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シン女難スレ

1名無しさんDESTINY:2007/11/01(木) 12:53:41
埋められているので一応たてます

719名無しさんDESTINY:2010/04/07(水) 01:15:44
ある日、ザフト軍基地内食堂にて

ルナ「最近オレオレ詐欺や振り込め詐欺が流行ってるらしいわね。」
シン「へー。でもそんな簡単に引っかかるなんて不思議だよな。
普通は間違えないさ。」
ルナ「それはどうなのかしら。顔も見えない通信の向こう側だと、案外騙されてしまうかもしれないわよ。」
シン「何言ってるんだよ、俺なら絶対騙されないって自信あるな。」
ルナ「本当かしら?」
シン「当たり前だろ。」
ルナ「ふーん、シンは自信があるのね。(ちょっと試してみようかしら……)」

それから少しして後、シンの部屋にて

レイ「落ち着け、シン! お前はかなり錯乱している!」
シン「離せよ、レイ! 俺はルナとの婚姻届を作成しないと行けないんだ!
でないとマユが! マユがああああ!」
レイ「落ち着けシンンン! 自分の言ってる事がおかしいと本当に思わないのかあああ!」
シン「何言ってるんだよ、レイ! 受話器の向こうで確かにマユが言ってたんだ!
『お兄ちゃんがルナお姉ちゃんとの婚姻届を役所に提出しないと、あたしが大変な事になっちゃう』って!」
レイ「なんだその『大変な事になる』って! 何が大変なのかさっぱりわからんぞ!」
シン「マユの言葉を疑うのかよ! お前にマユの何がわかるんだよ!
マユはな、マユはな、とっても素直でいい子なんだぞ!」
レイ「おいいいい! もはやどっから突っ込んでいいのかわからん!
落ち着け、シン! お前と話をしたのは本当に妹さんなのか!」
シン「俺はマユの兄だぞ! その俺がマユの声を間違えるわけないだろ!」
レイ「騙されてる奴は全員そういうんだ、いいから落ち着けシンンン!」

720名無しさんDESTINY:2010/04/07(水) 01:18:41

ルナの部屋にて

ミ―ア「あんたなんて事してくれてんのよ、ルナアアア!」
メイリン「お姉ちゃん、ずるいよ! マユちゃんの声を真似てシンを騙すなんて!」
アビー「もはや今のシン君は、通信から受けた『マユちゃん』ことルナさんの指示に従って、婚姻届の作成と提出で頭がいっぱいになっています。
その為にルナさんを探して婚姻届作成に同意させようとしているのを、レイ君が必死に押しとどめている状態です。
このままではレイ君の抑えが利かなくなるのも時間の問題です! どうするつもりですか!」
ステラ「ルナ、答える!」
ルナ「わかったわよ、責任はとるわよ。」
ラクス「どうする気ですの?」
ルナ「決まってるじゃない。シンと一緒に婚姻届に記名押印して入籍するのよ。
ルナマリア・ホーク、いよいよお嫁にいくわよ!」
メイリン「全然責任とってないよ、それ! むしろお姉ちゃんの望み通りだよ!」
ミ―ア「そうよ! 何ドサクサに紛れて勝手な事いってんのよ、この結婚詐欺師!」
ルナ「何を言ってるのよ、結婚詐欺師、っていうのは結婚すると見せて結婚しないじゃない。あたしはちゃんと結婚する気だから詐欺じゃないわよ!
お金を振り込ませるつもりもないから振り込め詐欺でもないし。」
ミ―ア「お金どころか、人 生 そ の も の を 振 り 込 ま せ よ う と し て る じ ゃ な い!」
ルナ「なんて歪んだ言い方なの! 結婚はそんなものじゃないわ!
どちらかがどちらかに取り込まれるのではなくて、二人で一緒に歩いていくものなのよ!」
ミ―ア「いいこと言ったつもりなの、この女は!」
メイリン「っていうかもう結婚する事が前提になってるし!」
ステラ「そんな事絶対認めない! シンはステラを守るの! ずっと側にいるの!」
ラクス「貴方まで! そんな事を私が許すとでも思いますの!」
アビー「もちろん私も認めません。」
ルナ「上等じゃない! シンが来る前に邪魔者はまとめて始末してあげるわ!」
ラクス「それはこちらの台詞ですわ!」
ステラ「うぇーい!」
ミ―ア「やってやろうじゃない!」
メイリン「負けないんだから!」
アビー「是非もありません!」

