも食べさせてやらんと」
そういいながら、かなり大きい桃と洗濯し終わった物を持って家へと帰っていく

あわてるように、川のセットを家のセットに変える。
シズル 「なぁ、ナツキ。こんなもんひろったんやけど・・・一緒に食べよな」
ナツキ 「う、うむ、食べよう。」
舞台裏で・・・
ヤヨイ 「本当に学園長って演技へたくそだね・・・」
リリエ 「う〜ん、シズルお姉さまはすごいうまいのに
     だから簡単そうな『桃太郎』だったのかなぁ」

シズル 「じゃあ切ってな。」
ナツキ 「おし、切るぞ!」
そういいながら切るフリをすると、桃が真っ二つに割れる
シズル 「!!」
ナツキ 「!!!!!!!!」
そこには生まれたままの格好のマシロくんがいた
シズル 「あらあら、桃の中にもう一個おいしそうな桃が・・・(じゅる」
ナツキ 「お、おい何でそんな格好になってるんだ!!」
ナツキは必死に客の目からマシロくんを隠す
マシロ 「エルスちゃんとかが、赤ちゃんなのに服を着るのはおかしいって・・・」
今にもなきそうなマシロ君
ナツキ 「とりあえず早く舞台裏に・・・」
シズル 「ナツキ、まだ演技はつづいとるよ、ちゃんと最後までなぁw」
ナツキ 「うっ・・・、シズル後で覚えとけよ・・・」
シズル 「ちゃんと覚えとくさかい」
マシロ 「僕の立場は・・・(///」
 
必死にマシロくんを隠しながら演技が続く
ナツキ 「おぉー、なんということだろう桃の中から男の子・・・が出てきたぞ」
シズル 「ほな、うちらで育てましょ」
ナツキ 「うむ、そうしよう、じゃあ名前は・・・
     そうだ、桃から生まれたから桃太郎にしよう」
イリーナ「そうして桃太郎はおじいさんとおばあさんのもとに引き取られました・・・」

その一言の後、幕が閉じる。
中では大声で叫んでいる学園長の声が聞こえた・・・。

23名無しさん:2006/02/26(日) 19:53:04 ID:GiBNeZBA
GJ!
続きが楽しみですな。

24ニナ派=1:2006/02/26(日) 22:49:11 ID:xVEu5J4M
ちょっと調子に乗ってみた
好きなキャラと好きなキャラを絡めてみる
ミドリ×マシロくん投下しますね

黒き谷にて

「マシロ女王に…そのオトメ達……ラドにレナ=セイヤーズ…あーもう! やることが沢山すぎるわ!!」

問題が山積みで処理に追われるミドリ
草むらに隠れるように入っていくマシロを見つける

「あ…マシロ女王……。 キョロキョロして何してんだろ?」


「あー、もれるもれるー」

マシロは女王の影武者としての立場を忘れ、一時の天国を味わう


"じょ〜 お〜"


「は…?」


"ぱおーん"


ミドリはマシロに本来ついているはずの無いものがついていることを見てしまった

「う〜ん、こりゃいかんね」

ミドリは「まいったな」という顔でマシロに近づく



「はあ〜〜ああ〜〜 間に合った〜〜」
「キミ…男の子だったの…?」
「あっ…! えっ…? ミドリさんっ!?」

(ヤバい、これはヤバい…男であることがばれてしまったよぉ〜!)


「ぼ、ボクをどうするつもりですか…?」

「どうのこうのする前に詳しい話を聞かせてもらえるかしら? …返答によっては…わかるわよね?」

ミドリは短剣をマシロの首に突き付け、マシロに問う

「は、はい……」
「じゃあ、私のテントに来なさい」

25ニナ派:2006/02/26(日) 22:50:23 ID:howrN4Pg



「ふーん、影武者ねぇ…」
「それで…今まで、みんなをだま……」
「はい、ストップ。そこまで」
「え…?」
「それ以上は言っちゃダメ」

哀れむような楽しんでるようなよくわからない微妙なミドリの表情

「キミも災難よねぇ。普通の学生が女装させられて女王様の影武者をやらされているんだから」
「実際、自分の手に負えないことが多すぎて…」
「えらいっ! 普通は、そんな依頼なんて受けないわよ」
「そうで…すか?」

(なんだか、この前と雰囲気が全然違うなぁ…)

「キミ、見所あるよ」
「なんの見所ですか?」
「ん? 女装の」
「そ、そんなこと言わないでください!!」
「あははっ、ごめーん」
「うぅ…なんだかなぁ…」


「アタシが悪かったってば〜 はい、お詫びね」

ミドリはマシロの頬に手を添え

「え…? 何を…」

"ちゅっ…"

軽く口付けをする

「〜〜!?」
「あれあれぇ? そんなに驚いちゃって、どうしたの?」
「きゅ、急に何するんですかっ!!」
「なにって、キスじゃない?」
「そういう意味じゃなくて…!」
「ふ〜ん、そーゆー事ねー キミ、経験あんま無いんだ」
「う…うぅ……無いですけど…」
「そっか…じゃあ予定変更。お姉さんが手取り足取り教えて…あ・げ・る……」

ミドリはマシロの耳元で囁くと、もう一度口付けをした

「や、やめて…くだ…さい……」
「いやー 本当に女の子みたいだねー 私もこんなの初めてだよ」
「アリカちゃん…ニナちゃん…エルスちゃん……助けっ……ぅん…」
「今はお姉さんとしてるんでしょ、他の女の子の名前を呼ばないの」

発言を遮るようにミドリはマシロの口に舌を入れ、口内を犯す

「んん……ふわぁあ……」

(息が…出来ない……。それに頭がボーッとする……)

26ニナ派:2006/02/26(日) 22:51:39 ID:xcGth4tQ
「んふふ…いい感じになってきたのかね?」

ミドリは舌を入れたまま、マシロのズボンを下げ、男物のブリーフに手を入れる
「ふ〜ん…こーゆーのはいてるんだ……。皮が被ってて可愛い…」
「ぷはぁ……。もう…許してください……」
「だーめ」

ミドリは服がはだけて露になったマシロの乳首を舐めながら、皮の被ったスティックを擦る

「ん…くぅ……やめ……て…」
「なぁーんだか、犯罪者になった気分ね」
「ふぁっ…ミドリさんは、もともと…はんざい…ひゃっん!」

軽く乳首を噛むと、突然の快感にマシロは悶える

「そーゆー事を言う悪いおちんちんはココかーっ!」

下着を豪快におろし、マシロの未発達な性器は露出される
ミドリはそのまま、上着も剥ぎ取る

「全然生えてないんだ」
「見ないで…ください……」

恥辱のあまり、マシロの目には涙が浮かび始めた
ミドリはマシロの目尻に唇を添え、涙を吸い取る

「名前の通り、真白…汚れ無き白…綺麗な肌…」
「ボクは…」
「ここまで来ると本物の王族って言われてもわからないわね…」
「もう…やめてくれるんですか……?」

ミドリは不適な笑みを浮かべ

「これから、真っ白で純粋な少年を汚したいと思いまーす」
「え〜っ!!」

ミドリは胸を覆っていた布の結び目を解く
圧迫されていたバストが踊るように弾けた

「あ……」

形もよく、大きめの胸にマシロは釘付けになる

「どう? あの子…エルスって言ったっけ…… どっちが大きい?」
「え、エルスちゃん…です……」
「答えられるって事は、あの子のおっぱい見たことあるんだ〜」
「あ…あぅ……」

図星を突かれ、マシロは身を縮こませる

27ニナ派:2006/02/26(日) 22:52:30 ID:howrN4Pg
「でも、あの子達はオトメだからお手付きは駄目なんだっけ?」
「は、はい…手を出したら"ちょっきん"です」
「うわ〜 生殺しだねぇ〜」

落ち込むマシロの姿を見て、ケラケラと笑うミドリ

「でも、溜まってるんじゃない…? 年ごろの男の子を女子校にほっぽり込むなんて…」
「本当に我慢できなくなったら、トイレで一人でしてますから…」

(口が裂けても、ニナちゃんにやってもらってるなんて言えないよ…)

「ふぅ〜ん…大変ねぇ」
「大変です…」
「じゃあ、このミドリちゃんが悩める少年を手助けしてあげよう」


そう言うと、ミドリはマシロに覆い被さり、一直線にマシロの瞳を見つめる

「好きなようにしていいよ…あの子達にしたいこと全部……」
「あ…その……」

先程とは違う妖艶な表情にマシロは戸惑う

(これが…大人……)

ミドリはマシロの手をとり、胸に導く

「いいんだよ…触っても……」
「は…はい……」

ミドリに導かれ、豊満な胸を揉みしだく
手で覆っても零れる胸を見て、徐々にマシロの呼吸は乱れだす

「私の胸…どうかな?」
「凄く柔らかいです…」
「ん…キミ上手よ……実は、もうお手付きしちゃったんじゃない…?」
「し、してませんっ!!」
「んふふ…そーゆー事にしといてあげる…」

(心臓がバクバクいってる…)

「どれどれ……。キミのおちんちんも堅くなってきたね…」

ミドリは堅くなり始めたマシロのスティックを握る

「あっ…ごめん…なさい……」
「ねぇ、これで私をどうしたいのかなぁ?」


「ミドリさん…ボク……わからないです…」


"きゅん…"


その困惑した表情を見てミドリは、思わず赤面した

本人は無意識なのであろうが、マシロの潤んだ瞳は女性の母性本能をくすぐってしまうのであった


「なんだか…アタシも変な気分になってきちゃった…」

ミドリは服を全て脱ぎ捨て、裸となる

「ねぇ…キミの初めて貰っちゃってもいいかな……?」
「あ…」

"ゴクリ…"とマシロは息を呑む

「挿入れちゃうよ…? いい…?」
「はい…」


"ず…"


今、マシロの純潔が奪われようとしてるとき

「マシロ様に何をする気なんですかっ!?」

テントの入り口からニナが入ってきた

28ニナ派:2006/02/26(日) 22:54:52 ID:EJO7oBB6
「な、何を…しているのですか?」

一瞬場が凍る

「は、はろー」
「に、ニナちゃん…」

ニナは二人の格好を見て状況を理解する
そして、普段より数段と低いトーンで喋る

「さあ、離れてください二人とも…」


マシロもミドリも、ニナのただならぬ殺気に恐怖を感じる

「「はい」」


「マシロ様、次はありませんからね…」

(この年増が…マシロ様は私のマスターなのよ
マシロ様の寵愛を受けるのは私一人で十分なんです、他の女になんか渡すもんですか
あぁ…マシロ様ぁ……ニナに、このニナに貴方のモノをぶっ挿してくださいぃぃぃ…)


その時、マシロは気付いた

ニナの顔が紅潮していて
スカートから太ももを通じて輝く液体が流れていることに



おしまい

本編へつづく……わけないね

29名無しさん:2006/02/27(月) 01:06:33 ID:H6o6Adxc
桃太郎続き楽しみ

ニナが独占欲全開なのはいいんだがあまり淫乱じゃない方がよくね?

30名無しさん:2006/02/27(月) 01:09:24 ID:L6/nWWPw
マシロ君が挿入してくれるのを妄想するだけで実際に襲い掛かることまではできない。
それがニナニー。

31名無しさん:2006/02/27(月) 04:27:14 ID:dPcg8G3o
さすがニナニー、というか桃太郎の方も普通に良いな
桃からでてきた桃ってのはぜひ映像化して欲しいくらいだ

32>>18 >>22:2006/03/01(水) 03:54:06 ID:137GNToM
〜第2幕〜

急いで服を着るマシロくん、その近くで騒ぐ学園長。
ナツキ 「なぜ私だけこんな目に・・・(わなわな」
マシロ 「僕もなんだけど・・・(泣」
シズル 「まあまあ、落ち着いてや、ナツキ」
ナツキ 「落ち着いてられるかっ!!」
シズル 「ナツキそろそろ次の幕始まるから、静かにせんと・・・」
どこから出したのか、手には立派な葱を一本持ち、にんやリと笑う
シズル 「後ろからこれを・・・」
ずるずると使わない部屋に入り、ドアを閉める
ナツキ 「!!シズルッ、落ち着け。私が悪かったから今それは、いやぁ〜〜〜〜〜〜!!・・・・・」


ヤヨイ 「学園長・・・・・・」 
リリエ 「この後大丈夫かなぁ・・・」

騒がしかった舞台が静かになり、幕が上がる。
イリーナ「桃太郎はすくすくと育ち、やさしい子に育ちました。」
じんべいのような服を着たたマシロくんが横から伸びをしながら出てくる。
マシロ 「うぅ〜ん、今日もいい天気だなぁ。」

シズル 「桃太郎、ちょっとこっち来てくれへん?」
マシロ 「は、はい、今行きます」
舞台袖からシズルの声が聞こえ、緊張しながら答えるマシロくん。
マシロくんが家のセットに入ると、そこには放心状態の学園長と恍惚とした表情のシズルがいた。
マシロ 「が、学園長・・・?だいじょ・・・」
といいかけようとすると舞台袖からヤヨイとリリエが『気にしないで続けてください』とカンペを出しているのが目に入る。
シズル 「あんなぁ、このごろうちらの村に鬼が来て、穀物を荒らしたり奪ったりするんよ」
たぶん学園長の台詞の番なのだが、放心状態で何も答えられない。
しょうがいないといった感じで、シズルが続ける。
シズル 「だから、お願いやけど鬼退治に行って来てくれへん?」
マシロ 「ゆるせない!!そんな悪い鬼たちがいるなんて。僕鬼退治に行きます!!」
シズル 「桃太郎やったらそういってくれはると思ったわぁ、これはおじいさんが昔使ってた刀と服どす」
そういいながら、カグヅチソードらしきものと昔の武士が着るような服を渡す。
シズル 「後、これはうちから。途中で食べてな」
そういいながらきびだんごを渡す
マシロ 「ありがとう、おじいさん、おばあさん。僕がんばって鬼を退治してきます!」
マシロくんが立ってその台詞を言った後に舞台は暗くなり幕が閉まる。


シズル 「本番はこれからどすえ、ナツキ」
純粋だが恐ろしい笑顔でナツキを引きずりながら、どこかへ行くシズル。
この後、舞台最後まで学園長とシズルの姿を見たものはいなかった・・・

33名無しさん:2006/03/01(水) 08:29:41 ID:7T5lFg/o

ここからのオリジナル展開楽しみ

34名無しさん:2006/03/01(水) 08:51:31 ID:xopWS3yU
GJ
カグツチソードは小さいやつなのかな〜
めずらしくお姫様というより王子様的ポジションなのも結構良いな

35>>18 >>22 >>32:2006/03/02(木) 05:23:24 ID:4sot/.G6
〜第3幕〜

再び幕が開く。そこには、先程とは変わり木や岩などの道のセットに変わっていた。
そして舞台袖から、カグヅチソードを引きずりながら、桃太郎の格好をしたマシロくんが出てくる。
マシロ「お、重いよ、これ・・・」

ヤヨイ 「何でミス・マリアってあんなもの持ってたんだろうね?」
リリエ 「昔、拾ったとか言ってたけど・・・」
ヤヨイ 「しかもすごい重いから、引きずリながらじゃないとマシロ様もてないし。」
リリエ 「でもあの剣を引きずる構え方、どこかで見た気が・・・」

イリーナ「鬼が島へと向かった桃太郎は、順調に目的地へと向かっていました。
     と、そのとき物陰からひとつの影が・・・」
マシロくんが必死に剣を構えるふりをして舞台袖を見る。
マシロ 「誰だ!!」
エルス 「ワン!別に怪しいものじゃないワン」
そういいながら出てきたのは、猫耳ならぬ犬耳をつけたエルスだった。
犬の毛のようなもこもこした服を着て、4足歩行で舞台へと出てくる。
マシロ 「えっと、ごめんなさい。」
エルス 「別にいいワン、ところで何してるのかワン?」
イリーナ「桃太郎は、ことのあらましをその犬に話しました
     ・・・エルス、語尾が変だよ・・・」

エルス 「そういうことならお供するワン!
     それの変わりにその腰から下げてるきびだんごをくれないかワン?」
マシロ 「もちろん、おひとつどうぞ」
といいながら、さっきシズルにもらったきびだんごをひとつあげる。
そして受け取ったそれをひとつ食べるエルス。

なぜかその後の台詞を言わないエルス。
マシロ 「あの、エルスちゃん・・・?」
と、そのときマシロくんをエルスが押し倒す。
マシロ 「!!エ、エルスちゃん何するの?!」
エルス 「マシロ様のぱお〜ん、マシロ様の・・・」
と意味不明なことを言いながらマシロくんの体をどんどん触っていくエロス
マシロ 「エルスちゃん、そこはだめぇ・・・んん!」
エルス 「なんでだめなんですか?マシロ様の体はこんなに喜んでるのに・・・」
マシロ 「ひゃぁ!!そこはほんとにだめぇ、やめて、エルスちゃん。」

ヤヨイ 「うわ〜、エルスちゃんすごい大胆だね・・・(///」
リリエ 「うん、ほんとに・・・って早く止めなきゃ!!」
そういうとリリエは舞台袖の幕を閉めるレバーをまわす。
そして、閉め終わった後マシロくんのもとへと急ぐ。
ヤヨイ 「エルスちゃん!!まだ舞台の途中だよ。」
そういいながら必死にエルスと、マシロくんを引き離そうとする。
 
   ずっで〜ん!!

ようやく引き離すことに成功する。
リリエ 「いったいどうしたの、エルス?」
と横で倒れているエルスを見ると、顔を真っ赤にして目を回していた。
ヤヨイ 「ねぇ、このきびだんごお酒のにおいがすごいするよ・・・」
リリエ 「ってことは・・・」
マシロ 「シズルさん、はぁ・・・」
リリエ 「とりあえずここはエルスを袖に出すしかないね」
ヤヨイ 「じゃあ、劇はどうするの?」
リリエ 「それは・・・」

ユカリコ「ただいまトラブルが発生したので少しお待ちください。」

イリーナ「さあ、このまま劇は終わってしまうのか!!
     次週『運命の時』お楽しみにね!!」
ヤヨイ 「イリーナちゃん、誰に言ってるの・・・?」

36名無しさん:2006/03/02(木) 11:08:42 ID:LckaNzy6
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
犬に押し倒されるマシロくん(;゚∀゚)=3ハァハァ
こりゃ次回以降も期待できる

37名無しさん:2006/03/02(木) 21:02:48 ID:frGfS1ls
GJ!
まさかエルスが暴走するとは思わなんだ
さすがワンコ!

38名無しさん:2006/03/03(金) 01:30:44 ID:e.1nxOPk
GJ!

39こんな企画があったら良いな:2006/03/03(金) 18:16:53 ID:mOam7wzM
マシロ様ご即位10周年記念☆リバイバル企画
乙HiME GRAPH マシロ王ご即位記念増刊号 収録『シホお姉さまのグルグル大作戦!』


今日はすごい一日だった。マシロ様の立ちション姿を見てしまったり、シュバルツが襲ってきたり。
色々大変だったけど、やっぱり私はマシロ様が好き。例え象さんが付いていても。
マシロ様と一緒の部屋になるのにはもう少し苦労するかなと思ったけど、学園長が優しかったので結構簡単に意見が通っちゃった。
そういえば、学園長とお話しているときに廊下で物音が聞こえたけど、もしかして誰か盗み聞きしてたのかな。
学園長は気づいていなかったみたいだし。まぁ、もしシュバルツだとしても私がマシロ様をお守りするからいいかしら。
これからマシロ様とず〜っと一緒にいられるなんて考えただけでもドキドキしちゃう。
明日が楽しみだなぁ。



今日は私とマシロ様の共同生活の第1日目。(性格にはアリカちゃんと二ナちゃんも一緒にいるんだけど。)
マシロ様のために厨房を貸しきって朝ごはんを作った。それから少し早いけどマシロ様を起こしに行った。
寝顔のマシロ様のかわいい。もう食べちゃいたいくらいなんだから。
まだ眠りたそうな顔をしながらも、マシロ様はちゃんとパジャマを脱いで着替えていた。
「学園長からマシロ様のお世話は私がするよう言われたんです。これからはずっと一緒ですからね、マシロ様。」
「ず、ずっとって、もしかしてお風呂もトイレも?まさかそんなことないよね、エルスちゃん。」
「はい、もちろんです!お風呂もおトイレもしっかりお世話させていただきます♪すぐに象さんともお友達になりますからね。
 さっ、マシロ様。私早起きして、マシロ様のために朝ごはん作ったんですよ。早く食べに行きましょう!」
「そんなぁ、エルスちゃん待ってよ〜」

マシロ様と手をつないで食堂へと向かう途中でシホお姉さまにあった。なんでもマシロ様と2人っきりでお話したいことがあるらしいの。
本当は他の女の人とマシロ様を二人っきりにしておきたくなかったんだけど、シホお姉さまの頼みだったから仕方がないなぁ。
先に食堂に言ってご飯を温めていたんだけど、マシロ様、シホお姉さまと2人で何してたんだろう。
いくら聞いても教えてくれなかったし、気になるな〜。

40こんな企画があったら良いな:2006/03/03(金) 18:17:32 ID:mOam7wzM
夜、私とアリカちゃんと二ナちゃんが着替えていると、マシロ様がいきなりズボンを脱いで、可愛い象さんをしごき始めた。
私達をオカズにしているみたいで、マシロ様の象さんはあっという間にたくましくなっていったの。
「違うんだよ。違うんだよ、みんな〜。手が勝手に動い…ひゃあぁ、ダメ〜、見ないでぇ。」
なんてマシロ様は言いながらも、オナニーをし続けている。
「ま、マシロちゃんにおちんちんが着いてる!?嘘、何で…私、そんなぁ。キスしちゃってるし。うわぁ〜どうしよ〜」
と混乱してるアリカちゃんを二ナちゃんに他の部屋に移してもらい、その間に私がマシロ様を助けようとする。
「マシロ様、大丈夫ですか。本当に手が勝手に動いてるんですか?」
「んんっ、そうなんだよ。手が勝手に動いて、あ、あぁん。はぁ、もうダメだよ〜エルスちゃんボク出しちゃうよ〜。お願い、見ないでぇぇっ。」
ちょうど私がマシロ様の手を象さんから離してあげようとしたときでした。マシロ様の象さんから勢いよくミルクが発射されたのです。
私の顔やブラにはマシロ様のミルクが一杯かかってしまいました。
「ゴメン、エルスちゃん。こんなことするつもりじゃないんだ。ホントだよ。どうか許し、て、うわっ」
謝りながらも私を押し倒すマシロ様。こんなことをできるほど、マシロ様には勇気がありません。どうやら本当に体が勝手に動いちゃうみたいです。
言い訳しながらも、私の胸を揉みしだき、吸いまくるマシロ様。その顔は恥ずかしさで真っ赤になっています。
そんなマシロ様がまたたまりません。私はマシロ様のなすがままに犯されます。ポイントはわざと嫌がってるフリをすることです。
そうすれば罪悪感にさいなまれながらも、快楽におぼれてしまうマシロ様をたっぷりと堪能できます。
「おっぱいすごいよ〜あぁ、ラメらぁ。ぼくもうれちゃうよぉ〜」
「あぁん、マシロ様やめて、ダメェ〜」
二ナちゃんが戻ってくるまで、私達の激しい初夜は続きました。


結局、マシロ様が中出しする寸前で催眠の効果は切れました。もう少しでマシロ様の子供を埋めたかもしれないと思うと少し残念な気もします。
次の朝目覚めるとアリカちゃんは夜のことは完全に忘れていました。嫌なことは忘れるに限るって事みたい。さすが、アリカちゃん。
後は、催眠術をかけた犯人が誰かって事なんだけど、私にはもう犯人のめぼしはついています。
これが書き終わったら、その人のとこにって私も催眠術を教えてもらおうかな。
昨日のじゃ物足りなかったし、もっとマシロ様の恥ずかしそうな顔が見たいな。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
※このお話は象さんシュバルツガルデローべ襲撃からマシロ様即位式の間に起きた出来事です。
※本来は完全版を収録したかったのですが、あいにく原本の方が現存しませんでした。
原本の方に関しましては鋭意捜索中ですので、今回は冒頭のみでお楽しみください。

41こんな企画があったら良いな:2006/03/03(金) 18:19:08 ID:mOam7wzM
思いついて即書いたので、色々練れてないです。
なぜエルスなのかとかシホはどうしたといわれても困ります。
機会があったらちゃん時間をかけて丁寧にマシロくん催眠ものを書いてみたいです。

42名無しさん:2006/03/03(金) 20:07:43 ID:ROk733Y.

俺は前半の方が色々妄想できて好きだな
あとエルスがしごくってのを使ったのに違和感覚えた

43ニナ派:2006/03/03(金) 23:56:47 ID:V7XEnP8c
時間ぎりぎり…
かなりやっつけで、いままでで最悪の出来かもしれない…
狂宴の紫水晶、ひな祭りハーレムネタ
酔っていれば何やってもいいんです


―ガベ校個室―

「こほんっ、今日はひな祭りということで……って、お前らぁっ!!」


「やめてよ、みんなぁ…変なとこ触らないでぇ……」

「マシロちゃん可愛い〜」
「マシロ様ぁ〜」

「やめなさいってば、アリカ、エルス」


ひな祭り、桃の節句、女の子の日
というわけで、ガベ校でもおひな祭りです
当然のことながら、マシロくんはみんなのお人形さんです
都合により他のガベ校関係者は出てきません


「よう似合っとりますなぁ」
「シズルも楽しそうにするな」
「あら? ナツキが一番口元がにやけとりますえ?」
「うっ…まさか、あれほどピッタリとは思わなかったんだ…」


ナツキの大事にしてある女の子用の着物を無理矢理着せられたマシロくん
学園長には似付かわしくない可愛らしい着物
マシロくんなんかに着せたら、本当にお人形さんみたいで困る


「マシロ様ぁ、可愛すぎですよぉ〜」
「ああっ、駄目だってエルスちゃぁん」

いまにも着物を剥いでしまいそうなエルス
バストインパクトの大セール

「エルスちゃん、やりすぎはダメ! マシロちゃん困ってるよ!」

顔を真っ赤にさせながら怒るアリカ
さり気なく腕を絡ませる


「マシロ様ぁ、マシロ様ぁ……」

我らがニナニーは名前に恥じぬよう、マシロくんの指を勝手に自分の股間に導き、割れ目をなぞる

44ニナ派:2006/03/03(金) 23:58:08 ID:6jz4mHdY
「おーやれやれーー」
「あら、はーれむぷれい どすか? 絶景どすなぁ…」


いつのまにか、微酔い気分の二人
晩酌は公開輪姦ショーですね


「学園長にシズルさん…お酒飲みすぎですよ……アリカちゃん達もお酒臭いよ…」


「マシロちゃん…おっぱい吸わしてぇ……」

「ひゃあっ…アリカちゃん駄目っ!!」

慣れた手つきでマシロくんの服を脱がすアリカ
潜在能力は高い


「マシロ様ぁ…おっぱい吸ってくださぁ〜い」

「ちょっ、ちょっとエルスちゃん!! ふぐうっ!!」

完全に吹っ切れたエルス、今はぱおーん大好きです
既に全裸でいつでも臨戦態勢


「マシロ様ぁ…マシロ様ぁ……」

「ニナちゃん、どこ触らし…って、どこに入れてるの!? それに、なんか"くちゅくちゅ"いってるよぉ…」

この人が一番イッちゃってます
人様の指で自分の秘部をかき回しています。無許可で


「マシロ様、口開けて〜」
「え?」


エロスの声に反応するマシロくん


"ぴゅ〜"


「な、何これ…」
「マシロ様、お乳の時間でちゅよ〜」
「って、エルスちゃんこれって!?」
「遠慮しなくていいでちゅよからね〜」

完全に酔っ払いになってるエルス
やっぱり流されてしまうマシロくん


「ん…ちゅう……エルスちゃんのミルク…おいし…」
「ぁん…マシロ様ぁ……」

ニナの しっとゲージが あがっていく
アリカの しっとゲージが あがっていく


「マシロちゃんっ!!」

今度はアリカが攻撃を仕掛けてきた
マシロくんの性感帯を余す事無く刺激する
感じるところをピンポイントに攻められ、うめき声をあげてしまう

「あ、アリカちゃん…ひ、ひゃあっ!!」

「マシロちゃん、ここがいいんだよね…」

アリカはマシロくんの背中を指でなぞる
特殊な状況下なので過敏に体が反応してしまう

「あ、アリカちゃんっ…!」
「マシロちゃん大好き…」

アリカの攻めはだんだんと激しくなり、マシロくんのぱおーんは今にも爆発しそうになっていた

「はうんっ……あっ…」
(おちんちん、触られてもいないのに…ボク……)

「えいっ! マシロちゃん!!」

「ひ、ひゃうっ!!」
(も、もう限界だよぉ…)

45ニナ派:2006/03/03(金) 23:59:32 ID:uVcl0aUI
「あらあら、ウチが教えた業…もうマスターしはったんどすね…」
「な、シズルさん…って、何やってるんですか!?」
「体が火照って仕方ないさかい、脱いだんよ」
「完全に酔ってますね…シズルさん……」


シズルの魅力的な大人の体を見て、マシロくんは顔を紅くする


「シズルお姉様シズルお姉様って、そんなにシズルお姉様がいいんですかっ!?」

ニナの しっとゲージが あがっていく


「えっ? ニナちゃん…」
「マシロ様のお世話は私がするのですからね!!」

可愛らしい下着の中に手を突っ込み、お得意の手コキ

「うわ…ニナちゃん……アリカちゃんが…」
「ご心配なく」


いつのまにか、マシロくんの傍には今まで体を触れられていたアリカの姿はなかった


「やぁあん…エルスちゃんそこだめぇ…」
「アリカちゃん可愛い…ね、シズルお姉様ぁ…」
「ほんまどすなぁ……ここも腫れあがっとりますぇ…」

代わりに、エルスちゃんとシズルさんにいじめられてました

「ほな、天国に連れていってあげます」


シズルはアリカの栗の子を摘む


「きゃんっ! シズルさん、そこつねっちゃダメぇっ!!」

「感じてるアリカちゃん可愛い……ちぅ……」
「エルスちゃっ…そっ、そこ、汚いよ……」

エルスはどこで覚えたのか、肛門攻めをマスターしていた

「ゃっ、だ、ダメっ! イッ、イッちゃっ、イッちゃう、あぁぁあああああ〜〜〜〜!!」

一際、甲高い声をあげアリカはぐったりとする


"ピュッ…ピュッ……"


「アリカちゃん……すご…」
「マシロ様、気持ち良かったですか?」
「あ、うん…」

アリカの痴態に目が釘付けだったマシロくんは、ニナの懸命な奉仕のことなんて気にしてはいられなかったのです


「ほな、今日はウチもサービスしてあげますぇ」
「ニナちゃん、ちょっと退いてね」

エルスとシズルはマシロくんの傍に寄り

「ちょっ、ちょっとエルス!?」

46ニナ派:2006/03/04(土) 00:01:09 ID:41NdHPyY
「ごめんね、ニナちゃんには"出来ないこと"だから」

エルスとシズルは、それぞれマシロくんの左右に座り


「エルスティンさんは、そちらから頼みます」
「はい、お姉様」


シズルとエルスは自身の豊満な胸に、マシロくんのぱおーんを包み込んだ


『ダブルスーパーバストインパクト』


二人の胸の感触は全然違い、混じることによって新たな快感がうまれる


「うわぁ…そ、そんなことされたら……ボク、ボクぅ……」

「そんなに気持ちええん?」
「ぼ、ボク…もう……くぅんっ…!」


"トクンッ…トクンッ……"


「あん…もったいないですよ、マシロ様ぁ」

マシロくんのおちんちんから出た精液が二人の胸にかかる
二人はそれを舐めとる


「ウチ…男の子はあんま好かんけど、あんさんみないな、かいらしぃ子やったら……」
「くすす…マシロ様ってば、元気……」
「うぅ…」
「今日は、出なくなるまでしごいてあげるさかい…気張りよし」


シズルは豊満な胸をスライドさせ、皮のかぶっていない部分を舌で舐める

「うわ…シズルさん」
「お姉様、ずるいですよぅ…」

エロスも負けずにと、上下運動を激しくする


マシロくんは、ふと周りを見渡す

酔い潰れて眠ってしまった学園長
シズルとエルスの容赦無い攻めによって失神してしまったアリカ
マシロくんの下着を口に咥えながら自慰に更けるニナ

この密室空間がピンク色の空気で染まっていることを感じ取った


「腰、動いてはりますえ?」
「え…?」

シズルの声で気付く、マシロくんはあまりの快感に腰が律動していた

「かいらしぃ顔して、結構やらしい子どすなぁ」
「あ、あぅ…」


本当に機嫌のいいシズル
女の子みたいな男の子が、同世代の女の子に弄ばれていたのを見て楽しかったらしい


「そや、聞きたいことがあったんどす」
「は、はい……」
「頭ん中で、ウチを何回犯してましたん?」
「え…そ、そ、そんなことしてませんよ…」
「嘘や…正直に言うておくれやす」
「う、うぅあぁ…」


"トクン…トクン…"


喋りがらも確実に快感を蓄積させていったシズル
マシロくんは耐え切れなくなって、出してしまう


「うふふ…まだまだ元気どすなぁ。答えてくれるまで休ませてあげへんから、覚悟しとき」
「あんまりマシロ様をいじめないでください、シズルお姉様」


ぷんぷんと怒るエルス
ぷるぷると揺れるおっぱい

「マシロ様…まだまだ、ご奉仕しますからね」
「あ、あぅ…」

47ニナ派:2006/03/04(土) 00:01:54 ID:fpm020X2




どれくらい出しただろう
シズルとエルスのダブルスーパーバストインパクトは終わりなく続いている

絶頂が立て続けに来て、マシロくんはぶっ壊れる寸前です


「だ、ダメっ、またっ、また射精しちゃうよぉっ!!」


"ぶぴゅ…ぶぴゅ……"


「ひゃっ…! くすす…聞き分けの無いきかん棒どすなぁ…」

回数を重ねるごとに量は減るが、発射速度が増すマシロ汁
シズルの顔を白くデコレーションする

「ぺろぺろ…シズルお姉様ばっかずるい」

その顔にかかった精液を舐めとるエロス

その光景を見て、またマシロくんはマテリアライズしてしまう


「ほんま、キリがないどすなぁ」

嬉しそうにマシロくんのおちんちんを胸でしごくシズル

「可愛い…マシロ様……」

顔をとろーんとさせているエロス
自慢のバストはマシロくんだけのもの


"ドクンッ…ドクンッ…"


「う、うぁぁぁ…」


何度目かわからない射精
マシロくんのひな祭りまだまだ続く



その頃のニナは

「マシロ様の匂い…いい匂い……」

"くちゅくちゅくちゅ…"

さっきからずっと、マシロくんの下着でニナニーしていました


おしまい

48ニナ派:2006/03/04(土) 00:03:10 ID:WX5mq8W6
やっぱ、時間をじっくりかけて書かないといけないな、ん!

反省

49名無しさん:2006/03/04(土) 00:19:43 ID:QDvM7qHY
一日に2個もSSが来るとはっ。
ご両人GJ!!

50名無しさん:2006/03/04(土) 00:27:03 ID:65Z5.k9k
正直今回の方が好きだわ

51名無しさん:2006/03/04(土) 03:49:26 ID:UIQS.qls
精液舐めとっちゃまずいだろ

52名無しさん:2006/03/04(土) 05:41:35 ID:ME8bBHHM
ぐぐぐぐGJ!!!
ご両人ともイイ!!否、よすぎるっ!!

早速、使用させていただきました!!

53名無しさん:2006/03/05(日) 06:31:28 ID:/pkX3WVQ
〜第0章〜


いったい、今僕は何をしているのだろう・・・

手を吊るし上げられ、目隠しをされ周りの状況もわからない。
目は見えないけど、服を着ていないのはわかる。

なぜだろう、何でボクはこんな状況になっているんだろう・・・

目覚める前のことを必死に思い出す。
確か、ボクは・・・学園の食堂にいた。
夜ご飯の時間に食堂に行ったら、エルスちゃんがいて、
ほかのオトメのみんなも居たけど、なぜかニナちゃんとアリカちゃんだけ居なくて・・・
とりあえず、エルスちゃん先に食べようってことになって、
そのあと・・・

ダメだ・・・その後が思い出せない。

あの夜ご飯の時間から、いったい何時間たったのかも、
今ボクがどこに居るのかも、学園のみんながどうしてるのかも・・・

「アリカちゃん・・・ニナちゃん・・・」

自然と二人の名前が出てくる
あの時二人は居なかったけど、今どうしてるんだろう・・・
ボクを探してくれてるのかな・・・

ガチャッ・・・

遠くのほうでドアの開く音がする。

コツコツコツ

階段を下りているのだろうか、どんどん近づいてくる。
そして足音が目の前で止まる・・・

「だ、誰なんですか!!こんなことやめてください!」

「・・・・・・・・」

精一杯の大声で、相手の反応はない。

急に、強い力で腕を握られる。
必死に抵抗するが、まったく相手は動じない。

プスッ・・・

「い、いたっ・・・」

針のようなものが腕に刺される
そして、体の中に液体が入ってくる・・・
時間が経ち、針が抜かれ、自分を握り締めていた手が離れた

コツコツコツ

目の前に居た人間が遠ざかるように足音が鳴り響く

「い、いったい何をしたんですか!?」

再び大声で問いかけるが、やはり無言のまま・・・
そして足音は離れていき、ドアが閉まる

今刺された薬は何なんだろう・・・
もしかして、毒とかじゃ・・・
さまざまな考えをし、不安になっていく


 ドクンッ


何これ・・・
急に下半身が熱くなり、
少女のような体の一部が男であることを証明し始める

「あ、熱いよぉ・・・」

その物体は、体には似つかわしくないぐらいに、
硬くそして大きくなっていく

「だめぇ、イキたい、イキたいよぉ・・・」

高鳴る射精感に、どうしてもイキたくなるが
腕を縛られている状態ではどうしようもない
 
「だ、誰かぁ、助けてぇ・・・」

54名無しさん:2006/03/05(日) 06:32:04 ID:/pkX3WVQ
ガチャッ

再びドアの開く音がする。

「大丈夫ですか!マシロ様!!」
「エルスちゃん・・・?」

走ってくる足音が鳴り響く
そして目の前に来て、目隠しを解く。

「エルスちゃん・・・」

光りが戻った視界でその顔を確認し、再び声に出す
そして、恐怖から開放され涙が出てくる・・・
腕を縛っていた縄も解かれて、自由になる
周りを見ると広いホールのようだった
何もなく、誰もいない・・・

「とりあえず、今はここから出ましょう!」
「う、うん、エルスちゃん」

そういって立ち上がり逃げ出そうとした瞬間、後ろから押される。
そのまま転んでしまう。

「いた・・・エルスちゃん急にどうしたの?」

後ろを振り返り、姿を確認する。
そこにはさっきと表情が変わったエルスがいた
さっきの笑顔から、冷たい表情へと・・・

「そんなに急がなくても大丈夫ですよ・・・それよりもマシロ様はもっとしたいことがあるんじゃないですか?」
「いったいどうしたのエルスちゃん!?」
「私はマシロ様の体の心配をしてるだけですよ、たとえばこことかの!」

そう言い放つと、マシロくんの誇張している肉棒を踏み締める。

「ひゃあぁ・・・、だめぇ、いっちゃう、いっちゃうよ〜〜〜!!!」

ドクン、ドクン

大量の精液が放たれる、

「踏まれただけでいっちゃうなんて、マシロ様は本当に変態ですね」

冷たい笑顔をしながらエルスが言う

「それにここもこんな硬くしたまま、やっぱりこっちじゃないと・・・」

そういいながら服を脱ぎ、裸になる
そして自分の大事なところへ、まだ誇張したままの肉棒を挿入しようとする

「ダメだよ!エルスちゃん、そんなことしたらエルスちゃん、オトメになれなくなるよ。」
「ふふ、さっき打たれた薬なんだか知ってますか?
 あれってヨウコ先生が新しく作ったナノマシンで、それを入れた人のの精液をオトメが体内に入れても大丈夫になるようなやつなんですよ。」
「!!じゃあ、さっきのはヨウコ先生が・・・」
「正解です、マシロ様。あとここにマシロ様を運んできたのは私です」
「!!・・・」
「夕飯の中にちょびっとだけ睡眠薬を入れて、それでここまで連れて来たんですよ」

あまりにも驚愕の事実に、言葉を失う・・・

「お話はここまでです、じゃあ・・・」

そういうと、少しずつ肉棒を近づけてゆく・・・

ズッ

「だ、だめぇ!!」


ガチャッーーーン


ドアのところから大きな音が聞こえる。
そこにはコーラルローブ姿のアリカの姿があった
こっちへ勢いよく走り、エルスを吹き飛ばす

「お、お姉ちゃん!?」
「話は後!とりあえず逃げるよ、マシロちゃん!!」
「う、うん・・・」

そういうと手を引っ張られながらドアのほうに向かって走っていく。

いったい、なにがおきているんだろう・・・?

僕は必死に考えるが何も思いつかない、
今はただ逃げるしかない、
―――暗闇の中から救ってくれたお姉ちゃんを信じて・・・

55名無しさん:2006/03/05(日) 07:24:48 ID:uxpkDiiM
GJ
良い展開ですね弱ったマシロくんにハァハァしてしまいました。

56夜も休まず:2006/03/05(日) 12:53:51 ID:h7D1ix/o
第1話

  某日深夜
とっくに就寝時間を過ぎた頃、昼間に作っていたもの物を取りに行くのを忘れていたことに
気づいた

「しまった・・、でも今のうちにこっそり取りにいけばいいか」

周りを起こさないように静かに部屋を出る

「あの…」
「はい!」
「あ、すみません。マシロ様」
「エルスちゃん?どうしたの」
「マシロ様が出て行くのが見えたので、こんな時間に何を?」

たまたま気づいたエルスちゃんに忘れ物の話をすると明るい笑顔で一緒に行きます
と言ってきた。
どうしよう、特に手伝ってもらうようなものじゃないし

「あの、別に手伝わすようなものじゃないから…」
「え?あの……そうですか…」

こないだ学園長に一緒にいすぎるのを注意されたし、その所為なのだろうか
エルスちゃんはすぐに落ち込んでしまった。
少し可哀想だな、別に知られて困るものでもないしアレは内緒にしてもらえばいいか。

「…いいよ、一緒に行こう」
「いいんですか?」
「うん、もちろん」
「……はい!じゃあ行きましょう!」

       :
       :

「あのマシロ様…これ…ですか?」
「あっ、うんソレだよ」
「作りかけのセーター・・ですね」

57夜も休まず:2006/03/05(日) 13:00:20 ID:h7D1ix/o
第2話

「もうすぐ寒くなるからね、こっそり作ってたんだ」
「へぇ〜いいなぁ・・・アリカちゃん・・・羨ましい」
「あはは ちゃんとエルスちゃんの分もあるよ」
「ほ、本当ですか!?」
「そこに3つあるでしょ。部屋の皆にあげるつもりだったからさ。本当は内緒にしておくつもり
 だったけど知られちゃったし・・ニナちゃん達には内緒だよ」
「ハイ!!ありがとうございます!私大事にしますね」
抱きッ!
「はは・・・・あのエルスちゃん苦しいよ」(ドキドキ)
「マシロ様、また明日になったらこういう事できなくなっちゃいますね」
「そうだね・・学園長に注意されたばかりだし、しばらくは駄目だね」
「今、少しだけ大胆になってもいいですか?」

心臓がドキドキし続けている。いつもの事とはいえエルスちゃんの胸の感触は凄い。
服ごしなのにまるで素肌に撫でられている様な気持ちよさだ。
大胆って言ってもアレはダメだし・・き・・キス位なら大丈夫かな・・

「その・・・少しだけだよ」
「はい、ふふふ。実は良いこと知ってるんです」
「良い事って・・エルスちゃん分かってると思うけどオトメは」
「男の人ってココが気持ちいいんですよね」

突然話を止められズボンに手を添えられてしまう。
そこから簡単にするり、と下ろされて下着だけにされてしまった。

「エルスちゃん!?」
「大丈夫ですよ、撫で撫でしてるだけですから」
「撫で撫でって・・ちょっとエルスちゃん!」

コレはマズイ。そう思って止めようとした次の瞬間股間を強く握られてしまった。

「あぅ!!・・エ・・エルスちゃん・・痛いよ」
「駄目ですよマシロ様、静かにしてないと誰かに気づかれちゃいます」
「はぁ、はぁぁ・・う・・」

握る力がどんどん強くなっていく。こんなの全然気持ちよくないよ・・。
「あは マシロ様・・ココ大きくなってますよ」

え?嘘。だってこんなに痛いのに・・どうして

「何もおかしくないですよ。だってマシロ様はいじめられると感じちゃう人ですから」
「うぅ・・そ、そんな事・・・」
「無いって言えますかこれでも」

ドン、と背中を床に押しつけられて馬乗りをされてしまう。
握っている指が食い込みそうになる

「くぁあ!・・・痛いよ、離して」
(ゾクッ!!)

その時なんとも言えない感覚が体中を駆け巡った。

「はぁ、・・なんだこれ? 痛いのに何か変な感じが」
「だから言ったじゃないですか・・ふふ」
「エルスちゃんこれ以上は!」
「だめですよ♪」

強く握られた手が素早く動く
も・・もうだめ・・気持ちいいよ

「エルスちゃん、もっと強く!!」
「はい!こう・・ですか」

ぐっ!

今までで一番強く力を入れられたその瞬間何かが弾けた

「ぅあ!!!」(ドクッドクッ)

下着がどろどろしてるよ・・・でもこれは

「気持ちよかった・・・」
「そんなによかったですか?」
「・・うん」
「じゃあ、また今度してあげますね」

58夜も休まず:2006/03/05(日) 13:05:31 ID:h7D1ix/o
あとがき
修正点 1話の最初
× 昼間に作っていたもの物
○ 昼間に作っていた物   です

Mなところが書きたかった、それだけです。ハイ。

59名無しさん:2006/03/05(日) 13:08:17 ID:Pdbaw9U.
GJ!
このスレもにぎわってきたね。
職人さん何人くらいいるのかな?

60名無しさん:2006/03/05(日) 20:03:31 ID:Hg7kGK.c
マシロきゅん×ナギ×ニナまだぁ〜

61むいてみた:2006/03/07(火) 22:09:19 ID:Nukml7V2
「知らない天井だ…」
 木目調の天井が、薄く差し込んだ日の光にぼんやりと浮かんでる。
 いつものベッドとは違って、床に寝具が敷かれている。
 上掛けは何もなくて、ただ寝かされているだけだけど。
「ここ、どこだろう」
「お気づきになりましたか」
 すぐ横から女の人の声が聞こえた。
 そっちを向くと、女の人が座っていた。確かトモエさんのお母さんで、この旅館の女将さんだ。
「ご本尊が倒れてきた時のショックで、気を失われていたのですよ」
「そうだったんですか…」
「幸い外傷などはなかったようですが、大事を取ってここでお休みいただいていたのです」
 そう言って女将さんは、手にしていた服を脇に置いた。…ってその見覚えのある制服は!?
「お静かに」
 思わず起き上がろうとしたところを、おでこに伸ばされた右手で止められる。
 冷たい手のひらが気持ちいい…。
「制服のままでは寝苦しいと思い、浴衣に着替えさせていただきました」
 いや、そんなことはいいんですが。どう切り出せばいいのか解らずに、おたおたしてしまう。
 そうこうするうちに、女将さんの左手がボクの…。ってやっぱりばれてる!?
 股間をそんなりスリスリなでないでっ。
「やはり王族の方は身体のつくりが違うのですね」
 え?
「えっと…?」
「承知しております。このような仕事をしておりますと、色々口外できぬ事も目に致します。
いらぬ詮索は致しません」
 …何か自己完結してくれたようだ。助かったのかな。
「ですが…失礼いたします」
 そう言ってボクから視線をそらすと…。後は早かった。
 ボクの股間をさすっていた左手で、下着の腰紐をほどき、そのままおちんちんを外に出した。
「え?」
 何をされたのか解らなくて、何の反応も出来なかった。
「やはり」
 そうして女将さんはボクに視線を戻す。
「このままでは中に雑菌が繁殖し、身体に良くないと聞きます」
「そうなんですか!?」
 ホントなのかな。でも年上の人の言うことだし…。
 もし本当のことだとしても、どうすればいいのか解らずに目を天井に向け考える。
 あぁあのシミとシミ、何か目みたいだ。あの木目と合わせれば顔みたいに見えて…。
 何かおちんちんが温い。結構シミの数が多いなぁ。
「え?」
 そっちに目を向けると女将さんの顔がボクの股間に。っておちんちん食べてる。
「何やってるんですか。やめてっ…」
 あぁでも、何かぬるぬるして気持ちいいなぁ。
 気持ちよすぎて腰が逃げそうになるけど、寝ころんでるから逃げられないし。
 このままで居たいけど、でも腰が引けて…。
「あっ…」
 その何とも言えない感覚も、いきなり終わる。
 女将さんが顔を離したからだ。その後には…。
 何か見覚えのない物があった。多分、自分のおちんちんだとは思うんだけど自信がない。
 でも、それはボクの股間で元気に立ち上がっている。
 そして今まで感じたこともないほど、空気の流れも分かるくらい敏感になっいた。
「これで大丈夫です。きれいに洗えるようになりました」
 そう言って女将さんがボクに微笑みかける。
 何でだろう。その笑みを見てると、おちんちんがピクッと跳ね上がる。
「ですが、これで終わりというわけにも行かないようですね…」
 そう言ってボクのおちんちんの方を見る。
 何だろう。ボクの方からは陰になったせいだろうか。
 同じ笑みのはずなのに、それは全然違うように見えた。

62むいてみた:2006/03/07(火) 22:09:55 ID:Nukml7V2
 足と足の間に女将さんが座ってる。
 一度こっちを見てから、右手を添えたそれに顔を近づけた。
「あ…」
 先端のふくらんだ部分を口に含む。
 柔らかいその先端の周りを、何かがゆっくり動いてる。舌かなぁ。
 それと共に、先端と胴体の窪んだところを、唇がゆっくり動く。
 何回もそれを繰り返して、そしていきなり
「あっ」
 唇が深く沈む。
 すごい。どうやったらおちんちんが口の中に、全部入っちゃうんだろう。
 ゆっくりゆっくり繰り返す。
 深く何回も行き来して。先端の所だけを往復して。
「あぁ…」
 いつもとは違う、自分でやるんじゃなくて、人にやってもらう感覚。
 口だからだろうか。ぬるいお風呂に入っているように、身体から力が抜けていく感じがする。
 そんな風に思っていると、別の動きが加わった。
 さっきまで添えられていただけの右手。
 それがゆっくりと、でもちょっときつめに動く。
 おちんちん全体を濡らすように動いていた口も、頬をすぼめて吸い付くような感じで動く。
「うっ!」
 受ける感触が全然違う。動く速さもだんだんと上がっていく。
 腰が引けて逃げそうになるけど、寝た姿勢だから無理で。
 横に動こうにも、女将さんの左手と右肘のせいで身動きが取れなかった。
 押し寄せる感じに逃げ場が無くて。
 頭の下の枕をつかんで、耐えようとするけど。
「くっ。だ、だめっ…」
 …。
 女将さんの口の中に出しちゃった。
 頭が冷えてくると、自分がどういう事されたのか思い出してきて、だんだん恥ずかしくなる。
 どうすればいいのか分からなくて、女将さんの方を見る。
 …まだおちんちん食べてた。
「え?」
 そんな事を思ってると、おちんちんに別の感覚が走る。
 さっきの「出す」ではなくて、何か吸い込まれるような感じ。
 思わず腰が浮く。
 お尻の方まで吸い出されそうで、少し痛みが走る。
「や、やめっ」
 それはいきなり終わりを告げ、女将さんの顔が股間から離れた。
 安心感と出した疲れからだろうか、なんだか目蓋が重くなってきた。
「少しお休みなさいませ」
 女将さんのそんな言葉を聞いたと思う。

 目が覚めたのはアリカちゃんが夕飯に呼びに来てくれたときだった。

63むいてみた:2006/03/07(火) 22:13:37 ID:Nukml7V2
むいちゃった(´・ω・`)
ご本尊ifストーリー、ひもぱんつは捏造

それよりも剥くなんてマシロくんスレ住人に真っ向から喧嘩を売るようなマネを…
        ((((((;゚д゚))))))ガクガクブルブル

64名無しさん:2006/03/08(水) 00:30:10 ID:aIwIk6fo
ご本尊が話に入ってきたのはワロタ。GJ!
ヒロイン以外というのも新境地かもしれないな、イイネ

65名無しさん:2006/03/08(水) 01:17:26 ID:xm9gk50k
おちんちん食べてるって言い方可愛い。
やはり抵抗も出来ない状態のマシロくんはいい。

66名無しさん:2006/03/08(水) 16:27:12 ID:luKXDMJ2
温泉研修以降、ボクとトモエさん・ミーヤちゃんは仲良くなりました。
2人ともボクの前でイチャイチャしたりして、目のやり場に困ることはあるけど、基本的にはとってもいい子です。
なんだかんだで、気がつけばボクはアリカちゃんや二ナちゃんやエルスちゃんよりもトモエちゃんとミーヤちゃんと一緒にいる時間の方が長くなっていきました。
(トモエちゃんに「さん」付けはよそよそしくて嫌だといわれたので、「ちゃん」付けで呼ぶことになったのです。)

そんなある日のこと、ボクは久しぶりに授業の予習を忘れ一人居残りを言い渡されてしまいました。
教室で「オトメの歴史」の課題をしているところへ、トモエちゃんとミーヤちゃんがやってきました。
「マシロ様、がんばってらっしゃいますね。差し入れを持ってきました。」
そういってトモエチャンたちは、手作りのクッキーを持ってきてくれました。
「わぁ、トモエちゃん、ミーヤちゃん、どうもありがとう。このクッキーすごくおいしいよ。」
「よかったぁ。トモエちゃんと2人でマシロ様のお口に会わなかったらどうしよぉって話してたんですよ。」
「もぉ、ミーヤさんったら、余計なこと言わないの。」
クッキーを食べた後も、2人はボクの勉強を手伝ってくれました。
コーラルNO2で成績優秀のトモエちゃんは教えるのもすごく上手くて、ボクは無事に課題を終えることができました。
「トモエちゃん、ミーヤちゃん、差し入れくれて、おまけに課題まで手伝ってくれてありがとう。
 2人にはいつも迷惑かけっぱないで、ほんとゴメンね。ボクも何か2人にできることがあればいいんだけど…」
「そんな、マシロ様が気にすることじゃないですよ。私達好きでやってるんですから。ね、トモエちゃん?」
「えぇ、ミーヤさんの言うとおりですわ。でも、お言葉に甘えて一つだけお願いをもう上げてもよろしいですか?」
「うん、トモエちゃんたちのためなら何だってするよ。」
「では、温泉のときの続きをいたしませんか?あの時はアリカさんたちに邪魔されてしまいましたから…」
「え、えぇ…つ、続きって…ブハッ(鼻血を噴出す音)」


お母さん、この後ボクはトモエちゃんたちとHなことをしてしまうわけですが、
それはまた次の手紙に書こうと思います。

67名無しさん:2006/03/08(水) 18:41:17 ID:ipv1z53c
日記調だな思ったら手紙でしたか
メインヒロイン以外のネタも増えてきましたね

68名無しさん:2006/03/09(木) 00:08:55 ID:WYBY.nSs
トモエにバレたらあいつ態度変えそうなんだが

69むきニナ:2006/03/10(金) 11:36:43 ID:glaox4yg
「前の方失礼します」
お風呂の時間。いくらか慣れたけどやっぱり恥ずかしい。
それに皮が無くなったばかりだから、洗われる感触に思わず背中がピクッって動く。
変な動きにをしたボクを不思議そうに見て、ニナちゃんが前を確認する。
「どうなさったんですか、それは!?」
そりゃ聞きたくなるよね、全然形が違うんだから。
「あのままだと不衛生だからって、むいてもらったの」
「その様な健康に関わることに気付かず、申し訳ありませんでした」
「そんな、ボクも知らなかったことだし」
「…ですが」
あれ?浴場の室温下がったのかな。
なんだか背中に寒気が…。
「むいてもらったって、…誰にです?」
…ニナちゃんの声がいつもより低い…。もしかして、まずい?
「…ボク、そんなこと言ったっけ?」
「ええ、確かに仰いました」
なんだか怖くなって必死に首を振って否定する。
「そうですか、…申し訳ございません、私の聞き間違いだったようです」
「そ、そうだよ。分かってくれた?」
ほっと胸をなで下ろす。でも何か、ニナちゃんの笑顔が冷たい。
「ええ。…ならば後学のためにも、どのようにして処理されたのお教え願えませんか」
「ええっ?後学って言ってもニナちゃん女の子だし、関係ないんじゃ…」
「マスターとなられる方の、お世継ぎのお世話を行うこともあります。
そう言った知識は有るに越したことは…。ですのでご教授お願いいたします」
ごめんなさい、実はトモエさんのお母さんにやってもらいました、なんて言えないから
「でも…。あっ、そうだ図書室!後で」
慌てて代替え案を出したけど。
「いえ、本で得る知識より、実際経験された方から得る方が優れておりますので」
「そんなぁ」
全然相手にされないし。
あれこれ考えてる隙にニナちゃんの右手がボクの前に伸びていた。
「…ここに皮があったのですよね」
そう言ってニナちゃんの手のひらが、ボクの先端部分を動き回る。
「うっ」
「いかがなさいました?肩が震えましたが?」
「…何でもないです」
「そうですか。それで、ここの皮をどうされたのですか?」
困ったなぁ、今更本当のことは言えないし。
「…そのまま下ろしたの」
「そのまま…。それはこの様にでしょうか?それともこの様に?」
ニナちゃんは少しずつ手の形、指の配置を換えながら上げ下げしてる。
そんな事されたら…。
「…マシロ様、剥かれたときのサイズは先ほどの物なのでしょうか?
それとも今のサイズで?」
そんなことを手の平で先の方をなで回しながら聞いてくる。
「えっと、確か大きくなってから…」
「そうですか、ではこのサイズでやり直しですね。ここに皮が…」
そう言って緩急を付けながらなで回す。
だめだ、なんだかさっきよりぬるぬるしてて気持ちよくなってきた。
もう勘弁してぇ。

70むきニナ:2006/03/10(金) 11:37:19 ID:glaox4yg
「マシロ様?」
ニナちゃんのボクを呼ぶ声がちょっときつくなる。何もしてないのに…。
「なに?」
「申し訳ありませんが、私は真剣にお聞きしているのです。ですから」
そう言ってニナちゃんは、なで回してた右手をボクの目の前まで持ち上げる。
そして
「こういう真似はお慎み下さい」
そして、親指と人差し指を着けたり離したりする。
でも、その間を少し濁った、透明な糸が橋を渡す。
「な、何、それ?ボク何もやってない」
ニナちゃんは黙ったまま、右手をおちんちんに持って行き、下の方から絞るように上げてくる。
おしっこの出る穴から何か透明な液が出た。
「え?」
そして、出た液を手の平で塗り回すように動かす。
「それともこの液も、剥く行為に関係有るのでしょうか?」
「そ、そう。かんけいあるのっ」
何を言ってるんだボクは。
「ぬ、ぬるぬるしてるほうが、むきやすいから」
だめだ、口が勝手に動いちゃう。
「そうでしたか。確かに言われてみればこの方が剥きやすいかも知れませんね」
そう言ってニナちゃんは、ここに皮が、と言いながら手のひらで撫で回す。
先端部分をカバーするように、塗り残しがないように撫で回す。
こう下ろして、と呟きながら先っぽの方を上下にこする。
穴から透明な液が出るとそれを手のひらに付け、繰り返し繰り返し。
「そう言えば下ろすのは何処まででしょう?この先の部分だけなんでしょうか?
それともこの根本の部分まで?」
ぬるぬるの手が一番下まで繰り返し降りたり、先の方を手早くこすったり。
だめだ
「わ、わからない、そんなのわからないよ」
「困りましたね、お答えいただかないことには終わることが出来ませんし」
そう言って手を動かす速度が途端に遅くなる。
「あっ」
「何か思い出されましたか」
「え?ご、ごめん何も…」
「それとも」
手が元の速さで動く。
「こちらの方が思い出しやすくなりますか?」
動かしながらニナちゃんが、ボクの耳元まで顔を寄せる。
「それとも、思い出すつもりなんてありませんか?」
耳元でささやきながら、開いた左手をボクの胸元に、そして

なんだか視界がぼやけてる。
前に白く飛び散ったものに、お湯を掛け洗い流す。
さすがに女の子にやって貰うわけにいかないから。
「…ひどいよニナちゃん」
非難の声も、消えそうなほど弱い。
「も、申し訳ございません。…泣かせるつもりなんて無かったのですが…」
え?
景色がぼやけてるのはそのせいか。
涙が流れてることにも気がつかなかった。
気まずい雰囲気のまま、ニナちゃんが背中を流してくれる。
でも、考えてみるとニナちゃんも悪のりしてたけど、本当のこと言わなかったボクも悪かったかな。
謝った方が良いのかなぁ。
「前の方はどうなさいます?」
えー。
声聞く限りは反省はしてないみたい。
酷いよニナちゃん…。

71むきニナ:2006/03/10(金) 11:40:04 ID:glaox4yg
ニナちゃんが攻めても良いじゃない(´・ω・`)

当方単行本派な為、これは違うぞとか言われるかも
ニナニーとは明らかに違うし…

72名無しさん:2006/03/10(金) 13:19:04 ID:7ND5o7JU
きたこれ
やっぱマシロくん受けは素晴らしいよ(;´Д`)ハァハァ
本スレのニナも壊れてるから無問題

73名無しさん:2006/03/10(金) 13:21:58 ID:ZIPFyI.E
ニナニー怖いよニナニー。
象さん剥き剥きシリーズ誕生ですか?

>>66の続きマダー?

74名無しさん:2006/03/10(金) 13:59:41 ID:uAoBbTDM
質問攻めのニナニー怖いお
でも、あいかわらず攻められるマシロくんは(・∀・)イイ!!

75名無しさん:2006/03/10(金) 21:21:50 ID:SWWuoDXI
ぬるぬるした ってサイコーにエロい描写だ。
自分でも知らないうちに涙ぐんでるマシロくんカワイイ
ニナニーは普段ガマンしてるストレスをマシロくんで発散しているのですね。

76>>66:2006/03/11(土) 00:32:52 ID:M6liiPIo
お母さん、前回の手紙ではトモエちゃんたちのことについて話しましたね。
あの後、ボクはどうなってしまったのかお母さんも気になってたことでしょう。
あの続きをお話しようと思います。

「トモエちゃん、こんなのダメだよぉ。ボクたち友達でしょ?」
ボクは必死の抵抗を試みました。なんせトモエチャンたちにまで男だと知られてしまったら、本当にチョッキンされかねません。
それだけは何としても避けたかったのです。
「マシロ様、私達はマシロ様のことが大好きなんです。だからこうするんですよ。」
無駄でした。そうしてる間にも、ミーヤちゃんがボクを羽交い絞めにし、トモエチャンがボクの服を破いてしまいました。
「ふふ、相変わらず可愛い胸ですわね。うらやましいですわ。」
そう言いながらボクの乳首をトモエちゃんはチロチロ舐め始めてしまいました。
後ろからはミーヤちゃんがボクの耳たぶをペロペロ舐めてきます。
2人がボクを舐める音が放課後の教室にピチャピチャと響き渡ります。
「トモエちゃん、ミーヤちゃん、もうやめてぇ。こんなの絶対おかしいよ…」
「んんっ、そんなこと言っても、マシロ様の乳首もうこんなに立っちゃってますわ。んふ、下のお口もさぞかし濡らしてるんでしょうね。」
そういうとトモエチャンはボクのズボンを勢いよく脱がしてしまいました。
「なっ…」「嘘…」
ズボンの下にあったものを見たトモエちゃんとミーヤちゃんは絶句しました。
それもそのはず、そこには二人に攻められて膨張しきったボクのエレメントがそそり立っていたのですから。



「…マシロ様、今まで私たちを騙していたのですね。」
「と、トモエちゃん、これは、その違うんだ。確かに嘘はついてたかもしれないけど、色々と事情が…」
ボクは必死で言い訳しようと思いましたが、うまく言うことができません。
いつのまにかミーヤちゃんはトモエちゃんの後ろにいて、怖いものを見るような目でボクを見つめていました。
トモエちゃんも黙りきってジーっとボクを見つめています。
もう二人と仲良くできないと思うとボクはなんだか無性に切なくなって、気がつくと涙を流していました。
「マシロ様…お泣きにならないでください。きっとお優しいマシロ様のこと、何か事情があったのでしょう。許して差し上げますわ
 ね、ミーヤさんも構わないでしょう?」
「うん、トモエちゃんがいいなら私も構わないよ。」
「ほ、本当に?ありがとうトモエちゃん!」
「もちろんですわ。その代わり…」

77名無しさん:2006/03/11(土) 00:34:09 ID:M6liiPIo
遅筆なのでまだ完結しませんorz
トモエの口調がこれでいいのかも少し不安だ。

78名無しさん:2006/03/11(土) 08:36:44 ID:CYwgv6Rw
続く…なのかよ!とツッコミそうに
罵られるのか優しくされるのか楽しみです

79乙セルク:2006/03/11(土) 21:00:34 ID:KbenR8Ec
宰相セルゲイの陰謀により、ガルデローベは王国軍の襲撃を受け壊滅、多くのオトメたちが殺害される。
そしてマシロくんは風華宮の地下深くに幽閉され、拷問を受ける。
一年後、頽勢を立て直したニナ・アリカ達により、マシロくん救出作戦が行われた。

(マシロさま……こんな暗闇の中で一年も……)
闇の中、螺旋状の階段を下りていく一行。やがて分厚い扉が現れる。
ギギギ
「マシロさま……?」
カンテラで照らす、その先には俯せになり、痩せさらばえた身体が……。
「!」
慌てて駆け寄るニナ。
(手足の腱が切られてる……舌も)
マシロくんはまったく無惨であった。痩せこけ、光が透ける通るように骨と皮だけになってしまった体。
その至る所が酷たらしく傷つけられ、損なわれて、爛れている。
あちこちの皮膚が大きく剥がされ、衰えた筋肉を晒している。
手首と足首には腱を切断された傷跡、開いた口の中に舌も切り取られていた。
ニナは鍵を取り出し、マシロくんに被せられた仮面を取る。そこには……

「!!」

「どうしたの、ニナちゃん!?」
「来ないで!!」
駆け寄ろうとするアリカをとどめるニナ。
「そんなはずない……これが、あのマシロさまのはずがないわっ……」
「……ナ」
「!」
ゆっくりと目を開けるマシロくん。
「…………」
ニナをみつけるや、震える手で首を絞めようとする。
「っ!!」
だが、ニナはそのマシロくんを抱きしめ、ぽろぽろと涙をこぼしていた。
大粒の涙が仮面越しにマシロくんの顔にかかり、マシロくんの目が緩んでいく……。
「そこまでだあよ♪」
「!」
「きゃあああああっ!!」
扉は閉められ、格子の向こうに醜い奇形の小男が立っていた。

80乙セルク:2006/03/11(土) 21:01:16 ID:KbenR8Ec
「オラ、ここの獄長様だど。もうお終いだ。兵隊さん呼んだからな。諦めて大人しくしてれ。
……これでまた新しいオモチャが手に入っただ。王様にも誉めて貰えるしぃ。きしし」
「あなたなの、マシロさまをこんなにしたのは?」
ゆらっと立ち上がるニナ。ジェムを手に取る。
「お、怒っても無駄だぞ。この扉は並の四倍もあるだ。ハンマーで叩いたってびくともしね。
それによ、宰相様が好きにしてもいいっていったからオラしただ。だから、オラ、悪くね」
拷問官は相手が抵抗できないと見て取るや、調子に乗り始める。
「いやぁー、オラこんなに華麗な人を手にかけたのは初めてだからなぁ、なんつーかこう、拷問にも力が入っただなぁ。
まず逃げらんねえよう手足の腱を切断してよ。それからは飯と寝る時間以外、
皮剥いだり、爪剥いだり、焼き鏝当てたり、熱湯に浸したり、オラたちこの一年間、
夫婦みてえに付きっきりだ。死なねえよう看病してやるのもオラだしな。離れらんねえ仲ってやつか、きしし。
それによ、オラほどの拷問のプロフェッショナルになると、
上辺だけじゃねえ、筋や血管の美しさも分かるだ。
いやぁー、感動したど。その綺麗なお顔をぱっくり裂いたとき、
中から覗く桃色の筋。筋も血管も百人に一人、いや千人に一人のべっぴんさんだぁ。
……あっ、そうそう、見てくんろ。オラの宝物。舌だぁ、そいつの」
ドガァッ
「だからぁ、無駄だってば……ぶおっ!?」
ニナの一撃は扉をぶち破り、拷問官の腹をぶち抜いていた。
「オギャアアアアアアアアアアアアアッ!!」
「これから死ぬのに、二枚舌じゃ天国に行けないでしょう?」
ナイフで拷問官の舌を切断するニナ。
「やめれろれろ、れろ」
舌を切断され、拷問官はびくびく痙攣する。
「駄目ね。あなたの口は臭すぎる。地獄行きだわ」
縦穴に落下していく拷問官。そこに矢が降り注ぐ。
警備兵だ。
「マシロさまをお願い……!」
ニナは竜巻のように駆け上がっていった。

81乙セルク:2006/03/11(土) 21:02:09 ID:KbenR8Ec
マシロくんを救出してヴィント市から脱出する一行。
途中、ハルカ・アーミテージ団長率いる狂犬「黒犬騎士団」の追撃を受けるが、
激戦の末、これを撃退する。
「マシロさま、包帯を取り替えないと」
馬車の中、裸のマシロくんの痛々しい傷口に、包帯を巻いていくニナ。
だが、手が震えて上手く巻けない。
「ニナ、私がやるから」
馬車からでて、イリーナと一緒に歩くニナ。
「マシロさまのお怪我、どうなの?」
「私は医者じゃないから、よく分からないわ」
「イリーナ」
ニナはじっとイリーナを見つめた。
「お願い」
「……手も足も腱からもっていかれてる。物を握ることも、自分の足で立つことも、もう……」
「そう……」

一方、マシロくんは剣を抜こうとするが、手が震えるだけで抜けない。
足も動かない。途中、看病に来たエルスを押し倒すが、逆に抱きしめられてしまう。
マシロくんは衝動的に御者台にいくと、口で手綱を取った。

(行こう、休みすぎた。夕日はまだ沈んじゃいない)

だが、暴走した末に馬車は転倒、マシロくんは宙空高く抛りだされる。

82乙セルク:2006/03/11(土) 21:03:07 ID:KbenR8Ec
……………………

「マシロさま、お目覚めですか?」
目の前にはメイド服を着て微笑むニナ。マシロくんはテーブルの前に座り、晩餐を前にしている。
「こら、アリカ。ミコトをいじめないの!」
庭に向かって声を張り上げるニナ。
「また昔のことを思い出されておられたんですか?
――今考えると夢みたいですね。ガルデローベのことも、みなのことも、何もかも。
でも、今はあなたとあの子との三人の生活が一番大事です」
ニナに食事を口に運んでもらうマシロくん。
(そうか、悪くないな、こんな安らぎも……)
だが、スプーンの中には深紅のベヘリットが……。

……………………

「…………」
気がつくと、マシロくんは湿地帯のただ中に突っ伏していた。
起きあがると、プラーンと折れた腕が垂れる。そう、全ては夢だった。
「フフ、ハハッ……」
マシロくんは天を仰いで笑い出した。
「ハハハハ、ハハハハ、ハ……!」
その目に、水中から突き出た枯れ木の鋭い切っ先が映る。
マシロくんは喉元を先端にあてがい、身を任せた。
ズブッ
血が噴き出して。だが、枯れ木の切っ先はマシロくんの喉からそれていた。
本能から咄嗟に避けてしまったのだ。
「う、う……う、く……う……」
四つん這いになり、涙を流すマシロくん。
「う……く……く……」
そして、その目に映る。地下牢で失ったはずの深紅のベヘリットが。
「あ……」

83乙セルク:2006/03/11(土) 21:03:43 ID:KbenR8Ec

『あれは必ずあんはんの元に戻る。あれはそういうものなんどすえ』

『それを使って! 呼び出しなさい、わたくしたちの守護天使!!』

――そこに、ニナ達みなが追ってくる。
「マシロさま――っ!!」
「あ……あ……」

(来ないで……ニナちゃん)

(今君に触れられたら、今君に肩を掴まれたら、ボクはニナちゃんを二度と……ボクは、ニナちゃんを……二度と……)

 二 度 と 許 せ な く な る ! !

ニナがマシロくんの肩に手を触れて――そのとき、深紅のベヘリットが血の涙を流し、絶叫、
異世界世界への扉が開かれた。

84乙セルク:2006/03/11(土) 21:04:16 ID:KbenR8Ec
「ふざけないで! こっちはマシロさまと一緒にお風呂に入ったこともあるのよ!
マシロさまは尻尾の一つも生えていない正真正銘の人間だわ! あなたたち化け物と一緒にしないで!」
「美しい主従愛ねえ、あなたさぞかし、良い生け贄になるわね」
「生け……贄……?」
「そう、彼が魔王となるための貴い生け贄」
「私たちを生け贄にして、マシロさまをこんな化け物に変えてしまうというの……!?」
「少し違うわね。それを選ぶのは他ならぬ彼よ」

「御子を祭壇へ!!」

(幻覚……?)
「幻覚ではない。これはお前の意識界における真実」

それでもなお渇望(おもい)つきぬなら――

それでもなお、お前の目にあの城が何より眩しいのなら――
積み上げるよい、お前に残る全てを――
さすれば頂より天空に舞い上がる、漆黒の翼を与えられん――

運命が人知を超越し、人の子を弄ぶが理なら、人の子が魔を以て運命に対峙するは因果

「! マシロさま……」

(そうか、ニナちゃん……)

(何千の味方、何万の敵の中で唯一人、君だけが……)

(唯一人、君だけが……)

(ボクに、夢を忘れさせた)

「……げる」

85名無しさん:2006/03/12(日) 01:08:14 ID:EnE0E55w
トモエはもっと黒くていいかも

86むきエルス:2006/03/12(日) 07:00:14 ID:RGaVVdcw
「それでは失礼します」
そう言ってエルスちゃんの手が前に伸びてくる。
「でも、…いいの?」
一応聞いてみるけど、
「はい、大丈夫です」
そう答えが返ってくる。そんないつも通りのやりとり。
「私、象さんにも慣れてきましたか…か、亀?」
…だったはずなのに、エルスちゃんの声が突然裏返る。
タオル越しで形なんて分からないと思うのに、そんな表現をしたエルスちゃんの方を見る。
「って、何で見てるの!?」
「え?見ないと洗えませんから」
まぁ確かにそうかも知れないけど…。
「いえ、そんなことより。マ、マシロ様の象さんが亀さんにマテリアライズしてますっ!」
だめだ。エルスちゃん、かなり慌ててる。
「いや、マテリアライズって言うより、コーラルからパールになったって言うか…」
ってボクも何を言ってるんだ。
「そ、そうだったんですか。え、えっと…おめでとうございます。
トリアス目指してがんばってくださいね」
「ありがと…」
何なんだこの会話…。
「でも、どうされたんですか?」
あぁやっぱり聞いてくるよね。
「あのままだと不衛生だから、皮をむいたの」
さすがに、ニナちゃんの時のようにはならないだろうけど…。一応ね。
怪しまれないように隠し通せたかな。
「そうだったんですか…。では、念入りに洗わないといけませんね」
「は、はい。お願いします…」
前に伸ばされてた手からはタオルが消えていた。
「って、え?何で素手で!?」
「前に比べて形が複雑ですし、この方が確認しながら洗えますので」
そんな当然のような顔をして言わないでよ。
「そんな、だめっ。そんなに念入りに洗わないでっ」
おちんちんの裏の、形が複雑なところ。
ふくらんだ先端部分から胴体にかけて。
胴体から根本、その先まで…。
泡のついた手で、念入りに洗い上げる。
両手で挟み込むように、泡のせいで動きが規則正しくならなくて。
「あ…。なんだかどんどん大きく…。そうか」
エルスちゃんは何かに気付いたのか、嬉しそうにボクを見て、
「そうだったんですね。これがマテリアライズ…」
さっきの話は終わったんじゃなかったの?
「マシロ様、なんだかぴくぴく動いてます」
何だろう、声がだんだん嬉しそうになってきてるような。
「あの、マシロ様?マテリアライズ出来ると言うことは、美力の発動も出来たりするんですか?」
「え?出来るというか、何というか…」
「すごいです…。どうすれば発動できるんですか?」
そのまま続けていれば発…、って違う。やめさせないと。
「その、ダメ。エルスちゃんそろそろやめて…」
「ですが、清潔に保たないとなりませんし。それに形が変わっているので洗い直さないと」
「形が変わっても物は同じだからっ」
さすがにエルスちゃんも、そろそろ無理があると思ったんだろう。
やめてくれそうな感じになってきた。
でも…。
別にこすられた訳じゃなくて、ただ指先が先の方に触れただけだったのに…。
「すごく…、飛びましたね」
「うぅ…」
勝手に飛び出したそれを止めることも出来なくて、何だかすごく悲しい…。

87むきエルス:2006/03/12(日) 07:01:18 ID:RGaVVdcw
飛んだ時のまま、止まっていたエルスちゃんの指が、再びボクのおちんちんに近付く。
「あのエルスちゃん、そろそろ」
「マシロ様は」
ボクの言葉を遮るようにエルスちゃんは、
「い、一回終わった後、さわると…、その、気持ちよくありませんか?」
そんなことを聞いてきた。
「えっと、ボクは一日一回までって決めていて…」
ここできっちり断っておかないとダメだ。
2回が3回、3回が…。
どういう訳かそんな風になる気がした。どうしてだろう?
「ダメです」
「え?どうして?」
何か自信いっぱいに言われると、ボクの方が間違ってるような気になってくるなぁ。
「それはコーラルだったときのマシロ様です。
今ではマシロ様もパール。ご自分の限界を見極めるべきだと思います」
…その話まだ覚えてたんだ。いい加減忘れようよ…。
「でも出し過ぎは良くないって」
もうアリカちゃんでも誰でも良いから助けてっ。
「ですが」
そんな風に言って
「ここは」
背中に
「こんなに」
柔らかい感触が
「なって来てますよ?」
ボクより少し暖かい、柔らかい物。
柔らかいのに、何故か一部が…、いや2カ所だけ固くって。
どうして?
さっきまでバスタオルで隠してたはずなのに。
見た訳じゃないのに。
背中に何があるのか想像しただけで、
「すごいです。何だかさっきより固くないですか?」
背中のふくらみが少しずつ動く。
上に、ゆっくりと。
何かをじらすように、ゆっくり背中を上っていく。
肩を越して…、今、肩に乗ってる。
少しでも首を、いや、目を動かせばいいのに動かせない。
ただ、じっと前を見ることしかできなくて。
でも、そこにある。
「それにさっきより大きいですよ?」
エルスちゃんの声が頭の上から落ちてくる。
「どうしてですか?」
声を出す度に、鼓動を感じる度に、呼吸する度に。
柔らかい固まりは、首筋をマッサージしてくれる。
でもボクの緊張が激しくて、全然効果が得られない。
「重いですよね、こんなの肩に置いて、…首挟んじゃったらご迷惑ですよね?」
エルスちゃんの言葉を聞いた、その瞬間。
ボクの頭の中では、柔らかく挟まれた首が、ボクの別の物に入れ替わって。
その挟まれたモノは、エルスちゃんの胸の上で

「マシロ様?」
果てたマシロからは、エルスの呼びかけに対しての答えはない。
「…ちょっと長く入りすぎちゃいましたね」
そう言うとエルスは手早く事後処理をすませた。
そして気を失ったマシロを横抱きに抱き上げると、そのまま浴場を後にした。

88むきエルス:2006/03/12(日) 07:03:45 ID:RGaVVdcw
エルスちゃんはマジメな子ですから、このままマシロ様を寝室まで送ります
……マジメな子が切れると何するか分からなくて怖いよね(゚д゚)

89名無しさん:2006/03/12(日) 10:47:42 ID:T81IH2Yc
むきむきシリーズキター
マシロくんのぱおーんが、ガベのオトメ全員にむかれる日も遠くないですね。

90名無しさん:2006/03/12(日) 11:37:01 ID:5ZSshd9I
エロス、マシロくんを独占状態ですねw

91むきエルス:2006/03/12(日) 18:55:58 ID:RGaVVdcw
この方は時々、私が予想も出来ないことを仰る…
「そうだ、いつもボクの背中を流して貰ってばかりだし…
今日はボクがニナちゃんの背中を流すよ」
「いけません、マシロ様。ご主人様たるべき方がその様な」
「そんな大げさに考えないで…ちょっとした、お礼みたいなものだから」
「マシロ様!」
マシロ様は私の制止も聞かず、背後に回る。
「え?」
背中に触れるその感触。
「マシロ様…何をなさっているのですか」
「だってタオルなんかで洗ったら女の子の柔肌に傷が付くじゃない…」
そう言って直に、泡立てた手を背中にはわす。
「ニナちゃんの背中…。すべすべだね」
その言葉にどう答えて良いか分からず、黙り込む。
情けない。この程度のことで動揺してどうす…え?
「二ナちゃん。胸もすべすべだね。」
どうなっているの?
マシロ様が私の胸を揉みしだいて違う洗っているんだでも素手で、…え?
「なっ…なにをなさるんですか!?」
「あっ、そうだよね…。ごめん」
分かっていただけたようだ。当然だいくら何でも、そんな…胸まで洗うなんて。
「忘れてたよ。…前の方、失礼します」
え?違うそんなことじゃなくて。
「うん。やっぱりすべすべだ」
そう言って泡の付いた手が私の胸の上を往復する。
「ん、っく…」
上から、なで下ろすように。
下から、…余り豊満ではないが、揉み上げるように。
左右から、少しずつ手の位置を変えて。
「何だか引っかかりが強くなってきたね」
そんなことを仰りながら、指と指の間で私の乳首を弄ぶように動かす。
多分、…いや、絶対わざとだ。
でなければ、五本の指の間、全てに引っかかるわけがない。
でも、偶然であろうが無かろうが、その行為を止めることが出来ない私に、
「えっと、…次は」
へその上を通り
「ここだね」
この頃うっすらと茂りだした場所を通り抜け
「あれ?」
…抜けずに、そこで止まる?
「へぇ、ニナちゃんには生えてきてるんだね」
「ひゃん!?」
泡だった手で、優しく毛をつまみ上げた…。
「マシロ様!」
「あ、ごめん。でも、…ボクにはまだだし、その」
「…存じ上げております」
「あっそうだよね。…当然知ってるよね…」
摘み上げたり、撫でたり。
その手は休むことを知らず動き続ける。
「あの、マシロ様?そろそろ」
お止しになって下さい。
「そうだよね、ごめんね」
「あっ」
違う
「やっぱり付いてるモノがないと、おかしな感じだね」
催促した訳じゃないのにっ。
「えっと。…ボクに置き換えるとどうなるんだろ」
「やっ、やめ…」
さっきまでの優しさは消え、好奇心からか指の動きは、辺りをまさぐるような感じになっていた。
でもそれは、決して不快ではなくて。
「この辺がおちんちん?」
そう言いつつ、人差し指と親指で軽くこすり上げる。
「ぁんっ」
胸を揉みしだかれ、毛を弄ばれていた段階で、…そうだ。
私は期待していたのだ。
期待で十分に充血し、主張をしていた突起を二本の指でつままれていた。
それを、緩急を付け、強弱を交えて挟み込む。
「この辺が袋かなぁ」
空いている、もう片方の手で、開き掛けている谷間をまさぐる。
「さすがに玉まではないよね」
だめっ。思わず腰が動きそうになる。
でも、だめ。マシロ様には、マシロ様だけには。
そんな、はしたない姿を晒すわけにはいかない。
「うん、大体分かったかなぁ。これ以上は」
谷間をなぞり、開いていた手が、胸に移動し、
「ニナちゃんは」
乳首を優しく。しかし、強く摘み上げ。
「オトメだし」
それまで突起をさわっていた手は、人差し指と薬指で谷を開き、
「無理だよね」
顔を出し、敏感に成りすぎた箇所を中指で擦りつけた。
その瞬間。
身体の力が…

「えっと」
「…マシロ様?」
「だからね」
「…覚悟なさってくださいね?」
「ホントに、ごめn」

92名無しさん:2006/03/12(日) 18:58:27 ID:RGaVVdcw
しまった、名前変えるの忘れてた(´・ω・`)

本スレ?マシロくんスレ8の44氏のレスがなかったら
ここまで書かなかったものです

93名無しさん:2006/03/12(日) 19:02:23 ID:RGaVVdcw
ダメダメだ焦りすぎorz

背中で止めず、胸まで回す切っ掛けを与えていただき
ありがとでした

94ニナ派:2006/03/12(日) 21:35:22 ID:PIMnwPTA
―ガベ校学園長室―

「さて、どうしてくれようか?」

学園長に真剣な眼差しで見つめられる
睨まれているって言ったほうが正しいかな…

「まさか、お手つきしてしまはりますとはなぁ…」


ニナちゃんと一緒にお風呂に入っていて、ニナちゃんにしてもらっていることがばれました
ちょっと前に、夢精しちゃって、それを見兼ねたニナちゃんが仕方なくしてくれていたんだ
それを、シズルさんに見つかっちゃって…


「まあ、本番まではいってないようだから許してあげたらどうかしら?」

ヨウコ先生がフォローしてくれる
今、学園長室にいるのはボクを含めて四人だけ

「主任…。ですが…」
「まあ、ええんやないの。主任にも何だか考えがあるみたいやし…せやろ?」
「うふふ…お見通しのようね…」
「ほどほどにしといてやってな。ほな、気張りよし」

ヨウコ先生とシズルさんが、嬉しそうに話している
事態が理解できないボクと学園長は目を見合わせる

「「?」」

95ニナ派:2006/03/12(日) 21:36:02 ID:mUZCE26U
―研究室―

「そこのベッドに座ってて」
「はい」

言われた通りベッドに座る

「あの…ボク、何を手伝えばいいんですか? 機械のこと全然知りませんよ」
「いーの、君は言われた通りにしとけばいいんだから」


ヨウコ先生の明るい笑顔
学園長やシズルさんも綺麗だけど、ヨウコ先生もまた違う魅力がある


「それ、何ですか?」

ヨウコ先生が見てるファイルが何なのか気になって、尋ねる

「ん? これは君に手伝ってもらおうと思ってる、新型ナノマシンの設計図よ」
「新型ナノマシン?」
「ええ。今までのナノマシンの最大の欠点を克服したものよ」
「へー、凄いですね! 頑張ってください」


「うーん……頑張るのは、君かな?」
「え?」

ヨウコ先生はニコニコしながら、ボクに近づいてくる

「あのね…ちょっとサンプルが必要なんだ…」
「さ、サンプルですか?」

ヨウコ先生の体がボクに密着してドキドキする

「ナノマシンの最大の欠点って、何だと思う…?」
「わ、わかりません…」


ヨウコ先生は顔を近付けてくる
吐息がボクの頬をくすぐる

「ホントにわかんない?」

「はい…」
「じゃあ、ヒント。私にできてシズルさんにはできません」
「………?」
「もー、お馬鹿さんなんだからぁ…」
「そんなこと言われても…」

わかんないものは、わかんないんです
頬をつっつかないでください

「じゃあ質問を変えるわ。シズルさんは、何者?」
「え、えーと…マイスターオトメ…で、いいですか?」
「正解。じゃあ、私は?」
「えーと…ガルデローベの研究主任…ですよね?」
「はい、正解」
「それが…どうかしたんですか?」
「もぅ…じれったいわねぇ」
「えと、本当にわかんないです…」

96ニナ派:2006/03/12(日) 21:37:58 ID:eX8j7sFw
「じゃあ、オトメに出来なくて、普通の女に出来ることなーんだ?」
「オトメに出来なくて、普通の女の人に出来ること………あっ!」

やっと気付いて、ボクは顔が熱くなる

「やっと、わかった? じゃあ、正解言ってみて」
「え…あ……せ、せっ……く…」
「んふふ…聞こえないわよ……」
「あ…あぅ……」
「はい、大きな声でもう一回」
「ん…せ、せっくす……」
「よくできました、いーこいーこ」


ヨウコ先生に頭を撫でられる
大人の女の人に、こういう風にされるのは嫌いじゃないけど…恥ずかしい……


「じゃあ、さっそくだけど服脱いで」

ヨウコ先生は、さらりととんでもないことを言う

「な、何でですか…」
「ん? 決まってるじゃない、今からサンプルを採取するのよ」
「サンプル?」
「君の精液よ」
「ええっ!?」


手伝いの意味がわかったけど、精液がいるってことは…

「君の考えてる通りよ。はい、ばんざいして」
「ば、ばんざーい…」

親子のように、バンザイして服を脱がされる
恥ずかしいけど、ちょっと嬉しかった

「新型ナノマシンはね、特定酵素によって破壊されないようにしたいの。だから、手ごろな君の精液が欲しいってわけ」
「な、何でボクなんですか…」

ヨウコ先生は白衣を脱ぐ、学園長と似た服を着てるけど、胸の辺りがヨウコ先生のほうが…

「君が、オトメの子に手出ししないようによ。可愛い顔してやることやってるんだから…」
「あ、あれは…」

ヨウコ先生は、ボクに体をすり寄せ

"ちゅっ…"

唇に軽くキスをする
そのままボクは、ヨウコ先生に押し倒される

97ニナ派:2006/03/12(日) 21:38:37 ID:SYU.OUnA
「アリカさんに、ニナさんに……最近はエルスティンさんもかしら…」
「ち、違いますっ!!」
「照れちゃって、可愛いんだ」
「う、うぅ…」

完全にヨウコ先生のペースだ…

「まだ、我慢しておきなさい…。新型ナノマシンが完成したら、いくらでもしていいから」
「ち、違いますってば!!」

「ん…ちゅっ……」

二回目のキス
ボクの言葉を止めるキス
ちょっとだけど、舌を絡まされてドキッとした

「ん…ヨウコせんせぇ……」

「こういうの、あんまりしたことない?」
「は、はい……」


ヨウコ先生は、ボクの下着を脱がしていく


「じゃあ、始めるわね」


ヨウコ先生の指が、ボクのおちんちんに絡まる

「あ…」

"ぶるっ"と体が震える

「んふ…なかなか感度良いじゃない……」

ヨウコ先生はニナちゃんよりも上手で、ボクは…

「う…ぁ……ヨウコせんせ…じょう…ず…」
「当たり前よ、コーラルの子達とは年季が違うんだから」
「す…すごぃ……ぼ、ボク…でちゃう…かも…」

ヨウコ先生は、ボクの感じるところが全部わかってるみたい
絶妙な指使いに、耐え切れそうにない

「…イッちゃうの? うふふ…見ててあげる、貴方のイッちゃう可愛い顔を」
「あ…ダメ……ダメです…」

体が熱い
おちんちんが一番熱い
ヨウコ先生の指使いは、全然激しく無いのに、ボクのおちんちんに深い快感を与える


「や、やぁっ…よ…ヨウコせんせ……せんせぇ…ダメぇっ! …ひゃっ!!」


"ぎゅっ…"


「ダメなんだ、じゃあ出さしてあげないわ」

98ニナ派:2006/03/12(日) 21:39:22 ID:XUYfJv.6
ヨウコ先生は、ボクのおちんちんの根元を握る
込み上げてきたものが急に止められ、ボクは…

「よ、ヨウコせんせぇ…」
「冗談よ、ちょっと待っててね」

ヨウコ先生は、おちんちんの根元を紐できつく縛った後
机の上からビーカーを持ってくる

「ここに出してもらうわ、いい?」
「はい…」

"しゅるり…"

ヨウコ先生が、紐をほどく
待っていたかのように、ボクのおちんちんは暴発する

"ズピュッ…ズピュッ…"

寸止めされていたせいか、いつもより勢いが凄い

「可愛いおちんちんなのに、結構凄いのね」
「き、今日だけです…」

本当に、いつもの倍ぐらい出ちゃった…

「じゃあ、サンプルを保管してくるからちょっと待っててね」
「わかりました」

"する…るる……"

「え……?」

ヨウコ先生は何故か、服を脱ぎだす
戸惑っている間に、ヨウコ先生は丸裸になった

「なんだか、体が熱いわ…」
「あぅ…」

ヨウコ先生の胸は大きくて柔らかそう
それよりも…

「えーと……どこにしまったっけ…」

ヨウコ先生が、動くたびにお尻が揺れる
胸よりも存在感がある、ヨウコ先生のお尻

(だ、駄目だよ…こんなときに……)

無意識に指がおちんちんに添えられる

「ぁ…」

ヨウコ先生のお尻を見ながらボクは、手を上下に動かす
いつもよりも、激しくしてるのが自分でもわかる

「手が…とまらないよぉ……駄目なのにぃ…」

「んしょ…ここかな?」

ヨウコ先生は気付いているのかのように、ボクのほうにお尻を突き出す
太ももに光る液体が流れる

「くぅっ…出ちゃう……」

もう限界って時に、ヨウコ先生が振り向く

「私のお尻に出してもいいわよ」

ボクは立ち上がり、ヨウコ先生のお尻に向けて、思いっきり出した

「ヨウコせんせぇっ!」


"どぴゅっ…どぴゅっ…"


ヨウコ先生のおっきなお尻を真っ白に汚す
自分でも信じられない量

「はあっ…はあっ……」
「また…いっぱい出したわね…」

ヨウコ先生は、『参ったな』って顔をする

99ニナ派:2006/03/12(日) 21:40:10 ID:mUZCE26U
「本当に元気ね。急にオナニー始めちゃうなんて」
「ご、ごめんなさい…」
「そんな悪いおちんちんには、お仕置きが必要ね」

「あ…はは……」

ごめん、アリカちゃん、ニナちゃん、エルスちゃん
ボク、我慢できないよ…

「ほら…ベッドに寝転がって…」
「はい…」

ボクは"くてん"と寝転がる
目をつぶり、一息ついてから目を開けると…

「んしょっと…」
「え…あ……」

前が見えない

凄くいい感触が顔を覆う
それに、いい匂い…

「あ、あぅ…」

息が苦しい


「どうかな、私のお尻…? あら…また興奮しちゃった…?」

ボクの顔の上にヨウコ先生は乗っかる
お尻がふにふにしてて気持ちいい
また、無節操におちんちんが硬くなる

「今度は加減しないわよ…」

ヨウコ先生が何か言う、圧迫されよく聞こえない

「んーっ!!」

そんなこと考えていると、おちんちんに強烈な快感が加わる
どうやら玉の方も、いじられてるみたい

「ビクビクいってるわ…気持ちいいの…?」


(こ、こんなのしらないよぉっ…!!)

勝手に腰が動いちゃう

「んーっ! んんーー!!」

駄目、限界だぁっ…!!


"どくんっ…どくんっ…"


三度目でも沢山出ちゃう
ボクのお腹にかかって、変な感じ


「凄い…まだ元気……」

ヨウコ先生は、お尻を上げる

「ぷはっ…」

息苦しさから解放された
それも束の間

100ニナ派:2006/03/12(日) 21:40:52 ID:Ezs1Cgto
"ぷちゅっ…"


「よ、ヨウコ先生…」
「私も、我慢できないの…」

ヨウコ先生のに、ボクのおちんちんが入っていく

「ぁん…いただきます…」
"くちゅうぅっ…"

「全部…はいったぁ…」


ヨウコ先生は、凄くエッチな顔をする
ボクはと言うと…

「ヨウコせんせぇのが…ぎゅうぎゅう締め付けてくるよぉ…」

今にも出ちゃいそうで我慢の最中

「動くわよ…いい?」
「ら…らめぇ……」

"くちゅっ…くちゅっ…"

ヨウコ先生は上下に体を揺する
バウンドする胸に目が釘づけになる

「あっ、よっ、ヨウコせんせぇっ…」
「んっ…ぁ……いいわ、君も腰…動かして……」

片目をつぶって、ボクに催促する

「ヨーコせんせ…ヨーコせんせぇっ…」

"ぐちゅっ…ぐちゅっ…"

水音が、どんどん大きくなる

ボクも、精一杯腰を動かす

「そうっ、そのちょ…しぃっ…!!」

ヨウコ先生も感じてる
ちょっと嬉しい

「んっ、イク…イキそうっ…!」

ヨウコ先生は、腰を振る速度を上げる

「うぁ…」

今までも限界だったのに、更なる快感にボクは耐えれるわけもなく

「ヨウコせんせぇっ…ボクっもうらめぇっ!!」


"どくんっ…どくんっ…"


「あっ、あつっ…! あぁぁぁあああっ!!」


ボクがイッちゃったのと同時にヨウコ先生もイッちゃったみたい

「はぁっ…はぁっ……イカされちゃった…」

"ちゅっ…"

ボクに寄り掛かるように倒れてきて
ヨウコ先生は、またボクにキスをする
そして、そのまま動かなくなる

「すぅ…すぅ……」
「ヨウコ先生……ボクも、ちょっとだけ寝よっかな…」




101ニナ派:2006/03/12(日) 21:41:25 ID:sQ2yV3Ww
目を覚ます

なんか気持ちいい……


「あっ、あんっ……イイっ…!」

「な、な、な…」

「目ぇ覚めたの…? またサンプルをいただくわよ……んっ…!」
「よ、ヨウコせんせぇ〜 ひゃうっ!?」


そのまま、ずっと乗られたり
お口に食べられちゃったり
おっぱいで挟まれたり

おちんちんから出なくなるまで、ヨウコ先生にいじめられました


「マシロ汁…ごちそーさま♪」

102ニナ派:2006/03/12(日) 21:43:30 ID:jOBdrPw2
ニナがついに出なくなりました(笑)

本番有りは、かえって萎えるかも?


