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冥王星の彼方に
-
冥王星の彼方に僕は暗闇を見つけた…
-
( ^ω^)「…」
ξ゚⊿゚)ξ「…」
何かを言いたげな表情をしている
彼女は僕の彼女
津出仁美
普段は優しい彼女は
今、
黒点に轟々と、
怒りと悲しみの篭った
麗しげな瞳を僕に向けている
-
ξ゚⊿゚)ξ「貴方は最低よ」
( ^ω^)「…」
言葉が出ようとするのに、唇は、初めから一つであった様に開こうとしない
ξ゚⊿゚)ξ「わ、私が、」
ξ;⊿;)ξ「私がいるのになんで、なんでなのよ!」
( ^ω^)「…」
喉の奥に引っかかる言葉
違う
その一言を言えばいいはずなのに僕の口はそれを是としない
-
ξ;⊿;)ξ「最低よ…最低よ、あんたなんか知らない!死んじゃえばいいのよ!」
( ^ω^)「…」
重い、重い愛。
彼女の持つ憎しみは
重い愛の成れの果て。
僕はそれを知ってるのに
どうにかしようなんてできない
-
ξ;⊿;)ξ「殺してやる!あんたなんか殺してやる!」
グググ
首に柔らかな、それでいて小さな手が回る。
僕の頸動脈を絞め殺し、
永遠に自分のものにしようとする
愛しき他人(ひと)の手
( ^ω^)「うぐっ、うあ」
ξ;⊿;)ξ殺してやる!殺してやる!!死んじゃえ!死んじゃえ!!!
ああ、美しい女、
僕は知っている。
お前は美しい、
まるで粉々に砕けることを
察知したダイヤモンドの様に。
…
-
(メ゚ω^)「…うん?」
顔が痛い、まるで蛇が這ったかのように、ズルリと皮が剥けている気がする
ξ;⊿;)ξ「あがっ、うあ、なんで、なんでぇ、」
(メ゚ω^)…
(メ^ω^)…
そうか、
僕は無意識に飲まれていたんだ。
そのせいで彼女に抵抗をしたらしい。
彼女は、
朱く腫らした頬のそばに
涙を落としている。
-
ξ;⊿;)ξ「なんでぇ?なんでぇ?私のことが嫌いになったの?貴方、どんなに私が怒っても手をあげなかったのに…」
(メ^ω^)「愛してるお」
ξ;⊿;)ξ「嘘…嘘よ」
グググ
ξ;⊿;)ξかはっ、あが、うう、ぶ、
(メ^ω^)「ほら、こんなに愛してる。
君が僕を絞め殺して、僕を君の中の無限にしようとしたように。」
ξ;⊿;)ξ…
ξ;∀;)ξあは、ははは、
(メ^ω^)「ふふ、ふふふふ」
ああ、愛しい君よ。
僕の中の永遠になってくれ
…
-
…
(メ^ω^)…
グチャグチャに布団がなっている
彼女の秘部からは僕の精液がダラリと、
気力を失って垂れてく
ξ⊿)ξふぅ、ふぅ、ふぅ、
穢された彼女は紅く染まった乳房と、
僕の精液で汚れた秘所を優しく、
母親が子供をめでる様に撫でている
(メ^ω^)「綺麗だお、ツン」
-
ほら、どうだい?
僕の底抜けの愛情は。
君を何回も何回も、
犯して、犯して、犯し尽くしても、
きっとなくならない。
ξ⊿)ξはぁ、はぁ、
ξ⊿゚)ξ愛してるよ、ブーン
(メ^ω^)…
…
-
汚れた夜は、
澄んだ惑星に怨みをたれている。
金星の持つ愛は
冥王星の持つ愛に勝てない。
憎しむ事すらもままならない様な、
おままごとの愛では代替できない。
恋は愛にはなれないのだ…
…
-
('A`)「おはようさん、って」
(;'A`)「どうしたの?その顔」
(メ^ω^)「昨日ツンがお、僕を引っ叩いたんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「あーら?何かしら?それ」
(;メ^ω^)「つ、つん」
ξ゚⊿゚)ξ「なんか変な言葉が聞こえたんだけどなぁ?」
(メ^ω^)「ツン様が綺麗すぎて触ったら怪我しちゃったって言ったんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「あら?面白いこと言うわね」
(メ^ω^)…
-
分かってる、分かってるよ。
本当なら今すぐにでも犯してやりたい。
自分以外の存在を忘れさせてしまいたい、
心だけではなく体の支配、
全てを同化させてしまいたい。
(メ^ω^)「ツン、そう言えば美味しいコーヒー屋があるんだお。
後でそこ行かないかお?」
ξ゚⊿゚)ξ…
ξ゚⊿゚)ξいいわよ
(メ^ω^)…
-
やっぱりそうだ。
君と僕はつながっている。
空気の壁も、人間の壁も、
身体の壁も、
全ては僕らのつながりを断つことができない。
('A`)「はぁぁ、お二人さん熱いねぇ、暑すぎて日焼けしちゃう」
(メ^ω^)「お裾分けしてあげたいおww」
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと、ブーンww」
(#'A`)「キィィィィ!絶対ゆるさないぞぉ!!」
…
-
(メ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξ…
(メ^ω^)おいで
ξ゚⊿゚)ξうん、
ギシッ、ギシッ、ギシッ、
ベットが揺れる
ベットが揺れる
あついお前の身体、今、僕が全てを支配している。
そうだねツン、君もそうだ。
僕の心全てを掌握している。
-
ξ⊿)ξはぁ、はぁ、きてっ、きてっ!
(;メ^ω^)いくお、
ξ⊿)ξッッッ!!!!
ξ⊿)ξはぁ、はぁ、はぁ、あついよ、
ξ⊿)ξあついよ、ブーン…
(メ^ω^)…
収縮した彼女の膣は僕のものを離そうとしてない。
いや、むしろまだ求めているかの様に振るまう。
(メ^ω^)ん、クチュ、んん、
ξ⊿)ξんあ、だめ、だめよ。ブーン
-
(メ^ω^)ん、クチュ、んん、
ξ⊿)ξんあ、だめ、だめよ。ブーン
分かっているよ。
これ以上君を求めれば僕は戻れなくなる。
君という引力から僕は逃れられなくなる。
でもね、それは君も同じ。
だから問題ないよ…
たとえ2人がお互いに近づきすぎて
崩壊しようとも…
(メ^ω^)…
-
ξ⊿)ξはぁ、だめ、もう、
ξ⊿)ξ貴方無しじゃだめなの…
(メ^ω^)しってる
知ってる。
僕がそうしたんだもの、そうでしょ?
