律「何？」
和「実は、前にやった学園交流会をまたやる事になったんだけど…」
和「各生徒会の副会長を、一日交換する事になったの」
律「無茶な企画を…」
和「それで、頼みっていうのは…」
〜
Welcom to 桜才！！ ﾊﾟﾝﾊﾟｶﾊﾟｰﾝ
律「いや」
律「おかしいよね、コレ」
◆桜が丘編
森「英稜生徒会副会長の森です。今日はよろしくお願いします」
澪「よ…、よろしく」
梓「なんで軽音部に…」
和「まあ、正直一番交流があるから」
澪「ま…、まあ、今日は、ゆっくりしていって…」
和「ずいぶん緊張してるのね」
〜
1時間前
澪「今日、英稜高校の副会長が、(何故か)ここにやってくる！」
澪「どんな人かわからないが、あそこの会長を見れば大体想像はつく…！」
澪「どんな事がおきても、自分を見失わず、頑張ろうじゃないか！」
ｵｳ!!
唯「？」←わかってない
〜
澪「ﾊﾊﾊ…」
和「そんなに緊張しなくてもいいのに」
"
澪「ベースをしている、秋山澪です」
森「よろしくお願いします」
澪（どうしよう…。何を話せば…）
澪（そういえば…）ﾊｯ
〜
魚見「私の事はウオミーと呼んでください」
〜
澪「まあ、自分の学校と思って気楽にして下さい…」
澪「モリリン♥」
森「！？」
唯「いきなり何言ってるの！？」
◆判明
澪「ﾊｱﾊｱ」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
森「大丈夫ですか…？」
紬（澪ちゃんが、重圧で押し潰されそうになっている…）
紬（でも、この人もしかしたら…）
紬「一発芸します！マンボウの真似！」ﾌﾟｸﾌﾟｸ
森「…」
紬「ﾌﾟｸﾌﾟｸ」
森「え〜と、とってもお上手ですね…」
唯澪紬「………」
唯澪紬「あっ！ツッコミだ！」
森「！？」
梓「今ので！？」
梓（この人がまともな人だったのは良かったケド…）
梓（何だろう、律先輩がいないだけで何か、いつもと違う感じが…）⌒ ｱｽﾞﾍｯﾄﾞ
「ｿｰﾅﾝﾀﾞｰ」＞ ﾐｵﾊﾞｽﾄ
「ｿｰﾅﾝﾃﾞｽﾖｰ」＞ ﾓﾘﾊﾞｽﾄ
「ｱﾗｱﾗ」＞ ﾑｷﾞﾊﾞｽﾄ
「ｳﾝﾀﾝ」＞ ﾕｲﾊﾞｽﾄ
梓（私だけ違う！）ｶﾞｰﾝ
｜ ｱｽﾞﾊﾞｽﾄ
森「普段はどういう活動をしているんですか？」
澪「練習の他に、最近は作詞の研究をしています」
澪「と言っても、自分の気になった詞を持ちよって参考にしてるだけですが」
紬「今日は私が持ってきました！これは、私の家も所属する会の歌なんですが…」
〜
ｵｶﾈ ｵｶﾈ ｵｶﾈ ｵｶﾈ ｵｶﾈ ｵｶﾈ ｵｶﾈ ｵｶﾈ
ｵｶﾈｻｴｱﾚﾊﾞﾅﾝﾃﾞﾓﾃﾆﾊｲﾙ
ﾄﾞﾚｽ ｲﾔﾘﾝｸﾞ ｼﾝｼﾞｭﾉｸﾋﾞｶｻﾞﾘ ﾏﾝｼｮﾝ ﾍﾞｯｿｳ ﾀﾃｳﾘﾏｲﾎｰﾑ
ｸﾙﾏ ﾋｺｳｷ ｼﾞｶﾖｳｾﾝｽｲｶﾝ ｷｬﾋﾞｱ ﾌｫｱｸﾞﾗ ﾏﾂﾀｹﾆｶｽﾞﾉｺ
ｵｶﾈｻｴｱﾚﾊﾞｼｱﾜｾﾆﾅﾚﾙ
〜
紬「これを元に新曲を作れば！」
森「ひどい未来しか見えないですね」
◆基礎
澪「良かったら、少し歌ってみませんか？」
森「じゃあ、ちょっとだけ…」
森「ーーーーーッ！！」ﾓﾘｼｬｳﾄ
唯「おお…」
澪「初めてにしては、凄いな」
梓「やっぱり、身体の蓄えが違うんですかね…」ｽﾞｰﾝ
唯「一体どうしたの！？」
和「ちょっと森さん貸してくれない？急な仕事が入っちゃって」
森「わかりました、お手伝いします」
HTT（良い人だなー）
〜15分後
森「戻りました」
澪「早っ」
唯「そんなに大変じゃなかったの？」
和「いえ、普通なら2時間はかかったわね」
和「でも、私だけじゃなく森さんという優秀な人材がいればこんなものね」
HTT（本当にまともな人なんだなー）
◆疑問
澪「ところで、何でうちからは副会長じゃなくて、律が行ったんだ？」
和「決まってるじゃない。副会長がいないからよ」
HTT「そうなの！？」
澪「何でいないんだ？ていうか、去年までいたような…」
和「私が廃止したの。だって、会計とか書記と違って役割が不明瞭じゃない」
和「そんな無駄なモノいらないでしょ。それに、いつ副会長って会長の座を狙って刺客を送り込んでくるって言うし…」
澪「どういう認識なんだ」
森「」
唯「副会長さんの前でそこまで言わなくても…」
"
森「今日はありがとうございました」
澪「こちらこそ」
唯「今日はどうだった？」
森「そうですね…。何というか楽でした」
森「こんなにツッコまなくて済んだ日は久しぶりで…」
桜が丘共（普段、どんな生活を送っているんだろう…）
桜が丘編：完
シノ「今日はよろしく頼む。まさか、副会長とは知らなかった」