結局シンの方は、騒ぎを聞きつけたタリア・グラディス艦長からの命令を受けたミネルバクル―に取り押さえられ、
女性陣の方は全員力尽きて倒れている所を確保されたとか。
今日も今日とてシン達の基地は騒がしかった。

また書かせてもらったネタその128
今回は基本に戻って単発ネタ

721名無しさんDESTINY:2010/04/07(水) 01:24:10
age

722名無しさんDESTINY:2010/04/07(水) 17:17:01
>人 生 そ の も の を 振 り 込 ま せ よ う と し て る じ ゃ な い!
思いっきり噴いたwww
これは名言だ
機会があったら(ねーよw)使わせてもらいたい、いやマジで

723名無しさんDESTINY:2010/04/13(火) 22:04:27
age

724名無しさんDESTINY:2010/04/14(水) 14:01:07
てか、なにこのえろいツイッター
http://twurl.nl/u187ev

725名無しさんDESTINY:2010/04/18(日) 20:00:13
>>719-720
カルピスソーダ噴いたwww

726名無しさんDESTINY:2010/04/25(日) 11:39:03
ある日の基地

ルナ「プラントも少子化が問題になっているわねー。
ここはやはり、一刻も早くプラント住民として、プラントの未来の為に結婚すべきだと思うのよ、シン。」
シン「突拍子がなさすぎるだろ、いくらなんでも。」
レイ「本当に突然だな、ルナ。いつも通りといえばそうだが。」
ラクス「いきなり何を言い出すのですか、ルナさん。」
ルナ「だって本当の事じゃない。プラントの少子化は深刻な問題よ。
ここは一刻も早い子供の増加が求められているのよ。つまり結婚を―――」
ミ―ア「それは別にあんたじゃなくてもできるじゃない。」
アビー「ミ―アさんの言う通りです。」
メイリン「そうだよ。例えばシンと同年齢の可愛い女の子とか―――
というか、プラントって婚姻統制があるんじゃなかったっけ。」
議長「そこら辺は私に聞いてくれたまえ。」
メイリン「うわ! 議長!」
ラクス「相変わらず唐突に現れる方ですわねー。」
レイ「まあ、そういう人だからな。
それよりも議長、説明を。」
議長「うむ。現在プラントでは少子化が深刻な問題となっている。
遺伝子調整されたコ―ディの子供である第2世代コ―ディは悲しい事に、
遺伝子的に相性が合う相手でなければ第3世代を生み出せる可能性が非常に低いとされている。
ナチュラルが相手なら楽勝なのだがね。」
ステラ「勝 っ た。」
ルナ「なに得意げな顔をして勝利宣言してるのよ、天然女!」

727名無しさんDESTINY:2010/04/25(日) 11:41:30
ステラ「嫉妬は見苦しい。これからの時代はナチュとコ―ディが手を取り合う時代。
ステラとシンはそのかけ橋。」
ミ―ア「協調というか、色々あってザフト、連合、ラクシズで均衡状態が出来ちゃってグダグダになってるって感じよね。」
アビー「ブルコスも昔に比べて力が減少していますからね。
そのせいで連合内でも、無理してコ―ディと事を構えようとする意思が希薄です。
無論、人口・資源共に連合に圧倒的に劣るコ―ディにその意思があるわけもなく。」
ラクス「2勢力の争いが起きてないなら、私達も無理に介入する必要がありませんからねー。」
議長「と、まあこんな感じでナチュとコ―ディの間には、なし崩し的な平和状態が生まれている。
無論世界各地での紛争が零になっているわけではないのだがね。
連合とプラントの間に関しては基本的に平穏だ。」
ステラ「つまりやはりステラとシンが結ばれるべき。これからはナチュとコ―ディが積極的に交わりを進めていくべき。
そうすればナチュもコ―ディもみんな仲良し♪」
ルナ「それとこれとは話が別でしょ!」
議長「うむ。そうされるとこちら、プラント側としても色々と困ってしまう。」
シン「なんでですか?」
レイ「考えてみろ、シン。そうやってナチュとコ―ディが交配を進めていったらどうなる?
純血コ―ディの誕生率が低い以上、ナチュの血がどんどん濃くなって、あっという間にハーフコ―ディ、
さらには『昔祖先にコ―ディの人がいたみたいです』なナチュが大量発生してしまう。
……まあ、俺がいうのも微妙かも知れないが。」
議長「レイの言う通り、コ―ディの国家として誕生したプラントが、ナチュで構成・運営されるようになっては本末転倒だ。
もともとコ―ディという人種の特殊性によって成立している現在のプラントの社会体制も法治システムも、
ナチュが人口の多数を占めるようになれば自然に変わっていくだろうね。
だからこう、プラントとしては人工授精などの研究も進めてなんとか純血コ―ディの増加を目指しているわけだね。」
シン「なんか今日はまともですね、議長。」
ルナ「ほーら、見なさい。やっぱりそういう事なのよ!
これはコ―ディの問題なのよ、エイリアンの天然女は引っ込んでなさいよ!」
アビー「エイリアン……確かにプラントから見ると地球は他所の星ですが。」
ミ―ア「宇宙人ではあるわよね。向こうから見ればこっちもそうなんだろうけど。」
レイ「もともとは部外者、他所者っていう意味だからな。エイリアンは。」
議長「ただもちろん、この世界のプラントでは恋愛の自由がある。
というか、こればっかりは規制する事が不可能だ。身分制度や階級制度が存在していた時代でさえ、
そういった垣根を超えた恋愛感情は発生してしまっているのに、平等主義や人権思想が普及している時代にそんな事は出来るわけがない。
プラントとしても、別に個人レベルでのコ―ディとナチュの恋愛を法律で完全規制しているわけではない。
もともと地球在住のコ―ディとかも結構いるからね。」
シン「……俺も元々は地球在住のコ―ディでしたしね、あんまり意識した事はなかったですが。いわゆる愛は国境を超えるって奴ですか。」