君だってそうだ。
昔の僕は、
君なんて必要なかったのに。
君は僕をかえたんだ、君無しじゃ生きられないように。
-
ξ⊿)ξはぁ、赤ちゃん、できたらどうする?
(メ^ω^)君はどうしたい?
ξ⊿)ξ…産みたい
(メ^ω^)じゃあ大学やめなきゃ
ξ⊿)ξ…そうだね、そしたら離れちゃう?
(メ^ω^)知ってるくせに
ξ⊿)ξうん、知ってるよ…
(メ^ω^)…
ξ⊿)ξ…
乱れた性は僕らに唯一の救いを与える。
体を交えることでしか、
お互いの狂った何かを
癒すことができない。
-
…すでに逃れられない領域に入っている。
僕たちはもう一つになってしまった
-
(メ^ω^)…
どこか哀愁を漂わせるこの部屋は、
僕が彼女の未来を奪った部屋だ。
そう、ココで初めて交わった…
あの時はお互いに初々しいと言うか…
まるで何も知らない体を装った僕らは、すぐさまお互いの初めてを貪った。
-
だが知っていたはずだ…
男が女を部屋に入れると言うことは、
女はまた己の中の純心を穢すことなのだ、と。
僕らは強く愛し合った、いや、依存しあった。
麻薬を手に入れ、大人になったと錯覚する憐れな子供のように…
-
ξ゚⊿゚)ξ…どうしたの?
(メ^ω^)…
(メ^ω^)初めてを思い出してたんだお
ξ゚⊿゚)ξ…そう
彼女はそう言うと、
体を僕の反対側に向けた
訝しげな彼女の背中は、
僕の心中をバラバラに破壊して、
メラメラと燃やし尽くす…
(メ^ω^)…
(メ^ω^)グイッ
ξ゚⊿゚)ξんっ、
彼女の身体を無理矢理に、
僕の方に向け、
僕は彼女の中を無理矢理こじ開けた
(メ^ω^)はぁ、はぁ、はぁ、
ξ゚⊿゚)ξんん、ああ、ブーン、ブーん…
-
(メ^ω^)…
止まらない。
タバコを習慣的に吸う人間が、
何度もその黒い悪鬼に手を出してしまうように、
僕もまた彼女の全てに手を伸ばす
(メ^ω^)ツン、ツン、ツン、
ξ゚⊿゚)ξブーン、きて、貴方の全てを…
ξ゚⊿゚)ξ私のものにして…
-
そうさ、僕らは歪んでいる。
常人が殺人に対して
嫌悪を抱くんだとしても、
狂人は殺しに快楽を覚える。
それと同じように僕らもこの
虚しい
虚無の
意味のない行為を
僕の知る限りの永遠に繰り返す
-
(メ^ω^)グググ
ξ゚⊿゚)ξはぁ、うう、ググ
(メ^ω^)うう、あが、ググ
ξ゚⊿゚)ξッ!!ググググ
(メ゚ω^)うぐっ、あがが、ググ
ξ゚⊿゚)ξはぁ、はぁ、はぁ
(メ^ω^)はぁ、はぁ、はぁ
愛しい、この指の跡。
まるでお前は私のものだと主張するように、
赤く、血の滲む、凄惨な過去と現在。
僕らはこれを繰り返す。
繰り返した後に何も残らないとしても。
…
-
…
('A`)「ミセリ」
ミセ*゚ー゚)リ「なに?ドクオ君」
(*'A`)…その
ミセ*゚ー゚)リ…
('A`)「お、おれの、へま、いや!部屋に!こ、こない?」
ミセ*゚ー゚)リ…
(;'A`)(やばい!付き合ってひと月とはいえ、まずかったか!?変態だと思われちまったか!?)
ミセ*゚ー゚)リ…いいよ
('A`)「え!?」
ミセ*゚ー゚)リすっ
-
…柔らかな唇がお互いを繋げる
-
(*'A`)…
ミセ*゚ー゚)リ「…じゃあ行こっか」
('A`)「う、うん、」
…
-
…
(;'A`)…
ミセ*゚ー゚)リ…
(;'A`)(ど、どうすればいい!?こ、コンドームはあるとはいえ、どう切り出す!?)
ミセ*゚ー゚)リ「ねぇ」
('A`)「な、」
(;'A`)「何でしょうか」
ミセ*゚ー゚)リ「…ふふ、なによそれ」
('A`)「え?」
ミセ*゚ー゚)リ「意地気無し」ぐっ
(;'A`)あっ、
-
ミセ*゚ー゚)リぐぐ
(*'A`)…
ミセ*゚ー゚)リ心臓の音が聴こえるね
(*'A`)あ、ああ、
ミセ*゚ー゚)リ聴こえる?私の音
(*'A`)あ、ああ、
(*'A`)すげー、バクバク言ってる
ミセ*゚ー゚)リ…うん、
ミセ*゚ー゚)リ…なにが言いたいか分かるでしょ?
(*'A`)へ?う、うん?
ミセ*゚ー゚)リ…もう!私も、
ミセ*////)リ私も、おんなじだよ…
(*'A`)!!!
('A`)ぐいっ
…
-
…
桃の香り、ただそれだけではない。
獣の醸し出す重圧な媚薬の匂い。
それが俺の鼻を刺激する、
俺のは既にいきり勃っていた。
限界は超えている、自分の中の何かが弾ける前に早くゴムをつけなければまずい…
だが、今の状況ではとてもじゃないができない。
彼女の潤んだ瞳が俺を捉える。
雄として、雌の体を蹂躙しろと訴えるような瞳、それが俺を捉え続けている…
…
-
…
('A`)はぁ、はぁ、はぁ、
ミセ*゚ー゚)リんっ、あん、うぅん、
('A`)いたくないかい?
