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クーは父親の仇を討つようです 最終章
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川 ゚ -゚)「技……だと?」
( ´∀`)「そうだモナ。今のクーちゃんでは到底、ツンさんには勝てないモナ」
川 ゚ -゚)「は?お前に言われたくないし、私超強いし」
ノパ⊿゚)「いや……俺もそう思う」
川 ゚ -゚)「はい便乗ー、そうやって合わせておけばいいと思ってるんだろ」
-
ノパ⊿゚)「父さんは俺に武術を教えてくれた師匠だ。今は老いてしまって勃起するくらいしかできないが」
ノハ-⊿-)「直接、拳を交えた俺からしても、今のクーではツンさんには勝てないだろう」
川 ゚ -゚)「それは私がうんこまみれだったからだよ」
ノパ⊿゚)「……」
ノパー゚)「フッ、負け惜しみにしか聞こえんな」
-
川 ゚ー゚)「そのうんこまみれで弱体化したクーさんに押されてたのは誰かなぁ?」
ノパ⊿゚)「何を言う。俺はうんこに触れたくなかったから加減していただけだ」
ノハ-⊿-)「それに、この重みを持ったスーツとシャツ……それを着た上での戦闘で、互角程度とは知れている」
川 ゚ ー゚)「フッ、負け惜しみにしか聞こえんなぁ?」
ノハ#゚⊿゚)「……」
川#゚ -゚)「……」
-
( ´∀`)「そこまでだモナ」
ノハ;゚⊿゚)σ「と、父さん!こいつが……」
川 ゚д^)「ベロベロバー」
( ´∀`)「はぁ……クーちゃん。打ってきなさい」
川 ゚ -゚)「え、なに、死にたいの?私のパンチ食らって」
( ´∀`)「なぁに、君のパンチくらいでは死なんモナ」
川#゚ -゚)「……」
(∩´∀`∩)「ベロベロバー」
川#゚ -゚)≡⊃
-
不意打ちにも似た一撃。
両手を頬に当て、まるで赤子をあやすような挑発を行ったモナーに、大人げのない一撃だった。
顔面へと放たれたそれは、容赦なく壮年の男に襲い掛かる。だが、当の本人は意に返さず口と手を開いた。
( ´∀`)≡「相手の攻撃を受け流すよう、1歩後ろに下がり」
-
半身を切って、クーの拳はかわされる。まっすぐに伸びた右手の裏側に回ったモナーは、手首と左肩を掴み、続ける。
( ´∀`)川;゚ -゚)「!?」
( ´∀`)「同時に、腕に力をこめ、相手の重心を崩し」
目の前にいたはずの男が、自身の背中側に居ることに気がついたときにはもう遅かった。
( ´∀`)「すかさず、足を蹴って投げる」
川; -゚)「どわっ!?」
-
瞬間、地面と天井が視界に映ったかと思えば、上から感じるモナーの視線と、冷たいアスファルトの感触。
鈍い痛みと共に漏らした声は、完璧に攻撃をいなされたことの証明となる。
川; -゚)「痛っ……あ、あぶね──」
恨み言の一つでも吐こうと思った彼女の口は、喉元へと伸びた突きによる追撃に閉じられた。
川;゚ -゚)「ッ……!」
( ´∀`)⊃「……実践なら、ここで突きを入れるモナ。投げただけではとどめにならんモナ」
-
川 - )「……」スクッ
ノハ-⊿-)「宋の代より河北省に伝わる秘拳・燕青拳……」
ノハ-⊿゚)「その奥義、燕旋擺柳(えんせんはいりゅう)。相手の攻撃を利用して投げる攻撃だ。俺の使う燕旋降脚と同じ流派だが、よりカウンターに適している」
ノパ⊿゚)「まぁ、貴様では使いこなせんだろう。バカみたいに攻撃ばかりしている貴様ではな」
川# - )プチッ
川 ー )「……よーし、わかった。さぁ、打ってこい。今度は私が実際にやってやろう」
-
( ´∀`)「ふむ。確かに燕旋擺柳は相手の攻撃をとらえてこそ、身についたといえる」
( ´∀`)「短期間で身に着けるには実践が必要モナ」
( ´∀`)∩「本気で打ち込むモナ。同時に、君の力を評価してあげるモナ。覚悟は?」
川#゚ -゚)「なめやがって……とっととこいよ!」
( ´∀`)≡⊃シュゴォッ
川;゚ -゚)「!」
-
川; - )「ぐあっ!」
(; ´∀`)「あ、ご、ごめんモナ……あ」
ノパ⊿゚)「その程度では評価Fクラスだな。話にならん」
川; -゚)(やっべ、はええ……胸に一発食らった……)
(; ´∀`)(やっべ、ボタンとんだ……クーちゃんの服の第二ボタンとんだ)
-
川;゚ -゚)「フン、なかなかやるじゃないか。さぁもう一回こい!」
( ´∀`)「……い、いいモナ?」
川;゚д゚)「はよこい!」
( ´∀`)(……いいんだモナ。これは修行モナ。決してやましいあれじゃないモナ)
( ´∀`)「いくモナよ!」
( ´∀`)≡⊃シュゴウッ!!
川; - )「ああっ!」
(* ´∀`)「第三もとんだモナ!?」
-
川; -゚)「うっ、えっ、なんて?」
(; ´∀`)「あ、ああ、いや!なんでもないモナ!」
( ´∀`)(見える……!かすかな白……!これはもうちょっとで全てが見える!!)
川;゚ -゚)「く、くそ……あんた、いったい……」
ノパ⊿゚)「言っただろう、クー。俺の師匠だと。その様子では、貴様に習得は無理なようだな」
( ´д`)(!!)
-
川 ゚ -゚)「ちっ……殺そうとおもったのに」ボソッ
ノパー゚)「この辺りでやめておきましょうか、父さん。このままだとクーの体力も──」
( ´∀`)「続けるモナ」
ノパ⊿゚)「えっ?」
川 ゚ -゚)「……!」
( ´∀`)「続 け る ん だ モ ナ」
-
ノハ;゚⊿゚)「と、父さん、いや、しかし」
( ´д`)「ヒートッ、黙れ!続けるんだモナ!モナは見たいんだモナ!成長の過程というものを!!」
ノパ⊿゚)(父さん……そこまでしてこいつのことを)
川 ゚ -゚)(陳モナー……ただの変態だと思っていたのに、私にここまで武術を……)
( ´∀`)(Cかな……Dかな……)
-
ノハ-ー-)「……クー、やれるか?」
川 ゚ ー゚)「……ああ」
ノパ⊿゚)「ならアドバイスだ。心を乱すことなく、ただ己の心に眠る意識を集中しろ」
川 ゚ -゚)「ヒート……お前、反対してたんじゃ……?」
ノハ-⊿-)「フッ、気が変わったんだよ。父さんの目に狂いはない、どうやら貴様は逸材らしい」
川 ゚ -゚)「……」
-
ノパ⊿゚)「心を乱すことなく、ただ己の心に眠る意識を集中する……」
ノパー゚)「明鏡止水の境地だ。貴様ならできるだろう」
( ´∀`)「はぁはぁ、もういいかモナ?はやくするモナ」
川 - -)「……」
川 ゚ -゚)キッ
-
川 ゚ -゚)(心を乱すことなく、ただ己の心に眠る意識を集中する。それが、明鏡止水の境地……!)
( ´∀`)(おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい)
-
( ´∀`)≡⊃シュゴゥッ
川 ゚ -゚)(!)
(; ´д`)「なっ!」
∩_∩
ノ ノ
⊂(´д`;)⊃
゙ ゙
川 ゚ -゚)∩彡
) ⊃ ノ
) ) ̄) )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
グワンッ
∩⌒`⊃
\( Д )づ/
ドシーンッ!
スッ
∩彡
川゚ ー)))
/ミ⊃/)
と__) ⊂(Д`)つ
ノパ⊿゚)「追撃……!」
-
川 ゚∀゚)「死ねぇええええええええ!!」
(* ∀`)(お、おっぱい!)
パシッ!
川゚ ー)))⊃⊂((゚⊿゚ハノ
/ミ⊃/) ボボイン( ⊂彡\、
と__) ⊂(´Д`)⊃と__)
ノハ;゚⊿゚)「そこまでだ、クー!貴様、今死ねって言わなかったか!?」
(* ´Д`)(おお!!二つが四つに増えたモナ!!たまらんモナ!!)
-
川;^ -^)「い、いやぁ?言ってないよ?ねぇ、陳モナー」ズイッ
川;^ -^)⊃
. Y .)パァァァァ
(´∀` )
ノパ⊿゚)⊃「父さん、言いましたよね!聞こえましたよね!?」ズズイッ
人 ⊿ ノリハ
ヽ、 ̄ ̄ ̄ヽ )リ
ノ ̄ ̄´ /|ル
パァァァァ ( '人 'ノ/
( ´∀`)
-
川 ゚ヮ゚)「それより陳モナー!どうだった?私どうだった?すごいだろ?評価Aだろ?」
ノパぺ)「父さん!俺の方を見てください!さぁ正直に答えて!!」
川 ゚ぺ)⊃ムムム⊂(゚ぺハノ
(* ´Д`) っ
| ⊃ ⌒_つ
`'ー--―''"
-
/⌒`ヽ
( 人 )
| |ブチィッッ!!!
| ノ(|
川 ゚ぺ) | ⌒| (゚ぺハノ
| |
(*´∀`| |ーっ
| ⊃ ⌒_つ
`'ー--―''"
-
川 ゚ -゚)「……」
ノパ⊿゚)「……」
川#゚ -゚) ノハ#゚⊿゚)
(* ´∀`)「きっとDだモナ」
-
/⌒`ヽ
( 人 )
| |ッチィッツォオオン!!
\ノ/
シュバッ!∥∥シュバッ!
川#゚ -゚)⊃※※※⊂(゚‐゚ハノ
∥∥
| |
( Д | |ーっ
| ⊃ ⌒_つ
`'ー--―''"
(* ゜Д゜)「モナァアアアアアアアアアアアア!!」
デデンデン クーは【燕旋擺柳】を習得した。 デデンデン
モナーのチンコは死んだ。
第三十四話 『事務室には、女三人。女三人で、姦しいってヤツだな』 終わり
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あれ、モナー生きてる
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あちゃー…モナー女の子になっちゃったかー
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クッキー☆ネタの為だけにパイプカットされたモナーかわいそう
-
※業務連絡
うんこするので投下に遅れます。
※業務連絡終わり。
-
香港
某所
蛇足壁前
(; ・∀・)「はぁ……はぁ……」
(´・ω・`)「モララー君ッ!休憩しようッ!」
( ・∀・)「は、はい……」
ミ
/ニ(・ω・` )ニヽ\ 1ッ2ッ
∪ ;; ∪ UJ
( ・∀・)「あ、あの、何を……」
(´・ω・`)「休憩中よッ!」
( ・∀・)σ「いや、腕立てしてますよね」
-
(´・ω・`)「これがッ!一番のッ!休憩ッ!フッフッ!」
( ・∀・)「……はぁ。あの、そういえば帰りはどうするんですか?」
(´・ω・`)♭「大丈夫ッ!時間になれば上空のヘリコプターがオートパイロットで降りて来る!」
(´・ω・`)「とにかく休憩だッ!休めッ!フッハッ!」
( ・∀・)「は、はぁ……もういいです、勝手に休みます」
-
◎<モララーよ、疲れたじゃろ。
( ・∀・)「うん……一向に壊れないもん、この壁」
◎<そりゃそうじゃ。ミサイルでも壊れんからな、この蛇足壁は。
◎<殴るだけ無駄じゃ。
( ・∀・)「……え、じゃあさっきなんで勧めたの?」
◎<面白そうだったから。
(# ・∀・)「割っていい?照美、割っていい?」
-
◎<ま、待て待て。お主、気分はどうじゃ?
( ・∀・)「気分……?」
◎<仲間の現状や桃源郷への執着、それに加え、バカ娘を殺すという誓い。
◎<顔が強張っておったが、壁ドンで発散して……どうじゃて、少しはマシになっておる。
( ・∀・)「……照美、僕のことを心配して」
◎<(ちょろいの)
( ‐∀‐)「そうだな……ちょっと考えすぎていたのかもしれない」
( ・∀・)「気を落ち着けるよ。それで、この壁はどうやったら開くんだい?」
◎<簡単じゃ。我と竜の紋章を合わせれば開く。
( ・∀・)「照美と、竜の紋章?」
-
◎<そうじゃ。神の神託が記載されるアーティファクトじゃ。
( ・∀・)「すごいな……でも、そんなのどこにあるか知らないし──」
プルルルルル
( ・∀・)白「ん?誰だろう……もしもし」
『クケッ、ドーテイ様、竜の紋章を入手しましたクケ』
( ・∀・)「その声は……ハインに改造されたツン!?え、っていうか竜の紋章ゲットしたの!?」
『クケケケ、はい』
-
( ・∀・)「いったいどこから……いや、そんなことはどうでもいい。今すぐこちらに来てくれ!」
『どこにいるんですクケ?というか、ドーテイ様何をしているんですクケ?』
( ・∀・)「香港だ!壁を殴ってる!」
『クケッ!?香港!?壁!?』
( ・∀・)「そうだ、もうすぐ桃源郷なんだ」
『クケェ……今、香港はミサイルが着弾して大変なことになっているんじゃないですクケ?』
( ・∀・)「うん、そうなんだけどね。なんとかして来られないかな?」
『む、無理ですクケ。パスポートがないですクケ、あと通話料もったいないので切りますクケ』
ピッ
( ・∀・)(どのみち今のこいつの姿じゃ保健所行きか……)
-
( ・∀・)「くそ……せめて、組織が……ボスさえ生きていてくれたら」
ドドドドドド
( ・∀・)「ん?」
⊂(´^_ゝ^`)「おーい」
ヽ ⊂ )
(⌒) |
三 `J
(; ・∀・)「ボスッ!?」
(´・_ゝ・`)「桃源郷の様子が気になったから見に来てみれば、君がいるとはな!」
( ・∀・)「生きていたんですか!?」
(´・_ゝ・`)「生き返ったんだ!」
(; ・∀・)「え、いきかえ、えっ!?照美、何かしたの!?」
◎<いんや、なにもせんよ。
( ・∀・)「ど、どういうことなんですか、ボス!?」
-
(´・_ゝ・`)「いやぁ、話すと長いんだけどね。地獄の隊長の試練を受けたら合格しちゃってさ!生き返っちゃった!」
( ・∀・)「地獄の隊長!?は、え!?」
(´・_ゝ・`)「でね。色々教えてくれたんだ。地獄の隊長が」
( ・∀・)「地獄の隊長ずいぶん饒舌ですね!?」
(´・_ゝ・`)「うん。まず、組織のみんなは四天王を含め、大半が地獄に行ったか、ロフトに行った」
(; ・∀・)「あー、悪いことしてる奴もいロフト!?ロフトってなんですか!?」
-
(´・_ゝ・`)「ハンズもあった。覗いたけど、あれは名古屋のほうがいいな」
◎<ずいぶん世俗的なところじゃな、あの世は。
(# ・∀・)「君が言うな!」
(´・_ゝ・`)「ん!?モララー、まさかその鏡は」
( ・∀・)「ああ、照美です」
(;´・_ゝ・`)「照美!?」
◎<自慰道具です。暖められてます。
(´・_ゝ・`)「さ、さすがドー・テイ……」
( ・∀・)「あなた絶対感心していないでしょう」
-
(´^_ゝ^`)「ハハハ。それでな、ボスだけがうまく生き返ったってわけ。条件つきだけど」
( ・∀・)「はぁ……条件?」
(´・_ゝ・`)「そうそう!香港ミサイル爆撃事件の犯人を殺すって条件!」
(´・_ゝ・`)「そいつは地獄からミサイルを発射したんだって!で、よみがえったから現世にいるらしい」
(; ・∀・)「えっ……!?犯人、わかったんですか!?いったい誰が──」
(´・_ゝ・`)「素直クーを殺そう!」
(; ・∀・)「クーさん地獄でなにやらかしたの!?」
-
(´・_ゝ・`)「なんでも、ロフトに売ってた超高性能ミサイルを買って、隊長のお父上の家を爆撃したんだって」
(´・_ゝ・`)「その時の流れ弾が現世に来て香港に直撃したと、したり顔の隊長が言ってた」
(´・_ゝ・`)「だから現世に戻ったら殺せって。そうしないと呪うって」
(; ・∀・)「嘘だろ……じゃあ、僕たちの仲間や、関係のない人たちはみんな」
◎<あのバカ娘に殺されたんじゃな。
-
( ・∀・)「……」
(´・_ゝ・`)「モララー」
( ∀ )「……もう、許せない」
◎<お主……
( ・∀・)「この怒りは、壁を殴る程度じゃ、おさまらない……」
(´・_ゝ・`)(そりゃ壁ドンするだけで解消されたら怖いわ)
( ‐∀‐)「桃源郷よりも、なによりも、一刻も早く」
( ・‐・)「あの女を始末する」
-
(´・_ゝ・`)「……だが、素直クーはあの『白虎』の娘だろう?仲間の子を殺すことに後ろめたさは……」
( ・∀・)「一切ありません!」
(´‐_ゝ・`)「フッ……さすが嗤有門四天王、話が早い」
(´・_ゝ・`)「あっちに車を用意してある。さぁ、行こう。新しい嗤有門の誕生だ!」
( ・∀・)「はい!あ、ちょっと僕はあっちに人を待たせているので挨拶だけ……」
(;´・_ゝ・`)「わかった、先に行っているぞ。待ってるからな?待ってるからなボス」
(・∀・ )タッタッタ(´・_ゝ・`)
-
|l| | |l| |
ヒューーーーン
___ ___
 ̄ ̄ ̄干 ̄ ̄ ̄
_皿_ ( ̄ ̄)|l|
/ 丶\_// ̄
/ | /|
L_ ¶ _ノ / ||
\___/
(´・_ゝ・`) ン?
-
|l |l l |l | |i
|i l |i l| li |
___ ___
 ̄ ̄ ̄干 ̄ ̄ ̄
_皿_ ( ̄ ̄)|l|
/ 丶\_// ̄
/ | /|
L_ ¶ _ノ / ||
) そ \___/
Σ (ギイャイアアアア!!!!
⌒ヽ/V⌒v、/⌒
ビダァァァン!!
-
. 、 ′
、′・.; 、 、'.・゙
、(ノ・、(・゙;
′・( (;^⌒)゙;、'・
、、・、⌒y⌒((;;ノ、゙ヽ
(⌒;;从( ;):)ヽ
(;ヾ⌒)从⌒))⌒.・
`。;゚+゚、:: 、⌒))ノ
`:、:_):ノソ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
バゴォオオオオンッ!
(・∀・ )
( ・∀・)
( ・∀・)「……」
◎<ボス死んだの。
-
≡(´・ω・`)「どうしたッ!!」
( ∀ )「ヘリが……落ちてきた……」
(´゚ω゚`)「しまったッ!燃料をケチりすぎたッ!人に迷惑をかけないために空で飛ばしていたのにッ!どうやって帰ろうッ!?」
( ∀ )σ「……大丈夫です、あっちに車がありますから」
(´・ω・`)「モララー君ッ!どうして車がッ!?」
( ∀ )「知り合いが持ってきてくれました」
(´^ω^`)「そうかッ!その知り合いはどこにッ!礼を言わねばッ!」
( ∀ )「ヘリに潰されて死にました」
-
(´゚ω゚`)「なにぃいいいいいッ!?すまんッ!私が燃料をケチらなければッ!」
( ‐∀‐)「いいんですよ、ショボンさんは何も悪くない」
◎<えらい冷静じゃな?
( ・∀・)「悪いのは全部、素直クーだ!!絶対に殺してやる!!」
(´・ω・`)「おお、まるで自分の心の壁を打ち破ったような表情だッ!よしッ、君に協力しようッ!」
◎<仕事はどうするのじゃ?
(´・ω・`)「あれは無理だッ!腕立てして冷静になったら気づいたッ!よくよく考えてみれば、ミサイルが落ちてきても無傷なのに拳では不可能ッ!」
◎<えらい冷静じゃな!
-
(´・ω・`)「さぁ、どこへ行くッ!」
( ・∀・)「日本へ……あめぞう港までお願いします」
(´・ω・`)「遠いなッ!どれくらいかかるッ!」
◎<軽く二日はかかるんじゃないかのー
(´^ω^`)「わかったッ!行くぞッ!」
( ・∀・)(待っていろ、素直クー。必ず貴様を殺す。絶対に)
-
〜〜〜
あめぞう町
第八倉庫
事務室
( ´Д`)「モナァアアア!!ちぎれたモナ!」
川#゚ -゚)「最低だな」
ノパ⊿゚)「ああ。父さんが……いや、母さん……いや、しかし……」
川 ゚ -゚)「いいんだよ、ヒート。私だっておふくろのことは親父みたいなもんだと思ってる」
川 ゚ ー゚)「大事なのは性別じゃない。中身さ」
ノハ;゚⊿゚)「そ、そうか……ありがとう、クー」
-
川 ゚ -゚)σ「気にするな……うわ、見ろよあいつ切断面から色んな液体出してるよきめぇ」
( ´Д`)「痛いモナ!救急車モナ!早く!!」
ノハ-⊿゚)「わかりました、父さん……いややっぱり母さん?しかし」
( ´Д`)「いいから!どっちでもいいから早く!!」
ノパ⊿゚)白「はいはい」
プルルルルル
『はい、火事ですか、救急ですか?』
ノパ⊿゚)「親のちんこがちぎれました」
-
( ´Д`)「モナ!?そんな説明で──」
『ああ、陰茎折症(いんけいせっしょう)ですか』
ノパ⊿゚)「はい、そうです」
(; ´∀`)「通じた!?」
『勃起した陰茎に過度の力が加わったことによって、
浅陰茎背静脈などの血管の破裂による内出血や海綿体を包んでいる白膜などの組織が断裂して、陰茎が著しく変形したり腫れあがったりする外傷ですね?』
ノパ⊿゚)「はい、たぶん」
『わかりました、救急車を手配します』
ノハ-⊿-)「お願いします」ピッ
-
ノパ⊿゚)「来るってさ、救急車」
( ´∀`)「ホッ……痛い痛いっ!!」
川 ゚ -゚)「うるさいなぁ、蹴るぞ、そこ」
( ;∀;)「やめてモナ!!本当にやめてくださいモナ!!」
ノハ´⊿`)「はぁ……なんだか疲れたな、クー」
川 ゚ -゚)「そうだな。明日も早いし、寝るか」
ノパー゚)「俺が使っている部屋でよければすぐに使えるが」
川 ゚ ー゚)「ああ、助かるよ」
ノパ⊿゚)タッタッタ川 ゚ -゚)
( ´Д`)「……モナ、二人ともいっちゃったモナ……」
(* ´∀`)(二人とも同じ部屋で寝るモナ……?)