728名無しさんDESTINY:2010/04/25(日) 11:43:11
ステラ「やっぱりシンはステラと一緒になるのが一番♪」
ルナ「何が一番なのよ! 議長もさっき言ってたでしょ?
可能な限りコ―ディ同士が望ましいのよ。つまり、あたしが。」
ラクス「コ―ディならここにもいますわ。」
アビー「ここにもいます。」
ミ―ア「こっちにもいるわよ。」
メイリン「こんな所にもいるよ。」
議長「結局、婚姻統制を強引に進めたとしても、全てが上手くいくとは限らない。
言ってしまえば『結婚してないけど同棲してます』な、内縁関係で満足してしまう人間も出てきてしまうからね。
だからこそ、現状では『子供を作りうる夫婦達』に盛大に頑張ってもらうしかないわけだね。」
レイ「……全年齢的に最後がちょっと危ない発言ですね。」
ルナ「ほら見なさい! やっぱりプラントを救うのはコ―ディ同士の夫婦による頑張りなのよ! 
シン、今夜からあたし達も色々と頑張るわよ!」
シン「おいい! その発言はやばいだろ! もの凄く!」
ラクス「コ―ディならここにもいますわ! ルナさんは引っ込んでてください!」
ミ―ア「やっぱりこういうのは本人同士の合意が大切よね!
という事でシン、今夜から頑張りましょ! プラントの未来の為に!」
アビー「あなたも合意をとりつけていません。
シン君、やはりこれから私と正式な婚姻届を作成してから、頑張るべきだと思います。」
メイリン「みんな酷いよ、シンの意思を無視して勝手に話を進めて!
って事でシン、あたしと一緒に行こう!」
シン「おいい、どこに行くんだよ!」
ステラ「シンはステラと一緒になるのが一番!
コ―ディとナチュのかけ橋! 子孫繁栄確実!」
シン「結局、みんな俺の意思は無視なのかよ!
いいから俺の話を聞けよ、あんた達いいい!」

レイ「……ああいう場合はどうなるんでしょうか、議長。」
議長「ぶ っ ち ゃ け 一 夫 多 妻 と か 重 婚 も あ り か な、と思っている。
まあいろいろ検討していかなければならない可能性の一つでしかないがね。」
レイ「そうなったらそうなったで、余計にカオスな事になると思いますが……。」
議長「しかし一夫一妻だとこれまたカオスになりそうだとは思わないかね?
プラントとしては『子供が出来る可能性』は少しでも欲しいからね。」
レイ「なんにせよ、シンはこれからもドタバタしていきそうですね。」

そう言ってレイは静かに息をつき、シンに向かって両手を合わせた。

また書かせてもらったネタその129

729名無しさんDESTINY:2010/04/25(日) 18:46:25
今回は随分と真面目なネタというか、議長がボケじゃない事にビックリw
いつもこうならいいんだが
というか重婚なんかしたらシンが赤玉を出(ry

730通りすがりのab:2010/05/04(火) 14:35:51
つずきが楽しみ

731名無しさんDESTINY:2010/05/04(火) 14:36:40
うえーい

732名無しさんDESTINY:2010/05/05(水) 18:22:46
兄弟スレ本家に救いの手を差し伸べて下さい…お願いします。

733名無しさんDESTINY:2010/05/05(水) 21:04:16
なぜにこのスレに救援要請が?