ミセ*゚ー゚)リはぁ、ドクオのが、
ミセ*゚ー゚)リドクオのがわたしを愛しているから
ミセ*゚ー゚)リ私のも貴方のを愛しているから
ミセ*゚ー゚)リいたくない、気持ちいいよ
('A`)わかった、続けるね
ミセ*゚ー゚)リうん、
-
血の滴る陰部は俺のが出入りを繰り返すたびに、透明でいて、強かな雌の匂いと体液を晒す。
グチャグチャにされた
毛もまばらな彼女の陰唇は、
俺のを中に
入れたままにするようにと慟哭する。
…
-
…
ミセ*゚ー゚)リふぁ、あん、んああ!
('A`)いくぞ!
ミセ*゚ー゚)リきて!きて、うん、ああ、
(*'A`)ッ!!
ミセ*゚ー゚)リッッ!!ふぅ、ふぅ、中でいった?
('A`)う、うん、どうしよ、
ミセ*゚ー゚)リ今日、安全な日だから、いいよ、
('A`)え、そうなの?
ミセ*゚ー゚)リうん、それに、妊娠したら、
ミセ*^一^)リ養ってもらうからね?覚悟しなよ?
(*'A`)へへ、覚悟しとくわ
…
-
…
恋とは何と華やかなものなのだろうか。
だが、
愛ほど濃厚ではない。
愛ほど恐ろしくはない。
愛ほど美しくはない。
…
-
('A`)…
(メ^ω^)…
奇妙な運命だ…
たった1人の友人は、優しげな女と恋をしている。
なのに僕は薔薇のような女と愛を育んでいる。
おそらく彼らのしている恋と
僕らのしている愛は溶け合わない。
-
真逆ではない。
影そのものなのだ。
交わるのではなく表と裏としての関係なのだ…
-
永遠に分かり合うことはない
-
…
(メ^ω^)「ドクオ、なんか貫禄がついてるお」
('A`)「え?そう?」
(メ^ω^)「ま〜さ〜か?」
('A`)???
(メ^ω^)「エッチしたのかお?」
(;'A`)ブフゥ!
(メ^ω^)「その反応!やっぱりそうかお!」
-
…
神よ、
なぜ彼女と僕を巡り会わせたのか
なぜ僕らは愛を知らなければならないのか
-
( ^ω^)…
始まりはいつもハッピーだ。
新しい、祝福された何かが始まる。
しかし終わりは残酷だ。
誰かが何かを失ったり、
蹴落とされたり…
最後には誰もが死という
エンディングを迎える。
恋はきっとこの中に入っている。
愛は?
愛はどうだ…
-
愛は違う。
愛は異質だ、魂の繋がりによって初めて愛は確認される。
そうさ、魂は永遠だ、神様がいくら分解しようが0になることはない。
魂は神様の破片から産まれたのだから神様にだって壊せない。
愛は永遠の繋がりから生じるのだ。
だからこそ人はいずれ愛を求める、
それがどれだけ狂っていて
それがどれだけ身を蝕むものかも知らずに…
-
( ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξ「どうしたの?」
( ^ω^)「…なんでもないお、ツン」
ξ゚⊿゚)ξ?
( ^ω^)「今日も一緒に…どうだお」
ξ゚⊿゚)ξ…
ξ゚⊿゚)ξ「うん、わかってる」
('∀`)「へいへいお二人さん!何を見つめ合っちゃってるの?」
( ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξ…
-
( ^ω^)「やけーに幸せそうだおね」
ξ゚⊿゚)ξ「なに?視姦することに喜びを覚えてるのかしら」
('A`)「んなわけあるかい!どんな変態なんだよ俺は」
( ^ω^)「僕の目の前にいるお」
ξ゚⊿゚)ξ「あら奇遇ね、私の目の前にもいる」
('A`)「残念、俺には見えないな」
( ^ω^)「とりあえずなんかあったのかお?」
('A`)「はっはっはっ!」
ξ゚⊿゚)ξ「キモいわよ、鬱建」
('A`)「いいじゃねーかよ。
そうだ!津出、お前、彼氏に料理の一つでも振舞ったらどうだ?」
ξ゚⊿゚)ξ「はぁぁ??」
-
('∀`)「俺はミセリからもらったお弁当♡があるからなぁ。もう幸せ♡!!」
( ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξ…
( ^ω^)「そうなのかお」
ξ゚⊿゚)ξ「へぇ」
('A`)「反応薄いなぁーもっと反応してよ!」
( ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξ…
( ^ω^)「行くところ思い出したお」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね」
('A`)「あ!ちょっ!」
('A`)…
('A`)「ったく、俺以上のバカップルだな」
…
-
( ^ω^)…
奪われた心
取り戻せない時間
僕を包むお前
君の穢れた指先、
僕を厳かに包み込む邪悪な思い。
ツン、君は僕のものだ…
君の中の何もかもが僕のものだ。
-
…
世界には悲愴が溢れている。
まるで神が、
悪魔を信仰する人間を罰するように。
そして
僕の中の罪は君を模っている。
罪はメビウスの輪を廻りながら
再びもとの人間の下へ戻ってくる。
ツン、君は僕に永遠を知らしめる。
-
ξ゚⊿゚)ξ「はい、ブーン」
( ^ω^)「ありがとうだお」
ξ゚⊿゚)ξ「どう?私のお弁当」
( ^ω^)「とっても美味しいお」
ξ゚⊿゚)ξ…
ξ゚⊿゚)ξ「よかった」
( ^ω^)「ブーンのもお裾分け」
ξ゚⊿゚)ξんっ
ξ゚⊿゚)ξ「ありがと」
( ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξ…
-
( ^ω^)すっ
ξ゚⊿゚)ξんん、
ξ゚⊿゚)ξぷはっ
( ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξ…
( ^ω^)「今日は3限だおね」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね、」
( ^ω^)「明日は休みだお」
ξ゚⊿゚)ξ「うん」
( ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξ…
ξ゚⊿゚)ξ「ずぅぅっと一緒」
( ^ω^)「うん、君が壊れるまでずっと一緒」
ξ゚⊿゚)ξ「うん、貴方が壊れるまでずっと一緒」
-
( ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξ…
日が落ちて行く。
いや、夜の囁きに惑い、堕ちていくのだ
羽衣は剥がし、僕は彼女の純心を余すことなく穢していく。
彼女が何もかもを捨てて、
僕のことしか考えられないように…
-
…
そばに居られる分だけ気づかされる。
人間は脆い、あまりにも、あまりにも脆い。
ほとんどの人間は明日が何事もなく来ると勘違いしている。
本当は偶然にも明日が来ているだけなのに。
普通なら今死んだって文句は言えないはずさ。
なのに今死ぬのは、
みな、口を揃えておかしいという。
-
お前はまだ若い。
お前はまだ世界を知らない。
…
-
様々な謳い文句とともに、
在るべき現実を、
現実に生きる大人達は否定していく。
違うのだ
僕たちの周りには余りにも死が溢れている。
今日、君は虫を何匹殺した?
