＠＠＠プリキュアオールスターズ小説・アイドルシリーズ編＠＠＠ - 1494119166

7：ふたりは名無しさん：2017/05/21(日) 10:00:05 ID:kkrOS/1Y0: ぶりっ子とは、男性の興味を引く目的で、無知や非力を演じる女性の事を現す。
初想定されていたようなあからさまな媚びは『ただのアホの所業』と見做されるようになっており、
嘲笑の意味ではない純粋な笑いを感じたり、『愛すべき馬鹿』と捉える女性も増えてきている。
さとう珠緒や嗣永桃子（ももち）は、実際に『ぶりっ子』キャラを利用して芸人のような立場も得た例である。
一方、どこまでが演技か分からない『ぶりっ子』が周囲にとって脅威であることには変わりが無く、
特に清楚ビッチは多くの男性から激しく嫌悪されている。
『ギャップ萌え』で済ませるためにはある程度の所で『種明かし』をすることが肝要だろう。
そんなアイドルプリキュアには、ぶりっ子アイドルユニットが存在する。その名は、『ほ～む♡めいど』。

『料理とスイーツとぶりっ子アイドルぷり』

「みんな～♡こんにちは～♡宇佐美いちかぷり～♡」
「南野奏ぷり～♡」
「九条ひかりぷり～♡」
「大森ゆうこぷり～♡」
「円亜久里ぷり～♡」
「「「「「私たち、恋する料理作りアイドル、『ほ～む♡めいど』ぷりっ♡」」」」」

普段『私』である一人称が自分の名前（ひかり、奏、亜久里、ゆうこ、いちか）に変更され、
語尾に『ぷり』を付けるいわゆるぶりっ子アイドルと化した『ほ～む♡めいど』。
彼らは、嗣永桃子を受け継いだぶりっ子アイドルユニットとなった。
そんな『ほ～む♡めいど』の初仕事は、野外ロケ。５人のメンバーの息はピッタリ合っていた。
そして、ロケを終えると、マユから１通の手紙が…

「えーっと…『ほ～む♡めいど』、ＣＤデビュー…ぷり？大変ぷり！」
「いちか、どうしたぷり？」
「いちかたち『ほ～む♡めいど』のＣＤデビューが決まったぷり！」
「「「「えええっ！？」」」」

その事をマユに話しかけると。

「あなたたち５人のロケは最高だったわ。だから、ＣＤデビューが決まりました。」
「ホントぷり！？」
「はい。あなたたち『ほ～む♡めいど』は可愛いわ。」
「「「「「やったぷり～♡」」」」」

そう。『ほ～む♡めいど』の５人の可愛さが、ファンを魅了させたのだ。
そんな彼らのＣＤデビューに向け、またあの男がすべてをさらけ出す！！

「「「「「きゃあっ！」」」」」
「イエェェェェーイ！！空前絶後のぉ～！超絶怒涛のアイドル声優！！
　ＡＫＢ４８、でんぱ組．ｉｎｃ、アリス十番、そう。全てのアイドルの生みの親！！
　サンシャイーン！松！ボフォッ！風！イエェェェェーイ！！ジャースティース！！！」
「だ、誰ぷり？」
「ぐっ…」
「何が起こったぷり？」
「オ、オレは…極端な語尾を聞くと気分が悪くなってしまうんだ…」

そう。サンシャイン松風は唯一の弱点として、
過去のある事件からキャラ付けとしての語尾を苦手としており、長く聞いていると体調を崩すのだ。

「大丈夫ですか？ちょっと…松風さんに対して語尾はちょっとやめた方がいいわ。」
「「「「「わぁ…まゆゆぷり！」」」」」
「まったく…『ほ～む♡めいど』の５人の『ぷり』が頭から離れないわね…」
「いちかはどうしてもマユちゃんに言いたい事あるぷり。」
「はい？」
「『ほ～む♡めいど』のＣＤの事だけど…」
「「「「「レコーディングはまだぷり？」」」」」
「もちろん、決まっているわ。ついてきて。」

『ほ～む♡めいど』の５人は、マユと共にレコーディングスタジオへ。
いよいよ、ＣＤデビューへ向けて、『ほ～む♡めいど』が動き出す！