(; ´∀`)「あ、痛い、想像しちゃいけないこと想像したら痛いっ!」
-
〜〜〜
翌日
昼前
あめぞう町
あめぞう港
ノパ⊿゚)「本当に行くのか」
川 ゚ -゚)「うん。色々聞きたいし、なによりおふくろを元に戻さないと」
ノハ-⊿-)「危険だと、わかっていてもか」
川 ゚ -゚)「くどいな。私は仇を討つために、親父を殺した犯人を捜しているんだ」
-
ノハ-⊿゚)「……父親の仇のため、か」
川 ゚ -゚)「そういえば陳モナーは?」
ノパ⊿゚)「病院だ。どうやら女になるらしい」
川σ゚∀゚)σ「ブッハハハ!自分の娘にチンコちぎられたあげく女になるなんてなさけね!!」
ノパ⊿゚)≡⊃シュバッ!!
川;゚ -゚)≡「っ!?」
ノパー゚)「ほう、避けたか」
-
川 ゚ -゚)「お、怒るなよ!」
ノパ⊿゚)「いや、怒ってないさ」
川 ゚ -゚)「え、怒ってないの!?」
ノハ-⊿゚)「……俺の母さんはどこにいるのかもわからん」
川 ゚ -゚)「……」
ノパ⊿゚)「だから、父親を殺され、母親が狂ったお前の気持ちは、半分もわからないだろう」
川 ゚ -゚)「ヒート……」
-
ノハ ⊿ )「だが……俺がお前だったら、同じことをする」
ノハ-⊿-)「クー」
ノパ⊿゚)「技を、教えよう」
第三十五話 『残り5話くらいで終わりそう』 おわり
-
乙
今までで一番面白かった
-
ボス…
-
長いウンコだったな
-
作者もうんこの量多い俺っ娘なんだろうなあ
-
バンホーテンネタをどうぶち込むかがこの作品の明暗を分けますね・・・
-
そうか日曜は定休か
このご時世に見習ってほしいほどのホワイトっぷりだな
-
>>60
もう他作品で使ってんだよなあ…
-
したらば町
ゲームセンター イヨゥ
ウィーン
川 ゚ -゚)/「うぃーす、おふくろー?いるかー?」
_
( ゚∀゚)「来たか」
川 ゚ -゚)「ん?誰だ、お前」
_
( ゚∀゚)「俺はジョルジュ長岡。略してチャーリー。マンゲエンジェルスの一員だ」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ヮ゚)「チャーーーーーリーーーー!!」
_
(; ゚∀゚)ビクゥッ!
-
川 ゚ヮ゚)「会いたかったぞぉ、チャーーーリーーーー!!私はクーだぁああ!」
_
( ゚∀゚)「な、なんだこいつ……」
(=゚ω゚)「チャーリーさん、なんでも素直家の娘って頭がおかしいらしいよぅ」
_
( -∀-)「店長……そ、そうか……にしてもよ」
川 ^ヮ^)「チャーーーーリーーーー!!あれだろ、闇の牛乳屋さんなんだろ!?牛乳をおくれ!」
_
( ゚∀゚)「……」
-
(=゚ω゚)「ほら、チャーリーさんを闇の牛乳屋さんと勘違いしてるよぅ。やっぱり頭がおかし」
_
( ^∀^)「かわいいぜ!!」
(;=゚ω゚)「あたまおかしいのチャーリーさんだったよぅ!!」
_
(* ゚∀゚)「見ろよ、あの髪とぷくっとふくれた頬!あと乳!たまらねぇぜ!」
σ川*゚ -゚)「かわいいの?」
_
( ゚∀゚)「ああ。できれば手荒なことはしたくないんだ」
_
( ゚∀゚)「ラーノの鏡を渡してもらおう」
川 >ヮ<)∩「知らん!」
_
( ゚∀゚)「……」
-
川 ゚ -゚)「そんなことよりもおふくろはどこだよ、おふくろ」
(=゚ω゚)「ツンさんよりも、こっちの話を聞くんだよぅ」
川 ゚ -゚)「ん?あんた、確かこのゲーセンの店長さんだったよな。なんでそっち側に?」
(=゚ω゚)「そうだよぅ。マンゲエンジェルスはお得意様だよぅ。ここを貸しきったんだよぅ」
_
( -∀-)「そうだ。つまり……」
ΩΩΩΩゾロゾロΩΩΩΩ
ΩΩΩΩゾロゾロΩΩΩΩ
( ´_ゝ`)「ハッハッハッハァ!引っかかったね、マヌケなスクールガール!」
-
川 ゚ -゚)「あれ、お前は……誰だっけ……」
_
( ゚∀゚)「残念だったな、クーたん」
(=゚ω゚)(残念なのはチャーリーさんの呼び方だよぅ)
_
( -∀゚)「ここにいるのは飢えた獣ばっかだぜ?」
_
( ゚∀゚)「さぁ」
_
( ゚∀゚)「パーティーの始まりだぜ!!」
-
※※※※ゼン※※※※
(###※_ゝ※)グチャァァ...
※※※※メツ※※※※※
川 ゚ -゚)「で?」
_
( ゚∀゚)「えっ」
(;=゚ω゚)「いよぅ!?あれだけの人数を一瞬で……!?」
川 ゚ -゚)「ここにきてつまらん雑魚戦なんてやってる暇はないんだ」
川 ゚ -゚)「おふくろを出せ。それかミルクをだせ」
-
_
(* ゚∀゚)「い、いいのかミルク出して」
(=゚ω゚)「ダメだよぅ!!チャックに手をかけないでよぅ!店が汚れる!!」
p川 ゚ -゚)q「出さないって言うなら手荒なことをすることになるよ」
_
( -∀-)「……ハハハ、ますます俺好みのいい女だ」
川*゚ ー゚)「照れるぜ」
_
( ゚∀゚)「ああ。そんなかわいいクーたんに朗報だ」
川 ゚ -゚)「なに?」
_
( ゚∀゚)「教えてやるよ。お前の知りたいこと」
-
川 ゚ヮ゚)「ほ、ホントか!さっすが闇の牛乳──」
_
( ゚∀゚)「ただし、条件がある」
川 ゚Д゚)「あーーーーーめんどくさいな!!なんだ!」
_
( -∀゚)「陳一家の足腰、立てないようにしてもらおうか」
川 ゚ -゚)「ああ、それならもうやったよ」
_
(; ゚∀゚)「……え?」
-
川 ゚ -゚)「陳モナーは、ちんこちぎって病院送りにしたし」
(=゚ω゚)(ナニがあったんだよぅ……)
_
(* ゚∀゚)「なんだと!なんてうらやましい……」
_
( ゚∀゚)「じゃなくて、ほらあれだよ。陳一家の番犬がいるだろ」
川 ゚ -゚)「うんこの量が多すぎるメンヘラ俺っ子のことか」
_
( ゚∀゚)「そうそ、え、なにその詰め込みすぎ」
(=´ω`)「これじゃ珍一家だよぅ」
川 ゚ -゚)「あいつならさっき──」
-
支援、しといたから、お前の為に(優しさ)
-
〜〜〜
あめぞう町
あめぞう港
\:/
⌒ヽ‥‥○‥‥
⌒ヽ ⌒ヽ⌒ヽ/:\
川 ゚ -゚)ノハ-⊿-)
(つと) (⊃ |)
uu uu
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|ザザァ...
|~~~~~
~~~'~~''~~''~~~''`〜
〜 〜 ~ 〜 〜~
〜 ~ 〜 〜 ~ 〜〜
-
川 ゚ -゚)「……これが、燕旋降脚(えんせんこうきゃく)」
ノハ-⊿-)「そうだ。貴様も知っている通り、この技はカウンターが真髄」
ノパ⊿゚)「攻めてばかりいては、そこらのチンピラには勝てても達人には勝てん」
ノハ-⊿゚)「覚えておけ、クー。そして……」
川 ゚ -゚)「ん?」
ノハ;-⊿-)「その……えっと」
川 ゚ ー゚)「なんだよ。もったいぶらずに言えよ。私とお前の仲だろう」
-
ノハ; ⊿ )「き、き貴様は……俺の」
川 ゚ー゚)「うん」
ノハ//⊿/)「あ、愛すべき……友だ」
川 ゚ -゚)「あ?」
ブォッン!!
川 ゚ -゚)三ノハ; Д )
`⊂ ⊂ 三⊃ つ ⊃
( / 三( ヽ |
(ノドンッ!(_ノ_)
≡ノハ; Д )「ぐあっ!!!」
-
ザバーン!
^"^
^"^ アップッアップッ!! ^^
____________
ノハ;゚⌒゚)∩〜=≡≡≡≡⌒
⌒∪〜⌒⌒〜⌒‥≡≡≡^〜
〜⌒〜⌒ ‥〜≡≡^⌒
`〜⌒〜⌒ ⌒〜 ≡ ⌒〜⌒
川 ゚ -゚)「あー私、そういうのないんで」
ノハ;゚⌒゚)「あっぷあっぷえっ!?あっぷ!」
川 ゚ -゚)「自由気ままにいきるのがモットーなんで」
-
ノハ;゚^゚)「あっぷあっぷ!!な、なんで……!」
川 ゚ -゚)「私達親友だよね、的なノリが私あんま好きじゃないんだ」
ノハ;゚^゚)「そんなあっぷ!た、助けて!スーツの重みで溺れ――あっぷあっぷ!」
川 ゚.ー ゚)「え?うんこの重みで?」
ノハ;`^゚)「ふざけごぼっごはっ!!」
-
川 ゚ -゚)「知らなーい。っていうか私泳げないから」
ノハ ^ )「がぼがぼがぼっ!!」
川 ゚ー゚)「では、ヒートっ!さらばだー!」
タッタッタ≡川 ゚ -゚)
ノハ )「ち、くしょぅ……」
ブクブクブクブク
-
〜〜〜
川 ゚ -゚)「って」
(=;ω;)「助けろよぅ!助けてやってよぅ!」
_
( ゚∀゚)「なるほどな、さすがクーたん。ということは俺達の目の上のたんこぶは……」
川 ゚ -゚)「ああ、陳一家は壊滅した。ほら、モノを寄越せ。5億くらいでいい」
(=゚ω゚)(この子、頭がジンバブエしてるよぅ)
-
_
( ゚∀゚)⊃「すまん、ここのメンバーズカード5,200ポイント分しかない」
川 ゚ -゚)⊃「ありがとう」
(;=゚ω゚)「えー!5200ポイントって5200円じゃないですかよぅ!?もったいないですよぅ!!」
_
( ゚∀゚)「いいんだよ、5億には足りないが、これでイーブンだ」
川 ゚ -゚)「ラーノの鏡を持ってこなかったが、その分、チャーリーの言う陳一家を立てなくはしたぞ」
(=゚ω゚)(父親は勃たないの間違いだよぅ)
-
_
( ゚∀゚)「そうだな。だが、クーたんのことを疑うわけじゃないが、確かめさせてもらう」
川 ゚ -゚)「なに?」
_
( ゚∀゚)「父親の方は病院に連絡すれば良いとして」
_
( -∀゚)「問題は娘だ。明日のこの時間……俺たちが、クーたんが蹴り飛ばしたっていう場所を捜索するから、来てくれないか。そこから死体が上がったら、情報を教えるよ」
川 ゚ -゚)「……本当だな?」
_
( ^∀^)「ああ、俺が嘘をつくわけがないだろう。仮にもマンゲの一員だ。誓うさ」
-
川 ゚ -゚)「わかった。明日だな。ところでおふくろはいないのか」
_
( ゚∀゚)「ん、ああ、ツンさんなら」
川;゚ -゚)ゴクリ
_
( -∀-)「帰ったよ。巣に」
川 ゚ -゚)「かえ、え、巣?」
-
_
( ゚∀゚)「あの人、偉いさんに改造されたんだけどさ、本能か野生化しちゃって」
_
( ゚∀゚)「山に帰った」
川 ゚ -゚)「山に……サルみたいだな……でもちょっとホッとした。心の準備が出来てなかったからな」
(=-ω-)(確かにあの顔は蓮コラに通ずるものがあるよぅ)
-
_
( ゚∀゚)「心配しなくても明日には一緒に来てもらうから。じゃあまたね、クーたん」
_
タッタッタ≡( ゚∀゚)
川 ^ -^)ノシ「おお、ありがとうなチャーリー。大好きだぞ〜!」
_
゚∀゚)「ハハハ」
_
゚∀゚)「じゃ、店長。俺はこれで。あとよろしく」
(=゚ω゚)「は、はい……」
ウィーン
-
_
( -∀-)「ふぅ」
_
( ∀ )「俺も……大好きだよ、バカクーたん」
-
川 ^ -^)「さて!店長、このポイントで遊ぶから換金を──」
川 ゚ -゚)「あれ、店長?」
-
ξΘ※゚∀゚※Θ)ξ
⊂ ⊃
`| |
`| |
`\ /∀゚※Θ)ξ
∪――∪ ⊃
| |
|
ξΘ゚※ \ /
⊃ ___
|∀゚※Θ)ξ
|
/
`∪――∪ |
\
___ ∪―-∪
「クケェエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!」
※緊急業務連絡
(諸事情によりデフォルメしました)
※緊急業務連絡終わり
-
川;゚Д゚)「ぎゃああ残像を持って降りてきたぁぁああ!!!!!」
ξΘ∵゚∀゚∵Θ)ξ「クケッ、クケッ!」
ξΘ∵゚(Ξ)゚∵Θ)ξ「クケェエエエエエエエエエエエエエッ!!!!」
第三十六話 『閲覧注意』 終わり
-
乙ゥ〜
>>62
それマジ?どこの作品か教えてくれませんかね…
まぁその分は…ギャラ出すんで…(棒読み)
-
激遅閲覧注意ホント嫌い
>>89
まずこの作者さぁ、自ら作品まとめてるブログあんだけど……全部読んで行かない?
-
いようみたいなまともなキャラでてくると安心するのは何故なんだろう
-
>>90
他作品でもクッキー☆ネタ使ってたとはたまげたなぁ…教えてくれてありがとナァス(ねっとり)
じゃあ俺、ギャラ貰って読んでくるから(棒読み)
-
毎回状況がほぼわからないAAに笑う
-
マヌスク頂きました
-
したらば町
昼
ゲームセンター イヨゥ
川;゚ -゚)⊃ドンドンドンドン!!!!
川;゚ -゚)「あ、開かない!!チャーリーと店長め!!騙したな!!」
ξΘ∵゚∀゚∵Θ)ξ「クケッ、クケッ」
∩ ∩
((ξΘ∵゚∀゚∵Θ)ξ))
| |
∥∪ ∪ ∥
川
「クゥケェエエエエエエ!!!」
-
川 ゚ -゚)「お、おふくろ……!その気持ち悪い飛び跳ねをやめろ!!」
ξΘ∵゚∀゚∵Θ)ξ「クケッ、お前、ドー・テイ様の敵!クケッ!殺す!」
川 ゚ -゚)「……そんな……いつも、美味しいお菓子やご飯をつくってくれたあのおふくろが」
ξΘ∵^∀^∵Θ)ξ「クケッケケケケケケ!!」
川 - -)「あんな……化け物に……」
ξΘ∵゚ゑ゚∵Θ)ξ「死ねッ!!」
川 ゚ -゚)「!!」
-
腰を落としたまま、低姿勢の状態を保っていたツンが突如、異様な瞬発力を発揮したかと思えば次の瞬間には地面から数十センチ程浮かんでいた。
常人では考えられない初速で、予備動作もなしの立ち幅跳び。両腕を広げ、クーの顔面へと襲い掛かる。
川 д゚)「ぐはっ!!」
彼女の動体視力は並ではなかった。にもかかわらず、その攻撃を避けきれなかったのは、単純な速さが原因。
-
抱きつき、打撃を両肩に受けたクーはそのまま吹き飛ばされ、筐体へと打ち付けられる。
反動で空中を翻ったツンはそのまま地面へと着地し、またも低姿勢で構えた。
川;゚ -゚)「……痛ぅ……いってえ……」
ξΘ∵゚Ж゚∵Θ)ξ「クケックケックゥゥケエエエエ!!」
川#゚ -゚)「……もう怒った。私がこの拳でおふくろの頭を元にもど」
ξΘ∵゚(∴)゚∵Θ)ξ「クケッェエ!!」
-
まるで、無駄口を叩くなとでもいうような連続ジャブ。スナップの効いたアウトレンジからのそれは、カウンターはおろか反応すら許さない。
川;゚ -゚)「くっ!この!」
ようやく隙を見ての下段足払い。しかし、娘の細く鋭い蹴りをわずかなジャンプで回避したかと思えば、またも人外の如き滞空時間から後ろ回し蹴りを繰り出す。
川 ゚ -゚)「一度見た攻撃がそう食らうか!!」
手の甲を使ってツンの蹴りを捌いたクーは、そこでリズムが止まってしまう。まだ彼女の攻撃は終わっていなかった。
-
ξΘ∵。々。∵Θ)ξ「クケッ!」
川;゚ -゚)「なっ!?」
弾かれ、作用したエネルギーを使ってもう片方の足で顔面を突き狙うドロップキック。油断した娘は、母親の無慈悲な攻撃になすすべもなく吹き飛ばされる。
川; -゚)「う……ふ、ふざけるなよ……こんな」
意識が飛びかけた。かろうじて顎をそらし、気絶をさけたクーであったが、痛みを感じやすい箇所への一撃は大きく戦意を削いだ。
ξΘ∵゚∀゚∵Θ)ξ「クケッ、クケッ!」
川 - )「……おふくろ」
-
ξΘ∵゚∀゚∵Θ)ξっ
(っ r
|_ノ┘
ドドド
⊂ξΘ∵゚∀゚∵Θ)ξ
ヽ ⊂ )
(⌒) |
三`J
ドドドド
ξ`/・・ ゜゚ ゚゜・・・ \ξ
ξ|Θ∵%%%\∀/%%%∵Θ|ξ
ξ`\ /ξ
「クウゥケェエエ!!」
-
立ち上がりと同時に低い姿勢で迫る。ふらつく足元に喝を入れ、じっと前を向いたクーは、ツンの攻撃をギリギリまで引きつけた。
川 -゚)「悪いが、今の私は」
ξΘ∵゚∀゚∵Θ)ξ「クケッ!」
川 ゚ -゚)「昔の……私じゃないんだ!」
最後の一歩、攻撃の刹那。眼前に母親を見据えた彼女が選択した攻撃はカウンター。その技は──
ξΘ∵゚Л゚∵Θ)ξ「!」
-
重心を一歩後ろにずらし、すぐさまに上段内回し蹴りを放つ攻防一体の一撃。
川 ゚д゚)「うぉおおお!!」
愛すべき友から受け継いだ、燕旋降脚(えんせんこうきゃく)は。
ξΘ∵ ∀ ∵Θ)ξ「クケッ」
川;゚д゚)「なっ……!?股をくぐって……!」
わずかに開かれた両足の隙間数センチを、危機を察知した獣のように、あるいは、軟体動物のように、するりとくぐったツンに届くことはなかった。
-
ξΘ∵゚ヱ゚∵Θ)ξ「クケッェエエェエ!!後ろがァがら空きクケッ!!」
川 ゚ -゚)「しまっ──」
ドゴオオオオオオオンッ
≡≡≡≡川 Д )「ぐあああああっ!!」
パリーーーン!!
ズサァアアア!!
-
(゜д゜@「それでね奥さん聞いてよ、あそこのスーパーで……あらやだ!人がゲームセンターから飛び出てきたわ!」
( )「あら……」
川 - )「か、は……ああ、痛いよ……おふくろ……元に戻ってよ……」
川 ; -;)「イヤだよ……おふくろと殺し合いなんて……ヤだよ……もうわかってよぉ……わかってよぉ……」
-
(゜д゜@「あらやだ奥さん、この血まみれの子、クーちゃんじゃない?」
( ー )「あらー」
川 つ-゚)「う、ううっ……う?」
-
(* ー )「面白い花火を上げる輩がいるかと思ったら」
川;つД゚)「あ、ああ……あああああ……」
(*^ー^)「懐かしい顔ね☆」
川;゚Д゚)「し、し、しぃさん……!!」
-
(*゚ー゚)「ところで」
ξΘ∵゚∀゚∵Θ)ξ「クケェッ!!!!」
(*゚ー゚)「あれが何か説明してくれない?」
川 ゚Д゚)
川 ゚д゚)
川 ゚ -゚)
川 ー )ニヤッ
川 ゚Д゚)σ「殺せぇえええ!!あいつを殺せ!いますぐ殺すんだしぃ!!」
第三十七話 『作画が安定しない』 おわり
-
ふぇぇ……
つんさんこわいよおぉ……
-
クーの情緒は不安定なようです
-
早口おばさんは脳内再生だけで草生えるのでNG
-
(*゚ー゚)「待ってクーちゃん。その前にどうしてあなたがここにいるの?」
川 ゚ -゚)「生き返ったんだ。最初はなんか知らんけど、二回目は自力で」
(*゚ー゚)(なるほど、ラーノの鏡……か)
(*^ー^)σ「そう☆で、あれはなに?どうして殺す必要があるの?」
川;゚ -゚)「え、あ、あれは……その……」
(*゚ー゚)「どうしたの?答えられないの?」
(* ー )「なら──」
川 ゚д゚)「あ、あいつがうちの道場と家を燃やしたんだぁ!!」
ξΘ∵゚∀゚∵Θ)ξ「クケー?」
-
(*゚、゚)「……ほんと?」
川 ゚д゚)「そうだ、そうに決まってる!あの化け物を殺すんだぁ!じゃないと私が殺される!!」
(*゚ー゚)「そうねぇ……」
(゜д゜@「奥さん、クーちゃんって意外といい子なのよ。嘘はつかないわ」
(*゚ー゚)「んー……嘘しかつかないの間違いだと思うんだけど」
川 ゚ -゚)「お願いっ!」
-
ξΘ∵゚∀゚∵Θ)ξ「クケッ!この『鬼姫』の前でなにをごちゃごちゃと」
(*゚ー゚)「……鬼姫?」
ξΘ∵゚∀゚∵Θ)ξ「クケッェ、ケッケ!私は『鬼姫』ツン!お前もドー・テイ様の敵なら殺──」
(*゚ー゚)「あなた、ツン?」
ξ;Θ∵゚∀゚∵Θ;)ξ「クケッ、クッ……あ」
ξΘ∵゚[Φ]゚∵Θ)ξ「わああああああああぁぁぁぁぁ!!」
-
川;゚ -゚)「な、なんだ……!?発狂してるぞ!?」
(゜д゜@「あらやだ、近所迷惑」
(*^ー^)「うふふ、そうか、ツンちゃんか。うふふふふ」
川 ゚д゚)「そうだ!バケモノだ!殺せ!」
(*゚ー゚)「ううん、あれはあなたのお母さんよ、クーちゃん。殺せなんて言っちゃダメ」
川 ゚ -゚)「えー、殺せよー」
-
(*゚ー゚)「ただ……ごめんねあらやださん、私、用事ができちゃったの」
(゜д゜@「あらやだ、それじゃお土産楽しみにしてるわ」
(*^ー^)「またね」
(゜д゜@≡タッタッタ
川 ゚ー゚)「しぃさん!やっちゃってくださいよ!」
(*-ー-)「しょうがないわね。まぁ、でも」
(*゚ー゚)「おいたしたらおしおきはしないとね☆」
-
〜〜〜
したらば町
ゲームセンター イヨゥ
(=゚ω゚)「えぇ、初めてツンさんを見たときの感想ですね」
(=゚ω゚)「はい、蓮コラ……あ、わかります?ネット上のグロテスクな画像みたいなものだと思っていただければ」
(=゚ω゚)「ええ、はい。目がたくさんついてて、身体が人間とは違う挙動をするような」
(=゚ω゚)「言わば、バケモノかと思いましたよぅ」
-
(=-ω-)「でもね」
(=゚ω゚)「後から入ってきた人、割烹着を着た、おばあちゃんなんですけどね」
(= ω )「あれは、なんですかね」
(=゚ω゚)「そうだ、格ゲーのキャラクターですよぅ」
(=^ω^)「うちにもあるんですけどね、格闘ゲーム。そうそう、一回100円なんですけど」
(=゚ω゚)「例えるなら、そうですね。子供が初めてプレイする格闘ゲームと」
(=゚ω゚)「何十年もやってるプロゲーマーとの対戦でしたよぅ」
-
(=゚ω゚)「しかもね、容赦がない」
(=゚ω゚)「途中でね、引き抜いたんですよ」
(=゚ω゚)「え、はい」
(=゚ω゚)「目を」
-
───
ξ〟〟〟゚゚()゚゚〟〟〟)ξ
(*゚ー゚)「もう、はしゃいじゃダメでしょ?」
ξ〟〟〟゚゚()゚゚〟〟〟)ξ
「アバミュニュニュ」
(*゚ー゚)「おいたはダメよ、ツンちゃん。覚えてる?」
ξ〟〟〟゚゚()゚゚〟〟〟)ξ
「クギュゥェ」
(*^ー^)スッ⊃「ほら、こんなに一杯おめめをつけちゃって」
-
__
/ \―-、
/⌒ヽ ヽ ヽ
|∩ | | |
|∪ | | |
V_ノ ノ ノ
\__/―イ
スゥッ......
