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武内P「ライブお疲れ様です。今夜は自宅でゆっくりご自愛ください」
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卯月「ちょちょちょプロデューサーさん!?ななな何言ってるんですか!」
武内P「はい?」
卯月「ご自愛って・・・、そりゃあ私もしないことは無いですけど・・・」
卯月「でも毎日してるわけじゃないですよ!?」
卯月「ライブのあとは気分が高揚して寝れないから鎮めるためにやってるだけで・・・」
卯月「って何言ってるんだろう私・・・」
未央「しまむーなんか勘違いしてない?」
卯月「へぁ!?」
凛「ご自愛って、体を休めて大切にするって意味だよ」
卯月「へええええぇぇ!?」
未央「何と間違えちゃったのかなー?ん?」
卯月「なななななんでもないですぅ!!!」
武内P「いったいどうしたんでs」
凛「アンタは良いから」
武内P「・・・はい」
卯月「////////」
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あぁ^〜
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シコ
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これはいけない。(大歓喜)
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なおこの後、武内Pのご自愛ライブパブリックビューイング
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おかしいしぶりんがまともだなんて・・・
逆に卯月版ご自愛の意味が分かってなかった・・・?
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武内Pは何と間違えたのかわかったうえで首に手を当てて困ってそう
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ニヤついてるちゃんみお絶対かわいい
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これは同僚の小日向さんが教えましたね…間違いない
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やってなさそうな子のカミングアウトは興奮するからもっとやれ
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ライブする度にしているというタイミング暴露
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これは紛れもない正妻ですね…
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しぶりんは知っているだろうけど、
HONDAが「ご自愛」って言葉を知っているようには
あんまり見えない。
偏見かなぁ。
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しまっち
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ちゃんみおは勉強できる子だから
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ライブですればいいのに(ファン感)
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卯月のご自愛が見られるというか会場はここですか?
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ヌッ!
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へご自愛
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団結のパクリですよ!パクリ!
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新田美波さんにご自愛は必要か(命題)
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ちょちょちょプロデューサーのリズム好き
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むらむらさんのオカズは誰なんですかね(すっとぼけ)
http://imgur.com/pdKMjCK.jpg
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全員仲良さそうでいいっすね〜
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>>15
勉強が出来るからといってそういった言葉を知っているかどうかは別でして
なんにせよ興味あります
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>>25
ご自愛くださいって言葉は自分で使わなかったとしても本かなにか読んどけば目に入る言葉なんじゃないですかね
頭の良し悪しというかは教養があるかないかって感じがします
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Pぐるみがアイドル全員に配布されたら自愛率がえらいことになってまう
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ちゃんみおは自慰の俗称みたいなのは同級生をイジるために知ってそう
ガチ性癖の話になったら途端に静かになりそう
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ちゃんみおは性欲は知っていても性欲の対象になる怖さは知らないという風潮
あると思います
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耳年増って自分自身は意外と純情なんですよね。
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美嘉姉は自愛もしてなさそう
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>>23
ぬいぐるみにカメラ入ってそう
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>>32
一体誰が…熊…>>9…あっ(察し)
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〜卯月の部屋〜
卯月「うぅぅぅ、プロデューサーさんの前で恥ずかしいこと言っちゃった……」
卯月「も、もしかして、わ、私がするところを想像されちゃったりするのかな」
卯月「//////」
――スッ
チュク
卯月「……もしかしたら、プロデューサーさんも、私と同じ…ん……ように」
……モゾモゾ……チュクチュク
卯月「お、オナニーを……んん❤ してるの……かも」
卯月「……プロデューサー、さんが、私の……恥ずかしい姿を……はぁはぁ……想像して、あんなことやこんなことを――」
――ビクビクッッッ
卯月「はぁ、はぁ❤」
スッ……ネチャア……
卯月「ハァ、ハァ……プロデューサーさんでするの、ちょっと、気持ち良いかも……」(恍惚とした笑み)
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ええぞ!ええぞ!
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Pと性的興奮の関連付けが成立した島村さん
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>>34
やりますねぇ!
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卯月はスケベなことしか考えないのか(賛美)
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>>34 続き
……あの頃からでしょうか。
私は、プロデューサーさんを想像しながら、エッチなことをした時の快感が忘れられず、毎晩自慰に耽るようになっていきました。
あの人のぎこちない笑顔と、大きな体と、不器用な仕草。
それを想像しながら恥ずかしい部分を触ることは、最初は少し抵抗がありました。
だって、今までそんなこと考えながらしたこともありませんでしたし、それにプロデューサーさんのことを男の人っていう風に見たことがなかったからです。
お父さんみたいに優しい人という印象でした。
あの人なりの付き合い方、優しさに触れて、私の中ではプロデューサーさんはお父さんみたいな人……そういう印象が形作られて行ったんだと思います。
――でも、それはエッチな欲望の前に突き崩されちゃって。
「……プロデューサーさぁん、ん……はぁ、はぁ」
私は今日も、まるで日課みたいにベットの上でオナニーをし始めました。
最初の頃は確かに、罪悪感がありました。
プロデューサーさんは私のことをそんな風に見てくれてはいないと分かっていましたし、私がプロデューサーさんをそういう視線で見つめていることを知られてしまったら、軽蔑されてしまうかもしれない。
そう思ったからです。
私は下着の上から自分のエッチな部分を指でなぞりました。
「んっ……あぁ……プロデューサーさん……プロデューサーさんっ」
もちろん、頭の中にはプロデューサーさんの姿で一杯です。
あの人の鋭い視線が、私の体を貫いています。私のエッチな姿を。アソコから溢れ出すお汁を。喘ぐ姿を。
すると、背筋がゾクゾクとしました。言い様の無い快感が体に駆け巡るのを感じました。
-
――あぁ、私、プロデューサーさんで、オナニーしちゃってる……。
そう考えると、胸の中に罪悪感が沸々と湧き出してきます。でも、私は構わずに自分のアソコを指で弄り続けました。
いつも付けてる飾りっ気の無い下着が、湿っていきます。
布団を退かして見てみると、パステルピンクの下着がびしょびしょになってました。プロデューサーのことを考えながらしちゃうと、いつも下着がこんなことになってしまうのは悩み事です。
私がプロデューサーさんでオナニーをしてわかったこと。
それは罪悪感すらも、快感を引き立てるスパイスになるということでした。
私は濡れてしまったショーツを脱ぎます。もちろん、ここで行為を終わらせることなんてしません。
「プロデューサーさんにこんなことしてるって知られちゃったら……私、どうしよう」
きっと、軽蔑されちゃうかもしれない。
……そう思うと、逆に私は下腹部が熱くなるのを感じ、再びアソコへと手を伸ばしました。直接触れると、ショーツの上で弄るよりも激しい快感が体に過ぎりました。お構いなく、私は色んな部分を弄くり回します。
『島村さん……あなたはイヤらしい子ですね』
頭の中のプロデューサーさんが私にそう言いました。
――そうです、私はプロデューサーさんでオナニーしちゃうエッチな女の子なんですっ。
『ならば、お仕置きをしなければいけませんね』
頭の中のプロデューサーさんは、そう言って私に近づいて来ます。
……あの無骨で力強く頼りになる腕が、私のアソコへと伸びて来て――。
「――プロデューサーさんっ」
激しい快感が雷みたいに私の体を駆け巡りました。腰が震えて、アソコの感覚が一瞬だけ無くなって、津波のように気持ち良さが押し寄せてきます。
「はぁ、はぁ……うぅぅ、またやっちゃった」
私は暫く余韻に浸りました。ちょっと強くしすぎたのか、アソコがヒリヒリします。ズボンやショーツも履かず、私は下半身を産まれたままの姿で天井をぼーっと見つめました。
最近、自分がエッチになってきている気がします。
……いや、勘違いでは無いのかもしれません。私、多分エッチな子になっちゃってるんだと思います。
でも……それが、とっても気持ち良いんです。
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やっぱりわた、渋谷凛さんと卯月さんの相性は抜群しぶね〜
ナイスフォローしぶ
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今までおかずはなかったんですかね?
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ファンにアイドルがオカズにされるのは世の常だけどアイドルがプロデューサーをオカズにするとはたまげたなあ
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溢れるパトスをバカ正直に文章に書き綴ってはいけない(戒め)
すまん……
性欲と創作意欲を抑えきれなかった……
まだ続きはあるけど、これ以上は迷惑なので失礼しましたゾ
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>>44
迷惑だなんてそんなことないから(真顔)
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>>44
みんなが待ってるからあくしろよ
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>>44
もっとご自愛して、どうぞ
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>>44
続きあくしろよ
あくしてください、オナシャス!
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>>44
君ならまだ頑張れる
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これが「褒めて伸ばす」ですか
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これがパステルピンクの恋ちゃんですか
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NaNじぇい民はスケベなことしか考えないのか……(偏見)
武美嘉のなぁ、渋で書いてんだけどなぁ
おう、考えてやるよ(明日までには完成させます)
というか、シチュエーションで安価取りたいんですけど、取っていいんすかね?
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おうあくしろよ
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うっす……あっ、因みにこれが掲示板初SS初安価ですのでご自愛して下さい
1→武内Pのと思わしきハンカチを拾って、社内トイレでご自愛
2→武内Pが使ったと思わしき耳掻きで、卯月の部屋でご自愛
3→武内Pのいない間に、プロデューサーの机の角を使ってご自愛
時系列的には、舞踏会が無事に終わった後。
まだ、資料室のプロジェクトルームだと考えてください
>>57です
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3
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1
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3
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かしこまり!
シュチュエーションは『武内Pのいない間に角オナ』です
……このスレが落ちていないことを祈るしか無い
エロく扇情的に艶やかに書くように頑張るゾ
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あくしろよ
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「ただいま戻りました〜」
私は、扉を開けてそうそう、なるべく元気良く挨拶をしました。
けど、返事は返ってきません。響くのは、ただコンクリートの壁から反響する自分の声だけです。
不思議に思ってプロジェクトルームを見回してみると、誰一人いませんでした。
私は取り敢えず、荷物をテーブルに置かせていただいて、壁に立て掛けてあるメンバーのスケジュール表を見てみます。すると、皆んなそれぞれの仕事に赴いているみたいです。
最近、舞踏会が終わって、私たちはソロで活動することも増えました。だから、こういうことも少なくはありません。ちょっと寂しいですけど、私は頑張ってる皆んなを応援したいです。
取り敢えず、私はこれからどうしようか考えました。
今日、私は珍しくオフの日だったんです。
本来だったらここに来なくてもよかったんですけど、家でやることも無いので、ちょっとお喋りでもしようかとここに来たんですけど。
……でも、皆んないないしなぁ。
そうだ。
この部屋を掃除しよう。
普段から清潔に保たれているこのプロジェクトルームですけど、ちゃんと掃除をしたら溜まってる埃とか、隅に落ちているゴミとかがあるはずです。
思い立ったら吉日とでも言いますし、早速お掃除をしましょう!!
「よし、島村卯月、お掃除頑張ります!!」
……数十分後
「……結構、綺麗に保たれてもうやることないなぁ」
皆んな、この部屋が好きなんでしょう。
10分ぐらい箒で埃を掃いて、ちょっとだけ隅に落ちている塵を拾ったらやることが無くなってしまいました。それから無理して色々としたんですけど、やっぱやることは無かったです。
けど、掃除をしていない場所が一箇所だけあります。
それは、プロデューサーさんのお仕事場……パーティションで隔たれたワークデスクです。
「勝手に掃除していいのかなぁ?」
私は少しだけ悩みました。
もしかしたら、私が見てはいけないような資料があるかもしれません。
でも、下手に引き出しとかを弄らなければ、きっとそういうものは出てこないでしょうし、プロデューサーさんだって清潔な場所で仕事をした方が捗るに決まっています。
私は早速、プロデューサーさんのデスクの掃除を始めました。
プロジェクトの皆んなもさすがにここを掃除することは躊躇われたんでしょうね。他の場所よりもちょっと埃があったりしました。デスクの下へ、横、と掃いて、雑巾で机の上を拭きました。パソコンとかは私が下手に扱って壊れてしまったら大変なので、ちょっと申し訳ないですけど、手はつけません。
そうこうして、10分もすればお掃除完了です。
劇的な変化は無いですけど、机もピカピカになりましたし、塵一つありません。きっとこれでプロデューサーさんは気持ち良くお仕事出来るでしょう。
「ふふっ、プロデューサーさん、喜んでくれるかなぁ」
私はついつい想像してしまいます。
プロデューサーさんがこの綺麗になったデスクを見て、不器用な笑みで褒めてくれるでしょうか。
『島村さん……わざわざ掃除をした頂いてありがとうございます。これで気持ち良く仕事が出来そうです』
「うへへ……プロデューサーさぁん」
私は思わずそんな妄想をしながら、プロデューサーさんの椅子に腰を下ろしました。
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も始!
>>52
>武美嘉のなぁ、渋で書いてんだけどなぁ
宜しい、是非とも教えてくれたまえ(上から目線)
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宜しい、続けたまえ(上から目線)
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宜しい、続けろ(上から目線)
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>>62
>>63
二人はどういう
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よくよく思えば、プロデューサーさんはこの机に座って、一生懸命に仕事をしているんですよね。
ここで、パソコンに向かい合って、キーボードを叩いて、いつもみたいに首に手を当てて困ったりして。
私はそんな光景を頭に思い浮かべて、ふふっと笑ってしまいました。
「プロデューサーさんはいつもここで頑張ってるんですよね」
いつも堅苦しくて、でも最近は表情豊かになってきたプロデューサーさん。
顔は怖いけど、心は優しいプロデューサーさん。
いつも誰かに慕われていて、賑やかなプロデューサーさん。
逞しくて、私がピンチの時にはいつでも駆けつけてくれそうなプロデューサーさん。
……私の大好きな、大好きな、プロデューサーさん。
「はぁ、はぁ……え?」
私は思わず、驚いてしまいました。
だって……いつの間にか私は、自分のショーツの中に手を入れて、オナニーをし始めていたんです。
「だ、駄目なのに……んん、こんな、ところで」
私は一生懸命に、自分のアソコを触ったり擦ったりする指を止めようとしました。
こんなところでオナニーをしちゃいけない。
もしも見つかったら……それもプロデューサーさんに私の醜態を見られてしまったら、生きていけない……っ。
でも、それが私の中の肉欲に火を焚べるように、ゆっくりとゆっくりと、アソコが熱くなっていき、アソコに触れる指の摩擦も比例して強くなっていきました。
「あぁぁ……プロデューサーさんっ、プロデューサーさんっ」
もう……駄目です。
私はまるで何かに急かされたように、ショーツを脱ぎました。今日の下着の色はちょっと刺繍が入った桃色のショーツでしたけど、やはりこれも下半分が濡れて、濃いピンクになっています。
下半身がとてもスースーしました。
皆んながいつも使ってる場所で……私はパンツを履かない状態で、それもアソコからエッチなお汁を垂らして、プロデューサーさんの仕事場の前で立っています。
それがまた私に高揚感を与えました。
まだそこまで刺激していないのにも関わらずアソコから愛液が溢れて、それが足に流れ落ちるのが感覚で分かりました。
私は敢えて、自分のスカートを大胆に捲り下半身を外気に晒しました。それに加えて、下品にガニ股になって。私はまるでちょっとお馬鹿な子どもみたいなポーズになっています。
恥ずかしい……怖い……だけど。
気持ちが良い。
「……もう、こんなに、なってる」
私はとっても情けない格好をしながら自分の恥部を見て、そんなことを呟いていました。
アソコはまるでシャワーでも当てたみたいに、お漏らしでもしたみたいになってて、艶やかに光っていました。
――こんな状態で、ここに触ったらどうなるんだろう。
きっとそれは、今まで以上の快感を感じると私は思いました。
……でも、これだけじゃ物足りない。
――ただ、私のアソコを弄るだけじゃ……物足りない。
そう考えた私の頭にはふと、インターネットのエッチなビデオで見たとある行為を思い出しました。
それは女優さんが、机の角っこにアソコを擦り付けてオナニーをする……所謂『角オナ』と呼ばれるものでした。
私は今、どんな表情をしているんでしょうか。
-
今日はここまで、これ以上書いてたらクオリティ下がっちゃう〜
>>61
武美嘉は現在進行形で書いてるという意味だゾ
勘違いさせたならすまんゾ
武楓だったら書いてるので、よろしければどうぞ(R-18じゃない)
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6074351
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>>66
君だったのか壊れるなあ
いつも楽しく読ませてもらってるゾ
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武うづでエロいの初めて見ました
以外と女性人気あるカプなんですよね
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このスレの流れからSSが生まれるとはたまげたなあ…
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NaNじぇいに10代の女の子がいたとはたまげたなぁ…
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十代の女の子がこんなもん書くわけないんだよなぁ……あっ(察し)
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すみません
少しこれ以上卯月の一人称視点で物語を描くと、コレジャナイ感が出てしまい兼ねませんので、三人称単視点で描写させて頂きます。
この一人称が良かったと思って頂いていた方々には申し訳ありません
後、三人所視点での書き直しは>>65の場面からです
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「うへへ〜、プロデューサーさぁん」
何ともダラケきった表情で、卯月はプロデューサーが普段使っているであろう席へ腰を下ろした。そこそこ良い品なのだろう。座り心地はかなり良く、彼女はそのまま背凭れに体重を乗っけた。
そのまま地面を蹴り、椅子を回転させたりしてみる。その行動に何ら意図は無かった。しかし、少しだけ気分が乗って回り過ぎたせいで、気分が悪くなってしまった。
「あぁぁぁ、うっ。ちょっと酔っちゃった」
卯月は自分が行った行動を呪いながらも、プロデューサーの机に凭れ掛かった。暫く、そのまま呻いていたけれど、ふと卯月は気が付いた。
もしかしたら、プロデューサーもこんな風に時々机に伏せている時があるのでは無いのか、と。
彼と同じ行動をしている自分。
彼と同じ場所で伏せている自分。
この机の何処かに彼が鼻息を当てて、涎を垂らしているのかもしれない。
そう思うと、卯月は自分がやっている何気無い動作の一つがとても恥ずかしいものに思えてしまった。
でも、それと同時に言葉にすることが出来ない高揚感を覚えた。それは何というのだろうか。彼が普段から触っているこの机は、言い換えれば彼の残滓のようなものが残っているかもしれないと考えたのだ。
それは臭いだったり、汗だったり、そして涎だったり。
「プ、プロデューサーさんが使ってる机……」
そう考えると、卯月は少しだけ考えてしまった。
この机に自分の痕跡を残せば、もしかしたらそれは擬似的にプロデューサーが自分に触っていることになるのではないか、と。
プロデューサーが机に伏せる時には、彼の頬が自分に触れる。
プロデューサーが寝惚けて垂らした涎が、自分の体に滴り落ちる。
彼の唇が、自分の体に触れる。
想像した途端、卯月は心臓の鼓動が警笛を鳴らすが如く早くなるのを感じた。下半身が急に熱を持ち始めて、そしてそこからは思考が回らなくなっていた。
「ぷ、プロデューサーさんが、私の体を、な、舐めたり、触ったり、涎を垂らしたり……」
うわ言のようにそんな言葉を呟きながら、卯月は机に顔を近づける。
そして、口を開いて、舌を出した。粘着的な小さな音が、静まった部屋に妙に木霊した気になり羞恥心が煽られる。
赤く唾で艶かしく光るその舌で、机の表面を舐めたい。それは本能的な欲求だった。
心の中ではそんなことをしてはいけないという自分もいた。それは正しいのだと卯月は思う。それが普通の感覚で、普通の感性何だと。
自分が今、やろうとしていることは変態になってしまう行為だと。
でも、止めることが出来なかった。理性でも理屈でも無い性衝動的な本能が、卯月を誘惑するのだ。
彼我の距離が縮まる毎に心臓の鼓動が速まった。舌先が小刻みに震え、固く結ばれた手には手汗が噴き出す。彼女の唾液が舌先から落ちて、小さな『彼女の跡』を残す。自分の穿いている下着が、彼女のヴァギナを起点として湿り出した。
――そして、卯月はプロデューサーの使っている机を、舐めた。
-
背徳感が増してて、ああ^〜たまらねぇぜ(高揚)
-
舌には冷たい感触が感じられる。
だが、それと同時に体は熱くなっていく。
「プロデューサーさん、プロデューサーさんっ、プロデューサーさんっ……」
卯月は、舌を出し、滑舌もままならない言葉を呟き、必死に机をねぶる。
自分の唾液が彼の聖域を侵す。彼が普段から触れている箇所に、誰も触れられるはずもない自分の唾液を付ける。それはとても冒涜的で、官能的なものだった。
鼻息が荒く、そして目の焦点も定まらないまま卯月はただただ舐める。
それから、数分後ぐらいだっただろうか。
顎に疲弊感が溜まり、舌の筋肉がこれまで感じたことの無い痛みを訴えるまで卯月はプロデューサーの机を、自分の唾液で汚し尽くした。隅々まで隙間を残さず、彼の領域を侵し尽くした。
まだまだ彼女自身しては物足りない。
「もっと……もっと、プロデューサーさんを、私で埋め尽くすことが出来る……何かを」
そう呟いた卯月は、ふと視線を下へ……正確には、自分の下半身へと向ける。
彼女はそっと、自分の恥部へと手を伸ばし、そしてショーツを触ってみる。
すると、妙に生暖かい滑る感触が、指先からしっかりと感じることが出来た。そして当てがった手を自分の目前へと持って行く。
「うふふ、濡れてる……」
卯月はまるで蕩けたような視線で、指先から付いた愛液を見る。
「プロデューサーさんを、私ので……」
-
そう呟く、卯月には、今までに浮かべたことの無いような、何とも艶やかな笑みが、その純粋無垢だった彼女の顔に浮かぶ。
その瞬間に、心の中に蓄積されていた支配欲、愛欲、様々な彼に対する感情が噴き出していく。胸の中が今までとは違う感じたことの無い充足感が満ちたりていく。
「涎なんかよりも、もっと、誰にも触らせることの無い、私のアソコで――」
彼の机を汚したい。
卯月はまるで蜃気楼のように体を左右に揺らしながら、プロデューサーの机の角へ近寄った。
いつか、卯月は立ち寄った多少過激なレディースコミックで見たことがあった。
片思いをする女学生が、好きな男子の机の角で自慰を行うというシュチュエーション。
見た当時は、この女の子はどうしてこんなことをするんだろう。そう思った。誰かに見つかっちゃうかもしれない場所で恥ずかしい行為をするなんておかしい、と。
でも、今の卯月ならば理解できた。
あの少女はただ性欲を発散させたいわけじゃなかったんだって。
好きな男の子の机だからこそ、きっとあの女の子はあんな行動をした。
卯月はあの時、変だと思った行動をする。それは堪らなく……興奮することだった。
スカートを捲り、ショーツを晒した。
そして、腰を突き出すように、卯月は恐る恐る近付け、そして触れた。
「――っ」
たった、それだけのことだった。
それだけで今までで感じたことの無い快楽が頭からつま先を貫いた。
けど……
――もっと、したい。
「プロデューサーさん……私は、プロデューサーさんの机にっ、お股を擦り付けちゃってます。……いやらしいことを想像しながら、いやらしいことを一杯――」
ショーツに愛液が染み込み、そしてそれが起因して下着から下品な音が鳴った。
「あはぁ……パンツ、くちゅくちゅ言ってます、私のお、おおお、おまんこ……からエッチなお汁が、あぁ、……プロデューサーさぁん」
卯月は普段からは恥ずかしくて言えない淫らな言葉を、口から出し、そして腰を動かし続ける。上下に、横に、押し付ける。それだけで愛液が溢れ、蕩けるような快感が駆け巡る。
「プロデューサーさん……プロデューサーさんっ……あぁ、んンっ」
プロデューサーさんの机を汚してる……私が、エッチな汁で、プロデューサーさんの机を、あぁ、ダメっ。
卯月はその瞬間、弓弦のように背を反らした。
「――あ」
その瞬間、卯月は悦楽、羞恥心、恐怖心、様々な感情が混ざり合った恐ろしい程の快楽をその身に受け、絶頂した。
「あ、あぁ……」
足がガクガクと震え、腰が抜けそうになる。ヴァギナからは大量の愛液が溢れ、既に下着の要領を得ないショーツから大腿を伝って滴り落ちる。地面に小さな愛液の水溜りが出来、そして机の上にも飛沫した体液が机を汚していた。
――プロデューサーのデスクを、私の汚い場所から出るエッチなお汁で、汚したんだ……。
それを卯月はうっとりと粘っこい視線で見つめ、荒い息を立てながらも笑みを浮かべる。
「はぁ、はぁ……うふふ。プロデューサーさんの机を、一杯、汚しちゃった」
――この私の汚いものが一杯のデスクで、プロデューサーさんは仕事をする。
彼はきっと知らない。
自分がここでオナニーをしたことを。
机の表面を舐め、唾液と愛液が入り混じった汁が飛散したことを。
――私のプロデューサーはそんなことも知らないで、机に触って、頬杖を付いて、凭れ掛かって、涎を垂らすんだ……。私のエッチな場所に、触るんだ。
「プロデューサーさん……うふふ、大好き」
卯月はただただ、ビショビショになった机を見つめて、妖艶に笑った。
-
ヌッ!
