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戦艦、MSの飛行速度

1 tetsu :2003/11/03(月) 17:41
与謝野折檻さん、みなさま、初めまして。
tetsuと申します。

最近疑問に思ってることなんですが、ガンダムの世界に出てくる各種戦艦、
MSの飛行速度ってどのくらいなんでしょうかね??
特に大気圏内を飛行?航行??する際のペガサス級の速度とか、かなり
疑問です!

よろしければ、みなさんなりの意見をお聞かせ下さい。

2 与謝野折檻 :2003/11/05(水) 23:15
 メカの速度は現在スペックとして記載されていませんので、どうしても昔の怪しげな記述を参照するしかないのですが、そうしたスピード研究家の間で重宝がられているのが、今は亡きケイブンシャの『機動戦士Zガンダム大百科』です。このなかに「モビルスーツ速さくらべ」というコーナーがあり、当時の一般的なメカニズムの速度が例示されています。
 宇宙空間の速度を“マッハいくつ”で表示するというのもスゴイ話なのですが、敢えてそのまま話を続けるならば、そこではアーガマの巡航速度はマッハ20(宇宙空間)とされています。
 また、講談社のポケットカード8には出所不明のスペックがちょこちょこ掲載されており、ホワイトベースの項には「最高速度マッハ12(大気圏外)」と記載されています。
 マッハ1.5のド・ダイYSならまだしも、最高速度30ノット(ポケットカード調べ。『Zガンダム大百科』では400km/h)のグラブロに捕捉されてしまうくらいですから、障害物のない海上を巡航する際であっても、ホワイトベースの速度がそれ以上ということはないんじゃないでしょうか。
 他に速度関係の資料となりますと、朝日ソノラマの『ガンダム・マニュアル』精密図解集か、先日復刻された徳間のロマンアルバムといったところになりますでしょうか。
 ちなみにガウがマッハ0.9、ガンペリーがマッハ0.75、ミデアがマッハ0.82だそうです。

 また、数字の得意な方ならば、その他のスペックからある程度の推測は可能でしょう。そうした方の参考になりそうなのがホワイトベースの総推力で、『ポケットカード8』やアマダのシールブック等によりますと、総重量68,000tに対し、推力550,000tなのだそうです。もう少し控えめな数字をあげている資料もありまして、『模型情報』第58号によりますと、基準重量68,000tに対し、エンジン推力(巡航時)38,000t×2となっております。また、『モビルスーツバリエーション3連邦軍編』では、基本的に模型情報に準じた記事なのですが、なぜか基準重量68,000tに対し3,2000t×2に訂正されています(誤植という可能性もありますが)。いずれにしても、「巡航速度」を割り出すのは数学的な計算ではムリでしょうから、やはり劇中の追いつき・追い越されの関係から割り出すのが一番手っ取り早いんじゃないでしょうか?

3 tetsu :2003/11/06(木) 20:47
与謝野折檻さん、こんばんは。
ご丁寧な解説ありがとうございました。

劇中の追いつき、追い越されだと色々面白い場面がありましたね!
例えば、鳥に追い越されるホワイトベースとか(;^_^A

モビルスーツの速度については、どうなんでしょうか??
Zガンダムのウェイブライダー(大気圏内)、または宇宙空間での各MSの
飛行速度などについても、教えて頂ければ幸いです。

4 与謝野折檻 :2003/11/08(土) 00:27
 「宇宙空間での速度」って、それこそ「その機体の乗ってる軌道」に左右されるんじゃないですかね?
 たとえば何かのMSが低軌道(LEO)に乗っているのであれば、第一宇宙速度(秒速7.9km)以下ということはまずあり得ないですよね(7.9km/sは地表での第一宇宙速度なのでLEO上ではもう少し遅い、というツッコミは勘弁してください)。また、私は文系人間なので詳しいことはわかりませんが、逆に第二宇宙速度(秒速11.2km)以上を出したりしたら、その機体は地球-月系の中をウロチョロしてられないのではないでしょうか? 大百科によりますと、Zガンダムのウェイブライダーが「戦闘速度マッハ40」、メッサーラのMA形態が「戦闘速度マッハ80」とあるのですが、そんなスピード出して何がしたいのでしょうか…?