734通りすがりのab:2010/05/06(木) 19:30:23
http://jbbs.livedoor.jp/game/50297/暇なときここにも書いていただけるとうれしいです

735名無しさんDESTINY:2010/05/13(木) 23:47:06
それはある日の事だった。

シン「なんか70(ナナマル)基地から人がくるらしいな。」
ルナ「そうね。短期の出向って事らしいわよ。」
メイリン「でも70基地っていうと…」
レイ「このザフト軍80(ハチマル)基地と1、2を争う変人の集まりという噂だな。」
アビー「とっても不名誉な話ですね。」
ステラ「この基地ってハチマルっていう名前だったんだ、ステラ、初めて知った。」
ラクス「でもまあ、仕方がないと思いますわね。部外者の私から見てもこの基地の皆さんは色々と風変わりですもの。」
ミ―ア「……多分、その変人の中にはあんたも入ってると思うわよ。
というか、あんたって一応ザフトの敵対組織の首領なのにいつもここにいるわよね。」
アビー「まあ、今更ではありますが。」
シン「それで、どんな人が来るんだろうな。」
ルナ「確か女の人だったはずよ。シホ・ハ―ネンフ―スとかいう。」
レイ「鳳仙花の異名を持つエースパイロットか。しかしこの時期になぜ彼女程の者が?」
議長「それは私が説明しよう。」
メイリン「議長! なんか前回に引き続いて突然ですね。」
ラクス「まあ、議長が説明してくださるのならば、色々と話が早くて助かりますが。」
レイ「それでは議長、説明を。」
議長「うむ。実は最近、我らが80(ハチマル)基地の女性陣が萌え要素というものに、著しく欠落しているのではないか、という指摘があってね。
ここは一つ、別の基地からお手本となる人材を招き、皆の発展を促そうと思ってね。」

736名無しさんDESTINY:2010/05/13(木) 23:48:17
シン「萌えって……。」
レイ「言われてみると、確かに欠落しているような気がしないでもないが。
ちなみに指摘したのは誰なのですか? 大体予想はつきますが。」
議長「うむ。私としても部下の秘密を守る義務があるからね。アダルトゲームとかに精通した黒服の人物を始めとする者達、としか言えないね。」
シン「それ、名前言ってないだけで、ほとんど言ってるのと変わりありませんよ。」

ルナ「これは侮辱よ!」
シン「ルナ?」
ルナ「他所から萌えのお手本を呼ぶですって? 侮辱以外の何物でもないわ!
あたしっていう最高の萌えキャラがいるっていうのに!」
シン「最高の……」
レイ「……萌えキャラ?」

しばし、深海の如き沈黙が周囲を支配した後、再び男達は口を開いた。

レイ「それで議長、彼女が来るのはいつからになるのですか。」
議長「そうだね、もともと短期の出向になる予定だから、早ければ近日中に……」
シン「どんな人なんだろうなー。」
ルナ「ち、ちょっと、なによ、その反応! 萌えのお手本なんて必要ないって言ってるでしょ!」
メイリン「お姉ちゃん、色々と諦めた方がいいと思うよ。」
アビー「しかし、ルナさんはともかく、この基地にいる女性に萌えが無いかのような言い方は不愉快ですね。」
ミ―ア「まったくだわ。こうなったらせいぜい見させてもらおうじゃない。その萌えのお手本とやらを。」
ラクス「同感ですわ。徹底的に調査して私達にお手本など必要ない事を知らしめてさしあげますわ。」
ステラ「みんな、なんか姑みたい。」

女性陣が闘志だか嫉妬だかやっかみだかに似たものを高める中、ステラの呟きがやけに響く。
かくして80基地はその内部に波紋を起こしつつ、新たな出向者を迎えようとしていたのだった。

また書かせてもらったネタその130

737名無しさんDESTINY:2010/05/14(金) 17:04:23
投下乙です
……嫌な予感しかしない件についてwww

738名無しさんDESTINY:2010/05/14(金) 20:38:12
GJ!!