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か、官能小説なんて読んだことも書いたことも無いから、これはキツいゾ……
見苦しい文章だけど、まだまだ続くゾ。
楽しんだり、何下手糞な文章書いてんだコイツって感じで楽しんでくれよなぁ、頼むよ頼むよ(懇願)
安価↓
1→武内Pとレストランで食事をしながら机の下で自愛
2→武内Pに盗聴器を仕掛けてそれで自愛
3→武内Pが居眠りしているすぐ側で自愛
>>81 どうぞ
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>>78
オーエエヤン1
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>>78
オッツオッツ
3
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2
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シチュエーション:『盗聴器を仕掛けて自愛』
因みに、卯月をど変態にしようと思っとるので、駄目な方は読まない方がいいゾ(注意)
ここまでおまんこオナニーヴァギナ書いたの初めてで、くっせぇな私
オッスお願いしまーす!
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もしかして本当に女なのか...?
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こういうのくう疲に繋がるから多少は自制した方が良いと思うぞ
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>>84
了解、個人的に毎回自分でコメントするのはうざいかなって思ってたから控える
ご指摘、ありがとうございます
因みに女じゃないから、男だから
渋の性別はネタだから、勘違いしないで……
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ご自愛姉貴兄貴野獣先輩説
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初めて自分の部屋以外でオナニーをした翌日から、卯月は様々な方法で自慰に耽るようになった。
以前まではただただライブでの高揚感を抑えるための機械的な行為であったはずのそれは、ただ快楽を貪るための行為に変化する。
切っ掛けは、あの脳に焼きつくほどの快楽。
あの行為の末に得た、究極の快楽によって、卯月の中にあった常識は吹き飛んでしまったのだ。今の彼女はオナニーは自分の部屋で隠れてするものではなく、創意工夫を凝らして快楽を追求するものになってしまったのである。
プロデューサーの耳掻き、彼のハンカチ、隠し撮りしたプロデューサーの声、ピンクローター。様々な方法で彼女は快楽を求めた。
そして、今、卯月は自分の部屋にて先ほど配送された荷物を受け取り、部屋で開封していた。
「やっと届いた♪」
弾む声で思わずそう呟きながら、ガムテープを丁寧に外し、そして箱から例のモノを取り出す。
「これがあれば……うふふ」
取り出したものを見つめそう呟く卯月だが、その声とは裏腹に、瞳には怪しげな光が灯っていた。
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レッスンが終わり、私服に着替えて卯月はプロジェクトルームに向かった。普段ならばこのまま誰か誘って家に帰ろうとするのだが、今日はその限りでは無い。
何故ならば、今日はシンデレラプロジェクトのメンバーがプロジェクトルームにおらず、尚且つプロデューサーがデスクワークをしている日だからだ。
卯月はレッスン場がある別棟から、まるでスキップをするかのような足取りで向かった。事実、今の彼女は、友人と電話をする時のように楽しげな気持ちで満ち溢れていた。
夜の外気は寒く、室温の寒暖の差で窓には水滴がつく。そんな光景を横目に見て、もう冬だなぁ、なんて考える。
――ベランダでオナニーをするのは、やめた方がいいかも。
最近良さを理解した露出オナニーのことを考えながら足を動かし、そして地下室のプロジェクトルームに到着した。
大きく深呼吸をして、扉を開く。
「こんばんはー」
「……あぁ、島村さん。こんばんは」
元気良く挨拶をしながら入室すると、パーティションの影から大きな男性が一人。それはプロデューサーだった。卯月は彼を見ると、心の中がポカポカと温まっていくのを感じた。
彼も同じ気持ちなのか、少し険しかった視線が和らぐ。
「レッスン帰りでしょうか」
「あ、はい。ちょっと疲れちゃいました、えへへ」
「そうですか。では、何か温かいものでも淹れましょうか?」
「え、そんな悪いですよっ」
「大丈夫です。私も、コーヒーを飲みたいと思っていたところでしたから」
最初は遠慮していたプロデューサーだったけれど、彼の気の利いた言葉に、さすがの卯月も断ることが出来ない。悪いと思うけれど、結局は彼の言葉に甘えることにした。
「じゃあ、お願いします」
「はい」
彼はそう返事をすると、再びパーティションの奥へ戻っていく。
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彼の大きな背中が完全に隠れた所を見計らって、卯月は抑えていたため息を吐いた。そして、ソファーへと腰を下ろして、少しスカートの中へ手を入れショーツの状態を確認する。
「うぅぅ、やっぱり湿ってる……」
ポットでお湯を注ぐ音を耳にしながら、思わず卯月はそう呟く。
ショーツの股間の部分が微かに濡れていた。別にここに来る前、お手洗いに行ったとか、そういう理由で濡れているわけじゃない。
これは……ただただ彼と話しただけで股間から愛液が漏れだしたのだ。
最近、プロデューサーを想像しながらオナニーをし続けてきたせいで、彼と話したりするだけで潜めていた快楽を求める自分が顔を出しそうになる。
――あぁ、早くオナニーがしたい……。
そんな思いが募る中、プロデューサーが二つの湯気が立ったコーヒーカップを持って戻ってきた。
「どうぞ、コーンポタージュです」
「あ、ありがとうございます」
卯月は、取り敢えず心の秘めた淫らな思いを封印して、自慢の笑顔で感謝の言葉を口にした。これはもう慣れたものだった。
卯月が笑顔を浮かべると、彼もそれに相対するようにちょっと微笑む。そこに秘められた彼の優しい感情を卯月は敏感に感じ取った。
プロジェクトルームはコンクリートが剥き出しになっているため、少しだけ寒いだけに、コンポタージュから伝わる温もりが気持ちの良いものだった。
「ふわぁ、あったかいです」
「それはよかったです」
その後、彼と彼女は他愛も無い世間話で時間を潰した。
最近身近で起きたハプニングだったりニュースだったり色々だ。日常的で変化の無いこの時間。でも、卯月にとってはそれが楽しかった。
二人だけの共通した時間というものは心に多大なる幸福感を感じさせた。その度に、自分はこの人が好きなのだと実感する。
目つきが鋭くて、不器用で、口下手。
だけど、優しくて、頼りになって、ピンチの時には駆け付けてくれる王子様みたいな人。
卯月は彼と話す度に、そう再認識するのである。
暫く、二人で談笑していると、プロデューサーが少しだけ落ち着かない雰囲気を醸し出した。どうしたのだろうと思っていると、彼は口を開く。
「すみません。お手洗いに行ってきてもよろしいでしょうか」
どうやら尿意を催したらしい。別に妨げる必要も無く……逆に都合が良かった。
「大丈夫ですよ」
卯月が笑顔でそう促すと、彼は少し申し訳なさそうに「すみません」と一言言って、退出した。
「……やっと、チャンスが来た」
プロデューサーを見送った後、ポツリと呟いて、卯月は素早く立ち上がった。
そして、プロデューサーのデスクへ近寄りながら、スカートのポケットから黒く小さな機械を取り出す。
卯月が取り出した機械。
……それは、最新式の集音性に優れた、盗聴器だった。
「うふ、うふふ……プロデューサーさん♪」
思わず溢れ出るいやらしい笑みを隠すこともしない。
卯月はこの日のために、色々と準備をしてきた。まずは盗聴器などの小さな電子機器を扱う専門のサイトで、この盗聴器を入手した。リアルタイムで音声を送信する形式のものである。
多少値段は張ったけれど、お小遣いを多く貰い、今までそれを貯金していた彼女にとっては大した問題では無かった。
プロデューサーの私生活を盗み聞きすること……それは酷いことだって分かってる。
でも、卯月は知りたかった。彼がいつどのタイミングで起床して、朝食を食べ、トイレに行き、出社して、仕事をして、昼食を食べて、帰宅して、就寝するのか。
プロデューサーの全部を知りたい。知り尽くしたい。知悉したい。
そんな欲求が、劣情と共に溢れる。今の彼女に罪悪感というものは無く、常識は麻痺していた。
デスクの前へと移動した卯月は、椅子に掛かっているスーツに近づく。彼がいつも同じようなスーツを着回しているのは把握済みだ。手早く、スーツの裾のボタン部分に小型マイクを仕込んだ。
――これで、プロデューサーさんと私は、一緒です。
――愛してますよ……プロデューサーさん。
これで準備は完了した。
卯月はただただ、胸に湧き上がる性衝動を抑えるばかりであった。
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今日はここまで
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いいゾ 〜これ
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いいっすねぇ
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エロ特化の武うづもいいですが、純愛ものの武うづもみてみたいですね
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まるでままゆみたいだぁ
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なんだこれは……たまげたなぁ
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ええスレやこれは…
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ちゃんみお一筋の俺が揺らいじゃうよ、やばいやばい
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家に帰宅した卯月は早速、自分の部屋に戻って受信機にイヤホンをセッティングする。説明書を読みながら、慣れない機械操作に一時間費やし、やっと音が聞こえてきた。
途中で夕食を挟み、再び調整すること約一時間。
『それで……この資料は……』
「や、やったっ」
イヤホンから流れてくるプロデューサーのノイズ混じりの声に、卯月は思わずガッツポーズをした。調節している途中で幾度も、もしかして盗聴器を仕掛けた場所が悪いのではないか。そう心配したのだけれど、どうやら問題は無かったようだ。
ホッと一息を吐きながら、卯月はイヤホンから聞こえてくる彼の声に耳を傾けた。
雑然とした音の中には、彼の声以外にもガタンゴトンという音と駅名のアナウンスを聞き取ることが出来た。どうやら彼は今、同僚の人と一緒に電車に乗っているらしい。
――プロデューサーさんって、同僚の人にも敬語なんだ。
ちょっと砕けた口調のプロデューサーも聞いてみたかった卯月だけれど、それはそれで違和感を感じてしまうかもしれない。
「うん、やっぱりプロデューサーさんは敬語が一番かも……」
卯月は自分の中でそう完結して、ベットに横たわった。もちろんこのまま寝るつもりはない。
彼女は今、淡々とプロデューサーが『ある行動』をするのを待っていたのだ。それは小動物を狙う鷹のように獰猛な欲望だった。
「……早く、プロデューサーさんしてくれないかなぁ」
電車の雑音と彼の声を聞きながら、彼女は湿る下着を意識して呟く。
それから十数分後、『お疲れ様でした』という声が電車の到着音と共に聞こえた。どうやらプロデューサーは同僚の人と別れて下車したようだ。その後、足音と周囲の人々の会話だけが流れる。
「このままだったら、あんまり変化とか無いかなぁ」
でも、その予想は早くも裏切られることになった。どうやら彼の自宅は駅近くにあるようで、数分後には自宅に到着したようだった。
『ふぅ、今日も一日疲れました』
「お疲れ様です。プロデューサーさんっ」
彼の独り言に卯月は返事をする。プロデューサーは前に、一人暮らしであると言っていた。きっと家に帰ってから、彼の努力が労らわれることなど無い。だったら、彼に届かなくても、お疲れ様という言葉を言った方がいいように思われた。
「今日も一日、頑張りましたね、ふふっ」
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靴を脱ぐ音とそれを揃える音。
彼の少しだけ疲労を感じ取ることの出来る足音が数回、そしてスーツの布擦れする音と金属音。スーツをハンガーのようなものに掛けたということは、容易に想像することが出来た。
ということは……プロデューサーはもしかして、今、下着一枚なのではないだろうか。
卯月は想像する。
少し引き締まった彼の肢体。ちょっと割れた腹筋。ちょっと角張った頸(うなじ)。
「うぅぅぅ、はぁ、プロデューサーさん……きっと良い体してるんだろうなぁ」
思わずそんな言葉が漏れ出た。今の彼女の顔は、何とも惚けている。視線は白い天井を仰いでいるけれど、幻視しているのはプロデューサーの裸。それから思い巡らせてしまう彼のペニス。
「はぅぁ……プロデューサーさんの、その、お、おチンチンはどうなってるんだろう」
きっと大きいに違いない。それは女性を魅了してしまう魔性のもので……。
「はぁ、はぁ……プロデューサーさんの、おチンチン……」
熱く甘い吐息が漏れ出し、とうとう我慢出来なくなった卯月は、自分の性器にパジャマ越しに手を当てがった。ズボン越しからでも分かる湿り具合。だが、衣服が汚れることなどに頓着せず、卯月は布越しに擦る。
こうなると、妄想はもう止まらなかった。
卯月は想像する。
自分とプロデューサーが裸で抱き合っている姿を。
熱く交わすキス。唾液を貪り合うようなディープキスと、彼の繊細な手つきでの愛撫。激しく震える自分の体。蒸せ返るような匂いの彼のペニス。先端から溢れるスペルマを舌先で舐め取り……
「プロデューサーさんっ、プロデューサーさんっ」
加速する妄想に対し、刺激が物足りなくなった卯月は、プロデューサーが再び衣服を着ている音を聞きながら、彼女は逆にズボンを脱ぎ捨てた。そして、壁に凭れ掛かり、ショーツ越しにヴァギナ刺激し続ける。
「あぁ、私のこの、いやらしいおマンコに……プロデューサーさんのおチンチンが入って……あぁっ」
自分の口から淫らな言葉が次々に溢れでる。数週間前まではあり得なかった行為。だが、それが強い背徳感を感じさせ、気分を昂らせた。
そして、強い興奮の末に卯月は腰を浮かせ絶頂した。快感が理性を突き崩し、頭の中が気持ちよさで一杯になる。ショーツは水に濡らしたかのようになった。
けれど、卯月は再び指を動かし始める。今度はショーツをずらし、クリトリスを摘み、弄る。もう片方の腕では、上着の上からは乳輪に沿うように、指をなぞらせた。
背筋にゾクゾクと走る刺激に、思わず腰を浮かしてしまう。
『……今日は、これにしましょうか』
だが、その一言で卯月は、あれ程夢中に行っていた一連の動作を止めた。それは直感だったと思う。
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イヤホンから流れ出す様々な音。
恐らく、何かを手に取ったのだろう。テレビのニュースの音が流れ出した。だが、それもすぐに無音に切り替わる。何かをスイッチを押すと、機械の駆動音が聞こえた。
パカッと妙に軽快な音と、薄い金属を置いたかのような音。
再び同じ音が繰り返され、再び無音に戻った。
そして、再び聞こえたのは、女性の嬌声だった。
――ぷ、プロデューサーさんが、エッチなビデオ、見てるんだっ!!