昨日は何匹、そのまた昨日は?
ほら、気づかないだけでもいっぱい殺してる。
そうだ、人間も同じだ。
大いなる何かにとっては人間なんて虫けら以下だ。
なのにほとんどの人間はそれを否定して、明日が当たり前に来ると、口を揃えて言う。
-
だが、
ツン
君は知っている。
それが当たり前でないと。
だからこそ僕を愛している。
そしてまた僕も
君を愛している
-
( ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξどこを見ているの?
( ^ω^)空を見ているんだお
ξ゚⊿゚)ξ空?
( ^ω^)理由は無いお
ξ゚⊿゚)ξ…
( ^ω^)ただ見ていようと思っただけ
-
理由などない。
意味などない。
ただただ、
そうしたいからそうしてるだけ
そうでしょ?今までだってそうさ。
生きてることに意味なんて見出してない。
ただただ当てもなく生きてきただけ。
…
-
囁こう、虚数のように。
現実には作用できない祈りを届けよう…
-
ξ⊿)ξはぁ、んん、あぁ、ブーン、ブーン
( ^ω^)…
( ^ω^)はぁ、くっ、うう、
( ^ω^)はぁ、グググ
ξ⊿)ξあがっ!うう、グググ
( ゚ω^)うぐ、アギ、グググ
…
-
…
狂人達の宴は終わらない、
自身の肉体が滅びるまで。
僕たちを象る肉体が
悦びの下に崩れ去るまで
僕等は踊り続ける…
-
…
( ^ω^)…
あっという間に夜は過ぎた。
夜の後に現れた朝は、
すぐさま僕の中の悪意を照らす。
…おはようツン。
また朝が来た。
僕らを否定しようとする
清廉潔白な朝が来たんだ…
-
ξ゚⊿゚)ξ…
ξ゚⊿゚)ξ「暖かい…
貴方も私と違ってやっぱり暖かいのね」
( ^ω^)…
( ^ω^)「じゃあ君は冷たいのかお?」
ξ゚⊿゚)ξ…
ξ゚⊿゚)ξ「そうかも、しれない、」
( ^ω^)…
( ^ω^)「あったかいお。
君も、僕と同じ暖かさだお。」
…
-
…
慰め合うことでしか、
互いの心を確認できないわけではない。
自分達の中に渦巻く貪欲な猟奇を愛し、
抱擁し、分け合ってるだけにすぎない
-
ξ゚⊿゚)ξ「ねぇ、」
( ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξ「言葉って不思議ね」
( ^ω^)…
( ^ω^)「急にどうしたんだお?」
ξ゚⊿゚)ξ「1人で抱え込んでいたら、
私だけでどうにかなんて
出来ないようなものも」
ξ゚⊿゚)ξ「言葉に出せば、なぜだか、なぜだか大丈夫なような気がする」
( ^ω^)…
( ^ω^)「そうだおね」
ξ゚⊿゚)ξ…
ξ゚⊿゚)ξ「貴方が、貴方が聞いているから、かしら?」
( ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξ…
…
-
…
('A`)「お、おお!」
ミセ*゚ー゚)リ「急にどうしたの?」
(;'A`)「お、俺は今、遊園地にいる!」
ミセ*゚ー゚)リ「それがどうしたのよ、来たことないの?」
(;'A`)「だ、だって!」
ミセ*゚ー゚)リ「だって?」
(;'A`)「こ、こんな可愛い子と来たことなかったし、
彼女だって今まで居なかったし…」
-
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*////)リ…
ミセ*////)リ「ど、ドクオは嬉しいの?」
(;'A`)「あ、」
(*'A`)「当たり前だみろ?」
ミセ*////)リ…
ミセ*゚ー゚)リ「もう!なんでこんな時に噛むのよ!」
(;'A`)「ご、ごめん」
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*゚ー゚)リ「とりあえず行きましょ?」
('A`)「う、うん!」
…
-
…
('A`)「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ、」
ミセ*゚ー゚)リ「あー!楽しかった!!」
('A`)「そ、そうだね、はは、は」
(やばい!これ以上乗ったら吐く!)
ミセ*゚ー゚)リ「ちょっと疲れたから休憩しよっか?」
('A`)「うん!そうしよう」
…
-
…
ミセ*゚ー゚)リ「はい、ソフトクリーム」
('A`)「おお!コレはソフトクリーム!」
ミセ*゚ー゚)リ「どんなところに驚いてるのよ」
('A`)「す、すまん、なんだか新鮮に思えてさ」
ミセ*゚ー゚)リ「そう?」
('A`)「うん、」
(*'A`)「み、ミセリがいるからさ、そう感じたんだと思う」
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*////)リ…
ミセ*////)リ「バカっ」ぽふ
(*'A`)!!!
-
彼女の肩が俺の肩を手招く。
すぐ横には彼女の横顔が、
赤く紅潮しながら少し眼を細めている。
…ああ、
なんて幸せなんだろう。
1人の時間がこれからはきっと、
きっと辛く感じてしまうだろう。
それほどに彼女は愛しく、考えるだけで胸が張り裂けてしまいそうだ…
-
(*'A`)…
ミセ*////)リ…
ミセ*゚ー゚)リねぇ
('A`)!