739名無しさんDESTINY:2010/05/15(土) 10:19:23
GJ
シホが来るのか。
さてシホはまともなのか、壊れてるのか今から楽しみですw

740名無しさんDESTINY:2010/05/27(木) 21:45:47
上げ

741通りすがりのab:2010/05/30(日) 11:37:13
http://strikefreedom-gundam.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_6c5/strikefreedom-gundam/635.jpg
この人ですか?

742名無しさんDESTINY:2010/06/01(火) 19:08:36
この人妻エロすぎ糞吹いたwwww
http://s11.stripper.jp/mp/

743名無しさんDESTINY:2010/06/02(水) 16:20:19
かくしてシホ・ハ―ネンフ―スが出向してくる日がやってきた。

シホ「シホ・ハ―ネンフ―スです。短い間ですが、皆さんよろしくお願いします。」

ルナ「ふーん、あれが噂の萌えのお手本さんねえ。容姿はまあまあって所ね。」
シン「そうか? 結構美人って言っていい方じゃないか。」
ルナ「なによ、ああいうのが好みなわけ? ストレートでロングっていう古風なスタイルがいいわけ? シンプル・イズ・ザ・ベストなわけ? 
だったらあたしも髪をのばすわよ、床につくくらいに。」
シン「……いや、別にそこまで言ってないだろ。」
レイ「なんか余裕がないな、ルナは。」
メイリン「色々と切実なんだよ。あたしも髪をほどけばストレートロングに出来るけど。」
ラクス「やはりロングはいいですわよね。」
ミ―ア「まったくよね。」
アビー「機能美というものがありませんね。程良く切りそろえられたバランスにこそ価値を見出すべきです。」
ステラ「髪の毛長いと動きにくい。」
ルナ「やっぱりショートよね。動きにくいのを我慢して長くしちゃって、ロング派はきっとそうする事で自分を無理やり飾っているんだわ。」
ラクス「さっきまで転向しようとしていた人の発言とは思えませんわね。」
ミ―ア「長い髪は女の命、っていう古い言葉もあるじゃない。」
メイリン「そうだよ。でも確かにあんまり長いと業務では動きにくいよね。」
レイ「何か短髪組と長髪組の争いになっているな。」

外野の一同がそんな事を言い合っている間にシホの挨拶が終わった。

744名無しさんDESTINY:2010/06/02(水) 16:23:26

挨拶と簡単な説明を終えた後、各自自由行動となり、解放されたシホに対してルナを始めとする女性陣が群がる。

ルナ「貴方がシホさんね。あたしはこの80基地の赤服であるルナマリア・ホークよ。
よろしくね。」
シホ「貴方があの……よろしくお願いしますね。」
ルナ「何よ、あたしの事を知ってるの?」
シホ「貴方だけでなく、80基地の方々は色々と有名ですから。」
ルナ「何か含みのある言い方ね……。」
メイリン「有名といっても多分色もの的な意味でだと思うけど。」
レイ「確かにこの基地には色々変わり者が多いからな。
敵対組織の首領や連合のパイロット、プラントのアイドルまで当たり前にいるし。」
シン「……その変わり者の中には俺も含まれているんだろうか。」
レイ「疑問に思うだけ野暮だと思うぞ。」
ルナ「とにかく、萌えのお手本だかなんだか知らないけど、この80基地にはあたしがいるの。
萌えの80基地代表たるあたしが。他所者なんかに負けないわよ。」
ラクス「いつ貴方が代表にきまったのですか。」
ミ―ア「まったくよね。」
ステラ「ほんとほんと。」
メイリン「……まあ、ラクスさん達も正確には部外者なんだよね。
なんか今更だけどさ。」
アビー「本当に今更ですけどね。」
ルナ「大体ね、シホさん、あたしあなたのその顔が気に入らないのよ。
何かこう、ファーストキッスがドキドキ〜みたいな、古風な感じを漂わせちゃって。
原点回帰で穴場をついたつもり? 許せないわよ、そういう発想。もっと正攻法で勝負しなさいよ!」
メイリン「お姉ちゃん、もう言いがかりに近くなってるよ。」
アビー「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、を地で行ってますね。
それはそれとしてですね、やめてください、素直クールとか。
私とキャラが被るじゃないですか。
領海侵犯ですよ。消えてください。」
シホ「は?」
ラクス「アビーさん、貴方が言ってる事も言いがかりと変わりありませんわ。」
ルナ「大体ね、いまどきそんな古風なキャラなんて流行らないのよ。やっぱり今の流行りは彼氏と一緒に泣いて笑って時間と楽しみを共有できる幼馴染キャラなのよ。
あたしなんかね、シンと何度もデートして思い出を共有してるんだから。前もショッピングの帰りに食事を一緒にとって、満天の星空の中を二人で歩いて帰ったんだから。
ああ、なんてロマンチックな愛のメモリーなのかしら。」
メイリン「その時にはあたしも一緒にいたっていう事を言わないと、お姉ちゃん。」
レイ「俺もいたな。」
アビー「その他大勢の一人ってやつですね。」
ステラ「シホ、どうしたの?」