その事実にすぐに気が付いた卯月は、その事実に対する感想なんかよりも先に
イヤホンから聞こえてくる音に集中した。別にアダルトビデオの音声を聞きたいわけでも、彼の趣味を知りたいわけでも無い。
――卯月が聞きたいのは。
指でイヤホンを抑え付ける。目的の音は、女性の嬌声と肉を打ち付ける音と共に、聞こえてきた。
『……はぁ……はぁ……』
それはプロデューサーの今まで聞いたことのない色っぽい吐息と、何かを摩る音。
――プロデューサーが、オナニーをしている、音。
顔を真っ赤にさせる卯月。プロデューサーが一生懸命に自分の聳り立つペニスを扱く姿を想像した。すると、弄ってもいないのに、性器からは愛液が溢れ出し、下半身が燃え盛る。
卯月はショーツも脱ぎ捨てた。
ただそのままオナニーを始めはしなかった。それでは刺激が少なすぎる。味気無さすぎる。もっと……もっと強い刺激が欲しい。
彼女は勉強机まで移動し、引き出しからピンクローターを取り出す。
オナニーに嵌って数日で購入した代物であったが、少し卯月には刺激が強過ぎたが故に、購入以来使っていなかったのだ。
けれど、今使うべき時。卯月はローターのスイッチを入れる。小刻みに震え出すそれを見て、生唾を飲み込んだ。恐る恐ると言った様子でそれを自分のヴァギナへと近付けさせる。今の彼女の顔は、半分は恐怖に染まっているが、また半分は喜色に塗れている。そして触れさせた。
瞬間、腰が抜けそうな程の快楽が波と化し、卯月に襲い掛かってくる。
――だが、それを我慢し、当てがうだけではなく更に自らの肉壺にローターを呑み込ませた。
「ふぁあっ」
思わず、プロデューサーが見ているビデオと似たような嬌声を、卯月は出しまう。
「わ、私のおマンコに、ローターが入って……こ、これ、凄いぃぃい」
強烈な刺激が頭の中をぐるぐると回り、それは愛液という形で排出された。ヴァギナから、まるで尿のように蜜が溢れて来る。意図せずに卯月は腰が抜け、地面へ丸く綺麗な尻を突き出す形でへたり込んでしまった。
でも、足りない。
プロデューサーさんと一緒に……イきたい。
彼はまだ、自らの肉棒を扱き、吐息を吐いている。自分も彼と一緒に絶頂を感じたい。そんな欲求が顔を出す。
「プロデューサーさんと一緒に……」
気がつくと、卯月はみっともない格好のまま、自らの秘部へと手を伸ばしていた。ローターはまだ震えていて自分の中で快楽を吐き続けている。
――もっと、もっと、もっと、一杯、気持ち良く、なりたい。
卯月は小さく勃起したクリトリスを摘み、それを扱く。それはプロデューサーが今、行っていることの擬似的な真似であった。
遠くでオナニーをするプロデューサーと、それを真似る自分。そのシュチュエーションは卯月を酷く興奮させ、クリトリスの扱きも早くなる。
「あぁ、イクっ、んぁあ、ダメっ、おマンコ気持ち良いっ、あぁっ♡」
『――んっ』
卯月はプロデューサーと同時に絶頂した。体を強く硬直させ、背中を曲げる。同時にヴァギナからは、まるで水鉄砲のように愛液が噴き出した。ピンクローターがぷつっという音と共に、ゆっくりとヴァギナから糸を引いて地面に落ちる。
体が小刻みに震え、口から流れ出す唾液や涙を気にする余裕なんてものも、当然無い。
「はぁ、あぁ、これ、凄い」
イヤホンの向こうからは、ティッシュを取り出す音が聞こえる。
けれど、卯月は暫しの間、強烈な快感に意識を朦朧とさせた。
ただ、薄れている意識でも、自らの中で肥大化していく欲望に、気がついてしまった。
それは、支配欲。
プロデューサーと、セックスしたい。
そんな欲望だった。
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今日はここまで
家に帰ってきたら安価取ります
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今日も乙倉くん
こういうUDKも悪くないかな(上から目線)、でも武内Pはオナニーなんかしない!
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最後は武内Pと卯月の幸せセックスになるって信じてるで
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>>102
職場に凄く可愛い子が一杯……性欲さえ感じさせない立ち振る舞いから、アイドルに劣情を抱かないためにオナニーをしているのではないかと考えました
こういうレスは控えさせて頂こうと思いましたが、『武内Pがオナニーをするか否か』について、意見の衝突が発生する可能性があるので、書かせて頂きます
失礼しました
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帰ってきました
安価です
1→昏睡Sレイプ!眠り薬で武内Pを眠らSEX!
2→プロジェクトルームでの自愛を武内Pに見られる、何やかんやあってSEX!
3→しきにゃんから貰った媚薬を武内Pに盛って、SEX!
>>108
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次回→『プロジェクトルームでの自愛を武内Pに見られ、何やかんやあってSEX』です
自愛が関係無いとか言わないでください
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武内Pには女性に恥はかかせない程度の甲斐性は持っていてほしいから、SEXさせるのもありな気がしてきた
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ご自愛姉貴兄貴のSSだいすき
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【それは禁断の果実】 〜プロローグ〜
卯月はその日、シンデレラプロジェクトの皆んなが出払っていることを確認し、レッスン終わりスキップをしながらプロジェクトルームへと向かう。以前は、皆んながいないことに一抹の寂しさを感じていた。
誰もいないプロジェクトルーム。文字が詰め込まれているスケジュール。何処か寒々しいコンクリートの壁。皆んなの活躍を彷彿とさせるポスターの数々。それを見る度に、少しだけ心を寂しいという感情が頭の中に過ったものである。
だが、今は違う。
皆んながいないプロジェクトルーム。それは卯月が快感を感じる絶好の舞台へと変貌を遂げていたのだ。ゆえに、卯月は皆がいないことを好む。
勿論、それは褒められたことではない。
そのことは重々承知していた。
けれど、プロジェクトルームで行う人目を厭わない自慰は、卯月に多大なる幸福感を与えてくれるのだ。裏切るような背徳感が、自分一人だけの優越感が、オナニーという行為そのものに感じる享楽が、卯月を性欲の虜に陥れる。
それに今は、その変態行動を加速させるものまで手に入れてしまった。
それは卯月の制服の内ポケットにあるウォークマン……その中に入っている音声ファイルだ。ファイルの数は約50個。そのどれもがプロデューサーの声であり、それをイヤホンで聞きながらオナニーをすると、とても気持ち良い。
自分のいやらしくて下品な場所を弄り回している状況で、彼が耳元で卯月の名前を囁く。それはとても甘美なものであった。
けれど、そんなオナニーが大好きになってしまった卯月でも、その行為に対して恐怖心も持っている。
オナニーをすればする程、自分は変態になっていく。
自分はどんどん変態になっていく。
プロデューサーさんが大好きな変態になっていく。
プロデューサーさんはオナニーが大好きな私を見たら……どう思うんだろう。
そう、性欲の獣と化した自分を見たプロデューサーは、どんな反応をするか。それが怖いのだ。
彼はきっと自分を軽蔑するかもしれない。蔑み虐げるかもしれない。いや、彼はそんなことはしない。でも、絶対に距離は置くんだと思った。埋めることの出来ない溝が、出来てしまう。
けれど、人間は弱い生き物だ。いけないと自制をかけようとするほど、欲求も昂ぶる。
目前の快楽に打ち勝つことなんて到底出来ない。卯月もその一人だった。目の前にある人を堕落させる果実を人は齧る。
卯月も今日、何時ものように禁断の果実を貪る。
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やりますねえ!(称賛)
卯月ちゃんがこんなどスケベだったとは思わなかったゾ〜
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夜に続き書きます
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午後7時、プロデューサーは丁寧に頭を下げてスタッフに別れの挨拶をし、某収録スタジオから出た。
「……どうしましょうか」
春から新たに始まる番組のレギュラーに、シンデレラプロジェクトのメンバーを起用したいとの打診があった。故に、今日はその番組ディレクターとの会議があったのだけれども、先方がどうしても外せない急用ができてしまい、会議はまた後日ということになってしまったのだ。
今日の用事はこれで最後。
雑事や書類の整理なども、早朝に出勤しある程度は片付けてしまい、会社に戻っても新たな企画の考案以外にやることは無い。
そこまで考えを巡らして、ふと彼は卯月のことを頭に浮かべる。彼女の表情と笑顔を。
彼女はここ最近、プロジェクトメンバーや彼自身のスケジュールを良く聞いてくる。何故、自分たちのスケジュールの把握が必要なのかを尋ねてみれば、どうやら誰もいない時に一人で掃除をしているらしいということだった。
『だって、お部屋は綺麗な方が気持ち良いじゃないですか。プロデューサーさんのデスクも掃除しておきますね。うふふ』
その時、彼は目の前の少女は何と健気なことか、という思いを抱かずにはいられなかった。
今は皆んなが頑張っている。多くの番組撮影やロケ、それにハードなレッスンはここ最近増えてきたものだった。新たなユニット、ジャンルの開拓のためには、多くの技術や経験が必要だ。だからこそ、必然的にレッスンも厳しくなってしまう。
そして卯月とてそれは例外ではない。それなのに、彼女は疲弊した体を引き摺ってまで、部屋の掃除をしてくれているのだ。それを健気とは言わずになんというのだろう。
プロデューサーはやるべきことを決めた。
今日はいち早く会社に戻り、卯月の掃除の手伝いをしてあげよう。
彼は歩みを速める。
――島村さん、私も手伝います。
心の中で、聞こえるはずもない彼女にそう語り掛けた。
太陽は沈み、夜の帳が降りる。
多くの人々が帰路に着くなか、彼もそれに混じる。彼の靴音は、いつもよりも力強いものとなっていた。
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「あっっ、ダメダメっ。イクっ♡」
卯月はプロデューサーの椅子で絶頂をした。
快感に身を震わせ、悦に浸る。性器からは噴水のように愛液が噴き出し、それがルームの床を汚すのを、卯月はうっとりとした視線で見続けていた。
「はぁ……はぁ」
露出させた胸を上下させながら、ただただ余韻に浸る。性器から溢れる愛液はプロデューサーの椅子を汚す。彼女はその様子を見て、堪らなく興奮した。
まだまだ快感が足りない。もっと一杯オナニーをしたい。プロデューサーの領域を侵したい。
そんな思いが交錯し、卯月は再び指を性器のへとあてがう。膣に指を沈め、そのまま泡が立つほどに激しくストロークをさせた。
快感と背徳感が混ざり合う。心臓の鼓動が脈打つ。気持ち良くて足が震える。そんな酷く朦朧とした意識の中で、僅かに残った理性が、ここに来て何回オナニーをしたのだろうと考える。
最初は、プロデューサーの勘違いが原因だった。プロデューサーの前で暴露してしまった自分の性事情。後になって、彼は卯月が言っていたことを全く理解していないことが判明して愕然としたが、それでもあの夜体験した快感を卯月は忘れることが出来なかった。
そして、あの日からだ。卯月が自慰に快感を求め出したのだ。
――変態的な欲求が芽を出したのは。
卯月はスカートのチャックを下ろし、スカートを脱ぐ。そのままショーツも脱ぎ捨てた。はらりと落ちる二つの衣服。だが、卯月はそれに目線もくれないまま、今度は椅子の肘掛に跨った。
「プロデューサーさん……自分が手を置いてる場所に……私がおマンコを擦り付けてるなんて、思わないだろうなぁ」
吐息掛かった言葉でそう呟きながら、卯月は性器を擦り付ける。最初は遠慮がちに小さくゆっくりとした腰使いだったが、時間が経つにつれて胸の中から湧き上がってくるものを感じ、段々と速くなっていく。
ざらざらとした肌触りが程良い刺激となり、快感が倍増していく。
喘ぎ声を上げ、背凭れに卯月は抱き着いた。
そして、普段彼が寄り掛かっているであろう部位に鼻を埋め、胸一杯に息を吸い込む。すると、無機物特有の臭いとはまた別の、何処か酸っぱい臭いを嗅ぎ分けた。
――プロデューサーさんの、汗の臭いっ。
「プロデューサーさんプロデューサーさんプロデューサーさ……」
背凭れに激しく顔を擦り付けて、くぐもった声で囁き続ける。体の中が、肺の中が、そして血液の中がプロデューサーで侵されていく感覚を確かに感じた。
彼が自分の中にいる、彼が自分の体を駆け巡っている。
そう思えば思う程、性器が熱を帯びてくる。吐息が荒くなる。彼に対する想いが荒ぶる。
そして、快感の渦が身体中を駆け巡る中、卯月は背凭れから顔を引き剥がし、大声で吠えるように言った。
「プロデューサーさんっ、大好き!!」
声を上げた瞬間に、彼女の性器から潮が噴き出した。それはプロデューサーの椅子を徹底的に汚す。肘置きは勿論のこと、背もたれも彼が普段接触している場所全部に……。
きっと彼の汗の臭いは、自分のぬめりとした愛液で塗り潰された。綺麗とはお世辞にも言い切れない体液で、塗り潰したのだ。
「はぁ、はぁ、はぁ……ふふっ。プロデューサーさんはこのことを、知らない……んふふ………あゥ」
謎の達成感が合った。
彼の所有物を自分色で染め上げる。
そのことが快感にも似た感覚を与えてくれる。
だが、その快感は直ぐに別の感情に摩り替わった。
――物音が、した。
「し、島村……さん?」
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プロデューサーは自分が見ている景色を現実であると認識することが出来なかった。それはいつもの風景だったはずだ。彼は今、スケジュールよりも早く本社へ戻ったことを激しく後悔していた。
目の前には、獣のような喘ぎ声を上げて、自分の椅子の肘置きに、急き立てられるかのように腰を擦り付けている少女。
ただ、信じられない。
彼の椅子で自慰に浸っている少女。
それは、卯月だったのだから。
数分前、彼は本社ビルに戻った。
彼は卯月が楽しそうに掃除をしている姿を想像してみた。割烹着とかそういうのはきっと彼女は似合うだろう。卯月の家庭的な姿を容易に思い浮かばせることが出来たプロデューサーはふと笑う。きっと彼女は成人すれば、素敵な女性になるだろう。
しかし、もうこの時間だ。
もしかしたら卯月は掃除を終えてしまっているかもしれない。そうであれば、後日ちゃんと礼を言わせてもらおう。お土産も持っていくといいかもしれない。彼女はスイーツなどを好むのか。好むとしたらどんなスイーツが好みなのだろうか。
そんな思考が彼の頭の中でぐるぐると回る。
地下へ階段で降り、彼はプロジェクトルームの前に付いた。少しだけ居住まいを整えるように、スーツの襟を正し、一息で扉を開けた。
だが、扉を開けて聞こえたのは、箒で地面を掃く音でもなく、掃除機の駆動している音でもない。
――部屋の中では、嬌声が木霊していた。
彼はそれに混乱した。
声は彼が仕事をするパーティションの向こう側から聞こえてくる。それを確認するか否か、彼は迷った。しかし、思考の末に、彼は誰がこの声を上げているのかを確認すべきだと思った。
そして、冒頭の場面へと戻る。
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彼は呆然とした意識の中で、激しく自慰をする卯月を見る。口から涎を垂らし、涙を流し、それでいて口元には笑みが浮かんでいた。その笑顔は、プロデューサーの知っているものではなかった。
けれど、今の卯月の浮かべている淫らで艶やかで、何より無邪気さを内含している笑顔は、プロデューサーの目を否応無しに惹きつける。
卯月はプロデューサーがいることに気が付かず、見ていることも知らずに、ただただ激しく自慰を続ける。
淫らな言葉を口にしながら、性器を肘置きに擦り付ける。彼はその様子から目を離すことが出来ない。
性器はぴったりと綺麗に閉じていたが、それでも途中で綺麗なピンク色の肉壁が垣間見え、可愛らしいアナルがひくひくと動いているのが目に見えて分かった。
膣からは愛液がこれでもかと思う程に溢れ出て、それが自分の椅子に溢れ、黒い染みを残そうとする。
そして、彼女は椅子の背凭れに顔を埋め、臭いを吸う。
「プロデューサーさんプロデューサーさんプロデューサーさ……」
卯月はプロデューサーの名を何度も言葉に出しながら、腰のストロークを速める。ぐちゅぐちゅという扇情的な音が空調の音と混ざり合う。肘置きから滴る愛液が、ぴちゃぴちゃと水溜りを作る。
そして、強く腰を動かし、背中を逸らした。
露出した張りのある白い乳房が上下に揺れ、桃色の乳頭が見えた。
「プロデューサーさんっ、大好き!!」
そう叫ぶと同時に、卯月の性器からは大量の愛液が噴き出す。産まれたての子馬の如く快感に震える卯月。そんな彼女から噴き出す、いやらしく生臭い液体のそれは彼の椅子を汚し、プロデューサーの足元近くまで飛んだ。
プロデューサーはただただ目の前の光景に呆然と立ち尽くした。
愛液だらけの椅子。飛沫した体液。乳頭が立った白く綺麗な乳房。艶かしく光、震えている性器とアナル。
耳には先ほどの卯月の言葉が反響する。ただ、意味を理解することは出来ない。
一度に大量の情報が与えられたせいで、処理しきれていないのだ。
だから、呆然とすることしか出来ない。
「し、島村さん……?」
故に、呆然と呟いた。
彼女は少しの間、返事もせずに体を硬直させる。
そして、まるでぎこちないロボットのように、首をこちらに向けた。
「ぷ、プロデューサー……さん?」
卯月はプロデューサーの顔を見る。プロデューサーも卯月の顔を見る。
暫しの間、無言が続いた。とても重い沈黙であり、体感時間がわからなくなっていく。それは一秒だったか、十秒だったから、一分だったかよくわからない。それ以上だったかもしれない、一瞬だったかもしれない。
「す……す、すみま……せん」
だが、その沈黙は卯月がブツ切れの言葉を吐き出すことによって破られた。彼女はその場にへたり込み、手を顔で覆い隠す。よく見てみると、卯月の背中は小刻みに震えていた。
……泣いているのだと気がつくのにそう時間は掛からない。
プロデューサーは彼女に近付き、羽織っていたコートを彼女の方に掛ける。地面に飛沫した愛液が、裾に付くが、そんなことには構いもしなかった。
「島村さん……一旦、落ち着きましょう」
プロデューサーは卯月の肩に手を置いて、優しく語り掛ける。彼女が受けたショックは大きい。
今は、ただ、泣かせてあげることが一番だ。
そう思ったプロデューサーは、泣いている卯月の背中をただ撫で続ける。
それしか、今の彼にすることは出来なかった。
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今日はここまで
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武内Pはこんな状況でも紳士ですね・・・
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息子が喜んでいる、訴訟
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慰めックス不可避
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武内P、有能
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おう続きあくしろよ(懇願)
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こんな状況で反射的に拒絶しない武内Pは人間の鑑
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今、帰ってきました夜続き書きます
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絶望を感じたのは、人生で初めてでは無いだろうか。卯月はそう思う。自分が激しく乱れているところを想い人に見られてしまった。自慰に耽っている姿も、自分の恥ずかしい部分も、それに加えて、想いを口に出して叫んでいる姿を。