 ふと思ったのですが、“マッハ12”程度の速度で、ホワイトベースはどうやって大気圏を離脱するのでしょう? よく考えると謎です。
 厳密な数字ではありませんが、第一宇宙速度というと普通マッハ23として計算しますよね。…なるほど巡航速度“マッハ20”(大百科調べ)程度のアーガマ級では大気圏単独離脱ができない道理です。

5 tetsu :2003/11/08(土) 06:28
ありがとうございます。

私は第一宇宙速度等の知識が全然ないのでよく解らないのですが(汗)
ガンダムの世界でいうところの”地球圏”??の空域だと、どこかしらの軌道上に
いることになるのでしょうか?

また、MSの標準的な推力70,000〜130,000kg程度でそこまでの速度(秒速7,9km)
が出せるのですか?
あとへんな質問ですが、単純に戦艦とMSの飛行速度はMSの方が速いのでしょうか?
すいません(^^;) 今、オリジナル小説を書いているのですが、色々参考にしたいので(^^;)

あと貴サイトへ、リンク張らせて頂きました。
こちらのURLは

http://www.interq.or.jp/pilot/f14tmcat/gundam/index2.htm

です。よろしければ相互リンクお願いしますm(_ _)m

6 与謝野折檻 :2003/11/08(土) 21:56
>宇宙での速度
 ガンダム以前に、もっと基本的なところから勉強してみられてはどうでしょう?
 試しに「第一宇宙速度」とかのキーワードで検索してみると、その手のサイトで物理の専門家が詳しく解説しているのが数限りなくヒットします。一度、それらを参考になさってはどうでしょうか?

>MSに秒速7.9kmが出せるか
 地上に静止しているMSが単独で離陸し、自分自身のプロペラントのみで加速して7.9km/sが出せるか…という風に限定して考えると、まずムリでしょう。ド・ダイやSFSがMS乗せて飛んでしまう世界ですので空気抵抗についてはやや甘めに見てやらないといけないんですが、それでもMSの形状は高速飛行に向いてません。TMS/TMAのなかでも、かろうじてブースター付きギャプラン、MSZ-006-3、MSZ-006Dあたりがクサいところですが、自分的には周回軌道に乗るまでは至らず、弾道軌道で低軌道付近まで上昇した後、自由落下で再突入するのが関の山なんじゃないかと思います。しかも、地上基地からの運用はかなりアヤシく、ガルダ級からの打ち上げが最低条件なんじゃなかろうかと考えております。
 ORX-005、MSZ-006-3は大型の増速用ブースターを装着していますが、MSZ-006Dの場合、特にそういった記述は見られません。SSTOみたいです。質量比を考えてみるとぜんぜん足らないんじゃないかと思われますが、きっとエネルギーの大半を大気から得る熱核ジェット/ロケットのご利益があるのでしょう。

 これらはいわゆる「スペース・プレーン」の類へ変形可能なTMS/TMAの場合であって、ごくごく普通のMSにとって、音速すら夢のまた夢であり、それが突破されるのはRX-104とかRX-105とか、U.C.0100年代まで待たないといけないようです。

7 与謝野折檻 :2003/11/08(土) 22:15
MSと母艦はどちらが速いか?
 観測者の基点が母艦ベースであれば、母艦から出撃するMSの速度は母艦の速度に自機の速度が上乗せされますので、あたりまえですがMSの方が速度は上になります。ところが、観測者が地上などにいた場合、地球の自転方向に進む母艦から追いすがる追撃艦隊へ向けてMSを出撃させたときなど、MSの速度は母艦の速度よりも遅くなっているはずです。母艦だけじゃなくて、コロニーだろうが、月だろうが、それぞれみんなこの母艦のように移動していますから、観測者の立ち位置によって「速い」とか「遅い」とかの捉え方はマチマチになるのではないでしょうか。
 そうでなくて、単純に「よーいドン」で宇宙のある点から別の点まで母艦とMSが競争するという場合でしょうか? そんなシチュエーションって想定できませんよね。その昔、F-14戦闘機とバイクが競争した映画なら見たことがありますが…

8 tetsu :2003/11/09(日) 10:11
>MSに秒速7.9kmが出せるか
地上ではなくて、宇宙空間でMSの推力で出せるのか??
ということです。

MSと母艦はどちらが速いか?は、単純に「よーいドン」で宇宙のある点から別の点まで母艦とMSが
競争するという場合です。
似たようなシチュエーションとして、0083でアルビオンとGP03が同時に出撃したシーンが
ありましたが。
単純に、同時に最大戦速でスタートしたら、どちらが速いのかということです。

9 tetsu :2003/11/09(日) 10:18
>MSと母艦はどちらが速いか?は、

>>4 で判断すると、単純にMSは戦艦の2倍以上の速度が出せるのでしょうか?