,ーー、
_ |、 」 ,ー、.
`{ `丶、 | i /、_/.
\ノ 丶、 |` 」 /、_/
\ ノ丶j、 」ーノ /
_ノヾ " 〈
 ̄~ , ヽ_.
―ー、’ / ~
` l _ーー
i、 _ _ /′.
| ヾー_ー _/
丶  ̄ ー ̄_ノ′
丶_ _/
-
/ ̄ ̄)
/ /ニニ_、....
_/ / ___)::
/ /ノ__)/.--、\
/ ノ_、フ ||○||
`/ イ 人 `ー′ム
| 〝` ̄ ̄~) >ー―′
| ノ ̄´.・:・.
| /
| |
ブチィッ!!
-
ξ〟〟δ゚()゚゚〟〟〟)ξ
「ギュォン!!」
(*゚ー゚)「目は二つにしないとね☆」
ブチィッ!!!
ξ〟〟〟●゚()゚δ〟〟〟)ξ
「キョッァァァァァ!!」
(*^ー^)「はいできあがり☆それじゃ、あなたを元に戻すわね」
-
───
(;= ω )「おぞましいなんてものじゃないですよ。一個一個、紛い物の目玉を取り外したかと思ったら」
(;=゚ω゚)「今度はその空いた空洞に両手を突っ込むんですよぅ、無理やり」
───
-
ブチョォッ!!
ξ〟〟〟●゜()゜●〟〟〟)ξ
「あああぁぁぁぁぁっ!!」
(*⊃゚ー゚)⊃「うふふ☆あったかーい☆」
クチュクチュ
ξ〟〟〟●゜()゜●〟〟〟)ξ
「あっあっあっ」
(*⊃゚ー゚)⊃「ここかな?おみそは、ここかな?ウフフ☆」
クチュクチュ
-
ξ〟〟〟●゜()゜●〟〟〟)ξ
「あっあっ」
(*⊃゚ー゚)⊃「さて、あなたは誰?」
クチュクチュ
ξ〟〟〟●゜()゜●〟〟〟)ξ
「ツン……あっツン……素直ツンあっあっ」
(*⊃^ー^)⊃「せいかーい☆」
クチュクチュ
(*⊃゚ー゚)⊃「クーちゃんと仲直りする?」
ξ〟〟〟●゜()゜●〟〟〟)ξ
「あっ、するあっ」
(*⊃゚ー゚)⊃「お菓子でも作る?」
ξ〟〟〟●゜()゜●〟〟〟)ξ
「作るあっ、あっ」
-
ズボッ!!
ξ〟〟〟●゜()゜●〟〟〟)ξ
「あっ」
(*^ー^)「よくできました☆これで大丈夫ね。もし完全に狂っていたら料理にしようと思ったけど」
(*゚ー゚)「これならクーちゃんと仲直りできるわね」
ξ〟〟〟●゜()゜●〟〟〟)ξ
「あっあっあっあっあっあっ」
(*゚ー゚)∩「あら、おみそがついちゃったわ」
ペロッ
-
───
(=゚ω゚)「舐めたんですわ、ペロリと」
───
-
(*゚ー゚)「うふふ☆それじゃ、クーちゃんと仲直りしてね」
ξ〟〟〟●゜()゜●〟〟〟)ξ
「あっあっあっ」
(*゚、゚)「あら、言葉がしゃべれなくなっちゃった……失敗しちゃったかな」
(*゚ー゚)⊃。。「それじゃあね、ツンちゃん。記念におめめを置いておくから、お菓子に使うのよ」
ξ〟〟〟●゜()゜●〟〟〟)ξ
「あっあっあっ」
ξ〟〟〟●゜()゜●〟〟〟)ξ≡
ウィーン
-
───
(=゚ω゚)「その後、ツンさんは夢遊病者のようにどこかへ行きましたよぅ」
(=゚ω゚)「え、店ですか?はい、閉店しますよぅ」
(=^ω^)「あんな光景見たら、こんなところにいられませんからね、ハハハ」
───
-
〜〜〜
したらば町
昼
ゲームセンター イヨゥ前
(*゚ー゚)「お待たせクーちゃん」
川 ゚ -゚)「しぃさん、さっきおふくろがフラフラとどっか行ったんだけど」
(*゚ー゚)「ふふっ、きっとクーちゃんと仲直りするためにお菓子作りに行ったのよ」
川;゚ -゚)「えっ……おふくろが……」
(*゚ー゚)「ほら、全然壊れてないよ、ツンちゃんの気持ち」
川 - -)「おふくろ……」
-
(*゚ー゚)「さて……クーちゃんの家が燃えた件はこれで片付いたわね」
川 ゚ -゚)「えっ、あ、う、うん──」
(*^ー^)「じゃあクーちゃん、生き返った記念に死にましょうか。あなたは生きてちゃいけないの、わかるかしら?」
川;゚ -゚)「えっ!?イヤだよ!私みたいな天に恵まれし人間を何度も殺さないで!」
(*゚ー゚)「……あんまり私を怒らせないで、クーちゃん。どうせ、燃やしたのもあなたなんでしょ?私は平気だったけど、美和ちゃんも燃えちゃったし」
川 ゚ -゚)「それはほんとに違う──あ」
(*゚ー゚)「?」
-
川 ゚ -゚)「しぃさん、あいつを覚えてる?この間、鍋をした」
(*゚、゚)「ああ、モララー君ね。そういえば家が燃えたときに居なかったわね」
川 ゚ ー゚)「あいつだよ……!きっとあいつが家を燃やしたんだ!」
(*゚ー゚)「……なるほど、ありえるかも……確かにそうかもしれないわね……」
川 ^ -^)「そうだ!よし、しぃさん!あいつを殺してくれ!な?」
-
(*゚ー゚)「うーん、ごめんねクーちゃん。私、政府から呼ばれてるの」
川 ゚ -゚)「えっ……仕事なの?」
(*゚ー゚)「うん。ちょっと海外にいかないといけないの。また今度ね」
川 ゚ -゚)「ちぇっ、じゃあ仕方ないか……まぁモララーが死んじゃったら情報も聞けないし」
(*゚ー゚)「ところで、あなたどこで寝泊りするの?公園かしら?」
川 ゚ -゚)「プギャー君みたいなはしたないことするわけないじゃん」
-
川 ゚ー゚)「私は……」
友達の家
川 ^ -^)「第八倉庫で寝るよ!」
(*^ー^)「そう!新しい友達が出来たのね、よかったわ☆」
-
川 ゚ -゚)「じゃあね、しぃさん!」
(*^ー^)ノシ「お友達によろしくね」
タッタッタ≡川 ゚ -゚)
(*゚ー゚)「……さて、そろそろ"遊び"もここまでね」
(* ー )「行きましょうか、香港に」
-
今どういう状況だ?
-
ネフェルピトー的能力も持ち合わせてんのかよおっそろしいな
-
寝落ちじゃねーの
-
>>137
クー→第八倉庫に行こうとする。
しぃ→香港に行こうとする。
いよぅ→二人の戦いを述懐しただけ。
ツン→目を2つに戻され、脳ミソをいじられたので元に戻り、お菓子作りをするためどこかへ行った。
あらやだ→帰った。
続きは午前6時30分かな。
-
>>140
あぁ「第何話」とかタイトルがなかったから途中で寝落ちでもしたのかと思った
サンキュー
-
翌日
あめぞう町
あめぞう港
川 ゚ρ`)「ふわぁ、他人の家だけど安心感があったな」
川 ゚ -゚)「確か……ここか、ヒートが溺れたところは」
川 ゚ -゚)=3「っていうかあいつらまだ来てないのか。チャーリーったら遅いぞプンプン!」
川 ゚ -゚)「……」
-
川 ゚ -゚)「ま、ここで待ってればそのうち来る──」
ザバァッ!!
__
γ^ (@、
ハ //ノハミ¨ミ
Ⅳノノハハ ハハ
| ノハV川
\"⊿ "|川
|`ァ=-r|川
川ルヘ、ヘ/|川、
/ /._l i
丶 |.□ハ l
/ノ |.~ {\丶
/ノ |. ヽ 丶丶
ff |. | ) |
ルイヽ |. ノ | レノ
! | !
ノ_/ヽノ\_、\
ヘ : /  ̄
} i {
ノ ハ ヘ
 ̄  ̄
ッッ ッッッッッッッッッッ ッッ
(\ ッッ ッッッッッッッッ ッッ /)
((\ ッッ ッッッッッッ ッッ /))
。((\ ッッ ッッッッ ッッ /))
o((\ ッッ ッッ ッッ /))。
__((\ ッ ッッ ッ /))__
ー―ー((\ ッ ッ /))o―
ノハ`⊿´)「クゥウウウウウウウウ!!!」
川 ゚ -゚)「えっ」
-
ノハ#゚⊿゚)「ハァハァ……!キサマァ……!!!」
川;゚ -゚)「うわ、魚人だ!生きてたのか!?」
ノハ#゚⊿゚)「かろうじて……水中で……ジャケットを脱いだから……なんとか……腹は冷えたが、な」
川 ゚ -゚)「冬の海に一日居たのに凍死しなかっただと!?」
ノパ⊿゚)「ああ……執念だよ……!貴様だけは……貴様だけは許さん!!」
-
構えを取るヒートの攻撃は最初から本気であった。普段では使うことのない拳骨と肘。その初手を見切ることができなかったクーは、回避できず、直撃する。
川;゚ -゚)「ぐっ!」
ノパ⊿゚)「俺の……私の思いを反故にして……!」
二度目は投げ技。これも、普段のヒートであれば使うことのない大技である。掴みかかろうとする彼女の右手を取り、背中へと回ると、耳元で囁いた。
川 ゚ -゚)「えーと、好きだよ」
ノハ*゚⊿゚)「!!」
-
川 ゚ -゚)「だからわざと負けろ、ヒート」
ノパ⊿゚)「なんだと……!?」
川 ゚Д゚)「マンゲの人が言ったんだ!お前を倒せば情報が手に入る!」
ノパ⊿゚)「マンゲエンジェルスみたいなチンピラを信じてるのか?」
力で、掴まれた腕を無理やり引き剥がす。続けざまのハイキックは、もともと蹴り技に注意していたクーのしゃがみによってかわされた。
川 ゚ -゚)「……」
ノパ⊿゚)「……」
-
向き直る二人。仕切りなおした次の先手はクー。ミドルキックでヒートのみぞおちを狙うも、右手で捌かれる。
反動で地面に踏ん張った彼女に、シャツ姿の女性は空中での後ろ回し蹴りを放つ。
しかし、わずかな空間から飛び出したクーの、懐へと攻め込む動作にそれは当たらず、かと思えば、反撃のために掴みかかった彼女の投げ技すら後方へと下がることで回避。
ノパ⊿゚)「貴様こそ、さっさと負けた方が身のためだぞ」
下がった距離からの飛び蹴り。右に半歩ずれてかわす。
-
川 ゚ -゚)「お前にだと?」
肘を突き出しながらの当身。左に半身を切って避ける。
そこから左足の中段蹴りを放ったヒートであったが、当身の迫力に当てられたのか、若干、キレのないそれをクーは腰に抱えた。
ノパ⊿゚)「!」
川 ゚ -゚)「そんな蹴りで、私を倒せるか!」
-
右足だけで立つヒートに、クーは左足での蹴りを放つ。
だが、上半身の優れたバランスを保つ彼女は、たとえ片足が宙に浮いている状態でも焦らず、左方から迫る攻撃に対し、右手でいなした。
ノハ#゚⊿゚)「貴様こそ、それで蹴りのつもりか!」
抱えられた左足を、飛ぶように反動をつけながら上方へ繰り出す。足の動きにいち早く反応したクーは離し、間合いを取る。
しかし、遅い。
間合いをとることを予想していたヒートは、先ほどのクーと同じように懐へ接近。
間髪を容れずに両肩を掴み、膝を上げ、彼女の腹を突き上げる。加速と膝蹴りの威力に、クーは地面へと叩きつけられた。
-
川; -゚)「ぐっ……本気ってわけか」
すぐさま立ち上がり、前を見る。冬の海中から上がってきたためか、それともこの二人の戦いによるものか。ヒートの息は荒い。
ノハ;-⊿゚)「貴様こそ」
それでも、体も心も寒さを感じることはなかった。それはクーとて同じ。
川 ゚ -゚)「勝負だ!」
ノパ⊿゚)「望むところだ!」
-
片や、腹部へのダメージが大きい素直流の娘。
ノパ⊿゚)∩「いくぞ、クー」
片や、貿易商を営む陳一家の番犬。
p川 ゚ -゚)q「ああ、来い」
-
年齢も、目的も、思想も、なにもかもが違う二人が出した一撃は蹴り。クーは右を、ヒートは左を狙う。
お互いの蹴りは同時に入った。が、苦痛を感じている暇などない。
右手の肘打ちと左手の肘打ち。交わると同時に鈍い音が響いたかと思えば、すぐに膠着を解き、クーは左手で鳩尾を狙う。
それをヒートは寸前で止める。反撃の機会は両者共にありこそすれど、与えられない。
ふと、クーの視界から消えた彼女は、しゃがみながらその場で回転をし、遠心力を味方にした上段回し蹴りを放った。
川;゚Д(#「ぐあっ!!」
不意をうつ一撃。先ほどまでの攻防から、上半身での打ち合いだと思い込んでいたクーの裏をかくそれは、完璧に彼女の頬を蹴り飛ばす。あまりの一撃に、立っても居られない。
ノハ#)⊿゚;)「ぐっ!?」
それでも、ヒートに反撃をくらわせられたのは、捨て身だった。倒れる直前、両足が地から離れると同時に伸ばした蹴りは、少しでも勝利の安堵を浮かべた隙間に鋭く突き刺さる。
-
冬の空、アスファルトの上。二人の女性は、背中から感じる冷たい温度に、頭と身体を冷やした。
川; - )「ハァ……ハァ……少しは……やるじゃないか……」
ノハ; ⊿ )「フゥ……フゥ……貴様こそ……うっ、腹が痛くなってきた……」
ザッザッザッ
_
( ゚∀゚)「よう、クーたん」
川; -゚)「あ……チャーリー」
ノハ;-⊿゚)「こいつは……マンゲエンジェルス……?」
-
_
( -∀゚)「嘘だったんだね」
川 ゚ -゚)「いや……これは──」
_
( -∀-)「はぁーあ、おめでたいレズ共だ」
川 ゚ -゚)「は?私はレズじゃない!」
ノパ⊿゚)(お腹痛い……)
_ ◇
( ゚∀゚)⊃∥スッ「永遠におねんねしな!」
川;゚ -゚)(スコップ!?)
ノハ;゚⊿゚)(漏れる……!)
_
( ゚∀゚) ||
と ) ||ブォン!!
Y /ノ 人
/ ) < >
.∧/し′//
|_>彡
-
川 ゚д゚)「ヒート、危ない!」
|| ≡
|| ≡川 ゚д゚)
人 三( 二つ 二つ))ドンッ
< >
.∧//スカッ
|_>彡
≡⊃ ノハ* ⊿ )「うっ!!」
:ノハ*≧η<): ウ〜ン
.ノ ⊇
:(_ つ
ブリブリブリ
川 ゚д゚)「大丈夫か、ヒー――」
ノハ* ゚⊿`)=3ふぅ
ノ ⊇
(_ つ
川 ゚д゚)
-
Σノハ;゚⊿゚)
/, つ
(_(_, )
しξ し′
人
(_) ∬
・(__)・・。。∬ホカァァァ..
(___)
_____)
_
(; ゚∀゚)ウワァ...
カランカラン
゛―◇
川 ゚д゚)「くっさっ!!うわ、うんこもらしやがった!」
ノハ ゚ ⊿ ゚ )
-
_
(; ゚∀゚)「……あ、あの」
ノパ⊿゚)
ノハ-⊿-)「……こんなことだろうと思った」
_
(; ゚∀゚)(こいつ、何事もなかったかのように……)
川;゚ -゚)「おい、うんこの量が多すぎるが、動けるか?」
ノパ⊿゚)「ああ、この際、トイレは後だ」
川 ゚ -゚)「……そうらしいな」
-
_
(; -∀゚)「……ちっ、っていうかクーたん冷静すぎない?」
川 ゚ -゚)「慣れたわ。それより汚いぞ、チャーリー!」
_
( ゚∀゚)「いや、汚いのはそっちの女のほうだろう」
川;゚ -゚)「ぐっ!正論!」
ノハ-⊿゚)「……貴様を絶対に許さん」
_
( ゚∀゚)「フッ、そんなに俺が好きなら、地獄に招待してやるぜ」
川 ゚ -゚)「は?地獄に言ったことない奴に言われたくな──」
_
ダッ≡≡≡( ゚∀゚)
川 ゚д゚)「あ、待て!!」
-
〜〜〜
あめぞう町
あめぞう港
倉庫街
ヘヘッΩΩΩΩΩΩズラァッ
ズラァッΩΩΩΩΩΩヒヒヒッ
ノハ-⊿-)「……貴様と関わると本当に、本当にロクなことがない」
川 ゚ -゚)「こっちだって二回もうんこに遭遇したんだ。文句ならあとで聞くさ」
ノパ⊿゚)「……そうだな。やられるなよ」
川 ゚ ー゚)「そっちこそ」
Ωスッ
Ω「へへへ……っ、楽しませてもらうぜ。俺たち、七十人に勝てると思って──」
-
∩(゚⊿゚ノハ~~プーン~~p川 ゚ -゚)q
「退け、雑魚ども!!」
ゾクッ;;Ω;;「こ、こいつら……!」
Ω「くさっ!!こいつらうんこくさい!!」
第三十八話 『寝落ちするなんて私、情けない……』 終わり
-
36話のタイトルは今回に向けたものだった…?