目を合わせることは出来なかった。
先ほど、随分と泣いたおかげで気持ちが落ち着いてきているのだけれども、故に自分が犯した行為。それに連なる羞恥心が湧き出し、彼の顔も直視することが出来ない。
「……島村さん。落ち着きましたか?」
彼は優しく卯月に語り掛ける。ゆっくりと頷くと、彼は安堵の息を漏らした。そんな様子の彼を見て、自分はプロデューサーに心配を掛けてしまっているのだと自覚してしまう。
「す……すみませ……せん」
卯月は声を出すことすら億劫になった。彼は自分のことを気持ち悪がっているに違いない。もしかしたら、顔を上げてしまえば、彼が自分のことを汚物でも見るような視線を注いでいるのでは無いか。そう考えると、死にたくなってくる。
しかし、謝罪しないわけにもいかない。あんな行為をした後であるから、余計にである。
プロデューサーさんの椅子を、その、……汚しちゃいました、し」
自分の愛液でビチャビチャになった椅子が頭の中に過ぎり、コートの裾を強く握った。
「き、気持ち悪いですよね……私」
思わず溢れ出る言葉。後悔と悔恨が混ざり合った心情が、口から溢れ出ようとするが、それを表すものは無い。だから、辿々しい口調で小さく呟く。
「プロデューサーさんの椅子で、その、あんなことをして……。その……見ちゃいました? あの、私の、恥ずかしい部分とか、その口に出してた言葉、とか」
「……すみません」
プロデューサーは嘘を吐くこともしないで、はっきりと間を空けてそう言った。彼は根が正直であるが故に、嘘を言うこともしない。
卯月は顔を赤くすることしか出来なかった。
――私のおマンコとかお尻の穴とかおっぱいとか……見られちゃったんだ。
ただ、恥ずかしい。妄想の中ではいつも彼に裸を見せつけ、性行為を行っていたのにも関わらず、現実でこうなると羞恥しか湧かない。それに加えて、プロデューサーに対して放ったとても恥ずかしい言葉も聞いていたに違いない。
卯月は思わず、再び涙が出そうになったけれど、堪えた。これ以上彼に迷惑を掛けるのはいけない。幾らプロデューサーが自分に対して気持ち悪いなんていう感情を抱いたとしても、彼に迷惑を掛けるなんてことはとんでもない。
下唇を噛み締め、涙を我慢する。でも、我慢すればする程、涙腺が刺激されたかのように涙が出てこようとする。体が震えた。
恐い。
プロデューサーさんに嫌われた。
嫌だ。
プロデューサーさんに気持ち悪がられた。
噛み締めた下唇からは、血が滴る。瞳に溜まった涙が、目の端から溢れ落ちようとする。
――けれど。
背中に手が触れた。温かくて、大きくて、無骨な手が触れたのだ。
思わず、卯月は顔を上げた。
そこには、プロデューサーが優しげな表情で、彼女の顔を覗き込んでいた。反射的に卯月も彼の瞳を見た。
「島村さん、私は、あなたのことを気持ち悪い……などとは思ってはいません」
「なんで、あんな、気持ち悪いことをしたんですよ? 私は」
「……確かに驚きはしました」
しかし、と彼は続ける。卯月の背中を撫でながら、いつか見せてくれた微笑みを彼女へ向けて。
「ですが、同時に光栄だと、思ったのも事実です」
「……え? こ、光栄に、ですか?」
――ダメです、そんなことを言わないでください。
「はい。島村さんは、素敵な女性です。……そんなあなたが、私のことを好んでくれる、それは光栄と言っても良いと思うのです」
「……でも、私、そのしてたんですよ。お、オナニー、を。気持ち悪いことを、してたんですよ?」
――私のことを、否定して下さい。
――じゃないと、私は……。
-
「確かに、あの行為はあまり褒められたものではありません。……しかし、その、なんと言うのでしょうか。前向きに捉えるのであれば、あのようなことをするほど、自分に対する好意を持って頂いたということです。……そのことを、私は」
光栄に思います、と彼は恥ずかしがるようにそう締め括った。彼が嘘は吐かないことは、痛いほど知っている。加えて、鋭い双眸は一切の曇りも無く、本当に彼がそう思っているのだと信じさせてくれた。
だから、卯月は尚更駄目だった。
あんなに恥ずかしいと思っていたはずの性衝動が湧き上がり始める。寒かったはずの体が、コートの防寒による暖かさではない熱が体を犯す。
いつか抑えていた欲望が頭を擡げる。
駄目なのに、彼はただただ純粋な好意によって今の言葉を口にしてくれていただけなのに――。
「しかし、私はプロデューサーであり、あなたはアイドルです。……あなたの好意は受け入れるわけには……島村さん、どうしたのでしょうか?」
プロデューサーは言葉を止め、ただじっと押し黙っている卯月を不思議そうに見た。卯月は顔を上げる。自分がどんな顔をしているかなんて理解もしないまま顔を上げる。
「プロデューサーさん、そんな、女の子が勘違いしそうな言葉を言っちゃ、駄目ですよ」
卯月は立ち上がる。ゆっくりと確かに。プロデューサーはその姿を呆然と眺めていた。だが、彼は理解していないのだろうと卯月は思う。
――プロデューサーさんは、私のことを良い子だと思ってる。
――でも、そうじゃ無い。
「プロデューサーさん、私、駄目なんです……」
「……何が、でしょうか?」
「プロデューサーが、そんな言葉を言うから」
瞬間、卯月はプロデューサーのネクタイを掴み、そして手繰り寄せた。
彼の顔が近付く。卯月も顔を近づける。
そして、彼の唇を強引に奪った。
咄嗟にプロデューサーは卯月のことを突き放そうとする。しかし、卯月は彼の頭に抱き着くような形で腕を固定させ、離れないようにしながらも、強引に彼の口内に舌を入れる。
彼の全てを味わいたい。舌を、歯を、歯肉を、唾液を、全てを味わいたい。
体が熱くなる。彼の唾液が自分の唾液と交わる。舌と舌が絡み合った。そのまま卯月はまるで果実を貪るかのように彼の口に吸い付き、絶頂した。
それから数十秒間、彼女はキスをし続け、自分の唇を離した。
「……はぁ……はぁ、プロデューサー、さん。どうしたか?」
「な、何をやって――」
突然のことについて行けないプロデューサーはただただ目を見開いて卯月のことを見る。そこには、恐怖という感情もあったのかもしれない。だが、それが卯月の嗜虐心を刺激する。
もっと困らせたい。
プロデューサーの全ての意識を、どんな感情を以ってしてでもいいから、自分に向けさせたい。
「何って……うふふ。ディープキスに決まってるじゃないですか」
そう言って、卯月は怪しげに笑う。プロデューサーは説得をしようとしたのだろう。口を開き……言葉を遮るように彼の唇と自分の唇を重ね、また離した。
「こんなこと……間違っています。止めてください……」
荒い息を吐き、胸を上下しながらプロデューサーは言った。声が震えている。
……けれど、卯月はそれが堪らない。
「うふふ、じゃあ、一旦止めてあげます」
卯月は彼の言葉に従う形で、拘束からゆっくりと解放する。すると、プロデューサーは地面へとへたり込んでしまった。
「ねぇ、プロデューサーさん。私がなんでこんなことをすると思いますか?」
そう言いながら、彼女は前を閉めていたコートのボタンを一つずつ丁寧に外す。段々と露わになっていく卯月の素肌。白い乳房、綺麗な性器がプロデューサーの前で露わになり、そして卯月はコートを脱ぎ捨てた。
彼はそれをただただ見る。
――プロデューサーさんが、私の、私の大事なところを……全部っ♡
-
「プロデューサーさん、見てください……はぁ……ぁぁ」
そして、卯月は彼の体に跨って、吐息がかかる距離まで、性器を彼の頭へと近付けた。鼻息がクリトリスに吹きかかり、性器が自然と愛液を吐き出し、それが彼の白いシャツへと垂れた。
彼はただただ呆然と見ている。自分の性器を、注視している。
「見てください、プロデューサーさん。私のおマンコこんなに濡れちゃってるんですよ」
思わず浮かぶ淫らな笑みを隠さずにそんな言葉を呟き、卯月は自分の性器を指で開いた。ネチャぁという音が聞こえ、愛液を垂れ流す膣穴と、普段は自分でも目にすることはない尿道口をプロデューサーの目の前にさらした。
彼は今、自分の恥ずかしい部分を余すところなく見ている。
自分の奥の奥まで、見ている。
「や、止めてください、島村、さん」
荒い息を立て、彼はそう抗議する。だが、プロデューサーは一向に自分から目を離そうとしない。
彼も、男だ。
「じゃあ、プロデューサーさんが押し除けたらどうなんですか」
「そ、それは……」
「うふふふ、分かってます。プロデューサーさん。私は、分かちゃってるんです。プロデューサーさんは、私たちにエッチな視線を送りたくないから、家でずーっとおチンチンをシコシコしてたんですよね」
盗聴器で彼の私生活をずっと監視していた彼女は、彼の性生活についても知っていた。彼は自分がプロデュースしているアイドルに性的な視線を寄越さないために、家で何回も自慰をし、性欲を発散させていたのだ。
「プロデューサーさんも男の人ですから、仕方ないです。うふふ、私のおマンコに見惚れちゃっても、仕方がないんです」
「……」
彼は言い返すことをしない。今の卯月に幾ら言葉を掛けても無駄だと思っているのか、それとも卯月の言葉に無言の肯定を示しているのか、それは分からない。
だが、今大事なのは、プロデューサーが卯月の全てを目を離すこともせずに見ているという事実だけだった。
「じゃあ、そんなプロデューサーさんに、オナニーのオカズをプレゼントしちゃいます」
卯月はそういうと徐ろに自慰を始めた。自らの膣穴に指を出し入れする。そのたびにグチュグチュという卑猥な音が響き、そして愛液がプロデューサー自身を汚す。垂れた愛液がシャツを汚していく。
「プロデューサーさんっ……んんっ、うふふ……どうでしょうか? あぁ……私のオナニーは、プロデューサーさんの……んん、オカズになり、ますか……ぁああっ」
そして、今までに感じたことの無いほどの快感が腰を砕けさせた。性器からは潮が噴き出し、彼の首元に掛かった。
「凄い……凄いです、プロデューサーさんに見られているだけで、こんなに凄いなんて…ほんとうにぃ、すごい」
足に力が入れずに、卯月は彼の胸板に飛び込むような形で倒れ込む。そのまま彼女は、もう混乱した意識の中で、それでも彼の首筋を舐める。自分の愛液をぴちゃぴちゃと舐める。
「し、島村さん、このような行為をあなたとするわけには」
しかし、彼にもまだ理性というものがあるようだ。ズボンの股間は三角のテントを張っているというのにである。卯月はプロデューサーの性器と顔を交互に見合わせて、妖艶に微笑む。
「プロデューサーさんの体は、正直ですよ」
「うぁあ……」
卯月はズボンの張った部分を摩る。すると、プロデューサーが低くくぐもった小さな喘ぎ声を出した。それが可愛くて、先ほどよりも強く擦るとテントが震えた。彼の顔が紅潮するに比例して、吐息も荒くなっていく。
「お願いです、もう、こんなことを、止めてください」
プロデューサーは懇願する。顔を見てみると、彼はもう泣きそうに瞳を潤わせていた。きっとその涙は、自分に対するものではないのだろうと思った。それは彼自身の快楽に逆らえない情け無さから出ている涙なのだろう。
可哀想だとは思った。
だが、卯月は止めるつもりは毛頭なかった。
彼女はズボンのベルトを外し、ズボンと下着を一緒にずり下げた。プロデューサーは抵抗しなかった。
-
そして、プロデューサーの熱り勃ったペニスが全貌を現した。赤く艶やかな亀頭、脈打つ陰茎、先走る精液。
卯月は思わず見入った。
あれほどまでに憧れた人の、憧れた性器が目の前にある。下半身が熱く、治まることを知らない性衝動が、無意識に右手を股間へと向かわせ、激しい自慰を始めた。気持ち良い。
今までよりも、物凄く気持ち良い。
「プロデューサーさんのおチンチンが、目の前に……っ」
卯月の中に、もう羞恥心は無かった。あるのは快楽を求める心だけ。彼女は涎をだらし無く垂らしながら、乳頭を弄くり回し、理性なき目でペニスへ顔を近づける。
「そんなに、見ないでくださいっ」
プロデューサーは恥ずかしげにそう呟くが、その言葉は既に卯月の意識には届いていない。顔を近付け、細部まで観察してみる。細やかな血管が浮かび上がって、所々黒ずんでいる。
グロテスクだが、同時に強く惹きつけられるものがあり……思わず反射的に卯月はペニスへ舌を這わせた。
「……し、島村、さん……うぅぁ」
苦しそうに呻くプロデューサー。構わず、まるで犬のように荒げた息で、只管にペニスを舐め回す。この肉棒が美味しいわけではない。不潔で、臭くて、不味い。
でも、それが良かった。
プロデューサーの汚い部分を自分が舐めている。背徳感が背中を擽ぐり、罪悪感が快感を促す。膣の中に出し入れする指を速さが段々と速くなっていき、白い泡がたつ。
ここまででもう十数回も絶頂へと導かれた卯月だったけれど、まだ足りない。
――もっと、もっといっぱい、きもちいいのがほしい。
ペニス全体に舌を這わせた後、卯月は尿道の入り口付近を入念に舐め回す。
「……れろ…ぷちゅ……はぁ。ぷろふゅーはーしゃん、きもちいーへふはぁ」
「止めてください……島村さんっ。駄目です、お願いです、もう……あぁ」
「ひっはいほぅおうでひゅか……うふふ。いいですよ。いっぱい、いーっぱい私に出して下さいね」
卯月は何とも卑猥で、下品で、そして魅力的な笑顔を彼に向け、そして大きく口を開いた。そのまま彼の大きなペニスを卯月は咥える。そして、激しく音を立てながら口で彼のペニスを上下に扱いた。
今、自分は物凄く下品な顔をしている。そう意識すると、激しい興奮を覚え、扱く激しさも増していく。
「あぁぁああ、駄目ですっ、もう、いっ――」
彼が大きく喘ぐと同時に、瞬間、口の中には大量の苦く粘着質でペニスなんかよりも何倍も生臭い液体が放出された。精液だ。子どもの元素が、自分の口の中に放出されたのである。
頭が弾け飛びそうだった。生臭い臭いに意識の全てが犯される。嗅覚や味覚が蹂躙され、それが快感となりオーガズムへと達する。快感が、脳の中枢を犯す。
暫く、長い時間射精していた。口の中に大量のそれが溜まる。そして、最後の最後まで出し切って、卯月はやっとペニスを口から離した。
そして、手で形作った受け皿に、口の中に溜めていた精液を垂れ流す。
「うぇー、ケホッ、うへへー。プロデューサーさん、こんな一杯出したんですよ」
手の平一杯に溜まった精液。
「プロデューサーさん、えへへ、気持ち良かったですか?」
「……何故?」
プロデューサーは泣いていた。静かに、目の端から涙を零していた。
しかし、プロデューサーのペニスはあれほどまで大量の精液を出したというのに、まだ大きく勃起していた。それはまるで、この先を待ち侘びているようにも思えて、仕方がない。
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一旦区切り
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逆レイプときたか
予想とは違いましたが興奮しますね
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僕は「責任を取ってください」って展開だと思ったんですけど、逆レイプもなかなかいいですね
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エロい卯月もいいし涙流してる武内Pもいいですね(興奮)
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卯月はペニスをゆっくりと、扱きながら、彼の耳元で質問の答えを囁く。
「知ってましたか? 私、プロデューサーと話す時、いっつもおマンコを濡らしていたんですよ。プロデューサーの声を聞いて、プロデューサーの姿を見て、いっつも子宮がキュンキュンして堪らなかったんです」
そして、左手に溜めた精液を、プロデューサーの目の前に翳す。
「そして、私の子宮をキュンキュンさせてた、赤ちゃんの素が、ここにあります」
大量の精液を、プロデューサーは力無く見る。
卯月は再び、そんな彼の耳元で呟く。
「見ていて下さいね」
そう言うと、卯月はあろうことかその精液を、自分の髪の毛に塗りたくり始めたのだ。気力を失っていたプロデューサーも、この行為にはさすがに驚愕を示した。
それを横目で見て笑みを浮かべながら、卯月は丁寧に自分の髪に精液を塗りこんでいく。まるでトリートメントで髪のケアをするかのように、ゆっくりと丁寧に。
髪の毛がプロデューサーの精液に犯される。髪の毛がベタベタになって精液臭くなっていく。生臭さが鼻についた。
でも、卯月はとても幸せだった。
先ほどからずっと身を震わせるほど、気持ち良い。
「プロデューサーさんの精液が、私の髪にこんなに一杯ですよ。えへへ……んん……んはぁ」
そして、精液が付着した手で、性器を愛撫する。噴き出す愛液、膣壁に入念に精液を塗りつける。今日は安全日ではあるが、妊娠してしまいそうだと、卯月は笑顔を浮かべながら思った。
「プロデューサーさんの……精液が、うふふ、私の、おマンコに入っちゃってます」
再び、卯月はプロデューサーの顔へ自分の性器を突き出した。たらたらと流れる液体。そして、そこに混じるプロデューサーの精液。とても官能的な光景に、性衝動が湧き出て自慰を始めようとした瞬間だった――。
「――ひゃぁ!?」
-
プロデューサーが、卯月の性器へしゃぶりついたのだ。そのまま性器に舌を這わせる。自らの肉壺の中に蠢めく舌。ものの数秒で快感が鬩ぎ寄ってきて――。
プロデューサーの口の中で潮を噴く。それを彼は、なんと口の中に含み、それを飲んだ。ごくごくと喉を鳴らしながら。
そんな彼の様子は、卯月の中に鳴りを潜めていた羞恥心を刺激する。思わず、卯月は両手で顔を隠した。恥ずかしい。あれほど彼の顔に近い場所で自慰に耽っても恥ずかしくなかった筈なのに、今は快感よりも羞恥心が上回っていた。
「プロデューサーさん……あぁっ、の、飲んじゃ駄目ですよ……あぁ」
卯月の言葉を無視し、彼は零すことなく卯月の性器から噴出した愛液を全て、飲み切る。だが、それだけでは終わらない。今度は、彼の太い指が性器を愛撫した。しかし、それはまるで焦らすかのように表面を撫でるだけだ。
ゆっくりと、強い快感を与えることもしないで、ただただ撫でる。
「あぁ、プロデューサーさん、もっと、もっとっ強くおマンコして下さいっ!!」
あまりの焦らしに耐え切れず、恥も捨て卯月はいやらしく淫猥に腰を振り、催促するもプロデューサーはただ愛撫をし続けるだけだった。だが、次第にそれも癖になっていくのを感じざるをえなかった。
快感が底に燻っている。そして、底にはどんどん快感が蓄積していくのだ。彼が表面を撫でる、弾く、引っ張る、舐める。それを繰り返す度に、絶頂に達したいという気持ちが弱まり、同時に恐怖心が頭を擡げる。
――これ以上、弄られたら、私死んじゃう。
「プロデューサーさん、わたひ、ひんじゃいましゅっ!! これ以上……あぁっ♡」
卯月が先ほどとは真逆の言葉を口走った瞬間、彼は割れ目の中に指を滑り込ませ、先ほどの優しげな愛撫とは正反対の、激しく肉壺を掻き乱す。
「あぁぅあぁあ、ひゃめて――止めてくだひゃぃ、ぷろでゅーひゃーしゃぁああん♡」
そして、遂に火山が噴火するように、快楽が爆発した。腰を高く上げ、尿道から今までに無いほどの快感が差し迫り、潮が噴き出し、プロデューサーの顔に掛かる。
けれど、プロデューサーはそのまま激しく攻め立てることを止めない。溢れる潮をその顔に掛かっているというのに、ひたすら、熱心に、指を激しく様々な部位を刺激するように、指を動かし続ける。
「ひゃめてくだひゃ――はへぇぁあ♡♡」
再び、連続で二度目のオーガズムへと達した。もう呂律が回らずまともに言葉を話すことも出来ない。ただ、快感が体全体に行き渡って、浅く息をすることがやっとだ。
そして、そんな状態になることでプロデューサーはやっと性器を刺激することを止めた。
――やっと終わった。
そう思った卯月だったが、まだ終わらない。
彼はぐったりとしている卯月の体を持ち上げると、普段皆んなが使っているテーブルの上に、卯月をうつ伏せに横たわらせた。ひんやりとした感触が火照った体に染み通る。だが、そんな感慨を感じる暇も無い。彼は卯月を頭は低く、お尻を高く突き上げる姿勢にした。
「にゃ、にゃにを、するつもり、でひゅか」
彼は答えない。聞こえていないのか、はたまた答えるつもりが無いのか、今の卯月にはわからない。ただ、エッチなことをされる、というのは、彼の荒い息と逞しく勃起した性器を見ればわかることだった。
ただ、飽くなき性欲が卯月の体を支配する。
――もっと、もっとして欲しい。
もう我慢することは無い。卯月はお尻に両手を回して、性器を開き、淫らな言葉を口にした。
「ぷ、プロデューサーさん、私の、おマンコを、そのおちんちんで、掻き回して下さい」
-
今日はここまで、一転攻勢(シャブラレーター)
明日は卯月編完結まで書きたいです
-
ん?いま卯月編って言ったよね?