影響受けたのは、もちろん"アレ"ですw

103名無しさん:2006/03/12(日) 22:53:10 ID:T81IH2Yc
>>92
GJ!攻めマシロくんもたまにはいいもんだ。
いくら好いてるとはいえ、マシロくんにやりたい放題触らせるなんて、
ニナニーはたいした淫乱娘だよ。

>>102
こちらもGJ
マシロくんは大人の女性に弱そうなので、
ニナニーもうかうかしてると寝取られそうだ。
新型ナノマシンの完成が急がれます(w

104名無しさん:2006/03/12(日) 22:57:07 ID:yXDJgRYY
セルゲイ×マシロきゅんまだー?

105名無しさん:2006/03/12(日) 23:10:33 ID:I6w1Ot0I
大変よくできました。
でも一番おっきしたところはHシーンじゃなくてヨーコ先生にマシロくんがいーこいーこされてるところ

106名無しさん:2006/03/12(日) 23:51:41 ID:BtlQbNuo
GJ

107キグルイ:2006/03/13(月) 00:35:36 ID:SAIxgTXM
第15話AS マシロくん×ミユ

「はぁ……どっちかを選べなんて、ボクには決められっこ無いよ」
 ボクはそう呟いて、目の前のベッドに倒れこんだ。
 今日はエアリーズから来たメイドのミユさんと、アリカちゃんたちオトメの比較審査員をさせられたんだけど、
 4つの種目全てでミユさんが圧倒的に上回ってしまったので、審査から逃げ出してしまった。
 それは仕方なかったと思う。
 あそこで答えれば、アリカちゃんたちや学園長の顔を潰してしまっていただろうから。
 でも、ボクの行動は答えを先伸ばしにしただけに過ぎない。次に答えを迫られたら、ボクは……。
 そう思うとまたため息が出てしまった。      
 柔らかなふとんの上で寝返りをうつと、白い天井と人の姿が目に――って。
「ぶっ!!」
 思わず吹きだしてしまった。
 いつのまに部屋に入ったのか、元からそこに居たのか、ミユさんが仰向けで天井に張り付いていたのだ。
「夜伽にお伺いいたしました」
 ボクの動揺など気にせず、天井から離れたミユさんは、ふわりとボクの上に着地した。
「どちらがお好みでしょう……責めか受けか」
 彼女が顔を近づけた、無表情ではあるけれど、美しい顔立ちに戸惑ってしまう。
 顔が赤く染まり、汗が額を伝うのが自分でも分かった。
「な、なにをおっしゃる!?」
 突然の状況に思考がついていかず、まともな受け答えもできなかった。
 とっさに離れようにも、彼女の両足の間に体を寝かせている状態では、それもできなかった。
「男性女性を問わず、各種アタッチメントを装着することで――」
 あくまで冷静なミユさんがメイド服をはだけ、スカートの裾をボクの目の前で持ち上げていくと。
「いかなる要望妄想にもお応えする事ができます」
 キャ――――!!
 そこにはボクのものなんかより何倍も大きな……その、『擬似的なもの』が現れて、声にならない叫びを上げてしまった。
「オトメ相手では味わえない快楽を教えて差し上げます」
 上に跨って立っていたミユさんが、体を倒してボクの体に覆いかぶさった。
 アンドロイドといっても、服越しに感じる柔らかさと温かさは、人そのものだった。
 言葉にできない衝動に駆られて逃げ出したかったけれど、いつのまに両手が縛られていて、それもできなかった。
「だ、ダメですよ。アリカちゃんたちが帰ってきます!」
 そうだ、ここはコーラルの寮内で、アリカちゃんとニナちゃんとの相部屋なのだ。
 いつ二人が帰ってくるか分からない。
「ご心配なく、彼女たちはナツキお嬢様の部屋で反省会をしています。当分は帰ってこないでしょう、では……」
 そう言って最後の抵抗を断ち切ると、彼女はボクの服を脱がしにかかった。
「やめて――!」
 このままでは男だということがバレてしまう。
 恐怖と焦燥が頭を真っ白に染めたけど、悲しいことにボクには、これ以上抵抗する術がなかった。

108キグルイ:2006/03/13(月) 00:37:16 ID:SAIxgTXM
 ―3分後―

 ボクはミユさんの手で、生まれたままの姿にされてしまっていた。
「ひっく……酷いよぉ……」
 全てをさらけ出してしまったボクには、もはや抵抗する気も起こらなかった。
「これは……どういうことでしょうか?」
 冷静沈着な彼女も、目の前の光景にはさすがに首を傾げていた。
「納得のいく説明していただきます。場合によっては……」
 その顔が急に冷たさを増すと同時に、その右腕が不意に剣に変化した。
「ひっ……!」
 裸にされていて、目の前のミユさんも半分裸という状況の中でも、
 その殺意に全身がこわばり、血が引くのを感じた。
 恐怖で嘘をつくこともできず、ボクは内幕あらいざらいを吐き出してしまった。

 5分後、彼女の剣が右腕に戻った。
「――分かりました。この事は決して他言致しません」
「へ?」
 と、拍子抜けの声を上げてしまった。
「ガルベローデも承知の上のことでしたら、私が口を挟む事は内政干渉です」
「で、でも、ボクの言うことを信じてくれるんですか?」
 我ながら、危ないことを口にしているなと思いながら、それでも聞いてしまう。
 すると彼女は軽く頷いた。
「ええ、貴方に尋問している間、脈拍や呼吸に乱れは感じませんでした。真実だと判断致します」
 彼女がアンドロイドであることが、この時はとてもありがたいと感じた。
「あ、ありがとうございます」
「いえ、私の方こそ何も知らずにご無礼を」
 ボクの上から離れると、彼女はそう言ってお辞儀をした。
 とりあえず『ちょっきん』は避けられそうだ。
 ほっと胸を撫で下ろし、彼女に向けて言った。
「じゃあこれ、そろそろ解いてもらっていいですか?」
「いえ、それとこれとは、話が別ですので」
「え?」
 彼女の言っていることがとっさに分からなかった。
「先ほどのご様子を鑑みるに、マシロ様は受けがお好みと判断しました。
 ですからこのまま続けさせていただきます」
「ええええ!!」
「では、失礼致します」
 戸惑いもそこそこに、彼女は再びボクの上に覆いかぶさってきた。

109キグルイ:2006/03/13(月) 00:37:59 ID:SAIxgTXM
 吐息は耳にかかり、胸には柔らかな二つの感触、足に絡まるのは滑らかな白い太もも。
 あれほど縮こまっていたボクのものは、抱きつかれただけで急速に血の気を取り戻していった。
「ミユさん……だ、ダメです……」
 普段から同年代の少女との相部屋で禁欲生活を余儀なくされていたボクは、
 あっさりと白旗を上げてしまった。
「大丈夫です。性別を問わず、快楽の与え方は理解しております」
 彼女の冷たく細い指が、見えないところでボクのものをつかんだ。
「あ……くっ」
 彼女の体の下で身をよじる。それが、より体の触れ合いを感じさせて、ますます心臓が高鳴った。
「だいぶ溜まっていられるようですね」
 証拠を握られてしまっていては反論もできず、ボクはただただ顔を赤くするばかりだった。
「は……ぁ」
 ミユさんの手が、五指を絡ませながら、緩急をつけて上下に動いた。
 気持ちいい。
 他人の指の感触とは、こうも自分と違うのだろうか。
 とろけるような快楽に口が閉じられなくなり、溢れた唾液が唇の端からつう、と垂れる。
 こぼれたその雫を、彼女の温かい舌が丁寧に舐め取った。
 頭の中に白い霞がかかったように、何も考えられなくなる。

 アリカちゃんたちが反省会をえて、今にも帰ってくるんじゃないだろうか。
 そんな不安は、もう頭の外に追いやられていた。

「剥いて差し上げます」
「え……? あ……いたっ!」
 ミユさんが不意に、限界まで大きくなったボクのものを剥き上げた。
 痛みを感じて悲鳴を上げたけど、彼女の指は止まらなかった。
「綺麗にしていますね」
 その言葉と、先端に感じる空気の感触で、ボクには見えない位置で全てを晒していることに気づく。
 その覆われていない先端に指が触れた。
「あ……あっ……!」
 刺激が強すぎて、痛みとも強い快感ともつかない感覚に、言葉にならない声を洩らしていた。
 尿道から滲んだ透明なぬめりが彼女の指に絡みつき、全体に回って動きを滑らかにする。
 今まで感じたどれよりも強い刺激に、ボクの限界はあっという間に訪れた。
「ミユさん……ボクもう……っ」
 自分の意思に反して、ボクの腰が前後に揺れた。
 それを察したミユさんは体を下に滑らせて手を放し、ふくらんだ先っぽを咥え込んだ。
 敏感に部分が、生暖かい感触に包まれた瞬間、理性が決壊して、大量の白い粘液を放っていた。
 彼女はとめどなく欲望を吐き出すボクのものを口に含んだまま、
 こくこくと、痙攣が静まるまで嚥下し続けた。

110キグルイ:2006/03/13(月) 00:38:47 ID:SAIxgTXM
「――はぁ……はぁ」
 全てを解き放ったボクは、ベッドの上で息を切らしていた。
 心臓が早鐘のように打つ中、ミユさんがボクのものから口を離して聞いた。
「いかがでしたか。やはり全てに関してもオトメとは比較にならないでしょう?」
 元はそういう趣旨であることを、ボクはすっかり忘れていた。
 ――でも、その点に関しては素直に頷くことはできなかった。
「その、すごいとは思うけど……でもボクは、アリカちゃんたちに居てもらいたいかな」
「納得できません」
 彼女の無表情が僅かに険しくなった。
「私が彼女たちコーラルオトメに劣る理由は、何一つないと思います」
「ボクもそう思うよ。能力においては、本当に」
「では何故、そのようなことを言うのですか?」
「それは――」
 自分の中の形のない疑問、それを言葉で表せずにいると。
「どうやら、まだ満足していただけなかったようですね」
 ミユさんは仰向けのボクの顔に跨るように移動すると、再びスカートを捲り上げた。
 最初についていたアタッチメントと下着は消えており、そこには女性本来のものがついていた。
 情けないと思いつつも、体の一部が勝手に反応してしまった。
 こういう時は、男の体が少しだけ恨めしくなる。
「今度はこちらでして差し上げましょう」
 そう言って体をずらすと、再起したボクの上に、ゆっくりと腰を下ろしていく。
 既に濡れているその場所は、先端から根元までを、何の抵抗も無く飲み込んだ。
「うぁ……あ」
 初めて味わう温かい感触に、声が洩れてしまう。
「いかがですか? どんどん中で肥大化しているようですが」
 機械の膣は優しく包み込むようでいて、時折きつく絡み付いてくる。
 アンドロイドとは思えない、生き物を感じさせる体内だった。
 さっき大量に出したばかりだというのに、気を抜けばまたすぐにでも果ててしまいそうだった。
「あ……くっ」
 歯を噛み締めて快感を堪えた。本当に言いたいことを忘れないように。
「我慢なさらずに、いくらでも出してください」
 上下にゆっくりと動くミユさんの表情は何も無い。
 ボクはそれがなんだか、納得いかなかった。

111キグルイ:2006/03/13(月) 00:39:29 ID:SAIxgTXM
「……はっ……あの……ミユさんは、その……気持ちよくないんです……か?」
 自分でも恥ずかしい質問をしていると思ったけど、彼女は表情を変えなかった。
「私に快感や痛覚を得る感覚素子はありません。
 感覚や感情に判断を左右されては、仕えるものとして不完全です」
 擬似の肉壁がボクのものを擦り、背筋が小刻みに震えた。
「くぁ……っ」
 快楽を求めて動いてしまいそうな体を必死で繋ぎ止めて、ボクは言う。
「でも、心が触れ合えないのなら、いくら力があっても、寂しいと思いますから……。
 ボクたちも、疑って、ぶつかって、そしてやっと、心から信じられるようになってきたから……」
 ミユさんは動きを止めて、静かにボクを見た。
「だから、体や力だけじゃなくて、お互いの心を通わせられれば、
 もっと……信頼できるし、心が安らぐんだと……ボクは思います」
「それでは、感情を持たない私たちメイドは不完全だとおっしゃりたいのですか?」
 敵愾心ともまた違う強い口調に、ボクは首を振った。
「感情はあると思います。他のメイドは分かりませんけど――少なくてもミユさんには」
「何故貴方にそんなことが言えるのですか? 会って間もない貴方に」
 相変わらずの無表情だけれど、
 彼女が憤りを抱いてることがなんとなく分かり、少し嬉しかった。
「今日、4つの種目でオトメと競いましたよね?」
「それが何か?」
「あの時、あんなに差をつけて勝つ必要も無かったと思います。
 頭のいいミユさんなら特に、身内である学園長の前で、わざわざあそこまで」
 ミユさんは繋がったまま体を前に傾け、ボクの目の前に顔を寄せる。
「優劣をはっきり示したに過ぎません。
 ナツキお嬢様はアリッサお嬢様の成果を疑ってらしたようですので」
「ミユさんは、アリッサちゃんの努力を示したかったんですよね。
 それとも、ボクのただの思い込みでしょうか……」
 ミユさんは、否定も肯定もせずにしばらく動きを止めていた。
 それが唐突に体を倒して、抱きしめるようにボクの上に倒れた。
 止まっていた彼女の腰が再び動き、ボクは言葉にならない喘ぎを洩らした。
「貴方は似ていますね。心のない私に、心を通わせてくれた方々と……」
 押し倒していた体を、直角の位置に戻し、ミユさんは動きを変えた。
 腰を抜けそうな位置まで持ち上げては、またすとんと根元まで下ろす。
 ぬめっているのに、締め付けはきつく、ボクは急速に高まっていくのを感じた。
「ふ……あ……」
 繋がっている部分から、透明な液体が溢れてシーツを濡らす。
 徐々に加速してゆく動きに、自我がどんどん無くなっていくのを感じる。
 その中で、とろけているボクを見るミユさんが、少しだけ微笑んでいるように見えた。
「ボ、ボクまたっ……あっ」
「イってください。マシロ様――」
 その瞬間、彼女の中が痙攣して、一際強くボクのペニスを締め付けた。
「――!!」
 声にならない息を吐いて、ボクは彼女の中に全てを放っていた。

112キグルイ:2006/03/13(月) 00:40:02 ID:SAIxgTXM
「いかがでしたでしょうか?」
 全ての後始末を終え、縛られたままのボクに服を着せたミユさんが言った。
「う……その、どうしても言わないと……いけませんか?」
「まだ納得されていないのですね」
 と、彼女が再び脱ごうとするので、ボクは慌てた。
「わ、分かりました……。その……ええと……気持ち……よかったです」
 頬が熱くなり、まともに彼女の方を見られなかった。
「そう言っていただけると、私も嬉しく思います」
 嬉しい。という言葉に、ボクは何故だか、彼女が少し心を開いてくれた証のような気がした。

 その時、背後からがちゃりとドアノブを捻る音が聞こえた。
 隙間から覗くのはコーラルで親しくしている3人のオトメ、
 アリカちゃん、ニナちゃん、エルスちゃんだった。
 長時間学園長に絞られていた憔悴の表情が、ベッドに縛られたボクを見て一変した。
「マシロちゃん!!?」
「私の女王様なにしてるんですか!!」
 アリカちゃんとエルスちゃんが順番に叫び、ニナちゃんは無言でドアノブを捻り壊した。

―《絶対許さない》―

 途中で見られなくとよかったと思うと同時に、また妙な不安がボクの頭をよぎった。

―翌日―

 勝負の続きを考える為、学園長の目の前に、コーラルの3人とエアリーズの2人が集まった。
 昨日の話を聞いたアリカちゃんが一歩進み出て、学園長の机を叩いた。
「学園長!! ミユさんと《夜伽》で勝負させてください!!」
「許可する!!!」
「ええ!?」

―風華宮 特設舞闘場―
『ヴィントブルーム次期《夜伽》の座を賭けたオトメVSメイド決戦……』


           いよいよ始まります!!


(……いや、やりませんよ?)
 
あとがき:ネタが需要ありませんかそうですか……。くやしい……でも。

113名無しさん:2006/03/13(月) 01:55:45 ID:OxNdkLSw
個人的にはミユにやられるマシロくんが見たかった。でも文章上手いね

114名無しさん:2006/03/14(火) 02:21:04 ID:A7AXI87A
>>キグルイ
マシロきゅんネタだったら何でも需要ありますよ!
しかも文章が上手だし凄いと思います

115名無しさん:2006/03/14(火) 09:40:18 ID:bgkxuf8Q
>>107氏ではありませんがミユ×マシロ君に萌え狂ったので
勝手に続編を書いてしまいました。107氏には先にお詫び申し上げます。

116マシロくん×ミユ(再戦編):2006/03/14(火) 09:40:52 ID:bgkxuf8Q

「お久しぶりです、マシロ様」
「お、お久しぶりです、ミユさん。あの」
「前回の《夜伽》勝負では、不本意な結果を出してしまいました。あれから
アリッサお嬢様に“コンジョウ”を実装していただき、新たな機能も付加され
ましたので、今度こそご満足いただけると存じます」
「な、なるほど。それであの」
「準備はよろしいですか、マシロ様」
「準備っていうか、だからなんで僕はまた押し倒されてるんでしょうか」
 ここはガルデローベの僕の部屋で、今日は体育の授業があったからけっこう
疲れて、やれやれとベッドに転がったら天井にミユさんが貼りついていて、
あっという間に僕は押し倒されていたのだった。
「前回の結果から、マシロ様は被虐的なプレイを好まれると判断しましたので」
「嘘だあー!」
「しかし、ここはすでに反応なさっているようですが」
 ミユさんのひんやりした指が、ズボンの上からその場所をそっと撫でると、
ぞくっと快感が走って何もできなくなってしまった。うう、反論できない。
 この前と同じように、ミユさんがドレスの裾をそっとつまみ上げる。その股間には
この前と同じように、僕の何倍もたくましいモノが突き出していた。でも、
この前とは少し違う。色がより人肌っぽくなっていて、おまけに脈うつように
規則正しくピクン、ピクンと動いている。まるで、本物のアレみたいだ。
「データの蓄積により実物の再現度が上昇しました。また触覚センサをメイン
思考回路へ直結することにより、快感情報を生成することが可能です」

117マシロくん×ミユ(再戦編):2006/03/14(火) 09:41:51 ID:bgkxuf8Q
「よくわからないけどそれって、ミユさんも気持ちよくなれるってことですか?」
「はい」
「ふーん」
 僕は興味本位で手を伸ばし、ミユさんのそれに触ってみた。
「あっ」
 すごい、手触りとか温度まで本物そっくりだ。うっすらと血管が浮いてるような
モールドまで入っている。
「あっ、あっ」
 誰が形をデザインしたんだろう。まさかアリッサちゃんじゃないよな、なんて
考えながら感心してさすっていると、ミユさんの様子がおかしいことに気がついた。
眉を変なふうに寄せて、まるで困ったみたいな顔で、じっと僕を見下ろしている。
メイドのミユさんが、困る?
「ど、どうしたんですか」
「……わかりません。おそらく、触覚情報をフィードバックする際の信号強度が、あうっ!」
 僕の指先がミユさんの先っぽのところをなぞると、ミユさんはまるで悲鳴みたいな
声を上げてのけぞった。両手で持って、やさしく先っぽから根元まで撫で下ろして
あげると、ドレスの腰がぶるぶるっとふるえた。
「マ、マシロ様。想定外の処理が発生しています。申し訳ありませんが、一時中断を、
あううっ!」

118マシロくん×ミユ(再戦編):2006/03/14(火) 09:42:56 ID:bgkxuf8Q
 ……ははーん。わかっちゃった。
 ミユさんは、たぶん気持ちよすぎて戸惑ってるんだ。考えてみれば、コレは
女の人を気持ちよくするためのものだ。ミユさんはメイドだから、いつも相手を
気持ちよくするだけで、きっとこんな風に触られることなんかなかったに違いない。
 僕が手を止めると、ミユさんはほっとしたような顔になった。顔は赤くならないけど、
呼吸は速い。さらさらの髪がちょっと乱れてる。色っぽいなー。
「……失礼いたしました。快感情報を生成する際の増幅係数が不適切で、
センサ系や駆動系に影響が出ていたようです。自己診断と調整を行います」
「待ってください。それってつまり、すごく気持ちよかったってことなんですよね」
 困った顔、ほっとした顔、悲鳴を上げた顔。滅多に見られないようなミユさんの
表情を見られたことで、僕はちょっとした悪戯心を起こしていた。するりっとミユさんの
腰の下から抜け出して、正面にちょこんと正座した。ミユさんは膝立ちになった
ままなので、すべすべしたミユさんのお腹と、その下に突き出したアレが、
ちょうど僕の目の下あたりにある。
「完璧なメイドならやっぱり、こういうことしてもらうとどんな気持ちなのかも、
ちゃんと知ってた方がいいと思うんです」
「マシロ様? それはどういう、……え、お止め下さ、あ、おううぅッ!?」
 ちょうどいい位置にあるそれを両手でつかんで、先っぽをぱくっとくわえると、
ミユさんは前より大きな悲鳴を上げてくれた。
「マ、マシロさ、マシロ様っ! 一体、これ、あゥゥんっ!? 何故このような、あっ、
あっ、おぅっ、あああああッ!」
 ふっふっふ。実は僕は、こういうことにはちょっと慣れてるのだ。なぜってそりゃあ、
……セルゲイ大佐にいろいろさせられたから。
 それはさておき、ミユさんはすごく感度がよかった。エアリーズの科学力って
すごいなあ。ぺろぺろ舐めてると、先っぽからヌルヌルまで出てきた。全体に
絡めつけて、上から下までていねいに舌でねぶったり、指でいじったり、前に
ミユさんにしてもらったのと同じことをする。目だけで見上げてみると、ミユさんは

119マシロくん×ミユ(再戦編):2006/03/14(火) 09:43:37 ID:bgkxuf8Q
普通の女の子みたいに、泣きそうな顔になっていた。
「か、快感、情報がっ……フィード、バックが溢れて、んくぅぅっ! 舌が、マシロ様の
舌が、センサを、センサの感度を調整……ああああっ!」
「感度を下げたりしちゃダメですよ? いっぱい気持ちよくなってください」
 ちゅうちゅう吸うとヌルヌルがどんどん出てくる。人間と少しも違って見えない、
きれいな柔らかい内ももの肌とかを指先で撫でると、びくびくっと反応してくれた。
すごいなー、こんな所もちゃんと感じるんだ。ここまでくると、本物みたいに『イク』
こともできるのかな。
「おッ、おッ、凄ッ、こんな、こんなッ!? マシロ様、お止め下さい、臨界点が、
あっ、あう、あっ、あああっ!!」
「もぐもぐ。もぐもぐもぐも(出しちゃってもいいですよ)」
「あっ、喋らないで、あっ! あっ、あっ、あッ、あおおおおおおぅッ!!?」
 びゅるっ! どくん、どくん、びゅぐっ!
 本物と同じような熱くてねばっこい液体――さすがに味は本物と違うけど――が、
僕の口の中に思いっきり発射された。一瞬迷ったけど、たぶん毒ってことはない
だろうと思って、口にくわえたままこくこくと飲み下す。ミユさんは天上を見上げた
みたいな姿勢のまま、小刻みにふるえて動かない。発射が終わって、中に残った
分もよく吸い出して、きれいにして僕が起きあがっても、まだ動かなかった。ジーッ、
ジーッとカメラの絞りを調節するみたいな音がしてるのは、たぶん眼の焦点を
合わせようとしているんだろう。唇が半開きになって、よだれ(本当は違うん
だろうけど)が一筋こぼれて、顎をつたって喉まで流れおちていた。すごくきれいで、
いやらしい表情だった。

120マシロくん×ミユ(再戦編):2006/03/14(火) 09:44:53 ID:bgkxuf8Q

「お見苦しい所をお見せいたしました」
 しばらくして普通に戻ったミユさんは、まず僕に手をついて謝ってきた。
「ご奉仕すべきマシロ様に気持ちよくしていただくなど、メイドにあるまじき不作法でした」
「いえ、そんな。僕の方こそ悪戯がすぎちゃって」
「ですので、さっそくご恩返しをさせていただきます」
「え!?」
 最初と同じくらい、ものすごくあっさりと押し倒される僕。
「マシロ様のおかげで、貴重なデータが得られました。早速適用してみたいと思います」
「あ、ちょっと待、ミユさ、あっ!」
「十分に勃起されていますね。先ほどの奉仕で、興奮なさっていたのですね?」
「あ、そんな、は……ぁ、ん……!」
「ん……標準以上の汗と代謝産物を確認。先ほどまでの授業は体育でしたね。
綺麗にして差し上げます」
「あ……ミユさぁん……」

 結局、新たなデータを得てさらに巧みになったミユさんのテクニックに、僕は
たっぷりミルクを搾り出されてしまった。そして、そこへ帰ってきたアリカちゃん達と
はち合わせ、第二回の《夜伽》勝負が「アタッチメント有り」という変則ルールで
開催されることになってしまうのだけど、それはまた別のお話なのです。

End

121キグルイ:2006/03/14(火) 16:27:40 ID:5jGMA46I
>113
>114
ありが㌧。
>115
詫びる必要など。てか人いないと思ってたのでびっくりした。

122名無しさん:2006/03/14(火) 19:04:56 ID:jwrgkSBo
ktkr
ふっふっふ。実は僕は、こういうことにはちょっと慣れてるのだ。なぜってそりゃあ、
……セルゲイ大佐にいろいろさせられたから。

これも詳しく

123名無しさん:2006/03/15(水) 00:18:46 ID:7xvWWEtM
マシロくんスレでは昨日二ナが暴走してたことだし、
ここでも二ナの素晴らしいSSが見れるといいな。

124名無しさん:2006/03/15(水) 01:07:46 ID:VSJrUhA2
>……セルゲイ大佐にいろいろさせられたから。

俺も詳細きぼん

125名無しさん:2006/03/15(水) 01:45:47 ID:iDU5pMs.
実は桃太郎待ってます

126名無しさん:2006/03/15(水) 09:53:03 ID:MeBoSDJk
マシロきゅん攻めは萌えない

127名無しさん:2006/03/15(水) 10:45:14 ID:U2nae/dw
マシロくん攻めの場合はエロパロ避難所の方に書くべき?

128名無しさん:2006/03/17(金) 16:15:41 ID:5LLtBWxU
2日投下がなかっただけで息切れする俺のマシロくん依存度は異常

129キグルイ:2006/03/18(土) 02:22:37 ID:NtwC0m02
第25.5話OS マシロくん×ナオ

「遅かったじゃないの、早く入りなさいよ」
 白の扉を二回ノックすると、内側からナオさんの声が聞こえた。
「……おじゃまします」
 めったに来ることがないパールの寮内だと、ボクの姿は余計に目立つのだけど。
 幸いなことに、本来ならば授業の時間にナオさんが休んでいるので、人気はなかった。
 左右を確認して、素早く部屋に入ってため息をつくと、
「何慌ててんのよ。そんなに強くしたらドアが壊れるでしょ」
 焦らせた張本人が、呆れた様子で言った。
「それで……ボクに一体なんの用ですか?」
 ボクの手の中には、数時間前に、ニナちゃんを経由して渡された一枚の紙片が握られていた。

『親愛なるマシロ姫へ。
 秘密をばらされたくなかったら、今すぐわたしのお部屋に遊びに来てくださいね。
 
                        ジュリエット・ナオ・チャンより』

 彼女は怯えるボクを熱っぽい目で見つめると、急に態度を豹変させた。
「ごめんなさいマシロ様。あたし、どうしてもお願いしたことがあったんです」
 彼女のわざとらしいしなを含んだ口調に、ボクは嫌な予感がした。
「ちょっと手を出していただけますか?」
「こうですか……?」
 握られていない手を真っ直ぐ突き出すと、ナオさんの左手が手のひらを裏返して、
 右手に持っていた、白い布の塊を手の上に乗せた。
「え……?」
 小さな三角形にフリルのついた布切れは、どこからどう見てもショーツだった。
「お、お願いって……」
 心臓が高鳴るのが自分でも分かった。
 うろたえるボクを、ナオさんは面白そうに見つめている。
「実はねぇ。その下着、学園長のなのよ」
「は……?」
 意味が分からず、ボクが間抜けな返事をしてしまうと、
 彼女は目を少し逸らして、ぺろりと舌を出した。

 長々としたナオさんの話を要約すると、
 学園長が自室に下着コレクションのクローゼットを持っているという噂を聞いて、
 それを見物しに忍び込んだ際、持ち帰ってしまったのだという。

「その時に見つかりそうになっちゃてねえ。どうにかバレずに逃げてきたんだけど
 慌ててたせいでこれ置いてくるの忘れちゃったのよね」
「どうしてそれをボクが返してこなきゃならないんですか!?」
 いくらなんでも、下着ドロの濡れ衣を着たくはないよ。
「だって、学園長たちが本気で探そうとしたらばれそうだし、
 さすがに『お姫様』相手じゃ強く怒れないでしょ」
 しれっと言ってくれると思う。
 大体、ナオさんが盗むのと男のボクが盗むのではその意味に天と地ほどの差がある。
 加えてカルデアでのことでつい昨日、怒られたばかりだというのに。
「いーからさっさと返してきなさいよ。どうせなら怒られるんなら、
 『使用済み』にしちゃえばいいんじゃないの? 溜まってるんでしょ?」
 ほらほら、と手を前後に振ってとんでもないことを言う。
「な、なななな……」
 その意味を理解してしまった時に、ボクは顔に血が上るのを感じた。
「じゃ、そういうことでよろしくね。まだバレたらまずいんでしょ?」
「ううう……分かりましたよ……」
 目じりに涙を溜めて部屋を出た時、
「ッ!」
 部屋の中に小さな悲鳴と、ガラスの割れる音が聞こえた。

130キグルイ:2006/03/18(土) 02:23:16 ID:NtwC0m02
「ナオさんっ!」
 急いで部屋に飛び込むと、そこには以前見たことのある触手の塊、
 女体拘束型スレイブ『ドンファン』と、それに捕獲されたナオさん。
 そして黒ずくめの男が一人いた。
「くぅ……」
 助けの声が聞こえなかったのは、首を締め上げている触手のせいだった。
 男はボクの存在に気づくと、にやりと口元をゆがめてみせた。
「これはこれは、マシロ姫まで釣れるとは僥倖(ぎょうこう)だな」
「彼女を放せ! お前たちが恨んでいるのはボクだろう」
「ふ、何を言うかと思えば……そんなことか!」
 触手が素早く動いて、ボクの四肢に絡みついた。
「あくっ」
 以前捕まった時より遥かに強い締め付けに、自然と呻きがもれた。
「お前には人質だ。そして、それを利用してこいつらオトメを捕獲させてもらう。
 まさに、姫の器とこいつらの忠誠が試されるというものよな」
「何をする気だ!」
 苦しそうに身をよじるナオさんの代わりに叫ぶ。
「なぁに、姫の前でオトメの忠誠を試そうというのだ」
 男が笑うと同時に、スレイブの触手が鞭のごとくしなって彼女の体を打った。
 乾いた音が部屋に響く。
「ほらほら、どこまで叫ばずに我慢できるかな」
 彼女は首を絞められて悲鳴を上げられないというのに、無理なことを言っている。
 ボクは考えた末、歯噛みしていた口を開いた。
「下賎の分際でなにをする! そんなオトメはどうなっても構わないけど、
 ボクにこんな真似をして、後でどうなるか分かっているんだろうな」
 勝ち誇ったように言ってみせた。男の表情がみるみるうちに変わる。
「なん……だと、人質だと思って甘くしてやれば……つけ上がりやがって!」
 ナオさんを打ち付けていた触手がいくつか離れ、ボクの方にきた。
 ひとまずは賭けに勝った。
 攻撃をボクの方に向けるには、こうでも言うしかなかったのだけど、
 ナオさんが怒りの標的にされる可能性もあった。
 ボクに怒りを向けさせるためには、高慢を装わなければならなかったのだ。
「手足の二、三本でも折れば大人しくなるだろうよ」
 触手の大半はボクの全身に絡み、ナオさんの首の拘束は解けた。
 でも、安堵をしている場合ではなかった。
 全身を引きちぎられないほどの圧力が、ボクの体を襲っていたからだ。
「あたしにやらせてください」
 骨の軋みを感じた時、咳の混じったナオさんの声が聞こえた。
「こんな酷い姫に仕えるなんてもうまっぴらです。
 この恨み、あたしの手で晴らさせてください」
 平静な声だけに、かえって本気が感じられた。
 その声を聞いて、黒ずくめがあざけ笑う。
「これはこれは、姫の底が知れたな。いいだろう。
 好きなだけ痛めつけろ。ただし殺すなよ」
「はい……ありがとうございます」
 下着姿のままで彼女が歩いてくる。
 目が笑っているのに、口元は閉じたままだった。
 目の前に顔を寄せられた時、ボクは全身がこわばるのを感じた。
「何びびってんのよ。さっさとしなさいって」
 急に戻った普段の口調と、そっと唇に寄せられた耳で、ようやくボクは察した。
 そこから一つの動作でGEMが起動し、彼女の全身を光が覆った。

『マテリアライズ!!』

「何だとぉ!」
 ローブを纏ったナオさんを見て、男の顔が驚愕に歪んだ。
「頭をなくしてまで戦うべきじゃなかったわね。おバカさん」
「くっ、こっちにはまだ人質が――」
 それが、彼の遺言になった。
 一瞬後、スレイブはナオさんの糸で切り刻まれ、タコの刺身になっていた。
 スレイブのマスターは、塵あくたとなって、部屋から消えた。

131キグルイ:2006/03/18(土) 02:23:48 ID:NtwC0m02
 ローブの治癒力で回復し終わり、
 仮契約を解除して制服に戻ったナオさんが、不意に口を開いた。
「まったく……あたしが本気で攻撃するとでも思ったの?」
「ナオさんこそ……ボクが本気で言ってるとは思わなかったんですか?」
 問いかけに、彼女は目を閉じて両手を開いた。
「あんたにそんな度胸あるわけないでしょ」
 ため息交じりの即答に、ボクは乾いた笑みを浮かべるしかなかった。
「だいたいなんで飛び込んでくるのよ。
 助けを求めれば――いえ、自分の秘密を知られた相手なんて、
 そもそも見捨てておけばよかったじゃない。
 弱みを握られる相手を命がけで助けようとするなんて、本当にバカね」
 心底呆れたという口調に肩を落としながら、それでもボクは満足していた。
「でも、殺されちゃうと思ったから。あと、無事でよかったです……」
 ボクは強がりの笑みを浮かべて、学園長の下着を拾い、内側のドアノブに手をかけたとき、
「待ちなさいよ」
 背後から声がかかるとほぼ同時に、背後からつかみかかられ、そのまま床の上に転がされた。
「借りを作られたままってのは、あたしの性に合わないのよね」
 馬乗りの体勢で乗られると、あの時のお風呂場でのことを思い出して、顔が熱くなってしまう。
「じゃ、じゃあこれを……」
 と、期待を込めて下着を返そうとした一瞬、両手が糸で縛られた。
 手からこぼれたショーツが、はらりとボクの隣に落ちた。
「な、何するんですか!?」
 訳が分からず慌てるボクを、ナオさんは妖艶な笑みを浮かべて見下ろした。
 精一杯の虚勢で彼女を見据えると、その手がボクのおとがいをつかんだ。
「ふうん。なんでこんななよなよしたのをニナもエルスって子も気にするのか分からなかったけど
 結構男らしいところあるんだ」
 ナオさんの手がボクのズボンにかかった。抵抗する暇も与えず、部屋の隅に放り投げられる。
「うわぁっ! な、なにを……」
 下着まで脱がされ、ひやりとした空気を感じる太ももの付け根に
 立ち上がった彼女の足が下ろされた。
「あくっ……」
 絶妙な力加減で、露出した『男の子』の部分を踏まれて、ボクは情けない声を上げてしまった。
「でも、あたしが簡単に折れるのも面白くないから、勝負するわよ。
 あたしがいいって言うまで我慢できたら許してあげる」
「勝負って……そんなっ、こんなことでなんて……」
「つれないわね。同居で溜まってそうだからしてあげてるのに」
 楽しそうなナオさんの目線が下がる。
 足の裏で刺激を受けたペニスは、もう垂直に立ち上がっていた。
「いけないお姫様ね。足でされて感じちゃってるんだ」
「くうう………」
 一方的に弄ばれるのは悔しいけれど、体が勝手に反応してしまう。
 心なしかナオさんの顔も、上気しているように見えた。
「ほら、あんたのだけ見たんじゃ不公平だから、あたしも見せてあげる」
 下着を膝までずりおろし、制服のスカートを持ち上げると、
 床に寝たボクの角度から、秘密の景色が見えた。

132キグルイ:2006/03/18(土) 02:24:38 ID:NtwC0m02
 そこは、少しだけ透明なぬめりに覆われて、鈍い光が反射していた。
 下着から薄く引いた銀色の糸を見て、思わずごくりと喉を鳴らしてしまう。
「くすっ」
 心を読んだかのように、ナオさんの指がつぷりと中にもぐりこんだ。
 静かな喘ぎを洩らしながら、ボクの反応を見て指を動かしてゆく。
「こんなにおっきくなってる」
 足で踏まれるという屈辱の行為のはずなのに、
 勝手に先っぽからぬるぬるしたものがあふれ出してしまう。
 それがナオさんの足に絡まり、ますます滑らかに触れられる。
 すぐに限界が訪れた。
「も、もうダメです!」
 限界まで膨らんだボクのものが震えると、上り詰める直前に彼女は足を離した。
「だーめ」
「えっ……」
 高まった快感が中断されて、ボクは苦痛の表情を浮かべた。
 それをナオさんは高揚した顔で眺め、
「出しちゃったら負けよ。下着返しに行きたいの?」
「う"……」
 収まったところで、再び足がボクのペニスをしごきたてた。
「ふあぁっ!」
 歯を食いしばっても、声が出てしまう。
 情けなさと恥ずかしさで顔に血が上った。
 足の指で器用にボクの皮が剥かれると、感じる刺激が更に強くなった。
「あら、腰が動いてるわよ? もう負けを認めちゃうの……」
「うう……」
 無意識のうちに、快楽を求めて動いていたらしい、もう我慢できなかった。
「お、お願いです……。してください」
「もっとはっきり言いなさいよ。どうしてほしいの?」
 羞恥よりも、欲求が勝った。
「イカせてください……お願いします」
「くすっ、あたしの勝ちね。じゃあしてあげる」
 ナオさんは近くの椅子を寄せて座ると、今度は両足を使ってボクのものをしごき始めた。
「っつ! はぁぁぁ」
 片足の指でで先端を、もう片方の足で茎の部分をすりたてる。
 少し痛いような強さの快感に、ボクはどんどんと上り詰めていった。
「せっかくだから、これも使っちゃおうか」
 ナオさんの足が落ちていた学園長のショーツをつかむと、それを広げてボクの上にかぶせた。
 シルクの滑らかな布越しに、彼女の足の動きが伝わる。
「だ、ダメです……こんなの……ああっ!」
 言葉とは裏腹に、ボクはとんでもなく説得力のない顔をしているのか
 頬を染めて笑みを浮かべるナオさんの目を見て分かる。
 下着がボクからにじみ出たものでぐしょぐしょになっているのを見て、
 ふと、学園長まで汚してしまったような気がして、その罪の意識がいっそう
 ボクを快感へを誘った。
 足の力が更に強さを増したとき、ボクは再び限界を迎えた。
「もうだめぇ……いっちゃうよぉ……」
 直後に下半身の根元に爆発したような刺激が走り、学園長のショーツの中に、
 どくどくと白い精子を吐き出してしまっていた。
 それを見るナオさんの顔も、ボクと同じく、放心していたように見えた。

133キグルイ:2006/03/18(土) 02:25:32 ID:NtwC0m02
「すっごい濃い、こんなに溜まってたんだ……」
 包んだ下着ごしに、自分の足にまで滲んだ精液を見つめて
 ナオさんは恍惚の表情を浮かべた。
「あたしも久しぶりにいっちゃた」
 その言葉にどきりとするものの、急に不安が押し返してきた。
「あ、あの……このことは」
「ニナたちには内緒にしといてあげるわ。また借りができたわね」
 悪魔的な笑みを浮かべるナオさんに、ボクは苦笑するしかなかった。
「ナオさんって、外でもこういうことするんですか?」
 それを聞いた彼女は、急に口を尖らせて、
「例え命の恩人でも、嫌いな相手ならこんなことしないわよ
 でも、この分ならあの子も失敗はしなさそうね。苦労はしそうだけど」
「え……それって」
 その時、部屋にノックがかかった。
「こっちにシュバルツが向かったという聞き込みがあったんだが、
 いるのか? 入るぞ、いいな」
 学園長の声だ。まずい――。
 と、思った時はもう、部屋の扉は開いていた。
 数秒、沈黙が部屋を支配した。
「これは……どういうことだ……?」
 学園長のこめかみがぴくぴくと痙攣している。
「あ、あのこれはナオさんが……っていない!」
 振り向くと、窓から冷たい空気が入っていた。
 ノックされた一瞬で、窓から逃げ出したらしい。
「私の下着が盗まれたと思っていたら……君だったとはな」
 首を戻すと、学園長が眉をひきつらせて、全身を振るわせていた。
 表情は影になって見えなかったけど、背中から黒い蒸気が立ち上っていた。
「ち、違うんです……これは……」
「これはたっぷりお仕置きが必要どすなぁ」
 背後から現れたシズルさんが、妙に晴れ晴れとした笑みで言った。
 ボクは目の前が真っ暗になるのを感じた。

(お母さん。ボクは……もう、ダメかもしれません……)

 マシロくん仕置き編に続く……かもしれない。
 むーざんむーざん。

 あとがき:2回連続で縛ってしまった、不覚。一番の失敗はこれの翌日に朝からバイトがあること。

134名無しさん:2006/03/18(土) 13:23:27 ID:uia9cTlI
お疲れ様です。続き楽しみにしてます><

135名無しさん:2006/03/19(日) 11:37:23 ID:vrfjo8lA
いろいろあったと思いねぇ
〜 〜 〜 〜

「どうなさったんですか、マシロ様?
 お元気がないようですが…」
「あぁニナちゃん…。さっきね、シズルさんに呼ばれて…」
「シズルお姉さまに?」
「うん…、まぁ、とりあえずチョッキンはなくなったって…」
「はぁ…?」
「あんなことがあったでしょ?でも、とても表沙汰には出来ないし。
 そのまま王家を無くすなんて真似も出来ないから…、
 ボクにそのまま継げってヴィントの偉い人達が…」
「…ですがそうなると、その跡継ぎなどは」
「うん。だから早めに何とかしろって。この一週間くらいで。
 誰かにボクの代わりに子供を産んで貰って、その子をボクとナギさんの…
 忘れ形見に祭り上げるんだって。アルタイとも内々に決めたらしいし…」
「……」
「そうなるとね…、ボクが男だって知ってる人物。
 アルタイの内部事情を知ってる人物。
 特定のオトメに内定していない人物。
 …もしくは内定していた人物が居なくなったオトメが最適だって…」
「え?…!」
「……どうして撥ね除けないの?ニナちゃんだったら造作もないことなのに」
「そ、それは…」
「…どうして怒らないの?ニナちゃんが好きだって言うんじゃ無くって。
 今の話なら…状況からニナちゃんになったって思われても仕方ないのに」
「…」
「ねぇ、どうしてなの?」
「なら、マシロ様…。その涙の理由を教えていただけませんか」


               …今日はここまでね。
               マシロ様の属性は受け。
               誘い受けも面白いんだけど…。
               たまには攻めで来て欲しいわよね。
   ヽニ_v´_ ̄-VL_.   でも強攻めは無理があるか。
   フィィレノ、イイ}_く   弱攻め、か?
    ノ^8d ´∀`ノ8  
   _(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
     \/     /



       ニナちゃん何やってるの?
    _(⌒
   ァ´,, ⌒ヽ
  (!ミ !ヾ从!i   ヽニ_v´_ ̄-VL_.  何でもないわよ、早く寝なさい。
  (ゞ(l゚ ー゚ノリ`   フィィレノ、イイ}_く
.  (! ii7}†{つ    ノ^8d ゚ ‐゚ノ8  
. 〈j ijんi_jゝ      (__つ/ ̄ ̄ ̄/_
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/     /

136名無しさん:2006/03/19(日) 12:07:41 ID:5Id.ojcU
ニナニー…、GJ!! 続き楽しみにしてます><

137名無しさん:2006/03/19(日) 13:00:55 ID:v0XiLE9E
この女頭に花咲かせてやがる

138名無しさん:2006/03/19(日) 15:25:54 ID:vrfjo8lA
「どうなさったんですか、マシロ様?
 お元気がないようですが…」
「あぁエルスちゃん…さっきね、お城から人が来て…」
「お城から…」
「色々表沙汰には出来ないことがあってね……。
 エルスちゃんはボクの女装のこと…」
「お聞きしています」
「うん…、でも、そうとは知らずにボクのこと見初めちゃった人が居て」
「ナギ様ですね?」
「うん。…アルタイには内々に伝えたらしいんだけど…。
 話の進展が早くてね。今更言い出せない、って言う雰囲気になって…
 まぁ、その心配はなくなったんだけどね」
「……」
「…アルタイの方から打診があってね、連合国家を築けないか、って。
 次の継承権持ってる人が、偉い人から嫌われてるらしくって…。
 誰かにボクの代わりに子供を産んで貰って、その子をボクとナギさんの…
 忘れ形見に祭り上げるんだって」
「マシロ様…」
「これからどうなるのか、とても不安なんだよ。
 ヴィントだけじゃなくって、アルタイまで背負うことになって。
 でも、アルタイのことがあるから、今更ボクが男だって言い出せなくなって。
 そんなだから、誰かにボクの子供を産んで貰っても、その女の子は…。
 …一生、表舞台には出られない」
「マシロ様…。あ、あの」
「これから先行きの見えない人生。
 それを支えてくれる包容力のある女の子…。
 多分、日の目は見られない、そんな辛い立場になる…。
 でも、その…、そんな所に、エルスちゃん。
 一緒に立ってくれないか」


   ヽニ_v´_ ̄-VL_. ……
   フィィレノ、イイ}_く
    ノ^8d ゚д゚ノ8
   _(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
     \/     /



    从,,〃 ゙̄ヽッ从、
   〃从l|"゙ゾ゙ヽ|l从
     8( ゚д゚ )8
   _(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
     \/     /

139名無しさん:2006/03/19(日) 21:56:27 ID:3wq2aBvI
ナオお姉さまの脚コキ最高〜

140名無しさん:2006/03/20(月) 01:37:31 ID:RseKyFyw
アリカとマシロくんの姉弟プレイきぼんぬ

141名無しさん:2006/03/21(火) 16:53:33 ID:V6Q7n4gY
経験者は語る。
寝ている間に放つのは格別だ、と。
経験者はさらに語る。
夜中、早朝に、己の下着を洗う虚しさも増すことになってしまうが、と。
日付が変わろうかという時刻。
「あ」
マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルームは快感よりも打算を勝たせてしまう。
幾分かの後悔を持ちながら。

反物、と言う言葉がある地方に伝わる。
一定の長さの布を用いて、服を仕立てる。
縫製作業としては当たり前のことだが、ただ一点違うのは、その布を余すところ無く使うところだろう。
しかし、余そうが使い切ろうが、被服学を不得手としているニナ・ウォンにとっては、
大した差ではなかったのだが。
そのため、この時刻になっても、思うように作業が進められず、小休止を取っていたところだった。
だが、それでも頭を冷やすことが出来なかったことは、
「…ニナちゃん」
後ろから袖を引かれるまで、その人物に気付かなかったことでも分かる。
「マシロ様。こんな時間にどうなさいました」
もじもじしながら、上目遣いのマシロに、己の焦りからか、つい口調がきつくなる。
流石にマシロも、「出し損なったから抜いて」など言えるはずもなく、
ニナもその様子を見て「夢精し損なったのですね」など気付くはずもなく、
…そんなことに気付かれては、ちょっと怖い。
とにかく、何も言い出さないマシロに、焦れたニナは
「今忙しいですから」
突き放してしまう。
ここでマシロも、わがままの一つでも言えれば、二人の関係ももう少し変わるのかも知れないが、
昼の課題のことを思い出し、
「…そうだよね、ごめんね」
とぼとぼと、その場を後にした。

「ああ、もう!」
作業が進まない。
進展しないのではなく、手が付けられないのだ。
あのような背を目にして。
主人と呼んだ人物を、理由も聞かず追い払い、その様な状態に追い込んだ、自分に腹が立つ。
主人ならば主人らしく、己の意を通し、意見を口にしない、マシロにも腹が立つ。
そうだ。
その事を意見するのも自分の勤め。
そう自分を納得させると、ニナは被服室を後にした。

自分はつくづく物陰が好きなのだと、ため息をつく。
時間など気にせずベンチに座ればいいものを、気付けば植え込みの中、
人目に付かぬ所に座り込んでいた。
この時間なら何処にいても、人目に付くことなど無いのに。
もう少し夜風に当たってから、部屋に戻ろう。
明日になったらニナちゃんに、邪魔をしたことを謝ろう。
そんなことをマシロは、とりとめもなく考えていた。
大体、自分はどうしたかったのだ。
ニナの元へ行き、理由を話せば、手ずからしてくれるとでも思っていたのか。
でも、あの手でやってくれたら気持ちが良いことだろう。
そんなことを考えているときに、
「マシロ様…」
ニナの呼びかけが聞こえた。らしくなく、後ろから軽く抱きつきながら。
心配していたのだろう。それは声と雰囲気で分かる。
だが、マシロにしてみればタイミングが悪かった。
いけない妄想に入っていたところなのだ。
声とその行動に思わず股間が反応し、見えるはずがないのにそれを両手で隠してしまう。
そのあからさまな行動に、ニナの心配そうな雰囲気も消し飛び
「…ぷっ」
しかしニナの口からは、罵声は聞こえず、吹き出した笑いが漏れた。
ニナの右手が、マシロの股間に伸び、
「どうなさったんですか?」
右手が股間をさする。
何度も往復し、十分大きくなると、寝間着を右手だけで引き下ろし、マシロのモノを直接掴む。
「こんなに腫れていますが」
「ダメだよ、ニナちゃん」
口では否定するが、間違いなく期待していたのだ。口調は弱い。
「外でこんな」
「マシロ様。声を立て誰かに見つかると、事が事ですので」
マシロの言葉を遮るように、ニナは
「これを口に含んで、声を出さぬようにしてください」
己の左手の人差し指を、マシロの口に差し入れた。
その間もニナの手の動きは止まらない。
先端をしごきながら、根本まで手を下ろす。
何度も何度も。特別なことは何もない。
でもニナのその手が、自分のモノを掴んで、しごき上げる。
ただそれだけで、マシロの頭は白くかすんでいく。

142名無しさん:2006/03/21(火) 16:54:08 ID:V6Q7n4gY
被服学の課題の途中だったのだろう。
それを邪魔するように自分は現れたのだ。
放っておいてくれても良かった。
なのにニナは自分を探し出し、そして事に及んでくれた。
勝手な理由付けをするならば、作業途中の気分転換かも知れない。
ならば、自分もこの状況に溺れてみよう。
そう考えるとマシロの頭が少しさめた。
そして些細な悪戯を思いつく。
口に含まされた指に、少しだけ力を込めた歯を立て、前後させる。
舌先で指と爪の間を丹念になめ取る。
口をすぼませ、指に吸い付く。
「マシロ様!?何を」
その声にマシロは、指から口を離し、
「ダメだよニナちゃん。夜は声が通りやすいんだから」
幾分かの復讐が成ったことを知り、声に笑みが含まれる。
しかし、その直後マシロは己の甘さを知ることになる。
相手はコーラルNO.1なのだ。
どの分野においてもそうだが、やられたまま居ては、1位を維持などできるはずがない。
すでに戦力の査定は済んでいる。
相手に苦痛を与えぬほどの力を込め、手首のスナップを効かせ、手早く快楽を与える。
しかし、簡単に到達させることもなく。
彼我の戦力差を、この人物に教え込まねばならない。
「申し訳ございません、ご主人様。状況を弁えることなく声を出したことをお許し下さい」
音は微かに、耳朶に吐息が掛かるように、ささやく。
堪えるためだろうか。指に微痛が走るが、それすらも心地よい。
ギリギリの線を維持し、動かしていた手を、急に止める。
理由が分からなかったのだろう。
マシロの困惑は、指に圧力が込められ無くなったことで分かる。
その隙を突き、先ほどと同程度の動きを手にさせる。
「…っ」
マシロは呆気なく放った。

「その、ごめんね。作業の邪魔しちゃって」
こう言うとき、謝罪から入るのがこの主の悪い癖だ。ニナはそう思った。
だがこの頃、不思議とそれが不快に感じられない。
「いえ、お気になさらずに」
それは自身の、穏やかな返事からも感じ取れた。
「あの、良かったらボクも手伝うから」
「お気持ちは嬉しいのですが、私の課題ですので」
おそらくマシロならば、あの作業も、難なくこなすのだろう。
だがそれでは、課題の意味がない。
「でも、その、…ボクも手伝って貰ったから…」
マシロが顔を赤く染めながら、そんなことを言い出す。
少し前の行為が、ニナの脳裏にもよみがえる。
「え!?…では、その…、よろしくお願いします」
恥ずかしさを堪えるために、思わずそう返してしまった。
こう言うところで自分の甘さを思い知るが、
「うん!」
嬉しそうなマシロの声を聞けば、それも些細なことに思える。
例え手伝って貰わなくても、この人が近くにいれば、作業は思うように進むのではないか。
そう、ニナには思えた。

そうして二人は手を取り、その場を後にした。

143名無しさん:2006/03/21(火) 16:56:00 ID:V6Q7n4gY
マシロくんに、後ろから袖をつままれ
もじもじしながら、上目遣いされてるのに…

それに萌えないニナになってしまった
おかしいなぁ…

144名無しさん:2006/03/21(火) 23:07:40 ID:imzLgrw2
GJ!
ニナが久し振りに活躍ですな。
個人的に指くわえさせてるのがエロイ。

145名無しさん:2006/03/21(火) 23:55:22 ID:PSsXb1Yo
>>キグルイ
GJ!是非お仕置きして下さい。

146名無しさん:2006/03/22(水) 03:05:23 ID:/Ai786Iw
>個人的に指くわえさせてるのがエロイ。

同意。ニナに従属してるって感じがいい

147名無しさん:2006/03/24(金) 23:19:59 ID:Ol1NbOlE
全然エロくないけど、投稿していいかな?

148名無しさん:2006/03/24(金) 23:45:33 ID:.CaXiSg6
>>147
もちろんさ!

149名無しさん:2006/03/24(金) 23:51:43 ID:Ol1NbOlE
ある休日の夜。
消灯時間を過ぎても、ニナは一人課題に取り組んでいた。
アリカは何か楽しい夢を見ているのだろうか、笑顔で寝息を立てている。
「今日も1日振り回されたおかげで課題が残ったってのに、この子はもう。」
そう言いながらニナは課題を進めている。
「うう・・ううん・・・。」
何事だろうかとニナは声が聞こえた方を見た。
ベッドで寝ているマシロくんが苦しそうにしている。
急いでニナが近づいてみると、寝汗をかいて、何かうなされているようだ。
風邪でも引いたのだろうか、と思い手をおでこにあててみる。
特に熱は無い。
「でも、このままでは寝汗で体を冷やして風邪をひいてしまうわ。」
濡れタオルでマシロくんを体を拭く事にした。急いで水やタオルを用意する。
「このパジャマも脱がさなきゃ拭けないけど、勝手に脱がしていいのかしら・・・。」
相手は王族であり、将来のマスター候補である。コーラルオトメが勝手に何かしていいわけはない。
しかし、先日市街地でのシュバルツ戦で怪我をした時にお世話をすると決めたのだ。
「失礼します。」
ニナは決意するように呟いた。
まずは上半身から脱がしていと、マシロくんのお腹があらわになってくる。
そこには男性的な筋肉も体毛も何もない、透き通るような白い肌があらわれた。
かといって女性特有の丸みもなく、中性的な雰囲気を醸しだしている。
さらに脱がしていくと胸板があらわれる。
そこもお腹と同様にすべすべで体毛一つない、綺麗な肌だ。
二つの乳首は薄いピンク色で、まるで可愛らしい女の子である。
「この方が男性だなんて、誰も信じないわよね。今見ている私ですら信じられないもの。」
一度異性と意識するとたちまち顔が赤くなり、顔から火が出るのではないかと思った。
「さあ、早く拭いてさしあげないと。」
濡れタオルをそっとマシロくんの胸に当てる。
「んん・・・。」
ひんやりとしたタオルの感覚に反応したのか、マシロくんは艶やかな声をあげた。
(マシロ様、なんて可愛らしいのかしら。市街地ではあれほどまで凛々しいお姿を見せてくださったとは思えないわ)
そんな事を考えたの所為か、自分でも益々顔が赤くなるのを感じながら、丁寧に丁寧に体を拭いていく。
(でも、私はいつかアルタイに戻らねばならぬ身。だから、今だけでもあなたのオトメで居させてくださいね・・・)
冷たいタオルで拭いたせいだろうか、いつのまにやら乳首が起ってしまっている。
その光景を見てしまったニナはふと良からぬ考えを思い立ってしまった。
(す、少しだけなら触っても良いかしら。でも、マシロ様はご主人様・・・)
(いや、オトメだからこそ、主人の体の事は全て把握しておかなければならないわ。うん、そうよ)
実に身勝手な論理を用いて自己完結をしたニナはそっと指を触れてみた。
「ん・・・あ・・・はぁ・・・。」とマシロくんは小さく声をあげる。
(ああマシロ様。なんて可愛らしいお姿。シズルお姉様が抱きつくのもわかるわ)
イケナイ事に夢中になっていると、急に「うーん、マシロちゃん、楽しんでるー?」とアリカの声が聞こえた。
(いけない!!アリカが起きてしまったのかしら?!)
急いで寝ているアリカを見るが、起きた様子はない。寝言のようだ。
「ビックリさせないでよね、もう。」
しかし、この声で我に返ったのか今自分が何をしているか冷静に考える事が出来た。
(私はマシロ様のお体を拭いているのに何て事をしていたのかしら。早く拭き終えなきゃ)
そうやって上半身を拭き終えるとゆっくりパジャマを元に戻した。
(下半身・・・どうしようかしら。汗をかくときは全身でかくから、下半身も拭かなきゃいけないのだけど・・・)
マシロくんが男性である事を知っているニナは躊躇してしまう。
(でも、これもオトメの務め。お風呂のお世話だってしてるし、これ位大丈夫よね)
これまた随分と身勝手な理屈で自己完結をした。

150名無しさん:2006/03/24(金) 23:53:53 ID:Ol1NbOlE
そして下のパジャマに手をかけた瞬間。
「うん・・・ニナちゃん?」
マシロくんが起きてしまった。
しばし固まってしまうニナ。今の状況は色々な意味で説明できない。
この状況を切り抜けるにはどうしようかと悶々と考えてしまう。
しかし、マシロくんは何か言うどころか鼻をグズグズと鳴らしている。
目も真っ赤でまるで泣いているみたいだ。
「マシロ様、一体どうなされたのですか?」
自分の所為ではないことを心の中で祈りつつ、平静を装って聞く。
「うん・・・実は凄く怖い夢を見たんだ。それで怖くて怖くて・・・ううう。」
今にも泣き出しそうなマシロくんを見て、いけないと思いつつニナは胸が締め付けられる思いをした。
(どうしてこんなにも可愛らしくて、可愛らしくて、可愛らしくて、ああ、もう)
それでも何とか平静を装い、マシロくんに質問をする。
「最近怖い思いをなされたのですか?」
「今日、お化け屋敷に行ったでしょ。その時の記憶が頭から離れないんだ。」
「それほど怖い思いをされたのですか。全くもうアリカったら。」
この前の温泉旅館での研修の際に、仲良くなったトモエからジパング地方独特の文化を聞いた。
その中にお化け屋敷の話が出た。
それを聞いたアリカは興味津々で行きたいと言い出したのだ。
マシロくんのオトメが離れるわけには行かないとニナが諭そうとするが、マシロくんも一緒に行けばいいと言った。
勿論マシロくんは猛反対をした。
「ボクは嫌だよぉ。だって、凄く怖いんでしょ?夜中に一人でおしっこに行けなくなっちゃうよぉ。」
「大丈夫だよマシロちゃん!!皆で入れば怖くないってばっちゃが言ってた!!」
「どんな理屈よそれ。それに学園長が許可をくれるとは到底思えないわ。」
常識で考えればそうだろうが、学園長はあっさりと許可をくれた。
「気分転換になるだろうし、行ってもいいぞ。ただし、条件がある。シズル、あれを持ってきてくれ。」
「よろしおす。今持ってきますさかい。」
しばらくするとあらわれたシズルが持ってきたのは、フリルの付いている真っ白なワンピース。
「これを着ていきなさい。王族の格好をしていたのでは狙われやすくなるからな。」
どうやら、学園長はこの服をマシロくんに着せたいらしい。それにはうってつけの機会だ。
そんなこんなで、少女漫画でしか見たことがないような服を着せられたマシロくんは一日中アリカに連れまわされてしまった。
ニナも付いていって、止めようとするが止まらない。
そうこうしているうちに、肝心のお化け屋敷についた。
マシロくんはイヤイヤと首を横に振りながら抵抗をしたものの、怪力のアリカには敵わず中に連れ込まれてしまう。
中は安っぽいセットにありきたりな仕掛けだったが、それでもマシロくんには相当怖かったらしく、泣きじゃくってしまった。
アリカとニナで必死でなだめた末に、なんとか治まった。
そしてこの夜の状態である。
どうしたものかと考えていると、マシロくんから思いもよらぬ言葉が飛び出した。
「ねえニナちゃん。ボクが寝るまででいいんだ。一緒に寝てくれない?ボク、怖くて怖くて・・・。」
とまた泣き出しそうになるマシロくん。
(一緒に寝るって、ど、どどどどどどどどうしましょう。マシロ様は男の子。い、良いのかしら)
「・・・・・・・ダメだよね。ゴメン、変なこと言っちゃって。ボク、頑張って一人で寝るよ。」
(主人を悪夢から守るのもオトメの務め!!これは大事なお仕事なのよ、ニナ!!)
「わかりましたマシロ様。一緒に寝ましょう。その前にパジャマを着替えないと風邪をひきますよ。」
「あ、うんわかったよニナちゃん。ちょっと待っててね。」
マシロくんが着替えている間、ニナはベッドを整えておく。
「さ、マシロ様。準備が出来ました。どうぞこちらへ。」
「うん、ありがとうニナちゃん。」
えへへと笑いながらマシロくんは横になる。寄り添うようにしてニナも横になった。
「ニナちゃん、おやすみなさい。」
「おやすみなさいませ、マシロ様。」
今日一日の疲れか、泣き疲れか、マシロくんはすぐに、スースーと可愛らしい寝息を立てて眠りについた。
そんなマシロくんの頭を撫でながら、母親ってこんな気分なのだろうかと思いつつ、ニナも目を閉じる。
「幸せ・・・。」
翌日、課題を忘れたニナはアリカ共々キツーイお仕置きを受けるはめになる。

151名無しさん:2006/03/24(金) 23:56:15 ID:Ol1NbOlE
ニナが契約したのでつい書いてしまいました。
REDの読み切りと、13話の間くらいの話を想定しました。
初投稿なので、自分の文章力のなさにテラハズカシス・・・。

152キグルイ:2006/03/25(土) 02:03:49 ID:AKSyDhhc
第25.6話OS マシロくん×ナツキ×シズル
 ―25.5話OSの続き―

 学園長とシズルさんに見つかって数分後。
 ボクは薄暗い地下室に着くなり、下剤のようなものを飲まされた。
 全て吐き出して体力を消耗した後に、「どうしてこんなことをするんですか?」
 と、聞いたのは失敗だったと思う。
 シズルさんがにこやかに指を指したのは、部屋の中央にある手錠のついたつり革だった。
「これに電気流すんえ、漏れたら掃除が大変やろ?」
 ボクは心底震えてしまった。
 だって、ボクが非を認めなければならないのは決定事項なのだから。
 あの場にナオさんがいたと言えば、間違いなく男ということがバレたということを証明してしまう。
 それだけは避けなければならなかった。
「さあ、器具をはめるぞ。腕を前に出すんだ」
 そうして地獄が始まった。

 時折微弱な電気が流される拷……尋問が終わると、学園長の怒りは最高潮に達しているようだった。
「ほほぅ……では認めるのだな。私の部屋から下着を盗み、パールの部屋に忍び込みせっせと自家発電していたことを」 
 学園長は眉と口元をを吊り上げて言った。電流を流すスイッチの上で、親指が円を描いていた。
「これはもうちょっきんどすかねえ?」
「そ、それだけは……」
 なんか半分嬉しそうなシズルさんを、痺れた口で何とか否定する。
 学園長はしばし腕を組んで目を閉じていたが、突然まぶたを開いてこちらを見据えた。
「本当に誰にも見つかってないのか?」
「は、はいぃ……」
 必死で顎を上下すると、二人は少しの間を置いて、顔を見合わせて頷いた。
「分かった、今回ばかりは信じよう。だが君のしたことは十分危険で、かつ浅慮な行動だ」
 学園長がにやりと笑って、吊るされたボクの顎先をつかんだ。
「それと、よくも私のコレクションを使用不可能にしてくれたな。その責任は取ってもらうぞ」
「か、買ってきます……」
「それは当然だが、それだけでは許せんな。少し苦しんでもらおうか」
 無機質な音が学園長の親指の下で鳴ると、ボクは全身を痙攣させた。
 数回それが繰り返されると、ボクはもう、自力では立てないほど全身が弛緩してしまっていた。
「ひ、ひろいれふ……」
 ろれつが回らない舌で非難を口にすると、学園長はようやくスイッチから指を離してくれた。
「うむ、このところストレスが溜まっていてな、少しやりすぎたようだ。すまなかった」
 たっぷり電流を浴びせて満足したのか、しばらくぶりに落ち着いた声に戻っていた。
 ようやくボクの戒めは解かれたけど、痺れのせいで足元がおぼつかず、
 その場にぺたんと座り込んでしまった。
 太ももに冷たい床の感触がした。ナオさんの部屋で見つかってから連行されたので、今でも素っ裸なのだ。
 服を着せてください、と言おうとした時、学園長が思い出したようにぽんと手を叩いた。
「おっと、忘れるところだった。最後にこれを」
 そういって室内の棚からケースで取り出したのは、一本の小さい注射器だった。
 中身は薄い、なんだかよく分からない色の液体が入っていた。
 それに何か言いようもない不吉な気配を感じて、ボクは身震いした。

153キグルイ:2006/03/25(土) 02:04:59 ID:AKSyDhhc
 学園長は僕の手をつかむと、薄暗い部屋でボクの血管を見極めようとしていた。 
「な、何ですかそれは……」
「強力な鎮静剤だ。これを打つとどんな発情期の獣でも一週間は『立たなく』なるそうでな。
 念の為に打たせてもらう。まぁよほど一度に打たない限り、不能になることはないから安心しろ」
 当然ながら、ボクは自力では動けないので、ロクな抵抗もできない。
 腕に生えた注射針から送られてくるものを、ボクは見ないようにすることが精一杯だった。
「うう……」
「これでよし、と。さ、そろそろ戻れ。アリカたちも探しているぞ」
 お許しをいただけても、さんざんボタンを押してくれたせいで、足腰が思うように立たない。
 そして、それ以上の体の変化がおきていた。
「なんか……体が熱い……です」
 お酒に酔ったようなえもいえぬ衝動にかられて、全身がもそもそを動いてしまう。
 気がつくと自分の下半身の一部が完全に起き上がっていた。
「わあ……」
 一糸纏わぬ今の状況では、ボクの変化は丸見えだった。
 自分の意思とは無関係な反応に、咄嗟に手で隠すものの、それをみた学園長は顔を赤くした。
「ばっ、バカ者! 何考えてるんだ! くそう。まだ足りなかったか!」
 怒りと恥ずかしさが入り混じった表情で、学園長は再びボクの腕に注射器をつきたてた。
「そんなことしたら、危ないんちゃうん?」
 シズルさんがかけたブレーキは、今の学園長には無意味だった。
 豪勢に三本も打ってくれるのは構わないのだけど、
 自分で解説してた『不能』のことはもう忘れてしまったんだろうか。
 そんなかすかな不安も、時間が経つごとに高鳴る心臓と、強い喉の渇きに打ち消された。
 なんか、変だと思う。
 鎮静剤をあれだけ打って、落ち着くどころかボクの下半身は限界までいきり立っていた。
 視界は霞がかかったようになり、呼吸が荒いのが自分でも分かる。
 裸で床の上に座っているのに、額からは汗が滲んでいた。
「どういうことだ?」
 学園長もさすがにおかしいと気付いたのか、怪訝な目でボクを見ている。
 そこに、ケースをひっくり返してまじまじと眺めていたシズルさんがこちらを向いた。
「ナツキ。それ、どうやら興奮剤みたいどすなぁ」
 ボクと学園長がぽかんと口を開けたのは言うまでもない。
「ちょ、ちょっと待て。確かその棚には――」
 二人は薬のミスについてなにやら論議していたが、
 結局もともとの場所に違うものが入っていたということで、話は落ち着いたようだった。
「鎮静剤はないのか?」
 技術主任のヨウコ先生まで呼んだ結果、『薬は切れているのでこれから作るのにしばらくかかる』
 という、なんとも遠い救いが帰ってきた。
「痺れはまもなく取れるでしょうけど。この状態じゃ上に戻すわけにも行かないわね。
 大体、こういう薬は一本までって決めといたでしょう。打ちすぎで命を落とす事だってあるのよ」
「なんぎやなぁ……ナツキは遊びすぎどす」 
 ヨウコ先生とシズルさんの非難の視線が向けられ、学園長はバツ悪げにうなっていた。
「もうじき彼女たちも探しに来るでしょうね。行方不明にして匿うのは簡単だけど、
 立場が立場だけに、長引くとことが大事になるわよ?」
「う"……」
 頭を抱える学園長の背後で、なんとかボクは立ち上がった。

154キグルイ:2006/03/25(土) 02:06:15 ID:AKSyDhhc
「ちょっと、どこへ行く気なの?」
 傍にあった薄布を纏って立ち上がったボクを、ヨウコ先生が呼び止めた。
「あなたはまだ安静にしてなくちゃいけないわ」
「多少は……落ち着きましたから、上の部屋で休ませてもらえれば……」
 妙な動悸はさっきから収まっていなかったが、これ以上醜態を晒し続けるのもはばかられた。
 アリカちゃんたちにも心配をかけたくなかったし、
 何より学園長に心底落ち込んだ顔をさせておく訳にもいかなかった。
「だいじょうぶです。薬ができるまでなんとか堪えてみせます」
 既に用意されていたらしい服をつかんで出口に向かおうとすると、
 柔らかな感触が背中にそっと触れた。 
 シズルさんが背後から抱き寄せているということに気付いた。
「いい子やね。でもこのまま行かす訳にはいきませんえ。あんたがどうがんばっても、ばれてしまいますさかい」
「でも……」
 振り切る力は沸かなかったのは、痺れのせいだけじゃないと思った。
 ほのかに香る大人の女の人の臭いと、柔らかな体に自分の体が痛いほど反応していた。
「では……どうする気だ?」
 責任を感じている為か、学園長の語気は弱かった。
 ボクの背後から、穏やかな答えが返った。
「うちらでこの子を可愛がってあげれば、薬ができるまでもつんやないの?」
 そそ、と背後からボクの首筋に、シズルさんの細い指が触れた。
 完全に昂ぶっているボクは、それだけで体を硬直させてしまった。
「う"……。しかしそれは……」
 学園長はなんとも煮え切らない表情で、指先をすり合わせた。
「いけずやなぁ……。薬ができるまで隠してたら不審に思われるやろ。ナツキがやらんならうちだけでしてあげますえ」
「ひぁっ!」
 突然耳の中に温かいぬめりが入ってきて、甲高い声を上げてしまった。
 それがシズルさんの舌だと気付く頃には、ボクが申し訳程度に纏っていた衣類は、
 全て床の上に落とされていた。
「や、やめてください……」
「ここはそう思とらへんみたいやけど?」
 前の方まで手を伸ばされると、触れられただけで快感が背筋を駆け抜けた。
 でも、その手はすぐに離れてしまった。
「え……?」
 背中から温度が消えて、思わず首だけで振り返ると、
 シズルさんはこちらに背を向けて棚から何かを取り出していた。
 それが透明な液体の入った小瓶と、棒のついた『黒光りする革の下着のようなもの』だと理解した時、
 ボクの胸でいやな予感が膨らむのを感じた。
「ちょ、ちょっとまさか……!」
 体が反射的に逃げ出そうとしたけど、シズルさんがそれを素早い動きでさえぎり、
 再び部屋のつり革にボクの両腕をはめるのだった。

155キグルイ:2006/03/25(土) 02:06:48 ID:AKSyDhhc
「……じゃあ、私は鎮静剤の精製に取り掛かるから……ショックで心臓麻痺だけはしないようにね」
 ボクが捕獲されたのを見たヨウコ先生は哀れみの表情で自分の仕事に戻った。
 待って下さい! とも言えなかった。だって薬がなければ根本的な解決にならないのだから。
 背後から聞こえる衣擦れの音がすごく怖い。
「心配せんでええよ。ちゃんとほぐしたるさかい」
 冷たい感触が、お尻の間を流れ落ちていった。
 それが小瓶に入っていた液体であることが分かるのはどうでもよかった。
 問題はこの先なのだから。
「おいシズル、いい加減にしないか」
 見かねた学園長が口を出してくれたけど、指の動きは止まらなかった。
「うちはまだお仕置きさせてもらっとらへんからね。落ち着いたらやめてあげますわ」
 落ち着く、とはボクの前の方のことを言ってるんだろうけど、
 後ろから責められて落ち着くとは思えない……というより落ち着くようにされたくなかった。
「そこまで言うならナツキがしとくりやす」
 ローションで濡れた指先が、ボクの後ろの中心部を捉えた。
 くすぐったさと冷たさで声が出てしまうそこを、円を描くように動かし始めた。
「た、助けてください学園長……」
 妙な恐怖と刺激で、涙がうっすらと目じりに溜まってしまう。
 学園長は歯を食いしばるようにしてボクを見ていた。
「ほらほら、具合はどうえ?」
 シズルさんは舌先をボクの耳の裏やうなじに這わせながら、
 徐々に指先を穴の奥に沈めようと力を加えた。
 その度に先端がつぷりと中に入り、快感とも不快感ともいえる感覚が走った。
「はくっ……ふあぁ……」
 焦らさせるような快感に、意識が遠くなる。後ろよりも前が刺激を求めていたけど、
 自分では触れられず、もどかしさが募るばかりだった。
 滲んだ視界の中、ふと目を凝らすと、学園長がすぐ前に立っていた。
「こ、今回だけだからな。君とこんなことをするのは」
「え、それって……」
 意味を把握しようとして呆けたボクの顔に、服をつけたままの胸が押し付けられた。
「か、カン違いするなよ。あくまで責任を取るだけだからな!」
 憎まれ口を叩きながらも、優しく胸を貸してくれる学園長に安らぎを感じていた。
 ――のも僅かだった。シズルさんの指が根元までボクの中に入ってきたのだ。
「くぁ……」
 痛みはなかったけど、異物を挿入される苦しさがボクの顔を歪ませた。
 そのまま中で指を動かされ、ボクは断続的にうめきを上げさせられる。
「だいぶほぐれてきたみたいやね」
 心なしか嬉しそうなシズルさんの声にボクは恐怖した。
 指が引き抜かれ、変わりに別の感触が触れた。ゴムのような棒の感触が。
「シズル、あまり無茶は――」
 学園長が静止しようとした直後、指よりも一回り大きな進入にボクは悲鳴を上げた。

156キグルイ:2006/03/25(土) 02:07:27 ID:AKSyDhhc
 お尻を通じてもたらされる感覚は、不快以外の何物でもなかった。
 ローションで滑りを良くされてるとはいえ、異物を体内にいれられている事実は変わらない。
「く、苦しいです……」
 閉じきらない口から涎が垂れるのも構わずお願いするものの、
 高揚した顔のシズルさんは、止める気が全くないようだった。
「初めは苦しいかもしれんけど、かんにんなぁ」
「し、仕方ない。少し我慢していろ」
 学園長がコンドームを取り出してボクの前にかぶせようとした時、
 不意にシズルさんが前後に動いて、ボクの腰を動かした。
「あっ」
 そのせいでボクのものはゴムをかぶせようとした学園長の手の中に滑り込み、
 ちょうどしごくような形で引き抜かれた。
 既に限界まで猛っていた為、その一度の刺激であっさり放ってしまった。
「はっ、く」
 まずかったのは、コンドームをつける為学園長がかがんでいたことだった。
 当然発射したものは、顔と胸元だけでなく、その黒い艶やかな髪の毛までべったりと汚してしまった。
「ご、ごめんなさい……」
 謝ってもどうにもならないことだとは思いつつも、涙ながらに訴えるしかなかった。
 しばし放心していた学園長は、口元に垂れかかった精液を拭うと、
 やや乱暴に手の中のゴムをかぶせた。
「やってくれたな」
 鋭い目でボクを睨め付けると、ズボンと下着を素早く脱ぎ捨て、
 ボクのものを手で導いてのしかかる様に包んできた。
「くっ」
 一枚の皮を隔てて、ボクのものが暖かな感触に包まれた。
「ふあ……」
 心地よい刺激に、声がこぼれてしまう。それを学園長は少し得意げに微笑んだ。
「どうだ、イキそうか?」
 学園長が呼吸を荒くして尋ねてくる。中はそれほど濡れていたわけではなかったけど、
 今のボクには十分過ぎるほど気持ちよかった。
「二人だけで楽しんだらあかんなぁ」
 突然、背中で静かにしていたシズルさんが、ボクに腰を突きこんできた。
「あくっ……」
 奇妙な刺激を後ろから受け、思わず腰が浮いてしまう。
 でも、時間のせいか薬のせいか、だんだんと苦痛以外の熱さを感じてきた。
「や、やめろ。そんなに動いたら……」
 ボクが腰を突き上げてるのではなく、後ろのシズルさんの動きと連動しているんだけど、
 学園長にそんな弁明などしてる余裕はなかった。
 後ろで送られてくる熱さが、そのまま前で温かく受け止められる度に、腰の根元がじんと甘く痺れた。
 頭が真っ白になって、自分で動いているんだか動かされているんだが区別がつかなくなる。
「学園長……っもうダメです……。でちゃいます!」
 その瞬間、シズルさんが後ろのものを根元まで突き入れた。
 言葉にできない感覚とともに、ボクは学園長の中で二度目の限界を迎えた。

157キグルイ:2006/03/25(土) 02:09:38 ID:AKSyDhhc
 非常に大変な後始末を終えて、うわべだけは多少平静を取り戻したボクは、
 風邪を引いたことにして保健室でアリカちゃんたちに顔を見せた。
 薬ができたのは、体に障るからという理由でみんなに退室させてもらった直後だった。
「やれやれ……。どうにかばれずに済んだな」
 扉が開いて、いつもの調子に戻った学園長が、ベッドに横たわるボクの前に姿を見せた。
「すいませんでした……」
「お互い様だ。私もとんだところでそそっかしいな。学園長は向いてないかな?」
「でも、最後は優しくしてくれましたから」
 そういう意味で言ったんじゃなかったんだけど、学園長は何を勘違いしたんだか、
 顔を真っ赤に染めた。
「ええい、あれは忘れろ! さもないと……」
 眉を立てて押し迫るので、慌ててボクは両手を振った。
「わ、わかりました。それより、薬はどうしたんですか?」」
「ああ、さっきヨウコからもらってきた」
 そういって背中を向けると、一本の注射器を取り出した。
 ボクは無言で腕を差し出す。
「……よし」
 注射器の中身が全部なくなると、ようやくボクはひとごこちついた。
「これで、部屋に戻れますね」
「ああ、だがしばらく安静にしておけ、何かあっては私の立場がない」
 半身を起こしていたボクの体を、学園長の手が優しく押して横にした。
「じゃあ、お言葉に甘えてもう少しだけ……」 
 ボクが微笑んでそう言うと、突然保健室のドアが開かれた。

「ナツキ。興奮剤の注射が一本足りなりらしいんやけど。どこいったか知らへん?」
 シズルさんの言葉に、ボクと学園長は凍りついた。
「ちょっと待て――!!」

 PS.興奮剤の残りはちゃんと見つかりました。


 あとがき:シズルのセリフが死ぬほど面倒。一応調べたが間違ってる可能性は高い、まあいいや。

158名無しさん:2006/03/25(土) 13:13:07 ID:lKphcHx.
それは何だか、新鮮な光景だった。
休日の昼下がり。屋内の舞闘練習場。
二人とも体操服姿。ボクは仰向けに寝ころんでる。
ニナちゃんは、そのボクのお腹の上に、中腰になって片膝をのせている。
確か事の始めは、部屋で話しているときに、アリカちゃんが
「プロレス」がどうとか言っていて、その後、用事があるから部屋を出て行った。
その時にボクがぼそっと「余り好きじゃない」って言ったのをニナちゃんに聞かれていて、
「護身術に関節技を知っているのは意味がある」って言われて、
「少し時間があるから」練習しようってなって。
それぞれの技の入り方、かわし方とか雑学、そんなことを1時間ほど。
そして今。

「マシロ様?聞いていらっしゃいますか?」
「え?うん。聞いてるよ」
ボクのお腹に膝を立て、ニナちゃんが声を掛けてくる。
「では。この体勢だと周りに目を配りつつ、相手を確保することができます」
そう言って少し膝に力を入れて、お腹を押さえ込む。
「こう、腹部を圧迫することで、より効果が現れます。ただ」
気付いたときにはニナちゃんの位置が変わっていて、
「相手が一人だけの場合は、こちらの方が的確ですが」
ボクの胸の上に、馬乗りになっていた。
「この体勢だと、自分の体重を相手に掛けることで、背筋や腕力での回避、
寝返りでの回避なども、防ぐことも出来ます」
「へぇ」
「ですが、それだけに、この位置取りになることはなくて」
そう言いながら少しずつ、後ろに下がって…、ってそれ以上はダメ!
「通常は腹部か…ま、マシロ様!?」
「その、が、我慢したんだよ!?でも、その、腕とか足にニナちゃんの身体が密着して、
 その…ごめんなさい」
そこが大きくなるのは仕方ない、なんて言えないし…。
何も言い出せなくて、時間だけが過ぎていく。
どうしよう…。
「と、とにかく、講義を続けます」
「は、はい。お願いします」
よかった。無かったことにして続けるみたいだ。
…怒ってないかな…。
「この体勢を取った場合、相手も逃れようとするため、姿勢の微調整も必要になります」
そう言って…、ってそんな…そんなところでお尻を前後に動かさないでっ。
「えっと…ニナちゃん?」
「どうかなさいましたか?…なにかお尻の下で」
「いえ、なんでもないです」
ニナちゃんは講義してくれてるんだし。
おちんちんが大きくなるから、そこからどいてなんて言えないよ…。
「空いてる手で、相手を押さえ込むのも有効な手段です」
ニナちゃんが両手をボクの胸の上に置く。
でも、その体勢で、前後に動かされると、とてもいけない気が…。
「マ、マシロ様、…その抵抗するというか、抜け出そうとしてみてください」
さっきまでと違ってニナちゃんの頬に赤みが差して、息も上がってきてる。
ずっと動き続けてるものね、…その、腰が。
ダメだ、どうしてか分からないけど、このままだと、何かまずい気がする。
言われた通り逃げようと思って、腰を跳ね上げ、
「…ひゃん!?」
「ニナちゃん?」
「い、いえ、何でもありませんっ。お気になさらず続けてください」
逃げようとする度にニナちゃんの声が、その…。
そ、そうだ。身体だけで逃げようとするからダメなんだよね。
腕を使って、
「マシロ様!?」
って何でボクはニナちゃんの胸を押さえてるの!?
びっくりするニナちゃん、でもその後の表情がとても可愛い。
あ、でも何か我慢してるみたいな表情に…。
ってダメ。そんなところで身体を小刻みに動かされると

うぅ、パンツの中が…。
「このまま浴場まで行くわけにも参りませんので…。
 ここのシャワー室に着替えが用意してあります」
何か満足そうな顔つきで、さっきとは違い、冷静に話すニナちゃん。
いつもの通り、先を読んで用意が良い。…のはいいんだけど。
それが汗を流すところまでだったのか、それとも…、ここまで成ることを見越してだったのか。
その辺がちょっと気になるなぁ…。

159名無しさん:2006/03/25(土) 13:14:36 ID:lKphcHx.
ドラマCD聞いて、カッとなって書いた。

160名無しさん:2006/03/25(土) 14:00:35 ID:WwXKk6O.
今日も書き込みないだろうなと来てみたら大量書き込みに吹いた
お前らGJ!!!!

161ニナ派:2006/03/26(日) 18:06:39 ID:fG7LILT6
前回の続きです

オトメだって人間です、夜は睡眠を取らなくてはなりません

「マシロ様…」
「マシロ様ぁ〜ん」
「マシロちゃ〜ん」


でも、ボクのベッドで寝なくてもいいと思う
一つのベッドに四人も眠れないよ…

「ねぇ…自分のベッドで寝ようよ」

「マシロちゃんと一緒に寝たいんだもーん」

アリカちゃんは、ボクの首にしがみ付き離れてくれません

「私もです、マシロ様ぁ〜」

エルスちゃんは、腕に大きなおっぱいをくっつけてきます

「ぁん…ま、マシロ様ぁ……」

ニナちゃんは、ボクの手をつかみ…何かしてます


「お、お願い…離れてよ…」

このままじゃ、ボクのエレメントは暴発しちゃいます

「涙目のマシロちゃんも可愛いね〜」
「そうだね、アリカちゃん」
「ぅん…素敵です、マシロさ……まぁ…」

「そんなこと言わないで…」


母さん、ここは生き地獄です




ようやく、三人は寝付いてくれました
ボクを揉みくちゃにして疲れて眠ってしまったようです
ボク自身はエレメントがギンギンにマテリアライズしていて、眠れません
それに、汗がびっしょりで気持ち悪い

「お風呂入ってこようかな……」

162ニナ派:2006/03/26(日) 18:07:35 ID:8tv3X/NQ
―お風呂―

「ふぅ〜 極楽ごくらく〜」

ボクの唯一安心できる空間
でも最近は、エルスちゃんが乱入するようになって、落ち着かなくなってきた
深夜のお風呂でしか、ゆっくりできないよ

「さて、上がろっかな……」


"ガラガラガラッ…"

「ミーヤさん……」
「トモエちゃ……ん」

ボクが湯槽から出ようとすると、ミーヤちゃんとトモエさんが熱いキスを交わしながら入ってきた


「あぁ……まずい…」


「あっ、マシロ様」
「こんな時間にお風呂に入ってらしたのですか」
「あ、うん…ちょっと汗かいちゃってね……」


あまり、トモエさんとは関わり合いたくないんだ
ニナちゃんが言うには、トモエさんは極度の男嫌い
バレたらただじゃすまないかも…


「じゃあ、ボクは…」
「あの…もし良かったら、私達とお話しませんか?」

ミーヤちゃんが余計なことを言う

「う、うん…少しだけなら…」

それを断れないボク

「お背中流しましょうか?」

下手に断ると怪しまれるかな…?

「お願いするよ、トモエさん」
「かしこまりました」

相手の気分ばかりうかがってしまう、こんなボクが嫌です

163ニナ派:2006/03/26(日) 18:08:25 ID:EZ67Fq9k
「マシロ様の肌綺麗ですね…」

トモエさんも、ニナちゃんと同じように丁寧にボクの背中を綺麗にしてくれる

「そうかな? トモエさんの肌も綺麗だよ」
「まあ…お上手ですね……」

トモエさんにはアリカちゃん達とは違う、大人っぽさが漂ってる
そんな雰囲気に、ボクはちょっとだけドキドキする

「むー」

ふと気付くと、ミーヤちゃんが恨めしそうにこっらを見てる
トモエさんを取られた感じだから拗ねてるみたい

「じゃあ、ミーヤちゃんはトモエさんの背中を流してあげたら?」
「はい、そうしますっ!!」

光の速さでこっちにくるミーヤちゃん

「ぁん…ミーヤさん……どこ触ってるの…」
「えへへ…トモエちゃーん」
「も、もぅ……マシロ様がいらっしゃるのよ……」
「トモエちゃんのおっぱいふにふに〜」

背中越しに色っぽい声が聞こえる…
ぼ、ボクのエレメントがマテリアライズしてしまうっ!?


「あっ…!」

股間にかぶせてたタオルが盛り上がっている

「やばっ…!!」

すかさず位置を変えようとしたのだが、トモエさんに両腕をつかまれる


「やっぱり…マシロ様は殿方でいらしたのですね」
「トモエちゃんの言ってた通りだったね」


冷たい二人の声
あぁ…ちょっきんだ……
その前に地獄を見るかも


「言い訳はしないよ…」

正直に告白する
これはもう駄目かもしれないね


「まあ、そんなに堅くならないでください」
「トモエさん…」

トモエさんの笑顔、逆に恐いんですけど…

164ニナ派:2006/03/26(日) 18:10:16 ID:PqwVMJMo
「トモエちゃん、ちょっと相談があるんだけど…いいかな?」
「なにかしら、ミーヤさん」

ミーヤちゃんはトモエさんの耳元で話す

「あのね……ごにょごにょ…」
「まあ…」

ミーヤちゃんの発言にトモエさんは顔を紅くしている
何て言ったんだろう

「マシロ様」
「う、うん…何かな?」
「あの、二人で相談したのですが…」
「うん…」
「マシロ様が殿方だということを隠す代わりに……」
「うん」
「あの…殿方の自慰を見せていただけないでしょうか…?」


「うん、わか…って、ええっ!?」


「してくださらないのなら、皆さんにバラしますよ」
「マシロ様に選択件は無いんですからね」

「…わかった」


椅子に座って股を大きく広げ、股間がよく見えるようにする
ボクは羞恥心で顔が熱くなっている


「どうぞ、始めてください」
「うん…」


硬くなったボクのエレメントを上下にこする
どんな状況でも快感を得られるんだ


「へー……こうやってやるんだ、トモエちゃんは知ってた?」
「知識だけなら…」


二人とも興味津々な目で見つめる


「ん……どうかな…?」
「そのまま続けてください」
「なんか…ドキドキしてきちゃったね……」


二人の目線がボクのエレメントに刺激を与える
いつもより、興奮する


「マシロ様…見られて興奮しているのですか?」
「えっ? ち、ちがうよっ!!」
「あら、マシロ様はミーヤさんにまでそんなことを言われてしまうのですか?」


図星をつかれたのに、手が止まらないよぅ…
"ビクンッ"とボクのエレメントが震える


「うわっ!」

"ドピュッ…"

「きゃっ!!」
「マシロ様から白いのが出てきましたわ!?」

二人の目の前に精液が落ちる
トモエさんは指で精液をすくい取る

「これが…精液というものですか?」
「うん、オトメが取り込んじゃいけない特定酵素だよ」
「でも、赤ちゃんの素なんですよね?」
「そうだよ、ミーヤちゃん」
「オトメである以上は子供は作れない……不便なものですね」
「トモエさん……」

トモエさんは、ちょっと切なそうな顔をする

165ニナ派:2006/03/26(日) 18:11:13 ID:HJ9Bq1yA
「マシロ様になら……私……」
「と、トモエさん…!?」

トモエさんはボクの体に抱きついてくる
エルスちゃんとまではいかないけど、結構おっぱいは大きい


「私もいいですよ…」
「ミーヤちゃんまで…!?」

ミーヤちゃんも、トモエさんと逆の方から抱きついてくる
あ、ミーヤちゃんのほうが、おっぱい大きいや


「私、殿方は苦手です。でも、女性みたいなマシロ様になら…」
「私は、トモエちゃんと一緒なら…」


「むぅ…困った……」


落ち着け、ボク
状況整理してみよう
まず、ボクはお風呂に入った
ミーヤちゃんとトモエさんが入ってきて、二人に男だとバレた。むしろ、二人とも既に知ってたのかも
脅迫されて、ソロ舞踏を強要された
二人とも精液に興味津々、赤ちゃんがなんやらかんやら
『マシロ様になら…』中に出されてもいいってことだよね…?

つまり、これってプロポーズ…なのかな?


「あの…トモエさん、ミーヤちゃん……」
「マシロ様になら、私達のオトメの資格を奪ってもらっても構いません…」
「トモエちゃんのママと四人で温泉経営をしようよ」

「ねえ、もし断ったら…」
「今すぐにでも」「バラしますよ」
「あ、あぅ〜」


待てよ、今ここで二人としちゃうと…
二人はマテリアライズできないよね、オトメの資格が無いことがバレるよね
シズルさんが気付くよね

すなわち、"ちょっきん!!"


二人としないよね
皆にバラされるよね、シズルさんの耳にも入るよね

すなわち、"ちょっきん!!"


「か、完璧な計画だぁ〜」
「うふふ…マシロ様に逃げ場はありませんわ」
「私達の妹になってくださいね」


あぁ…さようなら、男の子


"ガラガラガラッ…"


「フライングはよくないと思うわ」
「何者!?」


ボクの大ピンチにやってきたのは…


「ヨウコ先生…?」


ヨウコ先生は、白衣を着たままお風呂に入ってきました
あぁ、最悪だ……


「トモエさん、ミーヤさん、あなた達は何を考えてるの?」
「ヨウコ先生には関係ありませんわ」
「そうです」

「関係ないこと無いわ、マシロ様と私の間には体の関係があるもの」

166ニナ派:2006/03/26(日) 18:12:01 ID:uNWQmln6
ヨウコ先生の発言に二人は目を見合わせ、すぐにボクのほうを見る
あぁ…ヨウコ先生……変なこと言わないでよ…

「本当ですか、マシロ様!?」
「あぁぁ…うん、そうだよ……」


さよならさよならさよなら、ボクのエレメント


「本当は内緒にするつもりだったけど、貴方達みたいにフライングされたら困るから、一応教えとくわ」

嫌な予感がする…

「今、私とマシロ様で新しいナノマシンを開発しているの。特定酵素を取り込んでも崩壊しないものをね」
「そ、それって…まさか……」
「オトメでもマシロ様としたいほうだいってことよ…」

衝撃の告白に二人は絶句する

「み、ミーヤさん…」
「トモエちゃん」

「だから、少し待っててちょうだい。もうすぐできると思うから」


トモエさんとミーヤさんは頷き、ボクから離れる


「た、助かった…のかな?」
「いいえ、今からマシロ様には研究室に来てもらいますからね」
「え…じゃあ……」
「今日もサンプルの採取です」
「あ…わかり……ました…」

また、ヨウコ先生にしてもらえるんだ…

「顔がにやけてるわよ、案外嬉しいんじゃない?」
「そ、そんなことっ!!」
「君って、ホントに可愛いわねぇ…」
「あぅ……」

可愛いと言われて、ちょっと照れる
ヨウコ先生の微笑みは好きだ


「あの…ヨウコ先生……」「何かしら、トモエさん?」
「私達も、その…見学していいですか?」

トモエさんは真っ赤な顔でとんでもない事を言う

「保健の特別授業って事で…」
「いいわよ、ギャラリーが増えると興奮するんでしょ?」
「そ、そんなぁ…」


母さん、この学園は四面楚歌です


しかし、その時のボクは知らなかったのだ
既にガルデローベの生徒全員が、ボクが男だということを知っているなんて

167ニナ派:2006/03/26(日) 18:16:56 ID:BSmwaDWs
他の書き手さんのレベルが高すぎて、一人だけ浮いてるような気がしてきた…orz
みなさんSGJ

ワシも精進します
取り敢えず新型ナノマシンネタで引っ張っていくつもりです

168名無しさん:2006/03/26(日) 21:20:06 ID:Ba2TAQpQ
みんな知っているのか……
嬲り者だな、マシロくんw

169名無しさん:2006/03/26(日) 22:00:03 ID:MmByynPU
真ん中の女の字は勿論マシロきゅんだな。
男はシズルとヨウコ先生か。
マシロきゅんはもうノーマルには戻れないかもしれんね。

170名無しさん:2006/03/26(日) 22:19:40 ID:/3Q8zzrU
つまり
嫐り者

171名無しさん:2006/03/26(日) 23:00:22 ID:tSuoVuQs
>>167
行間空けてくれるのでとても読みやすいですYO
GJですv

172キグルイ:2006/03/27(月) 00:12:57 ID:TqSqyrOg
・最近賑わいが増えて喜ばしい限り
・コメントくれてる人いつもありが㌧
 とりあえず俺は全キャラ制覇を目指す、男は無理だが

173名無しさん:2006/03/27(月) 02:40:40 ID:3UHsxr3Y
>>149
マシロくん可愛い過ぎです。GJ!