グロにスカが続いて心が悲鳴をあげてる
-
また糞遊びか壊れるなぁ
-
※業務連絡。
山場なので投下に遅れます。
※業務連絡終わり。
-
山場なのか
-
山は山でも糞の山やないですか
-
最初に向かってきた敵は、5人だった。
いずれも、年齢は20代から30代と見られる青年達は、己のチームのために二人へと肉薄する。
Ω「死ねや!!」
一斉にかかる集団の暴力。一蹴したのは、ヒートの下段回し蹴り。
ただし、キックボクシングで言うローキックなどの一対一で活用するそれではなく、地を這う獣のような、あるいは鋭い居合いの太刀にも似た一回転であった。
Ω「ぐあっ!」
Ω「す、脛が!いてぇ!」
高速で回る刃の如き旋風は、それが過ぎ去ったあとに立っていられる者がいないほどの威力。
ノハ-⊿゚)「尻も乾いた。とっとと行くぞ、クー」
川 ゚ -゚)「うぃ」
-
ゆっくりと歩を進める二人に、次に襲い掛かってきたのはまたしても五人。先ほどより比較的狭い通路を闊歩していた二人への妨害。
Ω「ここから先は進ませ──」
Ω「ぐぇっ!」
川 ゚ -゚)「邪魔だバーカ」
歩みを止めずにヒートの一歩先を進むのは、クー。
正中線がぶれることなくただ真っ直ぐに歩いているだけにも関わらず、誰にも彼女を止められない。
Ω「ぐあっ!」
Ω「どふぇっ!」
川 ゚д゚)「おらおら、どうした雑魚共!」
-
なぜならば、相手が間合いに入った瞬間に初動の速い攻撃を繰り出しているからである。
ジャブ、エルボー、アッパー──一つ一つの技を組み合わせることによって、まるで連続攻撃のような怒涛の手技が、行く手を拒む障害をなぎ払うから。
上半身から飛ぶ打撃は、誰一人と寄せ付けない。
ノハ-⊿-)「フン。力任せだな」
川 ゚ -゚)「うっせぇ」
-
最後の一人を裏拳で仕留めたクーは、後ろから聞こえる軽口にぼやきながら、開いた場所で四方にふてぶてしい態度を取っている若者たちへ注意を配る。
数にして10人。いずれも好戦的。
川 ゚ -゚)「どうする?あいつらホントに70人くらい居そうだけど」
ノパ⊿゚)「決まっている」
(゚- ゚ 川「……だな」
(゚- ゚ 川「ぶっ飛ばす」ノパ⊿゚)
-
同時に駆け出した二人は、正反対の方向へと向かう。
ヒートは蹴りを、クーは拳を。
接近してきた女達に反応が出来なかったそれぞれの男たちは、加速のついた攻撃に膝をつかざるを得ない。
川 ゚∀゚)「ぶはははは!私つえー!!」
ノパ⊿゚)「油断するな!」
Ω「なめやがって!!」
ふと、クーの背後から聞こえた野太い声。屈強な体躯の男が両手で持ち上げているのはドラム缶。
川;゚ -゚)「やべ」
-
決して真似できない腕力の差に、思わず動揺をこぼすも、クーはそのがら空きのボディへと接近した。
Ω「死ねぇ!!」
川 ゚ -゚)「ふんっ!」
_人_ ,∵
Y,' ___
川 ゚^)/) ( )
と と / | ̄ ̄ ̄|
〉 /ガンッ! |ドラム|
(_/ \__/
)\,'
投げられたドラム缶が地につくことはない。むろん、狙っていた対象に当たるはずもない。
否、正確には当たっていた。クーの胴体や頭部ではなく──足の裏に。
-
Ω「うぎゃぁ!!」
空中へと放られたそれを、彼女は回避するでもなく、防御したわけでもない。
瞬発力を生かした地上からの飛び上がり蹴り。
本来、非力なはずのクーは一旦、低姿勢になることで、ドラム缶が接触するまでの滞空時間と、自身のバネを伸ばし、放った蹴りによって凶器を跳ね返したのだ。
川 ゚д゚)「だはは!これが『土蜘蛛』だぁ!まいったか!」
-
反射したドラム缶は男に直撃。なまじ強い衝撃だったためか、高らかに技名を口にする彼女へと転がる。
川;゚ -゚)「うわ、わわ、危ない危ない!」
スッ..Ω ノハ-⊿-)「まだ未熟だな」
川 ゚ε゚)「……」
いつの間にかすぐそばに立っていたヒート。ふてくされ、頬を膨らませるクー。
お互いが向き合ったかと思えば──
⊂≡(゚- ゚ 川シュバッ
「ぐはぁ!」Ω≡ ノハ-⊿-)
ザッΩ川 ゚ -゚)「どっちが?」
-
r-t― ̄ ̄丶
ヒ_」___ノ|
L::::::::_ノ
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|::::| |//ヾリ、丶
|:::| レV@_,V、ノヘ
|:::| (゚⊿゚ノハリVノ
|::| r\二フ ̄~
|::ト、(〇<\/>v^}
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|:|
|:|
|:\
 ̄ ̄シュッ!!
Ω≡「ぶへっ!」 川;゚ -゚)
ノパ⊿゚)「さぁな」
-
ほぼ同時に、それぞれの後ろに立つ男たちを拳と蹴りで打ちのめす。
ヒートの右頬には伸ばされた右手が、クーの左肩上には、突き上げられた右足が。
それでも見つめる先が変わっていないのは、そんなことなど百も承知だといわんばかりの驕りか、自身のほうが強いという絶対的な自信か強がりか。
ザッザ( _ゝ )ッザッ
二人は姿勢を元に戻し、少しだけ口角を上げたかと思えば、一際体格の良い外国人が向かってきた方へと向いた。
-
( ´_ゝ`)「ハッハッハ!スクールガールはベリーベリーストロング!」
ノパ⊿゚)「知り合いか?」
川 ゚ -゚)「いや、わからん」
(; ´_ゝ`)「ノー!ミーを覚えてないのか!?アニージャ!ゲーセンとポークビーンズで会った!」
川 ゚ -゚)「ああ、その他大勢か」
(# ´_ゝ`)「……ユーはここでエンドね、ゴーホーム!」
-
身長190センチ、体重92キログラム。クーは二度、彼と会っている。
一度目はバーでの情報収集時。二度目はゲームセンターでの襲撃時。
記憶にないという彼女の答えから、さほどの強敵ではないと認識されていることに腹を立てたアニージャは、口上もそこそこに無念を晴らすべく襲い掛かった。
だが。
バシィッ!!
ノパ⊿゚)「……」
( ´_ゝ`)「……フーアーユー?」
-
ノパ⊿゚)「マイネームイズ、ヒート」
ノハ-⊿-)「アンド……」
ノパ⊿゚)「クー、フレンズ」
川 ゚ -゚)(なにいってんだこいつ)
巨体を止めるは鮮やかに伸びた蹴り。振り上げた拳へと捧げられたそれは、友を守るための剣。
ノハ-ー-)「ここは俺がやるから、貴様は先に行っていろ。なぁに、やられはしな──」
川 ゚ー゚)「おう!わかった!!」
ダッ≡川 ゚ -゚)
ノパ⊿゚)「少しは止めろよ……」
-
満面の笑みで走り出すクーにため息をつきながらごちるヒート。蚊帳の外にいるアニージャの怒りは頂点。
(# ゚_ゝ゚)「ノォオオオオオ!!どいつーもこいつーも!」
ノパ⊿゚)「あいにく外人相手は俺の専門でね。図体だけデカい輩の始末は得意なんだ」
(# ´_ゝ`)「オーケー!ユーから先にゴーホーム!」
ノハ-⊿゚)「お家に帰るのはどっちかな?」
-
〜〜〜
川 ゚ -゚)「全く、どこいったんだよ、チャーリー!でてこーい!」
ビシッ≡Ω
バシッ≡Ω
ドンッ≡Ω
川 ゚ -゚)「あーあ、もう何人目だこれ。40人くらいは潰したかな」
ザッザッザッ
川 ゚ -゚)「お、また中ボスか」
-
(´<_` )「……」
川 ゚ -゚)「あれ?さっきの外国人じゃ──」
\\\
\\
r ̄ヽ)ヽ
<__ム_>、ブォン!!
∠_r>_)べ
 ̄'  ̄' \
川;゚ -゚)≡「うおっ!危ねっ!」
⊂(´<_` )「ソーリー、スクールガール。ミーはウェポンを使う」
川 ゚ -゚)「木刀……」
-
(´<_` )「言っておくが、俺たちサスガ兄弟を怒らせたのはユー。マンゲエンジェルスの恐ろしさ、テールミーする」
川 ゚ -゚)「……」
(´<_` )「フフ、怖いか。殴られたらペイン。痛いね」
川 ゚ -゚)σ「あのさぁ……もうちょっと良い武器は手に入らなかったの?」
(´<_` )「フワッツ?」
川 ゚ -゚)「私を止めたかったらな」
(´<_` ;)「!!」
川 ゚д゚)「ナイフくらいは用意しろってんだ!」
-
〜〜〜
( ※_ゝ※)⊂ノパ⊿゚)ズルズル
( ※_ゝ※)「ノォー、ヘルプミー」
ノハ#゚⊿゚)「誰がスカトロウーマンだ、あ?このまま海中水泳でもするか?冷たいぞぅ?ん?」
( ※_ゝ※)「だって、におうし、汚れてるし……」
ノハ;゚⊿゚)「もう乾いただろ!だいたいだな、こ、これは仕方がな──」
-
ドド(゚<_゚ ;)≡ドドド!
(* ´_ゝ`)「オゥ!!オトージャ!ヘルプミー!スカトロウーメンに──」
(゚<_゚ ;)「アニージャ!!ヘルプミー!スクールガールに──」
( ´_ゝ`)「オゥ?」(´<_` )
-
( ´_ゝ`)「オマエ、スクールガールに舐められないようにって、ウェポン持ったじゃないか!」
(´<_` #)「シャラップ!!ユーだってやられただーろう!?あのスクールガールに……!」
ドドドドド!!!
( ´_ゝ`)「ん?」(´<_` )
__
_-=≡//ミ>、
< _\-|/ ―< )))
`∠∠z″ ∩ ノ /
(((ヽ_川 ゚ヮ゚)ノ<>″
゙ー-ッ / 彡ブンブンブン!
 ̄/ _⌒)
(_/ し′
「おーーーーい!!」
( ゚_ゝ゚)「オォ!!ガール!!」
(゚<_゚ )「オーノゥ!!」
(´<_` )≡ ダッ ≡( ´_ゝ`)
ノパ⊿゚)「あ、逃げた」
-
川 ^ -^)「お、ヒート!見て見て!高嶺響みたいでしょ!」ブォンブォン
ノハ;゚⊿゚)(なぜるろうに剣心などではなくマイナーなSNKが出てくる……)
ノパ⊿゚)「貴様、それは……」
川 ^ -^)「あのエセ外国人の弟からパクッた!それで奥にいる奴らボコボコにしてきた!48人くらい」
ノハ-⊿-)「……はぁ……それが素直流か?違うだろ、武術とはもっとこう──」
川 ゚ -゚)「いや、親父は勝てばいいって言ってた。おふくろも環境を利用しなさいって」
ノハ;゚⊿゚)「……」
-
川 ゚ー゚)「なんだよ黙って。もしかしてヒート、バテたのか?」
ノハ#゚⊿゚)「なんだと!俺がバテるわけが……」
ギュルルルルッル
ノハ;゚⊿゚)(第二波……!)
川 ゚ -゚)「お、おい、大丈夫か?」
ノハ;゚⊿゚)「う、ううううるさい!ちょっと腹の調子が……」
川 ^ -^)「ハハハ、口ほどにもないな」
ノハ;#゚⊿゚)「な、なんだと!」
川 ゚ ー゚)「私が全部、相手してやろうか?雑魚ばっかだし」
ノハ#゚⊿゚)「ほざいて……!」
-
ヒューーン
∥∥∥∥∥∥∥
ド── ( ∋ )シ ───ン
(つ・と)
(⌒つ´)
\\ミ###########彡///
ノパ⊿゚)「え」川 ゚ -゚)
-
ノノノノ
(゚∈゚ ) スクッ..
γ`、/⌒丶
/{ 人 キ
(ミ) (/ノ
/`Y`彡ノ
( /L ノ
|ノ \丶
ミ_) 彡_ノ
( ゚∋゚)「ぶっ殺してやる」
-
川;゚ -゚)σ「え、ちょ、あれ、でかすぎね?」
ノハ;゚⊿゚)「……奴はクックル」
川 ゚ -゚)「知ってるのか?」
ノパ⊿゚)「マンゲエンジェルスの荒事専門だ。その中でも度胸と腕力がずば抜けた、ニューヨークのスラム街出身らしい」
川 ゚ -゚)「クックル……」
ノパ⊿゚)「身長205センチ、体重130キロ」
川;゚ -゚)「な、なんて体格だ……」
-
ノパ⊿゚)「生年月日は1956年5月12日、牡牛座だ」
川 ゚ -゚)「……」
ノパ⊿゚)「血液型はA──」
川 ゚д゚)「どうでもいいよ!なんでお前そんなに詳しいんだよ!惚れてんのか!?」
ノパ⊿゚)「いや、何かに使えるかと思って……」
川 ゚ -゚)「相性占い以外に使える用途がないぞ……まぁいいや」
-
突如として現れたクーとヒートの身長を40センチほど上回る巨人、クックル。
その巨体が口走った物騒な言葉は、明確な殺意を意味する。
彼の言動に震え上がるのは大の大人でも当然のこと。しかし、クーは怖気づくどころか、一歩踏み出し、手に持っている木刀を突きつける。
川 ゚ -゚)「おい、ヒート。こいつをやるぞ」
ノパ⊿゚)「……」
川 ゚ -゚)「どれだけデカかろうと、どれだけ力持ちだろうとな」
川 ゚ー゚)「私ら友達が負けるわけないだろ、なぁ?」
ノパ⊿゚)「すまん、うんこしてくる」
川;゚ -゚)「は!?」
-
ノハ;゚⊿゚)「第二波が!!第二波がすぐそこまで来てるんだ!!」
川;゚ -゚)「第二波!?」
ノハ;-⊿-)「クックルよりも強い……!!あーダメだ!!」
ダッ!!≡≡≡ノハ;;゚⊿゚)
川;゚ -゚)「あ、おい!ヒート!?」
( ゚∋゚)「……」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)⊃ ≡┼━━⊂(゚∋゚ )
パシッ
川 ゚ -゚)「あ」
( ゚∋゚)⊃┼━゙゙\バキッ
━┼⌒≡⊂( ゚∋゚)「殺す」
川 ^ -^)「あ、アハハハハ、武器がいらないなんて紳士ですね」
-
ドッ!
=≡ ( Д 川
=≡( ゚∋゚) て ⌒丶
=≡/ _ ⌒)( n> ノ
= (_二_)/ /( 彡_/、
=≡(_,―-イ \ )
/ /^\ \/ / /
/ / 〉 ) ( イ
、 丶 / / | |
`\_ノ (_⌒)-と_」
 ̄
ドゴォオオオオン!!
-
突然、吹き飛ばされたクーは、その身を5メートルほど空中に投げ出されたあげく、アスファルトをすべる。
細かな石と地面の突起が、彼女の身を傷つけた。
川; -゚)「う……うぅ」
よろめきながら立ち上がる。完全なる無防備。容赦は一切ない。
( ゚∋゚)「オラオラァ!!」
川 ゚ -゚)「……やばっ!」
視界が正常に戻った矢先、目の前に現れたのはクックルの両足が宙に浮く瞬間だった。
ドロップキック。
2メートルを越える塊が放つそれは、一種の大砲といっても過言ではない。
当たれば最悪、死。
-
──当たればだが。
川 ゚д゚)「なめるなよ!」
頭で悟った時には身体が動いていた。
頭上を過ぎた風切り音は、しゃがんで回避したクーの両耳にうるさいほど聞こえる。
両足を宙に浮かせたクックルは、当然のようにその場へ落ちた。好機。
川 ゚ -゚)「チャーンス!!」
( ゚∋゚)「!」
足を高く上げ、思いっきり振り下ろす。いつの日かヒートとの戦いで見せたかかと落とし、雷蹴りであった。
( ゚∋゚)「っ」
川;゚ -゚)「硬っ!?なんだこいつの身体!」
-
攻撃を与えてすぐに間合いを取る。
一挙一動が彼女にとっての致命傷となりえる中で、うかつな攻めは得策ではない。
まして、渾身の一撃として放ったそれすら、ダメージになっているのかいないのかわかりかねるところが、クーの普段使う戦い方を様変わりさせていた。
( ゚∋゚)「……」
川 ゚ -゚)「なるほどな……その筋肉と身長で色んな奴をボコってきたわけか」
( ゚∋゚)「……」
-
寡黙。
にじみ出る威圧感。
彼女の額から流れる汗は、決して運動後のそれだけではない。
例えば拳が通用しにくい相手には蹴りを、蹴りが通用しにくい相手には拳を。
しぃやツンといった常識外れを除いて、クーと因縁を持つ相手にはそれだけで十二分に通用していた。
しかし、クックルは今までの相手と異なる。
肉体は鋼のように鍛え上げられていて、痛みや恐怖を感じやすい顔面にはたとえ垂直に蹴りを放ったとしても届かない。有効打がないのだ。
川 ゚ -゚)(タックルしてきたところをカウンターで……!)
-
もっとも、それは今までの話。クーは、この数日間で様々な人と出会い、また教えられた。
同級生を倒錯した愛情で想う父親の友。
三年間、脇が開く癖を直せず、食された穀潰し。
貿易商を営む陰茎破損の父親と、多量な便を排泄する娘。
その中でも、この場に適切な技を伝授してくれた愛すべき友、ヒートの極意。
ダッ!≡( ゚∋゚)
川 ゚ -゚)(来た!)
-
体勢を低めにこちらへと向かってくるクックルに対し、クーは構える。
重心を一歩後ろに下げ、同時に上段内回し蹴りを放つ攻防一体の速攻技。
惜しくも、母親には通用しなかったこの技は、果たして──
( ゚∋゚)⊃(゚- ゚;川ガシッ
川;゚ -゚)「えっ……」
ともすれば、一撃だったのかもしれない。
なぜならば、体勢を低くすることで守ることの出来ない後頭部に、燕旋降脚を叩き込むことができるからだ。
高速で繰り出される蹴りと踵のダメージと、いくら鍛えようとも絶対に免れない脳への痛打。
人間であれば動くことができなくなるであろうそれは、当たらなかったどころか、技を出すことすらできない状態により、潰えた。
( ゚∋゚)「オオラァアア!!」
川; д )「ぐああああああああ!!」
-
オクトパスホールド、グレイプヴァイン・ストレッチまたはアントニオ・スペシャル。
プロレス技でもいくつか名のあるストレッチ技、『卍固め』
本来ならば、相手が前かがみでないとできないのにも関わらず、クックルがそれを行えたのは、圧倒的な身長差であった。
彼は、腰側にある片足を、クーの手前側にある足に絡め、残りの足──相手の頭側にある足──を、彼女の頭部に引っ掛ける。
外そうとするにも遅かった。クーの片腕──自分に対し外側になる腕──を、彼女の背中側に直角に曲げ、クックルは自らの片腋に抱え込む。
川; д )「ぐあっ、ああああ!!」
-
叫ぶほどの痛みは当然。
肩と脇腹に痛烈な刺激、そして時間が経てば経つほど襲い掛かる首と腰へのダメージが、最悪の結末を脳裏に浮かべさせる。
( ゚∋゚)∩「イヤッハァ!!」
どこにも観客などいないにも関わらず、嬉しそうな声をあげ、右手を天へと突き出すクックル。
自然、だらりと身体を地面に転がらせるクー。
まるでプロレスラーが行うパフォーマンスのようなそれが、唯一違う点は両者共に本気だということ。
( ゚∋゚)「……」
川 - )「……」
-
例えば、ここで彼がマイクを持っていたのなら調子の良いことを言うだろう。
そして、逆転劇のごとく、クーが勝利するのかもしれない。
( ゚∋゚)「……」
そういった希望的観測とは裏腹に、寡黙を崩すことのないクックルに対し、口を開いたのは満身創痍の彼女だった。
川 - )「使ったな……」
( ゚∋゚)「……?」
川 -゚)「投げ技……使ったな?」
( ゚∋゚)「???」
-
川 ゚ -゚)「私もさ、道場で色々教えられてきたんだ。拳の握り方から蹴りの仕方……」
川 ゚ -゚)「それだけで十分だと思ってた。今までは」
( ゚∋゚)「……」
川 - -)「なぁ、あんた」
川 ゚ -゚)「"投げられたこと"あるか?」
-
油断でもない、まして慢心しているのならば軽口の一つや二つは出てもいい。
鍛えている男性ですら、泣き喚くほどのタックルと、格闘家でも苦痛に身を悶える関節技。
双方をくらってなお、否、それ以上にこちらをきつく見つめる少女の言葉に、クックルは疑問を感じた。
( ゚∋゚)「!!」
それが、命取り。
-
素直流の元は『柔術』である。柔道や合気道の元となっていることを多くの人は知らない。
その理由は多々あれど、特筆すべきは大会といった技術向上の場がほぼ無い──あくまでブラジリアン柔術などの現代柔術ではなく、古武術の──ということが原因ではないだろうか。
では、なぜ柔術の大会がないのか。
時代考証や歴史を鑑みればたくさんの見解が生まれるだろう。とはいえ、一つだけ簡単に、かつ稚拙な理由があるといえばある。
本来の柔術には、柔道にはない当身を用いたり、剣取り、棒術、中には鎖鎌術等を兼ね備えた戦場で使える技術であることが前提となる。
すなわち──
な ん で も あ り
『素 手 で 人 を 殺 せ る』からだ。
-
川 ゚д゚)「しゃぁっ!!」
クーは、おもむろにクックルの手首と、肩から肘あたりを掴んだ。重心を前のめりに崩す。いわゆる背負い投げ。
──ではない。
投げた瞬間に、なんと自分自身もその回転へと巻き込まれていく。
それは重たさに耐えかねての偶発的な行動ではなく、自発的なものだった。
背中を打ちつけたクックルの腹部に圧し掛かってくるのは、宙から落ちてくるクー。
体重と重力、それに回転したスピードが重なり、殺人的な威力でアスファルトよりは柔らかい地面へと落下する。
(; ゚∋゚)「グハアアアァッ!?」
-
川 ゚ -゚)「これが素直流『羅刹落とし』」
一歩間違えば自身も、コンクリートの上で血を流すこととなる危険な投げ技。
しかし、その分威力は半端ではない。先ほどまで悠然と構えていたクックルが身悶える。
が、そこは荒事専門。投げられたことは無けれども、痛手を負った数は知れない。
すぐに起き上がり、反撃。右腕を大きく振りかぶるフック。
川 ゚ -゚)「甘い」
-
接近してきたクックルの拳を避け、クーは相手を前に崩す。
突進の反動で重心があやふやになっていた彼を、真後ろに身を捨てつつ、片足の裏を相手の腿の付け根に当てて、押し上げるように頭越しに投げた。
これも、いわゆる巴投げ。
──では終わらない。
川 ゚皿゚)「オォラァ!!」
寝転がったクーはそのまま両手を両耳の横に置き、三点倒立の要領で逆立ちする。
そのまま、膝を折り曲げつつ後ろへと落下。落ちる先にはまた、人型のマット。
(; #∋#)「ヌアアアガァッ!!」
-
身体が一瞬痙攣する。
無理もない。これもまた、重力と加速、そして体重からの膝落としという、一切の妥協がない、相手を殺すための一撃といっても過言ではないそれが、顔面に直撃したのだ。
川;゚ -゚)「あぶねー、ちょっとずれてたら膝やってたな」
( #∋#)「ウウゥ……グゥ……!!」
川 ゚ -゚)「しつこいな、あんたも」
-
もはや、クックルに残された動力は怒り。
顔は潰れ、肋骨や臓器にも異常を感じるほどの痛手を負っているにも関わらず、見据えるは目の前の女子高生。
≡( #∋#)「ウォオオオオオオ!!」
取った行動に理性を感じることは無かった。猪突猛進。全力のタックル。
川 ゚ -゚)≡「これで……」
突進を横に避け、首に注視するクー。上がった右腕の肘で、狙いを定めた。
川`д´)「終わりだ!!」
-
バシィイイイッ!!