-
プロデューサーは返事はしなかった。ただ、彼もテーブルの上へ膝乗りをし、手で腰を抑えつけ、ヴァギナへペニスを当てがう。それが返事だ。
彼はゆっくりとペニスを膣穴の中へ侵入させていく。だが、卯月は処女であるが故に、中々に上手く入らない。愛液が潤滑油の代わりになっているとは言え、そもそも狭いのだから当然だ。
それでも、亀頭が全て入った。少し苦しくて痛い。けれど、プロデューサーと繋がっているという現実が、苦痛を上回る快感を与えてくれていた。
「もっと……もっと入れて、下さい」
だから、強請る。腰を動かして、催促をする。
――しかし、聞こえてきたのは後悔が混ざる声だった。
「……私は、なんてことを……っ」
「プロデューサー、さん?」
卯月は振り返り、プロデューサーの顔を見てみる。そこには先ほどの虚ろな目をした彼では無い。正気に戻ったのだろう。その瞳にはちゃんとした意志があった。
ただ、その意志は悔恨に塗れており、それによって悲壮そうに涙を流している。
卯月にも、彼が泣いている理由を容易に察することが出来た。
いや、自分自身が泣いている理由だと言っても過言では無い。
「逃げてください……島村さん。このままでは、私は、あなたのことを襲ってしまいます。それは……駄目なんです」
彼は自身の性欲に抗うことが出来ない。きっと元々様々な感情が、彼の奥底に溜まっていたのだろう。ストレス、鬱憤、怒り、欲望。それらが、目の前の卯月を蹂躙せんとプロデューサーを追い込んでいる。
故に、自身の意志に本能が勝った。先ほどのように卯月を淡々と責め立てた。
だから、泣いているのだ。自ら守るべきアイドルの処女を散らそうとしている自分に。性欲に抗うことが出来ない自分に。
「私は……あなたの笑顔によって、救われてきました。そんなあなたを、私は汚したくはない」
涙ながらに呻く彼。
だが、その言葉に、卯月は単純に嬉しくなった。自分の気持ち悪い部分を一杯見せてしまった。彼のことを襲ったのにも関わらずだ。卯月はそれでも自分のことを心配してくれる彼のことが――嬉しかった。
だから。
「プロデューサーさん……我慢なんて、しなくて、いいですよ」
「島村、さん」
卯月は彼の腕を敢えて、自分の方へと引き寄せる。
「一杯、エッチしちゃいましょう♡」
「島村さん……島村さんっ」
きっと、卯月の一言が彼の理性を突き崩したのだろう。
彼は、ゆっくりとペニスを挿入してくる。彼のペニスは大きい。卯月は他の人の見たことが無いので比較することは出来ないけれど、アダルトビデオに出演していた男の人よりも大きいのではないかと思った。
だから、ヴァギナが痛みを発する。今にも裂けそうでとても痛い。卯月は目を固く閉じて、その痛みに耐える。
-
「大丈夫でしょうか……島村さん。痛くはありませんか?」
「痛いけど、それよりもプロデューサーさんと結ばれてるって嬉しさの方が強くて……大丈夫です。もっと、入れてください」
卯月は震える声でそう呟く。彼はその言葉を受けて一瞬逡巡したが、それでもペニスをそのまま奥へと押し込む。
自分の中が切り開かれていくのが分かった。今までに届かなかった場所に、彼の一物がのめり込んでいく。
性器からは血が少しだけ零れ出て、同時にそれと同じく愛液も、赤い液体と混ざる。
犯されている。憧れの人に犯されている。
卯月は自分の知らない世界が、彼のものが自分の体内に入る度に見える。
「んっ……くはぁあ。……私の中、もう、一杯になっちゃいました」
そして、遂には膣穴の全てが、彼の肉棒で塗り潰された。とても痛い。ヴァギナが鋭い痛みを発している。けれど、卯月はプロデューサーを心配させたくないがために、笑顔を浮かべた。
「動いて……いいですよ」
だが、彼は動かない。代わりに彼は卯月の白く可愛らしいお尻を撫で始める。
「少し、慣らしましょう」
そう言うと、彼はゆっくりと腰を引き、やっと奥まで入ったペニスが引き抜かれる。入れた時には激しい痛みを感じた。しかし、逆に腰を引かれると気持ち良い。
そして、彼は膣からペニスが抜けるか抜けないかの場所まで引くと、そこで小さく腰を動かし始めた。ちゅぶちゅぶと亀頭が出たり入ったりし、肉壺をこねくり回す。
最初は少しだけ痛かったけれど、それでも慣れてきたのか、卯月の苦痛の混じった声は、快楽を求める喘ぎ声に変化していく。
「どう、でしょうか?」
「……ん、……きも、ち、いい、です。もっと、奥まで」
「……いいえ、まずはこのままです」
声色が普段とは違うことに卯月は気が付き、快楽で骨抜きになっている体に鞭を打ち、プロデューサーの顔を仰いで見る。そして、何とも蕩けた笑みを浮かべた。
今、彼は自分がどんな表情を浮かべているのか理解しているのだろうか。いや、きっとしていない。わかっていたんだったら、こんなことを止めているに決まっている。
プロデューサーは今、とても嗜虐的な笑みをその顔に浮かべている。普段は無表情な表情が、歪む。それは自分に向けられたもの……普段誰にも向けられることの無い感情が自分に向けられている。
それはとても嬉しかった。彼から向けられる全ては、尊いものだと卯月は思う。
――全部、独占したい。
彼の笑顔も、彼の性欲も、彼の怒りも、全部が全部……私のものに、したい。プロデューサーさんを、全部、私のものにしたい。
「ねぇ、プロデューサーさぁん。もっと、もっと私に、おチンチン下さいぃぃ、我慢出来ないんっ、です」
「島村さんはっ、変態さんですね」
「そうですっ、私はプロデューサーさんといるだけでおマンコを濡らしていた、ぁあん♡ へ、変態なんですっ。だから、もっと、もっと下さい。何でも、プロデューサーさんにご奉仕しますからぁっ」
すると、彼の歪んだ笑みが一層深まった。
「――ならば、こんなのはどうでしょうか」
彼はそう言って、腕を大きく挙げ、そのまま突き出されたお尻に、大きく張り手をする。
「はぅっ♡♡」
白いお尻にはくっきりと赤く手形が残る。痛いはず。痛いはずなのに、快感が後頭部を殴った。腰が震えて、快感で全身が硬直した。
そのおかげで膣が締まり、同時に彼のペニスが大きく膨らみ始めることも悟った。
――あぁ、射精するんだ。
「プロデューサーさん、イキそうなんですかっ」
「えぇ、島村さんの締まりが良くて……イッてしまいそうです」
「膣に、私の子宮に注いで、下さいっ。 お願い、し、しますっ。あぁ、あああぁあ」
彼の腰の動きが速くなり、強くお尻を鷲掴みされる。浅いところを刺激され続け、快感で頭がおかしくなりそうだった。
このままじゃ、彼に溺れる。肉欲と性欲に、溺れてしまう。でも、それも悪く無い。最後の理性が、吹き飛んだ。
「――うっ」
そして、彼は、卯月の快楽のダムが決壊する直前に、大きく腰を引き、そして彼のペニスを奥深くまで突き入れいた。
「はぁああううぅうあっっ♡♡♡」
卯月は大声の喘ぎ声を上げる、酷く淫猥で蒸せ返るような臭いの中、卯月とプロデューサーはただただ、絶頂した。
-
あれから何度交わっただろうか。卯月にはわからない。ただ、わかるのは気持ち良いことだけだった。彼がペニスを自分のヴァギナあてがい、膣壁を擦るたびに、卯月は耐え難い快感に獣のような声を上げ、絶頂した。
飲料水を飲みながら、互いの性器を刺激しあったりもした。
様々なプレイを性衝動に突き動かされ行い、今の彼らは精液と汗で、二人で全裸で抱き合っている。卯月の性器からは大量の精子が溢れ出ており、下腹部には生暖かい感触が残っている。
プロデューサーのペニスが、お腹に当たっている。だが、それを気にする二人では無かった。
「愛してします。島村さん」
彼は言う。
しかし、同時に卯月は、すぐにそれが嘘だと理解した。
滅多に嘘を吐かない彼が吐いた、優しい嘘。
「私もですよ、プロデューサーさん。……愛してます」
卯月は騙されてあげることにした。
優しい嘘は残酷だ。きっと彼は、私に好意を持っていても、愛してるなんてことは無い。彼の『愛している』は、彼が自分という存在の重荷を背負おうとしているのだと、卯月は考えた。
でも、それでいい。
プロデューサーさんの視線が私に向いているんだったら……私はどんな現実でも受け止める。
――プロデューサーさんが私のことを愛していなくても、私のプロデューサーさんに対する愛は、無限大なんだから。
「プロデューサーさん、キスして下さい」
「……はい」
二人は熱く唇を貪り合う。
ただ、顔に纏わりつく体液に混じり、卯月の目の端からは涙が溢れた。
どうしてこんなにも悲しいのだろう。
でも、きっと大丈夫。
これも、彼との快楽の日々が埋めてくれるのだろうから。
――End...?
-
終わ……らない!!
安価っ!! >>145
1→『誰にも見つかることはなく、卯月と武内Pはただ性欲に溺れる(つまりここで打ち切り)』
2→『NGsのどちらかを巻き込む!!』
-
1
-
2
-
3→二人は幸せなキスをして終了
-
>>145
「プロデューサーさん……愛してます」
「私も……あなたのことを愛しています」
彼の真摯な言葉はきっと一生私は忘れない。
祝福する鐘が鳴り、紙吹雪が宙を舞う。彼は白いベールを掬い上げた。
「島村さん……いや、卯月。私はあなたと生涯共にすることを誓います」
「私もです。プロデューサーさん……二人の人生をずっと……一緒に、プロデュースして下さいね」
私たちは微笑み合って、そしてキスをした。
耳障りの良い歓声が鳴り響く。
このキスは、私たちが最初にしたような悲しいキスなんかじゃない。
きっと、幸せなキスなんだと思う。
世界は幸せな私たちを祝福してくれる。
私はいつものような笑顔で、彼は不器用な笑顔で微笑んだ。
きっと、これからも彼と一緒に歩んでいける。
それに確証なんてものはない。
けど、私は絶対に彼を不幸になんかしない。
「島村卯月、プロデューサーを幸せに出来るように頑張りますっ」
私はそう宣言して、手に持った花束を宙へ放り投げた。
again 安価
>>149
-
しぶりんにバレる
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NGのこり二人こっそり覗いてたのが見つかる
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しぶりんの肩幅がゴツくなる
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Next Stage →『渋谷凛に目撃される』です
幸せな武うづを書きたかったけど、何故かこうなった
どうしてだ
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あーあもう滅茶苦茶だよ(歓喜)
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取り敢えず報告をば……話の流れのプロットはある程度完了しました
明日には更新できると思います
一区切り付きましたが、まだまだお付き合い頂ければ嬉しいです
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休日出勤乙倉くん全裸待機して待つぜ。
武美嘉のプラトニック・ラブ書くまでお付き合いしてやるからな〜(ねっとり)
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しかし、今思ったのですけれども、もうこれスレタイ関係無くなってるよね(今更)
別スレで続きを書いた方が良いのでしょうか?
最近、NaNじぇいに来たのでローカルルールがわかりません。
ご教授オッス、お願いしま〜す♪
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このままでいいゾ
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>>155
少し話し過ぎたような気がしますので、今後は私語を控えさせて頂きます
ご返答ありがとうございました。
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なんだこの良作は…たまベヱなぁ
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たまげたなぁの間違い
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よう自分で気付いた!
それでこそ男や!
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今日のレッスンは少しだけ寂しかった。
私は更衣室で着替えながら、そんなことを思ってしまう。まぁ、急遽入れたレッスンだから仕方が無いんだけど、それでもやっぱり広いスペースを一人で使うのは寂しい。
持参したバスタオルで汗を拭きながら、携帯電話を取り出して電源を付ける。すると、そこにはLINEでの一件の通知が来ていて『今日はごめんね』という言葉が綴られている。
私はちょっと笑って、そのままその言葉を送って来た友達――加蓮に電話した。二回ぐらいコールが鳴ると、加蓮は電話を取ったみたいで『もしもーし』なんて気の抜けた声が聞こえた。
『もしもーし、凜?』
「うん、私。……調子どう? よくなった?」
『うん、まぁ朝よりかはね。でも、今日は本当にごめんっ。私が風邪をひいたせいでレッスン出来なくなったし、それに買い物とかも……』
そう、今日は加蓮と奈緒と私で、今度トワイアドプリムスで参加するフェスの振り付け練習をするはずだった。けど、加蓮が風邪を引いちゃって、それで奈緒とトレーナーの人と相談した結果、個々でレッスンすることにしたんだ。
……まぁ、少しだけ寂しかったけど、それは加蓮にだって言えるし、それにヴォーカルレッスンで別室にいる奈緒にだって言える。
「まぁ、病人はお粥でも食べて寝てなよ」
『うぅー、普段から揶揄われてる言葉が、正にその言葉通りになる日がくるなんて……。全く、アタシじゃなくて奈緒を揶揄ってよね』
「奈緒はもう加蓮の分まで遊んだ」
『だったらいいや』
「じゃ、安静にしてなよ?」
『わかってるってば……凜も風邪を引かないでね』
「分かってる、じゃあまた明日」
『じゃあね。また明日』
一通り会話を終えて、私は通話を切る。どうやら加蓮はそこそこ体調はよくなったみたい。朝は本当に辛そうにしてたから、私は安心してしまった。ふぅと息を吐いて、漸く私は着替え始めた。空調が効いているけど、やっぱり汗を掻いてしまったら肌寒い。
「へくちゅ……」
私も加蓮に笑われないようにしなきゃ。私はいそいそと着替え始めた。
-
「おい、りーん!!」
「ん?」
私は遠くから聞こえる自分の名前を呼ぶ声に振り向いた。ちょっと髪の毛がマフラーに絡まって痛かった。
向こう側から走ってきたのは奈緒だった。そのちょっと癖っ毛を束ねた髪をユラユラと揺らしてこっちに走ってきてる。そんな様子はちょっと犬みたいだったりして、少しだけ和んだ。
私は奈緒が追いつくまでその場に立ち止まると、奈緒は走るスピードを上げて、私に並んだ。
……ちょっと疲れてる?
「どうしたの、奈緒。なんかちょっと今日は疲れてる」
「いやー、ちょっとレッスン遅れちゃってさぁ……トレーナーさんキツイし厳しいしで、凄かったぁ……」
とほほ……みたいな感じで奈緒はそう呟いて、がっくりと項垂れる。奈緒はいちいちオーバーリアクションだったりする。何か仕草をする度に、一つに結ばれた癖っ毛のある長髪が横に揺れたり縦に跳ね上がったりして面白い。
「……んっ、何だよその『面白い行動するな』みたいな顔は」
「もしかして、顔に出てた?」
「否定しろよ、もうっ!!」
そうやってぷんぷんと怒る奈緒。奈緒は理解してないかもしれないけど、多分その随分とコミカルな怒り方も揶揄われる要因なんじゃないかなと思う。
まぁ、言わないけど。
「……はぁ、レッスンで疲れてるのにもっと疲れちゃったよ。凛のせいだぞ」
「あはは、ごめんごめん」
「今日は加蓮がいないから、ちょっとしおらしくなると思ったらコレだ。ちょっと自制した方がいいんじゃないかっ。もう」
「だからごめんってば」
「ふんっ。そんな凜には今日手に入れた特ダネを渡してやるもんか」
そう言って、奈緒はいやらしい笑みを浮かべる。それにしても特ダネって何だろう。奈緒のことだからそこまで重要そうなものじゃないけど……。
「特ダネって?」
「教えてあげないぞ」
「……ハッピーセットのおまけのフルボッコちゃんのが、私の鞄に入ってるんだ」
「よし、あたしに何でも言ってくれ。凛の力になるぞ」
奥の手を出したらコロッと堕ちる奈緒を見て、何だかなーって思ってしまう。この気の変わりような大丈夫なんだろうか? そんな私の視線に気が付いたのか「なんだよ」と言ったから、私はくすりと思わず笑って「何でもない」と言い返す。
「それで、特ダネって何?」
「ふっふっふー、それはなぁ。さっき凛のプロデューサーを見たぞ」
「……それが、特ダネ?」
「え、そうだけど……」
「……はぁ」
「はぁ!? 何で溜め息を吐くんだよ!!」
「いや、だってさ。プロデューサーでしょ? 明日になれば、まぁ、必ず顔を合わせるし、そんなに重要度は高くないというか」
でも、この時、私は一生懸命に真顔になろうって思った。だって、少し油断したらちょっと嬉しそうな感情が出ちゃっていたかもしれないから。最近彼と一緒に行動するなんてことは無かった。挨拶をする程度の交流は毎朝しているけど、それじゃあ会社に籍を置いているだけの同僚みたいな関係みたい。それはちょっと嫌だ。
だから、ちょっとアイツと話したかったりする。最近のTPの活躍とか。
最近頑張ってることを彼に伝えたら、褒めてくれるかもしれない。そう思うと胸が弾む。勿論、そんなこと奈緒に見せられるわけないけど。
「ま、折角教えて貰った情報だし、役立てないとね」
「何だよそれ、感じ悪いぞ」
と、奈緒はぷーっと膨れて、そして「まぁいいか」なんて笑う。
「凜がプロデューサーが大好きってのは、皆んな知ってるからな」
「え……な、何を言ってっ」
「いひひ、加蓮と一緒に明日揶揄ってやるからな!!」
奈緒はそう言って、陸上競技の選手宛らの腕の振り方で遠ざかっていく。私はそれを呆然と見ていることしか出来なかった。ただ、正気が戻った時私は顔に熱が篭っていることを自覚してしまった。
……もしかして、ちょっと嬉しいっていう感情が顔に出ちゃってたかも?
そう思うと、恥ずかしい。
「……はぁ、悩んでも仕方がないよね」
加蓮と一緒に明日弄られること確定なら、もう考えるだけで無駄だと思った私は、地下のプロジェクトルームへと歩む。
――私のこと褒めてくれるかな?
今の私は、人目が無いことを良いことに、ちょっとだらしない笑みを浮かべていたかもしれない。
-
私は目の前の光景を信じることが出来なかった。
地下にある私たちが時間を過ごしたプロジェクトルーム。そこは活気があって、楽しくて、思い出がいっぱい詰まっている場所で。
……最近は、確かに皆んなが忙しくなってきて誰もいないことが増えた。私も多忙でここに頻繁に来れなかったりする。でも、それでもここは私にとって大事なところなんだ。
ここにくる道中まで私は、プロデューサーに何の話をしようか考えていた。彼は不器用で、あんまり聞上手じゃ無い。相槌の打ち方も、そんなに上手くないんだ。
でも、何か楽しい。彼の一生懸命に人の話を聞く姿とか、その体格に見合っていない話し方とか、何となくプロデューサーを見ていると飽きない。
だから、私もとにかく楽しく話そうって思ってた。彼が退屈しないように。彼が笑ってくれるように。
だけど……プロジェクトルームの扉を開けた時に見えた光景は、いつか皆んなが騒いでいるみたいなものじゃなくて、最近の物静かな空間でもなくて……。
-
「プロデューサーさんっ、もっと、もっとっ♡♡」
「――あぐっ、ふっ、島村……さんっ」
私は目の前の光景を信じることが出来なかった。現実的じゃない、非現実的な光景。女と男がただ、乱れている光景。
――親友と大好きな人が交わっている光景。
思わず叫びたくなった。
止めてって。
そんなことをしないでって。
卯月もプロデューサーもそんなことをする人じゃない。こんな場所で、こんなことをする筈がない。
これはきっと幻なんだ。
私はちょっとレッスンで疲れてるだけで、目の前で起きていること全ては、私の疲れが生み出した映像で……。
でも、現実的で客観的な自分が囁きかける。
『目を逸らさないで、これは現実だよ』と。
私は、叫ぼうとする口を抑えて目の前の光景を直視する。でも、それは余りにも……あまりにも辛くて、苦しくて、堪らない。
「プロデューサーさん……大好き、ですっ。あっ、愛してますぅ……はぁ♡」
卯月は言った。いつも太陽のような笑顔を輝かせている卯月。でも、今は目を瞑って、とても気持ち良さそうだった。
「私も、私も、あなたのことを……愛してますっ。――膣内に出しますよっ!!」
「はいっ、いっぱい、いっぱい、子宮に、精液出して」
もう、止めて。
そう願っても、卯月たちは止まらない。私はその光景をマジマジと見る。見せつけられる。心臓の鼓動が速くなって、何もかもがわかんなくなってくる。
そんな私に、卯月たちは気が付かない。プロデューサーの腰の動きが速くなって、卯月の聞いたこともない動物みたいな喘ぎ声も大きくなる。
そして、卯月の……アソコに、プロデューサーのアレを押し込む。大きくて太いものが、卯月の小さなアソコにズブズブと出たり入ったりして、エッチなことをした時に出る汁が、大量に噴き溢れた。
プロデューサーが腰を振るたびに、それは床を汚して、プロデューサーの体に掛かって、卯月の足に伝う。
その中には、透明なものもあれば、白く粘着質なものも混ざっている。
――でも、それじゃあ、アレって……射精ってことに。男の人と、女の人が、子供を作る時の……だったら、それって、本当に。
愛し合ってるの……卯月と、プロデューサーが?