アーガマ、マッハ20に対しウェイブライダーがマッハ40で。

10 与謝野折檻 :2003/11/11(火) 01:36
>>MSに秒速7.9kmが出せるか
>地上ではなくて、宇宙空間でMSの推力で出せるのか??
>ということです。
 一口に宇宙空間といっても広うございまして、その中でもMSがドンパチやるような地球-月系のなかにあっては、ふわふわ漂っているように見えるジオン兵の死体だろうと、ビギナ=ギナから剥がれ飛んだ花束だろうと、すべてが秒速7.9km/h程度の猛スピードでブッ出んでいることになります。
 そもそも、それ以下の速度だと地球の引力に引かれて落下してしまいます。(本当は地球から離れれば離れるほどその干渉は少なくなりますので、ラグランジュ・ポイント付近では速度も若干遅めでしょうが…)
 そんなわけで、軌道上で静止していることはできない(一見、静止しているように見えるのは、重力と遠心力が釣り合っているからで、その遠心力を生み出すのに必要なのが第一宇宙速度)のですから、静止状態からのゼロヨン加速のようなものを想定すること自体が「あり得ない計算」ではないでしょうか。

>>4 で判断すると、単純にMSは戦艦の2倍以上の速度が出せるのでしょうか?
 まず、速度と加速度の関係を考えてみてください。それから質量比のことも考えてみましょう。この手の話をするには、まずそこからだと思います。
 ちなみに、艦艇の基準重量については設定がありますが、全備重量というか推進剤込みの重量の設定がないので、厳密な意味での艦艇の性能は計測不可能です。どれくらいのプロペラントを搭載し、それが全体の重量の何パーセントにあたるのか、といった基本的な数値がそろわないことには、その加速性能を算出することはできないんじゃないでしょうか。
 まあ、宇宙世紀の艦艇にせよMSにせよ、とてもあれだけのプロペラントでどうにかなるような動きはしてないわけで、突き詰めるとどうしてもアラが出てしまいます。加えて、某大百科の数字については、とても鵜呑みにはできませんので、そこらへんも考慮してやる必要があろうかと思います。

11 ぷるすき :2003/11/16(日) 12:28
こんにちわ、いやいや、はじめまして お二方(汗
いきなりで申し訳ございませんが
なんかこう、かなり空しい議論を交わしているように思われまして
すこしばかり、ちょっかいをお許し下さい

ポテンシャルエナジーという概念を知らなければ
位置と速度の問題は議論できません
今、空間に存在する質量mの運動物体があったとき
その空間に何らかの(重力)ポテンシャルエナジーが作用している場合
(この場合、地球の重量M_Eとしましょう)
運動物体の全エネルギーは、
(中心ポテンシャル(地球)の視点から見た相対空間に対して)
E = 1/2mv^2 + Gm(M_E)/r
のエネルギーをその物体が有する事に成ります
(地球から見た質量mの速度v Gは重力定数)
例えば、地球上面に静止している質量mのエネルギーは地球の半径をrとすると
E = Gm(M_E)/r
(簡略化の為、地球の回転エネルギー等は無視して静止剛体を考えます)
この位置エネルギーから、ある(r+⊿r)の位置で運動する物体は
(中心向心力のために、どうしても回転運動方向に速度を出さないといかんとか
 ベクトル的な問題もあるのですが)
⊿E= Gm(M_E)(1/r - 1/(r+⊿r))
このエネルギーを支払わなければ、
r+⊿rの位置で存在する運動状態を維持できません
この位置エネルギーの差分エネルギーが、
運動エネルギー1/2mv^2に変換されるエネルギーで、
位置によって位置を維持するためのエネルギー(速度:運動エネルギー)は異なるのです。
第1宇宙速度とは、地上表面すれすれ、つまり地球半径rの距離で計算される速度であり
この速度を出せば地球表面で落ちないという意味の速度でしかありません
地球を周回する高度が増加すると、地球の重力を振り切る速度は低下し
必ずしも第1宇宙速度でなければならない必要はないのです
http://www.ysc.go.jp/ysc/info/g5310.html