律「いや…、そういうわけでは…」
シノ「まあ、今日は気楽にしてくれ。回りは知らない者ばかりだから、普段抑えている部分を出しても大丈夫だぞ」
律「はあ…」
アリア「だから、今すぐ脱いでもいいんですよ？」
律「私をなんだと思ってるんだ」
◆連想
シノ「ところで、田井中さんは何でドラムをやろうと思ったんだ？」(副会長でないコトは伝わりました)
律「うーん…。何というか、直感かな。自分に一番合ってるって言うか…」
シノ「そうか…」
〜シノ連想
ドラム→太鼓→サラシ→必要ない→ピッタリ
〜
シノ「なるほど！」ﾎﾟﾝ
律「そんなに納得できるような説明だった？」
スズ「ライブハウスとかで演奏しないんですか？」
律「うーん、まだまだ下手で本番になると緊張しちゃうし、上手くいかないコトも多いしね」
スズ→アリア
アリア→シノ
シノ「ヘタだからホンバンになるとキンチョウしてうまくイケないそうだな」ｼﾞｷﾆﾅﾚﾙｻ
律「凄い、言葉は合ってるのに100パーセント間違えてる」
◆杞憂
〜ちょっと前
スズ「普段から、部長として部をまとめているとはいえ…」
スズ「勝手の違う生徒会の仕事に上手く対応できるんだろうか？」⌒ｽｽﾞﾍｯﾄﾞ
シノ「♂↑→♀)◇(」
律「ーッ！」ﾋﾞｼｨ
アリア「♀→♂)＊(」
律「ーッ！」ﾋﾞｼｨ
スズ「合格！」ｸﾞｯ
律「！？」
律「何だかんだ言ってさ、うちの会長もそうだけどああやって人の前に立ってちゃんとやれるってのは凄いと思うよ」
律「私も、部長として前に出るコトもあるしああいう度胸っていうか、そういうの欲しいと思うな」
スズ「そうですか」
ｶﾞﾁｬ
シノ「なんの話だ？」
律「前に立つ者として、欲しい物があるって話です」
シノ「前に勃つモノ…？前立腺か」ﾘﾂﾀﾞｹﾆ
律「志の話だよ」
◆継続
シノ「しかし、バンドの練習というのも大変だろう。毎日続けないと身に付かないだろうし」
律「まあ…、それなりに」
シノ「実は、私も健康のため毎日体操をやっている」
律「奇遇ですね、実は私もやってるんですよ」
シノ「そうか、しかし毎日やってるのになかなか結果が出なくてな！」
律「私もですよ、ほんとなかなか上手くいかないんですよねー！」
シノ「継続は力というし、きっといつか結果がでると思うぞ！」ﾊﾊﾊ →ﾊﾞｽﾄｱｯﾌﾟ
スズ（何か仲いいな…？）
畑「それでは、田井中さんにインタビューを始めます」
律（OKしてないけどなー…）
畑「それでは、まずは私が入手した裏情報について質問を」
律「ど…、どんとこい！」
畑「田井中さんには、ラクロスの得意なすごく清楚な親戚がいるとか」
律「よく調べたな…。早川さんっていうんだけど…」
畑「サッカーの得意な風流な旦那さんがいるそうですねー。では次」
畑「田井中さんは、夜寝る時お父さんの買ってくれた大きなくまのぬいぐるみと一緒に寝ているそうで」
律「！？ な…、何故その事を…」
律「一体、どこで聞いてきたんだ！？」
畑「本来なら情報提供者は明かしてはいけないのですが、田井中さんに不公平なので仮名で教えましょう」
畑「某S校の『しましまサウスポー』さんからの情報です」
律「あいつめ…。ていうかあんたも隠す気ないだろ」
(報酬：駅前のケーキ屋のガトーショコラ)
畑「こんなお便りが届いています」
畑「『ぜひ、田井中さんの髪を下ろした所を見せてください』。では早速」
律「え！？ちょ、ちょっと待って…」
シノ「まあ、いいじゃないか。私も診てみたいな」
アリア「私も！」
律「う〜ん…。じゃあ…」ｽｯ
律「ど…、どうかな…//」ﾊﾟｱｱ
桜才共（逸材…！？）
◆ファンクラブ結成
畑「せっかくなので、そのまま次のお便りを」
畑「『音楽以外で、将来なりたいものは何ですか？』」
律「え〜と…、お…お嫁さん…」
律「キャッ、やっぱ恥ずかしい！//」
桜才共（モエモエキュン…）
シノ「今日はありがとう。楽しかったよ」
律「あ、どうも…」
シノ「さっきのインタビューを見て、田井中さんが皆から慕われる理由がわかったよ」
シノ「髪を下ろした姿が、ギャルゲーの主人公みたいだった！」
アリア「ハーレムの素質ありだね！」
律「最後位まともに終わってよ」
桜才編：完
◆英稜編
魚見「桜才からきたタカくんです」
タカトシ「どうもー」
タカトシ（同じ生徒会の仕事とはいえ…）
タカトシ（学校も違う事だし、新鮮な気分で取り組めるだろう…）
魚見「♂→)Φ(←♂」
タカトシ「ーーー！」ﾋﾞｼｨ
魚見「♂→)＊(←♀」
タカトシ「ーーー！」ﾋﾞｼｨ
タカトシ「何も変わってねえ！」
英稜編：完