頭が痛くなる。何もかもが考えられなくなって、景色が周囲の色と混合した。空調の音と、妙に湿っぽい音と肉と肉がぶつかる音が耳について、頭の中で『愛している』の言葉が反芻する。
駄目なんだよ……そんなの、信じたく、ない。
けど、周囲の光景が幾ら焦点が合わない背景のようにぼやけても、鮮明に映し出される二人。卯月とプロデューサーは、荒い息を吐いている。卯月の胸が柔らかく震えて、それがプロデューサーの胸板に当たり押し潰れている。
そして、私は見てしまった。
二人がキスを交わす瞬間を。映画の主人公とヒロインが交わすような舌を絡ませて、音を立てるキスを。私はゆっくりと音をたてないように、扉を閉めた。
五感の感覚が全て失って、上下左右の感覚も無くなる。思わず床にへたり込んでしまった。床や空気の冷たさは、今の私には感じ取ることは出来ない。けど、頬を伝う熱い雫だけは、確かに感じ取ることが出来た。私は泣いているんだ。悲しくて、悔しくて、泣いているんだ。
「こんなの、嘘だ」
でも、嘘じゃない。
「夢、だよ、ね?」
夢じゃない。
「……じゃあ、なんなの?」
答えは分かっていた。
それは、私がどんなに否定しても、なんら変わることのない現実だった。
第一話:それは果てしない現実 〜終〜
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今日はここまで
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乙倉くん
続き気になる
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今夜も力作お疲れ様
疲れたでしょ
喉乾いた・・・喉乾かない?
サッ--- カカンッカンッ
お ま た せ
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毎日少しずつの投稿だからちょっとずつネットリと犯されていく感覚に苛まれる
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本筋とは関係ないかもしれないですがこのトライアドの関係性とても良いですね…
このトライアドの日常も別で見てみたいくらい微笑ましい
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しぶりん幸せになってほしい
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白い天井は、何も写してくれない。
黒い空は何も示してくれない。
枕は私の涙を吸い取るだけで、何も癒してなんてくれない。
布団も、私の心の寒さを温めてなんてくれない。
瞼を閉じれば、嫌でもあの二人の姿が浮かんできた。
「ねぇ、卯月。アンタ、プロデューサーのこと好きだったの?」
虚空に向けて問い掛けても、返事がくることなんて無いってわかってる。
それに私には卯月本人に向かってそんなことを言う勇気も、無いんだ。
だって、もし卯月とプロデューサーがあの時みたいに「愛し合っている」って言ったらと考えると、とても怖いから、動くことなんて出来ない。
夜風が窓に吹き付け、微かに物音を立てる。
私はただずっと、白い天井を見上げていた。
いつの間にか、窓からは、私の気持ちなんて知らない清々しい朝日が差していた。
結局、私は一睡もすることが出来なかった。目を瞑れば嫌な光景が、脳に刻みこまれた光景を彷彿とさせたから。
眠いのに、眠れない。体が気だるい。寝てないから当然だ。このまま休みたい気分だったけど、そんなことしたら負けた気がするから私は嫌々ベットから起き上がった。
私は窓から外を眺める。
もしかして、昨日の出来事は嫌な夢だったのかもしれない。
……そう、思うたいんだけど。
でも、やっぱり私の頭にはあの二人が浮かんで……私はため息を吐いた。
「……はぁ、頑張ろう」
私は取り敢えず、朝食を食べるためにリビングに降りた。
-
「……ごめん」
「大丈夫大丈夫。今日は調子が悪いんでしょう?」
「そうだぞ。……無理は、悪くないから」
今日の私のレッスンは散々だった。
トレーナーさんもいつもだったらミスをしたり音階を少しでも間違えたら怒るんだけど、でも余りにも基本的なミスを連発する私を見て、遂には今日は早めに切り上げた方がいいと言われてしまった。
もちろん、私は抗議した。
もっと練習をした方がいいとか、私のために奈緒や加蓮に迷惑を掛けられないって。
でも、トレーナーさんはただただ私に言った。
「凜。お前の顔は、今日酷い。これはより良いレッスンをするための私からの判断だ。お前はもう家に帰って体を休めた方がいい。このままレッスンを続けても怪我に繋がるだけだ」
……言い返すことなんて出来なかった。
こうして私は、今、更衣室の椅子に腰掛けて二人の慰めを受けている。
なんて情けないんだろう。
私って、こんなに動揺する人間だったっけ?
好きな人を他人に盗まれて、それでこんなに動揺する性格だったっけ?
……わからない。
わからないから、解決策が無いから――とても、辛い。
「……凜、今日どうしたの? 本当に調子が悪そうだよ。目の下とか化粧じゃ隠しきれてないし」
「そう、見える? 」
「うん。正直言っちゃえば、昨日の私よりも酷い顔だと思う」
加蓮は真面目な表情で私の顔を覗いてそんなことを言った。
どうやら、私は風邪をひいて寝込んだ人間よりも酷い顔をしているみたい。
乾いた笑いが出た。
「奈緒も、そう思う?」
「あぁ。今日の凛は、何処かおかしいぞ」
奈緒も加蓮と同じ言葉を私に掛ける。
「うん……うん、今日の私、おかしい、よね」
頷きながら言葉に出してみる。
今日の私は、何処かおかしい。
そんなの、とっくのとうに自覚していた。
「り、凜っ!?」
「……アンタ、本当にどうしたの?」
すると、二人はいきなりギョッとした感じで私の顔を見る。私は何で二人がそんな表情を浮かべてるのが、分からなかった。
「どう、したの?」
私はただただ二人に問い掛ける。暫く、口を閉ざしていたけど、加蓮呆然とした風で呟いた。
「……凜、気づいていない?」
「何が?」
「アンタ、泣いてるよ?」
最初、言っている意味が分からなかった。でも、ふと頬に手を翳してみると湿る跡があって、それで漸く私は、自分が泣いていることに気が付いた。
「あ、あれ、おかしいな」
段々と加蓮と奈緒の姿がゆらゆらと揺れ始める。目元が熱くて熱くて堪らない。
私は自分のみっともない姿を見られたくなくて、顔を手で覆い隠してみる。
でも、涙は指の間から零れ落ちて、胸の奥底からは喪失感が込み上がってきた。
「……ごめん、奈緒っ、加蓮ぅ……私、今日は本当に、おかしいんだっ」
-
普通に話そうとしても、涙ぐんだ声になって、私はもう何をどうすればいいかわからなくなっていた。
自分の感情に任せて泣けばいいかもしれない。
でも、泣いたらみっともないから、泣きたくなんてない。
手から溢れる涙が、ジャージに染みを残す。揺れて抽象画みたいになった光景が、一層私に悲壮感を感じさせた。
そうなると、今日封じ込めていた感情が一気に噴出した。
――何で、卯月なの?
プロデューサーは、卯月の方がいいの?
あんなにアイドルと一線を引いてたアンタがSEXするほど、卯月は魅力的な女なの?
――私じゃ、駄目なの?
違う。
こんな醜い嫌な考え、私じゃない。
元々プロデューサーは私のことをそういう風に思ってなんていなかった。
卯月と結ばれても……それは祝福すべきことで。
けど、やっぱり駄目なんだ。
それは認められない。
認めたくない。
アイツのことが……プロデューサーのことが、大好きなんだ。
途轍もなく、途方も無く、大好きで、愛していて……卯月にさえ盗られることも……嫌なんだ。
いつか私に向けてくれた笑顔。
無気力だった私に、夢中になれるものを見つけてくれたアイツが、大好きなんだ。
「凜、大丈夫?」
加蓮はそう言って、私の背中を撫でてくれた。
その手つきは優しくて、まるで泣いている赤ん坊であやすかのような感じ。
きっと、それは間違ってない。
今の私はただ泣きじゃくってる赤ん坊なんだ。
「ありがと、加蓮……」
「いいんだよ。これぐらいで凛が元気になればさ。……相談には乗るよ?」
「そ、そうだぞ。困ってることがあるんだったら、何でも言ってくれて構わないんだからな」
「……二人とも、本当にありがとう」
でも、と私は続けた。
「これは、私の問題だから。私が片付けなきゃいけない問題だから。だから」
――ごめんね。
そう言うと、二人は互いの顔を見合って、そして笑った。
「そうか。だったらしょうがないな」
「うん。でもさ、もし耐えられなくなったら、いつでも言ってよ。解決できる保証なんて無いし、それに話したら楽になるなんて言わない。けどね、凜。一人で抱え込む必要なんて無いんだからね」
私はその言葉を聞いて、更に涙ぐんでしまった。
でも、その涙は悲しいものじゃなくて……嬉しさで、溢れてしまうものだ。
「ごめん。だったらさ、一つだけお願いする。……少しだけ、私を慰めて」
私は撫でられる温かみある手と、声援を耳にして、あの強面で無表情な顔を思い浮かべる。
いつも笑顔しか言わなくて、それでもって自分では笑顔なんて浮かべない男。
そして、いつも笑顔の卯月を頭の中に思い浮かべてみる。
いつも頑張りますって言って、皆んなを活気付けてくれる女の子。
……私の親友。
辛いことを一緒に乗り越えた掛け替えのない友達。
――だからこそ、私は確かめなきゃいけないんだ。
プロデューサーと卯月がどういう関係なのかを。
そこから逃げてちゃ、私は前にも後ろにも進めない。
-
私はプロジェクトルームのドアを恐る恐る開いた。
昨日の幻影が頭を過る。
激しく交わる卯月とプロデューサー。でも、私は一歩前に踏み出す。それだけで幻影は掻き消えた。
ここで立ち止まってなんかいられない。
そんなの、私じゃない。
私はドアの仕切りを跨いで、そのままパーティションの向こう側のプロデューサーの仕事場へと無遠慮に足を踏み入れた。
「プロデューサー、いる?」
「は、はい。……何でしょうか?」
プロデューサーの慌てた返事が返ってくる。
何でそんなに慌てる必要があるんだろう。
普段の私なら、聞き過ごしてしまうかもしれないけど、今の私は違う。
少し過敏かもしれないけど、その普段とは異なる様子に私は疑問を抱いて、足早にパーティションを覗き込んだ。
でも、私の懸念が外れたのか、そこにいるのはプロデューサーだけ。
他に人影なんてものは無いし、彼は彼で怪しいところなんてものは無かった。
……まぁ、それはそれでいいや。
別に、私はプロデューサーが怪しいことをしていて欲しいなんて考えてないんだから、これでいい。
「プロデューサー……話があるんだけど、いい?」
「それは、今でなければいけない話……ですか?」
「……今じゃなきゃいけない」
私が我が儘でそう言うと、いつもみたいにプロデューサーはその太い首に手を当てる。
それはプロデューサーが考えている時に出てしまう癖だ。
最近は意識しているのかわからないけど私たちの前では見せなくなったその仕草をしているということは、間が悪かったのかもしれない。
だけど、私にとっては重要な案件なんだ。
「わかり、ました……ぅ」
プロデューサーは少しの間考えて、そしてそう言った。
だけど、途中で少しだけ苦しそうに呻いていたのは気になる。
「……大丈夫、です。なるべく早く要件を言ってくだされば、助かります」
プロデューサーの何処か急いでいるようだ。
顔には汗を掻いていて、言葉も途切れ途切れになっている。
……もしかしたら、卯月がもう少しでここに来るのかもしれない。
プロデューサーとエッチをするため。
ここで二人で交わるために。
思わず、私は怒りで我を忘れそうになったけど、歯を噛み締めてどうにか正気を保つ。
プロデューサーが早く、今回私が来た理由を聞きたいんだったら、単刀直入に言ってあげよう。
「ねぇ、プロデューサー。昨日のここで、卯月と、その、エッチしてたよね?」
「……な、何故それを」
プロデューサーはあからさまに動揺して、そんなことを口走り、咄嗟に口で手を抑えた。
……やっぱ、あれは本当にあった出来事だったんだ。
私が疲れて見た幻じゃなくて、現実。
今度は、悲しみが心の底から湯水のように溢れてきた。
泣きたい。
けど、今ここで泣いたら、私は加蓮と奈緒の応援を裏切ることになってしまう。
それは嫌だった。
だから、こめかみあたりに精一杯力を入れて、堪えた。
「プロデューサー……卯月とは、どういう関係なの?」
「そ、それ……はぁっ」
「……プロデューサー?」
精一杯直接的な言葉で私はプロデューサーに質問した。
けど、プロデューサーはとても苦しそうに呻いていて……違う。
これって呻いてるわけじゃなく……喘いでるんだ。
一瞬だけど、私の頭の中にとても卑猥な場面が浮かぶ。
それはプロデューサーの下半身が机に隠れているのをいいことに、プロデューサーの……アレを弄ぶ卯月の姿で、私は思わず体の体温が低くなるのを感じた。
「プロデューサー……ごめん」
我慢が出来なかった。
私は衝動に突き動かされるまま、制止の声も聞かずに机の下を覗き込む。
すると、いたんだ。
暗くても分かった。
プロデューサーのとっても大きなアソコを、まるでキャンディーでも食べているみたいに舐めている卯月が、そこにいた。
-
「アンタ……何、してるの?」
「えへへ、バレちゃいましたか」
卯月は無邪気な笑顔を浮かべながらそう言った。
いつも卯月が浮かべてる、私たちに笑顔をくれるその表情。
でも、手に持っているソレと、口についてる縮毛が、明らかに状況と合ってない。
……舐めて、たんだ。
私がプロデューサーと話している時に、卯月はプロデューサーのをずっと舐めてたんだ。
「うふふ、もう凜ちゃんが私とプロデューサーがエッチしているのを見てたなんて思いませんでした。プロデューサーさん、思いの外早くバレちゃいましたね」
「……失念していました、すみませ――っ」
プロデューサーが卯月に対して謝罪をしようとすると、言葉を詰まらせる。
それも当然で、卯月がアレの先っぽを吸ったんだ。
まるでストローでも吸ってる感じで、棒の部分を上下に扱きながら凄く手慣れた手つきで。
「な、何、やってるの? こ、こんなの、普通じゃない」
心臓が痛いほど高鳴っている。
呼吸が浅くなってくる。
同時に、私は目の前の異様な光景に惹きつけられ、目を離すことが出来なくなっていた。
卯月は淫猥な音を出しながら、淡々とプロデューサーのアレを舐り続ける。
右手で扱いて、左手で睾丸を弄る。
私は思わずプロデューサーの顔を見た。
プロデューサーも、もう取り繕うことなんてしてなくて、ただただ快感を享受しているように見えた。
――こんなのおかしい。
――おかしい……のに。
「はぁぁ……♡♡ れろっ……んちゅ…えへへぇ。プロデューサーさんのおチンポはやっぱり、とっても美味しいですね。早く、これを私のおマンコに……はぁ」
普段、卯月は言わない筈のとてもいやらしい言葉が出てきて、私は驚く。
でも、その驚愕も卯月がアレを舐める光景を見ると、すぐに鳴りを潜めてしまった。
竿の部分をチロチロと舐めたり、皺々の睾丸を口に含んだり、根元から先端まで時間を掛けて舐めたり……。
時には、真上から「べぇー」って涎を掛けて、それで扱いたりもした。
クチュクチュと音が鳴って、光を反射して妙に艶かしいプロデューサーのソレから目を離すことが出来ない。
プロデューサーの喘ぎ声も、私の中の『何か』を刺激する。
体が熱くなるのが分かった。
そんな私を見て、卯月は笑った。
いつもみたいに、無邪気な笑みで、ちんちんに頬を愛おしそうに擦り付けながら。
「ねぇ、凜ちゃん。うふふ、凄いでしょ? プロデューサーさんのおチンポ」
卯月はそう言うと、プロデューサーの座っている回転椅子を回して……私の前に来るように、角度を調節した。
そして、目と鼻の先に、ソレが、来た。
「し、渋谷さん……見ないで、下さい」
つーんとした、頭が犯されそうな臭いが、漂ってくる。
ソレは……チンチンは、凄く反り返っていて、猛々しい。
先っぽをからは透明でとても臭う汁が溢れて、裏筋を伝って垂れている。
ビクビクと脈打ってるし……。
「これが……プロデューサーの」
頭がクラクラする。
汚い場所のはずなのに、妙に魅惑的で……まるで触ってくれと言わんがばかりで。
「美味しそうでしょう。ねぇ、凜ちゃん」
卯月が耳元で、いつもとは何ら声音は変わらないのに、何処かに淫靡さを含めた声で、囁く。
汚いはずなのに、こんなの美味しくもないはずなのに。
考えなくても、常識的にわかるのに……。
――それは、とても美味しそうに見えた。
「……うん、とっても、美味しそう」
私は無意識的に、大きく口を開いて――。
プロデューサーの汚くて大きくて、でもとても魅力的なちんちんを、頬張っていた。
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今日はここまで
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すごいゾクゾクする
切り上げのタイミングも絶妙すぎて
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巻き込むじゃなくて別にしぶりんルートがいいとか思ったけどこれはこれでありですねぇ
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いいゾ〜これ
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いいっすねぇ
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今日は更新できませんすみません
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気長に待ってるのでご自愛ください
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武美嘉の方も書いてたからね、しょうがないねご自愛ください
こっちもスッゲー良かったゾまだ見てないホモは読んで、どうぞ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/20196/1449499924/
ホモは文豪、はっきりわかんだね
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きれいなのと官能的なのを同時に書いていくんは真似できそうにないっすね
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卯月は独占したいと言ってたけど、NGでの共有はウェルカムな感じなんですかね…エロい
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つーんと頭を犯し尽くすような臭いが私の口の中を支配する。
普段はおしっこをするための、到底口に含むことなんてできないものを、私は咥えている。
でも、それが気持ち良い。
好きな人の……大好きな人のそれを咥えるのが、こんなにも頭がおかしくなりそうなんて、思わなかった。
私は心の中で湧き上がってくる自分の卑しい感情を感じながら、肉棒の先を、舌でチロチロと舐めてみる。
「うぐ……はぁ」
プロデューサーの低いけど、艶やかな喘ぎ声が聞こえる。
……プロデューサーが気持ち良くなってくれる。
それが嬉しくて、私は口の中で、先っぽを撫でるみたいに舌を這わせた。
すると、どんどんと先っぽの穴から、苦くて美味しくない汁がどんどんと溢れてきて、そしてちんちんがちょっと大っきくなり始めていることに気が付いた。
「く、口を離してください……。で、出てしまいそうです」
プロデューサーは呻くように、私を熱の籠った視線で見つめながら、そんなことを言った。
……出るって、精液が?
赤ちゃんを作る素が、私の口の中に?
卯月のアソコに出したアレが?
そう思うと、急に私のアソコが切なくなってくるのを感じた。
こんな衝動、今までに感じたことなんて無かった。
今すぐ、アソコに手を当てて、小さな膨らみを撫でたい。
摘んだり、引っ掻き回したい。
ぐちゃぐちゃになるまで、私が乱れてしまうまで、快感を感じていたい。
「ねぇ、凛ちゃん。プロデューサーのおチンポ舐めてると、気持ち良くなってきますよね」
必死に卯月の見様見真似をしながら、肉棒を刺激している私に、卯月は耳元で囁く。
気持ち良い?
プロデューサーのちんちんを舐めたから、この快感を求める気持ちが押し寄せてきたの?
もう理解が出来なかった。
頭の中の思考が散乱して、頭を働かせようとしても、キツイ臭いがそれを妨げて、わけがわからない。
そんな私でも、卯月の言葉は、スラスラと脳に染み渡った。
「プロデューサーさんの、精液を飲んじゃうと、とんじゃいそうになりますよ」
卯月はそう囁く。
私は卯月の顔を見た。
卯月は笑っていた。
とっても、怪しげでいやらしい笑顔で。
――精液を飲む?
……そしたら、もっと気持ち良く、なれるの?