( ∋ )「グアアアアアアアアア!!」
首への強烈なエルボー。シンプルで、最も殺人に近い人体急所への一撃。
回り、舞い、落ちる。
人体が危機を知らせるのか、不思議と、自然と、クックルは空中へ身を放り出し、地面へと激突。意識を失う。
川 ゚ ー゚)「今のが『裏素直』……おふくろからは使うなって止められてたんだが、あんたが相手だとしょうがないよな」
-
ノパ⊿゚)/「おーい、クー!」
川 ゚ -゚)「あ、裏切り者が来た」
ノハ^⊿^)「大丈夫か!俺もすっきりしたから、助太刀に……って……」
川 ゚ -゚)「もう倒したよ」
ノハ;゚⊿゚)「か、勝ったのか……クックルに」
川 ゚ -゚)「余裕余裕」
ノパ⊿゚)(なんて奴だ……あの身長差で……)
-
川 ゚ー゚)「んー?どうしたのかなー?もしかして、もしかして?クーさんすげぇ!かっこいい!俺なんかクーさんの足元にも及ばないぜ!及ぶのはうんこの量だけだぜぇ!とか思ってる??」
ノハ#゚⊿゚)「……」
川 ゚∀゚)「ねぇどんな気持ち?敵対するチームの主力を他人の、しかもすっごい年下の女の子にぶっ飛ばされてどんな気持ち??ねぇねぇ??」
ノハ#-⊿-)「……チャーリーがあっちにいるぞ。さっさと来い」
川 ゚ -゚)「あ、忘れてた。って待ってよー」
-
〜〜〜
あめぞう町
あめぞう港
倉庫街 奥
_
(; ゚∀゚)「じょ、冗談じゃない……!サスガ兄弟や、あのクックルまで倒されるなんて……!」
_
(; ゚∀゚)「あいつらなんなんだ……!?レズのバケモノか……!?」
スッ≡川 ^ -^)「嫌だなぁ、バケモノなんて。こんなにか弱い女子高生をつかまえて」
_
(; ゚∀゚)「ひぃい!!」
スッ≡ノパ⊿゚)「レズじゃない。友情だ」
_
(゚∀゚ ;)「ひぃ!!た、助けてくれ!」
-
川 ゚ -゚)「……どうする?」
ノハ-⊿゚)「クックルをやったのは貴様だろ。貴様に任せよう」
川 ゚ -゚)「ま、当然だな。さて」
_
(; ゚∀゚)「な、なんですかねクーさん」
川 ゚ -゚)「モララーはどこにいる?」
_
( ゚∀゚)「も、モララー?」
川 ゚ -゚)「すまん、ドー・テイだ。ドー・テイソウロウ」
_
(; ゚∀゚)「あ、ああ!あのお方なら、明日、お戻りになる!明日の昼頃にはあめぞう港にくるって、ツンさんが言ってた!」
川 ゚ -゚)「……本当だな?」
_
(; ゚∀゚)「う、ううう、嘘じゃない!あんたら二人相手に嘘なんてつけるか!」
_
(; ゚∀゚)(嘘だけど!)
-
_
( ゚∀゚)(とにかくこの場を離れないと……!)
川 ゚ -゚)「嘘ついたら一本糞を千本飲ますからな?」
ノパ⊿゚)「おい、誰のだ」
川 ゚ ー゚)「君のだよヒートちゃん!」
ノハ#゚⊿゚)「貴様……」
_
(; -∀-)「嘘じゃないって!ほんとだって!頼むから千本糞は勘弁してくれ!」
川 ゚ -゚)「五十本くらい飲み込んだって、死なないでしょ?」
_
( ゚∀゚)「死ぬよ!!」
-
川 ゚ー゚)「よし、なら明日まで寝よう。もう夜になっちゃったし」
ノパ⊿゚)「そうだな、腹を冷やすとまずい。第三波が来かねん」
川 ゚ -゚)「そういえばヒート、手洗った?くさいよ?」
ノハ;゚⊿゚)「あ、洗ったさ!!ちゃんと──」
_
( ゚∀゚)(……チャンスだ)
-
川 ゚ -゚)「石鹸で洗った?」
ノハ;゚⊿゚)「ぐっ……いや、水で……」
_
⊂( ゚∀゚)(後ろからナイフで一突きしてやる……!)
川 ゚ -゚)「あ、そうだ」
クルッ(゚- ゚ 川
_
( ゚∀゚)「え」
-
.゚:。。:.
:゚ _∩゚:・w
. ゚:⊂/ ノ因)
/ γ(、)
.・ し⌒J
゚。:
川 ゚ -∩
ο ノ
O_ ノ
'(ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
バゴォオオオオオン!!
川 ^ -^)「地獄に行って貞子によろしく言っといてくれ」
_
( ∀ )(貞子……!?誰……いや、そうか)
_
( ∀ )(こいつは……バケモノとか、そういうのじゃなくて)
_
( ∀ )(キチガイだ……)
_
⊆( ∀ )⊇バタン
-
川 ゚ -゚)「さ!帰るか!お風呂入りましょヒート」
ノハ-⊿゚)「……言っておくが、あれは俺の事務所であってだな、貴様の家では……」
川 ゚ヮ゚)「はやくー!!」
ノパー゚)「……まったく。世話の焼ける親友だよ、貴様は」
-
〜〜〜
翌日
あめぞう町
あめぞう港
船着場
川 ゚ -゚)「……ここにモララーが乗った船がくるのか?」
ノパ⊿゚)「奴が船でくるならここだ。今の香港への渡航は、飛行機では不可能だからな。おそらく合法ではない船で来るだろう」
川 ゚ -゚)「そっか」
ノハ-⊿゚)「……クー、ドー・テイに会って、どうする?」
川 ゚ -゚)「んー……どうしようかな。正直、よくわからん」
ノパ⊿゚)「わからない?」
-
川 ゚ -゚)「うん。親父を殺したっていうのも否定するし、なんかなよなよしてて優男だし」
川 ゚ -゚)「話したけどさ、別に普通だったよ。マフィアとは思えないくらい優しかったし」
川 ゚ ー゚)「あ、聞いてよ!前にも言ったかもしれないけどさ!一緒に鍋したんだよ、鍋!」
川 ^ -^)「それでさ、モララーの奴、プギャー君食べてんの!ほんと面白いよね!」
ノパ⊿゚)「……クー、貴様、奴に惚れているのか?」
川;゚Д゚)「は!?は!?は!?なにいってんの!?そんなわけないじゃん!?そりゃ竹ノ内豊にちょっと似てるけどさ!?」
ノハ^⊿^)「ハハハ、冗談だ」
川 ゚ -゚)「も、もう!重ね当てするぞ!」
-
ノハ-⊿-)「よくわからん、か。なら……」
ノパ⊿゚)「また鍋をしたらいいんじゃないか?」
川 ゚ -゚)「え?」
ノパー゚)「貴様のいうドー・テイは、どうやら俺の思っているドー・テイとは少し違うらしい。冷酷無比のアサシンだった奴も、まるくなったのかもしれんな」
川 ゚ -゚)「……」
ノハ-⊿-)「同じ釜の飯を食べる……それは、敵も味方も関係ないだろう。腹が減っては戦はできぬというし、一緒に鍋を食べれば、良くも悪くも、色々話ができるんじゃないか?」
川 ゚ -゚)「……鍋、かぁ……」
-
ノパ⊿゚)「もちろん、俺も参加するが」
川 ゚ -゚)「えー、ヒートも?」
ノハ-⊿゚)「なんだ、不満か?」
川 ゚ -゚)「うんこ入れそうじゃん」
ノハ;゚⊿゚)「入れるか!」
ザッ……ザッ……ザッ……
川 ゚ -゚)「!」
ノパ⊿゚)「来た……!?」
-
川;゚ -゚)「ちょ、どうしよ!なんて言うの!?久しぶりとか!?元気とか!?あ、私髪はねてない!?」
ノパ⊿゚)(……腐っても女子高生か)
川 ゚Д゚)「あーーー、やばいやばい!どうしよ、どうし」
( )「くー」
川 //-/)「きゃあああああ!そんな、いきなり名前で──え」
ξ ●゜()゜● )ξ
「あっくーあっあっ」
川;゚Д゚)「ぎゃああああああああ!!!」
-
ノハ;゚⊿゚)「ツンさん!?」
川;゚ -゚)「くそっ!こないだの報復か!?上等だ、今度は本気で……」
ξ ●゜()゜● )ξ
「あっあっ」
川 ゚ -゚)⊃「……なんだこれ?」
ノパ⊿゚)「巾着袋……?」
ξ ●゜()゜● )ξ
「あっあーー」
ノパ⊿゚)「開けろと言っているみたいだが……」
川 ゚ -゚)「いやいや、開けたら中に臓物とか入ってるかもしれない」
-
ξ ●´()`● )ξ
「あ、ああー……」
ノパ⊿゚)「しょんぼりしてるぞ?」
川;゚ -゚)「……おふくろ……わかったよ!開けるよ!おい、ヒート!」
ノハ;゚⊿゚)「な、なんだ!?」
川 ゚ -゚)「閲覧注意だ!」
ノパ⊿゚)「え?」
川 ゚ -゚)「南無三!」
バッ
-
. . .
。。.・゚・.。。.・゚・.。。.・゚・.。。.
`________
| _ _ |
|ブ ラ ウ ニー|
|゚゚ |
|________|
|キキ/ |
|キ/ |
|/⊆⊇ ⊆⊇ |
| ⊆⊇ ⊆⊇ |
| ⊆⊇_ _⊆⊇ |
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キラキラ
・゚・.。。.・゚・.。。.・゚・.。。.・゚・
│ :│
: :☆
☆ │
◎
ノパ⊿゚)「……ブラウニー?いや、パッケージが色々とおかしいが……菓子か?」
-
ξ ●゜()゜● )ξ
「あ、あっー」
川 ゚ -゚)「お、おふくろ……まさか、私のために……?」
ξ ●゜()゜● )ξ
「あ、あっあっあー」
ノパ⊿゚)「……どうやら、洗脳が解けているようだ。もう敵意も感じられないしな」
川 ゚ -゚)「おふくろ……」
ノハ^⊿^)「良かったな、クー。母親は……貴様のことを忘れていなかったということだ」
川;゚ -゚)「おふ……くろ……!」
ξ ●゜()゜● )ξ
「あっあっ」
川 - -)「わかった……いただきます」
パクッ
-
川 - )「やっぱり……おふくろが作る……ブラウニーはうまいな……」
───
ξ゚⊿゚)ξ「クー、お菓子よ」
川゚ -゚)「わーい、なにこれ?」
ξ゚⊿゚)ξ「ブラウニー。ココア入りの甘いお菓子よ」
川^ -^)「やっちゃー、ちゃべるー」
パクッ
川゚ヮ゚)「うまいー」
ξ゚ー゚)ξ「なんてったって、バンホーテンのココアを使ってるからね」
───
-
川 - )「生地が……しっとりしていて……それでいて……ベタつかないスッキリした甘さだ……」
───
;;川゚ -゚);;「ちゃいむよー」
ξ-⊿-)ξ⊃「はいはい、ほら、手をつなぐの」
川゚ -゚)⊃「べちゃべちゃつるー、たかんちょう?」
ξ#゚⊿゚)ξ「悪かったわね……」
川^ -^)「でもあっちゃかーい」
ξ゚ー゚)ξ=3
ξ-⊿-)ξ「……かーえりたーい♪」
川゚ -゚)「にゅ?」
ξ゚⊿゚)ξ「かーえりたーい♪」
川;゚-゚)「かーちゃんがこわれちゃー」
ξ^⊿^)ξ「あったか我が家が待っているー♪」
川゚ -゚)「なんだちょのうたはー?」
ξ゚ー゚)ξ「フフ、これを歌うとね、心が暖かくなるのよ」
川゚ -゚)「うちょつけ!ちょんなのであっちゃかくなっちゃら、ちぇんちょうはないっ!」
ξ゚―゚)ξ「かもねー、じゃあクーは歌わなくていいよ」
川゚ -゚)「……」
ξ゚⊿゚)ξ「かーえりーたーい、かーえりたーい♪」
川゚ -゚)「……あっちゃか……わが、わがが?」
ξ^⊿^)ξ「ふふ、あったか我が家」
川゚ -゚)「あっちゃかわがが!」
ξ^ー^)ξ「待っているー♪」
川^ -^)「まっちぇいるー!」
───
-
川 - )「ココアは……バン……ホーテンの物を……使用したの……かな?」
───
ξ゚⊿゚)ξ「帰ったら、ブラウニー作るね、クー」
川^ ー^)「ミーチョパイも!」
ξ-ー-)ξ「はいはい」
───
-
ξ ●^()^● )ξ
「フあっフフ、あっ、あっありがあっ、とう、……くー」
(((川゚`^´))))フルフル
。・。 。・。
。゚ 川´Д`) ゚。 ブワッ
「おふくろぉおおお!!!やだよ!もう全部やだ!家に帰りたいよ!一緒にいたいよぉ!!」
-
ξ ●゜()゜● )ξ
「……」
ノハ ⊿ )「……クー」
川´Д`)「うああああああんっ!!おふくろは……親父であり母親だよ!私の大事な人だよぉおおお!!」
ξ ●゜()゜● )ξ
「あっあっあっ」
川´Д`)「顔が変わっても、言葉が話せなくても!!一緒にいてよぉおお!!」
川∩Д∩)「うわああああああああああんっ!!」
-
ξ ●゜()゜● )ξ
「あっ……くー……クー」
川 Д )「あ、ああ……?」
ノハ;゚⊿゚)「言葉が……はっきりとしてきた……?親しい相手の思いが、病人を回復させるというが……」
ξ ●゜()゜● )ξ
「クー……ごめんね、寂しい……思いをさせて……ごめんね……」
川。 ゚Д;)「おふくろ……元に……戻って……!?」
ξ ●゜()゜● )ξ
「うん……まだ……ちょっと……頭が、ボーッとする……けど……」
-
ノハ-ー-)
ノパ⊿゚)⊃白スッ
プルルルル
ノパ⊿゚)白「陳ヒートです。はい、いつもお世話に……早速ですが、腕利きの医者と、使っていない土地と家屋を手配してください。金に糸目はつけませんので」
川;゚ -゚)「ひ、ヒート……?」
ピッ
ノハ-⊿-)「医者と家を用意した。明日には来る。結果として、マンゲエンジェルスは壊滅したからな、それの礼だ」
川 ゚о゚)「……」
ノパ⊿゚)「勘違いするな。別に、貴様達のためにやったわけでは──」
≡川⊃^ -^)⊃「ありがとう……ありがとう!ヒート!!」
ノハ;゚⊿゚)「こ、こら、くっつくな!くっつくならそっちだろ!」
-
川。^ー^)「ありがと!ほんとに……ありがと!これでおふくろと一緒に居られる……!」
ξ ●゜()゜● )ξ
「フフ……良かったわね……クー。お友達が……増えたのね……」
ノパ⊿゚)「ツンさん……嗤有門やそれに関係のあること、たくさん話すことがあります」
ノパー゚)「ですが……まずは、こいつと一緒に、空白の時間を埋めてあげてください」
ξ ●‐()‐● )ξ
「……はい」
ノハ-⊿゚)「クー、第八倉庫で休んでろ。モララーが来たら、倉庫の電話にかけるから。まぁ……もう仇討ちなどやめてもいいかもしれんがな」
川 ゚ ー゚)「すまない……おふくろ」
川 ゚ ー゚)⊃スッ
ξ ●゜()゜● )ξ
「えっ……?」
-
川 ゚ -゚)「寒いからな。手をつなぐんだ」
ξ ●゜()゜● )ξ
「……」
川 ゚ ー゚)「でさ、歌うんだ!かーえりたーい」
ξ ●゜()゜● )ξ
「……かーえり……たーい」
川 ゚ヮ゚)「もっと元気にぃ!ほら、かーえりたーい!」
ξ ●^()^● )ξ
「……かーえりたーい!」
-
川 ^ ー^)「フフ、そうそう!続きいくよ!あったか我が家が──」
スッ......!!!
ξ(● () ● )ξ( ∀ )
`⊂ .:※⊂)≡ と )
`| | | | | |
`(__(__) (_ (__)
ブシャッ......!
川 ゚ヮ゚)「待っているー!」
ξ ● () ● )ξ
ポタポタ......
-
ノハ;゚Д゚)
川 ゚ -゚)「……どうした、おふくろ?続き、忘れたか?」
ノハ; Д )「なっ…………あの心臓を一撃で抉る技は――」
川 ^ -^)「なぁ、どうして、黙るんだよ、おふくろ?」
ξ ● () ● )ξ
「……クー、ごめ──」
バタッ
川 ^ -^)「…………えっ?」
( ∀ )「やっと見つけたよ、素直クー」
川 ー )「…………え?」
-
( ∀ )「全く、香港から車でどれだけかかったと思っている?それに、ツンの洗脳も解けているし……ああ、邪魔だなぁ」
( ∀ )≡⊃ベシッ≡ξ ● () ● )ξ
( ‐ )「まぁ、いいさ」
ノハ;゚Д゚)「クーーー!!離れろ!!奴は──」
( ∀ )「これで」
( ・∀・)「君を殺せる」
-
川 - )「……」
( ・∀・)「何か言いたそうだね?」
川 - )「…………ああ、私も………やっと、見つけた。今度こそ、見つけたんだ」
( ・∀・)「?」
川 ゚ -゚)「゙父親゙の仇」
第三十九話 『ご愛読ありがとうございました。1先生の次回作にご期待ください』 おわり
-
ついに完結か
-
ちょっ、えっ?めちゃ格好いいんだけど・・・
-
http://i.imgur.com/prwlVha.jpg
-
ツンも生き返るからなにも問題はない
-
でぇじょうぶだ
地獄がある
-
乙
もういっこの現行も待ってる
むしろそっちを待ってる
-
>川 ゚ -゚)「も、もう!重ね当てするぞ!」
これ、これなんだよな
-
頼むから変に引き伸ばさないでくれよ
クーゲームみたいにダレるだけだから
-
おつ
-
どんな感動的な演出をしても素直クールは無間地獄に叩き落されるべき人間の屑なんだよなぁ…
COOL is DUST
-
※業務連絡
あしたは健康診断にいくので、臨時休業です。
※業務連絡終わり。
-
この公私分別できてる感じ、大好きです
-
相変わらずのホワイト企業的側面
-
クーゲーム最後まで結構良かったけどな
-
え....格好いいんだけど
うんこ引っ込んだわ
-
生き地獄からツンを解放し天国へ送ったモララーは童貞の鑑
いつまでも親のすねをかじろうとする娘の屑とは大違い、はっきりわかんだね
-
数少ないまともな人は徹底的に酷い目にあう
いつも通りだな!
-
本当にホワイトスカトロ作者の鑑やでぇ
とりあえずクーが末永く苦しむように心から祈ってるよ
-
俺環かもしれんがAAズレてない?
一応フォントはIPAMonaPGothicで、他のスレに貼られたAAはズレないで見えるんだが
-
※業務連絡。
投下に遅れます。
>>262
ガラケーで投下するとだいたいズレます。ガラケーで見てもズレてます。
よって、私が全部悪いです。携帯代も期日にちゃんと払わなくてごめんなさい。
※業務連絡終わり。
-
遅れる時は報告する社会人の鑑
-
>>263
俺も払ってないから良いよ^-^
-
※プライベート連絡。
>>265
キュン...(二度目のときめき)
※プライベート連絡終わり。
以下本編
-
クーは
父親の
仇 を
討つようです
最 終 章
最 終 話
-
川 ゚ -゚)「……」
「……」(・∀・ )
コォオオオオオオオオオオオオオ
-
ノハ;゚⊿゚)「よ、よせ、クー!!奴と戦うな!」
川 ゚ -゚)「黙ってて、ヒート」
ノパ⊿゚)「しかし、貴様では……!!」
川 ゚д゚)「黙って!!」
ノハ;-⊿゚)「っ!」
( ・∀・)「素直クー、君という人間はいったいどういう思いで動いているんだ?」
川 ゚ -゚)「……」
-
( ・∀・)「今まで僕は、たくさんの人間を殺めてきた。もしかすれば、それは片面から見れば正義だったのかもしれないし、もう片面から見れば、悪だったのかもしれない」
( ・∀・)「性善説、性悪説の意味を正しく理解しているか?」
川 ゚ -゚)「……」
( ‐∀‐)「人の本性は善であり、人を信じるべきだ?人の本性は悪であり、人は疑ってかかるべきだ?それは間違っている」
( ‐∀・)「人は、生まれつきは善だが、成長すると悪行を学ぶ。人は、生まれつきは悪だが、成長すると善行を学ぶ」
( ・∀・)「──人は善行も悪行も行いうる」
川 ゚ -゚)「……」
-
( ・∀・)「だが、君はなんだ?初めて会った僕を食事に誘ったかと思えば、人殺しの罪をなすりつけ」
( ‐∀‐)「死んだかと思えば生き返り、また無関係な人間を殺して」
( ・∀・)「なにが目的なんだ?」
川 ゚ -゚)「ごちゃごちゃとうるさいな」
( ・∀・)「……」
川 - -)「私は」
川 ゚ -゚)「自分に"素直"なだけだ」
-
その言葉の意味は、たとえ性別が違えど、たとえ戸籍上の表現が違えど、母親であり、父親でもあるというツンを殺した仇への、たった一つの答えだった。
シュバババッバババババッ!!!
川゚ -゚)=川 ゚ -゚)=川 ゚д゚)
⊂ ⊂ =∪ つ⊂_へ つ
.< < <=) ) )=≡(_)/
.(_(_=__)_) 彡(_)
ノハ;゚⊿゚)(す、すごい……!!なんて連続攻撃だ……)
-
目にも留まらぬ拳と蹴り。乗せる思いが、攻撃のすべてを加速させる。
ノパ⊿゚)(これが……クーの本気か……!!)
そのすべてを回避することは、常人では不可能。達人では想定外。
悪手を好手に、失手を好手にへと変化させていく変則的な連撃が、モララーを襲い掛かる。
( ‐∀‐)∩⊂≡「なるほど、要するに」 パシッ
だが──
( ・∀・)≡⊃「"クズ"か」
ノパ⊿゚)(えっ……)
ドゴォオオオオオオン!!
川 д )≡≡≡「あああああああ!!!」
-
( ・∀・)「その言葉を聞けてよかったよ、素直クー。特別な理念でもなければ、無価値なプライドでもない」
川; -゚)「ちぃっ……!」
( ・∀・)「利己的な行動原理、大いにけっこう。それに伴った結果が善でも悪でも、少なくとも……自分の信念に従った行動であれば僕も納得できる」
川 ゚ -゚)「……じゃあ聞くがな、お前の行動原理はなんなんだよ!別に私を殺す必要なんてないだろ!」
( ・∀・)「……」
川 ゚ -゚)「山岸さんはお前となんの関わりもないし、お前の組織が潰れたのだって、私のせいじゃないだろ!」
( ‐∀‐)「……」
川 ゚д゚)「私は悪くねぇ!」
-
( ‐∀‐)「ハァ……僕の行動原理は、今、この場においてただ一つだけ」
( ・∀・)「最初は危険因子の排除だった。次は、仲間の仇だった」
( ・∀・)「初めてだ、こんなに拳を振るうことを厭わない気持ちは」
川 ^д^)σ「あ、わかったぞ!私を痛め付けて犯して童貞卒業か!ハハハ!この陵辱好きめ!変態!変態!」
( ・∀・)「──君と一緒さ」
川 ^д^)「は?」
( ^∀^)「"素直"になる」
-
づ づ∴スドドドド!! "
づ・∀・)づ∴∵∴“( 川"
"づづづづづ∴∵∴≒( )"づづづづづづ∴∵ “/ ヘ"
(_/⌒ヽ_)∴∵ “(_/⌒ヽ_)"
___
/(#彡/ヽ
( ・∀・)/  ̄ ̄)/)ド
Vへvつ /≡ 木( ̄/)ン
( \±/ =≡ ヽ( ̄/)!