>>キグルイ
いつも素晴らしいです。是非全キャラ制覇して下さい!GJ!

>>ニナ派
マシロくんの公開プレー最高でした。GJ!

174名無しさん:2006/03/27(月) 17:06:43 ID:wh5/mKuQ
ナギキボン

175名無しさん:2006/03/27(月) 17:16:11 ID:dMsNWY3M
男同士で具体的な性的描写は勘弁して欲しい。
萌えな会話とかは全然構わないのだが。

176名無しさん:2006/03/27(月) 18:43:27 ID:LjR4QpeI
勘弁とか構わないとか何様だよw

177名無しさん:2006/03/27(月) 20:18:53 ID:dCS4wLiU
ナギの死亡前のポエムでよければネタがあるが。

178凪白:2006/03/27(月) 20:36:57 ID:neWLFk8k
「ふう、たまの休みくらい息抜きしないと……」
僕は鏡を見ながらカツラを取った。
ここはヴィント市街のある公園のトイレ。
今日はガルデローベがお休みの日なので、こっそり外出して来ちゃったのだ。
それも、ひとりっきりで。
アリカちゃん、ニナちゃん、エルスちゃんは今頃心配しているかもしれないけど、
ボクだってたまには一人になりたい。何というかあそこは……刺激が強すぎるよ。
そして一人になると、久しぶりに男の子に戻りたくなったのだ。

「これで人目を気にしないです……うわぁっ!!」
「あ痛っ!!」
余所見をしてトイレから出たボクは、誰かに思いっきりぶつかってしまった。
相手も尻餅をついているみたい。
「す、すみませ……」
「殿下、大丈夫ですか!?」
顔から血の気が引いていくのが自分でも分かった。
目の前にいたのはSPに囲まれたあのナギさんだった……。
「死ぬ覚悟はできてるんだろうな?」
サングラスを掛け、黒衣に身にまとった兇悪そのものの男たちが、
すらりと剣を抜く。ボクは恐怖で声もでない。
「まあ、待て」
ナギさんがすっと手で制すと、ボクの方を見やった。
「…………」
「あ、あの……」
ボクはいいかけて口をつぐむ。ナギさんは険悪そのものな顔でボクを睨んでいる。
いつもボクに対してにこにこしている、いつものナギさんの顔じゃない。
ナギさんが何もしゃべらないので、ボクも口を開くこともどうすることもできない。
見つめあいは永遠に続くかに思えた。

――殺される――

ボクがマシロ姫(の替え玉)だと知らないナギさんは、ボクを虫けらみたいに処刑するに違いない。
助かるにはボクがマシロ姫だと明かすしかないが、そんなことをすればちょっきんだ。
いや、それ以前に大佐に殺される。
どうすれば、いや、どうしようもない。アリカちゃんニナちゃんエルスちゃんさようなら。
ああ、お母さん、今そちらへ参ります……。
「――怪我はないか?」
「へ?」
「怪我はないかと言っているんだ」
拍子抜けしたボクに、ナギさんはぶっきらぼうに問い質す。
「は、はい大丈夫です!」
意外な言葉だった。てっきり殺されるとばかり思っていたのに。
「ん? キミどこかで見たような……」
慌てて言うボクにナギさんは笑って一言。
「そうか、気をつけろよ」
そのまま去っていった。

(ナギさん……)

結局、ナギさんの本当の笑顔を見たのはこれが最初で最後だった。

終わり

179名無しさん:2006/03/27(月) 22:13:08 ID:Yrsu3Zlk
ナギ・・・ちょいと悲しいぜ。

180名無しさん:2006/03/28(火) 00:48:47 ID:glSsiSWA
大丈夫きっと蘇ってくれるさ。
俺は具体的な性描写も萌え話もオールオッケーだぜ!いや、むしろ来い!

181凪白:2006/03/28(火) 03:09:15 ID:yhW9H8yM
物心ついたころから、信頼できる人間なんて一人もいなかった。
ずっと一人で生きてきた。
僕はアルタイ公国大公ナギ=ダイ=アルタイ。
北方の軍事大国アルタイの主権者だ。
尤も、初めからそうだったわけではない。兄たちは僕が排除した。
殺した。
そうやって王権を手にした。そうでなければ死んでいたのは僕だろう。
別に弁解するつもりはないが。

母上は僕を産んですぐ死んだ。暗殺というのがもっぱらの噂だが真相は知らない。
僕付きの乳母だけが僕に真に愛情を注いでくれたが、僕が七歳のときやはり殺された。
その時僕は悟った。この世界は真っ暗だと。
それからは的確に行動した。もとより僕の地位という燈台に惹かれてくる蛾は多い。
僕は彼らに或いは官職を或いは爵位を或いは財産を与える約束をして彼らと契約した。
まず一番上の兄を手なづけた軍人を使って殺させた。誤射と処理された。
二番目の兄は近従に手を回して毒殺させた。エスケープゴートを用意して自殺させた。
無論、僕の方にも危険は迫ってきた。だが、生まれついての悪知恵と機転と後は悪運で切り抜けた。
終わった後、僕は用済みの道具を綺麗さっぱり始末した。まあ、あの少佐にだけは逃げられたけどね。
そして――僕は一人になった。

そんなときだった。マシロちゃんに出会ったのは。
僕はいかに祖国を拡大しいかに外国を蹂躙するかだけを考えて生きていた。
ヴィント女王と婚姻を所望したのもヴィントを併合するためだ。
そんな孤独な独裁者の僕に彼女は気付かせてくれた。
誰かのために、誰かをかばうために、誰かを守るために心から怒るということを。
彼女に殴られて。僕は初めてあやまちを正されたような気がした。
まるで亡き母が僕をひっぱたいたようだった。
僕は、誰かに叱って欲しかったのだ。

「ナギさん……ナギさん……」

ぼんやりと視界に意識を戻す。もう目が霞んでいる。
マシロちゃんは泣いているようだった。ぽろぽろと、その涙が僕の頬にかかるから。
――暖かい――
こんな僕でも最後は誰かに看取って、涙を流して貰いたかったんだ。
どうしてだろうね……。
自分でもそう言ったが、最期になってもやはり分からない。
でも、ただ一つだけ分かること。真っ白な君が教えてくれたこと。

世界は真っ黒じゃない。

終わり

182名無しさん:2006/03/28(火) 08:35:21 ID:ZsZXalsE
全アルタイが泣いた。

183名無しさん:2006/03/28(火) 10:28:38 ID:hnVpX6e2
ナギの最期はよかったな。

184名無しさん:2006/03/28(火) 13:47:02 ID:0cJKv7KE
ナギ。・゚・(ノД`)・゚・。
マシロくんフラッシュで蘇ってマシロくんと結ばれると信じてるお^^

185名無しさん:2006/03/28(火) 15:38:53 ID:Ytso2nBQ
ナギ・・・ここまで男前な最後なんざそうそう無いぜ。

186(´・ω・`):2006/03/28(火) 17:52:50 ID:4CtVdM7Q
「ボクに出来ることだったら、なんでも協力する」
この言葉が持つ意味を考えず、ボクは使っていたのかも知れない。
今になって深く反省する…。
NO.1とNO.3がNO.51の勉強を見てあげる。そこにボクも協力する。
その構図だけ見れば美しいのに。それが、どうして…。
「えっと…、こんな事、本当に必要なの?」
「オトメたる者、仕える主に後継者が出来た場合、乳母…、は無理でも
 出来る限りのお世話をせねばなりません。
 その為の訓練ですので…。それでは、よろしくお願いします」
そう言ってニナちゃんがボクに「ガラガラ」を持たせる。
協力するって言ったのはボクだし…、仕方なくそれを受け取る。
「うん、わかっ」
「マシロ様?」
「うっ…、ば、ばぶー」
内容を先に聞いておけば良かった。…聞いても素直に教えてくれたのかなぁ。
まぁ、それはともかく。
協力と言っても、ボクは何をするわけでもない。
ただ、このベッドに寝ころぶだけ。
そして何もしてはいけない。
ただ為されるがままに…。

「ダメっ、アリカちゃん、きつすぎるよ」
「え?だっておむつはきつめに締めるって」
「ちょっとアリカ。ものには限度があるのよ。少しこっちに来なさい」
そうしてニナちゃんが、アリカちゃんを隣のベッドに連れて行き…。
「ニナちゃんきつい、きつい」
「あんたがやってたのは、これぐらいの強さなのよ」
あぁ、余りにも進歩がないから、ニナちゃんもかなりキてるなぁ…。
そんな二人のやりとりを見てると、ずっと黙って見ていたエルスちゃんが
「よちよち」
こっちに近付いてきて、ボクを抱きかかえた。
そして…。
「お腹が空いたんでちゅねぇ。大丈夫でちゅよ。はい」
「んっく、んっく」
「はぁい、慌てなくても大丈夫でちゅよ」
「ばぶぅぅぅ」
「はい、良い子でちゅねぇ」
「ってエルス。あなた何やってるの!?」
「え?マシロ様がお腹を空かせてたみたいだから」
「だからって、そんな事してどうするのよ!」
「もしかしたら出るかも」
「出るわけ無いでしょ、母乳なんて。ってマシロ様もいつまでやってるんですか」
「んっく、んっく」
「いい加減にしてください!」
あ、おっぱいが…。
って、
「あれ?ボク…一体…」
「マシロ様?」
「ニナちゃん?どうして…。確かアリカちゃんにおむつを…」
「ってそこまで没頭してたんですか…」
あれ?何か肩を落としてまで呆れられてる。
ボク、何かやったのかな?

187(´・ω・`):2006/03/28(火) 17:53:23 ID:4CtVdM7Q
「まぁいいです…。では次の段階に。
 内政、外交などの大事から、家事などを含めて、物事には事前に気配を察知する、
 そう言うことが必要な時があります」
「うん」
アリカちゃんとボクが頷く。
「次はそう言った気配を察知する訓練に移ります」
「えっと…、その前に」
何だか話が続きそうだったので、右手を少し挙げ、ニナちゃんの話を止める。
「何でしょうマシロ様?」
「ちょっと時間貰えるかな?」
「どう言ったご用件で?」
女の子には言いにくいなぁ…。でも仕方ないか。
「その…ちょっと、おトイレ」
「マシロ様?」
…何でニナちゃん怒ってるの?
「これから行うのは、気配を察知する訓練。
 その為には事態の経過を観察しなければなりません。
 そしてマシロ様が今、締めていらっしゃるのは、おむつです」
え?まさか、そんな…。
「えっと…。冗談?」
「何がですか?」
「いえ、なんでもありません」
ニナちゃん目が怖いよ…。何だか他の二人も真剣な目をしてるし…。
ホントに?やるの?
「マシロ様。不言実行を行え、とまでは申しません。
 ですが、有言実行は為していただかねば、臣下に対する示しが付きません」
「うっ、それは確かに…、でも」
「それに」
「な、何?」
「先程、講義の前にお出ししたお茶ですが…。
 利尿作用がとても強い品ですので…、時間の余裕はないと思います」
って、マジメな話だと思ってたら、もしかして引き延ばし工作だったの?
ニナちゃん。それは酷いよ…。

オトメ3人を前にして、逃げられるはずもなく。
「マシロちゃん、我慢してた所から、何もかも解き放たれたみたいに…。
 なんだか、かわい〜」
「顔ばっかり見てちゃダメでしょ。全体を見て気配を感じ取りなさい」
「マシロ様。出る物が出たら入れないと」
「エルス、抱きかかえようとしない。それに、あなたにはまだ出せないから」
ボクはまた、進んではいけない方向へ、進んでしまったようだった…。

一通り講義が終わったようだった。
何もしてないのに、何だかとても疲れた。
「はぁ…でも本当にこんなのが役に立つの?」
「うん、将来絶対役に立つって、チエお姉さまも言ってた」
え?でも、アリカちゃん、それって、
「チエさんて…あの薔薇の人?先生じゃなかったの?ニナちゃん!?」
「さて、と…来週の予習もありますので、この辺で失礼いたします」
そんなあからさまに目をそらさないでよ。
「エルスちゃん!?」
「あ〜、イリーナちゃんに呼ばれてたの忘れてました。私もこの辺で」
そんな笑って誤魔化されても…。
「そんなぁ…」
…もしかしてボクは、踏み込まなくても良い道に、踏み込んじゃったわけですか。
勘弁してよ…。
「それじゃ私はマシロちゃんと今日の復習」
「「それはダメ」」

188(´・ω・`):2006/03/28(火) 17:54:15 ID:4CtVdM7Q
ドラマCD聞いてry

189名無しさん:2006/03/28(火) 20:36:02 ID:poV90rko
羞恥マシロくん大好きなのでGJ

190白二七:2006/03/28(火) 21:43:30 ID:2xMPHd2c
「マシロさま、お水です」
「ありがとう、ニナちゃん……」
そういらえるマシロさまの顔は、まるで生気がない。
あれから半年。
私たちはあてどもない旅にあった。

復活した真の真白姫。そして破壊神マイ。
その絶対的な力の前に私たちは命からがら、逃げ切ることだけで精一杯だった。
ナギさまの遺骸を回収する余裕させなかった。
追求の手はすぐに迫った。
真白姫とセルゲイ宰相により、マシロさま(本名は敢えて聞いていない)と私たちは
「王家転覆を企んだ偽者とその一味」として追捕を受けた。
生国のアルタイに逃げることも考えたが、まもなくアルタイ本国はテロ国家として
全世界の宣戦布告を受け、滅んだ事を知った。
エアリーズやカルデアにも逃げようとしたが、サエコ大統領もタクミ皇帝も私たちの受け入れを拒否した。
一国の国主としては当然の判断だろう。
そして、アリカはここに来ることができなかった。
無数の追っ手を引き受け、無数の創(きず)を受け、明らかにその幾つかは致命傷だった。
そうなる前に、マシロさまに害が及ばないよう、自ら陰部を破って、アリカはオトメではなくなった。
そして、最後に笑顔で頼んだ。

――マシロちゃんを、頼んだよ……――

それが私が見た最後のアリカだった。

「マシロさま……!」
ふと現に戻ると、マシロさまが地面にうずくまり、震えていらっしゃる。
私は慌てて着ているものを脱いで、マシロさまに被せる。
それでも震えは止まらない。
もう限界だった。布令が世界中に回されているため、宿に止まることもできない。
顔のみならず、私たちの血液型や遺伝的特徴まで宰相セルゲイによって公表されていた。
せいぜい私が変装して食料を調達してこれるくらいだ。
森の中、野原、荒野をあてどもなくさまようばかり。
当然、病院にもいけない。
マシロさまが具合を悪くされたのは二週間程前。
それから徐々に悪寒や発疹、熱が酷くなっていった。
症状からして腸チフスだろう。前に飲み水がなくて泥水をすすったのが悪かったのだ。

(マシロさま……)

いつからだろう。
あのとき、裁縫を手伝ってくださったとき。
鞭打たれる私を救ってくださったとき。
お風呂の世話をして差し上げたとき。
戴冠式のとき。
私を――あなたのオトメにしてくださったとき。

たぶんどれも違う。きっと私は、初めてあったときからあなたを愛してしまったのだ。
(私は……)
そっと抱きしめる。震えるマシロさまを包み込むように。
あのとき路地裏で震えていた少女は大きな温もりを手にすることができた。
あったかい、私だけの、かけがいのない温もり。
せめて最期は私があなたを暖められるように。私は腕にきゅっと力を込めた。

「結局、本当のお名前、聞かないままでしたね……」

そして私たちは深い眠りに落ちていった。

終わり

191白二七:2006/03/28(火) 21:51:17 ID:2xMPHd2c
あ、しまった。オトメをやめるには処女膜を破るんじゃなくて、
精っ・・・を摂取するんだった。アリカは自分で処女を破って
膣に精液を注入したということにしてください。

192名無しさん:2006/03/28(火) 22:45:02 ID:v8uE9ZRc
なんじゃそりゃw

193名無しさん:2006/03/28(火) 22:50:23 ID:WG8cmlbs
皆死ぬだけのSSはあまり(ry

194名無しさん:2006/03/29(水) 11:53:26 ID:HjrYVvro
>>190
GJ!
こういうのも、結構好きです。
「救い」はなくても「悲惨」じゃない・・・

195白二七:2006/03/29(水) 18:22:14 ID:c.Q2wJh2
「ま、前の方失礼します……」
ニナちゃんがボクの胸板に手を回してくる。
ボクはかちんこちんになった全身をふるふる震わせた。

運命のいたずらで女の子だけの学園、ガルデローベに入学することになったボク。
周りはみんな美少女ばかりで、しかも女所帯のためかその……大胆な娘ばかり。
ここはボクにはあまりに刺激が強すぎる。そんなボクがやっと安息できるのはひとりっきりになれるお風呂の時間、だった。

ひょんなことからボクのことを男だと知ったルームメイトのニナちゃん。
男ばれしたその日から、ニナちゃんがボクのお風呂の世話係を引き受けてくれることになった。
ボクが男だとアリカちゃんたち他の子にバレないためである。
ニナちゃんはいい子だ。コーラルNo,1の成績で、勉強もスポーツも万能、責任感も強く、理知的だ。
ボクが男だと知っても余計な詮索は一切して来なかった。
本当に理想的な女の子……なのだけれど。

「そこ……し、失礼します」
「…………」
ニナちゃんの手がボクの股に入っていく。
初めてお風呂をしてもらったとき、「そこ」を洗おうとしたニナちゃんに僕はびっくりした。
「い、いいよ、そこは自分で洗う!」
「駄目です! マシロさまのお風呂を引き受けた以上、すべて私がこなさなければ!!」
完璧主義者ゆえに変なところで意地を貼るニナちゃん。
ボクは何度も抵抗したのだけど、結局押し切られてしまった。それからは毎日ニナちゃんがボクのそこ――おち○ちんを洗っている。

はっきり言って生殺しである。

それにボクだって年頃の男の子だ。一人っきりになったときは、トイレの中とかで、その……オ○ニーをする。
ボクは仮性包茎なのでオ○ニーをするとすぐに滓が溜まってしまい、綺麗に洗わなければならない。
だからニナちゃんは一生懸命汚れを取ってくれるんだけど その代わり分かってしまうのだ。
今日ボクがオ○ニーしたかどうか。
今日も自分でしてしまったボクのおち○ちんには、カリと皮の間にタンパク質の滓が溜まっている。
ニナちゃんはボクの皮を剥いて、そこを嫌な顔一つせず指先で丁寧に洗ってくれる。

正直、ここまでしてくれるなんて感動している。
ニナちゃんは本当にボクのこと大切に思ってくれているんだって、胸が熱くなる。
でも……その、これは想定外に……。

(ニナちゃんの指がボクのを……)

段々、胸が高鳴ってくる。それに、こんな風に滓が溜まっているということは、
ニナちゃんにも分かるということだ。その……ボクがオ○ニーしたってのを。
ニナちゃんは何を考えているのだろうか。やっぱり「今日もマシロさまはオ○ニーしたんだわ」なんて思っているに違いない。

「あっ……」

ボクはびくんと震えた。ニナちゃんが指先の力加減を間違えたらしい。
「す、すみませんマシロさま! 痛かったですか!?」
目を開ける。覗いてくるニナちゃんの顔は……予想通り真っ赤だ。
僕は、もう……。
「ま、マシロさまっ!? こ、これはっ 」
ニナちゃんの顔を見た瞬間、不覚にもボクのぱおーんは勃起してしまっていた。

196白二七:2006/03/29(水) 18:45:20 ID:c.Q2wJh2
「あ、あのマシロさま……これは……」
「ご、ごめんニナちゃん!!」
ボクは思いっきり謝る。今までもニナちゃんの指で弄くられたとき、
立ってしまいそうになったことはある。ボクはその度に、
神学校の同級生のむさくるしい顔を思い出しては何とか堪えてきた。
だからこんな事は初めてだった。
「つ、ついその……気持ちよくなっちゃって、ニナちゃんの顔を見ていると、その……」
口に出してボクはとんでもない事を言ったと気付いた。
ああ、バカだボク。全然言い訳になってないよ……。いや、それ以前だ……。

「…………」
見るとニナちゃんは耳まで真っ赤だ。かちんこちんになっている。
その恥じらう様子を見ると、僕は理性が飛んでしまいそうで。
「さ、先に出るね、もう、ニナちゃんはゆっくり浸かってて……」
「あ、マシロさま、慌てないで……きゃあ!?」

すってんてん

「痛たたた……」
膝かしらが痛い。ボクは石鹸を踏んで転んでしまったらしい。
ニナちゃんは大丈夫かな……って。
「ま、マシロさま……」
「……!」
ボクはその……ニナちゃんを組み敷いていた。転んだとき押し倒してしまったらしい。
ニナちゃんは今一糸まとわぬ姿をしていた。バスタオルが倒れたときに剥げてしまったらしい。
「痛っ!」
起きあがろうとしたニナちゃんは苦痛に顔を顰めた。足首を手で押さえている。
どうやら捻挫したようだ。
「失礼しました、マシロさま、どいてください……マシロさま?」
「ニナちゃん、ボクはもう……!」
ボクはニナちゃんの乳房に顔を埋めていた。

「あっ!!」
ニナちゃんが甲高い声を上げる。構わずにニナちゃんのおっぱいに頬ずりする。
「ま、マシロさま何をなさるんです!?」
ニナちゃんはびっくりしてボクをはね除けようとするが、すぐに「くうっ」と苦痛に顔を歪めた。
足の捻挫が思ったより酷く、体に力が入らないらしい。
ボクはニナちゃんが抵抗できないことをいいことに、そのおっぱいにむしゃぶりつく。
「ふあっ! だ、駄目です、マシロさま……!」
ニナちゃんは首を振りながら何とかボクを退けようとするが、
今や二人の力関係は逆転していた。理性が完全に消し飛んだボクは、ひたすらニナちゃんのおっぱいを蹂躙する。
「いやです、止めてください、マシロさまぁ……いやぁ……!」
ニナちゃんのおっぱいはまだまだこぶりだが、その分感度は良好なようで、
ボクが乳首をついばむ度にびくびく震えて反応する。
ボクはただ夢中で、乳首を吸ったり、甘噛みしたり、おっぱい全体を揉んだり、
半ば本能的に愛撫を続けていた。ニナちゃんの乳房がボクのよだれでべとべとになり、乳首がくりくり勃起していく

197白二七:2006/03/29(水) 19:04:43 ID:c.Q2wJh2
「あっ、そこは!」
ニナちゃんが切羽詰まった声を上げる。
ボクはニナちゃんにのし掛かったまま、顔を胸からずらし、
ニナちゃんの股間に臨んでいた。
「駄目です、駄目、そんなとこ、見ないでぇ……!」
ニナちゃんが叫ぶが、ボクは無視する。そこはまったく素晴らしかった。
ニナちゃんの、女の子。
他の娘のを見たことないし、そもそも女の子をじっくり見るのはこれが初めてだけど、
たぶん、どんな娘のよりもずっと綺麗だと分かった。ボクはそこにそっとキスする。
「や、やめてくださ……ふわぁ!」
ボクの唇に触れられると、ニナちゃんの身体はびくんと痙攣した。
ボクは舌を伸ばし、狙いを定める、そのまま肉の襞にそって舐め上げる。
「ああ、ふぁ、あああああっ!!」
ニナちゃんはボクの顔を押しのけようと手をあてがい、必死になるが、力は入らないらしい。
声を出しながら暴れるだけボクを楽しませることになる。
「ああ、駄目ぇ……駄目ぇ……」
やがて、ニナちゃんの声は次第に泣きじゃくるようになってきた。
襞の頂点にある包皮に包まれた珠にキスをする。たぶんここがクリトリス……。
その瞬間、ニナちゃんの手がボクの頭をきゅっと抱きしめた。
奧から透明な液体がじわっと溢れ出してくる。
「あ、ああ……」
ニナちゃんが泣いている。ニナちゃんはもう抵抗しなかった。

ゆっくりと、おち○ちんの先をニナちゃんのそこに挿入する。
ニナちゃんはただ目をつぶり、身をボクにゆだねて、もう暴れたりしない。
初めてでどこに入れればいいか分からなそうなものだが、不思議とよく分かった。
ニナちゃんから出てくる液体で緩んだそこにボクのおち○ちんの切っ先が入る。
「くうっ!!」
おち○ちんの先が入ったとき、ニナちゃんは一瞬痛そうな顔をするが、
すぐに目を開けて大丈夫だと伝えてくる。
やがてボクのおち○ちんは根本まで入り、あたたかい感触がボクを包む。
ニナちゃんは初めてなのにあまり痛みはなかったようだ。
おち○ちんを根本まで入れられたとき、荒く息を吐く。
ボクはおち○ちんを動かし始めた。すぐにニナちゃんがおとがいを反らして反応する。
ボクも慣れないおま○この感触に、すぐに登り詰めていく……。

「に、ニナちゃん、ボク、ボク……!」
「ああ、マシロさまぁ……!」

そうしてボクはニナちゃんの中で限界を迎えた。

198白二七:2006/03/29(水) 19:42:27 ID:c.Q2wJh2
「ごめん、なさい……」
ボクは跪き、ただただ頭を垂れた。

あの後。ボクは正気に返って、ようやくとんでもない事をしてしまった事に気付いた。
だが、気付いたときには已に遅い。ニナちゃんのあそこからは、たった今ボクが注ぎ込んだばかりの白いものが溢れ返っていた。
もう、手遅れだった。
「ごめんね、ごめんね……」
泣きじゃくるボクの前で、ニナちゃんは無表情だ。
あられのない姿のまま、身を起こし、じっとボクを見つめている。
その無言の瞳が、口汚く責めるよりよっぽどボクの胸をさいなめる。

(ボクが、潰してしまった……)

(ニナちゃんの夢を……)

(ボクが、ボクが汚した……)

アルタイのオトメになって、貧しい人達のために尽くす。
それがニナちゃんの大切な夢であり、アルタイに返せるたった一つのものであったはずだ。
ニナちゃんの生きる目標だった。
ニナちゃんの生きる希望だった。
それを、ボクは自分のあさましい欲望のためにだいなしにしてしまったんだ。
ボクは……。

ボクは洗面台に置いてある毛剃りの剃刀を手に取ると、ニナちゃんに渡した。
「これで……これで、ボクを殺して」
ニナちゃんの瞳が大きくなる。ボクはじっとニナちゃんの瞳を見つめた。
「ニナちゃんの夢を潰して、ニナちゃんを汚して、ボクには償いようがないよ。
もう、死んでニナちゃんにお詫びするしか……」

パァン

その瞬間、平手の音が沈黙を破った。
「何を……言っているのですか」
頬を押さえ、呆然とするボクの前で、ニナちゃんはボクが今まで見たことがないくらい……怒っていた。
「マシロさまはバカですか!?」
ボクはただニナちゃんの顔をじっと見ている。
「マシロさまは、マシロさまは……」
そこから先は言葉にならなかった。
ニナちゃんが泣いている。ボクはそっとその肩を抱く。

「あーあ、やってもうたなぁ……」
「!!」
気付くと、開け放たれた戸口に学園長たち三人が立っていた。
三人ともとても険しい顔をしている。
(ああ、これで終わりだ……)
ボクは自嘲気味に笑った。
さようなら、ニナちゃん。
「どういうことになるか、分かっているな」
学園長が冷たい目でボクを見つめる。
「はい……」
ボクはゆっくり頷いた。
「待って下さい!!」
そのとき、ニナちゃんが立ち上がった。
「聞いてください! 私がマシロさまを誘惑したんです。マシロさまは悪くありません!!」
「なっ……」
ボクは驚いてニナちゃんを見上げる。
「私はどうなっても構いません。罰はすべて私が受けます!」
「何を言ってるんだ、ニナちゃん!!」
ボクはニナちゃんの肩を揺するが、ニナちゃんは悲しげにボクを見て、首をふるばかりだ。
「違う! ボクが、ボクがニナちゃんを犯したんです! ボクのせいなんです!」
「違います、マシロさまは……」
「あー、もういいから」
学園長は緊張感のない仕草で、手をぱたぱた振るう。
「二人とも……そうだな、罰当番くらいはやってもうらうか。後は普通にしろ。
君には普段通り授業に出て貰うし、ニナには引き続きオトメを目指してもらう」
「え、でも、ニナちゃんは……」
「こうなることは分かってたんだよ」
混乱するボクたちにヨウコさんが進み出て言う。
「あのね、君には栄養剤だって言っておいたけど、 ついこの前ナノマシン入りの注射を打ったの。
効果は男性染色体の減数分裂を……まあ、手短に言うと精子を無効にする薬ね」
「え、それじゃ……」
「大丈夫ということだ」
学園長が安心しろと頷く。
「まだ、開発中だったんだけどね。副作用もあるし」
「副作用?」
聞き返すボクにヨウコさんはぬけぬけと言った。
「これを体内に入れると、男性ホルモンの働きが増進されるの。
たぶん性欲が前より強くなったと思うんだけど」
そういえば、だから最近ボクはオ○ニーの回数が増えたんだ……って。
そんなもの、勝手に……。
「ちょっきんにならんでえかったなぁ」
シズルさんが意地悪く手でハサミを作ってみせる。もう、怒る気もしない。
見ると、ニナちゃんも脱力しているようだ。
「それはそうとな」
学園長がごほんと咳払いした。
「いいかげん、何か着ろ」
「はっ!!」
そうしてやっと、ボクたち二人は真っ裸だってことに気付いたのだった。

それから、ニナちゃんとボクは前よりもずっと仲良くなった。怪我の功名……かな。
終わり
終わり

199白二七:2006/03/29(水) 19:43:48 ID:c.Q2wJh2
Σしまった、終わりを二回書いてしまったorz

200名無しさん:2006/03/29(水) 19:50:41 ID:UaWbYAiU
やっぱマシロくんと攻めは合わんなあ

201名無しさん:2006/03/29(水) 20:00:00 ID:r451DhSQ
俺は受けも攻めも両方楽しめているけど?

しかしなんだかんだ言ってマシロくんとニナのカップリングが一番多いな

202名無しさん:2006/03/29(水) 20:26:42 ID:IGPcml/s
なぜマシロくんと二ナのカップリングが多いのか?
答えはいたって単純。
ここの職人さんの半分は二ナニー自身だからだよ!

203名無しさん:2006/03/29(水) 20:30:37 ID:r451DhSQ
つまりこのスレの半分はやさしさとニナニーでできていたのか!!!!

ほんまマシロくんの魅力は五臓六腑に染み渡るで

204名無しさん:2006/03/29(水) 20:36:59 ID:SVIKC9SQ
ニナニー妄想ばっかしてるから成績下がるんだよ・・・

205名無しさん:2006/03/29(水) 20:40:36 ID:IGPcml/s
噂ではマイスターにならなければ、
二ナちゃんはこの前の試験の結果が悪かったのでNo39まで下がる予定だったそうです。

206ミドリとマシロ:2006/03/29(水) 21:59:40 ID:MFWmy.3w
ここはシュバルツの本拠地である黒い谷。
そこに来ていたマシロくんは頭領であるミドリと仲良くなった。
シュバルツの頭領であるミドリだが、本来の性格は明るく頼りがいのある女性である。
ミドリはマシロくんを大変気に入り、世話と称して色々とスキンシップをしてくる。
嬉しいのだけれど、マシロくんは年頃の男の子なので、過剰なスキンシップの時は赤くなったりしていた。
「ふぅー、今日もミドリさんと話をしていたけど、ボクが男だと知らないものだから会話の内容が大胆だよなぁ。」
もう夜もふけてきたのか、外はすっかり暗くなっている。
「そろそろ寝なきゃ。その前にお風呂お風呂。」
身支度をしてマシロくんはミドリ達が用意してくれたお風呂に向かった。
「周りには誰も居ないな、よし・・・。」
素早く服を脱ぎ、腰にタオルを巻いてお風呂の戸を開ける。
「まずは体を洗わなきゃ。」
椅子を持ってきて、座るマシロくん。
いざ泡立てて髪を洗おうとしたところで、戸が開く音がする。
そっちのほうを向くと、素っ裸のミドリが仁王立ちしていたのだ。
(ええ?!な、なんでミドリさんが?!ボク、確かに入浴中の札をかけておいたのに)
「おーいマシロ姫。私が体を洗ってやるよ。」
全く隠そうとせずズンズンとミドリはマシロくんに近づいてくる。
「ボ、ボク、一人で体洗いますから大丈夫ですハイ!!」
「何言ってんだよ。裸の付き合いは重要なんだよ。遠慮しなくてもいいからさ。」
「でも・・・。」と後ろを振り向くと髪をまとめてあげたミドリが目の前に立っていた。
「キャアアアアア!!」と叫ぶマシロくん。年頃の男の子には刺激が強すぎる。
「何で叫び声をあげてるのよ。女同士だし別に変でもないでしょ。」
「ボクのエレメントがぁ、マテリアライズしちゃうぅぅぅ。」
「姫様はオトメじゃないのになんでエレメントとか言ってるのよ。ささ、風邪を引かないうちにちゃっちゃと洗うからね。」
必死でエレメントを押さえ込もうと目を閉じてミスマリアの顔を思い浮かべるマシロくん。
そうやってマシロくんが耐えている間、ミドリはマシロくんの髪を洗い始める。
「本当に綺麗な髪だよねぇ。サラサラだけど、枝毛も無く、艶もある。まるでお人形さんみたいだ。」
(ボク、男なんだけどなぁ)とマシロくんは胸中複雑になる。
「さ、お湯をかけて泡を流すから目を閉じていなよ。」
「ハイ。」
丁寧にお湯で流され、綺麗に泡が落ちたら、マシロくんも髪の毛をまとめてあげる。
「さてと、次は体ね。」
「そ、そこまでは結構ですから!!自分で洗えますから!!」
「うーん・・・じゃあ、背中は流させてよ。それくらいなら良いでしょ?」
「あ、ハイ。それくらいなら大丈夫です。」
しっかりとあわ立ててからミドリはマシロくんの背中を洗い始める。
「いやー髪の毛も綺麗だけど、お肌も綺麗だね。ツルツルでスベスベ。おまけにとっても白い。
これも若さ故なのかな。羨ましいわー。」
洗いながらミドリは呟いた。
「ミドリさんだって十分綺麗ですよ。」
「アッハッハッハ。そういってもらえると嬉しいね。」
天涯孤独の身だったマシロくんは、まるでお姉さんが洗ってくれてるみたいで嬉しくなってきた。

207ミドリとマシロ:2006/03/29(水) 22:01:23 ID:MFWmy.3w
そんな矢先のこと、ミドリが手を滑らしてしまう。
「おっとと。」
ムニっとミドリの胸がマシロくんの背中にあたる。
「ふあわぁ!!は、鼻血がぁ!!ちょっと大き目のぽっちりがぁ!!」
アリカやエルスにも胸を押し付けられた事はあるが、大人の女性はそう経験があるわけではない。
「いやーゴメンゴメン。ちょっと手元が滑っちゃってね。で、どうしたんだいマシロ姫。まだのぼせたわけじゃあるまいに。」
そうやって喋っている間にも巨乳はグリグリと押し付けられ、その感触をしっかり伝えてくる。
エルスやアリカには無い、柔らかさ、しっとり感がある。こんな感触はシズル以来だ。
「ひへ!!はんへもはひはへん!!(いえ、何でもありません)」
(え、エレメントが暴発しちゃうよう)
エルスのようにわかりやすい誘惑ならまだ心の準備があるから耐え切れるが、今回は不意打ちで相手にそういった思惑は無い。
そこがまた微妙にマシロくんの男の子の部分を刺激してくる。
「ボク、体が冷えてきたので、さっさと洗って湯船につかります!!」
「そうだね。私も洗ってから入るから先に入ってなよ。」
「は、ハイ!!」
急いで前も洗ってマシロくんは綺麗に泡を落とす。
そしてミドリにあまり見られていないうちにとっとと湯船に入った。
「フゥー。ミドリさん、刺激が強すぎるよう。」
そういいつつマシロくんはミドリを見る。
そこでまた慌てて鼻を抑えた。
ミドリが体を洗っているのだが、その動きに反応して胸が少し揺れているのだ。
巨乳が好きなマシロくんには堪らない光景なのだが、このままではマズイ。
急いで目をそらし、ミスマリアの怒っている顔を思い出して気を静めた。
気を落ち着けたマシロくんであったが、それも束の間であった。
素っ裸のミドリが湯船に浸かったのだ。
それほど大きい湯船ではない為に、とても距離が近い。ミドリの体が否が応にも視界に入ってくる。
そんな時、ミドリは何かに気付いた。
「こらこら。湯船にタオルをつけないのはマナーだよマシロ姫。」
「キャアアア!!止めてください!!」
「はいはい。我侭言わないの。」
必死で抵抗を試みるが、相手は百戦錬磨の強者である。
あっという間にタオルを取られてしまう。
「タオル位でこんなに騒ぐなんて、一体なんな・・・。」
ついに見られてしまった。絶対に秘密にしておかなければならないマシロくんの男の子の部分が。
「あ・・・ああ・・・。」
涙目になるマシロくん。もしかしたら、ちょっきんどころか自分の命が危ないのだ。
それに見られているという羞恥もあいまって言葉が出てこなくなる。
しばらく沈黙が続いた。
その沈黙を破ったのはミドリだった。
「へぇ・・・ヴィント王家にはこんな秘密があるんだ。」
「え・・・。」とマシロくんは驚いた。
どうやら危害を加える気は無いらしい。
「フフフ・・・こういう所じゃあね、中々良い男ともめぐり合えないし、色々と鬱憤が溜まってね。」
「でもさ、こうやってめぐり合えるんだから不思議なものだね。」
なんだかミドリの様子がおかしい。
マシロくんはミドリの顔を見る。目を細め、頬は赤くなり、口元は少し笑っている。
「こんなにも可愛らしい男の子なんてそうそうは居ないからね。色々と楽しませてもらおうかな。」
そういいながら、ミドリはスッと顔を近づけてくる。
「ちょ、ちょっと待ってください!!」
マシロくんは手を伸ばしてミドリを制した。
「どうしたの?マシロ姫、王子、まあどっちでもいいけど、こういうの嫌いじゃないでしょ?」
「そ、そりゃあそうですけど・・・。」
「私みたいなおばさんじゃ嫌なんだ。そりゃガルデローベの子達みたいに若くは無いけど・・・。」
とミドリは顔を伏せた。肩も少し震えて、ないているように見える。
「いえ!!ミドリさんはとっても綺麗で素適で、ボクは嫌じゃないです!!」
女性を泣かせてはいけないと思い、慌てて弁解をした。
「だから。」
続きを言おうと思った瞬間にミドリの顔が目の前に迫る。
あっという間に唇を奪われてしまった。
マシロくんの目は驚きで開いたままだ。アリカとキスをしたが、あの時は認証の為で今回とは違う。
それもここまで深くは唇を合わせていない。
これが、実質的なマシロくんのファーストキスである。
しばらくして、ようやく離れる。ツゥっと唾液の糸が二人の唇の間に伸びた。
「なら良いじゃない。マシロ君だって気持ちよくなれるんだから。」
当のマシロくんは耳に入っていないようだ。じっと自分の唇を見て、指で触れている。
「ボク・・・ボク・・・。」
「おや、もしかして初めてだった? それじゃあ、色々と教えてあげるよ。」
マシロくんの長い夜が、今始まったのだ。

208ミドリとマシロ:2006/03/29(水) 22:02:54 ID:MFWmy.3w
黒い谷編をまだ見ていないので、おかしい所があるかもorz
ミドリちゃんが江戸っ子っぽくなってしまった。
続きはまた次回にでも書きます。
次はでぼちん編でも書きたいなぁ。

209名無しさん:2006/03/30(木) 00:31:57 ID:oqAD4A2M
今週のチャンピオンではミドマシですよと

210名無しさん:2006/03/30(木) 03:35:14 ID:jkReVlrU
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

ミドリ大好きなので面白いです!
続きを早く!!

ってか、ミドリちゃんてラドのマシーンペ○スを使ってないんですか??

211蟻白:2006/03/30(木) 04:01:54 ID:VqpeJEGs
「ねえねえ、マシロちゃん!」
アリカちゃんが部屋に入ってくる。
その日、ボクとニナちゃんは午後のティータイムを楽しんでいた。
お風呂事件が終わってしばらくのことである。
「マシロちゃん、ニナちゃんとセックスしたんだって?」
 
 ぶ ぼ っ !!

ボクは口に含んでいた紅茶を思いっきし噴き出した。
見れば、ニナちゃんも同じような反応をして、ぴくぴく震えている。
「な、何をおっしゃる!?」
「隠したってダメだよ。学園長たちが話しているのを聞いちゃったんだ」
アリカちゃんはにこにこと、飽くまで笑顔を崩さない。
そう……。去るあの日、ボクとニナちゃんは……その、せっくす、をしてしまったんだ。
ひょんなことからなのだけど。
お風呂場で、ボクは性欲にまかせ、ニナちゃんが怪我をしているのにつけこんで、
ボクのことを心から慕ってくれているニナちゃんを手込めにしてしまった。
本当に、最低だと思う。
だけど、ニナちゃんはそんなボクを赦してくれた。
幸い、オトメに対する害毒もナノマシンのお陰で帳消しになって、ニナちゃんは無事だ。
あれから、ボクたちはその……そういうことは無しに、だけど前より仲良くなれたんだけど。
「おかしいと思ったんだ。マシロちゃんとニナちゃん、ここ最近前より仲良くなってるし。
マシロちゃんは私のご主人様なの! 抜け駆けは許さないからね!」
「あ、あの……ニナちゃん」
「ってか、あんたマシロさまが男の子だって……」
ショックから回復したニナちゃんが問いただす。
アリカちゃんは頷いている。
「そう。男の子だって。そりゃ、最初はショックだったよ?
でも、考えたの。こうなった以上責任を取って貰わないと……」
「あ……」
ボクは思わず唇を手で押さえる。そう。ボクはニナちゃんと……ファースト・キスをしてしまったんだ。
アリカちゃんは「ファースト・キスの相手と結婚する」って決めているらしい。
「ね、だから……?」
「ふざけないで!!」
そのとき、ニナちゃんがバンとテーブルを叩いて立ち上がった。
アリカちゃんを正面から睨み付ける。
「前からバカだと思ってたけど、言うに事欠いて何言ってるの? 私が、あんたなんかにマシロさまと……」
言い差して、ニナちゃんはふらっとくずおれた。そのままテーブルにしなだれる。
どうしたんだろう……って思う間もなく、ボクも腰が抜ける。って、あれ?
「効いてきたみたいね」
倒れ伏すボクたちをアリカちゃんが勝ち誇ったように見下ろす。
「ヨウコ先生の部屋から借りて(盗んで)来たんだ。筋弛緩剤。あ、いくらニナちゃんでも無理だよ? 馬とかを寝かすやつらしいから」
恐ろしいことをさらっと言うと、アリカちゃんはボクを抱き上げる。
ボクは体にまるで力が入らない。首から上だけはは動くのだけど。
ニナちゃんも目だけでこっちを睨んでびくとも動けないようだ。
「さ、マシロちゃん、私たちも絆を深めましょ♪」
「そんな、あ、アリカちゃん、わっ、ちょっと……」
アリカちゃんがボクの服を脱がしにかかった。

続く

212名無しさん:2006/03/30(木) 11:32:56 ID:9lT23kBc
アリカマジこええ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

213ヨウコ先生の個人授業 二時間目:2006/03/30(木) 18:27:34 ID:jw17R8TY
―研究室―

「そう…上手よ……」

ヨウコ先生のサンプルの採取という名目の個人授業が始まってから一ヵ月たった

「ヨウコ先生のおっぱい…おいし……」

逃げようと思えばいくらでも逃げれた
ニナちゃんに言い付ければそれで終わりだったんだ
でも、ボクはそうしなかった


「ヨウコ先生のあそこ…ひくひくして絡み付いてくる……もう、イキそうなんですか?」
「ええ……いい感じよ…」
「ずいぶん余裕ある感じに見えますけど…」
「あん…いじわる……君のおちんちん……感じすぎて…我慢できないのよ…」
「ボクも…もう我慢できません……」
「うん…今日もいっぱい中に出してね……」
「はい…」

今まではヨウコ先生がボクに乗っかることが多かったけど、最近はボクがヨウコ先生に乗っかることが多くなった

「はっ…はっ……」

ヨウコ先生に思いっきり腰を打ち付ける
そのたびにヨウコ先生は嬌声をあげる

「あんっ、ああっ!!」

ボクなんかのおちんちんで、ヨウコ先生がこんなに悦んでくれてる
そう思うと頑張れる気がしてくる

「マシロくん…マシロくんっ!!」

ヨウコ先生はボクの腰に足を絡める
ボクのおちんちんがヨウコ先生の奥深くに当たる

「いいよっ、イクっ、イッちゃう…! あああぁぁぁあああっ!!」

ヨウコ先生が大きな声で叫ぶと、急にあそこがぎゅーって締まる

「ヨウコ先生…ヨウコ先生…っ!! うわぁっ!!」

それがとっても気持ち良くてボクもイッてしまった

"ドクンッ…ドクンッ……"

ヨウコ先生のあそこに精液を流し込む

「はぁ…はぁ……今日もいっぱい…」

ヨウコ先生のあそこからボクのおちんちんを抜くと、いっぱい精液がこぼれた

「うわ…ボクこんなに……」
「えぇ、素敵よ…」
「ん……ヨウコ先生…」

ボクとヨウコ先生は、それが当然かのように自然にキスをする

214ヨウコ先生の個人授業 二時間目:2006/03/30(木) 18:28:40 ID:jozUzDbY
「今日もここで寝る?」
「……そうします」

最近、自分の部屋で寝ていない
三人の様子が少し変なんだ
今まで以上にボクに触れてくる
ボクはオトメに手を出してはいけない、ニナちゃんとエルスちゃんは知ってるはずなんだ
それなのに、何でボクを誘惑するようなことばかりするんだろう

その一方、ヨウコ先生は最初は強引だったけど、だんだんと優しくなってきた
ボクの話を聞いてくれて、頭を撫でてくれたり
いろんなことを教えてくれた
主にエッチなことが多かったけど……

「ねぇ…あの子達の所には帰らなくていいの?」
「こっちのほうがいいです」
「嬉しい事言ってくれちゃって」

ヨウコ先生がギュッて抱き締めてくれる
大きな胸が顔にあたって気持ちいい

「ヨウコ…先生……」
「ぁ…ダメ……」

ヨウコ先生のお尻を撫でる
おっきくてやわらかくてぷるぷるしてるお尻

「ヨウコせんせ、ボク……また……」

ヨウコ先生に抱き締められると、すぐにボクのおちんちんは大きくなってしまう
ヨウコ先生のお腹に擦り付けるようにおちんちんを当てる

「はいはい…今度はお尻に入れる?」
「うん…」

ヨウコ先生は俯せになり、お尻を突き上げる格好をする
ボクはヨウコ先生のお尻に指を入れ軽くほぐす
指を動かすたびにヨウコ先生は声をもらす

「よし、これぐらいでいいかな……じゃあ、入れますよ」
「うん…きてぇ……」
「くっ…」
「あっ、んっ、い…いい……」

ヨウコ先生のお尻の穴は、凄く具合がいい
あそこよりも締め付けが凄くて、引きちぎられそうなぐらい

「ヨウコせんせっ……入れただけでボク…」
「あっ…はうっ……好きなだけ…好きなだけ出していいんだからねっ…」

お尻の穴にボクのおちんちんを抜き差しする
ヨウコ先生のお尻にボクの腰が当たるたびに、あそこからさっき出した精液が飛び散る

「ヨウコせんせっ、ヨウコせんせぇっ!!」
「あっ…そ、そんなに激しくっ…したらぁっ…おしり…壊れっ…ぁっ!!」

めちゃくちゃに腰を振る
だって気持ち良すぎて腰が止まんないんだもん

「君のおちんちんがズンズンお腹にきてる…」
「ボクまたっ、またイッちゃうよぉっ!!」

"ビュルッ…ビュルルッッ…"

「また…いっぱい……」
「ヨウコせんせぇ……ん…」
「お腹の中、君でいっぱいだよ…」
「ヨウコ先生も気持ち良かったですか…?」

ヨウコ先生のお尻からおちんちんを抜く
ドクドクとお尻の穴から精液が滴れてくる

「もう…見ててわかるでしょ……」

あんなに喘いでくれていたんだ、気持ち良くないはずがないよね

「そうですね、ごめんなさい」
「ダーメ、許さない」

215ヨウコ先生の個人授業 二時間目:2006/03/30(木) 18:30:10 ID:a1McZN8E
ヨウコ先生は縮んだボクのおちんちんを咥える
すると、ボクのおちんちんはすぐに元気になる

「あっ…」
「んっ…ちゅぷ……ちゅぱ…」

ヨウコ先生は、とても上手で背筋がゾクゾクする

「ろうかしら…ひもひぃ…?」
「う、うぁ…」

執拗に絡み付く舌にボクは呻き声しか出せない

「ちゅっ…ちゅく……ちゅぽんっ…」
「くぅ…ぁん…」

わざと音をたててヨウコ先生はボクのを舐める

「ふふ…やっぱり君は、受けのほうがあってるわ…」
「あ…そうですか…」
「だって、今凄くいい顔してたんだもの……。よいしょっと……」
「え…あ……あぅ…」

次はボクのおちんちんを、おっぱいで挟む
ふにふにした感触が、また違う快感を生む

「私のおっぱい…気持ちいい……?」
「は……い…。せんせぇの…すごく気持ちいいです…っ!」

おちんちんから出た汁のせいで、おっぱいとおちんちんの擦れる音がいやらしくなる
ぬちゅぬちゅと聞こえるだけで少しドキドキする

「…じゃあこれは?」

ヨウコ先生はおっぱいだけでなく、おちんちんを舌で転がし、唇で先っぽを吸う

「うわっ! せんせっ…それ…ダメ…」

たまらなくなったボクはヨウコ先生のおっぱいを掴み
ヨウコ先生にのしかかって、腰を動かした

「やっ、強引なんだから…」
「…っあ! 出るっ!!」

"ビュクッ…ビュクッ……"

「ヨウコせんせ…飲んで……」

ヨウコ先生の口におちんちんを捻り込む
そして、いっぱい精液を流し込む

「んむっ…んっ、んんっ……」

216ヨウコ先生の個人授業 二時間目:2006/03/30(木) 18:31:06 ID:MzQVgeDs



エッチが終わって、ボクもヨウコ先生も服を着たし今度こそ寝ようと思った
交替でシャワーを浴びてさっぱりしたしね

でも、研究室にはベッドは一つしかありません
ボクはヨウコ先生に抱き抱えられて寝ます
今までとあんまり変わんないんだよなぁ…


「今日も穴という穴を犯されちゃったわ…」

シャンプーのいい匂いを漂わせながら、ヨウコ先生は耳元で囁く

「ボクがヨウコ先生に犯されているんです」
「そういう事…あんまり言わないほうがいいわよ」
「あ…ごめんなさい」
「すぐ謝るなら、最初から言わないの」
「はい…」

「それにしても、随分と上手になったわね」
「毎日してたら、上手になっちゃいますよ」
「じゃあ、もっと上手になっちゃう?」
「へ…?」
「もうカチカチじゃない…エッチなんだから……」
「あ、その…それは……」

いつもヨウコ先生のペースに巻き込まれる
さっきだってそうだった
耳元でエッチな事を言って、ボクをドキドキさせる

根本的にはエルスちゃん達と変わらないんだ
ただ、ヨウコ先生はエッチさせてくれるし、優しくしてくれるから…

「このきかん棒…どうしてほしいのかな?」

もういいんだ、一線を越えちゃったんだから身を委ねても

「また、先生にいじめられたいです」
「ホントに元気いっぱいね…それがオトメの子達に向かないように私が抑えてあげなくちゃいけないんだから」

そう言うと先生は、せっかく着たボクのパジャマを脱がす
ヨウコ先生に跨がれ、ボクのおちんちんが先生のあそこに埋まっていく

「おさまるまで面倒見てあげるからね…」
「ありがとうございま…うぁ……」


最近いつまでたっても、おちんちんがおさまらない
ボクは、きっとヨウコ先生の大人の美力に夢中なんだろうな

「んっ…やっぱり、いい顔してるよ…」
「ぅ…くっ……」
「それに、攻めてる時より…君のおちんちん…大きくなってる…っ!」
「ぅあっ…また出ちゃう…」
「うんっ…いいわよっ、私の子宮に君の精液を注いでぇっ!!」

"ドクンッ…ドクンッ……!!"

「はあっ、んああああっ!!」

全然射精が止まらない

「はぁっ…はぁっ……」
「ヨウコせんせぇ……ボク…」
「全然おさまらないわね……もう一回しよっか…」
「うん…もっとしよ先生……」

217ヨウコ先生の個人授業 二時間目:2006/03/30(木) 18:32:20 ID:MzQVgeDs
―研究室別室―

「凄いわね…」
「私とヨーコ先生の最高傑作だからね」
「もうマシロ様に新型ナノマシンを埋め込んでるんだっけ?」
「そう、今のマシロ様はセックスしてもオトメのナノマシンを破壊しないドリームウイング」


マシロくんが男だといち早く見抜いたイリーナとミーヤとトモエの三人
アリカやニナ、エルスが調子に乗って馬鹿をやっている間、ヨウコと共に暗躍していたのであった


「ミーヤさん…」「トモエちゃん…」

「二人とも自分達の世界に溺れない、まだ実験段階だからマシロ様にお手つきしちゃダメだよ」
「えー!?」
「まだ不安定だし、ホントにナノマシンを壊さないかわかんないんだもん」
「なら、私達が実験台になりますから…」
「駄目だよトモエさん、相手はマシロ様に選んでもらうつもりなんだから」
「ちっ…」

三人はモニターの中で、マシロくんと交じわり、乱れるヨウコの姿を見つめる

「いいなぁ…ヨウコ先生……」
「そうね…あんなに乱れてる先生なんてマシロ様と交わってるときだけ……それほどまでの快楽なのでしょうか…」
「先生自身もマシロ様のこと気に入っちゃってるからねぇ」
「マシロ様から見ても、手軽に性交できる大人。アリカさん達よりも強敵ですわね」
「マシロ様が、ヨウコ先生以外の人とはしないとか言いだしたらどうしよう…」

「それには心配無用」
「どういうことかしら?」
「新型ナノマシンの副作用…って言うか意図的にしたんだけど。ナノマシンが直接精巣に干渉して、たった三十分で精子が生成されるの」
「そう言えば、殿方は三日で元に戻ると何かの本で読んだことがあるわ」
「強制的に作らせるわけだから栄養をたくさん取ってもらわないと死んじゃうけどね」

「でも、せ…せい……しが出来てもマシロ様がしたくないと言ったら…」
「それも心配無用。もう一つ細工しといてね、マシロ様の性欲のリミッターを外しておいたの」
「リミッター?」
「普通の男性は二、三回射精しただけで萎えてしまうみたいだけど、マシロ様は元々元気いっぱいでエッチな方。更にナノマシンによる補正で何回でも出来るってこと」
「よくわかんないけど、二つあわせてみると凄いんだね」
「そう! 今のマシロ様は限界の無い性欲の塊なの! ちょっと誘惑したらすぐにホールインワンって感じだね」
「完成が待ち遠しいわ」

「くす…」
「うふふ…」
「あはははは…」
「わっしゃっしゃっしゃっしゃっ!!」

218ヨウコ先生の個人授業 二時間目:2006/03/30(木) 18:33:58 ID:Mgq0iP12
十二時を回った
ヨウコ先生とエッチを始めたのは晩ご飯を食べた後からだから、五時間ぐらいしてるのかな…?

「マシロくん…まだいける?」
「今日は眠れそうもないです……」
「じゃあ、朝までお付き合いしてもらうわよ」
「……喜んで」

ボクが答えるとヨウコ先生は顔を近付けてきた

「ねえ、マシロくん……」
「何ですか?」
「私のこと……好き?」

最初は体だけの関係だったけど、ボクはヨウコ先生のこと好きになっちゃったのかもしれない
だから、こう答えてしまった

「……はい、大好きです」
「嬉しい…」

ヨウコ先生は顔を紅くする、そんな先生が可愛く見えた

「マシロくんは騎乗位が好みだったよね…」
「はい…」
「いっぱい可愛がってあげるから…」
「お手柔らかに」


先生とボクの夜はつづく…


(調教完了ってとこかしら…)


新型ナノマシンは完成した
マシロくんは生き残れるのか!?

219ニナ派:2006/03/30(木) 18:43:08 ID:ZFDHb/eM
ニナ派とか嘘ですね、HiME時代から陽子先生と碧ちゃんが大好きです

ちょっと上のマシロ×ニナの方と設定が被ってしまった(´・ω・`)すまない


あと、他の方超GJ!!

220名無しさん:2006/03/30(木) 22:38:12 ID:hpbUba5.
GJ!
ドリームウィングに笑った(わら

このままいくとマシロくん腎虚で殺されるんじゃなかろうか……

221蟻白:2006/03/30(木) 22:50:34 ID:mHN14hM6
>>211
「えへへ、私、女の子を剥いたことは何度もあるけど、男の子を脱がすのって初めてだぁ」
アリカちゃんは慣れた手つきでボクのお洋服を剥いでいく。
ボクは女装している訳で、当然着ているものも女物だからアリカちゃんが小慣れているのは分かるけど。
「あ、アリカちゃん止めようよ、いくらオトメに無害になったっていっても、
そ、そういうことは好きな人とだけだね……」
「私、マシロちゃんのことだぁ――い好きだよ?」
アリカちゃんが屈託なく笑う。無邪気なだけ質が悪い。
「アリカ、止めなさい!」
ニナちゃんがテーブルに寄りかかったまま制止しようとする。
やはり首から上だけは動かせるらしい。だから余計かなしい。
「ニナちゃんも、気が向いたらかわいがってあげるから♪」
そうこうする裡に、ボクはもう下着だけの姿にされてしまった。
胸板が外気に触れてすーすーする。
「じゃ、ショーツも脱ぎましょうねぇ〜」
「や、やめ」
ボクのパンツ(女物)に指が引っ掛けられて、あっさりとボクはすっぽんぽんにされてしまった。
「あ、ああ……」
ボクは恥ずかしくて溜息をはいてしまう。
年頃の女の子に……おち○ちんを見られてしまうのは、これで三度目。
ナオ先輩と、ニナちゃんと、そしてアリカちゃん。
アリカちゃんは食い入るようにボクのおち○んちんを見つめている。
「これが……男の子の……」
「は、恥ずかしいよぉ、アリカちゃん……そ、そんなに見ないでぇ……」
ボクは体が金縛りのように動かないので、首だけ振っていやいやする。
すると、アリカちゃんが指でボクのおち○ちんに触って来た。
「あっ!」
ボクは直接の刺激にびくんと喉を反らせた。
アリカちゃんの指はこすこすとボクのおち○ちんを刺激している。
「あ、ううっ……」
「マシロちゃん、気持ち良い?」
おち○ちんが勃起するのは筋肉の力ではなく海綿体に血液が流れ込むからなので、
体がしびれて動けないボクのおち○んちんもちゃんと勃起してしまう。
「わ、おっきくなった! えっと、これが亀頭だよね」
「あくっ!!」
アリカちゃんはボクの仮性包茎の皮を剥くと、頭を剥き出しにした。
「それじゃ……お口でしてあげる」
アリカちゃんはお下げの髪を後ろにかき上げると、そっとボクのおち○ちんに口付けした。
「あっ……」
ボクはきゅっと眉毛をよじる。
アリカちゃんはボクのおち○ちんにキスすると、そのまま舌先でぺろぺろ亀頭を舐めたり、
おしっこの穴を吸ったり、手で竿をしごいたりする。
「男の子は初めて」なんて思えないくらい上手だ。ボクはおち○ちんに加えられる刺激にただ喘ぐしかない。
うう、アリカちゃんの唇って、柔らかいよぉ。
「あぁ、はう……くぅ……」
「アぁぁリぃぃカぁぁ、よくも……私でもそんなことして差し上げたことないのに」
見れば、ニナちゃんが真っ赤になって悔し涙を流している。
そうだよね、ニナちゃんとはセックスしたことはあるけど、その、フェラチオ……はしたことなかったよね。
あれからボクは意識してニナちゃんをそういう対象として見ないようして来たし……って、今はそんなこと考えてる場合じゃないよぉ。
「あ、アリカちゃん、ボクぅ!」
「うふふ、マシロちゃんのおち○ちんびくびくしてるよ? そんなに気持ち良いの?」
アリカちゃんは舌をぺろっと出してこっちを見ると、そのまま裏筋をぬぬと舐め上げた。
「ふわぁ!! あん! んはぁ!!」
「やだ、マシロちゃんったら女の子みたい♪」
もう限界だ。限界、限界。
限界だよぉ。
「あ、アリカちゃん、駄目、駄目、もう駄目ぇ――っ!!」
「いいよ、いっぱい気持ちよくなって♪」
首を振って泣き叫ぶボクに、アリカちゃんはますます唇の動きを速くする。
「あ、ああああ――――っ!!」
そうしてボクは、おち○ちんからすごい勢いで精っ……を飛ばして、イッてしまったのだった。

続く

222名無しさん:2006/03/31(金) 08:36:25 ID:x9Sg1CXo
>>221
>ボクは体が金縛りのように動かないので、首だけ振っていやいやする。
マシロくんのこの反応にとってもはぁはぁ

ヨウコ先生のナノマシンシリーズも続きが楽しみだし、
このスレは神の集団やわぁ

223ミドリとマシロ:2006/03/31(金) 18:13:59 ID:5XSBciSg
「それじゃあ、先ずはキスから始めようかな。」
ミドリは、どうしたら良いのかわからずにオロオロしているマシロくんの顔をそっと手で挟んだ。
「ボク・・・何だか恥ずかしいです。」
「恥ずかしくたって、目を閉じてはダメよ。良い?」
「ハイ・・・。」
ミドリの唇がマシロくんの唇と重なり合う。
ただでさえドキドキしていたマシロくんの心臓がさらに心拍数を増した。
「んむぅ!!」
ミドリに強引に舌を入れられ、自分の舌のみならず口の中全てを舐りまわされている。
「ふぅ・・ふうむ・・んん。」
最初はミドリにされるがままのマシロくんであったが、少しずつ舌を絡ませ始める。
ヌチャ、ヌル、ピチャ、粘膜の擦れ合う音が耳に入ってくると一層興奮してしまう。
「プハ!!マシロくん、初めてとか言いながら結構積極的なんだねぇ。」
ちょっと艶の入った笑顔でミドリが言った。
「そ、そんなこと!!・・・すいません。」
何故だか謝ってしまうマシロくん。年頃ではあってもこういったことには罪悪感を感じてしまう。
「謝らなくても良いんだよ。これからもっと激しくなっていくからね。」
「え・・・?」
もう一度ミドリにキスをされる。
マシロくんが慣れてきたのと判断したのだろう。ミドリはさらに激しくキスをする。
(ううう・・・ミドリさんがずーっとこっちを見ているから恥ずかしいよう)
そんな事を考えていると、不意に舌を強く吸われた。
あっというまにミドリの唇にマシロくんの舌が捕らわれてしまう。
(え、なんなの、なにをされちゃのボク?)
不安になるマシロくんであったが、その不安はさらなる快感にあっという間に吹き飛んだ。
ミドリはゆっくりと舌を吸ったり吐いたりしながら、舌先でマシロくんの舌を愛撫し始めた。
(吸われてる!!ボクの舌が吸われてるよ!!)
快感ですっかり蕩けきった表情をしているマシロくんを見ながらミドリは満足気な表情を浮かべた。
執拗にミドリの口や下で愛撫され、意識すらも蕩けてしまいそうになる。
(これが大人の女性なんだ)
「フゥ、これはまだちょっと刺激が強すぎたかな。」
「とっても気持ちよかったです、ミドリさぁん。」
「マシロくん、今はミドリって読んで。こんな時は、さん付けなんて無粋な呼び方はダメだよ。」
「はい・・・ミ、ミドリ。」
「良く出来たね、エライぞ。」

224ミドリとマシロ:2006/03/31(金) 18:15:25 ID:5XSBciSg
ミドリはマシロくんの頭を慈しむように優しく撫でた。
「これ以上湯船に入ってるとのぼせちゃうから、上がろうか。」
「ハイ、ボクもなんだか頭がボーっとしてきました。」
そういって二人は湯船から上がる。
「じゃ、続きをしよっか。」
「え、ここでですか?あんまり長いと皆に怪しまれちゃうんじゃ・・・。」
「その点は大丈夫。アタシが入浴しているって札をかけておいたから。アタシは長風呂だからねー。」
「それにさ、色々汚れてもここなら直に綺麗サッパリ洗えるじゃない。ね?」
「色々・・・。」
色々と言う言葉を聞いて真っ赤になるマシロくん。
「さてと、そこに仰向けになって寝てね。」
「え、いつの間にこんなものを?」
「いーからいーから。文句を言わずに横になりなさい。」
一体何処から出したのか、立派なバスマットがそこに敷かれていた。
「うーん・・・寝そべる美少年ってのは良いね。アタシさらに興奮してきちゃったよ。」
そういってミドリはマシロくんの上で四つんばいになる。
そのまま首筋にキスをしたかと思ったら、舌を出して首を舐め始める。
「はあ、首筋がこんなにも気持ち良いなんて知りませんでしたぁ。」
「首は色々な神経が通ってるからねぇ。開発できたらこの上ない性感帯になるよ。」
「はあ!!喋りながら舐められると熱い息がかかってぇ。うあぁ。」
そのまま鎖骨を通り、胸に到達したところで一度口を離す。
「マシロくんは自分で乳首を弄った事があるかな?」
「そんなことあるわけないですよぅ・・・。」
「そっかそっか。じゃあ、男の子でも乳首が感じるってことを教えてあげるよ。」
「え?そんなことってあああ!!」
ミドリの舌がマシロくんの乳首にあたる。最初は舌先でチロチロと舐めあげる。
「声が大きいと外に聞こえちゃうよ。それでもいいの?」
「それは困ります・・・。」
「じゃあ、頑張って堪えてね。」
「ハイ・・・。」
マシロくんは意を決したように手で口を抑えて声が漏れないようにした。
そんなマシロくんをからかうようにさらに責めるミドリ。
円を描くようにしてマシロくんの乳輪を舐め、指先や指の腹でもう片方の乳首を愛撫する。
「んんん!!んーーー!!」
必死で耐えるマシロくんであるが、その姿はもやは女の子にしか見えない。
わざと嬌声をあげさせたいのか、ミドリはさらに責めを激しくした。
チュッと乳輪ごとマシロくんの乳首を口に含むと大きい音を立てて吸い上げる。
ジュ、ジュウと大きな音が聞こえるたびに、マシロくんは恥ずかしさと堪えようとする意思から首を振る。
「ふー、ふー、ふーんんんあああ!!」
堪えきれずとうとう手を離してしまった。
同時に少し達したのか、体がビクッと跳ねた。
「んー初々しい反応だねぇ。可 愛 か っ た よ マシロくん。」
「ミドリさん、からかわないでくださいよ。」
「こらこら、ミドリさんじゃなくてミドリでしょ。」
「ハイ。えっと、ミドリ。」
「アタシばっかり責めてもズルイから次は君の番だね。どこでも好きなようにしていいよ。」
「え・・・?」

225ミドリとマシロ:2006/03/31(金) 18:18:01 ID:5XSBciSg
不意に自分が自由にしても良いと言われても、童貞であるマシロくんはどうしたら良いかわからない。
「そんなに深く考えなくても良いよ。ほれほれ、どうしたいのかな?」
「あの・・・ぉ・・・。」
「んん?何?そんなに小さい声じゃよく聞こえないよ。」
マシロくんは下を向いて耳まで真っ赤になりながら答えた。
「おっぱいが触りたいです・・・。」
「ふふふ、良く言えました。年頃の男の子だとおっぱいが気になるもんだね。」
そう言いつつミドリは自分の乳房を下から持ち上げ、また離した。
ぽよんと音が出そうな位盛大に乳房が揺れる。
その光景に釘付けになるマシロくん。
じっくりとミドリの胸を見る。
ミドリの胸は大きいけれど垂れておらず、しっかりとした弾力を保持していた。
乳首や乳輪は綺麗なピンク色で年相応の大きさがある。
「さあ、自由にしていいんだよ。」
「・・・・。」
緊張のあまりに無言になるマシロくん。
そっと両手を伸ばしてミドリの乳房に触れる。
「初めて女の人のおっぱいを触った感想はどうかな?」
「とっても柔らかいです。すべすべしてて、手に優しく吸い付いてくるようです。」
軽く両手を握ったり緩めたりと感覚を味わうようにして揉んでいく。
少しずつ揉んでいるうちに慣れてきたのか、動きがスムーズに大きくなっていく。
小さな円を描くように揉んでみたり、両乳房を重ね合わせたりする。
「んん!!中々大胆だねぇ。そこまで拘って揉んでくるとは予想外だったよ。」
「なんだかもう、手が止まらないんですぅ。」
「君はどうやらおっぱい星人のようだね。ウフフフフ。」
そういってミドリはマシロくんの頬を優しく撫でる。
「じ、自由にしていいんですよね?」
「最初にそうやって言ったよ。自由にして良いって。」
「じゃあ。」
そういってマシロくんはミドリの胸の谷間に顔をうずめた。
顔全体に乳房の柔らかさや、ミドリの体温が伝わる。
温泉の時は無我夢中だったが、今回はその感触をじっくり味わう。
ミドリはただ黙って微笑みながらマシロくんを見ている。
(どうしておっぱいってこんなにも落ち着くのかなぁ・・・)
親の愛情を受けた記憶が無いからこそ、母性の象徴である乳房を求めていた。
存分に谷間の感触を楽しんだマシロくんは、ある欲望が沸いてきた。
(ミドリさんのおっぱいを舐めてみたい)
まずは胸の谷間に顔を埋めたまま、舌を出して舐める。
お風呂に入っていたからか、興奮しているからか、少ししょっぱい味がした。
ミドリの胸の谷間を舐めていると言う事に興奮してどんどん舌の動きが速くなる。
「ん、そんな所をなめるなんて、ふぅ、おっぱいが大好きなんだねぇ。」
そう言われると恥ずかしくなるマシロくんだが、自分の正直な気持ちだからしょうがない。
ピチャ、チュパ、と舌で舐めたり、唇で吸い付いたり、自分の本能の趣くままにミドリの乳房を愛撫する。
「はあ、うん、ふぅん、そんなに激しく舐められると凄い感じちゃうな、はあぁ。」
ミドリは熱い息を吐きながら、優しくマシロくんを抱きしめる。
「ハア・・・ハア・・・。」
息を吸うのも忘れて乳房を愛撫していたのか、マシロくんは大きく息をついていた。
「おやおや、もう満足なのかな?」
「えっと、おっぱいの先の・・・乳首を・・・。」
「うんうん。そう言うと思っていたよ。」
ミドリはグッと胸をそらして、胸を強調した。
さらに体を横に振りプルプルと揺らした。
「ボク、もう!!」
即座にマシロくんは胸に飛びつき、乳首を咥えた。
「あん!!おっぱいは何処にも行かないから落ち着いて・・・ね。」
(ミドリさん!!ミドリさぁぁぁぁん!!)
乳首に吸い付き、舌で乳首の先を弾きながら、もう片方の乳首は指でこねたり、擦ったりと存分に味わう。
チュバ、チュウと最初は軽く吸っていたが、段々大胆になり、ジュウウ!!と強く吸うようになる。
「そ、そうだよぅ、もっと強く!!」
少し口を開いて吸ってから、舌全体で乳輪を舐め回す。
「ふああ!!はあはふ、ふぅ、本当に初めてなのか怪しいくらい上手だよ。」
一度口を離したら、乳首から乳輪まで舌を這わせて、唾液でベタベタにしてしまう。
「はあはあ、アタシが乳首弱いと知ってるのかなぁ。凄い気持ちいい、ああん!」
交互に乳首を吸ったりとマシロくんは止まらない。
ふとマシロくんが顔をあげた。
「ミドリ、ボクもう我慢出来ないよ。」
少し涙目になりながら股間を押さえてモジモジするマシロくん。
「そうだね、そろそろ次のステップに進もうか。」

226ミドリとマシロ:2006/03/31(金) 18:21:23 ID:5XSBciSg
マシロくんをおっぱい星人にし過ぎた感があります。
どうしようかなぁ・・・。
それにしても、他の方のSSは素晴らしいです。
ニナ派さんは、ヨウコ先生が大好きな私にはもう最高。
皆さんに迷惑をかけぬよう、もっと文章力を上げねば。
続きはもう少し待ってくださいね。

227ミドリとマシロ:2006/03/31(金) 19:46:49 ID:5XSBciSg
>>210
遅レス申しわけありません。

漫画版ではラドはレナ一筋っぽいので
その設定は無いほうがいいかなと思いました。

228名無しさん:2006/04/01(土) 03:19:43 ID:xzj8kgSs
ちょっと見ないうちにネ申がこんなにも…
(;´Д`)スバラスィ ...ハァハァ

229名無しさん:2006/04/01(土) 04:05:22 ID:cOybuKZ6
続きを!(;´Д`)ハァハァ

230名無しさん:2006/04/01(土) 16:20:00 ID:rmINuD6Q
マシロきゅん×ヨウコ、ミドリ、アリカが
こんなにもスバラシイものだったなんて・・・

ネ申達よ、まさにGod jobです!!

231名無しさん:2006/04/01(土) 20:00:33 ID:uqX1f1io
本スレで時々萌えるSSSゲイマシを書いてる人も書いてくれないかなあなんて思うわけです

232名無しさん:2006/04/01(土) 20:27:19 ID:QJcMm.ws
まぁ何にせよ静かに降臨を待とうではないか

233名無しさん:2006/04/01(土) 20:55:12 ID:yBk8E.rQ
>>マシロくんをおっぱい星人にし過ぎた感があります。

だ が そ れ が い い

234名無しさん:2006/04/02(日) 23:41:33 ID:7fYLg.ZE
マシロくんは普段はおどおどしてるが、
おっぱいを目にすると我慢が効かなくなってしまう、そんな子です。

235名無しさん:2006/04/03(月) 03:31:54 ID:9oo09OZU
マシロきゅんがお仕置きされるSSが読みたい

236転載:2006/04/03(月) 17:51:15 ID:mj8sne86
ナギに男であることがバレてしまったマシロくん

「ふ〜ん、君って男の子だったんだ〜」
「あ、あの…その……」

ナギは怯えるマシロくんの周りをニヤニヤしながらうろつき、体を舐め回すように見つめる

「じゃあさ、本当に男かどうか証拠見せてよ」
「証拠…ですか?」
「そうそう、わかるよね?」

マシロくんは軽く頷き、顔を紅潮させながらスカートをたくし上げ、パンツを下げる

「うわぁ…本当に付いてるや」
「うぅ……」
「コーラルの制服なんか着て、もう身も心も女の子って感じ?」
「ち、違いますっ!!」

「そんな悪い子にはお仕置きが必要だねぇ」

ナギはマシロくんの近くに寄り、座るように命じる
そして、自分のズボンと下着を下ろした

「君の姿を見てたら興奮しちゃったよ、鎮めてくれるかな?」
「え……? でも、ボク…男ですよ…」

ナギは躊躇するマシロくんを、今までとは違う鋭い眼光で見下す

「僕がやれって言ってるんだから、文句を言わずにやるんだ」
「は、はい……」

マシロくんは目に涙を浮かばせながら、恐る恐るナギの肉棒に手を伸ばす

「君がいつも自分でやってるようにやるんだ」
「はい…」

手をスライドさせ、微妙な力加減でナギの肉棒を愛撫する

「あぁ…上手だよ……マシロちゃん…」

「………」
(ボク…男の子なのに……)

「君、素質あるよ」

「そんな素質…いりません…」
(なんか先っぽから汁が出てきた…)


ナギの腰は快感のあまり前後に微動していた


「そろそろ…咥えてくれないかい?」
「え…くわえる……? そ、そんなこと…出来ません…。それに…ボクは男ですよ…」

「大丈夫だって、別に女の子の口にはフェラチオのための器官とかついてるわけじゃないしね」
「でも…」
「男も女も口のなかの構造は一緒なんだよ」
「ボクには…無理です……」

237転載:2006/04/03(月) 17:51:54 ID:mj8sne86
一瞬、ナギはマシロくんを睨んだかのように思えたが、すぐに普段のヘラヘラした顔付きに戻った

「ふ〜ん、じゃあ、鎮まりきかないし、ニナちゃんでもメチャクチャにしてこよーかなー」
「ええっ!?」

驚いたマシロくんを見て、口元が緩むナギ

「将来的にボクのオトメになるんだからね…何やったっていいんだ」
「そっ、そんなことさせないっ! ニナちゃんはっ…!!」

「君がしてくれるんなら、ニナちゃんには手を出さないんだけどなぁ〜」
「………わ、わかりました」

マシロくんは、猛狂ったナギの肉棒に唇を寄せる

(もう…どうにでもなれっ…!!)

「くちゅっ…ちぅ……」

「あぁ…いい感じだよ、マシロちゃん……」

(大公のが…ボクの口の中に入ってるよぉ…)

「いい……いいよ…すぐにも、イッちゃいそうだ…」

ナギはマシロくんの頭を鷲掴みにし、グラインドさせる

「んぐっ……んんっ!」
(い、息が…出来ない…)

「あぁ…最高だ……。そこら辺の女よりずっといい具合だ」

「んぐぅっ……ふごっ……」
(気持ち…悪い…)


「あぁ…もう我慢できないや…」

ナギはマシロくんの喉深くまで肉棒を差し込み、メチャクチャに口内を犯す

「っ!!?」

「うぁぁ…イクっ、イクよっ! マシロちゃん、イクぅっ!!」

(ダメっ! 待って待って待ってぇっ!!)


"どくんっ… どくんっ…"

「ん゙ん゙っ!? ん゙ん゙ーーーっ!!」
(大公の汁がボクの口のなかに…)

ナギはマシロくんの口内に大量の白濁液を流し込んだ

しかし、慣れていないマシロくんは飲み切れずに咳き込んでしまう

「けほっ…けほっ……」

「駄目じゃないかぁ、全部飲まなきゃ」
「む、無理です…」

「無理じゃない、もう一回!」
「え…?」
「マシロちゃんがちゃんと飲めるようになるまで練習だよ」
「そ、そんなぁっ!?」

「マシロちゃんだって、万更じゃないんじゃないの?」

238転載:2006/04/03(月) 17:52:27 ID:mj8sne86
ナギは下卑た笑みを浮かべ、マシロくんの股間を見る

「勃起ってるよね…くすす……」

「こ、これは……」
「僕のを舐めて勃起するなんて、マシロちゃんは変態だねぇ」
「くっ…」
「次は僕のを舐めながら自分でするんだ」
「あ…あぅ……」

「君はもう、僕の言いなりになるしか無いんだよ」


「わかりました…」

(僕が犠牲になれば…ニナちゃんは……)

「ん……ちゅう…」


「ほらほらぁ、下が休んでるよぉ?」

「ふぁっ…ふぁいっ! んっ…!」

マシロくんはナギの肉棒を咥えながら、自分の肉棒を擦る

(こんなことされてるのに…ボク……なんで…?)

「あははっ! いいよ、マシロちゃん! 君は最高の肉奴隷さっ!!」

「んっ…んあっ!」
(やだよ…変な感じになってきた……)

「また出そうだ…次は全部飲んでね……」

「ふっ…ふぁっいっ!!」
(ぼ、ボクもっ!!)

「マシロちゃぁっん!!」
「ふぁっ、ふぁっ…! い゙ぐぅぅぅううーー!!」


"どくんっ!どくんっ!"
"どぴゅっ…"


二人は同時に果て、二人分の白濁液はマシロくんの体全体にかかる


「またこぼしたね」
「ん……もう一回やります…やらせてください…」

それからしばらくの間、マシロくんはナギの肉棒をしゃぶり続けていた

「出すよ…」
「はい…」


"とくんっ…とくんっ…"


「けほっ…けぽっ…」

マシロくんの顔はナギの白濁液で汚れ、制服は自分の白濁液でぐちゃぐちゃになっていた

「も、もう…飲めません……」
「ん…もういいよ、十分に満喫したからね」

ナギは満足そうな笑みを浮かべ、服を着始める

「またよろしく頼むね、マシロちゃん」

「はい…わかりました……」
(これも女王の仕事なんだ、そうだよねニナちゃん)

マシロくんは去って行くナギの後ろ姿をボーッと見つめながら、ニナのことを考えていた



その頃のニナは

"くちゅくちゅくちゅ…"

「マシロ様ぁ……ダメぇっ! いっ…挿れちゃ……挿れちゃいけませんっ!」

マシロくんに犯される妄想をしながらニナニーしていました

「オトメじゃ…オトメじゃなくなってしまいますぅっ!!」

239行動が裏目に出た馬鹿妹ニナ=ウォンさん:2006/04/03(月) 18:13:00 ID:E.e2.3OY
―食堂―

朝ごはんは四人で食べることが多くなりました
アリカちゃんはいつもよく食べますし
エルスちゃんも将来のためとか言って、よくわからないけどいっぱい食べてます

「アリカちゃん…凄い食欲……」
「もぐもぐもぐ…美味しいね!!」
「がぶぅ〜 超がぶぅ〜」
「エルス、あなた…」


いつも通りの朝食です

「きゃあっ!!」

が、時々ハプニングも起こります

「熱っ!!」

後頭部に熱いものがかかる
そして、頭の上から白い液体が滴れてくる

「ご、ごめんなさいマシロ様!」
「ぼ、ボクは大丈夫だよ、それよりヤヨイちゃんこそ大丈夫?」

どうやら、ヤヨイちゃんがこけて、ボクに牛乳をかけてしまったみたいです

「この子は頬抓潰しても大丈夫ですから、気にしなくてもいいですよ」
「ひどーい」
「あははっ! リリエちゃん、言いすぎ〜」

「エルス、頬抓潰って何かしら?」
「都市伝説だよ、ニナちゃん」


「あはは……ヤヨイちゃんに怪我は無いみたいだし、ボクは着替えてくるよ」

頬抓潰って言葉は気にしないでおこう…

「じゃあ、私がマシロちゃんのお手伝いするねー」
「抜け駆けは許さないよ、アリカちゃん」
「こぼしちゃった私がやります」
「私に任せてくださいマシロ様」

「みんな、ありがとう。でも、一人で出来るし悪いよ」

「えー」「そんなぁ…」

「一限目遅れるかもしれないから、ユカリコ先生に伝えといてね」
「……わかりました」


うーん、牛乳の匂いがついちゃったな……
シャワーだけ浴びてこよっかな

そういえば、ニナちゃんはどこに行ったんだろ?

240行動が裏目に出た馬鹿妹ニナ=ウォンさん:2006/04/03(月) 18:14:01 ID:HpVs0.LI
―シャワールーム―

「ふふ〜ん♪」


つい鼻歌が出てしまう
なんだか、以前より皆からちやほやされていい気分だ
ちょうどいいから、股間もしっかり洗っとこっと


―脱衣所―

(マシロ様の着替えを用意する、私は違いのわかるオトメなのよ
それにしても、着替えも無しにシャワーを浴びるなんて…
最近、ますます素敵になられましたが、おっちょこちょいな所は治っていませんね
そんなところが可愛らしくて、お世話のしがいがありますよ)

自分で自分を褒め、マシロくんのいいところを分析するニナ


「…ニナさん」
「トモエとミーヤ…? 貴方達、今はマシロ様が…」
「大丈夫だよ、私達も"知ってる人"だから」
「あ、貴方達…」

「ちょっきん」「ぞーさん」

「はぁ…わかったわ……」

(まったく、隙だらけな人なんですから…)

「で、何が目的なのかしら?」

(ラブラブカップルのくせにマシロ様に近づかないでもらいたいわね
マシロ様に変な趣味持たれたら困るんだから)

「ん? 私達も着替えを持ってきただけよ」
「きっと、ニナちゃんも喜ぶんだから」
「マシロ様には、普通のお洋服を………こ、これはっ!?」


―教室―

「ニナちゃん、何かいい事あったの?」
「何にも無いわ」
「隠し事はいかんと思うよ〜」
「イリーナちゃんの言う通りだよ、こちょこちょ〜」
「ばっ、馬鹿…ひゃひゃひゃひゃひゃ……」

「ミーヤさん…」
「トモエちゃん…」


"ガラガラガラッ…"


「マシロ様も来られたようですし、授業を…」

「「「キャーッ! マシロ様かわいーー!!」」」

「う、うぅ…恥ずかしいよぅ…」


脱衣所にはコーラルの制服しかありませんでした
裸で来るわけにはいかないし…
着替えを用意してなかったボクがいけないんだけどね…

「マシロちゃん…やっぱ、すっごく可愛いよ!!」
「そ、そうかなぁ…」
「みんな、マシロちゃんに見とれてるんだから」
「エルスちゃん、どうおも…」

"だぼだぼだぼだぼ……"

「さ、最高ですぅ…」
「エルスちゃん…鼻血凄いよ……」

こ、このままじゃ死んじゃうんじゃないかな…

「ニナちゃん……って!?」


「ぁ…マシロさまぁ……」
「本当に…可愛らしい方ですね…」
「嫉妬しちゃう…ねっ……トモエちゃん…」


ニナちゃん、ここ教室だよ?
ミーヤちゃん、トモエさんもわかってるよね?
指をスカートのなかに入れて、もぞもぞさせちゃいけないよ


「マシロ様…可愛いね……」「うん…」
「あぁ…あんな人がご主人様だったらなぁ……」


なんだか、教室の空気が変です

「ユカリコ先生!!」
「困りましたねぇ…何だか、マシロ様が凄く素敵に見えますぅ……」


あぁ、ユカリコ先生もダメだ……


「みんな、どうしちゃったんだろ…」
「アリカちゃんは大丈夫なの?」
「うん…」
「むぅ…一旦教室から出てみようか?」
「そうだね」


みんなの様子がおかしい
隣の子同士で、キスしちゃったり
ニナちゃんみたいに、スカートのなかに指突っ込んだり
なんか変なもの食べたのかな?

241行動が裏目に出た馬鹿妹ニナ=ウォンさん:2006/04/03(月) 18:14:51 ID:Ib5i4wwQ
―中庭―

ボクとアリカちゃんは、中庭に出てきた
そこには、ナオさんがいたんだ
ナオさんの姿を見て、アリカちゃんはボクより先に走りだした

「はぁ…困ったわ……」
「ナオ先輩!!」
「アリカ…?」

授業を抜け出してきたもの同士の出会い
ナオさんは少々驚いていたみたい

「ねぇ、アリカ。私のコーラル制服知らないかしら?」
「知りません」
「困ったわね……早く見つけないと…」
「何でですか?」
「その制服にちょっとヤバい香水こぼしちゃってね、しかも盗まれちゃったの…」
「ふ〜ん」
「ふ〜んじゃないわよ、馬鹿! くそ…盗んだ奴、ただじゃおかないんだから…っ!!」


「待ってよ、アリカちゃーん」
「マシロちゃん、こっちこっち〜」
「マシロ様……って!?」
「はぁっ…はぁっ……早いよ…」
「ごめーん」


アリカちゃんの足の速さには参る
やっと、追い着い………


「ごふっ…!!」


「アンタ…何やってんのよ……」
「ナオ先輩!?」

急にナオさんがボクの胸ぐらを掴む

「な、何を…」
「なんで、アタシの制服…アンタが着てんのよ」
「離してあげてください、ナオ先輩!!」

胸ぐらを離し、次は首を鷲掴みにされ宙に浮かされる
ナオさんは見かけによらず力持ち……って、感想言ってる場合じゃなくなって…

「早く答えなさいよ…返答次第じゃ……殺すわよ」
「かっ……くるし…」

ギリギリと締め上げられる
意識が朦朧としてくる

「早く…残り十秒……」
「な、ナオ先輩っ!」
「アンタは黙ってなさい」
「い、言いますから離してください…」


やっと、離してもらえた


「けほっ…けほっ……」
「さあ、言いなさいよ」
「は、はい…」
「マシロちゃん、大丈夫…?」




242行動が裏目に出た馬鹿妹ニナ=ウォンさん:2006/04/03(月) 18:15:44 ID:o7IWaYAE
「脱衣所に置いてあったぁ!?」
「はい…」
「なんてこと…」

それしかないからって、着るボクにも問題はありますが

「ナオ先輩、さっきヤバいって言ってたのって?」
「あぁ…その制服にこぼしたのは惚れ薬よ」
「惚れ薬?」

「そ、トキハダケモドキの胞子から作られた危ない香水。香水を付けてると、異性から興味を持たれちゃうってやつよ」
「でも…マシロちゃんは女の子だよ?」


「アリカ、アンタ…」
「まだ、気付いてないみたいですね…」

アリカちゃんの天然に助けられています

「ん? なぁに、マシロちゃん?」


「とにかくアリカ、アンタはちょっと保健医の所行ってきてよ」
「わかりましたー! マシロちゃんは?」
「この子は着替えさせるわ」
「私もマシロちゃんを着替えさせたいなぁ」
「シュークリーム」
「は、はいっ!!」


「シュークリーム?」
「アリカは、ミスマリアのシュークリームを摘み食いしたの。たまたま私が同じの買ってきてたから誤魔化せたってこと」
「それで、脅迫してるってことですか」
「まあね」


ヨウコ先生に報告か…まあ、妥当ってとこだよね
でも、なんか言われちゃいそうだな

昨日もエッチなこといっぱいしちゃったし
『好き』って言っちゃったし…
サンプルの採取はもういいって言ってたけど、またエッチさせてくれるかな…?
って、いけないいけない。ヨウコ先生のことを考えると頬が緩んじゃうよ


でも、これにて一件落着……してないね


「あの…ナオさん……」
「香水の効果は一定時間たてば切れるわ」
「良かった…」
「良くないわよ」
「え…?」

「その香水はね、異性に反応するの。と言うことは、わかるわね」
「……バレた」

ボクは背筋が寒くなる
顔から血の気が引くのもわかる

「そ、香水が効いてる子全員が知ってるって事ね」
「あ、あぅ…」
「まあ、観念しなさいよ…」
「ちょっきん……されちゃうんだ…」

目の前が真っ白になる
ボクの人生は終わりだ…

「とにかく、ついてらっしゃい」
「はい……」

243行動が裏目に出た馬鹿妹ニナ=ウォンさん:2006/04/03(月) 18:16:45 ID:MBTqsGik
―ナオの部屋―

「座ったら?」
「あ、はい…」

ナオさんの部屋…いい匂いがする

「で、これからどうすんの?」
「どうしようも無いですね……あははは」
「はぁ…まったく……」

どうしようもないよ…ボクは何も出来ないんだ
それよりも何でバレたんだろう

「心当たりはあんの?」
「無いです…」
「そう…」

ナオさんは『使えないわね』って顔をする

「凄いですね、ナオさんは…」
「…?」
「ボクの考えてることが読めちゃうんですね」
「はぁ?」
「ボクもナオさんみたいに頭が良ければなぁ…」

頭が良ければバレたりなんかしなかったのに

「アンタの言うことはよくわかんないけど、誰かが言い触らしたってのが一番ありえる線かしらね…」
「そんな…」

ボクのことを知ってる子は言い触らしたりする子はいないはずだよ


「切られるの?」

ナオさんは指を二本立て、カニみたいに動かす
ちょっきんモーションだ

「そうなりますね……決められてるんですから」
「逃げ出そうとか思わないの?」
「逃げたら、ボク以外に困る人が出てきますし」
「自分のことはどうでもいいの?」
「そんなことは無いですけど…」

逃げ切れるわけないよなぁ…
シズルさんとかに追われると思うと…いや、考えるのやめよう

「……アンタって、ホントどうしようもない奴ね」
「すみません」
「謝んじゃないわよ」
「は、はい…すみません……」
「謝んな…」
「あ……ごめんなさい…」
「謝んなっつってんでしょっ!!」
「はっ、はいっ!!」


ナオさんが大声でボクを怒る

「そこがアンタの悪いところよ」
「あ…」
「もっと堂々としなさい、男の子でしょ」

ナオさんは、ボクの頭を撫でる
本当は優しいんだ
でも、なんかおかしくないかな?
ナオさんってこんな性格だったっけ?
会ったときから様子が変なんだけど…


「ねぇ…どうせ切られちゃうんだったら……」
「あ…」

ナオさんは制服を脱……ぎだしたぁっ?

「私と思い出作ろうよ…」
「いや、あの…そのっ……」
「私もオトメやめたくなってきちゃったし……アンタとなら一緒になってもいいよ…」

あぁ…ナオさんにも効いてるんだ……

「だから…ねっ」

ボクは意志が弱い
ナオさんの笑顔を見て、道連れにしようと思った

「…容赦しませんよ」
「そうこなくっちゃ」

ナオさんが正気に戻ったら殺されるな、うん
まあいいや

244行動が裏目に出た馬鹿妹ニナ=ウォンさん:2006/04/03(月) 18:17:40 ID:o7IWaYAE
「ぁん…そんなにがっつかないの……」

お風呂で裸を見てしまった時、不覚にもマテリアライズしてしまったことを思い出す

「ナオさん…可愛い……」
「ちょっ…どこ舐め……あんっ…!」

ボクはナオさんのさらけ出されたおっぱいにむしゃぶりつく
大きすぎず小さすぎず、調度いい大きさだ
弾力もしっかりあるしね


「あ…アンタ……見かけによらず…ひゃっ…」

ヨウコ先生といっぱいしたんだ
ナオさんとはいえ、遅れはとらないよ

ボクに足りなかったのは自信
ヨウコ先生はボクに自信を付けさしてくれたんだ

「ナオさん…どうですか?」
「んっ……上手よ…。アンタ…どこでこんなこと……んっ…ぁ…」


あぁ…今、ボクはナオさんを……
よし、今度は……


「きゃっ……乳首…ダメ…かんじゃ…やぁっ…!」
「ここがいいんですか、ナオさぁん……」
「や…やだぁ……」


あぁっ! あの! あの! ナオさんがっ!!
パールの中でも1、2位を争うぐらいのテクニシャンっぽいナオさんを感じさせてるよ!


「じゃあ…こっちはどうですか?」
「えっ……そこはっ!?」
「ナオさんの一番大事なとこ〜」

ナオさんの割れ目に到達しました
びしゃびしゃになってます

「いっただきまーす」


"じゅるじゅるじゅる……"
大きな音を立てて吸う
ナオさんのエッチな汁が顔に飛び散る

「はあッ……んあっ…!」
「凄く溢れてますよ…気持ちいいんですね?」
「なっ、そんなこと…っ!!」

ナオさんが正気に戻る前に…

「じゃあ…いきますよ……」
「えっ? い、嫌だぁっ……!!」

ナオさんのあそこにボクのおちんちんをあてがり…
一気に突き刺す!!


「あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ……あ゙あっ!!」


ナオさんの狭い膣を無理矢理こじ開ける
途中にあった抵抗も気にせず突き破った

245行動が裏目に出た馬鹿妹ニナ=ウォンさん:2006/04/03(月) 18:18:30 ID:AnyCuKtc
………強引にしたのがいけなかったね


「アンタ……何してんのよ…?」


「え…あの……?」
「何してんのって聞いてんの」

激痛によってか、ナオさんは正気に戻ったようです
薬の効果なんてそんなものですね
調子に乗ったボクがいけませんでした

「え…はい、見ての通りです」
「アンタ…殺されたいの?」
「いえ、まだ死にたくありません」
「じゃあ、何で私を犯してんの?」
「成り行きです」


あ、何言ってるんだろ…死んだな、ボク……


「トキハダケモドキの香水なんかに負けた私も私だけど…」
「えと…全面的にボクが悪いです」
「で、どうすんのこれから?」
「どうしましょう…」

「はぁ…ホントにアンタって奴は……。まあ、いいわ…殺す前に天国見せてあげる……」

ナオさんは、妖艶な顔でボクに囁きかける

「え…ナオさん?」
「ヤっちゃったのは仕方ないんだから、楽しまなきゃ損でしょ?」
「そうなんですけど…」
「ボヤボヤしないの……ほら、私の気持ちいいとこわかってんでしょ…」


ナオさんはボクを仰向けに倒して乗っかる
そして、ボクの手を自分の胸に導く

「はっ…はぁっ……は…ぁ…」

ナオさんは上下に腰を振る
ヨウコ先生みたいにおっぱいは揺れないけど、おちんちんへの締め付けはすごい

「…っ!」

でも、時折見せる苦痛の表情
無理してるんだ

「ナオさん…」
「なっ…に……よ…」
「痛いなら…無理しなくていいですよ?」
「なっ…!?」


あぁ、また余計なことを言ってしまった


「アンタみたいなガキに心配されるほど、私は落ちぶれてないわよっ!!」


ナオさんは、さっきよりも激しく腰を振る
あそこから血が流れてくる
そうだ、ナオさんはオトメだったんだ…初めてなんだよ……


「っぅ…! くそっ…! あっ……ぃたっ……」

ボクに出来ることは…
ちょっとでも気持ち良くなってもらうことだ

246行動が裏目に出た馬鹿妹ニナ=ウォンさん:2006/04/03(月) 18:19:31 ID:sPnwNFQ2
「ナオさん……」

"ちゅっ…"

「あっ…」


ボクはナオさんにキスをした

「初めてだから痛いですよね、だからボクも頑張ってナオさんを気持ち良くさせてあげます」
「アンタ…」
「マシロって呼んでください…」
「マシロ……」


"ちゅっ…"


もう一度キスをする

ボクは馬鹿だ
絶望と欲望に負けて取り返しのつかないことをしたんだ
だから、罪滅ぼしになるかわからないけど…
一人の男として目の前にいる女の子を精一杯抱こう


「えと…確か……」

ヨウコ先生に教えて貰ったことを思い出す

「ここ……いいですか?」

ナオさんの首筋にキスをする
吸い付くたびにナオさんは体を震わす

「んっ……いいわよ…」

女の子の気持ち良くさせるを方法を徹底的にたたき込まれたんだ
ナオさんも気持ち良くなってくれるはずだ

「ナオさん…可愛い……」
「マシロに……言われたくない……だって、あなたのほうが…」

ナオさんは顔を紅くしてボクに抱きついてくる
ヤバいよ、ナオさん可愛すぎです
『アンタ』から『あなた』に格上げです、母さん


「ねぇ、マシロ……」
「何ですか?」
「もう痛くないからさ……動いていいよ…」
「ホントに大丈夫?」
「うん…もういいよ……マシロも気持ち良くなりたいでしょ?」
「じゃあ…動きますね……」


今度はボクが上になりました
腰を動かし、おちんちんが出たり入ったりするたびに"じゅぽっ…じゅぽっ…"ってエッチな音がする
ナオさんは奥深くを突き上げるたびに可愛い声で喘いでくれる


「はぁっ……うあっ……やぁっっ……」
「ナオさん…気持ちいいです……」
「私もっ……マシロが…マシロっ……お腹いっぱいなのっ……」


ナオさんの切羽詰まった声…
もうイキそうなんだ

「あふぁっ…はぁっ……」


「ん…ナオさん……」
「マシロ…」

舌を絡め合う濃厚なキス
ナオさんの目は虚ろで頭の中が真っ白みたい

「むっ……うっ…」「んふっ…」

「あふぁ…」「はぁっ…はぁ…」


もうボクも我慢の限界です
ラストスパートをかける


「あ―――――っ! あっあっ!!」
「ナオさんっ!!」

ボクはナオさんのあそこにおちんちんを思いっきし突き刺す
抜いたり入れたりするたびにナオさんの初めての証が、ナオさんのエッチな汁と交じって飛び散る

「ねぇっ…マシロ……っ! 私たちせっくすしてるんだよ……しちゃいけないことしてるんだよ…」
「はいっ、そうですね……」
「あたしっ…もう、オトメじゃなくなっちゃったんだよ……マシロ……に…責任とってもらうんだからね…っ!」
「わかりました……ナオさん…」


ナオさんの膣がヒクヒク震える

「一緒にっ…一緒にイこっ!!」
「ナオさん、出ちゃうっ!!」
「いいよっ、マシロのちょうだい…膣に出してぇぇぇっ!!!」

「うあっ!!」


"ビュッ…ビュル…ビュルルルル……"


ボクは自分でも信じられないくらい大量の精液をナオさんの膣に流し込んだ
なんか、毎回記録更新してるなぁ…

「は…ぁ……はあ……ああぁあっ!!」




247行動が裏目に出た馬鹿妹ニナ=ウォンさん:2006/04/03(月) 18:21:29 ID:tQFUSNTQ
「ねぇ…マシロ……」
「なんですか?」

ナオさんはボクの髪を撫でながら話す

「これから…どうしよっか?」
「考えてません…」
「ホントはアンタのこと処刑するつもりだったんだけど…」
「え゙……」
「そんな気…無くなっちゃったんだ………」


"ちゅっ…ちゅぱっ…ちゅっ……"


ナオさんはボクの唇に何度もキスをする

「ねぇ…ガルデローベ抜け出してさ……二人で静かに暮らそっか…」
「な、ナオさん……?」
「ニナから聞いてるわよ、マシロは裁縫が上手だってね」
「ニナちゃんが…?」
「洋服作って、お店開いて…」
「………」
「二人で幸せに暮らそ……したいなら、いつでもエッチさせてあげるから…」
「むぅ…」


それでもいいかなって、思ったけどやっぱり……


「駄目です、ナオさん。ボクはケジメつけなくっちゃ…」

本当に取り返しのつかないことをしたんだ
そんなボクが幸せになんかなっちゃいけない
罰を受けなくっちゃならないんだ

「………」
「………」
「ふふっ…」
「あ…」
「アンタならそう言うと思ってたけどね」


「え…ナオさん?」
「どうだった、私の演技?」
「え…あ……えぇ!? 演技ぃっ!?」
「はぁ? なに驚いてんの? 何でアンタと恋人同士みたいに幸せなセックスをしなくっちゃいけないのよ。演技に決まってるじゃない」


ボク…だまされたの……?


「でも、マジになっちゃったのは認めるわ…。まさか、アンタがあそこまで上手だとは思わなかったから……」
「あの…じゃあ……ボクは?」

どうなるんでしょう?

「一緒に暮らそうとか言ったら、この場で処刑だったけど……」
「………」
「最後に良い事言ったから、強姦くんってことで学園長のところに連れていくわ」
「あ…あぅ……」
「私の退学手続きもしなくっちゃいけないし」


あ…そうか……


「…ごめんなさい」
「アンタが学園追放になったら私の家で奴隷として飼ってあげる。それでチャラよ」



母さん、女装の次は奴隷みたいです…

248名無しさん:2006/04/03(月) 18:30:51 ID:nk6SqrZc
えええええええええええええええなにその素晴らしい展開

249ニナ派:2006/04/03(月) 18:35:49 ID:mMvQ3Rc.
ニナ? 大好きですよ

ドラマCD…(ry
ナオの性格が全然違うのはご愛敬
ぶぶ漬けの次に難しいと思う…


>>上の転載さん
確かこのスレが出来る前に、ニナ派が書いたやつですね。保管ありがとうございます
272神のイラストに蛇足として書きなぐったものです。272神最近降臨しないなぁ…
いかん、ナギ物が書きたくなってきた…orz

250名無しさん:2006/04/03(月) 19:29:02 ID:ZFGmCnwU
これニナ派さんだったのね。めっちゃ好きな話だったしこれからも頑張ってね
272神は降臨してないけどゲイ神が来てるからそれに文つけるとかは?

251名無しさん:2006/04/03(月) 19:58:27 ID:Dfyubeuc
>>236
GJ!

252名無しさん:2006/04/04(火) 23:22:17 ID:Zc3DS8Mc
先の展開が想像できないなぁ。香水に反応しないアリカは天然なのか腹黒なのか…。

253ミドリとマシロ:2006/04/05(水) 14:38:59 ID:08nvyH0c
「さあ、アタシに良く見せて。」
「う、うん・・・。」
そういってマシロくんがそっと手を離すと小さなペ○スが表れた。
「恥ずかしいです・・・。」
マシロくんのペ○スは包茎だけでなく、陰毛すら生えていなかった。
大きさに関しても同年代から比べても小さめだろう。

「ううん、恥ずかしがらなくてもいいよ。真っ白でとてもカワイイよ。」
ミドリは優しく包み込むような手つきでペ○スをそっと握った。
「あ・・・。」
握られただけでマシロくんのペ○スは小さくピクッと反応してしまう。
まだまだ敏感にはとても弱いのだ。

「まだ全然刺激には慣れてないんだね。オナ○ーとかどうしてるの?」
「オ、オ○ニーですか?!あの、その・・・自分でしようと夜中に出かけるとニナちゃんやエルスちゃんが
一緒に行きますとついてきてくれるから自分じゃできなくて、その・・・夢でしか・・・。」
「あー、そりゃ男の子には地獄だよね。目の前にはカワイイ子がたくさん居るし、実際慕ってくれているのにね。」
「はい・・・。でも、それくらいは平気です。ガルデローベに入るまでは味気ない生活でしたから。」
「そーかそーか。マシロくんも大変なんだねぇ。今日はアタシがしっかり癒してあげるからさ。」

そういってミドリは指の先で亀頭をさすりつつ、手を上下にゆっくりと擦り始めた。
「あ、ああ、ダメェ・・・!!」
「そうは言ってもここは気持ちいいみたいだよー。ほれほれ。」
まだちょっとした前戯だというのにマシロくんはピクピクッと反応している。

254ミドリとマシロ:2006/04/05(水) 14:40:42 ID:08nvyH0c
「マシロくんはさ、皮を剥いた事あるのかな?」
「前に一度剥こうと思ってやってみたんですけど、痛くて出来ませんでしたぁ。」
本来なら恥ずかしがって、中々返答できない質問なのにあっさりと答えてしまう。
頭の中は相当快楽に支配されているようだ。
「うん、じゃあ今日剥いちゃおうか。アタシが手伝ってあげるよ。」
「え、あの、でもどうやってぇぇぇぇ。」
話しながらもミドリはその手を休めない。マシロくんが達しない程度にゆっくりじっくりとペ○スを愛撫してくる。
先っぽから透明の汁が溢れてニチャニチャと淫靡な音をたて始めていた。

「それはね、こうやってするんだよ。」
「え・・・ふああああ!!」
いきなりミドリが口を開けて、マシロくんのペ○スを咥えた。
ペ○スが熱い感覚に覆われる。快楽が大幅に強くなったのでマシロくんは声を上げる事すら出来ない。
そんなマシロくんにはお構い無しにミドリは口を窄めてチロチロと舌先で亀頭を刺激する。
「・・・ふぁぁ。」
それから、ゆっくりと舌先で包皮の先を丁寧になぞり唾液をしっかり塗りつけていく。
それと同時にペ○スを掴んでいる手を少しずつ力を込めて下におろしていく。
マシロくんはピリ、ピリと少しずつ皮が剥けていく感触と少しの痛みで少し怯えた顔になる。

だが直に快楽に蕩けた顔になった。
ミドリの舌がその痛い部分にあたり熱い唾液とあわせて這っていく。そうすると痛みの中に気持ちいいという感覚が出てきたのだ。
そんなマシロくんの様子を見たミドリはさらに剥こうと手に力を込めて丁寧に舌を這わせる。
「ふん、んん、ちゅぱ、ちゅる。」
「ミドリさあん、そんないやらしい音をたてないでくださいよぅ。」
ミドリと呼ぶ約束すらも頭の中から吹き飛んでしまったようで、頭を横にフルフルと小さく振りながら喘いでいるいる。
「んん、もう少しだからね、ふんん、ちゅるる、ぺちゃ、ぴちゃ。」
「ふあい・・・。」

少しずつ少しずつ、包皮が剥けていき、最後にミドリがグッと力を込めて完全に亀頭が姿を表した。
「んあ!!ああ、はああ、ああ・・・。」
ミドリが口を離し、亀頭を優しく撫で擦りながら笑顔で言う。
「これで少しだけ大人の階段を昇ったね〜。ほら、自分で見てごらん。」
「あ、ボク・・・全部剥けたんだ。」
表れた亀頭は綺麗なピンク色でミドリの唾液と先走り液でテカテカと淫靡に光っていた。

255ミドリとマシロ:2006/04/05(水) 14:42:49 ID:08nvyH0c
「さあ、このまま一気に次まで進んじゃおうか・・・。」
「はい、宜しくお願いします・・・。」
「よっと。」
ミドリは体を起こし、マシロくんのペニスの上に跨る格好となった。
膝立ちになり、マシロくんへ自分のマ○コを見せ付ける格好となる。
「これが、大人の・・・?!」
「そうだよ、これが君のおちん○んをすっぽり包んで絡めとっちゃんだよ。」
ミドリは指先でマ○コを開いて見せた。
「よーく見ていてね。これがマシロくんの初めてとなるマ○コだから。」
(うわぁ・・・なんだか凄い光っていて、不思議な形で、でも、とってもいやらしいよぉ)
マシロくんはミドリのマ○コに釘付けとなっている。

「さあ、アタシも我慢できなくなってきちゃったし、そろそろ入れるよ。」
その言葉を聞いて、ゴクリとマシロくんは唾を飲んだ。
ミドリはゆっくりと腰を下ろして行く。
マ○コの先に亀頭が触れた時、ピクッとペ○スが反応した。
「あ・・・。」とマシロくんが呟く。
「行くよ・・・。」
先っぽがチュブという音と共に包まれると、一気に腰を落とした。
ニュルン。そんないやらしい音が、マシロくんには聞こえた。

「ああ・・・んああ・・・。」
「はあ、入ったよ。これでマシロくんは大人の仲間入り。感想は、ん、どうかなぁ?」
「はあ、ああ、気持ちいいれふぅ。」
しばらくの間、ミドリはマシロくんのペ○スの感触を味わう為と、相手が初めてであるということを考えて動かずに居た。
マシロくんは初めての女性の中の感覚に戸惑い、その快感に慣れようと必死で歯を食いしばっている。
そんな様子に、加虐心を刺激されたのか、ミドリは口元を少し上にあげ笑った。

「そろそろアタシも動かせてもらおうかな。」
「ええ?!ボク、このままじゃあ、出ちゃいますよぅ。」
「出したっていいよ。出してもそのまま続けるだけだから。」
そういってゆっくりと腰を動かし始めた。
最初はペチ、ペチとゆっくり小刻みに動かしてマシロくんの様子を見る。

「んん、動いちゃダメ、ダメェ・・・。」
「アハ、その顔でそんな事言われちゃったら女の子をいじめてるみたいだよ。マシロくんは一粒で二度美味しいねぇ。」
「ボクは、んああ、男です・・・。」
「お、まだまだそうやって話せる余裕があるんだね。じゃあ、もう少し速く動こうかなぁ。はあ、うん・・・。」
パンパンと少し音が大きくなり、腰の動きも速くなった。
「ふあ、はあ、ああ、んああ、ああ、気持ちいいです。」
ペ○スとマ○コの擦れる音がグジュ、ズビュと音を立て始める。ミドリも感じ始めたのか愛液で結合部はベタベタになっている。
「うん、そうやって気持ちいいって口に出すとマシロくんもアタシも気持ちよくなれるんだよ。んあ、はあ、くあ、くん・・・。」

256ミドリとマシロ:2006/04/05(水) 14:44:00 ID:08nvyH0c
さらにミドリは上下に動かすだけでなく、左右に腰を捻る変化をつけてきた。
ミドリのマ○コ全体で擦りつけられ、締め上げられる。
さらにミドリのマ○コは、マシロくんのペ○スにピッタリと合わさっていることもあってより快感が強くなる。
「どう?どうなのかな?アタシの中、はあ、気持ち良い?」
「さっきから何度も気持ち良いって何度も言ってるのにぃ。気持ち良いですよぉ。」
「んあ、はあ、はあ、くぅ、じゃあ、もっと気持ち良いって言って。」
普段鬱憤がたまっていると言っていたのが、ここにきて爆発しているようだ。
盛んにマシロくんから気持ちいいという言葉を引き出そうとする。

「ミドリさんの中、凄く気持ちいいです。ああ、もうダメ!!。」
「ふう、んん、ミドリって呼んでって、約束したのに、言わないのはこの口か。」
そういうとミドリはマシロくんの顔に自分の顔をかぶせ、キスをした。
「んん、ふんん!!」
舌をマシロくんの口の中にいれ口の中の隅々まで舐め取る。マシロくんが逃げないように両手で顔を挟みこんだ。
存分にキスをした後に、ミドリは自分の唾液をマシロくんの口の中へ流し込んだ。
驚いて目を開いたマシロくんであったが、なすすべなく唾液を嚥下させられてしまう。
「フフフ、これで身も心もアタシ色だ。」
「ふああ・・・。」
いきなりの口撃に少し放心状態のマシロくん。
満足げに笑うとミドリは口を離して腰の動きを速めた。

ミドリは自分の動きを速めた為に、バランスを取ろうとマシロくんの顔の横に手をついた。
そうすると、ちょうどマシロくんの目の前に、ミドリの巨乳がぶら下がる格好となる。
「ああ、ミドリさんのおっぱいだぁ。」
本能と言うべきか、マシロくんはミドリの乳房に手を伸ばし、下から持ち上げるように掴んだ。
「ああ、こんな時におっぱい触っちゃダメ。もう、本当におっぱい星人なんだから。」
マシロくんの行動に驚いたのか、腰の動きが少し遅くなった。

「ミドリさんのおっぱい、ボクは大好きですよぉ。」
そういってマシロくんは顔を起こすと、乳首に吸い付いてきた。
「ダメ!!アタシこの状態でこういったことされるの弱いの。ダメだったらぁ・・・。」
そういってミドリは口から舌を出し、荒い息を吐いた。
「こうなったら、もっと速く動くんだから、んあああ、そんなに強く吸ったらぁ!!」
チューと大きな音をたてて乳輪ごとマシロくんは強く吸いたてる。
片方の乳首も揉みながら、指の腹で擦ることを忘れない。

「ああ、んあ、おっぱい星人は直におっぱいへの責めが、んんん!!はあ、上手に、なるんだから。」
そういいつつも、腰の動きを速めるミドリ。マシロくんはたまらず口を離した。
「ミドリさぁん、ダメですよぉ。ボクこのままじゃ出ちゃいます。」
「はあはあはあ、んん、はあ、マシロくんが・・・悪いんだから。アタシをこんなに気持ちよくしちゃうなんて。」
「じゃあ、あうう、どうせなら、ああああ、最後までぇ・・・。」
「え・・・?!ああん、またおっぱいに吸い付いてきたぁ!!」

どうせ果てるなら最後まで好きなおっぱいを弄っていようと決めたマシロくんは止まらない。
チュチュチュチュと小刻みに音を出して吸い付いた。
「もう、ああ、そんなにいやらしい音を立ててぇ。ああああ!!」
そんなマシロくんにお返しと言わんばかりに強く速く腰を振る。
パチュン!パチュン!とより大きな音を立てる。結合部も摩擦で空気が入ったのか小さな泡が立っている。
「ふああああ!!もう出ます!!ボクのが出ちゃいます!!」
「はあはあはあはあ、んああ、いっぱい出しちゃいなさい。」
そう言ってミドリはマ○コをきつく締めあげた。
「くあ・・・・・!!射精る・・・!!」
ビクッとマシロくんの腰が跳ねた後、睾丸が収縮し、ペ○スに精液が流れ込む感覚が走る。

そして勢いよくミドリのマ○コに放たれた。
「ああ・・・たくさん出てるね、マシロくんのザー○ン・・・。とっても熱いよ。」
「はあああ・・・。」
初めてマ○コに出すという体験からか、言葉にならない。
「フフフ、イキ顔までカワイイんだねぇ。」
そう言ってミドリはマシロくんの頬を撫でた。
ビクッ、ビクッと何度か腰が跳ねた後、ようやく射精を終えた。

257ミドリとマシロ:2006/04/05(水) 14:44:45 ID:08nvyH0c
「初めてのSEXはどうだったかな、マシロくん。」
「はーはーはー・・・凄かったです。」
「それは良かったよ。アタシも頑張った甲斐があるってもんだ。」
「あのぅ・・・まだこのままなんですか?」
「射精した後も繋がったままだと余韻が楽しめるんだ。覚えておきなさい。」
「ハイ。」
少しずつマシロくんのペ○スが小さくなっていくと、ミドリは腰をあげマ○コからペ○スを引き抜いた。

大量の射精だったのか、既にマ○コの中から白い液体が溢れ出している。
「あ・・・。」
「これがオトメの喪失の素であり、子供が出来る素ってのは知ってるよね。」
「ハイ、それ位は知ってます。」
「あー、このままだと子供が出来ちゃうかもー。」
「えええええ?!」
「フフフフ、冗談だって。さあ、体を洗って綺麗にしようか。」
「ハイ!!」
ミドリに洗ってもらっていると、マシロくんの背中に胸が当たる。
するとまたペ○スが大きくなった。
「あ・・・。」
「もう、マシロくんは本当におっぱい星人なんだねぇ。じゃあ、もう一回しよっか。」
「お願いします。」とマシロくんは頭を下げた。
長い夜はまだ始まったばかりである。

258ミドリとマシロ:2006/04/05(水) 14:47:15 ID:08nvyH0c
最後までマシロくんはおっぱい星人でした。
時間を空けちゃってどうもすいませんでしたorz
次書くのならもっと構想を練ってから書きます。
マシロくんスレで時々ゲイ×マシのSSを投下しています。
次からはこっちに投下しようかなと考えています。

259名無しさん:2006/04/05(水) 14:59:02 ID:n0hl0iTs
マ○コだと直接的すぎて萎える
膣にしなさい。

260名無しさん:2006/04/05(水) 15:57:23 ID:bC7Z8Nts
>>258
待ってるよ

261名無しさん:2006/04/05(水) 16:10:06 ID:UJP7Pdvs
>マシロくんスレで時々ゲイ×マシのSSを投下しています。
短いのはあっちでオッケーですよ。

262名無しさん:2006/04/05(水) 19:32:19 ID:wqbe63O2
>>258
GJ!ご馳走様でした!!

263名無しさん:2006/04/06(木) 00:03:38 ID:t0o/zS0g
>>258
リーダー×マシロ、ザッツカーインサートでGJ
マシロくん、おっぱい責めだけはうまいのね(w

ニナ派氏もイイヨー
そろそろニナちゃんも出してやってください(w

264初めての姉弟プレイ:2006/04/06(木) 00:38:55 ID:zkuqIvfU
『ヤっちゃったことは仕方ないんだから、アンタはちょっと休んでなさい』

ナオさんは、そういってボクを解放してくれた
最後にやっておくことがあるらしい、何だろう?


「マシロちゃん、お帰り〜」
「アリカちゃん……。みんなは大丈夫?」
「うん、エルスちゃんもニナちゃんもぐっすり眠ってるよ」
「そっか、よかった…」
「他の娘達も様子がおかしかったけど、何とか元に戻ってくれたみたい」
「うん、ありがとう…アリカちゃん……」


アリカちゃんのおかげで、みんなは助かった
アリカちゃんの代わりにボクが先生の所に行っとけば、ちょっきんにならなくてすんだのにな…
うん、人に責任押しつけるのはよくない


「ねぇ、マシロちゃん?」
「なに?」
「マシロちゃんさ……ナオ先輩の匂いがするんだけど…」
「え…あ、うっ、うん…ナオさんの部屋に入ったからね」
「なんかね…ナオ先輩の匂いが染み付いてるような……うーん、やっぱよくわかんない」
「あのね…」


心臓がとまるかと思った
アリカちゃん、鋭すぎ
野性の勘ってやつかな?


「とにかく、ボク達も寝よっか。もう遅いしね」
「わーい、一緒に寝よー!」

アリカちゃん……

「うん、いいよ。今日は一緒に寝ようか…」
「えっ? いつもは嫌な顔するのに…」
「ボク、嫌な顔してたの?」
「ちょっと…だけだけどね……」
「…ごめんね」
「マシロちゃんは謝らなくていいよ……悪いの私だし…」

アリカちゃんといられる時間はあと少しなんだし、今日ぐらいは仲良く寝よう

「じゃあ、今日はボクがお誘いするね。お姫様お一人様ご案なーい」
「マシロちゃんがお姫様だよー」
「あははっ…」
「マシロちゃんってばー」

他愛無い会話を交わし、ベッドに入る
疲れてたのかアリカちゃんはすぐに寝てしまいました
アリカちゃん…可愛いな……

ボクも寝よ……




265初めての姉弟プレイ:2006/04/06(木) 00:39:41 ID:4Cf2hKq6
「むにゃむにゃ…」
「起きな……」
「おかーさん…むにゃ……」
「起きなさいってば…」
「シズル…さん?」
「起きろって言ってるでしょうが!!」
「ちょっ! ちょっきん!?」


はぁっ…はぁっ……
お母さんと会えたのに、後ろからはさみを持ったシズルさんがやってきて………あれ?


「ったく…無駄に体力使わせないでよ…」
「な…なおさん?」


ナオさんの部屋だ……ってことは…まさかっ!?

ボクは股間に手をやる




はぁぁぁ〜〜〜〜 付いてたぁぁぁ〜〜〜〜


「何、変なの触りながら幸せそうな顔してんのよ」
「だってぇ〜」

ちょっきんされちゃったかと思ったんです

「まあ、いいわ」
「ところで、何でナオさんの部屋にいるんです?」


まさか、ボクのおちんちんの虜に……


「アンタに聞きたいことがあるんだけど」
「何です?」
「単刀直入に聞くわ。アンタ、ガルデローベで誰と一番ヤりたい?」


「はぁ?」


「はあ? じゃないわよ……」
「いたいっ!いたいですっ!!」

ナオさんはボクのこめかみに拳を当て、グリグリした

「言いなさい」
「はっ、はいっ! ……が、学園長かシズルさんですっ!!」

「大将首……意外と王の素質あるかもね、アンタ…」
「誉められてるんですか…?」
「半分ね」
「もう半分は何ですか?」
「無謀ってことで、馬鹿」
「むぅ…」


こんなナオさんが、あんなに可愛い顔をしたんだ…
強気な学園長や、美人なシズルさんなら………いけない、マテリアライズしてきた…

266初めての姉弟プレイ:2006/04/06(木) 00:40:32 ID:t2KF2mFI
「ま、やってみるだけやってみるか…。明日の夜、処刑執行よ」
「しょっ、処刑っ!?」
「そ、数名道連れにしてね…」
「道連れ?」
「学園長とヤりたいんでしょ…?」


処刑+道連れ+学園長=…?

「ま、ま、ま、ましゃ…ましゃか……」
「アンタの考えてるとおりよ…学園長、いただきまーす♪」


『ふふふっ…可愛い奴だな。別に恥ずかしがらなくてもいいんだぞ』
『恥ずかしいです…』
『皮が被ってて無毛でも私は構わない…』
『学園長…』
『君はこういうのが好きなんだろ…?』
『あぁあぁ…がくえん……ちょ…』
『私の胸で感じるとは、君は本物の変態だな』


あ、左の鼻の穴から血が出てきた…

「シズルおねえさま、いただきまーす♪」


『ほな、ウチがたっぷり可愛がってあげますさかい…』
『あぁぁ…シズルさぁん……』
『そんなにウチの胸が好きなん?』
『ボク…シズルさんが大好きなんです…! ずっとこういうことがしたいって…!!』
『いややわぁ…そんな風に言われたら、ウチもその気になってまう…』
『シズルさぁぁん…』


右からも出てきた
鼻血が止まらないや

267初めての姉弟プレイ:2006/04/06(木) 00:41:36 ID:JSAf5oTY
「ホントわかりやすい反応ね…」

ナオさんが呆れた顔でボクを見る

「でも、ナオさん…」
「男やめるんだから、その前に憧れの女とヤりたいでしょ?」
「したくないとは言いませんけど……相手が悪すぎです」
「ま、まあね……」

ナオさんは困った顔をする
何だかんだ言って、ナオさんもアリカちゃんぐらい表情が変わる人だ


「それに、ボクはナオさんでもいいです」
「なっ!?」
「憧れの女の人ですよね? ボク、ナオさんにも憧れてたし…」
「くっ…うまいこと言って……」
「ナオさんは可愛いし格好良いし、何よりも優しいです」
「………そんな適当な台詞並べても」


「ボク、ナオさんのこと…好きですよ……」


"ズキューン"


(アリカもニナもエルスティンも、この笑顔で落とされたのね……これなら、あの女たちも…)


「ナオさん? 顔、紅いですよ大丈夫ですか?」
「ど、どうしてもって言うなら……」
「え…?」
「え、エッチ…してもいいわよ……」
「本当ですか!? やったぁっ!!」


(そんな嬉しそうにはしゃがないでよ……くっ、私らしくない……)


「その代わり…私のことは"お姉ちゃん"と呼ぶのよ」
「え…? えと…お、おねえちゃん……?」


ボクが、ナオさんのことをお姉ちゃんと呼ぶとナオさんは、すごく嬉しそうな顔をした

(な…何よろこんでんのよ私っ!?)

「おねえ…ちゃん?」
「………ズボン、下ろすわよ」
「えっ!?」

お姉ちゃんは、ボクのズボンを下ろす
勢い余って、パンツまで下げられちゃった

「あっ…!」

突然あらわれた、ボクのマテリアライズ済みエレメントにお姉ちゃんは驚く


「考えてたのより全然可愛いわね」
「あ、あぅ…」
「まあ、そのほうが私もやりやすいけど……」

お姉ちゃんはマジマジとボクのおちんちんを見つめ…

「はぷっ…」

"ぱくっ…"と咥える

「あ…おね……」
「初めて…だけど……マシロが気持ち良くなるように頑張るね…?」


お姉ちゃんのスイッチが切り替わる


「ん…んぷっ…… ふぅっ……」

ヨウコ先生よりも下手っぴだけど、お姉ちゃんは頑張ってボクを感じさせてくれる
いつもは意地悪なお姉ちゃんのこんな姿が見れるだけで興奮する


「んっ…んふっ……んんっ!」
「おねっ、おねぇちゃん……」
「……気持ちいい?」

お姉ちゃんは上目遣いでボクに尋ねる

「う、うん…」
「そう……良かった…」

嬉しそうな顔に変わる
すっごく可愛い

「んっ…んふぅっ……ぷっ…うぅ…」

顔を動かす速度が上がる
快感がどんどん増していく

"じゅるっ…じゅるっ……"

お姉ちゃんはわざと音をたてる

『興奮するでしょ?』って、目でボクに言う

凄いや…みるみるうちに上達してる
お姉ちゃんは天才なんだ、上達の天才
もしかしたら、トリアスなんかよりずっと優秀かも…

「お姉ちゃん、出るっ!!」

"びくっ…びくっ…びくぅっ……"

「…………っ!?」


お姉ちゃんの口に精液を流し込む

"こくんっ…こくんっ……"

お姉ちゃんはボクの精液を飲み干す
凄くエッチな顔だ……

268初めての姉弟プレイ:2006/04/06(木) 00:42:31 ID:JSAf5oTY
「ほら…横になって……全然収まってないでしょ…」
「うん…」

恥ずかしながら、ボクのおちんちんは元気いっぱいです

「今度は私が上になる、さっきみたいな不様な姿は二度と見せないんだから」
「お手やわらかに」


"ちゅぷぷ…"とボクのおちんちんがお姉ちゃんのあそこに入っていく

「あ……はぁ……入っていくくる……」
「ん…お姉ちゃん……」
「あ……」


変化が見られた
ボクがお姉ちゃんと呼ぶと、お姉ちゃんの締め付けはきつくなった

「ねぇ? お姉ちゃんって呼ばれると興奮するの?」
「くっ…そんなこと言わせるつもり…っ?」
「おねーちゃん♪」


"きゅううん"


「あ、また締め付けが強くなったね」
「るっさい…わよ……はぁっ……マシロも動いて…」
「くすすっ…うん、わかったよ、お姉ちゃん……」



「お姉ちゃんっ、お姉ちゃんっ!!」
「はぁっ…あぅッ……すっ、ごい……マシロっ!!」

お姉ちゃんは後ろから突かれるのも好きみたいです


「ああっ、お姉ちゃんっ! また膣に出していい!?」
「いいよっ、マシロっ、お姉ちゃんの膣にいっぱい出してっ!!」


「あっ、あぁあぁあぁあぁっ……!!」

"びゅくっ……びゅっ…びゅっ…"

「あぁっ…はぁ……あああっ………」


「お姉ちゃん……」
「マシロ……」


お姉ちゃんと舌を絡め合う濃厚なキスをする
お姉ちゃんの紅い髪が顔に触れて、ちょっとこそばゆい

269初めての姉弟プレイ:2006/04/06(木) 00:43:25 ID:4Cf2hKq6
「ったく……馬鹿の一つ覚えみたいに中出しして…」
「あ…スイッチ切り替えたんですね」
「はぁ? スイッチ?」

しまった…声に出しちゃった……

「まあ、いいわ。いずれにせよ明日は実行するから」
「うぅ…」
「まあ、なんとかなるって」
「むぅ…」


ちょっきんが首になる可能性があるんだよなぁ…


「とりあえず、今日は戻って寝なさい」
「はい、じゃあ明日……おやすみなさい、お姉ちゃん」
「人前で、そう呼んだらぶっ殺すからね」
「き、気を付けます」


やっぱり、ナオさんは可愛いなぁ


―自室―

「こっそりと……ベッドに入る…」

今日は昼も夜も、ナオさんと保健体育の実習だった
疲れちゃったから、すごく眠い
おやすみなさーい




270次回予告?:2006/04/06(木) 00:44:17 ID:EZHpCZmc
「マシロちゃん…お帰り……
 ずっと起きてたのに気付かなかったんだ…ちょっと、ショックだな…
 やっぱりナオ先輩の匂いがするね。私、鼻いいからわかっちゃうんだよ
 この前まではヨウコ先生の匂いに、トモエちゃんとミーヤちゃんの匂いが入ってただけなのに
 ナオ先輩の匂いは、しっかりこびり付いてる…
 なんだろうね、ヨウコ先生のほうが匂いが強かったのに不快じゃなかったの
 でも、ナオ先輩の匂いはすっごい不快
 なんか、ナオ先輩のこと…嫌いになっちゃいそう……
 今まで猫みたいな人だなって思ってたけど、まさか泥棒猫だとは思わなかったな…」


アリカは夜遅くに部屋を出た
行き先は、よく遊びに行くシズルの部屋であった……

271ニナ派:2006/04/06(木) 00:54:05 ID:c0ybV7QA
もう趣味全開です、ごめんなさい
スレ住民は、マシロくん総受けでいじめられるのが好みだってわかってます

あえて姉属性で攻めるのは、ただ単にニナ派が姉属性なだけです



そろそろ大詰めです、すみません
長々と別ベクトルの変態モノをぶちまけていましたが終わりが近づいてきました
あと、当初の予定を変更して、巷(本スレ)で人気の黒蟻を投入してみました

272名無しさん:2006/04/06(木) 01:29:17 ID:/s2vT2rY
GJ!GJ!
姉弟プレイナオかわええ(;´Д`)ハァハァ
シズルと学園長陵辱を楽しみにしています!!

273名無しさん:2006/04/06(木) 07:16:45 ID:pleq1pjM
近親相姦萎え

274名無しさん:2006/04/06(木) 09:03:49 ID:uWMbVdvo
マシロきゅん×ニナの正統派SSはあんまり投下されないな。
大概ニナニーが多い。

275名無しさん:2006/04/06(木) 14:12:55 ID:Nivw/nJM
まさか最後に腹黒お姉ちゃんが来るとは。漫画版アリカ好きの俺には嬉しい限り。

276名無しさん:2006/04/06(木) 15:00:19 ID:4vXkzRvQ
なんで皆して黒蟻にしたがるの?

277名無しさん:2006/04/06(木) 15:17:01 ID:pvroboc2
マシロきゅんは弄られてこそマシロきゅん

278名無しさん:2006/04/06(木) 16:28:43 ID:Qm.kDUeA
ニナ派さん、いつもながらGJ!です。
期待しながら続き、お待ちしております!

279名無しさん:2006/04/06(木) 19:24:47 ID:4cLka1Lw
>276
「お姉ちゃん」という強権を盾にして
マシロくんにいろいろする様を妄想できるから。

280名無しさん:2006/04/06(木) 23:36:38 ID:SLsi3irA
ナオの処女奪っておいてマシロきゅんはどう責任取るつもりだ

281名無しさん:2006/04/07(金) 00:58:43 ID:M6CsOI5o
僕と同じ顔が玉座にはいた。
戴冠式から逃げ込んだ地下で出会った顔。

「ひさしぶりよのぉ」

真白姫がそう言った。

「ミコト、よぅやった」

僕の首輪のチェーンを掴んでいる猫少女が「当然ニャ」と答えた。
僕は死は覚悟していた。

「この目障りな顔をこっちに連れて来るのじゃ」

ミコトに引っ張られ、真白姫の前に引きずり出された。
僕は真白姫の足元に押し倒された。

「無様よのぅ」

うつ伏せの僕はミコトの足蹴にされていた。
僕は真白姫に首を傾け、視線を向けた。
向け続けた。
せめてもの抵抗のつもりだった。

「その目じゃ!」

真白姫の表情から、冷笑が消えた。

「その目が目障りなのじゃ!」

その声に僕はたじろいだ。
真白姫が感情を荒げたのはそのときだけだった。
また、冷たい顔に戻った。

「くくくっ…」

死は待っていた。
でも、もしかしたら…とも思っていた。
思いたかった。
もしかしたらまた影武者として必要になるかもしれない。
それなら生き延びてやる。
生き延びて隙を見てそして…、そう決意していた。
僕には命を共有している人達がいる。
軽々しく死ぬわけにはいかない。
もし生きる術があるなら、それにすがるつもりだった。
たとえそれが恥辱に塗れるものだって…

「こやつの手錠を外してやれ」

真白姫は意外なことをミコトに命じた。
首輪以外、僕は自由になった。
そのチェーンを今度は真白姫が握っていた。

282名無しさん:2006/04/07(金) 01:54:26 ID:aqGHcfeg
真白姫×マシロくんキター

283名無しさん:2006/04/07(金) 07:25:35 ID:1d1RzmDM
ktkr
この後の展開想像するだけでおっきする

284真白マシロ2 (281続き):2006/04/07(金) 10:52:39 ID:kRRdameA
「のう偽者」

真白姫は冷たく言い放った。

「脱げ」

ぬげ?
…僕は意味が分からなかった。

「裸になれ、ということじゃ」

真白姫はチェーンから放り投げた。
ミコトが首輪から、チェーンを外した。

「どうしたのじゃ」

真白姫の声には冷ややかな笑いがこもっていた。

僕は動けなかった。
恥辱の覚悟はしていた。
でも、その覚悟は相手からの行動を受け入れる覚悟だった。
受身なものだった。
覚悟が不十分だったことを思い知らされた。
覚悟の水位を超えたことをしなければならない。
僕は恐ろしさが色を変えて体中に染み込んでいるのを感じた。

「お前が衣を捨てるだけで救われる者のおるのにのぅ」

真白姫の言葉が、冷却の呼び水だった。
そうだ、僕が服を脱ぐだけで、みんなが…
僕はワンピースのボタンに手を掛けた。
ボタンのひとつひとつが、辱めの段だった。
僕はボタン毎に視線を落とした。
真白姫にも顔を向けられなかった。
真白姫がどんな顔をしているかなんて考えたくない。
腰元まで目を落とすと、そのまま摺り落とそうとした。
そこで手が止まってしまった。
ワンピースの下に纏っているものを見られてしまう。

 それはスラムに落ち延びたとき
 人々はあたたかくしてくれた
 持たざる人達なのに、持たざる僕達を助けてくれた
 戦いで疲れた僕達を癒す食事、風呂、寝床…
 風呂上りの僕に綺麗な服まで用意してされていた
 ミミちゃんという女の子が用意してくれた
 「…死んだママの箪笥から持ってきたの…」 

だから僕は今、ワンピーススカートのすぐ下にスリップを着ている。
スリップの下にはお揃いのブラとショーツ…
スリップはワンピースと一緒に脱いでしまえばいい。
でも、ブラとショーツは…

285名無しさん:2006/04/07(金) 11:34:00 ID:1aFdiW.w
続き、アタイ待ってる!!

286さすが初代、年季が違うぜ:2006/04/07(金) 18:30:55 ID:iV4YMBPE
「ふぅ……書類に目を通すのも楽じゃないな…」

こういう仕事はあまり得意ではない
シルバーカートリッジでスレイブを打ち抜いているほうが楽だな

「さて…少しぐらい休憩するか……」

私は備え付けの冷蔵庫を開く
すると、見慣れないものがあった

「こ、これはまさか…伝説となったQPマヨネーズ……」

QPマヨネーズ…地球時代でもっともメジャーになった殿堂入りマヨネーズ
味、栄養、舌触り…何を取っても天下一品
何故、そのようなものがここにあるんだ…?

「む…置き手紙か?」

マヨネーズに手紙が備え付けてあった

「なになに……『懸賞で当たりました 学園長にプレゼントしますね』だと……」

私は何度もオークションに挑戦したが、競り落とせなかった
怪しい…怪しいが、食欲に勝るもの無し

「ふっ…これなら、丼三杯はいけそうだな……」

私は炊飯器のスイッチを押した


―ナオの部屋―

「……というわけよ」
「本当に大丈夫なんですか…?」

学園長の大好物のマヨネーズに変な薬を入れて、その隙に仕掛けるって作戦

「手に入れるの結構手間かかったんだから」
「…わかりました」

もう、どうにでもなれ
ボクの人生は今日で終わりなんだ
好きなだけやってしまおう

「じゃあ、行くわよ」
「はい…!」


―学園長室―

「うまいっ!! うーまーいーぞぉぉぉぉっ!!!」

ただ今、丼五杯め
さすがに食べ過ぎかと思っているが、手が止まらない

「あったかご飯にマヨネーズをぶっかける……いかん、匂いを嗅いでるだけで本当にイきそうだ……」


「うわ…学園長……」
「……マヨネーズ狂いね」
「普通、ご飯にマヨネーズってかけます?」
「かけるわけないじゃない」

少し吐き気がする…

「シズルもいないし、ちょっとだけなら…」


ボクとナオさんが覗いてる中、学園長は急に服を脱ぎだした

「ほら、効いてる効いてる…」
「うわ…」

学園長は自分の体にマヨネーズをかけはじめる

「あぁん…いい匂い……」

そして、手のひらでマヨネーズを延ばし、体中につける

「っん……軽くイッてしまったか…」

学園長は指にマヨネーズをつけ、その指で自分のあそこをいじり始めた


「頃合いね、行くわよ…」
「わかりました」

突入だ…! 覚悟してください学園長!!




287さすが初代、年季が違うぜ:2006/04/07(金) 18:31:47 ID:x/GIQMTA
「あのー学園長……」

ボクはノックもせずに入る

「なっ!?」


全裸でマヨネーズまみれの学園長

「失礼しまーす……あれ、学園長…何してらっしゃったんですかぁ?」

ナオさんもわざとらしい台詞を言って、入ってくる


「お、お前達、入ってくるときはノックしろぉっ!!」

ああ、学園長…顔真っ赤にして怒ってる
そうだよね、自慰を見られたら恥ずかしいもんね

「ねぇ、がくえんちょ〜? 一人で慰めてて寂しくないのぉ?」
「お、お前には関係ないだろ……用件を言ってさっさと出ていけ!」
「マシロ…」

ナオさんに合図されて、ボクは学園長に飛び付く

「何っ!?」
「学園長っ、学園長っ!!」

顔を学園長のおっきなおっぱいに埋める
ふわふわしてて気持ちがいい

「きゅ、急に何をするんだっ!?」
「時間少ないんだから早くっ!!」
「はいっ!」


ナオさんは学園長の両手を持っていた縄で縛る

「くっ…! お前達、まさかっ!?」
「やっと気付いた? でも、もう遅いわよ…」
「ふっ…これぐらいの縄など……」


学園長は腕に力を込める
しかし、縄は一向に切れる気配はない


「あれ?」
「マヨネーズにちょっと仕込んでたのよ…」
「なっ、何だとっ!?」
「学園長のオトメを奪っちまいな、マシロっ!」
「はいっ!!」


学園長とナオさんが話している間、ボクは服を脱いでいた
学園長のあそこ…マヨネーズまみれで汚いけど…


「学園長…いきますよ……」
「くっ…やめるなら今のうちだぞ…っ!」


ボクのおちんちんを学園長のあそこに当てがる
学園長のエッチな汁とマヨネーズで滑りはよくなっている
これなら、痛くないかな?

「私の時よりも丁寧ね…」
「あぅ…ごめんなさい……」

学園長の胸を揉んでいるナオさんが言う

「お前達……」
「そうよ、私達…そういう関係なの……」

昨日しちゃっただけなのに、あたかも長い間隠してたかのように言う

288さすが初代、年季が違うぜ:2006/04/07(金) 18:32:40 ID:.jmt4Kg2
「この子、切られちゃうって言ってたから、最後に思い出残してあげよっかなってね」
「くだらないな」
「アンタにとってはね」

あくまでも強気の姿勢の学園長
何故か怒りを表しているナオさん

「マシロ、さっさと全部入れてやって」

ナオさんのことばに軽く頷き、ボクはまた動き始める

「やっ、やめろっ!!」
「学園長…ごめんなさい……」

シズルさんが来る前に決着(中出し)を付ける…
それが勝利条件らしい

学園長のあそこを侵食する
ナオさんよりも、もっと狭い

「やっぱり、初めてなんですね」
「………」

抵抗を感じて、それを実況する
気にしてることなのか、学園長は押し黙る

「当たり前じゃない、オトメなんだから」
「そうですよね」
「でも、今日で終わり…」

ボクは腰を進め、学園長の初めてを奪った


「っぁ――――――!」


学園長でも痛いんだ…

「良かったじゃない、煩わしい仕事も今日で終わりよ」

ナオさんは学園長の首筋を舐めながら囁く
学園長の目尻には涙がたまっていた

「あんまり時間無いですし…動きますよ」


"ずぶっ、ずぶっ…"とエッチな音がする


「く…あっ……」

学園長は痛みに顔を歪める
ボクは学園長の締め付けに顔を歪める

「学園長の膣…きつきつです……」
「くっ、くそっ……」

学園長はボクをにらみつける
でも、恐くない。だって、ボクにはナオさんがついている

「じゃあ、学園長……まずは一回出しますね」
「なっ!!」
「…早いわね」

自分でも早いなと思った
学園長の豊満な体付きに興奮しているんだ
ナオさんとまた違う大人の体に

「中に出しちゃいなよ…それで、学園長を妊娠させるの…そしたら、切られなくてすむかもよ……」
「そっ、それだけはやめてっ!!」
「学園長……中に出しますよ……」

ボクはスパートに入る、腰を激しく動かすたびに学園長から苦痛の声が漏れる

「やっ、やめてぇぇっ!!」
「あらあら、ガルベローベの学園長ともあろう方が泣き言ですか?」
「膣に出さなければナノマシンは崩壊しないんだっ! したいならいつでもさせてやるっ! 追放もしないっ! だからっ!!」

「だから…中出ししてほしい?」
「―――――っ!!」


初めてナオさんに恐怖を感じた
ボク…なんてことしてしまったんだろう……

「アンタの濃ゆい精液を学園長の膣にぶちまけてやりなっ!!」
「がくえんちょ……出るっ!!」
「いっ、いやぁあぁあぁっ!!」

289さすが初代、年季が違うぜ:2006/04/07(金) 18:33:27 ID:x/GIQMTA
"ビュクッ…ビュクッ……"


「あ…ぁあぁあぁぁ……」

学園長はボクとの結合部分を絶望に満ちた目で凝視する

「ねぇ、どんな感じ?」
「あ…あぁ………」

学園長は声にならない声をあげる
ナオさんとは立場が違うんだ
一オトメではなく、ガルベローベの学園長、絶対に貞操を守り通さなければならない
それなのに生徒にオトメである資格を奪われたのだ
前学園長に申し訳ないと思っているんだろう

そんな学園長を見下しながらナオさんは話し始める

「影武者が何よ、そんなのアンタ達の勝手じゃない」
「………」
「年ごろの男の子を女子校…しかも、可愛い子が集まってるガルベローベに放り出しておいて」

ナオさんが怒ってた理由って…

「そんで間違いを起こしたら、性器を切り取る? ばっかじゃないの、出来るわけ無いじゃない」
「………」
「それとね、コーラルの子のほとんどは既に気付いているの」
「…!?」

一言も喋らなかった学園長は、"はっ"と顔をあげる

「隠し通せるとでも思ってた? そうなら相当おめでたいわね」

ナオさんは、なおも話し続ける

「この子がいくら頑張っても、毎日のように顔を合わせていたら、どこか不自然なことに気付くわよ」
「ナオさん…たとえば?」
「そうね、一つ例を挙げるなら…洋式トイレの便座よ……」

洋式トイレの便座?

「アンタ、小さいほうするときは便座を上げるでしょ?」
「あっ…!!」

迂闊だった

「そういう細かい造作は、すぐには直せないのよ。女は便座を上げる必要は無い」

エルスちゃんにばれたときも立ちションしてたときだからなぁ…

「だから、コーラルの子達はマシロ様の気をひこうと、ちょっかいかけてるわけ」

そう言えばそうだ、最近は洋服をよく汚されてる
ボクの着替えてるところを…

「向こうから言い寄られてるの、我慢できるはずが無いわ」
「くっ……そんな適当なことを…」

290さすが初代、年季が違うぜ:2006/04/07(金) 18:34:15 ID:2Zf66QWE

「だからさ、アンタがこの子の精処理してやんなよ」


「ナオさんっ!?」
「無能でも、顔とスタイルだけはいいからね。健全な男の子なら憧れてんじゃないの?」

確かにボクは学園長とシズルさんに憧れていた
でも……!!

「この子優しいから、自分だけが悪いって思い込んでるの。でもね、悪いのは全部、学園長のアンタのせい」
「………」
「『私をマシロ様の性奴隷にしてください』って、この子のちんぽにキスしながら言えよ」
「…本人はそうさせたくないみたいだが……」


二人がボクを見る


「ねぇ、マシロ……。アンタ確かオトグラのこいつのページで抜いてたわよね」
「………はい」
「なっ!?」


ブラフです。ナオさんの目がそう言いました


「ね、この子はアンタとヤりたがってたの。アンタは責任取るってことでオッケーね」
「…なんの責任だ」
「間違い起こさせちゃった責任。幼いこの子に、この年で強姦魔にさせちゃったこと」

それ…ボクが悪いだけじゃないのかな……?

「追放なんかしたら問題になるし、かといって現状維持じゃこの子が保たないわ」
「だから私が……そうなれと…?」
「まあ、私も手伝ってあげるから……」

(あと、もう一人予定してるんだけどね)


「わかった、私が君の面倒を見てやろう…」

すると、ナオさんは学園長の顔を踏み怒鳴り付ける

「調子ぶっこいてんじゃないわよ、何勘違いしてんの!?」

怒ったと思ったら、次は笑いだす
背筋がゾッとする

「だからぁ…アンタは女王様の性奴隷なの……。頼み方わかってるでしょ?」

「くっ……うぐっ…わ、私…ナツキ…クルーガーを…ひっくっ…ま、マシロ様の……せ、せい…どれ…い……にして…ください」

学園長は泣きながら言う


完璧だった
まず、学園長のオトメの資格を奪う
そして、学園長の隙を徹底的に責め、自尊心を痛め付ける
お嬢様だった学園長は打たれ弱い、ナオさんの言葉責めに耐えきれなかったのだ
ナオさんは"ちょっきん"の運命だったボクを助けてくれたんだ


「じゃあ、まずはフェラの練習でもしましょうね」
「……わかりました」

ナオさんは…悪魔だ……

学園長はボクのおちんちんを恐る恐る咥えた
従順になった学園長の顔はとても可愛らしく見えた



「たいがいにしとき」

291ニナ派:2006/04/07(金) 18:36:04 ID:wgaF5LaQ
今日はバキにインスパイアされて、二本立てです><

292復讐のシルバーカートリッジ:2006/04/07(金) 18:37:16 ID:imneUR/A
「し、シズルぅ……」

学園長は嗚咽しながら、そこに現われた人の名前を呼ぶ

「ちょっと、おいたがすぎますぇ」
「男の子を誘惑する泥棒猫にはオイタナジー(安死術)はもったいないって、ばっちゃが言ってた」

「アリカちゃん!?」


アリカちゃんとシズルさんが現われた
どう…する?


「マシロちゃん…私、信じてたのに……」
「アリカちゃん、これはっ!!」
「知ってるよ、ナオ先輩に誘惑されたんだよね」
「え?」

「アリカちゃんから相談されたんよ、近ごろあんさんの様子が変だって」

アリカちゃんとシズルさんはナオさんを睨み付ける

「まさか、ナオさんが黒幕やったとはねぇ…」
「泥棒猫は許されないって、ばっちゃが言ってた」

「ふんっ、だからどうしたって言うのよ。私だって、この子に犯されたのよ」
「じゃあ、なんでナツキにまで手を出させたん?」

シズルさんの額に筋が立ってる…相当キレてる……

「アンタ達のやり方が気に入らなかったからよ。アンタらガルベローベの教師陣とセルゲイって奴がね」

ナオさんも負けじと額に筋を立てる


「仕方ないどすなぁ……マテリアライズ!!」
「マテリアライズ!!」

シズルさんとアリカちゃんはマテリアライズして、ローブを展開する

「もう私、限界です!!」
「ウチもどす」


ナオさんは奮戦するも、ローブには勝てず、あっけなく降参してしまった




293復讐のシルバーカートリッジ:2006/04/07(金) 18:38:08 ID:diCuAoYs
「じゃあ、ナオ先輩は私に任せてくださいね♪」
「よろしおす」

ナオさんはアリカちゃんに連れていかれる
学園長もふらふらとシャワールームに入っていった

「ちょっきんの前に、少しばかりかお仕置きせなあかんね」

シズルさんはボクを四つんばいにさせる
カチャカチャと何かを取り出した


「ロードシルバーカートリッジ」


"ずぶぶっ…"

ボクのお尻に太い異物が突っ込まれる

「くあぁあぁぁぁあっ!!」

とてつもなく痛い。そして、嫌悪感ばかり感じる


「爆発…」


じんじん痛むだけだったのが……

「つっ! あっ、あれ…? 何…これ……お尻が冷たいっ、冷たいですっ!!」

痛みの中から、"ひやっ"とした感覚
何が何だかわかんないボクは混乱する

「ヨウコはん特製の拷問器具どす」
「ご、拷問器具!?」


「ロードゴールドカートリッジ」


"ずぶぶっ…"と、また異物が挿入される
冷やされたお腹に熱いものが入ってくる

「ぃっ! くぅぅ……」

入れられてわかる痛み、学園長とナオさんの気持ちがやっとわかった


「爆発…」


「ひっ!! ひやぁぁああぁあああっ!!!」

ビリビリ痺れるっ!?
お腹の中で電流が流れてるんだ
痛いっ、凄く痛いっ!!


「ほんま、ええ声で鳴きはりますなぁ」

気が付くと、ボクは泣いていた
激痛に涙腺が緩んだのだった

「ご、ごめんなさい……許してください…」
「ほんま、かいらしいわぁ…そんな切ない顔見せられたら許してしまうんやろなぁ……」

"ずぶぶっ…"
新しい異物が詰め込められる


「なっ、なんでぇ!?」
「ウチ…そんな顔見せられると逆にいじめたくなるんよ……」


お腹の中で何かが弾ける
なんだかムズムズする…
かゆい…? お腹がかゆい……お腹がかゆいっ!!


「これはフラッシュカートリッジどす…フラッシュなのになんで痒くなるんやろねぇ?」

シズルさんの声は耳に入らない
お腹のかゆみにボクは狂いそうになる

「お腹かゆいですっ! お願いです、かいてくださいっ!!」
「内側どすから、かけまへんなぁ」
「そ、そんなぁっ!!」

294復讐のシルバーカートリッジ:2006/04/07(金) 18:38:49 ID:2Zf66QWE
"ずぶぶっ…"
また新しいモノを入れられる
それがお腹のなかとこすれて、かいてくれる

「あっ……気持ちいい…」

「気持ちいいんどすか…ほな、一気に三本ほど入れて上げますさかい」
「えぇっ!?」


"ずぶぶっ……ずぶぶっ……"
無理矢理お尻の穴をこじあけられる

「むっ、無理です!!」
「全部…入りましたえ……」


また、お腹の中ではじける

「あつっ、めたっ、いたっ!!」
「なんて言うとるかわかりまへんなぁ」

熱いのと冷たいのと痛いのが同時にボクのお腹で暴れ回る

シズルさんは次から次へとボクのお尻に入れる
全部無くなったら…終わりなんだ……

「あと100本ほどありますさかい、ゆっくり楽しみましょうな」


"ずぶぶっ…"
最初は痛いだけだったのに、少しづつ気持ち良くなってきた…



「あ、あと…何本ですか……」
「残念やけど、これが最後どす」
「よかった…これで終わりなんだ……」

安心感…
さっきから、冷たいのや熱いの、電気が流れるのやかゆくなるの等など……たくさん入れられた
"ちょっきん"されたほうがまだマシだと思えるほどに

「嘘はあきまへんえ」
「嘘じゃないです」
「いじめられて…感じてはるんやろ?」
「ちっ、違います!!」
「ほな、これはなんどすか?」


シズルさんはボクのマテリアライズしたエレメントを触る


「これで、ナツキを犯したんやろ…」
「は、はい…」
「じゃあ、今度はウチが犯してあげます」


シズルさんはボクの腰に手をそえる

「えっ、あっ!!」

295復讐のシルバーカートリッジ:2006/04/07(金) 18:39:39 ID:tkjYJcpI
"ずぶずぶ…"とボクのお尻の穴に、さっきのより更に太いのが侵入してきた

「最後の一本はウチのエレメントどす」
「かっ―――――――!!」

お尻が…裂ける……
そう直感した

「あらいややわぁ、射精なんかして…」
「えぇっ…!?」


なんで? なんでなんで?

ボクのおちんちんは猛り狂っている
白い精液を吐き出しながら暴れている

「ほんま、かいらしいお姫さんやねぇ……おいどの穴にこんなに太いもの突っ込まれて感じてしまうなんてなぁ…」


後ろを振り向く
変形したシズルさんのエレメントがボクに突き刺さっている

「ごめんなさい…ごめんなさい……ごめんなさぁいっ!!」

ボクは嗚咽をあげて、謝る

「あぁぁ…ゾクゾクするわぁ……」

「いっ…! あぁぁぁぁあぁぁ……!!」

シズルさんはエレメントを無理矢理動かす
ボクのお尻は少し裂けていて血が流れている

「もう許してくださいっ! ちょっきんされてもいいですから、抜いてくださいっ!!」
「あきまへん、あんさんも先程は懇願するナツキを無視しはりましたやろ」

「くっ、あぁぁぁあああっ!!」

痛いっ、痛いのに何で?

「なのに、なんでやろねぇ? さっきから射精がとまらへんよ?」
「違いますっ、これはっ!!」
「ほんまは、感じてはるんやろ?」
「違いますっっ!!」


精一杯否定する


「こんなかいらしい姿、一人で見るのはもったいないどす」

シズルさんはボクを抱えて隣の部屋に行く




296復讐のシルバーカートリッジ:2006/04/07(金) 18:40:26 ID:wdTQ9VT.
「アリカもうやめてぇぇぇ―――っ!!」
「うわーすごいすごぉーい……ナオ先輩のここって、拳まで入るんだぁっ!!」

ボクが連れてこられたのは、アリカちゃんがナオさんをお仕置きしている部屋だった

「あっ、シズルさんっ!!」
「なかなか趣のあることしてはるんやね」

アリカちゃんは、ナオさんのあそこに突っ込まれていた拳を抜いてこっちに駆け寄ってくる

「凄いんですよ凄いんですよシズルさんっ! ナオ先輩のあそこって何でも入るんですよ!!」
「あら、ほんまどすか?」

「ナオさんっ!!」
「ま、マシロ……?」

ナオさんは白目を向いていて、口からは泡を吹いていた
ボクなんかよりもっとひどいことをされていたんだろう
純粋なアリカちゃんだからこそ出来る残酷な行為


「ほら、見てください! 私の手がおつゆまみれですよ!!」
「上出来どす」
「わーい、シズルさんに誉められちゃった」


ボクはナオさんの隣に寝かされる
もちろんお尻にはエレメントが刺さったままだ


「マシロも…ひどいこと……され…たの?」
「うん…」
「ごめんね…私がヘマしたせいで……」
「ううん、ボクが悪いんだ…」

「マシロ……」
「おねえ…ちゃん……」

ナオさんはボクの頭を撫でてくれた


「なんや、ウチらが悪者みたいやないの」
「悪者はナオ先輩だけです!!」

シズルさんはボクに刺さっていたエレメントを抜き取る

「ちょっと血がついてはるねぇ…」
「シズルさん…あんまり、マシロちゃんにひどいことしないでくださいよぉ……」
「うふふ…結構、よろこんではったよ?」
「じゃあ、今度はそれをナオ先輩に突き刺してください」


アリカちゃんのあんまりな言葉に怒りを感じた

「アリカちゃん!!」
「マシロちゃん!?」

「何で、そんなひどいことが言えるの!?」
「だって! ナオ先輩がマシロちゃんを独り占めするんだもん!!」


アリカちゃんはシズルさんのエレメントを奪い取って、ナオさんの近くに立つ


「私、ナオ先輩のこと大好きでした…でも、これとそれとは話が別です!!」


アリカちゃんはナオさんのあそこにシズルさんのエレメントを突き刺すっ!!



「ストップ、そこまでよっ!!」


ヨウコ…せんせい……?


「学園長から話は聞いたわ、みんな一旦落ち着いて」




297復讐のシルバーカートリッジ:2006/04/07(金) 18:42:43 ID:.p2sQYA2
―研究室―

「ねぇ、ナオさん。マテリアライズしてみて」
「……一応やってみるわ」

「マテリアライズっ!!」

ナオさんが掛け声をあげると、ローブが展開される


「え…?」


「ふぅ……完成していてよかったわ…」
「どうやら…新型ナノマシンは既に仕込まれていたって話だ」


「えぇっ!?」「はぁっ!?」


ボクとナオ先輩は驚き声をあげる


「しかも、認証をスルーできるというおまけ付きだ……まったく…」

ヨウコ先生も学園長も驚いている

「蒼天の青玉のバグと思うけど、予想外だったわ」


「なっ、なんで教えてくれなかったんですかぁ!!」

ボクはヨウコ先生に詰め寄りポカポカ叩く

「ごめんごめん」

ヨウコ先生はボクを抱き締め、頭を撫でてくれた

「ボクっ、ボク…凄い後悔してたんですよ! ナオさんとしちゃって、ボクっ!!」

涙が止まらない

「ヨウコ先生のバカバカバカぁっ!!」

「ほら、泣き止んでってば…」
「うわぁぁぁ〜ん!!」


「ふふっ、これにて一件落着どすなぁ…」

「してないわよっ!」「してないっ!」「してませんっ!!」



「うわあぁあぁぁぁぁぁ〜〜〜ん!!」


ボクはしばらくの間、ヨウコ先生の胸の中で泣き続けた

298ニナ派:2006/04/07(金) 18:45:43 ID:.p2sQYA2
ついに次回は最終回です
ニナは出てこないかも知れません

299名無しさん:2006/04/07(金) 22:08:51 ID:iDN9.jmA
いくらマシロきゅんでもナツキレイプは引いた。

300名無しさん:2006/04/07(金) 23:18:20 ID:aqGHcfeg
一気にキター
やはり泣きながら「ごめんなさい」してるマシロくんが一番萌える。
結局ニナは出てこないんですね(w

301真白マシロ3 (284続き):2006/04/08(土) 00:06:01 ID:oeHKjcWE
>>284より

どれくらい僕は固まっていたんだろう。
「何してるニャ」という声が遠くからするのは分かった。
どうすれば、僕はいいんだ…

「脱がせい」

真白姫はミコトに言い放った。
「ニャ」と返事して、ミコトの大きな肉球が僕の肩に触れた。
肩から引きずり落とされそうになったところだ。

「ぃゃ…」
「ニャ?」
「ゃ、やめ…」

僕は後ずさりしていた。
両肩に手を置いて、胸元を隠した。
ミコトが素早く距離を詰めて、また肩に触ろうとする。
一歩また下がる。
「ニャッ!」
ミコトが飛びついた。
僕は倒された。

「ぃ…ぃいゃ…」

胸元を襲う手と守る手。
襲う手が強すぎた。

「ゃ、やめて…ぇっ!」

僕は必死にミコトの手を振り払った。
ミコトは僕の力なんか何でもないようだった。

「やめてよぉぅ…ぅ…」

仰向けに「万歳」の形で押さえつけられていた。
猫が飼い主を小馬鹿にしたような顔が僕をみつめている。

「ぅ…ぐ…ぅ…」

僕はミコトから顔を背けて、目をつぶっていた。

 ぺろっ

生暖かい生々しい何かが首筋を襲った。

「ぁ…」

それが首筋をのぼっていった。

「ぁぁ…ん…」

ミコトの舌だった。
胸がぞわぞわする。
くすぐったいんじゃない。
気持ち悪いんじゃない。
声をあげなくちゃどうしようもない感触。
僕はそれでも声をあげないようにしていた。

「はぁ…ん、んんぁ…ゃやめ…めてぇ…あぁ…ん」

舌は耳に移っていた。
ぴちゃぴちゃという液体の音がこれ以上縮めらない距離で聞こえる。

「…だ、だめぇ…こ、こえを…声が…で…」

声をあげちゃだめだ。
僕は下唇を噛んだ。

「こいつ…」

ミコトが言った。

「こいつ、発情してるニャ」

ミコトの一言だった。
僕が、暴かれた。

302名無しさん:2006/04/08(土) 00:21:52 ID:SWufprzw
やっぱ真白姫とミコトは天然Sだからマシロくんの相手にぴったりやね

303真白マシロ4:2006/04/08(土) 01:49:42 ID:oeHKjcWE
僕は泣いていた。
隠し通そうとしたものを暴かれたときの恥辱は何て大きいんだろう。
恥辱が涙になっている。
ぼやけた視界の先に顔があった。
その顔は僕を見下ろしていた。
何も言わなかった。
ただ僕を見下ろしていた。

「あわれよのぅ」

ようやく真白姫は言った。

「御前のようなモノが影武者じゃったとは、妄の恥じゃ」

真白姫は吐き捨てた。

「ミコトもうよいぞ。捨ておけ」

お腹の上にあった体重が消えた。
ミコトは一瞥をくれると、真白姫の傍らに戻った。

「フミ、行くぞ」

真祖様と同じ姿形のメイドに言い放った。
メイドが真白姫の車椅子に手を掛けた。

「ま…」

僕は起き上がりかけながら言った。

「待ってください…」

僕の声に真白姫は表情で反応した。

こんなことになっても、僕は羞恥心を守っていた。
今、大事なこと…
僕はすっかりはだけたワンピーススカートの胸元を直した。
そして肩に手を掛けた。
一瞬のためらいがあった。
目をぎゅっとつぶった。
息を一度のんで、そして肩からすりおろした。
ワンピーススカートだけが床に落ちた。

真白姫はまた冷徹な目になっていた。
スリップにブラ、ショーツだけになっている僕を笑うでもない。
ミコトは「服の下まで女なのニャ」と無邪気に言った。

304名無しさん:2006/04/08(土) 03:42:53 ID:cE3Cv/Sk
>>298
キター!!
マシロきゅんにレイプされる学園長(;´Д`)ハァハァ
報復にお仕置きされるマシロきゅん・ナオ(;´Д`)ハァハァ

というか、ナツキがまだマヨネーズにこだわっているのに笑った(w

305名無しさん:2006/04/08(土) 11:17:29 ID:.2tWFlfY
レイプして本当はやりたくなかったって泣くって…w
マシロきゅんじゃねー

306名無しさん:2006/04/08(土) 13:10:04 ID:TL99c6yU
二ナ派さんのSSは少し暴走しすぎてついていけない。
てか二ナ派なのに二ナが(ry

307名無しさん:2006/04/08(土) 16:55:35 ID:wMvfx.gk
>>298
乙、でもマシロきゅんがレイプ太郎なのはちょっとなぁ…。
これなら中途半端にギャグにしないで、鬼畜路線で徹底した方がよかったかも。
次回に期待。

308名無しさん:2006/04/08(土) 18:51:39 ID:KV3s4C1c
ニナ派さん、GJ!
一気に読んでしまいました。
泣きじゃくるマシロくん、きゅんきゅん!お姉さんナオちゃんも、えくせれんつ!です。

309名無しさん:2006/04/08(土) 19:08:40 ID:UrLZbIi2
レイプ物は好きだけどマシロくんにさせるのはなあ・・・
>>303
続きまだー

310名無しさん:2006/04/08(土) 22:32:37 ID:ldzpIzXA
漏れはがくえんちょレイプもいいと思うけど。
マシロくんだって男の子だし。
いたぶられたナオが「マシロ・・・」という所で萌えますた。

311名無しさん:2006/04/08(土) 23:01:38 ID:fwEHgYs.
ただの下衆野郎には萌えない。

312名無しさん:2006/04/09(日) 00:05:54 ID:uN.odEnw
まぁ文句言ってもしょうがないでしょ
ただギャグで落とそうとして失敗した感はあるな
どうせなら、そのままちょっきんか黒マシロで学園中レイプしまくるぐらいの方が面白かったw

313名無しさん:2006/04/09(日) 01:45:02 ID:/QE1VsIM
まぁ作家さんとしては是非より反応されないのが一番悲しいだろうしな

314【再掲】さよならお風呂:2006/04/09(日) 20:37:19 ID:faMZRceU
温泉効果もあってマシロの足もすっかり癒えた。
明日からは湿布もいらないわよ、とヨウコ先生も言った。
お風呂の世話も今日でおしまい。

生徒の入浴時間は決められていて、マシロはそのあと。

「マシロ様、参りましょう」

ニナが促した。
ニナは着替えとお風呂の用意を2人分持つ。
風呂場までの道すがら。

「今日で終わりだね」

マシロが言った。
ホッとしているような、そんな笑顔だった。

「そうですね」

ニナは答えた。

男との女との書かれていない、ひとつだけのドアを開ける。
マシロくんがまず脱ぐ。
お世話の初日、服を脱ぐ前にマシロはこう言った。

「ニナちゃん。僕が脱ぎ終わるまで、外で待っててくれる?」

賢いニナはマシロの言いたいことが分かった。
湯船への引き戸の音が聞こえてから、脱衣所に入る。
マシロが使った隣のロッカーからカゴを出す。
制服を脱ぎ、カゴをロッカーに戻す。
下着とTシャツ一枚になる。
隣りのカゴにはマシロの脱いだ服が入っている。
下着が見えて、ニナは頬が熱くなった。
この主人が男だなんて、服の上からは誰も思うわけがない。
でも、ニナは知っていた。
知ってしまった。
王族には王族の事情がある、オトメたる自分には知る必要がないことだ。
今、自分がここでマシロの世話をしているのも、主人候補たる御方が自分のためにお怪我なされて、不自由をしているからだ。
オトメの役割を何ら逸脱していない。
ニナはそう納得していた。

マシロは引き戸に背中を向けて、カランで腕を洗っていた。

「お背中、失礼します」

洗面器にお湯を満たす。

「お流しします」
「あ、ありがとう」

お世話をしているとき、マシロは決してニナを見ない。
「シャツかなにか着てほしい」とマシロが言ったので、丈の長いシャツを着るようにしている。
それでもマシロはニナを見ない。

ぬるめにして、マシロの背中にお湯を流す。
(ふつうの背中…)
泡立てながら、ニナは思う。
でもこれは男の人の背中。
街で、市民を…、私を守ってくれた、大きな背中。
タオル越しにしか触れてはいけない背中。
それも今日で最後。
服を脱いだこの人に会えるのは私だけ。
私とこの人だけの秘密。
でも、その関係も今日でおしまい。
明日からは、ただのルームメイト。
オトメと主人候補の関係に戻ってしまう。

「前の方、失礼します」

315【再掲】さよならお風呂2:2006/04/09(日) 20:38:03 ID:faMZRceU
背中は洗い終えてしまった。
向かい合わせにならない。
なるべく体と体が重なり合わないようにして、体の前の方を洗う。
首筋から下へ向かっていく。
喉仏のない細い首。
自分のより小さい2つの突起が布越しに触れる。
時計回りに円を描く。
それからへそに落ちる。
悔しいくらいに肉のついていないウエスト。
温泉でコーラルの制服を着た姿は、本当に可愛らしかった。
女の自分が見ても、ほれぼれする美少女だった。

マシロが男であることを証明する唯一のものだけは、マシロが洗った。
へそのあたりまでをニナが洗うと、お湯を流す。
それから髪を洗う。
マシロは湯船に入り、ニナは出る。
それがいつものお世話だった。
へそで終わるはずだった。

ニナの手のタオルがへそより下へ落ちていった。

「ニ、ニナちゃん!?」

マシロの声が上ずった。
片手のタオルだけでは、上手く掴めなかった。
ニナが左手も前へ回った。
左手がマシロが男であることを証明するそれを掴んだ。

「ぅ…ぁ…」

掴んだだけで、マシロの声に色が帯びてきた。
右手のタオルで、マシロのそれの皮を引き下ろした。
剥き出しにされたそれ環状を、タオル越の人差し指と親指でつまむ。
左手はそれの根本まで落ちた。
2つの球を感じる。

球皮を左手でなぞり、右手は棒皮を上下させる。

「ぁ…ん・・・ぅぁ…ん、…ニ、ニナ…ち…」

マシロのせつない声が大きな浴場に響いた。
ニナの右手にタオルはなかった。
いつしか2人の間にあった空間はなくなっていた。
今度はニナのシャツ越しに2人は密着していた。
マシロの肩にニナの顔が落ちる。
少しニナが首を傾げると、口元にマシロの耳が当たった。
ニナはマシロの耳に「ふぅ」と息を吹きかけた。

「あ…っっ・・・」

マシロの声に熱がこもった。
ニナはマシロの耳たぶを軽く噛み、舌を少し出した。
その舌をマシロを耳の溝に這わせる。

「ぁぁぁっ…んん・・・」

前屈みになって耐えていたマシロの体が動いた。

「マシロ様…」

ニナに昨日までの恥ずかしさはなかった。

「大きくなっていますよ」

316【再掲】さよならお風呂3:2006/04/09(日) 20:40:34 ID:faMZRceU
マシロのそれはニナの右のこぶしをはみだすほど大きくなっていた。
ニナの声にマシロの身体がビクっと震えた。

「感じているんですか?」

肩に乗せたニナの声に、マシロは首を振った。

「感じていないんですか?」

感じていないと言ったマシロに、ニナは少しムッとした。
袋をいじっていた右手をさらに奥へ奥へ入れていった。
男にも女にもあるその穴の入り口をつんつんと指した。

「ニナちゃん…おしりは…やめてぇっ…!」

マシロの声がせつなくなった。

「おしりはぁ…おしりはぁ…」

(男の人もおしりが気持ちいいんだ・・・)
マイスターを目指している以外は、ニナも10代の少女だ。
相応の知識と興味は当然ある。

あえいでいるマシロの口を自分の口で閉じてしまいたかった。
マシロの充血した欲望を出してあげたかった。

「いいんですよ。マシロ様。出しちゃっても」

強弱をつけながら、ニナは言った。

「出してください、マシロ様!」
「ニ、ニナちゃん!…ニナちゃん!出し…て…ぃい?」
「いいですよ、マシロさま!マシロさまぁ!」
「いっぱい…出…るぅ…!」
「いっぱい出してください!」
「ぁぁ、ああぁ、ぁぁああっっ・・・」
「マシロ様!マシロ様!マシロさまぁぁぁ!」

マシロのそれから白い液体が溢れ出す瞬間を、ニナは逃さなかった。
液体はニナの右手を濡らし、鏡にまで飛び散っていた。
液体には、熱みと粘みがあった。

317【再掲】さよならお風呂4:2006/04/09(日) 20:41:11 ID:faMZRceU
(あつい…)

マシロの息が荒い。
目を閉じていた。
ニナは右手を濡らす、あたたかくて、ねばねばした白い液体を、もてあそんだ。

(接着剤みたい)

ものすごい粘着で、ものすごい臭いがした。
そうするうちに液体の温度は失われていく。
右手を鼻に近づけ、臭いをもう一度嗅ごうとした。

「ダメだよ!」

マシロがニナの右手をおさえた。

「マ、マシロ様?」
「これ舐めたらニナちゃんオトメになれなくなっちゃうよ」

奇跡的にこの白をタイ内に入れずに過ごせたあの時代…
到達して果てた後でも、そんな気づかいのできるご主人…
ニナはマシロの背中からギュッと抱きしめた。
(この方は…)
ニナの手がマシロの胸をまさぐる。
粘ついた指がマシロの体を這う。
その指が首筋を上がっていった。
そしてマシロの口元をなぞる。
(マシロ様…)

その指がまたあたたかくぬれた。
マシロの口内に指が入っていた。
マシロは自分ので濡れたニナの小指を口に含んだ。

「いけません!マシロ様!」

理性が戻りつつあった。

「ご自分のを舐められるなんて」

マシロは何も言わず、小指から薬指、中指へと進んでいく。

「…ぁ…っ…」

人差し指でニナの息がもれた。

被服室の夜を思い出していた。
あのとき、血を流したニナの指をマシロは口の中で受け止めた。
あのとき、顔を向かい合わせたふたりは、その行為の恥ずかしさも受け止めた。
マシロは、ニナの弱さも笑うことなく受け止めてくれた。
あのときは、マシロの性別は気にもしていなかった。

マシロの舌は親指にからんでいた。

(了)

318名無しさん:2006/04/09(日) 21:36:57 ID:fM8LcqOg
なぜいきなり再掲載するん?

319名無しさん:2006/04/10(月) 02:42:34 ID:24nSfKUU
>>317
ぐっジョブ!
え、これ一度掲載されたものなの??
というか、続きを(;´Д`)ハァハァ

320真白マシロ5:2006/04/10(月) 11:30:01 ID:LlJCVKy.
>>303続き

そしてもう一度肩に手を掛ける。
スリップの肩紐。

「待つニャ」

ミコトだった。

「裾を持ち上げるニャ」

スリップを捲し上げろ、ということだろうか。
僕は肩に乗せた手を下ろした。
スリップの裾をつまみ、あげていった。

「すとっぷニャ」

へそのあたりまで裾が来たところだった。

「そのままニャ」

なんでこんなことをさせるか、分からなかった。
ミコトはにやにやと笑っている。
真白姫の眉に少しひそみが見えた。

ミコトの視線を僕は追ったのは、それからどれくらい経ってからだろう。
それは僕のショーツに向けられていた。
僕も視線をミコトと同じくした。

そして僕は気づいた。
捲し上げた裾を下ろしたくなった。
座り込みたかった。
逃げ出したかった。

「もりあがってるニャ」

ミコトが僕の変化を拾った。
僕の恥ずかしさはさらに増す。
どこに顔を向けていいのか分からない。
だから目をつぶった。

「はみだしてるニャ」

ミコトの言葉に僕が反応している。
意識が遠のきそうだった。
意識が遠のきそうになったから、頬の内側の肉を噛んだ。
強く噛んだ。
リアルな痛みが、真白姫の視線とミコトの言葉を耐えさせる。
そう、神学校時代にしていたように。

「ニャ」

ミコトが飛びついてきた。
後ろから手を回した。

「動くニャよ」

下から僕を見上げるミコトの笑顔。
この笑顔には見覚えがある。
神学校時代に。
ミコトの手は降下した。
猫の毛がショーツの上からなぞる。
質量のない、柔らかな毛なのに、僕は圧力を感じた。
また声を上げそうになった。
僕は眉をしかめた。

「まだなでてるだけニャよ?」

ミコトがまた笑った。

321名無しさん:2006/04/10(月) 13:16:14 ID:JZbHwhj2
いやあ。にんにん勃ってくるわ

322ニナ派:2006/04/10(月) 23:01:42 ID:GlOg3c/s
感想ありがとう、確かに暴走しすぎたね
最後にヒートアップするから



お願い…嫌いにならないで……

323ニナエンド〜蒼い希望〜:2006/04/10(月) 23:04:21 ID:XB7Q6j2o
「…ごめんね」

私の大好きな人は、そう言った
薄れゆく意識の中で、その笑顔だけが……



今から六時間前

あの方の戴冠式が行われた
しかし、それはセルゲイ大佐の仕掛けた罠だった
ナギ様は命を落とし、MAIと呼ばれる魔神・HiMEの力にガルデローベは陥落された
私達は黒き谷の人達が集まっているスラム街に匿われた

私達が見つかるのも時間の問題だろう



先程の圧倒的な力が目に焼き付いてしまった
紅蓮の炎は全てを焼き尽くした
何もかも……

私はアレに勝てる自身が無い
私は主を守れない
私が死ぬと、あの方も死んでしまう
それだけは嫌、絶対に嫌

でも、どうしようもない

ただ、次々に襲ってくる恐怖に私は身を震わせているだけ……



「ニナちゃん…」
「マシロ…さま……」


あの方……マシロ様が私のテントに入ってこられた

「大丈夫?」
「はい、大丈夫です…」

虚勢を張っているのが丸分かりです
でも、マシロ様は私を気遣って気付かないふりをする

「アリカちゃ……ううん、お姉ちゃんは落ち着いたよ…」
「よかった…」


皮肉なことか、MAIの力によりマシロ様は記憶を取り戻した
マシロ様とアリカは実の姉弟だったのだ
……予感はしていた


「驚いていないんだね、ボク達のこと」
「もしかしたら…と、思っていましたから……」
「そっか…やっぱりニナちゃんは凄いね」
「いえ…」


たまたまレナお姉様の言葉を聞いただけです


「謙遜しないで、ニナちゃん」
「マシロ様…」


お優しい方…だから、私は貴方が……


「ところでニナちゃん…一つお願いがあるんだ……」
「何でしょうか?」

324ニナエンド〜蒼い希望〜:2006/04/10(月) 23:05:50 ID:DS0aIm/c

"ちゅっ…"


「!!?」


マシロ様は私の唇を奪う

"とさっ…"

そして、そのままベッドに倒された


「まっ、マシロ様っ!?」
「何も…言わないで……」
「ですがっ!!」


"ちぅ…"

「んっ…んふぅ……」


マシロ様は、わかっていらっしゃるはず
性交すると私はオトメではいられなくなる
なのに、何で……


「ニナちゃん…」


するすると私の服は脱がされる
私は下着だけになる


「お、おやめください…」
「………」

マシロ様は無言で私の下着に手をかける


「あっ…」
「ニナちゃん…綺麗……」

服を全て脱がされ、裸にされた私

(ダメなのに…マシロ様にやめてもらわないと…いけないのに……)

頭にある考えと行動が一致しない
抵抗できない…いや、しないだけかもしれない……


私は、行為を求めていた
いつか私がオトメを辞める時、マシロ様に想いを伝え、純潔を捧げるつもりだった

でも、やはり止めなくては…
今の状態で、私がオトメで無くなってしまって力を失ってしまっては、待っているものは死のみ
メリットはなく、デメリットばかりだ


「なっ、何をお考えなんですかっ!!」
「ボクは君のマスターだ、ボクの言うことだけ聞いていればいいんだ」


マシロ様…嘘が下手なんですね……
貴方は絶対にそんなことを言いません


「だから、何も言わないで」

マシロ様はそう言うと、私の秘部に顔を近付ける

「いきなりで恥ずかしいかもしれないけど、我慢してね…時間が無いんだ……」

"チロ…"


「おっ、おやめっ…ぁあんっ!!」

私の身体が恨めしい
ただ一度触れられただけでも感じてしまう


「あっ…はぁっ……あぁぁんっ!!」


"ぷしゅ…"


「うわ……ちょっと舐めてあげただけなのに…」
「おやめ…ください……」
「ニナちゃんってエッチな子なんだね」
「そんな……ことっ!!」


「んっ…ちゅっ……ちゅぱっ……」

マシロ様の舌が私の秘部に絡み付く
一人でするときよりも格段に気持ちがいい

「あっ…はっ……やぁっ!」

声が出てしまう
押し殺していても快感に負けてしまう

「だっ、ダメ…はぁ……んっ!!」


「洪水みたいだね…ニナちゃん」

マシロ様の顔は私の愛液で汚れている

「も、申しわけっ……なぁんっ!」


ダメ、イきそう……


「ニナちゃん…イきそう?」
「いっ、いえっ…そんっ…な…ぁ……」


マシロ様は指で陰核を軽くつねった
その瞬間、私の身体に電撃のようなものが走る


「ひっ、ひやぁぁぁぁあああああっ!!!」


"ぷしゃぁ〜〜〜"


「おもらしみたいだね、ニナちゃん」


恥ずかしい
マシロ様に不様な姿を見せてしまった

325ニナエンド〜蒼い希望〜:2006/04/10(月) 23:06:44 ID:eF8XXhqQ

「じゃあ…そろそろ……」

マシロ様は腰をあげ、ズボンを下ろす
そして、私に乗り掛かってくる


「はぁっ……はぁっ……」

制止しようとマシロ様の身体を押し上げるにも力が入らない

「お…おやめ……」
「力抜いて…痛いよ……」

"ずずず…"とマシロ様の屹立した陰茎が私の秘部へと侵入する

私が妄想し、自慰までしていた夢のような行為
なのに、何でこんなに胸が痛むのだろう
つらくて、切なくて……


「いくよ……」


「――――――――っ!!」


マシロ様の陰茎が私の処女膜を貫いた
過剰なほど愛液で潤っていたため痛みはほとんど無かった

「マシロ様…」
「ニナちゃん…痛くない?」
「それほどではありませんでした」
「よかった…」

自分の身より相手の身を気遣う御方

「お教えください…なぜ、このような……」
「ニナちゃんとエッチしたくなったから」
「………」
「一緒にお風呂に入ってたときから、ずっとしたかった」


嘘が…本当に下手ですね……
涙を流していませんが、心で泣いていることぐらいわかりますよ


「そうですか……」
「…うん」
「では…存分に私の体を……」


夢なんだ、そう…これは私の見ている夢
都合のいい夢、現実ではありえない夢


「はっ…はっ……」

マシロ様の吐息

「あっ、はぁっ……ぁんっ!!」

信じられないほどの快楽

「好きっ、ニナちゃん大好きっ!!」

聞きたかった言葉

「わっ、私も貴方を…ぁ……マシロ様を愛していますっ!!」

伝えたかった言葉

「膣にっ、膣に出すよっ!!」
「はいっ、お好きなだけっ…ニナに注いでくださいっ!!」


"ビュクッ…ビュクッ……"


私は…貴方だけのモノです……



私は絶頂に達し、意識を失ってしまった
これは……夢なんだ………・



326ニナエンド〜蒼い希望〜:2006/04/10(月) 23:07:32 ID:8WlLd.a.
「すんだのかい?」

ニナちゃんの寝ているテントから出ると、ミドリさんがいた

「はい、契約を廃棄してきました」
「……本当にやる気なんだね」
「これは、ボクとお姉ちゃんの戦いですから」
「あの子に…一生の傷を心に刻み付けてしまうかもよ……」
「恨まれたっていいです、生き続けてくれるのなら」
「死ぬよりも…辛い思いをさせるんだよ……」
「ニナちゃんには、たくさんの友達がいます。だから……」


決めたんだ、ボク達の力で……
みんなを守るために……

ボク達の村を焼き尽くしたアイツを倒すんだ


「ミドリさん…協力をお願いします」
「わかった……。これ以上は何も言わないよ」
「ありがとうございます」


「マシロちゃん……」

後ろからボクの名前を呼ぶ…

「お姉ちゃん」

ボクは呼び掛けに答える


「みんなを…守ろうね……」
「うん、頑張ろう…お姉ちゃん……」



―ガルデローベ―

「ふははははっ! 残ったオトメどもを捜し出し、焼き尽くせぇっ!!」


MAIと呼ばれた者の圧倒的な力の前に、私達は手も足も出なかった
私達はガルデローベの一室に身を隠し、脱出の機会をうかがっていた


「シズル…」
「なんどすか?」
「私とお前でアイツを引き付ける…いいか?」

私はガルデローベの学園長、生徒を守るための存在だ

「ふぅ…ナツキならそう言いはると思っていました……」
「生徒達を逃がすため、囮になる…ここで死ぬことになるぞ」
「承知のうえどす」

シズルにはすまないことをさせる…
だが、これはシズルにしか頼めないことだ


「私はシズルと奴を引き付ける。いいな、全員生き延びて脱出するんだ!!」


「ナツキちゃん!?」「お姉ちゃん!!」

「トリアスの子らは、みんなを誘導しておくれやす」
「はっ、はいっ!!」


「行くぞ、シズル!!」

私とシズルは部屋を出て、あの化け物の所へと向かう
母さん、アリッサ…さよならだ……
あとは…頼んだ……




327ニナエンド〜蒼い希望〜:2006/04/10(月) 23:09:58 ID:7Mgjjumg
「お姉ちゃん急いで!!」
「うんっ! マ…シロ……」

「マシロでいい、ボクはヴィントブルームの女王として戦う」
「……わかりました、マイマスター」


蒼天の青玉のバグとミドリさんのREM、それらに助けられた
真祖様の管理から抜け出し、アリカちゃんはローブをまとうことが出来たのだ


『私達が女王と真祖、そしてセルゲイを片付ける。二人はあの化け物を倒すんだ』


「ミドリさん達ならうまくやってくれるはず…」
「うん…お父さんのためにもやろう」

「お母さんをまた独りぼっちにさせちゃうかもね…」
「みんなが付いていてくれるから大丈夫…だよ……」

アリカちゃんと話しているうちにガルデローベに着いた
ボク達の"最後"の戦いだ



ボク達が着いたときには、ほとんどが終わっていた


「ふっ…ざまないね……アタシとしたことが……」


ミドリさんは腕を一本無くしていて、お腹には大きな切り傷が痛々しく刻まれていた

「ミドリさんっ!!」
「やっぱ、真祖って呼ばれるぐらいなんだからメチャクチャ強かったわ…」
「喋っちゃダメです……」
「ギリギリ差し違えられたけど……アタシ達、全員やられちゃったよ…」


「ミドリさん…ダインさんは……?」

アリカちゃんがダインさんの姿が無いことに気付く

「アイツは私の盾になって本体のほとんどを失ったんだ……そして、セルゲイを巻き込んで自爆したよ……」

「そんな…」
「君には悪いことしたね…あんな奴でも慕っていたんだから……」
「これまで…育ててくれましたから……」


ひどい人だったけど、育ての親だった人だ
利用されていたとわかっていても、悲しかった


「どうやら…お迎えが来たみたいだ……」
「ミドリさん…」
「ガルデローベの生徒は…無事だよ……ガルを犠牲にして…時間稼ぎをしていたマイスター二人は…逃げ延びたみたいだから……」
「くっ……」

あんなに強かったミドリさんの声が、どんどん小さくなっていく
それに耐えきれなくて、ボクは涙を流していく

「泣かないの……」
「だって…」
「アタシ達みたいなのに…涙を流してくれるんだ……君な…ら…みんなを幸せに…できるよ……」


……………


「ミドリ…さん……」
「マシロちゃん…」

アリカちゃんがボクを抱き締める
二人とも涙を流していた



――遥か空で凄まじい雄叫びが聞こえた――

――空を見上げると紅い龍がいた――

――炎を吐き上げながら舞い踊っている――

――そして、その炎で街を焼き尽くそうとしている――


――とめなくっちゃ……――


「お姉ちゃん…いや、我がオトメ・アリカ=ユメミヤよ!!」
「はいっ!」
「主が命ず…あの化け物を倒し、我が民を守るんだ!!」
「イエス、マスター」


まともに戦って勝ち目は無いことぐらいわかっている
でも、一つだけ方法はあったんだ

328ニナエンド〜真白なる想い〜:2006/04/10(月) 23:13:12 ID:09CRjT0s
「お似合いですよ、女王陛下」
「ありがとう、エルス」

「っと、出来ました陛下」
「ミミもありがとう」


あれから、一年の月日が流れました


私、ニナ=ウォンは女王になってしまったのです




329ニナエンド〜真白なる想い〜:2006/04/10(月) 23:14:04 ID:8WlLd.a.
「ニナちゃん!!」
「ん…エルス?」

眠っていたんだ…私……
あんな夢を見るなんて…ね……

「マシロ様がっ、マシロ様がぁっ!!」
「マシロ様……?」

エルスのただならぬ動揺に私は不安を感じた


―ガルデローベ―


「嘘よっ、嘘よぉぉっ!!!」


ローブの無い私達は無力だった


「彼とアリカは…蒼天の青玉を暴走させ、奴ともども消滅した……」


囮役を買って出たのはいいが、真祖様たった一人に私とシズルは打ち負けてしまった
それと同時に、魔神の相手をしていたミスマリアは命を落とした

私は命を奪われる寸前で、プリズナーNO.17に助けられた
彼との盟約を果たすため、命を捨て我々に手を貸してくれたのだ
彼らの犠牲もあって、我々は生き延びたのだ



「いや…そんな……マシロさま……いやぁぁあああああっ!!!」


「落ち着け、ニナ!!」

私は発狂しそうなニナを羽交い締めにする

「シズルっ!!」
「任しとき」

シズルに鎮静剤を打たせる


「い……や………」

強力な薬を打たれ、ニナは意識を無くした

「少し…休め……私だって、泣きたいんだぞ…」


―自室―

ガシャンッ…ガシャンッ……

何かを叩きつける音がする
私は、その騒音に目を覚ます


「んっ………」
「目…覚めたの……ニナちゃん?」

私はいつものベッドに寝かされていた

「エル…ス……?」


「今ね、お部屋の…片付けしてるんだ……」


"ガシャンッ……ガシャンッ……"


エルスはゴミ袋に、何かを叩きつけるように投げ入れる


「エルス、それっ!?」

何かとは、アリカとマシロ様の…遺品……

「何やってるのよっ!!」


私はエルスを押し倒す

「だって、こんなの二度と見たくないよっ! 思い出が詰まりすぎてつらいだけだものっ!!」


「エルス……」

「うぐっ…ひくっ…マシロ様ぁ……なんでぇ…」

私は嗚咽をあげるエルスを抱き締め……二人で一晩中泣いたのだった


―学園長室―

「困ったな……彼も本物も二人とも死んでしまったから、ヴィントブルームの国王となる者がいなくなってしまった……」
「それに、アルタイの大公はんも亡くなってしまはりましたし…」

「しばらくはカルデアやエアリーズからの支援は受けられるが、早急に新たな王を即位させないといけないぞ…」
「跡取りでも残してくれはったらよろしかったのになぁ…」

「跡取り…か……」




330ニナエンド〜真白なる想い〜:2006/04/10(月) 23:15:07 ID:z0ccQb.6
―教室―

マシロ様が亡くなられてから、一月ほどが経ちました

エルスも私も少しづつ回復し、ガルデローベにも活気が付いてきました

「今日はシズルお姉様の授業だって」
「そう…楽しみね」


ガルデローベは、色々と変わってしまった


一番大きな変化は、舞踏の授業が無くなったことだ

理由は、真祖様が消滅したことにより、オトメシステムが崩壊して、ローブが展開できなくなったからだ
だから、ガルデローベはオトメ養成学校ではなく、単なるお嬢様学校になってしまった


他には新しい先生が来たことや、レナお姉様の意識が回復したことや…


「後から、マシロ様とアリカちゃんのところに行こうね」
「いいわよ」



ヴィントブルームの中で一番見晴らしのいい場所

そこに二人のお墓を立てた


"男性の"マシロ様は国を救った英雄として讃えられた
そのため、風華宮にはちゃんとした慰霊碑が建てられている


だから、ここは私とエルスだけの秘密の場所


「二人とも見えますか…? 貴方達が守った国ですよ……」
「壊された部分も沢山あったけど、だいぶ綺麗になりました…」


私とエルスは、あの夜に約束をした

『もう絶対に泣かない』

そして、その約束に一つ例外を設けた

『この場所だけなら、泣いてもいい』


「見てください、マシロ様…家政の課題、うまく出来るようになりましたよ……」

私は、どうしても出来なかった裁縫を頑張った
マシロ様ほどには出来ないけれど、クラスで一番上手になった


「アリカちゃんの好きだったケーキを焼いてきたんだ…」

エルスも作ってきたケーキをお墓にお供えする
マシロ様に食べてもらうはずだったのを、よくアリカに食べられていた


「今日はですね…。エルスが体育の授業の時にこけて、ブラをみんなに見られたんですよ」
「そんなことマシロ様に言わないでよ〜」

エルスが私の口を塞ごうとする

「相変わらずドジなんだから…」
「アリカちゃんほどでは無いよ」
「あの子のは凄かったものね」
「食器を25枚いっぺんに割るなんて、普通じゃ出来ないよ」
「エルス、それは言い過ぎ…あの子が割った枚数は20枚よ」
「あれ…そうだったっけ?」

「エルスってば……」
「くすすっ…」

私達は声をあげて笑いだす
お互いの目から涙が溢れていることは決して口には出さずに




ふと気付くと、日が少し傾いていた


「お腹すいたね、ニナちゃん」
「そうね、そろそろ帰りましょ……うっ…」
「ニナちゃん!?」


急に気分が悪くなった
それに、吐き気がする

あっ、ダメだ……

「ごめん、エルスっ…ちょっと……目と耳と鼻閉じてっ…」
「むっ、無理だよ…!!」

―研究室―

「気分悪くなって、戻しちゃった?」
「……はい」
「じゃあ、検査するから横になって」
「わかりました」


私はエルスに連れられて、ヨウコ先生に診察してもらった

それが、新しい人生の始まりだったのである




331ニナエンド〜真白なる想い〜:2006/04/10(月) 23:17:13 ID:XfjK.54g
「はぁ…あんまり大勢の前で話すのは得意じゃないんだけど……」

「ニナちゃんは相変わらず固いんだから…笑って笑って〜」
「……エルスお姉ちゃん、ニナお姉様は女王様なんだよ」

頬をつねるエルスの手を払い除け、私はミミの頭を撫でる

「エルスよりミミのほうがしっかりしてるわ…まったく……」
「ひどい…ニナちゃん……」

「ふふっ…冗談よ。あなたは私の親友なんだから、何と呼んでも構わないわ」

「うん、頑張ってねニナちゃん」
「ええ!」



マシロ様が亡くなられて数日後に、私宛ての手紙をミミが持ってきてくれた
差出人は…マシロ様……


『最初に言っておくよ。ごめんね
 ボクはアリカちゃんと一緒に奴らを倒してくる
 普通に戦っても勝てる見込みは無い
 でも、一つだけ方法があったんだ
 蒼天の青玉を暴走させ、その力で空間を歪ませる…つまり、自爆だね
 これは蒼天の青玉で契約しているアリカちゃんとでしか出来ないことだった
 ボクが死ぬと契約しているニナちゃんに、少なからず影響を与えてしまうと思った
 だから、ボクはニナちゃんと契約を破棄したんだ
 これは、ニナちゃんに対する裏切りです。ボクを恨んでくれたって構わない
 でも、ニナちゃんには生きていてもらいたかった
 だから…ボク達の分まで幸せに暮らしてほしい
 エルスちゃんやナオさん、他の皆と仲良くしてね
 約束だよ


 ボクの大好きなニナちゃんへ
  

        マシロより  』


私は貴方を恨みました
契約するということは、命をかけて守るということ
なのに、オトメの私が生き残り、マスターの貴方が生き残るのはあってはならないことです


でも、今は貴方に感謝しています


「お母様…」
「大丈夫よ、よく眠っているわ…」
「そうですか…ありがとうございます……」

レナ様は一人の赤子を抱き抱えている

マシロ様が私に残してくれた最後の贈り物
私とマシロ様の絆の形


この子は、いづれ王となる御方

この子が大きくなるまでは、貴方の代わりを私が務めます


だから…姉様と一緒に見守っていてくださいね、あなた……

332名無しさん:2006/04/10(月) 23:21:32 ID:qOMpAxkg
すげぇ面白かった!初めてリアルタイムで見たよ。
こんなの書けるなんて凄いね。

333ニナ派:2006/04/10(月) 23:24:37 ID:rJk1IyEY
真面目なの書きました
先週号を読んで即座に考え付いたifエンドです(バッド?)