私は一旦、吸ったり撫でたりするのを止めて、改めて勃起したちんちんを眺めてみた。
さっきよりも大きくて赤くなったそれは、尿道から溢れんばかりに透明な汁が、裏の筋を伝って、睾丸に溢れていた。
私の唾液も、プロデューサーの陰毛を汚していた。
ふぅ、と息を吹き掛けて見ると、プロデューサーが「あぁ」って言って、それと同じ感じでちんちんもビックリしたみたいに跳ね上がてゴボゴボって感じで先端から精液が溢れる。
私は隣を向くと、卯月と目があった。
紅潮した頬と潤んだ瞳、口の端には涎が垂れている。
「卯月……アンタは、プロデューサーの精液飲んだ時、どんな感じだった?」
「飲んでみれば、わかりますよ」
-
そう、なんだ。
私は、ちんちんを見る。
何だか、私は目の前のとっても凶暴なちんちんに愛おしさを感じているみたいだった。
もっと愛でたいし、もっと慰めてあげたい。
何よりも、プロデューサー自身に気持ち良くなって欲しい。
卯月で、気持ち良くなってたみたいに、私でも、気持ち良くなって欲しいんだ。
「ふふっ、プロデューサー。……もっと気持ち良くしてあげるよ」
「し、渋谷、さん」
プロデューサーも私を拒もうとはしなかった。
私は、睾丸を舐める。
卯月みたいに吸ったりする。
気持ちいのかな、なんて考えながら顔を上げてプロデューサーの顔を見てみると、目を閉じて気持ち良いのを我慢していた。
やっぱり気持ち良いんだ。
思わず、嬉しくなって、私はパックリと先っぽを咥えて、そのまま思いっきり棒の部分を擦りながらも、吸ってみる。
なるべく、いやらしく音を立てて。
すると、口の中でビクンッと大きくちんちんが跳ね上がるのが分かって、次の瞬間には凄く熱くて、絡み付く液体が放たれていた。
「んぐ……っ!?」
臭くて苦い液体が私の口の中一杯に広がる。
口から鼻に臭って、それは肺の中に吸い込まれる。
私の体が精液で汚されたみたいな感覚がして、景色が混ざり始める。
私は思わずちんちんから口を離して、後ろ手を付きながら天井を見上げた。
――こんなもの、飲むことなんて……。
口の中に絡み付く精液。
それはとてもではないけど、人が飲むようなものには思えなかった。
ギトギトするし、不味いし、これを飲んだら胃の内容物が全部吐き出してしまいそう。
……でも、そんな理性的な感情とは裏腹に、私のもう一つが囁いた。
『プロデューサーの、精液だよ?』
その言葉は、字面だけでも蠱惑的な魅力が込められている。
そう、今の私の口の中にあるのは紛れもなく、プロデューサーの精液なんだ。
私は舌を転がして精液の味を確認してみる。
……うん、やっぱり美味しくない。
「渋谷さん、すみません。あなたの口の中に出してしまいました……早くそれを吐き出して下さい」
-
プロデューサーは本当に申し訳なさそうな表情を浮かべて、私にティッシュを差し出してくる。
確かに、ティッシュにこれを吐き出したら、楽かもしれない。
けど、この精液を卯月はいつも飲んでるんだよね……?
――だったら、私だってこのくらいっ。
「……んぐっ」
私は頑張って、口の中で精液を一箇所に集めて飲み込む。
……喉がちょっとイガイガするし、それにまだ口の中が生臭い。
でも、これがプロデューサーの精液の味なんだって思うと、体が熱くなる。
私は取り敢えず確認のために、下着の中に手を滑り込ませてみて、ちょっと溜息を吐いてしまった。
やっぱり、凄く濡れてる。
プロデューサーのちんちんを舐めただけで、凄く濡れてる。
そう意識すると、タダでさえプロデューサーのを舐めて切なくなっていたアソコが、快楽を求めて喘ぎ出した。
「んぁ……んふ、プロデューサーぁ」
「渋谷、さん?」
堪らない。
もし、この場でオナニーを始めたら、プロデューサーはどんな反応をするんだろう。
やっぱり、変態だって思うのかな?
でも……今更、だよね。
プロデューサーのおちんちんも舐めちゃったんだし、もう、我慢しなくてもいいよ……ね?
私は今、自分がどれほど卑猥なことをしようとしているのか、正直思考が麻痺していた。
――だって、大好きなプロデューサーの前でするオナニーって……絶対に、気持ち良いもの。
「プロデューサー……ねぇ、アンタのせいで、こんなことになっちゃってるんだけど……♡」
私は立ち上がって、そしてズボンを脱いだ。
なるべく、プロデューサーが私のことを女だって理解してくれように、なるべく扇情的に。
ちょっと恥ずかしいけど、でも、私は快楽を求めるがあまり羞恥心さえも受け入れてしまっていた。
そして、私はズボンを地面へ脱ぎ捨て、プロデューサーの前で下着を晒す。
あぁ、こんなことになるんだったら、もっとマシな下着とか穿いてくればよかったなんて思った。
けど、あまりショーツとか無頓着だったから、あんまり変わらないかもしれない。
……まぁ、今一番大事なのは、プロデューサーの前で白と黒のボーダーのショーツを露出してて、股間の部分がかなり濡れそぼってるってことだった。
プロデューサーはと言えば、股間に食いつくように見ている。
私の濡れた股間を、今すぐにでもあの大きなちんちんを捻じ込みたい、って欲求が身体中から溢れ出てる。
そして、それを示すかのように、ちょっと萎んで柔らかくなってのが、直角に聳え立つほどにそそり立っていた。
-
「ねぇ、感想を頂戴」
「か、感想、ですか?」
ちょっと私はプロデューサーを苛めたくて、そんなことを言ってみた。
プロデューサーはちょっと困ったように、眉を顰めて、口を開いた。
「……脚が、綺麗ですね」
私はそのちょっと逃げたような返答にちょっとムッとしてしまった。
私が勇気を出してこんな恥ずかしい格好をしているってのに、プロデューサーは逃げようとする。
そのことに頬を膨らませていると、卯月が私の肩を叩いて囁く。
「ちゃんと、具体的なことを言わなきゃ、いけませんよ?」
……具体的って、それってつまり、卯月が言ってたような、言葉。
「そ、それって、お、おおお、おマンコとか、お、おチンポとか、そ、そう言うの?」
凄く淫らな言葉。
口にすることを憚られる、下品さを持つ言葉。
卯月は頷く。
「じゃあ、私が言ったことを、プロデューサーさんに言ってみて下さいね」
「え、えぇ!? それって」
「いきますよ。ふふっ」
さっきまで、卯月は私がとても言えそうにもない言葉を、平気そうにつらつらと言っていた。
……でも、そのぐらいする程、プロデューサーとの仲が深いってことかもしれない。
そう考えると、私も確かに頑張らなきゃいけないと思ってしまう。
私はちゃんと、何処か困り顔のプロデューサーへと顔を向けた。
――プロデューサー、見て
「プロデューサー、見て」
――私のおマンコ、ショーツがこんなになっちゃうほど、濡れちゃったよ
「わ、私の、お、おマンコ……ショーツがこんなに、な、なっちゃうほど、ぬぬぬ濡れちゃった……よ」
――これもさ、プロデューサーのおチンポを舐めて、美味しい精液一杯飲んじゃったからだよ。
「これもさ、ぷ、プロデューサーの、お、お……チンポを、舐めて、おお、お、美味しい精液……一杯飲んじゃったからだよ!!」
――だからさ、私のおマンコにおチンポ捻じ込みたい?
「だからさ!! 私のおマンコにおチンポ捻じ込みたい!?」
セリフの中盤までは恥じらいを持ってた私だけど、もう後半からはやけくそだった。
もうプロデューサーのちんちん……おチンポを舐めてるんだ。
そこにはもう羞恥心なんて介在する余地なんて無い。
あるのは、性欲だけ。
私はプロデューサーの顔を見る。
プロデューサーはちょっと驚いたように私を見て、そして微笑んだ。
「……とても、いやらしいです」
「い、いやら……しい?」
「――はい」
そう言うプロデューサーの視線はやっぱり私の股間に向いていて、ちょっと恥ずかしい。
でも、だからこそ、気持ち良い。
私はそっとショーツの上から、自分の膨らんだ部分に手を当てがった。
くちゅって湿った音が鳴って、私はそれ以上の自分の心臓の鼓動を耳にする。
「いやらしいですよ、凛ちゃん」
……あぁ、親友と大好きな人に、おマンコを触ってる姿を見られてる。
普通だったら死にたいぐらいに恥ずかしいはずなのに――とっても気持ち良い。
頭がおかしくなりそうっ。
-
「はぁ……はぁ……はぁ」
私は自分のおマンコから流れる汁と、私の喘ぎ声だけが響く空間で、ショーツの上からずっと刺激を与え続ける。
快楽の津波が私の理性を根こそぎ削り取ろうとする。
でも、それはそう悪い感覚ではなく、寧ろ物凄い魅惑的なものだった。
けど、次第にショーツの上からじゃ刺激が物足りなくなって、本能的な私は開放感を求めて始める。
私は、もう恥も外聞も気にしないで、ショーツに手をかけて、そのままずり下ろした。
……あぁ、プロデューサーに直接見られてる。
私の恥ずかしい部分を全部、全部見られてるんだ。
私は体が沸騰したかのように感じて、また股間へと手を滑り込ませようとして……。
「うふふ、凛ちゃんのおマンコは、とっても欲張りさんみたいですね」
「う、卯月……?」
でも、その手は後ろから抱き付いてきた卯月に手を掴まれて、止まってしまう。
「な、なに?」
「うふふ……ねぇ、プロデューサーさん。凛ちゃんの欲張りおマンコを観察したいって、思いませんか?」
「えっ!?」
唐突な卯月の言葉に、私は混乱した。
なにを勝手なことを言っているの、っていう気持ちと、プロデューサーに私の恥ずかしい所を全部見られるっていう欲望とかが混ざって変なことになってる。
私は視線を移すと、そこにはちょうど立ち上がってるプロデューサーの姿が映った。
そして、そのままプロデューサーは、私の前まで来てこう言った。
「渋谷さん……失礼します」
プロデューサーはそのまましゃがんで、そして私のおマンコが目と鼻の位置まで顔を近付けた。
「だ、駄目だ、よ。そ、そんなに、近くで、見ちゃ……ひぁあっ」
-
ぷにぷにと、プロデューサーは、私の恥丘を触る。
大事な部分は全く触られてないけど、それでも頭が狂ってしまうほどの快感が私の体を駆けった。
そしてそのまま、たったそれだけのことで……イッてしまった。
「はぁぁぅぃっッッッ」
今まで出たことの無いほどのエッチな汁が、溢れて来て、それがプロデューサーの顔に当たる。
けど、プロデューサーはそれで止まらなかった。
まだ、私の中で快感が頭を狂わそうとしてるのに、今度はおマンコの中に指を入れてきた。
「だめ、ダメダメダメ……ひぐっ、あぁあっ、イクっ、イッちゃう゛」
まるで獣みたいな叫び声が私の喉から迸った。
それと同時に、快楽の第二波が身体中を犯し尽くす。
でもやっぱプロデューサーは私が喘ぎ苦しんでるのも無視して、淡々と膣壁を指で擦り続ける。
大量のエッチな汁のせいで、私のおマンコに指が出たり入ったりする度に、ぐちゅぐちゅって鳴って、心臓の鼓動を激しく脈打たせる。
「駄目だってばぁ……死んじゃウ゛からぁ」
でも、私の声も聞かないで、プロデューサーは私のおマンコを淡々と弄り続ける。
――駄目、もう、頭がおかしくなっちゃうぅ。
私は常識とか理性とか羞恥心とか、そんなものが潮を吹く度に綺麗さっぱり流されていくのを感じた。
「凛ちゃんのおマンコ、一杯喜んでますね。えへへ、とってもエッチですよ……凛ちゃん」
卯月が耳元で呟いて、私のお尻を撫でた。
「でも、もっと喜んでください」
そう言うと、今度は私のお尻の穴の周りが撫でられて、背中がゾクゾクってした。
「ひぃあっ。う、うじゅき、な、なにをしてるのぉ」
「うふふっ、凛ちゃんのケツマンコを弄ってるんですよ」
「け、けちゅまんこぉ?」
「はい、こうやって……」
「ふぇっ」
卯月は、もう絶頂を常に体感して疲れ果ててる私のお尻の穴に指を入れたんだ。
気持ち良く無いのに、でも、背中がゾクゾクってして、おマンコほじくられてて、もう頭がわけわかんなくなってきた。
「快楽の波に溺れて、一緒にプロデューサーさんを愛しましょうね……凛ちゃん」
最後に聞こえたのは、卯月の甘く脳が蕩けるようなそんな囁き声で、そのあとの私は、意識があるのか無いのか、わからない状態になってた。
でも、快楽の波は私を蝕む。
より淫らに、より淫猥な欲望を擡げるように。
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今日はここまで
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なんかおちんこが変な感じになってきたのら
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進捗報告
恐らく、明日までには渋谷凛編を終えることが出来ると思います
……いつの間にかご自愛兄貴とか呼ばれてて草生える(困惑)
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やけくそ凛ちゃんすき
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「渋谷さん……入れますよ」
プロデューサーは凛の耳元にそう呟き、濡れそぼったヴァギナにペニスを当てがう。
だが、あてがい、その周囲を擽るだけで、一向に入れようとはしなかった。
どうやら凛の返事を待っているらしい。
それも、彼の表情からして、飛びっきり淫らな言葉を、期待している。
それが彼女には分かり、にへらと笑みを作る。
もう、快楽で全身が引き攣りまともな笑みを浮かべることすら出来ないのだ。
きっと今の自分はみっともない顔を彼に晒しているのだろう。
だが、それももはや興奮する材料にしかならず、彼女は昂ぶる気持ちを押さえつけることもせずに、口を開いた。
「ねぇ、プロデューサー……私のことをめちゃくちゃに、犯してよ。……あんたの形に、して?」
「……はい」
彼はそう簡単に返事をすると、熱り立った肉棒を彼女の中へと入れていく。
凛は処女だ。
だから、初めては痛いものであると考えていたのだが、思っていたよりもすんなりと彼のものが自分の中に入っていく。
痛みを感じないわけではない。
けど、顔を顰める程度の痛みでしかなかった。
「痛くはありませんか?」
「ちょっと……痛いかも。でも、思いの外、痛くはないかな?」
「それは、よかったです。入念に、弄った甲斐がありました。それでは……動いていいですか?」
「う、うん、まだ少し痛いから、ゆっくりとお願い」
「わかっています」
彼はそういうと、ゆっくりと腰を動かし始めた。
卯月の時とは違い、緩慢な動きで、それを出し入れする。
「うふふっ、プロデューサーさん。私の時とは違って、随分と凛ちゃんには優しいんですね」
と、卯月はプロデューサーのことを揶揄う。
プロデューサーはそのことに照れながらも、返事はしなかった。
どうやら今は、凛を気持ちよくすることに集中しているようだ。
「んっ……ちょっと慣れて、きたかも。もう少し早くしてっ」
「わかりました」
-
凛の呼び掛けに答えて、彼は腰をほんの少しだけ早く動かす。
湿った音だけしかしていなかった空間に、肉と肉が微かにぶつかる音が加わった。
ただ、脳が、自分が今感じている以上の快感を拒んでいるのか、腰が引き気味になってしまう。
「……大丈夫、ですか?」
そのことを、彼が自分が嫌がっているのではないかと思ったのか、心配そうな顔でそう尋ねてきた。
「だ、大丈夫だから。き、気持ち良くって、腰が引けてるだけ、だから」
「……では、このままで」
彼は凛の腰に両腕を添えると、そのまま再びピストンを再開する。
ただ、先ほどのような普通の押し引きするだけのものではなく、今度は色んな角度から肉壺を押し広げる。
先ほどとは異なった場所に肉棒が突き上げられ、しかし、それがまた種類の異なった快楽を与えた。
流れてくる夥しい性的快楽は、程なくして彼女を絶頂へと導く。
「だ、だめ、ちょっと、イっちゃうから。少し、優しく」
「……わかりました」
凛の言葉に従い、彼はピストン運動の速度を落とす。
それでも、彼女の受け付ける快楽の限界は越えていて、程なくして、果てた。
「――」
声がまともに出ないほど、頭が真っ白になる。
下腹部が無意識的に痙攣して、浅い呼吸が彼女の胸を震わせた。
だらしなく空いた口からは、だらしなく唾液が垂れていた。
――これが、SEXなんだ。
「……今日は、これで終わりにしましょう」
-
彼は凛へそう微笑み掛ける。
凛としては、まだ彼が射精していない。
故に、彼が満足するまでしたいと思っていたのだが、その言葉も出ないほど彼女は疲弊してしまっていた。
プロデューサーを満足させたいけど、今の自分はどうしようもなく満足してしまっている。
凛はそのことがもどかしくて仕方がない。
そんな悔しげな感情が表情に出ていたのか、プロデューサーは微笑みながら頭を撫でてくれた。
「そんな顔をしないでください。……とても、気持ち良かったですよ」
「でも、アンタ……まだ満足していないよね」
「――じゃあ、プロデューサーさん♪私に、それを入れてくれませんか♡」
と、会話に横槍を入れたのは、今まさにスカートを脱いでいる卯月だった。
「……ですが、それは」
彼も彼で、さすがにそれは凛に悪いと思ったのか、困惑している。
……けれど、今まさに凛の中に入っているペニスが、跳ねたのを感じた。
きっと、彼は発散することの出来なかった己の性欲を、卯月へぶつけたがっている。
それがありありと理解できてしまった。
「……いいよ」
「しかし」
「……卯月の方が、『今は』気持ち良いんでしょう。私の中のアンタは、正直だよ。ね、卯月も待ってるみたいだし」
「……わかりました」
彼はそう言って、ペニスを彼女から引き抜く。
何だかそうすると、自分の体にポッカリと穴が空いてしまったかのように思えて仕方がなかった。
だから、彼女は求める。
「ねぇ、キスして」
「……」
彼は少し口を閉ざし、そのまま凛の唇を奪った。
先ほどのSEXとは対照的に、彼は凛の舌と自分の舌を絡み合わせ、貪るようだった。
互いが互いの息を顔に吹きかけ、唾液を交換する。
そして、彼は口惜しげに顔を離し、改めて凛の頭を撫でた。
「……すみません。あなたの処女をこんな成り行きのように奪ってしまって。この償いは、いつか、必ずします」
そう耳元で呟いた。
恐らく、自分はその時に浮かべた虚ろな、でも、悲しげな表情を絶対に忘れないだろうと思った。
プロデューサーは立ち上がり、そして下着を脱いだ卯月の方へと歩いていく。
……程なくして、卯月とプロデューサーの激しい獣のような行為を目の当たりにする凛。
彼女は密かに、自分の時よりも気持ち良さげなプロデューサーを見て卯月に初めて嫉妬という感情を抱いた。
それと同時に、自分も頑張ってプロデューサーのことを気持ち良くしてあげようと、誓ったのである。
――
-
「凛ちゃん、このことを今まで内緒にしていてすみませんでした」
プロデューサーと行為をした後に、二人は一緒に美城プロダクション本社ビル近くのカフェテリアにて、温かいものを飲んでいた。
凛と卯月の手元には、湯気が立っているホットチョコがあった。
それを見ながら、卯月は凛に謝る。
「凛ちゃんが、プロデューサーさんのこと好きだっていうことは、わかっていたんですけど……」
「別に、私は怒ってるわけじゃないし」
「でも、なんか不機嫌ですよ?」
まるでこちらを窺い立てるかのような視線を向ける卯月に、凛は苦笑した。
別に怒ってなどいない。
確かに卯月とプロデューサーがそういう肉体関係にあるなど考えもつかなかった。
ただ、そのことに関して彼女が怒ることは出来なかった。
凛とプロデューサーのことを繋いでくれたのも、確かに彼女なのだから。
しかし、卯月とプロデューサーがSEXをしている時に発していた言葉の隅々には、貪欲な支配欲が見え隠れしていたように思えた。
「ねぇ、卯月……アンタはプロデューサーのこと、どう思ってるの?」
「……もちろん、愛しています。プロデューサーさんも、愛してくれると言ってくれました」
「でも、だったら普通、他の女と好きな人をその、そういう行為をさせようとは思わないんじゃないの?」
「……普通は、そうですね。でも、私とプロデューサーさんの関係は普通では、無いんです」
そう呟くと、卯月は波打つ土褐色の水面へと視線を落とす。
-
「それって、どういうこと?」
「きっと、プロデューサーさんは、私のことを愛していないんだと思います。私は、肉体関係をあの人に強請ってしまったんです。……そこに純粋な愛が育まれることなんてない。そんなことはわかっていました」
「卯月?」
「私は、プロデューサーさんを苦しめているんですよ。罪悪感とか、後悔とか、そういうもので」
卯月は淡々と語る。
しかし、その内容の大半を彼女はあまり理解することが出来なかった。
愛し合っているわけではないのだろうか?