('A`)なに?
ミセ*゚ー゚)リコレからもこんな毎日が続くかな
('A`)…
('A`)俺は続いて欲しい、君はどうだい?
ミセ*゚ー゚)リ…わかってるくせに
('A`)…うん、分かってても言うんだよ
ミセ*////)リ…
(*'A`)…
…
-
…
(*'A`)…
ミセ*////)リ…
鼓動が重なっている。
彼女と俺はまるで一つであるように、
同じ間隔で
同じ大きさの音で
心臓が全身に血を送る。
-
観覧車で2人きりなんて、
くだらないアニメだとか映画の世界だけかと思ってたけど…
違うんだ、コレは現実なんだ。
俺は今ココで世界で1番大好きな女性(ひと)と一緒にいるんだ…
後少しで頂上、後少し…
彼女の顔は熱く、熱くなっている。
俺もきっとそうだ。
だからこそ、男である俺がしなきゃならない。
-
(*'A`)!
('A`)すっ
ミセ*////)リ!!!!
(*'A`)…
ミセ*////)リ…
(*'A`)ギュッ
ミセ*////)リぎゅー
…
-
…
…美しい夜。
貴方の顔はお世辞にも、
綺麗だとか
カッコいいとか
そんな風に言えるものではないけれど、
私は貴方の気高い心と優しさは知ってる。
貴方の持つそれは夜の美しさを凌ぐほどの煌めきを私に魅せている。
ドクオ、貴方もきっとそうよね…
大好きよ、愛してる、
貴方だけしか考えられない…
…
-
…
あん、あん!ああ、もっと、きて!ドクオ、あなたが欲しいの、あなたじゃなきゃダメなの!
ミセリ!ミセリ!
はぁ、はぁ、ミセリ、んんう。
ぷは。
はぁ、はぁ、ドクオ、ドクオ、
んん、ふぅ、ふぅ、
ミセリ、大好きだよ、愛しているよ、
私も、私もよ、ドクオ…
-
( ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξ「どう?」クルッ
( ^ω^)「綺麗だお、お人形さんみたい」
ξ゚⊿゚)ξ「あら?そう?褒めても何にも出ないわよ?」
( ^ω^)「じゃあ褒めるのやめちゃおうかお?」
-
ξ゚⊿゚)ξ「そしたら鉄拳制裁ね」
( ^ω^)「それじゃご褒美はツンのドレス姿かお…僕には過ぎたご褒美だおね」
ξ゚⊿゚)ξ「よく言うわ」
( ^ω^)「本当だお」
ξ゚⊿゚)ξ「知ってる」
( ^ω^)…
( ^ω^)「じゃあ部屋に行こうかお」
ξ゚⊿゚)ξ「うん、そうしよっか」
…
-
…
( ^ω^)すっ
ξ゚⊿゚)ξ…
しなやかな栗色の頭髪。
触るごとに揺れ動くソレは
まるで生命を宿してるかのように振る舞う。
-
( ^ω^)ツン、
ξ゚⊿゚)ξなに?ブーン
( ^ω^)綺麗だお
ξ゚⊿゚)ξ…
ξ゚⊿゚)ξじゃあ私を側に寄せて
( ^ω^)…もう側にいるお
ξ゚⊿゚)ξ…イジワル
( ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξ…
-
( ^ω^)ギュッ
ξ゚⊿゚)ξ…
( ^ω^)いつかは終わるお
ξ゚⊿゚)ξうん
( ^ω^)夢では無いお、コレは現実だお
ξ゚⊿゚)ξうん
( ^ω^)だからこそコレは終焉を迎えるお
ξ゚⊿゚)ξ…
ξ゚⊿゚)ξたとえ終わりが来ても貴方だけは離さないわ
( ^ω^)うん、僕も同じだお…
…
-
…
僕たちは、
互いに傷つけ、
ソレを慰め合うことで、
己の中の異常性を
愛すことができる。
…
-
…
ただの人間が、
普通を追い求めているうちに
異常の世界に迷い込むように、
僕らも恋の世界から愛の世界に迷い込んでしまった…
そうして、いずれ
恋をした者達は気づく。
自身の中にあった筈の恋心は、
虚無の世界にあった幻影であり、
実世界の中では何ら影響を持たないことを…
-
('A`)「おーい、ブーン!」
( ^ω^)「?なんだお」
('A`)「ほい、コレ」
( ^ω^)?
( ^ω^)「VIP遊園地のお菓子かお?」
('A`)「おう、チョコレートだ。アレルギーじゃないよね?」
( ^ω^)「もちろんだお、チョコレートは大好きだお」
('∀`)「よかった、ソレやるよ」
( ^ω^)「貰えなくても勝手に奪うお」
('∀`)「どんだけチョコレート好きなんだよww」
-
ξ゚⊿゚)ξ「2人でなに話してるのかしら?」
('A`)「おう、津出、コレやるよ」
ξ゚⊿゚)ξ?
ξ゚⊿゚)ξ「これお菓子?」
('∀`)「VIP遊園地に行って来たんだよ、そのお土産」
ξ゚⊿゚)ξ「ふーん、1人で行くなんて寂しいやつね」
('∀`)「ブハッwwお前そんなわけねーだろ」
ξ゚⊿゚)ξ「笑い方キモいわね」
-
('∀`)「ミセリといって来たんだよ!」
ξ゚⊿゚)ξ「ふーん、お情けでイヤイヤ行ってくれたのね。感謝しなきゃダメよ?」
('A`)「なぁぁにぃ?」
('∀`)「俺とミセリはラブラブなんだからそんなイヤイヤなわけねーだろ」
ξ゚⊿゚)ξ「どうかしら?」
('∀`)「あぁ、かわいそうに。人が信じられないのですね。ああ神よ、哀れな子羊に救済を」
ξ゚⊿゚)ξ「ほんっと腹立つ言い方ね、モテないわよ?」
('∀`)「もうミセリからモテてるからいいんですー!」
ξ゚⊿゚)ξ「はぁ」
( ^ω^)…
( ^ω^)(アレは…三瀬さん?なんであそこにいるんだお?)