そして、もう1つ、全ての運動物体は第1宇宙速度で動いているという
書き方ですが、それは「地球から見れば」そう見えるだけで
宇宙に存在する質量点の相対的座標系を取り直せば別です。
その相対座標系での速度は、また個々に観測点を儲け直して
相対速度を測定しなければなりません。
これはエネルギー的に考えると、同じポテンシャルエネルギーにある物体は、
同じようにポテンシャルエネルギーを持っているので
地球からの速度を意識する必要は無く、お互いの相対速度を見ればよい
という系になります
(式で書くとベクトルにしなければならないのでちょっと複雑になります)
また、減速をすると直ぐに地球に落ちるという言い方ですが、
ポテンシャルエネルギーが、井戸の底に近づくというだけで
真直ぐ地球に直進しない限りは、簡単にポテンシャルエナジーは落ちません
(宇宙を運動している物体から見れば、やや、地球に引っ張られている感じがする
 という程度の力の発生であり、もはや、月軌道まで行ってしまえば
 その程度の中心向心力等、物の数ではないのです 月側に居れば月の重力は深刻ですが)
その加速度は万有引力の計算式で直ぐ出るんですが、軌道が何処かによっては
深刻な加速度に変る事もあるので、地球中心から何処まで離れているか
(どの程度のポテンシャルエナジーを持つまで、位置エネルギーを溜め込んだか)
が設定されない限り、速度だマッハだと言い出すことが無意味です。

12 ぷるすき :2003/11/16(日) 14:23
たびたびスイマセン
本当に申し訳ない(激謝

今、自分で書いて物凄い違和感を感じて、正式に運動のベクトル微分方程式を
立てて検討していたところ、位置エネルギーの方法では第1宇宙速度を出す事が
ほとんど不可能である事が発覚
アレは円の運動方程式を立てないと出ませんでした
逆に、長年のこの問題の違和感の本質を理解できました
(へんな所でありがとうございます)
そうか、円運動(つまり位置エネルギーが同じ場所では)
運動エネルギーのみの項しか全体のエネルギーに関与しないんですね…
円運動は摩擦が無い限り、運動エネルギーが保存されるんだ……
(放射電磁波の問題も力学では無視するし)
おかげで、久しぶりに力学の復習にもなったし、
ポテンシャル=位置エネルギーでない事も分かったのでむしろ勉強になりました
ありがとうございました(???)

いや、ホント申し訳ない
本当に申し訳ございませんでした mOm

ただ、真面目にこの議題やろうとすると、
(ちょっとベクトル含めて組みかけたんですが、多くのファクターが発生して
 「これ、マジで天体運動の計算になるじゃん」という大問題が…(笑))
そんなこんなで、かなり微分方程式組まないといけないんで
突っ込み過ぎると泥沼にはまると思うんですが、どうなんでしょうか?

13 与謝野折檻 :2003/11/16(日) 16:44
ごめんなさい。せっかく詳しく解説していただいたのに、書いてある内容が難しすぎてさっぱりわかりません。
わからないのは自分がバカだからなのでしょうがないんですが、物理の世界ではまず数式があり、なにかしらのデータが欲しい者は、「どうして?なんで?」と聞くのではなく(聞いてもわからないし)自ら任意の数値を代入してその解を得る…ということなのでしょうね。

ただ、これも偶然の産物だといえばそうなんですが、改めて「コミュニケーションというのは相手を見てするものだ」「伝わらなければ意味がない」という勉強にはなりました。せっかくの数式は右から左に抜けてしまいましたが、このことだけは今後の参考にさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。

14 ぷるすき :2003/11/16(日) 21:53
>与謝野折檻様
申し訳ございません。
寝ていないところに、ココを読んで勝手にガンダム熱が沸騰して、
脈絡の無いテキストを発信してしまいました。
重ね重ねお詫び申し上げます。
申し訳ございません 平に平に御容赦を……。

改めて、(先にしろと言われると、本当に頭を下げるしかないのですが)
自己紹介をさせていただきます。
私、プルスキーという名の、謎のネット旅人にございまする。
以後お見知りおきを、お願いいたします。
(いや、もしかしたら、迷惑かもしれないので
 もう来ないかもしれませんが…(^^; )