/\_______( ̄/
Lノヽ二) ―=≡  ̄
川 。д゚)「あ、ががが……」
( ・∀・)「どうした?急所は外しているぞ?」
-
川;-д゚)「や、めて……」
( ・∀・)「もう少し痛くしようか。そうだな、これくらいじゃ足りないな」
川;゚д゚)「あぅっ──!」
バシィッ!!
_/⊃)⊂(・∀・)
⊂ノパ⊿゚)/ ノ し′
| し′ ノ ノ
し′ し ∟′
( ・∀・)「……」
ノハ-⊿-)「これ以上、俺の親友に手を出すな」
-
( ・∀・)「……陳ヒートさんか。お父さんは元気かい?」
ノパ⊿゚)「父さんなら陰茎破損して病院にいる」
(; ・∀・)「えっ!?」
ノパ⊿゚)σ「……そこにいる娘の仕業だ」
( ・∀・)「……なら、なぜ止めるんだい?僕は君たち一家に対し、なんの恨みもない。組織である以上、ボスの命令があったから敵対することもあったけど、君まで殺す気は皆無だ」
川;゚ -゚)「……」
( ‐∀‐)「むしろ、どちらかといえばこちら側じゃないのかい?自分の父親を、負傷させたんだろう。憎くないのか?」
ノパ⊿゚)「憎いな。わりと殺したいほど憎い」
川 ゚д゚)「えぇっ!」
-
ノパ⊿゚)「人のことをうんこうんこ言うし、自分のほうが強いと思ってる節も気に入らん」
ノパ⊿゚)「あげく、せっかく技を教えてやったのに海へ突き落とすような奴だ」
( ・∀・)(……この子もけっこう変だな……)
ノハ ⊿ )「だがな」
( ・∀・)「?」
ノパー゚)「憎いけど、好きなんだよ。こいつの"素直"なところがな」
-
ノパ⊿゚)∩スッ...
ノパ⊿゚)「俺は陳一家の荒事専門だ。本来なら割の合わない戦闘は行わない」
ノハ-⊿-)「だから、今から俺は個人的な思いで戦う」
[シャツ]⌒バサァッ! ⊂≡ノハ-⊿-)
∩ノパ⊿゚ )∩ キッ!!!
⌒)リ_) イ_(⌒i
||/ ` ´ |(、
人_/\γ/~| レ
(:::人_::)_ノ
7^´ ´~ノ
) 、 〈
ノ ヘ
/_、____,_ヘ
!⌒ヽ::::/~丿
| )-イ /
| | / /
愛すべき友のために
「クーのために」
(; ・∀・)(なんで脱いだ!?)
-
ノハ#゚⊿゚)≡⊃「ッシャッ!!」
( ・∀・)≡「!」
( ・∀・)「やめておくんだ、ヒートさん。君では僕に勝てない」
ノハ;゚⊿゚)「ちっ……!」
( ‐∀‐)「邪魔さえしなければ、攻撃を加えるつもりはないから……お願いだからやめてくれ」
ノパ⊿゚)∩「……」
( ・‐・)「解せないな。君のような酸いも甘いも知っている強者が、どうしてこんなひん曲がった子供に与するのか」
ノパ⊿゚)「……」
-
( ・∀・)「確かに、素直クーにも人の心があるんだろう。先ほど殺したツン……母親を思う気持ちがなければあんな目はできない」
ノパ⊿゚)「……」
( ・∀・)「でもね。それ以上に、もう矯正できないんだ、素直クーという人間は。低劣で、愚劣の極みは」
ノパ⊿゚)「……そうかもな」
( ‐∀‐)「そうだ。だから──」
ノパ⊿゚)「なら、忘れていないか?」
( ・∀・)「えっ?」
-
ノパ⊿゚)「こういう膠着した状態で、クズがやること」
川 -゚)スゥッ( ・∀・)「な」
ノハ^⊿^)「不意打ちさ」
-
〜〜〜
コォォオオ....
ノハ;゚⊿゚)
川; - )
( ‐ )
ガクッ......!!!
/⌒)
/ / ‐ )
フ/`⌒ ヽ
ヽ ヽ \
| / /
γ⌒(⌒ヽ/ /
/ |ヽ_ノ
| |ヽ ヽ
| | | |
/ ) | |
(_/ ̄ | |
(_ ヽ
\_)
ノハ;゚⊿゚)(あのドー・テイが……膝をついた……!?それに――)
川;゚ -゚)「ハァハァハァ……」
ノハ;゚⊿゚)「……手技、足技、おまけに投げ技……全部入っただと……!?」
-
川 ゚∀゚)「バカめ!!私をなめるからこうなるんだ!ブッハハハハハ!!」
( ∀ )
川;゚∀゚)「ハハハ──あれ?」
( ‐∀‐)スクッ
川 ゚Д゚)「なっ!?立ちあがっただと!」
( ・∀・)「……」
ノパ⊿゚)(なぜだ……!?)
-
( ・∀・)「僕がなぜ、ドー・テイなんて不本意なコードネームで呼ばれているか教えよう」
( ・∀・)「僕は勁道が開けていない。だから、本気で戦うときでも急所への一撃か、そこそこのダメージしか与えられない」
( ・∀・)「でも、内功はある。それこそ、君たちの攻撃で傷つかない程度に身を守れるくらいにはね」
( ・∀・)「発せず、内にこもっているんだ。有り余る"気"が。不可視の絶対防御が」
ノパ⊿゚)「違う!俺が聞いているのは……」
( ・∀・)「……」
ノハ;゚⊿゚)「なぜ、わざと攻撃を受けた!」
-
( ・∀・)「安堵しただろう、さっき」
ノハ;゚⊿゚)「えっ……?」
( ・∀・)「君たちのコンビネーションは大したものだった。僕が出会ってきた達人クラスの格闘家でも、ヒートさんの放った的確な攻撃と、素直クーの完璧な不意打ちに対応できるほどの者は限られる」
( ‐∀‐)「それほどの攻撃を君たちは成し遂げたんだ。倒したか、いや、ダメージは与えたか、腕は足は、骨は折れたか──次の一手を考えるファクターは、自分達が作り出した一筋の希望。勝てるかもしれないというモチベーションの向上」
( ・∀・)「そして、次に感じるのは」
圧倒的絶望
( ・∀・)「僕は無傷だ」
-
川;゚ -゚)「あ、ああ……」
( ・∀・)「生きていることが嫌になるほどの苦痛を与えてから殺すつもりだからね、本気を出す迄もない」
ノハ;゚⊿゚)「ふざけるな!嗤有門において冷酷無比のアサシンである貴様が、そんな楽観的な理由で──」
( ・∀・)「言ったじゃないか。今、この場の僕が持つ信念は」
クズ
( ^∀^)「素直になるって」
-
-=≡Ξ =≡/)
-=≡Ξ川;゚Д゚)//
-=≡Ξ/二 二/≡
-=≡Ξ// | |
-=≡(/=≡| |≡
-=≡____」 \
Ξ(_____/\ \
≡ -=≡ \ \
≡ -=≡Ξ \_)
「ひ、ひいいいいいいいいい!!!!」
ノハ;゚⊿゚)「く、クー!?」
川 ゚Д゚)「たすけてくれー!!誰か、誰でもいい!私を助けろー!!」
( ・∀・)「言っておくが、警察を呼んである」
川 ゚ -゚)「えっ!」
( ・∀・)「仮に、万が一この場から逃げられたところで、君は山岸さん殺害の重要参考人として連行されるだろう」
-
川;^ -^)「なっ……!は、ハハハ!墓穴を掘ったな!モララー!」
ノパ⊿゚)「……」
川;゚ー゚)「見ろ、いたいけな女子高生を殴る蹴るの暴行!目撃者もそこにいる!このまま警察に──」
( ・∀・)「その前に君を殺す」
川;゚ ー゚)「あ、アハハハハ、強がるなよ、お前だって逮捕され──」
ノハ-⊿゚)「クー……この男はアサシンだ。警察から逃れる術などいくらでも知っているだろう」
川;゚ ー゚)「……」
-
川;゚∀゚)「そうだ、しぃを呼んでやる!!いくらお前が強くても、あのバケモノならお前を殺せる!!ハハハハハァ!!終わりだ、お前は終わりだモララー!!」
( ‐∀‐)「無様だな……こんな子供に、僕の仲間や、なんの罪もない人達まで……」
川;゚ -゚)「うるさい!無様も糞もあるか!痛いのは嫌だ!!さぁ、電話を──」
川;゚ -゚)(‐∀‐ )≡ザッ
川:゚д)「ぐえっ!」ガシッ!!!
/ ミ]
(# \\(∀‐ )
|| |\ √ )
||#| \ \\
|| | | //
||| / ///
/ || / | |
|||| \( / ||
/ / \\||
`/ / \||
ノハ;゚⊿゚)「クー!」
-
( ・∀・)「動くな。動いたら首をへし折る」
ノパ⊿゚)「!」
川 ゚ρ゚)「ぐええぇ……う、動くなヒート!!絶対に動くな!!死にたくない!!」
ノハ;-⊿-)「……くっ……!俺に、もっと力があれば……」
( ・∀・)「ヒートさんは何も悔やむことなんてないよ。すべてはこの女が悪い」
川 ゚ρ゚)「や、やめてくれ……!な、頼むよ!そうだ、なんなら私の代わりにヒートを殺せよ!」
ノパ⊿゚)「えっ!?」
-
川 ^ρ^)「そうしたらお前ら嗤有門の敵対する陳一家も潰れるんだろ!?金も入るし!なぁ!?なんの力も持たない普通の女子高生一人殺したってお前にメリットは──」
ギリリリリリ
川 ゚ ρ゚)「あぐぐあおおお」
(# ・∀・)「……お前は、貴様は……!!命を賭けてくれる友までも犠牲にするのか……!?」
川; ρ )「だ、だって!お前あいつ殺す気ないって言ったじゃん!わ、わかった、ほら冗談だからさ!ごほっごえ」
(# ・∀・)「……」
-
川;゚ ー゚)「よ、よぉし!わかったわかった!な、聞けよ?な、な?」
(# ‐∀‐)「……これ以上僕の怒りを刺激したら、どうなるか分かった上での発言だろうな」
川 ゚ -゚)「もちろんさ……誰にも迷惑はかけない。私だけが犠牲になればいいんだろ」
( ・∀・)「……?」
-
川 ゚‐)
/ ミ]
(# \\(∀・:)
|| |\ √ )
\\#| \ \\
|\ \ | //
| \ チンコ
| |サワサワ| |
\ \ ( / ||
/ / \\||
`/ / \||
川 ゚ -゚)「ほら、抱かせてやるよ」
-
(: ・∀・)「………………は?」
川 ゚ -゚)「処女だぞ」
ノハ;゚⊿゚)「うわぁ……………」
-
川 ゚ー゚)「この体を抱いていいんだぞ、モララー。その代わり殺さないでくれ。な?」
(; ・∀・)「……」
ノハ;-⊿-)「……」
川 ゚∀゚)「なんだ、嬉しすぎて言葉が出ないか?そうか、童貞だからわからないんだな!大丈夫だ、私がお前を気持ちよくさせてやるから──」
ギリリリリリィイイイイ!!
川 ゜ρ゚)「ぎゅああああああああああ!!」
( ∀ )「もういい。もう殺す」
-
川 ゜ρ゚)「やめてやめてやめ──があああああ!!」
( ・∀・)「死ね。二度とその口を開くな──」
◎<モララー
( ・∀・)「!」
川 ゜ρ゚)パッ≡⊂(・∀・ )
川;゚Д゚)「げっほげほ!!」
◎<頭に血が昇り過ぎじゃ、モララー。気持ちはわかるがの。
( ・∀・)「照美……!」
ノハ;゚⊿゚)「鏡が……しゃべった?まさか、ラーノの鏡か!?」
◎<どうも、自慰道具の照美です。
ノパ⊿゚)「は!?あの冷酷無比なアサシンが……鏡で……!?しかも名前までつけてる……!」
( ・∀・)「……」
ノパ⊿゚)「否定しない!?そういう趣味なのか!?」
-
( ・∀・)「いや……考えてみれば、少なくともこの女よりはマシだ」
◎<喋る鏡に負けたの、バカ娘よ。
川;-д-)「……うううぅ、げほげほ」
◎<さて。当初の目的を果たすのじゃろう、モララー。殺してしまっては元も子もあるまい。
( ・∀・)「そうだったね、ごめん」
( ・∀・)⊃◎スッ
川; -゚)「ごほごほ……え?」
( ・∀・)「助かりたいか?」
-
川 ゚ -゚)「こ、殺さないでくれるの……?」
( ・∀・)「……取引だ。この鏡を持て」
川 ゚ -゚)⊃◎「わ、わかった……」
パアアア\◎/アアアアアア
(; ・∀・)「一瞬にして現界か……!」
ノパ⊿゚)「鏡が……光って」
川;゚ -゚)「な、なんだぁ!?」
シュワ⌒*( ∀ )*⌒ーーーーン
⌒*(゚∀゚)*⌒「ふぉおおおおおおお!!すばらしいジコチュリキじゃ!2000億はあるぞ!?なんなんじゃこいつ!きもい!!けどきもちいいいいい!!」
-
(; ・Д・)「2、2000億……!!」
ノハ*゚⊿゚)「な、なんだ……あの鳥は……あれでオナニーするのか……!?」
川*゚ -゚)「あれ、私なんかすごいみたいな感じ?」
⌒*(・∀・)*⌒「すごいぞ、バカ娘。感じられる数値でも大したものだったが、触れてみれば有史以来の大屑人じゃな!」
川*゚ ー゚)「えへへ」
( ・∀・)「茶番はいい。素直クー、この照美に言うんだ」
川 ゚ -゚)「な、なにを?」
-
( ・∀・)「まず……『香港ミサイル直撃』により死亡した人達と、嗤有門のボス、デミタスを生き返らせろと」
川 ゚ -゚)「……え?」
⌒*(・∀・)*⌒「我はフェニックス。生命を司る二鳥が一鳥。お主の膨大なジコチュリキで、死んだ者を生き返すのじゃ」
川 ゚ -゚)「……まさか、私がミートパイになったとき生き返ったのは」
⌒*(・∀・)*⌒「我のおかげじゃな」
川 ^ -^)「おお、やっぱFFはこうでなくっちゃ」
ギリリリリリリ⊂(・∀・ )
川 ゚ρ゚)「ぐげぇえ」
( ・∀・)「無駄口を叩くな。さっさとしろ。でなければ殺す」
-
川;゚ -゚)「わ、わかったよぉ……わかったよぉ……ほんとに、これしたら見逃してくれるんだよな?」
( ‐∀‐)「……ああ」
川;゚ -゚)「ふ、フフ、よかった、死なないんだ。もうヤダもん、痛いのはヤダ。それに今度死んだら私……無間地獄行きだもんきっと……」
( ・∀・)「安心しろ」
川;゚ー゚)「よ、よぉし!『香港ミサイル直撃』によって死んだ人達と、嗤有門のボス、デミタスを生き返せ!!」
⌒*(・∀・)*⌒「ふあああああああああ!!」
-
〜〜〜
香港
シュワアアアアア
Ω「あれ、俺……生きてる?」
Ω「生きてる!生きてるんだ!」
Ω「やった!みんな!生きてるぞ!!」
Ω「そうだ!もう地獄の試練なんてめんどくさいことしなくても」
Ω「みんな生き返ったんだ!!」
ワアアアアアア!!!!!!!!!!!
-
〜〜〜
香港
嗤有門 跡地
( ^ω^)「……」
从 ゚∀从「……」
タッタッタ
(;´・_ゝ・`)「ハァ……ハァ……ハァ……」
( ^ω^)「ボス……!」从 ゚∀从
(;´^_ゝ^`)「良かった……良かった……!お前たちも生き返ったんだな!」
( ^ω^)「ボス……」从 ゚∀从
-
(´‐_ゝ‐`)「すまなかった……!お前たちよりも先に試練を突破し、一度生き返ってしまったことを、ボスとして反省したい……!」
( ^ω^)「……」
テクテク( ^ω^) 从 ゚∀从
(;´・_ゝ・`)「ど、どこへいくんだ?」
从 ゚∀从「決まってるでしょ、ボス」
( ^ω^)「俺達は試練なんかどうでもよかったんですお」
-
(´・_ゝ・`)「怒って……ないのか?」
从 ゚∀从「まさか?なぁ」
( ^ω^)「うんお!」
(´‐_ゝ‐`)「そうか……!お前たち、ボスを責めない上に……起立どころか、自分から歩を進めて……」
从 ゚∀从「ボス、行きますよ」
( ^ω^)「待ってるんだお、楽しいところが」
(´^_ゝ^`)「あ、ああ!よーし、今度こそ新生・嗤有門の誕生──」
从 ^∀从「早くロフトいこうぜ!めちゃくちゃ面白かったよな!」
( ^ω^)「おいしいものたくさんあったお!ロフトなめてたお!」
(´^_ゝ^`)
(´・_ゝ・`)
(^ω^)「ボスー?」从゚∀从
-
\(´゜_ゝ゜`)/「解散!解散解散!!嗤有門解散!やってられるか!」
(´^_ゝ^`)「遊びにいこーぜ!ロフトに!」
(* ^ω^)/「おー!」从*゚∀从/
-
〜〜〜
あめぞう町
あめぞう港
船着場
ノハ;゚⊿゚)「……」
川 ゚ -゚)「これでいいのか?」
( ・∀・)「照美」
⌒*(・∀・)*⌒「……うむ。犠牲者600万人と、デミタスとやらは蘇生された。人体の破損にもよるが、明日には完全に元通りじゃろう」
川 ゚ー゚)「……ふーん。なるほど、ね」
ノパ⊿゚)⊃白ピッ
『ご覧ください!先日起こった香港ミサイル直撃事件の被害者たちがなんと、蘇生しました!!』
ノハ-⊿-)ピッ
ノハ-⊿゚)(ワンセグで確認したが……なんて力だ……これが、桃源郷の鍵、だというのか……)
-
( ‐∀‐)「……よかった……ボス、ブーン、ハイン……」
川 ゚ -゚)「ま、いいや。これで私は見逃してくれるんだよなっ!なっ!?」
( ・∀・)「まだだ」
川 ゚ε゚)「えー」
( ・∀・)「次は、山岸さんとドクオを生き返してもらおう」
川 ゚ -゚)「……ん?お前らの仲間の親父はともかく、なんで山岸さんまで?」
( ・∀・)「未だによくわからないが、聞いている限り不憫すぎる。さっさとするんだ」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ε゚)「えー、どうしよっかなー?」
-
( ・∀・)「死にたいのか?」
川 ゚ ー゚)「あれれー?あれ、あれ?」
( ・∀・)「っ……?」
川 ゚ ー ゚)「いいのっかなぁ!?このクーさんにそんなこと言っていいのっかなぁ!?」
(; ・∀・)「貴様ッ……!」
川 ゚ ∇゚ )「なんてったってジコチュリキ2000億の私が死んだら」
川 ゚ ∀ ゚)「誰がその願い、叶えるのかなぁ?」
-
⌒*(・∀・)*⌒「なるほどの、さすが大屑人」
(; ・∀・)「……」
ノハ;-⊿-)(さすがだな……自分にしかできない奇跡と知るや、一転強気に出ている)
川 ⌒∀⌒)「あれ?モララー君、どうしたの?黙っちゃって。さっきまでの威勢は?ねぇねぇ?」
( ・∀・)「……」
川 ゚ ε=3 ゚)「どうしよっかなぁ?あれれ、どうしよ、なんか気分が乗らないなぁ?」
( ‐∀‐)「……どうしろっていうんだ?」
川 ゜Д ゜)「お 願 い し ま すだろ、ボケッ」
(; ・∀・)「えっ……」
-
川 ^ω^)「クー様お願いしますって言ってみ?ほらほら」
(; ‐∀‐)「……お願いします」
川 ⌒ワ⌒)「あああ?聞こえないなぁモララーくぅん?」
(; ∀ )「クー様、お願いします」
川 ∂Θ∂)「だめぇー」
(# ・∀・)「!!」
川 ゚ -゚)「靴をなめろ」
(; ・∀・)「……」
川 ゚З゚)「ほら、さっさとしろよ、生き返さないぞ?ん?いいのか?」
(; ‐∀‐)「……」
-
/ーーー\
\| | |/ ペ
ペ | | |ロ
ロ | | |
ヾ_|ノ
ミ゙~゙ミ
|~|
!、 \、
T\_)
ペロペロペロ
川 ^《《《∀》》》^)「ブッハッハハハハハハ!!良いザマだなぁええ?モララーよぉ?」
( ‐∀‐)「……」
-
川 `∀´)「何が信念だ、何が素直だ馬鹿じゃねぇの?お前に殺されるほど私はやわくねぇんだよターコ」
( ‐∀‐)「……」
川 ^ω^)「おーおー、耐えるねぇ?んー?ほら、もう一回言ってみな?ほらほら」
( ‐∀‐)「……クー様、お願いします」
川 ^《{∀}》 ^)「しょうがないなぁ!アッハハハハハ!」
川 ゚ -゚)「おい、鳥」
⌒*(・∀・;)*⌒「な、なんじゃ」
川 ゚ -゚)「親父と山岸生き返せ」
⌒*(・∀・;)*⌒「お、おう」
⌒*(・∀・)*⌒「ふあああああああああ!!」
-
〜〜〜
天国
風俗店 『ヘブンズ』
アンアン!!