-
ミセ*゚ー゚)リ…
('A`)「どうした?ブーン」
( ^ω^)「あそこに三瀬さんがいるお」
('A`)「どれどれ…?」
('∀`)「おお!ミセリ、来てたのかよ!」タッタッタッタ
ミセ*゚ー゚)リ…
('A`)?
('A`)「どうした?ミセリ」
ミセ*゚ー゚)リ随分と仲がいいんだね
ボソッ
('A`)?
('A`)「え?なんて言ったの?」
-
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*^一^)リ「何でもないよ!」
ξ゚⊿゚)ξ?
( ^ω^)…
('A`)?
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*゚ー゚)リ(なぜ他の女と話すの?
私は貴方以外なんていらないのに…)
( ^ω^)…
( ^ω^)(…いずれ気づくんだお、ソレを今、ドクオに伝える必要は…ないお)
たとえ彼が恋に終止符を打ち、愛の世界に沈むんだとしても…
-
…
( ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξ…
( ^ω^)「跡が消えてないお」すっ
ξ゚⊿゚)ξんっ、
( ^ω^)「綺麗だお、とても、とても綺麗だお」
( ^ω^)んっ、んっ、
僕の舌が
彼女の少し腫れた乳房に這うと
ツンはすぐさま僕に体を預ける。
…
-
…
僕の中に渦巻く少々の嫉妬は彼女の声と態度にすぐさま掻き消された、
だがそれだけでは、
きっとまた何処かで僕は、
彼女が僕の友人と仲良さそうに話したことを
思い出してしまうだろう。
だから
僕はできるだけ強く、
彼女の体をベットに押し倒す。
ツンの腕を、
彼女が苦悶の顔を浮かべるほどの力で掴み、
前戯も少しだけで終えて
僕は彼女を支配しようとした。
-
ξ゚⊿゚)ξ痛いよ…ブーン、怒ってるの?
( ^ω^)…
バシンッ
ξ+;⊿;)ξな、なに?
( ^ω^)…グググ
ξ+;⊿;)ξいたい、いたいよ、やめて、
( ^ω^)…グググ
ξ+;⊿;)ξごめん、ごめん、私がいけないのね
ξ+;⊿;)ξ今日、あいつと話したから、
ξ+;⊿;)ξうう、違うの、あなただって
そうじゃない、前と変わらない態度で…
ξ+;⊿;)ξわかってるでしょ…
-
( ^ω^)…
バシンッ
ξ+;⊿;)ξきゃぁッ
彼女の頬と臀部に
それぞれ一発、強い平手打ちを浴びせた。
泣いている、彼女は為す術もなく泣いている。
なんてかわいらしいのだろう…
ξ+;⊿;)ξ私のせい?私のせいなの?
そうさ、そうだよ、君がいけないんだ…
君が生きているから、生きて死ねないから、
君がいけないんだよ…
-
ξ+;⊿;)ξうあ、ああ、
ξ+;⊿;)ξあああああ!!!
ξ+;⊿;)ξググググググ
( ゚ω^)うぐっ、えぇぐ、あがが、
ξ+;⊿;)ξあああ!
バシンッバシンッバシンッバシンッ
(メ゚ω^)うぐっ、ぎ、
しかいがうすれる
ぼくは、ぼくは
-
…
( メω^)…
ξ+-⊿-)ξすう、すう、
( メω^)…朝、かお
なぜ傷つけてでも相手を愛そうとするのか、
なぜ僕たちはお互いの心を交える為に
依存し合うのだろうか…
同化を望んでいるだけなのか
それとも
ドロドロに溶けあいたいだけなのか…
-
( メω^)…
瞼が痛い、どうやら思い切り殴られて腫れているらしく、目を開けることが少し難しい。
だが、嬉しい。
ツンが僕のためにつけてくれた傷だ、
鏡で確認してみるか…
-
( メω^)|(^ωメ )|
( メω^)…
切り傷になっているようだ、
ただ無理に開けるとそこには、
茶色味を帯びた瞳孔と
仄かな赤みがかかる白目が
確認できたので問題はなさそうだ。
( メω^)…
ξ+-⊿-)ξすぅ、すぅ、
( メω^)…すっ
ξ+-⊿-)ξんん、ブーン…すぅ、すぅ、
-
傷口に少し手を当てると
小さな嬌声の後に僕の名前を呼んだ。
彼女は夢の中でも僕を見ているのだろうか。
( メω^)…
ξ+-⊿-)ξすぅ、すぅ、
( メω^)ぐっ
ξ+-⊿-)ξんん、
( メω^)…ぱっ
ξ+-⊿-)ξ…すぅ、すぅ
彼女の眠りを妨げても何も意味をしない。
だから寝かせておこう、
せめても、夢の中でだけでも、
僕と幸せでいられるように
…
-
…
('A`)「なぁ、ミセリ」
ミセ*゚ー゚)リ…
('A`)「ねぇってば」
ミセ*゚ー゚)リ…
('A`)「どうしたの?」
ミセ*゚ー゚)リ…
('A`)「何か俺、したかな?」
ミセ*゚ー゚)リ…
('A`)「ごめん、」
ミセ*゚ー゚)リ「怒ってる理由もわからないのに謝るの?」
('A`)「…それは、その、」
ミセ*゚ー゚)リ「謝れば何でも解決すると思ってるの?」
('A`)…
-
ミセ*゚ー゚)リ…
('A`)「俺、何かした?」
ミセ*゚ー゚)リ…
('A`)…
('A`)「もしかして津出たちと話してた時のこと?」
ミセ*゚ー゚)リ…
('A`)「ごめん、お菓子渡しに行ってたんだ。ちょっとで終わると思ってたから…」
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*゚ー゚)リ「嘘つき」
('A`)「え?」
ミセ*゚ー゚)リ「どうせ私以外の女のところに行ってたんでしょ?」
-
('A`)「いや、あいつらの所に
菓子を渡しに行ってただけだぞ?」
ミセ*゚ー゚)リ「あの栗色の髪の女、なに?」
('A`)?