いえ、ちょっと以前に(つい最近に)ここのデーターを無断で借用して
あるHPで物議を展開させていただいた事があったので
その件に関する断りもなしというのは不味かろうと
掲示板なりに、お礼とデーター使用の是非についてを伺おうと思ったのですが
なんだか核の掲示板がよく分からないので、ぼやんと見ていたら
MSの速度議論があったので、思わず
「大学1年レベルの物理なら解説だしてもなんとかセーフかな?」
とか、朦朧とした意識で考えてしまったので
上の様な脈絡の無い文章になってしまいました。
本末転倒とは、正にこのことです。
非常に申し訳ございません。
重ね重ねお詫び申し上げます。申し訳ございません。

MS速度の問題とか物体運動の問題は、予備知識の無い方には
ちょーっと難しいかもしれませんでの、これについては無かった事にしてください。
何か、変人が変な書き込みをしたと、笑い流してくれたら幸いです。

それと、根本的な本題であるここのデーターのくだんについて
御礼とその是非について(これが本題なのですが…(苦笑))
掲示板にてお伺いを立てたいのですが……
あのー
何処の掲示板にて、その件について相談をすればよろしいでしょうか?
よろしければ、御教授お願いいたします……。
よろしくおねがいいたします。

15 にっすぃ〜 :2003/11/16(日) 22:12
折檻師匠、さすがです。
そういう返し方もあるんですね。勉強になります。

16 KAT :2003/11/19(水) 00:35
>予備知識の無い方にはちょーっと難しいかもしれません
中学生の物理レベルでも簡単な説明はできますよ。
解りやすくすると、例えば重力圏離脱に関しては、
重力圏から脱出するには重力以上の上向きの力を出せばよいですよね。
地球は丸いので横向きに飛ぶ時に発生する上向きの遠心力を使うのが
現代の方法。この遠心力が重力を上回る時の横方向の速度が第一宇宙速度で、
横向きにはとても速いが上向きにはそれ程速くはないわけです。
つまりミノフスキークラフトを使えるホワイトベースは
横向きに第一宇宙速度を出す必要がそもそもないのです。
遠心力などに頼らなくとも垂直上昇できるのですから。
ある程度まで上がれば地球の自転による遠心力と角速度でどのみち投げ出されるし。
よって垂直上昇可能なホワイトベースは宇宙速度を出さずに
重力圏離脱していた絵は間違いではないと思います。
同様にアーガマも空中停止していましたが、重力圏離脱ができると思います。
また、自由落下に関しても、
コムサイから降りてガンダムと戦いながら軟着陸したザクなどは、
常に下方向に毎秒9.8mの重力加速度がかかります。
時速にすると約35キロが一秒毎に増えていくわけです。
2秒後には時速70キロ、10秒後には時速300キロを超えています。
ゼロヨンなら9秒弱という加速力。
着陸する為にこの速度をゼロにするには、地上に静止している自機を
同じ加速度で同じ時間上昇させる性能が必要なのは解りますよね。
途中どう加速しようが何分かけようが落下して速度ゼロにできたザクは、
垂直上昇する性能があるのは疑い様がないという事になります。
ANBACに関しても愚の骨頂であり、(あと略)。
数式なしでもお解りいただけたのではないかと。

17 KAT 続・ANBACについて :2003/12/05(金) 22:17
 これは私がずっと前から気になっている事です。ANBACについ
てです。
 まず、ANBACでどう手足を動かして体の向きを変えたとしても
進行方向は変わりませんから、ANBACで体の向きを変える事でス
ラスターの向きを変えて噴射して進行方向を変える事を目的とします。
 手足の体に対する重量比は不明ですが、武器を扱う腕は重い程に不
利な為、腕は特に末端程軽く造られているとします。脚も重いと歩行
ができないのでできる限り軽いはず。腕:体全体を1:10位とする
なら、腕を5回まわせば確かに体は反対方向に180度向きが変わり
ます。しかし武器や盾を保持する腕を5回転もさせるのはあまりにも
無防備。戦車は車体がどちらを向いても砲身は常に敵に向いている位
ですから、腕でANBACを行なうのは戦場でナンセンスでしょう。
 脚はというと腕と違って360度回りません。前に90度振ると体
は反対方向に20度位動きますが、元に振り戻せば体も元に戻ります。
つまり手足では有効なANBACを行なえないと思います。
 しかし目的は進行方向と反対の方向にスラスターを向ける事。なら
スラスター基部の可動範囲を広く造りスラスターそのものの向きを変
える方が、重い手足を動かすより遥かに現実的です。あるいは腹や頭
等あちこちにスラスターを付けておけばより効率的。
 ただし私はMSの矛盾を指摘したいのではありません。機械設計は
効率重視。特に兵器などは命にかかわりますから無駄を一切省くもの。
私に言わせれば二重関節など論外でASIMOの様に一軸にしたい所。
スラスターの分散配置をせずANBACに頼るのはGUNDAM世界
のMS設計者のあまりの幼稚さをうたうのと同じ事になるわけです。
つまりこれだけ百害あって一利なしのANBACはそろそろなかった
事にすべきなのではないでしょうか、と言いたいのです。私とてガン
ダムファン、肯定的に色々考えたのですが、ANBACが有効な具体
的な動かし方が見つからないのです。EVOLVEのあのマークII
の動きではターンは無理ですし。
 ANBACは初期設定にはない後付け設定。後に不具合が確認され
て、なかった事にしたU.N.T.SPACYの例の様に 絶えず設
定改革がされて行くのがガンダムの良い所ですから、より多方面の人
も見る作品として恥ずかしい設定をあえて残す必要はないと思いまして。