「…と言う、ニナの夢であった」って感じにはなりません、期待した人ごめんね


前みたいなネタに近いもののほうがスラスラと書けて得意なのです
前のやつも、ちゃんと完結させるので生暖かく見守ってやってください(`・ω・´)


むしろ、見捨てないでね……

334ニナ派:2006/04/10(月) 23:48:19 ID:8WlLd.a.
あと、見直したら誤字脱字が結構あった。次は減らすように頑張ります

独自設定が多いところにも目をつぶって下さい

335名無しさん:2006/04/10(月) 23:54:11 ID:cP7JPTpE
名作だな……読んでてほうっと嘆声が出たよ。
難を言えば視点が変わりすぎてすこし読みづらいことか。
ともあれグッジョブ!!!
是非次回作を!!

336名無しさん:2006/04/11(火) 00:00:33 ID:S1Jswapk
前回の続きだと思って読んでたからびっくらこいた

337名無しさん:2006/04/11(火) 00:09:32 ID:Hn6HGkwA
とりあえずキャラ殺して感動させるのは安っぽいなと思った。

338真白マシロ6:2006/04/11(火) 09:05:19 ID:gd7Yoxyo
>>281 >>284 >>301 >>303 >>320 より

「かたくニャってきたニャ」

僕は目をつぶった。
頬の中の感覚がなくなりそうだった。

「大きいニャ」

奥歯で頬を、前歯で下唇を噛んでいた。
息は鼻でする。
鼻を通り抜ける空気は、吐息になっていた。
我慢している声のかわりに吐息が漏れる。
噛むのをやめた瞬間に色づく声は留まらなくなるだろう。

視界をふさいでも、ミコトの声が余計際立つだけだった。
その声が僕を支配する。
その手が僕を解放する。
僕は目を開けた。
僕と同じ顔が座っている。
僕に視線をくれている。
僕も見返した。
僕の誇りのために。
僕が果てないために。

僕の手はスリップをつまんでいる。
高さは保っている。
ミコトの手は僕のそれを撫でているだけだった。
大きくはなったけど、果てずにはすみそうだ。

そう安心しそうになった瞬間、ミコトは動きをやめた。
片方の手でそれを摘んだ。
もう片方の手はショーツを少しずつ下ろす。
ショーツがそれがあらわになるところまでおりた。
そして二つの肉球が、僕のそれを挟んだ。
さっきより圧力が僕のそれにかかった。

「ニャ!」

それを掛け声にミコトの手が動き始めた。
真白姫に僕の全てを見られていることを恥ずかしくなる間もなかった。
味わったことのない感覚がそこに集中していた。
僕の顔は真白姫に向いていた。
でも僕は真白姫を見ていなかった。
どこも見られなかった。
言いようのない感触が伝わる。

「…ん…んんぅん…」

僕の呼吸は声になりそうだった。

「…ぁ」

頬肉と下唇が、歯から離れる。

「…ぁん…ぁあ…んん…」

僕の口から声が漏れた。

「…はぅ…んん・・・ぅん…」

一瞬だけボリュームを上げたラジオのように、僕の声は王の間に響いた。

「…ぅ…ん…んん…んんん…」

頬と唇に歯を当てて、声を消した。
僕は真白姫を見据えた。
真白姫も僕を見ていた。
でも視線は絡まなかった。

そのときだった。

 とくん

僕のそれからおかしな萌芽を感じた。

 とくんとくん

全ての触覚がそこに集中している感じ。
全身の力をそこに吸い取られるような感じ。
だから、僕は足の力を失った。
立っていられなくなった。

 とくんとくんとくん

全てを委ねてしまいたい。
ミコトの手は、その発信源を動かしている。

 とくんとくんとくんとくん

また噛めなくなった。 

「ぃい…い…や…だょ…よぉ…おかし…ぃ…き…」

初めての感覚に僕は狂っていた。
たとえば、もしそこに…があったら…

「い…ぃやゃ…ゃだ…だょぉ…」

そのとき、ミコトの手が離れた。
かけあがってくる何かが、逆流する。
僕のそれは何か知らないものによって爆発するんじゃないか、と思った。

「…ぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」

ミコトの手が離れても、僕の息はしばらく止まらなかった。

「…」

吐息が収まった。
下半身の脱力も戻った。
その瞬間、またミコトの手が僕に伸びた。

「…ぁあああん…っ」

鼻からの息だけなのに、それは大きくなっていた。

「…ぁぁん…ぃや…っあぅ…」

爆発の前兆がまたやってきた。
さっきより短い周期で。

「…ぃっ…ぃ…ぃくぅ…い…」

頭が真っ白になりかけた。
退廃的になりかけたとき、またミコトの手が離れた。

「ひっ…っく…ぅう…」

落ち着くとミコトの手が伸びて、破裂の直前に手が離れ、落ち着くとミコトの手が伸びて…
それが5度繰り返された。

「気持ちいいんニャろ?」

息を整えている僕にミコトが言った。

 ぺろ

ミコトの舌が僕の顔を舐めまわした。
僕は顔までぐじゅぐじゅにしていた。
涙、鼻水。
声を出さずに泣いていた。
噛み続けた頬の内側には歯型がくっきりついているのを、自分の舌で感じた。

「気持ちいいんニャろ?」

舐めながらミコトが言う。

「どっちなんニャ?」

ミコトが離れた。
僕の前に座った。
膝に肘をつけて、頬杖をつくって、僕を見る。

339名無しさん:2006/04/11(火) 10:34:28 ID:07adQg.c
最悪、マシロきゅん殺すなよ…。

340名無しさん:2006/04/11(火) 12:30:15 ID:o8qSzDGw
場合によっては殺してもいいと思うが。
この人のSSは癖が強いから賛否両論あるが、漏れは好きだぞ。

341名無しさん:2006/04/11(火) 14:32:06 ID:AGxV8e6g
>>338
ミコトとマシロくんって相性良いなあ。次の話でマシロくんが堕ちんのかな?

342名無しさん:2006/04/11(火) 14:50:34 ID:SkMFO6DI
>>333
ニナ派さん、よいお話をアリガトウ。
やっぱりニナ派さんは「ニナ派」だったんですね。
ともあれ、これからも期待して待ってます。

343名無しさん:2006/04/11(火) 20:56:11 ID:RD.Pzn16
>>338
ミコトもマシロくんの操縦がうまいな。
我慢してても、思わず喘ぎ声が出てしまうマシロくんかわいす

344名無しさん:2006/04/12(水) 01:29:27 ID:PmkPQVEM
マシロくんを殺す必然性があったのか?
普通にマシロくんを生かしたまま二ナと結びつけたらいいじゃん。
マシロくん萌えスレの延長上のスレなんだし、マシロくん殺して喜ぶ人なんていないのに。

345名無しさん:2006/04/12(水) 10:28:14 ID:NXRJ2Pe.
ifだからじゃない?
お姉ちゃんを守るって言ってたマシロきゅんが
アリカを道連れに自爆とかしないだろうし

346名無しさん:2006/04/12(水) 19:48:53 ID:5EfGwxI6
桃太郎の続きまだ?

347名無しさん:2006/04/13(木) 00:21:56 ID:q4R61Mco
トモミー×マシロきゅんの続きマダー?

348名無しさん:2006/04/13(木) 19:44:27 ID:g7Ofq5eg
本スレでナギ×マシのSS書いてくれと言われたが需要はあるのかなぁ。

349名無しさん:2006/04/13(木) 20:16:29 ID:.trWCwn2
書くだけ書いてみればいいんじゃないかな。

個人的にはほのぼのな感じが好きだが、がっぷり四つでもバッチコイ。

350名無しさん:2006/04/13(木) 20:43:37 ID:YznxWtNM
あるアルよ。俺もどっちでもバッチコーイ

351名無しさん:2006/04/13(木) 22:55:29 ID:q4R61Mco
流石に本番までされるとキツイけど、冒頭にでも断りいれといてくれれば問題ないしね。

352真白マシロ7:2006/04/14(金) 09:56:27 ID:.OaTZC.o
>>281 >>284 >>301 >>303 >>320 >>338 より

「どこ触るニャ?」

ミコトが言った。
ミコトが言うまで、気づかなかった。

僕の右手がヘソの下に向かおうとしているのだ。

「勝手に触るニャよ」

またにゃにゃと笑っていた。
行き場を失くした右手でこぶしを作った。
僕の頬は赤みを増していた。

「どうしたいんニャ?」

にやにや笑いながらミコトはこちらを伺った。
僕はこたえなかった。
こたえられなかった。
どうしたいか…それは分かっている。
…でも。
本当に細い一本の糸が僕を支えていた。
その糸の上で、理性がよみがえろうとしている。

「裾を口に咥えるニャ」

さっきはへそまで上がっていたスリップの裾を口元に持ってきた。
噛むと湿り気があった。
下半身を見られる羞恥はさっきより薄らいでいた。

やり場を失った不満が内側からどんどんとドアを叩いている。
それを弱い力が外側から押さえ込んでいる。
忘れるんだ。
絶頂手前感触を、忘れるんだ。
僕は前を見た。
真白姫も、真祖様も、無表情だった。
無表情だったけど、僕に顔を向けていた。
理性の糸を紡ぐ。

「触りたいニャろ」

その糸をミコトがあっ気なく断ち切ろうとしてしまう。
目的語がなくても、ミコトが「何を」握れと言いたいか、分かった。

「動かしたいニャろ」

裾を咥える僕は口に出せなかった。

「握るニャ」

ミコトが優しく命じた。
これでもか、というくらい優しい声だった。

僕の手がおちていった。

353名無しさん:2006/04/14(金) 10:31:13 ID:1rEE38FM
生殺しキター

354名無しさん:2006/04/14(金) 10:40:46 ID:iX3yNd8A
>>348
ありまくり、カモン。

355ナギ×マシロくん:2006/04/14(金) 14:15:59 ID:yOpe7EOs
夜遅くに、マシロくんは縫い物をしていた。
「ふぅー後もう少しで終わるし、頑張るぞ。」
何を縫っているのかといえば、アリカとニナのコーラル制服である。
シュバルツとの戦いで足に怪我を負ったマシロくんの世話について、二人が言い争ったのだ。

「あたしだってたまにはマシロちゃんのお風呂のお世話がしたいもん!」
「マシロ様のお風呂のお世話は私がやると決めたの。」
「ニナちゃんの分からず屋!」
「それはあんたじゃないの!」

口論からとうとう取っ組み合いに発展してしまう。
「ふ、二人とも。やめようよー。じゃあさ、アリカちゃんはボクの食事の世話をするってのでどうかな?」
「え?本当?!じゃあ、あたしそれで良いよ。」
「あんたって奴は・・・。」
こうしてどうにか喧嘩は収まったものの、二人の服はあちらこちら破れてしまったのだ。

二人の制服はすぐに新しい物が注文されたが、届くまでの間に着る物が無い。
そこでマシロくんが二人の服を縫うことにしたのだ。

「それにしても、アリカちゃんは相変わらず怪力だなぁ。ニナちゃんの服が有り得ない位破れてるよ。」
そうやって独り言を呟きながら作業を進めていたマシロくんに後ろから声がかかる。」
「マシロちゃん、こんな夜遅くまで何をやってるんだい?」
その意外な声の主に驚いてマシロくんは後ろを振り向いた。

356ナギ×マシロくん:2006/04/14(金) 14:18:02 ID:yOpe7EOs
「ナギさん?!ナギさんこそどうしてこんな夜中に?」
「うーん、ちょっと寝つけなくてね。ガルデローべの見学ついでに歩いていたのさ。」
マシロくんが怪我をしたと聞いて、ナギはよくお見舞いとしてガルデローべに来ていた。
本来ならば男子禁制であるが、アルタイの王であり、歓迎パーティの件もあり断るわけにはいかなかったのだ。
「それにしても残念だったなぁ。」
「何がですか?」
優しく笑ってナギが応える。
「マシロちゃんの可愛い寝顔が見られなかったからさ。」
「そんな、可愛いだなんて・・・。ボクは全然可愛くないですよ。」

「何を言ってるんだい。男子の憧れと言われるどんなオトメよりも可愛いよ。」
「そ、そうですか・・・。」
マシロくんは顔を赤くして下を向き、モジモジと指をいじっている。
とてもじゃないが、作業を続けられそうもない。

そんな様子のマシロくんを見て、ナギが視線を落とすと制服が目に入った。
「マシロちゃんはオトメの制服を縫っているのかい?」
「はい。これはアリカちゃんとニナちゃんの制服です。」
そう答えるマシロくんにナギは目を丸くした。
「何故、姫である君がわざわざオトメの制服を縫ってるんだい?そんな必要何処にもないじゃないか。」
ナギの言ってる事は当然である。表向きはヴィントの後継者であり姫であるマシロくんがする必要は何処にも無い。

そんなナギにマシロくんは笑顔で答えた。
「ナギさん、身分じゃないんです。二人ともボクの大事なオトメ、ううん親友ですから。」
「マシロちゃん・・・。」

その時、ナギは来ていた上着を脱いでマシロくんにかけてあげた。
そっと手をマシロくんの肩に置く。
「マシロちゃんは優しいね。」
「ボクにはこれ位しか出来ませんから。」
「いや、そんな事は無いよ。そんなマシロちゃんだから、僕は・・・。」
ナギがそっと前に屈んで、マシロくんの頬にキスをした。

「・・・大好きだよ。」
突然のキスに少し驚いたマシロくんだったが、すぐにナギへと顔を向けた。
「ボクも、ナギさんが大好きです・・・。」
マシロくんは肩に置かれているナギの手をそっと握り、頬を赤く染めながら、柔らかい笑顔で応えた。

「今はまだ、婚約中の身だからここまでしか出来ないけど、結婚したら続きをね。」
「ナギさん・・・。」

357ナギ×マシロくん:2006/04/14(金) 14:20:44 ID:yOpe7EOs
マシロくんスレに書いたのを少し足してみました。
ちーっともエロ無しで申し訳ない。
次はツンゲイとマシロくんのピクニック話でも書こうかなと考えてます。

358名無しさん:2006/04/14(金) 15:13:46 ID:OLITRGEo
イイよイイよ。この二人イイよー

359名無しさん:2006/04/14(金) 15:23:04 ID:ttuzWRII
>>257
GJ!!

360名無しさん:2006/04/14(金) 17:38:11 ID:mer4dMzA
>>356
BL好きのオトメが鼻血出しそうな展開ですね

361名無しさん:2006/04/15(土) 00:00:51 ID:WCSYESt6
マシロくんもナギにほの字ですね。ちょっと違和感。

362名無しさん:2006/04/15(土) 01:38:26 ID:CGsWfmcY
男同士よりノーマルカプが読みたい。

363凪白:2006/04/15(土) 03:07:18 ID:MqckFwhs
「ナギさん、生きてらしたんですか!?」
「うん、何とかね……」
すべての事件が終わった後。
突然ボクの前に現れたのは死んだはずのナギさんだった。
「良かった、本当に……」
ぽろぽろ涙を流すボクだけど、ナギさんは感慨なさげにいう。
「それはそうとマシロちゃん、約束覚えているよね?」
「え?」
「婚約してるだろ、ボクたち」
「こ、こんや……」
そうだ。ボク(正確には真白姫)とナギさんは、婚約をしているのだった。
ボクが男だと知らない内の婚約だけど。
「でも、ボクは本当のヴィントの女王じゃなかったし、しかも男だし……」
「関係ないよ」
ナギさんはボクの言葉を遮ると、ボクの手を取った。
「性別は関係なく、君というひとを好きになったんだ。君のために死んだのを後悔していない」
「ナギさん……」
正直こんなストレートな告白受けたのは初めてだ。ガルデローべに来てから色々あったけど、
アリカちゃんは軽いのりだし、ニナちゃんは恥ずかしがりやだし。
「で、でも……やっぱりほもは……あっ」
ナギさんの唇がボクの唇を……キスしている!
「うん……だめぇ」
ボクはもがいて離れようとするが、ナギさんの力は存外強い。
ちょとお……舌まで入れられ……
「ぷはぁ」
「マシロちゃん、愛している……」

364名無しさん:2006/04/15(土) 11:47:43 ID:x/W9cPC6
どうやって生き返ったんだよw
やっぱキスはエロいなあ

365名無しさん:2006/04/15(土) 12:08:43 ID:DHe5qc2g
マシロ君って結構流されやすいからな
迫られると拒否できなさそうだw

366名無しさん:2006/04/15(土) 14:50:43 ID:TkUp/Tmo
やばい・・・。不覚にも萌えてしまった・・・。
もう後戻りはできないのかも・・・。

367名無しさん:2006/04/16(日) 01:19:56 ID:iESe1AzA
>>365
一度は突き放すけど結局押し切られるんだよな

368名無しさん:2006/04/16(日) 01:31:21 ID:ReDvG2pw
801ウザス

369名無しさん:2006/04/16(日) 04:02:36 ID:IpNi7qIk
オールオッケー。男男嫌な人はタイトルにナギとかゲイ付いてるのは飛ばせばいいんだしね
ニナ派さんもそろそろ投下してくれんのかな

370真白マシロ8:2006/04/16(日) 13:13:16 ID:Xh4RIKyo
>>281 >>284 >>301 >>303 >>320 >>338 >>352 より

僕のそれはべとべとしていた。
一滴も出ていないはずなのに濡れていた。
人差し指と親指、それに中指を添えてつまむ。

ぬる

それを僕はうまくつまめなかった。

「だから握った方がいいと言ったんニャ」

ミコトは相変わらず頬杖をついている。
僕の右手が握り締めていた。
薬指と小指もぬめっている。

 ぐちゅ

音を立てた。
粘り気のある音。

「握るだけでいいのかニャ?」

熱い…
手の平が熱と粘着を包んだ。

 ぐちゅぐちゅ

「…っ……」

初期微動が走った。
こみあげてくる。

 ぐちゅぐちゅぐちゅっ

玉座の間に、淫靡な音が小さく響く。

「…ん…っ…ぁ…はぁ…」

咥えたスリップの裾は、唾液でさらに濡れていた。

「動かしていいとは言っていないニャ」

ミコトが残酷に言い放った。
僕の手が、止まった。

「動かしたいニャらお願いするニャ」

あのにゃにゃ笑いに戻っていた。

「咥えたままニャ」

ためらいの間が詰まっていた。

「…ぅ…ぅごか…ひて…」

言葉がやっと途切れた。
右手はそれから離れない。

「どうしたニャ」

唾液がスリップこぼれて、床を濡らした。

「…ぅごかして…ぃぃです…か…」

僕は言っていた。
ミコトのにゃにや笑いは止まっていない。

「何をニャ?」

ミコトが言っている意味が分からなかった。
僕は止まってしまった。

「何を動かすニャ?」

そんな言葉を口にするなんて…
それも人前でなんて…

「…ぉ…」
「お?」
「…ぉ…ひん…」

僕は言い切った。

「ぉひん…ひぃ…」
「はっきり言うニャ」
「…ぉひ…ちん………ち…んです…」
「おちんちんをどうしたいニャ?」
「…うごかひたぃ…です…」
「ちゃんと言うニャ」
「……」
「どうしたニャ?」

僕は言った。

「…ぉちんちん…ぅごかしてぃいですか…」

ミコトが「ニャ」とうなずいた。
僕の右手が動く。

 ぐちゅり

一往復だけで中がうごめいている。

「…ぁ…んっ…」

僕の前には3人の女性がいる。

「ん…んん…はぁ…っ…」

僕は人前であらわにし、動かしている。
こんなことしたことない。

「…ぁん…あ…んっ…」

僕と同じ顔の人の表情は、さっきから変わらない。

 ぐちゅりぐちゅり

ミコトがこちらに手をかざした。

「よく言えたからご褒美ニャ」

ミコトの両の手が光り、そこから鏡が出て来た。
僕と真白姫を挟んで、鏡が降りてきた。
僕の身体くらいある全身鏡。

そこには、ショーツは膝まで下ろし、スリップを咥えて、右手で局部を動かしている。
頬を紅潮させ、目は潤み、眉を顰めている。
それが僕だとしばらく分からなかった。
その官能に支配された自分自身の姿に、興奮していた。
その顔は、僕の知っている僕ではなかった。

 これが…僕の顔…

「…ぁん…ぁん・・・あん・・・んぁ…」

スリップを咥えた口から漏れる声に、遠慮がなくなっていた。

 とくん

また、やってきた。

「ぁ…ぁあん…ぃ・・・ひっくぅ…ぃ…ぃく…いくぅ…」

僕を止めるものはなかった。

 とくんとくん

いつもは声を我慢するのに。

 とくんとくんとくん

ここに人が3人もいるのに。

 とくんとくんとくんとくん!

僕の声は大きくなっていた。

「…ぁん…あん・・・あっ…いっ…ぃく…いくぅ…っ」

鏡の中の僕は、踵が上がっていた。

371名無しさん:2006/04/16(日) 14:56:02 ID:O.ppogPw
見に来たら新作が来てるとほんと嬉しい
もうミコトは完全にマシロくんのご主人様やね

372名無しさん:2006/04/17(月) 23:42:24 ID:UzScerqE
ニナ派氏の新作はまだか?

373名無しさん:2006/04/19(水) 01:13:09 ID:r0DSkKDY
      ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < マシロくんSSまだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |/

374ニナ派:2006/04/20(木) 13:25:10 ID:JQ3MLoN.
花粉症がひどいです

ニナエンドは、ニナ派のことを見捨ててほしくないからクソ真面目に書いたものです
マシロくん死なせちゃってごめんね
マシロくんが生きているのも書こうかと思ってたけど……


とりあえず、ナノマシン編・最終話いきます

375ニナ派:2006/04/20(木) 13:25:56 ID:HI3MveDg
あの事件の後、ボクは独房に二週間ほど入れられた
その間に、ボクのことやナノマシンのこと等はオトメ達に伝えられた
すんなりと受け入れられた……と言うよりも、みんな知っていたんだ


それから、三ヶ月ほど経った
ボクは、アリカちゃん達の部屋を出て、学園長の部屋に住むことになりました


「今日は、これを着てもらう」

学園長が持ってきた服、地球時代に流行ったと言われる知る人ぞ知るコスチューム

「また…ぶるまーですか……」
「かなり好評だったからな」


ボクは学園長に逆らえない


どんな恥ずかしい服だって着なければならない


「これをはくの…凄く恥ずかしいんですよ……」

半袖のシャツにぶるまー、動きやすいけど露出が多い

「君は色白だからよく似合っているよ」
「うぅ…」
「さあ、早く行かないと授業に遅刻するぞ」


―教室―

「み、みんなおはよう……」

「おはようございます、マシロ様!!」


教室に入ると、みんなはボクに注目する
ボクの顔を見て、みんなの顔は少し紅くなる


「今日も…やるね……」


ボクは教卓の上に座る
そして、ぶるまーを少しずらし大きくなったおちんちんをみんなに見せる

みんなのひそひそ声が聞こえる
その声に反応してしまう


「今日も、ボクの…おっ、お…おな…にーを…見てくださいね……」


限界まで反り返っているボクのおちんちん
みんなの視線が集まる
チクチクと何かが刺さるような感じ
ゾクゾクして何だか頭がふわふわする


「はぁっ…はぁっ……もっと近くで…見てもいい…んですよ…?」


ボクはおちんちんを上下にこする
一人でするよりも、みんなに見てもらったほうが全然気持ちいい


「あっ、くぅ…んっ……ボクのせーし…飲みたい子…いますか……?」


ボクがそう言うと、みんなは手をあげる

「じゃあ…ぁ……イリーナちゃん…おいで……」

ボクが呼ぶとイリーナちゃんは嬉しそうに走ってくる
他の子は羨ましそうにその姿を見送る


「口開けて…」
「はい」


"ビュクッ…ビュクッ……"

ボクはイリーナちゃんの口にめがけて射精する
ナノマシンの影響で一度に大量の精液を出せる身体になってしまったボク
沢山出すぎて、口を狙ったはずなのに顔全体に掛かってしまう

イリーナちゃんのチャームポイントの眼鏡にもたくさんかかる


「おいしい?」
「はい、とっても…」
「よかった、じゃあ席に戻ろうか」


席についたイリーナちゃんは、隣の子達に顔を舐められる
微笑ましい光景だな


「みなさん、おはようございます」


ユカリコ先生が来た
一時間目は歴史です




376最終話・ナツキの……:2006/04/20(木) 13:27:42 ID:dzS64jO.
一時間目が終わる
すると、ボクの周りにみんなが集まる


いつものことだ、ボクは服を脱がされる



「マシロ様……ご自分のパンティの味はどうかしら?」

トモエちゃんを中心として、クラスのみんなはボクを可愛がってくれる
はいていたショーツを脱がされて、口に入れられることなんて毎日のことだ


「トモエちゃーん、今日はマシロ様にこれ付けてあげよ」

ミーヤちゃんは、犬の尻尾のような物が付いたバイブレーターを取り出す

「まあ、可愛らしいわね……入れて差し上げましょう」


トモエちゃんは、ボクのおしりの穴にそれを入れる
気持ち良くて、ボクのおちんちんは大きくなる


「まあ、こんなに大きくして…気持ち良いのですね……」
「じゃあ、これを付けて授業に出てもらおうよ」
「そうね…いいでしょうか、マシロ様?」


口が塞がっているボクは喋れない、だから頷くことしか出来ないんだ




二時間目はミスマリアが体調を崩したらしく自習でした

「何…するの……?」

みんなはボクの周りに集まる

ボクは手足を縄で椅子に固定されて、目隠しをされる
おしりにはさっきのが入ったままです


「マシロ様…」
「その声は……ニナちゃん?」
「…はい」
「なんなのコレ?」
「こうするとマシロ様は喜ばれると、シズルお姉様から教わったものです」
「シズルさんが?」

「では、私たちが交替で貴方と性交します。感触と喘ぎ声だけで誰かを答えてください」
「うん、やってみるよ…」


シズルさんは、あの日以来人が変わってしまった

ボクと顔を合わせるたびに、エッチを強要する
手足を縛り、目隠しをしてボールギャグを咥えさせられるSMプレイだ

ボクがシズルさんに入れることは滅多に無い
ボクにシズルさんが、色んな異物を入れるんだ

そのせいでボクは、おしりを拭いただけでも感じてしまう身体になってしまっていた


「あっ、くっ、はぁっ……」
「この声は…リリエちゃんかな?」
「はっ、はいっ…! せいかいっ…で……す……」


クラスのみんなから、こういうことをされるのも慣れっこです




377最終話・ナツキの……:2006/04/20(木) 13:29:53 ID:JQ3MLoN.
三時間目と四時間目は舞踏の時間です、ボクは出席しなくても問題ありません

『マシロ姫、学園長室に来てもらいたい』

学園長に呼び出される、いつものことだ


「学園長、何ですか」


ボクが学園長室に入ると、学園長は裸だった

「ベッドに横になれ」
「はい」


ボクはベッドに横たわる
すると、学園長はボクの顔に大事なとこを押しつける

「今日も、頑張ってもらおうか」
「はい、わかりました」


学園長は、あの日以来…ボクに過剰な性的嫌がらせをする
可愛らしい洋服を着せて、ボクにいやらしい要求をするんだ


「くちゅ…ちゅ……ん……ぁ……」
「あぁ…いいぞ……その調子だ…」


学園長の大事なところに舌を入れ、中を舐め回す
少しずつエッチな汁が溢れてくる


「なんだ…君のもガチガチではないか……」
「ん……ぷはっ………。が、学園長のひくひくしているあそこを見ていたらドキドキしてきて…」
「どうしてほしい…?」
「学園長のおっぱいで気持ち良くしてください…」
「ふっ…いいだろう……気持ち良すぎて泣くんじゃないぞ」


学園長は体を回して、ボクのほうに大きなお尻を向ける
そして、ぶるまーを脱がしおっぱいでボクの大きくなったおちんちんを挟んだ


「君は体が小さいから楽に出来るな」
「あはは……」
「笑ってないで私を気持ち良くさせろ」
「…はい」


「ちゅっ……ちぅ……」
「くっ……はぁっ……私も負けていられないな…」


"ずりゅっ…ずりゅっ……"


学園長は両腕でおっぱいを押しつけ、ボクのおちんちんを圧迫する
上下にスライドさせ、ボクのおちんちんに刺激を与える

「どうだ、気持ち良いか?」
「は…いっ…凄くいいです……」
「そうか…」

ボクが答えると、学園長は上下運動を速くする
その強烈な快感にボクは耐えきれない

「学園長、ボクもう…」
「なんだ早いな……。まあいい…たくさん出せ……」

学園長はボクのおちんちんを咥え、ラストスパートをかける

「うぁ…ボク、イッちゃ……」


"ビュッ…ビュッ……"

"コクンっ…コクンっ……"

ボクの出した精液を学園長は飲み干す

378最終話・ナツキの……:2006/04/20(木) 13:31:00 ID:HI3MveDg
「おい…」

学園長は不満げにボクを睨む


「…なんでしょうか?」
「今日は何人とヤッた…? 味が薄いぞ」
「えと…星組の子達に一時間ずっとやられちゃってたから……」
「……………」
「あっ、あとチエさんにトイレに呼び出されて…」
「もういい」


学園長はボクから離れてクローゼットを開ける

「これを着ろ。あと、これも付けろ」


学園長が取り出したもの…
エプロンと犬の耳が付いたカチューシャ

「それに何だ、その尻の穴に刺さっているものは」
「これですか…? トモエちゃんに付けてもらったんです」
「…………」

学園長は、また不機嫌そうな顔をする
ボクはシャツを脱いで、エプロンを着る
お尻には犬の尻尾、頭には犬耳カチューシャ

「どう…ですか……?」
「なかなか似合っているぞ」


"ぽふっ…"と学園長はボクを抱き締める
おっぱいに顔を埋めれて嬉しい


「私以外の女を抱いた罰だ、午後からの授業は出させないぞ」
「学園長の個人レッスンですか?」
「まあ、そんなところだ」
「出席はどうしましょう?」
「私は学園長だぞ? 気にするな」

学園長は、そのままボクをベッドに押し倒し
ボクのおちんちんをあそこに挿れる

「くんっ…イイ………」

「学園長のあそこ…ボクのをぎゅうぎゅう締め付けます……」
「これはお仕置きなんだからな。私より先にイッたら、お仕置き追加だぞ」
「あぅ…学園長……」
「ナツキと呼べ」
「ナツキさん……」


ナツキさんは長い髪を踊らせながら、腰を振る
おっきなおっぱいもゆさゆさと揺れている


「あっ、あっ……はぁん……」
「ナツキさん……」

ナツキさんは体を倒し、ボクにキスをする

「んっ…ちゅ……はぁっ……ぁん………」

ボクがナツキさんの体を抱かしめると、ナツキさんのおっぱいがボクの胸に押し潰されて、形が変わる
乳首がこすれて気持ちいいみたい


「ナツキさんっ、ボク……」

ナツキさんの激しい腰の動きにボクのエレメントは暴発寸前

「ダメ…だ…ぁ……ん……我慢…しろっ!!」
「やっ、激しっ、激しすぎますっ!!」
「ダメぇっ……私はまだまだなんだ…」
「ナツキさんっ!!」


"ドピュッ…ドピュッ……"

「はぁっ…はぁっ……」

たっぷりナツキさんの膣に出してしまいました
コーラルの子達も良いけど、大人の人も良いです

「……………」

「はぁっ…はぁっ……」
「…おい」
「な…んですか?」

しかし、ナツキさんは不機嫌です

「誰がイッていいと言った」
「…ごめんなさい」
「この早漏が」

ナツキさんは、再び腰を振りだす

「だが、まだまだイケるだろう……私が満足するまで付き合ってもらう」
「あっ、ナツキさんっ!? ボク、イッたばかり……」
「うるさいぞ、文句を言うな」

ナツキさんは体を起こし、ボクのお腹に手を添え
足で反動を付けながら激しく腰を振る

「ぅあ…また、出ちゃうよぉ……」
「好きなっ…だけ、出せば…いいっ……あぁんっ!」




379最終話・ナツキの……:2006/04/20(木) 13:31:46 ID:bfycJenM
「ナツキさん……」
「なんだ?」

行為が終わり、ボクはナツキさんに抱かれている
おっぱいに挟まれているので、呼吸が少し苦しい

「本当に良いんですか…こんなこと……」
「くどいぞ」

ボクはナツキさんにひどい事をした
でも、ナツキさんは一度だけ本気で怒った後許してくれた

「君の行為は許されないことだ。だから、これは罰なんだ」
「…………」
「わかっているな、言ってみろ」
「ボクは…ナツキさんの所有物です……」

ボクに与えられた罰。それは心身共にナツキさんのモノになることだった

「…………」
「ナオに…会いたいのか……?」
「……会いたくないと言ったら嘘になります」


ナオさんにも罰が与えられた、半年の間アルタイに帰らされているのだ
出席できる期間は、卒業までのたった一ヵ月だけだった

「ナオは君に想いを寄せている。君と引き離すことが最も辛い罰だろうと思ったからな」
「はい…」
「本当なら退学処分だったんだぞ」
「…ありがとうございます」
「私が君を気に入っているから良いものであってな…」
「……………」

ボクが押し黙ると、ナツキさんは顔を近付けた

「私が嫌いか?」
「いえ…嫌いでは無いです……」
「君は誰のことが好きなんだ?」
「それは…」
「君の中途半端な気持ちが、相手を傷つけることもある」
「…………」
「私は平気だが、アリカやニナ達…。それにナオは……」


「ボクは……」


「あら、仲良しさんやなぁ…」

「シズル!?」「シズルさん!?」

黒いコートを来たシズルさんが入ってくる

「あんた、ちょっと虫が良すぎじゃないどすか……?」
「それは……」

シズルさんはコートを脱ぎ捨て

「しっ、シズルっ! 何だそれは!?」

シズルさんは革製の露出度が極めて高いエッチな服を着ていた
股間には黒光りする棒が付いている

「二人一緒に教育してあげますさかい」


「やっ、やめろ!! シズルっ!!!」




380最終話・ナツキの着せ替え人形:2006/04/20(木) 13:32:47 ID:g5MWYjMU
―三ヶ月後―

「ナオお姉さまが帰ってましたよ、マシロ様」
「うん、みんなわかっているね?」

「「はいっ!!」」


ナオさんが階段を上がってくる

「「お帰りなさい、ナオお姉さまっ!!」」

コーラルの子達が一斉に頭を下げる

「あー、ただいま」

ナオさんは気だるそうに挨拶を返す
そして、キョロキョロと辺りを見回している
ボクを探しているんだ


「ニナ、マシロ様は?」
「はい、すぐに来ますよ」

校舎からボクは出る

「ニャオさーん!!」
「あっ!!」

ニャオさんは嬉しそうな顔で振り向く
だが、ボクの姿を見て唖然とした


「おかえりにゃさい、ニャオお姉ちゃん♪」
「ま…マシロ……」
「にゃにゃ…会いたかったにゃあ……」


ボクはニャオお姉ちゃんに抱きつく
ニャオお姉ちゃんはにゃにがにゃんだかわからにゃい様子だ
戸惑うニャオお姉ちゃんも可愛いにゃ

「あ、アンタ…何その格好……」
「にゃ〜ん♪」


「驚いたか、ナオ」
「……アンタ達、この子に何をした」
「ほんま、かいらしいやろ」

ニャオお姉ちゃんはボクを引き剥がして、ご主人様の所に詰め寄った

「アンタがいない間、たっぷりと教育してあげましたさかい」
「どんな教育よっ!?」
「見たらわかるだろ」
「何考えてんのよ、アンタ達! マシロを元に戻しなよっ!!」

ニャオお姉ちゃんは涙を流しにゃがら怒っている
にゃんでだろ?

「はははっ、心配するな」
「何が可笑しいのよ!!」
「普通の洋服を着せたら元に戻りますぇ」
「はぁ?」
「まあ、待っていろ」

ご主人様はボクのほうに歩いてくる

「にゃーん」
「ちょっと来い」
「はい、わかりましたにゃ」




381最終話・ナツキの着せ替え人形:2006/04/20(木) 13:33:33 ID:dzS64jO.
「お帰りなさい、ナオお姉さまぁっ!!」
「え…マシロ……?」

ナオお姉様が帰っていらしたわ
もう嬉しくて嬉しくて堪らない
大好きなナオお姉様ぁっ!!

「さみしかったですよぉ〜」
「あ、うん…ごめん……」
「"私"、ナオお姉様がいないとダメな子だってわかっていますよね?」


ナオお姉様は何故か黙ってしまう

「…………そういうこと」


ナオお姉様は学園長とシズルお姉様を睨みつけた

「お察しの通りどす」
「マシロは服装が変わると性格が変わってしまうってことでいいのね…」
「ああ、ネコ耳にしっぽを付けるとネコ娘に。コーラル制服を着るとコーラルの生徒になる」


「マシロを…玩具にするな……」
「ナオお姉様?」
「馬鹿…」
「泣かないでくださいよ〜 私まで悲しくなってしまいます」
「……ごめんね、本当にごめんね」



「ちょっと可哀相やったかな」
「なに、すぐにナオも好きになれるさ」

「それにしても、ここまで思い通りに仕込めはったとはねぇ…」
「ふっ…感謝しているぞ、シズル」
「ナツキの飴に、ウチの鞭」
「最高の着せ替え人形が出来上がったな……見ているだけでイきそうだ」
「ほんま、アンタも好き者やねぇ」

「今日はナオも無理矢理入れて4Pでもするか」
「いい考えどす」
「生徒達も今日ぐらいは控えるのだろうか…?」
「どうやろなぁ…みんな盛った子猫やから、我慢できへんやろ…」
「聞いた話だと、誰が一番最初に妊娠するか競争しているらしいしな」
「あら、おもろいことしはっとるんやね」



「…うっ……ぐすっ……」
「お姉様泣き止んでくださいよぉ…」


今年のガルデローベは、全生徒が留年のようです
また一年の間、お姉様達やクラスのみんなと勉強できるんだ…嬉しいな……

私は女の子なのにおちんちんが生えている、だからみんなから可愛がってもらえる
学園長やシズルお姉様からも特別扱い


でも、何でナオお姉様は泣いているんだろう…?

382名無しさん:2006/04/20(木) 13:36:07 ID:Qr1J.b4U
God Job!!
鼻血が出ました・・・。

383ニナ派:2006/04/20(木) 13:39:08 ID:0xcARiy6
ナツキ寄りのバッドエンドです
マシロくんはナツキに自由を奪われました

ちなみに、どんなコスチュームでも責められると"おどおどびくびく"です。あしからず
いくら、某オーガの格好をしても無駄です
むしろ、ナツキがさしてくれません


ナオ寄りハッピーも書くつもりですが……

384名無しさん:2006/04/20(木) 16:57:14 ID:16LwL7BY
ニナ派さんGJ!!
ナオ寄りハッピーも期待してます。

385名無しさん:2006/04/20(木) 18:26:15 ID:TGBmUBeo
これは良かった。ある意味MCネタでちんちん勃った

386名無しさん:2006/04/20(木) 23:35:28 ID:UZjTzvPM
完全にマシロきゅんでなくなってるな、誰だよw

387名無しさん:2006/04/21(金) 00:09:05 ID:4yJm.JNU
キャラ壊しすぎで萎える。

388名無しさん:2006/04/21(金) 01:31:56 ID:N7hfEx2s
マシロくん性奴隷エンドきたー
ニナ派氏はやっぱり凄い。いろんな意味で(w

389名無しさん:2006/04/21(金) 01:36:12 ID:BdQZt.qg
坂からボールを転がしてる感じだなぁ
ちょっとずつ加速していって、だんだん取り返しが付かなくなってきた
結果、大暴走
一話完結のほうが向いてるかもな


だが、次回作期待してるぜ!

390名無しさん:2006/04/21(金) 02:22:06 ID:vtZ9ucsI
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

待ってましたニナ派師!
壊されてしまったマシロくんを見て心のそこから悲しむナオに萌えますた(;´Д`)ハァハァ
ナオ×マシロきゅんで二人を虐めるバッドエンドというのは斬新でかなり良いです。
もっとこれを書いて欲しいです(;´Д`)ハァハァ

でも、ハルモニウムでも打倒できなかった乙女システム崩壊していますね、これ
恐るべしマシロきゅん……

391名無しさん:2006/04/21(金) 18:57:10 ID:qy3QtOX6
ツンゲイ×マシロくんまだかな

392名無しさん:2006/04/21(金) 19:37:13 ID:tuPGeo/6
需要あんの?

393名無しさん:2006/04/21(金) 19:45:05 ID:mhEOj/Bc
ナオ寄りハッピーを待つぜ。

394名無しさん:2006/04/21(金) 20:02:19 ID:CAvdagsA
>>392
ありまくりさあ

395名無しさん:2006/04/21(金) 21:46:58 ID:tCUuhTk.
ニナ派氏の書くマシロきゅんはオリジナル入りすぎ。
喋り方とか性格とか、肝心な部分が欠けてて萌えない。

396名無しさん:2006/04/21(金) 22:10:14 ID:6S5R8GiE
喋り方以前に、マシロくんを死なせたことが許せない
マシロくんにはぁはぁするための小説スレだろうが〜〜〜!!

397名無しさん:2006/04/21(金) 22:46:54 ID:LZAeXFxc
なつきレイプの時はん〜?だったけど今回は結構好き
コンスタンスに投稿してくれるところも好き

398名無しさん:2006/04/21(金) 22:50:24 ID:IDbW8h0I
ニナ派氏の独特のセンスが好き。
女の子に輪姦されるマシロくんとかマシロくんに言葉攻めにされるニナニーとかお姉さんなヨウコとか
性格がキツイようで惚れた子には案外弱いナオとかきっちりツボを押さえてる。
早く次回作が読みたい。
ニナ・ミドリ・ナオ・でぼちん辺りとマシロくん希望。

399凪白:2006/04/22(土) 03:45:39 ID:OEhanFKg
>>363
ナギさんはキスを終えると、ぎゅっとボクの胸を掴んだ。
「あっ!!」
服の上からボクの乳首をこする。
「んっ……」
「かわいいよ、マシロちゃん」
そのままボクの胸を胸を押すと、ボクをベッドに組敷いてしまった。
「ああん!!」
ボクは声をだしてしまう。押し倒されると直ぐ、
ナギさんはボクのおち○ちんに触れて服の上から露骨にこする。この人……上手い。
「ん、ナギさん……経験あるんですか?」
「僕も王様だからね。童貞じゃかっこがつかないよね♪」
そのまま勃起したボクのおち○ちんを上下にこする。
「どう、ニナより上手いでしょ?」
「はい……気持ちいいです」
ボクはナギさんに愛撫されている内に何だかもうどうでも良くなってきた。
経験のないオトメのみんなよりずっと上手だ。
ボクにはその気はないから初めてこの人に触れられたときはぞっとしたけど、今ももう身を任せても良い気分になっていた。
「あの……」
「何?」
「ボク男の人とするのは初めてなんです」
「大丈夫、任せて」
「んっ……」
ボクとナギさんは再びキスをした。お互いに舌を絡ませあう。
「んんっ!!」
下の着衣を脱がせるとナギさんはボクのおち○ちんを取り出していた。

400凪白:2006/04/22(土) 03:57:00 ID:OEhanFKg
「きれいなおち○ちんだね、まさに汚れなき真白だ」
ナギさんはほうと嘆声を漏らしながらボクのおち○ちんをしごく。
「ああ、ナギさん!!」
「マシロちゃんのここ、気持ちよがってるよ」
ナギさんに指先で刺激されると、ボクのおち○ちんびくびくして先から透明な液が出る。
「舐めて上げるね……」
そう言うと、ナギさんはボクのおち○ちんを口に含んだ。
「あ! は、あああああっ!!」
体がのけぞり声がついて出る。ナギさんの舌はボクのおち○ちんを蕩かすかのように刺激を与えていた。
「す、すごい……」
ボクは激しい愉悦にむせびながら、ナギさんの頭を掴んでいる。
「ああ、んくっ……んああっ……」
押さえられない声がどんどん出る。
アリカちゃんやニナちゃん、エルスちゃんやトモエちゃん、学園長にヨウコさん、
その誰よりも上手い。
「ああ、いいよぉ……もう駄目……駄目……っ!!」
ボクのおち○ちんがどんどん硬直して行くのが分かる。
快楽の絶頂へどんどん昇っていくと、ボクは泣きじゃくっていた。
「あ、イク! イク! あっ、ひああ――――っ!!」
ボクは絶叫しながらナギさんの口にお汁を注ぎ込んでいた。

401名無しさん:2006/04/22(土) 08:39:46 ID:eT.jHFtc
マシロくんよえーw
もう少し抵抗しようよ

402名無しさん:2006/04/22(土) 08:45:45 ID:eT.jHFtc
あと今回マシロくんが攻めてたわけじゃないけどフェラはやっぱマシロくんにやってもらいたいです
まぁ次からそうなっていくのかもわからんけど

403名無しさん:2006/04/22(土) 17:01:06 ID:nmVB0hg2
もっとキスに焦点当てて欲しかったな

404名無しさん:2006/04/23(日) 16:18:29 ID:ls4RGcbQ
真黒姫(漫画版)とマシロ姫(アニメ版)のマシロくん調教対決キボン

405名無しさん:2006/04/25(火) 08:30:03 ID:TcgjPcz2
マシロ姫はいたずらレベルだろうけど魔黒姫は・・・

406ニナ派:2006/04/25(火) 21:20:56 ID:sFza7nqs
ついに完結(`・ω・´;)

407ナオエンド・恋人へ……:2006/04/25(火) 21:24:32 ID:HTyrf/zo
「君にはガルデローベを出てもらう」
「………はい」

当然のことだ、ボクは禁じられていたことをしたんだ

「ごめんなさい、私が君を実験台にしたから…」
「ヨウコ先生は悪くないです」
「ヨウコはんに免じて、"ちょっきん"だけは堪忍してあげますさかい」
「ありがとうございます」


「マシロちゃん…」
「みんなごめんね」
「マシロ様は、これからどうなさるおつもりですか…?」
「女王に…即位させられるみたい……」
「そんな…」
「でも、お城はすぐそこだし、会いたくなったらすぐにでも会えるよ」
「うぅ〜 マシロさまぁ〜」
「だから、エルスちゃんも泣かないで」


「ナオさん…」
「………」

ナオさんは何も言わずにボクを抱き締めた

「ぁ…ナオ…さ……」
「少しだけ…こうさせて……」




それから、しばらく経ってから、ナオさんは口を開いた


「私…そろそろ卒業なんだ……」
「…そうですね」
「今までは、オトメなんかどうでもいいって思ってた」
「…………」
「でも、今は違う」

ナオさんはボクの瞳を真っすぐ見つめる

「私は…マシロのオトメになりたい……」

"ちゅっ…"

「女王に即位するってこと…聞いてるから……」


ナオさんは…本気だ……
冗談を言うときの顔なんかじゃない


「ボクは偽物の女王ですよ…」
「偽物とか本物とか関係ない…。それに、アリカとだって契約しているじゃない」
「それは……」


「あんたに初めて奪われちゃってるんだから、責任取ってもらわなくっちゃ」
「あぅ……」


"ちゅっ…"

二度目の軽いキスを貰う

「すぐには答えを出せないと思うから、今日は帰る」
「あっ…はい……」
「いい返事待ってるから……」

ナオさんは自分の部屋へと歩きだした

ボクはどうすればいいんだろう…よく考えなくっちゃ……




408ナオエンド・恋人へ……:2006/04/25(火) 21:25:19 ID:3Bzo0HIs
―一年後―

「全ての民が幸せになれるよう、ボクは頑張ります。だから、これからも国民の皆の力をボクに貸してもらいたい」


大勢の人の前で話すのは苦手だ
何回やっても慣れない


「今日もなんとか…」

「お疲れさま」


「あっ、ナオさん…」


「あんたにとっては上出来じゃない、成長したわね」
「ありがとう」
「っと、公私の区別はちゃんとしなくてはいけないですね」


ナオさんはボクのオトメになった


アリカちゃんはパールなので、もう一年勉強しなくてはいけなく、ニナちゃん達とガルデローベにいます
トリアスは、ニナちゃん・トモエさん・エルスちゃんの三人のようで、アリカちゃんは特例のNO.26でギリギリ進級できたみたい
みんな仲良くしていて、特に問題もなく無事卒業できそうです

もう少し経てば、アリカちゃんもこっちに来れるらしい


それと、ボクは男であることを国民に宣言した
周りからは止められたけど、やはり隠し事があるのは良くないと思ったから、ちゃんと話した
結果は良い方向に持っていけれた、ボク達の政治が民にとって好印象だったからかな?

あと、ボクは女王のままで良いと大臣さん達は口を並べて言う
ボクが男の格好でいると、クーデターを起きるとかもという噂も耳にした


「今日の仕事はこれで、終わりだから…」

ちらりと自室を見る
それに気付いたのか、ナオさんは頬を赤らめる

「…いいですよ」




409ナオエンド・恋人へ……:2006/04/25(火) 21:26:13 ID:huoKEDWU
「マシロ……」
「ナオさん…」

公では、女王とオトメの主従関係
私では、立場が逆転している恋人関係


「んっ…はぁっ…」「ちゅっ……ぁっ…」

舌を絡め合う濃厚なキス


「上手になったわね…」
「ナオさんほどでは無いです」

「約束事」
「あっ……」
「忘れてないわよね」
「敬語と"お姉ちゃん"禁止」
「よろしい」


ボク達は公私の区別をはっきり付けるため約束事を決めた

ボクは一応ナオさんのご主人様なので、少なくとも二人きりのときは敬語は使わない
それと、"お姉ちゃん"禁止
ナオさんが絶対やめなさいって言うからやめた


「マシロの…もうカチカチだよ……」
「ナオさんの格好を見てたら、我慢できないよ」
「エッチなんだから…いやらしいことばっかり考えてちゃ駄目よ」


ナオさんのマイスターの正装はアルタイ特製のノースリーブのドレス
地球時代の「ちゃいなどれす」というものを元にしたらしい

服の性質上、体のラインがくっきりでていて凄くセクシーだ

「ドレス…脱がすわよ……」

基本的に城の中ではドレスを着用している
脱がすには少々手間が掛かる

「あんたが女ならこのままでもいいけど、男だからね」

背中のファスナーを外してもらう

「さすがに調子狂うわ」


するすると脱がされてしまう
ナオさんは器用だな…


「これも邪魔」

ショーツも脱がされ、丸裸にされてしまった

「服を全部脱がしても、あんたはホントに男っぽくないわよね。女の子みたい」
「そう言われても…」


「逞しいのはここだけ…」

ナオさんはボクをベッドに座らせたあと、膝をつきボクのおちんちんを咥えた


「んっ…ちゅっ……ちゅる……」


ボクの表情を上目遣いで見る

「ぁ………」

目が合うとお互いに逸らしてしまう


「あむ…ん……ちゅっ……ちゅく……んっ、ふぅ……」
「ナオさん…かわいい……」

ボクが髪を撫でるとナオさんは嬉しそうにする
鼻息がお腹に当たってこそばゆい


「ちゅぱ……ん…んふぅ……ぢゅっ…ぢゃっぷ……」
「ナオさん…」

ナオさんは一度口を離して、指で上下にしごく

「はぁっ……気持ちいい?」
「凄くいい…」
「まだ我慢できる?」
「うん」
「じゃあ、私も頑張らないとね………あっ……ぁん……」

ナオさんはおちんちんを愛しげに舐める
ナオさんの頬はボクの汁で汚れてしまっている

「ん…はん……んっ……ふ……んむ…」

"ぬちゅ…ぬちゅ……"といやらしい音が部屋に響く

「カリ…イイでしよ……」
「う、うん……」
「根元も…綺麗にしてあげるね……」

ナオさんは腕をボクの腰に回して、顔を密着させる
体全体を使っての奉仕に、ボクは…

「んふぅ…ちゅく…ちゅく…ちゅぷ…ん…はぁっ……」
「あっ、ナオさん…イッちゃ……」
「あっ、んっ…ぢゅっぷ…んちゅ…ちゅっ…まひろっ…まひろっ……!!」


"ドクンッ…ドクンッ……"

410ナオエンド・恋人へ……:2006/04/25(火) 21:27:04 ID:cRZg5LAk
密着しているナオさんの口に、一滴も零さず精液を流し込む

"コクン…コクン……"

ナオさんは、その精液を飲み干す
喉が鳴る音が聞こえてくる

「いっぱい…出したね……」

ナオさんは足をもじもじさせながら言う

「ナオさん?」
「な、なによ……?」

ボクは座っているナオさんの後ろに回り込み、ナオさんの大事なところをショーツごしになぞる

「ぁんっ……」
「やっぱり、ぐちゅぐちゅだ……」
「そんなこと……」
「ボクのを舐めてるだけで興奮しちゃったんだ…」
「ばっ、馬鹿……」
「挿れて欲しいの?」

少し意地悪に聞く

「………うん」

ナオさんは素直というか正直だから、あんまり効果は無いんだけどね


ナオさんのショーツを脱がす
完全には脱がさず膝の辺りに引っ掛けとく

ナオさんをベッドに寝かせてて、お尻を突き出してもらう

「いいよ…」
「うん…いくね……」

服のスリットが深いので着たままでも簡単に挿れることができる
"ズズズ……"と、ボクのおちんちんはナオさんのあそこに侵入していく
先っぽが奥に進むたび、ナオさんの口から喘ぎ声が漏れる

"コツンッ…"

ボクのおちんちんがナオさんの一番奥に当たった音


「全部…入ったよ……」
「早く動いて…」
「…うん」

"ぢゅっぷ…ぢゅぷ……"と淫猥な音が響く
ナオさんのあそこからは、洪水のようにエッチな汁が溢れている

「あっ…はぁっ……あっ、はぁあんっ…!!」
「ナオさんっ…ナオさんっ……!」
「もっと…もっとぉ……!」

ボクはナオさんの片足を持ち上げ、抱き抱える
さっきよりも更に体を密着させた

「それ……イイっ! もっと深く突いてっ!!」
「ちゅっ…ちぅ……」

ボクは持ち上げたナオさんの太ももにキスマークを付ける

「あっ、あぁっ…あっ、あぁんっ……」

少し勢いを緩める

「気持ちいいよ…マシロ……お腹の中をマシロが暴れてて、すごく気持ちいい……」
「じゃあ、もっと気持ち良くなろっか…」


"ちゅぷぷ……"

ボクはおちんちんをナオさんから抜いた

「えっ!? 抜いちゃ嫌っ!!」

ナオさんは涙目でボクに懇願する

「抜いちゃ…駄目ぇっ!」

411ナオエンド・恋人へ……:2006/04/25(火) 21:28:21 ID:3Bzo0HIs
ちょっとだけ、貴石を悪用しちゃおう

「汝の力を――――――解放する」

ボクはナオさんの耳に付いているピアスにキスをする

「ローブを展開して」
「まっ、マテリアライズっ!!」


まばゆい光に包まれて、ナオさんはローブを展開した
痛みを共有するのだから快感も共有できる

「あっ…ナオさんのローブってスパッツタイプじゃなかったね……」

護身用にミユさんから貰っていた、アンチマテリアライズナイフを持ってくる

「動かないで…」
「ぁん…マシロ……」

ナオさんのおっぱいとあそこの周りをナイフで切り取る
このナイフは高次物質化能力を無効化させる力があるんだ

「ごめんね、待たせちゃって…」
「はやく…はやくぅ!!」

ナオさんを仰向けにして、ボクはナオさんに乗っかかる
お互いの顔が近くにある体位


"じゅぷり…"とエッチな水音がする


「ひっ、ひやゃぁあぁぁあああっ!!」
「すっ、すごい……」

ボクがおちんちんを挿れると、ナオさんは背中を弓なりにして悶えた


"ぷしゃぁ〜〜〜"


ナオさんのあそこから、大量の汁が飛び散る

「だ、大丈夫…?」
「はぁっ…はぁっ………イッちゃった…」
「ちょっと休もっか?」
「……ううん…まだ、マシロはイッてないでしょ」
「でも…」
「もっと気持ち良くなろ……」

"ちゅっ…"

キスを引き金に、ボクは再び腰を動かした

「あんっ……あはっ、んっ……やぁんっ!!」
「ナオさんの中の…ひだひだが絡み付いてくる……」
「あっ、はっ…マシロのっ、マシロのおちんちん好きぃっ!!」
「ナオさんっ!!」
「マシロっ…大好きぃっ!!」


ナオさんはボクの腰に足を絡み付ける

「もっと、もっと突いてぇっ!!」

ナオさんのあそこをめちゃくちゃに突く
その勢いでナオさんのエッチな汁が飛び散り、ベッドが汚れる

「イクっ、イキそうっ!!」
「ナオさん、ボクもっ!!」
「イこっ? 一緒にイこっ!!」
「うんっ、一緒にっ!!」

快感の共鳴
ボクにも、ナオさんにも電撃のようなものが走る

「あっ、あっ!! ああぁぁああぁぁぁっ!!」
「出るっ、出ちゃうよぉっ!!」


"ドクンッ…ドクンッ……"

二人分の絶頂を受けボクもナオさんもグッタリする
ボクはナオさんの胸に倒れこむ


「はぁっ……はぁっ………」

"トクンッ…トクンッ……"

「マシロの…まだ出てる……」
「ナオさん…」

余韻に浸りながらボク達は繋がったまま眠りについた




412ナオエンド・恋人へ……:2006/04/25(火) 21:30:26 ID:At2WdPXU
「ガルデローベの卒業式も終わったし、アリカちゃんも今日中には来るって」
「ふーん」

ナオさんは不機嫌そうだ
アリカちゃんがボクに使えることによって、二人きりの時間が減るのが気に食わないみたい



「マシロちゃーん!!」

茶髪の長く綺麗な髪の女の子が手を振って、こっちに走ってくる

「あっ、アリカちゃん!!」

ボクも手を振り返す
後ろからナオさんの舌打ちが聞こえたような気がした

「卒業おめでとう。式には行けなくて悪いとは思ったけど…」
「別に気にしてないよ」
「ありがとう、部屋は用意してあるから荷物を置きにいこうか」
「うんっ!!」


ボクがガルデローベを離れてから結構経った
それで、アリカちゃんも少し大人になりました
性格も少し落ち着き、顔つきも変わった

それに……

「なぁに、マシロちゃん?」

ボクの瞳を覗き込むように見つめる
しかし、ボクの目線は少し下……アリカちゃんのおっぱいに行ってしまっていた
ボリュームが格段に上がって歩くたびにぷるぷる振れている
エルスちゃんほどでは無いけど、シズルさんよりもありそうだ


ボクの視線に気付いたのか
アリカちゃんは胸を隠すように腕を交差させて

「マシロちゃんのエッチ……」

顔を赤らめながら、そう言った
その顔が可愛くて、少しドキドキする


「…………」


「いたっ!!」

そんなやりとりをしていると、急にお尻をつねられた

「どうしたの、マシロちゃん?」
「うっ、ううん…なんでもない……」

反対側を向くとナオさんは怒っていました


ナオさんが久しぶりに本気で怒っているので、これ以上余計なことをアリカちゃんとは話さないことにしよう




―風華宮―

「マシロ様、お客様です…」

侍女の一人がボクに報告にくる

「うん、通して」
「かしこまりました」


扉が開くと、そこには………


「マシロ様っ!!」「マシロ様ぁっー!!」

「ニナちゃんに、エルスちゃん!?」


来客、それはボクのよく知っている人達だった


「今日から私達もお世話をさせてくださいね」

「ニナちゃんって、確かナギ大公の……」
「はい、そうですよ」
「なら、何で……」
「ナギ様の最初のご指示は『マシロちゃんのハートを奪ってきて』ということですから」
「はっ、はは………」


あの人なに考えてるんだろ……


「淋しかったですよ、マシロ様ぁ〜」
「エルスちゃんは…何で?」
「マシロ様以外のオトメにはなりたくなかってので」
「まさか…」
「マイスターの誘いを全部断りました♪」


この子って子は……


「あ、あんた達ねぇ……」
「ごきげんよう、ナオお姉様」
「今日からは好き勝手させませんからね」
「む〜 私だってマシロちゃんのオトメなんだから!!」



母さん、今日からまた一段と騒がしくなりそうです

413ニナ派:2006/04/25(火) 21:41:26 ID:3Bzo0HIs
やっと終わりました。やたら長かったですね
ナオ寄りハッピーエンドです


―言い訳の時間―
・最初は、ナオの位置にくるのはナツキだった
 ナツキを仲間にすると、シズルもついてきて厄介だからやめた
・ナオの惚れた弱みとやらをやりたかった

・エロ保健医ヨウコ先生がやりたかった
・自信が付きすぎて、DQN気味になったマシロくんがやりたかった
・マシロくん"を"輪姦したかった



☆マテリアライズエッチが一番したかった☆



とにかく長々とありがとうございました><


>性格が全然ちげー
うん、だんだん狂い始めてたのはわかってた
傾いたコップからは水は零れ続ける。でも、注ぎ直せばいいさ
次は頑張るね、なるべく一話完結にする

414名無しさん:2006/04/25(火) 22:15:14 ID:zwm7b7IM
完結乙
でも俺は前回のエンドの方が好きだ。個人的にはギャグとかコメディ期待してるわ

415名無しさん:2006/04/26(水) 01:34:01 ID:Cs9SHCfc
うーん、今回はちょっと推敲不足かな。誤字多すぎ。
展開にひねりもないし、あっさりし過ぎ。
話に凝らないならもっとじっくりナオとのセックスを描写して欲しかった。
せっかくの「お姉ちゃん」を禁じてにしたのも頂けない。
次回に期待します。

416名無しさん:2006/04/26(水) 14:42:10 ID:Qu2U17IY
おお〜っ、いつの間にかニナ派さんきてた〜!

暴走気味なのも良いけど、こういったオーソドックスなのもイケテマスよ!
何はともあれ、ゴチです!!

417名無しさん:2006/04/26(水) 19:06:51 ID:HeuMBAFs
長編を完結するだけでも立派
他の職人さん達も短編でいいから投稿して欲しいぜ

418名無しさん:2006/04/26(水) 23:13:26 ID:mVT6OnbA
トモミー×マシロきゅんSSはどうなったのかの…

419名無しさん:2006/04/27(木) 00:06:51 ID:lqUZ4v0I
ところでこのニナ派氏のSSは時系列どうなってんの?
ヨウコ先生とHした後、ナオとしてしまった後の話で、
学園長をレイプするのはパラレルということ?
前に書いたマシロくんが死ぬやつはそれ自体で独立した話?

420名無しさん:2006/04/28(金) 00:20:43 ID:GfAZGPZo
ヨウコ先生とエッチして、その後ナオとやってナツキをレイプ。
そして、学園中のオナペット化して終了。
死ぬ話しはまた別の独立したSS。

421名無しさん:2006/04/28(金) 00:32:20 ID:OJjWwxlI
>>420
じゃ最近のナオとのハッピーEDの奴はどの続き?それとも独立?

422名無しさん:2006/04/28(金) 00:35:37 ID:h.0YtD86
二ナ派さんは少し調子こきすぎ

423名無しさん:2006/04/28(金) 01:16:53 ID:5Ax8mhXc
だが、それがいい


隔離板だから、人があまりこない
その状況で頑張って盛り上げてるんだよ

文が少々粗くて内容がぶっ飛んではいるが、かなり速筆なのはイイね

424名無しさん:2006/04/28(金) 01:25:23 ID:AZukA4lM
内容よりもキャラが違いすぎて
マシロきゅんの名前借りてるだけの別キャラになってるのが微妙だが
まぁ、ここはほとんどこの人の投降でもってるようなものだし

425名無しさん:2006/04/28(金) 03:22:58 ID:9ylzpBvM
>>422-423
そう言う荒れるような事は言うべきじゃないと思う。

>>424
漏れはキャラ壊しはそんなに気にならないけど。
言われているほど壊れていない。
人称・語調・思考・行動ともにマシロくんらしくて違和感が無い。
誤字も多くの場合目立つものはない。
内容に関しては好みだろうが決していわゆる色物ではない。
まあ、前回のは文が稚拙だし内容も物足りなかったが。

とにかく漏れはファン。

426名無しさん:2006/04/28(金) 08:06:06 ID:HTyQXDzc
>>355-356
俺はこの人が時々本スレに投下するほのぼの作品が好き

427名無しさん:2006/04/28(金) 15:34:59 ID:d8rwOoxA
>>425
俺は語調はともかく、思考行動が違和感ありまくり。

428名無しさん:2006/04/30(日) 10:47:47 ID:1msKDP9c
マシロくんの思考行動パターンなんて人と同じ数だけあるのさ

429名無しさん:2006/04/30(日) 15:13:12 ID:kejYxQmQ
スール同伴のお茶会に、シズル御姉様のお部屋係として付き添わされるマシロ君。
無論出席しているのは姉妹そろってガチ百合の乙-HiMEで…

ちなみに他のお供はトモエとミーヤ。

430名無しさん:2006/04/30(日) 19:41:14 ID:eo1vt29M
意味分らん

431名無しさん:2006/05/02(火) 13:04:43 ID:.5EXyZE.
桃太郎まだカナ

432名無しさん:2006/05/04(木) 13:03:32 ID:ApNh0u7g
止まっちゃったね(´・ω・`)

433名無しさん:2006/05/04(木) 13:20:58 ID:MeeCplSg
俺に文章力があればなあ

434名無しさん:2006/05/05(金) 01:27:43 ID:j4wts7eo
>>433
試しに書いて見れば?案外才能があるかもよ。
文章力より妄想力が肝心の場合もあるし、書いているうちに技量はある程度向上する。
まあ、辛口に批評してやるよw

435名無しさん:2006/05/07(日) 00:16:07 ID:rWggh7Q.
ミコト×マシロくんの続きは・・・

436名無しさん:2006/05/09(火) 22:14:00 ID:SKP07iDE
ほしゅ

437名無しさん:2006/05/10(水) 04:23:15 ID:RX0sFIJc
ニナ派氏さんまだー?

438凪白:2006/05/12(金) 03:42:17 ID:d6YUnY/w
>>400
「あっ……ああ……」
ボクは涙目になって荒く息をついていた。
イッたばかりのおち○ちんからはまだ残り汁が出ているはずだが、ナギさんは放してくれない。
そのまま口の中でボクのものをちゅうちゅう吸っている。
「あん……っ」
「うん……美味しかった♪」
口を離すと、ザーメンをすべて飲み込んだらしいナギさんがにかと笑った。
すると、ふと気づいて床に敷かれているコートを手に取る。
「これ……まだ着てててくれたんだね」
「はい……」
ナギさんが手に取っているのは、あのとき彼がボクにかぶせてくれた漆黒のコートだ。
「どうしてこんな汚れた物を? 今の君は、いくらでも上等な召し物が着れるだろうに」
「それは、ナギさんのだからです」
ボクはナギさんを見つめて言った。
「ボクがニセモノだと分かった時も、ナギさんはボクを責めずにこれを着せてくれた。
だからボク決めたんです。王になったときも、これを着て、死んだナギさんの分まで生きて、ナギさんの意思を受け継いでいこうって」
「マシロちゃん……」
ナギさんが顔を近づけてくる。ボクたちはもう一度口付けした。
「はっ……」
口付けが終わると、ナギさんがまたボクの体をまさぐり始める。
胸板を指先で撫でて乳首をいじったり、股をこすっておち○ちんに触れたりする。
やがてナギさんの指がボクのお尻の穴に触れた。
指先でほぐしながら、優しく肛門を刺激する。
「んっ……ナギさん……」
「入れるよ」
指先は肛門をいじくりまわし、その内浅く指を挿入してくる。
排泄孔をいじられる感触にボクはぞくぞくする。
頃合を見計らって、ナギさんがチャックを下ろした。
勃起した自分のおち○ちんの切っ先を肛門にあてがう。
「ナギさん……来て、ボクを犯して!」
「マシロちゃん!」
ナギさんのおち○ちんがボクのお尻に入って行った。

439名無しさん:2006/05/12(金) 08:07:46 ID:jSLxHG1A
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
前半は良かったけど後半でマシロくんが受け入れ早過ぎなのが違和感

440名無しさん:2006/05/15(月) 03:14:16 ID:jSt1h/jA
ニナ派氏まだあ??

441名無しさん:2006/05/18(木) 08:48:33 ID:uxCew0Yk
まだあ??

442名無しさん:2006/05/20(土) 01:04:51 ID:4JNr30Wg
荷奈派師裳度津手戸意、間地句他美例田、

443名無しさん:2006/05/20(土) 19:20:07 ID:nFIK/MGA
熱狂的なニナ派ファンがいるようですね

444凪白:2006/05/20(土) 22:23:01 ID:EohLwGYM
>>438
「んはぁ!!」
ボクは頤を反らせ、呻き声を上げてしまう。
ナギさんのおち○ちんがボクのお尻に入って来る。
一気に突きこんだ亀頭が直腸に潜り込み、やがて残りもゆっくり部分も減り込んでいく。
「んっ……」
「全部入ったよ、マシロちゃん」
ナギさんの顔が横たわるボクの目の前にある。
優しい顔でボクの頬を撫でてくれる。
「ナギさんの、熱いよ……」
「マシロちゃんはおち○ちんを入れられるのは初めて?」
「はい、バイブならありますけど、生は……」
ボクは恥ずかしくて俯きながら答えた。
「そうか」と笑うと、ナギさんは中でおち○ちんをちょっどずつ動かし始める。
「痛かったら言ってね」
「はい、でもナギさんのならボク我慢します」
もう一度キスを交わしながら、ボクたちはまぐわった。
ナギさんが腰をスライドさせ、ぬちゃぬちゃという音がする。
「ああ、はあっ……」
お尻の穴を責められる時の、あの何とも言えないもどかしさには、ボクは慣れない。
お尻がひりひりして、圧迫癌がする。きっと女の子はエッチの時こんな感じなんだろう。
ボクはただ夢中でナギさんの唾液を吸っていた。
「マシロちゃんの、こんなになってるよ?」
ナギさんがボクのおち○ちんを掴んだ。
もうおち○ちんはすっかり硬くなっている。
「んはぁ!」
ナギさんに亀頭を擦られて、ボクは切ない声が出てしまう。
「お尻弄られて勃起させてるんだ。マシロちゃんったらエッチな体してるんだね♪」
「そんな……」
「じゃどうしてこんなに硬くなってるの?」
「はあっ!」
ナギさんがボクのをしごき始める。
ボクはお尻とおち○ちんを同時に責められる感覚に狂いそうだった。
「ああ、ナギさん……ナギさん、いいよお」
「ん、マシロちゃん……」
ナギさんも苦しそうな顔をしだした。
ボクのお尻で感じてくれているみたいだ。直腸の中でナギさんのがぴくぴく痙攣しているのが分かる。
そして、ボクももう限界だった。
「ナギサン、ボク……ボク!」
「いいよマシロちゃん、一杯出すからね!」
ナギさんは叫ぶや一気に突きを加速させた。
限界が来てボクの頭は真っ白になる。そのまま射精してボクは気絶した。
「ああ――――っ!!」

「ん……ナギさん」
うっすらと目を開けると、薄暗い夕日の黄昏がレースのカーテンを通して光を投げかけていた。
ボクは天蓋付きのベッドに横たわり、コートを身に纏ったまま寝入っていたのだ。
「ナギ……さん」
きゅっと彼の匂いが染み込んだ漆黒の布地を握り締める。
こんなものを着ていたからか、夢を見てしまった。彼の夢を。
調べてみると夢精していた。ボクはまだ……ナギさんが好きなんだ。もう、いない人なのに。

(初めまして、ボクのお嫁さん)

(惚れ直したよ、マシロちゃん)

(正式に結婚を申し込みに来たよ)

(どうしてだろうね……)

走馬灯のように浮かぶ彼の顔。どれもとても煌いていて、ただただ眩しかった。
ナギさん。初めて会った時から……。
「ボク、立派な王様になれたかな……」
ボクは震える体を抱きしめながら、段々湿っていく黒の布地を見つめていた。

(終わり)

445名無しさん:2006/05/21(日) 18:55:36 ID:4Hbjowj.
本スレもそうだけど相手が男キャラの方が純愛多いのはどうなのw

446ニナ派:2006/05/21(日) 19:10:59 ID:sDTqrnok
ノ^8d´゚ω゚`ノ8

447がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:12:42 ID:NFHbiybQ
「けほっ…けほっ……風邪…ひいちゃったかも……」

頭がズキズキする、悪寒もするし、吐き気もする

「ダメだ…ヨウコ先生のところへ行こう……」

足元がおぼつかない
ヨウコ先生のところまで行けるかな…?
こういうときに限って、アリカちゃん達はいないんだよなぁ…


「うわ…目の前がぐるぐるする……」

あれ…天井があんなとこに……
壁が迫ってくる…や……




448がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:13:29 ID:Y1aw9YvA
「ふぅ…最近は面倒なことばっかりだな……」

マシロ姫の影武者を預かってから、休める暇もない
コーラルの生徒どころかパールの生徒まではしゃいでいる
その上、シュバルツの襲撃だ
なかなかうまくはいかないものだな…

「んっ…? あそこに倒れているのは……マシロ姫!?」

床に倒れている少女……もとい、少年を抱き抱える

「すごい熱じゃないか…君は何をしているんだ!!」
「よ、ヨウコ…せんせ…のとこ……」
「無茶をするな…馬鹿者……」

私の部屋のほうが近いな、仕方あるまい

「とりあえず、私の部屋に連れていく。わかったな?」
「はぁっ…はい……」


―学園長室―

マシロ姫をベッドに寝かせて
タオルを濡らし、おでこに乗せる

「私の部屋で休んでいろ。そんな体で出歩くことが間違っている」
「ごめん…なさい……」
「主任から薬をもらってくる、勝手に動かないことだ」
「あっ……」


私にも仕事がある。さっさと薬を飲ませて寝てもらわなければならないな



449がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:14:10 ID:BaQHNKPU
「けほっ…けほっ……おかえりなさい…」
「すまない、時間をとった」

薬を飲ませるためには、何か食事を取らさなければならないな

「何か食べたいものはあるか?」
「なんでもいいです…」


一番返答として貰いたくは無かった言葉だ
冷蔵庫にリンゴは無かったから、おかゆでも作るか


「おかゆでいいか?」
「は…はい……」

私が作ることが出来る数少ない料理
自慢ではないが、ガルデローベ在席時は、家政学の実技は万年最下位だったんだぞ




「ほら、口を開けろ」

力作(?)のおかゆをマシロ姫に食べさせる

「あっ、あ〜ん……っ!? けほっ…けほっ…」

しかし、熱さのあまり吐き出してしまった

「すまない…熱かったか……?」

溢してしまったご飯を指で拭ってやる
久しく看病などしていなかったから、気付かなかったな

「ふっー…ふっー…」

スプーンでおかゆをすくい、息を吹き掛け、おかゆを冷ます

「ほら…今度は食べられるだろう」
「あ〜……もぐも……けほっ…けほっ……」


再び吐き出してしまう、飲み込む力もないのか…
くそっ…仕方ない、これはノーカウントだぞ!!

450がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:14:53 ID:NFHbiybQ
「ふっー…ふっー……」

息を吹き掛けおかゆを冷まし、口に入れて細かく砕く

「いっ…いくぞ……」


私はマシロ姫に口付けをして、舌でおかゆを流し込んだ
いわゆる口移しと言う行為だ


「…んっ……どうだ……?」
「もぐもぐ…こくん……」

良かった…これなら大丈夫か……
これは看病なんだ、アリッサにもやってやったんだ
決して、男相手のファーストキスではないんだからな


「ふっー…ふっー…」


再び、口移しをする
口移しの回数を重ねるたびに、私の体温も上がってくる
おかゆを流し込む際に舌が絡み合う

女の子みたいな姿なのだが、こいつは男なんだ
気にしなければいいものの妙に意識してしまう
男と舌を絡め合っている…

くっ…私は何を考えているんだ……

そんなことを考えているうちに、お椀は空になった


錠剤を飲ませ(これも口移しでだが…)一段落ついた


「薬も飲んだし、今は寝たほうがいい。今日一日は私のベッドを貸してやる」
「はい…」
「さて、私は仕事が残っている。部屋にはいるから、何かあったら呼ぶんだぞ」

451がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:15:42 ID:BaQHNKPU
そう言って、ベッドから離れようとする

しかし、弱々しい力で腕を掴まれた


「やだ…」

「いっちゃ…やだ……」

「ボクを…一人に……しないで…がくえん…ちょ……」

「おねがい…」


マシロ姫は目尻に涙を浮かべ、私に懇願する
そんな目で見られては、何も言い返せないではないか

「ふぅ…わかった……。私はここにいる」
「ありがと…ございます……」

やはり、病気になると自分一人だけでは不安になるものなのだな

「君はあまえんぼうだな」
「そうかも…しれません……」
「目を閉じろ、もう寝るんだ…」
「はい……」




「すぅ…すぅ……」
「やっと、寝付いたか…」

私はマシロ姫が寝付くまでずっと手を握ってやった
小さくて雪のような綺麗な肌をした手
女の子でも、ここまで綺麗な手をしているのは稀だ


……私はこの子が本当に男なのか気になってしまった

「何を考えているんだ私は…」

視線が下半身にいってしまう
確かめるにはあそこを見るのが一番早い


ズボンにテントが出来ている

オトメであり、処女である私、少しぐらいは知識はあるが

「………何故、勃起しているのだ?」

性的興奮を感じているのか?
よくわからない


「………何か問題があるのかも知れんな。確かめてみるか」

452がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:16:31 ID:nt7nXaO.
マシロ姫が変な病気にかかっていてはいけないと、自分で自分を肯定する


ズルズルとパンツごとズボンを下げると、勢い良くマシロ姫の一物が跳ね上がった


「ふっ…少し皮が被っているな」


考えていたよりも、少し大きめだったが、まだまだ子供らしさが残っていた


「特には異常は無いようだが…」

まじまじと見つめながら、手でいじってみる

「あ…」

マシロ姫の口から声が漏れる
ちょっと可愛かったので、もう少しいじってみることにする


「これならどうだ…?」

手でマシロ姫の一物を包み込み、上下にこすってみる

「う…ぁ……」

マシロ姫は身をよじって、喘ぎ声をあげる


「本当に…女の子みたいだな……」


自分の股間が熱くなっていることに気付く
ショーツの中に手を差し込み、状態を確認する


"くちゅ…"


割れ目に潤いを感じる

右手をマシロ姫の一物に、左手を自分の割れ目に添える

びくびくと波打つマシロ姫の一物を感じながら、私は左手で割れ目をこする

「んっ…ぁ……」

私は声を押し殺しながら自慰を始めた
自慰はしないほうなのだが、ストレスが溜まっていたせいか、無意識に指が動いてしまう

「くっ……んっ……」

一度始めてしまうと、止まらなくなってしまう
さらなる快感へと上り詰めるだけだ

「あっ…はぁ……」

"くちゅ…ぐぢゅ…ちゅ……"

水音が激しくなっていく

もう止まらない

手のひら全体を使って快感を貪る

そして、最後は敏感になった陰核を指でつねる


「……んっ!!」


"ぷしゅ……"


声を押し殺していても、絶頂に達したときは大きな声を出してしまった
それに、ご無沙汰だったから、すぐに達してしまったな…

453がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:17:21 ID:BaQHNKPU
「はぁっ…はぁっ……」


床に飛び散った愛液を眺める


「病人相手に…しかも、こんな子供に何をしているんだ…私は……」


自己嫌悪


しかし、頭が完全にのぼせ上がっている
気が付くと、私は服を脱いでいて胸を曝け出していた

「実験だ…これはただの実験なんだからな……」

某生徒から没収した、いやらしい漫画に載せてあった行為を実践してみる


学生時代に比べたら、カップが3つほど上がったバスト
それなりに自慢できる胸でマシロ姫の一物を挟み込んだ

「本当にこれで、気持ち良くなるのだろうか?」

両手で包み込み、ゆさゆさと上下に揺らす

「ぅ…ぁ……」

マシロ姫は、また喘ぎ声を漏らす
どうやら、気持ち良いようだ

「先から汁が出てきたな…そのままイクんだ……」

気分が良くなった私は、勢いを付けて胸を上下に揺らす
マシロ姫の一物と擦れ、いやらしい水音を奏でる

「んっ…ゃぁ……」


"ビュク…ビュッ!!"


「きゃっ!?」

マシロ姫の一物から白濁液が放出され、私の顔にかかる

「胸でされると…気持ちがいい……と、な」




454がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:18:05 ID:BaQHNKPU
シャワーを浴び、髪を乾かす
シャワーの噴出口を使い、二度目の自慰をしたことは棚にあげることにしよう


「流されやすい性格は直さなければならないな…」

と、再び自己嫌悪


風呂上がりの牛乳を飲むために冷蔵庫を開ける
日頃の努力は必ず実るものだ


「学園長」
「誰だっ!?」

後ろからの呼び掛けに、つい大声を出してしまう

「しーっ」
「なんだ、主任か…」

声の主は、ヨウコだった

「マシロ姫の様子はどうかしら?」
「心配ない、ぐっすり眠っている」
「そう…わかったわ。一応明日、診察はさせてもらうから」
「よろしく頼む」
「じゃあ、私はここで失礼します」
「すまないな、手数をかけさせて」


ヨウコは、背を向け部屋を出ようとする

「一つ言い忘れたわ」

ヨウコは振り向き、口元に冷ややかな笑みを浮かべた

「特定酵素が体内に混入したら、ナノマシンは崩壊するってこと忘れてないわよね?」
「ぶっ!!」


ヨウコの不意の指摘に、私は牛乳を吹き出した


「そっ、そんなことぐらいわかっている!!」
「ふぅ〜ん、ならいいけど」


ヨウコは鼻歌を歌いながら、部屋を出ていった


見られていたな、確実に………
興味本位でも軽率な行為は取らないほうが良いみたいだ…


ベッドに戻り、マシロ姫の様子を見る
少し寒いようだ、震えている

まあ、私が悪いのだが…
下半身を長い間晒さしていたからな…

もぞもぞと、ベッドに自分も潜り込む
マシロ姫を引き寄せ、暖める
アリッサみたいな存在だと思えば良いんだ


「あったかいな…お母さんって……」


マシロ姫が何か囁いたが、聞かなかったことにしておこう…

私も目を閉じ、休むとしよう

455がくえんちょ すーぱーえっち:2006/05/21(日) 19:18:55 ID:.4Z5WK0w
―翌日・研究室―

翌日、ボクの熱はすっかり冷めていた
昨日の記憶がほとんど無かったため、朝起きたときは何で学園長室にいたのかわからなかった


「診察した結果…溜まり過ぎね……」
「溜まりすぎ…ですか?」
「ねぇ、前はいつオナニーした?」
「おっ、オナっ…!? ……こっちに来てからは一度も…」
「年頃の男の子が女の花園に投げ込まれたものねぇ…体調崩すのは当たり前ってことかしら」
「は、はぁ……」


ボクが困惑していると、急にヨウコ先生はボクのおちんちんを触る


「したくなったら、いつでもいらっしゃい…。私がお相手するわ……」
「なっ!?」
「それとも、学園長のおっぱいが好みかしら…? ふふっ…」
「がっ、学園長の…!? 違いますっ! 胸の谷間なんて全然見てません!!」
「それじゃあ、見てるって言ってるようなものよ」
「あっ…うぅ……」


ヨウコ先生の口車に乗せられた
ヨウコ先生もだけど、あんな服着てたら視線がいっちゃうよ…


「ねっ、学園長?」
「うっ、うるさい! 私は仕事があるんだ、失礼させてもらう!!」


顔を真っ赤にして学園長は研究室を出ていく
そんなに嫌だったのかな…

「後で学園長にお礼言わなきゃダメよ、学園長が君を看病してくれていたんだから」
「そうだったんですか…わかりました……」

「風邪の特効薬も処方してくれたしね」
「えっ…? それって何の事ですか?」
「ふふっ…秘密よ……」


ヨウコ先生の意味深な言葉に悩まされる
でも、少しだけ学園長のぬくもりを感じた


「学園長って優しい人ですよね」

「そうね。怒っていることが多いけど、根は優しいわよ」
(少々、年下趣味があるみたいだけどね…)


昨日のことはよく覚えてないけど、学園長はボクに優しくしてくれたんだと思う
ボクは少しだけ学園長の近くにいけたような気がしました

456ニナ派:2006/05/21(日) 19:23:19 ID:JFlhcup6
ノ^8dヽ´ω`ノ8 リアル生活が忙しかったです

速筆だけが取り柄だったのに、ダメですな(´・ω・`)

今回は、書き方を変えてみました
あと、ナツキは欲求不満で溜まりまくってたと解釈してください



おまけ

―昨夜のアリカ達―

「ロン、四暗刻よ。迂闊ね、ニナ」
「なっ、ナオお姉さま!?」
「はい、エルスちゃん脱がしてー」
「役満だから残りの服全部だね」
「くっ、くやしい……!」

脱衣麻雀をしていました

457名無しさん:2006/05/21(日) 23:28:26 ID:2lEP0l0k
久しぶり。やっぱ甘えるマシロくんは良い
次回は麻雀編?

458名無しさん:2006/05/22(月) 03:06:08 ID:xn1komA2
ナツキスキーの俺としてはここは良スレだ

459名無しさん:2006/05/22(月) 05:20:33 ID:MqgNJkuM
GJ
ニナ派師。今回も楽しく読めました。
多少展開に強引さを感じる所もありましたが、その分細部が妙にリアルなため、
全体としては反って生々しく感じます。

読んでいて思ったんですが、ひょっとしてニナ派師って女性ですか??

460名無しさん:2006/05/22(月) 13:25:04 ID:866hh13U
女性でないとなかなか気づかないような描写もあるし、そうかもね。

>ひょっとしてニナ派師って女性ですか??

461オトメは象さんに恋してる:2006/05/22(月) 16:01:21 ID:/1PUkLbs
あのお風呂の一件以来、何かというとあの可愛らしい小象さんのことを考えてしまう。
マシロ様もやっぱり胸で小象さんを挟んで差し上げたりしたら喜ぶのだろうか?
Hな漫画とかであるみたいに本当に象さんから出るミルクは美味しいのだろうか?
そんな風に悩んでいる私を見てナオお姉さまはこう言ったのだ。
「そんなに気になるなら、試してみればいいじゃない。あんたもバカねぇ」
目から鱗だった。何で今でそんな簡単なことを思いつかなかったんだろう。
そうとわかれば善は急げだ。私は睡眠薬と象さんカバーをナオお姉さまからもらった。
何でもこの象さんカバーはガルデローべ特製らしい。
ナオお姉さま曰く
「マイスターのババァ共も何だかんだいって男と交わりたくてしょうがないのよ。結局のところあいつらも女だからね。」だそうだ。
何でお姉さまがそんなのを持っていたのかは知らないけど、おかげで何も支障はなかった。
勉強するからと言ってアリカちゃん、二ナちゃん、マシロ様には先に寝てもらった。
3人が寝たのを確認してから、3人ともにあの睡眠薬を注射する。
これで安心。小さい寝息を立てて幸せそうに眠っているマシロ様を見て、私のパンツはもう湿りきっていた。
「ふふ、マシロ様。今からたっぷり象さんを可愛がって差し上げますね。」
そうつぶやくと、私はマシロ様のパジャマのズボンとパンツを一気に脱がした。

462名無しさん:2006/05/22(月) 19:58:07 ID:866hh13U
パンツ脱いで待ってますね。

463名無しさん:2006/05/24(水) 01:10:15 ID:F6yaxr16
二七派師臥書意田、魔氏魯君斗奈緒物臥、復読魅田意、
二七派師余、見手意田羅書意手句螺葉意、御願死磨負、葉亜葉亜(;´Д`)ハァハァ

464ニナ派:2006/05/24(水) 01:45:43 ID:346AplcI
>>459-460
ノ^8d´゚ω゚`ノ8 それはない
原液女子高生と名乗っておきます><

>>463
速筆だけが売り物だった、ニナ派もリアルには勝てません
いつになるかわかりませんが、また書いてみたいと思っています(`・ω・´)

とりあえず、当て字はやめぃ
読みづらくて、頭がチカチカする(ヽ´ω`)ぉ

465名無しさん:2006/05/24(水) 02:31:45 ID:CUREvA9I
>>464
そうでしたか。女性の性感や心理の描写がリアルのなのでてっきりそうかと思ったんですが。
変な事聞いて失礼しました。

466名無しさん:2006/05/24(水) 23:13:59 ID:FlJneKrw
>>461
続き、期待してるよ。

467名無しさん:2006/05/26(金) 18:11:55 ID:EsLBSTxk
まだかな〜

468名無しさん:2006/05/27(土) 01:19:34 ID:mbTAcfTE
真白君絵巣絵巣葉未駄可、待地草臥礼太疎、
二七派師裳、絵魯酢之人裳、其他裳、早句書意手呉、盲待手菜意、
漏礼之地無報葉便便駄(;´Д`)ハァハァ葉亜葉亜、早句真白分汚……

469(;´Д`)ハァハァ正則漢文:2006/05/27(土) 23:50:11 ID:FIuGPoNc
何世有大才之多也、二七派師其一也、朕以之為其上、
何則、属文修辞、無如之也、且其察心理機敏也明、綴白文勒語彙也神、当至矣、
比与余小才子、如孺子、但拝跪而已矣、
嗚呼、彼若真為現役女子高生、甚欲、以余所有満彼所無、何何(;´Д`)ハァハァ

470オトメは象さんに恋してる:2006/05/28(日) 20:48:25 ID:VAeO0wW.
パンツを脱がすと、そこには夢にまで見たあの小象さんが。
とうとうこの時が来た…マシロ様の象さんを目の前にし、私の心臓はバクバク音を立てています。
もう我慢ができなくなった私は急いで上着のボタンを外し、パジャマを脱ぎ捨てます。
「ふふ、マシロ様…たっぷり気持ちよくなって下さいね。」そう呟くと私は自分の胸にマシロ様の象さんを挟み込みます。
マシロ様の象さんは見事に私の胸の中にうずくまってしましました。本当小さくて可愛い♪
男の人の象さんって柔らかくてこんなに暖かいんだ。そんな事を考えながらも私は胸を丁寧に手でも揉みしだきます。
ゆっくりと円を描くようにその行為を私は続けます。
胸の中でマシロ様の象さんがどんどん大きくなってゆくのにつれて、私の乳首もどんどん硬くなってゆきました。
元々胸が感じやすいこともあって、私もどんどん息が荒くなっていきます。
もう私の股間はビショビショです。
「はぁあぁ…象さんこんなに硬くなってる…マシロ様も気持ちいいんですね。」
私が夢中になってパイズリに耽ってるうちにマシロ様の象さんはカチコチになっていました。
今では先っぽが少し私の胸の中から顔を出しています。
硬くなった象さんが胸に擦れて快感も倍になってきました。
「もうダメっ…」ラストスパートとばかりに私は激しく手を動かします。
「あぁんマシロ様ぁ…私の女王様っ…大好き!」
私は絶頂に達し、股間からは愛液が洪水のごとくあふれ出ていました。
その刹那、マシロ様の象さんが弓なりになったかと思うと熱い液体がどっと溢れ出て来ました。
たちまち私の胸は象さんのミルクでいっぱいになってしまいました。
「これがマシロ様のミルク…ちょっと臭いなぁ。でも…」

471名無しさん:2006/05/30(火) 16:00:34 ID:EgcQZ3yc
>>470
続き、続き!

472ナオさんといっしょ♪:2006/05/31(水) 00:17:36 ID:jgaI7IgA
最近クラスの女の子達の会話でよく『ソロ舞闘』という単語が聞こえてくる。
「昨日ソロ舞闘しすぎて疲れちゃったぁ。」とか「宿題してたらソロ舞闘する時間無かったんだ…」とか言ってるのだ。
不思議に思って「ねぇねぇ、さっきから言ってる『ソロ舞闘』って何なの?」って聞いてもみんな揃って口を濁してしまう。
う〜ん、一体『ソロ舞闘』って何なんだろぉ。気になるなぁ。
そんな事を考えながら廊下を歩いていると、向こうの方にナオさんの姿が見えた。
「そうだ、ナオさんに聞いてみよ。ナオさんならきっと教えてくれるよね♪」
二ナちゃんのお姉さまでもあるナオさんには最近よくお世話になっているのだ。
初対面こそあまり好ましいものではなかったものの、基本的には何だかんだいってナオさんは優しくて頼りにあるお姉さんだ。
そんなナオさんのことをボクはいつの間にか好きになっていた。
「ナオさ〜ん。」と叫びながらボクはナオさんの元へ駆け寄った。
「な、あんた何大声だしてんのよ!恥ずかしいじゃない!」
「ごめんなさい…ナオさんに聞きたいことがあったもんでつい…」
「あぁ、もういいわ。私も悪かったからそんな顔しない。で、聞きたいことって何?」
「あの…『ソロ舞闘』って何なんですか?教えてください!」
「…ハァ?」
困惑するナオさんにボクは詳しく事情を伝えます。
「ふ〜ん、そういうこと。わかったわ、私が教えてあげる。でも、そうね今すぐって訳にはいかないわ。
夜になったら私の部屋にいらっしゃい。その時ちゃんと教えてあげる。」
「え、今じゃダメなんですか?それにナオさんの部屋にあがりこんだりしたら悪いです。」
「硬いこと言わないの。とにかく夜になったら来るのよ?いい?」
「は、はい!」
と言うわけで、ボクはその夜ナオさんの部屋に行くことになったのでした。

473名無しさん:2006/05/31(水) 00:35:44 ID:jgaI7IgA
暴走エルスSSの続きを書こうと思ったんだけど、本スレのナオマシ妄想を読んだらそっちを書きたくなった。
ただでさえ続き書くの遅いのに、二つ目まで書き出して大丈夫なのか俺…

474名無しさん:2006/05/31(水) 12:49:15 ID:H0Uvw4Qo
>>473
期待シテマス!!