('∀`*)
/) /ノ
∞ ⌒⌒))
o(//ー/*川oつUヽ
(^Д^,,*)
/) /ノ
∞ ⌒⌒))
o(//ー/*川oつUヽ
アンアン
-
('A`)「あー、いいわ、最高だわ。嫁のよりもいいわぁ」
(,,^Д^)「そうだな!美和ちゃんには似てないけど!」
('A`)「なぁなぁ、ずっと聞きたかったんだけどさ」
(,,゚Д゚)「なんだ」
('A`)「しぃさんって何者なんだよ」
(,,゚Д゚)「ん、んー」
-
こいつらなんで天国なんや
-
('A`)「アホみたいに強いし、政府から密命受ける嫁なんて古今東西お前の伴侶しか聞いたこと無いぞ」
(,,-Д-)「あいつはなぁ、なんか知らんうちに一緒にいたからなぁ」
('A`)「知らんうち?」
(,,゚Д゚)「おう、気がついたら一緒にいた、みたいな感じ」
('A`)「惚気かよ」
(,,゚Д゚)「いやほんと、俺より稼ぐし、抱きごこちとか硬いし、男みたいだからな、あいつ」
('∀`)「男だったりしてな!」
('∀`)「ハハハハハハ!」(,,^Д^)
-
(,,゚Д゚)「そうだ、こっちも聞きたかった」
('A`)「ん?」
(,,゚Д゚)「お前、誰に殺されたんだ?」
('A`)「ああ、実はな。杉浦って奴にバラバラにされたあと、這ってたらさ」
('∀`)「思いっきり転んで、首打っちゃってさ!とれた!」
(,,゚Д゚)「……」
('∀`)「ハハハハハハハ!!」(,,^Д^)
-
('A`)「いやぁ、いっつも首ポキポキ鳴らしてるから弱ってたんだろうなぁ。あんまりな死に方がかわいそうだからって、天国にこれたからいいけど」
(,,゚Д゚)「相変わらずバカだな!」
('∀`)「おかげでこうして気持ちいい思いができるんだけどな!」
('A`)「あ、でさ、みんな集まってくるじゃん。言えないじゃん転けて死んだなんて恥ずかしくて」
(,,゚Д゚)「おう」
('A`)「だから、一番嫌いな奴が殺したって言っといた」
(,,゚Д゚)「嫌いな奴?」
-
('A`)「知り合いにモララーって奴がいるんだけど、そいつ顔も品もいいんだよ。だからそいつが殺したって言っといた」
(,,^Д^)「ブハハハハハ!」
('A`)「……おっと、そろそろフィニッシュですな」
(,,-Д゚)「お、ドクオもか。俺もだ」
( A )「……うっうっ」(,, Д )
('∀∥*∥
/∥∥∥ノ
∞ ⌒∥))
o(//ー/*川oつUヽ
シュワーン
「うわ――――」
シュワーン
(^Д∥,,*∥
/∥∥∥ノ
∞ ⌒∥))
o(//ー/*川oつUヽ
シュワーン
-
〜〜〜
あめぞう町
あめぞう港
船着場
川 ゚ -゚)「……」
⌒*(・∀・)*⌒「生き返したぞ」
(; ・∀・)「よし、これで残りは──」
川 ゚ -゚)σ「よし鳥、次はそこに転がっているおふくろだ。名前はツン」
( ・∀・)「貴様、勝手に──」
川 ゚ーーーーーー゚)「あれ?残りがあるのにそんな口きいていいのかな?」
( ‐∀‐)「……くっ」
-
川 ゚ -゚)「そうそう、ほら、なめるんだよ靴」
ペロペロ
川 ⌒ ⌒ )
* ∀ *)
「あー、気持ちいいわぁ!自分が絶対に勝てると思ってた奴いじめるの超気持ちいい!」
( ‐∀‐)(……フン……そうやって、悦に浸っているがいいさ)
( ∀ )(素直クー。貴様は死ぬ。必ず、自分でも分からないうちに、な)
-
⌒*(・∀・)*⌒「どうするのじゃ?」
( ∀ )「照美、頼む」
⌒*(・∀・)*⌒「ふむ。ではそこの女を生き返すぞ。ふあああああああああ!!」
ξ ● () ● )ξ
「……」
ξ ●゜()゜● )ξ
「あれ……私……生きて……」
ξ ●゜()゜● )ξ
「そうだ、クー!私よ!ツンよ──」
-
川 ^ -^) 「よう、おふくろ」
(∀・ ) ペロペロ
/ ̄ ̄ ̄ヽ
|( )
/ / ∧ \
`/ / / \ \
(_/(⌒) (_)(⌒)
ノ ( ノ (
(uuuu) (uuuu)
ξ ●゜()゜● )ξ
ξ ●゜()゜● )ξ
-
川 ゚ -゚)「あれ、固まったぞ。おい鳥、大丈夫なんだろうな?」
⌒*(・∀・)*⌒「大丈夫じゃ、気絶しておるだけじゃ」
川 ゚ -゚)「そうか」
ノパ⊿゚)(生き返って最初に見た光景が、自分の上司が自分の娘の靴をなめているなんて固まるわそりゃ)
-
スクッ..( ‐∀‐)「さて……」
( ・∀・)「……最後の一人だ。これを生き返してくれたら見逃そう」
川 ゚ -゚)「ん、誰だ?クー様が特別に、仕方なくやってやろう。感謝しろよザコ」
( ・∀・)「……"杉浦"を生き返してもらう」
川 ゚ -゚)「杉浦……?ああ、あの強そうだったおっちゃんか。確か、しぃさんに殺された……」
( ・∀・)「……奴は嗤有門に必要な人間だ。頼む」
川 ゚ -゚)「んー、うん……いいだろう」
( ・∀・)「……」ニヤッ
-
( ‐∀‐)「……その前にひとつ、どうしても、ずっと言いたかったことがあるんだけど」
川 ゚ -゚)「なに?告白?」
( ・∀・)「『私は遠慮しておきます』」
ノパ⊿゚)(……ゼノギアスのシタン先生……?食人で有名なネタだが、なぜ、この状況下で……)
川 ゚ -゚)「は?ボケたのか?私はさっさと帰りたいんだ。ほら、生き返すぞ」
( ‐∀‐)
ノパ⊿゚)(……ま、まさか!?)
-
( ・∀・)「いや、ごめんねクーさん。なんでもないよ」
川 - -)「鳥、言うぞ。生き返す人間の名前は──」
ノパ⊿゚)「クー!!言うな!その名前を――」
( ∀ )「鍋、楽しかったね」
川 ゚ -゚)「プ ギ ャ ー 君 だ」
ノパ⊿゚)(……え、誰?)
-
( ・∀・)「……え?」
| |
| / ̄  ̄\
| | ∥ ∥ \
| | | |\ \
| | | | //
| | | レ/
| | | |U
| し| |
| | || |
| | || |
| | || |
| | || |
"゙ | || |
|ニ||ニL|
⌒*(・∀・)*⌒「ふああああああ!」
( Д )::.'ブフォッ
| |
| / ̄  ̄\
| | ∥ ∥ \
| | | |\ \
| | |\ 、 ,。 / /:`
| | |;・゚。・( ^Д^);´
| | | / !≡! \ |
| し| |
| | || |ブチャアアッ!!!!
| | || |
| | || |
| | || |
"゙ | || |
|ニ||ニL|
ブシャアアアアアアアアアッ!!!
-
ノパ⊿゚)
⌒*(・∀・)*⌒
(::^Д^)「あれ、俺……生きてる……あれ?え、なにこれ、え、どうなってんの」
川 ゚ -゚)「そうそう、私も鍋の時、モララーに一言だけ言いたかったんだ」
川 ゚ー゚)「『本当に食べてしまったのか?』ってな」
最終話 『クーは父親の仇を討つようです』 終わり
最終章 仇討ち編 終わり
次回 エピローグ
-
見てくれたみんな、センキュッ!
もう少しだけ付き合ってくれよな!
-
乙
-
何ですかクーが生き残っているんですか!(激怒)
-
モララーの中のネオマテリアルサイクロプスが目覚めてしまった……
-
このクーは緑髪どころじゃないぜ
-
>>265-266
このテンプレ、このテンプレなんだよな
相変わらずのファンサービスだ
天晴
-
>>337
緑髪で誰かわかってしまう自分が本当に嫌だ
-
乙
なかなかのオチだな
-
聖人モララーが死に稀代の屑クーが生き残るリアル
-
いい勝ち方してんねぇ!道理でねぇ!
でもクーが生き残ってる -1145141919点
-
すげぇ…なんだこれ…
-
緑髪はフラグだったのか....
にしてもドクオが父親でクーはよく処女でいられたな
-
※業務連絡。
今日は忙しかったので、明日の定休日に投下します。
業務連絡終わり。
-
シュゥゥゥ……
川 ゚ -゚)「……」
ノパ⊿゚)「……」
⌒*(・∀・)*⌒「……」
(; ∀ )「ぐ、ああぁ……うぅ……」
( ^Д^)「え、ちょ、これなんすか、ねぇ、誰か分かる人ー!」
-
川 ゚ -゚)「……」
ノパ⊿゚)「……」
⌒*(・∀・)*⌒「……」
(; ∀ )「つ……うぅ……」
\( ^Д^)/「誰もいねー」
-
⌒*(・∀・)*⌒「ふむ。どうやら終わったようじゃな。ゲームセットじゃ」
( ^Д^)(俗っぽい鳥が喋ってる……)
(; ∀ )「ハァ……ハァ……」
⌒*(-∀-)*⌒「よくわからんが、モララーよ。その傷では助かるまい。いくらお主の生命力が強くても、腹に人間サイズの穴が開けば、もって数分じゃろ」
⌒*(・∀・)*⌒「では、我は鏡に戻る。サラダバー」
シューン
川 ゚ -゚)⊃◎パシッ
川 ゚ -゚)「……」
( ^Д^)(なんだ、鏡に吸い込まれていったぞ……?)
-
川 ゚ -゚)「……」
(; ∀ )「……う、うう……」
川 ゚ -゚)「……」
ノハ;゚⊿゚)「ハッ、クー!大丈夫か!?」
川 ゚ -゚)「うん……」
ノパ⊿゚)「よくあれだけの人数を生き返したな!」
(* ^Д^)(え、もしかして、クーさんが俺を生き返してくれたのか……!?)
川 ゚ -゚)「……」
ノハ-⊿゚)「……クー、やはり思うところがあるか」
( ^Д^)(そうか……俺を殺したことを悔やんで……!)
-
川 ゚ -゚)「……討てたんだ、仇」
ノパ⊿゚)「えっ?」
川 ゚ -゚)「これが……"仇討ち"、か」
ノハ-⊿-)「……クー」
( ^Д^)(よし、俺。状況を整理しよう。こういう時に空気キャラって便利だ。誰にも考え事の邪魔をされないからな)
-
ノパ⊿゚)「そうだ。これが……仇を討つということだ。復讐の連鎖が終わるときだ」
( ^Д^)(このかっこいい事を言う人は、なんで半裸なんだろう。あとなんでパンツが汚れてるんだろう)
川 ゚ -゚)「……」
ノハ-ー-)「フッ……」
ノパ⊿゚)「色々と、疲れただろう……ツンさんを連れて行く。後で第八倉庫に来い」
..ξ ●゜()゜● )ξズルズル..⊂ノパ⊿゚)
( ^Д^)(そして、あのグロテスクな物体はなんなんだろう)
-
(; ∀ )「……ぐ……ああ……くそっ……くそっ……こんな、こんなクズに……」
(; ^Д^)(あの倒れてる人の腹から出てきたよな俺……あ、でもあの人まだ息があるみたいだ)
川 - )「……」
( ^Д^)(……でも、一番の疑問は……)
川 ー )
( ^Д^)(なんでクーさん、笑っているんだろう)
-
川 ゚ ー゚)「クックック……」
(; ^Д^)(!?)
川 ゚ ー゚)
⊂ ノ
ガンッ!(__つ
し'
⊂⌒ヽつ;‐Д・)つ
(; ‐Д・)「ぐあっ……!!」
川 ^∀^)「アーーーーーハッハッハッハ!!惨めだ無様だ笑えるな!!えぇ!?モララーよぉ!?」
-
川 ^ー^)「驚いたよ!まさかあの時の鍋で二人とも人間を食ってたなんてなぁあああ!?」
(; ^Д^)(どういう展開でそうなって今に至るんだ……!?)
川 ゚ヮ゚)「着眼点は良かったさぁ!私もしぃから細胞が入れ替わる話を聞いていなかったら、この穀潰しを生き返してお前を殺すなんてこれっぽっちも考えなかったからなあ!!」
( ^Д^)(えっ!?呵責に耐えられなかったとかじゃないの!?)
-
(; ∀ )「く、くそ……ったれ……」
川 ゚ ー゚)っ
(っ /´
/ '⌒)
,,( / ̄U 、、 ガンガン!!
`(( (; ‐д・) ))
ヾ ``ー─´ 彡
ガンッ
ガンガンガンッ
川 ゜ー゜)「どうだ、痛いか、苦しいか、んー?言ってみな、クー様に言ってみな?」
川 ヾΑヾ)「たちゅけてくだちゃいー、僕は童貞卒業するまでしねまちぇーんってなぁああああ!?」
(; ∀ )「ころ……せ……」
( ^Д^)(……)
川 ゚ -゚)「いやだね」
-
(; ∀ )「……」
川 ゚ -゚)「お前が死んだら心臓に杭を打ちつけてやろう。それから、もう一度この鳥を使って生き返してやる」
川 ゚ ー゚)「すると、どうだ?生き返った瞬間に激痛と共に死。無限ループだよ、生と死のな」
(; ∀ )「……クズが……」
川 'ヮヮヮ')「ぶひゃひゃ、ぶっははは!!あー、たのしっ!仇討ちっていうのはこうも面白いのか!!」
-
川 ゚ -゚)「だけど、お前のその全部諦めた表情、つまらないな。そうだ」
(; ∀ )(……?)
川 ゚ -゚)⊃≡◎シュッ
◎"ペチッ
⊂⌒ヽつ;‐Д・)つ
◎<お、おい、なんじゃ?我をモララーの上に置いて……
(; ∀ )「な、なにを……」
川 ゚ -゚)「予定変更だ。鳥もろとも殺してやろう」
◎<なっ!?
-
(; ∀ )「や、やめろ……!!照美は関係ないだろう……!」
川 ゚ -゚)「よくよく考えればさぁ、万が一」
川 ゚ -゚)「万が一、この鳥が他のヤツの手に渡って、お前と関わりのある人間が私に復讐しようとする可能性を考慮すると、こうするのが一番なんだよ」
(; ∀ )「し、しない……!そんなことは、誰も――」
川 ⌒ -⌒)「どうかなぁああああ?まぁ?いいんだけど?来たら返り討ちするし?」
(; ∀ )「じゃ、じゃあやめてくれ……!頼む……!」
川 ゚д゚)「やぁだ。お前の苦痛にゆがむ死に様を見るにはこれしかないからな」
(; ∀ )「……鬼……悪魔め……!」
-
川 ゚ -゚)「私をこけにした罰だ。地獄で貞子によろしく──」
(; ^Д^)エイヤッ!川 ゚ -゚)
(つ⌒/⌒/≡つ::(⌒/⌒/)
(_)_) (_)_)
ドンッ
川 ゚ -゚)「……」
(; ^Д^)⊃「ハァ……ハァ……」
-
(; ・∀・)「き、君は……僕の……腹に居た……」
( ^Д^)「や、やめるんだクーさん!!その人、悪い人じゃないでしょ!?」
川 ゚ -゚)「……プギャー君」
( ^Д^)「俺は……ドクオさんに、あなたのお父さんに一度、命を救われた」
( ‐Д‐)「もういやだ、もう死にたい……自分勝手な諦めで、そう思ったあの日の晩、ドクオさんと出会って、生きることへの気力が湧いたんだ」
( ^Д^)「それから色々あったけど……こうして生きてる!それがすごく嬉しくて、それがすごく幸せなんだ!!」
( ^Д^)「だからっ!!自分を犠牲にしてまで誰かを守ろうとする立派な人を、明日を生きたいと思っている人を、殺すなんてやめてくれ!!」
-
(; ・∀・)「……」
川 ゚ ー゚)「プギャー君……」
( ^Д^)「クーさん……!!」
川 ゚ ー゚)っ
バゴォッ ヽつ ノ
・⌒≡=― (_三二=-
`J
( ゜Д゜)≡「ぐああああっ!!」
川 ・ ー・)「脇が開く癖はまだ直っていないな。蚊よりも優しい拳だったぞ。ん?」
(; ^Д^)「う、ぐうう……!」
-
川 ゚ -゚)「私の邪魔をするなんて、そんなに死にたいか。なら望みどおりにしてやろう」
川 ゚ -゚)⊃ガシッ( ^Д^)「え……」
⊃≡⌒( ^Д^)ブンッ「うわっ!」
\ ⊂⌒ヽつ;^Д^)つ/
⊂⌒ヽつ◎;‐д・)つグシャッ!!
ドサッ
川 ゚ー゚)「まるで瓦割りだな。かかと落としで三人纏めて死んでもらおう。あ、鳥は割るの間違いか。ハハハハハ」
-
◎<そ、そうじゃ!お主、警察がくるんじゃぞ!?よいのか!?
川 ゚ -゚)「警察?」
◎<たとえ我らを殺したところで、死体の処理までは不可能じゃ!じきに見つかる──
川 ゚ -゚)「言い事を教えてやろう。昔、しぃから聞いたんだがな」
川 ゚ -゚)「臓器のない死体は、水に浮かばないらしいぞ?」
◎<……な……!
川 ゚ ー゚)「ところで、腹にどてっぱらを開けているモララー君の臓器は、海に沈めたらどうなるのかな?」
(; ‐∀‐)
-
(; ^Д^)「お、俺だっているんだ!俺は健康だぞ!!」
川 ゚ -゚)「ホームレス風情が海に落ちたところで誰も、なにも気にしない」
( ^Д^)「くっ!」
川 ゚ ー゚)「さぁ、御託はすんだか。モララー、あの世で私を見くびったことを後悔するんだな」
川 ゚ー゚)「とはいえ、最後だ。三下同士、遺言を交わすといい」
-
(; ∀ )「……ぐっ……すまない、照美と……プギャー君……だったか……せめて、杉浦さえ生き返せれば……」
◎<ジコチュリキが150もあれば……名前を呼んでくれたらすぐなのにのぅ……
(; ^Д^)(呼ぶと生き返るのか……人の命ってなんだろう)
川 ^ ー^)「そうだよなぁ!杉浦さえ生き返せれば私を殺せるのになぁ!?」
(; ^Д^)「……いえ……あなたは……悪くありません……」
川 ゚ -゚)「なんだよー、かまってよぉ」
◎<……仕方あるまいて。大屑人には勝てん……そうじゃ、モララー。
(; ∀ )「なんだい……照美……?」
-
◎<お主が好きじゃ。あの世でセックスしよう。
( ^Д^)「えっ!?」
(; ∀ )「ハハハ、そうだな……そうしよう……僕、ホントは素人童貞だから……お手柔らかに」
(; ^Д^)「ええっ!?なんだこの死に際のカミングアウトの応酬!?」
-
川 ゚ε゚)「ブフォ!淫乱鳥に素人童貞!おまけにホームレスかよ!こいつらきもちわりぃ!」
◎ ジィーッ( ・∀・)
( ^Д^)「ジー……なんでこっち見てんのかな。こっちみんな!」
(; ∀ )「君の番だよ。まぁ君はまともそうだから期待はしてないが……」
◎<はよ言わんか。どうせ死ぬんじゃ。
( ‐Д‐)「えー、た、たいしたことしてないけど……俺なんて……」
-
ジィーッ
( ‐Д‐)「……あー、ゴホン。実は俺」
( ^Д^)「寝てるクーさんに挿入したことあります。チンコ」
( ・∀・)「えっ」
◎<えっ。
川 ゚ -゚)「えっ」
(* ^Д^)「気持ちよかった」
-
川 ヾДヾ)「この"クズ"ガァあああああ!!私の貞操をぉおおお!!」
( ・∀・)「クズ……ハッ!!照美!!」
◎<ん……あ!!なるほどの!よぉし、がってんしょうちのすけじゃ!!プギャーよ!!言え!!
( ^Д^)「え……あ、そっか!」
-
⊂⊃
||
||
||川ヾД )
[二]) ̄V ̄人\
||| 8 |||
||| | ○
\ ̄ |
 ̄ ̄\ \
| |
[二 ]スッ...!!!
川 Д )「死ねえええええええぇええええ!!!!」
( ^Д^)「生き返してください!!」
-
⊂⊃
| |ゴ
| |ォ
| |ォ
| |オ
| |オ
| |オ
| |オ
| |オ
川| |Д )
[二]V ̄\
/| |8 人\
○| | | ○
|  ̄|オ
 ̄| |オ
| |オ
[二]
| |オ
| |!
| |!
⊂⊃!
( ^Д^)「杉浦さんを!!」
-
_____
( )))))
╋┓¨ | ⌒ `i
┃┃ | ノ |
¨/ / /
/ |
/ |
/ }
ヽ ̄___\ ノ.
〈 ̄ ̄.:/  ̄ ̄丶
、└′ / ヽ / |←プギャー
| 厂| /
\ ∠_/ /
( 。Д。)「ぎゃあがっ!」
◎<ふあああああああああ!!
-
_____
( )))))
| ⌒ `i
| ノ |
/ ※※※
/ ≡( ФωФ)
/ ※※|
/ }
ヽ ̄___\ ノ.
ブシャアアアアアアアアッ!!
◎<足から!?
-
川//<_ノ 丶_ノ\//
川/ ゜ ゜ |/
川U u U U U
川 U Г ̄| U |/
川u U |WWW| UuU|/
川∧ |WWW| ///
川/\_`ーイ_////
「いってぇええ!!足がぁ!!死ぬぅ!!」
◎<……出血多量じゃ!モララーならいざ知らず、お主ごときでは……!
川 Д )「い、いやだ、あ、冷たあ、ああ、あ死ああ、あ死死あああ……」
バタッ....
◎<くたばれ……バカ娘……!
-
( ‐∀‐)「や、やった……これで……思い残すことはない。先にいってるよ、照美」
ガクッ
◎<モララー!!
( 。Д。)「死ぬ前の俺……仇はとったぞ……!また死ぬけど」
ガクッ
◎<レイプマン!!
-
\`\
./ヽ_メ 〈
し/ 、 /⌒i
ゝ川 )ノi ノ
/ ノ ノ (ノミ>
〈  ̄´ミ
` ̄ ̄
.......グチャァァ...........