18 続2 :2003/12/05(金) 22:18
ANBACは初期設定にはない後付け設定。後に不具合が確認され
て、なかった事にしたU.N.T.SPACYの例の様に 絶えず設
定改革がされて行くのがガンダムの良い所ですから、より多方面の人
も見る作品として恥ずかしい設定をあえて残す必要はないと思いまして。

19 鬱気 :2004/01/24(土) 00:12
>KATさん
どうも初めまして。
もともとAMBACというのは、スタジオぬえの人が
ウソだと自覚した上で、それっぽい理屈でMSの存在意義を
誤魔化そうとした
「アニメオタクだましのウソ」だと思うんですよね。
センチュリーから何年も経過し、オタクが自分で理屈を
考えるようになり、みんなに「ウソ」がバレている以上、
AMBACの設定を残す必要がないというのは同意です。
 マニアに影響力の高い「ガンダムセンチネル」で
センチュリーのデタラメなAMBAC解説を
そのまま使ってしまったのも
AMBAC妄信の原因になってるようにも思います。

>スラスター基部の可動範囲を広く造りスラスターそのものの
 向きを変える方が、重い手足を動かすより遥かに現実的

バイファムで使われた「ラウンドバーニア」が該当しますかね?
バイファムは脱出ポッドも完備していて、ZのMSよりよっぽど
「MSの進化系」に見えるというか。
ハイザックのスネ内側のバーニアは回転しそうにも見えますね。
藤田氏も「最初は色々と理屈を考えて描いてたけど、
上手くいかなかった」とコメントしてますし、可能性は高いかと。

 ガンダムの胸の「放熱ファン」と呼ばれてる部分も、
松浦まさふみ氏の「アウターガンダム」に登場したRX78の
ような姿勢変更用のバーニアと解釈する方が理に適ってますし、
ハモンと共に遅いかかってきたタチのザクを押し上げようと
する場面は、胸のバーニアを吹かして少しでもザクを
押し上げようとした、と解釈するのは
どーでしょーかダメでしょーか?

20 M−鈴木 :2004/03/28(日) 04:28
ザクの軟着陸について・・・
ざっぱくな計算でナニですが
ザク(と言うか人型人間近似比重のMS)の大気内終端速度は無動力で時速600km以下では?と
つまり、1G未満の加速能力でも逆噴射を行えば終端速度から更に(線形では無いにせよ)減速されるものであり、もしも最終制動用のブースターやエアブレーキの展開等が可能ならば、その長大なストロークを誇る脚部でもって大地に軟着陸も夢想ではあるまいに・・・とか思いますが

21 圭一郎 :2004/03/31(水) 02:00
>ざっぱくな計算でナニですが

すみません、少し専門用語が多くて判りかねます。
ぜひ判り易く教えて下さい。

ANBACについては、デベロッパーズやグレートメカニクス等、
多くの記事が、「進行方向も変えられる」様に書いてある
事が気になって仕方がなくて。
その有効性については全く賛同しかねますが、あくまで
機体の向きが変わるだけで、進む方向には影響しない
事だけでもきちんと理解して書いてほしいものです。

