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Tohazugatali Tourist Bureau

973チバQ:2011/05/05(木) 20:57:30
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110428-OYT1T00125.htm
日光の観光、復興へあの手この手…市は安全宣言

15日から始まった風車を飾るイベント。温泉街復興への象徴として期待がかかる(日光市の鬼怒川温泉駅前で) 世界遺産「日光の社寺」や温泉などを抱える栃木県の観光地・日光で、観光客が激減している。

 東日本大震災での大きな被害はなかったが、旅行やイベントの自粛ムードが広まった上、福島第一原発事故による風評被害の影響も重なり、旅館などは開店休業状態が続いている。そんな中、危機感を抱いた観光業界関係者らが客足を呼び戻そうと、イベント開催や観光PRを再開するなど打開策に乗り出した。

 鬼怒川・川治温泉旅館協同組合によると、震災後、従業員に自宅待機を命じるなどしたホテル・旅館が多く、全体の稼働率は1割ほど。他地域でも状況はほぼ同じといい、日光地区観光協会連合会の増渕正男事務局長は「壊滅的な状況」と嘆く。

 日光東照宮と日光二荒山神社では3月以降、多くの行事の取りやめを決めた。東照宮によると、震災翌日から先月末までの入場者数は、前年同期比わずか5%の約5000人に落ち込んだという。

 また、観光施設は営業を自粛。東武ワールドスクウェアは3月17日に再開したものの、「入場者数が一桁台の日もあった」(根本幸央副支配人)。また、日光江戸村も今月18日まで営業を見合わせていた。

 状況を打開しようと、観光業界関係者たちが動き出した。日光市は5日、放射能汚染などの風評被害の排除を目的に、市の水や食べ物、観光の安全性をアピールする「市観光安全宣言」を発表。今月から東京での観光PRを再開することにした。斎藤文夫市長は「そろそろ積極的に動く時期に来た」と話す。

 日光地域では日光山輪王寺と協力して、同地域のホテルや旅館の宿泊者に護摩祈祷券を配布し、厄を落としてもらう取り組みを12日から開始。同協同組合では「元気宣言キャンペーン」と題し、宿泊施設35軒と協力して、宿泊者を両温泉街の8観光施設中1か所に招待する格安プランを始めた。

 また、鬼怒川・川治温泉観光協会も、3月から延期していた温泉街に1万5000個の風車を飾るイベントを15日から実施しているほか、市と同連合会は日光の安全性を訴えるはがきを5万枚作り、各宿泊施設の固定客らに送った。

 観光業界関係者は、5年目を迎えたJR東日本と東武鉄道の直通特急の運行が、ゴールデンウイーク期間に通常運行されることへの期待も大きい。増渕事務局長は「一度離れた客が戻るには1年はかかる」と指摘。その上で、「長い戦いになるがここが正念場と考えて踏ん張りたい」と力強く語った。日光の観光復興への道はまだ始まったばかりだ。

(2011年4月30日14時56分 読売新聞)


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