その時、それまで話を聞いていたシホの表情に変化があった事を、周囲にいた者たちは気がつかずにいられなかった。
その顔は眉根を少し寄せ、しかめられた全体像に疑問と訝しみの色が浮かんでいる。

745名無しさんDESTINY:2010/06/02(水) 16:26:07

ルナ「何よ、その顔は。何か言いたい事があるならはっきり言いなさいよ。」
ラクス「確かに先程のルナさんの話はおかしい所が多々あると思いますから、言いたい事があるならちゃんと言った方がいいと思いますわよ。」
ミ―ア「まあいつものことなんだけどね。それで、なんなのよ。」

皆に促され、黒髪長毛の少女は少し迷った挙句、決意したように口を開いた。
シホ「あのですね、ルナさん。」
ルナ「何よ。」
シホ「デ ー ト っ て 朝 に 終 わ る も の な ん じ ゃ な い ん で す か?」

その言葉を聞いた瞬間、シホ以外の者は雷撃にでも打たれたようにその表情を硬直させた。

ルナ「作戦タイム―――!全員集合―――!」

不意に身をひるがえし、離れた距離から手を掲げて招集を呼び掛けるルナの言葉に、
一同はようやく我に返り、そのもとに集まって円陣になり肩を組み頭を突き合わせ、密談の形式をとる。

ルナ「い、今のどういう意味かしら?」
ミ―ア「なんとなくわかるというか、わかっちゃいけないというか。」
ラクス「何かこう、全年齢の壁的なものを一瞬で飛び越えられたような、そんな感覚ですわね。」
メイリン「そ、そんな事あるわけないよ。き、きっと何か違う事だよ。」
ステラ「きっとカラオケの事! 朝まで歌い続けたりする事もある!」
アビー「その通りです。というか、そういう事にしておきましょう、とりあえず。
これ以上踏み込むのは危険すぎます。」
ルナ「そ、そうよね。そっかー、カラオケの事なのねー。歌が好きなのね、彼女は。」

そして一同はどこか虚ろな笑いを浮かべる。
何か一筋縄ではいかない、危険性のありそうな相手である事を、一同は心の奥底で感じざるを得なかった。

また書かせてもらったネタその131

746名無しさんDESTINY:2010/06/02(水) 16:40:24
投下乙です

さあ、待ちに待ってた18禁展開を拝めるのかw

747名無しさんDESTINY:2010/06/06(日) 13:01:29
GJ!!
まさかの18禁かw

748名無しさんDESTINY:2010/06/15(火) 13:41:51
このガンダムオンラインゲームっておもしろい?やったことある人感想プリーズ!
http://fanblogs.jp/chibitorajyouhou/archive/14/0

749名無しさんDESTINY:2010/06/19(土) 19:09:40
GJ!相変わらずのクオリティに脱帽せざるを得ないwww

750名無しさんDESTINY:2010/06/20(日) 13:31:52
かくして80基地では、一同が色々と複雑なものを感じつつも、シホ・ハ―ネンフ―スとの共同生活がはじまった。

ルナ「見せてもらおうじゃないの、萌えのお手本の真髄とやらを!」
メイリン「お姉ちゃん、燃えてるね。」
ルナ「当然じゃない、それであたしこそが最高の萌えキャラだって事を知らしめてあげるわ!」
ラクス「それは色々と諦めた方がいいと思いますわ。」

模擬戦
シン「ルナはシホさんが相手だな。」
ルナ「いきなりいいのが来たじゃない。すぐにギッタンギッタンにして、
本当の萌えキャラが誰なのか、はっきりさせてあげるわ。」
メイリン「萌えキャラってそういうものなのかな。」
ラクス「ギッタンギッタンにする、とか言ってる人が萌えキャラかは微妙ですわね。」
ミ―ア「むしろ負けた方がいいのかもしれないわね。萌えキャラ云々いうなら。」
アビー「ルナさんが負ける気があるかというと、非常に疑問ではありますが。」