475ノ^8dヽ´ω`ノ8ニナ派:2006/06/01(木) 17:29:24 ID:xaxXfWuI
今週の話があまりにも素晴らしかったので蛇足保管

476醒めない夢と:2006/06/01(木) 17:32:25 ID:h90lI/ck
「はっ! 似合ってるじゃねーか!!」
「相変わらず、可愛いねぇ…マシロ"ちゃん"」

今日もボクはトイレに連れ込まれる
教室で髪を引っ張られ、ちょっとでも嫌がると殴られる
今日だって、顔に六回、お腹に七回も殴られ、蹴られた
鏡に映った自分の顔は赤く腫れ、少し鼻血が出ていた

「可愛すぎて、ついいじめたくなっちまうなぁ!!」

肩を掴まれ、トイレの床に叩きつけられる
カツラの長い髪が床に広がる

「…気分はどうだい? お・ひ・め・さ・ま♪」

「っ……」


頭を強く打ち、意識が飛びそうになる
飛んでしまったらどれだけ楽だろうか


「何とか言えよ、オラァッ!!」


"バシャーンッ"とトイレの水を掛けられる
ボクが何も言わないから、腹が立ったんだろう


「……………」


"ガンッ…!"と頭に強い衝撃を感じ
同時に頬を通じ、歯に痛みを感じた

「だから、何か言えっつってんだよ!!」

ああ、踏み付けられたのか
だから、痛いんだ


「……………」


もう何もかも、どうだっていいんだ

477醒めない夢と:2006/06/01(木) 17:33:03 ID:QQZarDmw
アリカちゃんの笑顔

ニナちゃんの優しさ

エルスちゃんの温かさ



お母さんのぬくもり



こんなの最初からなかったんだ


涙が溢れてくる


―アリカちゃんとニナちゃんとの出会い―
―アリカちゃんとエルスちゃんの舞闘―
―ガルデローベでの生活―
―ガルデローベを逃げ出したこと―
―シュバルツとの戦い―
―ニナちゃんと契約したこと―
―エルスちゃんのこと―
―お母さんとの再会―
―ラドさんの死―
―アリカちゃんとの契約―
―タクミさんとの舞闘―
―本物のマシロ姫―
―ナギさんがボクを庇って死んでしまったこと―
―ニナちゃんとの本当の意味での契約―
―HiMEとの戦闘―
―お母さんの死―
―アリカちゃんの紅のローブ―
―勝利を誓い合った、あの場所―



全部全部夢の中の虚像だったんだ

あははっ…馬鹿みたいだな……

どーせ、ボクは…ただのクズなんだから、そんな漫画の主人公みたいなことありえないよね……

478醒めない夢と:2006/06/01(木) 17:34:31 ID:xaxXfWuI
「おい、こいつ泣いてねぇか!?」
「マジかよ、情けねぇなぁ〜」

俯せになっていた体を無理矢理起こされる
水を掛けられたので、髪は顔にひっついていて
破られた制服からは、肌が見えていた

ボクの顔を見たとたん、そいつの顔は少し歪む


「マジで女みたいな奴だな……おい…」
「あぁ…」


一人は、ズボンのファスナーを下ろし始めた
その中からどす黒いおちんちんが出てきた


「舐めろ」


おちんちんでボクの頬を叩きながら言う

「…………」

ボクは無言を突き通した
すると、そいつはボクの鼻を摘む
呼吸が出来なくなり、口を開けると無理矢理おちんちんを捻り込まれた


「んっ…んんっ……!!」
「噛んだら殺すからな」


ボクの口いっぱいに、匂いが広がる

頭を掴まれ、喉深くまで押し込まれる
むせる余裕もくれない、呼吸も出来ない

ボクは、ただの道具にしか見られていないからだ

ボクの口が気持ちいいのか、腰を動かす速度があがっていく


"ゴプッ…"と大量に精液を流し込まれる


「かはっ…! …うぇっ…けほっ…けほっ……」

喉深くに射精され、むせてしまう

「けほっ…けほっ……はぁっ…はぁっ……」


「何、吐き出してんだよ!!」

肩で呼吸をしているボクを蹴り飛ばす
壁に叩きつけられ、背中に激痛が走る


「おい、代われ」


最初は二人だけだったのに、周りには十人ぐらいの人に囲まれていた
ボクがしゃぶらされている間にもう一人が仲間を呼んできたらしい


「俺のも舐めろや」


もう…どうでもいいや……

言われたとおりに突き出されたおちんちんを咥えた
左右にある他の奴のおちんちんは、両手でこする
おしりがムズムズする、いじられてるんだ


「んっ…ちゅっ……ちゅぱっ……ん………」


笑い声が聞こえるけど、気にならない

「尻あげろ」

腰を持ち上げられ、犬みたいな体勢にさせられる


おしりに、何かを当てられ……捻り込まれた


「ん゙―――――っ!!」

腰を掴まれ、めちゃくちゃに腸におちんちんを突き刺される
痛みの中に快感が沸き上がってきて、ボクのおちんちんも大きくなっていく

横目をやると、他の奴らは自分でおちんちんをこすっていた


"ビュクッ…""どぷっ…""ドピュっ…"…………


体中に精液をかけられる

絶頂に達した奴はボクから離れ、次の奴がボクのお尻と口におちんちんを突き刺す


何度も何度も腸や喉に精液を流し込まれる
顔や髪や背中にも沢山かけられる

479醒めない夢と:2006/06/01(木) 17:35:13 ID:j.vy96T6
気付いたら、日が落ちていた

ボクの周りには精液の水溜まり
制服は破られ原型をとどめていなくて、下着も便器の中に投げ込まれていた

お尻の穴もガバガバに広がっていて、ドロドロとあいつらが出した精液が漏れている


明日も…されるんだろうな……


まぁ、いいや


どーせ、ボクなんか………

480醒めない夢と:2006/06/01(木) 17:37:53 ID:rEtw.hnY






『"どーせ"なんて言っちゃダメだよ!!』

481ノ^8dヽ´ω`ノ8ニナ派:2006/06/01(木) 17:41:53 ID:HrFxafkU
たまには厄いのもいいと思って


変われると思った気持ちが打ち砕かれるのって、見ていて最高です…よね?

482名無しさん:2006/06/01(木) 20:51:54 ID:VRXBBxMc
最近また職人さんが活動し始めたようで何よりだ。

483名無しさん:2006/06/02(金) 09:37:48 ID:PX5YNKLM
マシロくんのおしりは広がりませんよ><

484名無しさん:2006/06/02(金) 13:35:48 ID:jQAGhLn.
私見では今回は今一。
マシロきゅんの絶望の深さをもっと徹底的にえぐって欲しかった。
ニナ派氏特有のエゲツなさが出ていない。
精神的に苦しめるのなら性的虐待はいらないと思う。

>変われると思った気持ちが打ち砕かれるのって、見ていて最高です…よね?

これはその通りだが、原作で示されたその絶望感を上手く活かせていない。
もしレイプするならレイプ描写に徹底してひたすら輪姦して欲しかった。

後、一箇所名詞の与格で他動詞の直接目的語となっている統語上のミスの箇所がある。

485名無しさん:2006/06/04(日) 19:50:29 ID:S2Geevyw
続きまだー?

486名無しさん:2006/06/04(日) 21:05:18 ID:jJtSMvSg
文章から絵を想像すると興奮するなぁ。GJ!
原作と同人とここのSSで毎日マシロくんライフを満・喫♪

487名無しさん:2006/06/04(日) 21:27:01 ID:1/CTkTDE
ナオマシSSマダー?

488名無しさん:2006/06/07(水) 04:55:38 ID:jHPU6SJY
ナオマシ(マシナオ)SSが好かった。
特にナオが蟻にむごたらしく拷問されるシーンが萌えた(;´Д`)ハァハァ
その後お互いを思いやり合っているマシナオに萌えた(;´Д`)ハァハァ
最期バッドエンドに終わって壊れてしまったマシロくんのために心から涙を流すナオが萌えた(;´Д`)ハァハァ

もっとナオとマシロくんを虐めるナオマシ話を書いて欲しい。

489名無しさん:2006/06/09(金) 00:50:21 ID:ioGhz7E2
マシロくんがマグロ、マシロ(アニメ)、真白(理事長・漫画)・真白(理事長・アニメ)、真白(理事長・ゲーム)に
よってたかって輪姦されるのが見てみたい(;´Д`)ハァハァ

名付けて『マシロふぁっく』

マグロ「粗末なち○ぽよのぉ……ほれ、立たせてみよ」
マシロ(アニメ)『わらわが奉仕してやっておるのに立たぬと申すか!』
真白(漫画)『かわいいぱおーんですね、私が舐めてあげましょうか?』
真白(アニメ)『みなさん、お尻をいじってあげると立つかも知れませんよ?』

誰か書いてくれ(;´Д`)ハァハァ

490名無しさん:2006/06/09(金) 01:00:58 ID:aVJCzy4o
その熱いパワーでお前自身が書いてくれ(;´Д`)ハァハァ

491マシロふぁっく:2006/06/10(土) 01:48:23 ID:HCsRfQt6
マグロ「しかし、粗末なち○ぽよの。皮を被っておるわ」
真白(漫画)「まあ、かわいいじゃありませんか」
マシロ(アニメ)「仮性包茎とは惨めよのー」
真白(アニメ)「あまり言い過ぎるとトラウマでEDになってしまいますよ

マシロきゅん「うう、見ないで……離してぇ」
(真っ裸に剥かれた上に荒縄で拘束されている)

492名無しさん:2006/06/11(日) 11:22:51 ID:kfZ2iVDU
大人・子供両モードの変身プレイが可能な真白さま(アニメ)
チョコバナナプレイと白兎を駆使する技巧派理事ちょ(漫画)
逆にマシロ君にフォローされるヘタレSマシロ姫(アニメ)
ワルゲイ直伝の拷問テクで徹底的に調教する魔黒姫(漫画)

でもって、笑顔でヤバイ大人の玩具ドッサリ持ってくる二三さん。

493名無しさん:2006/06/13(火) 18:33:54 ID:2modLQgk
続きまだー?

494マシロふぁっく:2006/06/14(水) 06:00:18 ID:j.qlWimw
二三「真白さま方、お道具お持ちして参りましたよ〜」

(見るからにごっつい器具がずらり)

マシロきゅん「Σ……!」
マシロ姫「ほう、中々」
水晶の姫「趣がありますねぇ」
理事長「これなんか面白そうですよ?」
マグロ「ふむ、ア○ル拡張か」

マシロきゅん「ふぇ……ん……やめて……」
水晶の姫「では、入れましょうか」
マシロ姫「わらわにやらせよ!」
マグロ「急くなよ。じわじわと……」
理事長「あ、二三さんチョコバナナ食べます?」

マシロきゅん「ひぐっ……くぅん!」

(アナルに異物が挿入されていく)

マシロ姫「すごいぞ、どんどん食い込んでいくぞ」
水晶の姫「お尻がめくれていますね」
理事長「ゆっくり入れましょう。痔になっちゃいますよ」
マグロ「そんな事は構わぬ。これ、二三よ。乗馬鞭を取れ!」

495名無しさん:2006/06/14(水) 19:52:57 ID:XFZBotuM
シンプルだけどこういうの好き

496名無しさん:2006/06/14(水) 21:50:19 ID:c.c3MhuY
過酷なプレイ後でも、理事ちょのホワイトラビットで記憶以外はすぐに元通り。

497名無しさん:2006/06/16(金) 16:25:10 ID:OgSoTpVA
実は真黒姫とは双子の兄妹であり、真実王家の人間であったマシロくん。
しかも、実の両親がMAITATE!

強力な燃料の投下で、ここも新たな展開が期待できると思うのだが。
(特にニナ派氏に期待)

498名無しさん:2006/06/17(土) 00:55:20 ID:gt1OG3Z6
髪の毛の色とかは関係ないんだな
茶×茶=薄紫…

499義母と実母:2006/06/17(土) 16:03:00 ID:i1L0x7sw
魔力を持った娘をまっとうに育てる為、そして万が一それが叶わなかった時の
為に、愛する息子を泣く泣くかつて王のオトメだったレナに預けるタテ王夫妻。

だが、どうしても愛しい息子のことが心配で、年に一度お忍びで辺境のガレリア
まで様子を見に来るマイ王妃。

年々マシロ王子は健やかに、そして愛らしく育っていく。

レナも実娘アリカに劣らぬ愛情を王子に抱いていた。

しかし王子が成長していくにつれて息子に対する愛情とは異なった想いを、彼に
対して抱くようになっていく。

男といえば老人しかいない辺境の地で、夫に先立たれ若く美しい肉体をもてあます
未亡人は、いつしか年端もいかぬ王子に対して、情欲のこもった視線を注ぐように
なっていた。

>>誰も書いてくれないのでセルフサービスで書きます。アドバイスとか頂けると
有難いのですが。というか、こういうのは需要があるんでしょうか。

500名無しさん:2006/06/17(土) 19:59:47 ID:nONlZZww
アリカの故郷消滅の真相は痴情のもつれですか
一人息子を御賞味された怒りのあまりMAIに先祖返り…

501名無しさん:2006/06/17(土) 21:24:11 ID:uFwljxwE
俺としてはエロよりもマシロくんがレナママンに「おねーちゃんがボクのアイスとったー」
とかな話のほうが好きかな

502名無しさん:2006/06/18(日) 13:12:07 ID:MZBExEB.
アリカが頬張ってるそれはアイスではありません、な話か
白いけどそれはクリームではありません、とか

503名無しさん:2006/06/18(日) 15:05:24 ID:m4D6a.62
マ「お姉ちゃん、何してるの…ふぇ……ひゃっ!」
蟻「ひーはふぁ、おぇふぇはふひふぁふぁふふぇ! (もごもご…)」
  (※いいから、お姉ちゃんに任せなさい!)
レ「こらアリカ!それは私のアイスよ!!」

舞「…あの糞親子、よくも私より先に筆下ろししたわねぇぇ!!」
魔「は、母者の貌がみるみる鬼に変わっていく…!!」

504名無しさん:2006/06/19(月) 20:46:15 ID:19icjSQU
今月いっぱいでマシロきゅん達ともお別れかあ・・・
今度こそ週間少年漫画誌ともオサラバってことになりそうだなー
と漫画立読み暦28年のオッサンが言ってみる。

505ニナ派:2006/06/20(火) 21:16:59 ID:ydxvYhxM
リハビリ投下します
最終回に向けて、軽く腕ならしって感じなので御了承を

506ニナニーニナニー:2006/06/20(火) 21:18:00 ID:/H1hHhLw
『ニナちゃん、愛してるよ…』

あぁ…ついにマシロ様に告白されてしまったわ
どうしましょう…
緩むな頬の筋肉 はしゃぐな私のマイハート

『ボクは君だけのモノだよ…』
「そんな…貴方はご主人様なのですから、私が貴方のモノです……」
『ニナちゃん……』
「あぁん…私、オトメでいられなくなっちゃいます……」
『なら、ボクのお嫁さんになってくれればいい』
「そんな……嬉しい………」

"ちゅっ…"

マシロ様は私に口付けをすると、服を脱がし始めた

「いけ…ません……」
『そんなこと言って…ここはびしょびしょだよ……』

マシロ様は私のあそこをショーツごしになぞり、あふれ出てくる愛液をすくった

「いじわるですね…」
『エッチな子は嫌いじゃないよ』
「……お好きなようになさってください」
『言われなくても』

"くちゅくちゅ…"と私のあそこからいやらしい音が鳴る
マシロ様は執拗に私の秘部を責め立てる

「お上手…ですね……何処でこんなこと…」
『ニナちゃんが可愛いから』
「理由に…なっ、あっ…!」

マシロ様はショーツに手を忍び込ませ私の秘部に指を入れた

「ひゃっ…あんっ!!」
『うわ…凄いね……これなら大丈夫かな?』

マシロ様は指を抜き、ショーツを脱がす
私は今、マシロ様にすべてを曝け出している
そう考えていると、また愛液が溢れだしてきた

507ニナニーニナニー:2006/06/20(火) 21:18:42 ID:Ji2GXBtQ
『じゃあ…入れるよ……』
「どうぞ…」
『…………』

マシロ様のが私の中に侵入してくる
ギチギチと狭い道をこじ開けながら進んでくる

「…っ!!」
『もうちょっとだから…』
「は…いっ!」
『あとちょっと…』

マシロ様のアレが私の最後の扉まで入ってきた

「どうぞ……私の初めてを…受け取ってください!!」
『…うん』

"ブチブチ"と破ける音がする

『くっ…!!』

マシロ様は力を込めて最後の一突きを繰り出した

凄まじい激痛と同時に何とも言えない幸福感が湧きだしてくる

痛いのか嬉しいのかわからないけど、涙があふれてきた


"ちゅっ…"


マシロ様は私の涙をキスで拭った

『痛かった?』
「いえ、嬉しいです…」
『そっか、よかった……少し休もうか?』
「いえ…動いても構いませんよ……マシロ様も我慢できないのでは?」
『…そうだね……なら、動くよ』
「どうぞ…」


マシロ様が腰を揺らす
少し痛みがするけれど、あまり気にならない
幸せすぎて、痛みが快感に変わってしまうぐらい

「あっ、んっ、マシロ…さまぁ…」
『ニナちゃん…ニナちゃん…』

マシロ様の大きいのが私の膣で暴れる
膣を掻き回されている

「イイですっ、凄く……はぁんっ!!」




508ニナニーニナニー:2006/06/20(火) 21:19:33 ID:ETeSLnJs
『貴方に…すべてを捧げたい……』

ニナちゃんは裸でボクのベッドに入ってくる

「ニナちゃん…君は……」
『いいんです…貴方に純潔を捧げられるなら、オトメなんていつでも辞められますから…』
「ニナちゃん…」
『…お好きなようになさってください』

ニナちゃんはボクの隣に寝転がり、甘えるように体を預けてくる

「ニナちゃんの…みせてくれる……?」
『…喜んで』

ニナちゃんは一度起き上がり、足を大きく広げる

『ここが…女の子の一番大切なところです……』

顔を紅く染めながら、指で自分の割れ目を広げる
ニナちゃんのあそこからエッチな汁が溢れだしてきて、シーツに染み込んでいく

「もっと…近くで見せて……」

ボクはニナちゃんのあそこに顔を近付ける
ボクの吐く息がこそばゆいのか、ニナちゃんは甘い声を洩らす

『ぁ…マシロさま……』
「ニナちゃん……舐めてみてもいいかな…?」
『あの…マシロ様……その前に…仰向けになってください……』
「あ…うん………」


ニナちゃんが言ったとおりボクは仰向けになる
ニナちゃんは、ボクの顔に跨がるように座り…

『失礼します…ちゅぷ……』

ボクのおちんちんを咥えた

「ニナ…ちゃん……」
『ちゅ…ちぅ……はぁ…ま、マシロさまも……ちゅぱ……』
「う、うん……くちゅ……」

ボクも、ニナちゃんのあそこを舐める
綺麗なピンク色のあそこから、ニナちゃんのエッチな汁が飛び散る

『ん…んふぅ……ふぁっ……ちゅっ……ちぅ…』
「ぴちゅ…ちゅく……ふぅ……」

今まで感じたことのない快感が、ボクの体を駆け巡る
自分でするよりも段違いの気持ち良い行為

「ニナちゃん…ボクっ!!」

射精るっ!! と思った瞬間

『ちゅ…ぷっ……んふ…ダメですよ…』

ニナちゃんはボクのおちんちんを口から離す
そして、体をひねりボクの下半身へと動く

509ニナニーニナニー:2006/06/20(火) 21:20:16 ID:f6wUigmU
『こちらに…お出しください……』

ニナちゃんは、腰をゆっくりと下ろす
ニナちゃんのあそこに、ボクのおちんちんが埋まっていく

「ニナ…ちゃん……」
『一つになりましょう…マシロさま……』

"じゅぷぷ…"と、水音が響く
奥へと進んでいく途中で抵抗を感じた

『マシロさま…もう引き返せませんよ……』
「うん…いくよ……」

"ぶちぶち…"

『――――――――ッ!!』

ニナちゃんが、顔を引きつらせる
初めては凄く痛いって聞いた…ボクは今にも射精しちゃいそうだけど……

「ニナちゃん…平気?」
『はい…平気です……』

"ちゅ…"

ニナちゃんは、ボクに口付けをした

『ご心配なさらずに』

ニナちゃんは、優しく微笑む
今は、その優しさに甘えよう

ボクは腰を突き上げ始めた





―脱衣所―

「うぅ…またやっちゃった……」

ニナちゃんとエッチする夢
コレで七回目だよ…ごめんね、ニナちゃん
またボクは、ニナちゃんを汚してしまった

「お風呂…入ろう……」

ボクは精液の付いたパンツをカゴのなかに入れて、お風呂に入る




「私は何を考えてるの……」

マシロ様とセックスする夢
コレで27回目です。申し訳ありません
私は、そのような関係を…求めているのかもしれない……

「軽く汗を流そう…」

私は、愛液まみれになったショーツをカゴのなかに入れて、お風呂に入る

510ニナニーニナニー:2006/06/20(火) 21:20:53 ID:f6wUigmU
―お風呂―

私が体を流そうとすると、先客がいた

「マシロ様!?」「ニナちゃん!?」

気まずい
あのような夢を見た後だと、マシロ様の顔を見ることが出来ない
勇気を振り絞って、マシロ様に話し掛けようとしたが

「あの!!」「あのね!!」

「「〜〜〜!!」」

お互い顔を見合わせる
顔が紅潮しているマシロ様の顔見て、私も顔が熱くなる

「お背中…流しますね……」
「う、うん…お願い……」

一先ず、いつもの行動を取ろうとした

しかし……

「きゃあっ!!」

床にあった石けんに足を滑らせ引っ繰り返る

「あぶないっ!!」

マシロ様は、引っ繰り返った私を受けとめてくれた
マシロ様を押し倒すような形になり、私とマシロ様の距離はゼロになった

「あ………」「ニナ…ちゃ……」


(今しかない…)


"ちゅ…"



夢の続きを…始めよう……


―マシロくん達の部屋―

「……………」

最悪………

夢の中で、夢を見ていた
内容だって虚しい…

「はぁ…」

頬をつねってみる…痛い。これは、現実だ


「マシロちゃぁ〜ん」「う〜ん」「マシロさまぁ〜」

唸り声が聞こえたので目線を動かす
いつも通り、エルスとアリカはマシロ様にしがみ付いて寝ている

今日は授業は休み
私もマシロ様と一緒に…


もう一度、頬をつねる

「痛い…わよね……」

………やっぱり、三人を起こすことにした

511ニナ派:2006/06/20(火) 21:24:35 ID:StHnhn9A
色々途中書きの物が多いです
未完ばっかで、なんかダメダメです

連載が終わってしまったら頑張りますノ^8d´゚ω゚`ノ8


とりあえず、補足です
ニナニーは、人様の夢を見る能力と夢の中で夢を見る能力を身に付けたのです

512名無しさん:2006/06/20(火) 22:42:54 ID:BZBLo6BY
>>511
ニナ派さん、キテタ〜〜〜〜!!
尊師、乙であります!色々感想を述べさせていただきたいところですが、ただひとつ

>マシロ様とセックスする夢
>コレで27回目です。申し訳ありません

の部分 →272回目です。の間違いでは?
それにしても、こういうリリカル(?)なエピソードもたまには良いものですね。
次の本格的な御降臨をお待ちしております。

513名無しさん:2006/06/21(水) 05:56:08 ID:RntVHkkQ
27回もニナニーしてたのか、ニナニー……

514名無しさん:2006/06/21(水) 13:37:29 ID:ptI3rLTU
むしろ、27回"しか"だと思う…

515名無しさん:2006/06/21(水) 18:31:37 ID:x0F0RkIo
ナオマシまだ〜

516名無しさん:2006/06/23(金) 03:26:54 ID:77Qll0kc
何気にここのネタと本編被ってるな。
ニナ派氏のマシロくん死亡ネタと良い、漏れが前に書いたニナニー浴場奉仕
→ふとマシロくんを刺激→マシロくんに押し倒される、とか。

517名無しさん:2006/06/24(土) 22:15:28 ID:Z.pMYNbo
マシロくんを刺激→マシロくんに押し倒される

二七二→計画通り!(でも邪魔が入る)
蟻の子→天然でプロレスごっこ(痛いほうの)
エロス→ぱお〜〜んッッ!!(大暴走)
にゃお→芸術的な緊縛プレイ(足コキ)
シズル→目が覚めたら女の子に…(第二ラウンド開始!!)

マクロ→攻守逆転、すんごい事に

518名無しさん:2006/06/28(水) 08:46:56 ID:55VReAKo
ほしゅ

519ちょっきん音頭:2006/06/29(木) 21:51:28 ID:.yCRZZQE
鬘を被せて 女装させれば
あまりに 可愛らしゅうて
余計に 悲しくて

ちょーき ちょーき
鋏が 入いりゃ
無駄な 小象が ポロリと取れて
にっこりウチ好み

ちょっきん ちょっきん ちょっきんな
慌てず 騒がず
堪忍な

520名無しさん:2006/06/29(木) 22:29:03 ID:zsaRChpQ
京都弁オトメ乙。

521妄想補完最終話後日譚:2006/06/30(金) 01:25:06 ID:ICiOcj3E
「じゃ、お別れね」
「はい、サエコさん」
事件が収束した後、タクミ陛下と一緒に生き残った人員を指揮して
破壊されたヴィント市の復旧に当たっていたサエコ大統領だが、
今日、本国からの増援も到着し、エアリーズに帰国する事になった。
「お姉ちゃん……」
「ほら、もう行かないと。アリッサ」
別れを惜しむアリッサちゃんが学園長に抱きつく。
「大丈夫また会えるわよ。ナツキちゃんの面倒よろしくね陛下」
「母さん、面倒みるのは私だってば!」
「こらナツキ、この方はヴィントの王さまなんだから、失礼しちゃ駄目でしょ」
ボクはくすくす笑う。
「また、戴冠式の日に」

サエコ大統領の次にタクミ陛下を航砂船まで見送りに行く。
「女王……いえ、ヴィント王陛下、我々は国へ帰ります。改めて即位式のときに」
「はい」
タクミさんは今回の事件でも無事で、生き残った部下の人を纏めて帰国となった。
オトメのアキラさんのコピーが出てきた時はびっくりしていらっしゃったけど、今はお二人仲睦まじい。
これでタクミ陛下たちともお別れだな。
そのときだった。
「誰か忘れてないかい?」
「ナギさん!!」
ボクは目を見張った。
「やあ……何だか知らないけど生きてたよ」
そう。僕達の前に現れたのは死んだはずのナギさんだった。
服は破けているけど、肌には怪我がない。ボクは彼の下に駆けよる。
「死んだと思ったんだけど。血がついてるし、夢じゃないよね?」
「そうか、真白なる金剛石の力で……良かった」
生きていた。ボクを庇って死んだ人が。涙が溢れてくる。

522妄想補完最終話後日譚:2006/06/30(金) 01:25:46 ID:ICiOcj3E
「黒焔の金緑石……ニナと契約したんだね」
「はい、すみません」
ボクは指輪のはまった手で涙を拭いながら答える。
「謝ることは無いよ。こうなった以上それは君に上げよう」
「結婚指輪まだだしね」とナギさんがウィンクした。結婚……そうだった。
「ご無事でしたか」
「……これはこれは」
ボクの肩に手を置くナギさんが、隣を向いた。
皮肉っぽく唇を歪めて、声をかけたタクミ陛下の側ににじり寄る。
「だぁれかサンが刺客を放ったお陰で僕死んじゃったよ。やってくれたね。
この御礼は近いうちに百倍の利子つけてオカエシするからよ・ろ・し・く♪」
「…………」
「止めて下さい!!」
ナギさんとタクミ皇帝・アキラさんが睨み合っている。ボクは慌てて割って入った。
「ナギさん、もう戦争は止めて下さい」
「なんだって?」
「カルデアとだけではありません。お願いです。もう侵略戦争はしないで下さい」
ナギさんはびっくりしてこっちを見ている。ボクは構わず続けた。
「今回の事件は人を憎む気持ちから起こりました。戦争が起こればまた憎しみの種が撒き散らされるだけです。
だから……もうやめて下さい」
「…………」
ナギさんは黙り込んでしまった。生意気を言ってしまったかも知れない。ボクの気持ちは通じただろうか?
「分かった」
「え?」
「君の言いたい事は分かったよ。まあオトメもいないし。もう、先制自衛も含めて侵略戦争はしない。少なくとも僕が位についている裡はね」
「ナギさん……」
分かってくれたんだ……。
「それはそうと――結婚式はいつにする?」
「え……?」
「こんな事になって先延ばしになるけど、盛大な式をあげようじゃないか」
「……いや、それは」
ナギさんはボクの腰に手を回すと、ぐいと引き寄せキスをして……って。
「むぐぐぐぐっ!?」
「ナギさまっ!?」
ニナちゃんが悲鳴を上げる。ナギさんはたっぷり一分はキスすると、さっと離れて、
「続きは今度会った時にしよう♪」
そのまま、部下の所へ帰って行った。
「マシロさまの唇を……」
見れば、ニナちゃんが怒りに震えている。もうナギさんの臣下だった事は忘れたみたい。

523妄想補完最終話後日譚:2006/06/30(金) 01:44:53 ID:ICiOcj3E
「でも、ナギさんが生きていたということは……」
ボクたちは物音に後を振り向いた。物影に誰かが隠れている。
「誰!?」
エルスちゃんが人影を引っ張り出してきた。
「真白姫!?」
「…………」
そう。隠れていたのはあの真白姫だった。
皆がざわめく。
「君も生き返ったんだね、良かった……」
ボクは彼女の前に進み出て安堵の吐息をはいた。
真白姫はエルスちゃんに腕を取られてばつが悪そうに俯いている。
「何で黙ってるの? マシロちゃんと私達に謝りなさいよ!」
「アリカちゃん!」
ボクは真白姫に食って掛かるアリカちゃん達を手で制する。
「でも、この子はマシロちゃんを殺そうとしたんだよ? それに、私達の村をっ……!」
「真白姫は悪意のある人間に操られ、利用されていただけだ。罪は無いよ」
ボクは首を横に振った。
「それに、死んでいた間の事は覚えていないだろうけど、ボクの方こそ本当の妹なのに君を救えなかったんだ。
だから、これからは、一緒にみんなを幸せにしていこう?」
「……そなたなど」
真白姫姫がぼそり呟く。アリカちゃんが眉を吊り上げるが、ボクは宥める。
真白姫はだんだん肩を震わせて、
「ごめんなさい……ごめんなさい、お兄ちゃん……」
ボクは泣きじゃくる真白姫を抱きしめた。

524妄想補完最終話後日譚:2006/06/30(金) 02:11:04 ID:ICiOcj3E
「これからどうしようか?」
「陛下はヴィントの正統な主権者です。改めて即位式を行った後、玉座にお就き下さい」
「ボクが王様か……でも、風華宮も壊れちゃったし」
「それならば、その間ガルデローべでご勉学をなされば宜しい」
学園長がにっこり微笑む。うう、またあの生活かぁ……とりあえず、男だとバレる心配はなくなったけど。
「あ、でも、いくら王様かてオトメの子に手ェ出されたらチョッキンどすえ?」
「し、シズルさん……」
「えー、そんな。私、マシロさまの子供なら産んでも良いのに」
「え、エルスちゃん、今すごいこと……」

ターン

突然、耳をつんざく轟音が馬鹿騒ぎを破る。
「あくっ!」
手で頬を触ると、血がついていた。銃弾が掠めたらしい。
「マシロさま、大丈夫ですか!?」
「何奴!?」
すぐにオトメの皆が犯人を取り押さえる。犯人は眼鏡をかけた若い男だった。
「君は……確かセルゲイさんの」
「タツヒコ・ザイツェフですよ。大佐の部下だった」
ザイツェフさんは悪びれた様子もなく言う。
「何で、こんなことを?」
「大佐にご恩を受けていたからです。大佐はあんな人ですが、医者になりたかった私を援助して、
軍から奨学金を出してくれた。利用するだけだったかもしれない。それでも私は彼に感謝しています」
「言いたい事はそれだけか?」
「学園長!」
学園長がエレメントを彼のこめかみに宛がう。ボクはその銃身に飛びついた。
「駄目です!」
「こいつはあなたのお命を狙ったんですよ?」
「ボクは王になったばかりで人殺しはしたくない」
「しかし……」
「ここで彼を殺したら、ボクはあの人と同じになってしまう」
「…………」
「行ってください」
ザイツェフさんは放されると、無言で去って行った。

525妄想補完最終話後日譚:2006/06/30(金) 02:17:58 ID:ICiOcj3E
そう、憎しみは何も生まないんだ。
もしボクが憎しみや悪意に染められてしまったら、きっとセルゲイさんと同じ道を歩んでしまうだろう。
それじゃ、駄目なんだ。
「イジメられていて弱虫だったボクが、あの人のように歪んでしまわずに勇気を持てたのは、みんなのお陰なんです」
ボクはみんなを振り向いて行った。
アリカちゃん、ニナちゃん、エルスちゃん、学園長、シズルさん、トモエさん、ミーヤちゃん、イリーナちゃん、
ヤヨイちゃん、リリエちゃん、シホさん、チエさん、アカネさん、ユカリコ先生、ミス・マリア、ミドリさん、ラドさん、みんな――。
そして……その中で、ボクの一番大好きな愛しい人。
この人たちがいたからこそ、ボクは。
「こんなボクだけど、これからも――ボクを支えてくれますか?」
「はい、ご主人様!」
澄み切った青空にみんなの返事は元気良く響いていった。

(終わり)

526名無しさん:2006/06/30(金) 02:33:59 ID:ICiOcj3E
Σしまった、ナオの事忘れてた!
吊ってくる……

527名無しさん:2006/06/30(金) 19:51:07 ID:N.ennPfM
ぐっじょぶ!!
アリガトウ、アリガトウ。
あ〜〜ほんっとに乙終わっちゃったんだな・・・。

マシロくん、アリカ、ニナニー、エルスてん、がくえんちょ
その他すべてのキャラたちよ、また会う日まで。

528名無しさん:2006/07/01(土) 00:53:52 ID:2zlI6S.c
真のエピローグきたー
マシロくんはその優しさで惑星全土を統一するに違いない。
補完SSじょぶですた。

529名無しさん:2006/07/01(土) 19:46:01 ID:xKRt33xA
♂♂のキスシーンはいいねえ

530名無しさん:2006/07/05(水) 01:54:01 ID:moPZXT22
ニナ派氏のオリジナルED小説まだー?
荷拿波雌たん(;´Д`)ハァハァ

531名無しさん:2006/07/05(水) 22:41:59 ID:v2BKg1Tw
マシロきゅうSSまだー?

532名無しさん:2006/07/05(水) 23:36:24 ID:2W7W0KjA
未完SSたちの続きまだー?

533名無しさん:2006/07/06(木) 16:06:34 ID:5QxPF8Yw
あと2週間くらい待て。
それくらいすれば職人さんたちの創作魂にも火が点くはずだ。
今はまだ祭りの後の虚脱状態で力が入らないんだよ、きっと。

534名無しさん:2006/07/08(土) 00:44:41 ID:otKr0No6
ヽニ_v´_ ̄-VL_    
フィィレノ、イイ}_く  私とマシロ様がついに結ばれて
 ノ^8d*゚ ‐゚ノ8   ラブラブになり、優しく愛される
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/    真のED小説(18禁)はまだですか?
  \/     /

535名無しさん:2006/07/09(日) 21:32:11 ID:n0Z0RN0Q
>>534
途中でアリカとエルスが乱入して、マシロくんがさらわれ
ニナは1人寂しくニナニーにシナリオが変更されてるよ。

536名無しさん:2006/07/09(日) 22:52:58 ID:kg845PSQ
ヽニ_v´_ ̄-VL_    
フィィレノ、イイ}_く  マ○コの締まりでは
 ノ^8d*゚ ‐゚ノ8   三馬鹿も入れてこのニナ・ウォンこそが
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/    コーラルNo1です。
  \/     /

537名無しさん:2006/07/09(日) 23:08:15 ID:siedwphQ
二ナニーのし過ぎで二ナちゃんのあそこはガバガバだって有名ですよ

538名無しさん:2006/07/10(月) 03:25:23 ID:UpiuDIM6
   ,r〈`´`ヽ、 
  くイ〈'^ソ从,}  ニナ・ウォン
  ス(ト`,Д´〉'  あなたには三ヶ月間バ○ブの使用を禁止します
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/     /

539名無しさん:2006/07/13(木) 02:17:29 ID:UHsFN2vg
      ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < マシロくんSSまだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_____________
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん  |

540名無しさん:2006/07/15(土) 02:12:54 ID:0oDEk1ZM
                  ∧        ∧  イライライライラ
                    / ヽ        / ヽ   イライライライラ
                /   ヽ___/   ヽ    イライライライラ
              / ノ(               \
              |  ⌒   ●   /\   ●  |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         へ    |           /  \     |< ニナ派たんまだー?
       / \\  \        / ̄ ̄ ̄\  /  \______
     /   /\\  .>             ヽ
カンカンカン//  \\/ i i      _      |
 カンカンカン      i | ‖|    / ̄   ヽ    / __
   カンカンカン Σ [ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ        / ̄  /|
   \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ヽ_____ /   /  |
     \回回回回回/                /   |
      \___/                 /     |

541名無しさん:2006/07/16(日) 00:17:46 ID:qa.HjgWs
そんな態度取るから来てくれないんだよ

           ____
        /´ ̄ ̄`ヽ、
        /           ヽ
      {      ,. --‐┴…ー- 、
      ヽ   /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ、
         /.:.:.:.!:.:.!:.:.|:.:.:.:.:l:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.ヽ
          l:.:.!:|:|l:.:|ヽ:\:.:.:!、:.:.:.:ヽ:.!:.:.:.ヘ
          |:.ハハ!ヽl  \lヽl__\:.:.l:|:.:.:.l:.:l
       _ rヘ!/f,心ヽ   /f心ヽヽリ.:.:./.:ハ
   ,.--く  ,斗-| ヒzソ    ヒzソ }  }:.:/:/ヽハ
   {   `メ、 ヘ._! , ,    '   , ,  /ィく`),.-'┴ァ
   ヽ,r‐、―- 、 ヽ   、__,.     /_/-}―‐!`!__
  /´ ̄`丶r‐┬-\      ,. '´{,. -―-、人_|/ソ
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::::::::::::::,. -- 、::::::::`,ニ´-‐'' ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄``丶、! }
:::::::://   ヽ∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}'
ヽ::{//    く::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/

542名無しさん:2006/07/16(日) 01:23:34 ID:GLO8ViLs
うるせ
蟻は引っ込んでろ!

543魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 01:20:32 ID:E6l69s7g
真の続編が始まる……

物語は前作終了から13年後。
ヴィントは明主マシロくんの統治下平和を謳歌していた。
マシロくんには男の子が一人いた。その名もマシロ二世。
マシロくんそっくりのはなはだ可愛い美少年である。
ところが性格は正反対で残賊無比、暴力的で異常に嗜虐欲が強く、
陰険狡猾で、マシロくんとは似てもにつかぬ凶悪な少年だった。
しかも彼は強い魔力を持っていた。
まるで死んだ妹、マグロ姫の生き写しのように……。
マシロ二世を深く愛していた両親だが、その性質の獰悪な事を憂い、彼を風華宮の一室に幽閉する。
マシロ二世はますます歪み、偶に会いに来て慰めてくれるニナ・ウォン以外には心を閉ざしてしまう。
そんなマシロ二世に近づく少女が一人。その名もマリー・オーギュスト。
あのセルゲイの隠し子であり、亡き父の復讐を企む邪悪な少女だった。
うまく彼の信任を得たマリ−はアルタイと結託、風華宮を襲撃してマシロ二世を解放。
風華宮はマシロ二世の魔力により破壊され、マシロ王と王妃アリカ・ユメミヤは自らの息子の手にかかって殺されるのだった。

544魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 01:21:42 ID:E6l69s7g
登極したマシロ二世はさっそく残忍極まりない独裁政治を開始。逆らう者を次々と処刑していく。
マシロ二世を真っ向から批判したハルカとユキノは無数の兵士達に輪姦された挙句、棍棒で殴り殺されてしまう。
レジスタンス組織を率い抵抗していたミドリは、即位5年目にマシロ二世の姦計にかかって捕らわれ、
見せしめの為衆人環視のもと陵遅刑にかけられた。
エルスティン・ホーはマシロ二世に面白半分に犯された挙句、お腹が大きくなった所を腹を裂かれて殺された。
ニナはマシロ二世の愛人として日々性欲のはけ口にされる。

内では圧政を敷くマシロ二世だが、外では軍備を拡大し盛んに他国に侵略を開始。
ガルデローべを国有化してオトメを独占すると同時に、シュヴァルツが使っていたスレイブジェムを独自に改良、
量産化して軍事力を強化。即位3年目には近隣数カ国を併合。
即位5年目にはアルタイを撃破して領土拡大。即位7年目にはカルデア帝国に勝利。
即位10年目に大ヴィントブルーム帝国皇帝に自ら即位する。
即位12年目、第二次三帝会戦でカルデア帝国に致命的に打撃を与え、タクミ十三世(まだ生きていた)を捕虜にする。
十三世は馬に乗るときの踏み台にされて辱められた挙句、目の前でマイスターのアキラを陵辱され、憤死する。
最終的にヴィントの国土は即位前の10倍に拡大されるのだった。

マシロ二世はただ反対者を処刑するだけでなく、罪もない民衆を楽しみの為に虐殺して喜んだ。
ヴィントの庶民の家に綺麗な生娘がいると、閨房に召しては首を締め殺害。
妊婦がいれば腹を裂き胎児を見て楽しみ、犯罪者は炮烙を抱かせて嬲り殺した。
人々は逆らいたくとも、マシロ二世の強力な魔力に加え、悪知恵に長けたマリーと強力な軍隊が王権を支えているため、
ただ震えて時を過ごすしかなかった。
マシロ二世の残虐さは、彼が唯一人間らしい感情を抱いていたニナが死んだ後、ますます苛烈さを増す。
結局、即位から最期に彼が精神に異常を来たして死ぬまで50年間、全エアルは恐怖の下支配されたのだった。

(以上、サンライズ企画書より概略抜粋)

545魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 02:14:08 ID:E6l69s7g
「お止め下さい、お坊ちゃま!」
ニナは押し倒され、悲鳴を上げた。
強大な魔力を誇り、今や漆黒の金剛石の力まで身に纏った彼に抗するすべはなかった。
例え認証を受けた所で勝てるか分からない。そもそも、ニナには彼を倒そうとする意思などなかった。
「ずっとこうしたかったよ、ニナ」
「…………」
胸に顔を押し当て、秘所をまさぐる二世。
押しのける事は出来なかった。
(マシロさま――)
ふと青春の日々がニナの脳裏に浮かび上がる。
彼はあのとき少女だった自分が恋し心から愛していた少年と瓜二つだった。
そして、性格は真反対だが、その分彼の孤独と苦悩を誰よりも知っている。
その心の闇を。
「もう、誰にも渡さない。お前は僕だけのものだ」
「お坊ちゃま……」
ニナはあがく事をやめ、彼の背中を抱きしめていた。

546魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 02:21:32 ID:E6l69s7g
「さて、父上たちを殺してくるか」
「!」
その言葉を聞き、さっきまで紅潮していたニナの膚が急速に青ざめて行った。
聡明な彼女は全てを悟ったのだ。彼が、なぜ自分を抱いたかを。
「これでお前の契約を破棄できたし、もう父上と母上を生かしておく必要は無い」
「お止め……くださいっ」
必死に縋りつくニナを彼は造作なく振り払う。
「あいつらは前から鬱陶しかったんだ。ボクの創る国には必要がない」
二世はなおもしがみ付くニナを突きとばすと、「それに」と付け加えた。
「お前はもうボクだけのものになったんだ。――もう他の誰かに執着するのは許さない」
その狂気の篭った銀の瞳を見て、ニナはもう動く気力を失った。
すすり泣く。
扉が締まり錠が下ろされる音を聞きながら、ニナはうわ言のように呟いた。
「マシロさま……アリカ……ごめんなさい……」

547魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 02:36:53 ID:E6l69s7g
「首尾はどうなっている、マリー?」
「は、陛下」
黒髪の少女が頷く。
肩まで伸ばした艶やかな髪に、鋭い眼光が人に印象を与える少女だった。
歳の頃はまだ16、7にしか見えない。
「首都及び国内主要都市は全て制圧下にあります。一部地方では叛乱者どもが抵抗を続けておりますが、数日以内に鎮定できるでしょう」
「それから?」
「陛下に反対する思想家、前王に恩恵を受けた忠臣、御政道に口出しする畏れのあるガルデローべ関係者は全て捕らえております」
「まとめて消せ」
「御意」
少女――マリー=オーギュストは恭しく敬礼した。

「王子っ!」
「なんだ貴様?」
兵士達の制止を振り切り、飛び出してきたのはハルカ・アーミテージ元警視総監だった。
傍らにはユキノ・クリサント前国家公安委員長もいる。
「馬鹿な真似はやめなさい! あんた、自分が何をしているか分かっているの!?」
ハルカは怖気づきもせず二世に怒鳴りかかる。
「この無礼者……!」
「よい」
二世は再び拘束されたハルカの前に立った。
「お前は父が抜擢した女だったな。父上もつくづく暗愚だ。こんな下賤の者を取り立てるとは」
「あんた、よくもあんなことっ……あんたのお父さんとお母さんが、どれだけあんたの事を愛していたか知ってるの!?」
「じゃあ、お前はボクが実の父母に幽閉されている間、どんな気持ちで何を考えていたか知ってるか?」
底冷えするような目で、二世はハルカを見据える。
「それは……」
「もうよい、殺せ。――そうだ、こいつらはメスブタのようにズタズタに輪姦してから殺してやれ」
「はっ」
「ハルカちゃん!」
「あんた……地獄に落ちるわよっ!!」
叫び続けるハルカに一顧だにせず、二世は歩み去っていく。
後を続くマリーが引きずられていくハルカをちらっと見ただけだった。
それが人々のハルカとユキノの見納めとなった。

548魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 02:50:18 ID:E6l69s7g
「ミミ、ミミぃぃっ!!」
「はっはっは、そんな娘の首がそんなに大事だったか?」
首だけとなって青白い顔をさらす耳の前で、拘束されたミドリが泣き叫ぶ。
「あんたぁぁ、騙したね! ミミは、ミミは返してくれるって……」
「別にボクはウソをついてはいないぞ。死体にして返してやったまでだ」
二世はけらけらと笑う。
「あ、それとお前らの残党だがな。取引現場に来た時尾行をつけておいたからな。
今頃は隠れ家が分かってマリーが率いる軍が皆殺しにしてるところだろうよ」
「この悪魔……っ」
「連れて行け」
「悪魔――――っ!!」

「畏き御聖旨を読み上げ奉る! シュヴァルツの頭領ミドリ、その手下ヨウコ・ヘレネ、右の者、
共恐れ多くもヴィント王陛下に謀反した大逆の咎により、陵遅三千刀に処す。これを敬え!」
「ヨウコ、ごめん……巻き込んで……」
「もういいわよ……ほんと腐れ縁だったわね。あの世まで一緒なんて」
「マシロ……あんたの事、あたしは信じてた……その結果が、これ……」
「これより刑を執行する!」

549魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 03:00:51 ID:E6l69s7g
重い鉄の扉を開け、彼が入って来ても、ニナは窓の外を眺め続けるばかりだった。
鉄格子のついた窓の外では晩秋の木の葉が枯れて舞散っている。
「ニナ、また戦争に勝ったよ」
「…………」
「フロリンスの捕虜を三万人得た。一部は奴隷にして、残りは黒曜神への生贄にするつもりだ。
嬉しいだろ? お前はヴィント国民を生贄にするのを嫌がっていたからな」
「もうお止め下さい陛下……いえ、お坊ちゃま」
「何を言う? これからボクの世界を創り上げるんだ――恐怖と絶望に満ちた世界をね」
「ああっ」
二世はニナを押し倒し、胸を揉みしだく。
「愛してるよ、ニナ」
「お坊ちゃま……」
「名前で呼んで」
「マシロ……さま……」

550魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 03:11:10 ID:E6l69s7g
「陛下、即位式の準備は整いました」
「うん、ご苦労、マリー……おや、あんなところにスラムがあるね」
帝国の威勢に応じて改築され、高層を誇る風華宮の最上階から、二世は己の支配する国を見下ろす。
その一角に、煤けた界隈を見出した。
「はい、失業者や窮乏民どもが市街の一角に固まっているようです。貧民を帝都から追放する布令は、何度も出ているのですが」
「焼き払え」
二世は無感動に命じた。
「ボクの治める都に、あんなウジ虫どもは不要だ。ハレの日の祝典に目障りだからとっとと皆殺しにしろ」
「御意」

――風華宮、大広間――

ヴィントの文武百官、及び属国の元首貴顕達が列をつらね居並ぶ。
その中央、正装した二世は司祭から帝冠を受け取ろうとする。
「……駄目だ」
「は?」
二世は立ち上がると、司祭の手から帝冠を引っ手繰った。
「地球時代の皇帝には、こうやって自分で冠を頂いたものがいるという。他人から授けられるのはボクには似合わない」
そう言うと、自ら帝冠をかぶる。途端に上がる万歳の怒号。
(その話には確か続きがあったっけ。確か皇帝は皇后にも手づから冠をかぶせてやる……)
少し悲しい目で傍らの何もない空間を見た。

551魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 03:31:17 ID:E6l69s7g
「これはカルデア皇帝陛下、お初にお目にかかります」
「…………」
「聞けば、陛下は随分お体が弱いということでしたが、随分しぶとく長生きしていますね。なんせ、亡父と同じくらいの御歳だとか」
二世はくくと陰惨な笑いを浮かべた。
亡き父と並んでエアル随一の名君と呼ばれた男が、敗戦の屈辱に塗れた姿で自分の前に跪くのは愉快だった。
「父上もつくづく愚かだったよなぁ。あいつはあんたの事をえらく買っていて、
折々にはタクミ陛下は――なんて話したものだったよ。ま、バカだから死んだんだけど」
「マシロ王が愚かなら……貴様はウジ虫だ、偽者め」
瞬間、空気が凍りつく。居並ぶものは皆恐懼のあまり金縛りに遭ったようになった。
「……何だと?」
「マシロ王は他者を思いやり、命を大事にされるお方だった。お前は違う。他者の痛みが分からず、
命あるものを雑草をむしる様に殺す。そんな貴様がこの先いくら功名を建てた所で、貴様の死と同時に白骨と化す」

ドガァッ

タクミの顔面に靴底がめり込んだ。顔を蹴られたタクミは骨を砕かれ、血を噴出しながら吹き飛ぶ。
「陛下ァァッ!!」
マイスターのアキラが、拘束された体をよじり、涙を流して叫んだ。
「このドカスが。下手に出ておれば調子に乗りやがって」
ぺっとタクミの顔に唾を吐きかけると、二世は傍らの腹臣を見やった。
「マリー、そう言えばボクは最近乗馬を始めたんだっけ」
「はい、御健康に宜しいとか」
「で、足踏み台の新しい奴が欲しいって言ってたよな?」
にやりと二世は倒れ伏しピクピク痙攣するタクミを見る。
「こいつの体を加工して使おう。人体家具工場に命じて、特注品に仕上げろ。肢体の切断の仕方には気をつけろよ」
「御意」
恭しく敬礼するマリーをみて満足すると、二世は高笑いを始めた。

552魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 03:39:18 ID:E6l69s7g
「暇だなぁ……マリー、何か面白い見世物はないか?」
「どうでしょう、先年、恐れ多くも陛下に対し奉り、謀反を企んだオトメがいましたが」
「ああ、とりあえず一ヶ月ぶっつづけで輪姦してやったんだっけ。それからどうなった?」
「ちょうどいいぐらいに腹が膨らんでおります」
マリーは淡々と奏上する。
美貌を誇るその顔にはいつもの如く何らの感情も浮かばない。
「そりゃいいや、早速棍棒を用意して連れて来い」
「裂いた後、お召し上がりにならないのですか?」
「いつもそれじゃ、つまらないだろ。今日はま○こから潰れた胎児がひねり出てくるまで殴った後、それを食べよう」
「御意」
やがて二世の下に棘のついた鉄球をもつ棍棒が捧げられる。
遥か前に殺したハルカ・アーミテージの遺品だった。二世は人を撲殺するとき、これを愛用している。
「助けて……助けて……」
震える栗色の髪にお下げのオトメだった少女を見て、二世は口の端を吊り上げた。
「こいつはいい、母上にそっくりだ……」
この夜も、風華宮に悲鳴が響き渡るのだった

553魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 03:49:15 ID:E6l69s7g
「ニナ、ニナぁぁっ!!」
重い鉄の扉を蹴り開け、彼女の遺骸にすがりつく。
雪の様に白い体だった。
食べ物を食べなくなり、やせ衰えて行った体は鳥の骨のように軽かった。
その体を彼は抱きしめる。
「どうして、どうして……」
部屋には憚って、誰もいない。臨終を見取った医者も恐れて席を外していた。
彼は一人だった。
「約束したじゃないか、お前だけはいつもボクの側に居てくれるって……
ボクだけのものになってくれるって……父上じゃない、ボクだけを見てくれるって……ずっと……一緒に……」
語りかけつづけても、ニナはもう一言も反応しない。
幼い頃から彼を優しく抱きしめてくれた彼女は、目を瞑り、唖のように永遠に押し黙っていた。
ふとその骨だけの指が目に付く。そこに嵌められた指輪が。
オトメの資格を失ってからも、ニナは欠かさずこの黒焔の金緑石を大切に身につけていた。
まるで、自身の一部のように。
「こんなもの……」
彼は指はを抜き取ると、手の平の中で黒い炎で燃やし尽くした。

554魔君マシロくん篇:2006/07/17(月) 03:59:26 ID:E6l69s7g
「マリー=オーギュストはボクに対し反逆を企てている! 直ちに捕縛して全ての身分を剥奪し、陵遅刑に処せ!
一族も一人たりと生かしておくな、尽く皆殺しにせよ!」
二世の気違いじみた号令の声に従って、臣僕達が動いて行く。
彼らの顔は皆能面のように無表情だった。
もはや彼の周りには機械のような下僕達しか残って居なかった。
「ふふ……これからだよ……これから、ボクの世界が完成するんだ」
二世の銀色の瞳は以前にもまして狂った光を放っていた。
瞳ばかりでは無い。
この頃彼の出す命令は、以前にもまして狂気そのものだった。
ただ、抵抗するものは粗方殺しつくされたため、今の彼に逆らえるもの等このエアルにはいない。
人々はただ、狂気の荒らしが止むのをじっと身を縮めて待つばかりだった。

(ボクはいつまで生きられる? あと十年? それとも二十年?)

(できるだけ長く生きてやる。そして残りの生命は全て造化に費やす)

(見ててくれよ、ニナ……ボクだけの世界が、いま)

「さあ、胎動の始まりです」

(終わり)

555名無しさん:2006/07/17(月) 18:47:55 ID:snIyQCow
シズル御姉様のお部屋係りになるマシロきゅんのお話キボン。
粗相すると葱や清姫さんでお仕置きされます。

556名無しさん:2006/07/18(火) 00:57:51 ID:BgmIRzdU
何その萎え設定

557ニナ派:2006/07/18(火) 02:41:34 ID:nnGBeyZc
ノ^8d´゚ω゚`ノ8 修羅をやっていたなんて口が裂けても言えない

558おかーさんとのお約束:2006/07/18(火) 02:43:09 ID:waN//GHo
「おかーさん…」

机の上のちっちゃくなったお母さんと顔を向かい合わせる
背中にゼンマイが付いたお母さん
ちょっと違和感があるけど、中身はお母さんに違いないんだ

「今は二人きりですから…マシロって呼んでもいいでしょうか……?」

お母さんは申し訳なさげにボクにたずねる
ボクは王族で、お母さんは王に仕えたオトメ
身分が違うことと、今まで隠していたことに負い目を感じているんだと思う

「うん、ボク達は母子だもん。ダメなわけないよ」
「ありがとう…やっぱりマシロは優しいわね……良い所は昔から何も変わってない…」

「……」

ちっちゃくなっても、お母さんはお母さん
言葉の一つ一つが嬉しくて、本当に嬉しくて…
唇を噛み締めても、視界がぼやけてくる
お母さんが見えなくなっていく中、熱い汗が頬を伝って机に流れ落ちる

「もう…何で泣いちゃうの……」
「だって…嬉しくて……やっと…こうやって話せて……お母さんに…誉めてもらえて…」
「泣き虫さんなんだから…」


ボクが机に顔を伏せて泣いている間、お母さんは小さな手でボクの頭をずっと撫でていてくれた


「ごめんなさい」

ボクはただ謝った
泣き虫な自分に反省しながら

「いいのよ、アリカだって大泣きしてたんだから」
「ははっ…お姉ちゃんも泣いたんだ」
「うふふ…あの子、貴方より凄かったわよ…わんわん泣いちゃって……今まで我慢していたことが全部出てきちゃったのかしらね」
「うん…お姉ちゃん、凄く頑張ってたから……」

お母さんと空に浮かんだ満月を見上げる

「綺麗だね」
「そうね…でも、今の貴方のほうが輝いて見えるわよ…」
「えっ…?」
「すっかり大人になっちゃって…お母さん、ちょっとさびしいな……」

559おかーさんとのお約束:2006/07/18(火) 02:44:01 ID:waN//GHo
お母さんはボクの肩に乗っかり、体をボクに委ねる

「あんなにちっちゃかったマシロが、こんなに立派になっちゃって……」

お母さんはボクを育てられなくて、悔しいって表情をする
拗ねてるお母さんが、ちょっと可愛かった

「でも、ボクの中にはお母さんがずっといたよ…記憶が無くなってるときだってずっと……」
「ありがとう…」

お母さんを持ち上げ、抱き締める

「今はボクのほうが大きいから、ボクがお母さんを抱き締めるほうだね」
「マシロ……」

「お母さんの体…あったかいよ……」

"ぎゅっ…"とお母さんを抱き締める
ほんのりと温かい、人形のお母さん
お母さんの心の温かさがボクの中に入り込んでくる

「まったく…そんなことばっかりしてるから、女の子達とのトラブルが減らないんですよ」

でも、お母さんは、そんなボクを見て少し複雑そうな表情をする

「へっ…?」
「無意識にそんな言動をとるものじゃありません」

普通のことを言って、普通に抱き締めただけなのに、お母さんはボクを叱る

「いつオトメの子達と関係を持ってしまうか心配だわ……」
「だ、大丈夫だよ…」
「貴方が大丈夫でも、あの子達が大丈夫じゃないんですよ!」

お母さんは"メッ!"って、人差し指を立てて怒る

「むぅ……」

確かに、みんなのボクを見る目は少し変わったかもしれない
ニナちゃんやエルスちゃんの視線も以前より感じるようになったし
コーラルの子達やパールの人達からも、話し掛けられることが多くなった

「貴方は姫では無く、王子なのです。そのことを、ガルデローベに通う全ての生徒が知りました」
「うん…」
「なら、わかりますよね? あの子達はマイスターになること以上にメリットが大きいことがあるのです」
「あっ……」
「貴方と結婚できれば、王妃になれる……彼女達の頭にはその考えが浮かび始めています」
「あぅ…」
「既成事実を作られたら困りますでしょう、そうでなくても貴方は無防備なんですから」
「き、既成事実……」

560おかーさんとのお約束:2006/07/18(火) 02:44:46 ID:dDOHEX6g
顔が引きつってしまう
よくよく考えれば、最近はニナちゃんまでもがボクのベッドに潜り込んでくる
お風呂にもアリカちゃん達以外のオトメ達が入ってくることが多くなった

ボクは無意識に危険を察知し、特定のオトメの子と二人きりになることを避けていたような気がする

「貴方は、きっと…迫られたら拒否は出来ないでしょう?」
「う、うん…たぶん……」
「貴方は優しすぎるから……。それに、可愛い子が揃っているものね、目移りしてしまうでしょう」
「あはは……」

言い返せないなぁ…

「でも、それではダメ。貴方が一番大切に想っている人を選びなさい」
「一番大切な人……?」
「そうよ。『みんな大好き』では、納得できない子も出てきます」
「でも…」
「貴方は王になるのです。いつかは決断せざるを得ないときもあるでしょう」
「うん…」
「女性関係ぐらいで狼狽えていては、この先が心配ですよ」

「そうだね…でも、もう少しだけゆっくり考えたいんだ。ボクの選択が本当に正しいのかどうかって…」
「ええ…時間はたっぷりあるのだから、じっくりと考えるといいわ」

お母さんはそう言うと、頭からアンテナを出して、何かと交信し始め
しばらくすると、窓からちっちゃいお母さんが新たに七体現われた

「貴方が決断するまでは、私が貴方の貞操を守ってあげますからね」
「あ、あははは……」

そういえば…お母さんは新祖様だったんだよね……
ガルデローベのことが何でもわかるんだった…

「貴方は国王になるんです。どちらにせよ、子孫を残さなければなりません」
「………」
「後悔だけは、してはなりませんよ。貴方の為にも…あの子達の為にも……」
「はいっ!」


お母さんの言葉がボクの胸の中に残る


ボクが一番大切に想っている人は………

561取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:46:08 ID:tfHwwUjg
「マシロ様、朝ですよ〜」

ゆさゆさと体を揺らされ、目を覚ます
ちょっと間延びした声
この声は…エルスちゃんだ

「おはよう、エルスちゃん」
「おはようございます、マシロ様っ!」

エルスちゃんのとびきりの笑顔
朝一番で見られるのは凄く気分が良い

ん、朝一番……?

窓から外を見てみる
お日様が、あんなに高くにあるよ…

「あのさ…エルスちゃん……」
「はい、なんでしょうか?」
「今…何時?」

ボクがエルスちゃんにたずねると、エルスちゃんはカップにコーヒーを入れながら時間を見る

「えと…十時ですよ」

そう言いながら、エルスちゃんは"コトン…"と机にカップを置く

「授業…は?」
「今日は家政の実技試験でして、私は合格済みなのでお休みです」
「エルスちゃんだけ?」
「はい♪」

一人だけってね…あやしいなぁ……

「あっ…マシロ様ってば、『さぼったな』って顔してますよー」
「だって…いくら何でもおかしいよ」

ボクがそう言うと、エルスちゃんは頬を膨らませながら怒る

「ひどいですよ、マシロ様ぁ…私がコーラルNO.3だってこと忘れていませんかぁ〜」

あ……うん、忘れてた
でも、口に出しては言えないね

「私、家政学はコーラルで一番の成績なんですよ」
「そうだったんだ」
「うぅ〜 ひどいですよ…」
「ごめんごめん…エルスちゃんとニナちゃんは良く出来てるから、お姉ちゃんの成績の悪さが余計に目立っててね、そっちのほうに目がいっちゃって……」

ニナちゃんもエルスちゃんも非常に優秀な成績です
しかし、お姉ちゃんはと言うと…体育以外は目を背けたくなる成績です

「ニナちゃんは裁縫以外は完璧で、トモエちゃんも平均的にかなり良く出来ています。私は体育の成績が少し悪いのでNO.3なんですよ」
「エルスちゃん…体育が苦手なんだっけ? たしか、舞闘の成績は良かったはずだけど…」
「ま、まぁ…そうなんですけど……」

ボクがエルスちゃんに聞き返すと、エルスちゃんは顔を赤くして胸を隠すように腕を交差させる

「水泳や短距離走などでは、邪魔になってしまって…良いタイムが出ないんです……」
「そ、そうなんだ…」
「はい…ニナちゃんぐらいのサイズだと抵抗がまったくありません。こういうときだけは、ニナちゃんが羨ましく思えるんです」
「エルスちゃん、それはちょっと言いすぎ…」
「あ…そうですね。ごめんね、ニナちゃん」

今の会話…ニナちゃんが聞いてたら怒るっていうよりも落ち込むんだろうなぁ……

562取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:46:46 ID:tfHwwUjg
「あっ、そうだマシロ様…」
「ん?」
「お腹…空いていませんか?」
「そうだね…うん、ちょっと空いてるかな」
「そうですかっ! では、今すぐ用意しますね! 何かリクエストはありますか?」
「んー、じゃあフレンチトーストがいいな」
「はい、かしこまりました♪」




ボク達の部屋にはキッチンはありません
ですから、同じフロアにある簡易キッチンで調理をしなければなりません

「マシロ様、出来ました〜」

エルスちゃんは、机にお皿を置く
それと、ホットミルクも用意してくれた

「美味しそうだね、いただきまーす」
「どうぞ、召し上がってください」

ナイフでトーストを切り、フォークで口に運ぶ
口の中でとろけるような感触、ほどよい甘さ

「うん、美味しいよ」
「そうですか、良かったです」

ボクがパクパクと食べている姿を、エルスちゃんはニコニコしながら見ている

「エルスちゃん?」
「……はい?」
「ボクの顔ばかり見てるけど、何かついてるのかな?」
「あ…いえ……」

ボクがエルスちゃんに問い掛けると、エルスちゃんは顔を赤くして俯く

「ん? どうかしたの?」

エルスちゃんは体をもじもじさせながら、両手の人差し指の先を合わせる

「あの…そのですね……何かこうしていると…新婚さんみたいで……」

「ぶーーーッ!!」

「きゃっ! マシロ様ぁ!?」

ボクはつい、飲みかけていたホットミルクを吹き出してしまった




「もう…急に驚きましたよ」

エルスちゃんは笑いながら机を拭く

「だってエルスちゃんがいきなりあんなコト言うから…ボクだって驚いちゃったよ」

563取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:47:29 ID:Q17AosGU
「「ぷっ…くすくすくす……」」

ボク達は顔を向かい合わせて笑う


「マシロ様は…もうすぐ王さまになられるんですよね」
「うん、そうだよ…」
「こうしていられるのも…あと少しですね」
「ガルデローベに居られる時間はあと少しでも、エルスちゃん達とはずっと一緒に居られるよ」
「私は…いえ、私達はマシロ様のオトメですからね」
「国の政治のこととかも考えなくちゃいけないから、今まで通りっていうわけにはいかないけど…」

ボクは窓から見える風華宮を見つめる

「みんなには今まで以上に手助けしてもらうかもしれない……ボクも早く一人前にならなくちゃね」
「……………」
「この前の戦いではたくさんの人が亡くなった…今のボクは彼らの犠牲の下にあるんだ。
 彼らの意志を継ぎ、大儀を成さなければいけない。ボクが、この世界を…みんなが幸せに暮らせる世界に変えてみせる……」

ボクが話していると、いつの間にかエルスちゃんは黙ってしまっていた

「エルスちゃん、どうしたの…?」
「いえ…マシロ様はご立派になられましたねと思ったんです」
「ありがとう…でも、まだまだだよ」
「…御謙遜なさらないで…ください……」

エルスちゃんの声が少しずつ震えるものになる

「エルス…ちゃん……?」

エルスちゃんの俯いていた顔が上がると、目尻には涙が溜まっていた

「マシロ様は、本当にご立派になられました」

一筋の涙を両目から流しながらエルスちゃんは話し続ける

「最初は頼りなくて…ただエッチなだけな人だと思っていました」
「………」
「でも…誰にでも優しくて……私のピンチだって何度も救ってくれました」

ダメだよ…エルスちゃん……

「いつしか、マシロ様の温かさと優しさにひかれはじめている自分がいました…」

「気付けば、いつも頭の片隅にはマシロ様の笑顔がありました」

「私は…この方を本気で好きになっているんだなって……」

ダメだよ……

「だから…あの時も躊躇い無く命を投げ出すことが出来たんです」

ボクがどれだけ鈍感でも、わかってしまうんだ

「後にも先にも、今しかチャンスは無いと思いますから……だから、貴方にちゃんと伝えたいんです…」

だって、今の君の顔は……


「私は貴方を………」


マスターに仕えるオトメの顔なんかじゃない


「愛しています」


一人の恋する乙女の顔になっているんだ

564取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:49:24 ID:jihxoL1c
少しの間、二人の間に静寂の刻が流れた

先に口を開いたのはエルスちゃんだった


「あっ…あははっ……らしくないですね……私、何言って……」

ボクはエルスちゃんを抱き締め、唇を奪った

「っ…!?」

目を見開くエルスちゃん

エルスちゃんの口の中に舌を捻り込み、エルスちゃんの唾液を無理矢理吸い出す

「…ぷはっ……お姉ちゃんにして、ニナちゃんともしたんだから、エルスちゃんにもしないと不公平だよね」

惚けた顔のエルスちゃんに、ボクは最低なことを言う

「ボクには…一番大切な人なんかいないんだ」

そして、自嘲気味に新たな言葉を紡ぐ

「みんな大切なんだ。選ぶことなんて出来ないよ」

―『一番大切に想う人を選びなさい』―

お母さんの言葉
ごめんなさい、ボクには出来ないことです

「最低だよね、ボクはみんなの気持ちに甘えている。今の関係を壊したくないとかそんなことばっかり考えているんだ」

弱虫で優柔不断な情けない奴なんだ

「みんなが大好き、みんなを愛してる。そんな奴が、今の君の気持ちを受け取る資格なんて無いんだ」

ボクはエルスちゃんの体をそっと突き放す
そして、エルスちゃんに背を向ける


「どーせ、ボクは…臆病で卑怯者なんだよ……お姉ちゃんが好き、ニナちゃんが好き……エルスちゃんが…好き……」

565取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:49:48 ID:lDhs3hQs
「そうですね、貴方は臆病で卑怯者です」

「優柔不断で弱虫で、綺麗な女の人にすぐデレデレする浮気者です。しかも、大きな胸が大好きな変態さんです」

「そのくせ誰にでも優しくて、均等に愛を注げるヒドイ人です」


"ぎゅっ……"


「そして…私は、そんな貴方が大好きになってしまった大馬鹿者です」


エルスちゃんは背中越しにボクを抱き締める


「卑怯者は私の方です。アリカちゃんとニナちゃんを差し置いて、貴方に想いを伝えているんですから」

エルスちゃんのボクを抱き締める力が一層強くなる
エルスちゃんの豊かな胸が背中に押しつけられる

「マシロ様…いいですよ……みんなを愛していても……私が一番じゃなくてもいいんです」
「エルスちゃん…」
「もともとそんなもの求めてなんかいませんっ! 私はマシロ様の傍にいられればいいんです…」


ボクはエルスちゃんの腕をそっと外し、エルスちゃんと向かい合った

「じゃあ…エルスちゃん……。一つだけ…エルスちゃんのお願いを聞いてあげる。君は、こんなボクに何を求めているの…?」


エルスちゃんは少しの間、目を閉じて考えていた
そして……


「私は、アリカちゃんみたいに舞闘は強くありません。ニナちゃんみたいに頭も良くありません」

エルスちゃんは、制服を脱ぎ始める

「私は…アリカちゃんやニナちゃんよりも優秀なオトメになれる自信がありません」

下着だけの姿
エルスちゃんの大きな胸が一際目立つ

「ですから…マシロ様には、違う形で奉仕したいんです……」

エルスちゃんはボクの手をつかみ、自らの胸へと導く

「自慢できるもの…人より優れているものは……この体だけなんです」

ボクの手を胸に形が変わってしまうほど強く押しつける

「マシロ様が飽きてしまうまで…どんな風に扱っても構いませんから……だから……」

エルスちゃんは紅潮した顔をボクの顔に寄せる

「抱いてください」

もう一度、ボク達はキスをした

566取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:50:59 ID:BUvwDqd.
「本当にいいの…エルスちゃん……」

"ふにふに"とエルスちゃんの大きな胸を揉みしだきながらボクは言う

「あっ…はっ……何回言わせれば…気が済むんですかぁ……」

「だってさ…しちゃったら、エルスちゃんは……」

強く握ったり優しく握ったり

「だっ、だからですね……オトメ…はっ……三人もいりません…よっ……」

「うーん、言われれば……そうだね…」

「いいんです。マシロ様は…気持ち良くなられれば……」

"きゅっ…"とエルスちゃんの乳首をつねる

「ひゃぁっ!!」

あー、エルスちゃんのおっぱいをいじめるのって凄く楽しい

「うぅ…ヒドイですよぉ〜 なんでおっぱいばっかり触るんですかぁ〜」
「エルスちゃんのおっぱいが大きすぎるから」
「理由になってませっ……きゃっ!」


エルスちゃんをベッドの上に仰向けに寝かせる
そして、マテリアライズしたエレメントをズボンの中から解放する


「あっ…あぁ……」
「驚いた?」
「あ…はい……」


あの日…ボクが真白なる金剛石を手にした日
ボクはみんなの力を借りて、ローブを身に纏った
その後遺症か…ボクのおちんちんは……真白なる金剛棒になってしまったんだ
普段はいつも通りのサイズの小象さんだけど…マテリアライズすると凄いんだ……

「前よりかはマシになられましたね…」
「元がアレだったからね…」

でも、一般的に見ればまだまだ小象さんです

「では、どうなさるんですか?」
「ん…いくよ……」

ボクはエルスちゃんのおへその辺りにまたがり、エレメントをエルスちゃんの谷間に差し込む

「エルスちゃん、横から押さえててくれるかな?」
「はい、わかりました」

"ぎゅっ…"と、エルスちゃんの乳圧がボクのエレメントにかかる
ふにふにとした感触が気持ち良くて、今にも射精してしまいそうだ

「動くよ」
「はい、どうぞ…」

"ぱちょんぱちょんぱちょん…"とボクの股がエルスちゃんのおっぱいに打ち付ける音が部屋に響く

「何だか…おっぱいを犯されているような感じがします」
「うっ…あっ……気持ちいい…」

エルスちゃんが何か言っているけど、聞こえない
今まで味わったことのない快感がボクのエレメントを襲う

「エルスちゃん…もう…射精していい……?」
「いつでもどうぞ…」

エルスちゃんの肩を掴み、一心不乱に腰を動かす
エルスちゃんのおっぱいは形を巧みに変えながら揺れ動き、ボクのエレメントを包み込む


「いっ、いくよ…エルスちゃんっ!!」


"びゅくっ…びゅくっ…"とエルスちゃんのおっぱいを精液で汚す
はみ出してしまった分はエルスちゃんの顔に付着する

567取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:51:44 ID:w6/rPwnY
「いっぱい…出しましたね……」

"ちろ…"

エルスちゃんは自分の胸を舐めて、ボクの精液を舐めとる
顔に付いたものは、指ですくって、ちゅぱちゅぱと舐めている

「あれ…マシロ様……どうかなされましたか?」
「むぅ…」
「あらあら…もうこんなに元気じゃないですか」
「あはは…恥ずかしながらも……」
「今度は私の番ですからね」

エルスちゃんはボクを押し倒す
そして、今さっき使ったばかりのおっぱいで、復活したボクのエレメントを再び包み込む

「えっ、エルスちゃん!?」
「いっぱい…ご奉仕しますね……」

背中を壁にひっつけたボクを押さえ込むようにエルスちゃんは体を密着させる

"たぷんたぷん"と揺れるおっぱい

「よいしょっ……どうですか?」
「凄く気持ちいいよ…」
「えへへ…嬉しいです、マシロ様……」

"にゅぷ…にゅ……にゅち…"
精液で湿ったボクのエレメントとエルスちゃんのおっぱいは、卑猥な水音を奏でる

「もっと気持ち良くなってください…」

"ちゅるるっ…"

エルスちゃんは、おっぱいからはみ出したボクのエレメントを舌で舐める

「ん…ふむん…うぅっ……」

"ぢゅぷ…ぢゅ…ぢゅち……"

「んはぁ…んっん……」

"ちゅ…ちゅく……ぢゅるん…"

「ピクピクしてて…可愛いです……」
「え…エルスちゃん……」
「出したいんですか?」
「うん…」
「じゃあ、頑張りますね…」

"にゅる…にゅ…にゅぷ……ちゅる…"

「んはぁ……うん……」

「うぁぁ…射精るっ!!」


"ビュルッ!"


「あっ!!」



……………
二回もエルスちゃんのおっぱいで射精しちゃった…
二回目は気持ち良すぎて、何も考えられなくなっちゃってて……

568取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:52:25 ID:fc2IUWFE
「あの…マシロさまぁ……」

ボクが余韻に浸っていると、エルスちゃんがボクに話し掛けてくる

「なっ…何かな……?」
「まだ…元気いっぱいです……」

ボクは自分の股間を見て愕然とする
なんだろ…コレ……

「マシロ様…そろそろ……」

エルスちゃんはボクの首に腕を回す

「私の…乙女を奪ってくれませんか……」
「本当に…いいんだね……?」
「はいっ!」

とびきりのエルスちゃんの笑顔
偽りも戸惑いもない

ボクはエルスちゃんを仰向けに寝かす
今度は…エルスちゃんの一番大事なところにエレメントを当てがる


「……エルスちゃん」
「はい…」
「大好きだよ…」


ボクは何も考えずに、一気にエルスちゃんを貫いた
ゆっくり進めると後戻りしてしまいそうだったから

「………っ!!」

エルスちゃんは破瓜の痛みに顔を歪ませる
少しでも、ボクが体をよじるとエルスちゃんは悲鳴を漏らす
さすがに…すぐには出来ないな……


「ちょっとお話しよっか…」
「すみません…」

エルスちゃんの痛みが引くまで、少し待つことにする

「気分はどう?」
「痛いですけど…嬉しいです……」
「そっか…」

エルスちゃんの頬にキスをすると
エルスちゃんはくすぐったそうに微笑む

しばらくの間、ボク達は何も話さずに見つめ合った
十分ぐらいたった後に、エルスちゃんのほうが沈黙を破った

「そろそろ動いても構いませんよ」
「いいの?」
「はいっ…」

ボクはエルスちゃんの手を握る
エルスちゃんもボクの手を握りかえしてくれる

「はっ…はっ……」

ボクは腰を動かす
ギチギチに固い、エルスちゃんの膣
エルスちゃんは痛そうに唇を噛み締めている

ボクは気持ちいいんだけど…エルスちゃんは痛いんだ
今日は…早く終わらしてあげよう……


今日は…?





569取り返しが付かない:2006/07/18(火) 02:53:28 ID:rm/ziVIM
「マシロ様」
「ん、何かな?」

エルスちゃんはプンプンと怒っている

「出来ちゃったら…どうするんですか…」
「大丈夫だよ」

ボクは一度起き上がって、服を着た
でも、エルスちゃんはまだ裸でベッドに寝ています
あそこが痛くて動けないようです

「でも、初めてなのに…こんなにたっぷり膣に射精しちゃうなんて……」

エルスちゃんは、自分の大切な所を…そして、その辺りに飛び散った、赤みが交じった精液を見つめる

「もー、マシロさまぁ〜!」
「あははは……」
「心の準備がまだだったんですよぉ〜!」

ボクは盛大にエルスちゃんの子宮に精液を流し込んでしまった
エルスちゃんがボクをあまりにきつく締め付けるので、我慢が効かなかったんだ

「それよりもさ、シーツ汚れちゃったね」
「そうですね…アリカちゃん達が帰ってくる前に……」



"ガチャリ……"


「たっだいまー」「ただ今戻りました」



………………………




〜エルスティン=ホーの場合〜

570ニナ派:2006/07/18(火) 02:59:10 ID:g40/3kts
ごめんなさい

571蜷派不案:2006/07/18(火) 05:16:48 ID:GqjEw8IU
キタ━( ´∀`)゚∀゚)* ゚ー゚)・ω・) ゚Д゚)´ー`)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)`Д´)´Д`)`∀´)━!

待ってましたニナ派師!
ちょwwwwwwwww
萌え死ぬwwwwwwwwww
(;´Д`)ハァハァ
えろすてん(;´Д`)ハァハァ
エルスの健気さに萌えました(;´Д`)ハァハァ

・・・でも、この後の修羅場を想像すると((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
勿論、続きはあるんですよね?( ´∀`)

572名無しさん:2006/07/19(水) 05:45:12 ID:Yh7bRnYA
チビレナさん何やってるの?w

573名無しさん:2006/07/23(日) 16:46:43 ID:ZTeykz8E
これだ……舞乙最終回からずっと、こういう甘く幸せで
マシロ君達がキャッキャウフフする展開を待ち望んでいたんだ。
そして( ゚∀゚)o彡゜おっぱい!おっぱい!

そして最後の一行から察するにシナリオ分岐があると見た。
( ゚∀゚)o彡゜ニナルート!ニナルート!

574名無しさん:2006/07/26(水) 19:24:21 ID:ZnXvVXlg
ニナルートまだー?

575名無しさん:2006/07/26(水) 20:37:49 ID:XwG5h7xg
またれよ

576名無しさん:2006/08/08(火) 10:04:50 ID:aEaj1GGc
ニナ派氏まだー?

5775巻の中表紙を見て突発的に思いついたSS:2006/08/10(木) 21:32:37 ID:aDcxlj2c
マシロくんは自分を愛する三人のオトメから、誰を妃にするか迫られていた。
そこで彼は三人に5000ドルずつ渡し彼女らがその金をどう使うか見ることにした。

アリカは、高価な服と高級な化粧品を買い、最高の美容院に行き、
自分を完璧に見せるためにその金を全て使ってこう言った。
「マシロちゃんのお妃さまには、ヴィントで一番の美人がふさわしいと思うの」

エルスは、マシロくんのために新しいドレスやショーツ、アクセサリを買って、
残らず使いきると、こう言った。
「私にとってはマシロ様が一番大切なんです。いつまでも綺麗な私の女王様でいてください」

ニナは、5000ドルを利殖に回し、倍にしてマシロくんに返した。
「私はマシロ様をとても愛しています。お金は、私が浪費をしない、
賢い女であることをあなたに分かってもらえるように使いました」

マシロくんは大いになやみ、そして……
と、その時、真白なる金剛石がまばゆい輝きを放ち、
死んだはずの真白姫が黄泉路から復活した。

事情を察した真白姫はマシロくんから5000ドルを受け取り、
合法非合法あらゆる手段を用いて四倍に増やすと、
そのお金を使って、自分を着飾り、マシロくんのための衣装を買い、
残額10000ドルをマシロくんに返した。
そして呆然とするオトメたちを見下すように眺めると、
うっすらと笑みを浮かべながら、ふんと鼻を鳴らした。

――どうやらマシロくんの妃は当分決まりそうにない。

578名無しさん:2006/08/11(金) 06:52:28 ID:2L8fBzAw
真白姫×マシロくんも悪くねえな。

579名無しさん:2006/08/13(日) 13:32:18 ID:EOoyERMA
マシロくん×シズルの誘い受けとか

580名無しさん:2006/08/13(日) 18:19:52 ID:EiGRn0XY
死んだはずだよお富さん、っていう言葉が浮かんだ俺は若くないな

581名無しさん:2006/08/14(月) 03:04:46 ID:D.wmFDd.
>>579
それより、シズル×マシロくんの誘い受けの方がしっくりくる

582復活記念:2006/08/17(木) 23:23:17 ID:FSJebXEg
マシロくんはとにかくきゃわいいinエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155824076/l50

583名無しさん:2006/08/19(土) 20:20:03 ID:OlXlfqSk
第5巻の中表紙を見て以来、ガルデローベの制服を着て真白姫に奉仕させられるマシロきゅんの妄想が止まりません。
千歌音ちゃん、わたし、どうしたらいいのかな?……orz

584ニナ派:2006/08/20(日) 00:54:16 ID:HuGClpJo
ノ^8dヽ´ω`ノ8

585狼さん 〜マシロくん〜:2006/08/20(日) 00:56:40 ID:J8BFIZqc
セルゲイとの戦闘が起きる少し前


―図書館―


やっぱり…綺麗だな……
気付けばボクは一人の女性に恋をしていた


無意識に見てしまう、あの人の横顔


あの人…シズルさんはボクの視線に気付く

「うちに何か用でもあるんどすか…?」

笑顔でボクに問い掛ける

「あっ…あの……」

その艶やかさの中に強さが混じっている笑顔に、ボクは口籠もってしまう

「…ん?」

シズルさんはボクの側に寄ってくる
そして、顔を唇が触れ合うギリギリまで近付けてきた

「どうか…したん?」
「あ…あぅ……」

少し顔を動かせば触れてしまう距離……


"ちゅっ…"


「〜〜っ!!」

そんなことを考えていると、シズルさんはボクの頬に軽く口付けをした
心臓が飛び出しそうなほど暴れている
自分の顔が熱くなっているのがわかる


「くすす…初心どすなぁ……。ほんま、かいらしいわぁ……」


シズルさんは微笑みながら、ボクから離れていった

からかわれているってことぐらいは解ってる
でも…今までは冗談でもキスまではしなかった…どうしたんだろう…

ボクも部屋に戻ろう…何か変な気分だ……

586狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 00:57:40 ID:8Cf5uxZc
―ガルデローベ・廊下―

あの日以来、自分の中で何かが変わった
ふと気が付くと…マシロ姫のことを考えてしまっている
初めて感じる気持ち…これは何なんだ?


恋…?


ふん…馬鹿馬鹿しい
私はオトメなんだ、女であることを捨てたんだ
それに相手は、あのマシロ姫ではないか
幼すぎる。ただ、弟みたいに思えてきただけだ
これはアリッサを愛する気持ちと変わらない、ただの姉妹愛だ


などと、考えているうちにマシロ姫の部屋まで来てしまった

まったく…私は何を考えているんだ……

アリカ達は舞闘の授業のはずだ、少し様子を見てみるか……


そう思っていると、ドアが少し開いていることに気付いた
いけないことだとはわかってはいるが、理性は好奇心には勝てない

ドアの隙間から覗いてみる

最初にマシロ姫の声が聞こえた
目線を動かすとマシロ姫はベッドに横になっていた


「なっ…!?」


「シズルさん…シズルさん……」


聞き覚えがある名前…マシロ姫はシズルの写真を眺めながら自慰をしていた


「シズルさん…好き……です……」



見なければ良かった、知らなければ良かった

私は頬に熱いものを感じ、走りだしていた

587狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 00:58:32 ID:WuvtUR0E
―学園長室―

胸が苦しい
喉がカラカラする

顔を洗おうと洗面所に行くと、不様な顔が鏡に映っていた


「本当にどうしてしまったんだ…私は……」


鏡にマシロ姫の顔が映ったような気がした

何も出来なくて、何の役にも立たない
本物のマシロ姫とそっくりの顔でなければ、存在価値の無い男だ

だが、彼の目は…よくわからないが光のようなものが見える
私は何人ものオトメを見てきた、その中に彼以上の光を秘めた瞳があっただろうか…?
彼には人を引き付ける何かがあるんだ、私もその何かに捉われているだけなんだ…


「ふっ…くだらないな……」


それは、ただ適当に理由を付けているだけだ


認めたくはないが、私は彼に好意を抱いているのだろう


弟のような存在として? それとも、一人の男として?
まあ、どっちでもいい


私は、あの屈託の無い笑顔を守りたいと思っている

彼がやってきてから、生徒達の雰囲気が変わった
未来のご主人様になるかもしれない人物が目の前にいる、それだけで刺激になる
その上、彼自身の温かさに引き付けられるモノがあるのだろう

ガルデローベを逃げ出したかと思ったが、彼はシュバルツの侵攻で傷ついた国民を見捨てれず、女王として戦った
プリズナーNO.17が脱走したときも、アリカ達と協力しアリッサやミユを始め、観客達を守った
抜け出したアリカを追いシュバルツの本拠地・黒い谷に行き、我らの天敵であるシュバルツを味方に付けて帰ってきた

彼の独断行動には呆れるばかりだが、その都度、彼は成長していった
身と心に傷を刻み、彼は守られるだけの存在だったのが、守る側になった


誰からも愛され、誰にでも等しく愛を注いでいる
彼が本物の王族だったならば、世界を善い方に向けることもできるだろう
甘っちょろいところもあるが、それは我々オトメが補えばいい


「そもそも、彼は替え玉なのだから、そんなことを考えても意味は無いな…それに、彼なら私よりもシズルを選ぶだろう」

私に出来ることはシズルにだって出来る


「彼はシズルに惚れているではないか、私などどうでもいいんだ」


口に出して自嘲する
本当に馬鹿馬鹿しい

シズルの名前を呟きながら自慰をしていたんだ
彼はシズルに憧れているのだろう
そうだろうな、私なんかよりシズルのほうが魅力的だ
机に立て掛けられている写真立てを手に取る

「女の私から見ても魅力的なんだ…男の目から見れば、たまらないんだろうな……」

シズルの容姿と私の容姿を見比べ、ため息をつく

「ふぅ……くだらないことを考えるのはやめよう…」

私には仕事があるんだ
彼のことなんか考えている暇は無い、私はガルデローベの学園長なんだ
くだらない事を考えていないで、うら若きオトメ達の為に働かないといけないんだ


そう、自分に言い聞かせる

写真立てを裏返し、目に入らないようにして……

588狼さん 〜マシロくん〜:2006/08/20(日) 00:59:23 ID:zcPd5jHM
―???―

『はぁぁ…ええ具合どす……気持ちえぇわぁ…』
「シズルさん…シズルさぁん……」

シズルさんの気持ち良さそうな顔を見て、ボクはますます興奮する
あのシズルさんを、後ろから犯している
シズルさんは長く綺麗な栗色の髪を振り乱し、善がり声をあげる
ボクにあわせて、腰をうねらせ快感を貪っている

『もっと…もっと、激しくしてぇっ!!』
「は…い……っ!」

シズルさんのあそこは、ボクのおちんちんに絡み付いてきて凄く気持ちがいい

「し、シズルさん…ボクっ!!」

ボクは射精感を感じ、シズルさんのお尻を掴み、一心不乱に腰を打ち付け、ラストスパートに入る

『あかんっ、あかんよっ! 外にっ、外にやで!!』

シズルさんは、外に出すようにボクにお願いする
でも、ボクはシズルさんの言うことは聞かない

「シズルさん…ボクの赤ちゃんを産んでくださいっ!!」

『あっ、あかんっ、あぁぁあぁぁぁぁあああっ!!』


"ドクンッドクンッ…"とシズルさんの子宮に精液を流し込む
自分でも信じられない精液の量
シズルさんの子宮に入りきらなかった分だけ、結合部分から溢れだしてくる
その様子を見て、ボクはシズルさんを妊娠させたと確信した

シズルさんは困った顔をしてから、そんなボクに微笑む

『仕方…あらへん子やなぁ……』
「えへへ…」
『あんさんの赤ちゃんなら…喜んで産みますさかい…』
「シズルさん…」
『うちのこと…幸せにしてな……』
「もちろんです…」
『あぁ…うれしいわぁ……愛してますぇ…』
「ボクも、シズルさんのこと愛してます…」


ティッシュに付着した精液を見て現実に戻る

「うぅ…またシズルさんを汚しちゃったよぉ……」

あ、あんなことされたら誰だって我慢できないよ!!


それにしても…生のシズルさんに会ってから妄想がリアルになってきた……
シズルさんと本当に一回でもやれるなら…ボクはおちんちんを切られてもいい

ダメだ、やる前に切られちゃうや


「むぅ…」


ボクの妄想の中のシズルさんは、優しくてエッチな年下好きで家族想いなお姉さん
弟のボクが好きで好きでたまらない、ちょっと困った人


うわー、むなしいなぁー


でも…さっきのシズルさん、どうしちゃったのかなぁ?