だからこそ、あそこまで激しい行為ができるのではないのだろうか。
「……私には、卯月が言っていること、あんまわかんないよ」
「そう、でしょうか? そう、ですね。私も、プロデューサーさんとの関係を上手く表現ができる気がしません」
そう言った卯月は、冷めてしまったホットチョコをやけになって飲みほす。
「……凛ちゃん。一緒に、プロデューサーさんと私と凛ちゃんで、気持ち良くなりましょう」
卯月はそう言って、表面上は快活そうに笑う。
いつもの笑顔。
でも、それは無理して浮かべたような張りぼての笑顔で、やはり悲しそうだ。
……プロデューサーも、同じような笑顔を浮かべていた。
何でみんな揃いも揃って苦しんでいるのだろうか、凛にはあまり理解できなかった。
「……うん」
凛は曖昧に頷く。
卯月はそんな彼女に、苦笑した。
――
-
夜は更けていく。
街灯が街を照らし、月明かりが世界を照らす。
それでも、彼女たちが突き進むべき道は、太陽でさえ照らしてくれない。
それが今の彼女にとっては、とてももどかしかった。
「凛ちゃん、怒るかな」
卯月は、凛と別れた後、一人で歩きながらそのようなことを呟く。
卯月の胸の内では、ぐるぐると醜い感情が昂ぶっていた。
自分は凛を道連れにしたという罪悪感と達成感がこみ上げてくる。
先ほど、凛の前では卯月は『肉体関係により純粋な愛は実現などはしない』と言った。
だが……凛は気がつかなかった。
彼女がその言葉を述べた本意を。
――凛も又、肉体関係を構築してしまったが故に、彼と純粋な恋愛などすることが出来なくなっていた、ということを。
『プロデューサーさん。私たちがSEXしている時に、誰かに見られてしまったら、その人も巻き込みましょうよ』
それはいつか彼を唆した言葉。
バレないための緊急措置と謳っておきながら、しかし事実は全く異なり、それは卯月の仲間を増やすためのことだった。
孤独に苛まれないように、この悲しみを誰かと共有出来るように。
……そして、快楽や悦楽を、共有出来るように。
「……ふふっ、ふふふ」
卯月は笑う。
不敵に、ただただ笑う。
罪悪感を感じながらも、強かに、ただただ笑う。
いつか信じて疑わなかった確かな愛情が、そこにはある。
歪だが醜く汚く、それでも蠱惑的な愛が、あるのだ。
「……今度は、どんなプレイをしよっかな♪」
そんなことを呟きながら、薄暗闇の中を彼女はスキップしながら歩いて行った。
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一応、これで一旦区切り
未央ちゃんも巻き込みたかったけど、これ以上はモチベが続きません
まだまだ卯月と武内Pと凛の変態的プレイは続くということで、お願いします
気が向いた時に、また書くかも
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ご自愛ください(スレタイ回収)
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ご自愛先生の次回作にご期待ください!
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闇卯月すき
気付いても凛ちゃんなら許してくれそうだなあ…ご自愛兄貴乙です
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久し振りに続き投下します
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「渋谷さん……駄目です」
「大丈夫。声を出さなかったら、大丈夫だって」
「しかし……」
「大丈夫……それにほら、もうこんなになってる」
プロデューサーと私は現在、公園の男子トイレの一室に入っていた。
入っていた……というよりかは、連れ込んだって言う方が正しい。
私がプロデューサーをトイレの個室へと連れて入ったのだ。
理由は幾つもあるけれど、そんな建前なんか今はどうでもよかった。
ただしたいから連れ込んだだけ。
私はプロデューサーのズボン越しでもわかる大きくなったそれを撫でる。
「……んっ、渋谷、さん」
プロデューサーの吐息掛かった声が、私の耳元に掛かる。
「どう、気持ち良い?」
「は、はい。しかし、このような場所ではやはり……止めてください」
でも、私は止めるつもりなんて毛頭無かった。
だって喘いでいるプロデューサーって可愛いし、それに口では止めてって言ってるけど、抵抗しないってことはプロデューサーも求めてるってことだ。
私は暗にそれに応えるだけ。
プロデューサーの今にも弾けそうなそれを解放するために、ゆっくりとジッパーを下ろす。
すると、大きく山を作ったパンツが、ジッパーから飛び出した。
「ふふっ、やっぱり興奮してるよね」
「うっ」
私はそんなことを言って、パンツ越しにそれを握る。
脈動してる感覚とか、生暖かい感触が、布越しでも伝わってきた。
「こんなところで、こんなにしちゃって……プロデューサーは変態だね」
「そ、それは渋谷さんが」
「……ふふっ、私知ってるから。プロデューサーが水着姿の私に興奮してたって」
それをパンツごと擦りながら、私はプロデューサーの耳にそう囁きかけると、プロデューサーは恥ずかしそうに視線を逸らした。
図星なんだね。
今日の仕事は、水着でグラビア撮影をやっていたんだけど、その時のプロデューサーを見たら、顔を赤くして穴があくほどみていたんだ。
だから、きっと興奮してるんだろうなってことはわかってたりした。
「……嬉しかったよ。私の水着で興奮してくれて」
「し、しかし、プロデューサーとしては、そのような邪な感情を抱くわけには」
「でも、ここを大っきくしてる」
撫でるのを止めて、私は竿の部分をギュっと握る。
すると、プロデューサーが「うっ」と苦しそうに、でも気持ちよさも混じった声音で呻いた。
「もっとして欲しいよね?」
私は今度はボクサーパンツの穴の部分から、熱くなって大きいそれを取り出す。
亀頭の先端からは既に白い粘液が漏れ出していて、ビクビクと震えていてちょっと可愛らしい。
そして、直で竿を擦った。
ビクビクしたり、熱く猛ったプロデューサーのそれは私の中で暴れようとするけど、私はそれを宥めるように撫でる。
いいこいいこって感じで、ハナコの頭を撫でる感じです。
すると、プロデューサーも気持ち良いみたいで、喘いでいる。
「ね? プロデューサーも、したいでしょ?」
「……しかし」
-
でも、ここまでしてなおのこと折れないプロデューサー。
まぁ、そうだよね。
プロデューサーってそういう人だって知ってたから。
……だったら、その気にさせてあげるまで。
私はしゃがみこんで、プロデューサーのおちんちんに息を吹きかけた。
すると、ビクッて跳ね上がって、先走り汁が亀頭の先端から漏れ出す。
私はそれを竿全体に塗りつけた。
亀頭をせめてあげるとプロデューサーは気持ちよさそうにするんだけど、それだけじゃなんか勿体無いから、おちんちんの全体を握って、擦った。
一回手を動かす度に、にちゃにちゃってとても淫らな音が鳴る。
プロデューサーも気持ち良いのか、片手を壁につきながら、もう片方の手で口を抑えてる。
でも、そんなことをしても熱い吐息は隠せない。
「ほら、こんなのはどう?」
「……んっ」
今度は、擦るだけでじゃなくて、睾丸をゆっくりと撫でてみる。
すると、それが気持ち良いのか、プロデューサーは少しだけ腰を落として、ちょっとだけ足を開いたんだ。
その体勢だと、自然と私に大っきく勃っている美味しそうなおちんちんが、私の顔に突き出されることになった。
「じゃあ、舐めるね」
その言葉に、プロデューサーは目で反抗してくるけど、ここまでしちゃったんだ。
――最後まで、しちゃおうよ。
私はプロデューサーのそれの先端を口に含んだ。
苦くて生臭い匂いが、私の口の中一杯に広がるけど、私はそれに構わず亀頭に舌を這わせる。
最初、あんまりフェラチオって得意じゃなかった。
初めてやった時は確かにノリノリだったけど、あれって勢いでやっただけで、二回目からからっきし駄目になっていたし。
だって、本当に精液って不味いんだもの。
でも、もう卯月と私とプロデューサーで何回も体を重ねたりして、それも克服した。
だから、こんなことだってできる。
私は口を窄め、そしてまるで赤ん坊みたいに吸いついた。
「あ、……や、止めて下さいっ」
やっぱプロデューサーはそんなことを言う。
でも、今まであった微かながらの余裕が無い声だ。
これはもう一押しかなと思って、今まで吸い付いていたそれから一旦口を離す。
もう精液が糸を作って、私の口と熱り勃ったそれを繋いでいる。
まるで赤い糸みたい。
……こんなこと言ったら、まゆに怒られるだろうな。
そんなことに苦笑して、私はまた口を大きく開いた。
そしてそのまま、さっきまでと違ってプロデューサーのそれを口の奥に突き刺していく。
「し、渋谷……さんっ」
プロデューサーのって、とても大きい。
それこそ私の顎が外れそうなぐらいに、とっても大きい。
でも、私はこれが好きだった。
なんていうか、これをする度にプロデューサーだけの体になっていくような気がするし、ここはトイレだからなおさら気分が高揚するんだ。
「だ、駄目ですっ。出てしまいますっ」
その言葉に、内心で仄暗い笑みを浮かべながら、そのまま喉の奥へと突っ込む。
「おぉ゛え゛」
吐きそうな感覚が私の体を襲う。
涙が目の奥から出て、鼻水も出そうになる。
でも、それが嬉しい。
――そして。
-
「あ、あぁっ」
プロデューサーの情けない声と共に、びくっと咥え込んでいたそれが震えて、私の口の中に精液を吐き捨てた。
生臭くて、ネバネバして、おたまじゃくしみたいなのが何億匹もいる、それ。
私は溺れそうになるけど、一生懸命に我慢して、それが出し切るまで我慢する。
そして、ゆっくりと口からそれを引き抜いた。
口の中はゼリーみたいにプルプルした精液で一杯だった。
私はそれを味わうように咀嚼してから、飲み込む。
物凄く生臭いけど、これがプロデューサーから出たものなんだって思うと、美味しくはならないけど、恋しくなる。
――もっといっぱい、ほしくなる。
「はぁ、はぁ、はぁ……ふふっ、今日は一段と濃いね」
「し、渋谷さん。大丈夫でしょうか」
「ふふっ、大丈夫。……ね、ねぇ、それよりも、さ」
私はちょっと恥ずかしさを感じながらも、立ち上がった。
それはさっきとは逆の体勢で、私が自分の股間を強調するみたい。
まぁ、みたいじゃなくて……。
「ねぇ、プロデューサー。……私のここ、見てくれない」
そう言って、スカートを捲る。
すると、プロデューサーの視線が私のパンツに集中する。
「私、プロデューサーの舐めてて、ヤバイんだ。……早く、挿れて。前戯なんてしなくていいから」
もう限界。
っていうか、最初から限界なんて超えてた。
プロデューサーが私の水着姿を見て顔を赤らめてた時点で、心臓がドキドキ言ってたんだ。
ずっと、早くプロデューサーを受け入れたいって考えてて、だから今日はあんまり撮影の時間が長引いちゃった。
けど、そんなことどうでもいい。
重要なのは、早く私とセックスしてくれるかどうか。
プロデューサーは少しだけ黙って、そして「わかりました」って言ってくれた。
そんなことを言ったプロデューサーの顔は本人が自覚していないかもしれないけど、仄暗い感情を覗かせる笑みが張り付いている。
こうなると、プロデューサーはちょっと我儘になるけど、私とか卯月はそんな時のプロデューサーも好きだったり。
「では、失礼します」
プロデューサーは立ち上がって、私のことをギュっと抱き締めてくれる。
暖かくて大きい腕に私はすっぽりと嵌るけど、それが逆に安心感で包んでくれた。
そして、慣れた手つきで、プロデューサーのそれを私の襞にあてがって、そのままゆっくりと挿入した。
膣の中を這って、プロデューサーの竿が入っていく。
「あぁ……い、いいよ」
私のあそこは最初から濡れてたから、抵抗無く入っていって、一番奥に亀頭を擦り付ける。
でも、それだけで私はイってしまった。
いつもだったら、もっと頑張って我慢するんだけど、なんかシチュエーションがシチュエーションなだけに、私の体は敏感になっているみたい。
私の体がちょっと痙攣しているのを見て、プロデューサーは耳に囁きかける。
「……イってしまわれたのですか?」
「う、うん」
「……」
すると、口元を歪めて、ゆっくりと腰を動かし始めた。
上下に、ゆっくりと、でも丁寧に私の色んな場所を擦るせいで、唯でさえ敏感になっている私は気が狂いそうだった。
-
「は、ぁっ、だ、だめっ、ま、まだ敏感だから、ちょっと」
「大きな声を出したら、人が来てしまいますよ」
その言葉を聞く限り、プロデューサーもスイッチが入ったみたい。
こうなると、プロデューサーは止まらない。
一応、私の体のことは考えてくれるけど、それでも私の体に徹底的に快感を叩き込もうとする。
まるで、私のことを自分専用の肉便器にするみたいに徹底的に。
体が大きくて、それに大好きな人から責め立てられるから、私は抵抗できない。
それに、とっても一度その快楽を知ってしまうと、抵抗する気力が失せてしまう。
もっと私をイカして欲しい。
私の子宮を責めて欲しい。
そんな欲求に対応するみたいに、プロデューサーは私を抱きしめた腕に力を入れながら、腰を動かす。
肉と肉のぶつかる音と共に、ねちゃねちゃって湿っぽい音も私の耳に届いた。
何だかプロデューサーだけの体になっているみたい。
快感で頭が痺れて、自分が誰の所有物かを刻み込まれる。
その被征服感気持ち良くて、もう自分のあそこは酷いことになっている。
でも、その快感をただ享受している時、いきなりプロデューサーが私の口を大きく無骨な手で塞いだ。
「少し、話さないでください」
私はプロデューサーの言葉に素直に従う。
すると、足音が聞こえてきた。
どうやらトイレをしにきた人がいるらしい。
膣の中にプロデューサーのものを入れながらのこの状況に、私は背徳感だけで絶頂へ導かれそうになった。
「なぁ、お前しぶりんの写真集買った」
でも、私はその言葉に思わずゾッとしてしまった。
今、男の人二人は私の話をしている。
……プロデューサーとエッチしている、私の話を。
「買った買った。しぶりんファンにはたまらない一冊でしょ」
「だよな〜。こう、クールビューティの体現者って感じ。マジやばい」
「だよなっ!!」
まさか自分の話をされるなんて思ってもなかったから、私は息を潜める。
だって、絶対にバレるわけにはいかない。
……けど。
「――っ!?」
私は瞬間、驚いた。
だって、あんなにエッチに対して控え目なプロデューサーが腰をゆっくりとストロークさせ始めたんだから。
私は首を横に振って止めてってことを伝えようとしたけど、プロデューサーは強引に私の唇を奪った。
まるで私の口の中を貪るみたいなキス。
唾液と舌が口の中で混じり合って、涎が顎を伝う。
「――っ、ぅ」
……頭が蕩けそうになって、私は今日で何回目のオーガズムを体感する。
男の人二人はまだ室内にいて私の話を続けている。
ファンの傍らで、私たちはセックスしているんだ。
いや、セックスなんてものじゃない。
これって、一方的なもので、私は抵抗する手段を失って、気持ち良さに喘ぐことも出来ない。
それに、ゆっくりとした腰使いは私が満足しないギリギリのラインでもどかしい感覚を与え続ける。
もっとしたほしい。
もっと強く、私のアソコにいつもみたいに激しい、動物みたいな交尾がしたい。
「結婚するならしぶりんみたいな女の子がいいなー」
手を洗っているのか、蛇口から水が出る音と混じって、一方の男の人がそう言う。
あぁ、こんなに私のことを想ってくれるファンがいるのに……。
私はもう、プロデューサー以外のことは考えられない。
――プロデューサーのあつくておおきなおちんちんのことしかかんがえられない。
-
男の人たちの足音が遠退いていく。
すると、プロデューサーはずっと絡めあってた舌を口内から引き抜いて、唇を離す。
いやに粘着質な唾が、私とプロデューサーの唇に糸を作った。
私はプロデューサーを見る。
プロデューサーはとても卑しい笑みを浮かべていた。
今度はどんな風に私のことを虐めてくれるんだろう。
そう期待の篭った気持ちで、プロデューサーの次の対応を待ってると、プロデューサーは私のおまんこから竿を引き抜いてしまった。
「あ、あともう少しで、イケそうなのに」
もう恥なんてものはない。
ただただ、快感を貪りたいがために私の愛液とプロデューサーの先走り液でてらてらと光っている竿に手を伸ばすけれども、プロデューサーがそれを阻止する。
そして、私にゆっくりとこう言った。
「渋谷さん……どうしてほしいか口で言わないと、わかりません」
それはいつもは抑圧している性欲から垣間見えるプロデューサーの一面。
プロデューサーは興が乗ると、こうやって私や卯月におねだりをさせるんだ。
ひどくいやらしい、人には到底聞かせることが出来ない、私たちだけの暗号を。
私はその言葉にただただ従って、トイレのドアに手を付いて、お尻をプロデューサーへ突き出した。
まるで雌犬みたいだけど……今の私は多分、発情した雌犬と変わらない。
「お願いっ。プロデューサーのおちんちんで、私の――私のおまんこをメチャクチャにしてっ!!」
「わかりました」
プロデューサーは私の下品なおねだりに満足すると、私が待っていた熱くて反り返っている竿を、襞へ押し当て……一気に彼は突っ込んだ。
「お゛ぉ゛っ」
私の口から、人には到底聞かすことの出来ない、汚い発音の音が出たけど、プロデューサーはそんな私を無視して強く腰を打ち付ける。
子宮が潰れちゃいそうな衝撃が、私の体を揺さぶる。
もう口を閉じることも出来ない。
涎がさっきキスで伝った道筋を辿って、トイレのタイルの上に水たまりを作る。
……でも、じれったい快感じゃなくて、今にも身を焼かれそうなほどに強烈な快感の前で、体裁を取り繕うことさえ出来ない。
私の尿道が緩んで、ちょろちょろとおしっこが漏れ出しまった。
黄色い私の汚いものが、トイレのタイルを汚して、そしてプロデューサーのものを汚す。
「……お漏らしですか。悪い子にはおしおきが必要ですね」
そう言うと、プロデューサーは私のお尻をパンと軽く叩く。
「ひあぁっ!!」
「膣が締まりましたよ。もっと、してほしいのでしょうか」
「もっと、もっとお尻叩いてっ。おしおきしてっ!!」
プロデューサーは腰を私のお尻に幾度となく叩きつけながらも、まるで馬を走らせるみたいに適度な間隔で私のお尻を叩く。
いつもだったら、痛いのに、それも気持ち良さに変わる。
屈辱は甘い蜜になって、私の脳を揺さぶるんだ。
なんどもなんども私はイった。
プロデューサーのセックスはとても気持ち良い。
手加減なんて知らない、ただの快感を貪るための性行為。
もう私の頭の中がぼやけて、視界が薄いピンク色に染まっていっている時、彼の中のものがびくんと震えるのが分かった。
「ぷ、プロデューサー、うぁっ、い、イくのっ?」
「は、はい」
「な、中に出して。わたし、わたしのあかちゃんのへやにいっぱいっ」
「出ます――っ!!」
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プロデューサーは最後の最後に、私の骨盤が壊れるんじゃないかってぐらいに腰を突き上げた。
そして、私のあそこの一番奥、子宮が温かいもので満たされていくのが分かった。
――中出し、されてる。
彼は数秒間、そのまま私の子宮に精液を放ち続け、そしてゆっくりと竿を引き抜く。
私はあまりの気持ち良さに腰が抜けてその場にへたり込んでしまった。
漏らしたおしっこでスカートとかパンツが濡れたけど、正直私の身を震わしている快楽の前ではどうでもいいこと。
子宮の中が満たされてる感覚と、プロデューサーと一緒にイくことが出来た充足感で、私の中は満ち足りていたんだ。
――
「すみませんでしたっ!!」
正気に戻ったプロデューサーは、トイレから出た後私にただただ平謝りするだけだった。
いつもこうなんだ。
プロデューサーはセックスする時にはいつも理性とか失うけど、我を取り戻した時はこうやってただ謝罪するだけ。
「大丈夫って言ってるからっ。もう……ほら、頭上げて」
私はそんなプロデューサーに苦笑する。
全く何回も体を重ねてるっていうのに、こういうところは本当に融通が効かない。
でも、そんなところが誠実だっておもっちゃうんだ。
「ほら、行くよ。そんなところで頭下げたてたら置いていくよ」
「あ、ま、待ってください」
「ふふっ、ほら早く」
取り敢えず、今日はすごく気持ち良かった。
……次は、どんなプレイをしようかな?
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今回はここまでです。
こんな感じで、気が向いた時に短いやつを書いていきます
それでは皆さん、ご自愛ください
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イキますよぉ、イキますよ、イクイク・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ ヌッ! ・・・ウッ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、 ヌ゛ッ!
続き、溜めて待つぜ
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なんコレたま…
こんな良スレに気付かなかったとは…
悔い改めなきゃ(使命感)
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いいゾ〜
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ファッ!?このスレまだあったのか…
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まだ生きてる!
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あくしろよ
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もう一年も終わりを迎えるんですがそれは…
(続きは)駄目みたいですね
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このようなスレがあったとは!!海のリハク 一生の不覚!!
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ご自愛兄貴大学受験で忙しいのでは
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