751名無しさんDESTINY:2010/06/20(日) 13:32:41

かくして模擬戦がはじまった。
基地内の模擬戦場の中、ルナとシホ、それぞれの機体が対峙する。

ルナ「悪いけど、速攻で決めさせてもらうわ!」

ルナが叫ぶと同時に、ルナが乗るインパルスが突進を開始した。

ミ―ア「うわ、いきなりね。」
ラクス「ルナさん得意の接近戦に持ち込む気ですわね。」
メイリン「まあ、お姉ちゃんが射撃してもあんまりあたらないしね。」
ステラ「ルナ、射撃下手。」
アビー「だからと言って無闇に突っ込めばいい、というものでもないような気がしますが。」

突進してくるルナの機体に対し、シホのシグーも大地を蹴ってそれに向かう。

シン「真正面から打ち合う気かよ。」
レイ「中々攻撃的な性格のようだな。」

ルナとシホの機体は正面からぶつかり合い、がっぷりと組み合う。
互いの接近戦用武器はお互いの防御とせめぎで相殺され、激しいつばぜり合いとなる。

メイリン「押しつ押されつ、って感じだねー。」
アビー「完全に力勝負ですね。」
ミ―ア「……こういう戦いが萌えかというと微妙よね。」
ステラ「がっぷり四つ―。」
ラクス「まあ、ルナさんらしいと言えばそうですが。」

メイリンの言葉通り、ルナとシホの機体は互いに押し合い、しのぎを削るが、どちらも容易に崩れない。

752名無しさんDESTINY:2010/06/20(日) 13:33:29
ルナ「くっ! やるじゃない! でもあたしだって負けないんだから!」
シホ「この! 動かないでください! 今すぐにぶち込んでやります!」
ルナ「え?」
シホ「今更逃げられると思っているんですか?
このまま貴方を組み伏せて、太くて固いものを突き入れてあげますから!」
ルナ「な、なによ、その言い方!」
シホ「隠したって無駄ですよ? そろそろ限界なんでしょう? 身体は正直なんですから!」
ルナ「いやあああ! なんか貞操の危機を感じるわ!」

インパルスのコクピット内部からルナの悲痛な叫びが響く。

ミ―ア「ね、ねえ、あれってどうなの?」
メイリン「も、模擬戦の事を言ってるんだと思うよ。
機体の武器とか状態とかの事だよ!」
ラクス「そ、そうですわ。それ以外にありえませんわ!」

周囲が無理やり自分を納得させる中、ルナとシホの機体はせめぎ合いを続ける。
ルナはいろんな意味で必死になり、シホも獰猛に応じ、勝負の行方はようとして知れなかった。

また書かせてもらったネタその132

753名無しさんDESTINY:2010/06/20(日) 16:37:42
投下乙
……どうもシホがふた○りなんじゃないかと思えてきた俺はエロゲのやりすぎだorz

754名無しさんDESTINY:2010/06/21(月) 08:44:00
GJ
シホの台詞から、ふた○りか百合にしか見えなくなってきたw

755名無しさんDESTINY:2010/06/22(火) 22:55:46
GJ!!

756名無しさんDESTINY:2010/07/01(木) 15:54:37
てか、この人妻ヤバすぎwwwwwwww
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757究極の破格の安さ!!:2010/07/02(金) 22:10:40
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758名無しさんDESTINY:2010/07/08(木) 05:01:43
周囲が無理やり自分を納得させる中、ルナとシホの機体はせめぎ合いを続ける。
ルナはいろんな意味で必死になり、シホも獰猛に応じ、勝負の行方はようとして知れなかった。

シン「なんか色々と不味いな。」
レイ「ああ。これはひとまず俺達が助けに行くべきだろうな。」

シンとレイは互いに顔を見合わせ、一つ頷くとそのままMSの格納庫に向かう。

シホ「この! しぶといですね! いい加減に我慢はやめて身をゆだねたらどうですか!」
ルナ「何に身をゆだねるのよ! 言い方がきわどすぎるのよお!」
シホ「大丈夫です、痛いのは最初だけですから!」
ルナ「いやあああああ! 鳳仙花ってそういう意味だったの? 花園に咲いているとかそういう意味の!」