いつものシズルさんなら、絶対にあんなことしない
学園長やオトメの子達ならよくしてたけど、いままでボクには一度もしていない

「ま、まさか…」


『ちょっきん警告ッッ!!!??』


やだやだいやだっ!
まだボクは男を捨てたくないよっ!!
うぅ…シズルさん……

589狼さん 〜シズル〜:2006/08/20(日) 01:00:27 ID:1.QCoEXI
―シズルの部屋―

薄々は気付いていた
あの子…マシロ姫が、うちに気があることを
最初は著名人に憧れている…という感じやったんけど、徐々にその気持ちが異質なものになっていくのが感じられた

姉、あるいは母に対する思慕の情?
そうならば、都合がえぇ。うちもあの子のことは手のかかる弟のように思っているんやし、かいらしい子は嫌いやない

でも…もしも、うちのことを一人の女として見ているんなら…
嫌いなわけやない、むしろ好意を持っているほうや


先刻、軽くあの子にかまを掛けてみた
あの子ぐらいの年頃なら、直接触れ合ったりしたら、すぐ顔に出ると思ったから軽くキスをしてみた
効果は覿面で、あの子は惚けた表情で自室に帰っていった
先回りして外からあの子の様子を見ていると、あの子は…うちをネタに自慰を始めた


あの子がうちを性欲のはけ口にしとることに、少しかなしゅうなった

しばらく見とると、あの子の顔がほんのりと紅く染まっていることに気付いた
はだけた服からは真っ白な肌が見えていて、オトメの子達よりも可憐な容姿に胸が高鳴った


「この子は…ええ声で鳴くんやろなぁ」

男の子なんが本当に残念やと思った…
オトメが男性と関係を持つことは禁じられていますから

「女の子やったら…可愛がってあげることもできはったのになぁ……」


そんなことを考えていると、部屋の中を覗いている人影が見えた

「…ナツキ?」

ナツキは、あの子がうちの名前を呟き、かいらしい一物をなぶっている様を見て目尻に涙を溜め走り去っていった


ナツキの様子が少し前からおかしかったことには気づいとった
呼び掛けても上の空な様に、うちは戸惑っていた
それが今…理解できた

「そういうことどすか」

ナツキは…あの子に気があるんやな
そう言えば最近は、よく学園長室に呼び出しとったなぁ…
戯れでやったことで、気掛かりが一つ減ったのは意外なことやった


「もう少し…様子を見てみるのもええかな……」


ナツキがあの子に気があることに関しては、何も心配はなかった
ナツキのあの子に対しての気持ちは、うちがあの子に対する気持ちと同じやと思う


せやけど、ナツキがあの子のことを本気で好いてしまうんなら……
うちは、その憂いを断つために…あの子の心を繋ぎ止めることにした


うち自身も、何がしたいのかようわからんのやけどね…

590狼さん 〜本編〜:2006/08/20(日) 01:01:41 ID:RWzQT/Bg
セルゲイさんとの戦闘が起きてから、一年ほど経ちました
パール生の人達は卒業して、マイスターになった人、結婚してしまった人…多種多様です
あっ、あと…ナオさんはガルデローベに残っています……マイスターのオファーを全部蹴っちゃったんです


そして、再び卒業の季節がやってきました

パール生のアリカちゃん達はそろそろ卒業
アリカちゃん達三人は行き先はヴィント…ボクのオトメになることが決まっている

オトメになってしまったら、長い間遊びに行けれなくなるという理由を付けて三人で旅行に行ってもらった
ボクにも付いてきてほしいと言われたけど、三人で楽しんできてほしいと懇願したらあっさりと了承してくれた


「お母さん」

アリカちゃん達のいない部屋
部屋の中にはボクと小さいお母さん

「もう…あと一ヵ月しかないですよ?」
「うん、わかってる。だから…今日こそ伝えるよ……」
「わざわざ、アリカ達を追い払ったんですから、しっかり決めないと駄目ですからね」
「う〜ん…負けちゃいそうだよ……」
「相手が相手ですからね…でも、ストックは他にもあるから気にしないの」
「ストックって…おかーさん……」
「うふふ…ごめんなさい」

そうなんだ
ボクは今日、一世一代の大決戦


一人のオトメにプロポーズをしにいくのだ


―中庭―

「来てくれるかな…」

『大事なお話があるので、夜の八時半に中庭に来てください  マシロ』

現時刻、八時
三十分前に来てしまった
冬の寒い時期だから、体が冷えてしまいそう

「………待とう」




「うぅ〜」

三時間が経ちました
辛いです寒いです悲しいです
断ってくれるなら断ってくれるで、早く来てくればいいのに……

と、思っていると後ろから誰かが近づいてきた


振り返ると、そこには……
栗色の綺麗な長い髪、整った誰が見ても美人と口を並べて言ってしまいそうな顔だち…
無駄の無い抜群のプロポーション…母性を感じさせる大きな胸

全世界の男性の憧れの人が目の前にいる
そんな人にボクは……


「堪忍な、書類をまとめとったんやけど、なかなかキリがつかんかったさかい…」
「いえ…いいですよ。ちゃんと来てくれたんですし」
「ほんま堪忍…で、大事な話ってなんなん?」

591狼さん:2006/08/20(日) 01:02:23 ID:OEaBhq2I
そうだ…シズルさんが来てくれただけじゃ駄目なんだ
きっと玉砕しちゃうけど…この半年間、ずっとアプローチしてきたんだ
だから、勇気を出して…言うんだ


「しっ、シズルさんっ!!」
「はい」


「ぼっ、ボクとっ……け、結婚してくださいっ!!」


言っちゃった…言っちゃったよ……
ひねりも無いストレートなプロポーズ
最後の辺り、声が裏返っていたけどね…
返事がどうであれ、シズルさんに気持ちを伝えられた
もう、それだけで満足なんだ


「困りましたなぁ…」
「へっ?」


即座に断られると思っていたので、シズルさんの困惑した表情に驚いてしまう


「こんな時間まで待っててくれるんやもん、うちのこと…本気なんよね?」
「本気です」
「はぁ…まさか、あんたがうちをねぇ……」

シズルさんは考え込んでしまう
なんか、イメージしていたのと違うぞ…

「こんなん言ったら怒るかもしれへんけど、実はな…ヨウコはんと賭け事してたんどす」
「賭け事…ですか?」
「あんたが誰をお嫁に選ぶかってな」
「……むぅ」
「うちはニナさんを選ぶと思っとったんやけど…まさか、うちとはなぁ……」

別にボクが賭けの対象にされるぐらい、どってことないけど…

「シズルさん」

そんなことよりも、ボクはシズルさんの返事か聞きたい

「ほんまに本気なんやね……」
「はい」

やれやれ…と言うような顔つきでシズルさんはため息を吐く

「今日まで色々と頑張ってきたし、言い付け通りオトメの子に手を出さへんかった」
「………」
「ご褒美の一つや二つあげへんと、うちらにバチが当たるかもしれへんな」
「それじゃあ…」

「ええよ、あんさんのプロポーズを受けます。いつかはうちもオトメをやめへんといかん…それが、今回になったってことや……」

その言葉を聞いて、ボクは嬉しくて涙が出てしまった
緊張から解放された反動か、力が入らなくなってしまって腰が抜けてしまった

「うっ、ぐすっ、ひっく……嬉しいよぉ……」
「なんや、あんた…泣いてはるん?」
「だって…だってぇ……ずっと…大好きだったん…ですから……」

シズルさんは腰をおろして、ボクと同じ目線にくる

「ほんま、おなごはんみたいにかいらしいなぁ…」

そして、ボクを抱き締めて髪を撫でてくれる

「シズルさん…」
「こんなに体…冷えてはる……お部屋に戻りましょか?」
「はい……」


部屋に戻る…シズルさんの言葉に少し違和感を感じつつも、ボクの心は幸せで満たされていた

592狼さん:2006/08/20(日) 01:03:09 ID:G4ny6DBo
―マシロくん達の部屋―

「うちも…嬉しかったんよ……」

二人きりの部屋で、シズルさんの入れてくれたホットコーヒーを飲みながら話をする

「うちな…これまでも、たくさんの男性にプロポーズをされてきたんよ」
「…そうでしょうね」
「せやけど、その人達は…権力を利用してうちをモノにしようとした」
「…………」
「もし、あんたがヴィントブルームの王子として、うちにプロポーズをしたら、断るつもりやった」

シズルさんはボクの瞳を覗き込み、そして…微笑んだ
その笑顔はとても自然で優しかったので、ボクはドキドキしてしまう

「あんたは違った…一人の男の子……ただの、うちの生徒として接してくれた」
「シズルさん…」
「あんたがうちに気があったってことなんて、火を見るよりあきらかやったもん」
「うぅ…そうですよね……」
「あんたのその隠そうともしない正直な好意…うちは、それが少しだけ心地よかった」
「………」
「うちに近づいてくる男性はみんな、うちの体ばかり求めているような気がしてきてな…せやから、うちは……」
「ボクだって…シズルさんとエッチなことしたいですよ……」
「あんたからのは嫌らしさを感じられへん…なんと言うか、安心感があるんよ」

シズルさんは隣に座っているボクの手を包み込むように握った
シズルさんの温かさが伝わってくるような気がする
シズルさんの一言一言が心に響いて、体が火照っていく

「あんたは…うちに何を求めてはるん?」
「一緒に居たいだけですよ…シズルさんが傍にいてくれるだけで嬉しい」
「それだけなん?」
「今まで雲の上の存在でしたんですよ。欲張ったりしたらバチが当たりますよ」
「そんなこと言いはって…体は正直どすえ?」

「はっ!?」

気付くとボクのエレメントはマテリアライズ済みです

「えーんよ、あんたかて男の子やもんね」
「すみません…」
「うちの気が変わらんうちに…あんたのこれで、うちを貫きよし……」
「えっ……」

シズルさんは床に正座をして、深く御辞儀をする

「ほな…不束者やけど、あんじょう頼みます」

そして、ボクのベッドの上に腰掛けた
シズルさんの顔は、ほんのりと火照って、ピンクに染まっていた




593狼さん:2006/08/20(日) 01:04:13 ID:o5ziCUPM
「なんだか…夢みたいです……」

目の前にシズルさんがいる…
しかも…ベッドの上に……

「くすっ…そんなに感激してもらうなんて光栄どす」

シズルさんはいつも通りの余裕を持った表情
ボクはドキドキして死んじゃいそうなのに、なんかずるい

「そんなに緊張せんでええんよ…」
「…ぅ……」
「初々しくてかいらしいと言えば、そうなんやけどね」

もう、声が声にならなかった
喉から心臓が飛び出てしまいそうなほど緊張している

「緊張で声もだせぇへんの…?」

シズルさんは、ボクの心を読んでいるかのように指摘する
その返事に、ボクは大きく首を振って頷く

「ほんま、かいらしい子やなぁ…せやけど、これはなんやろね…?」

シズルさんは口元を怪しく歪ませ、ボクの体に手を伸ばす

「この不粋なモンは…?」

その手の向かう先…そこはテントの出来たボクの股間

"さすっ…"

シズルさんが、ボクのおちんちんを軽く撫でる

「あっ…ダメっ、シズルさんっ!!」
「なにが駄目なんどす?」
「あっ、あっ、やっ、でちゃっ…!!」


"ビュクッ…ビュクッ……"


緊張のあまり、シズルさんに軽く撫でられただけで、ボクのおちんちんはイってしまった
精液がボクのズボンをパンツごしに湿らせる

「なんや…これだけでイってしもうたんか?」
「…っ!」

恥ずかしくて涙が出る
そんな顔を見られたくないから、横に顔を背けてしまう

「早漏は恥ずかしいことやありませんえ」
「………」
「不能よりかはよっぽどましや」

シズルさんは、そっぽを向いているボクを優しくベッドに寝かせてくれる

「お洋服、汚れてしもうたね…」
「あっ…」
「汚れた衣服は脱がなあかんよ…」

するすると慣れた手つきでシズルさんはボクの服を脱がせ、あっという間にボクの下半身はさらけ出されてしまった

「ふぅ……今出したばっかやのに…もうこんなになっとる……」
「………」

シズルさんはボクのお世辞にも大きいとは言えないおちんちんをまじまじと見つめている
一度出しちゃったのに、瞬時に大きくなってしまったボクのエレメント


「はぁ……元気いっぱいどすなぁ…ほーんま、節操が無いきかん棒やこと…」
「シズル…さん……」
「…ん?」
「こんな…ボク……嫌いで…すか?」

シズルさんが呆れている…
恥ずかしさと情けなさから、涙が溢れだしてくる
こんな姿なんて…シズルさん、幻滅するだろうな……

"ちゅっ…"

シズルさんはボクの涙を指で拭って、軽く頬にキスしてくれる

「嫌いになんてなるわけあらへん…それに、好きじゃなかったらこんなことせえへんやろ?」
「シズルさん…」
「あんたこそ…本当にうちなんかでええの?」
「ぁ……」
「うちは…あんたが好きやけど……一番やあらへん。今までも…そして、これからも……」
「………」
「そんな中途半端な気持ちの女なんて抱いて満足できるん?」

594狼さん:2006/08/20(日) 01:05:10 ID:bXzzKyXU
ボクだって馬鹿じゃない、そんなのわかっている
シズルさんの一番大切な人が学園長だってことぐらいボクにだってわかる

「ボクはシズルさんのことが、世界で一番好き…でも、一方的な想いでもいいんです……今までもそうでしたから」
「………」
「ここに来る前からシズルさんには憧れていました…。美人だから…格好良いから……ただそれだけの理由でした」
「………」
「でも、現実のシズルさんは、写真なんかよりずっと素敵でした…実際に会って触れ合わないとわからないシズルさんの内面……」

いつしか、シズルさんはボクの隣に横たわっていた
そして、ボクを包み込むように抱き締めてくれる

「シズルさん…」
「あんた…さっきから、うちのこと買い被りすぎや……」
「そんなこと…」
「ナツキが忙しくて構ってくれへん時は、こんなふうに生徒にちょっかいをかけている…そんな女なんよ、うち……」
「そういうところも…好きなんです……」
「変な子やねぇ…」

耳元にシズルさんのため息が聞こえる
何だか呆れられちゃったみたいだ

「ただの憧れが…本気の好きになっちゃったんですから、仕方ないですよ」

ボクの話を優しく微笑みながら聞いてくれるシズルさん

「シズルさんの長所も、ちょっとした短所も…全部ひっくるめて、全部好きなんです」

ボクが話し終わると、シズルさんは…

「さっきから…好き、好き、好き……」

ボクの顔にシズルさん自身の顔を近付ける

「そんなに好きって言われたら…うちも恥ずかしゅうなってしまうわ……」

"ちゅっ…"

そして、シズルさんはボクの唇にキスをする

「あっ…んっ……んちゅ…………ぷはぁ…」

シズルさんに唇を吸われて、ポーッと頭が真っ白になってしまう

「こっち…きよし……」
「はい…」

ボクは壁にもたれかかったシズルさんの膝の上に座らせてもらう
そして、シズルさんは、綺麗な指でボクのおちんちんを包む

「あんたが…うちでしか感じられへんように教育してあげますさかい…覚悟しよし……」
「ボク…シズルさん以外の人とこんなことしませんよ」
「あんたが気が無くても、相手のおなごはんは……心当たりとかあるやろ…?」

ボクは無言でその問いに頷く

「わかったんなら…続きしましょか……」
「はい……」

595狼さん:2006/08/20(日) 01:06:46 ID:WuvtUR0E
シズルさんは右手でボクのおちんちんを擦りながら、左手でボクの体を撫でる

「こっち…向きよし……」

シズルさんに促されて、首を回す
すると、シズルさんはボクにもう一度キスをす…

「んっ!?」

るだけではなく、舌を入れてくる
急なシズルさんの行為にボクは驚いてしまう
シズルさんは、そんなボクの表情を楽しんでいる

「ん…んちゅ……んっ……」

「ふわっ……ん……ぅん…ちゅっ………」

ボクはキスだけで手いっぱいなのに、シズルさんはボクの乳首とおちんちんを責め立てる
三ヶ所の責めに…ボクは、もうっ……!!


「んんっ!!」


"びゅるっ…びゅるる……"

精液がボクの体とシズルさんの指を汚す

「ん……また、イってもうたんか……」
「はぁっ…はぁっ……はい……」

キスから解放されたけど、何も考えられない…
シズルさん…凄く上手……

「まだまだ始まったばかりなんよ…うちに、もっとええ表情を見せて……」

シズルさんは惚けているボクを寝かすと、今度は……

「ビクンビクンって、脈打ってはる…うちに挿れたい挿れたいって喚いてるみたいやわ」

ボクの股間に顔を寄せ……

「さっきよりも大きゅうなっとるわ……ん…んんぅ……ちゅぱ……」

ボクのおちんちんを咥えた

「うぁ…シズル……さん」
「ちゅぷ……ちゅく……ちゅぅぅ……ちゅ……」

シズルさんは髪を掻き上げながら、ボクのおちんちんを丹念に舐めてくれる

「んっ…んふっ……んっ…ちゅっち………」
「し、シズルさんっ…!」
「んっ、んはぁっ、んんっ……ちゅく…ちゅっ……」

部屋の中は、シズルさんの口とボクのおちんちんが擦れる水音が響く
ボク…また、イっちゃ……

「んっ…ん……ちゅぽっ……」
「えっ…!? あの……」

ボクがイきそうなのに、シズルさんは口を離してしまう

「ちょっと待ってな…すぐに服を脱ぎますさかい……」

シズルさんは礼服を脱ぎ始める、その中からは大人っぽい黒い下着が現われた

「綺麗…」
「ふふっ…おおきに」

ボクは頭に浮かんだことを、つい口に出してしまっていた
無駄な肉が付いていない体
そのくせ、少しアンバランスな大きな胸

「あんさんは…これが好きなんやろ?」

ボクが胸を凝視していると、シズルさんは強調するかのように腕を組む

596狼さん:2006/08/20(日) 01:08:29 ID:nCPRMXjI
「こっちでイかせたる…覚悟せえな……」


"にゅ…"


シズルさんは大きな胸で、ボクのおちんちんを挟む
ブラジャーを付けたままなので、いい具合に圧迫されている

「どうや…気持ちええやろ……」
「は、はいっ……」
「これなら…少しは我慢できるやろ……じっくり楽しみよし」


"ぬぷん…にゅる……"


「ぅあ…凄い……」
「はぁっ…はあっ……ええんやな……」

上目遣いでボクを見上げるシズルさん
その姿を見ているだけで、興奮してしまう

「もっと気持ち良くさせたる…」

"ちゅく…"

「ぁん……」
「先っぽだけ舐められるのもええもんやろ」

シズルさんは大きな胸をゆさゆさと揺らせながら、ボクのおちんちんの先を舐める

「あっ、やっ…凄過ぎです…」
「いつでも出してもええんよ…うちが受けとめたる……」
「あっ、はいっ……出ちゃうっ!!」


"ドッ…ドクッ!! びゅっ、びゅる…びゅくっ!!"

「ん…たくさん出はっとる……」


一度お預けを食らっていたせいか、さっきの三倍ぐらいの量の精液が吹き出した
その精液は、シズルさんの顔や胸にかかり、白く汚してしまう


「ほんま…凄い量……鯨はんみたいやね……くすすっ…」
「恥ずかしい限りです…」
「えーんよ、かいらしい顔と一物やのにって、びっくりしただけや」


シズルさんは汚れたブラジャーとショーツを脱ぎ捨てる
ボクも…上着を脱いで裸になる……

そして、シズルさんは足を広げ、大事な所をボクに見せ付ける
シズルさんがあそこを指で開くと、中から透明な汁が溢れだしてきて、シーツに染みを作る

597狼さん:2006/08/20(日) 01:08:46 ID:/T13b/uA
「うちのここ…こないになってしもうた……」

その姿が凄くエッチで、ボクのエレメントは、またマテリアライズしてしまう

「シーツが汚れちゃいますね…ボクが飲んじゃいます」

ボクは誘われるようにシズルさんのあそこに顔を近付ける
そして、ピンク色のあそこを舌で舐める


「あんっ…」


ボクの舌があそこに触れると、シズルさんは気持ち良さそうに身をよじらす

「ちゅく…ちゅ………」
「はっ…はぁ……んっ…ええ……」

シズルさんが気持ち良さそうなのを見て、ますます頑張りたくなる

「そっ…そこや……いい…どすえ……」
「んっ…ちゅく……ぢゅ…」
「もう少し…強く……舌を中に入れて……」

初めて見るシズルさんの感じてる姿
ボクは言われた通りに、思いっきりシズルさんのあそこを吸う

「ひゃあんっ! あかんっ、強すぎやっ!!」
「じゅるる…ちゅぱっ……ちぅぅぅぅ……」
「あっ、あかんっ、あかんわっ!! いっ、イクっ……!!」
「ちゅぅぅぅぅぅぅっ!!」


「イクぅぅぅぅぅっっっっ!!」


"ぴゅっ…"

シズルさんのあそこから出る水飛沫が、ボクの顔にかかる

「はぁっ…はぁっ……」
「気持ち良かった…ですか?」

ボクが聞くとシズルさんはにっこりと笑ってくれた

「よくできましたなぁ……ほな、ご褒美や…」


シズルさんはボクを押し倒し、馬乗りになる


「はぁっ…はぁっ…いきますぇ……」
「はいっ……」

今から、ボクは…シズルさんのオトメの資格を奪うんだ
あの嬌艶の紫水晶・マイスターシズル=ヴィオーラのオトメの資格を…

「本当に…うちでええんやな……」
「はい…!」


ボクの返事を聞くと、シズルさんは少し困った顔をする
でも、それは…すぐ笑顔に変わり……シズルさんは思い切り腰を下ろした

598狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:09:50 ID:1.QCoEXI
「はぁ…なんで私は……」

もうすぐ、パール生が卒業してしまう
そうすると、彼もいなくなってしまう……

「また、悩み事?」

私が書類を眺めていると、主任…ヨウコがコーヒーをいれてくれていた

「なんだか、最近仕事に力が入らなくてな…そろそろ潮時かもしれない」

私がそう言うと、ヨウコはニヤニヤしだす

「ただの恋煩いだから、すぐに良くなるわ」
「なっ…!?」
「マシロ姫でしょ…ううん、マシロくんって言ったほうが、学園長にはしっくりくるわね」

ヨウコは、図星を付かれてあたふたする私の耳元で囁く

「マシロくんの短小包茎ちんちんで欲情して手を出しちゃう、ロリショタ変態痴女学園長さん」
「うっ、うるさっ…黙れっ!!」
「いいのよ、私だって味見したくなっちゃったこと何度だってあったんだし…あなたのことなんて誰も責めないわ」
「ぬぅ……」


そうなんだ、私は彼…マシロ姫……いや、マシロ王子にいかがわしい行為をしたのだ
彼が体調不良で倒れてしまい、動けなかったときに…
あの時は興味本位でやったことなのだが…
そもそもあの時は本当に王族なんて知らなかったんだぞ…


「マシロくんも反則よね…来たときと比べて内面は男らしくなったのに、外見は女の子のままなんだもん」
「………」
「学園長の好みにストライクっ! って感じじゃない?」
「はぁ…なぜそうなる……」
「だって、"ナツキさん"って少女趣味で可愛いもの大好きじゃない」

599狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:10:47 ID:J8BFIZqc
ヨウコが私の呼び名を変える
どうやら、公的な話を止め、完全に私的な話をするつもりみたいだ

「確かに可愛いものは好きだがな…」
「もぅ…何年一緒に仕事してきてると思ってんのよ……あなたの好みなんてちゃーんと把握してるんだから」
「あんまり茶化すな、ヨウコ…」


「好きなんでしょ…マシロくんのこと……結構本気で」


ヨウコは自然体で話す…一人の私の友人として


「そんなこと………」


無いとは言いきれないが、好きだと断定もしきれない

「私は…彼のことは弟のように見ているんだ……だから、恋愛感情とかそういうモノは……」

私は…嘘ではないが本当のことでもない微妙な返答をした


「そう…わかったわ……。じゃあ、私は仕事あるから…ここで失礼するわ、学園長……」
「あ、あぁ……」


ヨウコはそう言って、部屋から出ていく


「嘘ばっかり…」


ヨウコは何か言ったが、私は聞こえないふりをした






ヨウコがいなくなって、二十分ほど経った…
仕事がまったく手が付かない
頭のなかに…彼のことばかり浮かんでしまう


私はシズルやガルデローベの者達と同じぐらい…時としてそれ以上に家族が大切だ
その中でも、妹のアリッサは特にな
純粋に私を姉として慕ってくれる
いつもは強気だが、本当に困ったときは私を求める
大切な人に頼られる…私はその瞬間が心地よくて好きなのだ

だから、もし…私の過剰な保護欲を駆り立てるような人物が現われたら……


そのような人物が現われてしまったのだ
しかも…その人物は男性……と言えないような容姿をしている子供


最初はどうとも思わない、ただの厄介者だと思っていた
しかし、日を重ね…彼は事件が起きるたびに強くなった
しかし、その強さは不安定なもので…支えてあげる、守ってあげる者がいなくてはならないだろう…そう思い始めていた

600狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:11:34 ID:w6l5f2rU
ちょうどその時か…私が彼のことを想い始めるようになったのは

あと…あのことがあったのも……


それからは、彼との接する時間も増え、彼の内面も理解できるようになった

思えば…その時点で彼を男として見ていて、惚れていたのかもしれない


でも、彼は…シズルに憧れていたのだ
辛かったが…別に引きずることでも無かった


しかし…セルゲイ=オーギュストの件を経て、彼は王となる器となった


その一件で私の気持ちは疑いの無いものに変わってしまった…


私はマシロ姫に…いや、マシロ陛下に恋をしてしまったのだ


それから…一年……
私は…何をやっていたんだろう……

彼とシズルが仲良くしているところを眺めているばかりの日々

相思相愛と言っても良いだろうか、というぐらいに二人は仲睦まじくて…


それが…悔しかった


唯一無二の友人と、私の惚れている相手
どうすることも出来ない私は…ただ……


「んっ……あぁ………」

自分を慰めるだけ……

「ぅ……んっ………」

ショーツに手を差し込み、割れ目をなぞる
その手が彼の手だと思い込むようにいじると、凄く良く感じる

「はっ……ぁ……ん……んっ……」

欲しい…彼が欲しい……

「……ぁっ…やぁっ……」

割れ目から愛液が滴る頃には、声を押し殺すことは出来なくなっていた

「あっ…くっ……だっ、ダメなのにっ………」

もう片方の手で胸を揉む
これも彼の手だと妄想する

「やっ…ダメっ……マシロ…さ…まっ……」

名前を口に出していってしまう
もう…ダメだ……


陰核…私の一番感じるところを思い切りつねる


「んんっ!!!」


自分を無理矢理絶頂に達せさせる
長引かせると切なくて心が壊れてしまいそうだから


「はぁ…はぁ……」


机に身を伏せる
足がガクガクして立ち上がることも出来ない

「椅子…また汚してしまったな……」

少し湿った椅子を触りながら目を閉じる



だれか…見ていたような気配がしたが……まあ、いいだろう………

601狼さん:2006/08/20(日) 01:12:32 ID:U0h5Eg/o
ボクだって経験はないけど、少しぐらいは知識はある
女の人って初めての時は痛いものだって聞いていた

でも、この人は…やっぱり特別なんだ……


「あっ、あぁっ……あたるっ…うちの奥にズンズン当たっとるっっ!」


シズルさんは破瓜の痛みなんてモノともせず、ボクの上で体を上下に揺すっている

「シズルさんっ…ボクまたイっちゃうよぉっ!」
「ええんよっ…! うちの膣にいっぱい注いでええんよっ!!」


「しっ、シズルさんっ…!!」


"ビュクッ…ビュクンッ!!"

シズルさんと一つになってから、6回目の射精

「あぁぁぁ……うちの子宮に流れこんどるわぁ………」

その都度、シズルさんはボクに膣に出させることを強要させる
こんなに出しちゃったら、シズルさん妊娠しちゃうよ……


「あはぁ……また、うちの膣で大きゅうなっとる……ほーんま、やぁらしい肉棒やこと……」


"ぐちゅっ…ぐちゅっ……"

シズルさんが、また動きだす
シズルさんのあそことボクのおちんちんが擦れて、膣に溜まった精液が溢れだしている
最初は精液にシズルさんの血が混じっていたけど、ボクの度重なる射精で、赤い濁りは無くなっていた


「あんたの小さな肉棒…うちの膣にぴったりなんよ……せやから、最高に気持ちええんよ……」


いやらしい言葉で、ボクの性欲は煽られ、おちんちんはたちまち大きくなってしまう


「あはっ…んっ……また…うちの膣で大きゅうなったわぁっ……!」


シズルさんは腰を円を描くように動かす
ボクはシズルさんの膣がおちんちんをぎゅうぎゅう締め付けることで快感を感じ
シズルさんは腰を回すことによって出来たおちんちんのうねりが元に戻る反動が気持ち良いみたい


「シズルさぁん…気持ち良よすぎるよぉ……」
「あっ、あはっ……うちも…最高……やぁんっ!」
「ボクっ、また出ちゃいますっ…!」
「あっ、はぁっ…あぁんっ……今度は…うちもイけそうやっ…!」
「じゃっ、じゃあ……一緒に…一緒にイきましょうっ…!」
「ふっ、ふぁぁっ!」


おちんちんを通して、シズルさんの膣がピクピク痙攣しているのがわかる

ボクはシズルさんの腰を掴んで思い切り突き上げる


「シズルさっ、シズルさぁんっ!」


"ぱんっ…ぱんっ……"

ボクの腰とシズルさんのお尻がぶつかる音が部屋に響く

「あかんっ、それあかんっ!!」

シズルさんの体全体がガクガク震えだす


「イクっ、イ…っ! はぁぁぁぁぁっっっっ!!」

602狼さん:2006/08/20(日) 01:13:19 ID:8Cf5uxZc
シズルさんの初めての絶頂
痙攣した膣はボクのおちんちんに絡み付いて離そうとしない
それどころか、信じられないほど強い力でボクのおちんちんを締め上げる


「ぼっ、ボクもっ!!」


"ドクッ! ドクッ! ドクッ!"


また、シズルさんの膣に射精する
でも…様子がおかしかった……


「なっ、なんやこれっ!?」

ボクのおちんちんは爆発しそうなぐらい凄い勢いで射精する
玉がポンプのように激しく律動し、竿のほうはシズルさんの膣で暴れ回っている
シズルさんの子宮に納まり切らない精液は、ボク達の結合部分からゴプゴプと音をたて、流れるように漏れてくる


「しっ、シズルさんっ!? 射精が止まんないよぉっ!!」


"ドクンッドクンッドクンッ"


「離してっ、シズルさん抜いてっ!!」

ボクはシズルさんを押し上げ、おちんちんを抜こうとするが

「あかんっ、あかんわっ…! うちの膣があんたのに絡み付いて離れっ……はぁんっ!!」

全然離してくれそうもない
それどころか、シズルさんの中を精液が激流のように流れる
シズルさんは、イった直後に新たな快感が駆け巡っているようで、感じすぎているのか目が虚ろになり始めていた


「はぁっ、あっ、あっ、あぁぁぁぁ………」


シズルさんはボクから目線を離す
そして、机に乗っかっていたリボンをボクの手首に巻き付け拘束する


「えっ…シズルさん?」
「今から…あんたのもん、ぜーんぶ絞り尽くしてさしあげますさかい……もう、逃がさへん」


シズルさんは気が狂ったかのように激しく腰を振る
大きな胸が引き千切れそうなほどブルンブルン暴れ回っている

先程から止まらない精液は結合部分からジュプンジュプンと溢れだし、ボクのお腹に飛び散る

「ああっ! はぁっ! ああああぁぁぁぁあああっ!!」

シズルさんはイキ続けているのか獣のように大きな声で嬌声をあげながら快感を貪っている

ボクも…絶頂から逃れなくて……壊れてしまいそうになっていた……


すると…ドアが空く音がした


「なっ、何を………はっ!?」


視界が薄れていく中…乾いた音がした……




603狼さん:2006/08/20(日) 01:13:56 ID:yovL3bis
……ボクは目を覚ます
鼻をつく匂い…ボクの精液の匂いだ

隣には…


「うぐっ…ひっぐ……」


泣いているシズルさんがいた
顔を手で覆っている

でも、隠しきれない部分があった


「シズルさん…その頬の腫れは……?」
「っ……なっ、なんや…目ぇ…覚ましたんか……」


シズルさんは精一杯の笑顔を作るが、先程とは全然違う悲愴感が漂っている表情

「どう…したんです……」
「ふふっ…ナツキに嫌われてもーたわ……」
「えっ…!?」
「欲張ったうちがあかんかったん…自業自得やね……」

すると、シズルさんは立ち上がりふらふらと部屋から出ていく

「今日のことは忘れよし…うちも忘れるさかい……」
「シズルさん……」

今まで見たことのないシズルさんの弱々しい背中には、ボクは何も聞けなかった

明日…ちゃんと話を聞こう
ボクはニナちゃんのベッドに横になった





翌日、朝食は食堂でとった
アリカちゃん達がいないので、トモエちゃん達と食べることにした

楽しく食事をとっているなか、普段なら仲良く話しているはずの学園長とシズルさんは無言で…しかも、学園長はシズルさんを睨めつけながら、朝食をとっていた

まわりの生徒からは疑問の声があがる


たぶん…ボクが原因なんだろうな……


朝食が済んだあと、ボクは食堂から出て、学園長室に向かった




604狼さん:2006/08/20(日) 01:15:18 ID:IFZPt3eE
「出ていけっ!!」

学園長室の前、学園長の怒声が聞こえる

「どうせお前も面白半分で私をからかっていたんだろう…違うかっ!?」
「そんなことないわっ! 私はっ!!」
「知っていたんだろ……二人のこと」
「………」
「もういい…お前とも話したくない……」


……………

茫然としていると学園長室から、ヨウコ先生が出てきた

「あっ、マシロく……いえ、マシロ様」
「ヨウコ先生……」
「聞いていたの…?」
「途中から…」
「そう…場所を変えて話しましょうか」
「はい…」


―マシロくん達の部屋―

「体調…平気?」

ヨウコ先生はボクの部屋に入って、最初にそう言う

「えっ?」
「顔…真っ赤よ? それに体も火照ってる感じ」
「そう言えば…」

昨日から、体が燃えるように熱い
特におちんちんなんて……

「ねぇ…このコーヒーは、誰がいれたの?」

ふと、ヨウコ先生はテーブルの上にあるカップを手に取る

「シズルさんです…」
「……ふぅ…シズルさんも無茶するんだから…」

ヨウコ先生は舌でペロリとコーヒーを舐める

「やっぱり…研究室から無くなってたから」
「研究室から…?」
「ええ…速効性の媚薬よ。劇薬だから、少し舐めただけで体が燃えるように疼いてくるの」


だから…昨日のボクの体はおかしかったのか……
そう言えば、シズルさんの様子もおかしかった


「自分で作っといて言うのも何だけど…こんなの使っちゃ駄目なのに……」
「何が駄目なんですか?」
「体が覚えちゃうの、この薬を使えば快楽が生まれる。薬を使わないと我慢できない…そうね、麻薬みたいなものよ」
「………」
「これ、自分用に作ったのよね…処女のオトメが使っていい代物じゃないの」

はぁ…とヨウコ先生はため息をつく

「まさか、シズルさんがね…そんなに思い詰めてたんだ」

ヨウコ先生はベッドに腰をかける
ベッドのスプリングが少し軋む
その音は、昨日の音と同じ音

「ねぇ…マシロくん…」
「はい…」
「今から言うこと…信じられないかもしれないけど、しっかりと聞いてほしいの」
「はい…」

605狼さん:2006/08/20(日) 01:15:34 ID:HL/1Qe..
「まずは、ナツキさんとシズルさんのことなんだけどね……」

ヨウコ先生は一呼吸置く

「あのね…二人は同じ人……うん、君のことが好きになってしまったの」
「ええっ!?」

信じられない、あの二人がボクを…?

「今までこんなことなんて無かったから、私自身もどうしたらいいかわからないの」

ヨウコ先生は両手をあげて、降参って表現する

「でも、それだけならいいの」
「それだけなら?」
「シズルさんは君と同じぐらい…いえ、それ以上にナツキさんのことが好きなの」
「…それは……知っています」
「それならいいわ……。それで、ナツキさんと君。二人とも自分のモノにしたかったみたいなの」

なるほど……

「元から君はシズルさんに憧れていた。そんな男の子なら、体を使えばすぐに虜にできる…」
「………」
「ナツキさんとは、もともとそういう関係に近かったから、これで完璧だとシズルさんは思っていたんだと思う」

「でも、ナツキさんは…シズルさんが思っていた以上に君のことを好きになっていた」
「学園長が…」
「君とシズルさんが交わっているところを見て、かなりのショックを受けたんだと思う…」

ヨウコ先生はボクの部屋の写真立てを手に取る

「ここ最近、君とシズルさんは仲が良かったもの…ナツキさんはそれを見ていて辛かったでしょうね」

その写真立ての中身は、ボクとシズルさんのツーショットの写真だった

「だから、ナツキさんはシズルさんを避けているの…どんなことがあっても仲の良かった二人なのに……」
「ヨウコ先生……ボクは…何が出来ますか…?」
「今は何もしないほうがいいかもしれない……時間が解決することもあるだろうしね」
「そう…ですか……」

606狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:16:32 ID:WuvtUR0E
―夜・学園長室―

「うぐっ…くっ……くそっ……」

涙が止まらない

昨日のあの部屋のことが頭から離れない

シズルがマシロ様に跨がり、性交していたあの風景

「あんまり…あんまりじゃないかっ!!」

ベッドのシーツを握り締める
悔しさというよりも、この気持ちがなんなのかわからない
何を考えれば良いのかわからない

「私は…何がしたいんだろうか……」


「少しいいかしら?」


後ろから声がしたので振り返るが、誰もいない
目線を落とすと、そこには小さな新祖様がいた


「新祖様?」
「はい。でも、今はレナ=セイヤーズとして話がしたいの、ナツキさん」




「どうぞ…」

二人分のコーヒーをいれる

「ありがとう」

レナお姉様は、それを両手でかかげて飲み始める
人形でもコーヒーを飲めるのかと疑問に思ってしまう

「さて…早速だけど……」
「はい」
「貴方はマシロ様のことをどう思っているのかしら?」

早速…過ぎますよ……
私は少し考えてから、口を開いた

607狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:17:13 ID:6bhu4eOI
「一人の男の子として…マシロ様が好きです……」
「そう…ですか……。なら、あの子のどんなところが好きか聞いても良いかしら?」
「彼の良いところは沢山ありますが、何よりも優しいこと…そこに私はひかれたんだと思います」

私がそう答えると、レナお姉様はため息をつく

「優し…過ぎるんですよね、あの子は……」
「はい…その優しさは誰にでも均等に分け与えられるんです。だから、私は……」
「まったく…やっかいな子に育ってしまいましたね」

レナお姉様は呆れた顔…でも、嬉しそうな表情で笑う

「だからこそ…心配なのです……王としては甘過ぎる」
「レナお姉様……」
「だから、私は貴方にあの子を支えてもらいたかったのです」
「え…?」

レナお姉様の思いがけない言葉に私は驚いてしまう

「ガルデローベの学園長である貴方ならば…と思っていたのですが、予想外でした。シズルさんがあの子のプロポーズを受けてしまうなんて……」

レナお姉様の言葉を聞いて、嬉しく思ったが…

「シズルなら、私の代わりぐらい出来ますよ…」

そうなのだ、私に出来ることならばシズルにも出来るのだ

「ナツキさん…!」

"ポコッ!"

「あてっ!」

レナお姉様は飛び跳ねて私のおでこに頭突きをする

「シズルさんは貴方がいないと何もやりません、それぐらいわかっているでしょう!」
「は、はぁ…」
「シズルさんの原動力は貴方の存在なのです、あの子のためだけに動くとお思いですか?」

なんだか、話が逸れてしまっている
レナお姉様は何が言いたいのだろうか?

「レナお姉様…?」
「……私が一番言いたいことはですね」

608狼さん 〜シズル〜:2006/08/20(日) 01:17:59 ID:bXzzKyXU
―夜・シズルの部屋―

「ナツキ……」


ナツキに嫌われてしまった
マシロ姫にも会わす顔が無い
わかっていたことや…あんなことをしたら嫌われてしまうことぐらい
それでも、うちは二人の仲に割り込みたかった
だって…二人とも大好きなんやもん……

マシロ姫はナツキに似とるんや
ちょっぴりドジで間抜けたところがあって、危なっかしい…
一人では解決できないくせに、悩みを抱え込んだりするところも
あと、愛でると子犬みたいに懐いてくれるところもよう似とる…

そして、一番似ているのは…その優しさ
自分よりも他人のことを考える
他人を想いすぎて、自分のことが疎かになってしまう
そんな子は…支えてあげる人が必要になる

うちは二人のそんな人になりたかった…
欲張りすぎたんやね…
二兎追うものは一兎も得ず…
ほんま…みじめやわ……


椅子に腰掛けながら、そう思っていると、自分の体の異変に気付く


「うっ…くぁ………」


体が疼く

昨夜、うちが勝手に使ったヨウコはんの媚薬は、思っていた以上の効き目やった
自分の股間をどれだけ慰めても、収まり切らない情欲
一度味わってしまった男の味に、うちの中の『女』が目覚めてしまったみたいや
あの子の肉棒が欲しくて欲しくて堪らなくなってしまう
昨夜みたいに快楽の渦に身を委ねたい
あの子と天に昇るような想いがもう一度したい


そこに…ナツキがいてくれるならば、うちは他に何も望まへん……


「いいかしら、シズルさん…?」

うちが惚けていると、可愛らしい訪問者がやってきはった

「新祖…様?」
「早速だけど、ついてきてほしいところがあるの」


うちはレナお姉様に連れられて、部屋を出た

609狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:18:43 ID:w6l5f2rU
―ガルデローベ・廊下―

「シズル…?」
「ナツキ……」

レナお姉様に連れられた場所にはシズルがいた

「二人にお願いしたいことがあるの」

私達を横に、レナお姉様が話しだす

「なんでしょうか…?」

私は聞き返し、シズルは静かに答えを待つ


「んっ、こほんっ……ナツキ=クルーガーさん、シズル=ヴィオーラさん」

「「はい」」

「貴方達二人には、マシロ女王へい……じゃなくて、国王陛下を公私共々、支えてもらいたいの」

「「えっ…?」」

私とシズルの声が被る
驚く二人を無視して、レナお姉様は話し続ける

「貴方達は一人ずつより、二人を併せた方がより大きな力となります。お互いに信じあっているでしょうしね。
 ですから、私は貴方達の片方ではなく両方にマシロ様の妃になってもらいたいのです」


私とシズルは顔を見合わせる
そして……


「「レナお姉様……」」


レナお姉様に非難の視線を浴びせる


しかし、相手はあのアリカの母親
私達の威圧を無視してしまう


「あの子は足りないところばかりです、アリカ達だけでは到底補い切れません。ですから、貴方達のような経験のあるオトメにも任せたいのです」

そう言って、レナお姉様は私達から離れていく

「あの子…きっと、悩んでいると思います。早く貴方達の顔を見せてあげてくださいね」


レナお姉様の姿を見送りながら、私はシズルに話し掛ける

610狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:19:26 ID:8Cf5uxZc
「シズル……」
「なんえ、ナツキ?」
「レナお姉様は全部わかっていたのだろうか」
「せやね……きっと、わかってたんやろ。うちらがどうなるかってことも」
「ははっ…まんまとあの人に謀れたってわけか……」
「なんだか、腹が立ってきたわ」
「奇遇だな、私もだ」


私とシズルは再び顔を合わせ、微笑み合う


"ちゅっ…"


そして、私はシズルの唇に軽く口付けをする


「これは…仲直りのキスだ。お前に嫉妬してしまってすまなかった……」
「うちも…あんたに見せびらかすようにあの子と接していた……これでお相子や」


シズルの手を握り締めると、シズルも握り返してくれる


「では、私達の王子様に御挨拶でもしに行こうか」
「王子様って言うよりも、お姫様やけどね」
「ふっ…どっちでもいいか、マシロ様であることには変わるまい」
「せやね、今日からはうちら二人であの子を愛してあげるんや」


足取り軽く私達はマシロ様の部屋へと向かった



………………が



「あはっ、マシロくんのおちんちんすごいよぉっ!!」
「ヨウコせんせぇのあそこも絡み付いてきてっ、ボクもうっ!!」
「いいよっ、私のおまんこに出していいよっ、マシロくんのせーし、いっぱい出してぇっ!!」


"ギシンッギシンッ"っと、ベッドのスプリングが軋んでいる
ヨウコがマシロ様に跨がり、ロデオのように激しく腰を振っている


「なあ、シズル…」
「あの子は自分からこんなこと出来へん、ヨウコはんが押し倒したんやろ…」


入り口で"ぽかーん"としていると、ヨウコが私達に気付き、手招きする

「あはっ、ナツキさんもシズルさんもおいでよっ!!」

ヨウコの秘部には、マシロ様の一物が出たり入ったり
挿入してから長い時間が経過しているのか、ヨウコの秘部からは白い液体が流れるように滴れていて
部屋全体にその液体と、二人の肉が擦れ合う水音が響く

明らかに普通じゃない様子のヨウコに私は疑問を持つ

611狼さん 〜ナツキ〜:2006/08/20(日) 01:20:16 ID:e28YB1tE
「なんだ、ヨウコの様子がいつもと違うぞ?」
「ヨウコはんも…あの薬つこうたんか……」
「シズル…?」
「ナツキの初めては、四人ですることになりそうやなぁ」


すると、シズルは器用に私と自分自身の服を脱がせる


「シズルっ!?」
「ほな、今日はナツキを可愛がったろうな」


「あっ、シズルさん……と、学園長?」





ヨウコをマシロ様から引き剥がして、落ち着かせる


まずは、マシロ様に今までの経緯を伝える
部屋に充満する強烈な精液の匂いが気になって仕方がないことは、置いておこう

「と言うことは、学園長もボクのお嫁さんになるんですか…?」
「そういうことだ」
「そう…なんですか……」

マシロ様は申し訳ないという表情をする

「私は君が好きなんだ。だから、構わない」
「うぅ…」

今度はシズルを見る

「あんたが嫌やなかったら、うちはそれでええんよ」
「でも…」

すると、ヨウコがマシロ様に抱きつく

「ヨウコ先生っ!?」
「じゃあ、私は三号さんになっちゃおうかなー」
「ええっ!?」
「マシロくんは王様なんだから、側室がいることなんて当たり前よ」
「そっ、そんな……」


マシロ様は困った顔をする

「私達じゃ…ダメなんですか?」

ここいらでトドメを刺すことにする
泣きそうな顔で私はそう言った

「悲しいわぁ…うちらこんなに好きなのに……」
「どーせ、私みたいなおばさんは性欲処理にしか使えないわよね……」

シズルもヨウコもマシロ様の扱い方を心得ているようで


「うっ、うぅ……」


「シズル…想いが通じないなら……」
「共に逝きましょか…」
「私もついていきます」


リボンを縄のようにくびに巻き付ける真似をすると、マシロ様は立ち上がる


「ちっ、違うんですっ! こんな素敵な女の人達をボクが独り占めしちゃっていいのか分からなかったんです!!」

待ち望んでいた、マシロ様の本音


「いいに決まっているではないか」
「たっぷりと可愛がってあげますえ」
「ふふっ…可愛いんだから……」


こうして、私もオトメを卒業することになったのだ

612狼さん:2006/08/20(日) 01:21:22 ID:yovL3bis
「これがナツキの処女膜やね」
「うわ…凄い……」
「はっ、恥ずかしいからあまり見るな……」
「ふふっ、はようナツキを女にしてやりよし」
「はいっ!」
「ナツキさんが可愛いからって、あんまり激しくしちゃ駄目よ」




「うぁ…気持ち良い……」
「うちらの胸に挟まれて、こーんなに善がりはっとる」
「君は本当に変態だな」
「ナツキかて、あそこをぐちょぐちょにさせてはるくせに…二人ともやーらしいこと…くすすっ……」
「笑うなっ…って、うわぁっ!!」
「射精ちゃいました…あはは……」




「君は私の弟なんだ…思いっきり甘えて良いんだぞ」
「お姉ちゃん……」
「んっ……ふふっ、私に挿れたいのか?」
「うん…」
「じゃあ、お姉ちゃんがいっぱい気持ち良くさせてあげるからな……仰向けになるんだ」
「はーい」




「ヨウコ…んちゅっ……ちゅぱっ…せんせぇ……」
「あぁんっ……もう…毎日毎日エッチばっかりしてるから上達しちゃって……」
「ぷはっ……今日はお口だけでイカせてあげますからね」
「うん、お願いね」




「シズルさんのおっぱい、ふにふに〜」
「あんたはまるで大きな赤ちゃんやね……」
「んちゅ…シズルさんのおっぱい美味しい……」
「やぁらしい舌使いして…はぁぁ……困った赤ちゃんやこと……」




「あぁっ、ふわぁあっ!!」「ええわぁっ、それええっ!!」
「シズルさんっ、ナツキさんっ!!」
「擦れるっ、擦れてるぅ〜っ! シズルのあそこと、マシロ様のおちんちんと私のあそこが擦れてるっ!!」
「あかんっ、うちイキそうやっ!!」
「一緒にっ、三人で一緒にイキましょうっ!!」
「「「うああああぁぁぁぁぁぁっっ!!」」」




「ちゅぱっ…ちゅぅぅ……」
「んむっ…んむっ……」
「ちろ…んちゅっ……マシロくんのタマ美味しいよ………」
「そっ、そんな三人同時におちんちん舐められちゃったら……ボクっ!!」




「なんや…お尻に指入れられて善がりはってからに」
「足でされちゃうのも良いのかな…?」
「君は胸で窒息したいのか…変態なのだな……」
「んあっ…ボクそんなりされちゃったら……もうっ!」




アリカちゃん達が帰ってくるまでの間、ボク達は時間が空いたらエッチをする…そんな性活が続いた

三人の素敵なお姉さんの前では、ボクの理性なんて働かず、欲望のままに交わっていた

時には三人で、時には四人でエッチばっかりしていたんだ





613狼さん:2006/08/20(日) 01:23:17 ID:nCPRMXjI
アリカちゃん達が帰ってくる日

ボクはナツキさんと……


「んっ、ナツキさんっ!!」

"スパンっスパンっ"と、ナツキさんに腰を打ち付ける

「あっ、あぁっ、はあぁぁっ! イイっ、イイぃぃっ!!」

ナツキさんは足をボクの腰に絡めさせる
体が密着してさらなる快感を得る、ナツキさんはイキそうになるといつもこうする

「んちゅっ、んふっ、んんっ、ちゅっ、ちぅ…」

そして、舌を絡め合うキスをするとナツキさんは嬉しそうにする

「ぷはっ……君のっ、君のおちんちんが私の子宮にまで届いてるっ…ぐりぐりって入り口に捻り込んでくる……」
「ナツキさんの膣…気持ち良すぎて……もう…出していいですか…?」
「いいぞっ…私の子宮にたくさん子種を注ぐんだ……」

ナツキさんは両腕をボクの首に回し、抱きついてくる
ボクの動きに合わせて、ナツキさんも動いてくれる


「イキますよっ、ナツキさんっ!!」
「あっ、あぁっ、来いっ!!」


"きゅううん"とナツキさんの膣はボクのおちんちんを締め付ける


「ナツキさんっ!!」


"びゅくっ…びゅくっ……"


ボクは絶頂に達し、ナツキさんの子宮に精液を注ぎ込む

「あっ、あぁぁぁ……出てる…たくさん………」






「ナツキさん……」
「なんだ?」
「アリカちゃん達が帰ってきちゃいますよ」
「だから何だ?」

ナツキさんはボクを抱き締めて、放してくれない
裸でベッドの上で抱き合ってなんかいたら、一発でバレちゃうよ……

「うっ、うぅ……」
「涙目で見つめられてもわからんな」
「だっ、だから……」


「二人だけでしてるなんて、ずるいどすなぁ……うちも混ぜてほしいんやけど」
「シズルさんっ!?」


シズルさんが来ると、ナツキさんは掛け布団を上げて招こうとする


「早く来い、シズル」
「おおきに」
「なっ、ナツキさんっ!」


"ぎゅっ…"


ナツキさんは再びマテリアライズしたボクのエレメントを握る

「まだまだ元気ではないか」
「で、でも〜!!」
「我慢はいけませんえ?」
「シズルさんまで〜!」


話しているうちにシズルさんは服を脱いでいて
下着をずらして、下の口でボクのおちんちんを咥えこむ

614狼さん:2006/08/20(日) 01:24:57 ID:zcPd5jHM
「あんっ……ほら、こんなに元気いっぱいやないの……」
「あっ…くぅ……シズルさん………」
「やはり、君は善がっている時の顔が一番いい表情だな。本当の女の子よりも可愛いぞ」


"ちゅっ…ちぅ……"


おちんちんをシズルさんに、口の中をナツキさんに犯される


今、アリカちゃん達が帰ってきたら取り返しがつかないけど…
ずっと憧れていた人達とこういう関係になれたのは…凄く嬉しいんだ


ボクはシズルさんの腿を掴み、腰を突き上げ、ナツキさんの舌の動きに合わせて舌を絡ませる


いつか、アリカちゃん達ともこんな関係になるのかな……


「んふっ…シズル……」
「……せやね」

シズルさんとナツキさんはボクから離れ、そしてボクを抱えあげる

「えっ?」
「アリカ達が帰ってきそうだからな、私の部屋にいこう」
「うちらのことはレナお姉様がゆっくり説明してくれるそうやさかい」
「わかりました」






案の定、三人は暴れました
この件はお母さんが全部仕組んでいたみたいです
お母さんはボクが"年上のお姉さんに可愛がられたい"と言う願望を持っていることに気付いていた
だから、今回みたいなことをしたんだそうです
ナツキさんとシズルさんを仲違いさせるのも、お互いの理解を深め合うとかなんとか


それと、アリカちゃん達ですが、相手が新祖様なので、三人は迂闊に手を出すことも出来ないので悶々としているようです





615狼さん:2006/08/20(日) 01:25:39 ID:NWJW0LoY
―半年後―

「ナツキさん、エアリーズとの会談についてなんだけど…」
「うん、今年の予算はシズルさんに任せます。大臣さん達の力を借りなくても出来ますよね?」


ボクは国王になりました
やることが沢山あって大変ですが、二人のおかげで随分と楽になっています


「頑張ってるわねー」
「あっ、ヨウコさん」


ヨウコさんは、ガルデローベで研究を続けています
風華宮にも研究室はあるのですが、ヨウコさんはオトメの子を近くで見たいと言ったので、そうなっているんです


「ナツキさんやシズルさんと仲がいいことは良いことだけど、アリカさん達のことも構ってあげなさいよ」
「はい、わかっていますよ」
「なら良いけどね」


ガルデローベはナツキさんが辞めたことによって新しい学園長を決めなくてはなりません

「ナオさんは頑張っていますか?」
「ええ、ナツキさんの人を見る目は一級品ね」

ナツキさんの代わりの、次期学園長は…ナオさんに任されたのです
面倒見の良さから適任だと、ナツキさんに抜擢された
最初は面倒臭いと言っていたようですが、ナオさんは優しいのですぐに馴染むとボクは思っていました


「新しいオトメの子も中々良い粒が揃っているし、ガルデローベも安泰ね」
「良かったです」
「君がいた時が一番波乱続きだったわね」
「すみません」

穏やかな日々が流れる
その日々をボクは守らないといけない

616狼さん:2006/08/20(日) 01:26:17 ID:NWJW0LoY
その前に…穏やかでない日常が目の前にありました


「あー、ヨウコ先生だー。年増のオバサンが何のようですかー?」


始まった…始まってしまった……
あの日以降、アリカちゃん、ニナちゃん、エルスちゃんの三人は特定の人物だけに悪態をつくようになりました


「知ってますよー、また研究資金が追加されたんですってね」
「また枕ですか、ヨウコ先生」


三人は本気でナツキさんとシズルさん、ヨウコさんを恨んでいるようです
侍女の皆さんに聞いてみたら、所謂"寝取り"と言うものらしいです

だから、ボクは……


「喧嘩しちゃ駄目だよ!!」


こうやってなだめるんです

「だったら、私にもエッチなことしてよっ!!」
「私だって、マシロ様を愛しているんですよっ!!」
「シズルお姉様よりも、私のほうが大きくなりますよ、育ち盛りなんですよっ!!」


大臣さんと侍女の皆さんにこう言われたんです

『オトメの三人に襲われないように、常に誰かと行動しなさい』


シズルさんに想いが通じたうえに、ナツキさんとヨウコさんまで手に入れられたボクですが

お母さん、お姉ちゃんが仕事をしなくなりました
どうしてくれるんですか?

「じゃあ、全員とやっちゃいなさい」
「それをすると、シズルさんに嫌われちゃうよ」
「あらあら…」
「あらあらじゃないよっ!!」


〜シズル=ヴィオーラ、ナツキ=クルーガー、ヨウコ=ヘレネの場合〜

617ニナ派:2006/08/20(日) 01:31:24 ID:NWJW0LoY
ノ^8dヽ´ω`ノ8お久しぶりです

言い訳と反省
・最初はシズルとの激甘を考えていた
・シズルはナツキが好きというだけで、路線変更がいけなかった
・かといってもベタ惚れじゃ三馬鹿と変わんないしなぁ……
・蛇足につぐ蛇足で、時間がかかったうえにやたら長い文
・昔のをリサイクルするための無理矢理な話の繋げ方



もっと頑張ります

618名無しさん:2006/08/20(日) 03:52:21 ID:U8.PwHug
マシロきゅんのご都合主義すぎて萎え

619名無しさん:2006/08/20(日) 04:40:00 ID:W0IDt.yY
大作お疲れさん。
個人的にシズルに憧れるマシロ君は好きなんで、1対1も見てみたいんだが、
ナツキとの兼ね合いを考えると難しいよね。
しかし、本当にヨウコ先生好きなのな。

620ニナ派:2006/08/22(火) 04:04:28 ID:8YxZTLzc
ノ^8d´゚ω゚`ノ8やっぱり、ニナが好きです

621『ありがとう』:2006/08/22(火) 04:06:20 ID:3cbozc3E
夢…みたい……

「んっ…くちゅ……ちゅ……」

私を…選んでくれた……


「ちゅ……んふっ………」


『ボクが辛い時、君はいつも隣にいてくれた。いつだって笑顔でボクを励ましてくれた……』
『ボクは…君が必要なんだ、誰よりも』
『だから、これからもボクの傍に……ううん、これからはもっと近くにいてほしい』


十数分前に聞いた告白が何度も頭の中で繰り返される
それからずっと、私達は抱き合いキスを続けている
前にした唇に触れ合うだけのキスではなく、舌を絡め合う深いキス


愛しい人と口付けをしているだけで、体が火照ってくる
そして、それ以上の行為を求めてしまう

私は髪止めを外し、髪を下ろす
長く伸びた自慢の黒髪
余談ですが、アルタイの女性は髪が美しいとのことで有名なんです


"ぽふっ…"


私はベッドに背を向けて倒れる
スプリングで少し体が跳ねた


「どうぞ…」
「うん…触るね……」

マシロ様はぎこちない手つきで私の胸を撫でる

「小さいのは…お嫌いですよね……」
「ボクにとっては、ニナちゃんのが一番だよ」

マシロ様は私の目を見て、優しく言ってくれる
嬉しくて目頭が熱くなってくる

「ニナちゃんの裸…見たいな」
「わかりました」

礼服に手をかける
マシロ様に見られているので、恥ずかしくて中々うまく脱ぐことが出来ない

数分かかって…私は下着だけの姿になる


「…お待たせしました」
「ニナちゃん…綺麗だよ」

マシロ様はそう言うと、再び私の胸を撫で始めた
ブラをずらして、直接肌に触れる

622『ありがとう』:2006/08/22(火) 04:07:15 ID:K/Kl6nTA
「あんっ…マシロ様……」
「ニナちゃんが感じてる顔、凄く可愛い」
「そんなっ、そんなこと…はぁっ……言わない……でください…」

乳房を撫でて、時には乳首をつねる
常に優しく、壊れ物を扱うような手つきでマシロ様は私を感じさせてくれる

「小さいほうが敏感だって本当だったんだね」
「マシロさ…まぁ……」
「だってさ…ほら、こっちは……」

片手で私の胸をいじりつつ、もう片方の手を私のショーツに忍び込ませる

「ニナちゃんのここ…大洪水だよ……」
「はっ、はずかしいです…」

マシロ様は、指を巧みに動かす
私の秘部を、わざと音を立ててかき回す

「あっ、やっ…ダメ……マシロさま…」

"くちゅっ…くちゅっ……"

「ダメって…何がダメなの? ニナちゃんはこんなに濡れてるのに」

私が身をよじらせ、後ろに体を退けても、マシロ様は距離を詰め私を追い詰める

「んんっ…はぁ…あっ、あ……」

マシロ様の優しくも激しい指使いに私は感じてしまう
自分でするときとは比べものにならないほどドキドキする

「下着汚れちゃうね、脱がしてあげるよ」
「えっ!?」

快感のあまり浮いてしまった腰
マシロ様は、その隙間をうまく利用して私の下着を脱がす

「やっ…ダメです……見ちゃダメ……」

恥ずかしさのあまり、マシロ様の顔を手で押さえてしまう

「ニナちゃんのここ…綺麗だね」

それでも、マシロ様は強引に顔を私の股間に寄せる
シャワーを浴びてはいたものの、これまでの行為で汗をかいた
きっと匂いが凄いのに…

「ちゅぷ……ちゅっ…」
「ひあっ!」

電流が体を流れる
ビクッと体をよじらせ、マシロ様を見ると…

「んちゅっ…ニナちゃんのエッチな匂い……ちゅっ……」
「そんなとこ、汚いですよっ!?」
「ニナちゃんは、イキそうなんだ……ここ、ひくひくしてるよ…」

生暖かい感触が私の秘部を襲う

「はぁん…あっ!」

623『ありがとう』:2006/08/22(火) 04:08:44 ID:o6CFGPCk
マシロ様の舌が私のあそこの中に…入ってる……

「あんまりいじめるのも可哀相だね」
「えっ、あっ、マシロ様?」
「イカせてあげるよ」

マシロ様は微笑んで、指を私の陰核へと持っていき

「マシロ様っ、そこは本当にっ!!」
「えいっ!」


「ダメぇぇぇぇえええっっ!!」


少し強く摘んだ
それだけでも、私には十分すぎる刺激だった
絶頂に達した私の秘部からは、愛液が飛び散る
その愛液はマシロ様の腕や顔にかかってしまう


「はぁっ…はぁっ……」
「イっちゃったね、ニナちゃん」
「はぁっ…今日の……マシロ様はいじわるです……」
「嫌だった?」
「はぁっ…嫌です……いつもの…お優しいマシロ様が私は…好きです……」


私がそう答えると、マシロ様は俯く

「…ごめんね。じゃあ、ニナちゃんはどんな風にしたい…?」
「もっと…くっつき合ったり、キスしたりしてイチャイチャしたいです……」
「うん、わかった。そうしよう」

マシロ様も服を脱ぎ、もぞもぞと掛け布団のなかに入る
私が続いてお布団のなかに入ると、マシロ様は私を抱き寄せる

「ニナちゃんの体って…柔らかいね」
「マシロ様の体も、とても柔らかいですよ」
「あははっ…筋肉は全然無いからね」
「私のほうがあるかもしれませんね」
「うぅ…それは言いすぎだよぉ……」
「くすっ…ごめんなさい……」


会話が止まると、マシロ様は私にキスを求めてくる
それに答えて、私はマシロ様の唇にキスをして、口の中に舌を忍ばせる
マシロ様の舌と私の舌が絡み合い、陰猥な音を立てる
お互いの肩に腕を回し、体を密着させ、吐息を…鼓動を…感じあわせる


「ニナちゃん…ニナちゃ…んっ……」
「マシロ様…んちゅっ……マシロさまぁ……」


お互いの唾液を貪り合っていると、お腹に硬いモノがあたっていることに気付く

「マシロ様…どうなさりますか……?」

右手で皮の被ったマシロ様の一物を触り、次の行動を聞く

「そろそろ…したいな……」
「はい、わかりました…」

マシロ様は起き上がり、私に被さるような体勢になる
私は、マシロ様が挿れやすいように足を広げる
そして、マシロ様は手で自身の一物を握り、私の秘部に当てがる


「入れるよ」


その問い掛けに、私は無言で頷く

624『ありがとう』:2006/08/22(火) 04:09:32 ID:VZpVHRfc
"ぐちゅっ…"と水の音がして、ズブズブと私のなかに異物が侵入してくる


痛い…


「ニナちゃん…大丈夫?」

マシロ様はそんな私を気に掛け、心配してくれる


マシロ様…
私の優しいマシロ様…
私の大好きなマシロ様…


「平気です。全然痛くありません」


私の嘘はすぐにばれてしまう
マシロ様は人の痛みをすぐにわかってしまうから


「ニナちゃ……」
「本当に平気です…だって、貴方が気持ち良いと私も嬉しいですから……動いてください……」


だから、マシロ様の言葉を遮る
今ぐらいはマシロ様は自分勝手になってほしいから


「…ありがとう」

"ずっ…ズブ……ちゅっ…くちゅっ……"

「ふっ…あぁ……んっ……」

動きにあわせて無理矢理喘ぎ声を出す

「ニナちゃんの膣…凄く気持ち良いよ……」

無理している私を気付かってか、マシロ様は感想を述べる

「マシロ様のも堅くて太くて…凄く熱い……」

私も素直な感想を述べる。痛いとは一言も言わない

でも、やっぱり…マシロ様は優しい御方です
私の顔を見て、動くのを止めてしまう

「ニナちゃん…やっぱり痛いんだよね?」
「ダメですね…やっぱりバレてしまいましたか……」
「今日はもうやめようか…?」
「いえ、マシロ様に気持ち良くなってもらうまでは続けないといけません」
「ニナちゃん……」

私はマシロ様を押し倒し、仰向けにさせる
不満そうにそびえ立つマシロ様の陰茎に、秘部を押し当て咥えこむ

「あっ…これならあまり痛くありませんよっ……」
「本当に?」
「はい、本当ですよ。なら、私から動いてみましょうか?」
「うっ、うん…やってみて…。無理だったらちゃんと言うんだよ」


"ギシギシ…"とベッドが軋む


マシロ様に乗り、体を揺らしている
先程までの体の芯を突き刺すような痛みは無く、代わりにマシロ様の温かさを感じるようになる

「んふっ…あっ……あぁっ…」

繋がった秘部を見ると、赤い筋が見えた
私は…マシロ様と繋がっている……マシロ様と一つになっている

625『ありがとう』:2006/08/22(火) 04:10:28 ID:ycYitZ0M
「あっあ……あはぁ…あんっ!」

気持ち良い…

「やっ、はぁっ、あんっ、あぁっ!」

気持ち良すぎて……力が入らなくなる
体が傾き、マシロ様に寄り掛かる形になる
そんな私をマシロ様は優しく抱き抱えてくれる

「マシロ様…もう……」
「うん、後は任せて…」




マシロ様は私を四つんばいにさせ、後ろから私を貫く

「こ…こんな格好恥ずかしい……」
「ニナちゃん可愛い…」


"ずりゅずりゅ…""パンッパンッ…" 二つのいやらしい音が私達の寝室に響く


「あっ、んふぅっ……あぁっあっ…あひぃっ…ふぁぁっ!!」


秘部を貫くマシロ様の一物と、私の二つの乳房を責める指
三ヶ所の快感に私は限界を感じ始めている


「ニナちゃん…ニナちゃん……大好き…ううん、愛してる……」
「わ、私も…マシロ様を愛しています……貴方の傍にずっと居たい…!!」


マシロ様は私をひっくり返し、最初の体位にもっていく
この体勢が一番密着できるからなのでしょうか?


「ニナちゃん…出していい…」
「どうぞ…貴方の全てを感じたい……私の全てを…捧げたいから……」


私の言葉を聞いて、マシロ様は動きを激しくさせる
私の中を…マシロ様が激しくかき回す


「あっ、はぁっ! マシロ様っ、マシロ様ぁっ!!」
「いくよっ、ニナちゃんっ!!」


マシロ様は最後に一番強い一突きを私の膣に打ち込む


「はっ、あんっ!!!」


私は絶頂に達し、マシロ様の一物を締めあげる
マシロ様もそれを感じたのか


"ドクッ…ドプン……"

精液を私の子宮に流し込む

"ゴプッ…ゴプッ……"

入り切らなかった精液が音を立てて、流れ出る…


「あったかい……」
「ニナちゃん……」


マシロ様に抱きつくと、優しく抱き返してくれる
あまり大きくない胸板…と呼べるかわからない胸に顔を埋め、マシロ様を堪能する

626『ありがとう』:2006/08/22(火) 04:14:04 ID:xfaWeBBw
マシロ様は私の髪を撫でて…

「ずっと…一緒だよ……」

キスをしてくれる
その言葉と、その行為が嬉しくて……


「泣いて…るの……?」
「はい……幸せすぎて…涙が溢れてしまうんです…」
「そんなぐらいで泣いてちゃ駄目だよ」
「えっ?」

マシロ様は目尻にキスをして、涙を吸い上げる


そして……


「これからもっと、ボクが君を幸せにするんだから。これぐらいで泣いていたら、ニナちゃんはしなびれちゃうよ」



「―――――っ!!」



だめ…
だめダメ…
だめダメ駄目…



幸せすぎて死んじゃう……


「うっ…ひっく……」
「えっ…ニナちゃん……?」
「これ以上…幸せなことなんてありませんっ!!」
「ニナ…ちゃん……」
「大好き…大好きです……」


「うん…ボクも……」


マシロ様は泣き付く私の頭を優しく撫でてくれる


「愛してるよ…ニナちゃん……」



偽りのない真白な言葉



私は偽りの中で暮らしてきた
誰からも必要とされなかった
誰も必要としなかった



そんな私をこの世界に誘ってくれたナギ大公…

私を仲間と認めてくれたガルデローベの仲間達…
出来の悪い妹を優しく見守ってくれたナオお姉様…
本当の親友と呼べる二人、アリカとエルス…


そして…私を優しく抱いてくれて、私を愛してくれる人…マシロ様……



みんなに…こう言いたい……



『ありがとう』



〜ニナ=ウォンの場合〜

627ニナ派:2006/08/22(火) 04:20:18 ID:8YxZTLzc
言い訳と反省
・描写の足りない過程は漫画で補ってください。ニナがマシロくんを落とすフラグは立っているはずです
・死ぬほど激甘でありきたりな締め方ですが、前回がアレすぎたので勘弁してください


やっぱりニナが一番書きやすいです

628名無しさん:2006/08/22(火) 13:58:46 ID:pyTZ1.eI
ニナ派さん・・・
うれしいけど追いつかないよ・・・
ともあれ、GJGJ!!

629ニナ派:2006/08/22(火) 15:09:50 ID:voYZB0Cs
ノ^8dヽ´ω`ノ8三馬鹿で書き始めるとノリまくります

630血は争えない:2006/08/22(火) 15:11:20 ID:zCgBtxtY
恥ずかしい…
ボク達はベッドの上で正座しながら見つめ合っている

「あっ、う……」
「うん、うぅ……」

お互いに話を切り出せない
たぶん、ボク達が義理とはいえ姉弟だから

「あっ、あの…お姉ちゃん……」

勇気を出して口を開く
すると、お姉ちゃんは指をボクの口に当てる

「だっ、ダメだよ…いまからすることは姉弟でしちゃダメなことなんだから……アリカって呼んで……」

真っ赤な顔でアリカちゃんは言う
最後の辺りは消え入りそうな小さな声

「ボクも…そっちのほうがやりやすいかな……アリカちゃん…」
「うん、マシロちゃん……」

ボクはベッドの柵にもたれ掛かる

「おいで…アリカちゃん……」
「……うん」

アリカちゃんを抱え込むように後ろから抱き締め
アリカちゃんの胸を揉み解す

「アリカちゃんって、結構胸大きいね」
「そっ、そうかな…」
「うん、ちょうどいい大きさだよ。手にすっぽりと入って揉みやすい」
「なんだか…んっ……マシロちゃん、いやらしいよ……」
「いやらしいことしてるからね」

アリカちゃんは胸が弱いのか、くてん…と、力が抜けてボクに寄り掛かってくる
普段はニナちゃんや、エルスちゃんにちょっかいかけてるけれど、自分がされるのは慣れてないみたい

「ひどいよ…マシロちゃん……」
「ニナちゃんの気持ちが分かった?」
「ううん……友達にされるのと、大好きな男の子にされるのじゃ、全然違う」
「そうなんだ」
「うん、そうなんだよ…」

自然に唇と唇が重なり合う

「ちゅ…ちぅ……ちゅぱっ……」


舌は入れずに、唇だけでキスをする
ゆっくりと吸い上げて、お互いの唇の味を楽しむ


「ぷはっ……マシロちゃん、エッチだよ…」
「アリカちゃんが可愛いから」
「もう…マシロちゃんってば……」
「それに、エッチなのはボクだけじゃないよ」

ボクはそう言って、アリカちゃんのスカートに手を忍ばせ、ショーツの中をまさぐる

「マシロちゃん、ダメっ……まだ、早いよ……心の準備が出来てない……」
「うわ…おもらししてるみたい……」
「やだやだっ…恥ずかしいよ……」
「心の準備はまだでも、体の準備は出来てるね」
「そんなこと…言わないでよ……」

ボクが言葉と指先でいじめると、アリカちゃんは両手で顔を覆い隠してしまう
その様子が、凄く可愛くて……

631血は争えない:2006/08/22(火) 15:12:10 ID:Hv9cTiyE
「ねぇ、アリカちゃん…」
「なっ、今度はなに……」
「アリカちゃんの裸見たいな」
「あっ………うん、わかった…でも、マシロちゃんも一緒に脱いでほしいな」
「わかったよ」

ボク達は立ち上がり、お互い背を向けながら服を脱ぐ
"するり…"二人の衣擦れの音だけが、月明かりの入る静寂な部屋に響く

「いいよ、マシロちゃん…」

下着も脱いで、ソックスだけ履いているアリカちゃん
月明かりで照らされて、とても綺麗だ

「むぅ〜」

そう思っていると、アリカちゃんは急に頬を膨らませる

「アリカちゃん?」
「マシロちゃんが綺麗すぎて、何だか女の子として自信が無くなってきちゃったな…」

月明かりに照らされてるのはアリカちゃんだけではなく、ボクも
ボクの髪の毛の色は月明かりで映えるから、綺麗に見えるんだと思う

「アリカちゃん…」

ボクはアリカちゃんの手を取り、胸へと導く

「わかる? ドキドキしてるんだよ…アリカちゃんの裸を見て、ボク凄くドキドキしてる」
「わっ、ホントだ…」

すると、アリカちゃんも同じように

「私も…ドキドキしてるよ……」
「うん、わかるよ」

アリカちゃんの胸のぽっちりが気になっちゃったけど、しっかりと鼓動を感じた

「マシロちゃんのあそこも…ドキドキしてるのかな……?」
「うん、アリカちゃんで興奮しているんだ」
「ホント…?」
「うん、本当だよ」
「てへへ…嬉しいな……」
「続き…しよっか……」
「……うん」


ボクは仰向けに横になる
アリカちゃんを反対向きに、ボクを跨ぐように膝をつかせる


「恥ずかしいよ…この格好……」
「ボクも恥ずかしい…」
「じゃあ、やめよ…普通にしようよ……」
「だーめ」

アリカちゃんのお願いを無視して、ボクはアリカちゃんの割れ目を舐める

「ひゃうんっ!!」
「ぷっ…アリカちゃん、可愛い……」
「むぅ〜 私、怒ったからね!」

"ちゅぷっ…くちゅ……"

おちんちんに温かいものが触れる
アリカちゃんの舌だ

「あっ…気持ちいい……」
「れろっ……ホント?」
「うん…出来れば、咥えて欲しいな……」
「うっ、うん…頑張る……」


「ちゅっ…ちゅぷっ……くぷっ……」

アリカちゃんがボクのおちんちんを咥える音

「ぢゅっ…ちゅっ……ぢゅぷっ……ぢゅぅぅ……」

ボクがアリカちゃんのあそこを吸い上げる音


気付けば、どっちの音が大きく出せるか競争していた
ボクもアリカちゃんも一心不乱に相手に奉仕する


「ふぅっ…ん…ちゅっ……んんっ…ぢゅる…あぁんっ…ちゃぷっ……」
「…んっ……ちゅぅ…ちゅぱっ……」

632血は争えない:2006/08/22(火) 15:12:53 ID:K/Kl6nTA
しばらくすると、アリカちゃんのあそこが、ボクを誘うように痙攣しだす
アリカちゃんもボクも限界が来てるみたいだ

「んふっ…マシロちゃん……」

アリカちゃんが切羽詰まった顔で振り向く

「アリカちゃん、なに…?」

アリカちゃんの潤んだ目は、ボクに訴えかける
"言わなくてもわかるでしょ?"
ボクにはそう聞こえた

「…どうしよっか?」
「私が上になる…いいよね……?」
「うん、お願い…」

お互いの性器から口を離し、アリカちゃんはボクのお腹に手を添え、ボクのおちんちんを受け入れる体勢となる

「マシロちゃん……私たちって…何なんだろう……」

アリカちゃんの問い、ボクはその真意がすぐにわかった
だから、こう答える


「姉弟で…しかも、恋人だよ……」


その言葉を聞くと、アリカちゃんは嬉しそうに笑う

「てへっ…それって最強だね……私達の間に割り込める隙なんてどこにもないもん」
「あははっ…そうだね……」

少しの間、笑い合う
そして、アリカちゃんは真剣な顔で…

「じゃあ…いくよ……」
「うん…」
「一緒に大人になろ……」
「うん…」


"ちゅぷり…"と音を立てて、ボクのおちんちんはアリカちゃんのあそこに入っていく


「大丈夫…?」
「うん…まだ痛くないよ……」


そう言うアリカちゃんの顔は苦悶の表情で満ちていた
アリカちゃんの膣は凄くきつくて…明らかに痛そう……
そして…一つの壁にぶつかる


「これ破られるのって…凄く痛いんだよね?」
「平気…だよ……だって、マシロちゃんだもん……」「ゆっくりでいいから…アリカちゃんが痛くないようにね……」
「へーきへーき……だから、一気に…いくよっ!」


無理ばっかりする、ボクのアリカちゃん
ボクの心配を余所に、腰を突き落とす―――っ!!


「かっ、はっ、いったぁいっ!!」


"ぶちっ…"と膜が破ける感触と同時に、アリカちゃんは涙を流しながら苦痛の叫びを発する


「アリカちゃんっ!!」
「痛い…痛いよぉ……」
「無理…するから……」
「うぐっ…すんっ……ごめんね…言うこと聞かなくてごめんね……」


ボクはぐすぐすと泣くアリカちゃんを抱き締め、髪を撫でる

「ジンジンが止まったら…私頑張るから……」
「無理はしちゃダメだよ……」
「うん…ちゃんとマシロちゃんの言うこと聞くから……」
「約束だよ」
「うん、約束する…」




633血は争えない:2006/08/22(火) 15:14:14 ID:5wip4J.2
しばらくの間、キスしたり、アリカちゃんの胸やお尻を触ったりして、アリカちゃんのあそこを休ましていた


「もう、大丈夫かも…」
「無理は……」
「今度は、ホントに大丈夫だよ」
「アリカちゃん…」


アリカちゃんは体を起こし、さっきの体勢になる

まだ痛みはあるようだけど、さっきよりかは全然楽みたい


「マシロちゃん…気持ちいい……?」


"じゅぷっ…じゅぷっ……"と音を立てながら、アリカちゃんはボクの上で踊る


「うん、凄く気持ちいいよ」

ぎちぎちとしたきつい締めあげでは無く、優しく包み込んでくれる

「良かった………んっ……あれ……?」

アリカちゃんの顔が少しづつ朱に染まる

「あれっ…ぁっ……なに…これ……っ……」

"じゅくじゅく"とアリカちゃんのあそこから、エッチな汁が流れ出し始める
大量の汁で赤い血も洗い流される

「はぁんっ……やだっ、なにこれ……」

アリカちゃんの腰の動きが段々と激しくなる

「しらないよっ…私、こんなのしらないっ!!」


"じゅぷんじゅぷん…"と、水音が更に激しくなる
前かがみに乗っかっていたアリカちゃんは体を後ろに反らす


「やだっ…気持ち良い……これ、凄く気持ち……いいっ!!」


アリカちゃんはボクの足を掴み、おちんちんを出し入れする
先端ギリギリまで抜いて、根元まで突き刺す


「あはっ、やだっ、あたしっ、あたしぃっ!!」


アリカちゃんは弓なりに背を反らす、口からはだらしなく涎を垂らしている
こんなアリカちゃん…初めて見るよ……


そうしていると、いつの間にかアリカちゃんの二つのお下げの三つ編みが解け、髪が下がっていた

軽くウェーブのかかった長い茶髪

ボクはその髪型の人をよく知っている


アリカちゃん…お母さんみたいだ……


長い茶髪を振り乱し、ボクの知らないアリカちゃんは嬌声をあげる

「やぁっ、やぁんっ、好きっ…! マシロちゃん、大好きぃっ!!」
「う…ぁ……アリカちゃん……」
「初めてなのに…あたし、初めてなのにっ、マシロちゃんのおちんちん大好きになっちゃってるっ!!」


"ぷしゅんっ…ぷしゅんっ……"とアリカちゃんのあそこから、泡立った液体が飛び散る

634血は争えない:2006/08/22(火) 15:15:01 ID:6u9.PPVI
「アリカちゃっ…そんなに激しくしたらっ!!」
「マシロちゃんっ、マシロちゃんっ、マシロちゃんっっ!!」
「イっちゃう…ボクもうイっちゃうよっ……」
「一緒にイこ…一緒にイこうよ……ねぇ、いっしょにイこうよっ!!」


アリカちゃんは上下の運動だけでなく、横や縦に腰をうねらす


「うわ…すごっ……アリカちゃんっ、それヤバいっ……」
「あはぁっ…いいよっ、しゃせーしていいよっ、あたしの膣にしゃせーしてぇっ!!」
「ダメっ…だよっ、赤ちゃん出来ちゃうよっ……」
「いいんだよっ、お姉ちゃんをじゅせーさせていいんだよっ、マシロちゃんの赤ちゃん欲しいよぉっ!!」

ボクが余計なことを言ったせいで、アリカちゃんは更に腰の動きを激しくさせる

「あっ、あぁっ、はぁんっ、マシロちゃんっ、マシロちゃぁぁっんっっ!!!!」
「アリカちゃんっ、ボク本当に出ちゃうっ!!」


"ドクンッ!ドクンッ!"


「あっあぁぁぁああ――――っ!!」


二人で絶頂に達する
ボクはアリカちゃんの一番奥に…出しちゃった……


「えっ…!?」

"じゅぷんじゅぷんじゅぷん…"

ボクが放心していると、膣の中の精液をかき回すように、アリカちゃんは再び腰を動かし始める

「ねっ、マシロちゃん…もっと…気持ち良くなろうよ……」



ボクは今のを含めて、四回もアリカちゃんの膣に大量に射精してしまった





「うん…あっ、マシロ…ちゃん…」
「起きた?」
「うん…私、寝ちゃってたんだ……」


目を覚ますとアリカちゃんはいつも通りに戻っていた
エッチしてる時…性格変わってたよね……


「なんか…あそこがドロドロしてて気持ち悪いよ……」
「じゃあ、お風呂入ってきたらどうかな…?」
「そうだね、じゃあ一緒に入って、洗いっこしようよ!」
「それは、ダメ。またしたくなっちゃうでしょ?」
「あ…う、うん……じゃあ、今日は順番に入ろうね」

635血は争えない:2006/08/22(火) 15:16:17 ID:yG1aH0ow



汗と精液を流してから、ボク達は再び布団の中で抱き合う

「ホントに赤ちゃん出来ちゃったらどうしよう…」
「その時はその時だよ」
「うん、そうだね……。あっ……」


アリカちゃんは手を耳に寄せ、蒼天の青玉を指で触る

「アリカちゃん、どうしたの?」
「私…マシロちゃんとしちゃったから、もうオトメじゃなくなっちゃったね…マシロちゃんを守れないや……」

ボクが問い掛けると、少し悲しそうにアリカちゃんは言う
そんなアリカちゃんに、ボクは……


「これからは…ボクがアリカちゃんを守ってあげる。だって、ボクはアリカちゃんの弟で恋人なんだから」


そう言うと…アリカちゃんは涙を浮かべて


「うんっ、ありがとう……大好きだよ、マシロちゃん……」
「ボクも大好きだよ、アリカちゃん」


口付けを交わす


ボクは一番近くて、一番大切な人…アリカちゃんを守り続ける


ボクは今日、この場所で誓った……



〜アリカ=ユメミヤの場合〜

636ニナ派:2006/08/22(火) 15:24:15 ID:RxKX8jYI
シズルやナツキみたいなお姉さんに責められるシチュが大好きですが、やっぱり同年代同士のほうが書きやすいです


長いのより短い方が粗も少なく、話を纏めやすい
シズルとナツキは、たぶん書き直します

637名無しさん:2006/08/23(水) 11:23:14 ID:t8SOSttI
は・・・恥ずかちぃ〜〜っ、アリカとのマジえっちって
読んでてこんなにも恥ずかしいものだったとは〜〜。
お姉ちゃんサイコォ〜〜!!

638名無しさん:2006/08/23(水) 19:26:37 ID:AojnGmW6
ニナ派氏いつも乙です。
ところでそろそろニナニーにも活躍の場を・・・

639638:2006/08/23(水) 19:34:59 ID:AojnGmW6
と思ったらリロードしてなかっただけで新作キテター
やはり、マシロくんとコーラルの初々しいHは良いものだ。

640名無しさん:2006/08/23(水) 20:48:06 ID:gwVwVUhE
アリカは潜在的淫乱ですか、そうですか

641名無しさん:2006/08/25(金) 01:24:32 ID:.0zaTXg.
しかしまあ、書き込みが少ないこと
本スレ見るかぎり結構見てる人多そうなんだけどなぁ

642名無しさん:2006/08/26(土) 14:37:42 ID:LO5UhIWI
マシロきゅんの攻めばかりだな

643名無しさん:2006/08/31(木) 23:28:02 ID:20YoaIa6
>>636
シズルはもう出さないでほしいんだが。
最萌対策スレのついでにここを見た信者が怒って荒らしそうだし。

644名無しさん:2006/09/01(金) 00:58:37 ID:0NU72css
なぁに、あの人達は散々アニメと漫画は別物だと言っているからいいのですよ

あー、そう言えば修羅発表時のゲームスレへの爆撃はひどかったな



まあ、今だに書いてくれてるのはニナ派氏だけだから、自由に書いてくれればいいと思う
荒れる荒れない以前に過疎なんだし

645名無しさん:2006/09/01(金) 03:57:04 ID:npriKl9Q
>>636

646名無しさん:2006/09/01(金) 04:01:59 ID:npriKl9Q
>>644
多少言い争いや武田厨の出現はあったが爆撃なんてものは無かったと思う。
被害妄想強すぎじゃね?

647名無しさん:2006/09/01(金) 08:06:50 ID:2bRsnmvg
いや、どう考えても>>643がおかしいと思うんだがね
アニメ版シズルファンは他のスレの、他のメディアのSSに文句付けるような人達ですから、書かないでくださいって言ってるようなものじゃん
シズルファンにもニナ派氏にも失礼だろ


そんなに嫌なら、まさに見なけりゃいいって感じだな

648名無しさん:2006/09/02(土) 11:07:29 ID:cXFgAW2.
この人の書くエロって特徴がないな。
マシロきゅんらしさが出てなくて、ただひたすらヤリまくってる感じ。

649名無しさん:2006/09/02(土) 11:29:49 ID:4.zOmd/w
それ以上に、投下間隔が短いのが災いになったのかマンネリ感がする
書いてる人が一人しかいないってのも原因かもしれないが

650名無しさん:2006/09/03(日) 01:46:07 ID:ay7lxBV2
普通にきもいですから
もう少し推敲してから投下しろよ

651名無しさん:2006/09/03(日) 02:49:36 ID:A2XurBr6
便乗叩きが一番うざい

652名無しさん:2006/09/04(月) 08:38:49 ID:ve3xH8tk
ワンパターンで抑揚のない文体で、正直飽き飽きというのも現実ということを認識したほうがいい。
精進すべし。

653名無しさん:2006/09/04(月) 16:10:33 ID:W24rp37Q
投下がひとりだけだけだから
スレを独占して神気取りになっちゃって
調子こいてんじゃね?
謙虚さを忘れたら終わりだなこいつ
馬鹿じゃねぇの?

654名無しさん:2006/09/04(月) 17:38:46 ID:jbCxayvs
>>653
つまり俺も投下してやる、ということかな?

655名無しさん:2006/09/04(月) 19:19:29 ID:MkSTRDFQ
>>653
こういうのが一番いらん
まさに口だけって奴だな

656名無しさん:2006/09/04(月) 22:43:00 ID:SArMNE7Q
まあまあ、ほっといてニナ派氏降臨を待とうぜ。

657名無しさん:2006/09/04(月) 23:17:31 ID:2XUWgc2E
マシロきゅんの受けが読みたい。
ヨウコの薬でラリったりとか男そのままだったりとかばかりだし。
女装少年の可愛らしさと萌え分が足りない。

658名無しさん:2006/09/04(月) 23:48:59 ID:ysHOnxNA
>>657
待て!
マシロくん責めのやつってどれだ!?

659名無しさん:2006/09/05(火) 01:16:20 ID:BdGFIQu2
最近のは、とりあえずエロばっか書いてるって感じ。
ニナルートとか書いてた時のクオリティを取り戻してほしい

いつも思うんだけど、ニナ派氏は非エロの方が向いてると思う

660名無しさん:2006/09/05(火) 02:29:04 ID:ah3e7pI.
ぶっちゃけ微妙な感情の機微の描写というか、そういう繊細なエロの才能ないと思う
そこらのスポーツ紙のエロ小説と同レベル
もっとぶっちゃけるとマジうざい

661名無しさん:2006/09/05(火) 02:39:15 ID:aq0xzicI
で、>>569の続きの修羅場ハーレムルートはまだなのか

662名無しさん:2006/09/05(火) 05:12:41 ID:Ju1ptaV6
結局シズナツが荒れた原因か。相手役にはニナとかアリカとかいるんだから
シズナツなんて出さなくていいのに余計なことするからこうなる・・・。

663名無しさん:2006/09/05(火) 09:14:23 ID:MpMf/85g
基本的には何を書こうが本人の自由なんだがね


そうそう、毎度毎度お疲れさまっす。常駐なさってたんですね
エロパロ板が事実上死んだら、次は避難所をターゲットにしたんですか、本当に暇なんですね

664名無しさん:2006/09/05(火) 10:20:43 ID:CQLhtYFs
んじゃ、次はタケダ×マシロでぜひ。

665名無しさん:2006/09/05(火) 10:31:39 ID:/a/eD8gU
>>663
マシロきゅんで書くなら心理描写もしっかり書いて欲しい。
最近のただ穴に突っ込んでハァハァしてるだけのエロばかりだと萎える。

666名無しさん:2006/09/05(火) 13:59:54 ID:/qXXUXWw
まったくだな
ぜんぜん判ってねぇよこいつ
なんというか、読者の声に耳を傾けるという謙虚な姿勢が全然見られない
投下しただけで、すべてに賞賛のレスがつくと思ったら大間違いなんだよ
少しは自重しろ

667名無しさん:2006/09/05(火) 16:04:06 ID:ACii7ytg
>>666
突っ込んだら負けかなと思った。

668名無しさん:2006/09/05(火) 21:03:05 ID:CUCTPCRQ
>>665
エルス物で一度は持ちかえしたとは思ったんだけどね
ここ三つは、やる気が無いような文章だったのは確か
沢山書くのは良いことだけど、適当なのはいけないと思う


>>666
丸尾くん「また的が外れた叩きっすかwwwwほんと飽きないっすねwwwwwwあっ、他にやることがないんすかwwwwwwwサーセンwwwwwww」

669名無しさん:2006/09/06(水) 00:00:33 ID:dgCoVMpE
せっかくの貴重な書き手がまた去ってしまったか
ここも終わったな

670名無しさん:2006/09/06(水) 00:36:36 ID:QEn1tM2s
スレの質の低下を招く書き手はもはや老害以外の何者でもないでしょ?
正直もう必要ないと思う。
まったりと雑談しながら新しい神の降臨を待ちましょう。

671名無しさん:2006/09/06(水) 00:41:30 ID:NChKJnfs
>>670
うわ…他力本願とかありえないな
老害って、まさにお前みたいな奴のことを言うのだがね


自己主張の強い乞食と口ばかりの馬鹿が常駐しているせいで、舞‐HiME関連のエロパロスレが栄えることはもう無いわな

672名無しさん:2006/09/06(水) 01:06:20 ID:k/Wmr0Ds
とりあえず、急がなくていいからもっと丁寧に書いて欲しい。

673名無しさん:2006/09/06(水) 21:14:48 ID:36Ot5H8o
いや、
もういい

674名無しさん:2006/09/06(水) 23:59:59 ID:QEn1tM2s
なんつぅか作者の思考というか嗜好がきもい
いやマジで
正気を疑うわ

675名無しさん:2006/09/07(木) 00:18:57 ID:eb4qbopU
毎日毎日飽きないね


あっ、他にやることなかったっすかwwwwwwwwサーセンwwwwwwww

676名無しさん:2006/09/09(土) 20:43:05 ID:IPmk8fXk
SS職人が帰ってくるのをいつまでも待ちますよ

677名無しさん:2006/09/09(土) 23:47:58 ID:d0OfXGr2
新規は歓迎だが、いつもの奴はもういらんから来なくていいよ
もううざいだけ

678名無しさん:2006/09/10(日) 20:06:29 ID:h0GK5yyU
もうニナ派氏も来ないだろ
一部の馬鹿が暴れたせいでな
ここも終わったな

679名無しさん:2006/09/10(日) 21:54:34 ID:GacN8a4w
これでまた来たら正気を疑うなw

680名無しさん:2006/09/10(日) 22:08:33 ID:zd/Imc8U
ならお前書けや責任とってな

681名無しさん:2006/09/11(月) 05:28:57 ID:2xYaFBN6
エロSS職人なんてそれこそ掃いて捨てるくらいいるし
心配せんでもそのうち誰か来るでしょ。
それまでは雑談推奨で投下しやすい環境を作りましょう。

682名無しさん:2006/09/11(月) 17:29:30 ID:5C8Bkgwg
雑談なら漫画キャラ板でする。

683名無しさん:2006/09/11(月) 22:06:31 ID:JsM6VkLE
と言うよりも荒らして荒廃させるのがコイツらの目的だろ
やだねぇ、シズルの話題が出てから急に荒れ果てた

684名無しさん:2006/09/11(月) 22:32:40 ID:ZlaP6lP.
マシロ×エルスの陵辱同人描いてる奴と似てる。
住人が求める物とは見当違いのSSばかり投下してるし、
キャラの性格が破綻してたり、あれだけ書けるなら推敲していいのを書いて欲しい。

685名無しさん:2006/09/12(火) 12:00:19 ID:dAnuDoHg
>>684
誰のこと言ってるんだ?

686名無しさん:2006/09/13(水) 01:19:27 ID:DpUy.ubQ
漫画板のほうは最初の頃と違って、腐女子を許容したせいで
取り返しがつかないほど臭いスレになりはてたしな
なんだあいつらは

687名無しさん:2006/09/13(水) 17:50:31 ID:LEa6tMNA
>>686
>>1をよく読め。
マシロくん本スレに文句あるならそっちで書け。

688名無しさん:2006/09/13(水) 18:56:40 ID:7KxLQ7xo
本スレの腐敗はもう手遅れだろ・・・・だからあれほど言ったのにな。
同様にここの荒廃も確定したしな。
ここももうおしまいだな。

689名無しさん:2006/09/13(水) 21:27:04 ID:oVFKnrGs
ニナ派以外誰も書きゃあせんからな

690名無しさん:2006/09/14(木) 01:17:45 ID:waxoFB3E
ニナ派のくせにニナを蔑ろにしすぎ

691名無しさん:2006/09/14(木) 17:05:18 ID:X11vS7pI
>>690
おまwwそれ難癖すぎwww

692名無しさん:2006/09/14(木) 23:02:25 ID:75fqOuYw
むしろ、姉派だな

694名無しさん:2006/09/17(日) 09:21:45 ID:lsH05R/A
どうでもいい

695名無しさん:2006/09/17(日) 17:10:10 ID:r5nDrzdk
692 名前: 名無しさん 投稿日: 2006/09/14(木) 23:02:25 [ 75fqOuYw ]
むしろ、姉派だな

694 名前: 名無しさん 投稿日: 2006/09/17(日) 09:21:45 [ lsH05R/A ]
どうでもいい


693のレス、何処に行ったか知りませんか?(´・ω・`)

696名無しさん:2006/09/18(月) 11:11:38 ID:CFJNRfUo
はじめからなかったんじゃない?

