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自殺ニュース
196
:
管理人
:2012/04/14(土) 20:35:19 ID:3q9jMa5c0
自殺報道の難しさ痛感 群馬
(2010年12月14日 読売新聞)
10月24日夜。桐生市立新里東小学校の校長室に、憔悴(しょうすい)した岸洋一校長と生方友江教頭の姿があった。6年生の上村明子さん(12)が自殺したという情報が入り、私は急きょ、学校に取材を要請していた。
いじめがあったのかどうかを聞くと、校長らは「把握していない」「直接の原因は、はっきりしない状態だ」と繰り返した。12歳の少女が、なぜ自ら死を選ばなければならなかったのだろうか――。取材は1時間以上に及んだ。本意ではないが、質問を投げ掛ける口調は強くなった。
朝刊で報じた後、学校や市教委にはマスコミの取材や問い合わせが殺到した。勢いに押されてか、「記者会見の予定はない」と話していた学校側は25日に会見を開く。その後も取材攻勢は強まり、自分もその中に身を投じることになった。
自殺の原因を絞り込むのは難しく、報道は苦しさも伴ったが、次々と明らかになる事実を報じていくべきだと心に決めた。
しかし、取材で会った人の中には「なぜ学校ばかり責めるのか」と報道に違和感を覚えている人や、「報道は本当に事実であると確証を持っているのか。遺族に寄り添い過ぎではないか」と批判する人も少なからずいた。同僚とともに取材を積み重ね、内容には自信を持っていただけに、そうした指摘はつらかった。
読売新聞は多くの紙面を割き、明子さんの自殺を報じてきた。全国の読者からの反響も大きかった。校長室を訪れた夜、「児童らを具体的に追及することは考えていない」としていた学校が、児童にアンケートや聞き取りを行い、市教委とともに新たないじめ対策に乗り出した。報道の影響もあると考えられ、意義はあったと思う。
記者になって3年目。報道内容にここまで賛否が分かれた経験はなく、世間の関心の高さを感じる反面、いじめや自殺に関する報道の難しさを痛感した。
今月8日、いじめと自殺の因果関係を調べる第三者による調査委員会が動き始めた。新たに明らかになる事実もあるだろう。明子さんは、なぜ命を絶つまで追いつめられたのか。今回の悲しい出来事が少しでも今後の教訓に生かされるよう、真相に迫る取材に努めていきたい。(石川貴章)
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