シホとルナがせめぎ合いを続ける中、不意に新たな声が二人の間に通信を介して響いた。

シン「おい、ちょっと待てよ、あんた達。」

二人がその方角を見ると、シンの愛機であるMSデスティニーが、片手に模擬戦用ライフルを持ちながら、少し離れた位置に佇んでいる。

ルナ「ああ、来てくれたのね、シン!」

その姿にルナが歓声を上げた。

759名無しさんDESTINY:2010/07/08(木) 05:06:11

シホ「くっ! いい所だったのに! 私たちの世界に入ってこないでください!」
ルナ「ち、ちょっと待ってよ! 私達、って何よ! あたしはそんな趣味ないわよ!」
シホ「何を言ってるんですか、さっきまであんなに激しく求めあっていたのに!」
ルナ「な、何なのよ、それ! 誤解されるような事を言わないでよ!」
シン「おい、あんた達。 まずは落ちつけよ。」

言い合いを続ける二人に対し、シンはとりあえず制止を呼び掛ける。
しかし、その声に対し、シホは鋭く切り返してきた。

シホ「そうですか……。貴方もあらぶる本性を抑えきれずに、ここにやってきたというわけですね!」
シン「おいぃ! あんた頼むからもう少し普通に喋ってくれ!」
シホ「いいでしょう、わかりました。あなたは好きなだけ私を蹂躙すればいいでしょう。力任せに数に任せて、欲望の赴くままに!」
シン「何がわかったんだよ! 誤解を招くような事をいうなよな!」
シホ「何がわかってないというんです? 貴方は私に対して、その固くて長いのから熱い物を迸らせるつもりなんでしょう?」
シン「なんで模擬戦用ライフルをそこまでいかがわしく言えるんだよおおお!」
シホ「さあ、遠慮は入りません! 欲望のままに早く私に向けて出しなさい!」
シン「おいぃ!」
ルナ「ち、ちょっと! シンになんて事言ってるのよ!
シン、出しちゃだめよ! 我慢するのよ!」
シン「ルナまで何を言ってるんだよ!」
ルナ「なんかここでシホさんに出されると悔しいからよ!
シンが出していいのはあたしだけなんだから!」
シン「何が悔しいんだよおおお!
そんなに模擬専用ライフルの銃弾を独占して浴びたいのかよ!」
シホ「さあ、早く私に向けて出しなさい!」
ルナ「だめよ、絶対だめよ! 欲望に負けちゃだめよ!」
シン「う、うう……」
シホ「さあ!」
シン「ううう……」
シホ「出して!」
シン「うあああああ!」

760名無しさんDESTINY:2010/07/08(木) 05:08:05

メイリン「ねえ、あたし達こんな所で何をやってるの? ここ模擬戦場だよね?」
アビー「そのはずなのですが……何か違う場所に思えてきますね。」
ラクス「でもなぜでしょう、ここでシンが本当に出したら悔しいような気持ちがするのは。」
ミーア「同感だわ、なんでかムカつくわよね。」
ステラ「ステラもなんかヤダ。」

シホ「どうしたんですか? 遠慮は入らないといってるでしょう?
それとも出すのが恥ずかしいんですか! 男の癖に!」
シン「ち、違う! そんな事は、そんな事はないんだ!」
ルナ「だめよ、絶対にだめよ、シン! 出すならむしろあたしに出しなさい!」
シン「おいぃぃぃ!」
ルナ「何よ! シホさんになら出せて、あたしには駄目だっていうの?」
シン「そういう問題じゃないって入ってるだろうがあああ!」

その時、不意に発射音が響き、飛来した模擬専用弾丸が立て続けにシン、シホ、ルナの機体を直撃した。

シホ「え?」
ルナ「あら?」
シン「うわ!」

模擬専用弾丸がきた方向を見やると、レイの愛機であるレジェンドが模擬専用ライフルを掲げてたっている。

レイ「三期撃墜。模擬戦はこれで終了だ。さっさと帰還するぞ、馬鹿ども。」

レイの淡々とした声がこの奇妙な模擬戦の終了を告げていた。

また書かせてもらったネタその133

761名無しさんDESTINY:2010/07/08(木) 06:38:45
GJ

762名無しさんDESTINY:2010/07/08(木) 17:50:29
投下乙
攻めも受けもオーケーなシホさんが素敵ですwww

あと、"三期"じゃなくて"三機"ですよね

763名無しさんDESTINY:2010/07/08(木) 19:12:56
まさかシン・・・お○きしてないだろうなw

764こんにちは!!:2010/07/10(土) 18:53:46
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765名無しさんDESTINY:2010/10/27(水) 19:33:32
保守

766名無しさんDESTINY:2010/11/08(月) 15:19:28
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767名無しさんDESTINY:2011/03/01(火) 20:57:52
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768名無しさんDESTINY:2011/03/04(金) 17:01:25
3Dカメラで撮ったおっぱいエロすぎw
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