⊂⌒ヽつ )つ
⊂⌒ヽつ )つ
( ФωФ)「……どこであるか、ここ。それに、死体が3つ……」
-
◎<二人とも……!!お主らの思いは、確かに──
( ФωФ)「なんであるか、この喋る鏡は。気味が悪い」
( ФωФ)≡⊃゙◎ガンッ
ヒューーーーン⌒⌒≡◎
海海海\ポチャン/海海海
-
( ФωФ)「さて……ふむ、こやつは、ドー・テイ……?それと、この道場服の男は、素直道場の」
( ФωФ)「そして……」
( ФωФ)「こやつは、白虎の娘……」
( ФωФ)「そうか」
-
( ФωФ)「父親の死……道場主の仇……組織への憎悪……結果――」
( ФωФ)「誰も我慢できなかった……であると、そういうことか」
-
ピーポーピーポー
( ФωФ)(警察……フッ)
ピーポーピーポー
( ФωФ)「神、天にいまし給い、地にはただ平和」
( ФωФ)「──世は、こともなし」
-
〜〜〜
エンディングテーマ
https://www.youtube.com/watch?v=YoQn8ZpR1Lw
地獄
新・閻魔殿
【親愛なるお父様へ
閻魔大王というとても重たい肩書きに、日々、振り回されております。
同時に、あなた様が行っていた仕事も、あなた様が思ってくれた愛も、心に深く感じ入ることができる。
そんな毎日です。
ですが、以前とは違い、私には友が居ます。
きっと、これからも地獄の隊長として、また、閻魔大王として……
そして、貞子という一つの存在として、この地獄を統括してまいります。
──安らかな静寂をば。
貞子】
-
川^ー川φ「……これでよし」
川д川「もう、何百枚目だろうか。お父様への思いを綴ったこの日記は」
川д川「……いつか、必ず。あなた様の無念を晴らさせていただきます」
川д川「その時まで……私は」
-
ガチャ
Ω「閻魔様ぁ!」
川д川「なんだ、騒々しい」
Ω「敵襲、敵襲です!!」
川д川「……敵襲?」
Ω「はい!女が一人、こちらの兵を片っ端から暴行しています!」
川д川「女……?地獄での荒くれ者が反逆することなど、よくある。消せ」
Ω「は、はぁ……それが」
川д川「どうした」
-
Ω「なんでも、要求をのまないと皆殺しにすると脅して……しかも、めっぽう強く、精鋭部隊ですら、とてもとても……」
川д川「……要求とはなんだ」
Ω「はっ、それが──」
川 - )⊃ ガチャ
川 - )「全く……私がそう簡単に消えてたまるかっていうんだ……」
;;Ω;;「き、来たッ……!!ひぃ!!」
-
EDがわりと合ってて草
紅楼いいよね
-
川д川「ほう」
川ー川「この閻魔殿に一人で来るとはいい度胸だ。名を聞いておこう」
川 ー )「よう、偉くなったな。私のおかげだな、えぇ?」
川゚д川「……き、き、き、貴様はッ……!!!!」
-
川 ゚ ー゚)「さーだこ、生き返してくれ。復讐するから」
川゚д゚川
川 ^ -^)「さーだこっ、どうしたんだよぉ、私とお前の仲──」
川д川「お父様の仇……!!かくごぉおおおお!!」
≡川 ゚ー゚)「お、やるか!また泣かせてやろう!こっちだバーカ!」
≡≡川# д川「待てコラガキ!」
川 ^ヮ^)「ブッハハハハハハ!」
-
【クーは父親の仇を討つようです】
エピローグ
【えと、最後に宣伝なんですけども、あのー、1は普段あのーカタカナで『ハチウオ』ひらがなで『が』、漢字で『さんずい』に『立』で『ハチウオが泣く』というお名前で、えー、自作品のまとめなどなど、上げておりますので、もしよければ、そちらも是非ご覧いただければなんて思います(半笑い)】
終わり
-
【メインスタッフロール(その後)】
('A`) 素直ドクオ ジコチュリキ 70億
現世では最終的にミートパイの材料としてしぃに調理されたが、
天界での風俗店『ヘブンズ』にて性行為中に蘇生。
フィニッシュと同時に生き返る。
消息不明ではあるが、ミートパイを食した美和が、洗面台に嘔吐したことを鑑みるに、どこかの下水道に詰まっている可能性が高い。
ξ゚⊿゚)ξ 素直ツン ジコチュリキ 130
モララーにて殺害されるも、蘇生。
以後、ヒートと共に第八倉庫でクーの帰りを待っている。
なお、改造された脳および顔や身体は、ヒートの手配した医者によって元に戻された。
-
(,,゚Д゚) 山岸ギコ ジコチュリキ 7000
山岸しぃの夫。天界での風俗店『ヘブンズ』にて性行為中に蘇生。
フィニッシュと同時に生き返る。
生き返った場所が死んだ場所である商店街だったため、わいせつ物陳列罪の疑いで逮捕された。
<(' _'<人ノ 高崎美和 ジコチュリキ 8万
素直道場炎上により焼死。以後、地獄の試練、第二関門を務める。
休みの日はロフトに買い物に行っており、現在、ロフトのスタバでアルバイトをしながら地獄の部隊員を育成する学校への資金を稼いでいる。
自身と境遇が似ていたためか、勉強や訓練を教えてくれるためか、最近、貞子のことが気になってきている。
-
( ´∀`) 陳モナー ジコチュリキ 100万
病院で療養中。
実は、港でクーとモララーが戦っていたとき、蘇生の話が出たところで彼のチンコを蘇生して欲しいと思っていたヒートだったが、彼女が空気を読んだため、いまだに快復には至らない。
いつか、ナースコールで「チンコが治った!」と叫び、ナースを困らせることが夢。
ノパ⊿゚) 陳ヒート ジコチュリキ 1200
第八倉庫でクーの帰りを待っている。その思いは日に日に大きくなっており、二日に一回は"する"。
-
( ^Д^) プギャー君 ジコチュリキ 870億
屈指のジコチュリキを持っているが、影が薄いため照美ですら気付かなかった。
彼が死にたいと思ったのは競馬・競輪・競艇・パチンコ・パチスロなどのあらゆるギャンブルで膨らんだ借金が原因。闇金を含む金融会社から借りている総額は億──金融緩和前──を越える。
素直道場への入門費及び月謝を払えたのは、自身がコピーした違法な金を使ったからである。
素直クーに気づかれず挿入した際、出てしまったため慌てて拭いたことは誰も知らない。
-
( ・∀・) モララー ドー・テイ(ソウロウ) ジコチュリキ 150
死亡後、天国にて飲食店に勤める。顔と性格が良いために、天女達からの人気は高いが、本人は純愛を貫き、ただ一人(一鳥)のことを想う。
なお、彼が卒業した時の相手は、嗤有門のボスと共に無理やり連れられたヘルス『カーチャンの家』の人気ワースト1、カーチャンである。
-
( ФωФ) 杉浦ロマネスク ジコチュリキ 3
マフィアやヤクザなどの反社会的組織を相手に拳を振るう正義漢であったが、嗤有門の方針によりやむを得ず悪に手を染める。
港にて、駆けつけた警察により逮捕。罪をすべて認め、さらにはクーやモララー、プギャーの死体について、自分が殺したと説明し、死刑となった。
嗤有門最強という強さのためか、彼の歩んだ修羅道は筆舌に尽くしがたい。作中、最も仇討ちに対して否定的な人間である。
-
( ^ω^) ブーン ジコチュリキ 90
蘇生後、ロフトにて飲食店めぐりをし、出禁となる。
心優しい彼だが、食事について少しでも不満があると殺人すら厭わない。
从 ゚∀从 ハイン ジコチュリキ 260
蘇生後、ロフトのヴィレッジバンガードでアルバイトをする。
将来の夢は医者になり、人々を笑わせることだが、そのための実験で人体を解剖する衝動を抑えられず、ツンを説得して解剖した。
-
(´・_ゝ・`) ボス デミタス ジコチュリキ 0
すべての人々を、自分ができる範囲で笑わせることを夢見た若きリーダー。
しかし、桃源郷の魅力に取り付かれ、暴走。犯罪行為をいとわなくなる。
最終的には仲間と共にロフトで遊ぶも、ブーンとハインの進む道にはついていかず、一人、世直しの旅に出た。
なお、嗤有門の幹部はドクオを除き、全員が基本的に善人である。ジコチュリキの量は、桃源郷の魅力が原因である場合が多い。
-
川д川 貞子 ジコチュリキ 20
地獄の隊長から、父、閻魔大王の逝去により閻魔大王として君臨することとなった。
初めは慣れない業務や、閻魔殿のスタッフからのやっかみに、心が折れそうになるも、
友とともにひたむきに努力。すべてが改善したわけではないが、少しずつ、周囲も認めている。
休みの日はほとんどないが、空いた時間は部下や美和の面倒を見ている。最近、視線を感じることが多い。
-
川 ゚ -゚) 素直クー ジコチュリキ 2000億
地獄にて閻魔である貞子にケンカを売るも、返り討ちにあう。
拘束され、存在を消される前に、貞子の計らいで一度地獄へと落とされることが地獄会議により決定。
無間地獄にて349京2413兆4400億年の間、絶望を味わうこととなる。
余談だが、この地獄は非常に広大で、7重の鉄壁に囲まれ、7層の頑丈な鉄の檻が巡らされ、逃げ出すことなど絶対にできない構造となっている。その周りには刀が林のように突き立っている。
四隅には、巨大な銅でつくられた獰猛な狗(イヌ)がおり、頭は怪獣、口は夜叉、目は64あって稲妻のような光と雷のような大音響を発するとともに、機関銃のように鉄丸を発射する。
牙は剣よりも鋭く、天蓋を突く破るようにそそり出て、舌は鉄のトゲを思わせ、毛穴のすべてから猛火を吹き出し、そこから発せられる煙と悪臭は、他に例える物がないほど非道く酷いものである。
さらに、他の地帯には、鉄や銅が熱く沸きたち、8万4000匹もの大蛇・毒蛇がどぐろを巻いて待ち受けており、500億匹の毒虫が嘴を尖らせてクーを歓迎しているのだが、そんなことを彼女は知らない。
現在は、自由落下速度で2000年間、恨み言を吐きながら落ち続けている。
-
(*゚ー゚) 山岸しぃ ジコチュリキ ???
香港に飛び立って以後、消息不明。
-
〜〜〜
蛇 足 壁
| | | |
| |┳―┳―┳―┳| |
| |┻┳┻┳┻┳┻| |
| |━━┳┻┳┻┳| |
| |┻┳┻┳━━┻| |
| |┳┻┳┻┳┻┳| |
| |┻┳━━┻┳┻| |
| |┳┻┳┻┳┻┳| |
| |┻―┻―┻―┻| |
```` ```
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
-
(´-ω-`)スヤスヤッ!
(*゚ー゚)≡⊃バシッ
(´゚ω゚`)「グハァアアアアッ!?」
(*゚、゚)「寝てるな!」
(´ ω `)バタッ
(*゚ー゚)「あらー、死んじゃった☆連れてきた意味なかったわ☆」
◎<まったく、とんでもない女じゃな、お主。
-
(*^ー^)「フフ、だって政府から受けた仕事は途中でほっぽりだすし、あげく寝てるんだもの。起こそうと思ったんだけどね」
◎<永遠の眠りについたの。
(*゚ー゚)「まぁいいでしょう。さて」
◎<うむ。まさか海に沈んだ後に釣り上げられるとは思わなかったわ。お主、いったい何者じゃ?
(*゚ー゚)「あら、ただの釣り好きなおばさんよ。フフフ」
<(キチガイか……?ジコチュリキは……バカ娘と比べれば、以前と変わらずたいしたことないしのぅ。単に戦闘能力と探知能力が高い人間か?)
-
(*゚ー゚)「それより、ラーノの鏡さん。これはどうやって開けるのかしら?」
◎<あ、忘れとった。竜の紋章がないと開かん。
(*゚ー゚)「竜の紋章?」
◎<我としたことが……すまん、これでは開かん。
(*゚ー゚)「それが鍵なのね」
◎<ところで、どうしてお主が桃源郷など?あれは確かに人間にとっての楽園じゃがお主ほどの者には……
(*゚ー゚)「まぁ政府の依頼なんだけどねー……んー、"中に入ったら"教えてあげる」
◎<は?だから鍵がないと──
(*゚ー゚)≡⊃シュバッ
-
| | | |
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| |┻┳┻┳┻/┻| |
| |━━┳┻/┻┳| |
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| |┳.:゛ 、┳| |
| |┻┳;' ,┳"┻| |
| |/┳┻┳┻┳━| |
| |┻―┻―┻―┻| |
```` ```
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
バギャアアアアアアアン!!
◎<えっ!?
-
(*゚ー゚)「なんだ、脆いわね。最初から一人で来てもよかったかしら」
◎<(し、信じられん……ミサイルでも破壊できん蛇足壁を……素手で……)
(*゚ー゚)「さ、入りましょ」
◎<(こやつ……いったい……!?)
-
〜〜〜
桃源郷
超次元連結システムルーム
(*゚ー゚)「……ここが、超次元連結システムルームか」
◎<なんじゃ、そこまで知っておったのか
(*゚ー゚)「……」
◎<普通の人間なら、ここにくる前に通った楽園……『ドラッグストア』で、薬漬けになるんじゃがの。
(*-ー-)「あんなものに興味はないわ」
-
◎<いやいや、そういう意味じゃなくての。コカインやマリファナなど比較的軽い薬物とは違って、クロコダイルやヘロインみたいな劇薬を常時摂取するフロアじゃぞ?本人の意思なんぞ関係ない。
◎<しかもその存在の一端を知るだけで、わずかながらにでも頭がハッピーになるという人類において最大の幸福じゃぞ?それを興味はないどころか素通りって……
(* ー )「だから、興味がないのよ。私が欲しいのは──」
|(●), 、(●)、|「そこまでだ」
(*゚ー゚)「!」
-
◎(なんじゃ……?ガスマスクなんぞしよって……こやつも桃源郷に詳しい人物か?)
|(●), 、(●)、|「ご苦労だったな、しぃよ」
(*^ー^)「あら、幹事長。こんなところまでご足労いただいて」
|(●), 、(●)、|「おかげで各国に先駆けて、あの楽園を手にすることができる。礼を言おう」
(*゚ー゚)「いえいえ」
-
|(●), 、(●)、|「ところで……君の後ろにある装置はなんだね?」
(*゚ー゚)「これかしら。超次元連結システムよ」
|(●), 、(●)、|「ロマンがあるネーミングだ。効果は?」
(*゚ー゚)「他の世界に行けるわ」
|(●), 、(●)、|「……ほう」
(*゚ー゚)「今回の報酬はこれにしてくれるかしら。ちょっと"戻りたい"世界があってね」
◎<(戻りたい……?こやつ、別世界の……?)
-
|(●), 、(●)、|「ふむ……私も興味が出てきた」
(*゚、゚)「あら……ならどうしましょうか?」
|(●), 、(●)、|「どうかな、功労者の君へプレゼントを用意してある。それと引き換えにはならないか?」
(*゚ー゚)「プレゼント?」
|(●), 、(●)、|「"キス"だよ」
∧、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
冫⌒ヽ\ |
|(●)| i\(●), 、(●)、|
ヽ_ノ ^i∥
.|_|,-イつ \ /
[_||/〕  ̄ ̄ ̄ ̄
[二二〕
└─'
カチャッ
-
(*゚ο゚)「……」
|(●), 、(●)、|「お遊びは終わりだ、しぃよ。君は用済みとなった。桃源郷さえ手に入れば世界のすべてを支配できる」
◎<じ、銃……どうやらハメられたようじゃな。
|(●), 、(●)、|「む……それはラーノの鏡か。ちょうどいい、軍で死亡した兵の蘇生に使えるな」
◎<お主もなかなかにクズじゃのう。
|(●), 、(●)、|「クズ、か。ハハハ、そう貶すなよ。これから『王』となる私に、そのような低俗な言葉は似合わん」
(*゚ー゚)「……王?」
-
|(●), 、(●)、|「そうだ。総理も、大統領も、全て私の足元に跪く。いわば、王。絶対的な権力」
|(●), 、(●)、|「そのために不安分子は潰しておきたいのでね。残念だが、君はここで死んでもらう」
(* ー )「……そうか、遊びは終わりか」
|(●), 、(●)、|「そうだ。プレゼント、受け取ってくれるかな?」
(*^ー^)「うん、ありがとう」
-
,-、:`)
'、(;;(⌒:) ,
'、(("^⌒)∴.・
・、"⌒y⌒((";ノ人/
、(⌒;从;;)⌒))、
(ヾ⌒)"从⌒)⌒\
"‘;゚."⌒ (ゞ⌒)ヽ
ズガガガガガガガ!!
-
⌒,:⌒⌒⌒;,;"⌒⌒゙ヽ
'::,';;''シュウーーゥ... ;;;;
''、;:, ;;; ,;; ;;,;
''、; ;;; ,;; ;;,;
''、; ;;; ,;; ;;,;
''、;;; ,;; ;;,;
〜゙〜,〜,ノ ゞ,〜,〜"
|(●), 、(●)、|「いくら君とて、弾丸を食らっては生きていられまい」
|(●), 、(●)、|「安心しろ、私が王となれば、国は豊かになり、民は幸せに──」
「その見解は間違っていますね」
|(●), 、(●)、;;|「……なッ……!?」
-
~: :.
;;;; (*゚ー゚) ;;;;;
ザッ....!!!
;...~
◎<(い、生きておる……それどころか、傷一つない……!)
∩(*゚ー゚)∩スッ..
◎<(両手を……顔に……?)
-
∩(*゚ー゚)∩「国は豊かに?民は幸せに?くだらないな」
|(●), 、(●)、;;|「き、貴様は……なんだ……!?」
∥(*゚ ゚)∥カポッ
∩( A )∩
「食べたいものを食べ、犯したい女を犯し、好きな時に寝る」
◎<顔が取れおった!?いや、それよりも……ジコチュリキが……上昇していくじゃと……!!!
-
(*゚ ゚)⊂( A )「国は家、民はペット、仇名すものは全て排除する」
( A )「それが、『王』というものです。違いますか?」
|(●), 、(●)、;;|「な、なんなんだ!!貴様は、いったい……!?」
ロールプレイ
('A`)「遊びは終わりです。王は二人も要らない」
|/(●),/、(/●)/、|「え──」
/ ::::::\
| ,―― ―― ::|
| 、(o),、(o), :|
ブツッ.. | く :::|
\ /([≡])ヽ /
/`ー--‐―-´\
| |
|( ), 、( )、|バタッ
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◎<顔面が切断した……な、なにが起こって……うっ!?
;;;◎;;;<京、垓、穣、溝、澗、正、載……ま、まだ上がる……!?な、なんじゃ……この……ジコチュリキ……は……
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 ̄
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∠/ _
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∠フ `-`
/フ
 ̄
パリーン!!
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('A`)「砕けたか……なにがジコチュリキですか。所詮、稚拙な要素しか組み込まれていない世界の紛い物ですね。ロールプレイも飽きました」
( 'A`)「それにしても、この世界の僕や、同じ顔をした人間達は脆弱でした。まるでアリのような存在、無価値だ」
(-A-)「そして……クーさんは、特別に可愛くなかった。どこの世界にいっても、やはりあのクーさんでなければ」
('A`)「僕は満たせない」
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(-A-)「待っていてくださいね、クーさん」
('A`)「今、会いに行きます……そして、僕のペットになりなさい」
( ∀ )「ククク……」
('∀`)「我が名はティンダロス伊差坂!!絶対にして唯一の王なり!!」
(゚∀゚)「ハァーーーーハッハッハァ!!!!」
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('∀`) ティンダロス伊差坂
ジコチュリキ改めクズ力 166万の14乗=1,206,460,847,409,785,218,763,324,012,953,600,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000
12064608474097852187無量大数6332不可思議4012那由他9536阿僧祇というクズ力を持つ、クズの王である。
(無量大数までの命数法による数値)
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元の世界において、人の願いを叶える天牙により消息が不明となっていたが、時空を彷徨ううちに別の世界へと行き着くことに成功。以来、タイムパトロールに狙われる。
発覚を隠すため『しぃ』という存在に偽装してロールプレイをし、好き勝手をしていたが飽き、桃源郷にある超次元連結システムを使って再度、時空を飛んだ。
その先にあるものは果たして──
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くっそwwwwwwwwやられたwwwwwwwwwwwwww
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最 終 作
原
点
クーはテーマパークを作って売るようです
〜クーゲーム2 ティンダロスの逆襲〜 (仮)
回
帰
2015年 投下予定
don't worry,
soon ending...
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ティンダロス本当に好きだな
それよりも何でクーが楽しそうなんだ
無限地獄直行だろうしね
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見てくれたみんな、ベリーセンキュッ!明日ブログを更新したら、ちょっと仇討ってくるから、見かけたら応援してくれよな!
では、さようなら!
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言い忘れてた
本当に乙
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まじで超乙
次作も楽しみにしてるわ
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※補足
>>425
最後に貞子と会った時点では、自分が負けるはずがない、絶対に助かると思っているので楽しそうなんです。その後、やられます。
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>>429
それを聞いて安心した。
全身の細胞が狂喜してるよ!
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乙乙
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乙
シリーズ化か楽しみにしてる
ただもう一つの現行も更新してくれよ
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クーがちゃんと地獄にいった -1145141919点及び訴訟は取り下げる
クッキー☆の蛇足パート再現ナカナカヤルジャナイ
本当の蛇足にならないよう頑張るんだぜー
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そういやティンダロス乱暴粗雑にも出張してたな……
よかったスーパードックンは犠牲にならずにすんだ
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粗雑なのはそのレス
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次の作品も楽しみだw
そうかティンダロスはクーをミートパイにして食べる性癖があるのか
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MUR削除依頼早いっすね。ホモはせっかち
あとお前無類のクッキー☆好きか?(今更)
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乙乙乙!
ティンダロスのラスボス感ぱねえ
それの前には取るに足らないことだけど、ティンダロス山岸さんに掘られたんだな………
クーゲーム2楽しみにしてます
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逆に次で終わるの寂し過ぎる
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>>381の曲今更聴いたらほんへのエンディングなんすね
いい曲なのに東方激寒紙芝居に使われてかわいそう
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乙
ティンダロスがポーキーみたいなことになってる……
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勃起ーじゃなくて?(藁
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まさかクーゲームに繋がるとは
けどクーゲームのクーよりこっちのクーの方が可愛いだろ
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正直プギャーが挿入した事に興奮を隠せない
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乙。いや、もうそこまでひっぱらんでもいい思うが
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ちょっと前作見てくる
クーゲームだけでいいのか?
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これとストーリー的に関わりがあるのはクーゲーム
って言っても今のところ平行世界としての関わりしかないが
一ファンとして無責任に評価させてもらうとクーゲームめっちゃ面白いぞ
汚れの描写はクー仇の方が上かもしれんが、クーゲームはバトルが最高に熱い
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折角だから他の過去作品も読んで欲しいな
個人的にはスーパードックンが一番好きなんだ
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TDNがホモビに出なかったらこの作品はなかった
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