22 Re. :2004/03/31(水) 02:46
>大気内終端速度は無動力で時速600km以下では?
その長大なストロークを誇る脚部でもって大地に軟着陸

まず、大気内終端速度とは大気抵抗のための落下速度の
限界の事でしょうか?
重力加速度に任せて劇中の様に仮に60秒自由落下すると、
単純計算で約時速2100キロ(マッハ2)になっています。
いかにザクの足のストロークが長大でも、足裏が接地した時
のコクピットの地面からの距離約10メートルから、
そのストロークで吸収するという事は、マッハ2の速度を
10メートル移動する間に速度ゼロにするという事であり、
その急減速Gで間違いなく死にますです。
大気内終端速度の時速600キロからでも同じでしょう。
ブースターやエアブレーキ等は機体の減速に役には立つかも
しれませんが、中の人間にかかる減速度にとっては関係の
ない事。

>1G未満の加速能力でも逆噴射を行えば減速される

「1G未満」の中の最大値として「1G」として考えたのが
先の書き込みです。落下に要した時間と同じだけの噴射を
行なえば確かに軟着陸できると思いますが、劇中では縦横無尽
に姿勢変化していました。これをやりながら減速するには
「1G」未満では役不足でしょう。全く姿勢を変えずに
最も効率良く全力噴射していた様子はないですから。
つまり戦闘により3割の噴射を体の回転等姿勢制御に回したなら、
1Gの7割の噴射で減速を行なうわけですから、3割の不足分、
落下速度は依然増える一方になり、減速できないのです。
1G噴射にわずかでも足りなければ、落下速度は全く減りません。
1G以上の垂直上昇能力がない限り、一度ついてしまった落下速度は
決して減らないのです。

23 M−鈴木 :2004/03/31(水) 03:10
まず「終端速度」やらナニやらについて説明しましょう
もしも、空気抵抗を無視して無制限に加速されるなら、瞬く間にMSの落下速度はマッハを超えます。
その事に異論はありませんが、では人間はどうでしょうか?
落下傘を開かなくてもダイビングする人間の速度が500km/hに達することすらあり得ません。
良くて200km/h、姿勢と服装によっては100km/hそこそこです。
雨粒だって、単なる線形加速を前提に考えるなら鉄板に穴が開く速度で落ちることになります(笑
これは質量と形状と空気抵抗と大気密度で定まるのですが、非空力形状のMSが超音速を維持するのは
「非常に」困難です。(頭から地面に突っ込む姿勢ならまだしも)
そこで、大まかな計算でMSの場合の終端速度
(=重力加速度と空気抵抗以外の加速減速要素の無い状態での最大速度)
を600km/h程度と書いたわけです。

つまり、一旦終端速度に達すれば、途中で中途半端に減速しても再びその速度になるし、
最終的に減速行程に入るならば、それまでの重力加速の累積は考慮の意味が無いのです。

さて、ここで「1G未満」の減速噴射の意義についても説明しましょう。
先に書いたとおり、終端速度の決定要素には重力加速度があり、かなり支配的な数字ではあります。
ここで減速噴射を行う事は、終端速度を減少させる効果があるのです。

但し、線形の減少では無い  と明記しました通り、加速度は終端速度の決定にあたり、比例では効いてきません。
運動エネルギーの計算上(空気抵抗でも)速度が2乗で効いて来る為、加速度が平方根でしか効いて来ないのです。
つまり、噴射で0.5G減らしても、終端速度は半分には減らないのです。

24 M−鈴木 :2004/03/31(水) 03:14
勿論厳密な計算を行った結果ではありませんが、ザクの軟着陸に於いて、
ある一定期間の自由落下の行程を経て後に減速行程に移ったとしても、無制限の速度増加が無い以上
「終端速度から軟着陸可能な速度への減少」に必要な時間の噴射出力と時間が確保されていれば全く十分であり、
全行程に渡り1G以上の噴射を要求する必要は無い・・・と言いたかった訳です。

25 M−鈴木 :2004/03/31(水) 03:52
急減速Gで間違いなく死にます>>
上記の通り、最終的な着地の瞬間以前に、終端速度の漸減や、予備噴射(ブースターによる着地直前の高出力噴射)を経て接地すれば、パイロットを死傷させる高Gを避けることも可能なのです。
実際、旧ソ連軍の空中投下型の戦闘車両は自由落下>小型落下傘での減速>地表近くでの逆噴射減速>接地と言う行程を経ます。
程度の差こそあれ、可能不可能を語るのであれば、問題は無いかと・・・・例としては不適当だったかしらん?

まだわかり難い説明かもしれませんが、如何でしょう?