697名無しさん:2006/09/18(月) 11:57:53 ID:5JX8/pLA
エロパロ初投稿。読みにくかったら申し訳ない。

698『ゆめのかたち 過去1』:2006/09/18(月) 11:58:28 ID:5JX8/pLA
 少女は夢を見ていた。
 凍える大気の下、絶え間なく襲い来る空腹感と、周囲に満ちあふれる剣呑な死の気配に包まれた世界の真っ直中で。

 もう顔も思い出せない両親への思慕に、頬を熱く濡らしながら。
 ほんの僅かな暖を求めて、肌のひび割れた手足を動かしながら。
 喉の渇きを潤すべく、油の混じった泥水を必死にすすりながら。
 決して死すまいと、生存本能のささやきに突き動かされながら。

 この地獄から抜け出し、生命を脅かされずに暮らせる日々を。
 見知った者が夜半に息絶えることなく、生きて朝を迎えられる環境を。
 子供達がこのような悲惨な境遇に甘んずることなく、安心して過ごせる世界を。

 痩せこけた小さな身体を抱えて、ずっと夢見ていた。

699『ゆめのかたち 未来1』:2006/09/18(月) 11:59:48 ID:5JX8/pLA
 ぎゅっと抱き締められたまま、少女はベッドに横たえられた。
 全身に伝わるものは、少女の身体を包むように沈み込んだ寝具の柔らかな感触と、彼女を
抱擁する少年の体温。緊張しているのか、彼の身体はほんのりと熱い。
 室内の照明は灯されておらず、カーテン越しに投げかけられる月の輝きだけが、見つめ合う
男女の姿をおぼろげに浮かび上がらせる。
 互いの吐息が頬にかかる程の至近距離で、二人の視線が重なった。深緑色と茶褐色の双眸は
合わせ鏡となり、恋人達の胸中に宿る想いを写し出す。
 少年は女の子のようにたおやかな繊手を伸ばし、少女の頬から首筋に至るラインをそっと
撫でる。少女への慈しみと愛情に溢れた動作で、掌全体を使って彼女を感じる。優しく舞い降りた
心地よさに、あえかな声が少女の口から漏れた。

 黒髪がさらりと流れる。一切の染料を用いず、少女が常日頃から手入れを怠らない艶やかな
髪は、彼女が有する貴石そのままの美しい黒。陽光を受けて煌めく様が素敵だと、以前に少年が
褒めてくれた、彼女にとって自慢の髪。プロポーション面での女性らしさで、親友たちに
及ばないと自覚している少女だが、この一点だけは負けていないと内心で誇っている。
 対する少年は、夜明け前に白く染まる空を切り取ったような、透き通る銀蒼色。市販の
シャンプーで洗っているだけとは信じられない程、きめ細かく柔らかな髪質は、級友達のみならず
少女にとっても羨望の対象である。当人のほっそりした顔立ちと相成って、知らぬ者から見れば
麗しい女性としか思えない美貌を醸し出している。これで男性だというのだから、彼はきっと
美女好きな神様の寵愛を一身に受けて誕生したのだろうと、よく冗談を交わしたものだった。

 少女の腰に回された腕に力が入り、少年の元へ静かに抱き寄せられる。更に近付く二人の距離。
鼓動が一段高まり、頬に朱が散る。互いの吐息が甘美な香りとなって、恋人達の身体に
燠火のような熱気を吹き込んだ。
 無言のまま、二人は口付けを交わす。桜色の小さな唇を触れ合わせるだけの、小鳥のような
幼い接吻は、しかし身をとろけさせるに充分な天上の悦楽をもたらした。呼吸さえ忘れ、
全知覚を唇に集中させて、互いの感触に酔いしれる。
 もっと深く感じ合いたくて、相手の身体を強く抱き締め、足を絡ませ、全身で想い人を
確かめ合う。主とマイスターの契約を超え、本当の意味で身も心も一つになりたい――陶然と
なりながら、恋人達の思いが溶け合う。

 瞬間、かちっと無機質な音が鳴る。キスにのめり込むあまり、二人の歯が軽くぶつかったのだ。
この種の技巧については、双方とも経験が致命的に不足している故の失態。互いの未熟さに、
どちらともなく破顔する。
 しばし笑い合った後、少年は傍らの人に確認の言葉を送る。少女は消え入りそうな程
恥ずかしげな、そして幸福に満ちた面持ちで小さく頷くと、体中の力を抜いて少年に我が身を
委ねた。少年は少女の衣服に手をかけ、一枚ずつ丁寧に剥ぎ取っていく。

 外気に触れる面積が少しずつ増え、生まれたままの姿に近付く中、少女は紅潮したまま、
自身の鼓動と衣擦れの音をじっと聞いていた。

700『ゆめのかたち 過去2』:2006/09/18(月) 12:01:02 ID:5JX8/pLA
 地獄からの脱出は、少女にとって予想もしない形で訪れた。
 薄汚れた不潔な界隈に似つかわしくない、豪華な身なりをした白髪の童子が、何の前触れもなく
少女の前に現れたのである。当時の少女に家族や友人は無く、他人は全て強盗や強姦魔の
類縁であったため、当然の帰結として、少女は我が身を護るべく童子に牙を剥いた。
 しかし、少女の戦闘は一秒とかからず終了した。童子の近辺に立つ屈強な男達に取り押さえられ、
少女は何一つ出来ないまま無力化される。地面に倒され土にまみれた瞬間、少女は貧民街における
敗者の末路に思いを馳せ、避けようのない死を覚悟した。
 だが、死神の抱擁が少女を包み込む事はなかった。
 国内視察の目的でスラム区域を訪れた白髪の童子――ナギ・ダイ・アルタイが、一体どのような
気紛れか、少女を自分の手元に置く事を選んだのである。北方を治めるアルタイ公国の
大公殿下たる自分に噛みつこうとした少女に興味を持ったのか、這いつくばる惨めな姿を滑稽に
感じたためか、あるいは少女の内に何らかの資質を見出したのか。実のところ、ナギ本人にも
判然としていなかった。
 ともあれ、少女は住まいを大公城「黒曜宮」の一室に移すことになり、日々の食事に
不自由しない住環境を、全くの偶然から手に入れる運びとなった。

 無論、絶対神の恩寵を受ける身分ではない少女には、生活の質向上に見合うだけの試練が
用意されていた。即ち、ナギの従者として必要な技術と振る舞いを身に付け、生涯を
大公殿下ひいてはアルタイ公国に捧げるという道。まともな教育を受けた覚えのない少女に
とっては、教育課程での過労死すら冗談に聞こえない程の、過酷で厳しい日々の始まりであった。
 もっとも、少女はこの状況に不満を感じてなどいなかった。ナギに拾われなければ、
あの貧民街で遠からず命を落としていた確率が極めて高く、生命の危険に晒されない場所で
暮らせるなら、不平など生まれるはずもなかったのである。黒曜宮での暮らしに慣れてからも、
その考えは変わらなかった。

 その代わり、少女の中で変化した事が一つ。教育を受け、世界のあらましと人々の生活水準を
知るにつれて、少女はかつての自分と同じ境遇にある子供達が、アルタイ国内で想像以上に
多く存在する事実を痛ましく思うようになっていった。
 大公殿下に拾われるなど奇跡に等しい確率であり、そんな幸運に巡り会えなかった幼子が、
貧しい生活から抜け出せないまま、今も何処かで息絶えている。この現状が、ただ日々を
生きていた頃には無かった、鋭い胸の痛みを少女に宿す。痛みはやがて、少女を勉学に邁進させる
起爆剤として作用し始めた。

 有能な従者として腕を奮い、国のために力を尽くすことで、昔の自分のような生活を
強いられる子供達を、一人でも減らせるかもしれない。少女は眠る間も惜しんで、自身を
高める事に没頭した。
 あの苦しみを、もう誰にも味わって欲しくない。その思いが、少女の唯一最大の原動力であった。

701『ゆめのかたち 未来2』:2006/09/18(月) 12:01:58 ID:5JX8/pLA
 少女の肌は白く、柔らかな弾力を伴って全身を覆い、肩から腰にかけてのゆるやかな曲線を
描き出す。胸の高鳴りが少女の身体を薄桃色に染め上げ、胸元の果実の頂には、肌以上に紅く
淡い色合いが蕾のように咲いている。
 少年は神聖な存在に触れるかのように、細心の注意を払いながら、少女の胸を掌で包み込む。
同年代と比べて小振りな膨らみは、しかし少年の手にぴったりの大きさで、どことなく真珠貝の
重なりを想起させた。
 痛くないように、傷付けないように、だけと気持ちよくなってくれるように――手が
攣りそうな程ガチガチに緊張しながら、少年はゆっくりと少女の膨らみを揉む。ぴくんと少女が
反応する様を、手で感じ取りながら、しっとりと温かい感触を堪能する。指先で押した分だけ、
内側からの弾力で跳ね返る様子が愉しくて、少年の動作は少しずつ大胆になっていった。

 やがて手の平の中心部分に、固い突点が生まれる。手を動かす度にそれが掌に擦れ、連動して
少女の頤が微かに上がる。正体を何となく察しながら少年は手をずらし、少女の先端に目を遣る。
予想した通り、紅色の突起が愛撫を求めるように屹立していた。
 少年は力加減に注意しつつ、少女の頂を指でそっと摘まむ。はあっ、と漏れる吐息。芽吹く
直前の花に似た初々しい突点に再び指を伸ばし、胸を揉みしだきながら愛撫を続ける。赤子を
あやす要領で、小さな萌芽を優しくこね回し転がすにつれて、少女の呼吸が段々と荒くなっていく。
 次第に指だけでは物足りなくなって、少年は少女の胸元に顔を近付け、突端に唇で触れた。
直後、少女の躰がびくんと揺れる。反応に幾ばくかの自信を得ると、少年は胸中を灼く想いの
全てを言葉以外の方法で伝えんとばかりに、愛撫を続けたままで蕾を口に含み、舌先で慎重に
転がす。少女の背筋を断続的に奔る甘い痺れが、その間隔を徐々に狭めていく。

 いつしか二人の呼気が揃って乱れ始めた頃、少女の膨らみを揉みながら、少年は万感の思いを
込めて紅色の蕾を甘噛みした。刹那、普段の少女からは考えられないほど、艶めかしく官能的な
喘ぎ声が室内に響く。理性を離れて飛び出した声音に含まれる悦びの色に、少女は首筋まで
紅く染め上げ、羞恥に顔を伏せる。無意識に漏れただけに、少女自身が驚くほど、はっきりと
「女」を感じさせる声だった。

702『ゆめのかたち 過去3』:2006/09/18(月) 12:03:03 ID:5JX8/pLA
 少女が自らに課した勉学の日々は、その密度にふさわしい成果を少女にもたらし、気が付けば
ナギに仕える従者の中で、彼女ほど優秀な人材は見当たらないまでに成長を遂げていた。
マナー全般は元より、数多の学問への精通、芸術各種の嗜み、そして格闘術に至るまで、
およそ考えつく全ジャンルにおいて少女は優れた成績を見せつけていた。
 その秀でた能力は、少女に更なる機会を与えた。即ち、アルタイの南方に位置する
ヴィントブルーム王国内のビューネ自治区に居を構える、乙HiME養成機関『ガルデローベ学園』
への入学。全世界の女性にとって憧れの職業であるマイスター乙HiMEへの道が開かれるなど、
少女は夢想だにしていなかった。

 少女を推薦したナギに言わせれば、アルタイに仕える主要軍事兵力を増産するにあたって、
ガルデローベへの入学資格をクリアしている資質ある者であり、且つ戦闘で死亡しようが
痛くも痒くもない人材が、たまたま少女だけだったに過ぎない。しかし少女にとって、
裏の事情などどうでも良かった。それ以前にマイスター乙HiMEへの憧憬すら、大して
持ち合わせてなどいなかった。
 少女には、自分を育ててくれたアルタイへの恩返しを、彼女が想定していた以上の規模で
行えるかもしれない、という喜びが全てであった。胸中に今も広がる、冷たく荒んだ貧民街の
光景を、現実の地平から消し去る可能性が高まるなら、職種など何でも構わない。

 ともあれ、開かれた道が乙HiMEに通じているのなら、そこを目指して突き進むのみ。
アルタイの援助を受けてガルデローベに入学した少女は、ここでも多大なる勤勉さと学習能力の
高さを示し、コーラルと呼ばれる予科生の中で主席を維持し続ける事に成功した。全ては
アルタイの為、自分を拾ってくれたナギに報いるため。
 この基本姿勢は、学生寮で同室となったアリカ・ユメミヤ及びエルスティン・ホーとの
親交を深めて以降も、決して揺らぐ事は無かった。友人と楽しく過ごす日々においても
気を緩めず、常に自らを磨き続ける事を念頭に置いた結果、少女は傍目から見ると、
表情の変化に乏しい無個性な人格に育つ事となった。優秀な成績へのやっかみから、
冷たいエリート様と受け取られがちになっても、少女は意に介さず歩みを止めようとしない。

 多感な心を内側にしまい込み、真っ直ぐ目標を見据えて進み続ける――これが自分に与えられ、
そして自分で決めた生き方なんだろうと、少女は漠然と感じていた。恐らく一生、
このスタイルを崩すことなく生きていくのだと、信じて疑わなかった。


 あの日、一人の少年と出会うまでは。

703『ゆめのかたち 未来3』:2006/09/18(月) 12:04:35 ID:5JX8/pLA
 偽らざる心中を吐露することが恥ずかしくて、少女は自分の指を噛み、漏れ出る声を懸命に
抑えようとする。そうでもしなければ、少年に与えられる刺激がもたらす愉悦と、彼に愛される
歓びに、我を忘れてはしたない姿を晒しかねない。
 そんな涙ぐましい努力を続ける少女の姿は、世の男性全てがぞくりとする程、淫靡で
いじらしいものだった。勿論、間近で見つめる少年が例外に属するはずもなく、全身が
燃え出すような熱気が体内に宿る様を、呆と感じている。

 少年は身を灼く情感に突き動かされるかの如く、愛撫する場所を少女の上半身から下方へと
移動させた。張りのある白い太股をそっと撫で、すべすべの感触に酔いしれる。更に
もう片方の手で少女の背筋をなぞり、日焼けしていない首もとに口付けすると、少女の躰は
所有者の意思を離れて大きく仰け反った。
 室内を包み込むのは、恋人達の肌が触れ合う音色と両者の吐息。そして二人の身体から
発せられる、本能を揺さぶる芳醇な香り。鼓動と体温が跳ね上がり、全身がどろどろに溶けて
混じり合う錯覚に見舞われながら、若い男女は身体を重ねる。

 少年の手が更に下部へ伸びる。少女の桃色に張る膨らみをつるりと走り、膝下を通り、
牝鹿のように細く力強い脚元にかけて、洗礼の御手をかざす聖職者に似た動作で駆ける。
緊張で強張る肢体を解きほぐす気持ちで手を動かす度に、少女の口元から声にならない呼気が
零れ落ち、小さな身体は弛緩の度合いを強めていく。今や少女は、自分の意志で満足に
手足を動かせない程、脱力しきっていた。
 少年の手が両足の内側に差し掛かった時、二の腕が一瞬だけ、少女のうっすらした茂みを
かすめた。冷たい感触が走る。汗ではない何かが、少女を潤わせていた。大好きな人を
悦ばせてあげられた感動が少年の胸に溢れ、下腹部の奥底にどくんと火が点る。

 少年は少女の膝下を優しく持ち上げ、緩やかに左右へと開いていく。半ば惚けていた少女は、
自分が何をされているのかに気付いて、一気に理性を取り戻すが、少年の動きを止めることは
出来なかった。もはや足を閉じる力さえ無く、されるがままの少女には、微かな拒絶の声を
挙げるしかない。
 少女は緊張と羞恥で死にそうになりながら、女の全てを少年にさらけ出す。むっとする程に
濃密な香りを醸し出す園は、蜂蜜を浴びせたみたいに甘く濡れていた。
 つうっと指先で入口をなぞる。微かに触れるだけの弱々しい愛撫は、しかし少女に最大級の
衝撃をもたらした。何とか閉じようとしていた口が大きく開き、懸命に抑えていた喘ぎが
一気に溢れ出し、意志と無関係に背筋が反り返って足が伸びる。今まで少女を悩ませていた
刺激が、取るに足らない幼稚なものに思えてくる程、この愉悦は段違いだった。

 少女の瞳から流れ落ちる、熱い雫が一筋。頭の中が白く染まり、理性が消し飛びそうに
なりながら、潤んだ少女の双眸は真っ直ぐ少年に向けられる。少年だけを見つめ、求めている。
二人の視線が交錯した時、言葉など不要だった。
 少年は傍らの恋人を強く抱き締め、唇を重ね、熱い蜜が流れ出る秘所を懸命に愛撫する。
まるで指人形のように、少年の僅かな指の動きが、少女の身体を幾度となく揺さぶり、くねらせる。
少女は声を抑える事を忘れ去ったかの如く、重ね合った口の中に、喜悦の全てを吐き出していた。

 こんこんと湧き出る蜜が、少年の手をべったりと濡らし、シーツに深い染みを作る。
だが少女はそんな事を気にかける余裕も無い。自らを抱き締めてくれる最愛の人の体温と、
身体をわななかせる少年の感触だけが、少女に感じられる全てだった。

704『ゆめのかたち 過去4』:2006/09/18(月) 12:06:01 ID:5JX8/pLA
 引っ込み思案で頼りなく、人の上に立つ品位と自覚に乏しいお姫様――少年に対して少女が
抱いた率直な第一印象がこれである。少年に対して『お姫様』というのも奇妙な話だが、
当時の少年は暗殺された姫君の影武者として女装しており、しかも驚異的に様になっていたため、
少女を含むガルデローベ生徒の誰一人として、普段の生活から真実を察する事は出来なかった。
 社会的身分の差から、少女は少年に対し礼節をもって接していたが、それはあくまで
乙HiME候補生としての義務感に基づいており、個人的な親愛とは程遠い。王族と一般人の間に
馴れ合いなどもってのほか、と考える少女からすれば、多少の緊張感を孕む関係こそ
最善と呼ぶにふさわしい。

 そういう考え方に揺らぎが生まれたのは、万能型の少女が唯一不得手とする被服学の課題に、
夜遅くまで取り組んでいた時のこと。何度やっても慣れない針仕事で怪我した指に、少年は
そっと手当を施し、純粋な行為から課題を手伝ってくれた。いずれ乙HiMEの主となるべき者として
失格と言う他ない、己の立場を弁えない愚行。だというのに、少年が向けた笑顔と、
肩にかけてくれた上着の温かさは、少女の中にあった冷たい壁を知らぬ内に溶かし始めていた。

 やがてガルデローベにナギが訪れた際、様々な紆余曲折を経て、少女はヴィントブルーム国の
姫君に隠された真実を知った。まさにその日、迫り来るテロリストの脅威と死の危険に
晒されながら、名も知らぬ誰かを懸命に護ろうとする少年の姿を、少女は間近で目撃したのである。
 黒科学を信奉するシュヴァルツに操られたスレイブの圧倒的な力に、少年は対抗手段など
何一つ持っていなかった。それどころか、界隈のチンピラ程度ですら、少年が喧嘩で勝利する
確率はかなり低い。最低限の護身すらままならぬ、完膚無き弱者に過ぎない少年が、
しかし街を焼き払うに足る熱線の照射口を前に一歩も退かず、市民を救う為に傷付いた身体で
立ち上がってみせたのだ。

 少年に秀でた才能は無い。明晰な判断力を備えているとは言えず、緊急事態に動ぜぬ
鋼の精神力もなく、相対する者を跪かせる威厳も身に付けていない。せいぜい姫君という
偽りの身分を振りかざして、多少の政治力を行使するだけで精一杯。張り子の虎を演ずるまでが
限界のはずだった。
 しかし、それは間違いだった。
 少年には、誰もが認めざるを得ない美点があった。他人を自らの半身であるかのように慈しみ、
いつしか敵味方の垣根すら越えて人々を惹き付けて止まない愛情の深さと、他者を護るために
自身が傷付く事を恐れず立ち向かう勇気。人が人として生きていく上で何より大切な心を、
少年は確かに持っていた。

 少女が掃き溜めのような環境でがむしゃらに生きていた頃に絶えず夢想してきた、そして
成長してからは自らもかくあるべきと望み続けた、弱者を助け救い出すために戦う
誰かの姿――決意の言葉と共に戦い抜こうとする少年の背中に、少女は追い求めたものを
はっきりと見出した。
 その姿を美しいと思った。
 その心の在り方を誇り高いと感じた。
 その優しさを、何より尊きものだと確信した。

 この時、少年が見せた魂の輝きへの感動こそ、少女にとって生まれて初めての恋と――純粋な
愛の始まりだった。

705『ゆめのかたち 未来4』:2006/09/18(月) 12:07:00 ID:5JX8/pLA
 互いの手を取り合い、身体の大部分を密着させたまま、少年が少女の中に入り込んでいく。
濡れそぼった秘所は男性を受け入れる準備こそ出来ていたものの、未だ穢れを知らぬ無垢な躰は、
侵入を拒むかのように狭い。少年は、とにかく少女を苦しませぬよう、ゆっくり時間をかけて
腰を進める。
 やがて、何かを突き破る感触と共に、恋人達は最深部で繋がった。みっちりと、きつきつで、
息苦しいぐらいに。

 赤い血潮が流れ出る。痛がれば少年が悲しむと解っていたから、少女は必死の思いで苦悶を
表に出すまいとしていたが、やはり限界があった。抉り取るかのような激痛は、そのまま
少女の面持ちを歪め、悲鳴を漏らしてしまう。けれど、生まれて初めて体験する苦しみを
受けて尚、少女に後悔など微塵も無かった。
 胸中を満たすのは、自らが女になったという感慨と、身も心も少年と一つになれた事への喜び。
肺腑に異物が突き刺さる痛みさえ、何人にも消し去れぬ聖なる証なのだと、
愛おしく思えてならない。

 繋がったまま、両者とも動かない。少年は自身を締め付ける感触の心地よさに陶然としながらも、
下手に動けば少女を苦しめると知っていたため、腰を前後させようとしない。少女の髪を撫で、
身体中に口付けし、苦悶が和らぐのを忍耐強く待ち続ける。
 少女の体内から痛みが弱まり、打ち付けられた楔の熱い質感を冷静に見つめられるように
なるまで、およそ十分弱。恋人達は、まるで一つの生物であるかのように、呼吸を合わせ、
鼓動を重ねていた。

 やがて少女はにっこりと微笑み、少年に対して小さく頷く。これを合図に、少年はゆっくりと
律動を開始した。
 身体の最深部で互いの熱が混じり、溶け合って、次第に全身を灼く炎に変わる。最初こそ
ぎこちなかった動作は、次第に滑らかになり、内側から溢れ出る快楽に包まれて段々と激しくなる。
対となる半身を得た肉体が、持ち主の制御を離れて、本能に直接働きかけているようだった。

 二人の声音に甘美の色が混じる。結合部が擦れ合い、潤いを増すにつれて、恋人達の理性が
薄れていく。全身の細胞を驚喜させる悦楽と、止まらない愛おしさに背を押され、二人は
無我夢中で互いを感じる事に専心する。
 動き続けたまま唇を重ね、舌を絡ませると、また新たな快楽が生まれた。抱き合っただけ、
触れ合っただけ、無数の歓びが一組の男女を包み込み、止むことなく走り続ける。
 心も身体も、肌を重ねる恋人で一杯だというのに、魂さえも溶け合うかのよう。
 気持ち良くて。良すぎて。こんなにも、とろけていってしまう。

706『ゆめのかたち 過去5』:2006/09/18(月) 12:08:21 ID:5JX8/pLA
 なるだけ感情を表に出さないよう過ごしてきた少女は、胸中に一片の想いを宿した後、
内心の動きを面持ちに乗せる事が多くなっていった。しかし、笑顔ばかりとは限らない。
特に少女の場合、沈みがちな顔を見せる機会の方が、ずっと増えていた。

 少女は常に少年の傍に居た。短いながらも密度の濃い時を過ごす内に、少女は少年が持つ
愛情の形を、よく理解するようになる。彼の慈愛は、特定の個人だけに注がれる類のものではなく、
世界中の他者全般に捧げられる父性的なものだった。それ自体には何ら落ち度は無く、誰からも
非難される謂われのないものである。男女間の恋愛感情が芽吹いていない事が、彼の愛し方の
形成に影響している点は否めないが、少女に不満などあろうはずもない。
 ないのだが――少年の気持ちはともかく、対外的に見て少女が少年の一番になれていない事を
示す出来事が、立て続けに起こった事は、決して喜ばしいものではなかった。

 少女の親友であるアリカ・ユメミヤが、母親がシュヴァルツの本拠地「黒い谷」で生きていると
聞いて飛び出した時、少年は危険を承知でアリカを追う事を選んだ。そして黒い谷を襲撃する
カルデア帝国軍との戦闘中、少年はアリカと正式な契約を結んだのだ。王とマイスター乙HiMEの、
生命を共有する誓いと共に。
 その後更に、もう一人の親友エルスティン・ホーが少年の正体を知り、想いを真正面から
伝えるようになった事で、社会的な立場でも、秘密の共有においても、
少女は特別な位置に立つ身ではなくなっていた。

 追い打ちをかけたのは、ナギから突然連絡された、マイスター乙HiMEとしての帰還命令。
この命令があと一年早かったなら、少女は何の憂いもなく、喜びをもってアルタイに
戻っていただろう。けれどあの時、念願であったアルタイのマイスター乙HiMEへの就任を
確約されながら、少女に嬉しさはなかった。胸を刺すのは、冷たい空虚を注ぎ込む寂寥感。
 アルタイへの帰還は、そのまま少年との別れを意味する。かつて人生を賭して追い求めていた
マイスターへの道を躊躇させる程、少女は少年を愛してしまっていた。不幸な子供達をこれ以上
生まないために尽力するという少女の夢は、いつの間にか、少年と共に尽力する夢へと
変わっていた。
 静かに降りしきる雪の下、王族として人々のために尽くす道を選んだ少年を前に、少女は
想いを伝えようとするも、最後の一言を口にする事はなかった。少年の崇高な決意を阻みかねない
告白をするまでに、少女は我が儘になりきれなかったから。
 遠ざかる背中を前にして泣き出さずに済んだ事は、殆ど奇跡に等しかった。

 こうして迎えた別離の瞬間。しかし急転直下する運命は、悲嘆に暮れた日々さえも濁流の藻屑に
変えてしまう。
 真白姫の胎動と真祖の敵対、セルゲイ・オーギュスト宰相の暗躍、そしてナギの死。迫る
危機的状況の最中、力と絶望による支配を目論む暴君に宣戦布告する少年の姿に、少女は
運命に選ばれし王の御姿を確かに捉えた。力を貸して欲しいと、差し出された少年の手が、
少女に一歩踏み出す勇気を与える。
 ナギから託された貴石で少年と契約を交わす時、頬をつたった涙の熱さを、
少女は未来永劫に至るまで鮮明に思い出せるだろう。

707『ゆめのかたち 未来5』:2006/09/18(月) 12:09:19 ID:5JX8/pLA
 少年に内奥を埋め尽くされ、少女は官能の火にあぶられて、ただ喘ぐ。少年が入ってくることで、
全身がわななき、むせび泣き、喜悦の声を震え出してしまう。
 燃え出すように身体が熱い。自分が熱いのか、それとも少年が熱いのか、それすら判らない。
ただ、この熱さは少女を蕩けさせ、愛し合う喜びに浸らせるだけ。

 律動がまた一つ。頭の中を純白に染め上げる快感が、少女を反り返らせる。少女が自分の意志で
出来る事など、もはや首から上を左右に動かすだけ。手足や腰元は、とっくに彼女の制御を離れ、
勝手に動き回って言うことを聞かない。髪を振り乱し、声を挙げることが、彼女に許された
意思表示の全てだった。
 二人の呼吸が重なる。すぐにズレて、喘ぎが漏れる。そしてまた重なる。痺れにも似た快感。
 下腹部の心地よさが全身に広がり、熱を帯び、どんどん臨界点目掛けて高まっていく。
身体がばらばらになり、心までも消し飛ぶような、圧倒的な衝撃が威力を増す。このまま
精神が砕け散ってしまいそうな恐怖が脳裏を過ぎり、力が入らない手足を懸命に動かして、
少年に精一杯しがみつく。

 少女にはもう外界の様子など何も解らない。伝わるのは少年の感触だけ、胸を満たすのは
少年への想いだけ。両手で抱き締めても、両足を絡ませても、唇でついばんでも、
愛しさが内側から溢れて零れ落ちてしまう。
 あまりにも強すぎるから。
 少年がどんどん少女の中に入ってきてしまうから。
 空虚だった少女の中に、何時の間にか入り込んで、一杯に満たしてしまったから。
 もう彼のいない世界を考えられない程に。離れては生きていけないと確信させる程に。
 こんなにも、愛してしまったから。

 びくんと、身体が揺れる。限界が近いと本能が告げている。最後の瞬間が迫っている。
 少女だけでなく、少年もまた、極限を迎えようとしていた。乱れきった呼吸を合わせ、
互いの手を握り締め、頂点を目指して駆ける。喉の奥からせり上がる声は言葉にならず、
しかし情感の全てを音色に含有したまま、室内に響き渡る。
 水気を伴ってぶつかりあう二人の身体。貫かれる度に声が跳ね上がり、粘度を増し、
何かが高まっていく。両者とも切迫した気配に支配され、後戻りすることも出来ない。
ただ真っ直ぐ、視界に広がる光の中へ走り抜けるだけ。
 そして最後の一突き。魂の深奥で未知の閃光が奔り、一気に爆発して全てを呑み込んでいく。
二人は同時にこの瞬間を迎え、悲鳴に近い絶叫と共に、決定的な何かへ到達した事を知る。
無重力空間へ投げ出されたような浮遊感の中、全身が硬直し、痙攣を繰り返す。
 数秒間、身体がガクガクと揺れ動いた後、脱力した身体がベッドに倒れ込んだ。
少女は心地良い疲労感と、繋がったまま覆い被さる少年の重みに包まれ、忘我の境地を
緩やかにたゆたう。心と躰の奥底に、生涯忘れ得ぬ聖痕が刻まれた事を、はっきりと感じながら。

708『ゆめのかたち 過去6』:2006/09/18(月) 12:10:12 ID:5JX8/pLA
 少年に戦士の力量は無かった。少年は戦う術を持たぬ存在だった。彼の本分は戦闘から
離れた場所にあり、その点を責める事は全くの見当違いである。だが危険な戦場に立つ事の
多い少年が、後ろで護られねば生き抜けない弱者である事は、動かし難い事実であった。
 まして、マイスター乙HiMEにも並ぶ戦闘力を持つ太古のHiME達と、かつて世界を焼き払った
伝説のチャイルド、そして敵側に回った真祖という絶望的な戦力を相手取らねばならなくなった時、
少年は戦士達にとって単なる足枷にしかならない。
 けれどあの時、少年は後ろで護られるだけの存在ではなくなった。

 閉じこめられた幻想世界の中で過去の自分に戻され、過酷な境遇に絶望しそうになりながらも、
少年は自らの意志で立ち上がり、戦ってみせた。己が何者であろうと、あるがままの自分を
受け入れ、前に進む事を誓った少年の前に、現れたのは純白に輝く一振り。
 真白なる金剛石――全てのGEMを統べる、王者の証たる貴石を柄に収めた剣を手に、
少年は封じられた世界を砕き、少女達の元へ帰ってきた。
 王者として振るわれた一閃は、巨大な暗黒竜とHiMEを、そして闇に捕らわれた真祖を断った。
セルゲイの不意打ちで一度は斃れるも、決して砕けぬ輝きと共に蘇り、乙HiME達の力を受けた
白き闘衣を纏って、惑星を破壊せんとする黒い意志を斬ってみせた。

 その過程を、少女は、すぐ間近で見つめていた。どれだけ苦痛に苛まれようと、
どれだけ深い絶望に見舞われようとも、かけがえのない人々の為に何度でも立ち上がろうとする、
気高い王の横顔を。
 我欲に乏しく、他者への思いやりがもっとも強い行動原理になる点において、少年と少女は
似た者同士と言える。同じ方角を向き、歩いていこうとする魂の在り方こそ、
少女が惹かれたきっかけだったのかもしれない。

 戦いが終わり、顔を涙でくしゃくしゃにして少年に抱き付きながら、少女はそこに至るまでの
日々を噛み締めつつ強く思った。この人を好きになれて、本当に良かったと。

709『ゆめのかたち 未来6』:2006/09/18(月) 12:11:03 ID:5JX8/pLA
 静寂の中、どのぐらい呆としていただろうか。少女が大儀そうに頭を動かし、双眸を
見開いたところで、少年と目が合う。どちらとも、疲労を漂わせながら満ち足りた表情で、
小さく破顔した。自分達が遂に一線を越えた事を実感し、気恥ずかしさと誇らしさが胸一杯に
広がる。
 今や触れ合っていないと我慢できなくて、恋人達は身体を寄せ合い、何をするでもなく
時の流れに身を任せる。この瞬間が永遠に続けばいい、このまま時が止まってしまえばいい――
そんな事を思ったのは、果たしてどちらだったか。
 月は天宙高く、煌々と優しい光を下界に投げかける。闇夜の涼風がカーテンを揺らし、
熱気のこもった部屋に心地良い冷気を吹き込む。耳鳴りを覚える程の静けさは、
天が二人に贈ったささやかな祝福の一時か。

 寄り添ったまま、しばしの語らいを経た後、彼等は再び互いを求め合った。
 少年の手が改めて少女の身体に触れ、眠れる官能を掘り返す。初回と違い、彼女の反応する箇所が
飲み込めた為、少年の動きはより的確になっていた。たちまち少女は燃え上がり、積極的に
身体を絡ませ、少年の腕の中で艶めかしい女の舞いを踊る。
 共に在ることを義務付けられた一振りの剣と鞘の如く、
惹かれ合わずにいられなかった魂たちは、肉体の垣根を越えて一つに溶け、混じり合っていく。

 深まる夜の中、恋人達は再び熱く潤っていく。

710『ゆめのかたち 過去7』:2006/09/18(月) 12:11:32 ID:5JX8/pLA
 再び平穏な日常が戻ってきた時、少女の新しい日々が始まった。
 尊敬する先輩方、屈託無く笑い合える友人達、そして誰よりも大切な人と共に、
賑やかで心躍る日常が繰り返されていく。
 夢の追求に関してはこれまでと変わらなかったけれど、たった一人の孤独なレースではない。
 傍で支えてくれる人がいる。
 共に進んでゆきたい人がいる。
 それだけで、世界はこんなにも彩りを豊かにしてくれた。

 少女と同じく、少年に心惹かれる者が居る。少女が先行している部分は特に無かったけれど
、要は新たなスタートラインに立ったということ。心を満たす温かな想いを受け止めた今なら、
多少の事で憂い顔になったりしない。笑顔を絶やさず、前を向いて進んでいける。
 だから、少女に微笑みは絶えない。宿った気持ちを大切に抱き締めて、
移ろいゆく毎日を懸命に生きていく。

 そしてあの日――爽やかな風が頬を撫でる晴天の下で、少女の想いは、遂に彼の元へ届いた。

711『ゆめのかたち 未来7』:2006/09/18(月) 12:12:40 ID:5JX8/pLA
 目蓋越しに降り注ぐ、窓から差し込む柔らかな陽光がきっかけとなって、少女はゆっくりと
覚醒した。外の明るさから見て、普段ならとっくに起きている時間である。休日であろうと
早起きするのが信条である少女にとって、これほどの寝坊は珍しい。
 起き上がろうとして、全身を包む倦怠感を覚え、元の位置に横たわる。身体が鉛のように
重いだけでなく、節々に痛みまで感じる。ハードな運動なんてしたかしら、と、
未だ睡魔の抱擁から抜け出しきらない頭で、ぼんやりと考える。
 ここまで寝起きが悪いのは、きっと暖かな陽気のせいだ、と思う。身体を包み込む布団は
こんなにも温かく、眠気を誘って止まない。枕だって内側から熱を発しながら、頭部を心地良く
受け止めているのだ。おまけに、くびれた腰のラインにあてがわれた布地は、
少女が楽な姿勢になるよう支えてくれているのだし、これで眠くならない方がおかしい。

 なんだか酷く心地良い。今日は休日だし、もうしばらく寝てしまおうか。
偶にはこういう贅沢な時間を過ごしても、罰は当たらないだろう。
 少女がそう考え始めた時、

「おはよう、ニナちゃん」

 耳朶を打つ、優しい声。一度は沈みかけた意識が、急速に鮮明さを増してゆく。この声の主を、
少女が聞き間違えるはずがない。
 瞳の焦点が揃い、眼前の光景を伝えてくる。一瞬ピントが合わない程の近距離に、少女を静かに
見つめる顔貌が一つ。彼女がただ一人愛する男性が、至近で寄り添っていた。
 少年の顔を見ただけで、とくんと胸が高鳴る。頬が紅潮し、全身の感覚が瞬時に鋭敏となって、
そこでようやく少女は、自分の置かれた状況を理解した。

 少女は布団を被って横たわっている。だが、身体に触れるのは布団だけではない。
布地と思われたのは、腰に回された少年の手。枕だとばかり思っていたものは、少女の重みを
柔らかく受け止める、少年の二の腕だった。
 そして、少女は寝間着を身に付けていない。下着すら付けていない。少女は一糸纏わぬ姿で、
少年に抱き締められたまま、ずっと眠っていたのだ。
 頭の中で欠けていたピースがはまり、前後の記憶が思い起こされたところで、
少女は自分達が明け方にかけて何度も愛し合った事実に気が付く。

 刹那、リトマス試験紙のように全身がかあっと紅く染まる。恥ずかしくてまともに視線を
合わせられず、うつむくこと十数秒。上目遣いで恐る恐る少年を見上げ、

「はい、おはようございます」

 精一杯の勇気を振り絞って、小さな声で挨拶を交わした。

712『ゆめのかたち 未来8』:2006/09/18(月) 12:13:57 ID:5JX8/pLA
 少年の笑顔が深まる。変な顔をせず応えられた事に安堵し、肩の力を抜いたところで、
少女はある事実に気付いた。彼女が目覚めた時、先に彼の方から声をかけられた。つまり、
少女が起きる瞬間を捉えていた訳であり、それはつまり――

「あの、ひょっとして、私の寝顔ずっと見てました?」
「うん。三〇分ぐらいかな」

 単純明快な返答。少女は顔を下ろし、布団の中に潜り込んでしまう。目元だけ隙間から覗かせ、
どこか恨めしげに少年を見遣る。

「あれ、どうしたの?」
「……ずるいです。不公平です」
「へ?」
「私ばっかり見られちゃうなんて」
「普段はニナちゃんの方が早起きなんだから、僕の寝顔いつも見てるでしょ」
「それとこれとは別です。その……ああいう事をした後の顔だなんて」

 理不尽な物言いと分かっていたが、今はそう答えるしかなかった。情事の後、蕩けきった
無防備な表情をつぶさに観察されるなど、考えるだけで消え入りたくなってしまう。
 ふと見れば、少年が小さく苦笑している。決死の告白を軽く流されたようで、少しかちんときた。

「もう、聞いていますか?」
「うん、ちゃんと」

 屈託のない笑顔を見ていると、なんだかそれだけで、怒りの炎がみるみる鎮火して
しまいそうになり、少女は再び顔を伏せた。

「でも、きっと不公平にはならないよ」

 声と共に舞い降りる、そっと髪を撫でられる感触。顔を出すと、半身を起こした少年が向ける
眼差しと目が合う。深い緑を湛えた瞳は静かに輝き、力強い生命の息吹に満ちていた。

「だって、こういう時間はこれから何度でも過ごせるんだから。今度は僕が見られる番に
なるかもしれない」

 穏やかな言の葉。少年は少女の肩に手を遣り、抱き起こして視線の高さを合わせる。
胸元を晒しそうになった少女は、慌てて毛布を引っ張って前を隠しつつも、少年から顔を
背けようとしない。
 両肩に置かれた少年の手から、じんわりと温もりが伝わる。少年は幾ばくか呼吸を整えると、
やや上気した面持ちで、はっきりと想いを口にした。

「ずっと僕の傍にいてほしい。ニナちゃんと一緒に生きてゆきたい。
その事を、許してくれますか?」

713『ゆめのかたち 未来9』:2006/09/18(月) 12:14:52 ID:5JX8/pLA
 胸の奥に、すとんと言葉が落ちていく。瞬間、少女の視界が突然ぼやけ、少年の顔がまともに
見えなくなる。僅かに訝しんだ後、少女は自分が泣き出している事を知った。理性より先に
感情が反応し、息つく暇もなく涙腺にひびを入れてしまう。
 聞きたかった言葉。ずっと待ち焦がれていた告白。何度も夢見た光景を現実で体感した時、
心の奥から溢れて止まらない感情の爆発に、少女は翻弄されるしかなかった。喉がひりつき、
鼻の奥に熱いものが絡みつき、まともな言葉が紡げない。目元を手で覆っても、後からどんどん
零れ落ちる涙が、指の隙間を伝って流れてゆく。
 精一杯の努力で、なんとか口を動かし、

「はい……はいっ、私も一緒にいたいです。貴方と共に、ずっと、生きて……」

 それ以上は、もう言葉にならなかった。少女をふわりと包み込む抱擁の温もりと、優しい笑顔に
見つめられて、少女の涙腺は完全に決壊した。少年の胸元に顔をすり寄せ、ただ嗚咽する。
こみ上げるのは歓喜の雫。この世に生誕した事への感謝に溢れた祝福の雨。
 しばしの後、ようやく顔を上げた少女の目元を、少年の指先が拭う。滴を湛え、赤く染まった
瞳のまま、少女は美しく微笑んだ。世界中で彼だけにしか向けられない、最高の笑顔を。
 少女の手からシーツが落ち、そのまま少年の首に腕が回される。少年もまた少女の背に
手を遣って抱き締めると、二人は同時に瞳を閉じ、顔を近付ける。
 木漏れ日に照らされた部屋の中で、恋人達は永遠を誓うように、熱いキスを交わした。




 少女は夢を見ていた。
 幼い日に焦がれた、優しい世界が到来する日を。
 成長した後の出逢いが抱かせた、彼女自身が幸福を掴み取れる瞬間を。
 毎日を懸命に生きながら、ずっと夢見ていた。

 今、此処に在る世界は夢ではない。
 少女が遂に巡り会い、得ることの出来た幸せは、決して夢ではない。


   Fin.

714698:2006/09/18(月) 12:15:18 ID:5JX8/pLA
ついカッとなって書いた。
甘々でらぶらぶなエロを書けるなら何でも良かった。
今は反省している。

715名無しさん:2006/09/18(月) 14:10:55 ID:JCKfp40A
good job!
すばらしいです

716名無しさん:2006/09/18(月) 18:08:52 ID:0N.mK9ss
このタイミングの投下はずるい

717名無しさん:2006/09/19(火) 00:00:58 ID:vuQ.9xBg
マジGJ!
かなり楽しめました。

718名無しさん:2006/09/19(火) 08:40:22 ID:E58ruZpM
>>716
嫉妬したニナ派氏?

719名無しさん:2006/09/20(水) 07:03:23 ID:ZCXWRoaY
一気に読まされた。GJ。

720名無しさん:2006/09/20(水) 16:29:23 ID:gJ3huah6
文字が詰めすぎでかなり読みにくいんで読む気が失せるのが難点だと思う
次回はそのあたりをきっちり推敲して欲しい
とりあえずGJ

721名無しさん:2006/09/26(火) 21:06:43 ID:Rf/40sVs
保守
サトケン版ニナのフィギュア出来いいよね

722名無しさん:2006/09/26(火) 21:32:00 ID:cKGJStr2
マシロくんはとにかくきゃわいいinエロパロ
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155824076/l50


このスレは糞です。なんとかしてください。

723名無しさん:2006/09/27(水) 00:13:47 ID:qHY76xVY
>722
へたに構うと付け上がります
無視が一番

724名無しさん:2006/09/28(木) 00:20:07 ID:O4bxbAsA
>>722
こっちに来ないで下さい。

725名無しさん:2006/09/28(木) 00:38:27 ID:ihqb5tQU
>>722
そんないやらしい目でみないで下さい

726名無しさん:2006/09/29(金) 01:05:56 ID:lkQuqW2g
先日読んだちょっと昔の小説でなかなかのシチュエーションがあり、
舞乙のキャラにやらせたら面白そうと思い立って、拝借しました。
その1〜その4まで。マシロくんが来る前のガルデローベの話です。

727ユメミヤ式記憶術 その1:2006/09/29(金) 01:09:56 ID:lkQuqW2g
 1学期の期末試験が終わったガルデローベ。アリカ、ニナ、エルスの部屋ではパールの
ジュリエット・ナオ・チャンの指導のもと、期末試験の反省会が行われていた。

「それにしても、アリカちゃんの舞闘の実技試験はすごかったね」

 お茶の用意をしながらエルスが言った。ガルデローベ予科生であるコーラルの履修も
基礎の段階を終え、内容も応用編に入ったところである。
 歴史、法律、数学、炊事――ほとんどの科目で低空飛行のアリカであったが、
本科生を相手にした舞闘の試験で、「トリアス」と呼ばれる本科生トップ3の一人シホ・
ユイットに勝利したことにより、オトメハートを1つ獲得して、なんとか退学を免れた。

「えへへ。ありがとう、エルスちゃん。今日の舞闘は、先週の講義で教わった経絡の位置を
意識して戦ってみたんだけど、予想以上にうまくいっちゃった」

 照れながら、アリカが言った。

「経絡って、アリカ、あなた、もうあれを憶えたの?」

 驚いたようにニナが訊いた。
 経絡の流れに基づく人体の部分に対応した急所の名称が約四十、およびその効能など、
確かに先週の講義で教わったことである。
 しかし、その名称は地球時代の古語を用いたものでエアルではなじみが薄く、実戦知識と
いうよりはどちらかというと古典教養の類であり、難解なことこの上ない。幸い今回の
試験範囲からははずれたものの、コーラルの生徒たちはみな憶えづらいと嘆いていた。
 その暗記に閉口しているのはニナも同じであった。ただ、他のコーラルのように
口には出さないだけである。
 お茶の用意を終えたエルスは、ベッドに腰掛けてのんびり書見しているナオに訊いた。

「パールのお姉様方もあれを憶えるのは苦労したんですか?」

「シホあたりは苦労していたみたいだけど、私はそうでもなかったわ。実践で憶えれば
案外簡単よ」

 普段はなかなか先輩らしい振る舞いをしないナオも、今日は珍しく機嫌よさげに応えた。

「実践…… といいますと?」

「ほら、私ってよくガルデローベを抜け出してヴィントの街をうろつくじゃない?
そこでちょっと治安の悪いところに……」

「お、お姉様!!」

 世話係であるニナが、ナオをたしなめる。校外に出て街で何をしているかと思えば、
そんなことをしていたのか。
 一種の治安活動を兼ねてね、とうそぶくナオだが、各国に対して中立公正を謳う
ガルデローベのオトメとして、それはかなりきわどい行為である。
 そうした素行不良さえなければ、トリアスの一人に選ばれてもおかしくない実力の
持ち主なのに、どうしてそれを正そうとしないのか。
 世話係として日頃ナオの人柄に触れ、外面に現れているほど性格の歪んだ人ではない、
と知っているニナには、ナオのこうした偽悪的な態度が歯がゆくてならない。

728ユメミヤ式記憶術 その2:2006/09/29(金) 01:13:14 ID:lkQuqW2g
 またいつものお説教か。ナオは興味を失ったようにそれには返事をせずに
書物に目を落とした。
 傍らを見れば、アリカはもう話に飽きたのか、ベッドに腰掛けながらうつらうつらと
している。いつもは講義中に睡眠時間を取っているアリカでも、さすがに試験期間中は
眠るわけにはいかず、ここ数日は寝不足のようであった。
 とはいえ、仮にも試験の反省会を行っているのだから、そのまま寝かせるわけにも
いかない。エルスが軽く肩を揺すると、身体を一瞬びくりとさせてアリカが
目を覚ました。ようやく話を戻せる、と、ニナが内心ため息をつきながら訊いた。

「それで、あなたはもうあれを憶えたの?」

 アリカは寝ぼけたような目をうなずかせた。

「いつの間に!」

 ニナとエルスは顔を見合わせながら言った。舞闘以外の試験、特に学科が
壊滅的だったアリカが、あんな難解なものをほんの四、五日で憶えられるとは、
にわかには信じがたい。

「そんなに難しくないよ。昔ばっちゃに教わった憶え方があってね。よかったら
ニナちゃんとエルスちゃんも試してみる?」

 あまりに屈託のない物言いに、ニナは思わず苦笑した。マイスターを目指すライバル同士
なのに、なんでこの子はこうまであけっぴろげに出来るのだろう。
 天性の不器用さと粗忽さを誇るアリカと同じ部屋ということで、いろいろと面倒なことが
起こることも多いが、その度に自然とフォローしてあげたくなるのはこうした人徳の故か。
 マイスターにならなければという使命感が強すぎるが故の、自分の余裕のなさを自覚する
ニナにとって、アリカの天真爛漫な姿は時に癒しになり、時にまぶしくすらある。

「それじゃ、せっかくだから教えてもらうわ」

 記憶術をアリカに教わるのは若干不安なところがあるが、こと舞闘に関する限り
アリカの実力は本物である。そのアリカが実戦で役に立ったと言うのだから、
少なくともきちんと憶えることはきちんと憶えた上でのことなのだろう。

「私もお願いしちゃおうかな」

 エルスも同じ思考過程をたどったのか、話に乗ってきた。

「それじゃまず筆を用意して」

「筆って、習字の講義で使うあの筆?」

 そうその筆、とアリカが言ったのでニナが用意した。

「このやり方は二人でやった方がやりやすいかも」

 どういうことだろう、と二人が疑問を浮かべる間もなく、アリカはエルスの方を向くと

「脱いで」

 と指示した。

「ええっ。脱ぐの? 服を? 私が」

 エルスが訊き返してもアリカはうんとうなずくのみである。

729ユメミヤ式記憶術 その3:2006/09/29(金) 01:16:06 ID:lkQuqW2g
「で、でも……」

 寝食を共にするもの同士、着替えや浴場では裸を見せ合ったりもするが、いつも生活や
勉強をしている部屋で裸になるのはまた話が違う。内気なエルスではなおさらであろう。

「私では駄目なの?」

 ニナが助け船を出そうとするが、アリカは首を振る。

「エルスちゃんの方がいいかな」

「なんで?」

「なんでって、それは…… えっと、別に…」

「言いなさいよ」

 急に口ごもるアリカだが、反省会の時間を無駄にするわけにはいかない。
ニナが促すとアリカはなぜか目をそらしながら言った。

「その、エルスちゃんの方が、身体の部分のメリハリがはっきりしているというか……」

 なるほど、確かに経絡の図は成人女性の身体をもとに描かれている。エルスはニナと
同い年だったはずだが、各所は美しい曲線を描いて突き出して、よく発達している。
 そして、何ヶ月も共同生活をしていれば、ニナが自分の幼い身体にひとかたならぬ
コンプレックスを抱いているのもうすうす気がつく。
 アリカなりに友人に対して気を遣おうとしたのだろう。だが、そうした優しさは時として、
かえって人を傷つけるものである。

「……ふーん。そう」

「ひっ」

 ニナの見せた冷たく無機質な瞳に、アリカとエルスの二人は思わず身を寄せ合った。
普段は優等生然としているニナだが、怒らせた時の怖さは半端ではない。これも
共同生活の中で二人が学んだことである。

「そ、そういうことなら仕方ないね。わた、私脱ぐから。ほらほら、ニナちゃん?
早くアリカちゃんに教えてもらおうよ」

 出来るだけさりげなさを装いつつ、必死でエルスは話を戻そうとする。こうなったら
もう恥ずかしがっている場合ではない。
 ニナはしばらく無言だったが、気を取り直してうなずいた。祖母直伝というアリカの
記憶術を教わるのが先決問題だったからだ。
 エルスは脱ぐとなると大胆に脱いだ。羞恥心のせいか、エルスの見事な肌が、朱を
吹いたように赤くなった。
 ニナは少し感動した。いつか自分もこんな姿になれるのだろうか。
 アリカは実にアリカらしく、何事もなかったかのように言った。

「からだに書けばいいんだよ」

 そういう法か、とニナはうなずいた。

「じゃ、やるわよ」

 ニナは筆に墨を含ませて、横たわったエルスに近付けていった。まず乳房に古語で
「雁下」と書き込んだ。地球時代に使われていた象形文字で、やたらと複雑な形を
している。
 筆先が触れるとエルスはびくりとして

「ぞ、ぞっとするね」

と言った。

730ユメミヤ式記憶術 その4:2006/09/29(金) 01:19:20 ID:lkQuqW2g
 ニナは次々にエルスの身体の部分にそこに該当する用語を書き込んでいった。
こうすれば、ニナは手を動かして部分に直接書くことで、言葉を覚えることが出来る。
エルスはその冷たくてくすぐったい感触と身体にしばらく残るであろう筆跡によって
記憶を強化することが出来る。
 心理学的に見ても合理的な方法であろう。心理学はべつにしても、アリカは二人で
やるならば最良の方法だと思っている。
 しかし、誤算はあるものである。文字が増えるにつれ、エルスは息が荒くなってきた。
時折、身をよじったりする。

「ちょっと。動いちゃ駄目じゃない」

 ニナはそう言いながら背中に「活殺」と書き込む。

「お願い。す、少し休ませて……」

 エルスは息も絶え絶えに、目元を赤く染めて、小さな声で言った。

「気分が悪いならやめてもいいわよ」

 とニナが言った。

「や、やめることはないよ。もう少しで、終わるんだよね……」

 しかし、終わりまで続けることが出来なかった。上半身の部分はあらかた終わり、
下半身の部分に名前を書き入れようとすると、エルスがついには声を上げて
身もだえるので、字にならない。ニナがやめようとすると、エルスが続けてというし、
続けようとするとエルスは身体をくねらせて書くことをできなくする。
 最後にエルスは「あっ」とひと声あげると、朦朧とした表情になり、前後不覚の状態に
陥ってしまった。
 見ようによっては幸福そうな顔で眠っているエルスを見て、ニナはやっと思い当たった。

「も、もしかして、これって……」

 アリカは不思議そうな顔をしている。

「変だなあ」

 そして、裾をくるくると巻いてニナに自分の足を見せた。一人でこの方法を使っていた
らしく、アリカの足にはうっすらと筆跡が残っている。

「あたしは平気だったのに」

 とアリカはぽつりと言った。くっくっと笑いを堪える声がしたので振り向くと、
ナオが椅子の上で身をよじっている。

「あんたたちって本当にバカねえ」

 そう言って声を上げて笑った。それはいつもの皮肉めいた笑いではなく、
ニナはそうして屈託無く笑うナオを、初めて見たことに気がついたのだった。

731名無しさん:2006/09/29(金) 01:26:36 ID:lkQuqW2g
以上、「ユメミヤ式記憶術」でした。

原文7割付け足し3割、アリカはいつどうやって初めてのオトメハートを獲得したのか?
ニナがニナニーになったきっかけは? エルスがニナを好きになっちゃったのはなんで?
ナオはコーラルにどんな指導をしているのか?
などなど、漫画版舞乙で描かれなかった部分をいろいろと妄想しながら書いてみました。

732名無しさん:2006/09/29(金) 07:14:10 ID:HaFK.p0E
>>731
よい物を有難うございました。面白かったです。

733名無しさん:2006/09/29(金) 08:22:08 ID:Fdsi2OPE
ニナ派氏のマシナオが、また見たい
最初から最後までイチャイチャするのでも

734<削除>:<削除>
<削除>

735名無しさん:2006/09/29(金) 23:29:45 ID:hFaujSFU
>>731
GJ!

736722:2006/09/30(土) 23:03:17 ID:dzCum6rU
あ・・・・・・・・・!(もうこの先は言わずもがな)

737名無しさん:2006/10/06(金) 00:22:27 ID:iJeQXVSk
ニナ派氏の復活マダー?

738名無しさん:2006/10/17(火) 16:32:45 ID:.pSvfRwk
ニナ派がいなくなってからますます廃れたなwww

739名無しさん:2006/10/18(水) 23:11:32 ID:8QZY5ZS6
気長に待つさ。

740名無しさん:2006/10/22(日) 22:49:20 ID:vNDcumqo
保守

741名無しさん:2006/10/24(火) 22:22:51 ID:n05QkD.Y
何だかんだいってニナ派氏の存在は大きかったな

742名無しさん:2006/10/25(水) 21:13:20 ID:KCf3DxWY
過去形かよ・・・

743燃料投下:2006/10/30(月) 14:17:07 ID:ptoPVZak
「本当に私でいいんですよね……」
「当たり前だよニナちゃん、何度も言ってるじゃないか」

私は今風華宮内のベッドの上に押し倒されていた。マシロ様に――

「みんな好きじゃずるいですよ」

その言葉に押され、ご卒業をされたマシロ様は私を選んでくださった。
アリカとエルスを差し置いて。
二人は涙しながらも私のことを応援してくれた。ヴィントの后として。
そして、マシロさまと私は……

744燃料投下:2006/10/30(月) 14:22:11 ID:ptoPVZak
「ん、いくよ……」
「は、はい」
初夜の緊張はお互い一緒だった。一糸まとわぬ二人。
恥ずかしさがこみ上げてくる。

ぺろ

「あん!」
マシロ様が……私の乳首を吸っている。私は目を瞑っているからその様子は分からない。
その分体は過敏に反応して子宮の奥が熱くなってくる。
「おいしいよ、ニナちゃんの乳首」
舐めながら仰るマシロ様。
「次は……」
「あっ」

745燃料投下:2006/10/30(月) 14:26:19 ID:ptoPVZak
マシロ様が……私の秘所を見ている!
恥ずかしい……。秘所にマシロ様の鼻息を感じて体が震えてくる。

ぺろ

「あはぁ!!」
マシロ様が私の秘所を……舐めた!
「はうっ、あはぅ!!」
「くすくす、感じやすいんだね、ニナちゃんは」
「そんな…はう!」
マシロ様の舌は私のヴァギナを丹念に舐め上げるけど、
その上の真珠には触れない。私は気が変になりそうだった。

746燃料投下:2006/10/30(月) 14:30:26 ID:ptoPVZak
「マシロさま、そこを……」
「くすくす、そこってどこ?」
「…………!」
こんな意地悪ができる方だったなんて!
「冗談だよ、それに僕だってほんとはすごく緊張しているんだ……」
そう言うとマシロ様は私の真珠――クリトリスにキスをして……。

「あはあっ!!」

私はのけぞってびくびく痙攣した。絶頂を迎えたのだ。
「気持ち良いの、ニナちゃん?」
「はい、すごく……」
自慰で絶頂を覚えたことは何度かあるが、こんな強烈な快楽は初めてだった。

747燃料投下:2006/10/30(月) 14:37:32 ID:ptoPVZak
「それじゃ、そろそろいくよ……」
「んっ」
マシロ様のかわいい……その、ぱおーんは、
もう猛々しくなっていて、イメージよりずっと大きい。
それが今私の陰門に鍵穴を空けようとしている。
「くぅっ!!」
「痛いのニナちゃん!?」
「大丈夫、続けて……」
破瓜の苦しみは思ったより強かった。でも、私は早くマシロ様と一緒になりたかった。
「あっ」
「入ったよ……」
そして今私たちは本当にひとつになっていた。
「ニナちゃん!?」
「ううん、違うの……」
私の涙の原因を誤解されるマシロ様。こういうお優しい方だから私は好きになった。
そして今ようやくそのマシロ様と結ばれた。涙がこぼれて収まらない。

748燃料投下:2006/10/30(月) 14:44:01 ID:lcSUMyYU
「動くよ……」
「はい……あっ」
彼が腰を動かすとまた子宮から熱いしずくがこぼれてくる。
それが潤滑油となって二人の愛を奏でやすくする。
「ニナちゃん、ニナちゃん!!」
「愛しています……愛しています、マシロさま!!」
そして、二人は叫びながら絶頂を迎え。
「いく、いくよニナちゃん!!」
「はい、私も……一緒に」

「あ、ああああああああああああああああっ!!」


ベッドの上で、マシロ様に抱いていただきながら。
「ねえ、どうして私を選んでくださったんですか」
「それはね、ニナちゃんが一番エッチそうだったからだよ」
「!」

私はこんな冗談まで言えるようにまで成長されたこの方の言葉に赤面するのみだった。

(終わり)

749燃料投下:2006/10/30(月) 14:50:05 ID:lcSUMyYU
寂れてるので即興で書いてみた。
マシロくん攻めなのは御容赦いただきたいorz

750名無しさん:2006/10/30(月) 21:26:27 ID:2TQmqvY6
いやいやGJ
ニナ相手の時だけは攻めがいいね、マシロ君は

751名無しさん:2006/11/03(金) 02:05:38 ID:kZuoSFSI
とりあえず乙です
感想は特にありません

752名無しさん:2006/11/10(金) 11:35:43 ID:T48wuUXQ
保守

753名無しさん:2006/11/10(金) 14:45:46 ID:jczgZ3Dk
ニナ派師、戻ってきてくれえええ!!
ニナ派分欠乏症だ

754名無しさん:2006/11/10(金) 22:18:48 ID:dWT4AkUo
ニナ派氏はマシナオが凄くいい
敷居を広げすぎないでナオお姉様をガリガリ書いてほしい


ニナちゃんもね

755名無しさん:2006/11/17(金) 13:52:39 ID:K4lkk6Es
ニナ派師のナオマシまだぁー?

756名無しさん:2006/11/17(金) 23:46:14 ID:bpJ6N15s
ここまで執拗だとニナ派自身の自演なのでは?
と勘ぐってしまうなw

757名無しさん:2006/11/18(土) 10:52:38 ID:eWlkwrZo
このスレの大半はニナ派が書いていたから仕方ない
キグルイの人も全然見なくなったし、復活の可能性があるのはニナ派ぐらいだもんなぁ…

758名無しさん:2006/11/19(日) 11:45:45 ID:j0W84Y/M
ラブコメ系のやつ、まだぁー?

759名無しさん:2006/11/19(日) 15:25:25 ID:ZHXbHVb6
マシロきゅん×ナツキきぼん

760名無しさん:2006/11/19(日) 20:16:39 ID:Hs/OLwXA
ギャグ系希望

761名無しさん:2006/11/19(日) 20:17:47 ID:Hs/OLwXA
ギャグ系のやつ希望

762名無しさん:2006/11/19(日) 20:22:23 ID:Hs/OLwXA
誤爆

763名無し三等陸士@F世界:2006/11/20(月) 10:33:14 ID:O5.SMSyQ
まあみんな落ち着いて。
これまで投下されたのを読みながら気長に待とう。
漫画版の続編も近々出るらしいし。

764名無しさん:2006/11/20(月) 10:35:52 ID:O5.SMSyQ
763だが名前の部分はミスだ。
速やかに無視してくれ。
無駄にレスを使ってしまってすまない。

765名無しさん:2006/12/04(月) 12:38:27 ID:O9kVLH8E
保守

766マシロ君研究日記(ナオ編):2006/12/11(月) 22:00:11 ID:YiCS5zKk
●月□日
街であてもなくぶらぶらし、何となく路地に目をやると落ちてたボロ布が動いたような気がしたので
近づいて覗いてみる。そうするとボロ布ではなく、傷だらけのマシロだった。そのまま放置するのも
寝覚めが悪いのでガルデローベへ戻りヨウコ保険医に見せると、急に表情を一変させ至急治療カプセル
へ運ばれた。ヨウコに話を聞くと度重なる虐待を受け、まともな食事さえ与えられず死なずにいたのが
奇跡的で回復するかはマシロ次第だと聞かされる。運ぶときにはそれほど気にならなく
見ていなかったため興味本位で覗いてみるが直ぐに後悔した。
見るからに痛々しくココまでの仕打ちをした飼い主に憤りを感じてる自分に驚いた。
●月▽日
数日後の放課後ヨウコに呼ばれ保険室へ行くと、マシロが一命を取り留め回復に向かいあとは
意識が戻るのを待つだけだと言われ、不覚にも安心してしまう。そしてマシロをどうするか聞かれた。
意味がよく分からず聞き返すと、「元の飼育者へ帰す」か、「虐待を受けたマシロは人に危害を加えるので処分する」かと、
それを聞いた私は気が付くと声を荒げヨウコの胸元を掴んでいた。
そうするとヨウコは「なら貴女が面倒を見るのね」と笑顔でマシロの眠っているケージを渡された。
他の選択肢よりマシなので自分の部屋へ連れて帰る。そうすると部屋にマシロ用のフード、飼育方法の本等の
必要な一式が置かれていた。どうやらヨウコにハメられた様だ。ケージを机に置き荷物を整理していると
マシロが目を覚まし、見知らぬ場所のためか周りを見回している。私が覗き込むと驚きケージの隅へ逃げ
こちらを睨み付けつつ威嚇音をたてる。初めから予想はついていたがココまであからさまだと少し腹が立つ。
命の恩人にたいしてコイツって言ってもコイツは意識が無かったので当然かと思い専用フードを
ケージの中にいれる途中、ケージへ手を入れられ恐怖したのかマシロが噛み付いてきたが
衰弱していたためか噛まれた場所に痛を感じず、震えてるいるのが分かる。私はマシロを引き剥がし、
マシロをケージへ戻すが、私が覗いてるためかフードに近づこうとしないためケージの死角へと移動する。
そうすると微かにだがフードを食べる音が聞こえるので一先ず安心する。そろそろ消灯時間のため
電気を消すと、いきなりマシロが暴れだし叫びだす。暗い事で恐い思いをしていたのかパニックに陥ってる。
私は迷わずマシロを抱き留め噛み付いてくるマシロの頭を撫でつつ安心するよう語り掛け続けた。
私のとった行動が正しかったのは分からないが気が付くとマシロは私の服を握り締めながら寝息をたてていた
我ながら熱血してたなと恥ずかしくなるが、マシロが落ち着いて眠りに付いたのでよしとする。


間違って本スレに書いたSSの違うバージョン一応ゲイ・フミが育成しているマシロ君とは違うマシロ君(両方マシロ君♂)

767マシロ君研究日記(ナオ編2):2006/12/12(火) 21:27:15 ID:EVRqPhRo
●月▼日
マシロを引き取って二日目の朝珍しく朝早く起床する。まだ寝呆けながらマシロを見るとまだ服を握ったまま寝ていた。
結構可愛いところがあると眺めていたらマシロも目を覚まし私を見るなり、いきなり逃げ出した。
前言撤回やっぱり可愛くない。まぁ昨日の今日で変わると思ってないのでベットの隅でシーツを使い丸まり
隠れたつもりでいるマシロをケージへ入れて朝食を取る。マシロにも朝食を入れると今日は噛み付かず、
私が覗き込んでも警戒しながらだが食べ、昨日と比べると大きな前進だ。登校時間が近付き気分が乗らないが、
ミス・マリアが最近ウザいので授業を受けにいく。出かける前にマシロのフードを少し追加しておく。
登校早々ミス・マリアに呼ばれ普段の生活での小言を言われ朝から気分が悪くなった矢先ドリルが絡んできた。
あいにく今はコイツと戯れ合ってるほどの元気はないので適当に流しさっさと離れることにする。
後ろでドリルが奇声を上げているが知ったことではない。だるい授業も終え、さっさと部屋へ戻り
ケージを覗くと一瞬マシロが笑顔になるが相変わらず隅へ逃げる。今朝追加したフードは減ってないが、
ケージの内側に若干血痕がありマシロを見ると手を庇うように隠すのでマシロをケージから出し手を見ると、
血だらけだったので応急手当てをしてヨウコの所へ連れていく。検査の結果骨に異常はなく一人が嫌で、
無理矢理ケージを開けようとして怪我をしたらしい。結果を聞き安心する私へ両手にガーゼを巻き付けたマシロを渡し、
含み笑いをしているしているヨウコに少し腹が立つがマシロの事で反論できず薬をもらいマシロを
制服のポケットに入れさっさと保険室を後にする。部屋につきマシロがおとなしい事に気付き覗き込むと眠っていた。
マシロを起こさないように、そっとポケットからマシロをケージに移し適当な課題を終わらせていき、
数時間後ケージから物音がするので覗き込むとマシロがケージから出ようとして色々試しているが、
私に気付くと急におとなしくなり少し震えだした。怯えたマシロを膝の上に乗せ頭を撫でてやると
震えてが止まり不思議そうな顔で私を見上げ、その時マシロのお腹が微かに鳴っり少し可笑しくなる。
マシロに砕いて食べやすくしたフードの欠片を食べさせようとするが嫌がって抵抗するも空腹に勝てないのか、
渋々口食べ始めフードが残り半分くらいになると自分から口をあけ催促しはじめ食事を済ませてたマシロを
ケージに移そうとするが嫌がるので目の届く範囲に置き自分の食事をする。
食事中からマシロは常に私を不思議そうな顔を見つめていた。
そして消灯時間になり昨夜と同じようにマシロをベットへ連れてきて寝ることにする。

768マシロ君研究日記:2006/12/12(火) 22:31:05 ID:P7flCsig
訂正
本スレと書きましたが、マシロ君のキャラスレと間違えました
あとこのマシロ君は身長10cm前後の小動物という設定です

769名無しさん:2006/12/12(火) 23:36:48 ID:nNKunTn2
>>768
ぐっじょぶ!ですじゃ・゚・(ノД`)・゚・
ゲイフミバージョンも良かったが、やはりナオ×マシははまるな。

770名無しさん:2006/12/13(水) 21:12:03 ID:bGcahYD2
>>766
早速乙。
俺はセルゲイ版の方が好きかな。
ナオのも面白いんだが、どうもパッと見舞乙のSSなのかどうかわからん。

771マシロ君研究日記(ナオ編3):2006/12/14(木) 01:04:51 ID:g7BQ36w.
●月※日
今日もだるい授業を受ける。昼休みの午後の授業を受けるか、サボるか本気で悩みながら歩いていると
販売機の前に人集りが出来ているので何となく話を聞くと、どうやらマシロがいるらしく
捕まえようとしても人に懐かず直ぐ逃げるため捕まえられず、今自販機の裏に隠れているらしい。
話を聞いたとたん嫌な予感がしたので人を掻き分け進むと予想道理、
自販機に半分以上隠し怯えながら威嚇しているマシロと手を差し伸べマシロを呼んでるてるドリルがいた。
マシロの恐怖が限界にきたのか、不用意にドリルが更に近付いたせいか、遂にマシロがドリルの指に噛み付いた。
腐ってもトリアスのドリルは間一髪で手を引き噛まれずに済むが、
マシロの行動でキレてマシロを叩こうとする所で止めることが出来た。
私に気付いたマシロは私の足元に隠れ、ソレを見たドリルが私を睨み付け因縁をつけてくるが
再度マシロに注意が行く前に不服だが謝る。
私が素直に謝罪した事で拍子抜けしたドリルが気持ち悪そうにその場を去っていく。
ドリルの態度にムカついたが私は汚れたマシロを抱き上げを軽く埃を落とすとマシロが私にしがみ付く。
それで堰を切ったかのように周囲で見ていた乙女達が一気に言い寄ってきたが、
マシロがまた怯えだしたので適当な言い訳をしてその場を離れ人気がないのを確認し、
まだ恐いのか震えてるマシロをあやすように頭を撫でる。
落ち着きを取り戻したマシロを見ると軽く払った程度では汚れは取れずまだ汚れているので、
売店でソープとハンドタオルを買い調理室で汚れたマシロをお湯で湿らせたハンカチで体を拭き、
来る途中に拝借してきた霧吹きで髪を洗いハンドタオルを体に巻かせ汚れた服をソープで洗い
弱火のコンロの傍に干すが、マシロが思わぬ抵抗したのでかなり時間が掛かった。
マシロが綺麗になり、服を着せる頃には午後の授業は終わっていた。
その後昼休みの騒ぎを聞きつけたミス・マリアに呼ばれ今回のことで説教されるが、
途中からいきなりマシロが制服のポケットから抜け出しまるで私を庇うかのように私の前に立ち、
ミス・マリアを睨み付け威嚇しだした。
最初はミス・マリアも驚くが、目線をマシロに向け正面から威圧すると
マシロは軽く怯み震えるもミス・マリアから顔を背けず必死に睨み威嚇し続けた。
そして数分後ミス・マリアが根負けしたのか威圧を止めるとマシロはその場に座り込んでしまい、
それを見た私とミス・マリアはつい笑ってしまう。
そしてマシロの頭を撫でつつ、「この子に免じて私はこれ以上言いませんが、
この事は一応学園長と新祖様に判断を仰いでもらいます」 と穏やかに告げ去っていった。
私はこれからまだ長くなりそうな一日にウンザリしつつ、この人もこんな顔できるんじゃんと思いながら
ミス・マリアの背中を眺めていた…。

772マシロ君研究日記(ゲイ・フミ編5):2006/12/14(木) 14:20:59 ID:gg6zfBEo
○月§日午前一時
(ゲイ視点)
昨日フミに「盗撮に来たら殺す」と言われたがマシロの寝顔を堪能できるなら、そんな脅しなど問題ではなく、
私は自室からロイヤルハウンドの装備を付け部屋を出た瞬間フミに感心した。
私の行動が予測済みなのかゴーグルを通して見える世界は一面トラップのオンパレードだ。
しかし私のマシロへの愛の前ではこの程度障害ですらなく少しずつトラップを潜り抜けフミの部屋へ近づいていく。
フミの部屋へ近づく度トラップの難易度、種類も多くなるが遂にフミの部屋へ辿り着き
扉にトラップが無い事を確認し私はフミの部屋へ侵入しカメラを構えベットを覗き込む
その瞬間私の視界を白い闇が包み、背後から悪魔の声が聞こえてきた。
「やはり来ましたか。けど私は言いましたよね?盗撮にきたら息の根を止めるって」
そう穏やかに言い終わると同時に私の記憶は途絶える。
その後私の服が引っ張られている事に気付きうっすらと目を向けるとマシロが私の服を引っ張り起していた。
手元にカメラが無いのが残念だが必死に私をマシロが起すのを堪能し数分後マシロが軽く泣きだしそうなので
慌てて今起きたかのような演技をし、マシロの頭を撫でつつ挨拶と礼をする。
マシロも嬉しそうにお辞儀で返すと私を引っ張り部屋の外を指差すのでマシロを抱き上げ食堂へ向う。

(フミの視点)ゲイが意識を失った直後
本当に止めを刺すわけにもいかないので手加減した彗星乱舞×究極傷心掌波を叩き込む。
まったくマシロ様が来てからのセルゲイ様には困ったものだ。予想出来ていたとはいえ本当に来るとは…
この調子ではマシロ様にお嫁様なんて絶対出来ないだろう。
「私のマシロを婿に出す必要無いだろう。子供なら人工授精で十分だ」
と、頭が痛くなるが本気で言いかねないので考えなかったことにする。
セルゲイ様を寝室へ運び客室で寝かせていたマシロ様がまだ寝ている事を確認して今日は客室で眠ることにした。
日が上り朝食の準備中にマシロ様へセルゲイ様を起すのをお願いするとマシロ様は頷きセルゲイ様の寝室へ走っていく。
それから十数分後セルゲイ様がマシロと一緒に入ってきた。
今日もマシロ様が私も席に着かないと食べようとしないので一緒に食事をするが、セルゲイ様はマシロ様を常に
カメラで撮影し続け、そのせいかマシロ様が食べ辛そうだったので行儀が悪いがナイフをカメラに投げ刺し、
軽くセルゲイ様を睨み付ける。
私がカメラを壊した事が嬉しかったのか自分の果物を私に食べさせるマシロ様に同じように返す私を見た、
セルゲイ様がわざとらしくマシロ様に合図を送るが外方を向かれ項垂れる。
私はマシロ様に果物を持たせお願いすると、マシロ様も遣り過ぎたと思ったのか果物を持ってセルゲイ様へ食べさせる。
マシロ様にしてもらえたのが嬉しかったのか涙を流しながら味わい、マシロ様に私と同じように返すセルゲイ様。
その後出勤時間までマシロ様と遊ばれる。

773:2006/12/16(土) 14:46:40 ID:eL5PFXs2
夕方から降り始めた雨はいよいよ激しくなり、嵐となっていた

マシロ様、アリカ、エルスはとっくに眠っているのに私は眠れずにいる。

窓を打つ雨の音、風の音、雷鳴によってスラム街にいた頃の嫌な思い出が思い出される仲の良かった友人を皆洪水で失ってしまった

あの時から成長し、強くなってと思っていたがやはり嵐が来ると体が震えてしまう。


「?」  肩を揺すられ、布団から顔を出す

「マシロ様・・・ 何でしょうか?」

「起こしちゃってゴメンネ、二ナちゃん。あの・・・・、怖くて眠れないから一緒に寝てくれないかな?」

「は、はい」

マシロ様の顔に怯えてる様子は全くなかった。布団の中で丸くなり、怯えてる私に気づいていたのだろう

774:2006/12/16(土) 15:00:38 ID:eL5PFXs2
マシロ様は布団に潜り込み、恥ずかしそうに私の肩を抱く

「おやすみ。二ナちゃん」

「おやすみなさい、マシロさま」






(「マシロ様が私を・・・マシロ様が私を・・・マシロ様が・・・」)

恐怖心は和らいだが、今度は興奮してしまい眠れない。一方マシロ様はいつのまにか寝息をたてている

マシロ様は私のことを女として意識してないのだろうか?それが悔しかった。

が、とても男性とは思えない可愛らしい寝顔を見るとどうでもよくなった

775マシロ君研究日記(ナオ編4):2006/12/16(土) 23:48:17 ID:ntwyCUaY
ミス・マリアの説教から数十分後私は学園長に呼ばれた。
部屋に入り向かいのソファーに座るように言われ座ると学園長に今回の騒動、
またマシロを飼育している事を確認され素直に答える。
確認が済むと急に真剣な顔で騒動の原因となったマシロを見せろと言われ見せると一瞬学園長の顔が崩れた。
その後触ってもいいか?と聞かれ嫌な予感がしたので速答で断るが食い下がる学園長が数日間の
欠席日数の保障、次のテスト又は課題を免除を条件にしてきたのでマシロには悪いが30分だけ許可をだす。
そうすると学園長の目つきが変わり、息遣いが荒くなり手を奮わせながらマシロに近づく
学園長の明らかに不振な態度にマシロも警戒し奮える手に噛み付くが、学園長はそれに怯まず
噛まれていない手で撫でようとするが、もう片方の手に気付いたマシロが素早く私のポケットに隠れ
学園長に唸り声を上げる。
マシロの反応に学園長はカナリショックを受けたのかイジケはじめ、このままでは後味が悪いのでマシロに
謝るように言うとマシロは悪い事をしたと自覚しているのか、警戒しながら少しづつ学園長に近付き自分が
噛み付いた指を撫ではじめる。
それに気付いた学園長が戸惑いながらマシロを撫でるとマシロが微笑み返し、学園長がお菓子を持って来る。
どうやらミス・マリアの報告後急いで買ってきたらしい。
マシロはまるで「食べていい?」と聞いてるように私を見つめ私はマシロの頭を撫でながら適当に選んだ
奴の封を切りマシロに渡すと嬉しそうに食べはじめる。
ソレをみて更にテンションが上がる学園長。
そしてシズルお姉様が戻ってくると、私とマシロが学園長室にいるのを不思議に思ったのか
学園長に事情を聞き学園長が説教を終えるとマシロを抱き上げ可愛がりマシロも優しく微笑むシズルお姉様は
安心できると思ったのかおとなしくしている。
その後シズルお姉様は何を思ったのか急にマシロを自分の胸に押し込むように抱き締め、
十秒後マシロが苦しいのか藻掻きだし、一分後には動かなくなった。
慌ててマシロを引き剥がし様子を見ると気を失っただけなので安心する。
一方シズルお姉様は学園長に、なぜあんな事をしたのか問い詰めるられていたがシズルお姉様は
「噂以上に可愛らしぃ子やし、胸に入れたら本当におとなしゅうなるか、試してみとうなったんどす」
と笑顔で言っていた。

776マシロ君研究日記(ナオ編5):2006/12/19(火) 18:14:36 ID:rvd56FK.
数分後マシロの意識が戻ったので学園長室を後にする。
学園長は今回の騒動を気にしてないみたいだけど、新祖様の反応次第ではマシロと
一緒には生活できなくなるかもしれない…そう考えると少し憂欝になる。
知らないうちに私の中でマシロの存在が大きくなってる事に気付き、何気なくマシロを見ると私の様子から
何かを感じたのか変に思ったのかマシロがマシロが私を見上げていた。
マシロを見てると自分らしくない事を考えてる自分が馬鹿らしくなる。
ダメだったら、その時はその時で別の方法を考えればいい。
そう思い直しマシロの頭を撫で新祖様の元へ向う。
新祖様の元へ着くと生身に戻っていた新祖様が私の制服のポケットから顔を出すマシロを撫でながら、
いきなり今回の事を不問にすると言ってきた。
話はミス・マリアから聞いているはずなのに事情も聞かずに不問にされたことに戸惑ってると、
私の反応が分かっていたのか新祖様は
「こんな可愛い子に責任を取らせるのは可哀相でしょ?それに貴方がこの子を保護して、どれほど大切に
思っていたかヨウコさんから聞いて分かってましたし、この子も貴方を大切に思っているか分かりましたから
それに今回の件は私にも責任は在りますからね。
部屋で寂しそうにしていたのでケージから出すと一目散に貴方を捜しに行きましたから。
これ以上この子に寂しい思いをさせたら駄目ですよ」
と、とんでもないことを言いだした。
今回の騒動の元凶は新祖様で、マシロの事はとっくに知っていたようだ。
それを聞いて疲れが押し寄せてくるのを感じ、とりあえず(?)話が無事に済みカリキュラム中は全てマシロを
連れていいと新祖様の許可も下りたので今日起きた事は、
さっさと忘れることにして自分の部屋へ帰ることにした。
自室に戻ると確かにケージの入り口が開けられていて、私は閉めるのも面倒に感じたので
そのままマシロと一緒にベットで横になると扉の戸がノックされたので扉を開けるとニナとアリカそして、
もう一人のルームメイト、確かアカネの世話役だったと思われるコーラルの子が訪ねてきた。

最近忙しくて続きを書けず書くのが遅れました
(・・;)

777マシロ君研究日記(ナオ編6):2007/01/08(月) 17:02:13 ID:jreuh8.2
どうやら、今回の騒動を聞き世話役な事が幸いと様子を見にきたのだろう。
今日は色々ありすぎて疲れていたので追い返すそうと考えてると、いつのまにかアリカが部屋の中に入り
眠っているマシロを見付け大ハシャギする。
それを見たニナとルームメイトのエルスと名乗った子が謝りだす。
このまま追い返すのも面倒になってきたので一旦部屋に入れることにした。
私が許可を出すも遠慮がちに入室し、二人もマシロの寝顔を見ると顔が緩む。
そしてベットで寝ていたマシロが目を醒まし、睡眠を妨害されたせいか機嫌が悪そうだったが、
三人は気付いていないようでアリカがマシロに触れようとして、私が止めようとする前にマシロがアリカに噛み付いた。
幸いマシロが威嚇程度に噛み付いたことが幸いしてアリカの指に軽い歯形が出来る程度ですみ安心する。
私はマシロがアリカに噛み付いた事を叱ると、マシロは悲しそうな顔をしているのを見ていた、ニナが
「寝ているその子のそばで騒ぎ、起こしてした上に初対面の人間が寝起の状態で触ろうとしたら驚きますから、
アリカの自業自得です。
それにちゃんと加減しましたからナオお姉様もあまり叱らないで上げてください」
と、マシロを庇うので、アリカに私が謝るとマシロも一緒に謝りだす。
アリカも「私なら大丈夫ですし気にして無いですよ」と言うので礼を言うとマシロが私を不安そうに見ているので、私は穏やかな声で許すとマシロは嬉しそうに抱きついてきた。
その後丁度夕食時なの三人も一緒に食事を取り、三人を部屋の外まで見送り、部屋に戻るとマシロは眠っていたので私はマシロを起こさないように気を付けながら食事のあと片付けをし、一緒に床に就くことにした。


年末年始一ヵ月近く間を開けて申し訳ないですが、、続きを書いてもよろしいですか?

778名無しさん:2007/01/11(木) 09:22:50 ID:XHK8w.co
>>777
続き、期待乙

779名無しさん:2007/01/21(日) 12:37:25 ID:0qdGSco.
保守

780名無しさん:2007/01/30(火) 22:08:54 ID:QP.8xZjE
ニナ派氏のエルス物の続きが見たい
アレは凄く良かった。ニナ派氏の可能性を見出だせた

781名無しさん:2007/02/01(木) 11:40:28 ID:OjNLG3v.
二七派師戻手来皆御前尾松手居疎

782初のマシ×ニナ:2007/02/17(土) 20:55:09 ID:jaDZaXUE
ニナ「熱っでもこの程度で怯んではいられませんわ。明日になれば…」
マシロ君(なんて素敵なチョコなんだ。ニナちゃんにこんなに思われてるなんて僕は幸せ者だよ)
ニナ(そんな…私にはそのお言葉は勿体ないです)
マシロ君(そんな事ないよ。ニナちゃんは凄く魅力的だよ…だから乙女じゃなく僕だけのモノにして良いかな?)
ニナ「フフ…ウフフフフフフ」
マシロ君「あれ?ニナちゃん、こんな所でどうし…って酷い火傷じゃないか!直ぐに手当てしないと」
ニナ「…っ冷た!え?マシロ様!?イイ何時からソコに!?」
マシロ君「あ、ゴメン驚かせちゃった?僕は今来たんだ。調理場から物音がしたから覗いてみたら
ニナちゃんがボーッと立ってて火傷したのモノ気付いていない見たいだったから、
手当てしようと思ったんだけど、結果的に料理を邪魔しちゃう形になっちゃってゴメンネ」
ニナ「そんな、謝らないで下さい。私の不注意が原因なのですから」
マシロ君「ありがとう。けど珍しいねニナちゃんが料理中に火傷するなんて。何か悩み事?僕で良ければ相談に乗るよ」
ニナ「私なら大丈夫ですから、お気にならさないで下さい」
ニナ(あんなフシダラな事考えてたなんて言えない)
マシロ君「そう?ニナちゃんは普段から頑張りすぎる所があるから、たまには気を緩めないとダメだよ?
ハイ、手当ても終わったしお料理を再開しようか。その怪我じゃ大変だと思うから僕も手伝うよ」
ニナ「ありがとうございますマシロ様。しかしコレは私一人でやらないと意味がありませんから、
お気持ちだけ受け取っておきますね」
マシロ君「わかったよ、それじゃ僕は行くね。けど、あまり無理しちゃダメだよ?」
ニナ(私が愚かでした…あんな不順な気持ちでマシロ様に不様な姿を晒してなのに、マシロ様は
こんな私にお心を砕いてくださる…もうあんな事がないようにしないと。マシロ様、貴方は私の気持ちを
喜んでくますか?)
マシロ君に手当てされた片手を胸元で抱き締めるような形でマシロ君の背中を見つめ
気持ちを切り替え真心を込めチョコ作りに励むニナであった
マシロ君研究日記のデムパとは違ったデムパを受信したので書いてみる
日にちが遅れたのが残念だけど

783なんか今日見た夢を書いてみる:2007/03/03(土) 10:19:46 ID:UO8JHmk2
ナオとデートし夜もふけ、夕食の話になり
ナオ「夕食ドコでとる?なんか希望あるならあわせるわよ?」
マシロ君「ナオさんの料理が食べたいです」と言うマシロ君。
ナオ「はぁ!?なんでアンタは面倒な事を望むのよ…ま、まぁ私が希望に合わせるって言った訳だし
しょうがないから作ってあげるけど特別に今回だけよ」嫌そうに言いつつ傍からテレてるのがバレバレなナオ
二人で買い出しをし、ナオの部屋でナオの料理姿を嬉しそうに眺めるマシロ君と少しギクシャクするナオ
マシロ君「こうしていると、まるで新婚みたいですよね」と、マシロ君が言うと軽く指を切るナオ
マシロ君「大丈夫ですか?ナオさんにも可愛い一面もあるんですね」と絆創膏を貼るマシロ君
すると顔を赤らめマシロ君の両頬をつねるナオ
マシロ君「いひゃい、なひふゆんへふか、ナホひゃん」(痛い、なにするんですかナオさん)
ナオ(コイツは〜!誰の製で指を切ったと思ってんのよ。マシロがいきなり「新婚みたいですよね」って言うからでしょうが!その上可愛いなんて…)
ナオ「うるさい!アンタが余計なこと言うからでしょ。ソレに「可愛い一面も」って
普段の私は可愛げが無くて悪かったわね。アンタの目から私がどう写ってるのかぜひ聞きたいわ」
マシロ君「誤解ですよ。ナオさん普段どんな時も失敗しないように見えて、可愛いより綺麗な感じですから」
ナオ「そ、そう。けどアンタがこれ以上うるさくするなら料理は作らないから大人しくしてなさい」
とキッチンへ逃げるように移動するナオ。その後完成した料理を食べ、あと片付けを二人でした後
二人でソファーに座っているとナオがマシロ君の膝に頭を置いて横になり、慌てるマシロ君
ナオ「うるさい。夕食のリクエストに答えてあげたんだから、これ位の代金は貰うわよ」
と、マシロ君の膝枕でくつろぎ、マシロ君の頭を自分に引き寄せチゥをするナオ

もちろん夢だから多分続きはない

784名無しさん:2007/03/17(土) 03:12:03 ID:Z4MenzI2
きもい

785名無しさん:2007/03/30(金) 10:29:06 ID:OTcqYUH.
嵐期待age

786名無しさん:2007/04/01(日) 21:23:51 ID:lRAqBpqc
夢の続き希望

787名無しさん:2007/05/19(土) 02:54:00 ID:VGG4TrMQ
嵐も完結したしそろそろ新作来ないかなー

788セルゲイ=オーギュスト機密文書:2007/06/19(火) 21:16:36 ID:GRRR05IY
午前5時 オトメ共の起床時間。マシロ君はまだ眠っている、彼が参加するのは8時の通常授業からだ。
       彼のオトメ、アリカ=ユメミヤも未だ睡眠中。同室のニナ=ウォンに叩き起こされる。
       いつ見ても無様な女だ。だがこの女は忌々しい事にマシロ君との添い寝を許されている…
午前6時 マシロ君は未だ睡眠中、何と言う愛らしい寝顔なのだろう…至福の一時だ
午前7時 マシロ君起床、着替えと洗顔を済まし寝ぼけ眼で食堂へと向かう。勿論お着替えシーンは
       しっかり記録。ああ何をしても愛らしい…
七時半  マシロ君朝ごはん、朝の修身を済ませたオトメ共と合流。マシロ君の隣を巡ってオトメ共が醜い
       争いを開始。年長者であるトリアスの二人は止めるどころか、この争奪戦に参戦する有様…
       結局シズル=ヴィオーラの仲裁により、アリカ=ユメミヤと牛女エルスティン=ホーが両脇
       を占有する…。牛女はいつものごとくマシロ君に醜い脂肪の塊を押し当てる…許せん!
午前8時 授業開始。マシロ君は自ら努力とニナ=ウォンの下心丸出しの個人教授により、授業についてい
       けるようになった、今でも成績は上り調子だ。この分なら上位陣にも食い込めるだろう
       あのミスマリアも「貴方が女の子なら立派なオトメになれたでしょうに」と言うほどだ。
       だが、シズルヴィオーラの前でそう言った下手なことは言わないで欲しい…
午前10時 アリカ=ユメミヤ就寝→廊下へ、無様な女だ…
午前11時 舞闘の時間、マシロ君は見学。今日の一番はトリアスのドリル女とアリカ=ユメミヤの試合。
       いつ見ても醜い争いだ…たまりかねて止めに入ったミスマリアを二人してどつく。これで
       説教部屋逝き確定だ…。気づいたらシズル=ヴィオーラがマシロ君を膝の上に乗せていた…
正午   マシロ君ランチタイム、いつもの面子と私服でレストランへ。途中シュバルツの暗殺者が現れる。
       いつもの勢いで三馬鹿突っ込んでいく。馬鹿があれは陽動だ!本命は狙撃型スレイブを持つ
       あの角刈りだというのに…。俺は不本意ながら暗殺者をバックスタッブする、使えん奴らだ。

マシロ君監視日誌 午前の部報告終了、午後の部は追って報告する。  記録者アールダー

789名無しさん:2007/06/25(月) 20:36:00 ID:oBUWXpVw
>>788
ゲイかと思ったらアールダーなのかw

790名無しさん:2008/01/21(月) 23:30:42 ID:Lulgns3I
男の子なの?

791fusianasan:2009/01/17(土) 08:51:41 ID:HvL78vyw
誰もいない

792名無しさん:2009/04/01(水) 17:42:15 ID:UbCPY/Po
オワタ

793名無しさん:2009/04/03(金) 01:02:18 ID:us0c8SS2
ハジマタ

794名無しさん:2009/07/26(日) 23:02:57 ID:KTKFxDLA
しかし、地球にある、舞‐HIME‐DISTINYの舞台の風華学園に。
アリカ・ユメミヤ、ニナ・ウォン、マシロ・ヴィントブルーム姫君(本物女)
が惑星エアルから行けた技術がありそうなら。
マシロ君(男)アラシちゃん(女)の嫁后婿殿方の候補は地球にいって平行世界のキャラ(舞-HIME、舞-HIME-DISTNY)から選んだらいいと思います。
提案はマシロ君、アラシちゃんを地球の舞-HIME-DISTNYの舞台に移動させて見ましょうか。

ナツキ学園長!
舞-HIMEのHIME
舞-乙HIMEの乙HIME
舞-HIME-DISTNYのMIKO
の中では乙HIMEが一番貞操や条件が厳しいし。
地球の他作品から嫁を探しすのもやむを得ないです、ガルデローペ学園のオトメの貞操を守るためにも。

北海道の星之宮風華学院の学生でヒロインの。
神楽真夜×天王寺しおん×風花真白(舞-HIME-DISTNY)
×マシロ君はどうでしょうか。
後でマシロ・ヴィントブルーム姫(本物)の護衛で来る、アリカ、ニナ、エルスティン、ラウラ、イリーナには上手く弁解すれば何とかなりそうだし。

あ、地球の世界の星之宮風華学院に、夢宮ありか、春妹、がいたら留学生マシロ君の后候補にしたらどうでしょう
アラシちゃんも地球に立派な婿殿方候補を星之宮風華学園に留学生の間探して下さい

795鴇羽舞衣:2009/07/26(日) 23:06:44 ID:JDiChgW.
思い切ってみました、漫画版乙HiME未登場の
伝説のマイスター乙HiMEの
乙HiMEの鴇羽舞衣がマシロ君やアラシちゃんと出合った場合どうなるか予想したいのだが。
マシロ君が男(殿方)でパオーンが舞衣にばれたり、アラシちゃんが女の子が舞衣にばれた場合。果たして。

もちろん鴇羽舞衣もマテリアライズするし。
アリカより舞衣が強そうなお姉さんだし。
正体がばれたマシロ君が縛られて鴇羽舞衣と一緒にガルデローペに帰還とか。
乙HiME舞衣対黒HiME舞衣のバトルとか。

796名無しさん:2009/07/27(月) 19:43:33 ID:ZU1GfuqY
同人で、白スク水のマシロ君がアニメの黒スク水のマシロ姫と同衾する話が
あったんだがスゴイ破壊力だった。

797名無しさん:2009/07/27(月) 19:45:03 ID:ZU1GfuqY
支援投下です。鬱系注意

「はっ、ナギ様……っ」
ぴちゃぴちゃと、厭らしい音が響く。
私は机に寄り掛かり必死に息を殺していた。
「もう、こんなに濡らしたのか。お前はやはり淫乱だなニナ」
ナギ様の指が後から私の粘膜をなぶる。
そこはもうしとどに濡れて、淫液でふやけた貝のようになっていた。
――今日も、私はナギ様に犯されていた。
「ああっ、ナギ様っ、もっと……もっと掻き回してぇっ!!」
私はあられもなく叫ぶ。
「くくく、初めはあんなに嫌がっていたのに、今ではこのざまか。このビッチめ!」
「あうっ!!」
初めてナギ様に犯されたのは十歳のときだった。
いきなり下半身を剥かれ、指で排泄孔の辺りをいじくられ、私はおぞましさと痛みに震えた。
私はナギ様に拾われ、ゴミ溜めから救っていただいた。
食べるものもなく、着るものもない私に、見たことのないような食事と服を与えてくださった。 だから、逆らうことはできない。私はただ耐えていた。それから三年経った。
「どうだ、気持ちいいか、このブタ!!」
「あうっ、あああああっ!!」
鞭がビュンビュン風を切って鳴る。
それは私の臀部に弾けて、赤い傷跡を次々と刻んでいく。
「ナギ様ぁっ……くああっ!!」
さっきまで私を溶かしていた快楽が、今度は激しい痛みとなって脳天を突き抜ける。
私はその落差に酔いしれ、ただ涙を流して手をきゅっと握る他ない。
「はぁ、はぁ……」
鞭が止んで、ナギ様が私のお尻に手をおかれる。
「くく、やはりますます濡らしているな。この変態が! まったくお前は呆れるほどのメス豚だよ」
そう口を歪めて私を嬲ると、ナギ様はキュロットのチャックを下ろされる。
その中から黒光りする男根が天を衝いて飛び出てきた。
「入れるぞ」
「あぁ……」
ナギ様が入ってくる……

798名無しさん:2009/07/27(月) 19:46:17 ID:ZU1GfuqY
「ちっ、もうガバガバだな」
「んっ」
やがて私に挿入したナギ様が腰を私の臀部に打ちつける。
私は喘ぎ、ひたすらテーブルのクロースを握りしめ、耐えていた。
将来、私はアルタイのオトメになるため、あのガルデローベに入れられるという。
オトメになれば、もう男女の交わりはできない。
それまでの間私の体を弄び、飽きたら捨てるも同然にガルデローベに放り込もうというのだ。
それでも、私は……
「ああ、いいっ!! お願いもっと、もっとぉ!!」
「メスブタが、そんなに感じているのか!」
ナギ様が片手で私の服をつかんで腰を突き込みながら、片手で鞭を手にする。
「あうっ!!」
「もっと泣け、ブタァ!!」
ビシビシと鞭が風を切って私のお尻に傷をつける。
痛みが脳内で弾け、快楽といっしょくたになって、溶けていく。
私は、限界を迎えていた。
「あたし、あたし……っ!」
「出すぞ、中にだすぞ!!」
「あああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

それから月日が流れ。
私はマシロ様のオトメになった。
でも。
本当にいいんですか?こんな汚れた私で?
思い返す度に涙が溢れる。
あれからナギ様は亡くなられ、私は私が一番望むこの方のオトメになることができた。
でも胸に浮かぶのは、罪悪感ばかりで。
マシロ様は何も知らず、私の体が清いままだと思っている。
汚れなど何も知らない体だと。
でも、私は本当はもう処女(おとめ)じゃない。
そして、どうしようもないくらい淫らで。

799名無しさん:2009/07/27(月) 19:47:35 ID:ZU1GfuqY
「んっ……」
私は秘所に手を伸ばし、自分で自分の女性をねぶる。
ナギ様に調教された体は、すっかりメスとして目覚め、オトメとなり男を受け入れられぬ身となった今も、
激しく欲情する。
こんな私が、マシロ様の……
「マシロ、さま……ぁ……」
くちゃくちゃと音を立て、私の女性からは淫らな液体が溢れかえってくる。
マシロ様を思うだけで、あの凛々しい表情(かお)を思うだけで、私はどうしようもなく濡れて来る。
私は人目を避け夜毎のようにこうして自分を慰めていた。
「マシロ様、二ナを、二ナを犯してぇ」
自分で中に指を入れる。膣壁をこする度に快楽が脳天に突き抜ける。
一度覚えた男根の感覚が恋しくて、何度も突き込む。
「だから私は、私は、あなたが……あなたが……」
あなたの優しい笑顔が、温かい言葉が、私を守ってくださる背中が……
「二ナは、もうイクわ……マシロ様のでイキます……イク、イクッ!!」
私の女性が急激に収縮する。私は背を仰け反らせ、絶頂を迎えていた。

「待って、二ナちゃん!!」
後ろから、荷を背負う私の肩を掴む手。
マシロ様はガルデローベから慌てて私を追い飛び出してきたようだった。
「どういうこと、急に学園を辞めるなんて!!」
「――私は……」
私は、言った、
「私は、ナギ様をお守りできませんでした。不甲斐ないオトメなんです。マシロ様のお傍に置いていただく資格はありません」
「そんな、誰もそんなこと気にしてないよ! あれは二ナちゃんのせいじゃないんだし」
「いいえ、あなたをお守りできた段階で、私の役目は終わったんです……あなたには、アリカやエルスがいますから」
そう、汚れを知らない真のオトメが。
「違う、二ナちゃんだってボクの大切な……」
「ううん、いいの」
私は首をすこし振って
「さようなら、マシロ様」
猶も手を伸ばすマシロ様を振り切って、私は駆ける。
涙が、見えないように振り向かず。
これでいいんだ。こんな私、真白なあなたに相応しくない。
私はやがて歩速を緩める。
行くあてはない。でもそれは生まれついてのことだ。
マシロ様どうかお元気で。
ナギ様もうすぐ会えるかも知れません。
さようなら。
私は一人、果てしなく伸びる道を歩んでいた。
どこまでも。

(終わり)

800名無しさん:2009/07/27(月) 19:48:34 ID:4TyvgTro
漫画版のマシロ君とマシロ姫の、エアル中の王侯貴族の前での公開近親相姦ショー。
ヴィンドの国家財政建て直しの条件として、エアル各国に突きつけられた条件は
世にも美しいふたりの近親相姦の公開。オドオドして煮え切らないマシロ君を
マシロ姫がムリヤリ押し倒して、終始責めまくり。

「実の妹の未成熟な性器を貫いた感想はどんなものじゃ、兄上?」と破瓜の血
を滴らせながら上ずった声で聞いてくるマシロ姫と、あまりの羞恥に顔隠しな
がらもパオーンは硬くなるドMなマシロ君。

そしてそれを見て血涙流しながらニナニーするオトメが一人…

801名無しさん:2009/07/27(月) 19:49:13 ID:4TyvgTro
>そしてそれを見て血涙流しながらニナニーするオトメが一人…

でも、なんだかんだで、しっかり濡れてるんだよな

話は変わって、レナママに「種ぇっ!!」と言われ、ニナの前に放り出されるマシロくん。
アリカとニナのいずれを婿に選ぶかが議題になっていた。
「真祖さまは、この場でマシロさまと私が男女(なんにょ)の契りをせよと申して居られるようです」
「男女の契り……お痛ましうございます!」
逃げようとするが、ガル校の生徒に抑え込まれるマシロくん。
王家の子女にとって純潔は宝のようなもの。それを実の母が踏みにじろうというのだ。
(舌を噛んでしのう……)
しかし、ニナがレナを説得して公開セックスは取りやめ。赤子のように泣きじゃくるマシロくん。

だが、ニナはマシロくん共有ソフトNinanyを開発していたことがばれ、レナママに秘剣流れ星で両目を潰されてしまう。

802名無しさん:2010/09/30(木) 16:12:30 ID:/1AI3z6E
一部のバカつーか、便乗厨のふりして意図的に叩いてるカスがほぼ一匹ってとこだったとみた。
今さらだけど

読み流せばいいんだけど、書き手さんは思うより傷つくんだよ
シ○ルというと粘着が湧くから困ったもんだ


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