('A`)「ああ、津出か。あいつはブーンの彼女だよ、ほら、横にいた太っちょがブーンね」
ミセ*゚ー゚)リ…
('A`)「…俺はミセリのことしか見てないよ」
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ」
('A`)「じゃあ?」
ミセ*゚ー゚)リ「今日、私の家に来て」
('∀`)「おけ、もちろん行くぜ」
…
-
…
ミセ*゚ー゚)リ「入って」
('A`)「おっす」
('A`)「ここがミセリの部屋?」
(*'A`)…
初めて女の子の部屋に入ったが…
何ということだ!
本当に石鹸の香りがする!
フワッとしてて、柔らかくて、
言い表しようもないけど本当に石鹸のいい匂いだ。
やべぇ、少し勃ってるか?
(*'A`)…
-
ミセ*゚ー゚)リ「ベットの上に寝転んでよ」
(*'A`)!!!
(*'A`)「つ、つまり?」
ミセ*゚ー゚)リ「はやく」
(*'A`)「ふ、服脱いだほうがいい?」
ミセ*゚ー゚)リ「うん」
(*'A`)「か、身体洗ってねーや」
ミセ*゚ー゚)リ「私も同じだからいいよ、はやくして」
(*'A`)「お、おう」
何てことだ!
まさかミセリの部屋ですることになるなんて。
股間も破裂しそうなくらい硬くなってるし、なんだかんだで今日は良い日になりそうだ。
-
(*'A`)ね、ねたよ?
ミセ*゚ー゚)リちょっとまって、
ふぁさ
(*'A`)ドキドキ
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*゚ー゚)リすっ、
ミセリが俺の上に乗った。
騎乗位か、AVでしか見たことなかったけどこんなエロいんだな。
ミセ*゚ー゚)リいくよ?
(*'A`)う、うん、
-
バシンッ
('A`;)!!?
ミセ*゚ー゚)リ…
バシンッバシンッバシンッバシンッ
('A`;)いたっ、やめて!いたい!
ミセ*゚ー゚)リ…
ドガッドガッドガッドガッ
(;メ'A`)いたい、いたい!やめて!ミセリ!ミセリ!
ミセ*゚ー゚)リ…
…
-
…
(メ;A゚メ)な、ん、で?
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*;一;)リごめん、ごめんね
ミセ*;一;)リわ、わたし、わからなくな、って、
ミセ*;一;)リど、どクオが、わたしのこと!
きらいになった、んじゃないかって
ヒック
(メ;A゚メ)…
(メ;A゚メ)な、ならないよ、
ミセ*;一;)リううう、ごめん、ごめん!!
-
(メ;A゚メ)いい、よ、おれも、ミセリのこと、ちゃんとわかって、やれなかった
ミセ*;一;)リうわぁぁぉぁ!!
…俺のせいだ、
きっと俺のせいなんだ。
普段は優しい彼女が俺のことを
殴って、叩いて…
きっと俺が彼女に不安を与えてしまったからなんだ、
きっとそうだ。
…
-
それから俺は常習的に殴られるようになった。
-
…
ミセ*゚ー゚)リはぁ、はぁ、はぁ
(メ゚A゚メ)いだい、いだいよぉ
ミセ*゚ー゚)リぺろっ
(メ゚A゚メ)ひっ!
ミセ*゚ー゚)リなにそれ?
(メ゚A゚メ)え、あああ、
ミセ*゚ー゚)リ私が貴方に優しくしてあげたのに悲鳴をあげるの?
ミセ* Д)リ私の愛情に答えられないっていうの!?
(メ゚A゚メ)ち、違うんだ!
-
ミセ#゚ー゚)リ…
バシンッバシンッバシンッバシンッ
(メ;A゚メ)いだい!いだい!やめで!やめで!!
…
俺のせいだ、俺のせいなんだ。
彼女がこんなに俺のことを叩くのは俺がいけないんだ。
ごめんね、ごめん、ミセリ。
俺のことが本当に大事なのに、俺は君の想いに応えられなくて…
-
…
ミセ*^一^)リ「ドクオ、大好き、愛してるよ」
ミセ*゚-゚)リちゅっ
(メ;A;メ)おれ、も、
(メ;∀;メ)「おれも、アイシテルヨ」
ミセ*゚ー゚)リ…
ドガッ
(メ;A;メ)うげっ、
ミセ*゚ー゚)リ「私はこんなに愛してるのに貴方は何もこもってない言葉を私に向けるの?」
(メ;A;メ)ああ、
(メ;∀;メ)「本当に、ミセリの、こと、好きだよ、愛してる、あいしてるよ、」
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*^一^)リ「ドクオ大好き!」ぎゅー
(メ;∀;メ)あは、あははは、
-
夢だ、コレは夢なんだ。
あんなに愛おしくて、可愛らしくて、優しくて…
非の打ち所がない彼女がこんな風に俺を
殴って
興奮して
無理矢理犯して
その度に邪悪な、純粋な愛の言葉をかける
こんなの夢なんだ。
悪い夢だ、はやく覚めて、はやく覚めてよ…
-
…
( ^ω^)ド オ
( ^ω^)ドクオ!!
(メAメ)!!!
(メ'A`メ)え!?
(メ'A`メ)「あえ?ブーン?」
( ^ω^)「ドクオ大丈夫かお?最近傷が増えてるお」
(メ'A`メ)…
(メ'∀`メ)はは、
-
(メ'∀`メ)「俺ドジだからさ、よく転ぶんだ」
(メ'∀`メ)「心配かけてごめん」
ξ゚⊿゚)ξ…
ξ゚⊿゚)ξ「病院行ったら?」
(メ'∀`メ)「あはは、津出は心配性だなぁ」
ξ゚⊿゚)ξ「でもミセ*゚ー゚)リ「ドクオ!」
(メ'A`メ)!!