26 M−鈴木 :2004/03/31(水) 22:47
ちょっと真面目に計算してみました。
但し、細かい数字を延々と羅列する事は本掲示板の趣旨にそぐわない物と判断し、結果のみを掲示させていただきます。
人間と相似形で同等〜1.3倍程度の比重と10倍のサイズ(100倍の面積と1000〜1300倍の質量)を有する物体の標準大気圧に於ける終端速度は、同姿勢の人間の終端速度が180km/hとしてMSのそれは約600km/hです。
この物体が減速を目的に0.8〜9Gの出力の噴射(100tなら80〜90tの推力)を行った場合、終端速度は凡そ150km/hになります。
この速度は「ストローク10mで着地した」場合にコクピットの搭乗員にかかるGが10G未満となる数字です。

勿論この計算では、降下を開始した高度での大気圧の低さを考慮しておらず、身長17.5mのMSの脚が10mのストロークを到底持ち得ない事を無視しています。
しかし、短時間の大出力噴射の可能性や能動的な減速機能の付与(スカートアーマーの展開等によるエアブレーキ)を考慮しても構わないならば、降下の全行程に於いて、自重を支えきる推力を要求される事は無く、極短時間の大出力噴射と、負担にならない程度の中期的な低出力噴射だけでも十分に軟着陸が可能であると言う現実的な数字を期待出来ます。
これは、取りも直さずMSと言う非常に「軽い」(比重が低い の意)構造体は我々の想像以上に大気圏降下に於いて、高い制御能力を与えられている事を意味しているとも言えます。

ものの序で考察するならば、高度10000mで自由落下を開始し、600km/hの終端速度に達した場合、60秒後には減速が困難な高度に到達してしまいます。
自由落下環境の戦闘と嘯きながらもシャア少佐がザクを以って高運動戦闘を仕掛けた事から、位置エネルギーに依存した相対的アドバンテージを獲得しようと互いに高度差を求めながらの戦闘であったと推測され、それは即ち断続的な制動噴射を繰り返していたであろう事を確信させます。
結果として両者の平均降下速度は400km/h程度であり、約60秒の戦闘後、軟着陸が可能な最終減速行程を実施する余地があったと考えられます。

又、RX-78-2が行った「空中戦」が有するアドバンテージとは、
MS-06を初めとするジオン公国の従来のMSが継続的噴射でも低重力環境と近似の状態しか実現できない為に、脚力に主に頼った「跳躍」程度しか出来ない
=浮遊と大差無く、即ち事実上単なる的と化す(月面の人間の歩行をよりダイナミックにしたと考えて下さい)リスクを負った空中機動しか出来ないのに対し
1Gとほぼ同等かそれ以上の推力を有するRX-78-2は、空中でも柔軟な機動が可能であり、回避を初めとする能動的な戦闘機動が可能であった点にあったと解釈出来るかと思います。

内容に難がありますれば、消去方お願い申し上げます。

27 KAT :2004/04/05(月) 23:53
とてもよく判りました。
ありがとうございます。
そこまでの計算上で描かれていないであろうシーンが、
特に結論として映像における矛盾に終着しなかった事に、
何より嬉しく思います。
「水に浮く」として指摘されがちな軽い自重が役立ったのも
ファンとして嬉しい限り。

28 一文字突破 :2007/07/25(水) 20:06:23
データ的に役に立つかもしれないと思い立ったので、『アドバンスド・OP』の各飛行ユニットの移動力をまとめてみます。
取りあえず、検索が容易な連邦側のみ。ジオン側は索敵して探し出すのが一苦労(苦笑)。
各可変MSは長距離巡航形態モード時の数値です。MSモード時とは当然異なります。

ペガサス改級 MOVE:4
ミデア後期型 MOVE:8
アウドムラ改級 MOVE:7

FT-08WR タングラム訓練機 MOVE:10
FXA-07G コア・ファイター MOVE:11
MSZ-007C Zガンダム MOVE:10
RGZ-91AO リファインゼータ改 MOVE:11
SSMSZ-010 ZZガンダム MOVE:9

29 ガメくん :2010/12/04(土) 14:40:36
・小説版で読んだだけの知識ですが、0083に登場する6基のブースターを搭載したGP03Sはどれくらいのスピードが出るのでしょうか?

30 kameくん :2010/12/28(火) 16:44:55
ここは質問するところじゃなくって考察するところ。


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