(メ'A`メ)あ、ああ、
-
ミセ*゚ー゚)リ「何話してるの?」
ミセ*^一^)リ「私も混ぜて?」
(;メ'A`メ)「う、うん、ぶ、ブーン、津出、いいよ、ね?」
( ^ω^)…
ξ゚⊿゚)ξ…
( ^ω^)「いいお」
ξ゚⊿゚)ξ「もちろんいいわよ」
…
-
ξ゚⊿゚)ξ「で、その時、鬱建がさぁ〜」
( ^ω^)…ギリ
ミセ*゚ー゚)リ…
(メ'∀`メ)「何言ってるんだよ、その時はブーンを追いかけてただけだよ」
ξ゚⊿゚)ξ「そうだったっけ?」
ξ゚⊿゚)ξ「懐かしいね、どれくらい前だろ」
(メ'∀`メ)「本当だな、あの時はお互いに名前で呼んでいたのに、最近は急に苗字呼びになって。」
ξ゚⊿゚)ξ…
ミセ*゚ー゚)リ「ふーん、3人は昔から仲が良かったんだ」
-
(メ'∀`メ)「おう、ブーンはあの時から津出のことが好きだったんだぜ」
ミセ*゚ー゚)リ「…あ、そう」
( ^ω^)…
( ^ω^)「そういうのは恥ずかしいから言っちゃダメだお」
(メ'∀`メ)「いいじゃん!結果的に結ばれたんだから!」
ミセ*゚ー゚)リ「ドクオは?」
(メ'A`メ)「え?」
ξ゚⊿゚)ξ?
( ^ω^)…!!
(メ'A`メ)「どゆこと?」
-
ミセ*゚ー゚)リ「ドクオは津出さんのこと好きじゃなかったの?」
ξ゚⊿゚)ξ!!
( ^ω^)…
(メ'A`メ)え?え?
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*゚ー゚)リ「分からないフリするの?」
(メ'A`メ)「い、いや、俺は別に…」
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*^一^)リ「それもそっか」
( ^ω^)…
( ^ω^)(嘘だお、ドクオは昔、ツンのことが気になってたお。
それにツンも…)
( ^ω^)…ギリ
…
-
…
ミセ*゚ー゚)リ
ドガッ、ドガッ、ドガッ、ドガッ
(メメA;メ)いだい!やめで!
ミセ*゚ー゚)リ
ドガッ、ドガッ、ドガッ、ドガッ、ドガッ
(メメA;メ)なん、で、なんで、
ミセ*゚ー゚)リドクオが悪いんだよ?
ミセ*゚ー゚)リ私に嘘ついて
(メメA;メ)嘘、ついて、ない、
ミセ*゚ー゚)リ…
バキッ
(メメA;メ)あぎゃぁ!
-
ミセ*゚ー゚)リ…
ミセ*゚-゚)リはぁはぁはぁ、
ミセ*゚-゚)リかわいい私のドクオ
(メメA;メ)ひぎ、いだ、いだぁぁ、
ミセ*゚ー゚)リ貴方は私のもの
(メメA;メ)たしゅけへ、たしゅけて、
ミセ*゚ー゚)リ死ねば永遠に私のもの
(メメA;メ)いや、しにたく、ない、
ミセ^一^)リだめ、私のものじゃなきゃ
ミセ*゚ー゚)リすっ
(メメA;メ)!!!!!
うわぁぁぁぁぁ!!!!!!!
…
-
…
バシンッ
ミセ;A;)リなんで?なんで私を殴るの?
(メメAメ)…
バシンッバシンッ
ミセ;A;)リいたい!やめて!
(メメAメ)…
(メメA`メ)ミセリ、愛してるよ
ミセ;A;)リ!!!
バシンッバシンッバシンッ
ミセ;A;)リはぁはぁ、
バシンッバシンッバシンッ
ミセ;∀;)リふ、ふふふ、
バシンッ
ミセ;∀;)リ私も!私もよ!ドクオ!!
(メメ∀`メ)うん!
グイッ
-
…
俺は彼女を犯した、
彼女は悦んで俺のを迎い入れた。
俺はそんな彼女を征服する喜びに包まれてゆく。
ああ、ブーン、お前らも同じ穴のムジナか。
お前らが怪我をしていたのはお互いに愛し合っていたからなんだな…
ようやく分かったよ。
こんなに嬉しいものなんだ。
-
相手の全てを奪えば、相手は俺にしか依存できないようになって…
そして俺たちは『おれ』と『わたし』が居ないと存在できないガラクタになっていく。
もう戻れない。
1度でも、身を同化の方向へ進ませれば俺たちには分離する術がない。
-
ξ+゚⊿゚)ξ…
(メ^ωメメ)…
(メA`メメ)…
ミセ+゚ー゚)リ…
(メA`メメ)「ぷっ」
(メ∀`メメ)「ははは、お前ら傷だらけじゃねーか」
ξ+゚⊿゚)ξ「あんたに言われたくないわよ」
(メ^ωメメ)「全く、ドクオのせいで僕までこんな顔にされちゃったお」
(メA`メメ)「なんで俺のせいなんだよ」
ミセ+゚ー゚)リ「ドクオ〜」スリスリ
-
ξ+゚⊿゚)ξ…
(メ^ωメメ)…
(メA`メメ)「ミセリ、どうしたの?」
ミセ+゚ー゚)リ「ううん、なんでもないの」スリスリ
ξ+゚⊿゚)ξ「ずいぶんと仲良くなったのね」
(メ^ωメメ)…
ドクオはきっと、今までのような優しさは捨ててしまったんだろう。
そして僕と同じ場所にいる、
きっともう、今までのような恋は2度とやってはこない。
嫉妬の徘徊する愛の園からは出ることはできないのだ。
(メA`メメ)…
ミセ+゚ー゚)リスリスリ
ミセ*+゚-゚)リドクオ〜愛してるのぉ
(メ∀`メメ)俺もだよ、ミセリ
…
-
…
恋は愛に変貌を遂げた。
本来、成り変われないそれは、
自身の中にある優しさ、思いやり、
他人へのあらゆる配慮を犠牲にして愛に昇華した。
そして愛は暗闇を永遠と見せ続けるだろう…
まるで太陽系の惑星から除外された冥王星の嫉妬のごとく。
-
そして冥王星の先にある果てのない怒り、憎しみ、怨念、
人間の持つ全ての負の想いが混じり合う空間を模した暗闇を…
-
終わり
-
<<121から9話
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乙
-
乙
極端な例だけど実際こういうのあるよな……
-
乙
面白かった
ここまで感情移入できないのも初めてだった
-
ひええええ
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